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男「モテる代わりに難聴で鈍感なキミたちへ告ぐ 〆!」

75以下、名無しが深夜にお送りします:2016/11/20(日) 20:24:26 ID:sjz2XKQI
男「出たな猫畜生、さては妹に部屋に入れてもらえなかったんだろ?」

マミタス「にゃん」

男(マミ公が、いくら雌といえど動物と意思疎通を取れる気はしないな。リンと首輪に付いた鈴を鳴らして現れた彼女は、何かウロウロ俺を中心に回っている)

男「落ち着け。お前の主だって一人になりたい時ぐらいあるんだろ」

マミタス「ふーーん」

男(時たまに人恋しさを感じたマミタスは嫌っている分類の俺へも脛を擦って甘えてきた事があった。抱きかかえようとした瞬間痛いしっぺを受けるまでがテンプレだ)

男(とりあえず、そんな一時の不安をここで紛らわせようとしているのかもしれない。着いて歩く彼女を特に相手もせず、天使ちゃんを両親の部屋へ寝かせて自室へ帰ろうとした、が)

マミタス「ふーーーーん」

男「何だよエサ貰ってないのか? いつものカリカリなら皿にまだ残ってたぞ、マミタス……」

マミタス「なーん!」

男「そうかい、猫じゃあ付き合い切れん」

マミタス「なーん!!」

男(すまんな、マミタス。可愛がってやりたい気持ちはあるが気分が乗らない。まずは体に残った疲労を回復するのが最優先なのだよ)

男「散歩なら明日の朝からにしてくれ。いつまでも玄関で待ってたって開けないんだぜ、俺って」

マミタス「んにゃあ〜〜〜〜〜〜……」


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