[
板情報
|
R18ランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
1-
101-
201-
301-
401-
501-
601-
701-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
美琴「食蜂の胸、柔らかかったな……」
1
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/09/02(金) 19:18:54 ID:3ePeeVvk
美琴「って私はなにを考えて──」
食蜂「あらぁ? 御坂さんじゃない」
美琴「うひゃぁ!?」
食蜂「ちょっとぉ? 口裂け女に会ったときみたいな反応はやめてもらえるかしらぁ?」
美琴「あ、アンタがいきなり話しかけるからでしょうが!」
食蜂「はァ? 話しかけるときはいちいち許可とらなきゃいけないわけぇ?」
美琴「アンタの場合はね」
食蜂「言ってくれるわねぇ……私だって好きで話しかけたわけじゃないわよ」
美琴「なによ、私になにか用?」
食蜂「それは私のセリフ。御坂さん、私の名前を呼んでなかったぁ?」
美琴(聞かれてたっ!?)ギクゥ
2
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/09/02(金) 19:29:34 ID:UGRRLImQ
http://i2.wp.com/hentai-curation.com/wp-content/uploads/2014/12/3480c115-s.jpg
3
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/09/03(土) 04:14:01 ID:Wf9wPSLw
美琴「あ、アンタのことなんて呼んでないわよ」
食蜂「間違いなくアナタの声だったと思うんだけど」
美琴「知らないわよ。聞き間違いじゃないの?」
食蜂「じゃあなんで目を背けるのかしらぁ?」
美琴「別に……アンタの顔なんて見たくないだけよ」
食蜂「あら、それは嬉しいわぁ。できればこのまま一生顔を合わせないでもらいたいくらいねぇ」
美琴「アンタが変なちょっかいかけてこなきゃそうなるわよ」
食蜂「ストレス発散はしないとねぇ」
美琴「こっちのストレスが溜まるのよ!」
4
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/09/03(土) 12:46:32 ID:R/5XN9NI
食蜂「それじゃあ私はこれで」ヒラヒラ
美琴「あ……ちょ、ちょっと待ちなさいよ!」
食蜂「はい?」
美琴「あー……えーっと……」
食蜂「なぁに? やっぱり私に用があったの?」
美琴「そうじゃないんだけど……あっ! 服に糸屑ついてるわよっ」
食蜂「え、どこぉ?」
美琴「胸のあたり」
食蜂「どこよぉ。わかんないわぁ」
美琴「ここだって」ツン
食蜂「きゃっ……」
5
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/09/03(土) 12:56:15 ID:R/5XN9NI
美琴「ほら、とってあげたわよ」
食蜂「御坂さん……」ジーッ
美琴「な、なに?」
食蜂「……まぁいいわぁ。一応お礼は言っておいてあげる。ありがと」
美琴「あ、うん。どういたしまして」
食蜂「じゃあ今度こそ行くわぁ。さよなら」スタスタ
美琴(……やっぱりすごく柔らかい)
6
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/09/03(土) 13:05:09 ID:R/5XN9NI
夜・美琴の部屋
美琴「ねぇ黒子ー」
黒子「なんですの、お姉様」
美琴「アンタって女の子の胸触りたいとか思うの?」
黒子「お姉様……? 急にどうしましたの? 遂にお姉様もそちらの道に……?」
美琴「違うわよ! アンタの被害が他の人に及ばないか心配なだけ!」
黒子「ひどいですわ……わたくしはお姉様一筋ですのに……」
美琴「ご、ごめん」
7
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/09/03(土) 15:56:43 ID:R/5XN9NI
美琴「じゃあ黒子は私以外の人の胸は触りたくならないの?」
黒子「当然ですわ!」
美琴「大きい胸でも?」
黒子「大小にこだわりはありませんわ。むしろ重要なのは形ですの」
美琴「感触は?」
黒子「か、感触?」
美琴「柔らかさとか、ハリとか……」
黒子「感触までは……そうですわっ! ここは一度触って確かめてみて──」
美琴「誰が触らせるかぁ!」ビリッ
8
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/09/03(土) 17:29:34 ID:.qXZ8ZI2
あくしろ
9
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/09/04(日) 18:55:17 ID:EwTH0HR6
黒子「あううっ……」ビクビクッ
美琴「ったく、すぐそれなんだから」
黒子「わたくしをその気にさせたのはお姉様ですのに……」
美琴「アンタが勝手に勘違いしただけでしょ」
黒子「そもそもどうして急に胸の話を……?」
美琴「え? あー……な、なんだっていいでしょ!」
黒子「も、もしかして……お姉様っ!」
美琴「なに?」
黒子「わたくしはいつでも準備OKですわよ!」
美琴「いや……そういうことじゃないから」
10
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/09/06(火) 01:09:41 ID:Iu4tNiZY
はよ
11
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/09/11(日) 21:02:54 ID:k5e3Yi9w
翌日
美琴「あ、食蜂」
食蜂「あら、御坂さん」
美琴「今から帰るところ?」
食蜂「そうよぉ。それがどうかした?」
美琴「別にどうもしないけど……」
食蜂「ふぅん? アナタの方から話しかけてくるなんて珍しいから、なにか企んでるのかと思った」
美琴「あ、アンタと一緒にするんじゃないわよっ」
食蜂(……その割にはやけに動揺してるわねぇ)
美琴(また触れないかな、食蜂の胸……)
12
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/09/11(日) 21:51:30 ID:k5e3Yi9w
美琴「えっと、その……元気?」
食蜂「え? ええ、まぁ……元気だけど」
美琴「そ、そう。それはよかったわ」
食蜂「ねぇ、御坂さん……やっぱりなにか企んでるでしょぉ?」
美琴「は、はいっ!? なんの話!?」
食蜂「アナタが私に世間話を振ってくるなんておかしすぎるもの。なにを隠してるの?」
美琴「なっ、なんでアンタに隠し事なんか……」チラッ
食蜂(今の視線は……?)
美琴(お、おっきい……!)
13
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/09/11(日) 22:01:53 ID:k5e3Yi9w
食蜂「御坂さん、どこ見てるのぉ?」
美琴「え、あっ、い、いや、そのっ……!」
食蜂「ねぇ……私の胸見てなかったぁ?」
美琴「みみみみ見てないっ! 全然見てないから!」
食蜂「ふぅん、そぉ……」
美琴「そうそう!」
食蜂「はぁ〜、今日は暑いわねぇ……ブレザー脱いじゃおうかしら」プチッ
美琴「なっ……!?」チラッ
14
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/09/11(日) 22:13:37 ID:k5e3Yi9w
食蜂「やっぱり見てるじゃない」
美琴「ハッ!? し、しまった……!」
食蜂「やぁっと認めたわねぇ」
美琴「くっ……どうしてわかったのよ……」
食蜂「派閥の子達にもよく見られてるからねぇ。そういう視線には敏感なの」
美琴「アンタの派閥って……」
食蜂「もちろん、私のことをやらしい目で見た子にはちゃんとお灸を据えてるわよぉ?」
美琴「ど、どんな……?」
食蜂「大きい胸を見たら恐怖するように心理掌握だゾ☆」
美琴「それはいくらなんでもひどいわよ!」
15
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/09/11(日) 22:23:42 ID:k5e3Yi9w
食蜂「だから御坂さんにも同じように罰を与えたいんだけどぉ」
美琴「あ、アンタの能力は私には効かないわよ」
食蜂「そうなのよねぇ……困ったわぁ」
美琴「ほっ……」
食蜂「しょうがないから御坂さんが私を視姦してたって全校生徒に広めておくわぁ」
美琴「ちょっとぉ!? なおさらエグいんだけどっ!?」
食蜂「だって御坂さんには能力効かないしぃ? それなら間接的にやるしかないわよねぇ?」
美琴「わ、私が悪かったから! ごめんっ! だからそれはやめてっ!」
食蜂「んー……どうしましょぉ♪」
16
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/09/11(日) 22:44:22 ID:k5e3Yi9w
食蜂「ちなみに、なんで私の胸を見てたわけぇ?」
美琴「なんか気になって……」
食蜂「ウソね。ホントは触りたいんでしょぉ?」
美琴「うっ……」ギクッ
食蜂「派閥の子達もみんなそうだったもの。どうせ御坂さんも同じでしょぉ」
美琴「だってアンタの胸柔らかいし……触りたくなったってしょうがないでしょ」
食蜂「開き直らないでもらえるかしらぁ……?」
17
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/09/24(土) 20:50:17 ID:oZVg5ufk
このスレは貰った!
18
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/09/25(日) 02:09:48 ID:BzHuzbWY
あとは俺が書こう
19
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/10/02(日) 20:05:25 ID:hUDdEe3Q
食蜂「ま、御坂さんの態度次第では考えてあげなくもないけどぉ?」
美琴「へ?」
食蜂「だからぁ……触らせてあげるって言ってるの」ニコッ
美琴「……どうせなにか条件があるんでしょ」
食蜂「さっすが御坂さん♪ 察しがよくて助かるわぁ♪」
美琴「アンタのイイ笑顔見てたらわかるっつーの……」
食蜂「別にいいのよぉ? 断ってくれても私は困らな──」
美琴「いいからさっさと条件言いなさいよっ」
食蜂(どんだけ触りたいわけぇ……?)
20
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/10/02(日) 20:33:11 ID:uGds9X3Q
食蜂「胸を触らせてあげる条件はぁ……私の奴隷になること♪」
美琴「誰がなるかぁっ!」
食蜂「冗談よぉ♪ さすがに奴隷になってくれるとは思ってないわぁ」
美琴「ったくアンタは……で、本当はなにがお望みなのよ」
食蜂「そうねぇ……私のぼでぃがぁどになるっていうのはどう?」
美琴「ボディーガード?」
食蜂「ええ。ほらぁ、私って美少女だしぃ、御坂さんと違って中学生離れしたスタイルじゃない?」
美琴「それがなんだってのよ」
食蜂「だからぁ、登下校でひとりは少し怖いっていうかぁ? 誰か強い人がそばにいてくれると嬉しいなぁって♪」
21
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/10/02(日) 21:02:03 ID:uGds9X3Q
美琴「なーに言ってんのよ。アンタには鬱陶しいくらい取り巻きがいるでしょうが」
食蜂「彼女達じゃ戦闘力的に不安だから。その点御坂さんは普段からバイオレンスだし安心できるでしょぉ?」
美琴「……一応褒め言葉として受け取っておいてあげるわ」
食蜂「あら、褒め言葉以外にどんな解釈があるっていうのかしらぁ?」
美琴「ふんっ……そもそもアンタにはボディーガードなんて必要ないでしょうが。レベル5の肩書きは飾り?」
食蜂「まぁそこらへんの不良だったらどうとでもなるけどぉ、本当にヤバい連中は別の話よ」
美琴「ちょっと……アンタまたヤバいことに首突っ込んでんの?」
食蜂「違うわよ。でも私達の場合はこっちにその気がなくても向こうが勝手に盛り上がっちゃうでしょぉ」
美琴「あー……悲しいけどそれはよくわかる」
22
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/10/02(日) 21:19:22 ID:uGds9X3Q
食蜂「御坂さんなら私の苦手分野をカバーできるしぃ? 結構相性イイと思うのよねぇ、私達」
美琴「一方的な相性ね。私は苦手分野とかないし」
食蜂「幼女の敵が出てきたらどうするのよ」
美琴「なんで幼女なのよっ」
食蜂「御坂さん、年下の子にすごく弱いじゃない。きっと相手に籠絡されて手玉にとられるのがオチね」
美琴「とられないから!」
食蜂「そういうときに私がいたら傷つけずに無力化できるでしょぉ? ほらぁ、相性バッチリ♪」
美琴「話を聞けーっ!」
23
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/10/02(日) 21:37:37 ID:uGds9X3Q
食蜂「それでどうなのぉ? 私のぼでぃがぁど、やるの?」
美琴「まぁそれくらいなら……大してやることなさそうだし」
食蜂「OKってことでいいのねぇ?」
美琴「……ょうね」
食蜂「はい?」
美琴「ちゃ……ちゃんと触らせてくれるんでしょうね」
食蜂「ふぅん、気になってるのはそこなのねぇ……♪」ニヤニヤ
美琴「交換条件って言ったのアンタでしょ! や、約束しなさいよ!」
食蜂「ええ、いいわよぉ♪ た・だ・しぃ……1日1分ね♪」
美琴「は……? 1分……?」
24
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/10/03(月) 03:57:03 ID:X.xVhfv6
一分もあれば姉御のエレクトリカル按摩で絶頂まで持っていけるに違いありやせんぜ!
25
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/10/03(月) 18:58:50 ID:2npZIzPs
みさきち対策はいくらでもあるからね、ちかたないね
26
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/10/03(月) 22:26:47 ID:oZ6q/7JQ
この時の発言を後悔するみさきちであった
27
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/10/10(月) 21:45:17 ID:nwX.qHO.
はよ
28
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/10/12(水) 09:39:48 ID:fqlPiOmc
食蜂「1分で充分でしょぉ?」
美琴「いやいや、1分は短くない?」
食蜂「じゃあ何分ならいいのよ」
美琴「んー……10分くらい?」
食蜂「そんな触ってどうするのよ」
美琴「別にどうこうするわけじゃないけど……」
食蜂「じゃあ1分でいいでしょぉ」
美琴「え〜……」
食蜂「イヤならこの話はナシってことで☆」
美琴「わ、わかったわよ。1分でいい」
食蜂「ふふっ、これで契約成立ねぇ♪」
美琴(うまく誤魔化せば5分くらいはいけるはずよね)
食蜂(御坂さん奴隷化計画の第一歩ね♪)
29
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/10/13(木) 21:29:30 ID:dL0.EMe.
もっとだよ
30
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/10/13(木) 23:58:53 ID:lBuGpRnA
翌日
食蜂「おはよう、御坂さん」
美琴「……おはよ」
食蜂「ふふっ、約束どおり来たのねぇ♪ 感心感心♪」
美琴「少し遠回りするだけだしね。これくらいなら大したことないわよ」
食蜂「そばにいるだけじゃなくて、いざというときにはちゃんと私のこと守りなさいよぉ?」
美琴「わかってるわよ。そんな命知らずのやつがいたらの話だけど」
食蜂「あとはぁ……御坂さんが私を襲うなんてことはないようにねぇ?」
美琴「は、はァ!? 誰がアンタなんか襲うかっ!」
31
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/10/15(土) 00:16:35 ID:Q9NWyB1Y
食蜂「なに言ってるのよ。私の胸に触れたくて仕方ないくせに」
美琴「さ、触るのと襲うのは違うでしょ!」
食蜂「私からしたら同じよねぇ。貞操の危機だわぁ」
美琴「アンタの貞操なんていらないから!」
食蜂「でも胸は触りたいんでしょぉ?」
美琴「うっ……」
食蜂「正直に答えないとご褒美あげないわよぉ?」
美琴「……たい」
食蜂「なぁに? 聞こえなかったわぁ」
美琴「触りたい……です……」
食蜂「ふふっ、よく言えましたぁ♪ イイ子ねぇ、御坂さん♪」ナデナデ
美琴(調子のって……ブッ飛ばしてやりたい)
32
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/10/15(土) 07:24:03 ID:USa2ZIqE
いいぞ
33
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/10/15(土) 08:15:43 ID:zLUPtfCo
美琴も内心嫌じゃないでしょ
34
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/10/16(日) 16:05:13 ID:SkcR2M0A
食蜂「帰りもしっかりお勤めを果たしたらご褒美あげるから、それまでおとなしく我慢してなさぁい」
美琴「べっ、別に今すぐ触らせてほしいなんて言ってないでしょ!」
食蜂「口ではそう言っても、目の方は欲望に忠実よねぇ……さっきからチラチラ見てるの、バレバレだゾ?」
美琴「なっ……!」ギクッ
食蜂「頭の中は私のおっぱいのことでいっぱいなんでしょぉ? 無理しないでいいのよぉ?」
美琴「うるさい! もう行くわよっ」プイッ
食蜂「はいはい。あ、ちゃんと私の歩調に合わせてよぉ。せっかちはキライだから」
美琴「なんつーワガママな……」ボソッ
食蜂「なにか言ったぁ?」
美琴「なんでもないわよっ」
35
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/10/16(日) 17:40:38 ID:vahpEdKY
もっと
36
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/10/16(日) 22:47:19 ID:6z5f14fs
motto
37
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/10/16(日) 22:47:39 ID:vahpEdKY
もっと
38
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/10/16(日) 23:06:26 ID:Lk2sgSHI
はよ
39
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/10/16(日) 23:08:24 ID:qIFM52To
みさみこ尊い
40
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/10/20(木) 20:00:18 ID:ziPGu/ss
まだ?
41
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/10/23(日) 21:57:45 ID:HXk2Ihuc
放課後
黒子「あら、お姉様?」
美琴「あ、黒子。今から帰り?」
黒子「ええ。お姉様は誰かをお待ちですの?」
美琴「まぁそんなところ」
黒子「でしたらわたくしはこれで……お姉様、門限はお忘れなきよう」
美琴「はいはい、わかってるわよ」
黒子「それではまた──」
食蜂「御坂さぁん、お待たせぇ♪」
黒子「……は?」
42
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/10/23(日) 22:13:04 ID:HXk2Ihuc
食蜂「ってあらぁ? 白井さんじゃない。どうしたのぉ?」
黒子「それはこちらのセリフですわ。お姉様になにか用ですの?」
食蜂「これから帰るのよ。ふたりで」
黒子「ふたりで……? お姉様、どういうことですの? 弱みでも握られましたの!?」
美琴「ち、違うわよ! ちょっと用事があんのっ。ね、ねぇ?」
食蜂「え? あーそうねぇ……♪」ニヤニヤ
美琴(食蜂……コイツ絶対楽しんでるわね……!)
食蜂(言っちゃってもいいけどぉ……まだ早いかしらねぇ……♪)
黒子(なんですの、この視線のやりとりは……)
43
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/10/24(月) 23:09:53 ID:q787qkXM
きたきた
44
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/10/25(火) 23:29:13 ID:uzMOTnHU
食蜂「まぁ要するにぃ、私達はこれからお楽しみってこと♪」
黒子「お楽しみって……なにするつもりですのっ!?」
食蜂「そんなの決まってるじゃなぁい……ふたりでしっぽりと……♡」ポッ
黒子「し、しっぽりぃ!?」
食蜂「そういうわけだからぁ、もう行くわねぇ。さよなら、白井さん」ヒラヒラ
黒子「お、お待ちなさい! わたくしが逃すとでも──」
食蜂「動いちゃダメだゾ☆」ピッ
黒子「なっ……!?」ピタッ
食蜂「少しの間そこでおとなしくしてなさぁい。じゃあ行きましょぉ、御坂さん」
美琴「う、うん……黒子、ごめんね。帰ったら説明するから」
黒子「お、お姉様ぁ〜!」
45
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/10/26(水) 23:44:46 ID:UiF/0WF6
帰り道
食蜂「あー楽しかったぁ♪ 白井さんの最後の表情見たぁ?」
美琴「アンタね……テキトーなこと言って黒子を煽るんじゃないわよ」
食蜂「あら、間違ったことは言ってないと思うけどぉ?」
美琴「どこがよ! お楽しみだのしっぽりだの言ってたでしょうが!」
食蜂「だって御坂さん、ずっと楽しみにしてたんじゃないのぉ?」
美琴「し、してないわよっ」
食蜂「ホントにぃ〜? 授業中に私のおっぱいのこと考えたりしなかった?」
美琴「あ……か、考えてないからっ!」
食蜂(能力効かなくても心が読めるって面白いわね)
46
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/10/27(木) 09:20:29 ID:yDdF5F16
御坂なら無理やりレイプ出来るやん
47
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/10/31(月) 23:49:50 ID:wnI9TSi.
食蜂「ま、白井さんへの弁解はひとりで頑張ってねぇ」
美琴「考えるだけでメンドクサイ……」
食蜂「なんなら私がボタン1つで全部説明してあげてもいいけど」
美琴「勘弁してよ……っていうかアンタさ」
食蜂「なぁに?」
美琴「そもそもなんでさっき黒子に本当のことを教えなかったのよ」
食蜂「あら、教えちゃってよかったのぉ?」
美琴「よくないけど、アンタの性根の悪さを考えると絶対言いふらしそうじゃない」
食蜂「アナタねぇ……私だって胸を触らせるのは恥ずかしいんだゾ? 他人に言えるわけないでしょぉ」
美琴「そ、そうなんだ……ごめん」
食蜂(なーんてね♪ 御坂さんを完全に堕としてから見せつけた方が面白いに決まってるわぁ♪)
48
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/11/07(月) 22:30:34 ID:SsicxhoU
食蜂の部屋
美琴「アンタの部屋に上がるのって初めてよね」
食蜂「そうねぇ。それがどうかしたぁ?」
美琴「どうもしないけど……なんか落ち着かなくて」
食蜂「なぁに? 緊張してるのぉ?」クスッ
美琴「別に緊張してるわけじゃないわよ……」
食蜂「そっちの寮と大して変わらないでしょぉ」
美琴「まぁそうなんだけど……なんていうか」
食蜂「ん?」
美琴「……やっぱりなんでもない」
食蜂「なによ、気になるわねぇ」
美琴(なんだろう……部屋全体がイイ匂いに包まれてる気がする……)
49
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/11/09(水) 22:24:58 ID:SoA/5LHs
いいぞもっとやれ
50
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/11/13(日) 22:52:00 ID:tNtuBmQY
食蜂「それにしてもなんだか今日は疲れたわぁ」
美琴「ただ学校行っただけでしょうが」
食蜂「誰かさんがやらしい目で見てくるからぁ、気疲れみたいな?」
美琴「そ、そんなに見てないわよ!」
食蜂「少しは見たのね」
美琴「……ちょ、ちょっとだけ」
食蜂「つまりこの疲れは御坂さんのせいってことね」
美琴「なによその理屈!?」
51
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/11/13(日) 23:03:09 ID:tNtuBmQY
食蜂「っていうわけだから肩揉んでくれるぅ?」
美琴「どんなわけよ! 全然話繋がってないから!」
食蜂「やっぱり大きいと肩凝っちゃうのよねぇ。御坂さんにはわかんないだろうけど」
美琴「話聞きなさいよ! 私はやらないからね!」
食蜂「胸揉ませてあげるんだから肩も揉んでくれたっていいでしょぉ」
美琴「それは条件に入ってないから!」
食蜂「じゃあ胸も触らせてあーげない」
美琴「ちょっと! 約束破るっていうの!?」
52
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/11/24(木) 12:37:34 ID:eWhICtoQ
イイぞ
53
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/12/03(土) 13:21:38 ID:EJ8oUwww
食蜂「だって御坂さんが冷たいから」
美琴「アンタに優しくする理由がない!」
食蜂「そんな人に胸触らせるなんてイヤだしぃ」
美琴「ぐっ……わかったわよ。肩揉めばいいんでしょ」
食蜂「やぁん、御坂さん優しい〜♪」
美琴「終わったら絶対胸触らせてもらうからね!」
食蜂「……表情が本気すぎて怖いわよ」
54
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/12/03(土) 13:37:17 ID:EJ8oUwww
食蜂「あんまり強くしないでよぉ。御坂さん馬鹿力なんだから」
美琴「アンタが非力すぎるだけでしょ……こんくらいでいい?」モミモミ
食蜂「ええ、ちょうどいいわぁ〜……♪」
美琴「ったく、なんで私がこんな……ん?」ピクッ
食蜂「どうかした?」
美琴(コイツの髪、すっごくイイ匂い……部屋の甘い匂いが凝縮されたみたいな……)スンスン
食蜂「ちょ、ちょっとぉ……? なんか鼻息荒くなぁい……?」
美琴「ハッ! な、なんでもないわよっ!」
食蜂「そ、そぉ……それならいいけど」
55
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/12/03(土) 14:01:44 ID:EJ8oUwww
5分後
美琴「ふぅ……どう? 結構ほぐれたと思うけど」
食蜂「気持ちよかったわぁ、御坂さん。ご苦労様☆」
美琴「お礼なんていいのよ! それより食蜂!」ズイッ
食蜂「ちょっ……ち、近いんだけどぉ」
美琴「もう触ってもいいのよね!?」
食蜂「触るってどこにぃ……?」
美琴「とぼけんじゃないわよ! 胸に決まってるでしょ、胸っ!」
食蜂(言ってて悲しくならないのかしらぁ……?)
56
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/12/03(土) 15:14:17 ID:ocQjZ7UI
あぁ^〜
57
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/12/03(土) 16:57:13 ID:ShwkL.w.
レズセックスあくあく
58
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/12/03(土) 17:41:59 ID:HmDwSk8I
どっちが主導権握っててもニヤニヤしながら眺めていられる
うむ……いいな、これは……
59
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/12/05(月) 05:47:24 ID:eZs6USO.
食蜂「まぁそういう約束だから触らせてあげるけどぉ……制限時間はちゃんと覚えてるでしょうねぇ?」
美琴「……1分でしょ」
食蜂「そのとおり。1秒でもオーバーしたら承知しないわよぉ」
美琴「肩揉んであげたんだからちょっとくらいオマケしてよ」
食蜂「えぇ〜……そもそも私の肩が凝ったのは御坂さんのせいじゃない」
美琴「それはこじつけでしょうが!」
食蜂「こじつけじゃないわよ。御坂さんに見られてるから気が張っちゃって疲れたの」
美琴「また屁理屈言って……別にいいわよ、どうせアンタが譲歩してくれるとは思ってなかったし」
食蜂(んー……すっごく不本意だけどぉ、ここは折れておいた方が信用力増すかしら)
60
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/12/05(月) 23:41:12 ID:eZs6USO.
食蜂「……2分」
美琴「へ?」
食蜂「特別に2分にしてあげるわぁ」
美琴「いいのっ!?」
食蜂「ホント特別にねぇ。肩揉んでくれたお礼」
美琴「食蜂……アンタも結構イイところあるのねっ」
食蜂「調子いいわねぇ……言っておくけど今日だけよぉ?」
美琴「わかってるって。ありがと、食蜂」
食蜂(御坂さんに本気で感謝されるなんて今まであったかしら)
61
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/12/06(火) 01:07:37 ID:4Ihm0YQQ
あああああああああああああああああ!!!!!ああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!いいゾ〜これ
62
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/12/06(火) 23:16:16 ID:PB88Y9k.
美琴「じゃあ触っていい?」
食蜂「いいけど……ら、乱暴にしないでよぉ」
美琴「しないわよ」
食蜂「この前は結構荒々しい触り方だったじゃない」
美琴「あれはっ……アンタがからかってきたからつい……」
食蜂「ちょっと怖かったんだからぁ」
美琴「きょ、今日は優しくする! 約束する!」
食蜂「本当でしょうねぇ……変な触り方したら時間とか関係なく打ち切りだから。わかったぁ?」
美琴「うん、それでいい」
食蜂「はぁ……じゃあ触っていいわよぉ」
63
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/12/08(木) 13:23:40 ID:xO.zpYmM
今や! 脳天まで突き抜ける快楽スパークで堕とすんや!
64
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/12/10(土) 15:41:48 ID:7ycilTOk
胸揉むまで3ヶ月掛かってるぞ
65
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/12/10(土) 21:59:16 ID:fUO.KUYI
食蜂のこと大事だからね、仕方ないね
66
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/12/11(日) 23:22:02 ID:pzChNYGc
美琴「さ、触るわよ……」フニッ
食蜂「んっ……」ピクン
美琴「わっ……やっぱりすごく柔らかい……」
食蜂「感想とかいらないからぁ!」
美琴「だって本当に柔らかいんだもん……服の上からでもわかるくらい」フニフニ
食蜂「……直接触りたいとか言い出さないわよねぇ?」
美琴「え……そ、それはないって! 私だってそれくらいはわきまえてるわよ!」
食蜂「ふぅん……それならいいけど」
美琴(でも……直接触ったらきっとさらにすごいのよね……)ゴクリ
67
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/12/18(日) 17:30:53 ID:J4ZPuLoE
食蜂「……御坂さぁん? もういいのぉ?」
美琴「あ、待って! まだ触る!」ムギュッ
食蜂「ひぁっ!?」
美琴「え、あ、ごめん……い、痛かった?」
食蜂「も……もう終わりよぉっ」
美琴「えぇっ!? な、なんでよ……!」
食蜂「変な触り方したら終わりって言ったでしょぉ。今のは完全にアウト☆」
美琴「もうしないから! だからお願い!」
食蜂「イヤ☆」
美琴「そんな……」
食蜂(まったくもぉ……やっぱり御坂さんっていろいろキケンだわぁ……)
68
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/12/18(日) 19:25:46 ID:eiWjgjGs
いいですわぞ〜
69
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/12/18(日) 21:25:25 ID:J4ZPuLoE
美琴「あ、あのさっ」
食蜂「なにかしらぁ。言っておくけど今日はもう絶対触らせないからねぇ」
美琴「そうじゃなくてっ!」
食蜂「じゃあなによぉ」
美琴「えっと……もう少しこのままでいい?」
食蜂「はァ? 背後から襲うつもりぃ?」
美琴「なんでそうなんのよ! 別になんにもしないわよ!」
食蜂「それならいいけどぉ……指一本でも触れるんじゃないわよぉ」
美琴「触らないって」
食蜂(っていうかなんにもしないならいる意味なくなぁい……?)
美琴(やっぱりイイ匂い……)クンクン
70
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/01/01(日) 02:34:55 ID:GfGyG45k
よきかな
71
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/01/04(水) 21:28:35 ID:Ot4ajX2Y
食蜂「ねぇ……」
美琴「んー……?」クンクン
食蜂「なにしてるのぉ?」
美琴「なにもしてないけど」クンクン
食蜂「じゃあそろそろ離れてくれるぅ? 無言で背後にいられると気持ち悪いわぁ」
美琴「ん、もちょっと……」クンクン
食蜂「ちょっ……今髪に触れなかったぁ!?」
美琴「さ、触ってない触ってない! 鼻が掠っちゃっただけで……」
食蜂「鼻ぁ……?」ジロッ
美琴「う、うん」
食蜂「……とにかくもう離れなさぁい」
美琴「ちぇっ……わかったわよ」
食蜂(なんで名残惜しそうなわけぇ……?)
72
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/01/05(木) 02:37:05 ID:92c9JQ2g
いいゾ〜
73
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/02/04(土) 18:49:33 ID:frpcCLhg
美琴「じゃあ私そろそろ帰るわね」
食蜂「本っ当に胸触りに来ただけなのねぇ、アナタ……」
美琴「う、うっさい。私とアンタでおしゃべりしてもしょうがないでしょ」
食蜂「まぁそうだけどぉ、御坂さんがここまで煩悩力まみれだとは思わなかったわぁ」
美琴「煩悩じゃないわよ!」
食蜂「情欲に濡れた目で言われてもねぇ……」
美琴「た、ただの知的好奇心だから!」
食蜂「あぁ、なるほど……自分にはないものねぇ♪」クスッ
美琴「もう帰るっ!」
食蜂「明日の朝もちゃんと来なさいよぉ」
74
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/02/05(日) 22:33:14 ID:eGCyNtOU
通い妻じゃねーか
75
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/03/17(金) 10:04:00 ID:Tu5F7Yl2
あれ?来てない?
76
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/03/20(月) 20:37:28 ID:602JM4cw
その夜・美琴の部屋
美琴「はぁ〜……疲れた」
黒子「……お姉様〜」
美琴「うわっ。アンタいたの……」
黒子「食蜂操祈となにしてましたの」
美琴(あー……なんて説明しよう)
黒子「どうしましたの。説明すると言ったのはお姉様ですわよ」
美琴「いや、まあ……それはそうなんだけど」
黒子「まさか……わたくしに言えないようなことをしていた、とか」
美琴「し、してないわよ」
黒子「なんで動揺しましたの」
美琴「べっ、別に動揺なんて……」
黒子「やはり……やはり『しっぽり』しましたのねぇ〜!」
美琴「違うっての!」
77
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/03/21(火) 00:03:48 ID:Lh4x8Nqg
翌日
美琴「──ってわけで黒子を落ち着かせるの大変だったんだから」
食蜂「本当のこと教えてあげればよかったじゃない。私に夢中だって♪」
美琴「誰がアンタに夢中よ!」
食蜂「素直じゃないわねぇ……♪」クスッ
美琴「い、言っておくけどね! 私が好きなのはアンタじゃなくてアンタの胸だから!」
食蜂(とんでもないこと口走ってる自覚はあるのかしらぁ……?)
