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保守戦士 千葉

1名無しさん:2006/05/10(水) 23:14:27
*注意点
このスレは基本的に『保守戦士 千葉』を書き込むだけの
スレです。
感想等は感想スレにお願いします。

6保守戦士 千葉:2006/05/10(水) 23:18:45

既に彼女の中では、息子が『おっぱいを吸うのは当たり前』『マ○コを知りたがっているから教える』
と違和感無く思考に入っていた。
それが、少し前の自分なら…有り得無かったのにだ。

そんな彼女に、一太郎は自分の……常人を超えた一物を見せ母に尋ねる。
「これは何て言うの?」
「それはおちんち……あ、また…ママ、言い直すわね。それはチ○ポって言うの」

その答えにニヤリと唇を歪め、一太郎は……遂にある言葉を言う。
「僕のチ○ポ…ママのマ○コに入れて、ママを気持ち良くしてあげたい!」

その禁忌の言葉でさえ…今の千葉には嬉しく聞こえた。
(いちたちゃんが私の為に……
ママもいちたちゃんのおっきいチ○ポ欲しい!ママのマ○コに入れて欲しい!……)

そう──願う千葉。
7歳に成った程度の子供……どころが、大の男よりも逞しい一物を持った一太郎を
何の疑い無く受け入れ、その息子のチ○ポをねだる母親……
そこには昨日迄の凛々しく、悪を憎む姿は想像すら出来なかった。

「ハア…ハア…いちたちゃん、ここ…ママのマ○コ…ひくひくしてる…でしょ?…
ママ…マ○コにいちたちゃんのでかチンポを入れて貰うの…うはぁん…を、
考えた…だけ…で…んん♥……気持ち良く…なってるのぉ♥……」
顔を半笑いで幸せそうにしながら、息子のチ○ポ欲しさにそう誘う千葉。

「分かったよ、ママ」

ズズズ……

そう、音を立てて埋まって行く一太郎のチ○ポ。
「あはぁ♥ 凄ぉい♪ ……も、もうイっちゃう!入っただけなのにぃ♥」
千葉は、口からヨダレが流れるのも構わずにそう報告しながら、連続で絶頂をさ迷う。
「本当?」
対照的に余裕さえ感じられる一太郎の言葉に、ガクガクと肯定の頷きを返す千葉。

「気持ち良いみたいで嬉しいよ。…ママを気持ち良くしてる僕の事…好き?」
「…え…ええ!好きぃ♪ 大好き♥ …ママ……こんな素晴らしい息子を持てて幸せ!幸せなのぉ♥…」

自分の息子の腰に脚を搦め、そう叫ぶ千葉。
「ママ……『僕』は『なに』?」
千葉に快感を供給しつつ尋ねる一太郎。
「…あっ…『あなた』は、私の…『たった一人の息子』よぉ♥ ♥…私の…
大切な…子供ぉ…なの…くぅん♥…」

その言葉に『一太郎』は満足すると、彼女をまた…絶頂に押し上げる。
何度も、何度も、何度も………




*******************

「もう!先輩ったら二日も定時連絡が無くて…心配したんですよ!」
「ごめーん♪ それは謝るから〜。
…ちょ〜っと連絡出来ない空間で張り込みしてて仕方無かったのよ」
「また先輩一人で!私も戦えるんですからね!プンプンなんです!」
「……よ〜し、寿賀里には新しく見付けた激うまスイーツの穴場を教えてあげるから…ね?許して!」
「……ほ、本当ですかぁ〜♪ 流石先輩ですぅ!一生付いて行きますよぉ♪」
その話しが出た途端、コロリと態度を変え…瞳をうっとりさせる寿賀里。
「きっと美味しいんでしょうねぇ♪……ジュルジュル♪…」

そんな寿賀里を舌なめずりしながら呟く千葉。
「……ええ…とても美味しい所なの…貴女もきっと気に入るわ…絶対に……」

7保守戦士 千葉:2006/09/22(金) 23:29:55
6'

既に彼女の中では、息子が『おっぱいを吸うのは当たり前』『マ○コを知りたがっているから教える』
と違和感無く思考に入っていた。
それが、少し前の自分なら…有り得無かったのにだ。

そんな彼女に、一太郎は自分の……常人を超えた一物を見せ母に尋ねる。
「これは何て言うの?」
「それはおちんち……あ、また…ママ、言い直すわね。それはチ○ポって言うの」

その答えにニヤリと唇を歪め、一太郎は……遂にある言葉を言う。
「僕のチ○ポ…ママのマ○コに入れて、ママを気持ち良くしてあげたい!」

その禁忌の言葉でさえ…今の千葉には嬉しく聞こえた。
(いちたちゃんが私の為に……
ママもいちたちゃんのおっきいチ○ポ欲しい!ママのマ○コに入れて欲しい!……)

そう──願う千葉。
7歳に成った程度の子供……どころが、大の男よりも逞しい一物を持った一太郎を
何の疑い無く受け入れ、その息子のチ○ポをねだる母親……
そこには昨日迄の凛々しく、悪を憎む姿は想像すら出来なかった。

「ハア…ハア…いちたちゃん、ここ…ママのマ○コ…ひくひくしてる…でしょ?…
ママ…マ○コにいちたちゃんのでかチンポを入れて貰うの…うはぁん…を、
考えた…だけ…で…んん♥……気持ち良く…なってるのぉ♥……」
顔を半笑いで幸せそうにしながら、息子のチ○ポ欲しさにそう誘う千葉。

「分かったよ、ママ」

ズズズ……

そう、音を立てて埋まって行く一太郎のチ○ポ。
「あはぁ♥ 凄ぉい♪ ……も、もうイっちゃう!入っただけなのにぃ♥」
千葉は、口からヨダレが流れるのも構わずにそう報告しながら、連続で絶頂をさ迷う。
「本当?」
対照的に余裕さえ感じられる一太郎の言葉に、ガクガクと肯定の頷きを返す千葉。

「気持ち良いみたいで嬉しいよ。…ママを気持ち良くしてる僕の事…好き?」
「…え…ええ!好きぃ♪ 大好き♥ …ママ……こんな素晴らしい息子を持てて幸せ!幸せなのぉ♥…」

自分の息子の腰に脚を搦め、そう叫ぶ千葉。
「ママ……『僕』は『なに』?」千葉に快感を供給しつつ尋ねる、一太郎。
「…あっ…『あなた』は、私の…『たった一人の息子』よぉ♥♥…私の…
大切な…子供ぉ…なの…くぅん♥…」

善悪の価値も希薄化し、既に彼女にとって禁忌は問題では無く…逆の
禁じられた行為を冒し愉しむ…そう変わり始めていた。
一太郎が後ろに仰向けになるや…息子と信じる者に
──以前は夫に頼まれても『恥ずかしい』と、しなかった事──
自ら馬乗りで跨がり、腰を振り…その大き目の尻を打ち付ける。
「ママは息子の僕の上で嫌らしく動いて…恥ずかしく無いの?」
「あ…はっ、はっ…ふぅん…は、恥ずかしいわ…でも…恥ずかしいの好きぃ♪ これが良いのぅ……」

その言葉に『一太郎』は満足すると、彼女の乳房を乱暴に掴み、揉みくちゃにする。
そこには本来の一太郎が持っていた『人を思いやる気持ち』を感じられず
ただの快楽を送り込む手段でしかなかった。
ママ等と口にはしていても、千葉を見つめる瞳は何処か無機質で、冷めていた。
例えるなら『目の前を転がるボールを見ている』ような…物でしかないのかも知れない

そんな少年が、次への移行を開始する。
話しを聞かせる為に弱く突き上げながら切り出す一太郎。
「…はぁ…いちたちゃん…止めちゃ…いゃぁ…もっとしてぇ…」
「気に入ってくれてるみたいで嬉しいよママ。 でもね…僕、他の人と違うから悩んでるんだ…」
「な…何なの…んん…」快楽の中断された千葉は愛する一人息子にしがみつき、尋ねる。
「…うん。 僕、病気で身体が変わっちゃったんだ…ほら、見て…」

その言葉と同時に── 一瞬で一太郎の髪は白く、瞳は赤に変わり果てる。
「ママ…こんな僕だけど…嫌いにならない?」その言葉と同時に突き上げ、尋ねる。
「ひゃう…え、ええ…私の可愛い子供には違いな…ふぅ!…もの……」

突然の変化すら快感に呑みこまれ、息子を受け入れようとする千葉。
「…こんな僕でも好き?」 「…ええ、いちたちゃんを…嫌いになんかならないわ…」
そう、息子への愛を伝える母。
「でも………『昔の僕』の方が…病気でこうなった『今の僕』より良いんでしょ?…」
「そんな事…無い…わ…姿が変わっても、いちたちゃんは…いちたちゃん。
どちらも…好きよ…はぁぁん♥」

しかし、一太郎は納得しなかった。 「嘘だ! ママは今の僕が好きじゃ無いんだ!」

8保守戦士 千葉:2006/09/22(金) 23:31:55

数日前の詰まらない事を気にしていた自分から、価値観や心構えは浸蝕されては居たが
息子への愛情や大切に思う気持ちに変わりは無かった千葉にとって
何故、ここまで息子がこだわるのか解らなかった。
(昔も今も変わらず愛しているのだから、それで良いではないか?
だが…息子はそれでは納得出来ないらしい……)
千葉は愛する息子の悩みを救おうと、快楽に染まった頭で考える。
(………あの子は、認めて貰いたいのかも知れない…今の自分が好きと……
なら…認めてあげれば良い…あの子はあの子…変わり無いのだから……)
そう、塗り替えられた認識を元に、間違った答えを導き出す千葉。

「…そんな事…は、無いわ。 今のいちたちゃんの方が好き……愛しているわ……」
と、一太郎を安心させる為に口にする。
「本当!? じゃあ…昔の僕を嫌いだって言ってよ! ママ!」
(やっぱりそうだったんだわ…いちたちゃん、昔の自分と比べて…コンプレックスを持っているんだわ)

一度狂った考えから導かれるのは、狂った考えだった。 愛する息子に従い、否定の言葉を口にする。


「ママ、昔の僕は?」「…くぅん…き、嫌い!…大嫌いぃー…」
昔の息子を罵倒する度に深く突き上げられ、快楽を刻み込まれる千葉。
その繰り返しに、彼女の中からは昔の姿をした息子への愛情は薄れ…嫌悪が根付き、定着していく。

そして、最期の堀を埋め立てだす一太郎…いや…ワーム・一太郎。
「…僕も嫌いなんだ、昔の自分が……だからね、昔の自分と同じ名前も嫌なんだ。
ママ、これからは僕の事……『  』って呼んでよ」
その強引な理論展開も、今の千葉には当然の事として思えた。
いや──思うように作り替えられていた。

(…それを…あの子が望むなら…)
暴走する母性に囚われ、心のありようも捩曲げられている彼女は…その望みを受け入れる。
「…分かったわ、いちたちゃ……ええと…『  』ちゃん……」
そう、もはや姿も、名前も、記憶に有る息子とは違う…『  』を息子として話しかける千葉。
堕落の母は、変化した新しい息子に合わせる様に、自身を更に変えていた。

快楽の供給者の上で躊躇いも見せずに
自ら進んで、息子・『  』を肯定する誓いの言葉を口にする度
昔の息子や夫への、変えられた嫌悪感さえもが消え始め、興味すら無くなっていく。


記憶に有る──
夫からのプロポーズも、息子を出産した日の事も、
ピクニックで三人…笑い合いながらお弁当を囲んだ事も…
これまで自分の中で大切に仕舞ってあった、それら思い出の数々。
それらは大切な引き出しから、何て事の無い物へと落とされ
記憶は有っても、その時に感じた想いは黒く塗り潰され…実感が剥離していく。

そして、その下らない記憶が納まって居た所には今…新たな息子との事が埋め尽くしていた。
新しい息子が好む言葉遣い、仕草、考え方…全ては愛する息子に嫌われない為に……

9保守戦士 千葉:2006/09/22(金) 23:32:58

「……ねぇ『  』ちゃん、これは…どう?…」千葉は今、息子の前で自慰を見せていた。
既に触手ワームから注入された液体の効果も切れ、体の疼きが止まったにも関わらずだ。
彼女はこの行為を楽しんでいた。
息子に自分の浅ましい姿を見せる事の喜び…それは、戸籍上の夫では感じた事の無い物だった。
(今なら解る気がする……アレも、私と色々したかったのね。 でも駄目。
私は息子である『  』ちゃんだけの物にしてもらったんだもの。 あの子だけが、ママに色々出来るの。
きっと…私がこの幸せに包まれてる今頃、アレらは馬鹿面して私を待ってるのかしら?)

今までの自分ならとても考えつかないような悪意が溢れ出し、身を奮わせる……快感に。

(また『  』ちゃんの立派な物でママを愛して欲しい…さっき迄は頭がボーっとして
我慢出来ずに『  』ちゃんにして貰ってばかりだったんだもの…次はママがお世話してあげなきゃ……)
千葉は、かつて愛していた家族への歪んだ感情と、息子への無償の愛に駆り立てられ
続けて軽く達してしまう。

「…『  』ちゃんの物、ママにご奉仕させて?ねぇ…『  』ちゃん…」
そう、上目使いで言うと、四つん這いで椅子に座る『  』の前へとにじり寄る。
「……いいよママ。」
その奉仕と言いながらのおねだりに、短く応える『  』。
その足元に向ける視線は冷たく、興奮の欠片も窺う事は出来なかった。
彼の意識は既に足元の家畜にでは無く、自らの脅威と成り得る存在…『十里 寿賀里』に移っていた。
アレを無力化しなければ…それには……
「ママ。 その気持ちは嬉しいけど、定時連絡をしなよ。 そしたらまた、気にせず出来るよ」
「…え? ええ、そうね…ママも邪魔は嫌だわ…」
そう追従すると、通信可能エリアに動く。
千葉は……逃げる素振りも見せず、大人しく連絡を取り始めた。

10保守戦士 千葉:2006/09/25(月) 00:16:08

「またです! これには同意出来ないです!」
十里 寿賀里は、少々イラついていた。 原因は…千葉である。
『また』千葉に置いて行かれたのだ。 本来なら弟子の様に、経験豊富な者に新人が付き
二人一組で動くのがセオリーにも関わらず、寿賀里はこうして度々置いて行かれるのだ。
優秀な戦士として名高い千葉に憧れ、しかもタッグを組めた時は嬉しかった。
最初の三ヶ月は『先輩』と言う、自分の声が裏返ってしまうほど。

…だが、現在はこうである。 寿賀里の能力が悪い訳では無かった。
同期の中では実力はトップクラスだったし、その中でも得意な解析能力は千葉も一目置く程なのだ。
…従来のとは異なった解析アプローチから
先輩の『読み手』系から誘われたり、認められなかったりしているが……

それも、寿賀里にはどうでもよかった。
自分は千葉先輩みたいな『保守戦士』のクラスに就きたいのだから。
(これだけ熱心な私を……また置いて行くなんて! これはあんみつにアイスを付けて貰わないと……)

ミューーン!

