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企業の提携・合併観察スレ
2063
:
とはずがたり
:2017/05/03(水) 17:21:00
>ビックは2012年6月に経営不振に陥ったコジマを救済する形で買収。ビック流の接客や品ぞろえにすることでコジマは息を吹き返した。だが、黒モノを強化するあまり、コジマが得意とする白モノの販売がおろそかになり、その効果は徐々に薄れていった。
本来商業スレだけど家電の話しだから此処へ。
ビック、白モノ家電で「カメラ大苦戦」に挑む
改善が進む子会社コジマのノウハウを逆輸入
http://toyokeizai.net/articles/-/145662?utm_source=goo&utm_medium=http&utm_campaign=link_back&utm_content=related
富田 頌子 :東洋経済 記者 2016年11月20日
「今期は白モノ家電のウエイトを高め、フロアの面積を広げたり、メインコーナーに移したりしていきたい」――。ビックカメラの宮嶋宏幸社長が10月中旬に開かれた2016年8月期の決算説明会で明言したのは、白モノ強化の方針だった。
その言葉通り、ビックの店舗は様変わりしていた。11月上旬、全9フロアある旗艦店の有楽町店(東京都千代田区)を訪れてみると、地下1階すべてが白モノ売り場になっていた。これまであった寝具専門店の「生毛工房」(約200平方メートル)を別フロアに移動させ、白モノ売り場を大幅に拡大したのだ。
有楽町店に宮嶋社長の指示が下りてきたのは2016年9月。それからわずか1カ月後の10月23日に売り場を一晩で変更した。広がった売り場は年末年始に向けて販売が増える掃除機コーナーに当て、面積の広い郊外店が行っているように、顧客が実際に掃除機を動かせる場所を確保した。
コジマは好調だったが、ビックは・・・
スピード感のある改革に乗り出した背景には、ビックの苦戦がある。2016年8月期の連結業績は、売上高7790億円(前期比2.0%減)、営業利益220億円(同17.1%増)と最高益を達成した。ただ、業績を牽引したのは営業利益が倍増となった子会社のコジマだった。
ビック単体の決算は、売上高が4.1%減、営業利益は3.1%増にとどまった。粗利率のよいPB商品や高単価の販売が順調に拡大したことで増益にはなったが、構成比率の高いカメラやPCなど、黒モノ家電の販売が低迷し、訪日客の単価下落も影響した。
これまでビックが得意としてきた黒モノの失速、特に創業の商品でもあるカメラの低調は、ビック経営陣に危機感を抱かせた。カメラは、スマホカメラの高性能化などにより販売が激減。前期比で19.9%(連結ベース)も減少し、全品目の中で最悪の減少幅だったのだ。
ではなぜ、黒モノの穴を埋めるべく、白モノ強化に踏み切ったのか。これはコジマからヒントを得たものだ。
ビックは2012年6月に経営不振に陥ったコジマを救済する形で買収。ビック流の接客や品ぞろえにすることでコジマは息を吹き返した。だが、黒モノを強化するあまり、コジマが得意とする白モノの販売がおろそかになり、その効果は徐々に薄れていった。
コジマはあふれんばかりの白モノの品ぞろえで勝負している。写真はコジマ×ビックカメラ八王子高倉店。(撮影:大澤誠)
そこで、今年初め頃からコジマは白モノの再強化を進めた。その成果もあり、前期は好業績を達成。こうした白モノのノウハウを、今度はビックの売り場にも活用していく考えだ。
宮嶋社長は「コジマと一緒になって感じたのは白モノの安定感」と話す。毎年一定の買い替えが発生する白モノと、買い替える期間が長期化している黒モノのバランスを取り、収益を安定させる方針だ。
すでに有楽町店では効果が表れている。たとえば、従来は掃除機と売り場を分け合い、窮屈だった調理家電コーナーはスペースに余裕ができ、見やすい売り場に変わった。11月5日(土)と11月6日(日)の売り上げは前年の同時期と比較して、3.5合炊飯器は57%増、トースターはなんと126%も増えたという。
ビック有楽町店B1F統括責任者の秋元康仁氏は「天候などの要因もあるので一概には評価できない」としつつも「この結果には驚いている」と改革の成果を実感しているようだ。
「弱気の計画」からどれだけ上乗せできるか
白モノ以外でも、エスカレーター前の一角に低価格商品を並べるスペースを設けるなど店舗改革を進めていく。「安さでも満足していただけるような店にしたい」(宮嶋社長)と、価格訴求もしていく考えだ。
今2017年8月期は売上高8000億円、営業利益230億円と最高益の連続更新を狙う。ただ、2016年5月にあべのキューズモール店、2016年9月に広島駅前店、2017年4月に名古屋JRゲートタワー店と出店が続く割には、売上高の計画はわずか2.7%増と弱気だ。「既存店の動向が見えないので、慎重な計画になっている」(ビック幹部)。
今後について、宮嶋社長は「今まで以上に売り上げにこだわっていきたい」と強調している。白モノ改革や価格訴求の効果で弱気の計画からどれだけ上乗せができるのか。ビックにとっては改革の成果が問われる勝負の年となりそうだ。
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