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紀神に関する記述スレッド

1 言理の妖精語りて曰く、 :2006/05/31(水) 02:11:49
このスレッドは主として紀神に関する記述を行う場です。

312 虚無の従者 :2016/10/16(日) 12:33:13
ヌーナは存在だった 自己同一性だった
揺らぐものから存在を生み出すものだった
0 1 無限が生まれた コルミュービアは
論理であった彼は世界の中に世界を作り
パノティオンを作った 永劫はキュトスを
食らいつくしコルミュービアは崩壊した
パノティオンは全能だったが全能ゆえに
無能であったゆえに大悪魔と対消滅した
2はキュトスとパンゲオンの違いから
生まれた時間は差異であり比較であった
ロディニオは存在であった 矛盾は混沌であった
ゆえにヌーナとロディニオは同じ存在でもあった
パンゲオンはやがてロディニオを永劫の未来に
食らいつくすだろう ロディニオは根ゆえに
パンゲオンなしでは生きられぬゆえに
ロディニオはパンゲオンに裏返る
次の世界を作るために

313 言理の妖精語りて曰く、 :2016/10/16(日) 16:33:40
世界世界と言うが、全ては泡であった。そう知ってなおアルセスはキュトスを求めた。泡が弾け、世界は虹色に輝く。ミュトスとはその瞬間のことである。

314 言理の妖精語りて曰く、 :2016/10/16(日) 16:59:45
それこそ眠りしハザーリャの泡よ

315 虚無の従者 :2016/10/18(火) 21:18:46
神とは何かそれは紀の神格化である
ならば紀とはなにか全ての論理を超越したもの
である アルセス教ではアルセスは虚無に
自己を与えることで世界を作った さらに
ゲヘナは世界とは思考する虚無だといった
さらにアルセス教ではアルセスは自分を
分けて全てを作ったとされる 
これは何かに似ていないだろうか
そうパンゲオンである
紀元槍は全ての論理に存在するものである
そして虚無は存在しないものがある論理
に存在し存在しないものがない論理に
存在しないものがない以上虚無さえ矛盾さえ
存在してしまうため存在する
つまり紀元槍と虚無は非常に性質が
にているのである 
これは紀元槍こそパンゲオンの一つの側面
ではないか むしろ紀元槍という
世界も秩序もまたパンゲオンを1つ
の側面ではないか また神もパンゲオン
の1つの側面ではないか パンゲオニルド
哲学を学んでいる私は考えざるを
得ないのである

316 言理の妖精語りて曰く、 :2016/12/19(月) 17:39:13

「全ては、ハザーリャの夢よ」

老人はそう呟き、海泡石のパイプから、ウィータスティカ産の泡煙草を旨そうに吸った。
そして、その後は、何も語ろうとはしなかった。
その濃緑色のローブ、海藻を思わせる衣服を見るまでもなく、老人は、明らかにガリヨンテ信者であった。
しかし、そこで全身に草花を飾った痩せぎすの若者が、声を上げた。
こちらは、見るからにガリヨンテ信者であろう。

「いや、全ては、ガリヨンテの偉大なる循環の中にある!ハザーリャの夢の泡でさえ、『おおいなる大樹』にとっては、その枝についた僅かな不純物に過ぎないのだ!」

どうやら、この旅籠で始まった神学論争は、まだまだ続くようだった。

317 言理の妖精語りて曰く、 :2017/01/14(土) 22:09:50
人造生態系【ガリヨンテ】は、この地球の新たな神である。
【ガリヨンテ】の基本単位、旧世界の生物にとっての細胞にあたる存在は、有機・無機を問わない様々なナノマシンであった。
すなわち【ガリヨンテ】とは、地球全土を覆うナノマシン群体であり、自己再設計する生態系そのものである。

318 言理の妖精語りて曰く、 :2017/01/21(土) 22:12:38
神々の生誕以前、夢幻世界は、魔王によって滅亡の危機にあった。
誰もが、そう信じていたのである。

そこで、時の王、アレ十三世は魔王討伐の報奨として、自らの姫との結婚を約束した。
しかし、賞品とされることを嫌ったキュトス姫は白銀の武具に身を包んだ【勇者姫】となり、自ら魔王を討つことを志した。

だが、その頃、当の魔王アルセスは【魔王姫】となり、愛されガールとして生まれ変わらんとしていた。

果たして、二人の決着は、いかなるものになるのであろうか?

