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生態

1言理の妖精語りて曰く、:2006/05/31(水) 03:53:06
主に動植物などの生態に関する記述を行うスレッドです。

2言理の妖精語りて曰く、:2006/05/31(水) 11:53:44
人間を種族だけでなく男女でも分けることができるように、
ヒェルインズによれば生物を分類するおおまかな方法は二通りである。

第一に遺伝的な特徴による分類。
動物と植物、魚類、鳥類、哺乳類といった分類がこれであり、
混成種に関してもこの複合で分類可能である。

第二は、霊的性質による分類である。
すなわち、霊的に無能な種と有能な種、
さらに詳細に分類するならば、使役する霊能の系統である。

3言理の妖精語りて曰く、:2006/05/31(水) 11:58:22
また、この霊的性質からの分類によれば、
紀性を帯びた種は「紀種」として特別に扱われる。
この紀種に分類されるのは竜と猫、そしてその他いくつかの伝説的霊獣である。
(彼らはまた、その多様性から一個体が一種族であるとも見做される)
紀種は生存のための捕食を必要としないため、生態系から外れた存在として扱われる。

4言理の妖精語りて曰く、:2006/06/01(木) 22:40:15
【羽人】
東方に移り住んだ妖精(アヴロノ)の現地での呼び名。

5言理の妖精語りて曰く、:2006/06/02(金) 15:25:19
10番目のキュトスの姉妹ルスクォミーズはゲへナとの間にモロレク(悪鬼)族を生んだ。
幸いにも悪鬼どもが【姉妹】の不死性を受け継ぐことはなかった。

6言理の妖精語りて曰く、:2006/06/08(木) 03:52:46
喰魔獣モルゾワーネスは捕食によって自らのかたちを変える。
高い適応力を持つモルゾワーネスは、その一種のみで生態系の大部分に食い込んだ。
こんにち、喰魔獣は様々な姿をなして世界中に広がっている。
しかし元を辿れば、全ての喰魔獣は最初のコル・モルゾワーネスに行き着くのだ。

7言理の妖精語りて曰く、:2006/06/08(木) 09:34:09
モルゾワーネスが擬態できないものは【紀】以外には存在しないといわれるほどである。

8言理の妖精語りて曰く、:2006/06/08(木) 10:32:18
【調停竜エル・ア・フィリス】
言理の妖精の名を冠する最も厳格なる「紀竜?」。彼の信ずる【秩序】に仇なす者はたとえ同族であろうと
その生存を許さない。竜もまた【秩序】を司る存在であるため秩序を理由に対立するということはほとんど
ありえないはずだが、彼の【秩序】とそれ以外の【紀竜】の【秩序】にはズレがあるようで
エル・ア・フィリスは幾度となく様様な理由で同族に牙を向けている。
この「【秩序】観のズレ」から彼を【紀竜】ではなく【亜竜】の変異体であると考える者もいる。

9言理の妖精語りて曰く、:2006/06/09(金) 10:22:03
【万猫殿】の【猫】は竜とも戦える強者だが、
【猫の国】の猫は脆弱な愛玩動物である。

10言理の妖精語りて曰く、:2006/06/13(火) 12:55:36
人間の人種の分類は「木」の名前でされることが多い。
たとえば、チャカ大陸の黒い肌の人々は【黒檀の民】と呼ばれ、
本大陸の西側一帯から北方にかけて住む白い肌の人々は【白樺の民】と呼ばれる。

11言理の妖精語りて曰く、:2006/06/15(木) 12:13:29
【ダールヤール】
またの名を「回遊する花園」という。亜大陸の大砂漠を常に移動している。
その正体は花園に誘われ紛れ込んだ動物や人間を喰らう怪物。
喰魔獣モルゾワーネスの一形態であるという説もある。不毛の砂漠の生物な
だけあって生命力が非常に強く、オアシスにも擬態するのでやっかいな存在だ。
ダールヤールの正確な個体数は判明していないが、少なくとも500を超えているのは確実とされる。

12言理の妖精語りて曰く、:2006/06/18(日) 18:19:01
ダリャル、ダーリャル、ダールヤール、ダルヤル、ダリヤー
この名で呼ばれる獣は大流河と大山脈を超えて北へ行くことができない。
本能によるものか、ある種の呪縛によるものなのかは不明だが、
彼らは間のトゥルサを通って本大陸に侵入しようとする。
この「花園そのものである獣」の襲来に多くのトゥルサの統治者が頭を悩ませてきた。

13言理の妖精語りて曰く、:2006/06/18(日) 18:33:32
ただ、本大陸の人間にとってはこんな化け物が自分達の住む大陸に入ってこられる
のは甚だしく嫌なので(ダリャルの恐ろしさを真近で見聞きした者ならなおさら)、
本大陸側の国々にはダリャルの撃退・駆除の協力を申し出るものも少なくはなかった。

