■掲示板に戻る■ ■過去ログ 倉庫一覧■
遊戯王SS総合スレ Part.4
-
・遊戯王を題材としたSS及びそれに対する感想用のスレです。
・遊戯王が題材であればジャンルは何でもアリです。
・SSを書き込む際はコテを使っても構いません。
・クロスオーバー作品、オリジナル要素のある作品は最初に告知してください。
・長い作品は書き溜めてから投下してください。
・アンカーSSは専用のスレを立ててください。
・次スレは>>980から
※前スレ
遊戯王SS総合スレ Part.3
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/game/57512/1409323010/l50
-
スレ立て乙
そして前スレの>>1000がまるで意味がわからんぞ!
-
ドルベ祭り会場はここかな?
-
誰かドルベがかっこいいSSを書くんだ
-
投下します
ドルベメインにしようと思ったがなんかよく分からんくなってしまった
「神代家の白き盾」
※注意
・デュエルにおいて2枚オリカが出ます、残りはOCGです
-
凌牙「ったく、なんで俺達が荷物持ちなんか・・・・・」
璃緒「文句言わない、凌牙、あなた自分が何の為に男に生まれたと思ってるの?」
凌牙「少なくともこんな事する為じゃねぇだろ」
璃緒「私の兄になる為よ、兄なら妹の為にこのくらいしてくれてもいいでしょ?」
凌牙「いつもは頼りないだの好き勝手言ってるくせに、こんな時ばっか調子のいい奴だな」
ドルベ「しかしメラグよ、それなら兄じゃない私は別に付き合う必要は無かったのではないか?」
璃緒「何言ってるのドルベ、仲間なら協力し合うものでしょ?それともこれ以上の理由が必要?」
ドルベ「おお、確かにその通りだ!我ら七皇、一人は皆の為、皆は一人の為!ワンフォーオール、ワンフォーワン!」
凌牙「オールフォーワンだろ、しかしこの大量の服は我ら七皇の為になるとは思えないが?」
璃緒「あら、遠慮しないで凌牙も着ていいのよ?」
凌牙「誰が女物の服なんて着るか」
璃緒「そうなの?ミザエルは着てるのに」
凌牙「マジか!?」
璃緒「嘘に決まってるでしょ」
凌牙「・・・・・」
-
男1「よぉー、そこの可愛いお嬢ちゃん」
男2「俺達と一緒に遊ばない?」
男1「俺、渋三角卓男、略してシブタク」
男3「そんなガキ共なんかより、俺達年上のお兄さん達と遊んだ方が楽しいって」
ドルベ「誰だ彼らは?メラグの知り合いか?」
璃緒「私にこんな下品な知り合いはいませんわ」
シブタク「あぁ?なんだと?」
凌牙「おい、余計な事言うんじゃねぇよ、こんなの相手しないでさっさと帰るぞ」
男2「そうそう、ガキは帰れ帰れ、この子は俺達が面倒みてやっから」ガシッ
ドルベ「おい貴様、その手を離せ!」
男2「はぁ?」
ドルベ「メラグは貴様らなど知らんと言っている!帰るのは貴様らの方だ!」
-
男2「なんだよてめぇ、そんなに痛い目みてぇのか?」
ドルベ「ふん、やる気か?ならば相手してやろう、デュエ(ry」
男2「オラァ!」普通の腹パン
ドルベ「ルフグッ!!」
璃緒「ドルベ!」
男2「なんだよ、粋がってるくせに大した事ねぇな」
ドルベ「き、貴様・・・物理攻撃とは・・・姑息な手を・・・・・」
シブタク「なぁ、もうコイツ等ボコッてよくね?いい加減ウゼーよ」
凌牙「ウゼーのはテメェらだろうが」
男3「タク!あぶねぇ!!」
凌牙(無言の顔パン)
シブタク「グハッ!!」
-
凌牙「さっさと失せろ、二度は言わねぇぞ」
男2「こ、こいつやべぇ!」
男3「逃げろ!!」
璃緒「あっ、待ちなさい!私にも一発殴らせなさい!」
凌牙「やめろって・・・おいドルベ、大丈夫か?」
ドルベ「ああ、すまない・・・だが、流石だなナッシュ、一発で奴らを追い返すとは、それに比べ・・・非力な私を許してくれ・・・・・」
凌牙「お前はもうバリアンじゃねぇんだ、無理な事だってある」
璃緒「そうよドルベ、それに謝るのは私の方ですわ、こうなったのは私のせいだもの・・・」
ドルベ「いいや、このままではダメだ!バリアンの白き盾もとい、神代家の白き盾!私の使命は仲間を守る事!それがこんな非力では・・・己を鍛えなおさなくては!うおおおおおおお!」
凌牙「っておい、ドルベ!」
ドルベ「待っていろ二人とも!私は必ず強くなって戻ってくる!」
璃緒「行っちゃったわね」
凌牙「強くなるのはせめて荷物持ち終わらせてからにしろよ・・・・・」
-
九十九家
アリト「強くなりたいって?」
ドルベ「そうだ!アリト、君の腕っ節の強さは良く知っている、私に戦いの心得を教えてくれ!」
ギラグ「別に戦えなくたっていいんじゃねぇの?ナッシュはもちろん、メラグだって守ってやる必要無いだろ」
遊馬「いもシャはスポーツ万能だもんな」
真月「いいじゃねぇの教えてやれば、非力なドルベちゃんはまず自分の身を守れるようにならねぇとなぁw」
ドルベ「ぐっ・・・・・悔しいが確かにベクターの言うとおりだ、今のままでは自分の身すら守れん」
アリト「ま、そういう事なら任せておけ!ムカつくベクターをぶん殴れるくれぇには強くしてやるぜ!」
真月「俺基準かよ・・・・・もし僕が危なくなったら、遊馬君が代わりに殴られてくれますよね!」
遊馬「へぇー、蝶野さなぎってデュエル出来るのか」
ギラグ「おうよ、歌ってデュエれるアイドル!それがさなぎちゃんだ」
遊馬「デュエルアイドルかぁ、俺もデュエルしてみてぇなー」
真月「聞けやっ!」
-
アリト「よしっ、まずは体力作りだ!テメェら全員走り込み行くぞ!」
真月「はぁ!?なんで俺らまで行かなきゃなんねーんだよ!」
アリト「こういうのは競い合うライバルがいた方がいいんだよ」
遊馬「確かにそうだな、よっしゃ!ドルベの為にひとっ走り行くか!」
ギラグ「ちょうど運動不足だったからな、ちょうどいいぜ」
ドルベ「皆、恩に着るぞ」
真月「ケッ、俺は行かねーぞ、誰が行くか」
遊馬「えー、行こうぜ真月」
真月「やだね」
遊馬「ドルベより運動音痴になってもいいのか?」
真月「・・・・・」
-
デュエル庵-階段
アリト「いっちに!」
遊馬「さんしっ!」
ギラグ「ごーろっく!」
真月「しちはチッ・・・教えてやれなんて言うんじゃなかった」
遊馬「・・・・・あれ、ちょっとストップ!ドルベがいねぇ!」
アリト「何っ!はぐれちまったのか?」
ギラグ「安心しろ、ドルベなら俺が背負ってるぜ」
ドルベ「うう・・・・・・・」
遊馬「なんだ、そうだったのか」
アリト「てっきり置いて来ちまったのかと心配したぜ」
真月「いや、ドルベが走らねぇと意味ないだろ」
遊馬「・・・・・あ、そっか」
アリト「ドルベェ!お前なにダウンしてんだよ!」
ドルベ「す、すまないアリト・・・どうやらこのトレーニングは私には向いていないようだ・・・・・」
真月(向いてる向いてない以前の問題じゃね?)
アリト「んー向いてないか、それなら・・・・・」
-
公園
アリト「基礎がダメなら実戦だ!」
真月「コイツ等面白れぇわwww」
ギラグ「だがいきなり実戦って・・・大丈夫か?」
遊馬「実戦って事はアリトと殴りあうのか?」
アリト「いや、流石にそれは危ねぇからな、砂場で相撲だ」
ギラグ「相撲だってこの面子だと運動音痴のドルベじゃ相手にならねぇだろ」
アリト「おうよ、だからその辺にいた非力っぽそうな奴を連れて来た」
Ⅲ「・・・えっ、僕に用事ってお相撲をなの?」
遊馬「頑張れよⅢ!相手がドルベだからって油断すんなよ!」
Ⅳ「Ⅲが相撲なんてできんのかよ」
Ⅴ「流れ的に、出来なさそうだから選ばれたようだがな」
-
ドルベ「Ⅲ、よろしく頼む」
Ⅲ「ちょっと待ってよ!やだよ砂場で相撲なんて、服が汚れちゃうじゃないか!Ⅳ兄様代わってよ!」
Ⅳ「そうだな、お前が勝ったら代わってやってもいいぜ」
Ⅲ「そんなぁ!」
アリト「んじゃ始めんぜ、はっけよ〜い・・・・・のこった!」
ドルベ「行くぞ!」ドルベのとっしん!▼
Ⅲ「うわっ」Ⅲにはあたらなかった!▼
ドルベ「おぶしゅっ!!」ドルベはころんではんどうをうけた!▼
Ⅲ「あれ・・・・・勝っちゃった?」
Ⅳ「弱っ!」
アリト「おいおいマジか・・・・・」
ギラグ「まさかここまで弱いとは・・・・・」
ドルベ「く・・・・・」
真月「ププー、砂場に頭から突っ込んで超ウケるーwww」
ドルベ「くうううううう!!」
遊馬「笑うなぁぁぁぁぁ!」制裁の一本背負い
真月「ぐっはっ!」
-
Ⅴ「そろそろ帰らなくては、トロンも待っている」
Ⅳ「そうだな、テメェ等もさっさと帰らねぇと凌牙にどやされるぜ」
Ⅲ「あっ!ズルいよⅣ兄様!僕が勝ったんだから約束通り相撲やってくださいよ!兄様!」スタコラ
ドルベ「・・・・・私は、何て非力なのだ!」
アリト「なぁに、誰もそう簡単に強くなれるもんじゃねぇって、特訓はまだ始まったばっかだぜ」
遊馬「そうだぜドルベ、かっとビングだ!」
ギラグ「だがどうするつもりだ?基礎も実戦もこれじゃあ・・・」
アリト「こうなったら根本的な部分、運動音痴をどうにかするしかないな」
真月「初めからそうしろっての、色々すっ飛ばしすぎなんだよ」
ドルベ「だが、運動音痴というのはどうやって克服すればいい?」
-
アリト「地道にやるしかないな、とりあえずこの公園で出来る事が1つある」
ギラグ「なんだよ?」
アリト「鉄棒だ!」
遊馬「逆上がりか!」
アリト「そう!逆上がりだ!逆上がりは体育の時間で運動音痴がぶつかる最初の壁だ!まずはそれを超えるんだよ!」
真月(なんで元バリアンがそんな事知ってんだよ)
ドルベ「逆上がりか・・・・・逆上がりとはなんだ?」
遊馬「ドルベは知らないのか、ならやって見せるから見てろよ、こうやって鉄棒を掴んで蹴り上げるように・・・」クルリ
ドルベ「おおっ!」パチクリ
ギラグ「流石だな、多分俺はドルベとは違う理由で出来ないだろうぜ」
アリト「お前の体にはこの鉄棒は小さすぎるわな」
-
遊馬「コツは体を棒にくっつけて、足は出来るだけ棒の後ろに飛ばすようにするといいぜ」
ドルベ「わかった、よし・・・・・フン!」ブン・・・ドサッ
真月「知ってた」
アリト「まぁ最初はこんなもんだ、これは出来る奴には簡単に出来るが出来ないやつには全く出来ない!それでも練習すれば必ずできるようになる!それが逆上がりだ!」
ドルベ「そうなのか?ならばひたすら練習あるのみだ!とうっ!」ブン・・・ドスッ
ギラグ「っていうか、ドルベの奴傷だらけになりそうだな」
遊馬「そうだ!絆創膏とか飲み物買いに行こうぜ!」
アリト「おっ、そうだな」
遊馬「じゃあ真月、ドルベの事ちゃんと見てやっててくれよ」
真月「俺が残んのかよ・・・」
-
ドルベ「うぉりゃ!」ブン・・・ドサッ
真月「・・・・・」
ドルベ「てやっ!」ブン・・・ズサッ
真月「全然進歩がねぇな、これじゃ明日になっちまうぜ」
ドルベ「それでも私は諦めない!せいっ!」ブン・・・ドサッ
真月「っていうか、なんでそこまでするわけ?ギラグも言ってたがメラグもナッシュも守ってやらなきゃならねぇような奴らじゃねぇし、あいつ等と一緒にいれば、お前が強くなる必要なんて無いだろ?」
ドルベ「確かにそうかもしれんな、だがこれはそういう問題では無い」
真月「ならどうしてだよ?」
ドルベ「仲間として、仲間の為に出来る事をやるのは当然だ、だが出来ないからと言って甘える訳にはいかない、私も努力しなくては。何でもこなせるナッシュとメラグも、初めからそうだった訳では無いのだからな」
真月「・・・あっそ」