待っていた千葉からの通信が来た。その通信に怒っていた寿賀里も即、応答を返す。
何か有った可能性や、急の対応が必要かも知れないからだ。


…ザザ…ザ……余程深階層なのか、映像はおろか、ノイズ交じりの音声だけが聞こえる。
「先輩! 千葉先輩! 何か有ったんですか?!」必死に呼び掛ける寿賀里。
…ザザ…
「…いえ…大丈夫…問題無いわ……ワーム:セレブの…張り込み中で…通…信が困難な場所に…居るの」
「じゃあ私も!」その言葉に、待ってなさいと言われる。 (もう、先輩ったら!…)
「寿賀里、それより…も…家の…方…連絡…よろ…もう少し掛かる……」…ザザザザ……
そしてまた、途切れる通信。

自分の考えを『それより』扱いされて少し凹みつつ、聞こえているか判らないが返事をする。
(でも、いつも代わりの連絡を頼まれる時は…一太郎くんの事も言われてたのに…
ま、きっとその辺りはノイズで飛んだのね……よし、私が代わりに言っておきましょ♪)
そして、ロフト宅に通信を回す。
「はい、マイクですが…」
「今晩は、何時もお世話になっている後輩の…」
「ああ!寿賀里さん。 …と、言う事は…いつもの残業か何かですか?」
「はいw、先程まだ掛かるとの連絡がきましたので」
マイクもその辺りは諦め気味に返していた。またいつもの事……と。
そんな…マイクの足に捕まっている、一太郎が見えた。

11保守戦士 千葉:2006/09/25(月) 00:17:31

「…あの…ママ…は?…」そう、立体映像の寿賀里に尋ねる一太郎。
父親の様に自分も、母親のよき理解者になろうとしているのは分かるが
やっぱり、まだまだ寂しがりやな子供だ。 母親が不安で、気になるのだろう。

(…よし!)
「…一太郎くん、ママからの伝言が有るの。
『愛する一太郎ちゃんへ
ママ、お仕事でまだ家に帰れないけど、何時も一太郎ちゃんの事考えてるわ。
ちゃんとお父さんの言う事を聞いて、良い子で待っててね。
                  一太郎ちゃんを大好きなママより』
って言ってたわよ♪」(先輩には貸しとして、あんみつのトッピング…餅を追加です♪)

親切心から、いつも千葉に頼まれている時の言葉を喋る寿賀里。
そうとも知らず、それを聞いた一太郎は顔を パァっと明るくさせると、
嬉しそうに頭をペコリと下げる。 そんな息子を眺める、父親のマイクも嬉しそうだった。

(うんうん♪ 良い事するわね、私)
一人頷き、自画自賛でおいてきぼり気分の立て直しをする。

「…はぁ、今日はジャポネ煮込み屋で独り寂しく…ボイルeggでも食べて帰るか…」
千葉の『大丈夫』との連絡を受けて安心した寿賀里は、帰り支度を始めるのだった。


千葉は今、本部へ居る者に連絡を取って居た。……息子…『  』の上で、身体をくねらせながら。

勿論、この状態を向こうに見られ無いように映像はノイズで使え無くなっている。

…ザザザ……キュィーーン!
繋がった──
「…輩…千葉先輩!聞こ…えますか?!」
繋がった。自分のタッグ相手…寿賀里に。
「…何か有っ…たんで…すか?!…もしかして重大な怪我でも……」
そんな──どうでもいい事を聞いて来る寿賀里。あの娘はいつもそうだ。
確かに他の同期より能力は高いかも知れないが、あの娘には戦士は向いて無いのだ。
あの娘が一番力を発揮するのは、日々進化を続けるワーム等の解析なのだ。
それを早くに悟った私は、他のクラスの者に話しをつけ…勧誘させたりした。
しかし、あの娘はその誘いを断ってまで戦士にこだわったのだ。
確かにあの娘より高い解析能力を持つ者は沢山居る。だが、あの娘の斬新な捉らえ方
常人には出て来ない発想…着眼点…
否定はしているが、あの娘は『読み手』クラスに対して、天賦の才を持っているのだ。
『読み手』にも実践経験は必要だが、あくまでもサポートの経験が重要だ。
千葉は、その為にワザと残して行っているのだった。

12保守戦士 千葉:2006/09/25(月) 00:18:26

そう──寿賀里の呼び掛けに思い出す。
(でも…あの娘も時々解らない事を言うわね……私は大丈夫…何処も問題無いわ。
それどころか…凄く頭はスッキリしているし、素晴らしい気分。)
「いえ…大丈夫、問題無いわ。 ワーム:セレブの件で通信が困難なだけ。」

こちらの返事に、あの娘は『こちらに向かう』とか言っているみたいだ。
(冗談じゃ無い!『  』ちゃんとの時間を邪魔されてたまるものですか。)
「駄目です。それよりも家の方へ、適当に連絡を入れておいて。よろしくね。
それと、まだ掛かるから帰れないわ。」
そう、腰を猥らに上下させつつ……話す。
今はそんな事より、『  』を感じて居たかった。
愛する息子本人のお願いで無ければ、こんな定時連絡さえどうでもよかった。

今の彼女にとって大事なのは、いかに『  』を喜ばす事が出来るか? その事だけだった。
何時でもその事だけを考えて居たかった。世界にたった一人の、大切な息子……
自分の命より大切な子供……
通信は既に切れていたが、もう少し繋がっていたら…彼女の声が聞こえたかも知れない
「あんな家になど、もう帰らない。今ここで…この後も息子と性を愉しみたい…」と。

13保守戦士 千葉:2006/09/25(月) 00:19:17

「『  』ちゃん、言われた通りに連絡したわ。…だから、ママにご奉仕させてぇ(ハート)」
そう、とろけきった顔で甘える千葉。そこには、戦士の厳しさや誇りなど忘れた牝がいた。
「クスクス…ママ、本当の事を言わなきゃ駄目だよ?奉仕なんて言ってるけど…
本当は、ママが欲しいだけでしょ? ご褒美にしゃぶりたいんでしょ?」

『  』は、小さく笑いながら
四つん這いで息子の一物を、舐めようとしていた千葉の、整った鼻梁を足で踏み付け、止める。
「ママ、僕の前ではちゃんと…浅ましい牝豚な自分を開放しなくちゃ駄目だよ?」
その屈辱的な扱われ方にも関わらず、千葉はうっとりした表情を浮かべ
…踏まれるままにされている。それどころか『  』の足の裏を舐めかねなかった。
「あはぁー……はい。千葉はぁ…戦士なんて言ってぇ…皆を騙してましたぁ…本当は
只のぉ…牝豚なんですぅぅー!…」
千葉は顔を踏みにじりられながら、そう宣言をしていく。
──その内容は、少なくとも…こうなる前は事実で無い物ばかりで
とても『あの』彼女が、息子のチ○ポ欲しさに言っているなどとは考えられなかった。
「…いいよ。好きにして。」足をどけ、頭を撫でる『  』。

その『お預け』の解除に、母は嬉しさを隠す事無く息子の一物にしゃぶりつく。
己の口内バージンを『  』に捧げられる喜びに溢れ、何とか息子に喜んで貰おうと
棹を横からくわえたり、嘗めたり…と、初めてで分からないながらも刺激を与えて行く。

ツチュ…ネチャ…レロ……うふん…はぁ…

嫌らしい音が響かせ、行為に没頭している千葉。
彼女は、何とか口内に精を放って貰おうと頑張っていた。
『自分の初めての口マ○コで、息子の喜びの証を中に欲しい』それを実現させる為に。
「ねぇ…どう…かしら…気持ち…良い?…『  』ちゃん……」

『  』は冷めていた。 目前に居るコレの…母性という物に。
脅威が除かれたならともかく、今は相手をしている場合では無いと計算が出ていた。
今は、この『ママ』をいかせてしまおう…

14保守戦士 千葉:2006/09/25(月) 00:20:00

「うん。 ママ、気持ち良いよ。 もうすぐ出る。」その、起伏の少ない言葉にも気付かず
千葉は「嬉しい! は、早くママの口マ○コに『  』ちゃんのミルクを飲ませて!」
などと、感激した声をあげる。
「いくよ!」

ビュク! ビュル…ル…

「うむぅ…ぶふっ…うんん…」
初めての口内射精に最初は吐きそうになるも、必死に受け入れる。


愛する息子の精を、吐き出して無駄にしたく無かった。

…ュルル……

『  』の律動が弱くなり…止まる。 その量は千葉の頑張りを越え、涎のように筋を成していた。
(これが『  』ちゃんの味……オマ○コバージンはアレなんかに捨ててしまったけど
口は、あの子に捧げられて幸せ…)
そもそも『アレ』にあげなければ息子が生まれ無い…
そんな事も無視した思考で、喜びに数度…身体をわななかせて達してしまう千葉。

朦朧とした意識の中、口から溢れ出して流れた精でさえ勿体ないとばかりに
指で筋を準え、己が身体に擦り込み始める。
うっすらと筋肉の乗った腕、大きさから最近重力の影響を受け始めた胸
幾分肉が付き始めたものの引き締まった腹筋等の腰まわり、
安産を思わせるお尻、内股に隙間など無いムッチリした脚、
それらに擦り付け、捏まわす。
「はぁ〜…『  』ちゃんの匂い…んんっ! また…くるっ…」
匂いを身体に染み込ませ、まるで…自分は息子の物だとマーキングするかの様に。

自己絶頂も落ち着いた千葉に『  』は、ふくよかな乳房を吸いながらねだる。
「…ママ、僕の事を手伝ってよ…」
「……ええ、分かったわ…『  』ちゃん……」

15保守戦士 千葉:2006/09/25(月) 23:22:52

*******************
次の日、支部にて先輩と会った。
結局昨日は自宅に戻ったものの、二人に会わず…直ぐにこちらへ来たらしかった。

「先輩ったら酷いですよ! 私だっていざとなれば凄いんです!」
そんな、この頃の掛け合いに違和感を感じる私。
(千葉先輩、疲れてるのかしら? それとも連日の無茶が来たのかな…
もう! そこはそれ、ピチピチの私を連れて行ってくれれば…)
張り込みも失敗に終わった事を聞き…私『十里 寿賀里』は、一人納得していた。
(やっぱり頑張り過ぎです。 いくら先輩が凄くても、今回のような案件は私の方が…)

と──
その考えを投げ出す提案が千葉先輩から聞かされる。
「ごめんごめん。 あなたの好きな甘味…おごってあげるから。 勿論私の奢りで…ね?」
「どどど…同意します! 全面的に! ささ、先輩行きますよ!……ジュル……」
千葉の提案に、今にも涎をこぼしそうな勢いで目を輝かせる寿賀里。

「うふふ、もう…現金なんだからw」と──後輩の、ころころと変わる表情に微笑む千葉。
いつもと変わらなく見えるやり取り…それに安心し、違和感を頭から追いやる寿賀里。
(気の所為よ…そうに決まってる……)


私は先輩が大好きだった。 正義を貫く気高い精神。 どんな状況でも諦め無い、鋼の意志。
強く、美しく…それでいて女性らしい気配りが出来る上
優しそうな夫と可愛い息子…二人の理解のある家族も居る
戦士としても女性としても、、母親までもこなす理想の人。
私はそんな、憧れの先輩に近付きたいと頑張って居るのだ。

(いつか私も、千葉先輩の様になりたい…)
幼い頃から才能を見出だされ、実母との親子らしい事も殆ど出来ず
女子校のような訓練施設で過ごし、同性を異性に見立て、擬似恋愛をする土壌で育った
寿賀里は、千葉に『幼少期の寂しさを受け止めてくれる、理想の母』や
『私だけの、おねえさま』を求めているのかも知れなかった。

そんな寿賀里にしてみれば、千葉との外食は言わばデートのような物だった。
当然、テンションは上がり、些細な事はどうでもよくなるのは仕方が無いという物だ。

「先輩…この黒蜜ってば絶品!」
頬に手を当て、ニコニコと甘味を頬張る寿賀里は、19という年にしては幼い印象を与えていた。
(ああ…この娘、早く目茶苦茶にしたいわ……『  』ちゃんの望みを早く実行しないと……)
千葉は後輩に笑い掛けながら、思い出す。

そして、実行に移し出す。
「ねぇ…寿賀里、後で話したい事が有るのだけれど……」
「え!? 今じゃ駄目なんですか?」そう、フゴフゴと甘味を平らげる寿賀里に、千葉は『後で、ね。』と、言う。

***
(一体何なのかしらね〜?先輩。)
部所に戻ってからも、アレコレと百面相を繰り広げながら考える。
(わざわざ夜に……は! まさか今回のワームは夜に現れる…とうとう私の出番なのかしらかしら〜♪)
と、考えてみたり
(いやいや……まさか! コンビ解消?! 近頃の置いてきぼりも布石?? い〜や〜!)

そんな様子に、他チームのサポーターに迄『寿賀里…大…丈夫?』
(千葉さんも、この娘じゃ扱い難いだろうなぁ……確かに良い物を持ってそうだけど。)
等と、心配される位にソワソワしていた。
そして、その暴走はある人の目に止まってしまう。 それは
千葉の同期で有り、この白虎サーバ区画統轄でも有る『キム・鳳花』と
同じく同期で、現在は数少ないサポート系戦士である『ブースター』の一人
『四条 クラッシカ』だ。

「あの娘は?」クラッシカの問いに
「ああ…アレか。 才能は素晴らしいと思うのだが、その……独特でな…」と鳳花に返答される。

16保守戦士 千葉:2006/09/27(水) 23:38:53

そんな寿賀里は、二人の有り難い言葉を聞く機会を得てしまう。
「おい…千葉の所の、ちゃんと仕事をせんか!全く。」
「うふふ。千葉さんも大変かも?」
自分の奇行の所為とはいえ、上司の雷に耐える寿賀里。

その昔、身分の高い者にしか使う事を許され無かった『鳳』を許された、鳳花。
彼女は、夫との仕事に対する考えの違いから離婚、子供を施設に預けてまで続けた結果
電脳ワーム災害で息子を死なせてしまったにも関わらず、それでも続け
とうとう現在の地位に上り詰め得た、仕事の鬼である。
一方のクラッシカは北欧生まれの、日本で結婚をした女性で
確か休職中だった筈だ。復職をしたのだろうか

この二人に千葉を加えたチームは当時最強を誇り、伝説にもなっているのだ。
スレンダーな肢体に黒髪ショートボブ美人の鳳花。
子供を出産したとかで以前よりグラマラスになった、銀髪ストレートのクラッシカ。
そして千葉。
三人それぞれ、女神などと男の戦士チームや職員によるアタックも凄かったらしい。

その二人(主に鳳花)に絞られて、ゲッソリしながら自スペースに戻り考える。
(先輩も本当なら現役を退き、あの二人みたく指示する側への昇進も望めたのよね…)


(先輩が何故に管理者への道を歩まずに、一保守戦士で居る事に固執して居るかは分からない。
でも、先輩は人々の平和の為に戦士で在り続けたのだと思ってる。
そんな先輩だからこそ、私の憧れなんだものね。)

******

カツーン… カツーン…

夜になり、指定の場所に向かう寿賀里。 その区画は普段、使われる事も無く
靴音はおろか己の息遣いまでが大きく聞こえる程で、人気は全く無いと言って良かった。
(先輩は何故、こんな所で話なんて…余程他の人には聞かせられない事なのかしら?)
思い込みの強い気が有る彼女は、またも考えに取り憑かれ──そうになり、頭を振る。
(駄目駄目! また怒られちゃう!)昼間の雷を思い出し、身体を ブルッ と震わせる。

(えっと…此処だわ。)
膨大な部屋からやっとの事で部屋を探し当てる。
室内は外の乱雑さとは違って清潔に保たれており、明かり等も問題の無い状態だった。
その整った室内では、ソファに座った千葉がコチラに首を向けてほほ笑んで居る。
「どうしたの? 遅かったじゃない?」

約束の時刻には少々遅れたものの、気にして居ない様子の千葉にホッとする寿賀里。
(良かった。 先輩、機嫌が良さそう…)


千葉に促されソファーの隣に座る。 (はわわわわ! なんかドキドキするぅ!)
「うふふ、どうしたの?」
寿賀里の慌て振りを横目に、艶の有る声をかける。
「い、いえ! 何でも無いデス…ハイ。」
その言葉でまた緊張をする後輩に、千葉はある飲み物を薦める。
「緊張し過ぎね? これでも飲んで、リラックスしなさい」
ボトルから注がれた液体はカクテルらしく、色々な物が入っているようだ。
「…なんか、独特ですね…」
薦められた飲み物に口を付けつつ、感想を漏らす後輩に
隣で首を傾け、減った分を足しながら話し出す。
「でしょう? 最初は慣れないかも知れないけど…直ぐに病み付きになるわ…」
「そうなんですか? なんか…アルコール分が多いんでしょうか…身体が…熱いです…」
薦められるままに三杯目のグラスを空け、頬を朱に染めて呟く
(あれ?…私…何で此処に居るんだっけ…確か…話しが…)
そんな考えさえ億劫になり始めている自分に気付き、隣でニコニコとお酌をしている先輩に話しを振ってみる。
「えっと…先輩、用って何なんですか?」
グラスを両手で包むように持ち、チビチビと飲みながら尋ねる寿賀里を
『ああ、そうだったわね』と言いながら、話しを始める

17保守戦士 千葉:2006/09/27(水) 23:42:24

「私、知ってるのよ?」
先輩は、そう──話し出しました。
私は、沈黙しか出来ませんでした。
『何を』…そう聞いてしまったら、聞きたく無い事を聞かされそうだったからです。
ですが、先輩は続けます。
「私、以前に見てしまったの……貴女が、私の名を呼びながら…自ら慰めていたのを」

「ち、違います! アレは違うんです!…」私は必死に否定しました。
先輩に軽蔑されたくありませんでした。 憧れの人に拒絶されたくありませんでした。
そんな私を、先輩は手を握りながら優しく笑ってくれました。
「ええ、大丈夫。 分かってる…」彼女は私にピッタリと付いて、耳元に囁きかけます。
「今日の話はそこから先…私もね、貴女を可愛く思っているのよ?」

「本当ですか?…」アルコールの所為か、ぼぉ とした心持ちで聞き返す私。
「ええ。 でも、隠し事をされるのは嫌。寿賀里は良い娘だから、私にそんな事…しないわよね?」
「…はい…私、先輩に隠し事なんてしないです。 たから嫌わないで下さい…」
私は先輩が自分を受け入れてくれた事に喜び、また…関係を壊すかも知れない事を恐れました。
彼女の言葉は絶対に思え、自分はただただ従う存在になったようでした。

「嬉しいわ。 じゃあ…寿賀里、あの時の再現をして見せて頂戴。 貴女の思いを見せて欲しいの」
その言葉と同時に先輩は私の腕を取り、その手を私の秘所へと導くのでした。
先輩は私の…自慰を見たがっているのです。
私は促されるまま、指を動かし始めてしまいました。
(はぁ…ん…先輩の前で、こんな事をするなんて…うぅん…)

