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โลลิต้า

12Hart Bel:2025/02/25(火) 18:17:30

Q:
英文法の中で、それほど難しいとは思われていないのにもかかわらず、教える側も なかなか本質を理解しきれていないことが多い項目に 受動態があります。
ところで、現代では 英語は全ての日本人にとって 初めての、そして、半数強の人にとっては 唯一の外国語ですが、江戸時代は外国語と言えばオランダ語が主流だったのは みなさんご存知かと思います。
それで、福沢諭吉は江戸時代にオランダ語を学び、明治になって 英語に乗り換えた文化人としても有名ですね。 当時はパソコンやネットはおろか、カセットレコーダーのような音響機器も存在せず、英語を覚えるのにも現代とは比べ物にならないくらい不便な時代でした。さて、それでも、諭吉は英語の前にオランダ語を学んでいて、オランダ語は英語に最も近い言語ということもあって、英語に対する抵抗も少なく、これは 私たちが逆立ちしても享受することのできない大きなアドバンテージだったはずです。そして、最初のうちは オランダ語の知識を駆使したと思われます。そこで、例えば、次の2つの英文です。とあるサイト(makki-english.moo.jp/3passivevoice1.html )から英文を借りました。

"English is spoken by many people."

諭吉なら、日本語よりも 次のように オランダ語に訳した方が 分かりやすかったでしょう。

"Engels wordt door veel mensen gesproken."

ところが、明治になると オランダ語は急激に下火になり、代わって 英語が最初の外国語として学ばれるようになりました。そうすると、諭吉の手法は使えませんから、和訳するしかありません。

「英語は、たくさんの人々によって、話されています。」

一見、特に 難しいことはないように見えますね。そして、次のように 説明しています。

≪このように、動詞の部分が「〜される」という意味になる文を、受動態または受け身と呼びます。be動詞+過去分詞で表されます。
「〜(人)によって」という意味を加える時は、前置詞byを使います。

進行形と同様に、動詞はあくまでbe動詞なので、文法も、be動詞の規則に従います。過去分詞になった動詞は、意味だけが残るので、文の構成上は動詞と考えないでください。≫

満更 間違いとは言えないんですが、若干 語弊も感じられます。先ず、 "「〜(人)によって」という意味を加える時は、前置詞byを使います。"の部分ですが、能動態と受動態の対応関係の説明が不十分です。これは、能動態の主語では 受動態では byなどに導かれる「動作主」になるということです。そして、これは 他の参考書などでも あっさり Mと片付けられることが多いです。また、受動態の動作主には 多くは新情報が来ます。そうすると、同じページにあった "These books were written by her."という英文は 文法的には正しくても、こういう言い方はあまりしないでしょう。なぜなら、herは代名詞なので、すでに言及された女性ということになり、新情報とは考えにくいことが多いです。こういう場合は おそらく "It's she that wrote these books."と言うことが多いでしょうね。

また、"過去分詞になった動詞は、意味だけが残るので、文の構成上は動詞と考えないでください。" の部分が何とも誤解を招きやすいです。これは、日本式の英文法に「定動詞」という用語が用いられないので、苦し紛れの説明かと思われます。

最後に、最初の "English is spoken by many people."という文を 「英語は、たくさんの人々によって、話されています。」と訳すのは 許容範囲ですが、同じページにあった "This bike is usually used by my father." を「この自転車は、普通私の父によって使われています。」と訳すのは、日本語として不自然ですね。普通は「この自転車は、普通私の父が使っています。」と言うでしょう。

そこで質問ですが、受動態は どのように教えるのがいいと思いますか?

detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13311392148


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