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紀神に関する記述スレッド

1言理の妖精語りて曰く、:2006/05/31(水) 02:11:49
このスレッドは主として紀神に関する記述を行う場です。

327言理の妖精語りて曰く、:2017/03/16(木) 18:42:47
・今日、神が死んだ

アルセスお父さまは、死んでしまった!
今日から、わたしはどうしよう

確かなものが欲しかった
確かなルールが欲しかった
天国の存在が確信出来るなら、地獄に落ちても構わない
だから、私は、悪い子だった

誰かに叱って欲しかった
叱ってもらえば
そうすれば
確かな正義が、判るから
感じることが、出来るから

アルセスお父さまは、死んでしまった!
今日から、わたしはどうしよう


叱って欲しかった
罰して欲しかった
アルセスお父さまは、もう死んでしまった
私は、求めたモノを永久に手に入れられなくなったのだ

なのに、私は生きている
何も判らず、生きねばならない!

アルセスお父さまは、死んでしまった!
今日から、わたしはどうしよう
ほんとに、ほんとに、どうしよう

328言理の妖精語りて曰く、:2017/05/11(木) 06:17:09
マロゾロンドは どこにでもおわす 無限なる闇の神である
夏の日差しの木下闇 長く伸びるあなたの影 吹雪の闇に 桜の根が差し込む地中にも 
最中の中、饅頭の中、クリームあんみつの黒豆の上
マロゾロンドは、どこにでもいる。
ただし、ビターチョコの中にだけは、棲んでいない。
だって、ビターチョコは苦いもの

329言理の妖精語りて曰く、:2017/08/17(木) 03:19:36
紀神アルセスとは、【熱血武装・アルセスベルト】に選ばれた存在のことを指す。
この武装は、所有者の命を燃焼させ、至高の快楽を与える。
しかし同時に、死への道行きを早めるのだ。

【アルセスベルト】によって死んだ者は、その全てを燃焼するため、最後には灰になって燃え尽きるという。

330言理の妖精語りて曰く、:2017/09/03(日) 19:59:58
【アルセス教】の基本にして奥義は、独特の武術である【アルセス流】を極めることである。
だが、【アルセス流】は分派を重ね、その総数は一万とも言われている。
そう、あまりに信仰者が増えすぎたため、誰が真に【アルセス流】の伝承者にふさわしいのか見分けることが出来なくなったのだ。

331言理の妖精語りて曰く、:2017/09/16(土) 22:06:00
『寿燃巨神・アルセスZ』とは、ロボットアニメである。

主人公【有瀬換一】は、古代の神像の中から出現した【アルセスZ】に乗って、悪の侵略者【グローバル機械女帝軍団】と戦うのだ!



しかし、長く苦しい換一の戦いにも、ついに終わりが来た。
【アルセスZ】は、生命エネルギーを力に代えて活動する。
その、あらゆる敵を打ち破る最強の力を発揮するには、大量の生命を【燃料】として燃やさなければならないのだ。
これまで換一は、山の木々・海中の生命・偏屈な村人たち・アルセスZを奪おうとした軍人たち・納期を守れなかった下請け会社の社員・寝返ってきた敵の女幹部・故郷の町の子供たちと、多くの犠牲を払って戦ってきた。
しかし、ついに【女帝軍団】と雌雄を決する時が来たというのに、換一には、とうとう【燃料】のアテが無くなってしまったのだ。
残された手段は、あと二つだけ。
一つは、換一の恋人であり、アルセスZと共に古代遺跡から復活したヒロイン【プリンセス・コルセスカ】を巨神の【燃料】として消費すること。
そしてもう一つの手段は、換一自身の寿命=残された生命エネルギーを全て燃焼させることであった。
換一に、決断の時が訪れるッ…………!