78
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/03/25(土) 22:17:48 ID:ldBB7ShY
食蜂「まぁなんでもいいけどぉ、私には迷惑かけないでよねぇ」
美琴「そもそもアンタが黒子に余計なこと言うからでしょうが……」
食蜂「白井さんってからかい甲斐があるのよねぇ……御坂さんほどじゃないけど♪」
美琴「アンタなんて私がその気になれば黒コゲなんだけど」
食蜂「私に歯向かったらおっぱい触らせてあげないからねぇ」
美琴「じゃあ歯向かわないから好きに胸触らせて」
食蜂「それはダメ☆」
美琴「ちぇ……ケチっ」
食蜂「可愛く言ってもダーメ☆」
79
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/03/25(土) 22:47:44 ID:ldBB7ShY
美琴「っていうか早く準備しなさいよ。遅刻するでしょ」
食蜂「あーそれなんだけどぉ、御坂さん今日は先に行ってていいわよぉ」
美琴「は? なんでよ?」
食蜂「なんか今日ダルいからぁ、あとから行くわぁ」
美琴「いや、どう見ても元気そうなんだけど」
食蜂「大人の女性にはいろいろあるのよぉ。まだお子ちゃまな御坂さんにはわからないだろうけど」
美琴「だーれが大人よ。ただめんどいからサボろうってだけでしょうが」
食蜂「わかってるならさっさと行きなさいよぉ。遅刻するわよぉ」
80
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/03/26(日) 03:22:31 ID:i8DVdzg2
いいぞ
81
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/03/26(日) 11:22:44 ID:bs5CUlDE
美琴「サボりなんて寮監が許してくれるわけないでしょ」
食蜂「御坂さん、私を誰だと思ってるのぉ? それくらい能力でどうとでもなるのよ」
美琴「じゃあ私が許さない。ほら、さっさと着替えなさい」
食蜂「ちょっとぉ、私のママにでもなったつもりぃ?」
美琴「同じ常盤台の生徒として言ってるのよ」
食蜂「アナタも門限破りとか散々やってるじゃない」
美琴「そ、それとこれとは話が別よっ。いいからさっさと準備する!」
食蜂「えぇ〜……」
82
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/03/26(日) 19:23:55 ID:bs5CUlDE
食蜂「やっぱりめんどくさぁ〜い」
美琴「どうしても行かないって言うなら……最後の手段ね」
食蜂「なによ、最後の手段って」
美琴「私が脱がしてでも着替えさせる」
食蜂「は、はァ? 冗談でしょぉ?」
美琴「冗談言ってる目に見える?」
食蜂「ちょっ……そ、そんなことしたら二度とおっぱい触らせてあげないわよぉ? それは困るでしょぉ?」
美琴「別にいいわよ。これから先の分もまとめて今ここで揉んでやるから」
食蜂「アナタ結局それがしたいだけでしょぉ!?」
83
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/03/26(日) 20:39:44 ID:bs5CUlDE
結局自分で着替えた
食蜂「はぁ……本気で貞操の危機を感じたわぁ……」
美琴「ちっ……」
食蜂「悔しがらないでもらえるかしらぁ?」
美琴「まぁいいわ。学校行くわよ」
食蜂「はいはい、わかったわよぉ」
84
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/03/31(金) 00:01:29 ID:TkL1kDAo
おつ
85
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/05/02(火) 17:43:30 ID:S4jXx.2E
登校中
食蜂「はぁ〜、カバンが重いわぁ」
美琴「ふーん、そう」
食蜂「誰か代わりに持ってくれないかしらぁ」チラッ
美琴「いつもの取り巻きでも呼べば? すぐ来るでしょ」
食蜂「私は今すぐ代わってほしいの」
美琴「あっそう」
食蜂「ちょっとぉ? いくらなんでも察しが悪すぎるゾ」
美琴「わざとやってるって察してほしいんだけど」
86
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/05/02(火) 17:56:23 ID:S4jXx.2E
食蜂「ホント性格悪いわねぇ」
美琴「私は他人を荷物持ちとして使おうとしてるやつの方が性格悪いと思うわ」
食蜂「使おうなんて思ってないわよ。御坂さんの善意に期待してるの」
美琴「私の善意にタダ乗りしたいだけでしょうが」
食蜂「あぁ言えばこぉ言う……めんどくさい人ねぇ」
美琴「私にめんどくさいことやらせようとしてるアンタに言われたくない」
食蜂「どうしても持つ気はないってわけぇ?」
美琴「当然よ」
87
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/05/02(火) 18:16:47 ID:S4jXx.2E
食蜂「わかったわぁ、御坂さんの善意に期待するのはもうやめる」
美琴「珍しく潔いわね」
食蜂「そのかわりぃ、御坂さんの煩悩力に期待することにしたわぁ♪」
美琴「は……?」
食蜂「ねぇ、御坂さぁん……♪」スススッ
美琴「な、なによ」
食蜂「もしカバン持ってくれるならぁ……特別に1分延長させてあげるゾ♪」ボソッ
美琴「んなっ……!?」
食蜂「聡明な御坂さんならなんのことかわかるわよねぇ……♪」
88
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/05/03(水) 02:26:14 ID:5mjgeqRs
ぱふぱふ
89
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/05/05(金) 20:40:38 ID:U6YK36Ck
美琴「ほ……ホントに?」
食蜂「ええ、帰りも持ってくれるならね♪」
美琴「昨日みたいに途中で打ち切ったりしない?」
食蜂「あれはアナタが悪いんでしょぉ……普通に触るだけならしないわよ」
美琴「怪しい……またなんかテキトーな理由をつけて打ち切る算段じゃないでしょうね」
食蜂「ふぅん、そういうこと言うのねぇ……じゃあこの話はなしってことで──」
美琴「う、ウソウソ! 冗談よっ! アンタはそんなことしないって信じてるっ」
食蜂「で、私のカバン持ってくれるの?」
美琴「……持つわよ。持てばいいんでしょ」
90
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/05/06(土) 11:28:04 ID:p/AhDRHo
食蜂「はぁ〜身体が軽いわぁ♪ 翼が生えた気分ねぇ♪」
美琴「翼は翼でも悪魔の黒いやつがね」
食蜂「あらぁ、どうしたのぉ? 眉間にシワが寄ってるゾ?」
美琴「白々しい……そもそも大して重くないじゃない、このカバン」
食蜂「それはアナタが脳筋だからでしょぉ。私のようなか弱い乙女には大変なの」
美琴「肩からかけるだけでしょうが」
食蜂「貧乳力に溢れてる御坂さんと違って私は立ってるだけでも肩が凝るの」
美琴「あーはいはい、それは大変ね」
91
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/05/06(土) 14:04:37 ID:8abZL3Rw
乙良いはよ
92
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/05/07(日) 12:04:44 ID:qfkUrZWw
昼休み
黒子「お姉様……どういうことですの」
美琴「いきなりなんの話よ」
黒子「今朝、お姉様と食蜂操祈が仲睦まじく登校していたと校内で噂になっていますわ」
美琴「昨日説明したでしょ。食蜂が危ない連中に襲われるかもしれないから護衛してあげてるの」
黒子「それでしたら仲睦まじくする必要はありませんの」
美琴「いや、私も仲睦まじくしてたつもりはないんだけど……」
黒子「食蜂操祈のカバンを持ってエスコートするお姉様を見たとクラスの子が言っていましたわ」
美琴(女子校ってどうしてこう変な方向に話を持っていきたがる子が多いのかしら)
93
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/05/07(日) 12:55:26 ID:qfkUrZWw
美琴「たしかにカバンは持ってあげたけど、エスコートはしてないわよ。その子が大げさに言ってるだけでしょ」
黒子「そもそもなぜお姉様が食蜂操祈のカバンを持つ必要がありますの?」
美琴「それはまあ……アイツが持ってほしいって言うから」
黒子「そんなの断ればいいじゃありませんの」
美琴「えーっと……なんかこう、優しい気持ちだったのよ。たまたまね」
黒子「なんだか怪しいですわ……」
美琴「な、なにがよ」
黒子「お姉様と食蜂操祈は犬猿の仲ですのに……」
美琴「たまにはこういうこともあるわよ」
黒子「むぅ……」
94
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/05/08(月) 22:38:12 ID:X6X8xzVs
放課後・帰り道
美琴「……なんかすっごく視線を感じるんだけど」
食蜂「まぁあれだけ噂になればねぇ」
美琴「アンタの耳にも入ってたのね」
食蜂「イヤというほどねぇ」
美琴「こういうときこそアンタの能力の出番でしょ」
食蜂「あら、御坂さんが私の能力に頼ろうだなんて初めてじゃなぁい?」
美琴「元をたどればアンタのせいなんだから、アンタがどうにかするのがスジってもんでしょ」
食蜂「責任転嫁はやめてよねぇ。おっぱい触らせてあげないわよぉ?」
美琴「や、約束破るのはダメだからっ」
95
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/05/08(月) 23:33:37 ID:/rXriUH.
御坂さんが必死すぎて面白いなw
96
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/05/09(火) 22:45:42 ID:5ezpzdPw
食蜂「ま、鬱陶しいのは私も同じだから人払いはしてあげるわぁ」ピッ
美琴「……ねぇ、なんかみんな必死の形相で逃げていってるんだけど」
食蜂「それはぁ、今あの子達には御坂さんが口裂け女に見えてるからよぉ♪」
美琴「なんでよっ! もっと普通にできたでしょうが!」
食蜂「それだとつまらないじゃない」
美琴「ここで面白さは求めてないから!」
食蜂「注文の多い人ねぇ。お礼の一つも言えないわけぇ?」
美琴「むしろアンタに謝罪してもらいたいくらいよ!」
97
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/05/09(火) 23:11:17 ID:5ezpzdPw
食蜂「もぉ〜、大きい声出さないでよねぇ。せっかく人払いしたのに目立ったら意味ないでしょぉ」
美琴「アンタが余計なことするからでしょうが……」
食蜂「あの子達にかけた能力は5分後に解けるようにしてあるから安心しなさぁい。それよりも……ねぇ、御坂さん?」
美琴「なによ」
食蜂「そろそろカバンを持ってもらいたいんだけどぉ」
美琴「はァ? ったくしょうがないわね……ほら、貸しなさいよ」
食蜂「やぁん、御坂さん優しい♪」
美琴「優しくしてるわけじゃないから。約束は守りなさいよ」
食蜂「えーっとぉ、30秒延長だっけぇ?」
美琴「1分よっ!」
98
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/05/12(金) 23:05:01 ID:W.qQ6VKI
http://livedoor.blogimg.jp/onecall_dazeee/imgs/f/a/fa99da0f.jpg
あらぁ^��
99
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/05/13(土) 08:57:22 ID:BH5i21kI
えっ何何原作でもそんな感じなの?
100
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/05/13(土) 14:54:45 ID:VztsKIiY
ブラはずしたり合体したり
101
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/05/13(土) 16:39:27 ID:XugsapB2
ミコっちゃんがみさきちの唇を弄んだりしたな
102
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/06/04(日) 06:19:01 ID:3khqz6e.
イチャつくみさみこ
http://i.imgur.com/JzH0Bde.jpg
http://i.imgur.com/RvMWhrfg.jpg
http://i.imgur.com/ciGcKSX.jpg?1
作者後書き最後の一文、かまちーみさみこ気に入ったか
http://i.imgur.com/Z3FXACv.jpg
>>98
しかもこの時、みさきちはテーブルの下で美琴に脚を絡ませてるっていうね(マジです
103
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/06/25(日) 19:32:44 ID:BVv3HmPw
食蜂の部屋
美琴「ねぇ食蜂。今日も肩揉んであげよっか?」
食蜂「遠慮しておくわぁ」
美琴「ちょ、なんで断るのよ!?」
食蜂「下心が見え見えすぎてイヤ☆」
美琴「し、下心? な、なんのことかな〜……」
食蜂「どうせ肩揉むかわりに1分延長させようって考えでしょぉ? お見通しだから」
美琴(くっ……なんでわかったのよっ)
104
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/06/25(日) 20:17:51 ID:BVv3HmPw
美琴「じゃあ1分延長はいいから、肩揉んであげる」
食蜂「え……なに言ってるのぉ? 頭打ったの?」
美琴「善意よ、善意」
食蜂「……なんか気持ち悪い。裏があるんじゃないでしょうねぇ」
美琴「アンタね、少しは私を信用しなさいよ」
食蜂「おっぱい触りに来てる人を信用できるわけないでしょぉ」
美琴「うっ……」
105
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/06/25(日) 23:55:19 ID:XouwGq/A
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
106
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/06/27(火) 02:20:39 ID:6mB8Ac4I
美琴「ま、まぁほら、今はそのことは忘れてさ……人の善意は受け取っておくものよ?」
食蜂「相手が御坂さんじゃなければそうしてるけどねぇ……」
美琴「ホントに肩揉むだけだってば!」
食蜂「むぅ〜……」
美琴「い、イヤ……?」
食蜂「……後ろから胸元覗き込んだりするんじゃないわよぉ。っていうかやらしいこと全部禁止」
美琴(匂い嗅ぐのはやらしいことじゃないしセーフよね……)
107
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/06/27(火) 08:43:07 ID:uDC5AWLw
おつおつはよはよ
108
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/06/27(火) 10:02:20 ID:jbISQgMo
電気と磁力でツボを刺激するマッサージ
電気とマッサージが合わさってエロいことが起きないわけがない
109
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/06/28(水) 02:08:41 ID:gO3m637U
美琴「痛くない?」モミモミ
食蜂「ん、平気……御坂さんって結構肩揉み上手よねぇ」
美琴「そう? まぁたまに黒子を労ってあげてるからね」
食蜂「ご奉仕力が高いのはいいことだわぁ」
美琴「ちょっと……ご奉仕じゃなくて親切っ」
食蜂「細かいわねぇ……ま、今はそういうことにしておいてあげるわぁ」
美琴「ったくこのエセ女王は……」
食蜂「それはあの子達が勝手に呼んでるだけなのに」
110
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/07/03(月) 18:38:35 ID:76j8iZAs
美琴(そんなことより……)クンクン
食蜂「ちょっと聞いてるぅ? 私が言わせてるわけじゃないのよぉ?」
美琴「うん……」クンクン
食蜂「……御坂さん?」
美琴「はぁ……♡」ウットリ
食蜂「ねぇ、手が止まってるんだけどぉ」
美琴「ふぇ?」
食蜂「手が止まってるって言ってるの」
美琴「あ……ごめんごめん」モミモミ
食蜂「御坂さん……変なことしてないでしょうねぇ」
美琴「ちょ、ちょっとボーッとしてただけ」
111
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/07/30(日) 20:56:57 ID:S.2pVACQ
食蜂「ボーッとねぇ……実はおっぱいに目がいってたんじゃないのぉ?」
美琴「見てないわよ」
食蜂「ホントかしら。あやしいわぁ」
美琴「あーうっさい。満足したら早く言いなさいよ」モミモミ
食蜂「あら、本当に興味ないわけぇ?」
美琴「見るなって言ったのはアンタでしょ」
食蜂(……なによ、これだと私に魅力がないみたいじゃない)
112
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/07/30(日) 21:27:29 ID:S.2pVACQ
美琴(はぁ……イイ匂い……♡)クンクン
食蜂「ねぇ、御坂さん?」
美琴「ん……なに?」
食蜂「リボン外してくれるぅ?」
美琴「リボン……? アンタの?」
食蜂「ええ、お願い」
美琴「な、なんで急に……?」
食蜂「もう部屋だし、鬱陶しいじゃない?」
美琴「でも、それだと……」
食蜂「もぉ〜、いいから早くぅ」
美琴(……胸に手が触れちゃってもいいのかな)
113
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/08/24(木) 00:22:59 ID:4WMXFJd.
美琴「じゃあ外すわよ……」スッ
食蜂「あらぁ?」
美琴「なによ」
食蜂「なんか手が震えてなぁい?」
美琴「そ、そんなことないからっ! ほら、外したわよ!」
食蜂「ありがと。ところでぇ……」
美琴「ま、まだなにかあんの?」
食蜂「御坂さん……そろそろおっぱい触りたくなってきたんじゃなぁい?」
美琴「えっ……えっと、それはっ……」
食蜂「どうなのぉ?」
美琴「……その、アンタさえよければ」
食蜂(うんうん、やっぱりおっぱいにメロメロみたいねぇ♪)
114
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/08/26(土) 09:42:44 ID:VWPIdHmc
はよ
115
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/08/28(月) 00:03:52 ID:zI6mKs2o
食蜂「そうねぇ……まぁいいかしら」
美琴「ホントっ?」
食蜂「今日1日それなりにご奉仕できてたし、一応ご褒美はあげないとねぇ」
美琴(いろいろと腹立つ言い方だけど……我慢我慢)
食蜂「昨日も言ったけど変な触り方はナシよぉ?」
美琴「わかってる。昨日みたいに痛くはしないから」
食蜂「別にアレは痛かったわけじゃ……」ゴニョゴニョ
美琴「え、なに?」
食蜂「な、なんでもないわよぉ! いいから早く終わらせてっ!」
美琴「は、はいっ」
116
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/09/02(土) 19:53:17 ID:3jB6dGoU
美琴(優しく、優しく……)ムニュ
食蜂「ん……」
美琴(柔らかい……♡)フニフニ
食蜂「……ぁ」ピクッ
美琴「え……だ、大丈夫?」
食蜂「な、なにがぁ?」
美琴「なんか今ビクッてしたから……痛かったのかなって……」
食蜂「なんともないから」
美琴「でも今ビクッて──」
食蜂「全然なんともないからっ」
117
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/09/02(土) 20:54:54 ID:3jB6dGoU
美琴「じゃあ続けるけど……いいの?」
食蜂「お、お好きにどうぞ?」
美琴(ホントにいいのかな……)フニフニ
食蜂「あっ……」ピクッ
美琴(……にしても)モミモミ
食蜂「んっ……あっ、はぁ……」
美琴(なんか……なんか吐息が色っぽい!)
食蜂(や、やっぱりコレいろいろとまずいわぁ……!)
118
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/09/02(土) 21:30:42 ID:VxB9WKqc
はよはよはよはよ
119
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/09/02(土) 22:28:07 ID:3jB6dGoU
食蜂「ちょ、ちょっとストップぅ!」
美琴「え……もう2分経った!?」
食蜂「まだだけどぉ、そのぉ……」
美琴「なによ?」
食蜂「……今日の触り方なんかやらしくなぁい?」
美琴「なっ……や、やらしくなんてないわよっ! そもそもやらしい触り方ってどんなのよ!?」
食蜂「少し弱々しく触る感じっていうか……」
美琴「それは痛くしないように気をつけてるのよ!」
120
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/09/03(日) 08:31:28 ID:jiaBT5jo
食蜂「んー……でもやっぱりやらしい」
美琴「わ、私はアンタのことを考えて優しく触ってたのに……!」
食蜂「その気持ちは嬉しいけどぉ、そっちの方がまずいのよねぇ……」
美琴「なにがまずいの……?」
食蜂「えっ? えーっとぉ……その、くすぐったい感じ?」
美琴「そうなんだ……ごめん……」
食蜂(御坂さん、本当にわかってないのねぇ……)
121
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/09/09(土) 16:22:06 ID:CwN2hwiU
美琴「ねぇ……今日も打ち切り……?」
食蜂「悪気ないのはわかってるけど、やっぱりねぇ……」
美琴「そんなぁ……」
食蜂「そ、そこまで落ち込むことじゃないでしょぉ」
美琴「別に……落ち込んでないし……」
食蜂「どう見ても落ち込んでるじゃない」
美琴「……落ち込んでないっ」
食蜂(こんな姿見せられるとさすがに気が咎めるわねぇ……)
122
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/09/09(土) 18:14:10 ID:Bjdd2xAw
約束破ってばっかりだから多少お願い聞いてあげないと
123
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/09/10(日) 10:07:01 ID:YVMI4CL.
生で触らせるとかかな
124
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/10/03(火) 17:57:51 ID:Z6tWx2g.
食蜂「しょうがないから……アナタのお願い1つ聞いてあげるわぁ」
美琴「え、ホントっ!?」
食蜂「急に元気になったわねぇ……」
美琴「こ、コホン……お願いってなんでもいいの?」
食蜂「常識の範疇ならねぇ」
美琴「じゃあ……は、ハグでも……?」
食蜂「ハグって……抱きしめるってことぉ?」
美琴「う、うん」
食蜂(もっとやらしいこと言い出すかと思ったら……意外とまともねぇ)
125
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/10/03(火) 22:14:56 ID:Z6tWx2g.
食蜂「ハグはまぁいいんだけどぉ……アナタ、私とハグしたいわけぇ?」
美琴「どういう意味?」
食蜂「ハグって普通親しい間柄でするものでしょぉ? アナタが私とハグしたいなんておかしいじゃない」
美琴「それは……まあほら、最近少しは仲良くなってきたから、的な?」
食蜂「ウソね」
美琴「うっ……」ギクゥ
食蜂「どうせ他に狙いがあるんでしょぉ。全部吐きなさぁい」
美琴(匂い嗅ぎたいから、なんて言ったら絶対却下されるわよね……どうしよう……)
126
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/10/03(火) 22:27:27 ID:Z6tWx2g.
食蜂「……なぁんてね♪」
美琴「え……」
食蜂「別に聞かなくても御坂さんの考えてることなんてわかるわぁ」
美琴(ば、バレてる……!?)
食蜂「抱きしめたときにおっぱいの感触を堪能するつもりなんでしょぉ? ホントわかりやすいわねぇ♪」
美琴「……は? いや、それは……」
食蜂「誤魔化そうとしたってダメ☆ 御坂さんがおっぱい大好きなのは知ってるんだから♪」
美琴(……まあいっか、勘違いのままで)
127
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/10/04(水) 02:01:36 ID:sJppKqM2
僕もおっぱい大好きだからハグし下さいて
128
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/10/04(水) 23:11:18 ID:cAXIoE5Q
美琴「で……ハグしていいの?」
食蜂「まぁ私としては不本意だけどぉ……お願いならしょうがないわよねぇ」
美琴「じゃ、じゃあ……もういい?」ウズウズ
食蜂「んー……」
美琴「な、なんで悩んでるのよっ」
食蜂「御坂さんってせっかちねぇ」
美琴「別にそういうわけじゃ……あ、アンタも早く済ませたいでしょ」
食蜂「それはそうだけどぉ」
美琴「じゃあなんなのよっ」ウズウズ
食蜂(なんていうか……『待てっ』されてる犬みたいで面白いわね)
129
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/10/09(月) 23:46:44 ID:5kfpbeog
食蜂「ま、焦らすのはこれくらいにしてあげるわぁ」
美琴「結局ただの嫌がらせだったわけ!?」
食蜂「ちょっとからかっただけじゃない」
美琴「まずからかうなっ」
食蜂「そんな怒んないでよねぇ。ほら、ハグしていいわよぉ」
美琴「アンタねぇ……」イラッ
食蜂「なによぉ、しないでいいの?」
美琴「……する」ギュッ
食蜂「……いきなり素直になるんじゃないわよ」
130
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/10/24(火) 12:23:10 ID:a4cybBKk
体臭に惹かれるとかほぼ落ちてるようなもんだな
131
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/10/24(火) 22:59:44 ID:57dx2zDI
美琴「ん……はぁ……」クンクン
食蜂「ちょっとぉ……吐息がくすぐったいんだけどぉ」
美琴「あ、ごめん……」
食蜂「まぁいいけど……あんまり興奮しないでよぉ」
美琴「こ、興奮なんてしてないからっ」
食蜂「ちょっ……か、顔近いわよぉっ」
美琴「え、あ、その……うぅ、バカっ」ギューッ
食蜂「ぁンっ……もぉ……」
132
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/11/05(日) 23:05:03 ID:JxJ9kRWc
食蜂「一体なんなのよぉ……照れ隠し?」
美琴「うるさい、バカ……これなら顔見えないからいいでしょ」ギュッ
食蜂「たしかにそうだけどぉ……少し密着力が高くなぁい?」
美琴「イヤならやめるけど……」
食蜂「んー……まぁいいわぁ。アナタのお願い聞くって言ったしねぇ」
美琴「……今日はいつもより優しいのね」ムギュ
食蜂「別にぃ……」プイッ
美琴「……?」
食蜂(そういえばあの子も抱きつき癖があったわねぇ……そういう遺伝子なのかしら)
133
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/11/06(月) 21:08:36 ID:fqvzMcx6
お互い意識してるの良いな
134
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/11/06(月) 22:16:56 ID:drTYYPQo
ドリーのこと思い出してるのイイな
135
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/11/07(火) 22:38:24 ID:mCQhmJLM
美琴(やっと落ち着いて匂い嗅げ──)
食蜂「あらぁ?」
美琴「えっ!? な、なにっ?」
食蜂「アナタの髪……なんだかイイ匂いがするわねぇ」
美琴「へ……か、髪? そう?」
食蜂「ええ。柑橘系の香り」
美琴「まあシャンプーが柑橘系のやつだからね」
食蜂「ふぅん……御坂さんのくせに生意気ねぇ」
美琴「シャンプーで生意気ってなによっ!?」
136
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/11/08(水) 08:13:55 ID:v7f0Mf/g
美琴「っていうかそういうアンタだって……い、イイ匂いするじゃない」
食蜂「私? そうかしら」
美琴「うん……すごく甘い匂いがする……」
食蜂「んー……こういうのって自分じゃわからないものねぇ」
美琴(こんなにイイ匂いなのに……)クンクン
食蜂「……気持ち悪いからあんまり嗅がないでもらえるぅ?」
美琴「そ、そんな嗅いでないわよっ」
137
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/11/11(土) 17:09:03 ID:H2mSU8UU
食蜂「大体いつまで抱きついてるつもりぃ?」
美琴「も、もう離れるわよっ」パッ
食蜂「はぁ……何事もなくてよかったわぁ」
美琴「どういう意味よ」
食蜂「御坂さんに押し倒されなくてよかったってこと」
美琴「なっ……し、しないわよそんなこと!」
食蜂「ただの冗談だから。御坂さん必死すぎぃ♪」
美琴「もっとまともな冗談にしなさいよ……」
138
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/11/13(月) 23:01:54 ID:rZeWR4jA
食蜂「まぁでもぉ……おっぱい触られるよりはいいかしら」
美琴「それは当たり前でしょ」
食蜂「他人事みたいに言ってるけどアナタがいなければこんな比較しないで済んでるのよぉ?」
美琴「わ、わかってるわよ。ごめんね」
食蜂「だからって謝られてもねぇ」
美琴「もし胸触られるのがホントにイヤなら……明日からはハグでもいいけど……」
食蜂「1分おっぱい触るかわりに1分ハグってことぉ?」
美琴「う、うん。私はどっちでもいいから……」
食蜂「んー……そうねぇ……」
139
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/11/14(火) 09:32:19 ID:tTifJ5xY
いい…すばらしい…。
140
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/11/14(火) 18:51:08 ID:YsVok8EI
おっぱいが1分ならハグは3分位良いんじゃないか
141
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/11/14(火) 22:59:19 ID:6jLJ1B.c
美琴「……案外悩むのね」
食蜂「え?」
美琴「絶対ハグって言うと思ってたから」
食蜂「もちろん常識で考えたらそうなんだけどぉ……」
美琴「じゃあ悩む必要ないでしょ?」
食蜂「うるさいわねぇ。そもそも私はどっちもイヤなの」
美琴「う……で、でもアンタからスキンシップしてくることだってあるじゃない」
食蜂「アレはただの気まぐれだから。全然話が違うわよ」
美琴「なによそれ……ホント自分勝手なやつ」ボソッ
食蜂(……御坂さんに抱きつかれるとあの子を思い出すから複雑なのよねぇ)
142
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/11/14(火) 23:33:25 ID:QvAw2qP.
はょれいぷしろし
143
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/11/27(月) 14:10:00 ID:.vZ1SHU6
食蜂「とりあえずそのときの気分で決めることにするわぁ」
美琴「まあそれでもいいけど……気分が乗らないからってどっちも選ばないのはナシだからね」
食蜂「……御坂さんって読心能力もあったのぉ?」
美琴「アンタのやり口には慣れてきたってことよ」
食蜂「からかい甲斐がないとつまんないんだけどぉ」
美琴「別の楽しみを見つけることをお勧めするわ」
食蜂(……明日からは少し趣向を変えてみようかしら)
美琴(またよからぬことを考えてるわね……)
144
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/11/27(月) 23:46:13 ID:.vZ1SHU6
その夜・美琴の部屋
美琴「はぁ〜……」ポワポワ
黒子「お姉様……帰ってきてからダラけすぎですの」
美琴「別にいいでしょ。自分の部屋でダラけたって」
黒子「それはそうですけど……も、もしや食蜂操祈と疲れるようなことをしましたの!?」
美琴「は……? 疲れる? なにソレ?」
黒子「い、いえ……なんでもありませんの」
美琴(むしろ……アイツの匂いで結構癒されたかも……)ポワポワ
黒子(先ほどからなんですのこの惚けた表情は……魅力的ですけどなんだか危機感を覚えますわ……)
145
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/11/28(火) 05:48:35 ID:vfQFxLhw
あ〜いいっすねぇ〜
146
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/11/28(火) 13:08:17 ID:UtYHX7Tk
一方・食蜂の部屋
警策『ヤッ、操祈ちゃん』ヒョコ
食蜂「あらぁ? 珍しいわねぇ、こんな時間に。厄介事ぉ?」
警策『イヤイヤ、大したことじゃないよっ。というか実は夕方に1回来たんだけどね』
食蜂「あら、そうだったのぉ? なんで声かけなかったのよ」
警策『だって操祈ちゃん取り込み中だったからさぁ』
食蜂「取り込み中……? そんなに忙しかった記憶は──」
警策『いやぁ知らなかったよっ。操祈ちゃんが美琴ちゃんと付き合い始めたなんて』
食蜂「……は?」
147
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/11/28(火) 17:24:34 ID:UtYHX7Tk
食蜂「私と御坂さんって……アナタもこの手の噂が好きだったのぉ?」
警策『噂? ナニナニ、実は結構有名な話だった?』
食蜂「根も葉もない噂よ。むしろアナタはどこで聞いたわけぇ?」
警策『聞いたっていうか、今日操祈ちゃん達が抱き合ってるのを見たから』
食蜂(なっ……と、取り込み中ってそういうことぉ!?)
警策『で、結局本当なの?』
食蜂「そ、そんなわけないでしょぉ」
警策『エー? あんな情熱的な抱擁をしてたのにぃ?』ニヤニヤ
食蜂「情熱的じゃないからっ!」
148
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/11/28(火) 19:52:58 ID:UtYHX7Tk
食蜂「看取さん、アナタ少し勘違いしているわぁ」
警策『フーン、どんな勘違い?』
食蜂「今日アナタが見たことは……アレは報酬なの」
警策『報酬? なんの?』
食蜂「最近御坂さんに私の小間使いを頼んでるのよぉ。その対価に、向こうの要求に応えてあげてるわけ」
警策『操祈ちゃんさぁ……せめてもっとまともなウソ吐いたら?』
食蜂「ウソじゃないんだけどぉ!」
警策『美琴ちゃんが操祈ちゃんの小間使いなんて受け入れるわけないし、ましてその対価に抱擁を要求するわけないっしょ』
食蜂(……たしかに私も1週間前ならこんな話信じなかったでしょうねぇ)
149
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/11/28(火) 21:48:09 ID:pvJ/8BfM
いいぞ!
150
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/11/29(水) 22:30:48 ID:1x2uY46E
警策『ホラホラ。オネーサンにホントのことを話してごらん?』
食蜂「どうせなにを言ってもソッチに話を持っていくんでしょぉ……」
警策『だってねぇ……あんなにラブラブな姿を見せつけられたら私も納得せざるを得ないよっ』
食蜂「ら、ラブラブぅ……!? アレは御坂さんにせがまれたから仕方なく──」
警策『デモデモ、操祈ちゃんも頬染めてたよね?』
食蜂「染めてないからっ! 染めてたとしてもそれは暑かっただけよぉ!」
警策『素直じゃないなぁ……まぁそういうことにしといてあげるよ』ニヤニヤ
食蜂(……もう二度とハグなんてしないわぁ)
151
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/12/10(日) 10:46:34 ID:giA1zpCE
これでおっぱいしか選択肢無くなったわけか
152
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/12/10(日) 21:46:34 ID:DJoB3zag
翌日
美琴「ちょっと、そろそろ出ないと遅刻するんだけど」
食蜂「だから先に行っていいって言ってるでしょぉ」
美琴「サボるつもりじゃないでしょうね」
食蜂「サボらないわよ。アナタもうるさいし」
美琴「それならいいけど……ひとりで平気なの?」
食蜂「今日はひとりで登校したい気分なの」
美琴「アンタがボディーガードとか言い出したんじゃない」
食蜂「律儀なのはいいけど、柔軟力も持ってもらいたいわねぇ」
美琴「あっそ……じゃあ先に行かせてもらうわ」
食蜂「ええ、そうしてちょおだい」
153
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/12/10(日) 23:39:59 ID:DJoB3zag
休み時間
帆風「ごきげんよう、御坂さん」
美琴「あ、こんにちは」
帆風「今朝はどうされたんですか?」
美琴「……今朝? なんのこと?」
帆風「おひとりで登校されてましたから……わたくしはてっきり女王と登校されるのかと思ってました」
美琴「いや、別に私はアイツと登校したいわけじゃ……」
帆風「あら? でも今朝も女王の部屋にいらしてませんでしたか?」
美琴「まあたしかに行きましたけど……」
154
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/12/17(日) 21:27:54 ID:gZ4IKjdA
帆風「もしかして女王と喧嘩をしてしまったのですか?」
美琴「したというか、いつもしてるというか……でも今朝はいつにも増して機嫌悪かったみたいで」
帆風「まあ……なにかあったのでしょうか」
美琴「どうでしょう。私にはよくわかんないです」
帆風「女王も少し気まぐれなところがありますから……」
美琴(……少し?)
帆風「あの……ご気分を害されてしまいましたか……?」
美琴「いえ、もう慣れっこなんで」
帆風「御坂さん……御坂さんはお優しいんですね」
美琴(本当は結構イラッとしたけど)
155
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/12/17(日) 22:49:07 ID:gZ4IKjdA
帆風「ところで……差し支えなければ御坂さんに1つ助言をしてもよろしいでしょうか?」
美琴「助言? ってなんのですか?」
帆風「女王について、ですわ」
美琴「それって……アイツのご機嫌取り的なこと?」
帆風「そ、そうではないんです。ただ、おふたりに仲直りしていただきたいと思いまして……」
美琴「もともとそんな仲良いわけじゃないですけど……」
帆風「最近はとても仲睦まじいように見受けられますわ。登下校をご一緒されてますし」
美琴「それには一応理由が……」
156
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/12/17(日) 23:10:54 ID:gZ4IKjdA
帆風「それはやはり……おふたりがお、お付き合いを始めたから、ということでしょうか……?」
美琴「え……いやいや違いますっ! 付き合うとかありえないから!」
帆風「ですがみなさんそう仰っておりましたし……」
美琴「噂を真に受けないでください!」
帆風「も、申し訳ございません……わたくしは本当に交際なさってるのかと……」
美琴「あの……派閥内でも結構噂になってるんですか?」
帆風「そうですね……昨日はその話題で持ちきりでした。なにせわたくし達の女王のことですから」
美琴(まずいわね……闇討ちとかされなきゃいいけど……)
157
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/12/18(月) 12:28:42 ID:f6dogpYA
セフレかな
158
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/12/18(月) 14:52:57 ID:Jh0gZEA2
今のところ体だけの関係だから間違ってないな
159
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/12/19(火) 10:37:15 ID:By9fH5Pw
素晴らしい
160
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/12/31(日) 12:52:51 ID:MnN5vwfw
美琴「その、最近食蜂とよく一緒にいるのは……アイツから護衛的なことを頼まれまして」
帆風「御坂さんが護衛……も、もしや女王の身に危険が迫っているんですか……!?」アワアワ
美琴「あ、いや、差し迫ったなにかがあるわけじゃなくて……念のためというか」
帆風「ほ、本当ですか? 女王は本当に大丈夫なんでしょうか……?」
美琴「ホントに大丈夫です、絶対」
帆風「それならいいのですが……」
美琴「万が一なにかあっても一応私がついてますし」
帆風「まあ……♪ 心強いお言葉ですわ。御坂さんは女王のナイトに選ばれたんですね♪」
美琴(ナイトって……女なんですけど……)
161
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/12/31(日) 15:45:38 ID:D32K8Dyw
最高だ
162
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/01/01(月) 18:00:58 ID:uqy8Ym.I
美琴「そ、そんなことよりっ。助言って結局なんなんですか?」
帆風「あ、そうでした。失念してました。先日、女王のお気に入りのお店で新作のお菓子が発売されまして……」
美琴「ああ、以前行ったところ……」
帆風「女王をお誘いしたらきっと喜ばれると思うんです♪」
美琴(私が誘ったらそれだけでイヤがりそうだけど)
帆風「いかがでしょうか?」
美琴「あー……まあ、考えておきます」
163
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/01/06(土) 00:17:07 ID:7YXPyBkc
放課後
美琴「あ、やっと来た」
食蜂「……私を待ってたのぉ?」
美琴「そういう約束でしょ」
食蜂「アナタってホント無駄に律儀ねぇ……」
美琴「無駄言うな。帰りもひとりがいいってんならそうするわよ」
食蜂「はぁ……はい、コレ」スッ
美琴「は? なによ」
食蜂「カバン。もちろん持ってくれるんでしょぉ?」ニコッ
美琴「……やっぱり女王ってアンタが呼ばせてるでしょ?」
164
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/01/06(土) 01:25:01 ID:7YXPyBkc
帰り道
食蜂「ふぅん、あのカフェに新作ねぇ……」
美琴「私も聞いた話だけどね。行ってみる?」
食蜂「アナタとふたりでぇ……?」
美琴「イヤならいいわよ。私はそこまで行きたいわけじゃないし」
食蜂「……仕方ないから付き合ってあげるわぁ」
美琴「いや、私は行かなくてもい──」
食蜂「本当に仕方なくだけどねぇ。御坂さんがどうしてもって言うから仕方ないわねぇ、これは」
美琴(……まあ機嫌も直ったみたいだし別にいっか、これで)
165
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/01/06(土) 14:55:29 ID:XrgfepRE
今年も期待してる
166
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/01/08(月) 06:11:08 ID:10tzObwA
これはいいものをみた…
続き期待
167
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/01/08(月) 22:28:16 ID:EM7fbtWw
カフェ
美琴「アンタさ……ひとりで2つも食べるわけ?」
食蜂「そうよぉ? 言っておくけど一口もあげないからねぇ」
美琴「じゃなくて、よくそんな食べる気になるわね」
食蜂「これくらい普通じゃなぁい?」
美琴「太るわよ」
食蜂「心配力は無用よぉ。アナタと違って栄養は全部おっぱいにいくから☆」
美琴「っ……い、言ってなさい。そのうち胸の成長が止まって恐ろしいことになるから」
食蜂「つまり御坂さんはもう満足に甘いものも食べられないのねぇ。クスッ、かわいそぉ〜♪」
美琴(本気でブッ飛ばしたい……)
168
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/01/08(月) 22:37:16 ID:S7FgQN0Y
よしきた
169
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/01/09(火) 00:57:33 ID:3qcyOPBI
美琴「大体アンタまだ成長中なわけ?」
食蜂「そうねぇ……最近またサイズが合わなくなってきたかしらぁ」
美琴「ちっ……」
食蜂「あら、嬉しくないのぉ?」
美琴「なんで私が喜ぶのよ」
食蜂「だってぇ……触るんだったら大きい方がいいんでしょぉ? 御坂さんは♪」クスッ
美琴「な……べっ、別に今さらアンタの胸がちょっと大きくなったって関係ないわよ!」
食蜂「そんな顔真っ赤にして言われてもねぇ……♪」ニヤニヤ
170
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/01/09(火) 21:37:32 ID:3qcyOPBI
美琴「か、勘違いするんじゃないわよ。アンタが下品な話するからでしょうが」
食蜂「その下品なことを毎日私にしてるのは誰かしらぁ?」
美琴「う、うっさい……それに私はハグでもいいって言ったでしょ」
食蜂「どちらにせよおっぱいの感触を楽しむつもりでしょぉ。あとハグはさせないから」
美琴「え……ハグじゃないの? 昨日、胸触られるよりはマシだって……」
食蜂「そう思ったけどアナタと密着するのも不快力高いしぃ、今までどおりでいいわぁ」
美琴「そ、そう……まあいいけど……」
食蜂(……なんか元気なくなったわねぇ)
171
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/01/09(火) 21:55:08 ID:xNTIDTBU
じれったい!