「可愛いわ、寿賀里。その姿、私にもっと見せて頂戴」
千葉先輩の言葉に私はスカートの上からでは無く、捲り上げたまま
下着に指を這わせていきます。
恥ずかしいのに、私の手はその行為が止められないのです。
その所為か…いえ…その事だけとは思えない程の快感に、身を焦がす私。
「すご…これ、らめぇ…気持ちイイよぉ…」
いつもの数倍は有るでしょうか…信じられない快楽の波に揉まれ、呂律の回らない言葉を呟いていました……

18保守戦士 千葉:2006/09/27(水) 23:43:05

少し擦っただけで与えられる、人の快感を越えた快感。 それは、彼女が飲んだ液体の所為だった。
特殊なワームの体液──それは、寿賀里をも狂わせて行く。
まさか、千葉が手先になっているなどとは今だに気付いていない彼女は
憧れの先輩に導かれ、快楽の洗礼と共に闇へと堕とされようとしていた。


「うふふ…左手がお留守よ。 ちゃんと胸の方も直に触ってあげないと」
先輩は、またも私の腕を取り、ブラウスの下に誘導しながら囁きます。
スカートをたくしあげ、ブラウスもはだけた…先輩の声で操られる人形のように身体を弄り回す私。
「そう、良いわ…そのまま。 聞かせて、貴女の望みを…」
──望み──私の望み……

先輩の声に、私は自分でも深くは考えもしなかった心の内を吐露していました。
あやふやだった事は、先輩との問答で明確化され、気付かせてくれました。
「そう…それが貴女の望み…」
先輩──
いえ…千葉お姉様は私をソファに押し倒し、見つめ合うと
私のファーストキスを軽く、優しく奪ってくれました。
それは、イメージしていた通りの素晴らしい物で
せんぱ…お姉様が私の髪に手を通し、うなじを撫でる度にうっとりと身を委ねていました。

「さぁ、私の胸に触ってみて?」
お姉様は口を離し、覆い被さる恰好から私を導きます。
視線を下に向けると、そこには私とは較べ物にならない程に豊かな膨らみが私の手を誘っていました。

ムニュ…

お姉様の柔らかな胸に手を食い込ませ、感触を確かめる私。
(凄い…これがお姉様の…)

揉み、触っているのは私にも関わらず、お姉様の素晴らしい胸を触っている感激に
私は快感を得ていました。
「はぁはぁ…羨ましいですぅ…」「まぁ♪ 貴女も直ぐにこうなるわ、『  』ちゃんにしてもらえば」
「…『  』って?……」

聞いた事の無い名前でした。 お姉様が親しげに話す、小さい子供を話すような…
普段なら引っ掛かる言葉も、今の私には無意味でした。
そんな事よりも、私もいつかはお姉様のような胸になる…その事の方が頭を占め
喜びで一杯だったのです。

「寿賀里。 貴女のおっぱいも、とてもキュートだわ」「お姉様、嬉しい…はぁぁ…」
お姉様のおっぱいと、私のおっぱい。 対象的な二つを擦り付けながら、もう一度キスを交わし合う二人。
それは互いに舌を突き出し、絡み合うもので ピチャピチャと音を奏でている。
まったりと続けられるその行為。 大好きな先輩であり、今は私のお姉様とする共同作業。
この幸せな時間がいつまでも続く事を願っていました。

ですが、それも唐突に中断されました。
「…ううむぅ?…っはぁ!……お姉様、どうしたのですか?…」
私の言葉にも、その…美しい睫毛を伏せ、残念そうに離れて行くお姉様。

19保守戦士 千葉:2006/09/29(金) 23:34:04

「悲しいけど、ここでお終い。 私も可愛い寿賀里ともっとこうしていたいけど…」
「なら、お姉様!」私は先程迄の充足感を失いたく無い気持ちで、続きをねだりました。
ですが、千葉お姉様は変わらず…悲しげに拒むのです。 何故?……
「私と貴女の仲を邪魔する存在が居るの」
許せませんでした。 やっと両想いになれたと思った私を、邪魔する存在…
「…それは、誰なんですか?…」この問い掛けに、お姉様は答えてくれました。

「私の…名ばかりの家族よ。 アレは私達の仲を認め無いわ。」
お姉様は憎々しげに打ち明けてくれました。 (アイツらが私とお姉様との仲を裂く奴ら…)
今まであの二人に感じていた親愛感情は消え、代わりに生まれる悪意。
私は、その考えが正常な物であると受け入れていました。
「貴女は人々を守る戦士。 私達を邪魔する…人間を敵に出来るの?」
お姉様は私を求めてくれています。
そのお姉様とまた、あの時間を共有する為には…戦士の自分を
捨てる事も考えねばならない……私の心は決まりました。
「あんな奴ら、私には…要りません」その宣言に、再び私へと微笑みを向けて下さる、お姉様。
「嬉しいわ、寿賀里。 貴女は私を選んでくれたのね…可愛い娘」


「さぁ、続きをしましょう…」
お姉様は髪を解き、私を本格的に受け入れる準備を進めていました。
(もうすぐ私はお姉様と、もっと…)その期待が、私の無垢な身体を震わせました。
全てを脱いだお姉様は、綺麗で…
室内の淡い光に照らされ、美しい陰影を付けた肢体は私の目を釘付け…離す事は罪に思えました。

艶やかな髪、濡れた唇、うっすらと筋の見える肩、豊かな乳房、抱きしめたら折れそうな腰
なだらかなお腹と、そこから続く淡い茂み…そこには、お姉様の逞しく
私を貫く物がそそり立っています。
「お姉様の物で私…処女を捧げられるんですね。 幸せ…」
あまつさえ、それを目の前にうっとりと呟く寿賀里。
「うふふ…もう貴女には、何が異常かも分からないのね…」

『  』に言われた「お願い」通りに動く千葉は、自らの秘所に潜ませていた物──
愛する息子から渡されたワームを撫でながら、可愛くて可哀相な後輩に笑いかける。
寿賀里もまた、大好きなお姉様に一番の笑顔を返し、下着を脱ぎ捨てた。
スラリとした二の腕、小さいが形の良い胸、小尻から伸びる白魚の様な脚…
彼女は19歳の肌に張りとみずみずしさを放ち、千葉とはまた違った魅力を誇示していた。

20保守戦士 千葉:2006/09/29(金) 23:34:41

千葉が熟れた果実なら、寿賀里はもぎたての果実だろうか。
寿賀里の19にしてはまだ未成熟な身体は、青く新鮮な匂いを脳に届け
千葉からは『  』により開花させられた、甘く濃厚な香を漂わせる。
互いに触れ合える位置まで近付き、全裸で向かい合う二人。
「やっと愛し合えるわね。さ…これを感じてみなさい?」
「はい、お姉様…」千葉の秘裂から出ている細長いワームを、言われるがままに触る。
にゅ…
電脳生命体にも関わらず、感触は軟らかな事を返す物だった。
「凄い…ビクビクと動いてる…」
「コレも、貴女を気に入ったのね…コレを貴女の可愛いらしい唇で舐めてみて」

ヌチ──
その、初めての口内侵入に息が出来ず、吐き出しそうになる寿賀里。
「うむむっ!おごごる…」(うむっ!お姉様!)
伝えようにも口内をワームに占領され、イマラチオ状態で苦しい事を表現するのがやっとだった。
「あらあら…やっぱり寿賀里には、まだまだ無理だったかしら?」
その言葉と共に、引き抜かれるワーム。
『まだ無理』──この言葉が日頃千葉に置いて行かれた彼女の、やる気を引き出した。
「…げほ、げほっ…私だって…出来ます!いつまでも…はあはあ…お荷物じゃ有りません!」

「でも、イキナリは急ぎ過ぎだったわね。 先ずは舐めてみなさい」
導く者と導かれる者…
保守戦士の本分も忘れ、外道に堕ちている二人ではあったが、その間柄は続いている。
それはもうすぐ辿る、『  』の僕としての…先輩と後輩としての間柄が。

…ぴちゃ…ぺろ…れろり…

男性の象徴に似た感じの形状になっている一物を、棒キャンディーの様な体で舐める寿賀里。
「そう…裏筋から螺旋を描く様に。 それと、相手の反応を見逃さない為に目線は上目遣いに…」

千葉の指導──調教の元
寿賀里は愛らしい唇からチロチロと舌を動かし、ひたすら舐めていく。
「…はむ…んばぁ……どうでふか?…」
舐めるだけで無く、時折軽く含んでみたり甘噛みを入れながらの問い掛け。
「ええ、良くなって来たわ。 そろそろ…ご褒美の時間。 出すわ。 漏しては駄目よ…」
彼女は自らの教えを実践する後輩に目を細めると、発射体制に入り始めた。

ビュルビュルルル! ビュクン! ジュグ…

「…モゴォ!? ウムムムゥ!!」
宣言で分かっていても尚、吐き出しそうになる量が彼女の唇を汚していく。
それは男性の放つ精と比べてもドロっとしており、また、臭いもキツイ物だった。

21保守戦士 千葉:2006/10/04(水) 22:53:10

(この臭いと味…これは……)
必死に体液を嚥下していく中、彼女は先程の独特なカクテルに入っていた成分を知る。
「お姉様ぁ…さっきの飲み物は、もしかして…」
「ええ、そうよ。 どう? 原液は? 堪らないでしょう?」

先程とは比べ物に成らない濃度の体液。 それは頭を痺れさせ、莫大な快感を彼女に与えていた。
頬、舌、喉…体液の触った箇所は、同じ体液を飲み下しただけで快感を生み出す。
「はぃぃ…コレ、本当に癖になりますぅ…」
未知な場所からの快感と体液の効果に、彼女は瞳は更に焦点をぼやかせる。

「良かったわ。 貴女なら、きっと気に入ってくれると思っていたの。
それに…今なら初めての挿入も痛みは感じない筈よ? 貴女には…素晴らしいロストバージンを迎えて欲しいもの」
自らの夢を捩曲げられ、ワームによって処女を失う…この、最低最悪の瞬間が迫る。

「お姉様ぁ…恐いですぅ」「大丈夫よ」
怯える後輩の頭を優しく撫でて安心させながら、千葉は寿賀里の開いていない秘貝に物を添わせる。
スリスリ…
竿で剥かないままの陰核を刺激していた。
その間もキスや胸の擦り合わせを入れ、彼女から恐怖心を取り除く心配り。
「んちゅ…準備は整ったようね…」

「お姉様…奪って! 私の処女膜、破って下さい!」
気持ち良さに紅潮した寿賀里は、自らおねだりの言葉を口にする。
千葉もその返事に頷き、腰を埋めていく。

ズズズ…

「…んー!…」
(凄い、全然痛く無い! …気持ち良い……今までの私…快感で消えちゃうよぉ…)
寿賀里のから千葉の陽物に血の筋を残し、クチュクチュと細かい律動を響かせる。
「お、お姉様…私の中…どうですか?…」
通常なら痛々しく堪え、話す所では無いだろう今、彼女は快楽に堪えながら聞く。
「寿賀里の膣(なか)…まだ、キツイわ…」
厳密にはツインディルドゥのような状態な為、彼女に直接の快感は無いが
破瓜による…錆びた鉄の臭いと、鮮血の鮮やかな緋色が千葉を楽しませていた。
(とうとう先輩…いえ、お姉様と一つになれた…)その、つかの間を楽しむ寿賀里


その、二人の痴態を見つめている…白髪に、禍禍しい赤眼の少年が居た。
最初に室内を見回した時には居なかった、その少年。
彼は今まで眼前にて繰り広げられた光景を前に、言葉を挟むでも無く
椅子から眺め、鑑賞していたのだ。

22保守戦士 千葉:2006/10/04(水) 22:54:00

しかし、寿賀里は気付いていない。
いや…彼が居る事を、最初の暗示で否定されている所為だろう。

パチン♪

『  』の弾いた指音が響き、その音は
寿賀里の耳へと届き『二人だけの秘密の時間』が、終わりを告げる。

「…ふぁ?…キ…ミは…」
少年の突然な出現に、寿賀里は惚けた表情で見ていた。
千葉は、そんな彼女の耳に口を寄せ…囁く
「寿賀里、あのお方は『  』様。 貴女の新しく仕える御主人様よ。」
「…御主人…様?…」
虚ろな瞳に少年の姿を写し、彼女はお姉様の言葉をオウム返しに呟く。
「そう、…貴女の望みが叶うの。 寿賀里、私がお仕えする『  』様に貴女も仕えなさい
そうすれば、貴女も私と同じ存在に成れるの…さぁ…」

彼女の本来の夢を歪め、似ても似つかない悪夢へ誘う…憧れの女性。
(私も、お姉様のような素敵な存在に成れる…)
彼女の心は緩慢に、そして、確実に…『  』の掌中に転がり落ちる。
「寿賀里、先ずはご挨拶をしなければ」
「あ…はい… 私は、保守戦士をしている…十里 寿賀里と申します…どうぞ宜しくお願いします…」
そう──
年端も行かないで有ろう少年に対し、丁寧に挨拶をしようとする寿賀里は
既に彼を己が主として動いて仕舞うのだった。
(駄目…この子に逆らえ無い…この子の宝石のような眼、あの赤が私を…)

裸で『  』に挨拶をする寿賀里は、悠然と座る主人を前にそんな感想を抱いていた。
普段の彼女が『  』に出会って居たとすれば、彼の頭に拳固でグリグリしながら
「なぁに言ってんですか、せんぱ〜い♪ こんな子供と一緒に冗談やめて下さいよ〜!」
な事になっていた事だろう。
しかし、ワームの体液の原液も飲み下した彼女には、そんな元気もなりを潜め
憧れだったお姉様に倣い、オドオドと新しい主人の顔色を窺う
憐れなペットの雰囲気すら漂わせていた。

「さぁ…さっき教えた様に、ご奉仕をしてみなさい」「は…はい…」
先輩である千葉に促され、寿賀里は『  』の、子供に似つかわしく無い陽物を前に
そろそろと舌を寄せて行く。
「あの…『  』さまの逞しい物を、私の口に含ませて戴きます…」
彼女も決して大きい方では無いものの、少年と比べれば二回りは有るだろうか
その、もうすぐ二十にも成ろうかという大人の女性が、子供の足元で今にも奉仕を開始しようとしているのだ。

ペチャ…ペロ…ピチャ…

仕込まれたばかりの舌技を使い、寿賀里は夢中で奉仕を続ける。
(凄いわ…この子供…いえ、この方の物にご奉仕をしているだけで、身体が熱くなる…)

23保守戦士 千葉:2006/10/04(水) 22:54:52

(これが私を従える存在なのね…)
寿賀里は舐めながら、自分がこの少年に支配されている事を心に刻み込まれていく。
(うんん…お姉様も私を見てるわ…)
お姉様の視線すらも今は彼女の快感を増幅し、精神を灼いていく。
(…もっと…もっと、ご奉仕しなくちゃ…)

その光景を愛する息子の側で、後から抱きしめる様に腕を絡めつつ眺める千葉。
彼女もある感情に囚われていた。
嫉妬──で、ある。
息子の『  』は、母である自分だけの物だったし、自分だけが息子の牝だったのだ。
それが今、私の牡を…私のチ○ポを取られているのだ。
そこについては既に絶頂の中で『  』に承知させられていたものの
息子を取られた姑…的な感情は、中々に彼女を冷静にはさせない。
(あの娘ったら、あんなにうっとりした顔で『  』ちゃんのチ○ポを頬張って…
羨ましいわ…私も一緒に、あの子の物を感じたい…牝に成りたいわ…)

彼女の中に在った母としての理想は捩曲げられ、作り替えられていたとはいえ
以前の彼女──相手を思えばこその厳しさや倫理観、高潔な心も感じる事は出来ず
ただ、己が女に溺れ…偽りの息子を溺愛する、愚かなる母が居た。

人の親としてのあるべき姿を見失った愚母の、まさぐりを背に感じながら『  』は
寿賀里に対して初めて声をかける。
「…もういい。 跨がれ…そして、僕を受け入れるんだ」
と、少年の自分へ対する命令に舌を止め、上目遣いに確認する寿賀里。
その動作は少年を主として、僕たる己の立場を認識した物だった。
今では彼の存在に取り込まれ、自らペットに成りたいとさえ願っているのだ。
(私の生まれた意味は、この方にこうして出会う為だったんだわ…
私の夢は、素晴らしい『  』様のペットに成る事…)

彼女は椅子に座ったままの『  』の前に立つと対面のまま、そろりそろりと腰を下ろしていく。
ズズズ…
「あはぁ…『  』さまの、逞しい物が…すごぉい…」
その身体を沈ませた寿賀里の体格による差は丁度、胸先に少年の顔が来る形になる。
「それでは…んはぁ…動きます…」

小さな少年の上でゆっくりと腰をくねりだす大人の女性…
傍目には、一人の少年を無理矢理犯す痴女にしか見えなかった。
少年と寿賀里の余裕の差と、態度を見なければ…だが。
「寿賀里、自分ばかりが気持ち良くなっていては駄目よ。 ちゃんと『  』様を喜ばしなさい。」

