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過酸化水素

1荷主研究者:2002/11/05(火) 22:03

2002年9/20 化学工業日報 2面

旭電化−宇部ケミラ 過酸化水素で提携

旭電化工業と宇部ケミラは過酸化水素事業で提携する。
両社間でスワップ及び物流機能の相互利用を行うことで合理化を進める。

旭電化工業は静岡県富士市に生産能力4万5千トンを備え、全国5箇所に出荷基地を設置し全国展開している。
宇部ケミラは宇部興産とフィンランドのケミラ・ケミカルズとの折半出資会社。山口県宇部市に2万2千トンの設備を持つほか、
保有する専用タンカーを活用して、ケミラ・ケミカルズとの業務提携のもとに韓国ケミラ・ケミカルズ(3万4千トン)から製品仕入れを
行って全国販売している。出荷基地は全国8箇所。

過酸化水素は、主用途の紙・パルプ向けで無塩素漂白法への転換や古紙利用のために需要増となっているのに加え、化学工業用でも
酸化剤として拡大しているが、国内市況は10年間軟調が続き、現在は再投資するには不可能なレベルに低迷している。
両社は製品のスワップや出荷基地の相互利用、さらには宇部ケミラの専用タンカーの活用を高めることで物流経費の大幅削減を目指す。

国内の過酸化水素市場は需要16万トンに対し各社の名目生産能力は24万トンに達している。
最大手の三菱瓦斯化学と3位の日本パーオキサイドは2000年に生産提携に踏み切っており、今年は三菱商事が新酸素化学の株式を50%取得
している。今回の提携は業界再編の第3弾といえる。

※2002年9/20 日経産業新聞 3面
によると、旭電化工業の物流拠点は、北海道、埼玉、大阪など5箇所、
宇部ケミラの出荷基地は、北海道、千葉、大阪、香川、熊本など西日本中心に8箇所。

47荷主研究者:2015/08/01(土) 22:06:37
>>43
http://www.kagakukogyonippo.com/headline/2015/07/13-20947.html
2015年07月13日 化学工業日報
三徳化学 超高純度過水 新工場が来月稼働

 三徳化学工業(東京都中央区、菊島繁社長)は、8月に広島県内で半導体ウエハーやデバイスなどの洗浄に使う超高純度過酸化水素の新工場を稼働させる。過酸化水素から重金属などの不純物を極限まで取り除く精製工場で、年産能力は1万5000トン。同社は電子、半導体産業向け超高純度過酸化水素で国内シェア2位の大手メーカー。主力の宮城工場(仙台市)との東西2拠点で災害時にも安定供給できる体制を整えるとともに、西日本地域での販売拡大につなげる。

48荷主研究者:2016/08/07(日) 15:46:42
>>47
http://www.kagakukogyonippo.com/headline/2016/07/07-25402.html
2016年07月07日 化学工業日報
三徳化学 半導体向け過水で西日本開拓 複数購買ニーズ対応

 半導体洗浄用の過酸化水素を手がける三徳化学工業(東京都中央区、菊島繁社長)は西日本地域の販路開拓に取り組む。災害リスクを分散する事業継続計画(BCP)などを理由に、複数購買を検討する半導体メーカーなどのニーズを取り込む。新規取引先の獲得に本腰を入れ、広島県で2015年7月に竣工した新工場を早期に安定操業に乗せることを目指す。

49荷主研究者:2017/07/02(日) 11:37:43

http://www.kagakukogyonippo.com/headline/2017/06/19-29821.html
2017年06月19日 化学工業日報
三徳化学工業 半導体向け超高純度過水 宮城県に新工場

 半導体製造用の過酸化水素で国内2位の三徳化学工業(東京・中央、下本孝司社長)は宮城県大和町に新工場を建設する。現在の宮城工場(仙台市)が築60年以上経過したことから生産機能を移転し、生産ラインに自動化設備を導入するなどして安定供給体制を整える。投資額は数十億円に上る見込みで、2020年7月の稼働を目指す。

50荷主研究者:2018/09/29(土) 22:10:55
>>49
http://www.kensetsu-sinbun.co.jp/menu/Daily_kensetsu_jyouhou.htm
2018/09/18 建設新聞
宮城県大和町 三徳化学工業 大和リサーチパークに工場移転
フジタの設計・施工

 三徳化学工業(東京都中央区日本橋茅場町2の9の8 下本孝司代表取締役社長)は、仙台市にある宮城工場を宮城県大和町の大和リサーチパークに移転するため、フジタの設計・施工で本格着工する。

 半導体など電子工業用向け高純度過酸化水素水の製造・販売等を営む三徳化学工業は、仙台市青葉区芋沢に宮城工場を置いているが、老朽化に加えて敷地が手狭になっていることから、県道大衡仙台線沿い西側に位置する大和リサーチパークの用地約2・4㌶に移転を立案した。

 計画によると、建屋はともにS造で2階建ての本棟と平屋建ての倉庫などに用いる棟の2棟を建設し、合計延べ面積は1万0400平方㍍程度となる。今後は本格的に施工を進め、2020年秋ごろの竣工を予定している。

2018/09/18付一面に掲載。

56名無しさん:2021/04/03(土) 07:19:25
https://newswitch.jp/p/22989
過酸化水素から水素生成する阪大の技術、何がすごい?
貯蔵・運搬容易に
2020年07月14日 テクノロジー

大阪大学太陽エネルギー化学研究センターの白石康浩准教授と平井隆之教授らは、過酸化水素から水素を生成することに成功した。金属を使わない半導体粉末触媒とリン酸を使い、太陽光で反応させる光触媒技術による。金属を使わないことで過酸化水素分子の分解を防ぎ、リン酸が過酸化水素を安定させることにより水素の生成を促進する。直接の貯蔵や運搬の難しい水素に代わる輸送用物質として過酸化水素の利用が期待できる。

過酸化水素は、水素の貯蔵や運搬に活用されるアンモニアやギ酸、有機ハイドライドなどに比べ効率的に合成できるため活用できれば水素輸送が容易になる。ただ従来は水素を得る前に過酸化水素が電子に反応する還元や分子の分解が起き、水素生成が難しかった。今後は水素の生成効率の向上に取り組み、実用化を目指す。

研究グループは、触媒として炭素と窒素からなる有機半導体に、水素生成時の過電圧を下げる炭素を加えた触媒を使用した。触媒に貴金属などを使わず、可視光で反応が進むため低コスト。

リン酸を含む過酸化水素水を貯蔵・輸送し、必要な段階で触媒を加えれば水素を得られる。

日刊工業新聞2020年7月8日


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