[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
1-
101-
201-
301-
401-
501-
601-
701-
801-
901-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
レス数が900を超えています。1000を超えると投稿できなくなるよ。
Ammo→Re!!のようです
19
:
名も無きAAのようです
:2013/05/26(日) 19:59:25 ID:cwrc78lw0
咄嗟に発射した徹甲弾では、男の動きを止めることは出来なかった。
棺桶持ちが起動コードを口にしてから戦闘行動を開始するのは、バッテリーの使用量を減らし、少しでも長く活動することを目的としている。
いわゆる、様式美に近い慣習のようなものだ。
従って、コードを口にする間の致命的な隙は、全ての棺桶に共通した弱点でもある。
だから、棺桶持ちが棺桶を使う前に殺すのは当たり前のことだ。
それが容易であれば、棺桶はその存在の重要さを欠いていただろう。
その背負う棺桶が、使用者の命を守る楯として機能しなければ、そうなっただろう。
男は巨大な棺桶――間違いなく、大型に分類されるCクラスのそれ――を楯に、強化外骨格を身に着けることを成功させた。
棺桶を用いた戦闘を知っている証拠だ。
いや、こうなることを知っているだけで、ここまで疾くは動けない。
多くの場数を踏んできたに違いなかった。
ム..<::_|.>ゝ『夢ごと叩き潰す』
一目で分かった。
これは、コンセプト・シリーズの棺桶だと。
そして比類なき強さを持つ、強力なそれだと。
<0[(:::)|(:::)]>『ふざけんな!!』
オットーはブースターに点火し、屋上から飛び降りる。
彼の細胞は、対立ではなく逃亡を命じた。
正面からの殺り合いは分が悪い。
自らの得意な領域、即ち空へ逃げ、そこから攻撃を仕掛けるしかない。
もしくは、放っておくかだ。
逃げ道が多くある空中でなら、鈍いCクラスの棺桶相手に後れは取らない。
瞬く間にビルの屋上から三十フィート上空まで飛翔し、手を考える。
これだけの高度を確保すれば、銃撃を回避するのは容易だ。
銃撃を加えるのもまた、同じ。
優位性は、今、自分にある。
ム..<::_|.>ゝ『テルミットバリック!!』
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板