様々な要素を考え合わせ、換一はついに決断した。
世界の平和を永続的に守り続けていくためには、残すべきものと、そうでないものがある。
そして人は、一時的にどれほどの痛みを背負っても、最も賢い最善の手段を取るべきだ。
それこそが、世界を守るヒーローである自分の役割である、と。
彼は、そう決意したのだ。

覚悟を決めた換一は、プリンセス・コルセスカを呼び出した。
そして、巨神のエンジンルームまで、パズルゲームをパンくずのように撒いて、彼女を誘導したのだ!

プリンセスは、大のパズル好き。
彼女は、長きに渡る冷凍睡眠によって記憶と知性を失っている。
知能が幼児並に退行したプリンセスにとっては、パズルだけが、自分の知的能力を証明出来る唯一の手段であったのだ。

換一は、プリンセスがエンジンルームに入った事を確認すると、外からロックをかけ、アルセスZを発進させた。
もはや、思い残すことは何もない!
換一を乗せたアルセスZは、最終形態であるアポロンミサイル・モードに変形すると、機械女帝のイガグリ魔城へと突き進んでいった…………。



換一の突撃から、30分近くの時が流れた。
いつもであれば、もう決着がついているはずだ。
しかし、しかし…………機械女帝の魔城は、未だ健在であった。
換一の決死にしてオリジナルな戦法【インディペンデンス・バンザイ・アタック】は、失敗したのだ!
決戦を挑んだ英雄の名残りは、ただ砕け散ったスクラップが残るだけであった…………。

そして、無人となったはずの防衛本部において、その無惨な光景を眺める者が、一人いた。
彼女こそ、プリンセス・コルセスカ。
突撃の直前に、もはや不要なエンジンルームと共にアルセスZから切り離され、最も堅固なパーツの中で、ひたすらパズルを解いていた換一の恋人である。
換一は、平和のために残すべきものを残した。
戦いしか取り柄が無く、戦いの中でしか生の実感を味わえない自分より、パズルを楽しむという、平和を生きることが出来るプリンセスが生き延びるべき。
それが、彼の判断であったのだ。

だが、機械女帝は彼の突撃を経ても、なお健在。
彼の犠牲は無駄に終わったのか?
いや、それは違う。
違うのだ。
彼の決断は、立派に実を結んだ。
なぜなら…………

「グレート・アルセス、カムヒアー!!」

その時、突如として雄叫びを上げたのは、誰あろうプリンセス・コルセスカその人であった。
数多のパズルを解いたことで、ついにかつての知性を取り戻した彼女は、その勢いを駆って、未解明だった古代遺跡のパズルを解明。
封印されていたアルセスZより強いロボット【グレート・アルセス】を呼び出すことに成功したのだ!
ちなみに、パイロットは、密かにクローニングされていた換一のクローン【有瀬換二】だ!
ぶっちゃけ、主人公の代わりは、いくらでもいる!
「何だかわかんないけど、やっちゃえ、グレートでちゅ!」
今までとは、比べものにならないくらいの知性を取り戻したプリンセスは、新しい巨神に攻撃を命じた!
そして勝った!
悪は、スポンサー、もとい愛と正義の前に潰えたのだ!

今回はもう尺が無い、じゃなかった、敵を倒したのでグレートの活躍はここまでだ。
しかし、次回からは、必ずやより強く、凶悪な敵が現れることであろう!

みんな、これからもプリンセス・コルセスカとグレート・アルセスの戦いを応援してね!
具体的には、おもちゃ買ってね!
財団トイ・グレンデルヒは、君たちのご両親とサンタさん、あと大きなお友達の支援を待っているよ!

それでは、また来週!

