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【政権交代選挙】200X次期衆院選スレ

1661チバQ:2011/05/05(木) 21:15:13
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamanashi/kikaku/029/1.htm
分裂の波紋−05衆院選 トップ

 落 下 傘 

“2刺客”浸透阻む情と縁の政治家像
 笛吹市の温泉施設で開かれた「無尽会」。21日の日曜日の夜、気心の知れた15人が顔をそろえた。宴が盛り上がる中、2区から自民党公認で立候補を予定している長崎幸太郎(37)が、妻を伴いさっそうと現れた。

 「よろしくお願いします」

 頭を下げながら長崎は、1人1人に丁寧に名刺を配る。当選9回を重ねた堀内光雄(75)に挑む長崎を連れてきたのは別の無尽仲間で、15人は長崎の登場を知らされていなかった。熱く政策を訴えた長崎が去った後、参加者からこんな声が漏れた。

 「1回顔を見ただけで『堀内』から『長崎』に書き換えられるのかね」

    ◇   ◇

 「韮崎の事務所を貸して欲しい」

 今月19日、不動産業者に、3区で前議員・保坂武(60)と対決する小野次郎(52)の関係者から電話が入った。事務所は空いていたが、業者は「関係者に相談してから返事をしたい」と答えた。韮崎市は元議員・横内正明の地盤。業者は、保坂の選対で「最高顧問」を務める横内の支援者だった。数時間後、再び関係者から連絡があった。「待てない。別の物件を探す」。小野は結局、甲斐市内に事務所を確保したが、事務所開きは26日にずれ込んだ。

 民主党が2区に初めて公認候補として擁立した坂口岳洋(34)。幼少期の一時期を除いて県外で育った。今年6月に母親の実家がある大月市内に事務所を開設。親類は大月市や上野原市にいるというが、道志村の夏祭りを訪れた際、「初めは『だれだろう』という視線を浴びた」と振り返る。陣営は「支持者の『点』の数は徐々に多くなっているが、これをどこまで『面』にできるか」と語る。

    ◇   ◇

 郵政民営化関連法案に反対した堀内と保坂への“刺客”として送り込まれた長崎と小野。1年間、県庁に出向した経歴を持つ長崎は、東京生まれの東京育ち。県庁時代の知人のつてを頼り、2区内の有力者や無尽会などを地道に回り、「実家は市川大門」と、山梨とのつながりを強調している。一方の小野は本籍地が旧明野村(現北杜市)。「定年後は山梨に住もうと考えていた。郷里に戻ることを悔いてはいない」と、山梨との関係を強調する。

 これに対し、保坂の選対幹部を務める県議の深沢登志夫は「小選挙区制は、地域の代表を出していこうという選挙だ。地方がなめられている」と、“落下傘”への反発心をあらわにする。

 2003年の前回衆院選では、神奈川からの“落下傘候補”となった自民党公認の米田建三は1区で、民主の前議員・小沢鋭仁に惨敗した。ベテラン県議は「長崎と小野の敵は、堀内でも保坂でもない。既存の政治家像に慣れ親しんだ有権者だ」と語る。

 長崎と小野は最近、県内でこんな言葉を口にしている。

 「構造改革、郵政民営化を丁寧に説明し、地域の人と議論し、最後には選んでもらいたい」(長崎)

 「改革に賛成か反対か。十分、有権者の判断基準になるのではないか」(小野)

 2人は強固な地盤に食い込むために、情と縁だけではなく、政策で有権者を動かして行く姿勢を見せている。(文中敬称略)

    ◇   ◇

 自民党本部公認と県連「公認」が2、3区で対決する今衆院選。与野党や各種団体、有権者に広がる“保守分裂”の波紋に迫った。


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