14言理の妖精語りて曰く、:2006/06/21(水) 15:57:10
ダルヤルという名前は「花をまとった獣」という意味である。
単語を分解して意味を当てると以下のようになる。
ダー(獣)ルユ(〜を身にまとった・装飾した)アル(花)

15言理の妖精語りて曰く、:2006/06/23(金) 20:50:03
天馬の糞は癌の特効薬として知られている。
但し抗癌物質である糞中のデルメトア菌が外気に触れると一分足らずで死滅してしまう為に出したての糞を一刻も早く大量に摂取しなければならない。

16言理の妖精語りて曰く、:2006/06/23(金) 21:06:12
ダルヤルの骨格はその強靭な筋力によって内側に圧迫されている為に、死亡した後、肉体が弛緩することで肋骨がまるで花のように腹を突き破って開く。
骨の色が鮮やかな水色である事からもその死体は花に喩えられる。

17言理の妖精語りて曰く、:2006/06/23(金) 22:00:11
【犬】
【猫】の下位に位置する生物。単性生殖で高い知能を持ち、人喰いを好む。
亜種である【狗】は人に付き従うが、【犬】は人の天敵である。
【猫】には絶対的な忠誠を誓い、【猫】の為に自ら死ぬ事もある。

18言理の妖精語りて曰く、:2006/06/23(金) 22:03:21
【犬】が好んで使う武器は弓であり、【犬】には弓の名手が数多くいる。

19言理の妖精語りて曰く、:2006/06/23(金) 22:16:52
【犬】という種族名は古代にはまだ現存していた狼の亜種である「犬」
を絶滅させたときに【猫】の一匹により与えられた名称である。
それまで【犬】どもに名前は無かった。【犬】どもの次なるの願いは
全人類を滅ぼし【人間】の名を得ることである。

20或る【眷属】語りて曰く、:2006/06/23(金) 22:50:46
かつて【犬】に名を与え、過去・現在・未来にわたって【犬】どもから
最大の賛辞を受ける【猫】。それが"白目の無い白猫〟チルマフである。

21:リーデ・ヘルサル語りて曰く、:2006/06/23(金) 22:50:55
【犬】という種族名を名付けた【猫】こそ、最強の猫騎士ビルカルテである。
犬は人にへつらうという説が存在するのは、それが古代に存在した「犬」であるからであろう。

22言理の妖精語りて曰く、:2006/06/23(金) 22:54:11
かの者は【猫】にして【猫騎士】である。

23言理の妖精語りて曰く、:2006/06/23(金) 22:55:56
本来【猫】に優劣はない。
しかしそれでもあえて【猫】の頭を選ぶなら、やはり白臥猫チルマフであろう。

24:リーデ・ヘルサル語りて曰く、:2006/06/23(金) 23:06:42
白臥猫チルマフ
その爪は白磁の如し、その牙は象牙の如し、その髭は絹糸の如し、その瞳はルビーの如し、その毛並みは雲海の如し、その尾は紀竜の如し、その一鳴きは楽想の如し。
なにより強く、なにより貴く、なにものよりも自由なる猫。

25言理の妖精語りて曰く、:2006/06/23(金) 23:13:00
チルマフは、【猫】達の里にして家たる【万猫殿】にも属してはいない。

26:リーデ・ヘルサル語りて曰く、:2006/06/23(金) 23:40:27
対となる【黒長竜ディスタンクス】はチルマフの宿敵であり親友である。

27言理の妖精語りて曰く、:2006/06/23(金) 23:48:41
チルマフとディスタンクスの関係は複雑であり容易には説明しがたい。
両者の間にはあまりにも多様な反感、多様な友情、多様な感情がありすぎた。
しかしどうしても説明を二行に内に収めねばならなら、私は以下のように表現するだろう。

チルマフ「なかなかやるな!」
ディスタンクス「おまえもな!」

28言理の妖精語りて曰く、:2006/06/23(金) 23:50:23
【紀元錘の守護竜クルエクローキ】もまたチルマフの宿敵なわけだが、
クルエクローキのことは己が野望への道程に立ち塞がる障害程度にしか思っていない。
求めてやまぬ【紀元錘】を渡そうとせず、反撃の牙を向けるクルエクローキは
チルマフにとって憎悪と苛立ちの対象でしかない。

29言理の妖精語りて曰く、:2006/06/24(土) 00:14:09
ダルヤルは其の異名の通り色とりどりの花を咲かせ、見る者を幻惑させる。
其ればかりではなく、ダルヤルの咲かせる花は季節や地域に拠って異なり、
其の地域で其の季節に咲いている花に擬態する。
地域や季節に因る日照時間や湿度の変化等を敏感に感じ取り、
咲かせる花を変化させていると考えられる。
ダルヤルの花を仔細に調べれば、其れが変色し、伸び縮みする筋肉の様な組織から出来ている事が判るだろう。

