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海上コンテナ鉄道輸送

268荷主研究者:2007/03/23(金) 00:26:40
>>255

http://www.chunichi.co.jp/00/mie/20070123/lcl_____mie_____000.shtml
2007.01.23 中日新聞
四日市港埠頭に貨物鉄道構想 船荷積み降ろし全国へ

鉄道が引き込まれた港を描いたイラスト(中部地方整備局など作製)

 四日市港にまで貨物鉄道を敷き、埠頭(ふとう)で荷物を積み降ろしする全国初の構想実現に向け、関係機関が協議を進めている。トラック輸送から切り替えられれば、コスト削減だけでなく、道路の渋滞緩和や二酸化炭素の排出削減など環境面での利点も多い。国は事業化に必要な貨物取扱量を試算するなど課題をまとめ終えた。今後、荷主のニーズ把握に乗り出す。

 鉄道を使った貨物輸送は、欧米など内陸部が広い大陸で発達。国土交通省中部地方整備局の担当者は「コンテナターミナルに貨物鉄道が引き込まれている港は世界に多い」と話す。

 名古屋港と四日市港の在り方を検討する伊勢湾スーパー中枢港湾連携推進協議会の2005年10月の会合で「鉄道のターミナル引き込みについて検討すべきだ」という意見が委員から出され、同整備局が実現可能性の検討に着手した。

 鉄道は輸送コスト自体はトラックに比べ安いが、貨物の積み降ろし込みにコストがかかる。このため「輸送距離が片道400キロ以上なければトラックよりもコストが高くなる」(同整備局)とされ、狭い日本では敬遠されてきた。

 しかし、埠頭内に線路を引き込めば、貨物の積み降ろしのどちらかのコストはほとんど省くことができるのでは−という発想だ。

 鉄道事業者を交えた検討の結果、年間のコンテナ貨物取扱量が20フィート(1フィートは約30センチ)コンテナ換算で約5000個あればコスト的に事業が成り立つことが判明した。四日市港の年間集荷量は約15万個前後で、わずか3%が転換すればいい計算だ。同整備局の担当者は「関係者が一堂に会して『可能性がある』と合意した。前向きな話だ」と手応えを感じている。

 今のところ正式には、四日市港を前提にした話し合いにはなっていない。具体的にどの程度の環境負荷を削減できるかの精査もこれから。しかし、同港の霞ケ浦地区北埠頭からJR関西線の富田駅までは約2キロの近さ。線路を敷設するにも少ない投資で済み、同整備局は「地の利はある」と認めている。

 一方で、実現性に慎重な意見も。「レールは造ったが利用がない、では困る」と、四日市港管理組合の担当者。鉄道がトラックに価格競争で勝てる400キロ以上もの遠方の荷主がどれほどいるのか−。同組合は楽観的な予測を立てられないでいる。

 (加藤益丈)


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