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野良部屋にアクロが入ってこない方法教えてください

1 >>1★ :2011/09/27(火) 12:41:57 ID:???0
アクロ×にすれば本スレで晒されてしまいます
助けてください

250 名も無き冒険者さん :2013/04/01(月) 12:44:44 ID:oo7LQmZs0
お忙しいとは思いますがこちらもパンツ脱いで待機してますので
どうぞよろしくお願いします。

251 名も無き冒険者さん :2013/04/29(月) 09:21:30 ID:1mvHPoQ60
ドラネス学園


3人が戦闘を開始してどのくらい経ったのか

バキィン

マセ夫「………クソ…(アクロ子)…」



アクロ子「え?………うっ!!痛っ」

耳からの出血は肩を赤く染める


フラフラの状態で南門へ差し掛かるアクロ子

アクロ子「えっ!」

見たこともない景色が飛び込んできた

アクロ子の記憶に無い景色

だがここは間違いなくセントヘイブン

マセ夫と歩いた中央広場、噴水、ドラネス学園

姉、友

みんなとの思い出の場所は見る影もない

アクロ子「何で………何で何で!!!」

困惑する彼女の足取りは重い

宛など無いはずだ

だが自然とその場所へアクロ子を導く

アクロ子にはこの状況を理解できない

何も分からない筈だった

しかし自然と向かうその場所へ身体が近づくにつれどうしようもない不安と怖れに襲われる

252 名も無き冒険者さん :2013/04/29(月) 09:46:28 ID:1mvHPoQ60
涙が頬をつたう

何でにゃ?

不安は進むにつれ膨らんでいった

アクロ子が歩みを止めた

マセ夫 プリヲ フォス美 アチャ子 ソド ユミ子 イシルエリン



アクロ子「    」


アクロ子は気が触れそうだった

ソレはアクロ子の理解の範疇を超えている状況だった

7人はまるで寝ているように所々地面にたおれていた

アクロ子さて、 どうやってみんなを起こしてやろうか?
 
ビックリするような大声で起こしてやろうか?

いつも通りマセ夫はたたき起こしてよろうかにゃ?

お姉ちゃんは顔に悪戯書きでもしてよろうか

アクロ子「……な」

そう思いたかった

現実に何が起きているのは分かる

ソレ以上に頭が理解を拒絶する

みんな死んでる

アクロ子「お姉ちゃん!!!……マセ夫くん!!!………」

返事はない

アクロ子「あぁ……」

まだ認められない

そんな筈はない

こんなに強い7人が?

253 名も無き冒険者さん :2013/04/29(月) 10:12:21 ID:1mvHPoQ60
アクロ子はマセ夫の隣に添い寝する

ごめんねお姉ちゃんあとで起きたら謝るから

先にマセ夫くんとお話するにゃ

アクロ子「マセ夫くん……アクロ子ね……今までずっと監禁されてたにゃ」

マセ夫「………」

アクロ子「イメルダちゃんがねご乱心なさったにゃ!……へへ」

マセ夫「…‥‥」

アクロ子「それで…それで…………それでね……」

上半身を起こすアクロ子

アクロ子「……うぅ………うっ!ああああああああああああ
なんでぇ!!?………みんなっ!!ううううぁあ!」

糸が切れたようにアクロ子は感情をあらわに泣き喚く

やり場のない悲しみそして自身対しての怒り

アクロ子「あああああああ!やだッッ!!いやだ!!こんな……何で!!なんでだよおおお!!」

立ち上がるアクロ子は2〜3歩あるいて再び崩れ落ちる

身体を丸めて地面を手で引っ掻くよう悶える

例えるなら「痛み」

全身を覆う痛み

それは言い表し様のない悲しみ

みんな死んでいる

これがアクロ子の見た現実だった

254 名も無き冒険者さん :2013/04/29(月) 10:24:20 ID:1mvHPoQ60
自分の手首辺りに噛み付くアクロ子

アクロ子「んンー!!」

皮が裂けて血が零れる

アクロ子「………ああ」

イメルダ「居た!!アクロ子さん!!……あれは!!」

アクロ子はイメルダの声に気づきイメルダを見るがアクロ子に反応はない

アクロ子の前まで走り寄るイメルダ

イメルダ「アクロ子さん………みんな……くッ!」

頭上にはまだ飛空艇が浮かんでいる

考えている余裕はない
 
イメルダ「ここは危険です!アクロ子さん!!行きましょう」

アクロ子「……何言ってるの?……行くって?」

イメルダ「‥‥アクロ子さん早く」

アクロ子の手首を引っ張り強引に立たせようとした

嫌がるアクロ子

アクロ子「行きたくない!!」

ジャスミン「あらぁ?まだネズミがいるの!?皆殺しにした筈じゃなかったのかしら?」

255 名も無き冒険者さん :2013/04/29(月) 13:21:31 ID:1mvHPoQ60
アカデミックXD27「あれは……」

ジャスミン「まったく次から次へと……主砲使えるわよね?」

アカデミックXD27「……はい…ですがあの人相手にわざわざ…」

ジャスミン「いいのよ、まだかくれているかもしれない残党はこれで一掃できるわ」

アカデミックXD27「‥‥…」

ジャスミン「どうかしたかしら?」

アカデミック27「ジャスミン…貴女は………」

ジャスミン「なあに?」

アカデミッックXD27「遅かった……何もかも…こうなる前に」

ジャスミン「私を殺しておくんだった?」

アカデミックXD27「ッ!!」

ジャスミン「気づかないとでも思っていたのかしら?アナタが私に内緒で何やら企んでいたのは全てお見通し」

アカデミックXD27「何故っ!?」

ジャスミン「アナタの体内に…」

アカデミックXD27「……はっ!盗聴器!?」

ジャスミン「下にいる彼女が鍵よね?」

アカデミックXD27「ジャスミン!!」

ドン!!

ジャスミン「様を付けなさいジャスミン様よ」

ジャスミンの後方に潜んでいた機械兵の一撃によりアカデミックXD27の胴体に風穴が空いた

アカデミックXD27「がっ!!!」

ジャスミンは倒れこむアカデミックを蹴飛ばすと自ら飛空艇を操作する

ジャスミン「消えなさい」

256 名も無き冒険者さん :2013/04/29(月) 13:46:13 ID:1mvHPoQ60
イメルダ「!」

イメルダは飛空艇の僅かな所作感づいた

イメルダ「いけないっアクロ子さん!!」

アクロ子「やめて!離して!!私はここでみんなと…」

イメルダ「立て!!」

ジャスミン「さようなら…私の手で消せてよかったわ」

ガクン

ジャスミン「!!」

ジャスミンがまさに引き金に手をかけた瞬間、息も絶えだえのアカデミックがその首に手をかけた

大きく手元が狂った

ジャスミン「っこの…!」

強引に引き金は引かれた

主砲は大きく逸れ遥か彼方の山脈の一角を吹き飛ばした

ズドン!