遠くで見ている分には、旬の花を一度に見られて良いが、
其の内近くに行って見たいという欲望を抑えきれなくなるだろう。
ダルヤルは人や生き物を幻惑する臭気を放っているが、
其の栄養が枯渇すると代謝の悪化に因って更に強力な成分を放つ様になる。
此の成分は媚薬として高値で取引される事があるが、
此の成分を発している時のダルヤルは本当に危険であり、
市場に出てくるのは非常に稀である

30言理の妖精語りて曰く、:2006/06/24(土) 00:24:18
ダルヤルは水胞という器官に水を溜め込み、時にオアシスを作り上げるが、
主には根を地中深く伸ばし水脈を探り当てて、其処から水を導く事でオアシスを作り上げる。
此の為ダルヤルが通った後に井戸を掘ると、高い確率で水脈を掘り当てる事ができる。
但し、井戸を掘った所で、其処はダルヤルの回遊ルート上に当たる為、
数ヶ月或いは数年後にはダルヤルの帰還に因って破壊されてしまうだろう。

31言理の妖精の語りて曰く、:2006/06/24(土) 00:30:01
ダルヤルが作り出したオアシスには無数の生物が集まるが、稀に見る【ダクアル】ほど美しい獣はそういない。

32:リーデ・ヘルサル語りて曰く、:2006/06/24(土) 22:11:55
【ツンドラ狼】
北辺帝国のツンドラに住まう、人を襲う狼。
しかしあまり強靭ではなく、そこそこ腕の立つ者ならばなんとか撃退可能である。

33言理の妖精語りて曰く、:2006/06/24(土) 22:22:59
『深海のフェルンゼーアー』
暗き深き水の底、沈黙を湛える大怪魚。
その口は島を飲み込み、体内には無数の水中生物のコロニーが形成されている。

34言理の妖精語りて曰く、:2006/06/25(日) 00:06:58
【言語】
人々があやつる言語がその言語体系ごとに分化し、意思を持つこと。
口から耳へ渡り歩き、脳を住処とする。
ヌト語やミアレン、ミアスカ語などといった多種多様な種族が存在するが、同じ種族同士でないと意思疎通が困難な閉鎖的種族。
ただし、絶対言語のみ全ての言語と意思疎通が可能。
本人が思ってもいないようなことを口にさせたりする。

35言理の妖精語りて曰く:2006/06/25(日) 02:44:05
言語戦争は脈々と続いている。昔も、今も、そして未来も。

36言理の妖精語りて曰く、:2006/06/25(日) 11:18:34
【禿鷹】
かつての霊峰【ミューブラン】近くに生息する鳥の一種。古い時代、【ミューブラン】が緑豊かだった頃には豊かな毛並みを持っていたが、【ピュクティェト】がその炎で焼き払った時に逃げ遅れた鷹たちは頭を焦がしてしまった。
それ以来、鷹の頭は禿げたままであるという。

37納豆:2006/06/26(月) 00:30:28
ヒットポイントが高く、魔法をすべて無効化してくるのでかなりやっかいだ。
攻撃力は低いが、糸でこちらの動きを封じてくるので、はじめから長期戦覚悟でプランを練った方がいいだろう。

38カラス:2006/06/26(月) 17:06:51
【鴉】
世界各地に生息する黒色の鳥。人間と同等の知能を持ち、魔術の展開速度は人間を凌駕する。魔女の使い魔として知られる。

39言理の妖精語りて曰く、:2006/06/28(水) 10:42:44
フェルンゼーアーは、他の生物には見られない独自の物質を作って体組織を構成している。

此の物質は深海の高圧下では非常に固く、過酷な深海の環境に於いて身を守るのに役立っているが、
フェルンゼーアーが海面へ浮上した時は、圧力の低下に伴って急激に膨張する。
此れは、島を呑み込む程の巨大な体格を得るのに役立っている。

又、此の体組織は体内の圧を一定に保つ事にも貢献し、
共生関係にある微生物が何故か発光するのも相俟って、体内の水中生物のコロニー形成に役立っている。

40言理の妖精語りて曰く、:2006/07/01(土) 17:53:18
【鴉】(牙鳥)は「キバドリ」とも読む。

41言理の妖精語りて曰く、:2006/07/01(土) 17:54:33
【歯鳥】(ハトリ)は【鴉】と対立関係にある種族である。

42言理の妖精語りて曰く、:2006/07/01(土) 17:55:28
【鴉】
この鳥には鋭利な牙が生えている。
その牙を震わせることで本来鳥には不可能な人間以上の発声を可能としているのである。