-
璃緒「ドルベ!」
ドルベ「むっ、メラグ、どうしてここに?」
璃緒「夕食の時間になっても帰ってこないから探しに来たのよ、一体何をしていたの?」
ドルベ「逆上がりの練習だ、アリト達に協力してもらっているのだが、これが中々難しくてな」
璃緒「逆上がり?てっきり喧嘩の特訓でもしてるんじゃないかと思ってたけど・・・」
真月「そういやそんな話だったよな、なんでコイツ逆上がりしてんだろ」
璃緒「あらベクター、居たの」
真月「居ましたー、視界に入ってすいませんねぇw」
璃緒「そこまで言って無いわよ、まぁとにかく、晩御飯の時間なんだから帰るわよドルベ、アリト達はどこ?」
ドルベ「彼らは今買い物に・・・・・」
シブタク「見つけたぜ」
-
ドルベ「貴様はシブタク!」
男2「さっきはよくもやってくれたな!」
男3「ヒッヒッヒッ、さっきの野郎はもう居ねぇみたいだな」
真月「あららー、なんか良からぬ奴らに目を付けられてんなー」
璃緒「あなた達、まだ懲りて無かったのですわね」
シブタク「へっ、あの野郎には敵わねぇがお前らを人質にしちまえばこっちのもんよ!」
ドルベ「メラグに手出しはさせん!もちろんナッシュにもだ!」
璃緒「待ちなさいドルベ!あなたじゃまた・・・」
真月「まぁちょい待てって」
璃緒「ベクター!何のマネです、このままじゃドルベが!」
真月「ああ、ボコボコにされるだろうな」
璃緒「だったら!」
真月「でも、助けに入っても、あいつを助けた事になるかな?」
璃緒「どういう事よ?」
真月「まぁ、ドルベの奴はボコられたいみたいだし、少しはあいつの好きにさせてやれって」
璃緒「そんなの・・・・・」
-
ドルベ「ふっふっふ、特訓の成果を見せてやる!かかってこい!」
シブタク「オラァ!」普通の腹(ry
ドルベ「グフッ!・・・・・なんの!」
男2「ウラァ!」普通(ry
ドルベ「ガハッ!・・・・・まだまだ!」
男3「チェストォ!」普(ry
ドルベ「グアッ・・・フフフ、効かんな・・・・・」
璃緒「もう見てられませんわ!離しなさいベクター!」
真月「確かに、もう十分フルボッコにされたしな、そろそろ行くか」
璃緒「えっ?」
真月「はいはーい、ちゅうもーく!」
男2「あっ?なんだおめぇ?」
真月「クックックッ・・・・・オラァ!」(ry
男2「グハッ!?」
-
男3「なっ!てめぇ!」
真月「はいはい騒がない、これ以上何もしねぇって、ただゲームを面白くしようと思ってなぁ」
シブタク「ゲームだと?」
真月「お前さ、デュエルできんだろ?」
シブタク「はぁ?だから何だってんだよ!」
真月「なぁに簡単な話よ、あの女を賭けてデュエルすんだよ」
璃緒「ちょっ、何を勝手な事を!」
真月「殴り合いなんかじゃつまらねぇ、もっと見世物として面白れぇもん見せろって話、お前らが勝てば俺がメラグを攫ってやるよ」
男3「何を勝手な事を!」
真月「嫌ならいいんだぜ?その時はお前らもこいつと同じ目に合わせますけどぉw」
男3「くっ・・・・・」
シブタク「要は俺が勝てばいいんだろ?殴り合いだろうとデュエルだろうと同じ事よ!いいぜ、そのゲーム乗った!」
-
真月「イイネー、じゃあドルベくんはどうするかなぁ?」
ドルベ「・・・・・メラグ、私を信じてくれるか?」
璃緒「ドルベ・・・・・あなたなら勝ってくれると信じてますわ」
ドルベ「・・・そのデュエル受けて立つ!」
真月「オッケー!それじゃあ準備は良いな?さっさと始めちゃって」
「「デュエル!」」
ドルベ「先攻は私だ!いつの間にか先攻はドロー出来ないがな!」
ドルベ「私は光天使ブックス(星4/ATK1600)を召喚!カードを1枚伏せ、ターンエンドだ!」ドルベ残り手札3枚(以降ド○枚、シ○枚と表記)
シブタク「俺のターン、ドロー!俺はザ・キックマン(星4)を召喚!さらに魔法カード、二重召喚を発動!このターン、俺は2回通常召喚を行なえるぜ!」
シブタク「俺は追加の召喚権を使って手札から凶悪犯-チョップマン(星3)を召喚!レベル3のチョップマンとキックマンをオーバーレイ!2体のモンスターでオーバーレイ・ネットワークを構築!」
シブタク「エクシーズ召喚!現れろ、極悪人-ビッグパンチマン!(星3/ATK1600)」
-
璃緒「攻撃力1600・・・ブックスと同じだわ」
真月「攻撃力だけ見ればな」
シブタク「ビッグパンチマンの効果発動!オーバーレイユニットを1つ使い、手札の装備魔法1枚を墓地に送る事で、相手フィールドのレベル4以下のモンスター1体を選択し、その攻撃力分、このカードの攻撃力をアップさせる!俺は手札のデーモンの斧とビックバンアタックを墓地に送り、オーバーレイユニットも全て使ってこの効果を2回発動する!」
ドルベ「攻撃力4800だと!」
シブタク「バトルだ!ビッグパンチマンで攻撃!」
ドルベ「くっ!」LP4000→LP800
シブタク「よえぇぇぇぇ!喧嘩もデュエルも全然ダメだなお前w」
真月「よえぇぇぇぇ!白き盾(笑)w」
璃緒「ベクターァァァァ!」
-
ドルベ「もう勝った気でいるのか?まだ私のライフは残っているぞ」
シブタク「強がりだな、俺はカードを1枚伏せてターンエンドだ」シ0枚
ドルベ「私のターン、ドロー!」
ドルベ(来たか・・・・・)
ドルベ「私は光天使セプター(星4/ATK1800)を召喚!そして効果発動!このカードが召喚、特殊召喚された時、デッキから光天使1体を手札に加える、私は光天使ソードを手札に加える」
シブタク「攻撃力1800で何が出来る!」
ドルベ「まだだ、私はセプターの召喚時、手札の光天使スローネ(星4)の効果も発動していた!このカードは光天使を召喚した時、手札から特殊召喚できる!さらに、カードを1枚ドローし、それが光天使なら特殊召喚できる!」
ドルベ「私が引いたカードは光天使ウィングス(星4)!よって特殊召喚!」
男3「レベル4のモンスターが3体!」
ドルベ「私はレベル4のセプター、ウォングス、スローネでオーバーレイ!3体の光天使でオーバーレイ・ネットワークを構築!エクシーズ召喚!現れろ、閃光天使メイル(星4/ATK0)!」
-
シブタク「なんだよ、3体も素材にしたくせに攻撃力は0か!ビッグパンチマンの足元にも及ばねぇな!」
ドルベ「それはどうかな」
シブタク「何!」
ドルベ「セプターを素材としたエクシーズモンスターは、エクシーズ召喚に成功した時、フィールドのカード1枚を破壊し、カードを1枚ドローする効果を得る!」
璃緒「強い・・・(私の知ってる光天使と違う)」
シブタク(無駄だ、例えビッグパンチマンを破壊しても・・・・・)
ドルベ「だがここで閃光天使メイルの効果発動!1ターンに1度、モンスター効果が発動した時、オーバーレイユニットを1つ使う事で、その発動を無効にする!」
真月「自分の効果を無効に?」
シブタク「はっ、プレイングミスかよ!」
-
ドルベ「いいや、メイルの効果は発動を無効にした後、フィールドの同じ表示形式のモンスター2体を選択し、その2体が攻撃表示なら攻撃力を、守備表示なら守備力を入れ替える!」
シブタク「なんだと!?」
ドルベ「よってメイルの攻撃力は4800となり、貴様のビッグパンチマンの攻撃力は0になる。バトルだ、メイルでビッグパンチマンを攻撃!」
シブタク「かかったなアホが!罠発動、炸裂装甲!攻撃モンスターを破壊する!ざまぁみさらせ!」
ドルベ「無駄だ、速攻魔法、我が身を盾に発動!ライフを1500払う事で、破壊効果を無効にし破壊する」
男3「馬鹿だあいつ!もうライフは800しか残ってねぇだろうがw」
ドルベ「メイルの効果により、1ターンに1度、私がライフポイントを払う時、代わりに手札の光天使1体を墓地に送る事ができる。私は光天使ソードを墓地へ送り、ライフコストを無視する!」
シブタク「な、そんな効果ありか!?」
ドルベ「これで終わりだ!」
シブタク「ぐわあぁぁぁぁぁ!!」LP4000→LP0
-
男3「タク!」
ドルベ「2度とメラグに近づくな、次は無いぞ」
シブタク「く、くっそぉぉぉぉ!」
真月「ほら、忘れ物」
男3「お、おい起きろ!逃げるぞ!」
男2「・・・・ん?ちょっ、ちょっと待ってよぉ!」
ドルベ「ふぅ・・・・・」
真月「お疲れさーん、中々面白かったぜ」
璃緒「何が面白かったよ!」メラグのメガトンキック!▼
真月「はうっ!?」きゅうしょにあたった!▼
-
璃緒「ドルベ!大丈夫!?」
ドルベ「何、特訓したからな、大した事無い。しかし、ナッシュならこんなボロボロにはならなかっただろう、やはり私はまだまだだな」
璃緒「ドルベ・・・・・」
ドルベ「だが、君を守る事ができて本当によかった」
璃緒「・・・ええ、ありが(ry」
アリト「ドルベ―!!」突っ込ミング
ドルベ「ぐはっ!」
璃緒「アリト!?」
アリト「やったなドルベ!ちゃんとメラグを守れたじゃねぇか!」
ギラグ「最初はどうなるかと思ってヒヤヒヤしたが、デュエルなら負ける訳ねぇっての、流石だぜドルベ!」
遊馬「ドルベ、お前全然弱くなんかねーじゃん!いもシャもこれなら安心だな!」
璃緒「その呼び方・・・はぁ・・・ええ、ありがとうドルベ、あなたのおかげで助かりました」
ドルベ「仲間なら助け合うのは当然の事だ」
璃緒「フフッ、そうね。じゃあ帰りましょ、凌牙もこれ以上待たせたら流石にかわいそうだわ」
-
ドルベ「おおそうだった!アリト、ギラグ、急いで帰るぞ!ナッシュが待っている!」
ギラグ「おう!メシだメシ!」
アリト「よーし家まで競争しようぜ!」
ドルベ「いいだろう、特訓の成果を見るがいい!」
遊馬「さてと、俺も帰るか」
璃緒「あ、あそこにベクターが落ちてるから拾って帰ったら?」
遊馬「あれ、真月の奴こんな所で寝てんのかよ、しょうがねぇなぁ、背負って行くか」
璃緒「遊馬」
遊馬「ん?」
璃緒「礼を言いますわ、あなたもドルベの為に協力してくれたのでしょ」
遊馬「ああ、いいって、ドルベも言ってただろ、仲間なら助け合うのは当たり前だって、なっ!」
璃緒「ええ、そうでしたわね」
遊馬「じゃあな、いもシャ!」
璃緒「だからその呼び方やめろ!」
-
帰り道
真月「・・・・・・・・」
遊馬「でも真月、お前なんだかんだでやっぱりみんなの事考えてるんだな」
真月「・・・・・はぁ?何意味わかんねぇ事言ってんのかなこの馬鹿は」
遊馬「ドルベ、ボロボロになってたけどすっげぇ嬉しそうな顔してた。俺、真月のおかげだと思う。あそこで助けに入ってたらドルベ、きっとあんな風に笑ってなかったな」
真月「言ってろ、馬鹿の言う事は支離滅裂で会話になりゃしねぇ」
遊馬「なぁ真月、お前、本当は皆の所に戻りたいんじゃねぇのか?」
真月「・・・・・・・」
遊馬「俺はお前と一緒に居るのは楽しいし、お前も口では色々言ってても悪くないって思ってくれてる事は分かるんだけどさ、出来ればシャーク達と・・・七皇の皆と一緒に暮らしたいんじゃないのか?」
真月「冗談言うな、ナッシュは相変わらずムカつくし、メラグは口うるせぇし、ミザエルはうぜーし、アリトはやかましいし、ギラグは暑苦しいし・・・まだ馬鹿なお人好しの方がマシだ」
遊馬「そっか・・・・・でも、俺はいつでも力になるからな」
真月「・・・・・遊馬」
遊馬「なんだ?」
真月「・・・・・いい加減おろしてくんね?」
終わり
-
以上です、読んでくださった方ありがとうございます!
俺たちのドルベ祭りはこれからだ!
-
乙
これは良作
-
所でシブタク。星4と星3でオーバーレイとはどういう事だ?