ジャスミンが懐から取り出した銃により頭を撃たれたアカデミックXD27は絶命する

主砲の衝撃波により砂嵐のような地上の様子を映しだしているモニターが再び正常に作動する頃には

アクロ子、イメルダ両名の姿はその場に無く7人のねむるただただ凄惨な現場を写すだけであった

ジャスミン「ボロボロの体でやってくれるわXD27」

アカデミックXD27こと切れる彼女の表情はどこか切なく僅かに笑みを浮かべているようにも見てとれた

ジャスミン「時間の問題よ…ドコに隠れようといづれは同じ事」

257 名も無き冒険者さん :2013/04/29(月) 16:17:09 ID:1mvHPoQ60
ドラネス学園

日が沈みあたりが闇に包まれた

激動の1日につかの間の静寂が訪れる

ドラネス学園旧校舎跡

イメルダ「アクロ子さん‥…」

なんて声をかけたものか

イメルダ「私は‥……」

アクロ子「イメルダちゃん……」

イメルダ「はい?」

アクロ子「何で私のこと助けてくれたの?」

イメルダ「アナタの助けが必要だから‥…」

アクロ子「なんで……」

イメルダ「アナタが…」

アクロ子「あのまま放おってくれればよkったのに!!」

イメルダ「‥……‥」

アクロ子「一緒に……逝きたかった」

イメルダ「……やめてください…そんな事言わないで……ください」

アクロ子「…‥……‥‥死にたい」

イメルダ「やめて!‥……貴女しか……貴女しか…もう居ないんです」

アクロ子「‥……知らないよ…そんなの」

イメルダ「アクロ子さん私に力をかしてください」

アクロ子「……なんでみんなを見殺しにしたの!なんでっ!!」

イメルダ「‥………」

アクロ子「イメルダちゃんはこうなるって分かってたんでしょ?
なのに……何で……何でアクロ子だけいきてるにゃ?」

イメルダ「私だって助けたかった‥…でもみんなの行動を把握することなんて無理」

アクロ子「殺してよ‥…アクロ子の事…」

イメルダ「ッ!!」

アクロ子「生きたくない!!もう‥……‥……ッう……生きていたくないにゃ……辛い!」

258 名も無き冒険者さん :2013/04/29(月) 17:03:59 ID:1mvHPoQ60

イメルダ「やめて!言わないで!聞きたくないそんな言葉
‥…貴女の口から」

アクロ子「私は……耐えられない!!
苦しい………痛いにゃ…すごく…痛いにゃ」

アクロ子の肩に触れようとしてもアクロ子はイメルダの手を振り払った


イメルダ「………………アクロ子さん少しお話をしましょうか……」

アクロ子「………」

イメルダ「みんなを助ける方法は無いわけではありません」

アクロ子「もう………死んでる」

イメルダ「なかった事にすればいいんです
何もかも」

アクロ子「‥……‥……」

イメルダ「私のこと変だなって思いました?……そうですよね、変ですよねいきなり現れて貴女のことを殴り倒したり監禁したり」

アクロ子「………」

イメルダ「‥…私はある人の意思を継いでここに居ます

その人はもう動かなくなって‥…私の居た世界はジャスミン……あの飛空艇に乗船している人間が統治した世界あの人が守れなかった50年後の世界」

アクロ子「‥………」

うつむくアクロ子

イメルダ「信じられませんか?……ですよね…私の見た目50歳以上には見えませんよね?

……でも私こうみえてエルフの血を引いてるんですよ」

ニッコにと笑みを浮かべるイメルダ

アクロ子「……エルフ」

アクロ子はイメルダの表情に懐かしさを覚えた

259 名も無き冒険者さん :2013/04/29(月) 17:16:13 ID:1mvHPoQ60
アカデミックの記憶

よぉ、嬢ちゃん。元気かい?


はい!工事は順調ですか?


もちろんだヨ!これも、お前さんたちが手伝ってくれたおかげだヨ。
ありがとう!
だが完成までは、まだちィーっとばかしかかるがな。ハッハッハ!


よかったですね!(…とうとうベリンコーポレーションが完成するんだ…)


ありがとヨ。
そういやぁ、お前さんに頼みたい仕事だあるんだが、手伝ってくれるかい?


いいですよー!

理事会の会議の時に、提案が1つあってな。
社会貢献と医療分野の発展のため、メディカルセンターを建てるのはどうかってぇ話だったんだヨ。
もちろん、すぐに承認したがな、ハッハッハ!


まぁ、それで土地を探してたんだが、耳寄りな情報が入ってきたんだヨ!
あのプロフェッサーKが住んでた奇跡の祭壇-閉鎖区域-ってトコが、最近になって売りに出されたらしいだ。


もともとは開発制限されてた場所だったらしいンだが、今回の件を受けて制限が解除されたってぇ話だ。
それでな、お前さんにその土地を見てきてもらいたいんだ。


わかりましたー!


奇跡の祭壇-閉鎖区域-に行って、土地の広さや、魔物がいないかとかを調べてきてくれぃ。
頼んだぞ〜。

おぉ、早かったな。
どうだった?


う〜ん…あそこはちょっと危ないかもしれません…


そうか?まぁ、お前さんがそう言うならしょーがない。
他の土地を探してみるか。
ありがとヨ!




XD-27は、どうやってここに来たんだろう…?
まさか…お姉ちゃんがこっちに…?
…まだ判断材料が少なすぎる。もっと情報を集めないと…
XD-27の通信機を使って、アカデミックステーションにアクセスしてみようかな

ジャスミンが[過去への移住]計画を開始した…?
ジャスミンが狙ってるプロフェッサーKの研究資料…
まずはそれを探ってみないと。
もっと、奇跡の祭壇-閉鎖区域-を調べてみなくちゃ

何年にも及ぶ研究の末…
ついに…ついに完成した…!
古代人が、ドラゴンの宝玉からブラックドラゴンを造り出してのち数百年…。
それ以降は、ドラゴンが現れることはなかった。
数多くの古代人が集まり成した偉業…
それを私1人の手で成したのだ…!!
ドラゴンを…
造り出したのだ!!
これこそ女神の奇跡…
この荘厳にして歴史的な瞬間を共にしたこの場所を、奇跡の祭壇と呼ぶことにする。
そして、今までの研究を土台に新しい研究室で本格的な実験を始めることにしよう。
神にのみ許された創造という偉業。
これから、生と死の堺は完全に崩れ去るだろう…


(これは…?)