千葉の指導を受け、少年へのキスもままならない寿賀里は
露になっている自身の小振りな胸を寄せ、少年の顔を挟み込んでみる。
その感触は若々しい弾力に溢れ、『  』へと両手の平から伝えて来た。
「ひゃ…ふうむ…はうぅん…うむむむ!…」
『  』の上で踊る彼女が発する喘ぎ声を、千葉の唇が塞ぐ。
「…ん…んちゅ…寿賀里ったら、本当に気持ち良さそうな顔をして…
私との時より、気持ち良いのね?…妬けるわ…」
「ご、ゴメンなさい…で…でも、お姉様ぁ…寿賀里、もう…『  』さまの物になっちゃったのぉ!…」

『  』と繋がりながら千葉と寿賀里は、ねっとりとしたキスを交わしあう
啄むように唇を合わせ、舌を絡め合い、続けられる口付け…
勿論、その間も腰を小刻みに動かしていた。 いや、身体が腰の律動を止められ無かった。

24保守戦士 千葉:2006/10/04(水) 22:59:34

そして遂に、今まで座っているだけだった少年による、下からの突き上げが加わった。
その激しい突き上げに千葉と交わしていたキスの繋がりも切れ、彼女は跳ねる。
「寿賀里もすっかり『  』様の虜になって、私とのキスより良いって訳ね…
寿賀里、『  』様の物として、私達に宣言なさい。 今までの自分を捨てるのよ!」

少年に下から激しい責めを受け、頂点に押し上げられながら
寿賀里は快楽に染まった意識で、必死に言葉を絞り出そうとする
自らを、貶しめる宣言を。
「ふぁい!?…わた、私こと…保守戦士、十里 寿賀里はぁ…ひゃうん…
これからは、お姉様と同じく…『  』様にお仕え…する事を
誓いますぅ!…どうかこの、卑しい牝を飼って…下さいませ!…」

寿賀里は10にも満たない少年に突き上げられながら、人の尊厳を捨てた宣言を誓う。
人を辞めた彼女の表情は恍惚に染まり、虚ろな瞳をさ迷わせながら
口元には薄ら笑いを張り付けていた。

新しい世界と役割──
そこには幸福しか無く、生きる意味を見付けた(と、思考誘導されているのだが)のだと。

その誓いを聞き終えた少年は動きを止め
今までの彼女を吸い込み、焼き尽くすような瞳が彼女の虚ろな瞳を覗き…口を開く。

「いいよ…今からオマエは僕の物だ。」

「は、はい! ありがとうございますぅ…」
ブルッ──
その言葉を聞いた瞬間、歓喜で彼女の身体に震えが走る。
既に腰は止まって居るにも関わらず、寿賀里は絶頂していた。
「あはぁ♥…えへへぇ…幸せぇ…『  』さまぁ…」

ドサッ…

絶頂に漂っていた寿賀里から自身を引き抜き、己の物になった牝を床に転がす『  』。

寿賀里の夢も、誇りも、大切な想いも、全てが消えていく…
守りたかった世界──人々の笑顔や営み…それらは霧散し、薄れ
彼女を形作る【物】が抜け落ちる。
今夜、人々の希望の星がまた一つ流れ、光を消したのだった。


「おめでとう、寿賀里。 そして…いらっしゃい…」
千葉は床に横たわる新たな仲間に手を差し延べ、妖しく笑いかける。
そして、差し出された手を握る彼女もまた…同じ表情を浮かべる。
「はい…お姉様。 宜しくお願いします…」
【共に、『  』様の為に…】
二人の声は重なり──夜の、使われていない区画に…笑い声が小さく聞こえていた…

クスクス…フフフ…
…ウフフ…
アハハ…
……

26保守戦士 千葉:2006/10/14(土) 22:05:31
何故、今更こんな所に居なければ行けないのか…
私はそう考えながら、朝食と夕食の下ごしらえをしていました。
「ママ、家に帰って家事をこなしてよ」
そう──私の『  』ちゃんにお願いされなければ、こんな所で無く…
『  』ちゃんが滞在している、寿賀里の部屋に今すぐにでも!…そんな気持ちでした。
少し前迄は楽しみだった家族との触れ合いも色褪せ、名前ばかりの夫や男の子供に
私は興味を持てなく成っていたのです。
保守戦士としての活動中も、『  』ちゃんの言う通り…危険な存在を消去する毎日。
私はもう、愛しい『  』ちゃんの足元で何も考えずに仕え、奉仕したいだけなのに…

この家に帰って数日、何の意味も無く此処でアレらのエサを作る日々。
それだけでも面倒なのに、今日などは保守戦士の支部に迄連絡を取って来たと寿賀里に言われる始末。
全く、欝陶しいわね…あの男。何であんなのと結婚してしまったのだろう?
愛しい『  』ちゃんと出会う為だったら、アレと結婚など…しなくて良かったのに。
そう考えながら千葉は、目の前で煮えるシチューに唾を吐き捨てる。
あいつら…死んでくれないかしら…

***

深夜、日付を跨く時間に家へと向かう私。
寿賀里は毎日帰るのが楽しそうだと言うのに、私はあんな所へ…

千葉は『  』を思い出していた。そして、あの素晴らしい日々を…
今それを受けているのは、私では無く寿賀里…数日前までは私を『お姉様』
なんて言っていたような娘を『  』ちゃんは、あそこ迄可愛がるなんて…
その事を考え、千葉は自身の身体を軽く撫で上げる。
(ふう…これじゃ今夜は、このままじゃ寝れないわ…)

***

ガチャ…

明かりの消えた家へ入った千葉が、リビングの明かりを点けた時
腕を組み、こちらを見る男──マイクが迎えた。
「…また、お早い帰りだな…千葉」
…話すのも面倒だった。 大人しく寝てれば良い物を、私の苛々を増やす屑虫。
「…あなたこそ、先に寝てれば良かったのに。 話しはまたの日にしてくれないかしら?
私も疲れてますし、マトモな話も出来そうに無いですもの」

私はそう返答すると、まだ何かを言っているソレを無視し
掃除や片付け、明日の餌の用意等を終え、その場を立つと
嫌な気分と汗を流し落とす為に、バスルームに向かいました。

27保守戦士 千葉:2006/10/14(土) 22:09:46

シュル…スルル…パサ…

衣服を脱ぎ、髪を解いた私は姿見の鏡を前に全身を写し、一回りする千葉。
(私だってまだまだ若い女に負けて無いわ。 あの子も今は珍しいだけに決まってる…
お尻だって垂れて無いし、胸の大きさも勝ってるし…形だってまだ…)
鏡の前で見返りし、背中からお尻の曲線を見たり、豊かな双乳を寄せ上げたポーズを取る。
(…ふぅ、不快な事は忘れてシャワーを浴びてしまおう…)

キュキュキュ…シャァー…

降り注ぐ少し熱めの湯を身体に受けて直ぐ、千葉は脱衣所に人の気配を感じていた。
勿論それは知らない者では無く、先程まで纏わり付いていた男…マイクであった。
(まぁいいわ…面倒だし。)
彼女は夫に対応する事に時間を使う気持ちも無く、そのままシャワーを浴びていた。

カタタ…
扉に出来た隙間。 そこからはマイクの目がこちらを窺っていた。
(あの男、何かと思えば…覗き? …ふぅー…呆れるわね…)
千葉に感づかれているとも気付いて無い様子のマイクは、また少し隙間を広げていた。
広がった隙間から見える表情は欲望に満ち、醜悪さを曝していた。
自分の裸体を、食い入るように見ているマイクの視線を感じる千葉。


(ふ〜ん…私の身体、そんなに見たいのね…この私を…)
マイクが自分を見るその視線に、千葉は気を良くしていた。
愛する『  』が寿賀里に取られた形の千葉を、求め欲する存在に自尊心をくすぐられ
それが千葉に、マイクが見ている事を知った上で、見せ付ける様にお尻をクネらせさせる。
(私を求める視線を、強く感じるわ…これは、どうかしら?)
視線を意識した上で、先程の鏡でした様に、身体を洗う風を装って色々とポーズを取っていく。

気付いていないという前提とはいえ、夫に対して以前の彼女なら見せなかった姿を見せ
挑発を繰り返す千葉。
彼女もまた、この捩れた行為に興奮を覚えていた。
(うふふ、とうとう荒い息を立て始めてるわ。あはぁー…『  』ちゃん…)

シャワーノズルを身体の敏感になった所に当て、己の身体を慰めていく千葉。
ノズルは、胸に…そして下腹部へと場所を変え、空いた方の手と共に愛撫を続けていき
彼女の息を弾ませる。
千葉は『  』に見られている自分を想像し、その妄想に身体を委ねていた。
(見て『  』ちゃん…嫌らしいママのシャワーオナニーを見てぇ!
ママ、『  』ちゃんの前で、浅ましくイク許可が欲しいのぉ!)

気分も盛り上がり、千葉は更なる快楽を得る…筈だった。マイクが話し掛けなければ。
「千葉…その、今夜は久しぶりに…愛を確かめ合わないか?君もそんな気分みたいだし…」
そんな台詞で、血走った目をこちらに向けるマイク。

私はこの、気分を出すだけの『物』に水を差され、不機嫌を隠さずに対応する。
しかし、余程興奮しているのか、私の態度を『恥ずかしい為』と決め付けたらしく、この馬鹿は
「ハハハ…恥ずかしがる事なんて無いさ。ほら、僕も同じじゃないか!」と
…何故、私がコレに恥ずかしがらなければイケナイのか?私が、そのまま無視を続けていれば
「どうしたんだい?君が少々嫌らしい女性だったからといって…私は君を嫌いはしないさ?」
等と言い出す始末。

…目前のコレは、私が自分を愛して居ると思っているらしい。
馬鹿な男。一時期はコレを愛していると、勘違いして居た事も有ったのは事実とはいえ
『  』に対する真実に目覚めた今、偽りは色褪せ…崩れ落ちたというのに。
止められて無ければ私は、コレに全てを話してやりたいのを抑えられ無かったでしょう。
(ああ…間の悪いコレの下らない話を、いつまで聞けば良いのかしら?…拷問だわ…)

哀れな、名前ばかりの夫から顔を背けていた私に、尚も話し掛けるマイク。
幾ら言葉を並べ立てた所でこの男は、結局は私が欲しいのだ。
私と寝たいだけなのだ。下らない…

私の態度に苛々を募らせたらしいマイク。
私が少しこんな態度を取っただけで、この男は今まで見せなかった粗暴な面を見せだし
私の腕を取り、いう事を聞かせようとしたのだ。
(仕方ないわね…)そう判断した私は、彼の考えている妻を演じる事にしました。
「あなた、痛いわ…放して下さい」
しかし、この男は腕を放す所が私を抱き寄せ、私にキスをしようとして来たのです。

28保守戦士 千葉:2006/10/14(土) 22:10:28

「嫌!」
そう言い、私はマイクを突き飛ばしました。
私の身体は『  』ちゃんの物であり、コレなどに触らせる訳にはいきません。
ましてや、キスなんて許す事は、到底出来ません。
それを無理矢理に冒そうとする男に怒りの眼差しを向け、また、顔を背けました。
「あ…ごめんよ…その、どうかしてた。 僕は君にそんな、暴力とか…いや…」
先程の情欲に囚われた目は正気に戻り、自身の狂暴な面に戸惑っているマイクが居ました。
私は弁解を繰り返すマイクを責め、バスルームから追い出すと
シャワーを止めて脱衣所にあがりました。


滴の付いた裸体をバスタオルで包み、髪を乾かす千葉。
その表情は沈み込み、髪を梳く手も止まりがちに動く状態だった。
(はぁ…早くアレらを殺して、自由に成りたい…そうすれば、私の望みが叶うのに…)

彼女は素肌へシャツを直に着るラフな恰好でリビングの冷蔵庫を空け、飲み物を口にする。
そして、ドアに貼られた紙の存在に気付く。 それは同居しているもう一人の…子供からだった。

『お仕事ごくろうさまです。 この頃お母さんに会えなくて寂しいです。
今度の休み、お父さんと三人で何処かに行きたいです。
お仕事も大事だけど、マ…お母さんも大事なので無理しないで下さい。
おやすみなさい。
                         ママへ』

その紙を見た時…ただの同居人の筈な子供が可愛く思え、つい…その紙の余白に
『ママも、いちたちゃんの事…』…そう書きかけ…紙を握り潰しました。
何故あんな事を書こうとしたのか、あんな子供…名前、姿、声、性格…全てが嫌な筈なのに。
「つっ!」頭に激痛が走り、私は正気に返りました。
(…そうだ、そんな事はどうでもいい…私には息子の
『  』ちゃんさえ居れば良い…あんな子供、要らない!…)



**********

「『  』さま、何でしょうか?」
千葉と寿賀里を足元に跪かせた『  』は、二人が命令を待つ姿を眺める。
寿賀里に僕の誓いをさせてから昨日まで、普段通りの生活をさせつつ
夜ごと『  』に可愛がられた寿賀里は完全に堕ち、今では忠実な僕として生まれ変わっていた。
そして、その隣で跪ずく千葉と共に保守戦士の力で『  』に仕え、邪魔なワーム等を葬り去っていた。
その二人に命令する、今日の標的。 それは千葉が望んでいたものだった。

「ママ、ママは僕に言ってくれたよね? 僕以外は要らないって…それ、見せて欲しいな」
「じゃあ、とうとう!」
「うん、そうだよ。 あの二人を処理しようと思うんだ、大人の方はバックアップ用に
子供の方は更に、現実空間での体としての使い道があるし」
『  』は、近頃の千葉が聞きたくてしょうがなかった言葉を伝える。
(やっとアレに付き合わないで済む…)そう、嬉しさに浸り、微笑む千葉から目を離すと
寿賀里にも命令を授ける『  』。
「これには、お姉ちゃんにも手伝って貰うよ…」
「はい、ご主人様ぁ♪」寿賀里もまた、妖しい微笑みで『  』の命令に頭を垂れるのだった。

29保守戦士 千葉:2006/10/14(土) 22:15:31

**********

あれから数日たった今日、妻からメールが届いていた。

『愛するあなたへ
あなた、最近の事…色々ごめんなさい。私、自分が悪いと気付いたの。
私は此処であなたを待ってます。必ず来て下さい。   あなたの妻より』

その、妻からのメールに記されていた場所は、所謂ラブホテルだった。
(これは妻からの誘いか?…やっぱりあの時の妻は苛々していただけだったのだ!)
妻が反省し、私と仲直りしたいと頭を下げたのです。
私も妻と気まずくなっていた事も有り、渡りに船と妻を許し
指定されたホテルに向かいました。

(うん、この部屋だな…)

ギギ…ギ…

鍵の空いた室内に入った私は、妻の姿を探し始め…ベットルームに発見しました。
千葉の後輩である、寿賀里くんの姿を。
(うん?…何故、彼女がここに居るんだ?千葉は一体何処に居るんだ?)
「えっ…と、家の妻が居る筈なんだけど…何か聞いているか、言付かってるのかな?」
取り敢えず、事情を知っているだろう寿賀里に話しを聞こうとする私が近付くと
彼女はその問いには答えず、イキナリ私の腰へタックルを仕掛け
ベットに押し倒された私に、彼女は馬乗りになり話始めました。

「千葉先輩の旦那さん…いえ、マイクさん。
私、あなたの事が好きになってしまったんです…だから
先輩の携帯から内緒でメールを打って、此処に来て頂いたんです」
突然の告白に「な!何を言ってるんだ君は!妻帯者をからかうもんじゃ無い…」
と、口ではそう言いつつも
馬乗りで押し付けられている寿賀里の尻肉を感じ、もごもごと口篭る。
その、完全な拒否とは到底言えない対応を見る寿賀里の目は妖しい輝きを増し
マイクに更なる揺さ振りをかけてきた。

「私、いつもマイクさん達と連絡を取る度に『理想の旦那さんと子供だなぁ』って思っていて
その気持ちがいつしか、自分の理想的な伴侶として見始めてしまったんです。」
そう告白しながら、寿賀里はお尻をマイクの腰から股間へと動かし、マイクの陽物を擦りあげる。
「くあぁあぁぁー!」
元々一ヶ月以上に渡って性交等を我慢していたマイクは、堪らず声を上げてしまう。
「気持ち良いんですか?寿賀里、マイクさんに、もっと気持ち良くなって欲しい…」
彼女はズボン越しからマイクの半立ちの物を中心に
のの字を書く様に腰を回し始め、マイクにキスをねだる。
「イケナイ。イケナイよ寿賀里君!こんな事は…」

30保守戦士 千葉:2006/10/14(土) 22:16:07

そう言って寿賀里のキスを避けるマイクだったが、その抵抗は弱く、頼りなかった。
「別れてなんて言わないです。ただ、たまにこうして会って欲しいんです!
私とマイクさんだけの秘密を共有したいんです…」
(彼女に恥をかかすのは可哀相では無いか?彼女を傷付けるよりも…)
彼はそれを聞いて、力が抜け…寿賀里のキスを受け入れてしまう。
彼女からの積極的なベーゼに合わせ、マイクも寿賀里の舌に舌を絡める。

