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耐久神話31日24時までに100の神話を記述

40bothhands:2007/12/30(日) 06:47:44
レストロオセとニガヨモギの騎士団の敵ことセウ=ガーベラの話だ。セウは父親の罪によって投獄され、レストロオセ女王の世継ぎビシャマルが生まれたとき、恩赦で釈放された。このとき同時に騎士を受勲したのだが、人々は10年あまりも糞壺のような刑務所に幽閉された男がどのように振る舞うか好奇の目で見た。
しかしセウは見事な仕草で切り抜けて見せた。貴婦人たちはセウに尋ねた。どこでその仕草を覚えたのか。するとセウは答えた。「牢獄では夜な夜な影が現れて私に知識と技を授けてくれたのです」
これはセウを守護する死神が仕事の上でやったのことだが、当然ながら貴婦人たちには理解されず、貴婦人たちはセウを面白がった。こうしてセウは一躍サロンの有名人となったのだが、いかんせんセウはこういった者が好きではなかったので、責務が済むとすぐに部下を集めて、領地へ向かった。
領地はかつて父の治めた土地で、父のクーデターとその鎮圧のために地は荒れ、乱れていた。しかしセウは女王と王子への忠誠心、そして父親の汚名を濯ぐために領地へ勇んだ。


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