プロフェッサーKがドラゴンを造っただなんて…
もしこれが本当なら、ジャスミンが狙ってるのはこのドラゴン…?

260 名も無き冒険者さん :2013/04/29(月) 17:21:05 ID:1mvHPoQ60
まさか…研究資料にはドラゴンを造り出す方法が書かれてる…!?
どうしよう…。ジャスミンなら新しいドラゴンを目覚めさせようとするはず…!

日誌に書いてある場所は生体研究所…
ジャスミンが、プロフェッサーKの研究資料を手に入れる前に何とかしないと

イデア前線基地、ジャスミンの戦闘部隊が駐屯しているトコロ…?
私1人で大丈夫かなぁ…


ううん、やらなくちゃ!
私のせいで始まった戦争だもん。やれるトコまでやってみる!
ジャスミンの思い通りになんかさせない…
イデア前線基地に行かなくちゃ…





うっ…うぅぅ…
(XD-29がよろめいている)


プロフェッサーKの研究資料はどこ?教えて!


XD-26…こ、この裏切り者…!
あなたに…くっ…そんな事…教えるわけないでしょ…?


デザートストームってなに?本当に戦争するつもりなの!?


戦争するつもりかですって…?
戦争はもう始まってるわ!


たくさんの人を犠牲にしてまで…?


笑わせないで、この偽善者!
あなたこそ…あなたこそ未来の人たち皆を見殺しにする気!?
あなたはこちら側の人間のはずよ。
自分の世界を犠牲にしてまで守りたいものって…なんなの?


私たちは生き残るために戦うわ。なのにあなたは何?
何のために戦うの?
あなたのせいで、たくさんの命が失われるってこと…一度でも考えたことあるの?


この戦争の原因は、あなたなのよ!
あなたが預言者を確保してたら、こんなことにはならなかった…
あなたが皆を死の淵に立たせるんだって、なぜ分からないの!?
全部あなたのせいよ!


ち…違う…。私は…


くぅっ…
わ、私たちは…絶対に生き残ってみせる…
 XD-29が、よろめきながらどこかへと立ち去っていく



未来と現在…結局どちらかが消えないといけないの…?
ベルスカード様…私はどうしたら…

261 名も無き冒険者さん :2013/04/29(月) 17:24:13 ID:1mvHPoQ60
結局、プロフェッサーKの研究資料は、ジャスミンの手に渡り計画は成功してしまった。


XD-26…いえ、DNクエスト。
フフ、もう何度も私たちの邪魔をしてくれたようね。
でも、残念なことに計画は順調よ。


(ジャスミン…お姉ちゃん…)


DNクエスト。あなたは私が造り出し、私から生まれたのよ。
つまり、あなたと私の性格は同じ。考え方も同じということ。
だから、あなたが私に逆らって過去への侵略を反対する気持ちも、お姉ちゃんは十分理解できるわ。


でも、勘違いしないでほしいの。あなたの敵は私じゃない。
私はね、全ての命は平等だと思ってるわ。
小さく弱い命だとしても軽視するつもりはないの。
なぜだか分かる?


生命を保存する事…。
生命を守護するという神聖で崇高な役目が、私に与えられた使命だからよ。
1つの命を救えるのだったら、喜んで自分の命を差し出すわ。
だから…だからこそ、私の一部であるあなたたちを犠牲にしてまで、この世界を守ろうとしてるの。


DNクエスト、あなたはこちらの世界の人間よ。
あなたの使命は、そこを守ることじゃないわ。こっちの人たちを守ることなの!
命の価値は、過去や未来には無いわ。


今を生きているからこそ尊重されるの。
今この瞬間を、生きて、息をしているということが重要よ。
もう既にいなくなった人のために、未来の人を犠牲にするなんて…馬鹿げてるわ。
過去のことは忘れて今を見つめるのよ!

お姉ちゃん…
お姉ちゃんの言ってることは正しいと思う。今を生きてるからこそ価値があるんだよね…
お姉ちゃん…私はどうしたらいいの?)
(私にとっての今は…50年後の未来じゃなくて…この世界



DNクエスト。あなたが判断を誤らないことを祈ってるわ。
でもね…これだけは覚えておいて。
選択という行為には、同時に責任も伴うということを…
あなたが軽率な行動を取れば、たくさんの命が失われる。その命の重みを考えなさい


忘れないよ…
お姉ちゃんが言ったんだよ。私とお姉ちゃんの性格、考え方が同じだって…)
(お姉ちゃんが全力で彼らを守るように、私も全力でこっちの世界を守ります。
これが…これが、お姉ちゃんと私の使命だから

262 名も無き冒険者さん :2013/04/29(月) 17:32:38 ID:1mvHPoQ60
アルフレッドビームが直撃!アカデミックステーションは過負荷状態になった!
システムがリブート状態になった




デバイスをアップデートします。
アップデート中は、ステーションの電源を切らないようにご注意ください


XD-28の通信機から隠しフォルダが現れた


第1段階.プロジェクト:デザートストーム

プロフェッサーKの研究資料を使い、イエロードラゴンを覚醒。

第2段階.プロジェクト:ヴァルキリー

プロフェッサーKが造りだしたドラゴンの宝玉を使い、ヴァルキリー部隊を量産

プロフェッサーKが造りだしたドラゴン。
たしか、日誌にそんな内容があった気がする。
でも、宝玉を使って造るって…何を…?

確かめなくちゃ。
ジャスミン、あなたの計画は…絶対に阻止してみせるから!

テル・ローサに到着したが、すでに町は火の海になっていた。
ジャスミンは、幼い少女を連れてアルヌート渓谷の方へと去っていった

あの時、ジャスミンが連れ去ったのは…
…あれは

ピーちゃんが…そうだ、デイジーだ!



なんで、デイジーをさらって行ったんだろ?
ジャスミン…一体何をしようとしているの…

263 名も無き冒険者さん :2013/04/29(月) 17:39:34 ID:1mvHPoQ60
XD-30


クッ……私たちは同等の力を持ってるはず…
なのに…なぜあなたはそんなに強いの…?
(XD-30がよろめいている)


デイジーはどこ?なぜ彼女をさらったの!?


フフッ…さあね……でも、まぁ…あなたの予想通り…だと思う…わ……


まさか……デイジーが…プロフェッサーKに造りだされた生命体…?


そうよ…。私たちの体にある宝玉のかけら…。
その元であり…XD-00(ゼロ)の生みの親よ…


ゼロ…?私たちは、XD-01から30までじゃなかったの?


