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東京都議選スレ

2856チバQ:2011/04/24(日) 18:51:24
http://sankei.jp.msn.com/region/news/110418/tky11041823350012-n1.htm
【混戦の現場 2011統一地方選】
(中)世田谷区長選 築地問題の“御礼” 都と区 自民にねじれ
2011.4.18 23:27

区長選告示日、候補者の演説を聞く支援者ら=17日、世田谷区内(清水麻子撮影)
■バリバリの民主

 17日の世田谷区長選告示日。民主党を除名処分となり、自民党の推薦を得て区長選に初出馬する元都議、花輪智史氏(44)の出陣式には、国会議員や都議ら多くの自民党関係者が激励に訪れた。

 「石原慎太郎知事とスクラムをくんで、よい世田谷を作っていきます」。声を張り上げる花輪氏を横目に、自民党世田谷総支部の関係者は「納得できない。石原知事を前面に出してアピールしてくるとは、われわれの選挙戦の全部を取られた感じだ」と不快感をあらわにした。

 区長を2期務めた熊本哲之区長(79)の勇退に伴い、区長選には新人5氏が乱立。自民党都連は花輪氏を、同党世田谷総支部は元区議会議長の川上和彦氏(52)を推す異例の自民分裂選挙となった。

 都連が推薦する花輪氏はこれまで、築地市場の豊洲移転に積極的に反対してきた。「バリバリの民主党の都議」(自民党関係者)として自民党と戦ってきた花輪氏を自民党都連が推薦する理由は、「石原知事が進める法案に賛成してくれた恩義がある」(都連関係者)からだ。

 花輪氏は、3月に入り一転して築地市場の豊洲移転関連予算案に賛成。予算案は可決した。花輪氏の行動を、民主党の小宮山洋子・東京6区支部長は「民主党への裏切り行為」と憤慨する。

 一方、川上氏を擁立した地元の総支部には混乱が広がる。ある区議は「区民から、どちらを応援したらいいのかと聞かれ本当に困っている」。別の区議は「長年の自民党支持者が、考え方が全く違う人をそう簡単に応援できるものだろうか」と首をかしげる。

■官僚担ぎ出し失敗

 党内分裂が起きた原因は平成22年5月にさかのぼる。 

 熊本区長が、次の区長にと思い描いたのは16年2月から約3年半、副区長を務めた女性キャリア官僚だった。

 しかし熊本区長のアプローチは空振りに終わり、候補者探しが難航。花輪氏や川上氏が出馬を表明したのは、告示まで1カ月を切った3月後半という異例の事態に陥った。

 世田谷総支部の宍戸教男幹事長は「都連には都連の事情があるのだろうし、都連とけんかをするつもりはない。ただ、われわれとしては熊本区政の継承者は川上氏と決めた以上、一丸となって区民に訴えていく」と話す。

■キャリアアップ!?

 他の3陣営は、街頭演説などでこうした自民の分裂についてはあまり触れず、淡々と自らの政策を訴えている。

 「派閥争いが区長選の判断材料になるのはどうなのか。区民には、あくまでも政策で判断してもらいたい」と、ある陣営の幹部は冷静だ。

 花輪氏を除名した民主党は元区議で新人の菅谷康子氏(36)を擁立した。

 小宮山氏は「菅谷氏は8年間、区長になりたいという志を持ってやってきた。私はいわば“お母さん”」と力の入った紹介をする。

 また、社民、国民新支持の元衆院議員の保坂展人氏(55)は原発に変わる新エネルギーの推進や区長の高額な退職金の廃止などを、共産党の推薦で出馬した世田谷民商事務局長の慶野靖幸氏(59)は防災対策の充実などを訴えている。

 混戦で、カギを握るのが約4万票あるとされる公明票と、無党派層の動向だ。

 無党派層取り込みへ、自民党都連関係者は、今後も石原知事に、積極的に花輪氏の応援に入ってもらえるよう働きかけていくつもりだと言う。

 だが、ある候補者の街頭演説を聴いていた40代の区民は「区議から区長へ、都議から区長へ、そんな候補が多過ぎる。区長選は、候補者のキャリアアップ実現のためにあるわけではない」と嘆いた。

 「区長になることが目的でなく、何がしたいのか、きちんと区民のことを考え、実現可能性のある政策を訴える候補者に一票を投じたい」(統一選取材班)


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