43言理の妖精語りて曰く、:2006/07/01(土) 17:55:59
【歯鳥】は【鳩】とも呼ばれる。

44言理の妖精語りて曰く、:2006/07/01(土) 17:57:06
【鳩】と【鴉】は白と黒の色で分かれていることから、善と悪、神官と魔女の関係になぞらえる者もいた。

45言理の妖精語りて曰く、:2006/07/01(土) 18:02:57
【歯鳥】の別名をあらわす字からもわかる通り、この種族と「九」という数字は関係が深い。
例えば、彼らは「一羽で九羽分の力を持つ鳥」と呼ばれ、「【鳩】は九つの祖から生まれた」とされている。

46言理の妖精語りて曰く、:2006/07/01(土) 19:08:04
【白鶺鴒】
ハクセキレイ。【白色九祖】の第一羽。
【鳩】の祖である白い色の鳥の中では最も有名。

47言理の妖精語りて曰く、:2006/07/01(土) 22:07:25
【吸血鬼】
血液中の【人の因子】が欠落した存在。絶えず溶血して赤血球が破壊されているので、他者から【因子】を奪う事で生存可能。
別名を【人因子欠乏症候群】と呼ばれる病であり、その罹患者を【吸血鬼】と呼ぶ。【因子】を奪われた被害者は【因子】が足りなくなる為、【吸血鬼】になる。

48言理の妖精語りて曰く、、:2006/07/01(土) 22:52:26
【鰐】
ワニ。亜竜の一種だが、主に川に生息する大人しい生物。
上に乗ると運んでくれる。人によく懐く。

49言理の妖精語りて曰く、:2006/07/01(土) 22:55:31
鰐には兎を食うという伝説がある

50言理の妖精語りて曰く、:2006/07/01(土) 22:59:03
【兎】
幻想の中に住まう伝説の獣。
別名を【露舐り】といい、空高く、夜空の月に住まう幻獣である。
獣でありながら鳥と同じ呼ばれ方をするのは、その驚異的な跳躍能力と、空中での多段跳躍、【エアクッション】による擬似的飛行能力の為である。

51言理の妖精語りて曰く、:2006/07/02(日) 01:24:38
【アルルフ族】
【獅子王と仔獅子の書】真正写本に記載がある、
クフィル・ライオネスが味方につけた【異形の諸部族】が一。
細身で背が高く、尖った耳に優美な顔立ちをしている。

52言理の妖精語りて曰く、:2006/07/02(日) 01:31:26
【ダーワルグ族】
【獅子王と仔獅子の書】真正写本に記載がある、
クフィル・ライオネスが味方につけた【異形の諸部族】が一。
背が低いが屈強な体つきをしており、男女問わず豊かな髭を蓄えている。
また手先が器用であった。

53言理の妖精語りて曰く、:2006/07/02(日) 01:40:21
【ケヌートゥ族】
【獅子王と仔獅子の書】真正写本に記載がある、
クフィル・ライオネスが味方につけた【異形の諸部族】が一。
下半身は馬の胴で上半身は人間のそれの姿をしている。
その機動力は【異形の諸部族】の中でも随一だった。

54言理の妖精語りて曰く、:2006/07/02(日) 12:42:24
【トラロス族】
【獅子王と仔獅子の書】真正写本に記載がある、
クフィル・ライオネスが味方につけた【異形の諸部族】が一。
巨大な体に怪力を持ち、大地や岩石に潜り込むことができる。

55言理の妖精語りて曰く、:2006/07/02(日) 17:15:01
【ネクリュセリテ】
緑色の大蛇のだが、頭部が人間の女の異獣。
その唾液には人間の体温に反応し爆発する性質がある。

56言理の妖精語りて曰く、:2006/07/04(火) 00:12:01
【天使(フェーリム)】
フェーリム(天使)とは妖精の一種。その魂は火葬の煙から、
その魂がまとう身体は遺灰でできているという。【ウェウーレベルン】によれば
彼らは同胞を裏切り紀元神群の側につくことを選んだアヴロノ(妖精)である。
義国の建国神話にも登場し、重要な役割を果たしている。
彼らは光と炎と雷と暴風で武装した戦士達である。また、その「歌」は独特
の振動を帯びており、これを武器とする個体も存在する。

57言理の妖精語りて曰く、:2006/07/05(水) 12:40:14
【人形】
人形には大きく分けて四種類存在するようです。
心を持たず、動かぬ人形。役目を終えた者達。
心を持たず、動く人形。操られし者達。
心を持ち、動かぬ人形。ごく普通の者達。
そして、心を持ち、動く人形。特別な者達。