ゲホッゲホッ……あなたは…本当に何も知らないのね……
私たちを作ったのはジャスミン…これは紛れもない事実よ。
でも…彼女はどうやって私たちを作ったと……思う…?


それは…偶然見つけた宝玉のかけらを使って…


偶然…?
違うわ…。
ジャスミンは……生まれた時から…私たちを造るための……
全てを持って…生まれてきた…
彼女もまた…私たちと同じ…


私たちと…同じ?


ジャスミンこそXD-00、コードネーム:ゼロよ……
アポカリプスプロジェ…クトと並行して……進められてきた、アカデミック…プロジェクトの……最初の作品…なの。


ジャスミンも…造られた?…一体、なぜ?


ジャスミンを造りだした……人物こそ……デイジーよ。
ジャスミンが…さらって行った……あの少女……、彼女が…未来でジャスミンを……クッ…造りだすの。


デイジーは…本来なら……宝玉の力によって…老い…死すらも超越した……存在であるはずだった。
…はぁはぁ……だけど…プロフェッサーKにより……不完全なまま造られた彼女は……少しずつ…少しずつ…死に近づいていったわ…


ある日……彼女は…自分の寿命が長くないことを悟ったの…
死への恐怖…悲しみは無かったと…思う…
宝玉に戻ったとしても……時が経てば…また生まれてくるから……でも…


彼女が恐れたのは……クッ…自分が死んだ後…苦痛の中で生きていく…たくさんの生命……の事だったわ。
彼女は…彼らを置いて……逝くことなど出来なかった……
だから…宝玉の力を半分取り出し……自分の記憶と知識…そして使命を受け継ぐ後継者を…造りだしたわ……。
それが…ジャスミンよ…


ジャスミンが生まれてから……すぐにデイジーは死んだわ…。
ジャスミンは…デイジーの遺した……宝玉の残りを使って…私たちを作ったわ…
でも……私たちは…任務にことごとく失敗した…。なぜ……?


それはね……ジャスミンが…必要以上の感情と…記憶を…植え込んだからよ……
デイジーがジャスミンを作ったように……グゥッ………はぁはぁ…彼女も自分を複製して私たちを…作ったわ……。
けど…ジャスミンに受け継がれた使命感は………私たちには受け継がれなかったの…


だけど……はぁはぁ…クッ……あなたは違うみたいね…
あなたには……ジャスミンの…デイジーの使命が…受け継がれたようね…
私たちに…とってはただの任務だったけど……クッ…あなたは…使命として……ここまで…。
はぁはぁ…それが…あなたと私たちの違い……か…


デイジーの使命…


フフッ…クッ…はぁはぁ…そうよ…。
あなたこそ…ジャスミンが待ち望んだ子だった…
でも…皮肉にも……その唯一の存在が…立ちはだかるなんて…ね…


デイジーは…ジャスミンは今どこにいるの!?


占拠された古代寺院に……クッ……行ってみなさい。
未来の…デイジーが遺した姉妹が……はぁはぁ…2つの世界を懸けて戦う……か…
フフッ…クッ…お、面白そう…ね……フフ…フ………
(XD-30の呼吸が徐々に小さくなっていく)

264 名も無き冒険者さん :2013/04/29(月) 17:41:17 ID:1mvHPoQ60
謎の再生機

……お腹すいた…。えーと…今日の天気は曇り。
ジャスミンに反乱を起こした後、捕まって独房に入れられた。
何ヶ月過ぎたんだろ…。メカダックも、仲間もぜんぶ奪われちゃったし…。
私も、他の子たちみたいに過去を侵略する心ない道具になっちゃうのかな…イヤだな…

(…え!?)

反乱は…失敗だったみたい。
他の子たちにも責められちゃった…。
でも…ジジジッ……過去に行ったXD-26ちゃんも同じ事をしたんだし…私は間違ってなかったと思う…。
でも…味方もいない…助けも来ない…そんな中で戦っているXD-26ちゃん…ちょっと心配だな…

(未来で…ジャスミンに反抗した子がいただなんて…)

…XD-26ちゃん大丈夫かな…?
盗んだ砂海船の部品と、メッセージをイデア前線基地行きの物資の中に紛れ込ませたけど…。
XD-26ちゃんが…もし未来の部隊と戦うことになった時、見つけてもらえるといいな…

(イデア前線基地にそんな物は無かったはず…)

…XD-26ちゃん。
もし戦場で私たちが出会ったとしても、その時は迷わないで…。
私たちがこの時代の希望なら…XD-26ちゃんは…そっちの世界の希望…。
……もう引き返せないの…2つの世界に残されたのは…戦いの道だけ……。
でも…それでも私は…2つの時代が争わないことを祈…

(……)

XD-26ちゃん…私が変わってしまう前に会いたかった…。
一緒にお話がしたかった…。
ごめんね…ジャスミンを止められなくて……

(そんな…)

ジジジッ……あぁ、やっぱりこのプロジェクトは失敗だったわね。
はぁ…まったく、余計なことばっかり考えるんだから…。
XDシリーズは完全な失敗作ね。
まぁでも、どうにか使い道を考えないとね…ジジ…ジジジッ…これは…適当に廃…棄……

(これは…ジャスミンの声!!)

ジジ…ジジ…ジジジッ…

これで音声は終わりのようだ

(……まさか…未来にも、ジャスミンと戦った子がいただなんて…。
しかも、私のためにがんばってくれた…。
でも声だけじゃ、誰かもわからない…。
まさか……私が倒した子の中に……?)

使命だって…分かってる

未来に自分と同じ考えのクローンがいたという事実を知った。
彼女の犠牲を無駄にしないためにも、諦めずに前進しよう

265 名も無き冒険者さん :2013/04/29(月) 17:43:06 ID:1mvHPoQ60
ジャスミン…あなたにとって、デイジーはどんな存在なの…?
XD-30は私を…デイジーの使命を受け継いだ子、あなたの待ち望んだ子だと言ったわ…)


(私…あなたのことが…理解できるわ…
だって、あなたにも…守るべきものと使命があるのを知っているから。でも…)


(でも…他に道はなかったの…?
たくさんの生命を犠牲にして…生みの親までも犠牲にして…
それ以外の道は…なかったの…?)