-
このドルべは有能
閃光天使メイルはいつOCG化しますか?(小声)
-
乙!
頑張り屋ドルべに萌える話かと思ったら
ツンデレベクターが全部持ってった
そういえば逆上がりって出来ない人にコツを教えるのは
凄く難しいな
-
乙
Ⅲきゅんは腕力はともかく運動神経は良さそうだから突進衝突が得意なお笑い眼鏡2号の猛進をかわすぐらいできるさ!
-
デュエル庵の階段を走るとか、いきなりハード過ぎる………
-
すみません、キックマンのレベルは3の間違いです
あと、感想コメありがとうございます!
-
アポリア「ゾ〜ンに〜造られた〜この命〜」
ルチアーノ・プラシド・ホセ「「「わわわわ〜」」」
パラドックス「未来を〜変えて〜みせ〜ましょ〜う」
ブルーノ・アンチノミー「「わわわわ〜」」
アポリア「未来を改変〜」
パラドックス「イリアステル〜滅四星〜」
全員「「「「「「「わわわわ〜」」」」」」」
Z-ONE(無言の拍手)
-
バレンタインですねぇ
-
ドルベ「最近メラグの様子がおかしいような気がする」
アリト「そうか?気のせいじゃね」
ギラグ「さてと…と」
ミザエル「ギラグ…何処へ行く」
ギラグ「あん?さなぎちゃんのチョコを貰いに行くんだよ。…ふー抽選に当たって良かったぜ」
アリト「チョコ?んなもんのために最近、何か色々付き合い悪かったのかよ」
ギラグ「アリト…お前はわかっちゃいねえ!」
ミザエル「どうしたというのだギラグ」
ギラグ「いいか!バレンタインデーってのがあってだな…」
-
〜〜〜
ドルベ「なるほどそのような催しが」
アリト「はぁん…なるほどなぁ…めんどくせぇなぁ…ま、どうせ俺に縁もないだろうけどさ」
ミザエル「…」ガタッ
ドルベ「どうしたミザエル」
ミザエル「タキオンドラゴンにチョコを貰ってくる」
アリト「はぁ?何言って…」
ドルベ「そうか…行くのだな」
ミザエル「ああ」
-
ドルベ(ミザエルとギラグは旅に出かけ、アリトは興味なし)
ドルベ(ベクターとナッシュは…何故か最近ヒソヒソと隠れているな。ベクターはいつものことだからいいとして…ナッシュに渡して欲しいと連日押しかけてくる女子から託されているものを渡さなければと思うのだが)
ドルベ「…メラグはどうしているだろうか…」
ドルベ(メラグの最近の様子は…ひょっとしたら誰かに想いを告げたりするため…だったりするのだろうか)
ドルベ「自分で考えておいてなんだが今ひとつ想像しにくいな…ん?」
-
リオ「はぁ…」
リオ(さて…どうしたものかしら)
リオ「バレンタインか…」
リオ(正直に言ってしまうと…メンドくさいわね)
リオ(凌牙だけじゃなく他の七皇相手にも用意しなくてはならないでしょうし…)
ドルベ『バレンタインとはどんな効果だいつ発動する』
アリト『バレタインD?何だ?新しい栄養ドリンクか?』
ミザエル『新規のドラゴン族か!?』
ベクター『じゃんじゃじゃーん!今明かされる衝撃の真実ッー!』
リオ(…まあ大体こんな感じが関の山でしょうし…何というかやる気が出ないわ)
-
リオ「…はぁ…」
大特価!徳用チョコ詰め合わせ!
リオ「…」すー…
ドルベ「メラグ!」
リオ「わひゃ!?いえこれは違うのよ横着しようとしてたんじゃなくて」
ドルベ「…?」
リオ「…こほん。ドルベじゃないの何かあった?」
ドルベ「最近、メラグが何か疲れているようなそんな感じがしてな」
リオ(…心配、してくれたのね)
ドルベ「チョコレート作りか…よかったら私も手伝おう」
リオ「いやそんないいわよ」
ドルベ「遠慮しなくていい。それなりに大変なものだろう」
リオ「いえだって…」
ドルベ「…メラグ…」
リオ「…はぁ…分かったわ」
-
〜〜〜
リオ「ドルベ!もう少し力を入れないと生クリームが泡立たないでしょ」
ドルベ「む、すまない非力な私を許してくれ」
リオ「…えーっと…後は…」
リオ(さすがにメッセージは後にしたほうがいいでしょうね)
ドルベ「…ふぅ…しかし君がこうして手間をかけて作ってくれたものだ…受け取る人間は幸せ者だな」
リオ「…そうかしらね」
ドルベ「ああ」
リオ「……ありがとう」
ドルベ「ん?メラグ、何か言って…」
リオ「何でもないわ」
-
そして当日
凌牙「あーくそ…何だって女子どもはこんなもん贈ってきやがるんだ」
リオ「相変わらずモテモテね」
凌牙「…ん?どうしたんだ今年はやけに手が込んでるじゃねえか」
リオ「ま、贈る人間が多いから」
リオ「アリト」
アリト「お!サンキュ」
リオ「ギラグ」
ギラグ「んあ?」
リオ「ミザエル…はどこに行っているのかしら…あ、ベクター」
ベクター「あぁん!?な、何だ…何企んでやがる!?」
リオ「はいはい」
-
リオ(後は…ドルベだけど…何かしら…どうにも落ち着かないわ)
リオ「ドルベ!」
ドルベ「ん?どうかしたのかメラグ。様子が変だぞ」
リオ「な、何でもないわ。それよりはいこれ」
ドルベ「…これは…ありがとう!メラグ…!」
リオ(ここまで喜ばれるとは思わなかったわ)
ドルベ「そうだメラグ、知っているか。この世界にはホワイトデーとなるものがあるらしい」
リオ「え、ええそうね」
ドルベ「必ず喜んでもらえるようなお礼がしたい。楽しみにしていてくれ!」
リオ「…はぁ…ええ。楽しみにしているわ」
終わり
-
IVとドルベかくらいで迷ってたけどまあいい機会なので
-
直前に良作があって投下しづらいがやります。
ドルべ「バレンタイン?」
-
凌牙「ああ。」
ドルべ「我が友よ!それはなんだ?新手のモンスターか?!」
凌牙「違げぇよ。…イベント?何て説明すりゃいいんだ…」
璃緒「そいつは私が答えますわ!」
凌牙「うおっ!何だ急に!」
璃緒「凌牙が困っていたようですから来たまでですわ。…それでバレンタインって言うのは…」
璃緒「自分の想っている人にチョコを渡したり想っている人に渡さなかったり思っていない人に渡したり…」
凌牙「菓子業界の策略だな。」
璃緒「ちょっと凌牙!それは違
ドルべ「何!なんと言う卑劣な!今すぐ全軍突撃ィ!だナッシュ!許してはおけぬ!」ダッ
凌牙「チッ。なんだよ」
璃緒「なんだもなにもドルベが真に受けてどこかへ行ってしまったのよ?!」
-
ベクター「あらら〜?面白そうなことになってんじゃな〜い?」
凌牙「お前は…ベクター!どうしてここに?!」
ベクター「別になんでもねぇよ。ほら。」
璃緒・凌牙「「これは…チョコ?」」
ベクター「バリアンの時に世話になったからよ。」
凌牙「おい…ベクター……」
ベクター「ヒィイ?!!」
凌牙「璃緒に手を出したらただじゃおかねぇからな?」
ベクター「ンなわけねぇだろテメェ!」
凌牙「ハァ?!お前そんなこといって……
璃緒(こんな日にもこの二人は…おいしい)
-
ドルべ「ここがチョコレート屋か!姑息な手を!」ウィーン
ドルべ「利益を上げるためにイベントを作り上げるなど!魂までも腐りきったか!ウィングス!ブックス!ソード!ヘイロー!」
店員「なんですかあなた?!」
ドルべ「我が名はドルべ!バリアンの白き盾!行くぞ!ライトニ……!」バッ!
凌牙「はぁー。待てよ。ドルベ。」
ドルべ「我が友よ何を驚く!」
凌牙「何って…見てみろよ。」
モシモシーイマミセニフシンシャガー!
(ー無言の回想ー
ドルべ「よし、アリトが人間界へ行ったか。ではデュエルの練習だ!ドロー!私が初手に引いたカードは七皇の剣だ!これでいつでもノーブルデーモンを呼び出すことができ…ハッ!」
ベクター「おい、ドルべ。ケーサツってもの知ってるか?」
ドルべ「なんだそれは?新しいカードか?」
ベクター「あのな……(よし、ドルべには嘘の情報を教えてやるぜぇヒャヒャヒャヒャヒハハ!!)」
ベクター「警察っつーのはな。捕まるととても俺の口からは言えないような罰を受けさせ、仕舞いには絶命させちまう。恐ろしいやつらだぜ。」
ドルべ「何だと?!ありがとうベクター。勉強になった。」)
ドルべ「不味い!逃げるぞ我が友よ!」タッタッタッ
凌牙「チッ!次はやんじゃねーぞ!っ!」タッタッタッ
-
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
璃緒「えー。先程、家に警察の方が来ました。」
凌牙「おう…」
ベクター「警察ゥー?誰それ?俺、ベク
凌牙「お前は呼んでねぇよ!」
ベクター「つれねぇなぁナッシュぅー!」
凌牙「イラッとくるぜ!」
璃緒「むぅ〜〜!兎に角!ドルベは問題を起こさないように!凌牙は…ドルベをちゃんと止めるように!これから三日間晩御飯はピーマンの玉葱詰めですわ!」
凌牙「てめぇ!」
ドルべ「本当にすまない…」
ミザエル「全くだ。」
凌牙「ミザエル?!」
ギラグ「邪魔してるぜ!」
凌牙「ギラグもか。となると…」
アリト「おぅ!ってかそんなことより…」
ベクター「頼むぜメラグぅ!」
璃緒「仕方ないですわね。ドルベ、そんなに気を悪くしないで。」
璃緒「ほら、チョコですわよ。」
ベクター「待ってましたぁ〜!」
ドルベ「いいのか…メラグ…ナッシュ……」
凌牙「ったりめぇだろ。じゃあ!」
璃緒「食べますわよ!」
皆「おうっ!」
-
おまけ…?
凌牙「結構食ったぜ。そうだ…遊馬達も誘って…」
遊馬(通話)「お!シャーク!」
凌牙「ああ。遊馬。今から家に来ねぇか?チョコならあるが。」
遊馬(通話)「あー…ごめんなシャーク。今lll達が来ててさ。へへっ。なんならお前も…」ブツッ
凌牙「分かってる。すぐ行く。」
璃緒「朝まで騒がせはしませんわよ?」
凌牙「わかってんぜ。行ってくる!」
璃緒(大切な居場所でって…やっぱり皆で食べた方が美味しいですものね。)
-
駄文な私を許してくれ…あと全国102人のドルベファンの方許してください。七皇はいつも楽しそう。
-
乙
でも七皇の男衆はみんな学校とかで普通にチョコ多数貰えそうな気がする
それなりにイケメン揃いだし(ギラグさんから目を反らしながら)
-
ギラグさんは何だかんだで顔広そうだから友チョコとか貰えそう
-
投下します。
凌牙「歯が痛い」
-
神代家・洗面所……
凌牙(昨日から右の奥歯がやけに痛む……)ズキズキ
凌牙(鏡で見てもよく分からねえが……やっぱり虫歯か、これは?)
凌牙(もしそうなら歯医者に行かないといけないよな。しかし……)
『キュイイイーーン!! ガガガガガガガ!!!』←脳内に響く例の音
凌牙「…………」ブルッ
-
凌牙(情けない話だが俺は歯医者が苦手だ)
凌牙(幼稚園の頃に一度だけ連れて行かれた事があるが……あれは悪夢だった)
凌牙(以来二度と歯医者に行かない様に毎日欠かさず歯を磨いていた。それなのに……)
凌牙「くそ、俺は一体どうしたら……」タメイキング
璃緒「何を鏡の前で溜め息なんか吐いてるのよ、凌牙?」
凌牙「イワアアアアアァァァク!?」ビックリボー
璃緒「!?」ビックリボン
-
凌牙「な、何だ、璃緒かよ。驚かすんじゃねえよ!」プンスカブックス
璃緒「驚いたのはこっちよ。ちょっと声掛けただけなのに何で直接攻撃受けたみたいな大声上げるのよ?」ドキドキング
凌牙「うっせえよ……くっ、叫んだら余計に痛くなって来たぜ」
璃緒「あら、何か言った?」
凌牙「何でもねえよ。それよりお前、夕飯の買い物に行ってたんじゃねえのか?」
璃緒「もう終わったわよ。そうそう、お土産にケーキ買って来たのよ」
凌牙「なん……だと?」
-
璃緒「スーパーの近くに新しいケーキ屋さんがオープンしてたの。凌牙の好きなザッハトルテも買って来たわ」
凌牙「そ、そうか」
璃緒「すぐに紅茶を入れますから、ドルベと3人で食べましょう」
凌牙「……俺は要らねえ」
璃緒「へっ、要らない? 何で?」
凌牙「何でって……その、何となく今は甘い物食べたくないんだよ。だからケーキは要らない」
璃緒「でも凌牙、ケーキ大好きなはずでしょ? 不良っぽいわりに味覚はお子様だし」
凌牙「お子様とか言うな! とにかく俺は出掛ける! ケーキはお前とドルベの2人で食べてろ!!」ダッ
璃緒「ちょっと、凌牙……行っちゃた」
-
外……
凌牙「畜生、ますますズキズキしてきやがったぜ。本気でやばいかもな、こいつは」ズキズキ
凌牙(虫歯は放っておけば治るもんじゃないって言うし……やっぱり腹括って行くしかないのか?)