ほとんどの人形は心を持っている、と言ったら皆さん驚かれるでしょうか。
また、心を持つ人形の中でも、動ける人形と動けない人形が存在するようです。
その2つの状態を隔てるものは何なのでしょうか。
私は人形の心と体を繋ぐものを魂と表現しました。
魂は心が成長したものなのか、はたまた全く別物なのか、それはまだわかりません。
その魂を持つものだけが心のままに身体を動かせる。そう解釈しました。

とにかく今日も変わらず、ラプンシエルは愛らしいのです。

   〜ワレリィ著 ラプンス・ストーリー 後書より抜粋〜

※最後の一行だけ筆跡が異なっている。
 これはおおよそ、ラプン…うわ、何をする!やめ…

58言理の妖精語りて曰く、:2006/07/06(木) 14:03:22
【ワールドイーター】
世界の終端で世界そのものを喰らい続けるモノ。
突如として出現した「世界の危機」であり、無数の精霊や妖精、悪魔や神群などを飲み込んで絶滅させた。

59言理の妖精語りて曰く、:2006/07/06(木) 14:26:06
パパ/パパパ/パン/ンンン/ゲ/ゲゲ/オオオ/オン/ンンン//ン/?

60言理の妖精語りて曰く、:2006/07/06(木) 17:23:30
ワールドイーターは「チョメパンゲオン」とも呼ばれる。
これは「小さなパンゲオン」の意。

61言理の妖精語りて曰く、:2006/07/06(木) 18:27:10
ワールドイーターがパンゲオン同様にバラバラになって分かたれた時、世界の中で新しい世界が誕生した。
それはワールドイーターが喰らってきた欠落を埋め、【新大陸】や【クォ諸島】などが現れたのである。

62言理の妖精語りて曰く、:2006/07/06(木) 21:41:06
【猫又】
東方に棲息する【妖怪】の一種。一つの顔に二つの口を有する虎である。
東方ではこの猫又が【猫】だと考えられていた。

63言理の妖精語りて曰く、:2006/07/08(土) 17:48:20
【アヴェイローズ】
人間に【変態】可能な植物。
細胞の組成を変性させて植物体と人間体に入れ替わる。
知性は皆無に等しい。

64言理の妖精語りて曰く、:2006/07/08(土) 18:03:19
【猫又】が顔に二つ口を有する生物学的・進化学的な必然性は無い。
だとすれば何故複数の口を持つのか。
一つ目の口は捕食用の口である。
しかし、もう片方の口は取り入れる為の口腔ではない。吐き出す為の口なのだ。
摂取した食物の残り滓を、【猫又】は口から高速で射出・排泄する事によって敵を攻撃する。
射出した排泄物は【猫又】の第二唾液を纏わせたものであり、生物の毛穴・汗腺から体内に侵入し神経系を浸蝕する。
自律神経系をある程度操作出来る【猫又】は第二の口腔から特殊な唾液を自在に分泌できるが、それは【猫又】以外にとっては猛毒になるのである。

65言理の妖精語りて曰く、:2006/07/12(水) 14:55:20
『狗』
犬の亜種。
人間の天敵たる犬とは異なり、人の側に付き、人に従う、人の友。

中でも黒銀の毛並みを持つ『ブービエ・ド・フランデル』や『レイネンキント』は
犬との戦い、犬退治に於いて多大な貢献を果たした。

66言理の妖精語りて曰く、:2006/07/12(水) 15:01:38
吸血鬼は元が人間である為魔術を行使する事ができるが、
因子の飢餓に因る苦痛の為に集中が上手く行かず、人間程の威力を持てない。

併し、飢餓に因る焦燥感から肉体の限界を超えた体の運用が可能であり(火事場の馬鹿力)、
運用に因る肉体の崩壊は、人間から因子を奪う事で補修する。

67言理の妖精語りて曰く、:2006/07/16(日) 10:21:17
【プリエステラ】
砂漠に咲く花。
純白の花弁と数ギガリーデにも及ぶ長さの根を持つ。

68言理の妖精語りて曰く、:2006/07/16(日) 15:46:03
【巨人】
「巨大で人型をした知的生物」の総称。人間という種ではありえないサイズからも
わかる通り、「大きな体を持つ人種」ではなく、人間とは別種の種族である。
【巨人】に分類される種族としては、カシュタクルの民がよく知られている。

69言理の妖精語りて曰く、:2006/07/17(月) 21:11:14
【ツル】
しょっちゅう死ぬ。
何かするたびに死ぬ。オチとして死ぬことを宿命付けられた存在。
次の瞬間に死ぬ事が確定しているにも関わらず非常にポジティブな思考と
メンタリティを持つ。いや、だからこそかもしれないが。