319 言理の妖精語りて曰く、 :2017/01/27(金) 04:11:28
かつて槍は、女神キュトスが持っていた。
アルセスが、それを奪ったのだ。

後世の人間は、完全無欠であったキュトスを「ファリックマザー」と呼び、人はそれに近づこうとする本能を捨てられないとした。
そして、完全無欠のキュトスは、いつか復活するというのだ。

320 言理の妖精語りて曰く、 :2017/01/30(月) 22:00:17
【魔王姫】アルセスが、どのような人物であったかについては、諸説ある。
ある者は、血が滴る槍を抱えながら、獲物を求めてさまよう殺人鬼だと言い、またある者は、魔槍に操られる哀れな犠牲者だと言った。
また別の者は【世界槍ゴージャスプリンセスⅡ世号】を乗り回して、イケメンばかりが住む【イケメン島】を探し求める色情狂だと言った。

実際のところは、不明である。

321 言理の妖精語りて曰く、 :2017/01/31(火) 19:34:09
【魔王姫】アルセスの今年の目標は『白馬の王子様を本当に助ける』ことである。
空想上の存在である王子様の名前は、まだ分からないが、たぶん『キュトス』というのではないか、と彼女は妄想している。

322 言理の妖精語りて曰く、 :2017/02/06(月) 18:28:50
マロゾロンドは甘味を好むが、アレは辛味を好むという

323 言理の妖精語りて曰く、 :2017/02/07(火) 21:17:51
ナノマシン生態系【ガリヨンテ】の製作者は、未だに不明である。

それは、農家が、種子会社から永遠に種子を再購入し続けるように造られた「自殺遺伝子」を持つ遺伝子操作作物から産まれた存在であったのかもしれない。
あるいは、そうした動きに反対するディープエコロジー活動家「リッパー准将」達こそが、その原因であったのかもしれない。

いずれにせよ、多剤耐性ウイルスの蔓延を始めとする「遺伝子汚染禍」を人類初【ガリヨンテ】無しには克服することは出来なかった。

…………だから、【ガリヨンテ】で月○蝶ごっことか、デビルガ○ダムごっこをするなって言ってるんだよ、オイ。

324 言理の妖精語りて曰く、 :2017/03/09(木) 21:00:24
【アルセス起源説】
アルセス神話とは、性欲旺盛な神、アルセスによる強制的な結婚の神話である。
この神話大系は、各王家の権威付けのために存在するというのが定説ではあるが、私は、それに異議を唱えたい。
アルセス神話における主神アルセスは、神の権威と人をつなぐ触媒というより、エネルギー源として存在しているのではないだろうか?
さらに言うならば、アルセスとは、王に積極性や攻撃性を与えるエンジンのようなものではないだろうか?
私には、どうもそう思えてならないのだ。

325 言理の妖精語りて曰く、 :2017/03/13(月) 06:53:13
俺の名は、有瀬光一。
ごく普通の高校生…………と言いたいところだが、たぶん違う。
色々あったもんでな。

まあ、ひとつ、話を聞いていってくれないか?
これは、俺の話じゃない。俺の親友【木戸シュウ】
【女神キュトス】とか呼ばれるようになったアイツの話だ。


あれは、そう、ある年末の昼下がりだった。
年末ということで、世間はあわただしくなっていたが、俺たちには、健康診断の結果を受け取るぐらいしか用事は無かったはずだ。

少し寒いが、ごくごく普通の穏やかな昼…………のはずだったが、アイツの、【木戸シュウ】の姿は、どこにも無かった。
アイツと俺は、いつも一緒で、姿を見失ったことなんて、今まで一度も無かったのに。