「ムチュ…チュ…レロ…ッチャ…ううん、嬉しい…」
「うむぅ…はぁ…す、凄いよ寿賀里君…なんて情熱的なんだ…」
「嫌!寿賀里って呼んで下さい…マイク…」
マイクの他人行儀な呼び方にこう言うと、寿賀里はシャツのボタンを外し
ブラジャーに包まれた胸をマイクの胸板に合わせ、押し付ける。
同時に寿賀里は、抵抗も止んだマイクが感触をより味わえるよう、服を脱がしていく。
「す、寿賀里…く…君はなんて…おおぅ! 君の瑞瑞しい感触が私の胸板に…」

マイクは妻と違う、寿賀里の若くしなやかな肉体に魅せられていた。
貞淑な妻とは違う、奔放な女…禁欲を強いられて居たマイクにとって
それに抗うのは困難な、我慢の限界に近付いていたのである。

「寿賀里!僕はもう我慢出来ない。君が欲しい…欲しいんだ!」
妻との淡泊な夜の営みに馴れていたマイクは、寿賀里の痴態に興奮し、両手で彼女の尻たぶを揉みしだく。
「…あはっ!マイクったら…その手で私のおっぱいも可愛がって…」
盛のついた若者を思わせる彼を見ながら、寿賀里はブラを外しだす。

カチ…プッ…

寿賀里がホックを外すと、張りのある双乳が躍り出し、マイクの前に美しいラインを見せる。
「ああ…素晴らしいよ、寿賀里…妻とはまた違う、良い触り心地…」
そう、うっとりした顔で寿賀里の胸に左手を移動させ、口はおっぱいを舐め始める。
ずり上がった恰好の寿賀里は、自身の胸に顔を埋めて吸い付いているマイクを
言葉とは裏腹に、冷ややかな眼差しを向けていた。
(もう、そろそろ効いてきた頃合いかしら?…)

「…ねえ、マイク…私と千葉さん、どっちが『いい』ですか?…」
寿賀里は、ずり上がって調度いい位置に有るマイクの陽物を、足で刺激しながら尋ねる。
「…ぷは…えっ…と、いきなりそう言われても…二人とも素晴らしいじゃ駄目かい?…」
寿賀里の肉体に夢中のマイクは彼女の問い掛けに
曖昧な答を返し、行為に戻ろうとする。

31保守戦士 千葉:2006/10/20(金) 23:00:11

「そんな答えじゃ嫌。どっちが『いい』か、はっきり言って欲しいの…」
マイクへの行為を止めると、身体を馬乗りに戻して聞き直す寿賀里。
「あ…」
突然の快感停止に、マイクは寿賀里を見る。…彼女はニッコリと笑いながら、返事を待っていた。

(彼女は私が好きだと言ったのに、何故こんな事を…幾ら私に迷惑をかけないと言っても
やはり、自分を一番に愛して欲しいという感情が…)
そう…冷静で無いながらも考え、納得したマイクは、彼女に言ってしまう。
「…君だ。」
「妻の千葉さんより…ですね?」
「そうだ。君の方が『いい』よ、寿賀里!」
マイクが発した、妻を裏切る言葉を聞き終えた寿賀里は、満面の笑みを返していた。
「嬉しい…マイク、その言葉が聞きたかったの…でも、もうお仕舞いみたい。」

寿賀里は完全にマイクから身体を離すと、ベットから降りる。
「? な、何を言ってるんだ?…! 体が動け…どうなってるんだ?!」
寿賀里の豹変振りに追い縋ろうとしたマイクは、自分を襲っていた異変に気付く。
様々な感覚は普段の比ではない位に有るものの、体に力は伝わらず
まるで、首だけになった状態なのだ。
(何故こんな事に…そうだ!彼女に助けて貰おう…)

慌てた口調で彼女に助けを求めるマイクを眺め、寿賀里は悪戯っ娘の表情で話し掛ける。
「どうです?色々な感覚が鋭くなってるでしょう?
感じる快感も、その快感の喪失感も全て。
でも…自分では体が動かないから、自分で慰める事も抗う事も出来ないんです。
マイクさんはこれから、私に体を弄ばれるんです。
さあ、私にお願いしないと…何もしてあげませんよ?」

今まで味わった事の無い、未知の恐怖にうろたえていたマイクは、現在の状況の全ては
寿賀里がしたらしい事と、これが性的プレイの一種と理解した。
そう得心し、彼女に対しての主導権など最初から無かった事も分からずに
大人の余裕を取り戻そうと喋り出す。
「…ビックリしたよ。こういう事はその、先に言ってくれないとね」
必死に平静を装い、ベットに裸で仰向けのまま、だらしない姿で言い繕う。

(こいつ、本当に滑稽だわ…まだ、私が言った嘘を信じてるのかしら?)
寿賀里は目の前に居る、憐れみさえ覚える存在のこれから遭う事を考える。
(幸せで…可哀相なマイク。
何にも悪く無いけど、世界が不幸を求めてしまったんだもの。しょうがないわ。
…私もコイツが不幸になるのは賛成だけど。うふふ…)

トントン…

「あら、来たみたい?…」
ドアを叩く音に反応し、寿賀里はドアロックを開けて招き入れる。
一人は息子と同じ位の少年、そして…もう一人は自分の妻、千葉だった…

32保守戦士 千葉:2006/10/20(金) 23:01:03

「マイク、あなた…ご機嫌な恰好で何をしているの?…ああ、ナニをしてた訳よね」
千葉は不様に横たわるマイクの前まで歩み寄り、文字通り『見下す』視線を向ける。
「ち、ちち、違うんだ!千葉、聞いてくれ!これは寿賀里君から
一夜限りでも良いから私との想い出を欲しいと…それに、私は彼女とはシテいないんだ!
彼女に変な薬か何かを使われ、無理矢理なんだ!彼女が強引に思いを遂げようとしたんだ!
私も体が動けば、こんな事には…」

そう──寿賀里に全てを押し付け、妻に釈明を始めるマイク。
しかし、その姿には説得力の欠片も無かった。
「酷い!私…寿賀里さんが呼んでいる…って聞いて来たらマイクさんに襲われて、無理矢理こんな事…」
「な!君、出鱈目を言うな!…違う、私は彼女に嵌められたんだ!」
先程自分が全てを彼女に転嫁したのも忘れ、マイクは寿賀里を非難する。
一方の寿賀里は手で顔を覆い、泣いている恰好を取っている。

千葉は二人を眺め──決断を下した…

千葉は夫であるマイクから顔を背け、寿賀里を抱きしめたのだ。
「可哀相に…辛い目に遭わせて仕舞ったわね…寿賀里。よく頑張ったわ」
「違う!信じてくれ、千葉!」
自分よりも部下の言葉を信じる妻へと、無実を伝える言葉を絞り出すマイク。
(そんな馬鹿な…何故こんな事になるんだ…分からない。どうしてだ…)
混乱しきった頭で尚、彼は弁解を続けた。
「聞いてくれ、頼む…こちらを向いてくれ…ちゃんと話しをすれば、千葉も納得してくれる筈なんだ…」

その言葉に反応したのか、マイクに向き直りだす千葉…だが、それは彼の望む物では無かった。
マイクが見た千葉の顔は醒め切った表情で、汚物を見る様子を隠しもしていなかった。
以前のバスルームでの態度を上回る、冷たい視線。
この状況を第三者が見たなら、妻の後輩といかがわしい事をしようとした夫が
妻に愛想を尽かされた…そんな感想を持つだろう。
実際はこうなる以前から既に、妻からは見捨てられてはいるのだが。

33保守戦士 千葉:2006/10/20(金) 23:01:59

「…もういいでしょう。…マイク、私の見て居る前で寿賀里の誘惑に堪えて下さい。
あなたも男として、夫としての覚悟を私に見せて貰います」

千葉はそう──マイクに言うのだった。

「それはどうゆう?…」
千葉の言葉に戸惑っているマイクへ、寿賀里が言葉をついで喋る。
「千葉先輩の前で私が色々して、我慢出来れば…浮気等の気は無かったって事です。
我慢すれば良いんですよ、我慢出来れば…ね」
寿賀里は妖しく笑いかける。
先程までは好意を持っていた、魅惑の笑み…その、今では破滅を感じる悪魔の笑みを。

***

千葉とその隣の少年が、動きの取れないマイクの視界の中に座る。
その様子は自分に対する態度と違い、まるで…母が子に対する様な甲斐甲斐しい物で…
(一体、あの少年は誰なのだろう?何故、あの少年はこの場に同席して居るのだ?)
彼も、まさかその少年が今の事態を招いたとも知らず、妻の横顔を眺める。
ここの所、妻の顔を正面から見たのは何時だっただろう。
最近の正面は…妻の見たく無い顔ばかり見ている。
今では妻の微笑みを見るのは、他人に向けられる横顔ばかりだ。
(また、あの優しい妻を…私は正面から見たい…)

その決心も届かない千葉は、寿賀里に顔を向け、始まりを告げる。
「さぁ、寿賀里。始めて頂戴。」「はい、千葉先輩…」
妻の隣の少年の名を尋ねる間も無く、マイクはこの、異常な審判を受けるのだった。

千葉の命により、再びベットに乗る寿賀里。
そして、マイクの股の下に潜り込み、彼の陰嚢を足の指で揉みしだく。
普通なら痛みで呻く行為も、今の彼は快感を増幅されている。
その行為ですら、彼は達してしまいそうになったのだ。
「千葉先輩はこんな事しないと思うんですけど…気持ち良いんですか?
変態なんですね、マイクさんは」
ストッキング越しの指で器用に弄ぶ寿賀里は、マイクに詰る言葉を投げ付ける。
そして、その度に彼の棹はビクビクと震えていた。

そんな、夫と後輩の行為を眺める二人。
『  』は淡々と行為を見、隣に座る千葉といえば
夫の無実を信じる様な素振りも無く、そんな少年の世話に気がいっていた。
勿論マイクに二人を注意深く見る余裕など無く、妻の自分を見る目や
こんな行為を少年に見せて良いのか?等、疑問さえも考えられなかった。
スリスリとした足は、先程の刺激とは違う、細やかなタッチで棹に迄触り始めたのだ。
脚を大きく広げ、左右から足裏で棹を包み込み、撫でる様に柔らかく動かす。
「どうですか?マイクさんは妻の千葉先輩より、私の方が興奮するんですよね?
だから、騙して私を連れ込み…襲ったんですよね?」

34保守戦士 千葉:2006/10/20(金) 23:03:09

「ち、違う…私は…」
「まだ認めないんですか?…仕方無い…ですね…」
寿賀里は『これ以上は、したく無かった』とでも言いたげに言葉を切ると、足を離し
体を仰向けから俯せに変え、顔を脚の間に入れていく。
「先輩には、こんな風に触って貰った事…ないんですよね?確か」
そう言いながら彼女は顔を棹の上に動かし──唾を垂らす。
それは糸を引きながら棹を濡らし、潤滑油の代わりをする。

ヌニュル…ネチャ…

寿賀里の指が緩く棹を上下する度、一物は快感を伝えるかの様に嫌らしい音をさせる。
「気持ち良いみたいですね、これ。我慢なんてしないで、楽になったらどうですか?」
寿賀里はマイクへの圧迫を強めながら話す。
「わ、わた、私は決して!…」
その誘惑の毒に、苦しみながらも否定の言葉を口にするマイク。
口ではそう言ったものの、彼は追い詰められていた。
否定の声も、そう言わなければ屈してしまいそうな自分を騙す為で
正直、マイクもこんな状況でなければ、今すぐにでも精を放出したくて堪らないのだ。
それを我慢出来ているのは、自分を冷たい眼差しで見下ろす妻の存在。
彼女のその顔に、自分に対する信頼を取り戻す為だけで堪えているのだ。

「…ち、千葉…私は!…」
微かな希望に縋り付き、千葉の名を呼び出すマイクを、苦々しく見る寿賀里。
「まだそんな事を…なら!」
彼女は上下に加え、左右にも暴れさせる動きをさせ始めたのだ。

妻の見つめる中、ここでイク訳にいかないとはいえ、確実に崖に追い詰められていた。
普段でも味わった事の無い行為に、更には何らかの方法で感覚を上げられ
体を使っての反撃も、快楽の場所をずらす事も出来無いのだ。

そして──マイクが幾ら頑張ろうと、敗北の時は近付きつつ有った。
「ほらほら♪もう棹が太くなって…これなら、もうすぐ汚い液体を吐き出しそう♪…」
寿賀里は指に強弱を付けながら、その瞬間が近い事を嬉しそうに唾を足していく。

ニュ…ニュル…ジュジュ…

リズミカルに、そして…時たま不規則に動く指に押し上げられるマイク。
「う、うくっ…ち、千葉!も、もう…っ!…うああああぁぁぁーー!…」

必死に妻の顔を見て我慢していた彼も、堪え切れずにとうとう精を放ってしまった。
一度始まった射精は止める事も出来ず、ドクドクと自らの腹等を汚していく。
妻──千葉の視線を感じながら、自身も妻を見ながらの瞬間。

35保守戦士 千葉:2006/10/20(金) 23:03:57

最初から無理だったとは言え、マイクは千葉の前で他の女に精を開放してしまったのだ。
千葉が出した条件にも、夫としての覚悟を見せる事も出来ず
寿賀里の手技で情けなく射精に導かれ、目の前で精ビクンビクンと放出している。

その間も千葉は声もださず、表情すらも変えずに冷たい眼差しを向けるだけだった。
妻の視線を腕で遮る事も出来ず、射精の快感に痺れた頭で妻を見るマイク。
やがて勢いも弱くなり、放出が止まると…小さく萎む一物。

それを、寿賀里は審判が終わったにも関わらず扱き、回復させていく。
「…もう、終わ…ったんだろう?…何故、続けるんだ…」
虚脱したマイクの投げやりな言葉に、寿賀里はクスクスと笑う。
「ええ、ここからは…罰です。…妻に操を立てられ無かった、情け無い表情の男に対する。
しょうがないですよね…自分が、他の女性とのあんな姿を見せたんですし…うふふ…」
(…あの貞淑な妻の事だ、もう…私を許してはくれないのだろうか…いや、そんな事が…)

彼をイカせて満足気な顔の寿賀里が、楽しそうに語る『罰』が何かも分からずに
マイクは千葉に対する希望を捨て切れずに、その妻をぼんやりと見ていた。

そんな、放心状態とも取れるマイクに、寿賀里は耳元で小さく語りかける。
「うふふ…そうそう、ちゃんと先輩を見てて下さいね。もうすぐ始まると思いますから」
そんな事を、わざわざ伝える。
そして、寿賀里の言葉を合図なのか、千葉が動き出したのだった。


「…ち…よ、お前…な、何をしてるんだ?…」
千葉は、夫の私が見た事も無い様な表情で隣の少年に顔を寄せ、キスをしだしたのだ。
それも、おやすみのキス等という物では無く…大人のキスをだ。
少年の反応の無さはともかく、妻は唇を離した後も頬を染め
睫毛を震わせながら、伏し目がちにうっとりと少年を見る目…妻は
自分の息子位の少年を男…いや、牡として見ているとしか思えなかった。
(馬鹿な…そんな事がある訳が無い…妻は常識も分別も在る女性だ、その彼女が!)