凌牙(一応保険証は財布に入ってるし、歯医者もすぐそこだ。しかし……)
凌牙「うぅ、やっぱり行きたくねえ……こんな情けない俺の姿を見たら璃緒やドルベはどう思うだろうな?」
〜〜〜〜
璃緒『まあまあ、凌牙ったら中学生になってもまだ歯医者が怖いの? お子様なのは味覚だけじゃないのね、札付き(笑)さん♪』プーブックス
ドルベ『七皇のリーダーであろう者が歯医者を恐れるとは……残念だが非力な君を許す事は出来ない。非力は私の専売特許なのだ』
取り巻き『落ちぶれたぜ、シャーク!!』
〜〜〜〜
凌牙(……何か想像したらイラっと来たぜ)ムカッ
-
凌牙(そうだよ。たかが歯医者だ。ただちょっと歯を削るだけだぜ)
凌牙(俺は神代凌牙だ。札付きのシャークだ。バリアンのリーダーのナッシュだ)
凌牙(そんな俺が歯医者如きに恐れをなしてどうするって言うんだ!)
凌牙「この角を曲がれば歯医者だ……行くぜ、俺は今日過去のトラウマを克服する!!」バッ
子供「うええええん、痛いよぉぉ! 痛いよぉぉぉ!!(号泣)」←歯医者から出て来た
母親「泣かないの。もう終わったんだから」ヨシヨシ
凌牙「…………」
凌牙「……明日にするか」フッ
-
凌牙(別に急ぐ事は無い。そうさ、昔から『急いては事を仕損じる』って言うじゃねえか)
凌牙(痛みも決して我慢出来ない程じゃないしな。甘い物や沁みる物さえ食べなければ何とか……)
遊馬「あれ、シャークじゃん」
凌牙「ん? 何だ、遊馬か」
遊馬「歯医者の前なんかで何してんだよ? もしかして虫歯にでもなったのか?」
凌牙「おおおおお俺がむむむむむ虫歯だと? そそそそそそんな訳無いだろう! あああああある訳がねえ!!」アセアセ
遊馬「そうか。ところで何で声震えてんだ?」
-
凌牙(くっ、咄嗟に誤魔化しちまった。こうなったら遊馬にもばれない様にしないと……)
凌牙「たまたまここを通りがかっただけだ。お前こそこんな所で何してんだよ?」
遊馬「近くに滅茶苦茶美味い鯛焼き屋があってさ、今ちょうど買って来たところなんだよ。ほら」ドッサリ
凌牙「また随分と買い込んだな」
遊馬「姉ちゃんも婆ちゃんも鯛焼き好きだからな。そうだ、シャークにも1匹やるよ」
凌牙「なっ!? お、俺は要らねえよ……」
遊馬「遠慮すんなよ。ここの鯛焼き尻尾まで餡子たっぷりでマジで美味いからさ」
凌牙「その、甘い物は苦手なんだよ」
遊馬「あれ? でもこの前、小鳥が作ったケーキ美味そうに食べてなかったか?」
凌牙(何でそういう事覚えてんだよ、こいつは!?)
-
遊馬「シャーク、もしかして何かあったのか? さっきから変だぜ、お前?」
凌牙「べ、別に何でもねえよ。お前には関係ない事だ」
遊馬「そんな事言うなよ。俺達は仲間だろ? 仲間が困っているなら力になりたいんだよ、俺は」
凌牙「遊馬……」
遊馬「とりあえずこの鯛焼き食って元気だせよ。かっとビングだ、シャーク!」
凌牙(この純粋に俺を心配してくれている目……無理だ、俺にはこの鯛焼きを断る事は出来ねえ……くっ!)
凌牙「わ、分かった……有難く受け取るぜ、遊馬」
遊馬「おう!」
-
遊馬「さあ、頭からでも尻尾からでも好きな方からガブリと行ってくれ!」
凌牙「……今食べなきゃ駄目か、これ?」
遊馬「焼き立てが一番美味いんだ。ほら、遠慮すんなよ♪」
凌牙(お、落ち着け。俺が痛いのは右の奥歯だけだ。左側で食べれば何とか……)アセダラダラ
凌牙「い、いただくぜ……」パクッ
アリト「おう、遊馬にナッシュ! 何こんな所で美味そうなもん食べてんだよ」バッ
凌牙「!?」ビックリボルト
遊馬「お、アリト」チース
-
凌牙「くぁwせdrftgyふじこlp」ピクピクッ
遊馬「シャ、シャーク!?」
アリト「ど、どうしたんだよ? 急に蹲って?」
凌牙(くっ、驚いた拍子に思いっきり右の奥歯で鯛焼き噛んじまった! 滅茶苦茶痛い、痛すぎるぅ!?)ズキズキズキズキズキ
遊馬「もしかして鯛焼きが喉に詰まっちまったのか? おい、アリトが急に後ろから話し掛けるからだぜ!」
アリト「お、俺のせいかよ? だけどやべえな、早く何とかしないと……」
遊馬「何か飲み物でもあれば流し込めるんだけど……ここら辺自販機ないしな」キョロキョロットン
アリト「あ、飲み物ならあるぜ。さっきコンビニで買った奴だけど……えっと、これだ」ガサゴソ
っ『コーラ』
凌牙「」
-
凌牙「〜〜〜〜!!」ジタバタキオン
遊馬「落ち着け、シャーク! 苦しいのは分かるけどこのままじゃ窒息するぞ!!」
凌牙(やめろ! コーラとかマジでやめろ! くそっ、歯が痛過ぎて喋れねえ!?)
アリト「ほら、ジッとしてろ! 遊馬、俺が押さえてる間にナッシュにコーラを!!」バッ
凌牙「!?」
遊馬「サンキュー、アリト!」
凌牙(離せ、アリト! 来るな、遊馬! 駄目だ、全然振り払えない!?)
凌牙(何で俺がこんな目に……これは罰なのか? 歯医者から逃げていた俺への罰なのか?)
遊馬「シャーク、安心しろ。すぐに楽にしてやるからな」
凌牙(これからは今まで以上に歯も磨く! 勇気を出して歯医者にも行く! だから頼む、誰か俺を助けてくれ! この際、ドルベでも……あ)
ゴクッ……ジュワァ……
シャーク、撃沈!!
<おわり>
-
読んでくれた人、ありがとうございました。
皆さんも虫歯には気を付けてくださいね。
-
>>73
乙です
追い打ちかける遊馬とアリトにクッソフイタw
-
素良「はぁ?虫歯がない?冗談言うなよ。虫歯なんて…」
-
楽にしてやるからな(意味深)
-
デュエリストなら自力で虫歯の治療もできるはずなのに
-
馬鹿な…
デュエリストがミュータンス菌ごときにやられる…だと…?
-
遊馬先生、痛恨の医療ミス
-
遊矢「ありがとうデニス。さっきのデュエルは助かったよ」
デニス「いやいや、お互い様さ。君のエンタメデュエル、僕もバッチリ楽しませてもらったからね!」
遊矢「そういや…Em(エンタメイジ)だっけ?デニスの使うカード、俺のEM(エンタメイト)に似てるな」
デニス「ハハハッ!エンタメデュエリスト同士、何か通じるところがあるかもしれないね僕らは!」
遊矢「トーピードマジシャンといい、効果ダメージ対策がしっかりしたカードだな」
デニス「そりゃもう!名は体を表すって言うからね!」
遊矢「名前?」
デニス「そう、エンタメイジだけに…」
デニス「厭(えん)、ダメージ。ってね」
遊矢「……」
デニス「……」
ディスク[ブブーッ ノン・エンタメ・ペナルティ 2000ポイント]
デニス「アァウ!!?」ビリビリビリ
遊矢「!!??」
-
ニコ「おっと、エンタメデュエリストにあるまじき発言により、デニス選手に2000ポイントのペナルティ!」
遊矢「そんなのあるの!?っていうか今デュエル中じゃないだろ!?」
ニコ「ええ。ですから今後のデュエル、初期ライフが2000減らされます」
ニコ「さらにペナルティを課すごとに、ライフが半減していくことに…」
遊矢「厳しすぎない!?」
ニコ「コレに関しては、主催者よりコメントが寄せられております」
社長『留学生、デニス選手の発言についてだが、あまりのエンタメポイントの低さにエクシーズコースの生徒から日々不満の声が上がっていた』
社長『我々も調査を重ねた結果、彼の発言がデュエリスト全体の士気の低下に繋がっているという結論に達した』
遊矢「どんなだそれ!?」
社長『よって今大会において、彼には特別なペナルティを課すことにする』
社長『それでもなお(激寒な)エンタメデュエルを続けられるというなら、続けてみるがいい』
社長『君を殺すのは、君自身のエンタメだ。デニス』
ニコ「…以上になります」
遊矢「ひでえ!」
デニス「ハハハ…心配ご無用。僕なら平気さ遊矢」
デニス「こんなところで情けない姿を見せたくない相手もいるからね」
遊矢「デニス…」
デニス「そう、それはもちろん同じエンタメデュエリストとしてライバルの…」
デニス「You(ユー)や」
ディスク[ブブーッ ノン・エンタメ・ペナルティ 1000ポイント]
デニス「オーッ!ノーッ!」ビリビリビリ
-
遊矢「やめろデニス!大人しく黙ってた方がいい!」
デニス「それじゃあエンタメにならないじゃないか!黙ってて観客が楽しんでくれるわけがない!」
デニス「そうだ、待っててくれてるんだ観客はエンタメを!」
ディスク[ブブーッ ノン・エンタメ・ペナルティ 500ポイント]
デニス「痺れるゥゥゥゥ!!」ビリビリビリ
遊矢「デニス!」
デニス「フフ…いくらビリビリさせても無駄さ…」
信じて 信じて
デニス「僕は僕のエンタメデュエルを!Believe×Believeるんだから!」
ディスク[ブブーッ ノン・エンタメ・ペナルティ 250ポイント]
デニス「痺れるゥゥゥゥ!!」ビリビリビリ
ディスク[ブブーッ リアクションが同じ ペナルティ125ポイント]
デニス「ぬっはああああん!!」ビリビリビリ
遊矢「そんなことでも!?」
遊矢「マジで抑えろデニス!このままじゃヤバいぞ!というかもうヤバいぞ125って!」
デニス「まだだ!まだ僕のエンタメは終わっちゃいない!」
遊矢「俺はむしろそのエンタメにかける姿勢に感動(エンタメ)を覚えてるよ!」
-
結果的に、デニスはライフが1になってもビリビリし続けた。
そしてビリビリしながらもデュエルを続け、なんと大会上位入賞を果たす結果となった。
エンタメセンスは無くとも、デュエルセンスは抜群だったんだろう。
そのビリビリ姿からフトシが何かを見出し、ビリビリデュエリストとして名を轟かせるのはまた別の話…
デニス「ビリビリで…轟かせる…轟雷帝ザボルグだけに!?」
ディスク[ブブーッ ノン・エンタメ・ペナルティ]
デニス「華麗に痺れるゥ〜!!」ビリビリビリ
-
以上です。
何だこの短編。
-
乙
デニス(師匠)・フトシ(弟子)「しびれるうゥ!」
なんか想像してニヤけた
-
遊矢「すげぇ! 見事だなぁ!」
隼「遊矢じゃないか!」
遊矢「こんなに立派なヤツみたの初めてだぜ!!」
隼「瑠璃は花が好きなんだ。瑠璃の喜ぶ顔を見たくて、丹精こめて育てている」ジョーロジャー
遊矢「何て種類なんだ?」
隼「ここにあるのがグラジオラス、そこにあるのは…」
遊矢「違うよこの虫だよ!!」
隼「…知らん!」ムスッ
遊矢「派手な花に負けない立派な蝶になれよ!」ムシツンツン
(ムスッとした表情の隼をよそに、遊矢がその場を立ち去る)
タッタッタッタッタッタッ…←走ってくる足音
柚子「遊矢〜!もう遊矢ったら〜!!」
ペコペコ←柚子が隼に謝る
柚子「遊矢〜!!」タッタッタッタッタッタッ…
↑とまあ、こんな夢を昨晩見ちまった俺。
こんなのも「会話のファイアーボール」といっていいのかな?