いつもの絡んでくる連中を、適当にあしらって、アイツを探しに、町中を駆けずり回ったんだが、どうにも調子が悪い。
何か悪いモノでも食べたか、と考えながら最後の心当たり、アイツの実家である【木戸病院】に戻ってきた時には、もう夕暮れになっていた。

思えば、病弱で引っ込み思案なアイツが居られる場所なんて、そう多くはなかったんだ。
裏山、公園、学校、喫茶店、ファミレス、そしてこの病院。
こんな狭い範囲を探すだけなのに、随分と時間を食ってしまったもんだ。

しかしまあ、たどり着いてみれば【木戸病院】の様子は、随分とおかしかった。
どいつもこいつも寝ているし、廊下や階段は、ふさがれてるし。
この時、消防署や厚労省が見学に来たら、一発で営業停止だったろうな!

ともかく、俺はなんとか、【木戸病院】の屋上にまで上がることが出来た。
だが、そこで俺が見たのは、思いもかけないものだった。
アイツは、シュウは、そこに居た。
全身を物干し竿に縛りつけ、変な棒を手に持って。

あの時は、随分と混乱したよ。
なんで、こんなことしてるんだ、ってな。
俺とアイツは、赤ん坊の時から、いつも一緒だった。
アイツのことなら、なんでも分かってると思い込んでいたから、なおさら混乱したんだろうな。

俺が、あの時、何をアイツに言ったのか、そっちはよく覚えてない。
やめろ、とか、どうしたんだ、とか、そんなことをうわごとのように繰り返していた気がする。
だが、アイツが、俺に何を言ったのか、そっちの方は、よく覚えている。
アイツは、俺に言ったんだ。

「ボクは、君を愛している」

って。
そして、アイツは、先が尖った『棒』を【アルセスの槍】を自分の心臓に突き刺したんだ。
それが、アイツが【木戸シュウ】として、俺に言った最後の言葉だった。

326 言理の妖精語りて曰く、 :2017/03/13(月) 06:55:13
次の瞬間、あたりに、パーっと光が広がって…………。


気づけば、この有り様というわけだ。
道路からも家からも、ところ構わず草や木が生えてくるわ、ほとんどの人間がヘンな生き物に変わってケンカ売ってくるわ、空をやたらデカいトカゲが飛んでるわ…………もう滅茶苦茶だぜ。
個人的に一番驚いたのは、羽根が生えた人形みたいな小さな女の子が、ちんまい布の固まりと、花の上でお茶してたことだな。
どう見ても、CGじゃ無かったからなぁ…………

まあともかく、それが、この世界が【形而上世界オルタ】に変わった瞬間だったんだ。

そして、その時から、俺は【勇者アルセス】と呼ばれるようになり、ちょいとばかし、面倒な旅に出るハメになった。
そう、アイツを殴りにいくための旅に。

それじゃあまあ、今日のところは、話はここまで。
縁があったら、また続きを話させてもらうよ。

なあに、今、ちょっと『デカいの』が近づいて来てるのが見えたもんでね。
ささっと、片付けておくぜ。
それじゃ、またな!

327 言理の妖精語りて曰く、 :2017/03/16(木) 18:42:47
・今日、神が死んだ

アルセスお父さまは、死んでしまった!
今日から、わたしはどうしよう

確かなものが欲しかった
確かなルールが欲しかった
天国の存在が確信出来るなら、地獄に落ちても構わない
だから、私は、悪い子だった

誰かに叱って欲しかった
叱ってもらえば
そうすれば
確かな正義が、判るから
感じることが、出来るから

アルセスお父さまは、死んでしまった!
今日から、わたしはどうしよう


叱って欲しかった
罰して欲しかった
アルセスお父さまは、もう死んでしまった
私は、求めたモノを永久に手に入れられなくなったのだ

なのに、私は生きている
何も判らず、生きねばならない!