ジャスミン…お姉ちゃん…。
あなたに歯向かう私だけど、私もあなたも同じようなものかもしれないわ。
…だから、だからこそ私のことも理解してほしい。
あなたと私…デイジーから受け継いだ、それぞれの使命を…

266 名も無き冒険者さん :2013/04/29(月) 18:08:51 ID:1mvHPoQ60
ドラネス学園

イメルダ「この時代のデイジーは既にジャスミンの手の中にあります
歴史は変えられなかった‥…元々私になんかどうすることも出来なかったのかもしれません
でもまだ終わりじゃない」

アクロ子「イメルダちゃん……イメルダちゃんは………」

イメルダ「アクロ子さん死にたいなんて言わないでください
でもどうしても命を投げ出したいのなら……
私に下さい」

イメルダの顔を見つめるアクロ子

イメルダ「目標はデイジーただしあのデイジーではなくもっと始めの……」

アクロ子「イメルダちゃん?」

イメルダの影が薄くなる

イメルダ「もう時間がないのかな?私はこの時代に存在することが許されないのかな?
……なぜ?私が生まれる前に母さんが死んだから?」

呼吸が乱れるイメルダ

イメルダ「大丈夫‥…平気です‥………私の持っている設備があればもう一度くらいワープゲートを開けるかもしれない
でも動力が…それを動かす力がありません」

アクロ子「イメルダちゃん‥…もしみんなを…本当に取り戻せるなら…あげる
アクロ子の命イメルダちゃんにあげるにゃ」

267 名も無き冒険者さん :2013/04/29(月) 18:56:30 ID:1mvHPoQ60
ドラネス学園

アポカリプスネスト


イメルダ「ゲートを開くにはアポカリプスの動力装置が必要です‥…でもアポカリプスネストを攻略するのは至難です」

アクロ子「行くしか無いならそれしか方法がにゃいならアクロ子行くよ………1人だって大丈夫だよ!」

アクロ子は挑む無謀な賭けに

満身創痍の状態にたいした治療もせず僅かなポーションを握りしめアクロ子は挑んだ

イメルダ「アクロ子さんよく聞いて下さい……デイジーをあの子を宝玉に戻すということは……1つの命を奪うに等しい行為です」

アクロ子は走る

アポカリプスの試練デスレイ攻略

無傷


イメルダ「アナタがデイジーを宝玉に戻せたとして‥…」

第2関門同胞のファントム攻略

左手小指切断

アクロ子「はあ…はあ…はあ」

第3関門ダラール攻略

腹部に裂傷

ポーションを使用、若干の体力回復

イメルダ「その後何が起こるかは想像すら出来ません……全ての事象の根本であるデイジーがなくなるという事は…すなわち‥…」

第4関門偏執のベルヘント & 執着のグルント攻略

左耳を失い同じく左頬裂傷

第5関門復讐のリン攻略

左目の破裂

視力を失う

アクロ子「……はあ……はあ………ごく(息を呑む)………負けないよ……」

イメルダ「すなわちそれは全ての時間移動もなかったことになります‥……過去から現在へ…現在から未来へ…一連の所作は複雑に絡み合う糸のよなもの
主観であれそれは紐解けば確実に1本糸として繋がっている」

アクロ子「よし……行くにゃ」

268 名も無き冒険者さん :2013/04/29(月) 19:38:16 ID:1mvHPoQ60
狂信のブルラン攻略

背中に大きな火傷をおう感電して感覚がなくなる

意識が薄れて‥……プツン






力なく倒れるアクロ子

失った意識の中でアクロ子は夢を見る

それはとても懐かして優しい感触だった

白い霧の中にいるような

次第に霧は晴れ視界が広がっていく


ここは………

セントヘイブンドラネス学園

マセ夫「お前泣いてんのか?さっきも泣いてたよな?」

(別に泣いてなんかないにゃ!)

マセ夫「え!?アクロバット」

(アクロバットに文句でもあるのかにゃ!!みんなそう言うにゃ!)

マセ夫「いや別にそんな俺は偏見とか無いぜ!」

(嘘ばっかりだにゃ!みんな始めはそういって結局は離れて行くにゃ!)

フォス美「乾燥バッターーーっ!!」

プリヲ「アクロ子君回復は任せてくれ!!」

ユミ子「私がボウマス部隊の隊長だ!!敬えあははは」

ソド副会長「暴れんボウマスターな!」

ユミ子「あ?クソドなんかいったか?」

ジェレイント「キミは?」

(アクロ子って言うにゃ!)

マセ夫「アクロ子……」

それはまるで走馬灯のような夢




アクロ子「‥……みんなと……会えて…アクロ子は………とても‥…………………‥…幸せだったにゃ‥…」

269 名も無き冒険者さん :2013/04/29(月) 20:20:45 ID:1mvHPoQ60
ドラネス学園

アチャ子「うをおおい!!ちょっとまったーーーーっ!!」

(え?ええ!?)
アチャ子「何で私を無視するのよお!バカアクロ子っ!!このブッチ切りに他者を圧倒する可愛いエルフのアチャ子ちゃんをーー!!」

(お、お姉ちゃん!?)

アチャ子「そうよお姉ちゃんよ!まったく今日までお世話してあげたのにシカトするとはあんたも偉くなったのもよね!」

(だ、だって……)

アチャ子「だってじゃない!!
起きなさい!起きてあんたはあんたのやらなきゃいけない事ことをするの!」

(お姉ちゃんは厳しいにゃ‥…)

アチャ子「厳しいこと無いわよこれは愛のムチてやつなの………ほら一緒に行ってあげるからがんばってアクロ子」

(お姉ちゃん………)

アクロ子「お姉ちゃんっ!!!」

「あれ…?」

気がつくとアクロ子の手のひらには空のポーションの瓶が握られていた

無意識なのかそれとも別の何かなのか

瀕死の状態だったアクロ子の体力は回復していた

アクロ子「なんだかいい夢みたようなきがするにゃ………」

はっきりとは覚えてはいないでも、それは現実のように重みのある光景だった

立ち上がるアクロ子

270 名も無き冒険者さん :2013/04/29(月) 21:38:59 ID:1mvHPoQ60
ドラネス学園

アクロ子「もう少しだよ……みんな」

イメルダ「デイジーを宝玉に戻した後アナタは消えてしまうかもしれない……もしかしたら永遠に時間の間に取り残されてしまうかも」

最終関門アポカリプス

アクロ子「やっとここまで来たにゃ……」

一呼吸

アクロ子「ふっ!」

エクセレ スピブ発動

アクロ子「たああああああ!!」

全力のアストラルイリュージョン

フレイムボルテックス

身体がこれまでにないほど躍動した

失った左目の代わりに敵を全身で感じる無意識のうちに攻撃を躱す

イベイド

命をかけ戦いに挑むアクロ子はここへ来て更なる成長を見せる

闇の属性を纏うアクロ子の連続攻撃が次々に決まる

咆哮と共に回転するアポカリプス

体勢を崩されたアクロ子は旋回するアポカリプスに巻き込まれてしまう

アポカリプスも必死の抵抗を見せる

全方位のレーザー

ボロクズのようなアクロ子が地面に激突した

アクロ子「………っ!」

立っているのが不思議なくらいだ

アクロ子「(終われない………生きたい……まだこんな所で…)」

ズバァン!!!!!!

