したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |
レス数が1スレッドの最大レス数(1000件)を超えています。残念ながら投稿することができません。

肥満化小説・肥満化絵投下スレッド その3

1名無しさん:2013/03/03(日) 11:21:45 ID:.5M1ZTCQO
肥満化小説や絵を投下したい方へのスレです。
作品の感想などもこちらへどうぞ。

951547:2014/07/27(日) 21:06:30 ID:ztFOFFEc0
それではDrミカドにその教え子よ、
私の城へ君たちをご招待しよう。
先ほどと同じ電子音声が中央の蜂から発せられた。

直後、6匹の蜂がリト達、の奥の御門と唯に向かって飛んできた。
「「危ない!」」
リト達もすかさず一匹ずつ蜂を捕まえたが、
残る2匹は御門と唯に近づいてしまい、
2人とも当然のことながらろくに抵抗できず、
2体の蜂が出した針に首筋を刺されしまう。
「なっ!刺した!?」 
直後、刺した蜂が眩い閃光を発した。
光が収まった後には、唯と御門はおらず、
刺していた蜂の残骸だけが地面に落ちていた。

「唯と先生が・・消えちゃった・・・」
「城に・・・連れて行かれた?」
「・・・・古手川――!!御門先生――!!」

952547:2014/07/27(日) 21:08:52 ID:ztFOFFEc0

とある山の地下深くに人、それも宇宙人の手で築かれた居住地があった。
その一角の小部屋、
唯と御門はここに飛ばされていた。
目の前には褐色の肌をした男、
アテナー星人のジューン・メアリース、
唯と御門に肥満化ウイルスを仕込み、診療所に機械仕掛けの蜂を放った男がいる。
精悍とも言える顔つきだが、その濁った目は寧ろ小賢しさを匂わせている。


「Drミカドとその教え子さん、
私のウイルスはどうでしたかな?」
「・・・ええ、最悪だったわよ」
「ど、どうして私と先生にこんなことを・・・」
唯の涙混じりの問いにジューンが即答する。
「デビルークの姫たちに対する恫喝と貴方との交渉の準備」
「そしてアテナー星人用のウイルスを調合するため実験を兼ねてのことだ」

「そのウイルスでアテナー星人をみな太らせて、
自分がアテナー星人を支配しようって訳ね・・・」
「その通りです、Drミカド」
「断れば更にウイルスを流し込む、了承すればこの装置で元に戻してやろう」
小部屋の隅を照らす明かりが少し強まり、置かれていた装置が見えてくる。
今の二人が余裕で入れる程のサイズの2つのガラスケースを中心とし、
そこから伸びる無数のケーブルが目を引く装置だ。

「この装置は、ケースに入れた生物を半生体ケーブルで接続して、脂肪を交換させる・・・」
「・・・まぁ構造の説明は後回しにして、かいつまんで言えばこの装置を使い、
そこの教え子さんを犠牲にすれば、貴方は元の体に戻れますよ」

「じゃあ、彼女の分を私に移しなさい」
「交渉にしても恫喝にしてもまずはそこからよ」
「!!」
「それは出来ませんな、元の美貌のままで貴方には協力者でいてほしい」
「地球の言葉にありますよね、そう
「『取らぬ狸の皮算用』、ですか」 「!?」 
「この声は・・」 御門が気づく。
「・・・助けに来てくれた・・・」 唯も気づいた。
「わざわざ飛び込んでくるとは、『飛んで火にいる夏の虫』よ!!」

それを言うなら、『虎穴に入らずば虎子を得ず』である、
もっとも、デビルーク3姉妹とお静の4人にとっては
ここは虎穴などでは無いのだが(付いてきたリトはともかく)

さてララ達に挑みかかったジューンが引導を渡されるまでの数十秒の間に、
彼女たち5人がここに来れた経緯を説明しよう。
診療所に来た機械仕掛けの蜂には、針で刺した対象を転送する(使い捨ての)装置が
内蔵されており、これにより唯と御門はここに飛ばされたのだが、
ララとモモが、捕まえた蜂を調べて、
装置にインプットされていたジューンの城ことアテナー星人の住処の座標を突き止めた。
そして、据え置き版ぴょんぴょんワープくんでここまで来たのだった

953547:2014/07/27(日) 21:11:21 ID:ztFOFFEc0

数分後には叩きのめされた上で縛られたジューンが部屋の隅に転がされていた。
これでひとまず危機は去った、しかし
「これからどうすんだよ・・二人とも・・・」 
ナナが唯と御門の方を見る、
そう、結果である変わり果てた二人の肥満体はそのままである。

(どうすれば、いいんだよ・・・)
目をそらしたリトは、ジューンが用意したあの装置を見つけた。
「・・・あれでウイルスを作ってたのか」
「いえ、あれは何でも脂肪を移す装置らしいのよ」
「・・・じゃあこれを使えば何とか出来るんじゃあ・・・」、
御門の返答を聞いたリトがとっさの思いつきを口にした。
「いや、それじゃあ被害が広がるだけよ」
「そ、そうですよ、この装置も解析してみれば何か手がかりが・・・」
唯が指摘し、モモも別の案を出したが、
「 よっし!私はやるぞ」
「操作は任せてね」
「ララさん、私もお手伝いします」
「・・・私も手伝いますよ(泣)」
ララ達3人に押し切られる形で意見を変えた。

賛成 4(ララ・ナナ・モモ・お静)  
反対 3(御門・唯・リト)
こうして、賛成多数で例の装置、
ケースに入れた相手の間で脂肪を交換する「ぶくぶくトレードくん」
(命名ララ)の使用が決定されました。