アルセスお父さまは、死んでしまった!
今日から、わたしはどうしよう
ほんとに、ほんとに、どうしよう

328 言理の妖精語りて曰く、 :2017/05/11(木) 06:17:09
マロゾロンドは どこにでもおわす 無限なる闇の神である
夏の日差しの木下闇 長く伸びるあなたの影 吹雪の闇に 桜の根が差し込む地中にも 
最中の中、饅頭の中、クリームあんみつの黒豆の上
マロゾロンドは、どこにでもいる。
ただし、ビターチョコの中にだけは、棲んでいない。
だって、ビターチョコは苦いもの

329 言理の妖精語りて曰く、 :2017/08/17(木) 03:19:36
紀神アルセスとは、【熱血武装・アルセスベルト】に選ばれた存在のことを指す。
この武装は、所有者の命を燃焼させ、至高の快楽を与える。
しかし同時に、死への道行きを早めるのだ。

【アルセスベルト】によって死んだ者は、その全てを燃焼するため、最後には灰になって燃え尽きるという。

330 言理の妖精語りて曰く、 :2017/09/03(日) 19:59:58
【アルセス教】の基本にして奥義は、独特の武術である【アルセス流】を極めることである。
だが、【アルセス流】は分派を重ね、その総数は一万とも言われている。
そう、あまりに信仰者が増えすぎたため、誰が真に【アルセス流】の伝承者にふさわしいのか見分けることが出来なくなったのだ。

331 言理の妖精語りて曰く、 :2017/09/16(土) 22:06:00
『寿燃巨神・アルセスZ』とは、ロボットアニメである。

主人公【有瀬換一】は、古代の神像の中から出現した【アルセスZ】に乗って、悪の侵略者【グローバル機械女帝軍団】と戦うのだ!



しかし、長く苦しい換一の戦いにも、ついに終わりが来た。
【アルセスZ】は、生命エネルギーを力に代えて活動する。
その、あらゆる敵を打ち破る最強の力を発揮するには、大量の生命を【燃料】として燃やさなければならないのだ。
これまで換一は、山の木々・海中の生命・偏屈な村人たち・アルセスZを奪おうとした軍人たち・納期を守れなかった下請け会社の社員・寝返ってきた敵の女幹部・故郷の町の子供たちと、多くの犠牲を払って戦ってきた。
しかし、ついに【女帝軍団】と雌雄を決する時が来たというのに、換一には、とうとう【燃料】のアテが無くなってしまったのだ。
残された手段は、あと二つだけ。
一つは、換一の恋人であり、アルセスZと共に古代遺跡から復活したヒロイン【プリンセス・コルセスカ】を巨神の【燃料】として消費すること。
そしてもう一つの手段は、換一自身の寿命=残された生命エネルギーを全て燃焼させることであった。
換一に、決断の時が訪れるッ…………!



様々な要素を考え合わせ、換一はついに決断した。
世界の平和を永続的に守り続けていくためには、残すべきものと、そうでないものがある。
そして人は、一時的にどれほどの痛みを背負っても、最も賢い最善の手段を取るべきだ。
それこそが、世界を守るヒーローである自分の役割である、と。
彼は、そう決意したのだ。

覚悟を決めた換一は、プリンセス・コルセスカを呼び出した。
そして、巨神のエンジンルームまで、パズルゲームをパンくずのように撒いて、彼女を誘導したのだ!

プリンセスは、大のパズル好き。
彼女は、長きに渡る冷凍睡眠によって記憶と知性を失っている。
知能が幼児並に退行したプリンセスにとっては、パズルだけが、自分の知的能力を証明出来る唯一の手段であったのだ。

換一は、プリンセスがエンジンルームに入った事を確認すると、外からロックをかけ、アルセスZを発進させた。
もはや、思い残すことは何もない!
換一を乗せたアルセスZは、最終形態であるアポロンミサイル・モードに変形すると、機械女帝のイガグリ魔城へと突き進んでいった…………。



換一の突撃から、30分近くの時が流れた。
いつもであれば、もう決着がついているはずだ。
しかし、しかし…………機械女帝の魔城は、未だ健在であった。
換一の決死にしてオリジナルな戦法【インディペンデンス・バンザイ・アタック】は、失敗したのだ!
決戦を挑んだ英雄の名残りは、ただ砕け散ったスクラップが残るだけであった…………。

