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カヴァレリア・ルスティカーナ
1
:
さーじょん
:2004/04/28(水) 00:04
作曲:ピエトロ・マスカーニ(1863-1945)
台本:ジョヴァンニ・タルツォーニ=トッツェッティ、グィド・メナッシ
原作:ジョヴァンニ・ヴェルガ
初演:1890年、ローマ
2
:
さーじょん
:2004/04/30(金) 02:20
ゼッフィレルリ演出、プレートル指揮のDVD鑑賞。群集の使い方が素晴らしい、野外ロケの風景が美しい、オブラスツォワの演技に感動した。
http://www.unitel.de/ucatalog/opera/cavalle2.htm
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0000677H2
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0000E6FTB
3
:
さーじょん
:2004/12/25(土) 14:14
1961年10月21日東京文化会館、NHKイタリア歌劇団公演のCD
ジュセッペ・モレルリ指揮、NHK交響楽団、東京放送合唱団、NHKイタリア・オペラ合唱団、藤原歌劇団合唱部、東京コラリアーズ。
ジュリエッタ・シミオナート(サントゥッツァ)、アンジェロ・ロ・フォレーゼ(トゥリドゥ)、アッティリオ・ドラーツィ(アルフィオ)、アンナ・ディ・スタジオ(ローラ)。
基本的には、シミオナートを聴くためのCDですね。当然2幕にはあまり見せ場がありません。ライブということもあって、かなり熱演とは思いますが、如何せん、トゥリドゥやアルフィオの歌いっぷりは、僕的には「古風」に響きます。
それにしても、全体が4つのトラックにしか分かれてなくて、昔のCDらしく「インデックス」で分けられているのには閉口します。。。
公演の詳細は
http://www.catv-mic.ne.jp/~tenpyo/record1.htm
#1961
4
:
さーじょん
:2005/07/02(土) 10:59:49
ガブリエレ・サンティーニ指揮1962年録音。ローマ歌劇場管弦楽団・合唱団。ロス・アンヘルス(サントゥッツァ)、コレルリ(トゥリドゥ)、セレーニ(アルフィオ)。
ロス・アンヘルスとコレルリの組合せ、悪くないんだけど。。。
「名作・名歌手」なので、これといった不満はないんだけど、どうしても「顔見世興行」的な色合いがあるなあ。シミオナート「だけ」が圧倒的な
>>3
のほうが、インパクトが強いような気さえしてくる。そこそこ出来がよくて、歌手も揃っている演奏よりも、たった一人突出した歌手がいる演奏のほうが、印象に残ることもある……オペラって不思議だなあ、とつくづく思います。
5
:
さーじょん
:2005/07/02(土) 11:00:19
>>4
のCD
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000002S2H
6
:
さーじょん
:2006/04/06(木) 01:30:07
4月5日(水)、新国立劇場公演鑑賞。2004年初演のプロダクションの再演で、道化師
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/music/7336/1083078490/6
と二本立てです。
グリシャ・アサガロフ演出、ファビオ・ルイージ指揮、東京フィルハーモニー管弦楽団、新国立劇場合唱団、世田谷ジュニア合唱団。
公演概要
http://www.nntt.jac.go.jp/season/updata/10000047.html
2004年公演(初演)
http://www.nntt.jac.go.jp/frecord/opera/2004%7E2005/cavapali/cavapali.html
ガブリエレ・シュナウト(サントゥッツァ)、アルベルト・クピード(トゥリドゥ)、山下牧子(ローラ)、小林由樹(アルフィオ)、三輪陽子(ルチア)。
演出はきわめてオーソドックス。セットは、中央に円形の広場で、それを囲むように塔のような建物、奥に橋のような通路がかかっている。まあ、詳しくは公演写真を参考にしましょう。
7
:
さーじょん
:2006/04/06(木) 01:33:46