アポカリプスの触手がアクロ子の胸に突き刺さった

アクロ子「!(……………あっ)」

271 名も無き冒険者さん :2013/04/30(火) 08:16:58 ID:1mvHPoQ60
ドラネス学園

吹き飛ぶアクロ子

ガクン

アクロ子の膝が折れた

両手をついて四つん這いの状態だ

ここまでか

アクロ子を絶望が襲う

アポカリプスはなお勢を増し迫り来る

アクロ子「はぁ………はぁ…」

次の瞬間

胸元から何か地面に落ちた

アクロ子「!」

落ちた物、それは以前ペルソナからもらった赤いメダルだった、アポカリプスの一撃を防いでくれた

助けられた

アクロ子「‥……お姉ちゃん」



アポカリプスとの距離は近い


回想

アチャ子「はあ?あんたがアクロバット目指すですって?」

アクロ子「悪いのかにゃ!!?(ボウマス目指してもお姉ちゃんが居る限り1番になれないもん)」

アチャ子「まあ…頑張れば」




アチャ子「まさかアクロ子も戦士の道を目指すだなんて あの子には戦いなんて無理よ…」

アクロ子「……うまくできないにゃ」

アチャ子「あんたさあ…何で右手で弓持ってんのよ?」

アクロ子「へ?」

アチャ子「だからこうやってね………ほら見てる?」



アポカリプスは目の前だ

アクロ子「うん、わかった……やってみるにゃ!」
 


アクロ子は弓を構え矢を放つ

272 名も無き冒険者さん :2013/04/30(火) 11:14:44 ID:NhWw7Nog0
ドラネス学園

静寂に包まれたセントヘイブン

そろそろ夜も明ける頃だろうか

山脈が朝日を浴びその形を薄っすらとあらわし始めた頃

黒き山裾に立つアクロ子が1人

其の手にアポカリプスの動力装置を抱えイメルダを待つ

イメルダ「アクロ子さん*お待たせしました」

アクロ子「………」

イメルダ「…ッ!」

ボロボロアクロ子を見て言葉を失う

耳も目もまともに機能しているのか分からないくらいにアクロ子の負った傷は深い

アクロ子「イメルダちゃん……お願い」

アクロ子は動力装置を渡しその場に倒れる様に寝た

時間は無い、いつまたジャスミンの兵が襲ってくるか

安堵なき緊張の中でイメルダは作業を終えた

273 名も無き冒険者さん :2013/04/30(火) 18:17:39 ID:JtoCsgk.0
ずっと待っててよかったにゃ!
目から汁が出てるけど気のせいにゃ!

274 名も無き冒険者さん :2013/04/30(火) 20:44:41 ID:1mvHPoQ60
ドラネス学園

イメルダ「……出来た! …何とか…無事に完成させることが………よかった………アポカリプスの動力装置、
これだけのエネルギーがあれば……1度はタイムゲートを開ける……でも1度だけ………戻っては…来れない……」