954547:2014/07/27(日) 21:17:47 ID:ztFOFFEc0
それから一時間後、

「本当にありがとう・・・」
「それにゴメンなさいね、私のせいで巻き込まれた様なものだし」
深々と頭を下げる唯と御門、
4人の献身のお陰でまだまだ3桁越しとはいえ、
かなりの減量を遂げられた。

「気にしないでくれよ、私は好きでやったことだからな!」
無かったハズの胸を張るナナ。
すると、ハンドボール大の双球がぶるんと弾んだ。
まず彼女が真っ先に18kg受け入れた、
二人を助けたかったのも確かだが、同時に
( 太ればムネも大きくなるよな!)
とも考えてのことだった。
考え通り、ペタンコだった胸は普乳を通り越して巨乳と言える程になった。
しかしお腹周りも同じ位大きくなり、
ポコンと軽くだが出っ張ってしまってる。
腕と脚もむっちり、いやぶっくりと太くなってる。

ナナ・アスタ・デビルーク 151cm 45kg 68・54・77
→63kg(+18kg) 90・76・87

(なお全員、ペケによる服のサイズアップがされているので、
今の体でも着れてはいる。)

「モモも協力してくれたしな!」
「 え、ええ」
(ホントは嫌だったけど、あなたも引き受けたのに私だけがしないわけには・・)
モモも渋々ながら承諾、ナナと同じく18kgを引き受けた。
元からあった分、ナナよりも胸の増量具合は少なく見える、
逆にお腹周りの増量が引き立っているのが悲しい。
その出っ張り様は、小ぶりながらも、太鼓腹とも言える程だ。

モモ・ベリア・デビルーク 151cm 43kg 78・54・78
→61kg(+18kg) 91・81・88


ズテーン! 大きな物音がして、全員がそちらを向く。 
お静がこけたのだ、彼女は15kg引き受けたのだが、
そのために体を動かしづらくなってしまってるのだ。
(ナナとモモはデビルーク人特有の筋力があるので大丈夫だが)
「お静さん、大丈夫ですか?」
「いえ、これ位大丈夫です! 先生と古手川さんを助けるためですから!」
元気のいいことを言ってるお静だが、立ち上がるのにもよろけている。
大根足になってしまった脚は歩くたびに、股がこすれてしまい、
桃の様なお尻に、それ以上に大きくなった胸も
ことある毎に弾んで動くのには邪魔になる。
後、お腹はポコンと突きでて、
顔も丸く膨れてるが、これは動き云々には関係無い。

村雨静 159cm 49kg 82・56・81
→64kg(+15kg) 98・78・92


「それに私達が引き受けた分だけですと・・」
「 そうだよなぁ、流石にあそこまでは・・・」
「リトさん・・・ご立派です」
3人の視線は後方の、今の自分たちよりも遥かに太った少女に向けられる。
何故かサイズのあった男物の服を着ている、その可愛らしい丸顔には
リトの面影がある少女、そうリコである。

955547:2014/07/27(日) 21:20:16 ID:ztFOFFEc0
「いや、オレにはこれ位しか出来ないからな」
「確かにこれはリトさんにしか出来ないことですね」
リト自身は普通に移してもらうつもりだったが、
「リコちゃんに移しても、
元のリトはそのままだと思う!」というララの思いつきを実行したのだ。
盛大に60kg移し、(まず、試しに10kg移し、
確認してから50kg移した)
その結果が今の唯と御門と同等の肥満体だ。
特に胸とお腹が重点的に太っている、いわゆるリンゴ体型だ。
お腹に乗っかりながらも、ハリを持って飛び出ている胸は
大きさにしてバスケットボール程はあり、
その爆乳は元が男だとは到底思えない。
お腹も胸と同等のサイズをもって丸く綺麗に突き出ていて、
遠目だと3つ目の胸にも見えてくる。
これだけ大きければ、色々垂れてしまいそうだが、
装置によって急速に吹き込まれたものだからか、パンパンに張り詰めていて
リンゴ体型なこともあって、本当に風船のようだ。
お尻はお尻でメートル越しで、脚も丸太の様な太さだが、
胸とお腹周りに比べると、明らかに小ぶりだ。
顔は前述した通り、元の顔立ちを保ったまま、丸く膨れている。

夕崎リコ 163cm 52kg 85・55、5・84
→ 112kg(+60kg) 127・125・107


「いや、ホントは全部移しても良かったんだけどな・・・」
で何故そうしなかったというと、
「途中で壊れちゃったんだよね」
「ぶくぶくトレードくん」こと「生体間脂肪移動システム」(正式名称)は、
一度に50kg以上脂肪を移すと故障してしまう様になっていた。
なおララは装置を操作していたので、
彼女だけ元の体型のままである。

956547:2014/07/27(日) 21:24:54 ID:ztFOFFEc0
「あの男はあの装置で私を元に戻すつもりだったけど・・・」
ホント『取らぬ狸の皮算用』だったわね・・・」
そう言う御門は装置による影響で、シルエットからして大きく変わっている。
全身にほぼ均等に、ある意味バランス良く脂肪が付いている。
その中で胸は2回り程大きく、頭よりも大きくなって
より深くなった谷間を形成している。
お腹は出っ張っているというより、ドラム缶の様に横に大きい印象だ。
手足も元のラインを保った上で、指先やつま先までパンパンに膨れている。
胸とは逆に、顔にはほとんど脂肪がついてなくて、元の端正さが引き立っている。


御門涼子 171cm 59kg 95・58・91
→119kg(+60kg) 130・98・123



「・・・軽くしてくれて・・本当にありがとう」
「でも、まだ重いだろ?」 「!! ハレンチなこと言わない!!」
リコの気遣いに、ついツンとしてまう唯だった。
「良かった、いつもの唯だ♪」 
「これは確実にリトさんのお陰ですね♪」