信じられなかった──信じたく無かった。
……妻が、あんな餓鬼に…私より牡をより感じ、私に見せた事の無い牝の顔を見せている事が。
しかし、無意識が感じていた事に気付いていない私は、ただ…ショックを受けるばかりだった。
(そうか!これが罰なのか?そうでなければ、妻があんな餓鬼にあんな…キスなどする訳が無い…)

36保守戦士 千葉:2006/10/23(月) 23:28:58

マイクはそう結論付け、本質から目を背けようとする。
たとえマイクの言う通りだとしても、妻の今の行為は事実だというのに…

そして、もちろん千葉の行為はそれだけで済まなかった。

ジジジ…

千葉は座っている少年の前に跪づくと、ジッパーを口で下ろし始めたのだ。
夫であるマイクでさえして貰った事の無い行為の下準備を、する妻。
まだ男とすら認められない餓鬼にキスだけで無く、妻の口を先に頂かれるのか?…
「千葉!止めるんだ!ち…もがっ、んむ〜!…んん〜!…」

その、妻を止めようと張り上げた声は、寿賀里に因って封じられる。
「もう、おいたはイケませんよ♪せっかく見せて貰ってるんですから、邪魔は駄目ですよ?」
と、遂には強制的に見るしか出来無くなったマイク。
「むんぅん〜!(もう止めてくれ!)」
呻き声で懸命に呼び掛ける中、少し位置を変えた少年により
しゃがんだ辺りまでで、後は音と情況でしか分からなかった妻の顔などが
マイクからも見えるようになったのだ。

年端も行かぬ少年のジッパーを、ゆっくりと下ろす妻の表情…それは
下げ切った後に中から現れる『物』を期待する、嫌らしい…
少年の情婦といった顔をしていた…

(まただ!また私には見せた事なぞ無かった表情を…餓鬼に向けて…)
自分の知る妻との余りにも違い過ぎる一面に、マイクは衝撃を受ける。
(妻は一体いつから…いや、そもそも初めから今まで自分は欺かれ続けて…
そんな!あの妻の私や息子に対する愛情が偽りな筈が…)

目の前で千葉を跪付かせている少年は、妻が自分に対する当て付けで連れて来ただけ
と──しか考えていなかったマイクには、まさかその少年に因って
あの、帰らなかった日に妻が作り替えられ、自分の愛した妻が世界から消えた
など、只の一般市民でしか無いマイクには、思い付きもしなかったのだ。
「ほら、そろそろ次に進みますよ〜?クスクス…」
寿賀里の言葉で意識の焦点を引き戻された彼が見た顔、それもまた──嫌らしく
それでいて惹かれる表情だった。

千葉は、ここの所は寿賀里に独占されていた『  』の一物との対面を前に
思わず舌舐擦りをすると、口だけでジッパーから一物を取り出して亀頭に軽くキスすると
振り返り、後で見ている夫が再起立させている物を軽く笑った。
それはまるで『この方に比べたら、あなたの粗末な物など…話にも成らないわ』
とでも語りかけているかの様に。

37保守戦士 千葉:2006/10/26(木) 22:22:18

千葉は夫を一瞥しただけで、自らの新しい…真の主人に向き直ると
愛おしむ気持ちを込め、その一物にキスを降らしていく。
その動きには夫の前で有るにも関わらず迷いや、気にしている様子さえ無く見えた。
彼女は挨拶を終え、最後に唇を最初のキスした箇所…亀頭に、そっと付け
そのまま唇を割開き、飲み込んでいく。
「…ん…はむ…うむん…」
ピチャピチャと嘗める卑猥な音を部屋に響かせ、耳を塞ぐ事も出来無いマイクに
否応なく聞かせていく。

「どうです?どんどん愉しくなって来たと思いませんか?……んー
…どうも不満みたいですね…やれやれ…」
喋れない状態ながらも寿賀里に抗議をするマイク。この、不満も当たり前な
セッティングをした本人が、憐れむ顔でベットに上がり
マイクの興奮してピクピクしている物を触った……足で。そして、踏み付けるように。
目線の先に居る少年は妻の丁寧な扱いを受けている一方、夫で有る…筈の、自分はといえば
こんな事になったきっかけを作った女に、憐れむように──
まるで汚物を踏んでしまった顔をされながらいじられているのだ…
千葉が嘗め、くわえる度、寿賀里が同じタイミングでマイクに刺激を送ってくる。

その、偶然でない一致を寿賀里から受け、マイクは妻の行為にシンクロしていく。
「妻が自分以外にしているのを見ながら、私にこうして罵られ、踏み付けられて
硬くしているなんて…変態なんですね。」
勿論、そうでは無い…と、反論はした。

しかし、自分の物がかつて無いたぎりを見せている事は事実であり
半立ち状態に回復された後、二人の行為に…自分の物が収まらなかったのだ。
(見たく無い筈なのに目線は二人から逸らす事も出来ず、無力に眺めながら
ゴミの様に扱われて興奮する自分…確かに私は変態になってしまったのか?…)
余裕さえ感じる少年に対して、もうすぐ二度目の暴発も目前なマイクは
反論の呻きも諦め、寿賀里の与える刺激と妻達に没頭していく。
夫としての自負は打ちのめされ、負け犬の様にかつての妻を眺める事で
彼の精神は変調をきたし、おかしくなり始めていたのだ。
「大人しくなってきちゃって…がっかり。もっと抵抗してくれないと楽しく無いです」
寿賀里は、反応の悪くなった玩具を評するかのような言葉を発すると
急に刺激の供給を止め、マイクの顔を覗き込む。
「むー…」(どうして途中で止めるんだ…)
そんな視線を寿賀里に送る。

38保守戦士 千葉:2006/10/26(木) 22:23:05

その視線を受け、寿賀里はまたも小悪魔の笑みを浮かべ言う。
「…続き…して、欲しいですか?…なら、私に『お願い』をしたらぁ…考えてあげます。」
封を解かれて自由になった口を閉じたまま数瞬の惑いをみせ、口を開くマイク。

「…お願いします、寿賀里く…様、私の物を弄って下さい…」
妻を止める言葉の代わりに、屈辱的な言葉を口にしたマイク。
心が折れたご褒美とばかりに、寿賀里は再び足を乗せ、再開する。
彼はもう──心が壊れ始めていた。
それから逃げる為、マイクは無意識に快楽へ逃げたのだ。
そして…それは、彼の抵抗心すらも弱める事に繋がる。
逃げ場としての快楽、それは20そこそこの小娘に握られており
彼女の機嫌を損ねればまた、快感の麻酔薬は取り上げられてしまうのだ。

だが、その回避行動が無意識故に、マイクの意識はまた、屈辱感で傷付いてしまう。
己を蝕む麻薬。
彼の心は今、底無しの沼に足を取られてしまっていた…


「…そうそう、やっと分かって来たじゃない♪あなたは黙って二人を見ながら
私の言う通りにしていれば、このまま気持ち良くなれるんですよ。
ほら…今、二人は何をしてるか…私に聞かせて下さいね?さぁ!」

目の前に居る二人──自分の妻…な筈の千葉と、名前も分からない少年。
その少年の物を美味しそうに嘗めしゃぶる妻を眺めながら、物を弄られる自分…
妻はこちらのやり取りに興味など持っていないのか、少年に奉仕を続けていた。

千葉は一旦棹を離し、歯ブラシの様にすると歯の当たる部分が増えたのを活かし
並びの綺麗な歯で軽く刺激を入れる。
勿論、歯の間から舌で舐めるのも忘れない。
そして、亀頭の部分を口の内頬で受け止める事までしているのだ。
その、巧みな口淫術の数々…夫である私には、付き合ってから今まで一度も
口に含んでもくれ無かったというのに、そんな訳の分からない子供にはするのか…
寿賀里に己の陽物を踏み付けられ、また何度目かの爆発が近い事を感じながら
マイクは、今では手の届かない存在にさえ感じる妻を、ただ…見る。
私を踏み付けている女の誘惑を毅然と断っていたら…
バスルームに入らなければ…
私と妻はこんな事にはならなかったのだろうか?…

原因が自分で無く、妻──厳密には少年にある事を知らないマイクは
後悔と快感の中で我慢の限界が訪れる。
そして、それは弄っている寿賀里にも伝わっていたのだ。

39保守戦士 千葉:2006/11/02(木) 22:44:19

「またイキたい様ですね。でも、あの二人はまだ一度も…なのに、もうですか?」
そう言って詰る寿賀里、そして…合図の目配せを送る。
それを見た『  』は、同じく上目使いで様子を窺う千葉をチラリと見る。
それだけで千葉は察すると行為を中断し、マイクに向き直ったのだ。

「寿賀里に踏み付けられているのに、そんなにさせて恥ずかしく無いのですか?」
やっと話し掛けてくれた妻の発した言葉、それは自分を責める物だった。
マイクはただ、うなだれて妻の言葉を聞くしかなかった。
少し前までは確かに感じられた、妻の優しい心が篭った声とは余りに掛け離れた口調…
その変わり様に口出しを考えられる情況では無かったのだ。

「あなたは私でも寿賀里でも、気持ち良ければどうでも良いケダモノと判明しましたし
今からは『夫』では無く、ケダモノらしく『家畜』への対応で十分と判断しました。
…マイク、お前は堪え性の無い牡ですね?さぁ、認めるのです…」

夫の地位を剥奪され、家畜に落とされたマイク。
以前の亭主関白は微塵に消え去り、立場の逆転した二人。
今の力関係を表す様に、見下ろす者と見上げる者に分かれた夫婦に
寿賀里が話しを持ち掛ける。

「先輩、コレが認めるかどうかなんて、どうでもいいじゃないですか?
それよりも、どうします?自宅に置いて一緒に生活するんですか?」
そう、足の指でマイクを指しながら、千葉の返答を待つ寿賀里。
「それは急ぎ過ぎだわ。そういう事はやっぱりちゃんとして置かないと…」
『しつけ方』について意見を話す二人の下で、話し掛ける事も出来ずに
唯一動かせる目で先の少年を見る。
その少年もまた、所在無い風に座っていた。

(もしかするとあの少年も寿賀里さま…いや、この女に何かされているのでは?
最初もコイツが告白して来たのが始まりだし、私の信用を失墜させようと…)

相変わらず見当違いな考えのマイク。
幾分平静を保とうと試みてはいるが、それは既に無理に見えた。
妻や若い女相手に良い様に扱われる内、倒錯した快楽を感じてしまったのだ。
もちろんそれは精神の不均衡が作用した結果なのだが、
以前の自己を形成していた物が傷付けられ、今も壊れているのだ。

「…先輩、ではそれで…」
「…ええ、そうね…」
二人の、自分を無視した話は終わったらしく
今気付いたかの如く、二人の顔がマイクに向いた。
「さっきの返事は?」

「は、はい…私は、先程彼女の手に溺れて妻を裏切り…ました…ですので、
家畜の身分が相応しいです…」
促されるまま妻に家畜の宣言をしたマイクだが、内心は傷付いていた。
(今は従うがこれは冤罪だ、後で話をすれば分かってくれる筈…)
「ほら先輩、これでちゃんとなりましたし、本格的処理をしましょう」
マイクの考えを他所に、寿賀里は千葉と話を進めていく。
「そうね…寿賀里、始めましょう…」

彼女達はマイクの横に立つと、それぞれが見下ろす。
寿賀里は、玩具で遊ぶ算段を考えている愉しげな様子で
千葉は、怒りすら無く、興味自体を無くした様子だった。
二人からは以前の親密さは消え、侮蔑さえ感じるのだ。

40保守戦士 千葉:2006/11/02(木) 22:45:05

「じゃあ、さっきの続きを…」
そう言うと、足によるマイクの物への刺激が先程の様に開始される。
ただ違うのは、妻に見下ろされながらなのと…妻にされている事だった。
「あなた…いえ…お前は、こんな事で気持ち良くなるんですね?知りませんでした…」
妻に詰られながら陰茎をいたぶられ、反論も出来ずに喘ぐ彼を
隣で眺める側になった寿賀里が、ニマニマとした顔で立っている。
彼女もまた、何かを考えついた様子だった。
「じゃあ…私は乳首でも…」

そう言うや寿賀里はマイクの胸板を足で撫で回すと、乳首を掠る様に動かす。
「グガガッ!」
堪らず声をあげ、体を動かす仕種をとる。
その二カ所責めは彼の快感を、危険な領域に連れて行ったのだ。
しかも、それはまだ『  』の教育を受けた彼女達自身を味わう前にも係わらず…だ。
「あらら?…リミッターを越しちゃいましたか?まだまだなのに…もう壊れちゃうんですか?」
「お前の堪え性の無さ、情けない…やっぱりお前は粗悪品で間違いない様ですね。」
口々に投げ付けられる侮蔑の言葉…それも
頭の処理がしきれない程に追い詰められた彼の心には届いてはいないだろう。
心を形にした『モノ』を地面に強く押し付け、車で引き擦り回され…まるで
消しゴムの様になっている…それが近い表現だろうか。

このまま続ければ心は磨耗をし尽くす時もすぐに訪れる…筈だった。
寿賀里が刺激を与えるのを停めなければ。
「危ない危ない…これじゃ先輩が全然愉しめないですもんね。」
そう──クスクスと笑う。
明るく、ちゃっかりしていて、でも…優しい性根だった女の娘はもう、何処にも無く
そこには、無垢な悪意を纏った美少女が存在していた。

その隣では千葉が足を使い、愛撫と呼ぶには容赦の無い責めを続けている。
「こんなのと何故…結婚生活を長い間続けてたのかしら?全く無意味だったわ…」
その言葉と共に、サッカーのキックを蹴る軌道で足の指が嚢から幹を撫で上げる。
そして──何度目かの爆発。
その液は千葉の脚をストッキング越しに流れ落ち、汚していく。

「本当にオマエは自分を気持ち良くしてくれる相手なら何でも良いのね。
私に迄その汚らしい液をぶっかけて…恥は無いのかしら?
さぁ…自分でやったのだから、自分で綺麗にしなさい」
その言葉と一緒に、射精の余韻が残るマイクの、唯一動く口へと足を押し付ける。

ペチャ…ピチャ…

妻の命令を実行し、自身の白濁液を舐め…指をしゃぶっていく。
「…寿賀里、もういいわ…これ。まだ一匹残っているし、アレで決めてしまいましょう」
千葉の死刑宣告を受け、ニヤニヤしていた寿賀里は交代すると、また一物の回復を始め
千葉は張り子…には、見えない物──ワームを股間から覗かせると
四つん這いの様な恰好にされたマイクのお尻を割り開き、狙いを定めると
妻だった千葉は、夫の『処女』を奪い、ストロークを開始した。

横では寿賀里が男性器を、牛の乳を搾り出す様に扱きながら乳首を舐められる。
同時に五箇所を責められた彼は、先程出したばかりにも係わらず、また爆発をさせる。
同じくリミッターを越している状態になったが、先程を越える物に
マイクはただ、呻き声を出すだけだ。
強制的な快感の供給と射精、妻の態度…それらが彼を急速に破壊していく。
「先輩コレ、またイキました!さ、連射耐久記録に挑戦ですよ」
「妻の私にお尻を突かれて発射するなんて、変態が治らない様ですね。この豚!」

爆発の律動が終わらない内に次の射精が襲い、間断無く続いていた。
「グ…ムム…ガァ!…」
獣のような声を発して泡を噴き出させると、彼の反応が小さく、弱くなっていく。
「…どうやら『  』様のバックアップ用化が一つ終わったみたいですね、先輩」
「そうね」
寿賀里の言葉に、夫を壊した妻は感慨に耽る事も無く応える。
「それよりも…次は『  』ちゃんのリアル空間における端末体だし
今回みたいな貴女の力で無理矢理は駄目」

夫に続き、操作を受けているとはいえ…息子の始末を練り始める千葉。
彼女は後処理を寿賀里に頼むと、次の企みに向けて動き出したのだった。

41保守戦士 千葉:2006/11/10(金) 00:00:06

**********

今日起きてみるとそこに、ずっと会えなかったママが料理を作ってくれていた。
「ママね、少しお休みを取る事にしたの。だから今日はお休みよ」と
ママは嬉しそうに言いながら、久し振りの笑顔をくれたんだ。
…でも、ママが優し過ぎる気がする…久し振りだからかな?

その代わりなのか、パパはしばらく出張で家を空けて居ないみたい。
電脳空間でもあちらに用が有って会えないって言うけど
今度はパパが忙しくなっちゃったんだね…
ママは「折角のお休みだから、一太郎君もお休みの届けを出したわ」って。
…ママ、前と僕の呼び方が違う…僕が大きく成ったから変えたのかな?