あと、どうでもいい話だが、改めて文字に起こしてみて「最初の3行だけみたら深夜のフィールを感じずにはいられない」と思うのは俺だけじゃないはず。
-
一瞬深夜スレと間違えた程度にはフィールを感じたが、遊矢って、だぜ!とは言わなくね?
-
夢なんだから細かいことは気にしちゃ駄目さ。
-
柔らかな微笑みに光る歯、キラキラ星目、背景に花と金粉の
紫のバ○の人みたいな少女マンガ風のクロワッさん想像したら
腹筋が死んだ
-
タイトル
【真澄「枕……………営業………………」】
K○NAMI本社にて
部長「うーん…………そう言われてもなあ」
真澄「お願いします!ブリリアントダイヤも、ブリリアントフュージョンも我慢します!だから…………せめてクリスタルローズだけはOCG化してください!この通りです!」
部長「ヴァサーゴとか沼地じゃダメなの?」
真澄「ダメです!私と柚子の百合百合なイメージからかけ離れてます!」
<百合イイイイイイイイイ!
真澄「!?」
部長「ああ気にしないで。ただの不審者だよ。……………しかしねえ、アニメのままだと悪用されるし、OCGっぽく調整すると貴重な枠使うなって叩かれるし……………そもそもイラストがOCGっぽくないんだよ」
真澄「だから、その…………幻奏とジェムナイトだけに対応とか…………」
部長「えぇー?なんか狙いすぎとか言われそうでなあ。それに未来皇とかっとビングチャレンジOCG化してからなんかプレイヤーがつけあがってるんだよ。前にも増してわがまま言うようになったよ」
真澄「そ、そこをなんとか……………お願いします!出来る事なら何でもします!だからどうか…………柚子と私の愛の証を………………」
部長「…………言ったね?」
真澄「えっ?」
部長「…………………『なんでも』するんだね?」
-
ラブホテル『ナチュルの森』エレベーター内
部長「いやあ、まさか本当に承諾してくれるなんて思わなかったよ」
真澄「………………」
部長「お父さんや柚子ちゃんに申し訳ないって思わなかったの?」
真澄「………父と柚子の話はやめてください」
部長「ごめんごめん。………しかし、カードのために体を売るなんてねえ……………」
真澄「……………っ」
部長「おっと、念のために確認しておこうかな。ちゃんと下着の色は……………」
真澄「………………黒色、です」
部長「よおーしよしよし。いやあ、私はどうも下着が黒くないと興奮出来ないタチでねえ…………」
真澄「…………………」
真澄(パパ……………ごめんなさい)
真澄(私は…自分の欲望のために最低なことをしました)
真澄(………もう、いい子いい子。だなんて褒めてもらえる資格はありません。汚れてしまいました)
部長「着いたな。この階の502号室だ」
真澄(柚子……………あなたにも謝らなきゃ)
真澄(せっかく仲良くなれたのに、こんな汚い私になっちゃって……………)
部長「〜♪」
真澄(何より…………)
-
遊矢「……………zzz」目隠し&四肢ベッドに縛り付け
真澄(あなたの体を売って本当にごめんなさい、榊遊矢……………!)
部長「おお………遊矢きゅん…………遊矢きゅんのほっそい腰が私の目の前に……………」
真澄「本当にクリスタルローズはカードになるんですよね?」
部長「任せたまえ………なんならアニメより強化してやる…………ああっ、遊矢きゅんの男の子なのにちょっとふくらんでるおっぱいと首輪のようなチョーカーが………………ま、まずい、興奮しすぎて何から始めていいかわからない…………」
真澄(これって…………誘拐よね……………………でも、仕方ないことなの………)
部長「パ、パンツ…………とりあえずパンツを…………おおっ、本当に黒だ」
真澄「榊遊矢の家のパンツはすべて黒のボクサーパンツにすり替えてありますので」
部長「なるほど………なるほど…………ゅぅゃきゅんはエロ下着しか穿けないんだな…………」
真澄(願わくば起きる前にコトが終わりますように)
-
遊矢「んっ、んうぅ…………」
真澄(あっダメだ………ごめんなさい)
遊矢「こ、ここは………あれ?真っ暗………って言うか俺、なんで動けな………」
部長「ゆ、ゅぅゃっ!」
遊矢「えっ?何?えっ、えっ!?あっ、ちょっと………んっ、ぷぁ、んんっ………んちゅ、はあっ」
遊矢「だっ誰だよ!警察呼ぶ………あっやめっ、胸は、んんっ!だめだっ、てぇ!」
部長「ゅぅゃ…………ゅぅゃ…………ゅぅゃ…………」
遊矢「あ、あんた誰………ひあっ!な、舐めたら………あっ、んんっ!くぁっ!んうっ、はあっう」
真澄(どうしようこれ)
-
部長「も、もうダメだ…………なあ、目隠し外しちゃまずいかな?」
真澄「(どうでも)いいと思います」
遊矢「その声………光津……………真澄なのか……?こ、こいつ誰なんだよ!なあ!」
部長「大丈夫……………遊矢はただ笑顔で気持ちよくなればいいだけ…………痛いことなんてしなくていい…………」カチャカチャ
遊矢「なあ!どういうことだよ!さっき何したんだよ!って言うかズボンおろすな!」
部長「そういえばどうやって連れてきたの?」
真澄「腕に胸押し付けて家に来るように言ったら着いてきたから睡眠薬入りのアイスティーを飲ませました」
部長「こらっ!そんなんだと悪くてスケべな大人に連れていかれちゃうぞ!`´」
遊矢「もう連れてかれてっ、あっ」シュルッ
部長「じゃあお互いの顔も知ったし気持ちよくなろっか^^^^^^」
遊矢「い、いやだ………………誰か、誰かっ!」
部長「このね、前開きからね、遊矢の根っこをね。出してね。あのね、吸うのね」
遊矢「いっ、いやだ!誰か!権現坂!塾長!」
部長「ハア………ハア………」
-
部長「あむっ」
遊矢「やっ」ビクッ
部長「ジュル… グポッ… ジュル…ジュル… グポッ…」
遊矢「やだっ………………なに、これぇっ」
部長「ジュル…ジュル…グッポ… ジュルルジュルル… パッ… ズュルル…」
遊矢「んっ………………うぅ、ん………………」
真澄(あ、メスの顔になった)
部長「遊矢………ジュバッ………気持ちいいかい………………ゴポッ」
遊矢「んっ………くっ、んっあぁ………」
部長「ジュルルジュルル… パッ… ジュル…ジュル…グッポ… ズュルル…」
遊矢「あっ、んんっ、ふぇっ、んむぅっ、先っちょのとこ、だめぇっ………………」
部長「ズズズズズズズズッ!!ズズッズズズズズッズ!!!ズズズズズズッズゴズズズズ!!!」
遊矢「あえあああっ!?んうっ!あうっ!そんなっ、急にっ!だめっ、あっ、あっあっあっあっ…………」
部長「コポッ…コポポポポ!!グポポポ!!ドポポポポポポ!!」
遊矢「ああああっくぅん!はあっ、あああ………………」ビュクッ………ビュクッ………ビュル………
真澄「帰ろうかな」
-
部長「っぷはあ………おいしかったよ。遊矢………気持ちよかった?」
遊矢「………………」トローン
部長「遊矢?気持ちよかったかい?」
遊矢「ぅん………………♥」
部長「そうか。じゃあこれを今後毎日やらせてくれたら、今後出るEMを全部OCG化してあげるからね」
遊矢「わあ………やったぁ………♥」
部長「これでエンタメ出来るね?」
真澄「あの」
部長「あ、まだいたの?帰ってよかったのに」
真澄「クリスタルローズは大丈夫ですよね?」
部長「大丈夫大丈夫。幻奏とジェムナイト用のプリズマーみたいにしとくから」
真澄「あっ、ありがとうございます!」
遊矢「ねぇ………続きしてよぉ………」
部長「はは、わかったわかった………グポッ」
遊矢「ああっ♥」
-
しばらく後
柚子「遊矢………………ヒッポやオッドアイズに乗らないけど………………どうしたの?」
遊矢「いやあ………………ちょっと腰に来ると言いますかなんというかあはは」
柚子「でも自分では走るじゃない」
権現坂「ちゃんと姿勢を正さんから腰を痛めるのだ!いいか!背筋を伸ばして、顎を引け!尻をギュッと引き締めろ!」
遊矢「ギュッと………」ギュッ
遊矢「あっ!あっあっあっ、あっあぁ………………♥」ビュルルッドクッドクッドクッ………
柚子「………………」
権現坂「………………」
柚子・権現坂「えっ?」
-
まさかの展開だったけど興奮したから許す
-
おわり。逆鱗遊矢はアナル犯したら獣みたいな声だしながら喘いでくれそうですよね
-
>>99
深夜のフィールスレに投下してれば完璧だった
逆鱗遊矢はユートも交互に喋ってるらしいぞ
-
あそこSSもありだったんですね………そうすればよかった
-
投下します。
璃緒「夜桜見物」
-
ハートランドシティ・夜……
璃緒(風紀委員の仕事をしていたらすっかり遅くなっちゃた)トコトコ
ワイワイガヤガヤ
璃緒(それにしてもこんな時間なのにやけに人が多いわね)
璃緒(あっ、そういえば今は桜の通り抜けやってるんだっけ。皆さん夜桜を見に来たのね)
璃緒(夜店も出てるわね。寄って行こうかな? でも1人で見るのも何か寂しいし……)
璃緒「あら、あそこに居るのは……」
IV「…………」
-
璃緒「こんばんは、トーマス」
IV「あぁ? 何だ、璃緒か」
璃緒「何だとはご挨拶ですわね。顔見知りとはいえこんな可愛い女の子に声を掛けられたのですからもっと喜びなさいよ」
IV「自分で言うな、自分で。というかこんな時間に何1人で外に居るんだよ、お前は?」
璃緒「委員会の仕事が長引いてしまいましたのよ。貴方こそ1人で何をしてましたの?」
IV「別に。ただ仕事帰りにたまたま通りがかっただけだ」
璃緒「あらそうなの。私はてっきり夜桜を見に来たのかと思っていましたわ」
IV「夜桜? まさかここに居る連中はみんな桜を見る為だけに来たのか?」
-
璃緒「そうですわよ。ここの桜、今が見頃ですのよ」
IV「わざわざ花見る為だけに集まるとか俺には理解できねえな」
璃緒「何を言っていますの。日本人なら桜に心を動かされないでどうしますの?」
IV「いや、俺は日本人じゃねえし」
璃緒「そう言えばそうでしたわね。日本語がペラペラだからすっかり忘れていましたわ……なら私と一緒に見に行きません?」
IV「はあ? 何でお前と桜なんか見ないと行けないんだよ?」
璃緒「ちょうどいい機会ですわ。外国人の貴方に桜の素晴らしさを教えて差し上げます。さあ、行きますわよ」グイッ
IV「おい、引っ張るなよ。俺はまだ行くとは……って、力強っ! 何なんだよ、このお前の馬鹿力は!?」
-
…………
璃緒「ちょっと、もう少し楽しそうな顔をしたらどうですの? せっかくの私からのファンサービスですのに」プンスカブックス
IV「俺の台詞を取るんじゃねえ。こんな押し売りのファンサービスなんか喜べるか」
璃緒「何時までもグジグジとお尻の穴の小さい男ですわね。ここまで来たんですから素直に楽しみなさいよ」
IV「そう言われてもなぁ……」
璃緒「ならせめて笑顔を浮かべなさい。笑えば自然と心も軽やかになりますから。ほら、スマイル、スマイル♪」
IV「ちっ、分かったよ……こうですか、お嬢さん?」ニコッ
璃緒「うわぁ……貴方の笑顔って何か含みがありそうで見ていて不愉快な気分になりますわね。今度から笑う時はこちらに顔を向けないで下さらない?」
IV(抑えろ、俺……相手は女……相手は女……)プルプル
-
ワイワイガヤガヤ
IV「しかし本当に人が多いな。中々前に進めねえぞ」
璃緒「去年、凌牙と来た時もこんな感じでしたわよ。その分ゆっくり夜桜が見れるんですから良いじゃありません」
IV「まあ綺麗だとは思うが正直そこまでかって考えは拭えないな」
璃緒「本当に捻くれた人ですわね、貴方は。そうだ、ちょっと夜店寄りません?」
IV「そういや結構賑わってるな」
璃緒「食べ物屋さんもたくさんありますわね。さて、何を食べようかしら?」キョロキョロットン
IV「せいぜい食べ過ぎて豚にならない様に気をつけるんだな……って、痛っ!?」
-
…………
璃緒「という訳で買って来ましたわ。トーマスも半分食べて良いですわよ」
IV「……何だ、これ?」
璃緒「何ってたこ焼きですわよ。もしかして知りませんの?」
IV「たこ? 日本人が正月に空に上げるやつか?」
璃緒「違いますわ。そっちでは無く海に住んでるタコさんですわよ」
IV「あれがこの中に入っているのか……」
璃緒「あら、もしかしてトーマスはタコさんが嫌いなの?」
IV「嫌いというか食べる気が起きねえんだよ。あんなウニョウニョでヌメヌメな生物、口に入れてたまるか」
-
璃緒「食わず嫌いはよくありませんわね。美味しいですから騙されたと思って食べてみなさいな」
IV「お前の場合、本当に騙しそうだから怖いんだよ」
璃緒「どういう意味よ、それ。あんまりガタガタ言っていますと無理やり口に突っ込みますわよ?」
IV「それはやめろ。分かった、1個だけなら食べてやるよ」
璃緒「はい、貴方の分の爪楊枝ですわ。熱いからフーフーして食べて下さいね」
IV「子供じゃないんだからその注意は要らねえよ……って、熱っ!?」
璃緒「もう、だから言いましたのに」
IV「こんなに熱いとはさすがに思わなかった……けど結構美味いな、これ」モグモグ
璃緒「でしょう♪ 他にももっと美味しい物があるから、トーマスにも教えて差し上げますわね」
-
…………
IV「なんか随分買い込んじまったな。さすがに2人でも食べ切れねえぞ、これは」モグモグ
璃緒「確かにちょっと調子に乗り過ぎましたわね。まあ余ったらお土産にすれば良いだけですわ」モグモグ
IV「こういうの日本の諺であったよな……えっと、『花より団子』だっけ?」
璃緒「私はちゃんと桜も楽しんでいますから『花も団子も』ですけどね」
IV「ふっ、相変わらず欲張りな女だぜ」
-
璃緒「人の一生なんて桜の花みたいに儚いものですから。楽しめる時は楽しんで、欲張れる時に欲張らないと損ですわよ」
IV「お前らしい言葉だな。しかしどうせ楽しむなら隣に居るのは俺なんかより凌牙とかの方が良かったんじゃないのか?」
璃緒「そんな事ありませんわ。確かに凌牙やドルベと回ってもそれはそれで楽しいでしょうけど……私、貴方と話をするのは結構好きですし」
IV「…………」
璃緒「貴方とこんな風に桜を見て歩ける事に素直に楽しいって思ってますわよ」
IV「……そうかよ」
-
…………
璃緒「そろそろ終わりですわね」
IV「結局、桜を眺めながら飯食ってだべって終わったな」
璃緒「それでどうでした? 夜桜を見た感想は?」
IV「んー……まあまあだな」
璃緒「淡泊な感想ね。外国人ならもっとオーバーリアクションで感動を伝えなさいよ」
IV「それは偏見だ。それにどうせやったらやったでお前は俺をボロクソに……!」
ヒュー!