リコ達の献身のお陰で、唯も
まだまだ3桁越しだが、確実に減量している。
御門と同じようにシルエットからして大きく変わっている。
元から肉付きの良かった胸と下半身がとりわけ肥大化した洋ナシ体型だ。
そんな下半身は木の幹の様な太さと、肉の柔らかさを併せ持っており、
胸もスイカ並の大きさをもって、飛び出している。
お腹はお腹で大きい、子を宿したかの様に張り詰めながらも、、
柔らかくもあり、下腹はスカートに乗っかっていて、特大のマフィントップを形成してる。
顔も真ん丸くなって、赤くしてることも相まって、
リンゴの様である意味とても可愛らしい。


古手川唯 162cm 51kg 88・59・87
→116kg(+65kg) 126・103・124


こうして、分不相応の野望がもたらした騒動もひとまず終わりを告げ、
リコ達は家に帰るために歩き出したのでした。

957547:2014/07/27(日) 21:26:54 ID:ztFOFFEc0
「てっ、歩きで帰るのかよ!」
リトの指摘にモモが返答した。
「まずあの蜂は解析する時に全部分解してしまいました、
反重力ウイングは・・・その・・・『リコさん達を運ぶのには』!
重量オーバーですし、ぴょんぴょんワープくんは人数オーバーで」
「ああ、分かったよ・・・まあ、歩きでも帰れる距離だし
ダイエットの手始めに丁度いいしな」
「あれぇ、『夕崎さん』は『結城くん』に戻れば
元の体型に戻れるじゃないの?」
いつも通りの飄々さで、御門はリコに話しかける。
「いや、付き合いますよ」
「そ・そ・・そんなこと言って、どさくさに紛れてハレンチなことするつもりじゃないの?」
「そんなつもりないって!」
これまたいつも通りのツンを見せる唯。
そのやり取りを見ているララたち4人の表情は
満面の笑み2つに、しかめっ面に、微笑み。

体型は変わっても、そう変わらないやり取りをしながら、
和気あいあいとしながら、帰路についたリコたち、
丸い体の彼女たちを、空に出た丸いお月様がじっと見つめていた。

958538:2014/07/28(月) 00:31:58 ID:S6rHBHhU0
651さん そういっていただけるとこちらも嬉しいです。651さんの作品も以降の展開楽しみにさせていただきます。
547さん 感想ありがとうございます。このSSはレムリアの種という題名で2回目のアレンジです。
ピクシブに載せたのが1回目のアレンジです。まだ誤字脱字が…
ゴーカイヒロインも太らせたいですね。中盤揉まれまくってたルカのおっぱいに絡める形で大体の流れは出来てはいます(パワレン版イエローのフィギアのロケットおっぱいを触りながら)

959 ◆t3E9hfR0Bc:2014/07/29(火) 00:06:01 ID:vZMdUGDQ0
皆様投稿お疲れ様です!
私も29日ですので投稿しますね。

ttp://www1.axfc.net/u/3286440.zip
パス:himanka

いつも通りの駄文ですが、宜しければどうぞ。

960名無しさん:2014/07/29(火) 18:43:05 ID:H6joUumg0
乙でしたー
久々のfateもので嬉しいぜ!版権キャラのいいところはビフォーアフターが想像しやすいところですなあ

961名無しさん:2014/07/30(水) 07:23:00 ID:c1b3JROk0
乙乙
毎月の29の日が俺のオアシスとなっているぜ

962名無しさん:2014/07/31(木) 09:17:04 ID:iTyBU.MU0
>>954
乙!!
書けそうであれば後日談的ものを所望したいッス。

SSは書いても書いても自分で読み直して首をひねるようなものしか出来ないからほんと書ける人達凄いわ。

963名無しさん:2014/08/01(金) 11:19:18 ID:CCf2TbRY0
538さんのボウケンジャー肥満化が素晴らしかったので、同じ特撮である仮面ライダーガイムの仮面ライダーマリカこと湊耀子の肥満化小説を書いてみました
初めて書いた小説なので下手ですがよろしくです。

禁断の果実の栄養分
「お呼びでしょうか?プロフェッサー」
巨大企業ユグドラシル・コーポレーション、この企業の日本支部所員である湊耀子はこの施設の科学者であるプロフェッサーこと戦極凌馬に呼び出されていた
戦「よく来てくれた湊くん。」
湊「いえ、プロフェッサーのご命令とあればどこへでも出向きます。」
戦「ハハッ、嬉しいね〜。ところで湊くん、君はヘルヘイムの果実を人間が食べるとどうなるかは知ってるよね?」
湊「はい、ヘルヘイムの実を食べた者はインベスと化し徐々に自我を失っていき最後にはただの怪物となってしまいます。」
戦「流石湊くんだ!よくできましたと誉めておこう。」
湊「いえ、めっそうもございません。」
戦「だがな湊くん、ヘルヘイムの実を人類が食べても安全にすれば、僕たち人類は更に強大な力を手に入れる事ができるよね?」
湊「…まさか、可能なのですか!?」
戦「残念ながらまだ実験段階なんだけどね、あとは被験者が揃えばすぐにでも実験が始められるんだよ。」
湊「つまりここに呼んだ理由は、私にその実験のモルモットになれと…」
戦「頼むよ〜湊くん♪これは人類の大きな一歩となるんだから、ね?」
湊「それがプロフェッサーの願いとあらば、お受けいたします。」
戦「ありがと〜♪流石はこの僕の一番の部下だよ♪」
湊「しかしプロフェッサー、インベス化の危険性は大丈夫なのですか?」
戦「そこに関しては安心したまえ、インベスにならないように果実の栄養分だけを抽出した物を用意しているから。」