ママが変だ…
なんか…僕が恥ずかしくて、もじもじしたくなる恰好で部屋に居る…
僕もドキドキして…なんか、変だ…
パパの居ない初日の夜──
この頃は一人か、パパと入る事の多かったお風呂にママが入って来た…

「ねぇ一太郎君、洗いっこしましょうか?」
そう言って入って来たママ。なんか…恥ずかしい…
「うふふ…恥ずかしがる事なんて無いのよ?さぁ、ママのおっぱいを洗って頂戴」
ママは僕と向かい合う様に座り、手を取ると胸に触らせてきた。

ママのおっぱいは柔らかく僕の手を包み込む様で、懐かしい感じがした。
「どう?ママのを久し振りに触って?」
「…ママの匂いがする…」
僕はそれ以上の言葉が浮かばなくて、下を向いてママのおっぱいを洗う。
「そう?私は分からないけど…じゃあ、ママも一太郎ちゃんの身体を洗うわね」
そう言って、ママは僕のおちん○んに手を伸ばし、ユルユルと擦る様に洗い始める。
「んん、なんか…くすぐったい…」
ママの洗い方は気持ちが良くて、僕は夢中で胸をスリスリと洗い返す。

「…私も、なんだかくすぐったくなっちゃったわ…」
そう言うと千葉は体を一太郎の背中に移し、息子の背中へ胸を擦り付けながら
その手は脇腹を通り、再び下半身に絡み付いていく。
「はぅ!…な、なんかムズムズするよぅ…」
未知の感覚に戸惑い、浅く喘ぐ少年。
その姿を後で冷静に観察しながら、声だけは甘く──息子を導いていく。
顔を見られる心配の無い後に動いた事で、千葉は『赤の他人』で
『息子として住まわせている』だけの、一太郎という少年への愛想笑いは停まっていた。
「…どう?一太郎ちゃん、気持ち良いかしら?」
思惑を知る事も無く、学習する事に必死な一太郎は気付いて無かった。

42保守戦士 千葉:2006/11/10(金) 00:00:53

「え?!…う、うん…」
突然な母の変化にも、まさか自分がもう…『息子』として
認識されていない事等は思い付くのは不可能だったのだ。
「これ…パパにはしてあげた事は無かったけど、一太郎ちゃんにはしてあげるわね…」
父親が過去形で語られる事も、勝手に『特別』と勘違いして聞き流してしまう。
勿論”パパには”で『  』にはしており、特別でも何でも無いのだが…

「ママ!な、なんか…おトイレに行きたいよぅ…」
『洗いっこ』の筈だったのも、今は千葉が一方的に一太郎を『洗って』いた。
そして、彼の言葉に近いと知るや…『  』の異様な物とは違う年相応な
可愛らしい物を突然、咬わえたのだ。
「んん!…ママ、そんな所汚いのに…」
そうびっくりした一太郎に、千葉は口を離し気味に
「そんな事は無いわ。それに…汚いなら尚更の事、綺麗にしないとイケナイでしょう?」
と、口に含み軽く転がす。

(多分、今の”コレ”は…しちゃイケナイんだ…)
キス程度の知識しか持たない一太郎でも
この行為が軽々しく他人に言う物で無い事は解った。
そして、その行為が…とても気持ちの良い事だとも。
(ママにパックンされて…口の内、凄いよぉ…くぅん…)

ニチュ…レロン…

「…どふ(どう)?いひたほお(一太郎)…」
後から持ち上げられ、口に咬わえられながらの問い掛け。
「こ…この、おくちパックンが気持ち良いよぉ…」
「ぷっ…パックンって…そう、じゃあ…もっとパックンしてあげるわね。」
竿の転がしに加えて舐める動作を入れた千葉のフェラに
漠然とした後ろめたい気分と快感の入り交じった表情で、少女の様に鳴く一太郎。
普通なら有り得無い──母による手解きを受け、それが禁忌とも知らずに
肉欲を刻み込まれていく。

(リアルではまだでも、こちらなら…)
「さぁ…ママのお口に、一太郎ちゃんの初めて汁を…早く頂戴…」
千葉はそう──誘い、いっそうの動きで息子に促す。
「わ、分からないよぉ!…僕、何かが来るよぉ…」
精通も未だ来ていないにも係わらず、一太郎の可愛い物は
発射の近付きにプルプルと震えだす。
「…いいはらだふなはひ(いいから早く出しなさい)!」
そう言うと、初めてに勝手とタイミングの掴めない一太郎のカリを軽く噛む。

クピュピィ…ピュ…ピピッ…

「はぁぁあぁぁあ!……ふぅ…ふぅ…」
初めて味わう白い閃光に、ぐったりと肩で息を吐く一太郎。

44保守戦士 千葉:2006/11/11(土) 23:43:56

そして…その息子から吐き出された白濁を、一滴も逃すまいとでもするかの様に
尿道に残った精までも手で擦り、吸い出す千葉。
「…うふふ、あちらではもう少し先になると思うケド
一太郎の『初めて』…美味しかったわ。次は男も…ね…」
と──唇に飛んだ精をペロリと舐め取り、妖艶な微笑を作る。
初めての射精にぐったりとタイル上に寝ているものの、バキュームフェラと愛撫により
回復しかけている一物。
それを自分の女自身に添え、誘うのだ。

「──どうだった、さっきの口パックンは?」
と、一太郎の上半身を抱き留め、頭を撫でながらゆったりと尋ねる。
「え?…う、うん…気持ち良かった…」
母に包まれ、顔をふくよかな胸に埋めて小さく答える。
その表情は文字通り、全てを母に預けて眠りにつく赤子の様だった。
「そう、一太郎はママのお口…気に入ったみたいね。
なら…もっと気に入る所が有るのだけど、ママと一緒に愉しみましょう?ね?…」
額や頬に緩くキスを降らせながら、千葉は自分に信頼を寄せる息子へと囁きかける。

「…僕…もっとママとこうしてたい…大好きなママともっと良い気持ちになりたい!…」
──禁忌の扉は、その鍵を開いた…


***

母に誘われるまま、知らず禁忌を口にする一太郎。

「いい子ね、一太郎…愛しているわ…」
望む答えを得た千葉は息子の顔を胸に押し当てながら、軽く抱き締め
己の顔が見られない事を計算に入れてか
ニタリ…と、嫌らしく唇を歪ませて薄く笑みを作る
それは先程までの『母』だった仮面を脱ぎ捨てた、『牝』の顔だった。
勿論──息子が顔を上げれば、何事も無かった表情で応えるのだが。

「じゃあ、始めましょう。」
そう言葉にすると、千葉は息子の可愛らしい物を大陰唇に、ペタリと付ける。
「わかるかしら?今、一太郎のオチン○ンがキスをしたのが」
「う、うん…なんか、ママの唇に触ってるみたい…後、チクチクする…」
「そうね、パパのお口かしら?うふふ…もう少し入れてみなさい。さぁ…」
言われるまま、もう一つの唇に飲み込まれていく幼い一物。

ヌルリ…と、多少の抵抗を保ちながら、千葉は下唇でも一太郎を抱き締め、包み込む。
「ママが僕のを…なんか、んん…」
「ママの下のお口も気に入ったみたいね。どう、一太郎…初めては?」
そう、一太郎の挿入された物が刺激に驚いて逃げ、抜けない様に脚を絡み付かせ…
自ら畜生へ堕とした息子に尋ねる。

「…ママの中がペタペタ触って来て、気持ち良い…」
「でも、気持ち良くなるのはこれから…一太郎、腰を動かしてみなさい」
「う、うん…」
最初はおずおずと、そして次第に激しく動き出す一太郎。
勿論、初めてで経験の無い一太郎が抜けて仕舞わないように脚を絡ませる事も忘れ無い千葉。
そして手は、胸に顔を埋めながら必死に動く一太郎の背中やうなじへ
サワサワと軽く撫で、動く。

45保守戦士 千葉:2006/11/11(土) 23:44:33

「ママ、ママ、ママ…」
千葉のリードの元、母の『穴』に酔い、溺れる一太郎。
「ママ…また、気持ち良い汁が出そうだよ!も、もう我慢出来ない!」
遂に限界を越え、母の内に注がれる白濁……は爆発の瞬間、一物は
千葉によって引き抜かれ、腹の上へとその精をぶち撒けられる。
「気持ち良かった?」
と、柔らかな笑みを浮かべながら尋ねる母だが、一太郎は疑問を口にする。
「ママ…さっきの口パックンは中で受けてくれたのに、なんで今の…」
余韻に浸り、億劫な思考を動かして投げられた疑問を、変わらず千葉は答える。
「下のお口はね、とても大切で『とくべつ』なの。
一太郎ちゃんの白いおつゆ、アレをここで出すと赤ちゃんが出来るの。
だから…ここは上のお口みたく、一太郎が出しちゃ駄目なの」

(そうなんだ…アソコは『とくべつ』なんだ…僕はまだ子供なのに、お父さんになるのは早いよね…)
度重なる射精に、意識の朦朧とした頭でそう納得させると
そのまま母の上をベットに、胸を枕代わりに眠りへ就いてしまう。
その寝顔は、気持ち良さそうに笑ったまま…

******

「起きた?」
目を開けるとそこは、バスルームでは無く…寝間着も着てベットに居た。
あの後、疲れ果てて眠って仕舞った自分に寝間着を着せ、ベットに寝かせてくれたのだろう
久し振りに一つのベットで寝た一太郎のすぐ傍に横たわる母からは
甘い良い匂いと、ほのかな温もりが伝わってくる。
(しばらく休みを取るって本当なんだ…)と、母の顔を眺めて実感している息子に
千葉は『もう、朝の用意は出来ているのよ』と言葉をかける。
そして、確かに出来ていたのだ。

いつもは忙しい事もあり、手の混んだ料理を作らない千葉だが
目の前に並ぶ物は”いつもの朝”とは違い、どれも手間を必要とする物ばかり。
しかもその一つ一つが味は勿論の事、栄養なども考えられた物だった。
一太郎にも多少の好き嫌いは在る。
だが、それらの料理(に、入ってはいるらしい)がただただ『美味しいのだ』

46保守戦士 千葉:2006/11/14(火) 00:10:56

「ママ、見た事の無い料理だけど美味しいよコレ!おかわり!」
寝間着のまま母と二人、ゆったりと朝食している事もあってか、朝から元気よく喋る一太郎。
「あらあら♪もぅ、幾ら育ち盛りだからって朝からそんなに食べちゃって…うふふ♪」
千葉もまた普段ならキチンとした服装なのだが、今朝はネグリジェで食事を取っていた。

だが、彼女が着ている”物”は、一太郎が以前に見ていた”それ”と違っていた。
子守唄を聞かせてくれたり、夜のトイレの時に会った時のは、普通だった。

しかし、今朝の千葉が身に着けているのは、外から肌が透けて見えるような物で
淡いピンク色のネグリジェから、黒いレースの下着が透けて見える。
洗濯物の取り込みを手伝っていた一太郎も、母がそんな物を持っている事さえ知らなかった。
いつも見る母の衣服は、色も白やベージュと大人しめで、デザインも華美な物など殆ど無く、至ってシンプルな物だった。
(ママのこんな…エッチな恰好を見たの初めてだ…)
自分に付き合う形で朝食を取っていた母を前に、そんな事を考えながら喋り続ける。
「ママはもう食べないの?」
「ええ、でも…ママ、そろそろデザートを食べようと思うの。良いかしら?」

「えっ?!」
自分に合わせ、食事をしてくれていた母の問い掛けに『うん』と、同意をする一太郎。
そして…千葉は何かを落としたのか、テーブルの下に潜る。
「ママ、どうし……はぅ!??」
母の不可解な行動に声をかけた一太郎だが
千葉が探していたのはフォークやおかずの欠片などの物では無く、息子の”物”だった。
彼女はその『デザート』を見付けると、それを撫で回し、露出させる。
「ママに朝食デザートのヨーグルト、食べさせてね…」そう言うと、千葉は
食事を続ける息子の足元で、恥じらいも無く一物を嘗め摩り始めた…

幼い我が子の高さに合わせ、正座の状態から膝を崩し、股の間に顔を埋めるや
先程までの朝食を口に運んでいたのとは違い”食べる”喜びが表情に出ていた。
「ママ…こ、コレじゃ食べられないよぉ…」
「駄目よ、ちゃんと全部食べないと。
…んん…ママだって”食べる”為に…レロ…頑張ってるんだから」
訴えにも止める様子の見えない千葉に嘗められながら、逆に叱られてしまう一太郎。

だが、そうは言われても辛い事に変わりは無く、食事の進みは遅々としており
そして、それが一太郎を更に、どっちつかずな状態のまま長引かせ、苦しめていた。

47保守戦士 千葉:2006/11/14(火) 00:11:41

「もう…もぅ!」
短く発しながらフォークを落とすと、目を固く閉じる一太郎。
食事と、母の口撃──我慢の後
食事を放棄した両の手は、足元で動いていた頭を掴み、声を押し殺す。
「…まったく…私の言い付けを守らないなんて、悪い子だわ…」
母の言葉を必死に従おうとしていた息子に対し、千葉は冷たく呟くと
咎めるよりも、先ずは自分の欲求を優先させるかの様に口撃を激しくする。

…クチュ…ニュル…ぬぱぁ

「もういいわ…一太郎、せめて”ココ”でママを喜ばせなさい!」
息子である一太郎に対して突き放す様な態度を、隠しもせずに言い放つ千葉。
口撃に強弱を入れて射精を促し──と、過程を愉しむ事から、結果を出す事に移行する。
「一太郎、早く白濁を出しなさい!…そうすれば、後で気持ち良い事も考えてるのよ…」
と、宥めすかす千葉の言葉に、萎えそうな心と体を励まし、朝食では為体を見せ
これ以上嫌われたくない一太郎は、今度こそ母の期待に応えようとした。

「ま、ママ…出る、もうすぐ出るよ!」
そう母に告げるとビクビクと腰を震わせ、体も一太郎の言葉を肯定する。
「いいわよ、さぁ…ママの口に、沢山のドロドロしたのを頂戴!」

「──っつくうぅ……」
母の言葉を受け、苦しげに声を押し殺しながら頷くと
一太郎は母の口に、律動のほとばしりを注ぎ込みだす。

チュウチューゥ…

出した直後…いや、出している最中の敏感な物に唇を付けて吸い出す千葉。
そんな母の行動を喘ぎながら耐える息子。
それも段々と律動が小さくなり、一太郎がグッタリと崩れたのを合図に、唇を離す。

千葉は、息子から搾り出した白濁を口内に留め、やっとの瞬間を味わう。
「う、んんん…うふふ、このネバネバ…中々…」
頬を染め、うっとりとした表情でクチュクチュと咀嚼する千葉。
そして──ひとしきり味わった後、嚥下していく。
「あ、はぁー…」
白濁の喉越しに身体を震わせ、恍惚を浮かべる母をぼんやりと眺める一太郎。
(ママ…すごく嬉しそう、よかっ…た…)
昨夜に続いて刻まれた快感の余韻に、考える事さえも難しい状態で視線を送る一太郎。

その視線に気付いたのか偶然か、千葉は息子の視線に合わせ、ニッコリと
いつもの表情を向けて言うのだった。
「よく頑張ったわ…それじゃ後で、ご褒美をあげなくちゃね…」
その雰囲気や話方は普段の優しい物に戻って居たが
口元は更なる行為に舌が唇を舐めていた…

48保守戦士 千葉:2006/11/18(土) 23:19:43

******

ふ…と、目を開けた一太郎を、母がこちらを見つめる顔で意識を覚醒させた。
朝の発射からそのまま食休みをして仕舞った一太郎は、千葉に抱え上げられ
居間でひざ枕をされながら、うちわの生み出す柔らかい風を受けて居たのだ。

「…目が覚めたみたいね」
微笑みを浮かべた母の口から、優しく──絵本を語って聞かすように語りかける。
そして、千葉は横になっている一太郎を無理に退かすでもなく、そのまま膝枕を続けていた。
既に目は覚めていたものの、まどろんだまま目を暝むると
千葉の手の平が、おでこから耳元に緩く動き、撫でていく。
「ママ…あのね…」
「…なぁに?」
返事を期待していなかった母の声に『ううん、何でもない…』と、言いかけた言葉を飲み込む。
この、覚えている中では初めてともいえる、母と二人きりの時間。
母との触れ合う時間も少なく、今まで甘えたりするのも我慢していた事が叶い
知ってしまった一太郎が『このまま仕事を辞めて、家に居て欲しい』という彼の
密な望みを口に出してしまいたかった。もっと一緒に居たい、もっと甘えたい…そんな
まだまだ幼い彼の、叶わないと諦めていた思い。それを飲み込んだのだ。

知ってしまった母との触れ合いや喜び、それらが一秒でも長く続いて欲しい…
母を求める、そんな感情に揺れていたのだ。
「…どうしたの?途中で止めたら気になるじゃない、さ」
千葉の、何となくな催促に
「ううん、何でもない。それより…昼ご飯は何?」と、甘えた感じで昼の献立を聞く。
「ん〜、お昼はね……」

こうして、母の”気持ち良い”ご褒美は過ぎていったのだった。

***

「このハンバーグもエビフライもオムライスも美味しいよ!」
夕食も何事も無く、ゆったりと過ぎていた。
千葉もあれからは母の役割をきちんとこなし、変な行動もする様子は無かった。
「そう♪じゃあこちらの人参も…ね?大丈夫、美味しいんだから!」
二人で過ごすのにも幾分馴れたのか
はしゃぐ一太郎に千葉もまた、楽しげに料理を奨めていく。
「う、うん…ングング…おいしい!美味しいよママ!」
こうして、食事の時間が過ぎていった。
彼が母と過ごす、残り少ない…楽しい食事の時間が。

ピンポーン♪

夕食を終えた二人がくつろいで居た所に、来訪を告げるチャイムが鳴る。
玄関を開けた先に居たのは二人、一人は一太郎の知る女性。
もう一人は自分と同い年位の少年だった…

49保守戦士 千葉:2006/11/18(土) 23:20:32

「こんばんわ、一太郎くん」
「……」
女性は、ママの仕事仲間な寿賀里さん。
もう一人の少年は…難しくて発音出来ない名前の子だった。

(こんな夜に何だろう?)
一太郎の考えた、そんな疑問に答えるように息子へ説明する千葉。
『二人は今日からここに居る事になったの』
まだまだ母と二人きりの生活が続くと思っていた一太郎にとって
その話は寝耳に水ともいえる物で、内心は到底承服なぞ出来ない事だった。
しかし、母の決めた事に逆らえる筈も無く、結局は何も言えず仕舞いなのだ。

「じゃあ、そういう事だから」
と、説明を一緒に聞いていた寿賀里が軽く挨拶をすると、二人は千葉の案内に従って部屋に向かって行く。
一太郎といえば幾分の不機嫌さを静めるようにソファに残って
ゴロンと転がってみたりしていた。
(どうせちょっとだろうし、夜になればまたママと二人でお休みだし…)
少々、普段の彼らしからぬ事を考え、拗ねる一太郎。
これは気の所為などでは無く、実際に赤子に戻った様子だった。
母に我が儘を言ってはイケナイ…そう、我慢をしていた反動から甘えていた矢先
それを邪魔された事に対し、一太郎は無意識に反応していたのかも知れない。