そして、無人となったはずの防衛本部において、その無惨な光景を眺める者が、一人いた。
彼女こそ、プリンセス・コルセスカ。
突撃の直前に、もはや不要なエンジンルームと共にアルセスZから切り離され、最も堅固なパーツの中で、ひたすらパズルを解いていた換一の恋人である。
換一は、平和のために残すべきものを残した。
戦いしか取り柄が無く、戦いの中でしか生の実感を味わえない自分より、パズルを楽しむという、平和を生きることが出来るプリンセスが生き延びるべき。
それが、彼の判断であったのだ。

だが、機械女帝は彼の突撃を経ても、なお健在。
彼の犠牲は無駄に終わったのか?
いや、それは違う。
違うのだ。
彼の決断は、立派に実を結んだ。
なぜなら…………

「グレート・アルセス、カムヒアー!!」

その時、突如として雄叫びを上げたのは、誰あろうプリンセス・コルセスカその人であった。
数多のパズルを解いたことで、ついにかつての知性を取り戻した彼女は、その勢いを駆って、未解明だった古代遺跡のパズルを解明。
封印されていたアルセスZより強いロボット【グレート・アルセス】を呼び出すことに成功したのだ!
ちなみに、パイロットは、密かにクローニングされていた換一のクローン【有瀬換二】だ!
ぶっちゃけ、主人公の代わりは、いくらでもいる!
「何だかわかんないけど、やっちゃえ、グレートでちゅ!」
今までとは、比べものにならないくらいの知性を取り戻したプリンセスは、新しい巨神に攻撃を命じた!
そして勝った!
悪は、スポンサー、もとい愛と正義の前に潰えたのだ!

今回はもう尺が無い、じゃなかった、敵を倒したのでグレートの活躍はここまでだ。
しかし、次回からは、必ずやより強く、凶悪な敵が現れることであろう!

みんな、これからもプリンセス・コルセスカとグレート・アルセスの戦いを応援してね!
具体的には、おもちゃ買ってね!
財団トイ・グレンデルヒは、君たちのご両親とサンタさん、あと大きなお友達の支援を待っているよ!

それでは、また来週!

332 言理の妖精語りて曰く、 :2017/09/28(木) 21:01:45
【アルセス】とは、儀式を経て神の現し身として認められた勇者である。

そして、無数の激闘の後、アルセスは、その槍に自らの心臓を突き刺す。
それによって、その槍は大いなる槍【紀元槍】の依り代になるのだ。

この定義は、偶発的な事態でも適用されるものであり、第三十三代アルセスの事例がまさにそのケースであった。
その当時のアルセス候補は、侵略者である黒檀の民の冒険商人【グレンデルヒ】によって全て滅ぼされた。
だが、そのグレンデルヒの心臓こそが、新たな紀元槍を地上に現すことになったのだ。
グレンデルヒは、全ての白樺の民の戦士を滅ぼした後、自らの戦利品によってその心臓を貫かれた。
戦勝祝いの晩、酔いつぶれたグレンデルヒを殺したのは、自らの民族を裏切り、彼の愛人となった白樺の民の女であった。

かくして、最強の戦士となった【アルセス】は殺され、【紀元槍】は地上に現れた。
英雄の神話は、こうして受け継がれ続けるのだ。

333 言理の妖精語りて曰く、 :2017/11/16(木) 20:15:43
アルセスは、よく不死鳥に例えられる
アルセスの密儀を主催した者は、しばしばその当人が供犠の対象となるのだ
不死鳥が灰から蘇るように、アルセスの供儀となったものは、アルセスとして蘇ると言われている

334 言理の妖精語りて曰く、 :2017/11/28(火) 20:33:05
厄田アクタは、【殺魔探偵】である。
本来の彼は、その名も忌まれる邪神【ヤァクダァク】なのだが、何の因果かそんな稼業につくことになってしまった。
彼は、不運にも偶発的に『神を信じなくなった世界』に召喚され、さらに不幸なことに、『世界を救ってしまった』のである。
そのおかげで、彼は、もはや送還されることも出来ず、その世界に留まらなければならなくなった。
不運と不幸を司る邪神としては、実に笑えない境遇であった。