・・・数時間後・・・

湊耀子は戦極凌馬の実験室にいた
湊「ではプロフェッサー、一体どのような形で抽出した果実の力を人間に?」
戦「まぁまぁ湊くん、その前にジュースでも飲んだらどうだね?」
戦極凌馬はそう言うと小さめの紙コップに入れたレモンジュースのような飲み物を湊に差し出した
湊「ありがとうございます。では…」
そう言うと湊は何の疑いもせずその飲み物を一気に飲んだ。すると…
湊「んっ…なにっ…これっ…!!」
湊の身体に異変が生じた。真夏の太陽にでも照りつけられたかのごとく全身が燃えるような暑さに覆われた
湊「からだが…あついっ!!」
そして更なる異変が現れた。なんと湊の身体が風船に空気を入れるかのごとく膨らんでいく…いや、太っているのだ
湊「なんでっ…からだがっ…!!」
湊の身体はどんどん膨らんでいき、スカートも破け、ついにはスーツのボタンも弾け飛んだ
太るのがなんとか治まってきたころには着ていた服も下着も湊の身体の膨張に耐えきれずほとんどが破けて、湊はほぼ裸のような状態になってしまった
湊の身体はパンパンに膨れて元々そんなになかった胸はまるで大玉のスイカでも入れているのかと思うくらいに肥大化し、お腹周りはそれよりもはるかに大きく、そしてだらしなくなっていた。太ももは以前の湊のウエストくらいにまで太くなっている。幸い、戦闘のために元から身体は鍛えていたので、激太りしたものの自立はできている
湊「プロフェッサー…これは一体…!?」
戦「湊くん、実は君に最初に渡したあのジュース、あれはヘルヘイムの果実の栄養分を抽出して人間が飲めるように改良した飲み物なんだよ。」
湊「では…これが実験の結果…」
湊は改めて変わり果てた自分の身体を見て驚愕した
戦「湊くん、残念な結果だったけど命があるだけでも良いと思っておきなよ♪」
湊「プロフェッサー…」

その後、湊は前線で戦うことはなくなり、代わりに戦極凌馬の助手として様々な実験のサポートを行っていった
しかし、前線に出なくなり身体を動かすことが極端に減った事とヘルヘイムの果実の効果なのか食欲が爆発的に増加して更なる激太りを招くこととなった
最初は変わり果てた身体を嫌い努力して痩せようとしていた湊だったが、日に日に増加する食欲に耐えられなくなり諦めたようだ

…本当はマウス実験の段階で大方こうなることは分かっていたが、戦極凌馬の趣味で湊が太らされたことなんて湊自身は知る由もなかった

964547:2014/08/04(月) 00:18:49 ID:wmL63qqI0
>959 毎月乙です! 
それとpixivでの肥満化作品数の100突破おめでとうございます。

>962 そう言ってくれるといるとSSの書き甲斐があるってもんですよ!
、期待に答えられるかは分かりませんが
後日談は今月中には投稿してみます。

>963 あなたも乙です
特撮の肥満化って自分で考える分には「これは無いなぁ・・・」って思えるのに
他人のSSで見る分には「これもアリだな、というよりむしろイイ!」って思えてくるんだよなぁ・・・

自分も流れに乗じて投稿します。
「D・プログレス」 ようやく完結です。


間に「トラブる」を挟みながらもD・プログレスは果たされ、
即席のリフトが伸ばされ、リーファ、
それにドリル・ハルバードから出されたディーア、デイーウ、ディーオのデザイアンの3人が地上に戻ってきた  
どういうことか、ディーウだけ目をグルグルと回して倒れ伏している、
しかし口元で笑みを浮かべている。
「ふへへ・・・ぶつかるたびに・・ブルブル、ボヨボヨって・・・」
ケースに少し余裕があったために、回転のさいに思いっきり揺さぶられてしまったのだ。
・・・本人はその際の感触を楽しんでたようだが。
「私が突っ走ったばかりに、ゴメンね、ディーウ・・・」
「ディーア、こういうことを起こさないためにもちゃんと指示に従いなさいね」
リーファは何も言わずに微笑んで3人を見ていた。
・・・いやその目は笑ってなかった。

「 それじゃあ皆さん、後はよろしくお願いします!」
「 D・プログレスの時になったらまた呼んでください」
リーファはその微妙な笑顔のまま言い切り、
3人のデザイアンを引き連れて(そのために実際の足取りは遅めだが)
慌ただしく去っていった。

965547:2014/08/04(月) 00:20:40 ID:wmL63qqI0
後始末を押し付けられることになったサポート班は
リーファの行動に呆気に取られていた。
特にあの若い隊員は少し怒ってすらいた。
「・・・」
(自分たちの代わりに後始末をやっていけとまでは言わんが、
いくら何でも丸投げは無いだろう)
そう思っていた所に隊長がボツリと言った。
「・・・あの3人がキューブで太った分は12時間経過すれば、消滅する」
「だったら、尚更 !」 隊員は思い出した、
「D・プログレス」の前の三人の有様を、感情の感じられないあの姿を
「もしかして、感情も一緒に消えてしまうですか・・・?」
「そうらしい、リーファ氏が言っていた」
「・・・仕事の時だけ、太ってる時だけ感情があるってどうなんでしょうか・・・」
「私には分からん・・・しかしこれは言える」
「そのことで一番悩んでるのは、リーファ氏だろう」

それから、ディーア達はD・プログレス達成の
小さなパーティーでの飲み食いを楽しんで
深夜にリーファの自宅である一軒家に帰った。
D・プログレスとパーティーで疲れたデザイアンの3人は特大のトリプルベッドにその巨体を沈ませていた。
最も目を覚ます朝には余分な脂肪のない、
『余分な感情』も無いデザイアンとしての本来の姿に戻っている・・・