172
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/01/09(火) 23:27:38 ID:3qcyOPBI
食蜂の部屋
美琴「じゃあ触るけど……本当にいいのね?」
食蜂「ええ、さっさと終わらせてちょおだぁい」
美琴(まあこれでも匂い嗅げるからいっか……)フニフニ
食蜂「ふぁっ……んっ……」ピクッ
美琴(あ、ビクッてした……それに……)サワサワ
食蜂「あっ、んぅ……ぁン……」
美琴(今日も色っぽい声……)ドキドキ
食蜂(な、なんでこの人はいちいち触り方がやらしいのよぅ……!)
173
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/01/09(火) 23:53:44 ID:PTXGCjmI
バイだこの子!
174
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/01/12(金) 00:39:25 ID:stIHJK8U
食蜂「ねぇ……あ、アナタわざとやってるでしょぉ?」ジロッ
美琴「え……な、なにが?」
食蜂「そのやらしい触り方よぉ」
美琴「ふ、普通に触ってるだけよ」
食蜂「でも昨日よりやらしい気がするんだけどぉ」
美琴「やっぱりくすぐったい?」
食蜂「まぁ、そうねぇ……」
美琴「もしかしてアンタって結構敏感?」
食蜂「は、はァーッ!? 敏感とかじゃないからっ! 変な言い方するんじゃないわよぉ!」
美琴(なんで怒ってんの……?)
175
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/01/12(金) 00:58:52 ID:yYG.Ik7c
開発されちゃってんな
176
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/01/12(金) 16:30:42 ID:6qLJfK3o
もう、焦らされてすぎてヤバいやばい (*´Д`)
177
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/01/13(土) 18:48:01 ID:7sD4ZxoQ
食蜂「と、とにかくぅ! これ以上やらしい触り方するなら金輪際触らせないからっ。わかったぁ?」
美琴「ちょ、ちょっと待ってよ! 私は本当にそういうつもりはないんだけど!?」
食蜂「セクハラは被害者側がそうだって思ったらセクハラなのよぉ? 知らないのぉ?」
美琴「横暴よ! どんな触り方でもアンタくすぐったいって言うじゃない!」
食蜂「加害者のくせにエラそうねぇ。少しは反省力がないわけぇ?」
美琴「じゃ、じゃあどう触ればいいのよ」
食蜂「え? どうって……」
美琴「どう触ればくすぐったくないのよ。それくらい教えてくれたっていいでしょ」
178
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/01/13(土) 23:11:52 ID:m.wqt6KQ
触らせ方教えてもらってその流れでGo!
179
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/01/14(日) 11:22:42 ID:gJSL2oWc
食蜂「そんなこと聞かれてもねぇ……おっぱい触ってくる人なんてアナタくらいだからわからないわよ」
美琴(……反論できない)
食蜂「そもそもおっぱい触らないっていう選択肢はないのかしらぁ?」
美琴「だから私はハグでもいいって言ってるんだけど」
食蜂「アナタそんなにハグしたいのぉ?」
美琴「違っ……私はあくまで選択肢の1つとして言ってるだけで……!」
食蜂「おっぱい触るのとハグだとどっちがいいの?」
美琴「それはっ……ど、どちらかと言えば、ハグだけど……」
食蜂(……血は争えないってことかしらねぇ)
180
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/01/14(日) 15:21:47 ID:9Yx1.NIg
焦らしますねえ!
181
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/01/14(日) 16:44:57 ID:RyeWY9as
僕もおっぱい触りたいです!!
182
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/01/14(日) 21:52:43 ID:gJSL2oWc
食蜂「……カーテン閉めなさぁい。全部ね」
美琴「は……?」
食蜂「カーテン閉めたらぁ……ハグさせてあげる」
美琴「え、ホント? いや、っていうかなんでカーテン?」
食蜂「出歯亀力の強い人がどこで見てるかわからないから」
美琴「アンタの派閥って覗き魔までいんの……」
食蜂「ウチの子の話じゃないわよ。ただ私もアナタも注目力だけは高いからねぇ……念のためよぉ」
美琴(……そもそも覗きを気にするなら胸触るときからカーテン閉めとくべきなんじゃないの?)
食蜂(これで少なくとも看取さんに見られることはないはず……)
183
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/01/21(日) 19:26:46 ID:pLLG3FVg
美琴「全部閉めたわよ」
食蜂「じゃあ……ハグする?」
美琴「う、うん」
食蜂「なに照れてるのぉ?」
美琴「照れてないからっ……す、少し恥ずかしいだけで……」
食蜂「それを照れてるって言うんじゃないのかしらぁ? 恥ずかしいならやめてもいいわよぉ」
美琴「やめないわよっ!」
食蜂(……そんなに私とハグしたいわけぇ?)
184
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/01/21(日) 21:48:49 ID:pLLG3FVg
美琴「ん……」ギュッ
食蜂「相変わらず馬鹿力ねぇ」
美琴「えっ……そ、そんな力入れてないと思うけど」
食蜂「っ……冗談よぉ。っていうか耳元で囁かないで」
美琴「わ、悪かったわね」
食蜂「まったくもぉ……ホント困った人だわぁ」
美琴(もしかして……耳も敏感なのかな、コイツ)
185
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/01/22(月) 09:34:49 ID:7P.5eXFU
いいゾ��
186
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/01/22(月) 18:16:05 ID:m8ULyqok
ワッフルワッフル
187
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/01/25(木) 23:59:19 ID:ufwd78Eg
食蜂(……それにしても)
美琴「ん、ふ……」クンクン
食蜂(本当にただ抱きついてるだけでいいのかしらねぇ……)
美琴「はぁ……♡」ウットリ
食蜂「ちょっとぉ……今の満足気なため息は一体なによぉ」
美琴「えっ、いや、あの……!」
食蜂「やっぱりやらしいこと考えてる?」
美琴「か、考えてないって」
食蜂(なぁんか怪しいのよねぇ……)
美琴(どうしよ……絶対怪しまれてる……)
188
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/01/26(金) 07:30:23 ID:X.aZFG6A
美琴(でも……もっと匂い嗅ぎたいっ……)クンクン
食蜂「コラぁ……あんまりモゾモゾするんじゃないわよぉ」
美琴「ん、ごめ……」スンスン
食蜂(もしかして、御坂さん……)
美琴(もうホント……クセになり──)
食蜂「ねぇ……アナタまた匂い嗅いでなぁい?」
美琴「……か、嗅いでないわよ」
食蜂「じゃあ今の間はなにかしらねぇ……」
189
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/01/27(土) 00:12:14 ID:rtVihlFg
食蜂「本当のことを言いなさぁい」
美琴「だ、だから嗅いでないって」
食蜂「鼻スンスンさせてたでしょぉ」
美琴「そそっ、そんなことしてないわよ!」
食蜂「しらばっくれてもダメ☆ 耳元で聞こえたんだからぁ」
美琴「う……」
食蜂「正直に言わないと二度とハグさせてあげないわよぉ?」
美琴「……その、少し嗅いだ、けど」
食蜂「やっぱりねぇ」
190
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/01/27(土) 15:38:05 ID:SKN/KQqI
食蜂「アナタって本当にやらしい人ねぇ」
美琴「ま、待ってよ……匂い嗅ぐのはやらしいことじゃないでしょ!?」
食蜂「やらしいに決まってるじゃない。しかも変態力の高いやらしさね」
美琴「別にやらしい気持ちがあったわけじゃないわよ!」
食蜂「じゃあどうしてこんなことしたのかしらぁ?」
美琴「だってイイ匂いするから……つい」
食蜂「どうせ私の匂い嗅いで興奮してたんでしょぉ」
美琴「してないっつーの!」
食蜂「ホントかしらねぇ、怪しいわぁ……」
美琴(ドキドキはしたけど……こ、興奮とは違う、はず……)
191
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/01/27(土) 22:43:01 ID:ausZh3l2
ドキドキって興奮だと思うんですけど(名推理)
192
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/01/28(日) 01:26:23 ID:NUBQ39TQ
食蜂「ちなみにハグしたがってたのも本当は匂いを嗅ぐため?」
美琴「……そうよ」
食蜂「ふぅん……御坂さんって匂いフェチだったのねぇ」
美琴「は、はァ!? フェチじゃないわよ!」
食蜂「夢中になって匂い嗅いでたくせに?」
美琴「そりゃ嗅ぎはしたけど……アンタの匂いがたまたま好きなだけで、匂いフェチってわけじゃないから!」
食蜂「……私以外の人の匂いは嗅がないの?」
美琴「意識したこともないわ」
食蜂「ふ、ふぅん……」
193
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/01/28(日) 02:12:49 ID:in8J8iS6
自分だけと言われて内心めっちゃ嬉しくなってるじゃないですか
194
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/01/28(日) 09:38:04 ID:NUBQ39TQ
食蜂「とりあえず御坂さんが私の匂い大好きだってことは理解したわぁ」
美琴「だ、大好きとまでは言ってないでしょーがぁっ!」
食蜂「似たようなものでしょぉ。大体匂いを嗅がれる私の気持ちを考えたことあるぅ?」
美琴「それはっ……やっぱりイヤ……?」
食蜂「まぁねぇ……自分の匂いってわからないし、もし、その……」
美琴「ホントにイイ匂いよ? すっごく甘い香りっていうか」
食蜂「っ……わ、わかったから力説するんじゃないわよぉ」
美琴「でも、なんか変に気にしてるみたいだから」
食蜂「変なところで気遣わなくていいからぁっ!」
美琴「気遣ってないわよ。ホントのこと言っただけ。イイ匂いだって」
食蜂「も、もういいってばぁ!」
195
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/01/31(水) 00:39:13 ID:tcvrJtVc
食蜂「とにかく私が言いたいのはぁ、あんまり私の匂いを嗅がないでってことぉ。わかったぁ?」
美琴「それって……少しならいいってこと?」
食蜂「ずいぶんと都合のいい解釈力ねぇ」
美琴「アンタの性格的に、絶対にイヤなことだったら『あんまり』なんて言い方しないでしょ」
食蜂「勘違いしないでよねぇ。我慢させたらアナタがなにするかわからないからよぉ?」
美琴「別になにもしないわよっ」
食蜂「あんなに夢中になって嗅いでたのにぃ?」
美琴「夢中ってほどじゃないからっ……たぶん」
196
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/02/02(金) 12:57:12 ID:x.vcBgkQ
美琴「ところでさ……さっきはまだ1分経ってなかったわよね?」
食蜂「え……もしかしてまだハグしたいのぉ……?」
美琴「一応1日1分って約束でしょ」
食蜂「最初におっぱい触ってた時間も含めたら1分いってるんじゃないのぉ?」
美琴「あ……で、でもアレだってすぐやめたから1分はいってないはずよっ」
食蜂「えぇ〜……っていうかそんなに私の匂い嗅ぎたいのぉ?」
美琴「……うん」
食蜂「はぁ……じゃあ10秒だけねぇ」
197
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/02/05(月) 22:53:49 ID:irFimZXk
その夜・食蜂の部屋
警策『人の匂いを嗅ぐクセ?』
食蜂「ええ。ドリーにそんなクセあったかしら」
警策『他の人は知らないけど、私はよくされたよ。っていうか今もされるし』
食蜂「え、ホントにぃ?」
警策『抱きつくたびに人の匂い嗅いでるからね、あの子。操祈ちゃんもよく抱きつかれるっしょ?』
食蜂「まぁそうだけど……匂い嗅いでたなんて知らなかったわぁ」
警策『おもいっきりクンクンしてるからわかりやすいと思うケド』
食蜂(……性格は全然違うのに変なところだけ似てるのねぇ)
198
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/02/26(月) 03:36:14 ID:fyNGt3S2
永遠に待ってる
199
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/03/24(土) 22:59:47 ID:rqbRPTA2
警策『で、ドリーのクセがどうかしたの?』
食蜂「別に大したことじゃないわぁ。忘れてちょぉだい」
警策『オヤオヤ? なにか隠そうとしてる?』
食蜂「してないから」
警策『ムー……まぁいいや。それよりドリーがまた会いたがってるよ』
食蜂「先週も会ったと思うんだけどぉ」
警策『フーン、じゃあ会いたくないんだ』
食蜂「そ、そうは言ってないでしょぉ……休日になったら会いに行くわよぉ」
警策『やっぱり操祈ちゃんってツンデレだよねぇ』
200
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/03/24(土) 23:51:24 ID:rqbRPTA2
一方・美琴の部屋
美琴「ただいまー」
黒子「おっ姉様ぁ〜んっ!!」ガバァッ
美琴「ちょっ、いきなり抱きついてくんじゃないわよっ」
黒子「黒子はずぅっとお姉様のお帰りを心待ちに──あら?」クンクン
美琴「なによ」
黒子「……他の女の匂いがしますの」
美琴「昼ドラ以外でそのセリフ初めて聞いたわ……」
黒子「今日はどちらに寄り道してましたの?」
美琴「食蜂の部屋よ」
黒子(ま、またしても食蜂操祈ですのっ……!?)
201
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/03/25(日) 21:30:59 ID:KoSz9tNA
黒子「登下校に付き添うのはわかりますけど、部屋に上がる必要がありまして?」
美琴「必要はないけど……ふたりで帰ったら流れで部屋に上がるくらい普通でしょ」
黒子「お姉様と食蜂操祈に限っては普通じゃありませんの」
美琴(……たしかに)
黒子「部屋ではなにをしましたの?」
美琴「紅茶をご馳走になっただけよ」
黒子「それだけですの?」
美琴「そうよ」
黒子「むぅ……それだけでこんなに匂いが移るものですの?」
美琴(ハグしてたなんて言えない……)
202
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/03/25(日) 21:34:28 ID:46IovwlE
特に黒子には話せないわな
203
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/03/25(日) 22:01:24 ID:p4k9df9o
待ってた
204
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/03/26(月) 14:14:55 ID:fyg5BTnc
もう逆に言っちゃっていいんじゃないかな
205
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/03/27(火) 00:46:06 ID:3wbHqzf2
美琴「な、なんかアイツの部屋って全体的に甘い匂いがするのよ。だからそれが移ったのかも」
黒子「ふむ……」
美琴「ところで黒子はこの匂いどう思う?」
黒子「はい? どういう意味ですの?」
美琴「イイ匂いだと思う?」
黒子「まあ不快な香りではありませんけど……少しくどい気がしますの」
美琴「え……そ、そう? クセになる匂いじゃない?」
黒子「いえ、特には」
美琴(もしかして私がおかしいのかな……)
206
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/04/05(木) 23:05:51 ID:e/2zQQr.
翌日・登校中
帆風「女王、御坂さん、おはようございます」
美琴「あ、おはようございます」
食蜂「おはよぉ……アナタにしてはちょっと遅いんじゃなぁい?」
帆風「寮を出てから忘れ物に気づきまして……」
食蜂「相変わらず抜けてるわねぇ。寮監に目をつけられないように気をつけなさいよぉ?」
帆風「……はい! 心配してくださってありがとうございます♡」
美琴(一言多いとこは気にしないのね……)
207
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/04/07(土) 23:02:56 ID:GW/y8NO2
帆風「ところで……おふたりは今日もご一緒に登校なさってるんですね♪」
食蜂「そうよぉ。御坂さんがどうしても私に付き従いたいって言うから」
美琴「テキトー言うなっ。登下校付き添えって言い出したのはアンタでしょ」
食蜂「あらぁ? そんなこと言っちゃっていいのぉ?」
美琴「な、なによ」
食蜂「元はと言えばアナタが私のおっぱ──むぐっ」
美琴「さ、さあ早く学校行くわよっ!」グイグイ
食蜂「ちょ、ちょっとぉ……! 引っ張るんじゃないわよぉ!」
帆風(女王にあんな気軽に……やはりおふたりはとても仲がよろしいですわ♪)
208
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/04/07(土) 23:04:46 ID:DCug.sUQ
仲良しだね♪
209
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/04/08(日) 09:59:57 ID:5AqNG3Wg
なにこれ最高
210
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/04/08(日) 13:20:52 ID:BXjprFrs
食蜂「まったくもぉ……どうしてそう粗暴なのかしら。少しは帆風を見習ってもらいたいわぁ」
帆風「わ、わたくしなんてそんな……御坂さんのお手本にはなれませんわ」
食蜂「こういう謙虚力もねぇ。聞いてるぅ? 御坂さん」
美琴「私は別にアンタの派閥に入りたいわけじゃないから」
食蜂「でも私に奉仕したいんでしょぉ?」
美琴「誰がいつそんなこと言ったのよ!?」
食蜂「だって率先して肩揉みしてくるじゃない」
美琴(……匂い嗅ぐためなんて言えない)
帆風(女王に肩揉みを……羨ましいです……)
211
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/04/08(日) 14:44:44 ID:Z6jQXNxs
みさきち帆風はさん付けのはず。というがだいたいの人をさん付けで呼ぶ
212
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/04/10(火) 22:27:58 ID:AopO4qnY
食蜂「アレは私に仕えるっていう決意表明じゃなかったのぉ?」
美琴「んなわけあるかっ! 肩揉んであげてるのはただの親切心よ」
食蜂「親切心ねぇ。下心ならまだわ、か……る……?」
美琴「……食蜂?」
帆風「女王……? どうかなさいましたか?」
食蜂「ちょっと待ってぇ……もしかして御坂さん、アナタ……」ジトッ
美琴「え、わ、私?」
食蜂「……匂い?」ボソッ
美琴「なっ……!?」ギクゥ
213
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/04/16(月) 22:49:54 ID:ZqxUyR0E
食蜂「アナタが私に親切なんておかしいと思ってたのよねぇ……やっぱり下心があったんじゃない」
帆風「下心……? 御坂さんが女王に……ですか?」
美琴「ち、違うんです! ちょっと誤解が──」
食蜂「なにが違うのかしらぁ? 肩揉むフリして私の髪の匂いを堪能してたんでしょぉ」
美琴「ばっ、バカ! アンタなに言ってんのよ!?」
食蜂「事実じゃない」
美琴「言いふらすことはないでしょーがっ!」
食蜂「後ろめたいことする方が悪いわぁ」
美琴(だからってよりによって派閥の人に言うなんてっ……!)
214
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/04/16(月) 23:22:27 ID:wvI837ks
海馬に電気流して記憶をデリートするしか
215
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/04/17(火) 22:19:46 ID:8WkqHPjg
帆風「御坂さん……」ユラァ
美琴(ヤバい……怒られるっ……!?)
帆風「……わかりますわ、その気持ち!」ギュッ
美琴「……え?」
食蜂「……は?」
帆風「実はわたくしも……女王の甘い匂いに魅かれてしまったことが何度もあるんです……♡」ポッ
美琴「は、はあ……」
帆風「ですからつい匂いを嗅いでしまうのも仕方のないことだと思います!」
美琴(なんか同志だと思われちゃってる!?)
216
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/04/19(木) 13:07:58 ID:06boCVDU
帆風「きっと女王の匂いには人を魅了する魔力が──」
食蜂「帆風ぇ? アナタまだその戯言を続ける気かしらぁ?」
帆風「ハッ……!? もっ、申し訳ございません女王! お許しください……!」
食蜂「まったくもぉ……御坂さんと同レベルなんて恥を知りなさぁい」
美琴「どういう意味よっ!」
食蜂「そのままの意味だけどぉ?」
美琴「言っとくけどね……私はまだ数えるほどしかアンタの匂い嗅いでないからっ」
帆風「み、御坂さんっ? わ、わたくしも数え切れないほど嗅いだわけでは……」
食蜂「……回数の問題じゃないんだけどぉ」
217
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/05/01(火) 01:17:04 ID:QUXUpTf.
まってるよ
218
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/05/08(火) 07:56:46 ID:7mClOH0E
食蜂「アナタ達、いい? もう二度と勝手に私の匂いを嗅ぐんじゃないわよぉ」
帆風「はい、二度としません! 誓いますっ!」
食蜂「イイ子ねぇ、帆風。それで御坂さんはぁ?」
美琴「……わかってるわよ」
食蜂「あらぁ? なにか不満力があるわけぇ?」
美琴「ないっての」
食蜂(自由に匂い嗅げないのがそんなにイヤなのかしら)
帆風(御坂さん、そんなに女王の匂いを嗅ぎたいんですね……お気持ちはわかります)
美琴(派閥の人と同レベル……)ズーン
219
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/05/08(火) 14:43:38 ID:Fa6zHAKE
社畜に慣れ過ぎてイカレかけてたオレ。見事にクビになって目が覚めた。
無一文から始めたがついに月収五十万突破しました。
お前らも千円ぐらい捨てる気持ちでコレやってみろ。
goo.gl/8B5Uf7
220
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/05/13(日) 16:44:12 ID:F7WcqZXI
昼休み
黒子「今日は帆風さんも交えて3人で仲良く登校したらしいですわね」
美琴「帆風さんはともかく、食蜂とは仲良くしてない」
黒子「クラスではお姉様が食蜂派閥に入ったと話題になっていましたわ」
美琴「毎日新しい噂が発生してるわね……しかもデタラメばっかり」
黒子「火のないところに煙は立たないと言いますの」
美琴「まあ一緒にいる時間が増えたのは確かだけど……たった数日でなんで付き合うだのなんだのって話になるのよ!?」
黒子「そのとおりですわ! その理屈なら黒子はもうお姉様の嫁と言われてもいいはずですのに……!」
美琴「いや、それもおかしいから」
221
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/05/13(日) 16:53:12 ID:GqnB6FqE
なるほど確かに(錯乱)
222
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/05/22(火) 20:32:08 ID:tmQx.rD6
美琴「ホント女子校の噂好きには辟易するわ」
黒子「わたくしはお姉様とでしたらいくら噂になってもかまいませんわよ?」
美琴「私がかまうっつーの」
黒子「つれないですの、お姉様……」
美琴「冗談は置いといて、食蜂との噂はどうにかしないと……私の身が危ないわ」
黒子「どうしてですの?」
美琴「こんな噂、アイツの取り巻きが黙っちゃいないでしょ」
黒子「むしろ食蜂派閥は祝福ムードとの話ですけど……」
美琴「は!? なんでよっ!?」
223
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/05/22(火) 21:39:08 ID:oDTpdD9I
なんでよーっ!
224
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/05/31(木) 13:54:48 ID:O9U89nro
黒子「わたくしは食蜂操祈が能力を行使してる可能性が高いと思いますの」
美琴「食蜂が取り巻きを操って祝福させてるってこと?」
黒子「そうですの」
美琴「アイツにそんなことする理由がないわよ」
黒子「いえ、間違いありませんの……きっと外堀から埋めていってわたくしからお姉様を奪う算段なのですわ!」
美琴「なおさらありえないわ。あと私はアンタのモノじゃない」
黒子「お姉様のいけずぅ……♡」ツンツン
美琴「いや、そういうのでもないから……」
225
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/05/31(木) 22:24:41 ID:O9U89nro
美琴「結局なんで祝福されてるのかしら……不気味だわ」
黒子「まわりの目が気になるのでしたら、護衛なんてやめればいいじゃありませんの」
美琴「え……いや、それは……一応約束だし」
黒子「そもそもいつまで続ける気ですの?」
美琴「えーっと……危機が去ったら?」
黒子「危機なんて本当にありますの?」
美琴「さ、さあ……」
黒子「……体よく使われてるだけじゃありませんの?」
美琴(妙に鋭いわね、コイツ……)
226
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/06/01(金) 21:00:49 ID:5LhFMwhs
胸はないのに妙にするどいわね
227
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/06/19(火) 23:14:16 ID:C4fxLt.Q
黒子「お人好しにも限度がありますわよ」
美琴「別に登下校付き添うくらい大したことないわよ」
黒子「そのせいでお姉様とわたくしの時間が減ってますのに……」
美琴「部屋で一緒にいるじゃない」
黒子「それだけではわたくしの愛は伝え切れませんわっ」
美琴「意味わかんないけど、まあいいわ。放課後ファミレスでも行く? 佐天さん達も呼んで」
黒子「食蜂操祈の護衛はいいんですの?」
美琴「平気よ、1回くらい」
黒子「でしたら……せっかくですしお姉様とわたくしのふたりきりで──」
美琴「佐天さんに伝えとくわね」
黒子「せめて最後まで聞いてくださいまし!」
228
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/06/19(火) 23:36:08 ID:C4fxLt.Q
放課後
美琴「──ってことだから今日は付き添わないけど、別に問題ないわよね?」
食蜂「そしたら私の荷物持ちは誰がやるわけぇ?」
美琴「普通に自分で持てばいいでしょ。あと私は荷物持ちじゃなくてボディーガードだっつーの!」
食蜂「大して変わらないでしょぉ? 要は私の従者なんだから」
美琴「っ……好きに言ってなさい。私はもう行くから」
食蜂「まぁ別に付き添ってくれなくてもいいけどぉ……今日はハグしないでいいのね?」
美琴「あ……うん、それでいいわ。そういう約束だし……」
食蜂「ふぅん……」
229
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/06/20(水) 02:45:38 ID:hPNIuUT.
バン はよ
バン(∩`・д・) バン はよ
/ ミつ/ ̄ ̄ ̄/
 ̄ ̄\/___/
230
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/06/20(水) 07:27:09 ID:EPoqrLfE
食蜂「お友達は少し待たせてもいいんじゃなぁい?」
美琴「え?」
食蜂「私の寮は近いしぃ、帰るだけならそんなに時間かからないと思うけど」
美琴「そんなにカバン持ってもらいたいわけ?」
食蜂「違うわよぉ。ただアナタの表情を見てたらぁ……ねぇ?」
美琴「わ、私がなんだって言うのよ」
食蜂「えぇ〜? それは御坂さんが一番わかってるんじゃないのぉ?」クスッ
美琴「……見当もつかないわね」プイッ
231
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/06/20(水) 18:09:27 ID:hPNIuUT.
ありがとうございます
232
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/06/27(水) 13:06:12 ID:WmtnHSCQ
食蜂「ねぇ、御坂さん?」ズズイ
美琴「ちょっ……く、くっつくんじゃないわよ」
食蜂「部屋まで送ってくれるならぁ……ご褒美の時間、3分にしてあげるゾ?」
美琴「3分!?」
食蜂「ええ、今日だけ特別に……ね♪」
美琴「ど、どうせなにか裏があるんでしょ」
食蜂「まぁ肩揉みくらいはしてもらうけどぉ、それだけでいいわよぉ?」
美琴(明らかにあやしい……でも匂い嗅ぎたい……)ウズウズ
233
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/06/27(水) 14:04:41 ID:CWndwSNI
絶対食蜂なんかに負けたりしない!
234
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/06/27(水) 14:13:11 ID:Gin/6Abk
もう少し粘れば胸も揉める奴だな
235
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/07/26(木) 10:14:12 ID:vl.Foeb6
すごい好き
236
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/08/04(土) 16:04:20 ID:5g8kA/WQ
食蜂「どぉ?」
美琴「今日は約束あるし……」
食蜂「遅れるって連絡入れておけば平気よぉ」
美琴「でも……」
食蜂「ご褒美ほしくないのぉ?」
美琴「う……」
食蜂「ハグ……したくないのぉ?」
美琴「わ、私──」
237
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/08/04(土) 16:12:37 ID:5g8kA/WQ
婚后「──御坂さん?」
美琴「え……あ、婚后さんっ」
食蜂「む……」
婚后「食蜂さんも……お久しぶりですわね」
食蜂「そうだったかしらぁ?」
婚后「相変わらずですわね……それはそうと、なにを戯れておりましたの?」
美琴「戯れてたんじゃなくて、一方的に嫌がらせされてただけよ。私が」
食蜂「よく言うわぁ。私と密着できて嬉しかったくせに」
美琴「う、嬉しくなんかないわよっ!」
婚后(これが所謂、『ケンカするほど仲が良い』というものでしょうか?)
238
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/08/04(土) 16:25:52 ID:5g8kA/WQ
婚后「ところで御坂さん、白井さんとの待ち合わせは大丈夫ですの?」
美琴「あれ、黒子待ってた?」
婚后「あちらで御坂さんをお待ちしていましたわ」
美琴「ヤバっ、早く行かないと」
食蜂「ちょっとぉ、御坂さぁん? 大事な人を忘れてなぁい?」
美琴「う……あ、アンタさ、どうしても私に送ってもらいたいの?」
食蜂「さぁ……どうしてもって言ったらどうするのぉ?」
美琴「それは……まあ、しょうがないかってなるけど……」
239
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/08/04(土) 17:15:08 ID:5g8kA/WQ
婚后「わたくしがご一緒いたしますわっ」
食蜂「……は?」
婚后「御坂さんは予定がありますから、わたくしが代わりに一緒に帰って差し上げますわ!」
食蜂「え〜っとぉ……どうしてそうなるのかしらぁ……?」
婚后「ひとりで帰るのがイヤなのでしょう?」
食蜂「私がぼっち回避に必死みたいな言い方はやめてちょぉだぁい……ただ荷物持ち要員がほしいだけで……」
婚后「もちろん、わたくしが持って差し上げますわよ?」
食蜂「えぇ……?」
美琴(……食蜂を困らせるなんてやるわね、婚后さん)
240
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/08/04(土) 17:40:14 ID:npdruOmY
さす婚
241
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/08/04(土) 18:54:12 ID:5g8kA/WQ
食蜂「別にいいわぁ。アナタにそこまでしてもらう義理もないし」
婚后「義理でしたら、この前の──」
食蜂「あぁ〜もぉっ……気持ちだけありがたく受け取っておくわぁ」クルッ
美琴「結局ひとりで帰るの?」
食蜂「ええ。アナタ達はさっさと白井さんのところに行けばぁ? それじゃぁねぇ」スタスタ
婚后「あ、食蜂さん……」
美琴(食蜂が折れるなんて珍しいわね……っていうか婚后さんすごい)
242
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/08/04(土) 19:35:39 ID:ObzK528Y
おや、キャラデザでてっきり権力を笠にきたタカビーかと思ったら
243
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/08/04(土) 22:32:09 ID:sypQiEQM
コミックもアニメも見ていない人がきている。これがおっぱいのロマンですか先生?
244
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/08/05(日) 16:43:26 ID:Rssbnspw
婚后「差し出がましい申し出だったでしょうか……」
美琴「婚后さんが気にする必要ないわよ。元からああいうやつだし」
婚后「やはり御坂さんと帰りたかったということですのね」
美琴「どうかしら。私をからかってただけだと思うけど」
婚后「そうでしょうか……食蜂さんのことですから、それだけが理由とは思えませんわ」
美琴(なんで婚后さんが食蜂を……もしかして操られてる……?)ジーッ
婚后「え……あ、あの、御坂さん? そんなに見つめられると恥ずかしいですわ……♡」
245
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/08/06(月) 23:28:27 ID:qMq7pDcA
美琴「婚后さんって食蜂と話したことあったのね」
婚后「一度だけですが……大覇星祭のときに」
美琴「へぇー。同じ競技に出たの?」
婚后「いえ、食蜂さんがお見舞いに来てくださったのですわ」
美琴「え……お、お見舞いって、私が巻き込んじゃったときのアレ!?」
婚后「はい。御坂さんがいらしてくれた翌日に」
美琴「いやいや待ってよ……アイツがお見舞い? 本当に?」
婚后「はい」
美琴(ウソでしょ……潰し合ってくれて助かったとかほざいてたアイツが……!?)
