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Tohazugatali Economic Review

1543とはずがたり:2015/02/07(土) 20:28:00
>>1540
最期迄読んだ。
覇権国家に対する外交戦略ばバンドワゴン(悪く云えば迎合・事大主義)とバランシング(均衡・対抗戦略)があって,ハンチントンは日本は日英同盟や日米安保を挙げて,また日独伊三国同盟をも,その時々の最強国家と組むバンドワゴン戦略だと指摘していた。
個人的には日独伊がバンドワゴンってのは明らかに云えない様に思える。日本外交が安定できてたのはバンドワゴンの時だとは思うけど。

で,中国の台頭で民主がバンドワゴンで安倍がバランシングなのかもしれないけど,中国はまだ世界に対して覇権取ってる訳ではないからな。中米の構図の中で鳩山はバランシングしてた心算なのかも知れない。

で,最後の方でいきなりアメリカの多文化主義批判となってなんじゃこりゃって感じになった。クリントンの推進したリベラルな多文化主義はアメリカの西欧文明圏としての地位を解体するものという主張のようで急に議論のレベルが泥臭い低級な感じになったよな。。

で,解題に保守の中西が解説してたけど,中西は日本文明が中国文明と違うとおだてられたのによろこんでいて,ハンチントンの政治的立ち位置をアメリカの文明的アイデンティティを棄てることはアメリカの解体に繋がるという指摘なんだとしているけど,そういう戦略的な本なら日本文明を中国文明とは違うという指摘も日本に対するヨイショとアメリカに繋ぎ止める為の主張なんちゃうのと読み取れないあたり中西も単細胞なんかもしれない。


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