リーファは自分の机に力なく座り込んでいた。
「今日のディーアのミスは痛かったな・・・私の指示も悪かったけど」 
不器用ながらも仲間を気遣う心も、
「ディーウも姿見を頼むなんて、筋金入りのデブ専ね・・・」
好きな自分になろうとする心も、
「その点ディーオはD・プログレスに専念してて・・・」
自分の仕事を成し遂げようとする心も、
      みんな消えてしまう。

「私間違ってたのかな」その一言を呟いたリーファは
机に突っ伏し、疲れからそのまま眠りに落ちた。
その閉じた目から一筋の涙が流れ落ちた。

966547:2014/08/04(月) 00:23:23 ID:wmL63qqI0
そのまま時間は流れ、
窓から差し込んだ朝日がリーファの目を覚ました。
目覚めた彼女は真っ先に見たのは、
自分を待っていたであろうデザイアンの3人。

寝ぼけ眼でも分かった。
3人の体は、本来の年相応と言うにはやや幼い肢体に戻ってることが、
そしてその瞳には三者三様の感情が見えることが。
「あれ、体は戻ってるのにどうして・・・」
「それが・・・元に戻りきってなかったりして・・・」
良く見てみると、確かに本来の肢体には戻りきってなかった。
ディーアの胸はパジャマのボタンを弾き飛ばすほどに盛り上がっていた。


「リーファさんは私たちを、体に脂肪が付いてると自我を持つようにしたんでしたよね」
「それは昨日のパーティーで食べた分で付いた脂肪でも良かったってわけ」
「まあ流石にここまで太りやすいとは知らなかったけど」
デイーウはぽっこりと出っ張っているお腹を撫でている。


「どうやら、キューブ以外の食物を口にすることを想定しなかったようですね、
・・・私達が自分の意思で食べるようになることもね」
リーファからは見えないが、デイーオのお尻はパジャマのズボンをパンパンに押し上げている。

「しかしこの条件、私は大歓迎だけど、太るのが嫌なディーアにはキツイんじゃないかな?」
「実を言うと・・・バランス良くならもう少し太ってもいいかな?って思ってるんだ」
「ははは、言ってくれるじゃん」
「 私は現状維持を試みるわ、まあそう言ってる人ほど太ってしまうけどね」
「ディーオ、それ自分で言うことじゃないでしょ」
「フフフ、ごもっともね」

三人のデザイアンの談笑、それを聞き届けたリーファが呟いた。
「・・・感情があるってことは、苦しいとか辛いって思うことにもなるけど
それでもいいの?」

「確かに今日みたいな目に会うのは嫌だけど、そんなことも思えなくなる様になるのはもっと嫌ですよ」
「それでも太ることが好きな自分に嘘はつけないんだな、これが」
「D・プログレスのために造られた私達だけど、それだけのために生きる道理は無いはずです」
「だから」「そのためにも」「ですから」
「「「リーファさん、これからもよろしくお願いします」」」
三人のデザイアンの言葉に
リーファは大粒の涙を零しながらも満面の笑顔を返した。
「うん! それじゃあやろうか3人とも!」
「「「はい!」」」
「「「「デブ・プログレス!!!」」」」


これにて完結です、
しかしリーファ達のデブ・プログレスはこれからだ!!(丸投げ、もしくは打ち切り)

967538:2014/08/06(水) 01:12:27 ID:2c.zH5Bc0
>963 
お疲れ様です。乱気ですなぁ
でも最近のプロフェッサーなら何やらかすかわからんですから\(^o^)/

968 ◆t3E9hfR0Bc:2014/08/08(金) 00:13:37 ID:6LxoAH1.0
一応8月8日はデブの日ということで。
今回制作した双六は、しゃんでら様に協力して頂きました!
この場を借りてお礼申し上げます。
本当にありがとうございました。

ttp://www1.axfc.net/u/3292152.zip
パス:himanka

雑談所に間違えて書き込んでしましましたorz
中身は一緒ですので・・・

969名無しさん:2014/08/08(金) 07:24:40 ID:MFDQBNlI0
デブの日なんてあったのか、知らなかったw
お二方共に乙!帰宅後の楽しみが増えたぜ!

970547:2014/08/08(金) 09:08:50 ID:/OMhK0fA0
乙です! 
肥満化ゲームの新バージョンとは妄想の幅が広がりますなぁ・・・

このデブの日に乗じて自分も投稿させていただきます。

先月の「モモキュンソード」での大食い肥満化、
その素晴らしさに耐え切れずその部分を勝手に文章化してみました。
・・・こういうのって、アリなんだろうか(今更)




播磨の国

「すごーい!大きな町!初めて見るものばっかり!」
初めて見る大きな町にはしゃいでいる少女、
彼女こそ桃から生まれた桃子だ。
三千桃(みちぎのもも)の欠片を狙う鬼を退治するために
確かな決意をもって仲間達と共に旅に出たのだ。

「ここが人間どもの世界か!」
「何ともにぎやかな所じゃな〜♪」
同じく、初めて見る人間の町にはしゃいでる少女がいた。
胸当てと下履きだけの露出の激しい格好だが、
何故かマントを羽織っている。

彼女は桃子達の敵、鬼一族の王邪鬼王が一子、鬼姫だ。
人間界に興味を持つ彼女は、
欠片のために出撃する部下に無理矢理ついてきたのだ。

人のために戦う桃子と鬼の王女の鬼姫、
2人の少女はこの町で対峙する・・・

971547:2014/08/08(金) 09:10:27 ID:/OMhK0fA0
・・・一つの団子を取り合って、

「私が先じゃな!」
「私が先だよ!」
「無礼者!私を誰だと思っておる!」
「誰だか知らないけど、注文したのは私が先!」
「私じゃ!」「私!」「「むむむむ!!」」
どちらも一歩も譲ろうとしない意地の張り合い、
その行き着く先は・・・・
「桃饅頭でよければございますが」
「ではお前、この桃まんをより多く食べた方が団子を食せるというのはどうじゃ?」
「大食い勝負ってわけね、分かった!」
真剣勝負であった。