だが、少年の考えた通りには進まなかった。
来客を理由に千葉は、一緒に寝る事を止めたのだ。
「もう赤ちゃんじゃないのだし、今までも一人で寝れたんだから大丈夫よね?」
「う、うん…」
母の言葉に頷いたものの、部屋で独り寝るベットは冷たく、広く感じられていた。
(ううん…眠れないよぉ…)ベットで目を閉じても一向に眠くならないばかりが
母との事を思い出し、逆に目が冴えてしまっていた。

そんな中、キシキシと軋むような音が微かに耳に入ってくる。
昨日までは気の付かなかったその音、きっとあの二人のどちらかだろうか?
一度気になると益々眠りは遠ざかり、ベットでじっとしていられなくなる。
(少しだけ、ちょっとだけ行ってみようか?)
とうとう我慢出来無くなった一太郎はそう思い立つと、自室のドアを開け
明かりも点けずにソロソロと歩き出す。

あの無口な少年だろうか? ドアにそっと耳を傾けるが、音は此処からは聞こえず
寿賀里さんだろうか?こちらからもあの、軋む音はしなかった。
残るは母の部屋だけとなり、五月蝿いほど聞こえる自らの心音を抑えながら母の部屋に聞き耳を立てる。

そして──音は、確かに母の寝室から聞こえていた…

50保守戦士 千葉:2006/11/23(木) 01:10:01

そっとドアを開けるが、既にキシキシとした音は聞こえなくなっており
室内は明かりも点いておらず、起きている様子も無かった。
ただ、ベットの膨らみが母だけにしては大きく、寝息も二つ聞こえていた。
(ママと…多分、あの子が一緒に寝ている? どうして?!)
一太郎はその事に気を動転させ、ドアの隙間もそのままにして
自室にフラフラと帰ってしまう。

そして、一太郎が去った後の僅かに開かれたドアより伸びた薄暗い筋の先には
二つの身を起こした姿が在った。
『  』は、そのまま正面を。千葉は、視線を息子が作った光の差し込む方向へと
眩しそうに見つめ、目を細めながら言う。
「『  』様、アレも巣に帰りましたし、先程の続きを…」と、
真っ暗な室内に差す光から目を逸らさず、隣の少年に伝える。

「ママ、アレは部屋に帰ったんでしょう? なら、もうアレを気にする必要は無いし
こちらを向きなよ? それともアレの事…気になるの?」
「いえ、そんな事は。 ええ、そうですよね…」
彼女は視線を主人に無理矢理移すと、闇で朧げな姿へとその身体を絡ませ
自ら暗闇と一つになる。
「…今日はあれで止そうかと思ったけど、いいよ…続きをしよう、ママ…」

****

次の日、寿賀里と少年を加えた四人で朝食を摂っている時
一太郎はさりげない風を装い、突然昨日の話を始める。
「ママ…昨日の夜、なんか物音がしていたけど、変わった事は無かった?」
まだ子供だとはいえ、不自然な流れにも気付けていない一太郎の直球な問い掛けに
千葉は昨日と変わらない微笑みで答える。
「え? うーん…別に”何も無かった”と思うんだけど、急にどうしたの?」
母の、自分がした問い掛けに対する言葉を納得出来なかった一太郎は
更に詳細な説明をぶつける。
「昨日、ママの部屋の前を通った時…一緒にベットで寝ているのを見たんだ」
しかし、千葉はこの言葉が息子の口から出るのを待っていたかのように、話を繋ぐ。
「あぁ、それ? そうよ。 知らない家で独り寝るのは可哀相だったから、私が一緒にお休みしようと奨めたの」

そう、息子の疑問自体が『何でも無い事』として、切って捨てる千葉。
言葉こそ普段と変わらないものの、一太郎は母に突き放されていた。
(自分には対してわざわざ断りを入れたのに、あの変な名前の子は良いんだ…)
頭では解っても、まだ幼い精神は不満が出そうになり、不機嫌な顔で
黙って食事を摂るのだった。

(なんで…)
不機嫌な自分を他所に、三人は楽しげに話をしている。
四人で朝食を囲んではいても、一太郎は独り…いや、それ以上に孤独を感じていた。

51保守戦士 千葉:2006/11/23(木) 01:10:59

カチャ… カチャ…

食器を洗う千葉と、それを眺める一太郎。
二人の間には会話も無く、水の音だけが響いていた。

「あら、どうしたの?抱き着いてきたりして。朝からちょっと変よ?」
無言で自分の腰に手を回して引っ付く一太郎を、洗う手を止めるでも無く、軽く窘める。
「……」
『  』の姿も見えず、寿賀里は食後のシャワーに入って囲りに居無いとはいえ
そんな母親に対して、一太郎は
洗う手と一緒にぷるぷると震える尻肉に顔を埋め感触を楽しみ始めたのだ。

「ちょ!やーだ、もう…駄目よ、今は洗い物をしてるんだから!そういう事は…」
突然の尻揉みにも、軽く注意をする程度で自分だけを見てくれない千葉。
先程から感じていた不安な気持ちに堪らなくなった一太郎は、制止の声にも耳を貸さず
更に強く、激しく顔を擦り着ける。
腰の手は、ぎりぎり届かない双乳を求めて上に伸ばしたり、腰まわりの柔肉を撫で回し
抱きしめていた。
何処かに行ってしまいそうな母を、その小さな手で繋ぐように。

「やっぱり変よ、一太郎?一体何なの?言ってご覧なさい」
一向に止める様子の無い息子に対し、流石に手を休めて向き直ると
幾分強めに話す千葉。
しかし、今度は無言で拳を固く握り緊めるばかりだ。
本人にもよく分からないのだ。ただ漠然と、不安が体を突き動かすのだから。

「ふぅ…いいわ、何がしたいの?
…それとも、昨日はしてあげなかったから、ナニがしたくなった訳?」
“呆れた…“そんな様子で、溜息交じりに尋ねられるが、一太郎は黙って頷く。
あの日に母子で過ごした、特別な一夜。
あの──不安どころが、母親との数少ない幸せな記憶で有る瞬間…
その時間をもう一度感じる事で、このモヤモヤした不安から逃れたかったのだ。

「分かったわ…でもママ、聞き分けの無い子とは嫌なの。これが片付く迄は我慢よ?
さ、あちらでTVでも見ていなさい」
「……うん…。」
しゃがんで目線を同じくしている母親と、向き合って話た事もあるのか
素直にリビングに向かう。
そんな息子を見送ると、シャワーの音がする方を眺めて溜息をつく。
(幾ら命令とはいえ…私がこんな事をしている間に、寿賀里は『  』ちゃんと…)
後輩と消えた少年の事を考え、頬を赤らめる。

52保守戦士 千葉:2006/11/25(土) 13:03:14

(あっ、少し…)
先程の息子による愛撫には変化の無かった表情も、二人の想像だけでうっすらと赤らみ
ふとももをモゾモゾとさせ出す。
(私なんて暫く可愛がって貰って無いのに、私は『あんなの』なんて…)
と、あちらで大人しくTVを見ている息子の背中を、千葉は恨めしげに見遣る。
そして、身体に火の点いた千葉は片付けを終え、息子に近付いて行く…

「終わったわよ、一太郎。あの二人も居ないようだし、寝室で待っていなさい。いいわね?」
エプロンを外しながら短く告げる母に、小さく返事をすると一太郎は部屋に向かう。
そして、一太郎とは反対の…バスルームへと千葉は向かっていた。
息子に対する言葉はこうだった。

『ママとシテいる時に邪魔が入らないように、ちゃんと言って置かないと、ね?』

だが、それは嘘で無いものの、彼女の本心では無かった。
千葉は、バスルームの二人が気になって仕方が無かったのだ。
(こんなにシャワーが長い筈が無いし、きっとあの娘…
今頃はたっぷりと、あの素晴らしい物を戴いて居るに違い無いわ!)
扉を開けてシャワーの音も大きくなる中、やっぱりといった感じで
寿賀里の気持ちよさ気な声が小さく聞こえてくる。

息子の一太郎なら何とでもごまかせる程だが、千葉にはピンと来る。
「寿賀里、それと…『  』様。アレがぐずりました為、こちらも寝室で少しばかり相手を。」
一旦中止した二人へと、硝子越しに報告をする千葉。
「分かりました。後、先輩てばタイミング悪いですよぉ!」
と、寿賀里の、朝から幸せそうな声が返事をする。
「では…」
感情を抑えた口調でそう言うと、再び聞こえ出した甘い声から逃げるように
バスルームを後にする。
その足は自分の中に燻る情欲を発散する相手、一太郎が待つ寝室へと向かうのだった。

****

「お待たせ、一太郎ちゃん」
寝室のベットに腰掛け、彫像のように固まって待っていた僕に
さっきとはまるで違う・・・いつものママに戻ったような声で入って来た。
後手でパタンと扉を閉めながら、カチャリと鍵を掛けてこちらに笑みを見せるママ。
今のママはあの二人が来る前の、僕の事だけを見てくれていたママだった。
「一太郎ちゃん、さっきのって・・・ママの事、嫌いになっちゃった?」
首を傾げ、顔を近付けて聞くママ。
髪がサラリと動くのに合わせてママの好い匂いが鼻を擽る。
「ううん、ママ。僕、全然嫌いじゃ無いよ」

53保守戦士 千葉:2006/11/25(土) 13:04:17

「それじゃあ……好き?」
と、益々近付き、両手で僕の頭を包むよう撫でながら聞いて来るママ。
「うん」
そう──母の色香に言葉を詰まらせていた一太郎。
しかし、この事だけは短く、そして強く言葉を母に伝える。

「うっ、く…」
その、今だ純粋を残す瞳の輝きと視線を交差させた時、千葉は軽く頭痛を感じていた。
それは──無感覚な記憶に感情を蘇らせる痛み。
夫と息子、そして自分。今の『幸せ』な気分とは違う──穏やかで、笑顔が在った記憶…


……だが、その『幸せ』はもう失くなってしまった。
マイクはもう『マイクだった物』になっているのだから。

「ママ、頭が頭痛なの?」
突然頭を押さえた母に驚く一太郎は、慌てた様子で母を気遣う。
「……うう、ウフフ…何でも、無い…わ。それより、続きを愉しみましょう、ね?」
書き換えの後遺症で一瞬の間、表れた千葉の心も、すぐにまた眠りに就く。
仮面を被せられるようなものでならともかく。
絵具が混ざりあうようには、もう…元には戻らないのだろうか?

「そんなのどちらでも構わない。だって、私は幸せなんだから…」
「え?ママ、何の事?!」
「ううん、何でも無いわ。下らない事を考えて仕舞っただけ…」

心配する息子にそう言うと、千葉は息子の物を服の上から撫で上げて黙らせる。
「う、あああ…」
既に母のネグリジェ姿で、パジャマの上からでも膨らみが分かる程に
物を硬くさせていた所に、いきなり擦られたのだ。
母の頭痛を深く考える事も出来ず、くたりと母に体を預けて息を荒げるだけだ。

「一太郎の可愛いらしい坊や、早く直接触って欲しがってるわね」
「うん。もう我慢出来ないよ」
否定もせず、母の成すがままにされる息子。
自分で覚える前に教えられた為に『自分でする』事も考え付かず、その目は
細くしなやかな母の手に注がれ、気持ち良くしてくれるのを待っていた。


「もう、以前は何でも自分で済ます子だったのに、すっかり
自分では何にも出来ない子になっちゃって」
ふるふると乙女のように頬を染めてこちらを潤んだ瞳で見る息子に
溜息と、嬉し気な声で軽く意地悪を口にする母へ、更に朱色は深みを増す。

「ほら、窮屈な所から開放してあげる」
母の手によってパジャマが、ゆっくりとずり下がる中
一箇所が抵抗を示し、反り返った物が布を離さなかった。
お尻、太腿は晒されている状態で、男性器の部分だけが隠れているのだ。

54保守戦士 千葉:2006/11/29(水) 23:50:21

「そんなに頑張ってたら、脱げないでしょう?」と
シンボルの形に突っ張る一物を、母の指がズボンごと下に押していく。

反り返った物が下に押さえ付けられて角度が強まる程、ズボンが物からズレ始める。

ズズズ… ズズズ…

母の指に反発して上向こうとする一物と、素直に従う服が段々と離れていく。
そして──服の抑圧から解き放たれた物が、プルンと跳ね出した!
「この暴れん坊ぶり…凄いわ、これなら今度はママの期待を裏切らないかしら!」

恥ずかしげな様子とは裏腹に、正直な反応をする一物を
『  』の代替品とはいえ、熱い視線を向ける千葉は
その露出した息子の陽物を不要になった服から手を放すなり
冷たい指が絡み付き、ゆるゆるとさすり始める。

熱を増す一太郎の陽物と、冷静にそして適確な指さばきで責め立てる千葉。
今となっては『  』との邪魔でしかない実の息子への苛立ちも加わり
歪んだ快楽を貪っていた。
「ほら、どうなの? 気持ち良くないなら止めちゃうわよ!」
と──同時に手を止め、泣きそうな表情の息子に、ゾクゾクした快感が駆け巡らせる。
「本当、いい表情をするわぁ…うふふ、そろそろママの身体に…触りたい?」

自分の手によって喘ぐ息子の様子に、発情した千葉はそう息子に誘いかける。
「ママの身体に触って、このネグリジェをどうしたいの?」
息子の視線に当たる部分、胸を──薄く透けるネグリジェの上から指を添えて揉む仕種を見せ付け、誘う。
刺激されては一定の所で外されて生殺しにされ続け、頭がどうにかなりそうな状態で
母の更なるステップに対し、誘われるままに首で肯定を示す一太郎。
今まで空を掴んでいた手に、そっと母の手が被さり、自らの身体に導いていく。

触る事を許され、最初はペタリと合わせた平から、温もりと鼓動を感じていた。
その音は、興奮に少し速まった自分の鼓動と重なる。
(ママも、僕と同じ…興奮して、ドキドキしてくれているんだ…
ママは変わっちゃったのかと思ったけど…この音と同じ、ママはママなんだ…)

昨日から意地悪な感じだった母に対するモヤモヤした気持ちも、鼓動を感じている内に治まり始め
“もっとこの音を近く感じたい”
その思いが頭を、千葉の胸に埋めようと動かしていく。

ドンッ…

しかし、一太郎はその動きを完了する事は出来無かった。
「…何をしようとしてるの、そこ迄許していないでしょう?」

55保守戦士 千葉:2006/12/03(日) 23:22:51

母に突き飛ばされ、ビックリした表情を向ける一太郎に千葉は言葉を続ける。
「今は手だけなの、それが嫌なら…これでお終いよ。どうなの?」

その言葉に、一太郎はガクガクと震えて泣きそうになる。
(また調子に乗って、ママを怒らせちゃった!…折角ママが触らしてくれたのに
ママの手で導かれたのは手だけだったのに、勝手な事をしちゃった…)
母の叱責に、一太郎は自分を責めるしか無かった。
先程まで感じていた一体感も吹き飛び、自分が許されてなかった
顔を付けようとした所為で……と、後悔が頭を支配していた。

「ご、ゴメンなさい、ママが綺麗だから…」そう、気分を害した様子の母に謝る。
それを聞いた千葉は、ついと顔だけ横を見るように向くと
ほんの少し考える素振りをし、向き直ると
「…まぁ、良いわ。次に言う事を聞かなかったら、そこで止めるから」と、満更でも無い風だった。

言葉こそ冷たいが、『  』に相手をして貰えていない為
自分の歪められた自尊心である“『  』に仕える僕としての自分の価値“に生じた不安を
一太郎が自分を求める言葉で打ち消した事も幸いしていた。
千葉は気を取り直すと先程の続きを再開し始めた。

「ただし、お仕置きはしないと…駄目ね」
その言葉と共に彼女が“扇子“を手にすると、馴れた感じで扇を広げ、素早く閉じる。

パシン… パシン…

竹製の扇子がリズムを持って音を発する度、それは一太郎に近付いて来た。
その開閉が止まった時、扇子は扇状のまま頬を撫でた後…それを
平手の様にして叩いたのだ。
女の力とはいえ相手も少年である、吹っ飛びはしなかったものの
一太郎は一〜二歩程よろめいていた。

(打たれた!今までパパにも手を上げられた事なんて無かったのに!…)
なにか自分がイケナイ事をした時に、息子の自分にも解る言葉で
納得がいくまで話してくれていた母に叩かれた一太郎はその
事の重大さに痛みも忘れていた。
原因が自分にでは無く、母親に在ると考えもしていない一太郎。
今までの人を気遣う性格から、反応を気にし過ぎる部分が悪い方に出てしまったのだ。

しかし、何かを思い付いた様子の千葉は、飲み込む間も与えずに続ける。
「また、ぼおっとして…まだお仕置きは終わって無いのよ」
そう言うと、引き出しから園芸や荷造りなどに使う太さの麻縄を持ち
棒立ちの一太郎を縛り上げだしたのだ。


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