かくして、彼は、【魔人狩り】という面倒な商売を始めることになる。
表向きの探偵業で不幸な人々からの【信心】を集めるとともに、依頼で出くわす魔人を狩って己が【信者】を守るのだ。

科学全能時代において、悪は単なる脳機能の故障であり、死体は有機肥料の原料でしかなく、血と硝煙の漂う夜でさえ、人工衛星放送で配信される娯楽の対象でしかなかったが、それでも彼は、そんな時代で『生きて』いる
神無き時代の邪神として。



「なんだてめぇ!」

「商売の邪魔なんだよ!とっとと帰んな兄ちゃん!」
アクタを出迎えたのは、ガラの悪い二人組の男達だった。
チビとノッポ、コメディ映画にでも出てきそうな二人組である。

335 言理の妖精語りて曰く、 :2017/12/18(月) 18:20:45
ハザーリャ神は、山岳の神である。

特に霊峰ハザリャスは、ハザーリャの聖地であり、【キュトス谷】の温泉と並んで有名な豊穣と安産の聖地として知られている。

このハザリャスは、三日に一度、三度飛沫を噴き出す。
学者によると、これは海底温泉が噴出しているのだという。

336 言理の妖精語りて曰く、 :2017/12/20(水) 19:50:10
B級映画の登場人物のようなチンピラ二人組はアクタをきつく睨み付けたが、彼にとってそんなものはそよ風のようなものだった。
いくら弱体化したとはいえ、彼は最高の邪神。
チンピラなど何億人いても、路上のゴミほどの障害にもならない。
ただ、それでもいちいち相手をするのは面倒だったので、アクタはゆるやかに右手をチンピラに差し出した。

「なんだぁ?」

「あぁん?金出すんなら許してやらないこともないぜ」

別に、金を出す気はない。
武器や罠を用意するつもりもないし、ましてや握手を誘っているわけもない。
アクタは、その右手でチンピラたちの背後、薄汚い路地裏の奥を指差したのだ。そこには、路地に負けずと汚れた看板があり、それにはこう書かれていた。
『トカーナ組公認 厄田探偵事務所』

同時に、それまでポケットに入れていた左手を出す。そこには、一枚の名刺が握られていた。
そちらには、こうある。
『探偵 厄田アクタ』
そして、それを裏返す。
『この人物は、トカーナ組によって保護されている。彼の行動を阻害する者は、等しくトカーナ組によって公正な審判を受ける』

それらを見届けたチンピラたちの顔が、みるみる青くなるのを確認すると、アクタは何も気にせずに歩き出した。

337 言理の妖精語りて曰く、 :2018/05/02(水) 06:45:37
”まろぞろんど”とは、飛騨山中に古くから伝わっている恐るべき神の名である
その神には、目も耳も無く、ただ無数の触手だけがあるという

338 言理の妖精語りて曰く、 :2018/05/17(木) 19:41:27
ルウテトとは、ただ一つの「神聖なもの」と引き換えに、全てを失うことを求める神だという

339 言理の妖精語りて曰く、 :2018/05/18(金) 18:52:20
ルウテトは「嫌な過去」の記憶力が、誰よりも高い神である
その記憶は、あらゆる平行世界にまで及び「今この時」に起こりうるあらゆる不幸を記憶するという
あるいは、その記憶は未来に起こりうるあらゆる不幸を、予見するとも
一秒ごとに世界を越えて、運命石の門だか扉だかまで、たどり着くとも言われている

340 言理の妖精語りて曰く、 :2018/05/19(土) 08:07:19
ルウテトについての悪評は、魔女人形のロボットや五月祭り用の機械装置から巻き散らかされていた
そしてそれらは、【サイバー人狼】にハッキングされていたのだ

【サイバー人狼】とは、都市伝説に登場する怪物であり、肉体を失い電網の海に漂う亡霊である
彼女たちは、人びとの「悪」を求める願望に応え、共同体の中に招き入れられるのだという