「それでは、無制限一本勝負もとい桃まん対決、よーいはじめ!」
桃子に味方する天女隊の一人、林檎の宣言によって、勝負が始まった。

(負けんぞお!)
(わ、私だって!)
二人は凄まじい勢いで、一歩も引かぬ覚悟をもって
桃まんを平らげていく。

数分後には、二人の腹が出てきた。いや腹だけでない。
桃まんをつかむ手が大きくなり、腕や足も太くなってきている。
大きな胸も更に増量してるし、顔も丸くなってるように見える。


十数分後、
全く変わらぬペースで食べ続ける二人、
体は明らかに変わってきているが。
顔も更に膨れ二重あごができつつある。

鬼姫の大きなお腹は重く、それでいて柔らかそうで、
団子で膨れただけでなく、脂肪で太くなったのは明らかだ。
その腹はあぐらを組んでるので脚に乗っかっているが、
その脚も丸太のような太さである。

桃子の腹は帯で覆われているが、
その大きさで帯をパンパンに押し上げている。
腰から尻にかけても太ってきているのが、袴の変形具合で分かる。


その近くに、法衣を着て三度笠で頭を隠している青い肌の男がいた。
「鬼姫さま・・・一体どこに」
彼は鬼族の四天王の一人、幻鬼である。
邪鬼王の命で欠片を求めて出向こうとしたところを鬼姫に無理矢理付いて来られたのだ。
で、「探し物」の情報を手に入れたが、鬼姫に逃げられてしまい必死に探しているところだ。
狼狽える幻鬼の耳に観衆の盛り上がりが聞こえた。
そう彼の「探し人」が勝負をしているところだ。

972547:2014/08/08(金) 09:15:08 ID:/OMhK0fA0
勝負も大詰めを迎えていた。
桃子と鬼姫の膨れきった顔、
二人はその口に2つの桃まんを太い腕ごと食べる勢いで押し込む。
(そのさい、頬肉と顎肉が豪快に変形した)
この戦いの結果は・・・

「すいません、今ので桃まんも最後です」
「 そこまで!200対200で引き分け!」

引き分けだった。    ・・・2人の体型からみてもそうである。
まず腕から指にかけても、ムチムチとして太くなってる。
顔は、目はぱっちりしてるがその上で真ん丸く膨れたデブ顔だ。
溢れた顎肉が立派な二重あごを作っている。
元から大きかった胸は更に丸く大きくなってお腹に乗っかっている。
桃子のお尻はその分厚さで巨体を支えていて、まさに桃のような巨尻だ。
鬼姫の尻はマントと体勢のせいで見えないが、さぞ凄いのだろう。
その分、あぐらをかいた脚の肉々しい太さはハッキリしている。
そして一番の存在感を誇るお腹。
団子と脂肪で膨れ上がり、大きく突き出た太鼓腹だ。
鬼姫の生腹はその柔らかい姿を、
桃子の腹は帯を押し上げるその巨大さを、それぞれ主張している。


「げふっ・・・し、しかたがない、では次はお汁粉で勝負だ」
ここまで食べて(太って)も、まだ食べる気の鬼姫。
しかしここで救いの手(?)が来た。

「げ、幻鬼・・・」
「ひ、姫様・・・!見つけましたよ」
幻鬼が連れ戻しに来たのだ、
青すじ(元々青いので分かりづらいが)を立てているが、
一人で行ったことに怒っているのか、
それとも今の姿に怒っているのかは分からない。

「カケラの情報は掴めました、さっさと回収して帰りますよ!」
「ああっ、まだ勝負が・・・」
鬼姫は幻鬼にその重くなった体を引きずられていく形でこの場から消えた。
「勝負はお預けじゃ!分かったな!!」

「行っちゃった・・・」「ねえ・・・」
呆気に取らている桃子と林檎、しかし店員が現実(?)を突きつける。
「あのぉ、そろそろお勘定を」
「ああ!あの子、桃まん代払わなかった!」
「うぇえ!あ、あいつ・・・うぅぅ」
ここで限界が来たのか、口を押さえる桃子。


桃子と鬼姫、このときできた二人の因縁・・・
 そう、因縁はまた二人を勝負の場に誘うが
それはここで書くことでは無い、別の話である・・・


これで終わりです。
・・・これがほぼ公式のネタなんです。
・・・・・ありがとうございました!(えっ)

973名無しさん:2014/08/08(金) 17:18:51 ID:BDVf8aAw0
職人の皆様方乙です
デブの日が市民権を得られる時は来るんだろうか

974名無しさん:2014/08/08(金) 20:32:16 ID:MFDQBNlI0
>>968
あらためて乙でした
肥満化後は進めるマスがマイナス1のスキルに変化してるのがらしくていいw

>>970
こちらも乙でした
該当の回を見てみたいけど早くレンタルされないかなあ

975名無しさん:2014/08/09(土) 23:37:41 ID:L46oxh8c0
肥満化すごろくいいね!
惜しむらくは一緒にプレイしてくれる友人など一人もいないことだ

976名無しさん:2014/08/10(日) 22:36:58 ID:fiav3dfk0
ばっかお前、俺らがいるだろ


俺も一緒にやってくれる友人いないけど……

977名無しさん:2014/08/10(日) 23:29:08 ID:BZbzFsbA0
こういうゲームってリレーSSスレで出来ないもんかね

978547:2014/08/11(月) 13:27:33 ID:5eHoja/o0
それは良い提案だと思います。
以前投稿されたカードゲームは無理でしょうけど、
すごろくなら丁度良いと思いますし。


