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鉄道貨物輸送研究スレッド

476荷主研究者:2006/10/26(木) 23:49:38

【日立物流:中距離輸送で鉄道へのモーダルシフトを加速】
http://www.furunosystems.co.jp/it_news/news_03_04_7.html
FURUNO WIRELESS NEWS 2003年4月4日配信
日立物流  中距離輸送で鉄道へのモーダルシフトを加速 輸入家電を対象に東京〜宇都宮間で、トレーラの多重活用でコスト抑制

日立物流(福士英二社長)は、従来、鉄道利用が難しいとされている100・前後の中距離輸送でモーダルシフトの拡大を図っている。海外で生産された冷蔵庫や洗濯機などの家電製品を東京港で陸揚げし、東京〜栃木間の幹線輸送を鉄道にシフトする取り組みを2月から開始した。東京貨物ターミナル駅〜宇都宮貨物ターミナル駅で月間最大240本(40フィートコンテナ分、5・コンテナ換算では960本)の輸送枠を確保し、月間30・のCO2排出を削減する。

●40フィートコンテナ月間240本を輸送
日立物流では日立グループの海外法人がタイや中国で生産した冷蔵庫やエアコン、洗濯機を大井ふ頭、青海ふ頭から日立ホーム&ライフソリューションの栃木事業所まで輸送する業務を従来から手掛けていたが、輸入量の拡大もあり、従来のトレーラによる輸送から鉄道利用に切り替えたもの。

同社では取り組みに際してJR貨物と調整し、東京貨物ターミナル駅〜宇都宮貨物ターミナル駅間で40フィートコンテナ1日当たり最大12本(月間240本?の輸送枠を確保、2月始めから輸送を開始した。

●トレーラの多重活用でコスト抑制 
通常、鉄道へのモーダルシフトは500〜600・以上の長距離でないとコストメリットがないといわれているが、今回手掛けた東京〜宇都宮間は約100・という中距離。このため、同社では両端のトレーラ輸送の仕組みを工夫することで輸送原価の低減につなげた。

幹線輸送部分でトレーラ輸送を半分残し、朝に東京を出発して栃木事業所に納入を終えたトレーラがそのまま東京に戻らず、宇都宮貨物ターミナル駅に立ち寄り鉄道で送られてきたコンテナを積載、栃木事業所との間をピストン輸送する仕組みにしたもの。「直送ドレージを行ったトレーラにプラスアルファの仕事として駅頭〜事業所間の輸送を担当させることで、駅頭の専用車両をなくした」(高橋末男輸送システム部長)。東京でも同様の方式で専用車両をなくし、「全量をトレーラで輸送した場合と同等のコスト水準に抑えている」(同)という。

●゛中距離型シフト″を拡大へ
さらに、同社では栃木事業所から福岡向けの家電品の補給輸送も鉄道にシフトした。5・コンテナ3本をラックに納めるフラットラックコンテナを利用するもので、これにより月間15・のCO2排出を削減する。

同社では今後、高崎駅、土浦駅など40フィートコンテナ対応のトップリフターを配備している主要駅を中心にルート拡大を検討しているほか、神戸港では陸揚げされたコンテナを同様の方式で鉄道にシフトする「中距離輸送型モーダルシフト」を進めていく。

カーゴニュース  第3203号


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