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仮投下スレ

243 ◆OmtW54r7Tc:2014/03/12(水) 23:33:27 ID:/i70pVZE0
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加頭順が去った後も、ニードルはエクストリームメモリの監視を続ける。
残り3時間の仕事を。

「ゴハットねえ」

加頭の話では、このエクストリームメモリは3時間後、彼のデイバックに転送させる予定らしい。
まあ、他の参加者のもとに渡すよりは、イレギュラーな彼の手元に置いた方がある意味公平性は保たれるかもしれないが…

ニードルはふと、一回目の放送の直前に彼と会話した時のことを思い出す。
仮面ライダーやら、プリキュアやらについて聞いてもいないのに熱烈に語ってきて、気持ち悪い奴だった…
そういえば、こんな話もしたな

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『それにしても、キュアムーンライトは最低のプリキュアだ!プリキュアなのに殺し合いに乗った上に仲間を殺すなんてヒーロー失格だ!』

あの言葉を聞いたとき、何故かイラついたのを覚えている。
それで、今までただ聞いてるだけだったのに、つい口を出してしまった。

『彼女だって、プリキュアである前に家族を想う一人の少女だったということだろう』
『ダメダメダメ!そんなんじゃダメなの!ヒーローっていうのは、ヒーローになったその瞬間から、小市民としての権利は捨てるものなの!おたく、そこんとこ分かってる!?』

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「ヒーローは小市民としての権利を捨てるもの…ね。俺にはそうは思えないがね」

ゴハットとの会話を思い出しながら、サラマンダー男爵は一人つぶやく。
プリキュアとの戦いに敗れ、オリヴィエと再び旅に出る前に、男爵はプリキュア達のファッションショーを見た。
そこにいたのは、伝説の戦士なんていう大仰な姿は感じられず、人としての営みを謳歌する…ただの少女達であった。

「あんたはどうなんだ?囚われの王子様」

エクストリームメモリの中のフィリップに声をかける。
当然、反応などあるはずがない。


「聞こえるわけないよな…まあ、残り3時間の付き合いだ。離れるときにはお別れくらい言わせてくれよな」


返答などないことを承知でメモリに話しかけながら、サラマンダー男爵はのんびりとした様子でメモリの監視作業を続けた。


【全体備考】
※主催側に【片桐一樹@超光戦士シャンゼリオン】と【ゴハット@超光戦士シャンゼリオン】がいます。モニター室で参加者の動向を監視するのが役目です
※ゴハットはジョーカーとして殺し合いの場に転送されました
 基本支給品以外の所持品として、通信機、T2ジョーカーメモリ&ロストドライバー@仮面ライダーWが判明しています。
※条件を満たし、究極なる者ン・ガミオ・ゼバが蘇りました。
 間もなく復活すると思われます。
※エクストリームメモリは、21時以降ゴハットのデイバックに転送されます
 CJXに変身することによりW世界以外の世界の情報について閲覧できるようになります


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