歌手陣で最も印象に残ったのは、クピード。いかにもイタリア的な感じで、声に力もあったし、カーテンコールでもひときわ大きな拍手をもらっていました。その他の歌手は、初日だったせいか、いろいろな意味で少し固さがあったように思えました。とくに登場でソロを歌うアルフィオは、かなりぎこちない歌だったなあ。シュナウト(と「道化師」でカニオを歌ったフランツ)は、やはり、こなれていないというか、あまり役に合ってなかったというべきでしょう。
指揮は、ヴェリスモらしい煽り方・歌い方で、とても気に入りました。とくに弦楽器の響きが良かったなあ。あと、道化師でもそうでしたが、やはり新国立劇場合唱団は素晴らしいですね。
8
:
ウィンザーの陽気な名無しさん
:2006/04/09(日) 02:41:17
>>6
、新国立劇場のニュース記事
http://www.nntt.jac.go.jp/release/updata/10000342.html
http://www.nntt.jac.go.jp/release/updata/10000340.html
http://www.nntt.jac.go.jp/release/updata/10000347.html
初日舞台写真
http://www.nntt.jac.go.jp/frecord/updata/10000022.html
ガブリエレ・シュナウト
http://www.schnaut.com/
アルベルト・クピード
http://www.albertocupido.it/indexeng.htm
9
:
さーじょん
:2006/04/09(日) 02:42:23
ついでに記録しておきます。1990年7月14日(土)、東京文化会館で観た、藤原歌劇団公演。道化師
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/music/7336/1083078490/8
との二本立てです。
フランチェスコ・プリヴィテーラ演出、ミケランジェロ・ヴェルトリ指揮、東京フィルハーモニー管弦楽団、藤原歌劇団合唱部、世田谷児童合唱団。持木文子(サントゥッツァ)、エルマンノ・マウロ(トゥリドゥ)、永田直美(ローラ)、ピエロ・カプッチルリ(アルフィオ)、浦野りせ子(ルチア)。
15年以上に観に行ったオペラの印象はあまり残っていないのですが、これだけはさすがに、馭者のうたを歌いながら登場した瞬間のカプッチルリの舞台姿が目に焼き付いています。このときは「出待ち」して、公演プログラムに、カプッチルリのサインをもらいました。畑中良輔氏の筆による当時の劇評(『朝日新聞』7月18日)が残っていますので、引用しましょう。
「カプッチルリの馭者アルフィオも印象的だが、道化師のトニオが満場を沸きに沸かせた。あのプロローグの最高音As’’の輝かしさ! とても61歳とは信じられぬ豊麗なひびきである。場内の空気はちょっとやそっとでは収まらず、後半をアンコールに応えたのもイタリア・オペラならではの愉しみだ。」
10
:
さーじょん
:2007/01/06(土) 13:26:05
ヴァルヴィーゾ指揮1966年録音。
http://catalogue.deccaclassics.com/catalogue/prodshow.jsp?searchstr=452179
デル・モナコがシミオナートと共演した1960年録音ではなく、こちらはデル・モナコの「新録音」です。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/music/7336/1083078490/10
とのカップリングですが、キャストは1人も共通していません。これは、後年になって似たような年代の録音を組み合わせたものなのか、もともとこのように組み合わせる意図で制作されたのかは、僕は知りません。
デル・モナコもゴッビもおそらくは、全盛期よりは衰えているのかもしれません。とはいえ、こういう個性的で劇的な声の持ち主は、意外と「衰え」は気にならないものなのだなあと思いました。それよりも、スリオティスがちょっと精彩を欠いているのが気になります。僕が持っているのは、これとガルデルリ盤ナブッコ(65年録音)だけですが、アビガイルレが「カラスの再来」とすると、こちらは「カラスの(出来の悪い)物真似」といった感があります。こういう「出来不出来の波」が、スリオティスが生き残らなかった理由の一つかも知れませんねぇ。
11
:
さーじょん
:2007/09/22(土) 12:54:32
>>3