70言理の妖精語りて曰く、:2006/07/22(土) 16:02:59
【蚊】
吸血鬼の一種。
生き血を啜り、音も無く飛来し、病毒を同時に注入していく怪物。
肉体が脆く人間でも倒す事が出来るが、異常な繁殖力を誇る。
砂漠地帯に多く住み、亜大陸で怖れられている。

71言理の妖精語りて曰く、:2006/07/22(土) 17:19:51
【狼】
犬の祖にして、生態系の頂点の一角。
身の丈は人間と同等かその倍、灰色の剛毛に鋭い牙、種によっては二足歩行も可能とする。
吸血能力や変身能力を持つ種もあり、単純な膂力だけならば亜猫や亜竜を上回る。
並みの戦士や魔術師では到底太刀打ちできない。
ヘレゼクシュ地方で暴れ回り、見かねたキュトスの姉妹の19番目、カルリアが
絶滅させた。
なお、カルリアがワリバーヤ王朝において最も忌避される存在であるのは
このときの彼女の恐るべき姿が言い伝えにあるからである。

72言理の妖精語りて曰く、:2006/07/22(土) 19:34:40
蚊の病毒は因子の欠損に因るものであるが、他に比べて奪われる量が少ない為、
吸血鬼に為る事は稀である。

蚊は人の他にもあらゆる獣を襲う。
其の脆弱な身体は殆んどの因子を失っており、
蚊が人や獣を襲うのは、幾ら因子を奪おうとも、
殆んどの因子が己に当て嵌まらないからなのかも知れない。

73言理の妖精語りて曰く、:2006/07/22(土) 19:58:44
【ツル】
白色九祖の第九羽。
終末に佇むω。エアル・バクスチュアル・オーの飼い鳥である紀鳥。

74言理の妖精語りて曰く、:2006/07/26(水) 20:57:35
【ゴキプーリ】
「ゴキを継ぐもの」の意。飛来神群が一、ゴキがこの世界にばら撒いた
小さな分身達である。移動速度と生命力はゴキに劣るが、
異常なまでの繁殖力はそれを補って余りある。

75言理の妖精語りて曰く、:2006/07/26(水) 21:12:15
ゴキプーリどもは亜大陸付近に広く生息し、
その種類は四億に達すると言われる。

76言理の妖精語りて曰く、:2006/07/26(水) 21:28:45
亜大陸の地下では
億単位の種類のゴキどもが地上では見られない異形の生態系を構成している。

77言理の妖精語りて曰く、:2006/07/26(水) 21:48:42
『ゴキブリ』
生き物。幾つかの種に別れる。高い身体能力と生命力を持ち、ゴキやゴキブリに姿が似ている。
生息地は世界中に及ぶ。コックローチとも。

ゴキやゴキブーリに似た姿をしている為、散らばった大地の時代や、
平たい大地の時代から存在する古い種であるとする説も在る。
生息地は世界中に及んでいる事が、此の事も上記の説を支持する要素とされている。

強靭な生命力を持ち、不衛生な所でも生きれる為に、病気を媒介する事が在る。
人家に於いては害虫であるが、熱帯地方に於いて原始的な生活を維持する民族には、
ゴキブリの或る種を食物に用いるものも在る。
ゴキブリは身体能力が高く捕まえられる事は滅多に無いが、別に美味じゃないので
珍味とか御馳走とかにはならない。

78言理の妖精語りて曰く、:2006/07/26(水) 21:49:51
>77
>ゴキやゴキブリに姿が似ている。
しまったゴキブリじゃなくてゴキブーリだ...
ちゅう訳でゴキブーリに訂正。

79言理の妖精語りて曰く、:2006/07/26(水) 21:54:50
【ゴキバル】
ゴキプーリの一種。その獰猛な性質から悪魔ゴキプーリなどとも呼ばれる。
大きさが鼠ほどもあるゴキバルの群はときに人間や大型の動物に襲い掛かり
骨すらも残さず食い尽くしてしまう。

80言理の妖精語りて曰く、:2006/07/26(水) 22:01:04
【ゴキブーリ】
大砂漠の砂の中で生活するゴキプーリの一種。地中の弾丸とも称されるほどの
移動速度は背骨に沿って(背骨の存在は昆虫類とゴキプーリ類を区別する特徴の一つである)
伸びる魔術的加速用の器官によるもの。

81言理の妖精語りて曰く、:2006/07/26(水) 22:21:10
【ディセクター】
ゴキを始めとする種族の天敵。【ゴキハンター】とも。
対象の脳に毒液を注射し、操り人形にしてしまう。
体内に卵を産み付けてゴキ達を食い殺す美しき狩人。

