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中国・四国 地方議会・首長,政治・選挙スレ

131千葉9区:2009/02/14(土) 16:20:08
http://www.nnn.co.jp/tokusyu/teiryu/090213.html
2009/02/13の紙面より
【中】 割れる市議

「激震」機に異例の動き

 二〇〇七年三月二十三日、米子市議会の議場で前代未聞の事態が起きた。予算審査特別委員会で、執行部提案の〇八年度一般会計当初予算案が出席議員二十八人の全会一致で否決されたのだ。

 取材に対し「市長に不信任案を突き付けたようなものだ」と上ずった声で言い放つ市議。うっせきしていた市政への不満が一気に噴き出した瞬間だった。
議会は3分裂
 市議会の野坂市政への不満は、現職への対抗馬擁立という具体的な行動に表れた。

 昨年九月には、第三会派「未来」(五人)会長の八幡美博氏が、立候補を表明。出馬会見では、同会派が当初予算案反対の理由とした、ごみ処理有料化の際の住民への説明不足など現市政の対応を批判、立候補を決意した要因の一つに挙げた。

 同会派の森雅幹幹事長は「現職に任せることはできないというのが会派五人の総意だった」と振り返る。

 昨年十月下旬、第二会派の「自民クラブ」(六人)がラブコールを送ったのは、当時の県西部総合事務所長、上場重俊氏だ。野坂康夫、八幡両氏が出馬を表明、上場氏の態度決定が注目されていたこの時期に、早々に「上場氏が出馬するなら支援する」と会派内の意思統一を図った。

 結局、同会派は上場氏支援で一枚岩とはなれなかったが、松井義夫会長は新人の上場氏を推した理由を「行政運営の経験があり、市政の課題もよく知っている」と語った。

 当初予算案を否決した時期に比べ、野坂氏への評価を変えた市議もいる。一月中旬に開かれた野坂氏の後援会事務所開き。来賓席には、最大会派「新風」(十一人)所属の議員六人の姿があった。

 新風は、会派としての候補者推薦はしない方針を決めている。野坂氏の事務所開きに出席した吉岡知己会長は「行財政改革で累積赤字の解消にめどを付け、昨年十二月議会で前向きな答弁も聞けた」と現職支援に至った訳を明かした。

 このほか、公明党議員団(四人)は「情報収集の段階」(安田篤団長)と態度を保留。共産党市議団(二人)は「市民団体と連携して独自候補の擁立を模索中」(岡村英治団長)としている。
リスクも抱え
 これまでの市長選では、今回ほどの市議の積極的な活動は見られなかった。

 旧米子市と旧淀江町の合併により、従来は同時に行われていた市長選と市議選の時期がずれ、動きやすくなった側面はある。

 ただ、地域に地盤を置く傾向が強い市議らにとって、市長選に積極的にかかわることは必ずしも自身の選挙にプラスにはならない。

 市議の一人は「リスクは抱える。自分の支援者の中には他候補を支持する人もいる。つらい」と本音を漏らす。新人支持で動き始めた後、現職陣営からの厳しい締め付けに遭った市議もいるようだ。

 だが、「つらい」と漏らした市議は続けた。

 「自分のことだけを考えることはできない。議員一人が変わっても市政は変わらない。市長が変われば市政は大きく変わる。そのために行動したい」


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