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囚われの姫騎士

36舒龍:2019/12/17(火) 15:15:57 ID:kNdnFg7U0
 湯船になみなみと注がれていたお湯も殆ど出てしまい、
湯船に溢れんばかりに入っていたお湯が今や、半分くらいになっていて、
半分ぐらいは隠れていたバストもすべて露出し、バストの下から徐々に膨らんでいるお腹も少し見えている。
「くちゅんっ……!」
 寒気を感じた途端、くしゃみをしてしまった。
 蛇口を捻って新たにお湯を入れる。ダバダバと音を立てて流れ込んでくるお湯が、膨らんでいるお腹を完全に隠し、豊満なバストも隠していく。
肩のすぐ下辺りまで来たところでリリシアは、お湯を止めた。
本当は首の辺りまでお湯が欲しいところだが湯船の大きさもあって、そこまでが限界のようだった。
「はぁ〜……」
 手足を伸ばし、ホッと一息をつくリリシア。
約一年前、魔王ザルディスによって占領された祖国。姫騎士として戦ったがあえなく敗れ、自由を奪われた身。
だまし討ちにより、自らばかりか妹のタリアもまた魔物の子を身ごもっている。
ずっと緊張状態にあったリリシアにとって束の間の休息だった。
 心身ともにリラックスしたせいか、色々な考えが頭を巡る。それらが全てに収束して、新たな作戦を思いついた。
決意を込めた強い瞳でリリシアは、勢いよく湯船から立ち上がり、妹に作戦を伝えに向かった。


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