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海上コンテナ鉄道輸送

1061荷主研究者:2012/05/27(日) 12:44:30

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/05/20120509t41010.htm
2012年05月09日水曜日 河北新報
秋田港、ロシア航路開設難航 原発事故の風評響く

日本海側の貿易拠点を目指す秋田港。ロシア航路開設の交渉ははかどっていない

 日本海側の貿易拠点を目指し、秋田県が進める秋田港(秋田市)とロシアを結ぶコンテナ定期航路の開設交渉が難航している。主要輸入品目の木材の需要減少に加え、東日本大震災や福島第1原発事故による風評被害が影を落としている。

 県が交渉しているのは、ロシアの船会社「フェスコ」と韓国の「南星海運」の2社。

 フェスコとは2008年、1寄港当たり50TEU(20フィートコンテナ換算の積載能力)以上の貨物を確保することを条件に、ロシア・ボストチヌイ港との航路を開設することで合意した。

 その後、住宅着工数の減少で木材輸入が落ち込み、航路開設のめどが立たなくなった。それでも県が輸出する貨物集めに乗り出し、震災前には条件を上回る約54TEUを確保した。

 福島第1原発事故が発生して以降は、ロシア側が放射能汚染を懸念して東北の農海産物を輸入禁止品目に指定した。想定した貨物のうち8TEUは岩手県沖の海産物だったため、航路開設の条件に届かなくなった。

 県商業貿易課によると、チェルノブイリ原発4号機爆発事故を経験したロシアは放射能問題に敏感だという。担当者は「日本では安全だとされてもロシアには通用しない。東北の農海産物を輸出するのは至難の業だろう」と嘆く。

 南星海運との交渉は、韓国の釜山港経由でロシア・ウラジオストク港とつながる航路を目指す。10年に協議を始め、11年2月には貨物の種類や量を話し合った。

 この交渉も震災で中断した。7月に再開したが、南星海運側は「震災から復興し、貨物を安定的に確保できることを確認する必要がある」と指摘。次回交渉の日程は決まっていない。

 県貿易促進協会は「県はまとまらないフェスコとの交渉から、主軸を南星海運に変えたのだろうが、震災が影響してすぐに決まるような話ではなくなった」と説明する。

 県は秋田港について、被災地への物流拠点となった実績や国際コンテナターミナルが4月に完成したことをアピールする考え。「震災で交渉は大幅に遅れたが、何かの弾みで進むこともある」と粘りの交渉を続ける方針だ。


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