息を切らすイメルダ、彼女に許される時間は残り僅か

精魂尽き果てるほどに懸命に闘った2人

誰よりも明るく誰よりも深い悲しみを背負ったエルフと今は亡き両親を想う孤独なエルフの子

イメルダ「ゲートを……」

動力装置がエネルギーをゲートに送る

全てを終わらせるための扉が開いた

無様なほどに希望に縋った2人の最後の抵抗

イメルダ「アクロ子さん……行き先は最初の……無垢で純粋な…あの子のところへ……」

淀んだ灰色の淵が目の前に浮かぶ

アクロ子「……私1人じゃ……何も出来なかった……」

イメルダ「アナタは1人じゃ………ないから…これからも……」

手を握る

アクロ子「……ありがとう」

イメルダ「頑張って…ね…」

アクロ子「‥……うん」

イメルダ「また……会いましょう……」

アクロ子「……うん…行ってくるね」

1回だけまばたきをした

目を開けばそこにはアクロ子1人だけ

アクロ子「また……会おうね」

振り返りゲートに身を投じた

275 名も無き冒険者さん :2013/04/30(火) 21:24:10 ID:1mvHPoQ60
ドラネス学園





気がつけば其処はヘルテマルテ港

鮮やかな色彩がアクロ子の目に飛び込んでくる

暖かく包みこまれるようなひより

水平線の彼方に浮かぶ船

悲しくなるほど懐かしい

ここは……とても…

言葉が出ないほどに



港のほとりに立つ小屋

その軒先にぽつんと彼女はいた

彼女を見つめるアクロ子

彼女もまたアクロ子に気がつく

アクロ子「……デイジー…」

デイジーに歩み寄るアクロ子

デイジーは一瞬震えた

アクロ子の姿は幼い彼女に恐怖を覚えさせるほど凄惨なものだった

デイジー「……お姉ちゃん…怪我してるの?」

デイジはーアクロ子を気遣う 姿はどうあれアクロ子は悪人には見えなかった

それどころか優しささえ感じて取れるほどその表情は柔らかいものであった

アクロ子「…デイジー……」

デイジー「?……名前」


アクロ子「‥……」




デイジー「お姉ちゃん痛いの?……涙…」


アクロ子「痛くないよ……大丈夫だよ……」



デイジー「お姉ちゃん…兵隊さんなの?」




アクロ子「ううん……兵隊さんじゃないよ」




アクロ子「1人じゃ……何も出来ないただのエルフだよ」


デイジー「……エルフ?………あ…お姉ちゃんお耳が…」



アクロ子「デイジー………ごめんね」


デイジー「どうして謝るの?」



アクロ子「‥……‥こんな…方法しか……選べなかった…………くやしくて…悲しくて」

大粒の涙が頬をつたう


デイジー「?」

アクロ子「最後の……最期まで…アクロ子…泣き虫だったにゃ……」



アクロ子は終わらせた

276 名も無き冒険者さん :2013/04/30(火) 21:59:18 ID:1mvHPoQ60
アクロ子に抱きかかえられたデイジー

次第にその体から輝がはなたれそして身体は風に舞う花びらのように千々に砕け散った

無数に輝く欠片はアクロこの中へ消えていく

アクロ子「………お休みなさいデイジー」



膝をつき動かないアクロ子


この先何が起こるか解らない

でももうなにも恐れる必要なんて無い

すべて受け止めて納得できる

それがアクロ子のえらんだテレジアだから


空間が歪む

全ての事象がなかった事になる


時空が急激に圧縮されるような感覚

崩壊する事象の地平面

アクロ子の身体はその世界とともに崩れ砕けバラバラになった


アクロ子は意識だけの状態になり やがてそれすらも遠い手の届かないところまでそこがどこなのか

分からないところまで飛んでいった

277 名も無き冒険者さん :2013/04/30(火) 22:43:53 ID:1mvHPoQ60
ドラネス学園

セントヘイブンに朝日が昇る

商人や冒険者で街はにぎやかで活気に溢れている

この街は今日も平常運行


街の外れの森に建つ小さな家には若いエルフが住んでいる


彼女は名門ドラネス学園に通う学園生

名前はアチャ子、肩書きは生徒会長

家事に勉学、一人でなんでもこなすしっかり者だ 

学園内では生徒の模範

今日も彼女の1日が始まる

アチャ子「んん〜いい天気ね………さて今日も1日頑張ろう!」

ベッドから起き着替えを済ます

静かな家から聞こえるのは朝食の支度をする音だけ

アチャ子「あっ!そうだ、ベリンさに頼んでおいたロングボウの強化うまくいったかな〜?」

1人分の朝食を作り終えた




ところ変わってここはマセ夫のアパート

珍しく早起きした彼は手紙を読んでいる

マセ夫「ったくバカ兄貴め……家には帰らないって言ってるじゃんか(だいたいヤローからの手紙なんて願いさげだっての!)」

マセ夫は手紙を丸めゴミ箱へポイっ放る

制服に着替えて家を出た

ソド副会長「今日は忙しい1日になりそうだな……マセ夫は相変わらずだし……手紙読んだかな?」

コーヒー片手に窓の外を眺める

ソド副会長「そろそろ行くか、今日は学園の入学式だ!気合入れていこう!」



アチャ子「アクロ子!!起きろッ!!!」

278 名も無き冒険者さん :2013/05/01(水) 01:33:38 ID:1mvHPoQ60
ドラネス学園

アチャ子「いつまで寝てんの!!」

いつもの怒号が静かな家に響きわたる

アクロ子「う……う〜ん……………………………えっ!!!お姉ちゃん!!??」

アチャ子「はあ?……なによ?」

アクロ子「‥…い…生きてるにゃ?」

アチャ子「はああああいいいい〜?生きてちゃ悪いのかなあ〜!!??」

バコン!アクロ子の頭にげんこつ

アクロ子「いっっってーーーーーーーーーーーーーーーーーーにゃああああっ!!!!」

アチャ子「まったく!寝ぼけんのもいいかげんにしなさい!今日は入学式なのよ?しっかりし・な・よ!」

頭を抱え伏せたままのアクロ子

アチャ子「あれ?強く殴りすぎたかな?泣いてるのアクロ子?」

アクロ子「お姉ちゃん!」

姉に抱きつくアクロ子は号泣

アチャ子「え?え?どうしたってのよあんた急に!(しまった強く殴りすぎたか!?)」

アクロ子「つらかったにゃっ!……すごく……悲しくて……でも…よかった……お姉ちゃん…」

アチャ子「え?…あんた怖い夢でもみたの?……どうしたっていう………………あれ!…なんで?……私まで……涙が…?」

アクロ子「夢じゃないよ……全部……戻ったんだ…」

アチャ子「アクロ子……今日はさ、入学式なんだよ?しっかりしなさい」

アクロ子「……入学式?」

アチャ子「あんたがまさか名門ドラネス学園に入学できるなんてね…朝ごはん作っておいたから食べて
 私は準備があるから先行くよ? あーあどうしちゃったんだろ私まで泣くなんて」

アクロ子「‥…うん、分かったにゃ」

(そっかここは………全てが始まった日?)

アチャ子は一足先に家を出た

279 名も無き冒険者さん :2013/05/01(水) 01:36:23 ID:1mvHPoQ60
朝食を取り着替えを済ませたアクロ子

なんておいしい朝食なんだろう この先このご飯の味をしつこく思い出しそう

家を出るアクロ子

ふと振り返れば玄関には靴の跡 元気いっぱいなアクロ子はいままで何度も玄関を蹴り破った

アクロ子「行ってきます!」

亡くなった両親が自分に向けて手を振ってくれているような気がした

ヘルテマルテ港に向かうアクロ子、会いたい人がそこにいるような気がする

ほどなく港についた

辺りを見回すがそこには誰もいなかった

アクロ子は港のほとりに建つ小屋を見つめる

軒下にデイジーの姿はない つい数時間前自分はここにいたはずいや数日なのか数年なのか実際のところはもう分からない

「なあ、お前!」

その声に驚いて振り返る

マセ夫「………ドラネス学園ってどこにあるか知って……る…か?……あれ?…お前…………!」

沈黙が続いた

アクロ子「あ……あの…」

マセ夫「……………………アク…ロ子」


アクロ子「ッ!………」

また泣いちゃった

マセ夫「………初めて会った時も泣いてたよな」

アクロ子「……うん」

マセ夫「…久しぶりっていえばいいの…かな」

アクロ子「……うん」

マセ夫「…………じゃあ…行こっか」

アクロ子「…うん」

手をとりあう二人 今度は離さない

アクロ子「……す…ごく…………すごく…ほんとに…嬉しいにゃ」

今日は入学式だから胸を張って行こう

2人の姿は街のなかへ消ていった 

街の名はセントヘイブン

首都を見下ろすはドラネス学園、世界中から精鋭が集まる名門校

全ての日々はこの日から始まった

もう1度この日に立つ もう未来から兵隊が来ることはない

イメルダもいない

これからの日々がどうなるか2人にはまだ分からない








アクロ子「ねえねえあのね、乾燥バッタを食べるとアクロは2倍のジャンプ力になるにゃ!でねエルフの唾液には治癒の効果があってね…」

フォス美「あの…えっとおぉ…どこかでお会いしましたっけ?」

マセ夫「嘘だろそれ?なっ、嘘なんだろそれ?」

プリヲ「下品だなあマーセナリーって」

マセ夫「ああ?プリーストかお前?ヤンのか?」

プリヲ「フッ、上等だないいだろう表へ…」

フォス美「おやめなさい2人とも!まったくもう」

アクロ子「あっ、自己紹介がおくれたにゃ!私はねアクロ子!アクロバットにゃ!よろしくね!」

280 名も無き冒険者さん :2013/05/01(水) 01:38:48 ID:1mvHPoQ60
おーーわりっ!!