璃緒「きゃ!?」ビックリボー
IV「何だよ、この強い風は?」
璃緒「もう、突然ですわね。髪が乱れて……あら?」
ヒラリ、ハラリ……
IV「これは……」
璃緒「凄い……桜吹雪ですわよ、トーマス!!」
-
IV「確かにこれは……凄い光景だな」
璃緒「でしょう? こんなの狙って見られるものじゃありませんわ」
璃緒「こんな綺麗な桜吹雪が見られるなんて……私達とてもラッキーでしたわね、トーマス」ニコッ
IV「…………」
IV(璃緒の言う通り、確かにその桜吹雪は綺麗だった)
IV(だけどそれ以上に……桜吹雪の中で微笑む彼女の姿が、俺にはとても美しく見えて)
IV(その日、俺は初めて『見惚れる』というのがどういうものかというのを知った)
-
IV(ふと頭によぎるのは『桜よりもお前の方が綺麗だよ』という言葉)
IV(ありふれて、キザで、クサいこの台詞をもし吐いたら璃緒は一体どんな反応を示すだろう?)
IV(素直に受け取るか、皮肉を言うか、それとも柄にもなく照れるか……少し興味はあった)
IV(だが俺にはそんな言葉は言えない)
IV(少なくとも璃緒に、彼女に好意を示す様な言葉を……言える資格などあるはずがない)
璃緒「トーマス? 急に黙り込んでどうしましたの?」
IV「……なんでもねえよ。さてそろそろ帰るか。あんまり遅いと凌牙の奴も心配するぞ」
璃緒「そうですわね……あっ!」
IV「どうした?」
-
璃緒「……私、凌牙に帰りが遅くなるって連絡するの忘れてましたわ」
IV「おい、それはやばいんじゃないのか?」
璃緒「うわぁ、Dパッドの方にたくさんの着信履歴が……サイレントにしていたから全然気づきませんでしたわ」アチャー
IV「こりゃ凌牙の奴はお冠だな。ご愁傷様」
璃緒「仕方ありませんわね……トーマス、悪いけど私と一緒にウチまで来て下さい」
IV「はあ? 何でだよ?」
-
お兄さんに挨拶に行くのかトーマス!?
-
璃緒「だからウチに来て一緒に凌牙に謝って下さい。こんなに遅くなったのは一緒に回った貴方にも責任があるんですから」
IV「何でそうなるんだよ? 俺は強引に誘われただけで……」
璃緒「ファンが困っているんだからこういう時こそサービスしなさい! さあ、急いで帰りますわよ!!」グイグイッ
IV「おい、こら、離せ! そもそも俺が行ったら余計こじれて……だから何でそんなに力強いんだよ、お前はぁ!!」
――桜吹雪の中で璃緒に強引に引っ張られるIV。
――これから先、かなり長い間彼女に振り回され続ける事をこの時の彼はまだ知らない。
<おわり>
-
読んでくれた人、ありがとうございました。
-
乙!俺得なSSだったぜ。
-
乙!
ああああもうニヤニヤが止まらねえ!
健全なイチャコラSSは本当に大好物ですありがとうございました
-
おお!ビックリボーさんだ!!
いいSSをありがとうございます。
外国人からみてタコやイカはクラーケン(船を海底に引きずりこむ怪物)を連想するそうな。
だから日本人がタコやイカを食べるのが奇異に見えるんだとか。
生ものを食べる文化ではないからということもあるだろうけどね。
豆知識にどうぞ。
-
つまり偉大なる先輩はやはり偉大ってことだな!
-
遊馬「くっそおおおおお!!!!俺は、ホープレイVで、ダイレクトアタックだ!!いっけえええええ!!!!」
ベクター「フッ…ならば俺は永続トラップ、Vain-裏切りの嘲笑を発動!
Vと名のつくモンスターが攻撃してきたとき、その攻撃と効果を無効にし!相手のデッキにあるVカードをすべて墓地へ送る!!」
遊馬「ああっ!?」
ベクター「さらに!相手のデッキ、または手札から、Vと名のつくカードが墓地へ送られたとき!Vカード一枚につき、500ポイント自分のライフを回復する!
墓地に送られたカードは5枚、よって俺は、2500のライフを取り戻す!」
アストラル「失われたライフを回復する算段もついていたのか・・・」
ベクター「まだだ!さらにさらにィ〜?墓地へ送られたVカード1枚につき、相手のデッキから5枚のカードを墓地に送る!」
鉄男「1枚につき5枚!?」
璃緒「ということは・・・!」
キャッシー「遊馬のカード25枚が墓地に!?」
ベクター「ヒャッハッハハハハハハwww25枚だけじゃねぇ、Vカード全て合わせれば30枚だァ!!」
アストラル「――デッキ破壊!」
遊馬「デッキ・・・破壊・・・?」
アストラル「残るカードは・・・僅か3枚!カードをドローできなくなった時、それはデュエルの敗北を意味する」
ベクター「ひと思いにゃやらねぇ、じわじわといかせてもらうぜぇ?」
遊馬「お、お前!!」
アストラル「ところで遊馬、相手のカード効果でデッキから墓地に送られたペンギン・ナイトの効果が発動するぞ」
ベクター「え?」
遊馬「ああ、それにチェーンしてライトロードビーストヴォルフと闇より出でし絶望も発動だな」
ベクター「え、おい、ちょま」
アストラル「む!待て遊馬!ジャックポット7が3枚とも墓地へ送られている!」
ベクター「お、ま」
遊馬「ってことはこの3枚が除外されて…俺の勝ちだ!ベクター!」
ベクター「ありがとうございましたいいデュエルでした」
-
野郎デッキのカードを書き換えやがった!
-
>>123
一体どんな頭したらそんなデッキが組上がるのか(笑)
-
俺こういうネタ好きよ
-
お兄ちゃんと瑠璃のラブラブSSも見たいよ瑠璃ィィィィィ
-
ダークリベリオンエクシーズドラゴン擬人化もの
ダークリベリオン「エクシーズですかーっ!!ORUがあればなんでもできる。イクぞー!!」
ユート「もう俺は…」
ダークリベリオン「バカヤロー!!」闘魂のビンタ
ユート「…スベテ…ハカイスル」
ダーク「イクぞぉ!トリー!ズン!ディス!チャァアアアジ!!!」
〜〜〜
遊矢「俺は…もう…」
ダークリベリオン「バカヤロー!!」闘魂のビンタ
遊矢「ぐはぁ!!」
ダークリベリオン「ユートが!(闘魂のビンタ)みんなに!(闘魂のビンタ)笑顔を!(闘魂のビンタ)つっただろぉ!(闘魂のビンタ)思い出せ!(闘魂のビンタ)バカヤロー!(闘魂のビンタ)」
遊矢「…俺はオーバーレイネットワークを構築…」
ダークリベリオン「イクぞぉ!トリー!ズン!ディス!チャァアアアジ!!!!!」
終わり
-
>>128
爆笑したw 擬人化したら牙が消えて、長いアゴで攻撃しそうですね。
それにこのダークリベリオンならエンタメいけそう。
みんなを笑顔にできるぞやったなユート!
-
※柚子とセレナの生着替え後の話。
柚子「んっふっふふー。これで良し」
セレナ「……」
柚子「どうかした? なにか不満そうね」
セレナ「胸元がきついんだが」
柚子「――はぁ」
セレナ「それにスカートも緩くて落ちそ、」
柚子「はぁぁぁぁぁ(威圧)」
セレナ「」ビクッ
セレナ(なんだ。このプレッシャーはっ。デュエルでもこれほどのは……)
柚子「ふ、ふふ、あまりじょ、冗談は、言わないでほしいわ。見た感じあまり変わらないんだから」
セレナ「なら、触ってみろ」
柚子「そうさせてもらうわよ!!」
柚子、セレナの身体をまさぐり中
柚子「……そ、そんな」
セレナ「////」
柚子 LP0
セレナ「お、おい、大丈夫か?」
柚子「気にしないで。ただの、負け犬だから。早く、古代遺跡の方に行きなさい……」
セレナ「あ、ああ」
終わり。
着替え後にセレナが不機嫌そうだったので割りと胸やらが苦しかったのではないかと言う妄想
-
ARC-Ⅴ 46話の一幕の妄想
>>130のタイトルです
あとsage忘れたorz
-
乙
胸やウエストはともかく
着替えたセレナの肩から腕を見る限り
何となく柚子より筋肉質な感じがしたのは気のせい?
-
遅れてしまったが>>130乙。
セレナは戦士としてのトレーニングをしているだろうから、柚子よりも筋肉質かもしれない。
だから胸がきついのも、胸筋のせい・・・・かもしれない。
-
ホワイトデーですねぇ
-
ドルベ「ホワイトデーとはどんな効果だ?いつ発動する」
ベクター「だからお前のセリフじゃねえつってんだろ!」
ドルベ「むぅ…とは言ってもだな。私としても困っているのだ。メラグも『ねえドルべもうすぐホワイトデーね』などとしきりに言うのだが…聞くわけにもいかなくてな」
ギラグ「別に気にしなくたっていいんじゃねえか?ダイジョブだって」
ミザエル(……成り行きで混ざったがなんの話をしているのだ)
バタンッ(扉が開く音)
アリト「…う…ぁ…」
ギラグ「アリトォオオオオオ!!!!」
一同「!?」
ギラグ「何があった!?誰にやられた!?」
アリト「…メラ…燃え…つ…きた…白…に…」
ガクッ
ギラグ「…ホワイトデー…なんて恐ろしい行事なんだ」
ベクター「チッしかたねえ!ここは俺たちが力を合わせるしかねえみてえだな!」
ドルベ「…」
-
〜〜〜
ミザエル「メラグ。我が愛しのタキオンの影を見て購入したキング○ドラのフィギュアだ。心を引き裂かれる思いだが受け取るといい」
リオ「え?いえいきなりそんなもの渡されても抱えられもしないわよ…というか大きいわねいくらしたの」
ミザエル「気にするな!さあ」
リオ「だからいいって…」
ミザエル「さあ!」
リオ「…」イラッ
ミザエル「タキオォオオオオオオオン!!!」
〜〜〜
ギラグ「メラグ!俺のお宝さなぎちゃん等身大POPを…」
リオ「こんなところで何広げてるのよ!」
〜〜〜
ベクター「メラグ!今日はお前に友情の証を渡してや…」
リオ「いらないわよ今度は何を考えてるのベクター」ノシッ
ベクター「ちくしょォオオおお!!!」
-
ギラグ「く…メラグめ…何か背後に青い炎が見えるぞ」
ミザエル「我々がここまでしてもダメか」
ベクター「ムカつく…やっぱりムカつくぜあのア…ひぃ!?い、いまこっち見たか!?」
ドルベ「…」
ミザエル「ドルベ!あの状態のメラグに近づくのは危険だ!」
-
リオ(…何なのかしら今日はいつにも増してみんな変ね全くイラッとくるわ)
リオ(………でも…ドルベはどうしてるのかしら…べ、別にそれほど期待しているわけではないのだけれど)
ドルベ「メラグ」
リオ「ひゃい!?ド…ドルベ…」
ドルベ「メラグ。これはバレンタインデーのお返しだ受け取ってくれ」
リオ「…ドルベ」
ドルベ「すまないメラグ。このような贈り物には不慣れなもので遅れてしまった…非力な私を許してくれ」
リオ「ドルベ…ありがとう」
-
ベクター「ど、どうやらメラグの機嫌は治ったみてえだな」
ミザエル「うむ…ドルベめ。やるではないか」
アリト「ん…んんー…」
ギラグ「アリト!?大丈夫なのか」
アリト「ふぁあ…いやあ昨日徹夜であ○たのジョー見ててさ…いやあよかったぜ燃え尽きたぜ…真っ白にな」
一同「…え?」
終わり
-
ここでSS書き始めたのはホワイトデーだったなと思い出したり…
思い起こせば色々とアレなのですがね…忙しくなったりもあるけれどまあそれでもぶちまけたいなぁという利己的な欲求によるもので多分これからも迷惑をお掛けしたりするのでしょうかねぇ
完全に個人的な感慨が長くなったことをお詫び申し上げます
-
ネタが被った! >>140さん乙です
またも長くなります、申し訳ない
ゴーシュ「ホワイトデー」
-
<3月10日 18:30>
--------ーーーーーーー
ゴーシュ「バトルだ! 俺はガーンデーヴァでダイレクトアタック!!」
ゴーシュ「こいつで終わりだ! 天罰の神弓!」
ズビシィ!! ピーッ LP1300→0
*ワァァァァァァ*……!!