の三日後、1961年10月23日に東京文化会館で収録されたDVD。「伝説のイタリア・オペラ・ライブ・シリーズ」です。
http://www.kingrecords.co.jp/classic_others/nhk.html
http://www.nhk-ep.com/view/10425.html
http://www.amazon.co.jp/dp/B00006GJBW
http://www.hmv.co.jp/product/detail/846915
言うまでもなく、「シミオナートのカヴァレリア」であります。歌は言うまでもなく、演技も素晴らしいですね。その他の出演者も熱演で、この作品にとてもふさわしいモノだと思います。40年以上前に、日本でこれほどの上演があったとは、驚く限り。。。
12
:
さーじょん
:2008/09/17(水) 00:36:25
セラフィン指揮1960年DECCA録音。
http://www.hmv.co.jp/product/detail/1797605
http://www.amazon.co.jp/dp/B000026FUW
これは全盛期のデル・モナコ、全盛期のシミオナートを堪能できます。黄金時代の録音っちゅうことですな。
13
:
さーじょん
:2014/05/18(日) 10:01:14
新国立劇場の「カヴァレリア/道化師」のゲネプロ招待に応募したら、当たったのですが、都合が悪くなって行けなくなってしまった。招待券自体は、職場の方にお譲りしたので、無駄にはならかなったのですが、せっかくの機会を逃したので、
>>11
のDVD鑑賞。でもって感想は↓
https://twitter.com/hogehoge2005/status/465888294178287616
14
:
さーじょん
:2023/02/26(日) 21:15:26
2023年2月5日(日)東京芸術劇場シアターオペラvol.16
レオンカヴァッロ『道化師』とカップリング。
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/music/7336/1083078490/12-13
アッシャー・フィッシュ指揮、上田久美子演出、読売日本交響楽団、ザ・オペラ・クワイア、世田谷ジュニア合唱団。
【田舎騎士道(カヴァレリア・ルスティカーナ)】
トゥリッドゥ[護男]:アントネッロ・パロンビ/柳本雅寛*
サントゥッツァ[聖子]:テレサ・ロマーノ/三東瑠璃*
ローラ[葉子]:鳥木弥生/髙原伸子*
アルフィオ[日野]:三戸大久/宮河愛一郎*
ルチア[光江]:森山京子/ケイタケイ*
【両演目出演】
やまだしげき*/川村美紀子*
*ダンス出演
15
:
さーじょん
:2023/02/26(日) 21:15:58
事前のネット情報では「上田久美子、宝塚退団後初仕事のオペラ演出」と喧伝されていた。「文楽スタイル」ということも。フタ開けてみたら「う〜ん、悪くないけど、普通の『読み替え演出』でもヨカッタんじゃない?」。
事前の演出家インタビューでは「次の展開までがゆったりしているなと感じたんです。同じことを10分ぐらい言っていて、その話はさっきも聞いたな、という気持ちになって。」という発言。実はこれ、オペラヲタの僕でさえタマに感じることなので「我が意を得たり」という気持ちもあった。「カヴァレリア」の舞台を「だんじり祭り」に設定するアイデアも、決して悪くない。何よりオケも歌手も充実していたし、サントゥッツァを「踊った」三東瑠璃の身体能力が凄まじくて、これだけでも最安席の値段分の価値は十二分にあった!!!!!
16
:
さーじょん
:2023/02/26(日) 21:16:42
でもね・・・説明過剰だったのよ。日本人オペラ演出家の中途半端な「読み替え演出」では「何が何だか・・・」で終わることもあるから、それに比べれば遥かにイイんだけど「翻案した日本語字幕」まで付けるのって、どうなの???
・・・と思ったんだけど、やっぱり「どんなお客さんでも(この作品を初めて見る観客でも)わかりやすいような「親切な」仕掛けって、ある意味「宝塚イズム」なのかしらん?
同じ演出家が再度オペラに取り組んだら・・・観に行くかどうか、ちょいと怪しいかな。
公演概要
https://www.geigeki.jp/performance/concert255/
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