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オリロワ:Winter Apocalypse

147名無しさん:2025/06/12(木) 01:33:42 ID:LWvtsQOk0
【名前】レンブラングリード・アレフ=イシュタル
【性別】女
【年齢】19
【性格】一見穏やかで礼儀正しいが、極度の合理主義者。「救える命」と「救えない命」を常に計算しながら選別しているタイプの冷徹な優しさを持つ。人の感情には敏感で、人間の悲しみや苦しみを否定しないが、それらを“設計変更可能なエラー”と見なしている節がある。性格が「良い」とされるが、あくまで“期待される人道的倫理”を理解し、それを演じているだけ。
【容姿】白銀の髪に透き通るような褐色の肌。工学的に設計されたスーツ(自己修復・熱吸収構造)を常に着用しており、各関節に細かくインターフェースポートを接続。背丈は小柄だが、歩くと静電気のようなパルスが周囲に散るのが印象的。瞳は人工虹彩で、発光する。

【神禍】
『無限保存の黙示録(エンドロール・アーカイブ)』
思想:思考の断絶だけは食い止めねばならない。どんな手を使ってでも。

 死に瀕した人間の脳内データを0.1秒単位でリアルタイム記録・解析し、意識情報を自身の脳に保管。
 保存された意識体は、肉体を失っても思考を続ける純粋なデータ資源として彼女の端末内に存在し続ける。
 レンブラングリードはこれらの“思考残留体”を分析し、自身の演算資源として用いることで、戦術予測・技術再構築・言語解析などの超知能領域を強化している。
 彼女にとって「殺人」とは、“情報保存”の手段であり、善行とさえ言える行為に他ならない。 
 レンブラングリードは、「命」ではなく「思考」をこそ人間の本質と捉えている。
 人が死ぬとは、肉体が失われることではなく、“思考が途絶えること”――それが真の死だと断定する。

 彼女の神禍は、その思想を極限まで押し進めた結果、「死の瞬間に最も純粋な思考が現れる」と見なし、“死”を記録の最終形とする異能として形成された。
 そのため、彼女は人を救うために殺すという矛盾した行動を平然と実行する。
 倫理を演算で理解する者が、倫理を破壊するというジレンマの象徴でもある。
 だから、彼女は人を殺す。
 記録するために。失われる前に、焼きつけるために。

【詳細設定】
 
 中東某国の天才エンジニア一家の出自。
 幼少より天才的な頭脳を発揮し、家族経営の研究所でナノテク、量子暗号、人工知能などを学ぶ。

 全球凍結から1年前。
 13歳のとき、中東の砂漠地帯で疫病に侵された、師であった科学者を看取った際、最期に残した「お前の知を世界に残せ」という言葉を記憶する。
 しかしその瞬間、自身の腕には介錯を命じられ、自らの手で師の生命を絶つことを強いられた。この無力感が、情報至上主義の思想を歪ませる引き金となる。
 結果として「思考の断絶だけは食い止めねば」という念が芽生え、死者を“データ化”する妄想を抱くようになった。

 現在レンブラングリードは、中東に根を張る技術者組織『ORANGE(オレンジ)』の首魁として行動している。
 『ORANGE(オレンジ)』は全球凍結後、中東にて急成長し、無秩序に他者の死、思考の断絶を振り撒く『ジャハンナム』の対抗勢力として地下技術ネットワークを結成したものである。レンブラングリードは自身の神禍にストックされた武器に関連するデータや『ギース・ヨルムンガンド』をはじめとする武器商人から様々な兵器を再現・購入しており、兵力だけでいえば、『ジャハンナム』とも引けを取らない。
 各地の「死にかけた天才」たちの思考を収録しながら、自身の頭脳にてネットワークを構築し続けており、それらを連携して演算することで彼女自身の思考は“一人の人間の限界”を遥かに超えている。
 その中には、かつて敵対した科学者や、凍死寸前の少年兵たち、撃破した『ジャハンナム』の高位幹部の記憶すら含まれる。


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