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農業総合スレ

164とはずがたり:2004/11/05(金) 20:45
合併来年9月で調整 和賀中央農協
http://mytown.asahi.com/iwate/news02.asp?kiji=6606

 和賀中央農協(菊池慶幸組合長、1802人)の財務悪化を理由に、北上市農協(菅野豊志組合長、組合員5213人)が吸収合併を延期した問題で、両組合の合併協議会(会長・伊藤彬北上市長)が合併期日をはじめの予定より半年遅らせ、05年9月1日を目標とする方向で関係機関と調整を始めたことが4日、わかった。
 関係者によると、合併が大幅に遅れる事態に、預金者保護や組合員へのサービス低下を心配する農水省や県が、早く合併期日を定めた上で、経営再建の枠組みづくりを急ぐよう協議会に求めているという。
 一方で、合併前に農協内に三つある支所の統廃合を進める必要がある。資産の処分や組織の合理化など、こなさなければならない課題も多い。
 こうした中、前組合長時代に進められた、栃木県の企業グループへの巨額の不明朗融資問題が発覚した。その真相究明を進めながら、不良債権額を確定させる作業には相当な時間がかかる見通しだ。
 このため「半年伸ばすのがギリギリの線」(関係者)という判断から、合併期日を9月1日として調整を始めた。今月末にも協議会を開き、正式に決める。
 農水省金融調整課は「預金者保護の見地から組合員が安心できる、安定的な体制を一日も早くつくることが大事だ」と話している。
 県農協中央会の小野寺慶一常務理事は「和賀中央農協の自助努力を促し、できる限り早く合併が実現する方向で進めたい。財務悪化を契機に解散させるようなことはしない」と言う。
 合併延期を巡っては、合併協議会が先月28日、県農協中央会などJAグループが和賀中央農協に追加支援して、自己資本比率を8%に引き上げて05年4月1日のペイオフ解禁を乗り切り、経営改善をしたうえで、合併する方針を確認していた。 
       ◆    ◇
 北上市の和賀中央農協の問題で、県農林水産部は4日、県議会農林水産委員会にこれまでの経緯などを報告した。委員からは、今回の責任を組合員にも負わせることに疑問の声があった。
 高前田寿幸・団体指導課長が問題の発覚と対応策などについて、調査委員会の調査結果や、農協系統の方針などを報告した。10億円に上る未回収債権を処理するため、農協理事会が組合員出資金の50%を欠損金の穴埋めに充てることにも触れた。
  委員からは「こんなことがあってもいいのか」「責任の所在が分からない。負担は議論してお願いするのが普通ではないか」といった疑問の声が上がった。
  今泉敏朗農林水産部長は「以前に検査していた県にも反省することがある」としたうえで、農協経営に組合員自らが関心を持つべきだという観点から「これからの時代を考えると、組合員の責任も考えざるを得ないのではないか」と答えた。
(11/5)


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