246
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/08/07(火) 02:15:17 ID:WAna/b1E
wiki見たけどやっぱりお嬢でタカビーじゃねえか
247
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/08/10(金) 14:17:54 ID:IOaiHADA
美琴「なんか……食蜂らしくないというか……」
婚后「わたくしも最初はそう思いましたわ」
美琴「お見舞いに来たって記憶を捏造されたとか……」
婚后「それはさすがに食蜂さんに失礼ですわよ、御坂さん」
美琴「う……」
婚后「まあ……わたくしもあのとき話さなかったら食蜂さんのことを誤解したままだったので、偉そうなことは言えませんが」
美琴「……アイツとなに話したの?」
婚后「えーっと……食蜂さんからお見舞いの品をいただいて──」
248
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/08/12(日) 16:54:05 ID:uUEaKyyk
大覇星祭3日目・とある病室
婚后「……こちらは?」
食蜂「学舎の園で一番人気のパティスリーの限定エクレアよぉ」
婚后「あの噂に名高い……買うだけでも大変だったんじゃありませんの?」
食蜂「本当よぉ。限定30個だし、早朝から並ばなきゃいけなかった(らしい)し、大変だったんだからぁ」
※実際に買いに行ったのは派閥メンバー
婚后「わたくしのためにそんな……ありがとうございます、食蜂さん」ニコッ
食蜂「……別に感謝されることではないわぁ。アナタを巻き込んでしまったのはこっちだし(っていうか御坂さんだけど)」プイッ
249
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/08/30(木) 21:55:00 ID:0zzHs8a6
食蜂「それで? もう退院できるのぉ?」
婚后「はい。明日には退院できるそうですわ。競技にも参加していいとか」
食蜂「……痕は残らないのぉ?」
婚后「ええ、もうほとんど治っていますし」
食蜂「物々しいガーゼが顔に貼り付いてるけどぉ? 絆創膏も」
婚后「大体は午後に取れる予定ですわ」
食蜂「ふぅん……ま、大事なさそうでよかったわねぇ」
250
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/09/22(土) 14:21:54 ID:XWylh5tE
ぷ
251
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/10/19(金) 17:07:16 ID:iFymjUuU
2年続いてて草
252
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/10/19(金) 22:47:42 ID:IjL03rkg
まだ待ってるから〜
253
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/10/21(日) 20:28:58 ID:rgKRRHVg
婚后「食蜂さんがわたくしのことを心配してくださるとは思いませんでしたわ」
食蜂「煽られてるのかしらぁ、私」
婚后「そ、そういうつもりではありませんっ」
食蜂「じゃあどういうつもりなのかしらねぇ」
婚后「えぇっと……食蜂さんのことを少し誤解していたと申しましょうか」
食蜂「どうせ根も葉もない噂を聞いたんでしょぉ? 人気力がありすぎるのも考えものねぇ」
婚后「風説を信じ込むほどわたくしは愚かではありませんわよ?」
食蜂(思い込みは強そうだけどねぇ)
254
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/10/27(土) 22:05:03 ID:3Ucy4CZ2
婚后「わたくしが最初に聞いたのは……食蜂さんが御坂さんの妹さんを拐かし、白井さん達の記憶を操作したという話でしたから」
食蜂「つまり御坂さんが私のことを悪し様に罵っていた、と」
婚后「……貴女は、捻くれた解釈をするのがお好きなようですわね」
食蜂「少なくとも御坂さんに関してはある程度当たってると思うけど」
婚后「御坂さんはそのような方ではありませんわ。あのときも、貴女を悪く言うことはありませんでした……御坂さんは」
食蜂「御坂さんは?」
婚后「その……どちらかと言えばわたくしが……」
食蜂「あぁ、そういうこと……ずいぶんと正義感が強いのねぇ、アナタは」
255
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/10/27(土) 23:42:41 ID:3Ucy4CZ2
婚后「わたくし、なにも知らず貴女の悪口を……申し訳ございません……」
食蜂「別にいいわぁ。まさしくなにも知らなかったんだから。っていうか正直どうでもいいし」
婚后「ど、どうでもいいっ……!?」ガーン
食蜂「むしろ謝らないといけないのは私の方ねぇ」
婚后「はい?」
食蜂「白井さん達だけではなく……アナタからも御坂さんの記憶を消しておくべきだったわぁ」
256
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/10/29(月) 01:27:23 ID:mDObaCo6
やばい好み
ってか2年続いているのすごっ
続き待ってるぜ
257
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/11/29(木) 21:47:25 ID:4HJnxYxk
婚后「そこまで責任を感じておりますの?」
食蜂「そうでもなければここには来てないわぁ」
婚后「食蜂さんが気に病むことはありませんわ」
食蜂「その顔で言われても皮肉にしか聞こえないわねぇ」
婚后「またそういうことを……わたくしは巻き込まれたとは思っておりませんわ。元より自分の意思で御坂さんの助けになろうとしたのですから」
食蜂「それは相手があんなに危ない連中だって知らなかったからでしょぉ」
婚后「……貴女はわたくしを侮ってますのね」
食蜂「え?」
258
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/11/29(木) 22:05:54 ID:4HJnxYxk
婚后「たとえどんな危険が待ち受けていたとしても……友達の助けを求める手を振り払うなど、わたくしは絶対にしませんわ」
食蜂「……」
婚后「この件に関して悔いがあるとすれば、それは自分の力不足だけ……ですから、食蜂さんがわたくしのことで気に病む必要はないと断言できますの」フンスッ
食蜂「はぁ……どうして御坂さんのお友達ってこう……」ボソッ
婚后「はい?」
食蜂「おバカさんって言ったのよぉ。御坂さんに負けず劣らずのおバカさん」
婚后「御坂さんと同じということであればむしろ光栄ですわ」
食蜂「あぁもぉ……好きに受け取ってちょぉだい」
259
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/12/02(日) 22:58:38 ID:xx6KrlkA
更新されてるぅ
260
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/12/05(水) 19:24:46 ID:2fPNXF2c
続いてて草
頑張ってくれ
261
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/01/07(月) 22:34:41 ID:z9lCmrsY
食蜂「なんか心配して損しちゃったわぁ」
婚后「わたくしは食蜂さんと話せてよかったですわ」
食蜂「はァ?」
婚后「食蜂さんに御坂さん……おふたりが、常盤台で多くの方から慕われている理由がわかりましたから」
食蜂「私を御坂さんごときと同列に語っている時点でその理解力には疑問符がつくわねぇ」
婚后「あら、そうでしょうか? おふたりはとても似た者同士だと感じましたが」
食蜂「似てるところを探す方が大変だと思うけどぉ?」
婚后「そうですわね、この場で1つ挙げるとすれば……おふたりとも、わたくしのお見舞いに来てくれたところなどいかがでしょう?」
食蜂「……いちいち反論するのも面倒だわぁ」プイッ
262
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/01/07(月) 23:14:23 ID:r9BQ8i8A
切り返しがいちいち強い
さすが婚后航空の跡取り娘
263
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/01/08(火) 19:50:24 ID:UcU34x2c
きてた乙
プイッってする食蜂かわわ
264
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/01/16(水) 13:51:22 ID:Ih67RZ/Q
このssちょうど良くて好き
265
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/01/21(月) 23:33:02 ID:ORaNCAV2
食蜂「じゃあもう帰るから。退院してもあんまり無茶するんじゃないわよぉ」
婚后「あ、食蜂さん、お待ちください」
食蜂「今回の件の不平以外は聞かないわよぉ」
婚后「要望でもよろしいのでしょうか?」
食蜂「私にできることならねぇ」
婚后「食蜂さんにしかできないことですわ」
食蜂「言ってごらんなさぁい」
婚后「食蜂さん……わたくしと、お友達になっていただけませんか?」
食蜂「……はい?」
266
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/01/21(月) 23:49:07 ID:ORaNCAV2
食蜂「それがアナタの要望? 本気で言ってるのぉ?」
婚后「ええ。心からのお願いですわ」
食蜂「はぁ……」
婚后「ど、どうしてため息を!?」
食蜂「私が他人のお願いを聞くことなんて滅多にないのに……そのチャンスを無駄にするアナタに呆れたの」
婚后「わたくしはこれ以上ない活かし方だと自負しておりますわ」
食蜂「勝手に自負しときなさぁい。それじゃぁねぇ」クルッ
婚后「お、お返事はいただけませんのっ?」
食蜂「……その絆創膏顔をやめたら考えてあげるわぁ」
267
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/01/26(土) 21:07:32 ID:GkXsL2Xk
婚后「──お見舞いの品をいただいて、早く治せと叱咤激励されましたわ」
美琴「うーん……案外普通ね」
婚后「それからわたくしのことや、御坂さんのことを少し」
美琴「どうせ私の悪口言ってたでしょ? アイツ」
婚后「……ふふっ」
美琴「え……私、なんかおかしなこと言った?」
婚后「いえ、その……やはりおふたりは似ていますわ」
美琴「……さすがにそれは心外なんだけど」
268
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/01/26(土) 23:11:48 ID:GkXsL2Xk
ファミレス
佐天「婚后さんも一緒だったんですねー」
婚后「御坂さんに直接誘われてしまいましたから」フンスッ
黒子「わたくしだってそうですわよ」ジトッ
美琴「しょうもないことで張り合わなくていいから」
黒子「事実を述べたまでですの」
美琴「もういいから注文しましょ」
269
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/01/26(土) 23:38:24 ID:GkXsL2Xk
初春「御坂さん、今日は用事なかったんですか?」
美琴「うん、ないけど。なんで?」
佐天「ほら、常盤台のもうひとりのレベル5の──」
婚后「食蜂さん?」
佐天「そうそう。その人の護衛役を務めてるとかなんとか」
美琴「今日は平気。っていうかあれ? 話したっけ?」
佐天「いえ、白井さんから」
初春「昨日ずっと愚痴を聞かされていたので」
270
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/02/01(金) 02:24:47 ID:6V1EsMXM
おー定期的にくるとちょうどいい感じに更新されてていいっすわぁ
271
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/02/16(土) 20:28:51 ID:B7qvVEOc
美琴「アンタね……愚痴るようなこと?」
黒子「それだけ黒子は寂しい思いをしていたんですの」
初春「寂しいというより妬ましいって感じでしたけど」
黒子「余計なことは言わないでいいんですのっ」
美琴「むしろアンタこそ変なこと話してないでしょうね。私と食蜂が……つ、付き合ってるとか」
黒子「そのようなおぞましいこと、わたくしが口にするとでも?」
佐天「でも昨日の口ぶりだと結構警戒してませんでした?」
初春「御坂さんに近づく人なら誰にでもそうですよ? 白井さんは」
佐天「つまり近づいてるってことでしょ?」
美琴(やっぱり面倒な話になりそう……)
272
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/02/17(日) 22:25:31 ID:dvj/NmGI
佐天「で、実際のところどうなんですか?」
美琴「どうって、なにもな──」
黒子「昨日も申し上げたでしょう? 食蜂操祈が一方的にお姉様をつけ狙ってるんですの」
美琴「なんでアンタが──」
婚后「あら、そのように断言するのは尚早かと思いますけど」
美琴「えっ」
黒子「は……? 貴女がお姉様のなにを知っていますの?」
婚后「御坂さんは先程、食蜂さんを送り届けてから貴女と合流するか迷っていましたわよ?」
黒子「食蜂操祈がお姉様にしつこくつきまとっていただけでしょう」
婚后「たしかに……おふたりは仲睦まじく密着されていましたわね」
黒子「なっ……どういうことですのっ!?」
美琴(……私、帰っていいかな)
273
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/02/19(火) 23:35:39 ID:QjkaK2Oo
婚后「言葉通りの意味ですわ。白井さんが考えているほどおふたりの仲は悪くないのではなくて?」
黒子「……貴女、食蜂派閥にでも入りましたの?」
婚后「入ってませんわ」
黒子「でしたらどうして食蜂操祈の肩を持ちますの?」
婚后「白井さんが偏った見方をしているだけだと思いますけど」
黒子「そんなことありませんのっ」
佐天「それで結局どうなんです?」コソッ
美琴「なにもないわよ。まわりが噂してるだけ」ボソッ
274
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/02/21(木) 21:18:40 ID:vZzok1n2
wktk
275
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/02/25(月) 22:54:58 ID:D0ztsJ3k
黒子「まったく……お姉様も一言物申した方がいいんじゃありませんの?」
美琴「誰によ」
黒子「この現状に、ですわ」
美琴「なにを言おうと噂は止めようがないわよ。それこそ食蜂みたいな能力じゃないと」
佐天「ああ、そういえば他人を操る能力なんでしたっけ」
黒子「操るなんて生易しいものじゃありませんわ。その気になれば学校全体を支配することも容易いはずですわよ」
美琴「まあ私には効かないけどね」
初春「……ちょっと思ったんですけど」
佐天「ん?」
初春「どうして食蜂さんはそんな能力がありながら噂を放置してるんでしょう? 悪い噂くらい簡単に消せちゃいそうですけど」
276
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/03/03(日) 12:13:56 ID:jaa2x1rc
美琴「気にしてないだけでしょ」
佐天「いやいやー、その考え方は面白くない」
美琴「面白さは求めてないんだけど……」
佐天「『実は食蜂さんは満更でもない』って考えた方が面白くないですか!?」
美琴「佐天さんだけね」
佐天「反応薄いですよー御坂さん」
黒子「やはりここは『自分から噂を流してわたくしからお姉様を奪おうとしている』説が濃厚かと」
佐天「うーん、それはちょっと……あはは」
美琴「だからそれはありえないって」
初春「絶対にないと思います。特に『わたくしから』って部分が」
婚后「食蜂さんはそんなことする方じゃありませんわ」
黒子「全否定ですの!?」
277
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/03/04(月) 23:41:49 ID:EQVylsBs
翌週・登校中
食蜂「噂? 私にどうにかしろって言ってるのぉ?」
美琴「そうじゃなくて、なんで放っておいてるのかって話。アンタなら不快な噂なんて全部消せるでしょ」
食蜂「できるけど、面倒だもの。全校生徒となるとねぇ。休んでる人とか考えると、一度では無理そうだしぃ」
美琴「そこまで本気になる案件じゃないってことね」
食蜂「っていうかぁ……アナタがこうして通い続ける限り、何度でも同じ噂が立つだけじゃない」
美琴「……それもそうね」
食蜂「アナタを完全に無視するように全員の認識力を変える手もあるけど」
美琴「ないから。絶対にやるんじゃないわよ」
278
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/03/07(木) 22:45:51 ID:hrjM1UAk
黒子安定の不憫さ
279
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/04/22(月) 15:47:00 ID:SDY5QRi2
オロローン
更新停止か?
280
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/04/27(土) 02:05:45 ID:pSX/8zf6
追い付いた
そして待ってる
281
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/05/07(火) 02:35:18 ID:HflTeSNA
二ヶ月経ってる。。。
まだまだ待ってるぜ
282
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/05/13(月) 22:03:38 ID:v.adOM96
食蜂「話し相手が私しかいなくなったらアナタも少しは従順になるんじゃなぁい?」
美琴「むしろ全力で牙を剥くわよ」
食蜂「あら、私を襲うつもり?」
美琴「……アンタその手の軽口よく言うけど、もしかしてそういう願望でもあんの?」
食蜂「はァーッ? そんなわけないでしょぉ!? セクハラで訴えるわよぉ!?」
美琴「冗談に冗談で返しただけじゃないの」
食蜂「不快なだけなんですけどぉ?」
美琴「それは私のセリフでもあるわね」
283
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/05/13(月) 22:57:58 ID:v.adOM96
食蜂「ちょっとからかわれたからってなにを言ってもいいわけじゃないと思いまぁす」
美琴「からかってる自覚があるなら控えるべきだと思います」
食蜂「私は襲われないように牽制も兼ねてるから」
美琴「その牽制必要? 自意識過剰なんじゃないの?」
食蜂「……言ってくれるじゃない。アナタが匂いフェチだって学校中に広めるから」
美琴「それはズルすぎるわよ! あとフェチじゃないっつーの!」
食蜂「あと今日のご褒美もナシだから」スッ
美琴「横暴すぎ──っていうかリモコンはしまいなさいよっ!?」
284
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/05/13(月) 23:47:16 ID:7Zy4MBwc
失踪したかと思ってたぞ(定番ネタ)
285
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/05/14(火) 22:07:41 ID:9LH3F7Hc
おかえりんご(古い)
286
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/05/15(水) 13:09:32 ID:a9biLZls
美琴「ったくもう……噂は放置のくせにアンタは……」
食蜂「ふんっ……次はないからねぇ」
美琴「アンタが襲うだの言わなきゃ私だって言い返さないわよ」
食蜂「発端はアナタがおっぱい触ってくるからでしょぉ」
美琴「だ、だからそれと襲うは違うって言ってんでしょうがっ」
食蜂「……御坂さんには致命的に想像力が足りてないみたいねぇ」
美琴「は?」
食蜂「アナタにも私の気持ちを味わってもらおうかしら」
287
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/05/15(水) 18:41:51 ID:EgjeNHpQ
お?
288
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/05/15(水) 19:21:32 ID:wD9Q1YjU
放課後・食蜂の部屋
美琴「ねぇ……本気でやんの?」
食蜂「ええ。まさかイヤとは言わないわよねぇ? 散々私のおっぱい触ったんだから」
美琴「1分の約束守ったことなかったじゃない」
食蜂「でも何度も触ったのは間違いないでしょぉ」
美琴「そうだけど……」
食蜂「断るならこれまでのこと全部学校中にバラすから」
美琴「あーもうっ! わかったわよ! 好きにしなさいよ!」
289
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/05/15(水) 20:53:03 ID:wD9Q1YjU
食蜂「じゃあ早速──」ススッ
美琴「ちょっ……なんで後ろに回ってくるのよ」
食蜂「アナタだって後ろから揉んできたじゃない」
美琴「そ、そこまで律儀に合わせる必要はないんじゃないの?」
食蜂「なぁに? イヤなの?」
美琴「や、なんていうか……アンタ変な悪戯しそうだし」
食蜂「ふふっ、少しは私の気持ちがわかってきたかしらぁ?」
美琴「う……じゃあ後ろからでいいわよ」
食蜂「ま、アナタの許可なんて関係ないけどねぇ♪」
美琴(コイツぅ……)
290
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/05/16(木) 00:23:18 ID:hi.29nvI
キマシぃ……(先回り)
291
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/05/16(木) 23:06:27 ID:4eehqJX2
食蜂「じゃあ失礼するわよぉ」スッ
美琴「っ……」ビクッ
食蜂「んー……」サワサワ
美琴「……」
食蜂「(思ったよりもあって)普通ねぇ」
美琴「その感想すっごくムカつくんだけど」
食蜂「どちらかと言えば褒め言葉なのに」
美琴「ふんっ……どうせアンタみたいに大きくないわよ」
食蜂「そういえばパッドは入れてないのねぇ、御坂さん」
美琴「ああいうのは使ったら負けだと思ってるから」
292
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/05/17(金) 07:36:43 ID:QLEQ/9MI
尊い(鼻血)
293
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/05/19(日) 20:58:58 ID:Dw8EEwB2
食蜂「ところで……なんか反応薄くなぁい? なにも感じないのぉ?」モミモミ
美琴「ん、まあ、ちょっとくすぐったい? でも平気」
食蜂「むぅ……御坂さんつまんなぁい」
美琴「別に楽しませようと思ってないし」
食蜂(……これじゃあ仕返しにならないじゃない)
美琴「っていうかアンタはいつまで──」
食蜂「ふぅ〜……」
美琴「ひうっ!?」
食蜂「あらぁ? イイ声出せるじゃない♪」
294
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/05/19(日) 21:12:21 ID:Dw8EEwB2
美琴「アンタっ、悪戯はや──」
食蜂「ふぅっ」
美琴「ひゃっ!?」ビクンッ
食蜂「ふふっ、御坂さんはうなじが弱いのねぇ♪」
美琴「い、いい加減に──」
食蜂「ふぅ〜っ♪」
美琴「んんっ……!」ゾクゾク
食蜂「ちょっとぉ、声我慢するんじゃないわよぉ」
295
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/05/19(日) 22:26:51 ID:7phHu0j2
美琴の懸念通りやっぱり変な悪戯するんじゃないか(歓喜)
296
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/05/20(月) 13:00:01 ID:0Tjv.rk6
美琴「ホント次やったらマジで電撃飛ばすわよっ!?」
食蜂「やぁん、御坂さん怖ぁい♪」
美琴「アンタねぇっ……結局アンタの方がやりすぎてるじゃない!」
食蜂「むしろこれでやっとおあいこだから」
美琴「どこがよ!? 私が一方的にやられてるんだけど!」
食蜂「……私だって弱点責められたわよ」ボソッ
美琴「え、なによ? なんだって?」
食蜂「なんでもないわぁ。御坂さんって本っ当にデリカシーがないわねぇ」
美琴(どうして私が怒られてるのよ……)
297
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/05/20(月) 18:49:39 ID:0Tjv.rk6
美琴「はぁ、もう……まだゾクゾクしてるんだけど……」
食蜂「それだと髪切ってもらうとき大変じゃないのぉ?」
美琴「あれくらいなら大したことないわよ。アンタはおもいっきり息吹きかけてくるから……」
食蜂「撫でた方がよかったぁ?」
美琴「なおさら悪いわっ!」
食蜂「この情報白井さんに高値で買ってもらえそうねぇ」
美琴「売るな、話すな」
食蜂「冗談だから安心してちょおだぁい。こんな秘密、人に話す方がもったいないもの♪」ニッコリ
美琴「まったく安心できないんだけど」
298
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/05/20(月) 22:09:49 ID:0Tjv.rk6
美琴「で……アンタはもう満足したわけ?」
食蜂「アナタの弱点がわかって最高の気分ねぇ」
美琴「(それは忘れてほしいけど)じゃあ……次は私の番でいい?」
食蜂「今日のご褒美はナシって朝言ったでしょぉ?」
美琴「……約束破って悪戯したくせに」ジトッ
食蜂「む……わかったわよぉ。でも1分だから」
美琴(なんだかんだ筋は通すのよね、食蜂って)
299
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/05/21(火) 10:17:10 ID:MJIYH6jU
てぇてぇ
300
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/05/22(水) 20:49:22 ID:93o1N/nM
美琴「ん……」ギュッ
食蜂「……えぇ?」
美琴「どうかした?」
食蜂「おっぱい触らないのぉ?」
美琴「ハグでもいいんでしょ?」
食蜂「そうだけど……でもぉ、それならなんで後ろから? 仕返しする気?」
美琴「しないわよ。こっちの方が嗅ぎやすいってだけ」スンスン
食蜂「また開き直ったわねぇ……」
301
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/05/23(木) 13:01:38 ID:AyTXeDvE
食蜂「ねぇ、明日からは私も1日1分アナタのうなじ触るから」
美琴「は……? え、なんで?」
食蜂「私だけ羞恥力感じるなんて癪だもの」
美琴「これは荷物持ちとかのご褒美でしょ!? それじゃ不公平じゃない!」
食蜂「荷物持ちに羞恥力はないでしょぉ」
美琴「いつから羞恥心のギブアンドテイクになったのよ!?」
食蜂「アナタがやらしいことばっかり要求してくるのが悪いわぁ」
美琴「くっ……」
302
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/05/26(日) 15:17:10 ID:aOTX7FqI
羞恥心のギブアンドテイクwww
なんのプレイだよ(歓喜)
303
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/05/31(金) 19:55:21 ID:XJOknLOo
美琴「大体私のうなじ触ったってなにも楽しくないでしょ」
食蜂「アナタの恥ずかしい声が聞けるだけで充分楽しいわよぉ?」
美琴「絶対声出さない」
食蜂「それはそれで、必死に我慢するアナタの表情を楽しむから」
美琴「お面被る」
食蜂「目隠し代わりに?」
美琴「そういうプレイじゃないから!」
304
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/06/01(土) 10:19:05 ID:Yl.6ifbc
目隠しプレイという言葉を知ってるのか……ゴクリ
305
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/06/16(日) 23:26:27 ID:ct69K0os
翌日
帆風「女王……今日はいつにも増してお美しいですね!」
食蜂「そぉ? 普段と変わらないと思うけど」
帆風「いえ、間違いありません! 髪の艶など特に!」
食蜂「あぁ……まぁ、髪はそうねぇ」
帆風「お手入れの仕方を変えたのですか?」
食蜂「ええ、少し前からねぇ(これまでも手を抜いたことはなかったけど)」ファサ
帆風「素敵です、女王……♡
306
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/06/16(日) 23:27:21 ID:ct69K0os
翌日
帆風「女王……今日はいつにも増してお美しいですね!」
食蜂「そぉ? 普段と変わらないと思うけど」
帆風「いえ、間違いありません! 髪の艶など特に!」
食蜂「あぁ……まぁ、髪はそうねぇ」
帆風「お手入れの仕方を変えたのですか?」
食蜂「ええ、少し前からねぇ(これまでも手を抜いたことはなかったけど)」ファサ
帆風「素敵です、女王……♡」
307
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/06/19(水) 02:44:03 ID:fv9hJZAo
これは。。。!御坂のためにいい匂いつけようと髪の毛の手入れにも力入っちゃった系?(かわいいなおい)
308
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/06/20(木) 13:08:17 ID:XptgTooo
食蜂「でもよく気づいたわねぇ。言われたの初めてよ」
帆風「女王のことですから! 毎日見ていればわかります!」
食蜂「むしろ毎日見てるから気づきにくいものじゃなぁい? 御坂さんも気づいてないし」
帆風「御坂さんに気づいてほしかったのですか?」
食蜂「違うわよっ。そもそも私がこんな努力をすることになったのは……」
帆風「なにか理由が?」
食蜂「……なんでもないわぁ。それよりぃ、私の美貌力がさらに上がってアナタも嬉しいでしょぉ?」ムギュッ
帆風「ふあっ……!? じょ、女王〜……♡」
309
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/06/30(日) 00:36:05 ID:.givY05k
放課後・いつものカフェ
食蜂「……」クルクル
美琴(さっきから髪いじってばっか……なんか喋れっての)
食蜂「はぁ……」
美琴「アンタね……」
食蜂「なにっ?」ガタッ
美琴「(なんで食い気味……?)いや……ずっと無言でいきなりため息ってどうなのよ」
食蜂「はぁ〜……」
美琴「また!?」
310
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/06/30(日) 09:23:47 ID:4.4V43MM
めんど草
311
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/06/30(日) 09:56:31 ID:wc093Bwg
カエルパンツ履いてる娘がそういう機微に気付くわけ・・・
312
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/07/06(土) 20:58:21 ID:gMTs8SXw
美琴「なにか悩んでるなら聞くだけ聞いてあげるけど」
食蜂「しいて言えばアナタの鈍感力を嘆いてるわぁ」
美琴「あん?」
食蜂「帆風のような繊細な直観力は、きっと御坂さんには一生身につかないのねぇ」
美琴「なんの話よ」
食蜂「忘れてちょぉだぁい」ファサ
美琴「一方的に虚仮にしといて終いにはそれ!? いいから説明しなさいよ!」
食蜂「しつこい人は嫌われるゾ?」
美琴「私が悪いみたいに言うな!」
313
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/07/08(月) 23:58:08 ID:Ul.NpiPk
カエルパンツは草
314
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/07/10(水) 07:36:43 ID:nCGJqRDQ
みこみさ尊い。。。
315
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/07/18(木) 19:20:12 ID:J/xkHZis
なにこれ
みこみさかわいすぎてしぬぞ…
胸が苦しいぜ
316
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/07/20(土) 15:47:19 ID:/P/fNPRw
食蜂の部屋
美琴「私のどこが鈍感だってのよ……」ブツブツ
食蜂「人の頭の真後ろで文句言わないでもらえるぅ?」
美琴「アンタのせいでしょうが」
食蜂「すぐ人のせいにするところも嘆かわしいわねぇ」クスッ
美琴「……」ギュウゥ
食蜂「……ちょっと苦しいんだけどぉ」
美琴「気のせいじゃない?」ギュウゥゥッ
食蜂「どう考えても気のせいじゃ──ねぇホント苦しいからぁ!?」
美琴「ふんっ……ちょっとイイ匂いするからって調子のって……」
食蜂「その褒め方は新しいわねぇ……」
317
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/07/20(土) 19:26:22 ID:D057SmX6
草
318
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/07/21(日) 20:44:08 ID:Aw.Jdab2
食蜂「もぉ〜……ホント馬鹿力。打ち切りにするわよぉ?」
美琴「そういえばアンタさ」
食蜂「(無視っ……!?)なにかしらぁ?」
美琴「なんか前より甘さが増した気がする」クンクン
食蜂「……人をお菓子みたいに言うんじゃないわよぉ」
美琴「髪の匂いの話だけど」
食蜂「わかってるから。わかりたくなかったけど。っていうかアナタねぇ」ジトッ
美琴(ヤバっ……怒った……?)
319
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/07/21(日) 21:08:53 ID:wYKA20os
とうとひ・・・・・・
320
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/07/21(日) 21:10:16 ID:Aw.Jdab2
食蜂「……なんでもないわよぅ」プイッ
美琴「あ、そぅ……」
食蜂「言いたいことはそれだけぇ?」
美琴「うん」
食蜂「っはぁ〜……アナタってホント中途半端ねぇ」
美琴「は? なにが?」
食蜂「女子力が。及第点くらいはあるけどぉ、まだまだ足りてないわぁ」
美琴「アンタ今日話飛ばしすぎ……今女子力低いって言った?」
食蜂「だから及第点。それよりそろそろ離しなさいよぉ。次は私の番でしょぉ」
美琴「げっ……」
321
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/07/21(日) 21:34:47 ID:Aw.Jdab2
美琴「ちょっ……なんで正面からなのよっ」
食蜂「だってアナタの顔が見えないじゃない」
美琴「そんなマジマジ見なくてもいいでしょ!?」
食蜂「よくないわよぉ。録画したいくらいなんだから。あ、録画していいなら後ろからにしてあげるけどぉ?」
美琴「もう脅しじゃない、それ……わかったわよ、好きにしたら?」
食蜂「ふふっ、観念したみたいねぇ♪ じゃあ失礼してぇ……♪」スッ
美琴「っ……!」
食蜂「えいっ♪」スリッ
美琴「んっ……!」ビクッ
食蜂「……」ゾクッ
322
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/07/21(日) 22:02:25 ID:Aw.Jdab2
食蜂「……」サワサワ
美琴「ふぁっ」ビクン
食蜂(コレってぇ……)スリスリ
美琴「あ、ンっ……んぅっ!」
食蜂(顔見ちゃう方がキケンじゃなぁい……!?)ドキドキ
美琴「ん……な、なによ……?」
食蜂「あ、あのねぇ……いちいちあざとい反応してどういうつもりぃ?」
美琴「はぁ!?」
323
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/07/25(木) 01:47:28 ID:W2D.zdyI
尊い...(鼻血)
いいぞ、もっとやれ
324
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/07/28(日) 21:59:10 ID:KyHCZNs2
食蜂「言っておくけどそういうのは女子力とは呼ばないからねぇ? むしろ下品だわぁ」
美琴「アンタが弱いとこ触るからでしょーがぁ!」
食蜂「昨日より反応が大げさだもの。わざとやってるんでしょぉ」
美琴「アンタの触り方が昨日よりいかがわしいのよっ!」
食蜂「だからってあんなか……表情になるわけないじゃない」
美琴「文句言うくらいなら触んな!」プイッ
食蜂「それは損した気がするからイヤ☆」ナデリ
美琴「ひゃんっ!」ビクッ
食蜂(っ……あぁ〜もぉー……)
325
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/07/29(月) 00:40:17 ID:cGXCGwdw
ここだけ見るとエロssみたいだ
そういえば元からだった
326
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/07/30(火) 22:23:06 ID:J9yPM1ZM
美琴と操祈が早く恋人同士になってお互い素直にイチャイチャちゅっちゅすれば戦争や暴力が消え世界に平和が訪れるのだと悟りました
327
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/07/31(水) 03:09:05 ID:ighTGOgE
上の方!
私も同感です(握手)
328
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/08/04(日) 22:10:47 ID:1HAII.mc
1分47秒後
美琴「んっ、うぅ……ちょ、ちょっとアンタ……」
食蜂「なぁに?」
美琴「もう1分過ぎてるでしょっ」
食蜂「そぉ? まだ50秒くらいじゃなぁい?」
美琴「絶対もっと経ってるから!」
食蜂「しょうがないわねぇ」パッ
美琴「はぁ……散々時間守れとか言っといてアンタの方が無視してんじゃないの」
食蜂(それはあんな反応するアナタが悪いんでしょぉ……)
329
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/08/19(月) 03:30:20 ID:J6pFK7P6
お盆だから失踪してるのかな?
続き待ってる
330
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/08/27(火) 19:54:07 ID:0UgdWgWY
待ってる
331
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/08/29(木) 01:09:22 ID:QYp5foIs
あ
332
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/08/30(金) 03:00:59 ID:mbLTfjVw
同じタイムに保つために同時にやれば良いのでは。。。?
更に危険な気しかしないけど(たがそれがいい)
333
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/09/09(月) 21:09:08 ID:4IXwn3mA
食蜂「そういえばぁ、結局お面は持ってこなかったのねぇ」
美琴「いや……一応持ってきてはいるけど(ゲコ太のやつ)」
食蜂「あら、じゃあどうして被らなかったのぉ?」
美琴「……そっちの方が絶対バカにされるから」
食蜂「まぁそれは間違いないわねぇ」
美琴「ホント被らなくて正解だったわ」
食蜂「せっかくだし被ってみなさいよぉ。どこに入ってるのぉ?」ゴソゴソ
美琴「ちょっ、勝手に漁るんじゃないわよ!」
334
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/09/09(月) 21:36:24 ID:4IXwn3mA
食蜂「あらぁ……? これって……」ジーッ
美琴「ふ、ふんっ。どうせアンタにはゲコ太の良さなんてわからないでしょ!」
食蜂「……アナタの妹が持っていたものと同じね」
美琴「は……? 妹って……妹達のこと?」
食蜂「ええ。大覇星祭で私があの子を保護したとき、近くに落ちてたわぁ」
美琴「大覇星祭……あー、そういえばあの子にあげたっけ」
食蜂「こんなお子様センス丸出しのもの、もらった方も困ると思うけど」
美琴「うっさいわね! いいのよわかる人にだけわかれば!」
335
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/09/09(月) 22:11:26 ID:4IXwn3mA
美琴「にしてもよく覚えてるわね、そんなこと」
食蜂「センスがなさすぎて逆に印象に残ったみたいねぇ」
美琴「いちいちゲコ太を貶すのやめなさいよ」
食蜂「ちなみにこれはまったく同じもの?」
美琴「違う。あの子にあげたからまた買ったの」
食蜂「そぉ……だとするとあれはどうなったのかしら。一応回収はしたはずだけどぉ……」
美琴「んー……病室にあったかなぁ。っていうかなんでアンタが気にするの?」
食蜂「別にぃ……もらったものが紛失したらきまりが悪いでしょぉ」
美琴(だからなんであの子をそんな気にかけるのかって意味なんだけど)
336
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/09/10(火) 22:19:19 ID:D2grPGrY
妹にすら嫉妬しちゃうかぁ��
337
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/09/11(水) 03:23:48 ID:2pl/qT3M
おー戻ってきたか
待ってたぞ
338
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/09/11(水) 19:56:00 ID:mUFml7O6
美琴「前にも聞いたけど、なんであのとき妹達を守るために動いてたのよ」
食蜂「別になんだっていいでしょぉ。アナタには関係ないわぁ」プイッ
美琴「大アリよ。私の妹のことなんだから」
食蜂「それはアナタの事情力じゃない。私の知ったことではないわねぇ」
美琴「そんな理屈で私が納得すると思ってんの?」
食蜂「言ったでしょぉ? アナタに教える義理はないって」
美琴「アンタにとってあの子達ってなんなの?」
食蜂「しつこいわねぇ……用は済んだんだし早く帰ったらぁ?」
美琴「……絶対いつか答えてもらうわよ」
339
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/09/22(日) 21:29:32 ID:wjqD96oo
翌朝・登校中
食蜂「はぁ〜……最近朝の冷え込みが厳しいわねぇ」ブルブル
美琴「そうね。これから厳しくなる一方よ」
食蜂「萎えること言わないでよねぇ……」
美琴「脂肪が多い人は寒さに強いらしいから大丈夫よ」
食蜂「……それ、私が脂肪多いって言ってる?」
美琴「全然運動しないし、胸だって脂肪の塊でしょ。アンタは脂肪多いに決まってるわ」
食蜂「……え〜いっ☆」ズボッ
美琴「うひゃあぁっ!?」
食蜂「カイロ代わりにちょうどいいわねぇ、御坂さん♪」
340
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/09/22(日) 23:58:57 ID:WHU9uhAs
え!?何!?みさきちは美琴のどこをずぼずぼしたの!?
341
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/09/23(月) 21:36:37 ID:ZghgYDNE
美琴「冷ったいから! 早く手を──うひぃっ!?」
食蜂「お腹もあったかいわねぇ♪」ナデナデ
美琴「ちょっ、アンタねぇっ、ホントに──」
黒子「なにをしていますの! 食蜂操祈っ!」
美琴「黒子っ!?」
食蜂「あらぁ、怖い人に見つかっちゃったわぁ……♪」パッ
黒子「お姉様、平気ですの!?」
美琴「まあ冷たかっただけだし……っていうかアンタこそどうしたの?」
黒子「……時間があったから少し寄り道してましたの」
※本当は美琴のあとを尾けていました
342
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/09/23(月) 22:01:38 ID:ZghgYDNE
黒子「そ、それよりも……一体どういうつもりですの! 食蜂っ!」ズビシッ
食蜂「今日は呼び捨てなのねぇ、嬉しいわぁ♪」
黒子「当然ですわ! お姉様にあんな、あんなっ……あんな羨ましいことをしておいて!」カッ
美琴「オイ」
食蜂「一応誤解力のないように言っておくけどぉ、発端は御坂さんだからねぇ?」
美琴「はァ!?」
黒子「そんな戯言をわたくしが信じるとでも? どうせ今回も貴女の嫌がらせでしょう?」
食蜂「今回『も』っていうのはおいておくとしてぇ……手っ取り早くコレで……」ピッ
黒子「〜〜〜〜ッ!?」ゾワゾワ
食蜂「信じてくれたぁ?」
343
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/09/23(月) 22:29:07 ID:ZghgYDNE
黒子「……捏造ではありませんのね?」
食蜂「そこのお姉様に聞いてみたらぁ?」
黒子「お姉様……女性に対していきなり『脂肪が多い』はどうかと思いますの」
美琴「んぐっ……! そ、それは私も少し反省してるけど……」
食蜂「少しぃ?」
美琴「あーもうっ! 私が悪かったわよ! ごめんね!」
食蜂「ふふっ、よろしい♪」
黒子「はぁ、まったく……貴女も公衆の面前で騒がしい行動は控えてくださいまし……食蜂、さん」
食蜂「白井さんも律儀ねぇ……♪」
344
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/09/25(水) 12:14:37 ID:rNvQ0cHQ
黒子「ところで……どこまで触りましたの?」
食蜂「それを聞いてどうするのぉ?」
黒子「返答次第ではやはり許しませんの」
食蜂「完全に私怨じゃない」
黒子「ときに使命より大事なことがあるんですのよ」
食蜂「まぁいいけどぉ……せっかくだし白井さんにも感じさせてあげるわぁ♪」ピッ
黒子「なぁっ……!?」ガクッ
美琴「ちょ、黒子? 大丈夫?」
黒子「こ、これは……ぐふっ」ポタポタ
美琴「は……アンタ血が出てるわよ!? ちょっと食蜂、なにしたのよ!?」
食蜂「私の体感をそのまま脳に送り込んであげたのよぉ……私が感じた御坂さんの肌の温もりや感触、お腹のやわらかさをそのままねぇ♪」
345
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/09/25(水) 20:28:41 ID:bAvdzRuw
おお最近投下が多いな
346
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/09/26(木) 07:57:44 ID:emPB.lVg
美琴「つまり……この血は……」
食蜂「興奮しすぎて鼻血出ただけでしょぉ」
黒子「お、お姉様の脇腹……ぐふっ、腹筋、ぐへへ……」ポタポタ
美琴「……」ビリッ
黒子「あうっ!」ビクン
美琴「はぁー……朝から疲れさせるんじゃないわよ……」
食蜂「自業自得ねぇ」
347
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/10/04(金) 04:40:51 ID:QNRSJyf2
定期巡回に来たぞ
348
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/10/06(日) 08:11:50 ID:Dqx4kN4c
改めて登校中
黒子「……納得いきませんわ」
美琴「なにがよ。言っとくけど変態行為の言い訳は聞かないからね」
黒子「違いますの! どうしてわたくしに対しては電撃で、実際に触った食蜂──さんにはなにもしないんですの!?」
美琴「アンタが来なきゃ払い除けてたわよ」
黒子「電撃は!?」
美琴「しつこかったらやるかもしれないけど」
黒子「扱いに差を感じますの……」
349
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/10/14(月) 21:11:51 ID:6ZmGqpJs
美琴「あのね、言っとくけどコイツに優しくしてるとかじゃないからね」
食蜂「あらぁ、違ったのぉ?」
美琴「当たり前でしょ。アンタが弱すぎるから撃てないだけよ」
食蜂「よわっ……!?」
美琴「黒子は鍛えてるからいいけど、アンタの場合貧弱すぎてホントに死にそうだもの」
食蜂「貧っ……好き放題言ってくれてるけどぉ、本当に貧弱なのはアナタの胸囲力でしょぉ」
美琴「なっ、それは今関係ないでしょーがぁ!?」
350
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/10/14(月) 21:52:35 ID:6ZmGqpJs
黒子「お言葉ですが、お姉様の胸は慎ましいだけで貧しくはありませんわ!」
美琴「アンタも反応しないで……」
食蜂「表現の仕方を変えても現実は変わらないわよぉ」
黒子「大小のみで語るのは下品で浅はかですの」
食蜂「でもそのお姉様は大きい方が好きみたいよぉ?」
黒子「年頃の乙女なら多少はそういう憧れを持つものですわ」
食蜂「そういう意味じゃなくてぇ、さわ──もがっ!?」
美琴「ったくもー、通学路で下品な話してんじゃないわよ。ほら、黒子もさっさと行くわよ」ズリズリ
食蜂「む、むぐーっ!」
黒子(そこまで気安く触れ合える関係ですの……?)