それと、自分の駄文でよろしければ、
ゲームの一部始終をSSにしてみますが(←つ ネタに群がるハイエナ)
(

979名無しさん:2014/08/12(火) 02:51:18 ID:WBWzkrYQ0
リレーSSは肥満化性の違いで立ち消えみたいなものだし……
際限なくふやしすぎててつけられない状態になってたからなにかしらきめないとね

提案するなら向こうのスレで話す方がいいと思う
やれるならいいことだしね

980651:2014/08/12(火) 17:01:01 ID:FsKqE4/A0
本当に自分勝手で申し訳ないのですが、
時間的・労力的な理由で投稿しているSSの続きを書けそうにありません。

前作も放り投げたので今作は何とか続けたかったのですが、
投稿ペースと質を考えると投稿するのが失礼な状況になりそうです。
自分の能力不足でした。

なので、誠に勝手な判断ですが打ち切らせていただきます。
楽しみにされていた方には本当に申し訳ありません。

拙作をご覧いただきありがとうございました。
また、投稿場所を提供してくださっている管理人様に感謝いたします。

981名無しさん:2014/08/12(火) 18:47:58 ID:eDs8aoqc0
残念だけどこればかりはしゃーない
「打ち切る」ときちんと伝えてくれただけでも踏ん切りがついてありがたいよ
お疲れ様でした

982名無しさん:2014/08/13(水) 09:55:20 ID:JtvnPg3w0

打ち切りますって言ってくれるのは本当に助かる

983547:2014/08/20(水) 22:34:01 ID:HL6jfMw.0
651氏、肥満化の描写や登場キャラが良いと思ってただけに残念ですが
これまでの投稿、お疲れ様でした。

もしこれからもSSを投稿するつもりでしたら、
t3E9hfR0Bc氏の「美貌換金屋」を例としたオムニバス(短編集)形式をオススメします。
あれでしたら、打ち切りのリスクは少なめに世界感を広げられるのでないかと思ってます。

さて偉そうに言ってばかりも何なので、自分も投稿します。
・・・思いつきをそのままSSにしたものですが、
前回のトラブるSSの後日談です。

注・登場キャラの三人中二人は痩せたまま終わります。


「獣のタタリと心に立つ旗」

曇り空で、月明かりも薄いそんな夜。
人の手が届いてないこの森、
それもこの最奥の場所は犬や猫、イタチといった動物たちの在り処だった。
しかし今日は3人の少女がいた。
薄い月明かりでは、そのシルエット、
丸く大きな影しか分からない。
彼女たちの6つの瞳の先には、一つの蕾があった。

月を雲が覆い隠しわずかな明かりも消えた。
だが動物たちにはしっかりと景色が視えていた。
あの蕾がすくすくと育っていくその様も、
蕾が開き花をつけた。
そして花が色褪せてゆく、
植物は光を得ることで成長する筈、
だがこの花は闇を得ることで成長しているのか?

花が枯れて、実が生った。
3人の少女はその実をとって口に入れた。
動物の視点から視れば、栄養が満ちた健康的な体。
だが、その体が急に萎んでいく。
大きな胸も、ぽっこりしたお腹も、ふっくらしていた頬も・・・
動物たちはたまらず、少女たち目掛けて飛びかかった。

984547:2014/08/20(水) 22:35:25 ID:HL6jfMw.0
ここで視点を少々変えよう。
3人の少女とは、
「いやぁ、私たちだけでも元に戻れてよかったですねえ♪」
モモ・ベリア・デビルーク。
「・・・うう、ペッタンコに戻っちまった・・・」
ナナ・ベリア・デビルーク。
「やはり、こっちの方が動きやすいですね
村雨静。
彼女たち、前回のジューン・メアリースの事件の余波(正確には半ば自分の意思)
で太ってしまった3人だ。
今回、宇宙からきたある実を求めてきたのだ。

その実をつける花は、
月明かりも無い暗闇で急成長し、実を残す植物である。
つまり本当に闇を養分として急成長していたのだ。

そしてその実には急速に脂肪を燃焼させる痩身効果があるのだが、
効果は体重に左右され、御門達のような100kgを越す様な肥満体には全く効果が無い。
そこでモモが掛け合って、まず自分たち3人がその実を食べて
その体から解決のためのデータをとってみるという名目をつけた。
 お静はモモに説得されて、
 ナナはモモに無理矢理連れてこられた。

(御門先生や古手川さん、リト、いえリコさんには悪いけど
やっぱり太っているのは嫌だった・・・
私たちが引き受けた分は無くなったから、義務は果たしたことになるし)

「では帰って御門先生に調べてもらいましょう」
「お、おう か、帰ろう、なんかこの森、で、出そうだしな」
出るも何も、幽霊が側にいるのだが。
しかしそのお静がぽつりと言った。

「き、来ます・・・!」 
「来ますって、まさか」
「で、出るのか!?」
出てきたのは前述の動物たちだった。
ただしその姿は青白く透けている。そう幽霊である。

「「「!!!」」」

動物たちは3人に飛びかかり、貪り食うかの様にその細い体を蹂躙する。

985547:2014/08/20(水) 22:37:31 ID:HL6jfMw.0
いや貪り食われているのは動物たちの方だった。
正確には動物たちの霊は自分から、モモ達の体に入り込んでいった。


襲われている3人、だがその表情に苦しんでいる様子は無い。
むしろ、ナナとお静は悲しんでいるようだ。
そして、モモは何かに驚き固まっていた。

そのモモの体が膨れていく。
冬に備える動物のように、脂肪が蓄えられていき、
先ほどまでの小デブ体型をあっという間に通り越す。
痩せた体に合わせていた服は破れ、飛び散ってしまった。
そして今の御門達と同等の肥満体にまでなったところで動物たちの霊は消えた。