341 言理の妖精語りて曰く、 :2018/05/22(火) 19:20:32
【サイバー人狼】は、過去の約束を大事にするルウテト神に対して、「幼馴染属性」の絶対的な敗北を謳うのであった

342 言理の妖精語りて曰く、 :2018/05/27(日) 04:58:08
ハザーリャは、死と誕生の近縁性を司る神でもある

彼の神像は、屹立した男性の生殖器として形作られるが、これは「小さな死」の瞬間をあらわしているのだという
新しい生命の誕生のためには、それに関わる男と女は、一度擬似的に死なねばならぬ
この像は、そのことをあらわしているのだとか

なお、古い時代には、男は実際に死んでいたという話もある
カマキリなどがそうであるように、生殖行為以後の男性を調理し、女性がそれを食べるというのが古代のハザーリャ祭儀であったのだ
とはいえその祭儀は、ハザーリャ神の慈悲のため、そのままの形で行われることはなくなったらしい
それが、現代まで続く「結納金」のはじまりだという

343 言理の妖精語りて曰く、 :2018/05/29(火) 19:37:39
ティーアードゥは、古代の人によって創られた神であるという説がある
その説では、彼を【審判の化身】、あるいはロウ・オブ・ザ・クロウリーと呼ぶ
彼は、具現化する法として創られたものであり、同時に、人々が共有する「常識」という法そのものの化身であったのだ

その姿は、人によって違うように見えるが、それらは全てその者の中にある「正義」の反映であるという
ティーアードゥーは、全ての人が抱く「正義」と「罪」をすり合わせ「法」となすことを目的として生まれた神だったのだ
しかし、その目論見は果たして成功したのだろうか?

344 言理の妖精語りて曰く、 :2018/05/30(水) 13:36:24
紀の対義原理は彁である。【紀】の側の神々とそっくりそのまま対応する存在が【彁】側に存在する。

345 言理の妖精語りて曰く、 :2018/05/30(水) 18:59:15
【彁】とは言語を逸出した存在である。
そのため【彁】性を持つ物への記述は、
しばしば矛盾(水を燃やす、空に座るなど)を含んでいる。

ちなみに彁は せい って読むよ

346 言理の妖精語りて曰く、 :2018/06/29(金) 01:31:34
虫害の多かったルクサル王朝では、虫食いなどによって古典の一部が欠損してしまうことが珍しくなかった。王室で保管されていた神話文献についても例外ではない。そこでかの王朝では、神話文献の写本を作る際、欠損部に「無銘の軍神がこれを滅ぼしました。」と充てるのが慣例となっていた。
たとえば、「怪物が現れて村の泉を汚しました。これに怒った村人たちは怪物を倒そうとしましたが、怪物はあらゆる金属の槍をはじき返したのです。そのため村では『無銘の軍神がこれを滅ぼしました。』」といったような具合である。「無銘の軍神」とは、原典に欠損があることを示す慣用句だったのである。慣用句が充てられる欠損部は、虫食いだけでなく、過去の王室の検閲によってあからさまに削られた部分も次第に増えていった。
しかし、ルクサル王朝が草の民系の王朝に併呑されてからは、本当に「無銘の軍神」にあたる神がいたかのような誤解が広まっていく。欠損部の性質から、「無銘の軍神」は非常に強い紀元神の一中と考えられ、やがて「無銘の軍神」が単独で活躍する説話までが登場するようになる。最たる例は、平たい大地の時代に悪魔デノメナを討ち取った戦いである。

347 言理の妖精語りて曰く、 :2018/07/27(金) 06:48:55
槍を持つ英雄神アルセスは、”欠落を抱えた者”として描かれることも多い
具体的には、片目や足をひきずる姿で描かれたり、吃音や聴覚障害などを抱える者として語られるのだ

最も弱く”欠落”を抱えるものが、炎竜メルトバーズを封印して太陽を作り上げたり、人類に火をもたらすことで、最も偉大な英雄となるわけだ
”欠落”が記述されるアルセスの神話は、英雄神話の典型的な例であると言えよう

348 言理の妖精語りて曰く、 :2018/07/28(土) 07:13:18
セラティスを奉じる者達は、徒手による闘争の技を重んじる
彼女たちにとっては、拳こそが祈りであり、闘争こそが信仰である

349 言理の妖精語りて曰く、 :2018/07/28(土) 13:37:58
近!近!近!近接戦闘……ッ

350 言理の妖精語りて曰く、 :2018/07/28(土) 16:33:10
徒手空拳!徒手空拳ッ!