281 名も無き冒険者さん :2013/05/01(水) 06:37:33 ID:JtoCsgk.0
読んでてよかったにゃ!
長い間お疲れ様でしたにゃ!
主さんの持ちキャラと鯖教えてにゃ
@最後に絵のほうも...にゃ?

282 名も無き冒険者さん :2013/05/01(水) 07:32:16 ID:3aPYVJFU0

この書き込みが始まった当初から今まで、
本当に楽しく読ませて頂きました。

人物描写は妙にリアルで
戦闘描写も生々しく
型にはまらない感じがステキでした。

できることならもっと続いてほしかったけど
すばらしい最後でした(´;ω;`)

このスレとブログの方も
たまに覗きに行くと思います(*´∀`)。

本当におもしろかったです。

ありがとうございました!

おつかれさまでした!!

283 名も無き冒険者さん :2013/05/01(水) 09:22:09 ID:1mvHPoQ60

最初から最後まで読んでくれていた人にごめんなさい、そして心の底からありがとうございました!と言いたいです
脱線に脱線を重ねたり無駄にスレを移動しまくり 挙句これでもかっ!てほどの誤字脱字の嵐!  

みなさん心が強いです!感謝しかありません

∋━ボウマスター総合スレ━→ part6 354 :名も無き冒険者さん:2011/06/15(水) 01:52:02 ID:qWZIigbIO

↑から始まり約2年かかりましたが本日をもってドラネス学園は完結に至りました

もともと物書きなどしたこともなく読んだこともほとんどなかったのに我ながらよく続いたなぁとおもいます

これから一連のSSは全て1つにまとめてみようと思います(誤字脱字、矛盾などの改正、センスのないキャラ名の訂正、余計なSSの排除及び挿絵の投入などなど…)

まとめはブログにでも載せようと思います ttp://bpdlr.blog.fc2.com/
さてどうなるかわかりませんが………

281さん 活動鯖はネルウィン 持ちキャラは弓美子(あちゃ)この間のメイのレベルアップ大作戦のとき作るだけ作って放置気味の一番新しいキャラです
絵のほう?ブログでしょうか? URLは↑に あとs・a・dという名で公式の画像掲示板に過去の絵を描き直して載せてみました

先輩アチャと…ってやつを   因みにs・a・dってキャラはデリートしたにもかかわらずなぜか未だに公式掲示板で名前を使えます 仕様でしょうか?

282さん今までお付き合いいただきありがとうございました
まとめのほうも気が向いたら見てやって下さい(いつになるかわからないですが)

最後にみなさんありがとうございましたにゃ!!

284 名も無き冒険者さん :2013/05/02(木) 02:59:29 ID:OX0iitgc0
弓美子ちゃんにメール送りました
期限きれる前に受け取ってください
お疲れ様でしたー

285 sage :2013/05/02(木) 08:14:22 ID:1mvHPoQ60
きっと願いは叶います
次の願いはまとめを完成させること!
今新しくブログを作りそこでまとめの作業をしております
ある程度かたちになりましたらまたここにURL貼ります
今度は公式のファンサイトリンクも利用しようとかしないとか考えてます
だいたいのあらすじはそのままに多少の修正を加えております
ではこのへんで失礼いたします
ありがとうございました

286 名も無き冒険者さん :2013/05/03(金) 10:26:28 ID:Ctynh0Es0
( ;∀;)イイハナシダナー

287 名も無き冒険者さん :2013/07/05(金) 19:01:27 ID:JXwCpFp60
a

288 名も無き冒険者さん :2013/08/09(金) 07:06:56 ID:YljpxYQw0
とても面白かったです(;´Д`A
最後の方なんてガチ泣しそうになるくらいキャラの心情が伝わってきて、大変感動致しました!今迄読ませて頂きありがとうございました!

289 名も無き冒険者さん :2014/04/22(火) 04:37:53 ID:KCnMQ5Fo0
なんとドラゴンネストのレベル100まで解禁とはマジですか?

youtubeで偶然見かけました
youtu.be線kgQ2nnQIlbo

290 名も無き冒険者さん :2014/08/25(月) 11:43:40 ID:QI8JT94g0
     //         / iヽ
     /////////  |ヽ     ',  文低理高の時代に文系の道に進む人って何?
     //////    ヽ \    !  
    {|/////  Darkぱら   \ \ |  高校物理とか化学すら苦手な感じ?微積分すら危うい感じ?
    ,!|//'   彡ミヾ ノ {、,,,_  ヽ   ;
    ハV|   ≧=イ{  jK二 ≦ ∨/ 俺は九州大だが正直文系見下してる、オンナジヤオンナジヤオモテー!
    ヾ〈'i!       ,ノ  ( ` ̄ `´ |/  
    し!::    /(r 、_,、)、    iノ   ンァッハッハッハッハーwwwwwwア゛ン!!
     {::  / _,,,..、_,、 ヽ  :::    
          | 《_` ' -'-'=ヽ |  :/   はい文系(笑)はっ文系ち〜ん(笑) わぁーああはっはああああーーーあああ!!
      >. ヾ` ミエエiソ // /\ _
   _,, /∧、 ,. ─-、 //!  \`ー- 、_    ぼくちんカッコイー
_,.-''"/  |  ≧、,,,_,,// /    \     ̄` -
  /   |  \_  _/   /     /  ttp://hissi.org/read.php/netgame/20140801/MEc4YWpPQ3k.html
         /⌒\  /     ヽ   ttp://hissi.org/read.php/netgame/20140801/cTgwbktDNWI.html

291 dream :2014/09/15(月) 13:27:03 ID:vTc2hD9Y0
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292 麺ちゃん :2015/06/15(月) 15:16:13 ID:8ZiczRW60
アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア
ドラネス学園が終わったアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア:(T-T):バットエンドかよおおおおおおおおお

293 名も無き冒険者さん :2016/01/21(木) 01:04:21 ID:djJ.rHwY0
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294 名も無き冒険者さん :2016/04/13(水) 08:10:05 ID:bTculAWs0
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299 名も無き冒険者さん :2016/07/30(土) 13:45:43 ID:k6YLFmic0
サマーガチャを回すと高く売れるアイテムが手に入るのでそれを売る。
1日に5回しか回せないが
無料メールを沢山作ってドラネスのアカウント作りまくって1キャラだけ作成して
サマーガチャ回しまくればめっちゃ儲かる。
93レベの紋章袋とか、たまにシュパンとかで売れるものもでるので
みんなもやったほうがいいよ


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