351
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/10/14(月) 22:37:09 ID:e7avbXM.
黒子の嫉妬ゲージがみるみる上がっていく
352
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/10/17(木) 01:35:17 ID:kflhZZTs
油断したら即バラしそうになるじゃん(笑)
353
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/10/23(水) 20:16:29 ID:JT8OyfPQ
放課後
美琴「で……なんでアンタがいるのよ」
黒子「今日は非番ですし、わたくしも食蜂さんの護衛として付き添いますの」
美琴「だそうだけど」
食蜂「私は別にかまわないわよぉ?」
美琴「あっそ……じゃあ帰りますか」
食蜂「どうせなら白井さんの能力でパパッと送り届けてくれてもいいのよぉ?」
黒子「わたくしはタクシーじゃありませんのよ。お断りですわ」
食蜂「んもぉ、イジワルねぇ」
354
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/10/23(水) 20:31:08 ID:NBZ0qgQQ
レベル5とレベル4が1人ずつとか豪華な護衛だなー(棒読み)
355
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/10/23(水) 21:17:25 ID:JT8OyfPQ
帰り道
食蜂「そういえば御坂さんの能力は移動には使えないの?」
美琴「それはアンタを抱えてって意味で?」
食蜂「えぇ」
美琴「やってもいいけどスカートだと下着丸見えになるわよ」
食蜂「それは乙女的に不可能と同義だからねぇ?」
美琴「アンタも下に短パン穿けば?」
食蜂「それも女子力が低すぎてダメ☆」
黒子(……意外と普通に雑談しますのね)
356
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/10/30(水) 20:44:38 ID:AltXklW.
食蜂「大体短パン穿いてるからってスカートの中を見られてもいいっていう考えがありえないわぁ。痴女なのかしらぁ?」
美琴「ちっがうわよ! 万が一の保険だっつーの!」
食蜂「やんちゃしすぎるのがそもそも女子としてどうかと思うけどぉ?」
黒子「そこに関してはわたくしも同意見ですわ」
美琴「いや、そこはアンタだって似たようなもんでしょ」
黒子「わたくしは職務上仕方ありませんの。空間移動していればあまり目にも映りませんし」
美琴「その考えもどうなのよ」
食蜂(一歩間違えれば露出狂ねぇ)
357
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/10/30(水) 21:06:06 ID:AltXklW.
黒子「短パンの是非について述べるなら、見た目はともかく、他人にお姉様の下着を見られるよりはいいですの」
美琴「別にアンタにも見せる気ないからね?」
食蜂「御坂さんはぁ、見られない策を考える前に下着そのものにこだわったらぁ?」
美琴「どういう意味よ」
食蜂「どうせ幼稚力全開なんでしょぉ? それじゃぁいつまで経っても短パンから卒業できないわよぉ?」
美琴「なんだっ──」
黒子「失礼な! お姉様だってゲコ太パンツ以外もちゃんと持っていますわ!」
美琴「アンタは反応しなくていいって……」
食蜂(1枚でも持ってる時点でねぇ……)
358
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/10/30(水) 21:27:47 ID:AltXklW.
食蜂「ところで今日はどうするのぉ?」
美琴「どうって?」
黒子「なんのことですの?」
食蜂「そろそろ着くけどぉ、私の部屋に上がっていく?」
美琴「あー……それは──」
黒子「遠慮しますわ。お邪魔する理由もありませんし」
食蜂「あらそぉ? 私はどっちでもいいけど」
黒子「お姉様も、別にいいですわよね?」
美琴「……うん、上がらないでいいわ」
食蜂(まぁ、白井さんがいたらそうなるわよねぇ)
359
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/11/04(月) 21:30:51 ID:mowLLnQs
翌朝・食蜂の部屋
食蜂「今日は白井さんついてこなかったのねぇ」
美琴「ついてこようとしてたけどね。なんとかやめさせたわ」
食蜂「別に白井さんがいてもいいんじゃなぁい?」
美琴「アンタはそうかもしんないけど……」ゴニョゴニョ
食蜂「なぁに?」クスッ
美琴「なんでもないわよっ。それより食蜂……」
食蜂(あ、なにかやらしいこと考えてるわねぇ……)
美琴「その……き、昨日の分ってどうなるの?」
360
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/11/09(土) 02:19:22 ID:kxYS8wq2
ゴニョゴニョ
黒子タクシー利用してみたい
361
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/11/17(日) 20:07:53 ID:FPk.0xMI
食蜂「……御坂さんって朝からそんなこと考えてるのぉ?」ジトーッ
美琴「い、一応毎日の約束じゃない」
食蜂「そぉだけどぉ、わざわざ遡ってまでって……」
美琴「昨日のことだし、わざわざってほどじゃないと思うけど……」
食蜂「まぁいいわぁ……じゃあどうぞ?」
美琴「ん……」ギュッ
食蜂「んっ……御坂さんほっぺ冷たぁい。っていうか全体的に冷たい」
美琴「そりゃさっきまで外にいたし」
362
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/11/17(日) 20:52:35 ID:FPk.0xMI
美琴「アンタはずっと部屋にいただけあってあったかいわね」
食蜂「私で暖をとらないでもらえますぅ?」
美琴「って言われてもねぇ……はぁ、あったか……」ギューッ
食蜂「……私も昨日の分をいただいていいのよねぇ?」ニヤリ
美琴「は? なんの──ひゃんっ!?」ビクン
食蜂「ふふっ♪ 首もヒエヒエねぇ、御坂さん♪」スリスリ
美琴「ばっ、触んなぁ……っ!」
食蜂「あら、これは御坂さんのためでもあるのよぉ?」
363
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/11/24(日) 17:25:39 ID:LLRjmQXw
美琴「はァ? ツッコミ待ち?」
食蜂「違うわよ。寒いときは首を温めるのが効果的でしょぉ? だからこうやってぇ……」スリスリ
美琴「ひぅっ!」ビクッ
食蜂「温めてあげてるんじゃない♪」
美琴「あ、アンタってやつはぁ……!」
食蜂「顔も赤くなってきたし、効果アリねぇ♪」
美琴「頭に血が上ってきたのよっ」
食蜂「イヤならやめてあげてもいいけどぉ、ハグも終わりだからね?」
美琴「……ホント、ズルいやつ」
364
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/11/24(日) 20:42:55 ID:LLRjmQXw
結局そのまま
食蜂「……」ナデリ
美琴「んぅっ……!」ギュッ
食蜂「ちょっとぉ、強くされると痛いんだけどぉ」
美琴「んなこと言われたって……首触られると、つい……」
食蜂「言い訳してもダーメ☆」サワサワ
美琴「あンっ……ふぁ、はぁ……」
食蜂(……やっぱり耳元はまずいかも)ドキドキ
365
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/11/25(月) 19:35:53 ID:H/u8riPk
ドキドキ
366
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/11/29(金) 01:22:22 ID:v78Px4KM
ドキドキドキドキ(さあ、早くハプニング来い来い)
367
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/12/02(月) 20:26:33 ID:HuEK/koc
1分後
美琴「んぅ……そろそろ1分?」
食蜂「そうかもねぇ……えいっ♪」ナデリ
美琴「ひっ!? あ、アンタねぇっ!?」
食蜂「身体は温まったみたいねぇ」
美琴「……おかげさまでね」ヒクッ
食蜂「じゃあそろそろ学校行きましょぉ。ブレザーとコートとってちょぉだぁい」
美琴(絶対いつか泣かす)
368
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/12/03(火) 07:48:54 ID:ujsI6wIM
登校中
食蜂「……ちょっと寒すぎるんだけどぉ」ブルブル
美琴「そうね……言っとくけど昨日みたいなことしたらビリッといくからね」
食蜂「しないからそのマフラー貸してくれなぁい?」
美琴「いや意味不明だから。っていうか持ってこなかったの?」
食蜂「イヤな言い方ねぇ……御坂さんこそ気を利かせて私の分も用意しておくべきじゃなぁい?」
美琴「そんなことすんのアンタの側近くらいでしょ」
食蜂「側近でしょ?」
美琴「違うわっ」
369
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/12/05(木) 21:23:46 ID:Im5ZJKa.
食蜂「さっきは私が温めてあげたんだからぁ、今度は御坂さんの番じゃなぁい?」
美琴「アレは嫌がらせの部類に入るんだけど」
食蜂「むぅー……どうしても貸してくれないのぉ?」ジーッ
美琴「っ……わかったわよ。ほら、使えば?」シュルッ
食蜂「あら、急にどうしたのぉ?」
美琴「アンタしつこそうだから。それだけよ」
食蜂「失礼ねぇ……でもありがたく使わせてもらうわぁ」
美琴(……上目遣いはズルいわ)
食蜂(あ……御坂さんの匂い……)
370
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/12/12(木) 21:28:35 ID:PTgK7La6
美琴「ったく……明日はちゃんと持ってきなさいよ」
食蜂「そういえば今年の新作をまだ買ってなかったわぁ」
美琴「マフラーって毎年買うようなもの?」
食蜂「好きなデザインのものが見つかるかもしれないでしょぉ?」
美琴「まぁそうだけど。でも1シーズンしか使わないのもったいなくない?」
食蜂「服に合わせて変えたりできるじゃない」
美琴「私達1年中制服でしょ」
食蜂「それ女子にあるまじき考え方よぉ?」
美琴「私も言ったあと思ったわ……」
371
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/12/28(土) 14:12:54 ID:peFOpDhw
食蜂「じゃあ放課後はお買い物に行くってことでいいわねぇ」
美琴「ちょっと、その口ぶりだと私も行くみたいになってるけど」
食蜂「当然でしょぉ。アナタが来なかったら誰が荷物を持つの?」
美琴「マフラーも持てないほど非力なの?」
食蜂「それ以外にも冬服とかいろいろ見たいの。そしたら荷物も増えるでしょぉ?」
美琴「はぁ……しょうがないわね。そのかわりもう今日はうなじ触るのナシだからね」ビシィ
食蜂(意外と条件が安いわねぇ……言わないけど)
372
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/12/29(日) 04:49:25 ID:87mVPwyo
ほぼ毎日一緒にいるようになってるじゃないか
これは噂が立ちっぱなしになるね(確信)
373
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/01/01(水) 22:58:39 ID:B/4vTWyQ
放課後・とあるデパート
美琴「これとかいいんじゃない?」
食蜂「んぅ〜……色使いはいいけどぉ、ボンボンはちょっとねぇ……」
美琴「なんでよ、可愛いじゃない」
食蜂「ちょっと狙いすぎなのよねぇ。御坂さんらしいあざとさ」
美琴「いちいちムカつく……じゃあこれとか」
食蜂「投げやりすぎじゃなぁい? もっとしっかり考えてよねぇ」
美琴「なに選んでも文句言うくせに……」
374
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/01/04(土) 21:39:04 ID:1ucZnNEo
1時間後
食蜂「どぉ? 似合ってるぅ?」
美琴「似合ってる似合ってる」
食蜂「ちょっとぉ、心がこもってないわよぉ? ちゃんと見て」
美琴「もう何着目よ……疲れたんだけど」
食蜂「えぇ? 早くなぁい?」
美琴「買い物にただ付き合わされてる身にもなれっ」
食蜂「自分の服も見ればいいじゃない」
美琴「アンタがいちいち感想聞いてこなきゃそれもできたんだけどねぇ!」
375
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/01/04(土) 22:10:13 ID:1ucZnNEo
食蜂「しょうがないわねぇ。ここ見終わったら休憩しましょぉ」
美琴「ええ、お願い」
食蜂「ところで御坂さんはこのお店だったら一番ほしいのどれ?」
美琴「……言いたくない」
食蜂「絶対バカにしないから」
美琴「つまり最初はバカにする気だったわけね」
食蜂「そうは言ってないでしょぉ。いいから答えなさぁい」
美琴「……あれ」
376
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/01/04(土) 22:27:07 ID:1ucZnNEo
食蜂「へぇ……これねぇ……」
美琴「な、なによっ。どうせ子どもっぽいとか言うんでしょっ」
食蜂「そうじゃないけど……可愛さ全振りねぇ」
美琴「悪い?」
食蜂「自信がないからって攻撃的にならないでもらえるぅ?」
美琴「う……ごめん」
食蜂「まぁ少なくとも私には合わないかしら」
美琴「そう? 美人が可愛い系着るギャップもいいと思うけど」
食蜂「……美人?」
美琴「あっ……あくまでカテゴリーの話よ! 美人か可愛いかで言ったらって話!」
食蜂「そ、そぉ……」
377
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/01/05(日) 11:38:57 ID:cmIDzV2Y
食蜂「そういう意味で言うと御坂さんは可愛いでも美人でもないわよねぇ」
美琴「あーはいはい、そうですね」
食蜂「御坂さんはぁ……凛々しい系?」
美琴「……あんま嬉しくないんだけど、それ」プイッ
食蜂「あ、違ったわぁ。一番しっくりくるのはアマゾーンね♪」
美琴「そんなカテゴリーあってたまるか!」
食蜂「じゃあ異名で」
美琴「いらんわ! いいから会計済ませてきなさいよ!」
378
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/01/08(水) 01:41:44 ID:naD.WP9U
アマゾーンwwww
今年もゆっくり待っているのでよろしくです^^
379
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/01/10(金) 19:22:48 ID:WU5/Ai26
会計待ち中
佐天「あれ? 御坂さーん?」
美琴「あ、佐天さん」
佐天「奇遇ですねー。御坂さんも買い物?」
美琴「そうね。佐天さん、今日はひとり?」
佐天「初春といたんですけどね。なんか事件なのか呼び出されて行っちゃいました」
美琴「風紀委員は大変ね」
佐天「ホントに。御坂さんは誰かと一緒ですか?」
美琴「私は━━」
食蜂「あらぁ、お友達?」
美琴(……遅かった)
380
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/01/13(月) 15:19:40 ID:MiFB8P7E
とある科学3期スタートしてみこみさフィーバーになるからこのレス盛り上がることを期待する!
381
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/01/13(月) 20:11:32 ID:Ql2IuQo.
佐天「御坂さん、この人って……」
美琴「一応、私の学校の同級生で……」
佐天「心理掌握!? 常盤台のもうひとりのレベル5の!」
美琴「そ、そうね」
佐天「うわー生で見るの初めて! すっっっごい美人じゃないですか!」
美琴「ま、まあそうかもね」
佐天「あ、初めまして! あたし御坂さんの友達の佐天涙子って言います! よろしくお願いします!」ギュッ
食蜂「(私は初めましてじゃないけど)食蜂操祈よ、ヨロシクねぇ」
382
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/01/15(水) 20:36:59 ID:7Y9UAbLQ
佐天「今日はふたりだけ?」
美琴「うん」
佐天「へぇー。やっぱり仲良いんですね」
食蜂「……やっぱりってどういう意味かしらぁ?」
佐天「別の常盤台の友達から、最近御坂さんがレベル5同士でイチャついてると聞きまして」
美琴「絶対イチャついてるとは言ってないでしょ!?」
佐天「いやぁ、白井さんが愚痴ってる時点でそんな感じかなぁって思ってたんですよ!」
食蜂(記憶消しておこうかしら)
383
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/01/16(木) 08:07:25 ID:YMkyxcdY
黒子に能力使ったら御坂怒るだろうな
384
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/01/17(金) 04:09:45 ID:1jBf8K8c
さすが佐天さん
みさみこどんどんこいや。。。!
385
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/01/22(水) 21:57:30 ID:F40khmP2
3期始まったら更新速度上がるかと思ったけどそうでもなかった
386
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/01/23(木) 07:31:30 ID:Z7gBY17U
佐天「しっかしアレですね……ふたり並んでると目の保養感がすごい」
美琴「っていうか食蜂が、でしょ」
佐天「いやいや、御坂さんもですよ! 美人カップルって見てる方も気分いいもんですねー」
美琴「だからカップルじゃない」
佐天「ホントにぃ〜?」ニマニマ
美琴「コイツの態度見てればわかるわよ」
佐天「ほほう……」チラッ
食蜂(私に振らないでよねぇ)
387
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/01/23(木) 08:02:28 ID:Z7gBY17U
食蜂「まぁ……御坂さんは恥ずかしがり屋だからぁ、外ではこれくらいかしらねぇ?」ムギュッ
美琴「ちょっ……!?」
佐天「えっ……!」
食蜂「でもぉ、部屋でふたりきりのときはもっとスゴいのよぉ? 御坂さんからたくさん求めてきてぇ……♡」
美琴「変なこと言うんじゃないわよ! つーか離れろ!」
食蜂「おっぱいとか匂い嗅ぎたがるのはホントのことでしょぉ?」ボソッ
美琴「んぐっ……!」
佐天(じょ、女子校ってそんな進んでるんだ……!)ドキドキ
388
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/01/23(木) 21:01:00 ID:ATnn8rRg
一応佐天さんの視点では初対面ってことになってるのにホント打ち解けるのが早いな
389
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/01/25(土) 08:18:30 ID:VYpyUODM
>>387
お前さんも初春とたいがいや!
390
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/01/26(日) 01:45:09 ID:wfS4NLa6
噂が加速するやつじゃん(ニヤニヤ)
391
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/01/27(月) 08:07:54 ID:JNH7.e.o
食蜂「そういうアナタはどうなのぉ?」
佐天「あー……あたしはそういうのは特に……」
食蜂「好きな人はいないのぉ?」
佐天「いやー別に……」
食蜂「ふぅん……愛らしい顔してるのねぇ? 花飾りが派手だけど」
佐天「えっ、ちょっ、なんで……え、もしかして頭の中を……!?」
食蜂「初春さんって言うのねぇ。まだ名前では呼んでないの?」
佐天「ぎゃーっ!! 見ないでくださいっ!」
美琴(へぇ〜、そうだったんだ)
392
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/01/28(火) 08:02:31 ID:3rlZo8g.
佐天「あの……御坂さん? 違いますからね?」
美琴「なにも言ってないけど」
佐天「表情が語ってるんです!」
美琴「それは佐天さんの思い込みでしょ」
佐天「と、とにかく違いますからっ……! それじゃあたしは用事あるんでこれで!」
美琴「あ、うん。じゃあね」
食蜂「ふふっ、またねぇ♪」
佐天(……心理掌握怖すぎっ!)
393
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/01/30(木) 12:54:28 ID:EY82c9Vg
食蜂「逃げられちゃったわねぇ」
美琴「相変わらず意地が悪いわね」
食蜂「アナタの代わりにあしらってあげたんじゃない」
美琴「方法の問題よ」
食蜂「彼女の好きな人のことなら半分くらいウソだから」
美琴「……どういうこと?」
食蜂「『好き』にもいろいろあるってこと……あの子の『好き』がどういう種類のものかまでは読んでないわぁ」
394
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/01/30(木) 20:20:58 ID:fTXq585E
なるほどなぁ
395
:
名無しのベジータ
:2020/01/30(木) 20:57:14 ID:5aDSRG.k
安価もお願い!!
396
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/01/31(金) 01:48:51 ID:3Af96njw
ちなワシはスレの勢い的にも安価いらない派
397
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/01/31(金) 06:59:24 ID:12NO3jVU
美琴「それはあえてやらなかったってこと?」
食蜂「えぇ」
美琴「アンタらしくない配慮ね」
食蜂「乙女心を覗き見るほど野暮じゃないわぁ」
美琴「……そういうとこは律儀なのね」
食蜂「この能力を扱うには高潔な人格力が必須なのよぉ」
美琴(……あれ? そしたら佐天さんのあの慌てっぷりは……?)
食蜂(まぁ反応でバレバレだったけどねぇ)
398
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/01/31(金) 08:11:22 ID:nFUhvEmA
やっぱり百合じゃないか!(歓喜)
399
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/01/31(金) 18:53:29 ID:HwQ7SrBk
主の好きなように書いて
400
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/02/02(日) 03:39:14 ID:kI5uZNi6
主の好きなように書いて+1
好みの文章だからこれからの展開に期待
401
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/02/05(水) 13:00:08 ID:aA0Mi6Mg
美琴「つーかその前のはなによ。また誤解招くようなこと言って」
食蜂「あらぁ、ご不満?」
美琴「当たり前でしょ。完全に勘違いされたじゃないの」
食蜂「じゃあ真実を教えてあげた方がよかったかしらぁ?」
美琴「……そうは言ってない」
食蜂「あらあら、急に語気力が弱くなったわねぇ♪」クスッ
美琴「うるさい……っていうか外であんなことやってくるなら──」
食蜂「なぁに?」
美琴「なんでもない。さっさと喫茶店入りましょ」
402
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/02/05(水) 18:52:29 ID:mRltgYTQ
早いじゃないか(歓喜)
403
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/02/07(金) 02:31:42 ID:0COckwt.
ミサカさんの欲求不満メーターが上昇しているとみた(確信)
404
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/02/09(日) 07:47:53 ID:qM2vjzpU
デパート内のカフェ
食蜂「あ、借りてるマフラーなんだけどぉ」
美琴「そうだ、もう御役御免でしょ。返して」
食蜂「一応洗った方がいいと思ってぇ」
美琴「大げさね、いいわよそんなの。寒い方が問題」
食蜂「んー……でもぉ……」
美琴「そんな気にしないでいいって」
食蜂「そうじゃなくてぇ……御坂さん、匂い嗅いだりしそうだから」
405
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/02/11(火) 12:56:06 ID:1PNMPtvg
美琴「しないわよっ! むしろその発想に驚いたわ!」
食蜂「御坂さんが真っ先に考えそうなことじゃない」
美琴「考えもしなかったから!」
食蜂「ホントにぃ?」ジトッ
美琴「だってその……ちょ、直接嗅ぐし? 絶対そっちの方がイイに決まってるじゃない」
食蜂「……今日のご褒美はナシねぇ」
美琴「なんでよっ!?」
食蜂「変に強調したから」
406
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/02/15(土) 15:46:41 ID:cz32Ho9s
美琴「アンタがなんと言おうと今日は約束守ってもらうからねっ」
食蜂「えぇ〜……なんでそんなに必死力なのぉ?」
美琴「買い物付き合わされて荷物も多いし……これでなにもなしとか言わせないわよ」
食蜂「狭量ねぇ」
美琴「ご褒美ナシにする方が狭量でしょうが」
食蜂「……御坂さん」ジーッ
美琴「なによ」
食蜂「最近普通に『ご褒美』って言うようになったわねぇ♪」
美琴「な……こ、これは話の流れで仕方なく……!」
食蜂「自分の立場がわかってきたみたいで嬉しいわぁ♪」
美琴「そんなんじゃないからっ!」
407
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/02/18(火) 12:15:13 ID:mMc2G1IQ
>>404-405
洗って返されてもいつもの洗剤のニオイで結局意識しちゃうやつだこれ
408
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/02/20(木) 21:49:04 ID:YMsbDyLE
食蜂「もぉ〜しょうがないわねぇ♪ イイ子の御坂さんにはご褒美あげるわぁ♪」
美琴「だから違うって言ってんでしょ!」
食蜂「素直じゃないわねぇ♪」ツン
美琴「コイツ……じゃあ今日は5分にしてもらうわよっ」
食蜂「いいわよぉ?」
美琴「へ……いいの?」
食蜂「最後まで付き合ってくれたらだけどねぇ」
美琴「まあ、最初からそのつもりだけど……」
食蜂「じゃあそろそろ再開しましょぉ」
美琴(逆に怖いわ……)
409
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/02/21(金) 10:36:35 ID:BWGuyBQM
デートの後に部屋で二人っきりだなんてこれは付き合ってる!(付き合ってない)
410
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/02/21(金) 12:16:41 ID:DPlry/W2
付き合うってそういう
411
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/02/21(金) 17:46:43 ID:YQFTBXZw
ことだな
412
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/03/03(火) 21:31:18 ID:ZhlZaEmo
わくわく
413
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/03/04(水) 03:33:21 ID:aQp0z1AA
どきどき
414
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/03/07(土) 16:44:02 ID:lgFykBnE
帰り道
美琴「……重い」
食蜂「今さら苦情力ぅ?」
美琴「買いすぎなのよアンタ。着る機会も大してないのに」
食蜂「そこはほらぁ、私の改竄力でどうとでもなるしぃ」
美琴「で、私服でどこ行ってんの?」
食蜂「それは乙女の秘密だゾ☆」
美琴「腹立つ言い方……どうせそこまで大したことじゃ──」
警策『相変わらず仲良さそうだねぇ、おふたりさんっ』ヒョコ
美琴「……は?」
415
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/03/07(土) 20:57:18 ID:/I6biqXI
どんどん色んなキャラが…
こうして認知されていくんですね
416
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/03/14(土) 15:34:10 ID:OPmvJaKU
美琴(ナニコイツ……コレ? でもなんか聞き覚えあるような……)
食蜂「アナタねぇ……また出歯亀力を発揮しに来たのぉ?」
警策『ほっといたらいつまでもイチャついてそうだったし』
食蜂「一体いつから見てたのかしらねぇ」
警策『操祈ちゃんが荷物押し付けてるところから』
食蜂「これは押し付けたんじゃなくて──」
美琴「思い出した……」
食蜂「え?」
美琴「見た目はだいぶ違うけど……ママと初春さんを人質にしたやつね」
417
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/03/14(土) 19:19:14 ID:H1HdcWc.
おお流石みこっちゃん
418
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/03/15(日) 04:29:02 ID:DlMXwhFI
なんだか雲行き怪しくなってきたぞ?
419
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/03/15(日) 09:27:08 ID:syvXSDYI
原作でも美琴はみーちゃんドリー関連ノータッチで知らん間に収まってるしなぁ
420
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/03/21(土) 01:45:47 ID:4zNnzCPs
警策『アリャリャ、バレちゃった』
美琴「……どういうことよ、食蜂」
食蜂「どうって」
美琴「コイツは幻生の手先だったはずでしょ……なんでそんなやつと仲良くしてんのよ」
食蜂「今のやりとりが仲良く見えたぁ?」
美琴「はぐらかすんじゃないわよっ」
食蜂「大きい声出さないでよねぇ……」
美琴「コイツは私のママにまで手を出そうとしたやつよ!?」
食蜂(ちょっと看取さぁん……? 初耳なんですけどぉ……)
421
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/03/21(土) 09:09:40 ID:Oog3pXtc
思わぬ接点に焦ってて草
422
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/03/22(日) 20:42:58 ID:jG4HgShs
警策『これでも一応反省して──』
美琴「アンタは黙ってて」
警策『オー怖っ……』
美琴「脅されて仕方なく……ってわけでもなさそうね。どういう関係?」
食蜂「……アナタに話す義理はないわねぇ」
美琴「……荒っぽくなってもいいの?」
食蜂「どうぞご自由に?」
美琴「っ……」ギリッ
423
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/03/29(日) 13:17:28 ID:Xh6Qt0Uo
美琴「……アンタはムカつくやつだけど、外道ではないと思ってたわ」
食蜂「……」
美琴「でも私が間違ってたみたいね。こんな人でなしとつるんでるなんて」
食蜂「アナタの評価なんてどうでもいいわぁ」
美琴「悪事を働こうってんなら私が容赦しないから」
食蜂「好きにすればぁ?」
美琴「……少しでもアンタを信じかけた私がバカだったわ」
424
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/03/29(日) 14:35:11 ID:BxCCOe6Q
イチャイチャが遠ざかる…
ガチの険悪は初展開だからハラハラしちゃう
425
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/03/29(日) 20:34:01 ID:Xh6Qt0Uo
警策『完全に悪役になっちゃったねぇ、操祈ちゃん』
食蜂「誰のせいだと思ってるのかしらねぇ」
警策『話しかけたのは悪かったと思ってるけど、ちゃんと説明すればよかっただけじゃないの?』
食蜂「御坂さんに話すつもりはないから」
警策『ナンデ?』
食蜂「信用できないもの」
警策『とか言って、本当は妹達のことで感謝されるのが照れ──んぎゃ』ベチャリ
食蜂「戯言はいいから」
426
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/03/29(日) 22:21:55 ID:NiOde.b2
どうしてこうなった
427
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/03/29(日) 23:35:37 ID:VMBHc16I
仲直りのチュウの前座やね
428
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/04/01(水) 04:52:29 ID:u952H9nA
ずっと甘々だと飽きるからこういうスパイス的なすこ
429
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/04/05(日) 20:56:22 ID:pMavaN6s
食蜂「そもそも真実を話したとして、彼女がそれをすべて信じるわけないでしょぉ」
警策『証拠を見せたら信じるっしょ』
食蜂「まさかとは思うけどあの子に会わせるって意味じゃないでしょうねぇ」
警策『喜びそうじゃん』
食蜂「そういう問題じゃないから」
警策『ムー、頭カタいなぁ。じゃあいざというときの戦力としてさ』
食蜂「まぁ彼女の戦闘力は信頼できるけどぉ……」
430
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/04/10(金) 17:26:58 ID:ePAn/CFQ
その点上条さんてスゲーよなー、敵だった奴ともすぐ打ち解けちゃうんだもん
431
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/04/10(金) 21:58:24 ID:m/da5RDw
食蜂「結局一番の問題はアナタなのよねぇ……御坂さんの怒りを買いすぎてるわぁ」
警策『ヤッパリそうだよねぇ』
食蜂「本当に反省してるのかしら……まぁいいわぁ」
警策『アレアレ、諦めちゃうのっ?』
食蜂「諦めるってなにを?」
警策『仲直り』
食蜂「……また潰すわよぉ?」
警策『素直じゃないなぁ』
食蜂「うるさいわね。それよりもこの荷物運ぶの手伝いなさぁい」
警策『このサイズじゃ無理だよ』
432
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/04/14(火) 16:52:12 ID:CG01etVw
仲直りしなさいっ!
433
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/04/22(水) 01:58:23 ID:wB.vb63w
見てみたら3年以上続いてて草
434
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/04/22(水) 23:53:26 ID:cjySe8o6
アニメ始まったら更新頻度上がるかと思ったんだけどな
435
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/04/23(木) 00:34:05 ID:91QtB08c
別に暇だしいくらでも待てるわ
そもそも未だに生きてる禁書SSってだけで絶滅危惧種
436
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/04/23(木) 18:42:34 ID:kEFc3wcg
そもそも4年待ってるから今更や
437
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/04/24(金) 03:43:11 ID:SpFOQuMQ
楽しみにして待ってる
みこみさ最高
438
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/05/05(火) 09:55:56 ID:Dsm.VOYk
https://i.imgur.com/kvCBT9s.jpg
これ見てこのスレの存在を思い出した
439
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/05/09(土) 18:14:27 ID:c7FKVVc6
翌朝・登校中
美琴「……」ブスッ
黒子「お姉様……昨日からずっと表情が固定されたままですわよ」
美琴「む……」
黒子「不機嫌を態度に出すようでは淑女とは呼べませんわね」
美琴「別に目指してないし……」
黒子「また小学生のようなことを……それで理由はなんですの? 食蜂になにかされましたの?」
美琴「……なんでアイツの名前が出てくるのよ」
440
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/05/10(日) 01:50:55 ID:.Pl6TRE.
きたきた
441
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/05/18(月) 03:14:42 ID:h6RxjnwY
待ってたぜ
442
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/05/24(日) 22:08:33 ID:/vRskx22
黒子「今朝迎えに行かなかった時点で明白ですわよ」
美琴「たまたまかもしれないでしょ。アイツが休みとか」
黒子「お姉様と食蜂が休みの連絡なんてしてる姿が思い浮かびませんの」
美琴「……それは私も同感」
黒子「まあこれ以上は聞きませんが……黒子としてはせっかくのふたりきりで不機嫌全開は少し悲しいですの」
美琴「あ……ごめん。もう切り替えるから」
黒子(食蜂操祈……お姉様を悩ますなんて許せませんわ……!)
443
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/05/25(月) 20:17:28 ID:.wZMgPMU
14話更新と同時に
444
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/05/31(日) 22:03:33 ID:CEYl56TY
昼休み
帆風「今朝は御坂さん、迎えに来られなかったんですね」
食蜂「まぁ……毎日来てるわけじゃないしぃ」
帆風「あら、そうでしたか? 先週から毎日来ていたような……」
食蜂「……そんなこと覚えてなくていいんだけどぉ」
帆風「おふたりが並んで歩いていると目立ちますから♪」
食蜂「もしかしたらもう二度と見られないかもしれないけどねぇ」
帆風「えっ……ど、どういうことですか?」
445
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/06/06(土) 19:06:40 ID:wzU64zP6
食蜂「結局のところ、私と彼女は水と油なのよねぇ」
帆風「つまり、また喧嘩されたんですね……」
食蜂「あの人の短気力には付き合ってられないわぁ」
帆風「昨日まであんなに親しげでしたのに……」シュン
食蜂「ちょっとぉ……アナタが落ち込む必要ないでしょぉ」
帆風「女王のパートナーに一番相応しいのは御坂さんですから……」
食蜂「パートナーって……誤解力を招く言い方はやめなさぁい」
帆風「女王……仲直りはできないんですか……?」
食蜂(……ズルい顔するわねぇ)
446
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/06/07(日) 20:38:58 ID:rWj1ERcQ
食蜂「はぁ……しょうがないわねぇ」
帆風「女王っ?」パアァ
食蜂「1回だけ彼女と話し合ってみるわぁ(私も説明不足だったしぃ)」
帆風「大丈夫です、御坂さんなら絶対わかってくれますわ!」
食蜂「別にわかってもらいたいわけじゃないけどねぇ……アナタのお願いだから仕方なくよぉ?」
帆風「ありがとうございます、女王♪」
食蜂「そのかわりアナタは今度エクレア☆チャレンジだからねぇ?」
帆風「(エクレア……?)わたくしにできることならなんでも致します!」
食蜂「もぉ……困った子だわぁ」
447
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/06/07(日) 23:17:08 ID:AIZG0rKM
アニメ休止中の今これだけが楽しみ
448
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/06/08(月) 00:22:17 ID:LEh2CBr6
連続更新嬉しい
449
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/06/08(月) 02:23:32 ID:rT/IaUk2
まってたわぁ〜〜ん(待ちすぎて壊れ気味)
450
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/06/14(日) 22:28:54 ID:qWOxH5QE
放課後
美琴「……」
食蜂「……」
美琴「……なによ。まさか私を待ってたわけじゃないでしょうね」
食蜂「そのまさかって言ったらぁ?」
美琴「お断りよ。もう絶対護衛なんてしないから」
食蜂「そうじゃないわぁ」
美琴「じゃあなんの用よ」
451
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/06/17(水) 22:06:28 ID:59lxbNWo
食蜂「昨日アナタが気にしてたこと、しょうがないから説明してあげるわぁ」
美琴「なによ今さら……別にいいわよ、どうせ碌なことじゃないんでしょ」
食蜂「あら、聞かないでいいのぉ?」
美琴「そう言ってんでしょ。もう帰るわよ」
食蜂「アナタのクローンが関わってるって言っても?」
美琴「……は?」ビリッ
食蜂「やぁっと聞く気になったみたいねぇ」
452
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/06/17(水) 23:13:47 ID:yEyWS0OE
ハラハラドキドキ
453
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/06/18(木) 03:54:13 ID:unjF6i3.