332言理の妖精語りて曰く、:2017/09/28(木) 21:01:45
【アルセス】とは、儀式を経て神の現し身として認められた勇者である。

そして、無数の激闘の後、アルセスは、その槍に自らの心臓を突き刺す。
それによって、その槍は大いなる槍【紀元槍】の依り代になるのだ。

この定義は、偶発的な事態でも適用されるものであり、第三十三代アルセスの事例がまさにそのケースであった。
その当時のアルセス候補は、侵略者である黒檀の民の冒険商人【グレンデルヒ】によって全て滅ぼされた。
だが、そのグレンデルヒの心臓こそが、新たな紀元槍を地上に現すことになったのだ。
グレンデルヒは、全ての白樺の民の戦士を滅ぼした後、自らの戦利品によってその心臓を貫かれた。
戦勝祝いの晩、酔いつぶれたグレンデルヒを殺したのは、自らの民族を裏切り、彼の愛人となった白樺の民の女であった。

かくして、最強の戦士となった【アルセス】は殺され、【紀元槍】は地上に現れた。
英雄の神話は、こうして受け継がれ続けるのだ。

333言理の妖精語りて曰く、:2017/11/16(木) 20:15:43
アルセスは、よく不死鳥に例えられる
アルセスの密儀を主催した者は、しばしばその当人が供犠の対象となるのだ
不死鳥が灰から蘇るように、アルセスの供儀となったものは、アルセスとして蘇ると言われている

334言理の妖精語りて曰く、:2017/11/28(火) 20:33:05
厄田アクタは、【殺魔探偵】である。
本来の彼は、その名も忌まれる邪神【ヤァクダァク】なのだが、何の因果かそんな稼業につくことになってしまった。
彼は、不運にも偶発的に『神を信じなくなった世界』に召喚され、さらに不幸なことに、『世界を救ってしまった』のである。
そのおかげで、彼は、もはや送還されることも出来ず、その世界に留まらなければならなくなった。
不運と不幸を司る邪神としては、実に笑えない境遇であった。

かくして、彼は、【魔人狩り】という面倒な商売を始めることになる。
表向きの探偵業で不幸な人々からの【信心】を集めるとともに、依頼で出くわす魔人を狩って己が【信者】を守るのだ。

科学全能時代において、悪は単なる脳機能の故障であり、死体は有機肥料の原料でしかなく、血と硝煙の漂う夜でさえ、人工衛星放送で配信される娯楽の対象でしかなかったが、それでも彼は、そんな時代で『生きて』いる
神無き時代の邪神として。



「なんだてめぇ!」

「商売の邪魔なんだよ!とっとと帰んな兄ちゃん!」
アクタを出迎えたのは、ガラの悪い二人組の男達だった。
チビとノッポ、コメディ映画にでも出てきそうな二人組である。

335言理の妖精語りて曰く、:2017/12/18(月) 18:20:45
ハザーリャ神は、山岳の神である。

特に霊峰ハザリャスは、ハザーリャの聖地であり、【キュトス谷】の温泉と並んで有名な豊穣と安産の聖地として知られている。

このハザリャスは、三日に一度、三度飛沫を噴き出す。
学者によると、これは海底温泉が噴出しているのだという。

336言理の妖精語りて曰く、:2017/12/20(水) 19:50:10
B級映画の登場人物のようなチンピラ二人組はアクタをきつく睨み付けたが、彼にとってそんなものはそよ風のようなものだった。
いくら弱体化したとはいえ、彼は最高の邪神。
チンピラなど何億人いても、路上のゴミほどの障害にもならない。
ただ、それでもいちいち相手をするのは面倒だったので、アクタはゆるやかに右手をチンピラに差し出した。

「なんだぁ?」

「あぁん?金出すんなら許してやらないこともないぜ」

別に、金を出す気はない。
武器や罠を用意するつもりもないし、ましてや握手を誘っているわけもない。
アクタは、その右手でチンピラたちの背後、薄汚い路地裏の奥を指差したのだ。そこには、路地に負けずと汚れた看板があり、それにはこう書かれていた。
『トカーナ組公認 厄田探偵事務所』

同時に、それまでポケットに入れていた左手を出す。そこには、一枚の名刺が握られていた。
そちらには、こうある。
『探偵 厄田アクタ』
そして、それを裏返す。
『この人物は、トカーナ組によって保護されている。彼の行動を阻害する者は、等しくトカーナ組によって公正な審判を受ける』

それらを見届けたチンピラたちの顔が、みるみる青くなるのを確認すると、アクタは何も気にせずに歩き出した。


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