351 言理の妖精語りて曰く、 :2018/08/28(火) 14:54:10
「無銘たる軍神」って紀神でいいんだろーか。
ゆらぎ世界観でも特に古い神だとは思うんだが、それらしい記述が見つからないのよな

352 言理の妖精語りて曰く、 :2018/08/28(火) 22:45:08
キャラに対して記述一つする為にわざわざ過去ログあさって調べるのも大変だし、
少し探しても見つからないなら記述されてないものってことでいいんじゃない?

353 言理の妖精語りて曰く、 :2018/09/01(土) 00:41:26
昔は「(検索したい単語) site://jbbs.shitaraba.net/movie/7039/」
で検索すれば、サイト内検索みたいな感じで全スレを検索することができて便利だったのに……

354 言理の妖精語りて曰く、 :2018/09/01(土) 14:37:39
"無銘たる軍神"でフツーにググってもwikiくらいしか出ないな
ゆらぎBBS全体でも数回しか出てない

355 言理の妖精語りて曰く、 :2018/09/01(土) 18:45:05
最初期からある紀人(?)だというのに、この記述の見つけづらさ
正しく「無銘たる軍神」といえよう

356 言理の妖精語りて曰く、 :2019/02/03(日) 08:49:18
ペレケテンヌルは、科学という魔法体系を司る紀神である

科学は、最も使用車が多い魔法であるが、古の呪術と同じくその理論や高度な技法について知るものはかなり限られている。
最も民間に普及している携帯端末でさえ、一般人は修理することもその原理を説明することも出来ないのだ。

そんな科学を司るペレケテンヌルの加護は、科学の持つ欠陥を補うものである。

それすなわち「生きがいの補完」
ペレケテンヌルは、人生に不可避の苦痛を快楽に変換することが出来る。
変換された快楽は、生きがいというクオリア的な概念と感じられ、人間に人生の価値と目的意識を与えるのだ。
これは、「苦痛と後悔」という失敗を繰り返さないためのシステムしか持たない人間に対する、ペレケテンヌルの慈悲である。

また別の説によれば、ペレケテンヌルは、天使ラクルラールを使役することで人びとに祝福を与えるのだという。

357 言理の妖精語りて曰く、 :2019/02/06(水) 10:31:11
マロゾロンドの身体の何処かには、密かにお菓子を収納するポケットが隠されているらしい

358 言理の妖精語りて曰く、 :2019/02/12(火) 19:59:41
レーヴェヤーナは、知識を積み重ね続けた高みに貴さを見出し、アエルガ=ミクニーは、混沌と偶然の中に貴さを見出す。

また、この二柱は、双子であるとも夫婦であるとも、あるいはお互いに親であり子であるとも言われている。

359 言理の妖精語りて曰く、 :2019/08/23(金) 11:46:34
ガリヨンテの流した涙は、琥珀となる

360 言理の妖精語りて曰く、 :2019/08/24(土) 08:40:04
マロゾロンドは泥炭の沼や泥炭だけでなく、砂漠の夜も司っている

しかし、砂漠を渡る者たちは、夜はピュクティェトに祈り、マロゾロンドに祈るのは昼だけである
マロゾロンドが司る闇や影を人が欲するのは、当然、灼熱の昼だけであるからだ

361 言理の妖精語りて曰く、 :2019/08/25(日) 02:04:09
ンニューメイテルは便宜的に紀神として分類されるが、何を司るわけでもない
この神は色んな所を遊び歩いて色んな人と交流する
そうして土地や文化や人種や景色を学んで覚え、次の土地へと持って行く


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