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企業の提携・合併観察スレ

2131とはずがたり:2017/07/16(日) 16:51:50
>>2130-2131
■深まる革新機構との連携
 日立ハイテクノロジーズもプレシジョン・システム・サイエンス(PSS)と資本・業務提携し、PSSに約10%を出資した。PSSの持つ遺伝子検査技術を組み合わせて、次世代の遺伝子検査装置の開発などを目指す。

 ただ、個別化医療で後発の日本勢が、世界で事業を拡大するには、個社の取り組みでは不十分だ。さまざまな日本企業や研究機関、医療機関の技術やノウハウを持ち寄ることが求められる。

 コニカミノルタの藤井清孝常務執行役も「個別化医療は1社ですべてをできるものではない。パートナーも考えたい」と話す。産業革新機構の勝又幹英社長も「ネットワークを活用して、積極的に連携を働きかけたい」とし、革新機構が“呼び水”となりオープンイノベーションを推進する青写真を描く。

 日本の医療費は40兆円を超え、抑制は待ったなしだ。個別化医療の推進は患者と最適な医療を結びつけることで、医療費の削減効果も期待できる。

 一方、遺伝子診断は保険の対象外のため、患者が高額な検査費用を自己負担することが普及のネックとなっている。コニカミノルタも、まずアンブリーの技術を生かしたがん診断サービスを18年度から日本に導入するが、この時点で本格普及は難しいとみている。

 山名社長は「日本の患者に貢献するには、保険などの環境面での整備が必要。国にも協力をお願いしたい」と訴える。仕組み作りでも革新機構との連携を深めていく。

米アンブリー買収はまだ第一歩 コニカミノルタの遺伝子戦略、攻めのM&A「やめない」
コニカミノルタのM&Aと提携

■積極的なM&A、買収事業と自社技術を融合
 複写機・複合機のプリントの価値が相対的に低下する中、コニカミノルタは事業転換に向けて積極的にM&Aを行ってきた。オフィス以外のM&Aは、医療と製造業関連が目立つ。医療では、13年にパナソニックヘルスケアから超音波診断機器事業の取得を発表し、15年に世界最大の米国市場で医療ITソリューションの提供を拡大するため米ビズテックを買収した。製造業分野では、ディスプレー検査システムなどを買収した。

 コニカミノルタは買収事業と自社技術とを組み合わせて、新事業を拡大する。特に画像処理技術は、コンピューターの処理能力が向上し、特定の情報の抽出するなどの高度な解析ができるようになり、医療や防犯分野で利用が拡大している。

 一方、オフィス分野では複合機の新しい用途として、エッジIoTプラットフォームの提案を始めた。多様な機器や情報を、サーバーを内蔵した複合機に接続。リアルタイムにデータを分析し、業務を効率化する。新事業とオフィスの両方で、事業転換を進める。


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