「決まったーっ!! 勝者、ゴーシュ・ザ・スターマン! 今回も挑戦者を退け、7連覇と相成りました!」
ゴーシュ! ゴーシュ! ゴーシュ! ゴーシュ!
ゴーシュ「応援ありがとよ、いいノリだぜ!」
ーーーーーーーーーーーーーーー
<3月10日 19:00>
「凄かったね、ゴーシュ・ザ・スターマン!」
ゴーシュ「おお、お前か。今日も見に来てくれたのか、ありがとよ」
「ゴーシュ、俺も俺も!」
「絶対勝つって思ってたよ、ゴーシュ!」
「ちょっと、ゴーシュの邪魔しないの!」
「なんだよおまえ!」
ゴーシュ「おいおい、喧嘩すんなよ。良くねえノリだぜ?」
「「はーい」」
「ゴーシュ! この前のチョコ、美味しかった?」
ゴーシュ「*ん? ああ、お前がくれたやつか? おう、美味かったぜ」
「ふふふー、じゃあホワイトデー、楽しみにしてるからね! 三倍だよ!」
ゴーシュ「おいおい、そんなつもりだったのかよ。随分と汚ぇノリだな、おい?」ポンポン
ドロワ「ここにいたか、ゴーシュ。控室にスポンサーが来てるぞ、早く行け」
ゴーシュ「待て待て、ちょっとぐらい待ってて貰っても……」
ドロワ「……わたしが相手を変わる。さっさと行け」
ゴーシュ「…かー、しょうがねえか。おう、じゃあな」
「あー、行っちゃうの!?」
「またねー!」
「今度も絶対来るからねー!」
-
<3月10日 20:00>
「*……それじゃ、祝勝会の日取り、忘れないようにね。よろしく頼むよ、スターマン」
ゴーシュ「ええ、ありがとうございます」
キィー バタン…
ゴーシュ「…ったく、疲れるったらねえなぁ。ドロワは…。遅えな、まだか」
ゴーシュ「…しょうがねえ、俺の手帳に書いとくか*…。16日が祝勝会*…。その前は…」
ゴーシュ「……ん、あれ、なんにもなかったか? …そうか、そういやそうだな」
ゴーシュ「かー…。そうか、久しぶりだな。なんかやる事っつーと……」
テレビ「*……来たるホワイトデー、男性の皆様はお返しをご用意したでしょうか? まだ決めていない方、プレゼントの選択は慎重に。今回の特集では*…」
ゴーシュ「…そういや、もうすぐホワイトデーだったな」
テレビ「…普段はあまりプレゼントをしない男性、こんな時こそ、相手との距離を埋めるチャンス! 意中の人には、真心のこもったプレゼントやお菓子をあげると……」
ゴーシュ(………**…)
ドロワ「すまん、遅くなった。少し打ち合わせが長引いてな」
ゴーシュ「おう。祝勝会のことは…」
ドロワ「聞いてある。16日だな」
ゴーシュ「……」
ドロワ「ちょうどいい、予定を確認するぞ。まず、16日のそれを皮切りに試合以外のイベントが…」
ゴーシュ「………」
ドロワ「……で、とりあえず今月は終わりだな。16日まではオフだが……、おい、聞いてるか?」
ゴーシュ「ん? おう、聞いてるぜ」
ゴーシュ(…我ながら、いいノリを考えついたもんだぜ***)
-
な、なんか文字化けしてる…!! ごめんなさい、もう一度直します!!
-
一回テストします、本当に申し訳ない…!
--------ーーーーーーー
ゴーシュ「バトルだ! 俺はガーンデーヴァでダイレクトアタック!!」
ゴーシュ「こいつで終わりだ! 天罰の神弓!」
ズビシィ!! ピーッ LP1300→0
*ワァァァァァァ*……!!
「決まったーっ!! 勝者、ゴーシュ・ザ・スターマン! 今回も挑戦者を退け、7連覇と相成りました!」
ゴーシュ! ゴーシュ! ゴーシュ! ゴーシュ!
ゴーシュ「応援ありがとよ、いいノリだぜ!」
ーーーーーーーーーーーーーーー
-
……本当に申し訳ない
次書くのを待ってらっしゃる方いたらお構いなくどうぞ
時間をいただきます……
-
今度はどうか……?
<3月10日 18:30>
--------ーーーーーーー
ゴーシュ「バトルだ! 俺はガーンデーヴァでダイレクトアタック!!」
ゴーシュ「こいつで終わりだ! 天罰の神弓!」
ズビシィ!! ピーッ LP1300→0
ワァァァァァァ……!!
「決まったーっ!! 勝者、ゴーシュ・ザ・スターマン! 今回も挑戦者を退け、7連覇と相成りました!」
ゴーシュ! ゴーシュ! ゴーシュ! ゴーシュ!
ゴーシュ「応援ありがとよ、いいノリだぜ!」
ーーーーーーーーーーーーーーー
-
長々とすみません、今から投下します……
ゴーシュ「ホワイトデー」
-
<3月10日 18:30>
--------ーーーーーーー
ゴーシュ「バトルだ! 俺はガーンデーヴァでダイレクトアタック!!」
ゴーシュ「こいつで終わりだ! 天罰の神弓!」
ズビシィ!! ピーッ LP1300→0
ワァァァァァァ……!!
「決まったーっ!! 勝者、ゴーシュ・ザ・スターマン! 今回も挑戦者を退け、7連覇と相成りました!」
ゴーシュ! ゴーシュ! ゴーシュ! ゴーシュ!
ゴーシュ「応援ありがとよ、いいノリだぜ!」
ーーーーーーーーーーーーーーー
<3月10日 19:00>
「凄かったね、ゴーシュ・ザ・スターマン!」
ゴーシュ「おお、お前か。今日も見に来てくれたのか、ありがとよ」
「ゴーシュ、俺も俺も!」
「絶対勝つって思ってたよ、ゴーシュ!」
「ちょっと、ゴーシュの邪魔しないの!」
「なんだよおまえ!」
ゴーシュ「おいおい、喧嘩すんなよ。良くねえノリだぜ?」
「「はーい」」
「ゴーシュ! この前のチョコ、美味しかった?」
ゴーシュ「ん? ああ、お前がくれたやつか? おう、美味かったぜ」
「ふふふー、じゃあホワイトデー、楽しみにしてるからね! 三倍だよ!」
ゴーシュ「おいおい、そんなつもりだったのかよ。随分と汚ぇノリだな、おい?」ポンポン
ドロワ「ここにいたか、ゴーシュ。控室にスポンサーが来てるぞ、早く行け」
ゴーシュ「待て待て、ちょっとぐらい待ってて貰っても……」
ドロワ「……わたしが相手を変わる。さっさと行け」
ゴーシュ「…かー、しょうがねえか。おう、じゃあな」
「あー、行っちゃうの!?」
「またねー!」
「今度も絶対来るからねー!」
-------------ーーー
-
<3月10日 20:00>
「……それじゃ、祝勝会の日取り、忘れないようにね。よろしく頼むよ、スターマン」
ゴーシュ「ええ、ありがとうございます」
キィー バタン…
ゴーシュ「…ったく、疲れるったらねえなぁ。ドロワは…。遅えな、まだか」
ゴーシュ「…しょうがねえ、俺の手帳に書いとくか…。16日が祝勝会…。その前は…」
ゴーシュ「……ん、あれ、なんにもなかったか? …そうか、そういやそうだな」
ゴーシュ「かー…。そうか、久しぶりだな。なんかやる事っつーと……」
テレビ「……来たるホワイトデー、男性の皆様はお返しをご用意したでしょうか? まだ決めていない方、プレゼントの選択は慎重に。今回の特集では…」
ゴーシュ「…そういや、もうすぐホワイトデーだったな」
テレビ「…普段はあまりプレゼントをしない男性、こんな時こそ、相手との距離を埋めるチャンス! 意中の人には、真心のこもったプレゼントやお菓子をあげると……」
ゴーシュ(…………)
ドロワ「すまん、遅くなった。少し打ち合わせが長引いてな」
ゴーシュ「おう。祝勝会のことは…」
ドロワ「聞いてある。16日だな」
ゴーシュ「……」
ドロワ「ちょうどいい、予定を確認するぞ。まず、16日のそれを皮切りに試合以外のイベントが…」
ゴーシュ「………」
ドロワ「……で、とりあえず今月は終わりだな。16日まではオフだが……、おい、聞いてるか?」
ゴーシュ「ん? おう、聞いてるぜ」
ゴーシュ(…我ながら、いいノリを考えついたもんだぜ)
-
<3月12日 13:00 >
ピンポーン
ゴーシュ「………」
ハルト「お待ちくださーい…。はいはい」ガチャ
ゴーシュ「よう、ハルト」
ハルト「あっ、ゴーシュさん! こんにちは、兄さんに用事ですか?」
ゴーシュ「そんなとこだ。お前も体は大丈夫か?」
ハルト「はい、おかげさまで。入っててください、兄さんを呼んできます」
ーーーーーーーーーーーーーーーー
カイト「待たせたな。どうした、ゴーシュ」
ゴーシュ「ようカイト。こっちこそ、急に来て悪かったな」
カイト「かまわないさ、ちょうど研究の休憩時間だったしな。それで、何の用だ?」
ゴーシュ「ま、これを見てみろよ」ドサッ
カイト「……何だ、これは?」
ハルト「お茶でーす。なになに、何買ってきたの?」
カイト「…生クリームに、クッキー。……クリームチーズもか」
ゴーシュ「……なあカイト、お前、先月ドロワからチョコもらったろ?」
カイト「ああ。律儀な奴だ、わざわざ手紙を添えて家まで送ってきてくれた」
ハルト「………」
ゴーシュ「そうだよな。……なあカイト、俺たちは今まで、あいつに贈り物のひとつやった事があるか?」
ハルト「……なるほどね」
ゴーシュ「お、察しがいいなハルト。ま、そういうことだ。一緒にケーキでも作ろうっつうノリだよ」
カイト「…なるほど。それでこの材料を……」
ハルト「さっすが、気がきくねえゴーシュさん」
ゴーシュ「だろ? 男二人でお菓子作りっつうのも何だが、まあいいじゃねえの」
カイト「………」
ハルト「いいじゃん兄さん。作ったら?」
カイト「……いや、しかし……」
ゴーシュ「まあ、そう言わずによ。いい機会じゃねえか、やってみようぜ」
ハルト「兄さん、兄さん」
カイト「何だ?」
ハルト「…………」
ゴーシュ「なんだなんだ、内緒話か? 良くねえノリじゃねえの」
ハルト「へへ、いいじゃん別にー。ね、兄さん」
カイト「……ふっ。分かった分かった」
ゴーシュ「やっとこさノリ気になりやがったか、ったく」
ハルト「………ふふ」
-
<3月12日 12:45>
ー台所ー
カイト「で、何を作るんだ?」
ゴーシュ「ん? 俺の考えじゃ、チーズケーキのつもりだったな。あいつの好物だ」
カイト「そうだったか。チーズケーキの作り方は……」
ゴーシュ「取り敢えずは生地だな。ビスケットをビニール袋に入れて砕いて、あとはバターと牛乳か」
カイト「……随分と詳しいな」
ゴーシュ「昨日調べた受け売りだ。俺が料理達者なノリに見えるか?」
カイト「…それもそうだな。……ん、ハルト。ボウルがいつもの場所に無いがー?」
ハルト「ああ、右下の棚にしまってあるよー」
カイト「……これか。そうだ、材料は足りるか?」
ゴーシュ「……んー。チーズケーキ分ならあるがな…」
カイト「どうした?」
ゴーシュ「いや、あいつの分以外にも、ファンのガキ共にクッキーでも作ろうかってな」
カイト「買ってなかったのか?」
ゴーシュ「買ってから思い出したんだよ。どうすっかな……」
カイト「うちにあるのは…… チョコレートならあると思うが……」
PLLLLLLLL!!
