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呟き尾形の哲学講座 掲示板

113呟き尾形:2013/06/09(日) 05:03:38
>>112 :火野星人さんへ
 用語について、火野星人さん自身が混同されている部分があるようです。
 その混同されている部分が明確にならないと、誤解をまねくことが予想されます。
 まず、火野星人さんが認識する類比とはどのようなものか、お聞かせください。

 類比についての解釈が一致する必要があると思います。

 なぜなら、ご質問いただいた論文において、帰属の類比という用語はあっても存在の類比という用語は見当たりません(もし、論文中にあるのであれば、私の読み落としですので、その部分を引用してください)。
 論文に説明がないのであれば、筆者が同じ意味かどうかについては判断しかねます。
 それにも関らず、異なる用語を持ち出すということは、用語の混同があるであろうと予想されるわけです。

 もちろん、一般には違う意味と認識していいと思いますが、このように、論文についての質問なのに論文にない単語を持ち出すことは、用語の意味の混同がなされている可能性があります。

呟き尾形の哲学講座
第107回 中世哲学 スコラ哲学
 トマス・アクィナス
 アナロギア
http://homepage2.nifty.com/SON/tetugaku/TETUA07.htm
 については、アナロギアについての説明です。

 例えるなら、哺乳類の説明をしたわけで犬という種についての説明をしたわけではありません。
 とはいいつつも、犬は哺乳類なので、あながち間違いと言うわけではありません。
 大雑把には同じことなので、大きな誤解はないと思います。

 で、論文の質問と同様に、
呟き尾形の哲学講座
第107回 中世哲学 スコラ哲学
 トマス・アクィナス
 アナロギア
http://homepage2.nifty.com/SON/tetugaku/TETUA07.htm
 には、存在の類比については言及はしていません。
 もちろん、大雑把にいえば、そんな風に解釈されても大きな誤解はないと思いますが、私が言及していないことについて、異なる用語を持ち出すということは、用語の意味の混同がなされている可能性があります。

 用語の混同は、主観的な勘違いや思い込みですので、どのように認識されているか、どのように解釈しているかは火野星人さんにしか分かりえないので、火野星人さんに説明いただければと思います。

 その上で、誤解を覚悟で説明してみます。
 帰属の類比は、本質や形相から類比します。
 存在の類比は、存在から類比します。
 比例の類比は、外的な要因から類比します。
 比例性の類比は、帰属や比喩的な要因を元にして類比します。
 関係性の類比については、さまざまな関係から類比します。

 というように、●●の類比 というのは、●●を類比の対象とします。
 というニュアンスで認識していいと私は考えています。

 ですので、類比についての認識が異なると、大きな誤解を招くので、火野星人さんが認識する類比とはどのようなものか、お聞かせいただければと思います。


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