おーー
きたきた
454
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/06/21(日) 19:37:02 ID:j3GzzaW.
美琴「アンタはあの子達の味方だと思ってたけど……あの約束まで反故にする気?」
食蜂「違うわよ。妹達への支援は必ずやるわぁ。時期が来たらね」
美琴「じゃあなんであの子達の話が出てくんのよ」
食蜂「だからそれを説明してあげるって言ってるの」クルッ
美琴「ちょっと、どこ行くのよ!?」
食蜂「どうせ口で言ったところで信じないでしょぉ? いいからついてきなさぁい」
美琴「……アンタについていくと大抵碌な目に遭わないのよね」ジトーッ
食蜂「どれも私のせいじゃないでしょぉ、それぇ」
455
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/06/23(火) 00:15:48 ID:ZsA3bwCw
いいっすねぇ
456
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/06/28(日) 22:00:20 ID:oeOANMrc
とあるマンションの一室
美琴「……本当にここが目的地なわけ?」
食蜂「えぇ」
美琴「よくわかんないんだけど……あの人形使いがここにいるの?」
食蜂「説明は入ってから」
美琴「安全なんでしょうね」
食蜂「当たり前でしょぉ。だからアナタも野蛮力はナシよぉ」
美琴「ん」
食蜂「じゃあ開けるわよぉ」
ガチャリ
ドリー「──みさきちゃん!」ムギューッ
食蜂「ちょぉっ……!?」
美琴「……は?」
457
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/06/28(日) 22:25:11 ID:oeOANMrc
ドリー「えへへ……みさきちゃん、ほんとにきてくれた♪」スリスリ
食蜂「もぉ……この前も会ったでしょぉ……」ナデナデ
警策「1時間くらい前からずっとそこで待機してたんだよ」
食蜂「おおよその時間は伝えたはずだけどぉ?」
警策「もちろんドリーにも教えたけど──」
ドリー「はやくみさきちゃんにあいたかったから♪」
食蜂「……バカねぇ」プイッ
警策「とりあえず上がりなよ。じゃないと今にも電撃が飛んできそうだし」
美琴「……」バチバチ
458
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/06/29(月) 07:54:29 ID:lwqmybKI
百聞は一見に如かずとも言うし実際に見せるのが一番だわな
459
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/07/03(金) 14:13:18 ID:aDSwZkHw
更新待ってるぞい!がんばれ!
460
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/07/05(日) 19:33:07 ID:wnGJUQ3Y
改めて警策とドリーの部屋
美琴「──で、ちゃんと説明してくれるんでしょうね。特にあの子……ドリーのこと」
食蜂「見ての通り、アナタのクローンよぉ」
美琴「妹達のひとりってこと?」
食蜂「正確には違うわぁ」
美琴「妹達以外に私のクローンがいるなんて聞いたことないわ」
食蜂「あの子は0号……妹達を量産するための実験体として生み出された個体よぉ」
美琴「プロトタイプ……つまり妹達より前に生まれたってこと?」
食蜂「えぇ、そうよぉ」
美琴(その割には妹達より子どもっぽいわね……)
ドリー「あのひとがわたしたちのおねえちゃん?」コソッ
警策「そうよ。御坂美琴、通称『超電磁砲』」
ドリー「れーるがん……カッコいい!」
461
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/07/05(日) 20:26:29 ID:wnGJUQ3Y
美琴「ドリーは『絶対能力進化』計画には巻き込まれなかったの?」
食蜂「クローン量産の目処が立った時点で用済みになったみたいねぇ。あの子は運良く難を逃れたわぁ」
美琴「そう……でもなんでアンタが保護することになったわけ?」
食蜂「大覇星祭の一件で幻生の記憶を読んであの子の存在を知ったのよぉ」
美琴「幻生に囚われてたってこと?」
食蜂「まぁそんなところねぇ。だから研究所ごと掌握して保護したの☆」
美琴「……それだけ?」
食蜂「そうだけどぉ?」
警策「はぁー……ホンットにアイツは……」
※液化人影で盗み聞き中
ドリー「どうしたの?」
警策「操祈ちゃんはバカだねって話」
462
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/07/05(日) 21:30:17 ID:wnGJUQ3Y
美琴「保護までの経緯はなんとなくわかったけど……なんで幻生の手先だったあの女までいるのよ」
食蜂「……やっぱりその話するぅ?」
美琴「当たり前でしょ。無関係の人を傷つけることも厭わないやつよ? そんなやつにドリーを預ける気が知れないわよ」
食蜂「もう彼女に危険力はないわぁ」
美琴「なんでそう言い切れるのよ。能力で操作してるわけでもないんでしょ?」
食蜂「えぇ、必要ないもの」
美琴「どうしてよ」
食蜂「看取さんは……もともとドリーの友達だったのよぉ」
警策(自分の話されるのキッツいわね……)
ドリー「みーちゃんどうしたの? かおあかいよ?」
463
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/07/06(月) 05:26:21 ID:0XOG2X8U
ついにドリーと御対面か!
二人で仲良くクンカクンカするといいぞ⭐︎
464
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/07/12(日) 21:26:02 ID:8VHjGQvg
美琴「友達なら幻生からドリーを助けようとするはずでしょ」
食蜂「幻生は事実を隠して看取さんを利用してたのよぉ。私だって記憶を読むまで知らなかったくらいだもの」
美琴「利用って言うけど、アイツも嫌々やってるようには見えなかったわよ。明らかになにか目的があったわ」
食蜂「それは復讐よぉ」
美琴「……復讐?」
食蜂「そ。彼女はドリーが……死んだと思っていたの。そして研究を推し進めた学園都市上層部に復讐する機会を窺っていた」
美琴「そこを幻生につけ込まれたってこと?」
食蜂「そういうことよぉ。だからドリーを取り戻した今、彼女に危険力はないわぁ」
465
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/07/17(金) 00:00:53 ID:HylK/7BU
おお!更新されてるわ
466
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/07/19(日) 21:05:46 ID:4pXAGZ6w
美琴「まあ筋は通ってるけど……それだけで信用したっていうの? アンタが?」
食蜂「えぇ」
美琴「……やっぱりまだなにか隠してるでしょ」
食蜂「説明するとは言ったけどぉ、すべてを話すとは言ってないしぃ?」
美琴「アンタ──」
食蜂「でも話したことに嘘偽りはないわぁ」
美琴「む……」
食蜂「まぁ別にぃ? 信じてくれなくてもいいけどぉ」
467
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/07/19(日) 22:08:26 ID:OQrV5WxM
おお、更新された!
放送再開までにこれが楽しみですから。ありがたい!
468
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/07/24(金) 00:52:43 ID:sG8Y14eI
美琴「はぁ……わかったわよ。とりあえず納得しといてあげるわ。今日のところはね」
食蜂「あら意外、もっと噛み付いてくるかと思ったのに」
美琴「そりゃ腑に落ちないことは多いけどね。でもこの件は私が部外者だし」
食蜂「ドリーは間違いなくアナタのクローンよ?」
美琴「それだけで保護者ぶるつもりはないわよ。アンタ達が悪いこと考えてるなら別だけど、そうじゃないんでしょ?」
食蜂「まぁ、そうだけどぉ……御坂さんが物分かりいいと気持ち悪いわぁ」
美琴「信じてあげるって言ってんのよ」
食蜂「……余計気持ち悪いわぁ」
469
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/07/24(金) 10:19:45 ID:xzc2vyiE
内心嬉しいくせに
470
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/07/26(日) 00:59:19 ID:n63kz4Ug
美琴「ところでドリーはもう誰にも狙われてないの?」
食蜂「たぶんそんな輩はいないわねぇ。あの子はミサカネットワークにも繋がってないし」
美琴「そ。それならひとまず安心ね。あとは……身体のメンテナンスは大丈夫なの?」
食蜂「研究所はそのままにしてあるから必要になったら使ってるわぁ」
美琴「そっか。まあもしなんかあったら連絡してよ」
食蜂「アナタに連絡して意味あるのぉ?」
美琴「妹達が診てもらってる病院紹介できるから」
食蜂「いやに協力的ねぇ」
美琴「私の妹のことだし」
471
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/08/11(火) 13:33:32 ID:x492f/WM
見てるぞーがんばれー
472
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/08/16(日) 20:31:00 ID:N.YKcAr6
警策「──話は終わった?」
食蜂「えぇ」
警策「無事誤解は解けたわけね」
美琴「言っとくけど、信用したのはアンタじゃなくて食蜂だから」
警策「ハイハイ」
美琴「少しでも悪さしたら容赦しないわよ」
警策「脅しはあとで聞くから、一旦その怖い顔を引っ込めてくんない?」
美琴「はァ?」
警策「この子を怖がらせるのは美琴ちゃん的にも本意じゃないっしょ?」スッ
ドリー「……」オズオズ
473
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/08/22(土) 11:31:13 ID:gUmSDjO.
来週出るな
474
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/08/30(日) 01:03:24 ID:LgI09eeM
更新待ってる
475
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/09/13(日) 01:42:30 ID:sxq1H3lk
エタらないで😢
476
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/09/18(金) 02:41:07 ID:WeZCFuPk
気長に待つわ
477
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/09/21(月) 08:25:36 ID:YLZTQSW6
わたし待つわ♪
478
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/09/22(火) 15:21:53 ID:nMhmdPa2
いつまでも待つわ♪
479
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/09/22(火) 19:03:15 ID:Cpfu/WmI
美琴「えーっと……」
ドリー「……おねえちゃんってよんでいい?」
美琴「あ、うん」
ドリー「!」パァッ
食蜂「脳筋で充分よぉ」ボソッ
美琴「あん?」ギロッ
食蜂「あらぁ、聞こえちゃったぁ? でもイラつくってことは自覚があるのかしらねぇ?」
美琴「……運痴」ボソッ
食蜂「はァーッ? 今なんてっ……!」
美琴「イラつくってことは自覚あんのね」ニヤニヤ
食蜂「んぐっ……!」
480
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/09/22(火) 19:30:07 ID:Cpfu/WmI
ドリー「……おねえちゃんはみさきちゃんとなかわるいの?」
警策「違うよドリー、今のはケンカじゃなくてイチャついてんの」
美琴・食蜂「「イチャついてない!」」
警策「ホラ、息ピッタリでしょ?」
ドリー「ホントだー♪」
美琴「だから違っ──」
ドリー「ねぇねぇ、おねえちゃんはげーむすき?」
美琴「えぇ? ゲームってどんな?」
ドリー「クルマではしるやつ!」
警策「レーシングゲームね。最近よくやってるのよ」
481
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/09/22(火) 19:46:34 ID:Cpfu/WmI
美琴「レース系ならたまにやるけど(ゲーセンで)」
ドリー「じゃあいっしょにやろ! こっちにあるから!」グイグイ
美琴「ちょ……まだ聞きたいことがあるんだけど!?」
警策「それはあとでちゃんと答えてあげるから。この子が落ち着いたら」
美琴「はぁ……わかったから引っ張らない。っていうか食蜂」
食蜂「っ……!」ビクゥ
美琴「なに知らんぷりしてんのよ。アンタも付き合いなさいよ」
食蜂「あー……私はこっちで紅茶でも──」
ドリー「あのねー、みさきちゃんこのげーむすっごくよわいんだよ」
食蜂「ちょっとぉ!?」
482
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/09/22(火) 19:59:49 ID:Cpfu/WmI
美琴「あー……(なんか想像できる)」
食蜂「なぁに納得してるのかしらねぇ?」
美琴「いや、別に」
食蜂「い、言っておくけどぉ、私は小学生の頃そういうゲームをしてこなかっただけでぇ、経験力さえ積めばすぐ追いつくわぁ」
ドリー「わたしもはじめたのさいきんだよ?」
食蜂「……」
美琴「……」ジーッ
警策「……」ニヤニヤ
食蜂「こっち見るんじゃないわよぉ!」
483
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/09/22(火) 20:25:43 ID:Cpfu/WmI
警策「まあ今日はチーム戦だから操祈ちゃんの弱さもマイルドになるんじゃない?」
ドリー「そう! よにんだからはじめてちーむであそべるの!」
美琴「チーム戦かぁ。それは私もやったことないわ」
食蜂「私はやるなんて一言も言ってないけどぉ?」
美琴「逃げんの?」
食蜂「そんな安い挑発に乗るわけないでしょぉ」
ドリー「えぇー……みさきちゃんもやろうよー」
食蜂「……しょうがないわねぇ。30分だけよぉ?」
ドリー「わーい♪」
美琴(へぇー、あの食蜂が……)
484
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/09/22(火) 23:51:25 ID:0g3v/3..
待ってた!
485
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/09/23(水) 00:02:05 ID:eA2PJq76
更新きてぁ!
486
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/09/24(木) 03:42:49 ID:X0Dv/aFk
うおおおおきたぁ!
487
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/09/24(木) 22:28:01 ID:6r1WGSdU
2時間後
美琴「……弱すぎる」
食蜂「う、うるさいわねぇ! しみじみと言うんじゃないわよぉ!」
美琴「ゲームの中でも運動音痴って……」
警策「ついでに方向音痴でもあったわね」
ドリー「なんどもぎゃくにはしってた」
美琴「食蜂と組んで勝てた人いるっけ?」
警策「私は勝てなかった」
ドリー「わたしもー」
美琴「……アンタ疫病神?」
食蜂「もうこの話はいいでしょぉ!」
488
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/09/24(木) 22:58:04 ID:6r1WGSdU
食蜂「もぉ〜……2時間以上経ってるじゃない」
ドリー「みさきちゃんもネッチューしてたもんね」
食蜂「アナタが続けたがるからでしょぉ」
ドリー「エヘヘ〜、みさきちゃんありがとー♪」ギュッ
食蜂「んもぅ……」ナデナデ
美琴「……」ジーッ
食蜂「っ……そろそろ日も暮れるし帰るわぁ」
ドリー「えーっ! おねえちゃんも?」
美琴「そうね、私も帰るわ」
ドリー「そっかぁ……」
489
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/09/24(木) 23:31:22 ID:Fw2bWZbY
更新早いのええぞ〜
490
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/09/25(金) 02:46:44 ID:SWRn8Hyk
きたーーー
♪───O(≧∇≦)O────♪
491
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/09/26(土) 08:00:16 ID:sWodU6S6
はよはよ
492
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/09/26(土) 22:52:23 ID:Mi3fRKqk
ドリー「おねえちゃん、またきてくれる……?」
美琴「もちろんよ」
ドリー「ホントにっ? あしたもあそべる?」
美琴「明日は急すぎでしょ……コイツが行くときに一緒にね」
ドリー「みさきちゃん!」クルッ
食蜂「来週末かしらぁ」
ドリー「えぇ〜、もっとはやくきてよー」
美琴「私は平日でもいいけど」
ドリー「ね、おねえちゃんもこういってるよ?」
食蜂「相変わらず我儘力高いわねぇ……考えておくわぁ」
493
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/09/27(日) 03:33:44 ID:pgsyidUY
来てる!
494
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/09/27(日) 16:05:15 ID:iUeUDnZQ
畳み掛けてきた感
495
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/09/28(月) 03:46:52 ID:EBu5DWRQ
まじドリーGJ!
496
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/09/29(火) 21:13:53 ID:ElBwb/2Q
ドリーを言い訳にデートイイね
497
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/10/11(日) 03:09:12 ID:JeLAqjmo
まってる
498
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/10/11(日) 21:33:07 ID:AVGDdF9E
食蜂「それじゃぁねぇ」
美琴「またね、ドリー」
ドリー「ばいばーい」
警策「アリャリャ、私にはなんもなし?」
美琴「……ドリーのこと頼むわよ」
警策「それは美琴ちゃんに言われるまでもないね」
美琴「じゃあもう言うことはないわね」
警策「冷たっ。まあいいや。またね、美琴ちゃん」
美琴(コイツ……)
499
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/10/11(日) 22:05:06 ID:AVGDdF9E
帰り道
美琴「……」
食蜂「……」
美琴「……食蜂、アンタって」
食蜂「……」
美琴「ドリーにデレデレなのね」
食蜂「はァーッ? 全っ然デレてませんけどぉ!?」
美琴「あの子にお願いされたらなんでも聞いてたじゃない」
食蜂「それは教育的観点から必要と思ったからであって──」
美琴「ただ甘やかしてるだけでしょ」
食蜂「違うからぁっ!」
500
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/10/13(火) 05:16:54 ID:Z7NYLEj.
的確に言われてて慌てる食蜂かわいい
501
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/10/18(日) 23:51:36 ID:A6qqRn5c
美琴「アンタにもあんな一面があるなんてね」
食蜂「……」スッ
美琴「おもむろにリモコンを向けるな」
食蜂「はぁ……電磁バリアがなければねぇ……」
美琴「今さらなに言ってんだか……ところでさ」
食蜂「なぁに?」
美琴「や、その……昨日はごめん」
食蜂「……はぁ?」
美琴「いろいろ疑っちゃって、ひとりでキレて……悪かったってこと。ごめん」
502
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/10/19(月) 10:11:45 ID:KMjT2jiY
ちゃんと謝れるのはえらい
503
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/10/19(月) 23:06:52 ID:kedEFMpQ
みこっちゃんのいいところって素直に謝れるところだよね
好き
504
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/10/23(金) 20:21:57 ID:qIKEjiew
>>94
505
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/10/24(土) 10:14:25 ID:D25w9epY
食蜂「……気持ち悪い」
美琴「予想通りの反応で笑うわ」
食蜂「別にアナタの短気力なんて今さらだしぃ? ドリーをアナタに紹介したのだっていざというときに盾になってもらうのが目的だしぃ?」
美琴「なんか早口になってない?」
食蜂「なってな──なってませんけどぉ?」
美琴「まあなんでもいいけど」
食蜂(御坂さんのくせにぃ……)
506
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/10/24(土) 12:14:43 ID:QV0Io052
お手本のようなツンデレっぷりに笑うわ
507
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/11/07(土) 21:24:49 ID:FamineQc
美琴「今日はこのまま帰るわ」
食蜂「あら、ご褒美はいいのぉ?」
美琴「時間もあれだし。アンタも負け続けで疲れたでしょ」
食蜂「あれはわざとドリーに勝たせてあげてたんであって──」
美琴「ドリーと組んでるときも負けてたでしょうが」
食蜂「……いちいち一言多いのよぉ。黙って帰りなさいよねぇ」
美琴(最初からそう言えばいいのに、なんで一旦強がるんだか……)シラーッ
食蜂「苛立たしい視線ねぇ……早く帰りなさぁい」
508
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/11/07(土) 22:09:06 ID:2pFk8mmc
雉も鳴かずば撃たれまい……
509
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/11/18(水) 22:46:59 ID:DknVpWfc
続・帰り道
美琴「──で、なんの用よ」
警策『オォット、バレちゃった』ヒョコ
美琴「わざとでしょ。アンタの能力ならもっと上手くできたはずよ」
警策『半分くらいは本気だったんだけど』
美琴「それは食蜂にバレないようにって意味でしょ」
警策『アリャ、そこまでお見通し? さっすがだね』
美琴「いいから本題に入りなさいよ。アイツがいるとできない話ってなに?」
510
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/11/20(金) 01:25:20 ID:IqYEuLNk
うおお更新きてた
511
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/12/15(火) 21:13:58 ID:HuYNcKBQ
更新待ってるぜ
512
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/12/16(水) 15:14:58 ID:.k5QRuFU
更新はよ。
513
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/12/17(木) 00:03:26 ID:4x.E3Y5.
地味に更新待ってるぜ
514
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/12/17(木) 10:11:39 ID:MOIyx0lw
まだ読者おって草
515
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/01/01(金) 23:14:20 ID:W1iaIbsQ
警策『さっきの操祈ちゃんの話、実際のところどれくらい信じてる?』
美琴「アイツが話した範囲では大体信じてるけど」
警策『アリャ意外。そんなに信頼関係があったんだ』
美琴「別に信頼とかじゃないし、納得してない部分だってあるわよ。特にアンタに関わるところは」ジロッ
警策『マーマー、そこに関しては私の話を聞いてから判断してよ』
美琴「アンタが悪事に加担することになった理由ならもう聞いたわよ」
警策『ウワー辛辣。デモデモ、操祈ちゃんがドリーを保護する本当の理由って言ったら、美琴ちゃんも気になるんじゃない?』
美琴「む……」
516
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/01/02(土) 03:47:03 ID:YbBA03tg
ついにあけおめ
今年も更新待ってる
517
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/01/02(土) 13:45:24 ID:yGXhzYOo
あけましておめでとう
更新お疲れ様です
518
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/01/02(土) 16:25:27 ID:ipJGJCmE
更新助かる
519
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/01/03(日) 00:03:21 ID:dF37QovQ
美琴「食蜂が嘘を吐いてたってこと?」
警策『嘘は言ってないけど、一番大事な部分は話してなかったんだよねー』
美琴「それをアンタが話してもいいわけ?」
警策『バレたら操祈ちゃんは怒るだろうけど、まあ大丈夫じゃない?』
美琴「……怒られるのはアンタだけにしてよ」
警策『そこまでは保証できないよ』
美琴「はぁ……で、なんなのよ本当の理由って」
警策『チョット長い話になるけど、始まりは私と操祈ちゃんが所属してた研究所──』
520
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/01/20(水) 19:45:40 ID:6w6II3eo
待ってる
521
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/02/01(月) 21:41:30 ID:1X73pU9Q
更新はよ
522
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/02/12(金) 01:32:17 ID:F/2zN6Oo
待ってるぞ
523
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/02/12(金) 10:01:42 ID:xZC.GRnw
ワクワク
524
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/02/15(月) 05:16:08 ID:4ZOZeGLg
更新待ちしてる
525
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/02/24(水) 19:17:55 ID:.8bbxiN.
更新まってる(わくわく)
526
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/02/28(日) 21:13:55 ID:Nu4lCqMk
美琴「──ドリーの姉、ね……しかもそれが小学生の頃って……」
警策『ナニカ引っかかる?』
美琴「や……いろいろと合点がいったわ。アイツが大覇星祭で妹達を助けてくれた理由とかね」
警策『そういうこと。っていうか信じてくれるんだ?』
美琴「信じるわよ。当たり前でしょ」
警策『どういう心境の変化? さっきまでは不信感しかなかったのに』
美琴「ドリーの姉が……亡くなったって話のとき、声が震えてたわ。それで充分よ」
警策『……変なトコで鋭いのは遺伝? ヤンナルネ』
527
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/02/28(日) 21:52:12 ID:Nu4lCqMk
警策『とにかくそういうことだから、これで操祈ちゃんと仲良くできるっしょ?』
美琴「なによ。アンタもしかして昨日のこと気にしてたの?」
警策『理由の半分はそうだけど、もう半分は打算だよ?』
美琴「は?」
警策『美琴ちゃんを味方につけて、ヤバいときには身体張ってもらおうと思って』
美琴「アンタも食蜂も私をなんだと思ってんのよ……大体アンタの話聞かなくてもドリーの味方だっつーの」
警策『そこに操祈ちゃんと私も入れてほしいなー』
美琴「それはアンタ達の態度次第ね」クスッ
528
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/03/01(月) 06:32:56 ID:SiHLn90k
お!更新きてた!
ってかそろそろタイトル忘れるそうなんだがw
529
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/03/02(火) 11:51:32 ID:qrvSYf5o
更新乙!これ楽しみに生きてるんや
530
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/03/28(日) 21:32:34 ID:iG/bccag
美琴「にしてもアイツは……普通に本当のこと言えばいいっつーのに」
警策『頼られなくてショック?』
美琴「違うわよ。アイツのひねくれっぷりに呆れてんの」
警策『そこは同感だけど、操祈ちゃんも美琴ちゃんにだけは言われたくないと思うなぁー』
美琴「……どういう意味よ」
警策『美琴ちゃんもツンデレだから』
美琴「ツンデレじゃないしアイツと一緒にすんなっ」
531
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/03/28(日) 22:36:25 ID:iG/bccag
翌週・食蜂の部屋
美琴「おはよ」
食蜂「おはよう」
美琴「まだ準備終わってないの?」
食蜂「うるさいわねぇ、アナタが来るのが早いのよ」
美琴「別に急かしてないわよ」
食蜂「それなら『まだ』なんて言わないと思うけどぉ?」
美琴「ごめんて。余裕あるし、ゆっくりやったら?」
食蜂「言われなくてもそうしますぅ」
532
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/03/30(火) 04:44:52 ID:wUP6slhI
お、更新来てた\(^o^)/
533
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/03/30(火) 13:43:02 ID:0N2U5vB.
更新乙やで
534
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/04/01(木) 12:39:20 ID:3NDYwARU
美琴「……」
食蜂「……なぁに?」
美琴「え?」
食蜂「こっち見てたから」
美琴「あー、いや……アンタって……」
食蜂「はい?」
美琴「……アンタってかわいくないわよね」
食蜂「……朝から喧嘩を売られるとは思わなかったわぁ」
535
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/04/09(金) 14:56:07 ID:45YZGy5o
おいついた
神スレやんけ
536
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/04/22(木) 00:51:11 ID:KJreP0L.
神スレだから2年以上も更新待ちしてるんやで
537
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/04/22(木) 11:58:13 ID:A58pOymU
古参アピだが4年とちょい前から読んでる
538
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/05/09(日) 21:31:05 ID:NDZtknpY
おなしゃす!
539
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/05/11(火) 21:32:15 ID:8G54.Qfw
美琴「強がりで意地っ張りで天邪鬼。ホントかわいくない」
食蜂「別に御坂さんに可愛いと思われなくてもいいですぅ」
美琴「いつか絶対損するわよ」
食蜂「はァ?」
美琴「その性格、損するって言ってんの」
食蜂「余計なお世話っ。忠告するなら体型相応にしてもらえますぅ?」
美琴「た、体型は関係ないでしょおが!」
食蜂「アナタが親みたいなこと言うからぁ、お子様体型とのギャップが気になっちゃったのよねぇ」ニヤニヤ
美琴「な、なっ……!」
540
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/05/11(火) 23:23:11 ID:8G54.Qfw
食蜂「悔しすぎて言い返すこともできないのかしらぁ?」
美琴「……ふぅ」
食蜂「……なぁにその深呼吸」
美琴「アンタのペースには乗らないから。私は真面目に言ってんの」
食蜂「私の性格が気に喰わないって? お互い様ねぇ」
美琴「違うわよ。いや、たしかにムカつくけど」
食蜂「違くないじゃない」
美琴「私が言いたいのは……もっと素直に頼れってこと」
食蜂「……はァ?」
541
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/05/12(水) 00:36:20 ID:M7gfwmuI
デレくるか?
542
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/05/12(水) 15:43:43 ID:kyZxWpHQ
きた!お疲れ様です
543
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/05/16(日) 04:00:45 ID:YeBxH50E
これはみさきち赤面する予感
544
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/05/21(金) 22:16:01 ID:wbNPv27c
食蜂「頼れって……御坂さんを?」
美琴「そうだけど」
食蜂「頭打ったのぉ? アナタがそんなこと言うなんて」
美琴「うっさいバカ」
食蜂「もしかして……ドリーのことで変に義理を感じてるんじゃないでしょうねぇ?」
美琴「そんなわけないでしょ」
食蜂「他に理由が思い当たらないんだけどぉ?」
美琴「いちいち理由とか気にしないでいいのよっ」
545
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/06/02(水) 22:27:47 ID:Xi85E3jY
最後に揉んだのいつだっけ
546
:
<削除>
:<削除>
<削除>
547
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/06/04(金) 11:38:40 ID:Kj5su6ns
食蜂「理由がない方が不信力高いわねぇ」
美琴「ちょっとは信用しなさいよ」
食蜂「アナタが心を読ませてくれるなら話は別よぉ?」
美琴「それはお断りっ」
食蜂「じゃぁアナタに頼ることはないわねぇ」
美琴「……あっそ。好きにしたらいいじゃない」
食蜂「まぁでもぉ……たまに『使って』あげるのはアリかしらぁ」
美琴「は?」
食蜂「御坂さんが私にご奉仕したいって言うなら手足として使ってあげてもいいゾ?」
548
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/06/04(金) 13:23:58 ID:5zPJcIog
うおおお
お待ちしておりました!お疲れ様です
549
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/06/06(日) 01:13:45 ID:7Ujyx85c
ずっと読んでるよ!
550
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/06/06(日) 06:38:57 ID:UGFjLkBM
>>545
確かにw
タイトル忘れそうだわww
551
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/06/07(月) 09:49:58 ID:WuFRUZGM
美琴「……はんっ」
食蜂「なによぉ」
美琴「結局言い方だけの違いじゃない、それ」
食蜂「愉快な解釈力ねぇ。自惚れすぎなんじゃなぁい?」
美琴「まあいいわよ、今は『使う』で」
食蜂「なんでアナタが妥協してる風なのかしらぁ?」
美琴「ちゃんと納得してるって」
食蜂「むうぅ……」
552
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/06/07(月) 14:46:28 ID:EyVI9awM
これ面白いな期待
553
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/06/11(金) 19:14:00 ID:odksoDEk
食蜂「っていうかぁ……ソレを伝えるためだけに人のことを散々貶してくれたってわけぇ?」
美琴「別に貶しては──」
食蜂「可愛くないって言ったでしょぉ」
美琴「あれはかわいげがないって意味で──」
食蜂「やっぱり貶してるじゃない」
美琴「だからそういうつもりは──」
食蜂「こういうとき素直な人ならなんて言うのかしらねぇ?」
美琴「……嫌味なやつ」ボソッ
食蜂「そうじゃないでしょぉ?」
美琴「はぁ……ごめんね」
554
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/06/27(日) 19:28:56 ID:/hmCxBKY
食蜂「まったくもぉ……一番素直力が足りてないのはアナタじゃない」
美琴「アンタよりはマシだから」
食蜂「その発言がもう素直じゃないんだけどぉ?」
美琴「いいからさっさと支度しなさいよ。先行くわよ」
食蜂「この話始めたのはアナタの方でしょぉ」
美琴「長引かせたのはアンタでしょ」
食蜂「アナタが可愛くないとか言うから──」
美琴「カバンいつものでしょ? じゃあ行くから」ヒョイ
食蜂「あっ! ちょっとぉ、待ちなさいよぉ!」
555
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/06/27(日) 20:39:36 ID:qvXpgZhk
きたきた!
556
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/06/30(水) 10:22:38 ID:8AFDEiI.
かわいくないと言われたことを結局気にしているの、かわいいな
557
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/07/03(土) 01:12:36 ID:24iQY5uE
もうカバン持つことに抵抗がなくなってるやんけw
558
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/07/04(日) 00:11:15 ID:K5jI6WHQ
うーん、かわいい
559
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/07/12(月) 07:38:35 ID:bl7N8eN2
昼休み
帆風「♪」ニコニコ
食蜂「……ご機嫌ねぇ」
帆風「女王のおかげです♪」
食蜂「なにもしてないと思うけどぉ?」
帆風「御坂さんと仲直りしてくださいました!」
食蜂「アナタねぇ……喜ぶハードルが低いっていうか、ポイントがおかしくなぁい?」
帆風「女王の幸せがわたくしの幸せですから♪」
食蜂「私は幸せなんて言ってないんだけどぉ……」
560
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/07/29(木) 07:33:18 ID:WrdkdeGI
食蜂「大体今朝も喧嘩を売られたしぃ、なんだか損した気分だわぁ」
帆風「えぇっ……早速喧嘩を……?」
食蜂「そこはまぁ、大人の対応で流してあげたけどぉ」
帆風「ほっ……」
食蜂「私は可愛くないそうよぉ」
帆風「えっと……それは、御坂さんがそのように……?」
食蜂「えぇ。彼女にそう言われたの」
帆風「そんなっ……! 女王ほど美しく可憐な女性はふたりといませんっ!」
食蜂「はいはい、ありがとぉ」
561
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/07/30(金) 07:27:32 ID:fIMrRGxU
帆風「きっと御坂さんも本心からそう言ったのではないと思いますっ」
食蜂「どうかしらねぇ」
帆風「いえ、きっとそうです!」
食蜂「まぁ別にどうでもいいけどぉ」
帆風「……女王、この件、わたくしに任せていただけませんか?」
食蜂「はァ? 任せるって?」
帆風「わたくしが御坂さんの本音を聞き出してみせますっ」
食蜂「妙なところでやる気出すわねぇ……」
帆風「女王!」ズズイッ
食蜂「……好きにしたらぁ?」
帆風「はい! 必ずや女王のご期待に応えてみせますっ!」
食蜂「私が望んでるみたいに言うんじゃないわよぉ」
562
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/07/30(金) 13:13:21 ID:C9.oB5.U
きた!
563
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/07/30(金) 17:54:35 ID:OjRGkJvk
止めてとは言わないんだよな
564
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/08/09(月) 22:54:18 ID:6v/FN0AQ
にやにや
565
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/08/13(金) 22:34:13 ID:hcvVPU4w
放課後
帆風「ごきげんよう、御坂さん」
美琴「こんにちは……えーっと、今日は派閥で予定がある感じ?」
食蜂「特にないわよぉ。一緒に帰りたいんだってぇ」
帆風「はい。ご一緒してもよろしいでしょうか?」
美琴「あ、はい。もちろん」
帆風「ありがとうございます♪」
美琴(……なんかちょっと怖いんだけど)
566
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/08/30(月) 21:56:31 ID:LKjcWh2o
帰り道
帆風「ところで御坂さんっ!」ズズイッ
美琴「は、はいっ」
帆風「御坂さんは……どんな方を可愛いと思いますか?」
美琴「へ……可愛い……?」
帆風「はい。御坂さんの考える可愛さを教えていただきたいのですっ」
美琴「うーん……睫毛が長い、とか?」
帆風(女王は睫毛長いです! やはり御坂さんの本心は……!)チラッ
食蜂(そんな誇らしげな顔されてもねぇ……)
567
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/09/04(土) 18:06:06 ID:FDVdjZf.
美琴「あとは、んー……髪が綺麗とか」
帆風(これも女王に当てはまります!)チラッ
食蜂(いちいちこっち見ないでいいから)
美琴「えっと……もういいですか?」
帆風「あ、お待ちください! もう少し教えていただけませんか!?」
美琴「って言われても……いざ聞かれるとあんまり出てこないっていうか」
帆風「例えば……とても甘い匂いがする方はどうですか!?」
美琴「ぶっ!? いや、それって──」
帆風「それと、瞳が輝いている方も可愛いと思いませんか!?」ズイッ
美琴「……わかったわ、これ絶対アンタの差し金でしょ!? 食蜂!」
568
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/09/05(日) 02:46:14 ID:vMoutrck
可愛いと思うって素直に言っちゃいなYO!