彼女には悪いが、モモの現状を確認させてもらおう。
服が破れ、丸裸になったこともあり、
その体は大型動物を連想とさせる、真ん丸とした巨体だ。
とても太く肉でパンパンな手脚は丸太、というよりかは
熊や象のそれを彷彿とさせる。
同じく太い尻尾の付け根は、これまた巨大なお尻で
まさしく巨大な桃、もしくは丸々とした家畜を連想させる。
程よいサイズの美乳は、その整った形のままに巨大な爆乳と化した。
肉が満ち充ちとしていて、まるで乳牛の様である。
その下のお腹も同じくらいに巨大化している。
こちらは丸く大きく突き出た、狸の太鼓腹だ。
顔は、元の美しさを保った上で丸顔と化してるが、
これは紛れもなく人間のそれだ。(?)

モモ・ベリア・デビルーク 151cm 45kg 78・54・78
→110kg 125・118・123


「・・・・・」 言葉の出ないモモ、体が変貌したこともだが、
その原因の動物たち、伝わってきたその心を知ったからだ。
(あの幽霊からは敵意が感じられなかった・・・それどころか私を救おうとしていた?
ナナとお静さんの方も一緒のはず、でもどうして私だけ太ったの・・・)

モモの疑問に答えるために、ナナがぽつりと呟いた。
「あの動物たち・・・この森で死んだんだ、それも飢えや病気で・・・」
お静が二の句をつぐ。
「ですから痩せた私たちを見て・・・助けようとして」

森の動物にとっては痩せ細ることは死に繋がること、
だが町に住む人間にはそうでない。
元の体型も命に差し支えるほど痩せてるわけでない、しかし
「・・・そういうことは動物には分かることじゃない」 
モモが結論を出した。

「動物の幽霊だから、私とお静は何とか話が通じたんだ」
「でも止められませんでした・・・ごめんなさい」
「いえ、構いません」
「自分だけ痩せようとしたから、罰が当たった・・・」

「いや、罰なんかじゃなくて・・・大事なことを教えてくれた」

986547:2014/08/20(水) 22:38:31 ID:HL6jfMw.0
「・・・ということがあったんです」
「そうだったのか・・・」
翌日の朝、結城家の食卓でモモがリコ(リト)に
昨夜の出来事を伝えていた。

「・・それでどうして」「今回のことでダイエットはしっかり食べて、
しっかり運動してやらなければならないことに気づきました」
 「いやと、だったらなんで・・・こんなご飯を!?」
食卓には、美味しそうな、カロリーの高そうな料理が並べられてた。

「死んでいた動植物を材料にしてみました」  「いや聞きたいのはそこじゃなくて・・」
「せめて食べてあげようと思って・・・」 「それは良いことだと思うけど・・・」
「食べても安全ってことは確認済みです」 
「うん、それも良いことだ」(ってどうやって確認したんだ・・・?)
「そして命を栄養という力にして」 「でも限度ってものが・・・」
「明日から運動しましょう!!」 「・・・」 

森で死んだ動物たちの思いを受け取ったモモは
心に誓いの旗を立てていた。
「・・・このご飯、美柑達にも食べさせる気か?」
「ええもちろん!」
(こりゃ止めないとマズイよなあ・・・でも料理は旨そうだし)
(今日だけは・・・)
「 い、いただきます」
「召し上がってください♪」
そう、脂肪フラグを

終わり
・・・続きそうですけどこれで終わりです。

987soll:2014/08/25(月) 07:28:07 ID:6/YruH6s0
お久しぶりです、ラフを一枚失礼します。
ttp://bbs1l.net4u.org/sr3_bbss/25694aburami/1723_1.jpg

988名無しさん:2014/08/25(月) 19:02:52 ID:bGI0s0zs0
乙乙
ラフなのが勿体ない構図だw

989 ◆t3E9hfR0Bc:2014/08/29(金) 01:02:07 ID:zUE/GlkE0
sollさん投稿お疲れ様です。

29日ですので毎月の駄文を。

ttp://www1.axfc.net/u/3307655.zip
パス:himanka

毎度の駄作ですが宜しければどうぞ。

990名無しさん:2014/08/29(金) 22:41:37 ID:AIZofArk0
乙乙
月夜の彼女のほんわかさがいいねえ

991名無しさん:2014/08/30(土) 08:33:05 ID:hoo0KLcU0
乙でした
ダークなのもほのぼのなのもかける芸風の広さがすばらしい

992名無しさん:2014/09/09(火) 13:27:37 ID:aKDL0zsM0
そろそろ次立っててもいい頃だよね?

993管理人(避難所) ◆se.eiIUl2E:2014/09/09(火) 19:20:48 ID:51Gx8J5E0
新スレを立てました。こちらが埋まり次第ご利用ください。
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/13127/1410257970/

994名無しさん:2014/09/09(火) 20:00:53 ID:o.EWPTXI0
スレ立て乙です
だいたい1年で1スレ消費するペースか

995名無しさん:2014/09/09(火) 20:52:47 ID:MeWsviNg0
立て乙

996sage:2014/09/11(木) 01:02:43 ID:0OgcLLI20
ume

997名無しさん:2014/09/11(木) 13:51:00 ID:We0tCdi20
umo

998名無しさん:2014/09/11(木) 20:30:09 ID:P5i9lbKc0
sageるならちゃんとsageような?

999名無しさん:2014/09/11(木) 21:48:33 ID:Rstwg7T60
999なら漫画かアニメで肥満化回が出る

1000名無しさん:2014/09/11(木) 21:58:21 ID:rmHskTsQ0
ごっつぁんです!




掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板