82言理の妖精語りて曰く、:2006/07/26(水) 22:42:25
ディセクターは蜂の一種であり、亜大陸では蜂と言ったら、
ディセクターに類する種(ディセクター科とかディセクター属みたいな
感じで)をさす事が多い。

83言理の妖精語りて曰く、:2006/07/28(金) 08:40:40
「ダクアル」
ダルヤルに集まる生き物では珍しい、ダルヤルの毒香に惑わされない生き物。夜行性
美しい黒銀毛並みを持ち、鹿に似た姿をしている。

■角について
毎年生え変わり、少しずつ大きくなる二本の三日月型の角は磨き抜かれた黒曜石の様で、大変美しい。
硬く、抜けた後も形状や見た目が維持され、昔は主に武器に用いられていたが、今は装飾品として用いられる事が多い。
角の形態が維持される事については、其の成分を解析した所、鉱物の成分が
多い事が判り、此れが理由になっているのではないかと言われている。
角には希少価値が在り良い値が付くので、拾えた人はラッキーである

■レア度について
ダクアルは長命種で、産んで育てる子も少なく、個体数が少ない上に警戒心が強く、
稀にしか見る事ができなかったが、時代を降るとダルヤルへの抗毒素目当ての乱獲に因り激減した。
近代になって、魔科学/化学的な手法に拠る抗毒素/解毒薬の生産が可能になり、乱獲される事はなくなった。
現在、数が戻ってきていると聞くが、個体数は依然として少ない様で、滅多に見られなくなってしまった
人工繁殖に成功したという話も聞かないし、絶滅が心配される

■狩りについて
ダクアルは雑食性で、ダルヤルと他の植物を見分ける事ができ、
ダルヤルの作るオアシスに生える三日草といった早熟性の草を食べたり、
ダルヤルに釣られてやってきた動物を襲ってべたりしている
角は専ら此の狩りの際に使われる
ダルヤルの逆鱗に触れぬ様、狩りは最小限に押さえており、ダルヤルの園に現れるのもたいていは1匹である。
因みに植物を見分ける事ができるのが知られる様になったのは近年の事であり、
近世の頃に知られていれば、ダルヤルの擬態を見破る為の益獣として保護されていたのではないかと思うと胸が痛い。

(クセノス・シャム・ツァイム著:『たのしい動物〜亜大陸のいきもの』第四版,アルダン印刷,(1712年)(P.226))

84言理の妖精語りて曰く、:2006/07/29(土) 18:28:16
【ツンドラ狼】は滅多に人には懐かない、
それどころか飼い主に噛み付いたりすることもある獰猛な狼だが、
辛抱強くつき合っていけば偶にでは在るが懐いてくることもある。
ただし調子に乗るとすぐに噛み付かれる。

85言理の妖精語りて曰く、:2006/08/04(金) 16:27:38
【ジヌイービ】
【珊瑚の角を持つ蛙の国】と呼ばれる異世界に住む知的生物。
『珊瑚の角を持つ蛙』とは彼らのことである。
雄、精雌、卵雌、の三つの性別がある。
精雌と卵雌の身長は成人で150リーデ〜170リーデくらいだが、
成人した雄の身長は250リーデを越すのがほとんど。
頭には赤珊瑚に似た美しい角がある。とくに上半身が蛙にそっくりだが
蛙のように跳ねたりはせず、人間のように直立二足歩行する。

86言理の妖精語りて曰く、:2006/08/04(金) 17:02:28
ジヌイービの精雌と卵雌は子孫を残す役割を持つ。対して
雄には繁殖能力も性欲もなく、ただ精雌と卵雌を守るために闘うことが存在理由である。
精雌と卵雌より遥かに大柄な体と発達した身体能力はそのためのもの。
この世界にはジヌイーバ(ジヌイービの雄)がこの世界に召喚され
第三次継承戦争やチャガパルゼ戦争に参戦したという記録があるが、それらの記録によれば
彼らは多くのベロシタング巨人族や単眼神の群を殺し、破壊することに成功している。

87言理の妖精語りて曰く、:2006/08/04(金) 17:19:34
故郷とは全く違っているであろう別世界でこれほどの戦果をあげることを
成功させてしまうほどの適応力・生命力は恐るべきものである。

88言理の妖精語りて曰く、:2006/08/04(金) 17:46:12
ジヌイービの個体名やその他の言葉には人間には発音できない音が含まれるため、
人間が正確に発音することは不可能。

89言理の妖精語りて曰く、:2006/08/04(金) 18:05:59
ジヌイービは杆体細胞の感度が非常に高いために暗所での視界が利く。
しかし彼等には錐体細胞が二種類しかなく、色の識別能力は人間より劣っている。

90言理の妖精語りて曰く、:2006/08/05(土) 09:45:28
【ミブフォーロ】
エルネトモランの吸血雲。チャカ大陸のエルネトモラ山上空に広がる血漿雲がその正体である。
現地語ではイブレール。猫語だとイブリース。