569
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/09/06(月) 06:05:08 ID:6cFCruLo
匂いフェチな御坂さん、どうでるか
570
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/09/12(日) 23:38:35 ID:NAo9VDB6
食蜂「はァーッ? 自意識過剰な言いがかりはやめてもらえますぅ?」
美琴「どうせ今朝のことを根に持ってんでしょ!」
帆風「ごごご誤解です御坂さん! 女王は決してそのようなことは……!」
美琴「食蜂からどう聞いてるかわかんないですけど、絶対曲解されてるんで!」
食蜂「してないですぅー! 自分の発言に責任力も持てないのかしらぁ?」
美琴「私はそのひねくれた性格がかわいげないって言ったのよ!」
食蜂「それも充分失礼なんですけどぉ?」
571
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/09/15(水) 21:32:04 ID:prTmGqUc
まーたイチャイチャ
572
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/10/02(土) 20:11:43 ID:Dqo02jww
帆風「(女王は人格も高潔で素晴らしいですが)ということはつまり……御坂さんも女王のことをお可愛いと思っているんですね!?」
美琴「なんでそうなる!?」
帆風「文脈からそう解釈するのが自然かと思いまして」
美琴「拡大解釈が過ぎる!」
帆風「それでは……御坂さんの本心をお聞かせください!」
美琴「や、本心って……」
帆風「女王のことをどう思っているのですか!?」
美琴「……」チラッ
食蜂「……ふんっ」プイッ
美琴「……まあ、可愛いとは思ってますけど」
帆風「御坂さんっ……!」パアァッ
美琴「……ただし性格は除く」
573
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/10/07(木) 22:17:24 ID:Krg7VVFQ
食蜂「どうしてそう一言余計なのかしらねぇ」
美琴「最初から私の主張は変わってないから」
食蜂「わざわざ強調するあたりにアナタの性根の悪さが窺えるわねぇ」
帆風「ま、まあよかったじゃありませんか。御坂さんも可愛いと言ってくれましたし」
食蜂「べっつに言われても嬉しくないしぃ」
帆風「こころなしか表情が明る──」
食蜂「それ以上言ったらどうなるかわかるわよねぇ?」ジロリ
帆風「も、申し訳ございませんっ!」
574
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/10/15(金) 17:45:04 ID:8xBCa1M6
食蜂「まったくもぉ……御坂さんもっ」
美琴「は?」
食蜂「今の話を真に受けるんじゃないわよぉ」ビシィ
美琴「はいはい。つーか言われ慣れてるでしょ、アンタは」
帆風「いえ、御坂さんというのが大事なのですっ!」
食蜂「なんでアナタが答えるのかしらねぇっ」グリグリ
帆風「ご、誤解があってはいけないと思いまして〜……」
美琴「私の言動でアンタが喜ぶなんて思ってないから。ほら、やめてあげなさいよ」
食蜂(……それはそれで腹立たしいんですけどぉ)
575
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/10/17(日) 05:56:03 ID:fq6I0VW.
ほーん
腹立たしいのかぁ(にやにや)
576
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/10/24(日) 22:23:42 ID:RMpuk4zI
食蜂「もぉいいわぁ……それでぇ? どうするのぉ?」
美琴「なにが?」
食蜂「今日は上がっていくのぉ?」
美琴「あー……どうしよ」
帆風「ぜひっ! ぜひ上がっていってください!」
美琴「うぇえ……?」
帆風「ここまで来たのですからぜひっ!」
美琴「じゃあ、まあ……はい。お邪魔します」
食蜂「……一応言っておくけど私の部屋だからねぇ?」
577
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/11/01(月) 06:10:57 ID:EhjlxMWA
食蜂の部屋(帆風は帰宅)
美琴「実際さ……今朝のこと結構気にしてたの?」
食蜂「はァ? そんなわけないでしょぉ。自惚れないで」
美琴「あっそ……まあ、やっぱりアンタに『可愛い』はちょっと違うわよね」
食蜂「……別にアナタからなんて言われようが──」
美琴「アンタには『綺麗』って言葉が一番合ってると思うから」
食蜂「……はァ? 急になによぉ……」
美琴「別に。なんか言わされっぱなしは癪だっただけ」
578
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/11/07(日) 01:14:08 ID:LyPlFQxw
デレ来て〜
579
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/11/09(火) 23:37:09 ID:8KA6uHK2
食蜂「御坂さんにそんなお世辞力があるとは思わなかったわぁ」
美琴「アンタはひねくれてないと死ぬの?」
食蜂「アナタこそ、今朝からちょっとおかしいんじゃなぁい? 変なものでも食べたんじゃないのぉ」
美琴「今朝からじゃないけど」
食蜂「生まれつきおかしいってことぉ?」
美琴「じゃなくて! 初めて見たときから……アンタは綺麗だと思ってたって話」
食蜂「ふ、ふぅん……御坂さんでも審美眼だけはまともみたいねぇ」
580
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/11/20(土) 22:07:44 ID:Kkw09QYU
美琴「ま、アンタの最初の一言で印象最悪になったけどね」
食蜂「……私、根に持つ人キライ」
美琴「アンタが言うなってのは置いといて、別に根に持ってないから」
食蜂「大体あのときは……あ、アナタが馴れ馴れしく話しかけてきたからだしぃ」
美琴「自己紹介すらさせてくれなかったでしょうが、アンタは」
食蜂「……根に持ってないって言う割にはよく覚えてるじゃない」
美琴「初対面でケンカ売られたらそりゃあね」
581
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/12/24(金) 22:34:14 ID:SWBJyzFc
メリクリ
ずっと待っとるで
582
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/12/30(木) 22:23:56 ID:kopRDJzY
食蜂「別に喧嘩売ったわけじゃないしぃ……アナタが勝手にそう受け取ったんでしょぉ」
美琴「視界に入ってくるなって言われたら普通そう思うっつーの」
食蜂「私の言ったことまで覚えてるわけぇ?」
美琴「……言われてみるとそうね。一言一句そのまま思い出せるわ」
食蜂「ちょっと怖いんですけどぉ……」
美琴「それだけ印象的だったってことね」
食蜂「やっぱり根に持ってるでしょぉ」
美琴「持ってないっての」
583
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/12/30(木) 23:05:21 ID:kopRDJzY
美琴「でも……一つだけ気になることはあるわね」
食蜂「どうせロクなことじゃないんでしょぉ」
美琴「アンタからしたらそうかもね」
食蜂「聞きたくないけど聞いてあげるわぁ」
美琴「知りたいのは……理由」
食蜂「え……?」
美琴「私が馴れ馴れしかったからってアンタは言ったけど……ホントにそれだけ?」
食蜂「……」
美琴「初対面なのにあんな態度だったのは……なにか理由があったんじゃないの?」
584
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/12/30(木) 23:53:11 ID:kopRDJzY
食蜂「……どうしてそう思うのぉ?」
美琴「アンタは理由もなくあんなこと言わないと思ったから」
食蜂「ふぅん……」チラッ
美琴「なによ」
食蜂「アナタにそんな信用されるなんてねぇ」
美琴「茶化すんじゃないわよ」
食蜂「はいはい。ご期待に添えられなくて悪いけどぉ、他に理由なんてないわぁ。アナタのにやけた顔が気に入らなかっただけ」
美琴「……あっそ。それならいいわ」
食蜂(御坂さん……まさか、ねぇ……?)
美琴(まだ全部話す気はないってことね……)
585
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/12/31(金) 00:49:57 ID:etIZW3Bs
食蜂「まぁ、でもぉ……あの日は私も少し機嫌が悪くて八つ当たりしちゃったっていうかぁ……」
美琴「……は?」
食蜂「ちょっと言いすぎたところもあるっていうかぁ……」
美琴「ん……? んん?」
食蜂「だ、だからぁ……御坂さんも顔立ちはまぁ整ってるっていうか……アナタの顔、そんなにキライじゃないっていうか……」
美琴「……ぷっ」
食蜂「な、なによぉっ」
美琴「いや、アンタが申し訳なさそうにしてるの似合わなすぎて」クスクス
食蜂「はァーッ? こっちが下手に出たからっていい気になってんじゃないわよぉ!」
美琴「や、ごめんごめん。あはは」
586
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/12/31(金) 00:59:00 ID:etIZW3Bs
食蜂「っていうかいつまでくっついてるつもりぃ? もうとっくに1分経ってるでしょぉ。離れなさぁい」
美琴「えー、そう? まだ半分くらいじゃない?」
食蜂「そんなわけないでしょぉ!」
美琴「じゃあアンタ数えてたの?」
食蜂「数えてはいないけどぉ……」
美琴「だったらもう少しだけいいでしょ」ギュッ
食蜂「んぅ……じゃぁ今から1分だからねぇ?」
美琴「うん、それでいいよ」クンクン
食蜂「もぉ〜……すぐ匂い嗅ぐぅ……」
587
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/12/31(金) 07:57:10 ID:UUsc0qzY
デレ、来てたとは!
588
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/12/31(金) 10:15:51 ID:Dh4fxbUo
あぁ^��
良いお年をー
589
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/12/31(金) 19:10:42 ID:etIZW3Bs
その夜・美琴の部屋
黒子「お姉様ー、お風呂入りませんの?」
美琴「あー……先入っていいわよ」
黒子「ブレザー着たままだと皺になりますわよ?」
美琴「うーん? まあちょっとくらい大丈夫でしょ」
黒子「ずっと横になってるじゃありませんの。もしかして調子悪いんですの?」
美琴「全然。絶好調だけど」
黒子(……その割には呆けてるように見えますの)
美琴(アイツの匂い、まだ残ってる……)トロン
590
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2022/01/02(日) 04:17:44 ID:LEbDt/c2
お年玉に連投助かる
591
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2022/01/07(金) 22:30:55 ID:Hfdx6je6
数日後・警策とドリーの部屋
食蜂「──今回は私の勝ちねっ!」
美琴「うーん……運がなかったわねー今回は」
食蜂「あらぁ、御坂さんってば負け惜しみぃ? 知略で私が優った結果よぉ」
警策「アナログゲーはまあ普通に強いよね操祈ちゃん」
美琴「っていうかコントローラーの操作が下手すぎんのよ、食蜂は」
食蜂「他のゲームの話なんてしてないんですけどぉ」
美琴「身体も一緒に動くし」
食蜂「それは別にいいでしょぉ!?」
592
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2022/01/15(土) 06:10:05 ID:LxSlY1mI
あけおめー!
デレきてた、やったー!
今年も続き待ってる
593
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2022/01/18(火) 19:29:49 ID:gDaLmW5Q
仲良しっていいよね
594
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2022/01/19(水) 08:08:50 ID:1XYbIxdA
ドリー「ねぇねぇ、みさきちゃん」
食蜂「なぁに?」
ドリー「どうしておねえちゃんのこと『みさかさん』ってよぶの?」
食蜂「はァ……?」
ドリー「みーちゃんは『みことちゃん』ってよんでるのに」
食蜂「それは看取さんがおかしいのよぉ。普通は仲良くないと名前で呼んだりしないの」
ドリー「なかよしだよね?」
食蜂「全っ然よくないけどぉ?」
595
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2022/01/30(日) 18:25:10 ID:rt6bLR1U
ドリー「え〜? いっつもいっしょにいるのに?」
食蜂「一緒にいるからって仲良いとは限らないのよぉ」
警策「いつも一緒にいることは否定しないんだ?」ニヤニヤ
食蜂「揚げ足取りは子どもっぽいわよぉ?」
警策「やっぱり否定はしないと」ニヤニヤ
食蜂「だ、大体御坂さんだって名前で呼んでないでしょぉ? つまりそういうことよぉ」
警策「だってさ、美琴ちゃん。そこんとこどうなの?」
美琴「こっちに振るなっ」
596
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2022/01/30(日) 22:04:25 ID:ls2VqMU6
呼び合いっこはエモいな
597
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2022/02/06(日) 01:30:43 ID:Wb4j1EwU
追いついた。食蜂ちゃん可愛すぎる
598
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2022/02/16(水) 04:13:26 ID:sf4LCVe.
続き気になるぅう
599
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2022/02/26(土) 10:50:21 ID:fdFrq/MA
ドリー「おねえちゃんっ」
美琴「うっ」
ドリー「おねえちゃんはどうして『みさきちゃん』ってよばないの?」
美琴「いやまあ……慣れの問題っていうか……ちゃん付けはありえないけど」
警策「呼び捨てならいいんだ?」
美琴「そういうことじゃないっ」
ドリー「すぐなれるからいっしょにれんしゅうしようよ!」
美琴「うぇえ? れ、練習は大丈夫かなー……?」
ドリー「むー……みさきちゃんもよろこぶのにー」
警策「喜ぶの?」
食蜂「そんなわけないでしょぉ!」
600
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2022/02/26(土) 14:27:14 ID:cjUx9WZg
主の好きなように書いて+2
主が考える「みこみさ」が見たい
601
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2022/03/01(火) 01:44:20 ID:J.banIVQ
SS避難所
https://jbbs.shitaraba.net/internet/20196/
602
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2022/03/01(火) 15:42:52 ID:tzTsgHGg
おいついた
更新待ってます
603
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2022/03/20(日) 11:07:32 ID:GO/lMU1.
食蜂「っていうか御坂さんに名前で呼ばれるなんて考えただけで気色悪いしぃー?」
美琴「……あん?」
食蜂「私が優しいから勘違いさせちゃったなら悪いけどぉ」
美琴「……」
食蜂「馴れ馴れしいのはちょっと困るっていうか──」
美琴「──操祈」
食蜂「……へ?」
美琴「はっ、誰がアンタの言うことなんて聞くかっつーの。アンタの嫌がる呼び方してやるわっ」
食蜂「遂に胸囲力だけじゃなく頭の中まで小学生になっちゃったのかしらぁ?」
美琴「いっつもそればっかでもう慣れたわ。操祈操祈操祈」
食蜂「呼ぶならせめて花を愛でるように呼んでもらえますぅー!?」
604
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2022/03/20(日) 18:12:58 ID:buO0hZ5M
花を愛でるよう言ってほしいのかな?
605
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2022/03/24(木) 01:34:01 ID:5R0Ua/eU
おっと
名前呼び定着の予感
606
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2022/03/24(木) 11:22:00 ID:vC6YDHQY
SS避難所
https://jbbs.shitaraba.net/internet/20196/
607
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2022/04/08(金) 03:58:28 ID:tJM6ptmo
うひょー!待ってた!
意地で名前呼びいいな
608
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2022/04/16(土) 16:37:56 ID:HuRCm4aU
警策「おふたりさん、仲良いのはわかったからイチャつくのはそれくらいにしといたら?」
食蜂「どこがイチャついてるように見えるのかしらねぇ?」
警策「顔真っ赤だし」
食蜂「なぁっ……!?」サッ
警策「イヤイヤ隠しても遅いから」
ドリー「やっぱりうれしいんだっ」
食蜂「はァーッ!? そんなわけないでしょぉ! 看取さんの言うことを真に受けないのぉ! これは怒ってるからですぅ!」
警策「ホラ美琴ちゃん、もっと丁寧に呼んであげないと」
食蜂「そういうことじゃないんだけどぉ!?」
609
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2022/04/19(火) 21:11:07 ID:WTpF2vxs
ナイスドリー
610
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2022/04/22(金) 16:55:28 ID:ZHvPHGDo
食蜂「まったくもぉ……御坂さんの幼稚力のせいで──」
ドリー「つぎはみさきちゃんのばんだね!」
食蜂「……一応聞くけど、なにがぁ?」
ドリー「なまえでよぶの! おねえちゃんはよんだから、つぎはみさきちゃん!」
食蜂「勝手にターン制にするんじゃないわよぉ。私は呼ばないからねぇ」
警策「ホントどんだけ意地っ張りなんだか」ヤレヤレ
食蜂「別に意地とかじゃ──」
ドリー「おねえちゃんはよんでくれたのにー」
食蜂「むぐぐ……」
611
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2022/04/22(金) 19:45:04 ID:uhsDmqFI
みことちゃんドキドキして無言になっちゃってるじゃないか
612
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2022/04/24(日) 16:15:34 ID:HAiSDwp.
食蜂「……」チラッ
ドリー「……」ジーッ
食蜂「……」チラッ
警策「……」ジーッ
食蜂「……ぃ……み……」
ドリー「みっ?」
警策「み?」
食蜂「……」チラッ
美琴「……ふんっ」プイッ
食蜂「み──御坂さん」
613
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2022/04/24(日) 22:02:12 ID:zVaHxr72
続き読みたすぎる
614
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2022/04/29(金) 20:57:53 ID:WC1Yg/j2
み、御坂さんという流れだと思ったぜ
あのみさきちがすんなり呼べるわけないもんな(にやにや)
615
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2022/05/05(木) 23:56:41 ID:uiwtyNTY
ドリー「えぇーっ?」
警策「イヤイヤ操祈ちゃんさぁ」
食蜂「アナタ達の挑発に乗るわけないでしょぉ」フフン
警策「これだからツンデレは……ドンマイ美琴ちゃん」
美琴「別に……どうでもいいわよ呼び方なんて」
食蜂「……」ムカッ
ドリー「みさきちゃんおこってる?」
食蜂「なんの話ぃ? 怒る理由がないんですけどぉ?」
警策(表情でこれだけ語れるのも才能だよねぇ)
616
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2022/05/18(水) 09:53:15 ID:eutokQbY
続き来てる!作者さん大好き!
自分の体調最優先でのんびり書いてね
617
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2022/05/20(金) 16:06:55 ID:blCHtgFY
素直じゃないけど周りにはバレバレの食蜂可愛すぎる!
続き楽しみにしてます!
618
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2022/06/03(金) 17:05:22 ID:ZFPvX/qs
食蜂「っていうかこの話はもういいでしょぉ!? オシマイっ」
ドリー「えー」
食蜂「ワガママばっかりだと海に連れてってあげないゾ?」
ドリー「あーっ! ずるーい!」
食蜂「苦情力は受け付けませーん」
警策「やり口が小学生レベル」
食蜂「看取さんは黙ってなさぁい!」
美琴(……海?)
619
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2022/06/11(土) 21:30:33 ID:hKz0SdiM
美琴「ねぇ、海ってなんの話?」
ドリー「そーだ! おねえちゃんもいっしょにいこうよ!」
美琴「いや、まずはなんの話かを……」
警策「ドリーが海行きたいって言うから連れて行くのよ」
美琴「もう秋っていうか冬だけど。来年の夏?」
警策「今のところね。まずドリーに泳げ教えなきゃだし」
ドリー「こんどプールいくんだー♪」
美琴「ま、私の妹なら泳ぎは大丈夫でしょ。ところで……」チラッ
食蜂「……なにかしらぁ?」
美琴「アンタも行くの? 海」
620
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2022/06/11(土) 22:08:12 ID:hKz0SdiM
食蜂「当たり前でしょぉ。今の流れでわからなかったぁ?」
美琴「そりゃわかったけど……本気で? アンタが?(泳げないのに)」ジーッ
食蜂「どういう意味かしらぁ?」
美琴「いや、本気ならいいけど(泳げないのに)」ジーッ
食蜂「言っておくけどぉ、もともと私がドリーと約束してたんだからねぇ」
美琴「そうなの?」
ドリー「うん。むかしみさきちゃんとやくそくしたの」
美琴(昔、ね……)
621
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2022/06/12(日) 19:14:10 ID:HcMByw3.
ドリー「ね、おねえちゃんもきてくれるよね?」
美琴「そうね。私も行こうかな(いろいろ心配だし)」
食蜂「私はまだ許可してないんだけどぉ?」
ドリー「えっ……おねえちゃんはだめなの……?」
食蜂「んぐ……だ、ダメとは言ってないでしょぉ……」
ドリー「じゃあおねえちゃんもいっしょでいい?」
食蜂「……あーもうっ! 御坂さんも連れて行くわよぉ!」
ドリー「わーい♪」
美琴「わかりきってた展開ね」ボソッ
警策「無駄な挑戦したがるよね操祈ちゃん」ボソッ
622
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2022/06/14(火) 11:52:31 ID:VSm3gfJQ
ドリーも美琴も嬉しいプールになりそうだな
623
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2022/06/14(火) 13:47:10 ID:5ZwMECoI
昔から見てるけど変わらず面白い
マスク社会で疲れやすくなって病み上がりから
そこまで時間が立たずこのクオリティなので更に読ませるSSになってる
624
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2022/06/20(月) 07:47:54 ID:IY2hNheM
定期的に更新がないか確認しに来てしまう癖ができてしまっている(もうあれこれ2年くらい読んでるかもw)
625
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2022/06/20(月) 21:18:28 ID:n767EI4c
帰り道
食蜂「はぁ……アナタとふたりで行くといつも以上に疲れる気がするわぁ」
美琴「ドリー元気だもんね。体力つけたら?」
食蜂「そういうことを言ってるんじゃないんだけどぉ?」ジトッ
美琴「私のせいにされても困るわよ」
食蜂「はぁ……まぁドリーが喜んでるからいいけどぉ」
美琴「ほーんとドリーのことだと途端に甘くなるんだから」クスッ
食蜂「なに笑ってるのよぉ」ムカッ
美琴「べっつにー? あ、そーだ……」
食蜂「……?」
美琴「み……操祈」
626
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2022/06/20(月) 21:35:07 ID:n767EI4c
食蜂「……なに?」
美琴「……」プイッ
食蜂「ちょっとぉ? 『呼んだだけ』とか気色悪いこと言わないでしょうねぇ?」
美琴「……アンタのお願い聞いてあげただけよ」
食蜂「はァ? なんの話?」
美琴「あーもうっ、なんだっていいでしょっ。それよりアンタ! 本当に海行く気なの?」
食蜂「その話はさっきも──」
美琴「泳げないのに」
食蜂「……」
627
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2022/06/21(火) 02:14:01 ID:o9OP5s8Q
み、操折、いいね!
628
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2022/06/21(火) 21:46:49 ID:9QeHrLLw
食蜂「私が泳げないなんていつ言ったかしらぁ?」
美琴「じゃあ泳げんの?」
食蜂「……そうは言ってないでしょぉ」
美琴「やっぱり泳げないんじゃないの」
食蜂「う、海で遊ぶのに必ずしも泳げる必要はないでしょぉ? 楽しみ方は他にもいろいろあるわぁ。水泳しか考えられないなんて如何にも脳筋な御坂さんらしいわねぇ」
美琴「そりゃ遊び方は自由だけど、ドリーは一緒に泳ぎたいと思うんじゃない?」
食蜂「う……」
629
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2022/06/29(水) 08:06:01 ID:7TQTp9Xs
美琴「なんなら教えるわよ」
食蜂「は?」
美琴「泳ぎ方。アンタにその気があるならだけど」
食蜂「どういう風の吹き回しぃ? アナタからそんな提案するなんて」
美琴「せっかく海行くなら泳げた方がいいでしょ」
食蜂「今日のピント外れの返しはわざとかしらぁ?」
美琴「どういう意味よ」
食蜂「なにか裏があるんじゃないかって言ってるのよぉ」
630
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2022/07/01(金) 05:09:38 ID:oBfqTuic
更新きてた\(^o^)/
631
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2022/07/02(土) 11:25:14 ID:MQ4OFctY
美琴「あのね……泳ぎ方教えるだけなのにどんな裏があるってのよ」
食蜂「私を突き落として怖がらせたりとか」
美琴「発想が小学生レベル……」
食蜂「んなぁっ……み、御坂さんのレベルに合わせてあげただけですぅ!」
美琴「はいはい。そんな悪戯しないから」
食蜂「むぅぅ……そ、そもそも教わるなら御坂さんじゃなくてもいいしぃ?」
美琴「そう。じゃあ別にいいけど」
食蜂「ちょっとぉ!?」
632
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2022/07/02(土) 23:08:28 ID:3L6QA3g2
美琴「なによ?」
食蜂「アナタから言い出したんだからもっと食い下がるべきでしょぉ!?」
美琴「べきって言われても……無理強いするつもりはないわよ」
食蜂「もちろん強要力なんてお断りよぉ」
美琴「じゃあ食い下がっても意味ないでしょうがっ」
食蜂「でもぉ、御坂さんがどうしても私に教えたいって言うならぁ、考えてあげなくもないわぁ」チラッ
美琴(……なんて面倒なやつ)
食蜂「どうなのぉ? それともすぐ諦める程度の意志力だったのかしらぁ? 自分から提案したのにぃ?」
美琴「ったく……どうしてもアンタに教えたいのよ、私が」
633
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2022/07/03(日) 03:59:04 ID:yXqTgBN6
イチャイチャしやがって…いいぞもっとやれ
634
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2022/07/06(水) 01:13:17 ID:7zhSRf/c
ツンデレの極みなみさきちw
635
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2022/07/07(木) 10:59:57 ID:vWcq5zYo
食蜂「ま、まぁ御坂さんがそこまで言うならしょうがないわねぇ? あんまり気が乗らないけどしょうがないから教わってあげるわぁ」フフン
美琴「言い方だけの違いでなにが変わるんだか……まぁいいわ。じゃあ早速明日から始めるわよ」
食蜂「えぇ、早くなぁい?」
美琴「アンタの運動音痴っぷりを考えると、来年の夏までに間に合うかわかんないから」
食蜂「はァーッ? そんなかかるわけないでしょぉ! 本気になれば1ヶ月だからっ!」
美琴「ふーん。つまり1ヶ月習得プランをご希望ってわけね」
食蜂「え」
美琴「言質とったわよ。泣き言は聞かないからそのつもりで」
食蜂「お、脅すような言い方するんじゃないわよぉ!」
636
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2022/07/08(金) 18:07:56 ID:y1pIlVmw
翌日・とあるプールの前
美琴「さて、さっさと入りましょ」
食蜂「……」
美琴「入るわよ?」
食蜂「あ、あーっ、そういえば今日は用事があるんだったわぁ。ちょっと行かないと──」
美琴「はーい今さら逃げようとしなーい」ガシッ
食蜂「こ、こんな寒い日にわざわざプールに入る必要なくなぁい?」
美琴「温水だっつーの。往生際が悪いわよ。ドリーに先越されてもいいの?」
食蜂「……わかったわよぉ。入ればいいんでしょぉ」
637
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2022/07/08(金) 23:35:10 ID:7du.OTwQ
こういうのがいいんだよ……
638
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2022/07/09(土) 17:33:21 ID:j.93h3Oc
更衣室
食蜂「私はこっちで着替えるからぁ、御坂さんはそっち行って」
美琴「は? なんで着替えるとこをアンタに指定されないといけないのよ」
食蜂「だって御坂さん、ジロジロ見てきそうだもの」
美琴「なっ……みみみ見ないわよっ!」
食蜂「なにその反応……やっぱりやらしいこと考えてたんじゃないのぉ?」ニヤニヤ
美琴「ありえないからっ!」
食蜂「泳ぎ方教えるって言い出したのも他に目的があったりしてぇ……♪」
美琴「なに言ってもそっちに持っていくな!」
639
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2022/07/12(火) 12:29:09 ID:YMLHjYhs
生きがい
640
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2022/07/13(水) 12:46:18 ID:0eYkR5F2
御坂さんは言い出した時は善意100%だけどラッキー発動したらそっちに頭がいっちゃいそう
641
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2022/07/18(月) 22:29:27 ID:kScDJEu6
食蜂「じゃあこっちで着替えてもいいわよぉ?」
美琴「えっ」
食蜂「やらしい気持ちはないんでしょぉ? それならとなりで着替えればぁ?」
美琴「と、当然でしょっ。そうさせてもらうわ」
食蜂「……ぜ、絶対に私の方見るんじゃないわよぉ?」ジトッ
美琴「だから見ないっつーの!」
食蜂「それならいいけどぉ……」シュルシュル
美琴(……音がやけに大きく聞こえる)ドキドキ
食蜂(……そっちも早く着替えなさいよぉ)ドキドキ
642
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2022/07/20(水) 23:53:16 ID:JRk5ptIw
美琴「……」チラッ
食蜂「……」チラッ
美琴・食蜂「「!」」
食蜂「やっぱりこっち見てるじゃなぁい!」
美琴「ちがっ……! い、今のはたまたま体勢的にそっち向いちゃっただけで……!」
食蜂「……私の下着の色は?」ジーッ
美琴「しr──あ」
食蜂「しっかり見てるじゃないのぉ!」
643
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2022/07/21(木) 07:20:13 ID:CPCPdNEM
もう向かい合って着替えなさい!
644
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2022/07/26(火) 08:11:48 ID:1tCOXbgY
にやにや止まんねー
645
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2022/07/26(火) 21:07:58 ID:TD7GwW2g
美琴「ま、待ってよ! 私だけ責められるのはおかしくない!?」
食蜂「はァ?」
美琴「目が合ったってことはアンタもこっち見てたんでしょ!」
食蜂「はァーッ? はァーッ?? なっ、なな、なんで私が御坂さんの着替えなんて……っ!」
美琴「じゃあなんでこっち見てたのよ」
食蜂「アナタを警戒してただけですぅ! 自意識過剰もほどほどにしなさいよねぇ!」
美琴「アンタにだけは言われたくないんだけど!?」
646
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2022/08/01(月) 20:10:57 ID:F137KgJc
食蜂「御坂さんが私の着替えを盗み見ようとしたのは事実でしょぉ!」
美琴「だから姿勢がたまたま──」
食蜂「着替え始めてもいないのにどうして姿勢が崩れるのかしらぁ?」
美琴「え……そ、それはほら……そういうときだってあるでしょ?」
食蜂「……御坂さん」ジーッ
美琴「な、なによ」
食蜂「今、正直に言えば怒らないであげるわぁ」
美琴「う……」
食蜂「それで、ホントはどうなのぉ?」
美琴「……気になって、見ました」
647
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2022/08/01(月) 20:57:09 ID:F137KgJc
食蜂「……」ジトッ
美琴「えっと……」
食蜂「……」ジトッ
美琴「無言の方が怖いんだけど……」
食蜂「……御坂さんのえっち」ボソッ
美琴「んぐっ……あ、アンタが最初に変なこと言うから気になっちゃったのよ!」
食蜂「だからって人の着替えを見ていいことにはならないでしょぉ」
美琴「はい……」
648
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2022/08/03(水) 01:17:51 ID:.7sK2K9g
生きがい
649
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2022/08/03(水) 03:22:47 ID:WxxvYPy6
(/ω\)
(//∇//)
650
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2022/08/03(水) 08:00:22 ID:wX6n8Kl2
食蜂「まさかとは思うけどぉ、学校でも他の人の着替えを盗み見たりしてないでしょうねぇ?」
美琴「し、してないっ」
食蜂「ホントにぃ……?」ジーッ
美琴「アンタだけ! ホントにっ!」
食蜂「……」
美琴「信じてよ!」
食蜂「コホン……ま、まぁいいわぁ、とりあえず信じてあげる。でもぉ……」スッ
美琴「え……」
食蜂「御坂さんは向こうで着替えて」
美琴「はい……」スゴスゴ
食蜂(はぁ、もぉ……御坂さんって本当に……)ドキドキ
651
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2022/08/03(水) 11:56:17 ID:37l.khpM
そこで一緒に着替えようの一言が言えたらふたりとも幸せになれるのにね
652
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2022/08/03(水) 20:31:21 ID:ok5oqGeQ
10分後
美琴「こっちは着替え終わったわよー」
食蜂「……」
美琴「ねぇ、そっちはまだー?」
食蜂「……」
美琴「ちょっとー……み、操祈ー? 聞いてんのー?」
食蜂「聞こえてるわよぉ。まだかかるからアナタは先に行っててぇ」
美琴「じゃあ先行くけど……逃げるんじゃないわよー」
食蜂「わかってますぅー」
653
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2022/08/03(水) 20:55:28 ID:ok5oqGeQ
15分後・更衣室
美琴「おっそい! アンタ一体なにして──」
食蜂「ひぅっ!?」ビクッ
美琴「は……? ちょっと、それ……」
食蜂「な、なんで戻ってきたのよぉ! バカぁっ!」
美琴「いや、アンタ……なんで浮き輪なんて持ってきてんのよっ!」
食蜂「プールに入るんだから必要でしょぉ!?」
美琴「水泳の練習するんだから邪魔なだけだっての!」
食蜂「もし溺れそうになったらどうするのよぉ!?」
美琴「私が助けるに決まってんでしょうが!」
食蜂「んんっ……!」ドキッ
654
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2022/08/03(水) 21:41:23 ID:ok5oqGeQ
食蜂「コホン……た、例えばふたりで溺れる可能性もあるでしょぉ」
美琴「他のお客さんもいるし、監視してるスタッフの人もいるから平気よ」
食蜂「でもぉ……」
美琴「ほら、わかったらそれはロッカーにしまいなさい」
食蜂「……イヤ。絶対持っていく」
美琴「アンタね……」
食蜂「使わないならそばに置いておけばいいしぃ、持っていくだけならいいでしょぉ?」
美琴「わかったわよ。じゃあ早く膨らませて行きましょ」
食蜂「やってたのに邪魔したのはアナタなんですけどぉ」
655
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2022/08/03(水) 21:47:36 ID:ok5oqGeQ
食蜂「ふぅーっ」
美琴「……」
食蜂「ふぅぅー……ふぅーっ」
美琴「あの……全然膨らんでないんだけど」
食蜂「う、うるさいわねぇ! ちょっとコツが必要なのよぉ!」
美琴(コツ掴んでないやつが言うセリフじゃない)
食蜂「ふぅう……なんで入らないのよぉ! これ不良品じゃないのぉ!?」
美琴「あーもー……貸して。私がやる」バッ
食蜂「あっ……」
656
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2022/08/03(水) 21:56:02 ID:ok5oqGeQ
美琴「ふーっ、ふぅーっ」
食蜂「あ、あ……」
美琴「ふぅー……なによ、普通に入るじゃない。やっぱりアンタの入れ方がおかしかったのよ」
食蜂「御坂さん……」
美琴「ん?」
食蜂「わ……私が口つけたところ……」
美琴「へ……ち、違うわよっ!? わざとじゃなくて、ホント無意識で……!」
食蜂「そ、そぉ……それならいいけどぉ……」
美琴「……続き、どうする?」
食蜂「……そのままやって」
美琴「……ん」
657
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2022/08/03(水) 23:08:40 ID:2qrWt7Nk
おい突然の糖分過多で死人が出るぞ
658
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2022/08/05(金) 05:13:43 ID:InGbJfMk
>>657
わかりみ
ってか更新多くて幸せ
それと「続き」は口付け的な続きだと一瞬勘違いした自分をちょっと殴りたい
659
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2022/08/08(月) 23:33:49 ID:u80wCzKk
追い付いた
え!?ここで終わり!?と思ったら
まだ続いてるんかーい!
660
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2022/08/12(金) 11:56:04 ID:COuNCWes
美琴「ふぅ……はい、できたわよ」スッ
食蜂「ん……ありがと」
美琴「……」
食蜂「……」
美琴「えっと……気づかなくてごめん」
食蜂「別に……気にしてないわぁ。次は最初からアナタにお願いするしぃ」
美琴「まあそれはいいけど……っていつまで浮き輪使うつもりよ!」
食蜂「あって損はないんだからいいでしょぉ。それよりも早く案内して」
美琴「ワガママ女王め……滑らないように気をつけなさいよ」
661
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2022/08/12(金) 19:30:58 ID:Aj9T.BKw
次もあるのか〜
662
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2022/08/15(月) 01:41:03 ID:weFFwEqM
どこかでそろそろ美琴にハグご褒美ご褒美与えてあげてくださいな_:(´ཀ`」 ∠):
663
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2022/08/17(水) 16:48:14 ID:USiGK63U
プールサイド
美琴「入る前に軽くストレッチね。私の真似すればいいから」
食蜂「えぇ……」
美琴「何事も準備が大切よ。溺れたくないならなおさらね」
食蜂「……わかったわよぉ」
美琴「じゃあいくわよ。ほっ」グイーン
食蜂「ふっ……!」グッ
美琴「……」
食蜂「んぐぐっ……!」グッグッ
美琴「いや身体かった」
食蜂「そう言ってくると思ったからイヤだったのよぉ!」
664
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2022/08/17(水) 18:01:58 ID:WI1MH7CI
運動音痴属性なのに可愛さが爆発する食蜂
665
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2022/08/18(木) 00:41:42 ID:hclFPtFQ
美琴「ごめんごめん。押してあげるから許して」
食蜂「絶対痛いやつじゃなぁい!」
美琴「ちゃんと加減するから」
食蜂「やめてって言ったらすぐやめなさいよぉ?」
美琴「はいはい」
食蜂「本当にわかってるのぉ!?」
美琴「わかってるって。じゃあ押すわよ」グーッ
食蜂「うっ……!」
美琴(ヤバ……肌めっちゃスベスベなんだけど……)ドキドキ
666
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2022/08/19(金) 06:26:30 ID:gLC1No1.
