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【マハ=ディヤルニ】 ルザナイ教 【バーフルード】

128言理の妖精語りて曰く、:2017/01/01(日) 07:51:06
そして「二万五千手返し」の事件は、ちょうど「血王」と「法王」の両者が、歴史的な和解を遂げた時代に起きた。
そうなると、当然、各宗派の武力の象徴であるシン=グロークスも「法典派」の代表としての一人だけにならねばならなかった。
そう、唯一の代表を決める「血王派」と「法王派」の二人のシン=グロークスの戦いが、両派の最後の争いになるはずだったのだ。
…………あの閃樹という少年さえ居なければ。

旧「法王派」であり、今は「法典派」のシン=グロークスとなった男は、閃樹の応援団の中に、旧「血王派」のシン=グロークスだった己の妻の姿を見かけ、更に深いため息をついた。
彼女は、この「決闘」が準備された時の騒ぎで、死んだ弟の代理にならんとする義務感から解放され、幼馴染みだった自分に告白してきたのだ。


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