91言理の妖精語りて曰く、:2006/08/05(土) 11:55:30
ミブフォーロはある者によって猫の国のとある砂漠の国の一地域に持ち込まれ、
そこの人々がどう反応かするが観察された。その時人々はミブフォーロ
を「イブリース」と呼んだ。イブリースとは彼らの宗教における
悪魔達の首領たる最悪の堕天使の名前である。「ある者」は騒ぎが大きくなり過ぎない
うちにその地域を目立たないように消滅させ、周辺地域の住民から記憶を消し去る措置をとった。

92言理の妖精語りて曰く、:2006/08/05(土) 12:03:12
ちなみに、ミブフォーロが現地で産み落とした幼体たちは「シャイターン」
と呼ばれた。シャイターンとはイブリースの配下とされる不信心で邪悪な霊とされる。
「ある者」は猫の国の他の地域にもミブフォーロを放ったが、反応は似たようなものだったという。
その地域の神話・宗教における悪魔・悪霊の王の名がミブフォーロに与えられ、
ミブフォーロの仔にはその王の配下たる悪魔・悪霊の名が与えられ恐れられた。

93言理の妖精語りて曰く、:2006/08/05(土) 12:34:30
【ミブフォロア】
ミブフォーロが産む仔。親から離れることはない。彼らを猫の国のあちこち
に放った「ある者」はミブフォロアが成長しミブフォーロにならないうちに
殺しつくす必要があった。ミブフォーロを中心に『静かなる消失』の呪文を
展開することで、まだ耐久力の無いミブフォロアは消滅し、耐えられるミブフォーロ
はほとんど無傷のまま回収された。

94言理の妖精ベルグ・ア・フィリス語りて曰く、:2006/08/10(木) 14:01:24
私の口はみなさんの脳味噌につながっております。それが私の生態であります。
みなさんの脳味噌は私の口につながっております。それがみなさんの生態であります。

他の言理の妖精ともども、これからもよろしくお願いします。

95言理の妖精語りて曰く、:2006/08/10(木) 17:50:36
ベルグ・ア・フィリスが現世に干渉しすぎた結果として
ベルグ・ベアリスという魔王が誕生した。
ベアリスは元々妖精だったのである。

96言理の妖精語りて曰く、:2006/08/10(木) 17:58:21
ベアリスは家から少し離れた丘の上で「19次元に住む真っ赤な羽虫おばさん」
からのメッセージを受け取るのが日課な"少し変わった少年〟にすぎなかったのだが
…ベルグ・ア・フィリスの悪ノリによって人生とかが滅茶苦茶になってしまった犠牲者といえよう。

97言理の妖精語りて曰く、:2006/08/10(木) 18:03:47
【永命体】
とくにアヴロノのうち、寿命に制限が無い個体のこと。
成長が止まった後も老化することがない。
あくまで老化が無いだけであって不死身なわけではない。
リーデ・ヘルサルによれば40万〜50万分の1の割合で生まれるという。
妖精皇帝エフラスなど、神話時代から名を残すアヴロノの多くが永命体である。

【定命体】
永命体と違い、寿命に限りがある個体のこと。永命体と比べ圧倒的に数が多い。
アヴロノの場合、長く生きてもせいぜい百年程度しか生きられない。

98言理の妖精語りて曰く、:2006/09/02(土) 23:53:14
孔雀
白色九祖の第二羽。
純白の鳥だが、窮地に陥るとあらゆる色彩を纏い周囲の風景と同化する。
また、相手の認識できない色彩に変化して不可視になることもできる。

雄性体しか存在しておらず、他の種と交配して子孫を残す特異な鳥。
彼らの精子は一種の感染型ウィルスであり、既に胎内に受精卵を持つ雌鳥を襲い、精子を受精卵に感染させて遺伝子情報を書き換える。
そうして生まれるのが、彼ら孔雀である。

99まじん(?)メクセトさん曰く:2006/09/03(日) 03:10:29
パンダ(熊猫)

猫の機動力と熊の強靭さと力を持つ究極戦闘生物
全身を覆う白と黒の迷彩カラーリングは、擬態のためではなく敵の闘気を削ぐという恐ろしい能力を持つ
また、そのあどけない外見と一見かわいらしい行動も敵の目を欺くためのカムフラージュだ
さらには究極兵器「ワシントン条約」を持っており、この兵器の前には、戦いを挑む者の全ての行動は自動的に悪とされてしまう。
人類存続の為にもいつかは滅ぼさなければならない敵である。

100言理の妖精語りて曰く、:2006/09/03(日) 09:14:20
ツルは「はみゅ〜ん」と鳴く。


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