ついにきた素肌同士の触れ合い(歓喜)
最近更新多くて嬉しいぞよ
667
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2022/08/19(金) 09:51:52 ID:JM3qD3XY
ちょいちょい油断して身を任せるな
668
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2022/08/23(火) 23:01:05 ID:VG5nbOcE
食蜂「……? なんかあんまり力入ってなくなぁい?」
美琴「あ、ごめん。ちょっと強くするわよ」ググッ
食蜂「ふぎゅっ!」
美琴「なんて声出してんのよ」クスクス
食蜂「いっっ……いっだいのよぉ……!」
美琴「ちょっとだけ我慢。あと5秒」
食蜂「ながいぃ……!」
美琴「なに言ってんの。全身やるんだからね」
食蜂「うえぇぇ……!」
669
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2022/08/26(金) 19:19:58 ID:nBEiGCSs
5分後・ストレッチ終了
食蜂「もうムリぃ……もぉかえるぅ……」グテー
美琴「こっからが本番だっつの」
食蜂「これだけ痛い思いしてまだ準備ってぇ……」
美琴「もう痛いことないから。それに……」スッ
食蜂「はぇ……?」
美琴「せっかく膨らませた浮き輪、使ってほしいんだけど?」
食蜂「なによぉ……さっきは使うなって言ってたくせに……」
美琴「ほら、立った立った」
食蜂「……はいはぁい」
670
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2022/08/27(土) 02:36:02 ID:gTvUuSnI
平和で好き
671
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2022/08/31(水) 08:11:42 ID:Kzy8zdVU
美琴「じゃ、ゆっくり足からね」ポチャ
食蜂「ん……」ポチャ
美琴「温くて気持ちいいわね」
食蜂「そぉ? もっと温度高い方がいいと思うけど」
美琴「お風呂じゃないから。よっと」ザブン
食蜂「ゆっくり入るんじゃなかったのぉ」
美琴「水温わかれば充分でしょ。ほら、アンタも入って」
食蜂「……」
672
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2022/09/13(火) 12:57:37 ID:mb/hvJOk
好きすぎて定期的に読み返してるわ
673
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2022/09/13(火) 23:23:50 ID:SAlDu3S2
熟女中出し
https://ux.getuploader.com/detail/
674
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2022/09/14(水) 03:38:53 ID:VGHkWZkY
>>672
わかりみ
675
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2022/09/16(金) 19:29:49 ID:pC4I.QDI
美琴「どうしたの?」
食蜂「……入らないとダメぇ?」
美琴「うん」アッサリ
食蜂「……」ブルブル
美琴「もしかして浮き輪してても怖いの?」
食蜂「ここっ、こ、怖いなんて言ってないでしょぉ!」
美琴「言ってないだけでしょ。身体震えてるわよ」
食蜂「む、武者震いですぅー!」
美琴「プール入るだけで武者震いする時点でおかしいっつーの」
676
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2022/09/19(月) 23:42:55 ID:1ZsCz6E.
食蜂「と、とにかく怖いわけじゃないからっ。私には私のペースがあるの」
美琴「で、そのペースだといつプールに入れるのかしら」
食蜂「んー……1時間後?」
美琴「待ってられるかっ。もういいわよ、ほら」ギュッ
食蜂「ふぇっ」
美琴「手、掴んでてあげるから。これなら怖くないでしょ?」
食蜂「な……あ、アナタは本当にぃ……!」ゲシゲシ
美琴「痛っ。なにすんのよっ」
食蜂「アナタが悪いんでしょぉ!」
677
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2022/09/20(火) 06:14:10 ID:rPhjYAg.
あかん
ニヤケがとまらない
678
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2022/09/23(金) 20:16:54 ID:ffM2RAgs
美琴「意味わかんないし、もー……グダグダ言ってないで入んなさいっ!」グイッ
食蜂「きゃっ──」グラッ
ザブンッ
食蜂「はっ……はっ……」
美琴「ほら、なんともないでしょ」
食蜂「……でしょ、じゃないわよぉ! ビックリしたじゃなぁい!」
美琴「こうでもしないとホントに1時間かかりそうだったし」
食蜂「せめて予告しなさいよぉ!」
美琴「したって拒否るでしょアンタは」
679
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2022/09/24(土) 01:51:05 ID:QHRk93KI
美琴「ま、やっと入れたことだし早速──」パッ
食蜂「ちょっとぉ!? なんで離すのよぉ!」ギュッ
美琴「えっ」
食蜂「ちゃんと掴んでなさいよぉ!」
美琴「入るときだけのつもりだったんだけど……」
食蜂「……プールの中にいるときは離さないで」ギューッ
美琴「……」キュン
食蜂「ねぇ……聞いてるのぉ?」
美琴「う、うん。離さないわ」ギュッ
680
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2022/09/24(土) 05:41:56 ID:O.R2WkQQ
これもうプールから一生出ないでしょ
681
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2022/09/25(日) 13:52:47 ID:6tff2Xz2
ところでスク水かな!
682
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2022/10/02(日) 01:55:49 ID:nqnQOFlo
キュンッw
683
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2022/10/05(水) 06:46:28 ID:Xt576Tnk
美琴「それじゃあ最初は真ん中の方まで歩いてみましょ」
食蜂「いきなりハードル高くなぁい?」
美琴「フツー」
食蜂「まずは外周から始めた方が──」
美琴「ほら、壁から手離して。そっちの手も握っててあげるから」
食蜂「……これで勝ったと思うんじゃないわよぉ」スッ
美琴「なんの勝負よ……」ギュッ
食蜂(吊り橋効果吊り橋効果これは吊り橋効果……!)ドキドキ
美琴(……なんか可愛い)キュンキュン
684
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2022/10/11(火) 22:46:04 ID:441Di3D6
美琴「動いても平気?」
食蜂「煮るなり焼くなり好きにすればぁ……」
美琴「なんなら浮いてるだけでもいいわよ。引っ張ってあげるから」
食蜂「じゃあそうさせてもらうわぁ」ダラー
美琴「極端なんだから……浮き輪から抜けても知らないからね」ザブザブ
食蜂「くるしゅうないわぁ」
美琴(まあ……ビビりまくってるよりは全然いいわね)
685
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2022/10/13(木) 21:44:43 ID:N0Xru8W2
美琴「今気づいたんだけど」ザブザブ
食蜂「はぁい?」
美琴「アンタの手に直接触れるのって結構珍しいわよね」
食蜂「……そうねぇ。それがどうかした?」
美琴「どうってわけじゃないんだけど……手、綺麗だなって」
食蜂「……はい、あとでオシオキ確定☆」
美琴「なんでよ!?」
食蜂「発言の不快力が高かったからっ」プイッ
美琴「一応褒めたつもりなんだけど!?」
食蜂(もぉぉ……今日の御坂さんホントになんなのぉ……!?)ドキドキ
686
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2022/10/15(土) 23:59:44 ID:2vIOLDzY
見てるこっちがキュンキュンするわ
687
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2022/10/16(日) 00:36:00 ID:K79sezug
美琴「たまには私に優しくしたってバチ当たらないと思うわよ」ムスッ
食蜂「はァ……? なぁに? 私から優しくされたいのぉ?」
美琴「アンタの言動が理不尽すぎるから文句言ってんの」
食蜂「誰のせいだと思って……」ボソッ
美琴「は? なんて?」
食蜂「なんでもないわよぅ。っていうかぁ、ご褒美あげてるんだから充分優しいでしょぉ」
美琴「そういう取引とか条件みたいなやつじゃなくて、普通に」
食蜂「ワガママねぇ……じゃぁほっぺにちゅぅしてあげる」
美琴「えっ!?」
食蜂「え」
688
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2022/10/16(日) 17:56:04 ID:ORzOQnY6
えっ!!!?!!!?!?!?!!
689
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2022/10/18(火) 22:03:43 ID:jwLq4D6.
美琴「あっ、ああっアンタなに言って……!」アワアワ
食蜂「な、なに本気にしてるのぉ? 冗談に決まってるでしょぉ。私の唇は安くないの」
美琴「あ、あー……そりゃそうよね。あはは」
食蜂「……どうして残念そうなのぉ?」
美琴「べっつに残念じゃないけど? アンタ本気なのか嘘なのかわかりづらいのよ」
食蜂「今度は怒ってる」
美琴「怒ってないし」プイッ
食蜂「耳真っ赤」
美琴「あ、赤くないっ」
食蜂(……そんなに意識したのかしら)キュン
690
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2022/10/24(月) 08:22:12 ID:j0Jwmup2
食蜂「……ねぇ」
美琴「……なによ」チラッ
食蜂「私の手がどうとか言ってたけどぉ、アナタの手だって綺麗じゃなぁい?」
美琴「は……? なに急に……」
食蜂「指長いし、爪の形も綺麗」ニギニギ
美琴「あ、アンタに言われても煽りにしか聞こえない」ドキドキ
食蜂「ひどいわねぇ……じゃぁこれなら信じられる?」スッ
美琴「……?」
食蜂「……ちゅっ♡」
美琴「っっっ!!!??!?」
691
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2022/10/25(火) 22:18:11 ID:zXjL5TC.
美琴「なっ、あ……アンタ今っ……!」パクパク
食蜂「こ、これでウソじゃないってわかったでしょぉ」プイッ
美琴「そうじゃなくて! てっ、手にキ──」
食蜂「っ……!」ツネッ
美琴「いっつぅ!?」
食蜂「いちいち口に出さないでいいのよぉ! っていうか勘違いしないで! 特別な意味なんてないんだからねぇ!」
美琴「……じゃあどういう意味があったの?」
食蜂「うるっさい! もぉいいから次の練習始めなさぁい!」ペチペチ
美琴「いたっ、痛っ! わ、わかったわよっ」
692
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2022/10/26(水) 13:21:37 ID:gl/tAzOc
ミサカ「え?!」
食蜂「え」
読者「え?!?!?!!?」
三連弾クソワロタwww
そして最近ニヤニヤシチュエーション多くてほっぺたがやられる
いいぞ、もっとやれw
693
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2022/11/06(日) 02:34:08 ID:WOEmNR3w
1時間後
食蜂「──ぷはっ! はぁ、はぁ……どぉ!?」
美琴「ギッリギリだけど10秒いけたわよ」
食蜂「ふ、ふふっ……まぁ私が本気になればこの程度当然よねぇ」ファサァ
美琴(10秒潜れるようになるのにこんなかかるとは……)ムーン
食蜂「なに難しい顔してるのよぉ」
美琴「今後の練習計画考え直さないとなって思って」
食蜂「あら、私の飲み込みが早すぎて計画前倒しかしらぁ?」
美琴「あーはいはい、そうそう」
694
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2022/11/06(日) 09:59:03 ID:mWEfN9fA
かわいい
695
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2022/11/10(木) 21:32:09 ID:T2wLQm4g
食蜂「その反応すごく腹立たしいんだけどぉ?」
美琴「え、本気で言ってたの? そういう振りかと思ったわ」
食蜂「なっ……私が成長力著しいのは確かでしょぉ!?」
美琴「どこが」
食蜂「浮き輪なくても10秒も潜れるようになったぁ!」
美琴「いやいやアンタね……それならせめてひと──あ」
食蜂「なに?」
美琴「あー、いや……なんでもない」
食蜂「ふんっ……どうせ悪口でしょぉ」
美琴(……手はこのままでいっか)ギュッ
696
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2022/11/21(月) 21:58:55 ID:0NbOQNNE
美琴「じゃあそろそろ上がりましょ。アンタも疲れたでしょ」
食蜂「やっと終わりぃ? 長かったわぁ」パッ
美琴「あ……」
食蜂「早くシャワー浴びたいわぁ」ザバァ
美琴「ちょっと……」
食蜂「はぁい?」
美琴「……」ジトッ
食蜂「なに……? っていうか上がらないのぉ?」
美琴「上がるわよっ。いいからさっさと行けっ」ザバッ
食蜂(なんで怒ってるのぉ……?)
697
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2022/11/22(火) 05:47:22 ID:eyxgVAh2
地味に定期的に更新チェックしに来てるので更新あると嬉しい
698
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2022/11/22(火) 06:11:24 ID:sfqIa7Bs
食蜂って人の気持ちわからないよね
699
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2022/11/23(水) 23:43:21 ID:c5DsFWr.
食蜂「……」ペタペタ
美琴「……」ペタペタ
食蜂「ねぇ……それやめてくれなぁい?」
美琴「は?」
食蜂「その不機嫌そうな顔よ。こっちまで気分悪くなるわぁ」
美琴「アンタの身勝手さに呆れてるだけよ」
食蜂「はァーッ? 私がなにしたって──きゃっ」ツルッ
美琴「ちょっ」ガシッ
700
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2022/11/24(木) 00:24:39 ID:Ax5DhIXI
美琴「はぁー、ったく……ドジなんだから」
食蜂「あ、アナタが気がかりな表情してたせいでしょぉ!」
美琴「ほら、足元気をつけなさいって」ギュッ
食蜂「むぅぅ……!」
美琴「睨んだってダメでーす」フイッ
食蜂「……ありがと」ボソッ
美琴「っ……しょ、しょうがないから更衣室までは手繋いどいてあげるわ」ギューッ
食蜂「そこまでは頼んでないけどぉ……」
美琴「ダーメ。強制ね」
701
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2022/11/25(金) 01:37:16 ID:qhPddHH2
ツンデレ同士だと先が長いな。。
702
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2022/11/27(日) 20:54:59 ID:cMb/5jWY
帰りのバス
食蜂「んー……」ウトウト
美琴「ちょっと、頭ぶつけるわよ」
食蜂「ん……場所替わって」
美琴「アンタが先に乗り込んだんでしょうが……しょうがないから寄りかかってもいいわよ」
食蜂「は……?」
美琴「私の肩、枕にしていいって言ってんの」
食蜂「……」ジーッ
美琴「イヤなら別にいいけど」
食蜂「……まぁせっかくだし使ってあげるわぁ」ポスン
703
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2022/11/27(日) 21:33:12 ID:cMb/5jWY
美琴「そういえばさ」
食蜂「……」
美琴「これもアンタがこの前言ってた『使う』に入るの?」
食蜂「……」
美琴「ねぇ、聞いてる? 操祈?」
食蜂「……すぅ……すぅ」
美琴「なによ、寝ちゃったの」
食蜂(なんなのぉもぉ……! 完っ全に目が覚めちゃったじゃないのぉ!)ドキドキ
704
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2022/12/02(金) 06:43:49 ID:xBqq2xl6
降車後
美琴「今日はしっかり休みなさいよ」
食蜂「言われなくてもそうしますぅ」
美琴「じゃあまた明日ね」
食蜂「あら、上がっていかないのぉ?」
美琴「アンタ疲れてるでしょ。よく寝てたし」
食蜂「ま、まぁそうねぇ……」
美琴「でしょ。お風呂入ってストレッチして、よく寝ることね」ポンポン
食蜂「……子ども扱いするんじゃないわよぉ」ペシッ
705
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2022/12/02(金) 23:03:18 ID:J0e.tKYs
やっぱみこっちゃん優しい(。-`ω´-)
706
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2022/12/03(土) 18:34:01 ID:lHSV.OT6
帰り道
美琴「あ、もしもし? 佐天さん? 御坂だけど」
佐天『はーい。どうしました?』
美琴「ちょっと聞きたいことがあって」
佐天『お、都市伝説ですか?』
美琴「じゃなくて」
佐天『えー、残念』
美琴「なんていうか、うーん……友達がさ……」
佐天『友達が』
美琴「あー……その……友達が手にきっ……キスするのって、どういうことだと思う……?」
707
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2022/12/04(日) 02:26:01 ID:0qvLhjIQ
佐天『キス? 手に?』
美琴「うん、手」
佐天『されたんですか? 誰から?』
美琴「……それは内緒だけど」
佐天『白井さんじゃないですよね。白井さんの普段の行いからしたらむしろかわいいレベルですし』
美琴「黒子じゃないわ」
佐天『婚后さん?』
美琴「あの、言わないからね?」
佐天『湾内さん?』
美琴「だから言わないって!」
708
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2022/12/05(月) 00:58:02 ID:hAOwl5pY
当たるまで当ててきそうなところさすが佐天さん(当たったら反応でわかりそう)
709
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2022/12/05(月) 18:04:47 ID:I6RVv/ao
こういう質問のされ方、正解を言われると「違う!」って言えなくなる
絶対無言になってしまう
710
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2022/12/05(月) 22:29:18 ID:DTN2uGK6
美琴「絶対楽しんでるでしょ?」
佐天『いやいやまさかそんなー』
美琴「もういいっ」
佐天『あーウソです、ごめんなさい! ちゃんと聞くんで許してください!』
美琴「はぁ……それで、佐天さんはどう思う?」
佐天『んー……ちなみに誰なんですか?』
美琴「ちょっと!」
711
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2022/12/07(水) 03:01:40 ID:JUMKofhI
ほ、ほら、誰がしたかによってどんな意味合いを含んでるか変わってくるかもだからそりゃー誰だか気になっちゃうよね?佐天さん?w
712
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2022/12/07(水) 20:12:30 ID:lWL3b.po
>>711
きも
713
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2022/12/11(日) 03:30:15 ID:/uXmKOK.
>>709
これわかる
714
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2022/12/13(火) 22:30:29 ID:36BTOYDc
佐天『でも真面目な話、どんな人かわからないとなんとも言えないですよ』
美琴「む……」
佐天『人によっては軽いスキンシップで誰にでもそういうことしますし』
美琴「それはない──と、思う。そういうやつじゃないし」
佐天『ほうほう』
美琴「……なに?」
佐天『いえ、断言できちゃうんだなと』
美琴「まあ……知らない仲じゃないから。だからなおさら謎なの」
715
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2022/12/19(月) 22:32:33 ID:qTInLyD2
佐天『あの御坂さんをそこまで悩ませるなんて罪な人ですねー』
美琴「別に悩んでるってほどじゃないけど……アイツに心乱されるのが癪ってだけよ」
佐天『心乱れてたら悩んでるんじゃ』
美琴「そ、それはいいから佐天さんの意見を聞かせてっ」
佐天『そうですねー。愛情表現なのは間違いないと思いますけど』
美琴「や、やっぱりそうなの?」
佐天『ただの一般論ですよ? 食蜂さんのことはよく知らないですし』
美琴「たしかに普通の枠に収まるやつではないけど……」
佐天『レベル5ですもんねぇ』
美琴「……ちょっと待って。私、食蜂の名前出したっけ?」
716
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2022/12/21(水) 05:14:36 ID:pUwRS0Xg
普通に鎌かけられてそのままハマるのさすが美琴ちゃん
717
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2022/12/30(金) 17:17:51 ID:Wg2PiPBE
佐天『実は最初から割と予想できてました。あとは御坂さんの口ぶりで確信しました』フンス
美琴「口ぶりって……?」
佐天『アイツ呼びとか』
美琴「それだけじゃわかんないでしょ!?」
佐天『御坂さんがそこまでくだけた感じで話す人って案外少ないですし』
美琴「いやいや、そんなこと──」
佐天『──ありますよね?』
美琴「……否定はしない。けどアイツを特別扱いしてるわけじゃないからね!?」
佐天『はいはい、わかってますって』
718
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2022/12/30(金) 17:41:57 ID:q2BTvoB2
佐天『にしてもそっかー、やっぱり食蜂さんかー』
美琴「そう、だけど……なに?」
佐天『以前デパートで会ったときからただならぬ関係だとは思ってましたけど……やっぱりかー』
美琴「変に解釈しないでよ!? 手にキスされたってだけだから!」
佐天『でも御坂さんはそれがどういう意味なのか気になりまくり、と』
美琴「ふ、普通気になるでしょ!? 友達にそんなことされたら!」
佐天『えー? じゃああたしが同じことしてもそんなに気にします?』
美琴「……もちろん」
佐天『露骨な間』
719
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2022/12/30(金) 18:20:13 ID:q2BTvoB2
佐天『やっぱり食蜂さんだから気になるんじゃないですかー?』ニヤニヤ
美琴「ちがっ……佐天さんだって知ってるでしょ!?」
佐天『はい?』
美琴「食蜂がとんでもない美人だってこと!」
佐天『えーっと……? どういうことですか?』
美琴「あんな美人が手にキスなんてしてきたらっ……き、気になっちゃうでしょうが!」
佐天『は、はぁ……まぁわからなくはないですけど……』
720
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2022/12/30(金) 18:51:34 ID:q2BTvoB2
佐天『でも常盤台って綺麗な人ばっかりですよね。白井さんはもちろん、婚后さん達だって』
美琴「そりゃみんな綺麗だけど、食蜂は明らかにレベルが違うの!」
佐天『ほ、ほう』
美琴「入学時なんてすっっごく綺麗な子がいるって話題になったくらいなのよ!?」
佐天『へ、へぇ〜……』
美琴「私が会った人の中で間違いなく一番美人ね。それもダントツで」ウンウン
佐天『わ、わかりました。食蜂さんの美しさはもうわかったのでっ』
美琴「はっ……と、とにかくそういうことだからっ」
721
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2022/12/31(土) 06:49:23 ID:MuyrPc5s
更新おつー!
佐天さん内心では「これただの惚気じゃないか」とか思ってそう
722
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2022/12/31(土) 10:44:52 ID:OzZw/a6c
佐天『話をまとめると……顔がタイプの人からキスされて嬉しかったってことでいいですか?』
美琴「全然まとまってないどころか違う話になってるけど!?」
佐天『あれ、違いました?』
美琴「『顔がタイプ』も『嬉しかった』も言ってないでしょ!」
佐天『そこは素直じゃない御坂さんのことなので、推し量りました』
美琴「欠片も合ってない!」
佐天『本当に?』
美琴「う……」
723
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2022/12/31(土) 11:06:56 ID:OzZw/a6c
佐天『御坂さんの本音が聞きたいなー』
美琴「……」
佐天『そもそも電話してきたのは御坂さんなのになー』
美琴「ぐっ」
佐天『それなのにウソばっかりなのは寂しいなー』
美琴「わ……わかったわよ。正直に話すっ」
佐天『待ってました!』
美琴「話す、けど……絶対他の人には言わないでよ!?」
佐天『もちろんです!』
724
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2023/01/01(日) 10:09:13 ID:X3HWvGWA
佐天『で、実際嬉しかったんですか?』
美琴「……」
佐天『御坂さーん?』
美琴「……嬉しかった、けど」
佐天『ほほう♪』
美琴「な、なによっ。悪い!?」
佐天『なにも言ってませんよ』ニヤニヤ
美琴「絶対腹立つ表情してるっ」
佐天『ひどいなぁ、そんなわけないじゃないですかぁ』ニヤニヤ
725
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2023/01/01(日) 19:04:58 ID:4NJAHY..
美琴「う、嬉しいって言っても1割くらいだから! ビックリ9割だから!」
佐天『驚きながらもしっかり喜んでいた、と』
美琴「なんであえて表現を変えるのよ!?」
佐天『素直な表現にしただけですよ。御坂さん、すぐ照れるから』
美琴「……だって恥ずかしいし」
佐天『食蜂さんの美人っぷりはあんなに力説したのに』
美琴「っ……! それは忘れて!」
佐天『さすがに無理ですよ。あれだけ聞かされたら』
美琴「んがぁーっ!」
佐天『女子が出しちゃいけない声』
726
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2023/01/03(火) 17:55:41 ID:8KIjw0wk
佐天『結局ですね、あたしに聞くより御坂さんがどう思ったかなんじゃないですか?』
美琴「ビックリした」
佐天『じゃなくて、食蜂さんがなんでキスしてきたのかです』
美琴「……からかってる、とか」
佐天『そういうタイプなんでしたっけ?』
美琴「違うけど……普段から私だけ扱いひどいから」
佐天『本当に嫌いなら触れる方がイヤな気がしますけど』
美琴「アイツ気分屋だし……」
佐天『そういう人はなおさらイヤなことはしないんじゃ』
727
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2023/01/03(火) 18:17:52 ID:8KIjw0wk
佐天『今の話を聞いてて思ったんですけど』
美琴「なんかわかった!?」
佐天『いえ、そうじゃなくて……なんかあえて悪い方に考えようとしてません?』
美琴「う……」
佐天『もしかしてまだ恥ずかしがってます?』
美琴「べ、別に……」
佐天『もう嬉しかったって白状したんだから、ここも素直に話しちゃいましょうよ』
美琴「うぅ〜……」
佐天『御坂さんっ』
728
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2023/01/03(火) 18:31:35 ID:8KIjw0wk
美琴「……実はね」
佐天『はい』
美琴「その……される前に、手が綺麗だって言われて」
佐天『……ぉ?』
美琴「あー、だから……わ、私の手が好き──とか? ちょっと思ってたり……」
佐天『……御坂さん』
美琴「は、はい」
佐天『キスされるまでの流れ全部話してください!』
美琴「ぜ、全部っ?」
佐天『全部です! 隠し事なしですからね!』
729
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2023/01/04(水) 04:31:57 ID:jT9fCnwU
なんというか、さすてんだわ
730
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2023/01/04(水) 23:24:24 ID:qXDJQ3os
佐天『──なるほど。プールに遊びに行ってそんなことに……』
美琴「なんか変……?」
佐天『……公衆の面前でイチャついてたんですか?』
美琴「や、やってきたのは向こうなんだけど!?」
佐天『いや、そもそもずっと手繋いでるって……仲良すぎません?』
美琴「だって食蜂が怖がってたから……!」
佐天『御坂さんって結構過保護なんですね』
美琴「あ、アイツが特別世話がやけるのよ!」
731
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2023/01/04(水) 23:50:23 ID:qXDJQ3os
佐天『手を繋ぐのは初めてなんでしたっけ?』
美琴「うん」
佐天『ふーむ……』
美琴「な、なに?」
佐天『もしかして、それが嬉しくてキスしちゃったとか?』
美琴「え……そんなことある……?」
佐天『あたしだったら好きな人と触れ合えたら嬉しくてちょっと大胆なことしちゃうかも』
美琴(でも……これまでもハグはしてるんだけど……)
732
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2023/01/05(木) 00:06:27 ID:QHjbBZdY
ああ〜
このスレのために生きてる
733
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2023/01/05(木) 06:59:22 ID:DS.MBIjE
>>732
分かる…
最近更新頻度高くてめちゃんこ嬉しい…
734
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2023/01/06(金) 22:45:26 ID:AE3LIQ6.
佐天『まあ、あたしだったらの話なんで、全然見当違いかもですけど』
美琴「うーん……どうなんだろ……」
佐天『そんなに気になるなら直接聞いてみたらどうです?』
美琴「え……無理無理! 絶対無理!」
佐天『拒否っぷりがすごい』
美琴「聞いた瞬間キレられる光景が目に浮かぶわ……」
佐天『案外それも照れ隠しだったりして』
美琴「だとしても怒らせたくないわよ……」
佐天『多少のリスクは受け入れないと』
美琴「リターンと見合ってる気がしないんだけど!?」
735
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2023/01/06(金) 23:15:57 ID:AE3LIQ6.
佐天『じゃあこうしましょう。もう1回キスしてってお願いしてみる!』
美琴「はい!?」
佐天『それでしてくれるなら間違いなく好意アリだし、また嬉しい思いができて一石二鳥じゃないですか?』
美琴「リターンよりもリスクが爆上がりだから! 絶交される可能性すらあるわよ!」
佐天『だったらそもそも今日してきてませんて』
美琴「たしかに……って違う! それでもおかしいでしょ!?」
佐天『えー? 御坂さんはもう1回してもらいたくないんですか? 食蜂さんからキス』
美琴「それは……してくれたら嬉しいけど……」
736
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2023/01/10(火) 04:52:00 ID:1j39Py0Q
>>733
同じく
更新めっちゃ嬉しい
737
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2023/01/12(木) 23:04:43 ID:IF659E/I
佐天『ここは欲望に素直になりましょう!』
美琴「なんかすごくイヤな言い方なんだけど!」
佐天『間違えました。ここは勇気を出しましょう!』
美琴「うー……恥ずかしいし、そもそもどう切り出せばいいのかわかんない……」
佐天『そこはほら、ムード作りを頑張る感じで』
美琴「ムードってどう作るの?」
佐天『あたしも経験があるわけではないので……』
美琴「勧めるだけ勧めてソレ!?」
738
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2023/02/03(金) 21:10:08 ID:UbZFAFl2
佐天『ま、まあ大丈夫ですよ。今日の流れを再現すればいいんです!』
美琴「なんかテキトーに言ってない?」
佐天『科学的に考えた結果です。再現性は超重要』
美琴「似非科学者っぽい……」
佐天『とりあえず手を繋ぎましょう! 今日みたいに!』
美琴「……手を繋いで、そのあとは?」
佐天『そこからはそのときの流れで臨機応変に』
美琴「再現性はどこ行ったのよ!」
739
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2023/02/19(日) 14:52:02 ID:QW61F0Jk
その夜・食蜂の部屋
「あぁもぉ……!」
もう何度目になるだろう、ベッドの上で一人呻く。
こんな醜態、誰にも見られていないとわかっていても情けなくてイヤになる。
それでも湧き上がる感情を抑えられないのは──
「なんであんなことしちゃったのよぉ……!」
夕方のプールでの出来事がフラッシュバックするからだ。
あのときの私は血迷っていたのだと思う。
たしかに普段から御坂さんといるときは冷静力を失いがちではある。
それでも今日のアレは、多少冷静力を欠いていたくらいではありえない。
あろうことか御坂さんの手にキスしてしまうなんて……!
740
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2023/02/19(日) 15:52:50 ID:QW61F0Jk
全部御坂さんのせい。
御坂さんがあんな表情をしたから。
『冗談に決まってるでしょぉ。私の唇は安くないの』
私がそう言ったあとの、御坂さんの残念そうな顔。
そんな顔を見せられたら、どうしたってときめいてしまう。
私のキスを期待してくれたのだと思うと嬉しくて、その顔を晴らしてあげたくて。
高鳴る鼓動に促されるままに、私は彼女の手をとってしまった。
「あぁ! 私のバカぁ!」
だからって本当にキスしなくてもいいのに、どれだけ舞い上がっていたと言うの?
普段と違う環境だから?
それもあるかもしれない。
吊り橋効果はバカにできない。
でもなによりも違ったのは──御坂さんだ。
741
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2023/02/19(日) 21:17:44 ID:7yfWJqmY
いいね!
742
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2023/02/21(火) 22:53:49 ID:0SUMOnNA
うおおおお!!最高!!!
743
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2023/02/21(火) 23:03:01 ID:1yO7MUi6
更新待ってたぜぇぇええ
最高
744
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2023/03/26(日) 22:31:40 ID:g1mYpnng
今日の御坂さんはやけに優しかった。
ずっと私のことを気にかけてくれていた。
優しい人なのは知っているけど、私だけは優しくされることはないと思っていたのに。
私の心は隙だらけで、ほとんど取り繕うことができなかった。
どうして今さら優しくするの?
下心?
やっぱりご褒美目当て?
「はぁ……そうじゃないから困ってるのよねぇ」
そんなに単純な話だったらこんなに心乱されない。
大体、御坂さんがやらしいことを考えてたら表情でわかる。
今日、私の着替えを盗み見ようとしてたときみたいに。
だからこそ、ただ私のことを想ってくれているとしか思えなくて。
あんなにわかりやすい御坂さんのことが、なにもわからなくなる。
745
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2023/04/01(土) 01:59:29 ID:aVJOXkKA
悲観的なツンデレ×2!
746
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2023/04/09(日) 22:08:51 ID:LaX/aiP6
「……御坂さんのバカ」
そうして私の思考はまたも行き止まりにぶつかる。
帰ってきてから何十回と繰り返したのでこの先に進めないことはもうわかっている。
だから御坂さんに八つ当たり。
散々人を悩ませているのだからこれくらいは許されるだろう。
八つ当たりの効果か、あるいは単に同じことを考えすぎて頭が疲れたのか、少し落ち着いてきた気がする。
また例の記憶がフラッシュバックする前に寝てしまおうと、枕に頭を乗せて──
「っ……!」
なんで?
どうして?
私の脳はバグってるんじゃないだろうか。
この枕とは全然違うのに、なぜか私は帰りのバスの……御坂さんの肩枕の感触をはっきりと思い出していた。
747
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2023/04/10(月) 06:59:26 ID:9wl8KkiA
とりあえず久々のご褒美であるハグをしてもらいましょうか(期待
748
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2023/04/10(月) 13:15:14 ID:cyo7soIw
地の文の到来で全俺が萌え死んだ
749
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2023/04/16(日) 16:03:56 ID:BilN7Hk6
肩を貸してくれた御坂さんには悪いけど、実はあのときまったく眠れなかった。
だってしょうがないでしょう?
そもそも想定外の提案だったし、耳元で柔らかく──
『操祈?』
本当に柔らかく、私の名前を呼んでくるんだから。
御坂さんはもう慣れたみたいだけど、私は未だに呼ばれるたびに顔が熱くなってしまう。
ドリーと似ているようで、少し大人びていて、意志の強さを秘めた声。
本人には口が裂けても言えないけれど、私はそんな彼女の声が好きだったりする。
そうしてこれまで聞いたことのない声音で名前を囁かれたら、落ち着いて眠れるわけがない。
「いつもは失礼なことしか言わないくせにぃ……」
枕に顔をうずめて歯噛みする。
いつもみたいに悪態をついてほしかった。
そしたら意識しないで済んだのに。
なによりも彼女は素でやっているだけなのが悔しかった。
750
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2023/05/15(月) 23:16:48 ID:qahqMHdY
御坂さんは今ごろなにをしているのかしら。
少しは私のことを考えていてほしい。
でないと不公平だ。
これじゃあまるで私の片──
「ありえないっ! ありえないわぁ!」
頭の中に浮かびかけた言葉を無理矢理かき消す。
今のは適切な言葉が出てこなかっただけ。
御坂さんのせいで脳の働きまで鈍っているみたい。
ついでに今さらプールの疲れが出てきたのか、身体の節々が痛み出してきた気がする。
「……本当に寝ましょぉ」
能力を使って今日の記憶を消せばいいのはわかってる。
でもそれはしたくなかった。
別に名残惜しいとかではなく、そこまでしたら本当に意識しているみたいだから。
誰に向けたのかもわからない言い訳を考えながら、私は睡魔が訪れるのを待った。
751
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2023/05/20(土) 00:01:08 ID:Whoxyg/A
去年の七月に始まった一日がようやく終わりそう!
752
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2023/05/22(月) 22:30:41 ID:VSWTehdQ
翌朝・食蜂の部屋
美琴「──全身筋肉痛で動けない?」
食蜂「そ、そうよぉ……」
美琴「いやいやアンタね……あの程度の運動でそんなわけ──」グイッ
食蜂「んぎゃぅ!」ビクン
美琴「え……マジ?」
食蜂「だからそう言ってるでしょぉ……!」
美琴(昨日なんて運動とすら呼べないただの水遊びレベルだったんだけど……)
753
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2023/05/24(水) 15:13:03 ID:Fy5lfBc6
食蜂なら普通にありえそうで笑う
754
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2023/05/29(月) 22:24:29 ID:fSOubonw
美琴「学校どうすんの?」
食蜂「動けないんだから行けるわけないでしょぉ」
美琴「筋肉痛で学校休むとか前代未聞じゃない?」
食蜂「か、考え方を変えれば前人未到とも言えるしぃ」
美琴「普通の人は情けなくてその考え方はしないわね」
食蜂「うるさ──んぅっ!」ビキッ
美琴「ちょっと、どうしたの?」
食蜂「ふ……腹筋に力入ったから痛みが……」
美琴(……これでどうやってムード作れって言うのよ)
755
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2023/05/29(月) 22:51:13 ID:fSOubonw
美琴「はぁ……寮監と先生には私から伝えとくわ」
食蜂「理由は体調不良にしておいてちょぉだぁい」
美琴「また意味ない見栄張って……あと、無理はしないでいいけど動かせたら身体動かしなさいよ」
食蜂「はぁ……? 動けないから休むのよぉ」
美琴「ストレッチとかそのレベル。少し身体動かした方が治りが早いんだって」
食蜂「本当かしら。私に痛い思いさせようとウソついてなぁい?」
美琴「そんなくだらないことしないっつーの」
756
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2023/06/02(金) 18:56:38 ID:Wd62gsHI
美琴「じゃあ私はもう行くわよ」
食蜂「行ってらっしゃぁい」ヒラヒラ
美琴「……ねぇ、ちょっと手出してよ」
食蜂「どうしてぇ?」スッ
美琴「……」ギュッ
食蜂「……なに?」ジトッ
美琴「あー……なんでもない。じゃ」パッ
食蜂(一体なんなのよぉ!?)ドキドキ
美琴(めっちゃ睨まれた……ムードとか作れる気がしない……)
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板