カイト「電話か」
ゴーシュ「代わりに出るぜ、誰からだ?」
カイト「…遊馬とシャークだろう。電話をすると言っていたな」
ゴーシュ「あいよ。はい、こちら天城……。おう、久しぶりだな遊馬」
オービタル「オービタル7、只今帰還したであります!」
カイト「丁度いい、オービタル、買い出しだ。準備したらすぐ行け」
オービタル「またでございますか!? か、かしこまり……。内容はどのような?」
ゴーシュ「あいつに聞いてくれ。クッキーを作るそうだ」
-
<3月12日 13:00>
ゴーシュ「……おう、じゃあ夕方ぐらいでな」ガチャ
カイト「随分と長かったな。何の用だ?」
ゴーシュ「夕方ここに来るってよ。神代凌牙も来るって言ってたな。特に用はねえらしいが」
カイト「……まぁ、いつものことだ」
ゴーシュ「んで、今はどの辺だ?」
カイト「とりあえず、下地は作ってみたが…」
ゴーシュ「お、そうそうこんな感じだぜ。もうオーブンに入れていいんじゃねえか?」
カイト「そうだな。じゃあ……」
オービタル「オービタル7、再度帰還であります!」
ゴーシュ「お、帰ってきたか。よう、きちんと…… あん?」
V「君は…。ゴーシュか、どうしてここに?」
ゴーシュ「…あー、トロンのとこの青いのか。……待て、なんでお前がビニール持ってんだよ」
V「スーパーで鉢合わせてな。大まかな事情は聞いた、カイトは居るか?」
カイト「クリス! どうした、何か緊急のことでも?」
V「………いや、まあ、ある意味緊急ではあるのだが……」
オービタル「クリス様も、ケーキを作る予定でして、それならばとオイラが誘った訳であります」
V「そういうわけだ。一緒に作る方が何かと手間はかからないだろう、構わないか?」
ゴーシュ「なるほどねえ、俺はいいぜ、そっちのが楽だ」
カイト「俺も別にいいが……。珍しいな、何かあったのか?」
V「……いや、なに。もうすぐホワイトデーだろう」
カイト「ああ」
V「………弟の学友に、生物兵器を喰らわせるのは申し訳ないからな………」
カイト「……何の話だ?」
<3月12日 14:00>
コンコン
ミザエル「失礼、邪魔するぞ」
ハルト「あ、ミザエルさん。こんにちは」
ミザエル「ああ。カイトはいるか?」
ハルト「………そのビニール袋……」
ミザエル「ん? ああ、チョコレートだ。頼みごとがあるのでな」
ハルト「……台所、借りたいんですか?」
ミザエル「…よく分かったな。うむ、聞けば14日は先月に贈られたチョコとやらに返礼を贈り返す日らしいではないか」
ハルト「……なんでうちに?」
ミザエル「手作りしようと材料を買ったが、家の台所ではあまり設備が無くてな……」
ハルト「別に、売ってるものを買うとかでもいいんですよ?」
ミザエル「………数が問題なのだ」
ハルト「え?」
ミザエル「…一番安いものを買ったとして、全員分なら五万円を超えてしまう」
ハルト「………ご愁傷様です、じゃあ台所に」
ミザエル「……ん? カイトの許可はいいのか?」
ハルト「……行けばわかりますよ」
ミザエル「?」
-
<3月12日 16:50>
遊馬「よーっす!! おじゃましまーす!!」
シャーク「邪魔するぜ」
ハルト「あ、いらっしゃい遊馬! 久しぶりだね!」
遊馬「おう! 元気にしてたかハルト!」
シャーク「……カイトの野郎はまた研究室か?」
ハルト「あー、台所にいます」
シャーク「台所ォ? …なんでそんなとこに」
遊馬「なんだよシャーク、用事か?」
シャーク「別に、人ン家に来たからには挨拶ぐらいしねえとな。おい、カイト……」
ゴーシュ「カイト、そろそろ泡だったんじゃねえか?」(ケーキにクリームを塗る熱血青年)
カイト「む、そうか。次は… ヨーグルトだったな」(ボウルでクリームをかき混ぜるクール青年)
ミザエル「すまないクリス、湯煎はこのぐらいでいいだろうか?」(鍋でチョコレートを溶かす高飛車青年)
V「……ふむ、まだ足りないな。火はもう少し弱くするべきだが」(オーブンからクッキーを取り出す高貴青年)
シャーク( ( ゚д゚) ・・・ )
シャーク( (つд⊂)ゴシゴシ )
シャーク( (;゚д゚) ・・・ )
シャーク( (つд⊂)ゴシゴシゴシ )
_, ._
シャーク((;゚ Д゚) …!? )
<3月12日 19:30>
ゴーシュ「……よっしゃ、こんなもんか?」
カイト「終わったか?」
ゴーシュ「おう。悪いな、こんな時間まで邪魔してよ」
カイト「気にするな。…それで、渡すのはどうする? 二人で一緒に渡すか?」
ゴーシュ「その事だけどよ、別々にしようぜ。お前は昼頃に渡してやってくれ」
カイト「分かった。お前たちの家に行けばいいな?」
ゴーシュ「おう。あー、それからよ、俺の分は渡すまで隠しとくノリだから、渡すときにバラさねえでくれよな」
カイト「……ふ、……まったく、お前らしいな」
ゴーシュ「まあな。あいつにも昼は家に居るよう言っとくから、あんまり遅れないように頼むぜ」
カイト「わかった。じゃあな」
ゴーシュ「ああ、またな」
ゴーシュ(………よし、一丁上がりだな)
-
<3月14日 11:30>
ドロワ「……………」
PLLLLLLLL!!
ドロワ「……。」ピッ
ゴーシュ《よーう。おはようさん、ドロワ》
ドロワ「……ああ、おはよう。一ついいか、ゴーシュ?」
ゴーシュ《おう、どうした》
ドロワ「……貴様、連絡もなしに朝から居ないとはいうのは、一体、どういう『ノリ』だ…?」ゴゴゴゴゴ……
ゴーシュ《そんな怒るなって。実はよ、この前遊馬の家に行った時に約束しててな。言うの忘れてた、すまん》
ドロワ「……まったく。オフだからいいものの、試合の連絡だったらどうする!」
ゴーシュ《悪かったって。そうだ、メモ見てくれたか?》
ドロワ「ああ、スポンサーから電話が来るんだろう? 安心しろ、今日は特に用事もないからな」
ゴーシュ《そうか。もしかしたら俺の方にかかってくるかもしれねえが、まあその時は連絡するぜ》
ドロワ「わかった」
ゴーシュ《それとよ、帰るときに寄る所があるんだ。もしかしたら大分遅くなるかもしれねえ》
ドロワ「……そういう事なら尚更事前に言っておけ、まったくお前は……」
ピンポーン
ドロワ「すまん、客だ。じゃあな」
ゴーシュ「おう、じゃあな」ピッ
ドロワ「……はぁ。 はい、何かご用でしょうか」
『俺だ。開けてくれるか』
ドロワ「………なっ!? カ、カイト!?」
-
<3月14日 17:00>
ー旧神代邸ー
アリト「おかわりだ!」
ゴーシュ「お前、よく食うなぁ……。ほらよ」スチャ
アムアム…… プハァー
ミザエル「で、ゴーシュだったか。なんでお前がここにいる?」
ゴーシュ「いやあ、本当は遊馬のところに行くつもりだったんだがよ。留守だったからな、奴が行きそうな場所を聞いたらここだってな」
ミザエル「……そうではない、そもそも、なぜお前はそのケーキをここに……」
ゴーシュ「……ま、もともと俺は、あいつにケーキを作るつもりじゃなかったからな。余っちまったんなら、食いたいやつが食えばいいだろ?」
ミザエル「……意味がわからん」
ゴーシュ「まあまあ、細かい事はいいじゃねえか、お前も一つどうだ?」
ミザエル「……結構だ」
ドルべ「友よ、今日はホワイトデーだな」
シャーク「……ああ……。ったく璃緒のやつ、一日中連れ回しやがって……」
ドルべ「そ、そうか。つまり、メラグにはお返しをしたわけだな、メラグには」
シャーク「……アレで勘弁してくれたらいいがな……」
ドルべ「………………」
シャーク「………………」
ドルべ「……君にはがっかりだ!! このおたんこナッシュ!!」
シャーク「なぁ!? お、俺が悪いのか!?」
遊馬「ゴーシュぅ! ここに居たのか!」
ゴーシュ「よう遊馬、あー、一足遅かったな」
アリト「はー、食った食った」
遊馬「ああぁー!! 俺の分ーーー!!」
アリト「よう遊馬、悪いな、この通りだ」
遊馬「お、お前ぇ! 元々それは俺がもらうって約束だったんだぞ!!」
アリト「ンなこと言ったって、お前が小鳥やら猫女やら列車女やらに連れまわされてたから、俺が代わりに食ってやっただけだぜ?」
遊馬「くっ……。だ、だったらデュエルだ! デュエルで弁償しろ!!」
アリト「お、やる気か! いいぜ、かかってこいよ!!」
ゴーシュ「…おいおい、なんだか面白そうなノリじゃねえか? …混ぜろよ」
遊馬「えっ!? い、いや、これはアリトとの戦いで……」
ゴーシュ「かてぇ事言うなよ。俺に勝ったら、またなんか奢ってやるよ」
遊馬「……そうか! んじゃ、それでいっか!」
アリト「決まりだな! んじゃ、バトルロイヤルルールといこうぜ!」
遊馬「よっしゃあ! かっとビングだ、俺ェ!」
「「「デュエル!!!」」」
-
<3月14日 23:50>
……ガチャ
ゴーシュ「………」
ゴーシュ「……よっと」ドサッ
ドロワ「…随分と、遅かったな」
ゴーシュ「うお。起きてたのかよ」
ドロワ「まあな。それより、電話はよかったのか?」
ゴーシュ「ああ、俺の勘違いだったみたいでよ。悪いな」
ドロワ「しっかりしろ。飯は食ったか?」
ゴーシュ「おう。……ん、なんだコレ?」
ドロワ「ああ。カイトから貰った。ホワイトデーだそうだ」
ゴーシュ「へぇー、あいつらしくねぇノリじゃねえの」
ドロワ「全くだ。一体何があったのやら…」
ゴーシュ「まあ、良かったじゃねえの。あいつから貰えてよ」
ドロワ「そうだな」
ゴーシュ(……この分だと、ま、上手くいったみたいだな)
ゴーシュ(あいつのことだから、ヘタこかねえか心配だったが…)
ゴーシュ(やれやれ、慣れねえ事はするもんじゃねえな。明日は1日、ゆっくりと休ませてもらうとするか……)
<3月14日 23:59>
カチッ
ドロワ「…………」
ゴーシュ「……ふわーあ……」
カチッ
<3月15日 0:00>
ゴーン… ゴーン……
-
ドロワ「……15日、か」
ゴーシュ「ふわぁー……。お前、まだ寝ないのかよ?」
ドロワ「もう寝るさ。…そうだ、水でも取ってきてくれ。喉が渇いた」
ゴーシュ「おうよ。冷蔵庫だな」
ドロワ「ああ」
ドロワ「……カイトも、知らぬ間に料理ができるようになっていたのだな?」
ゴーシュ「へぇー。美味かったのか?」
ドロワ「……ああ、それはもう。美味かったぞ」
ゴーシュ「へえ。良かったじゃねえの、っと……」ガチャ
ゴーシュ「…………はぁ?」
ドロワ「……ああ、本当に美味かったぞ」
ドロワ「カイトの、チョコレートケーキはな」
-
ゴーシュ「…………」
ドロワ「……ゴーシュ。黙ってこっちに来い」
ゴーシュ「………断る」
ドロワ「……そうだな、なるべくおでこを前に出せ。その方がやりやすい」
ゴーシュ「ま、待て待て。これはなんかの誤解だぜ、落ち着いて……」
ドロワ「……いいからこっちを向け………!!」 グググ……!
デコピンッ
-
<3月14日 19:20>
ー天城家ー
カイト「帰ったぞ」
オービタル「ただいま帰ったであります!」
ハルト「おかえりー。遅かったね」
カイト「ああ、遊馬たちの家に行ってみたからな。……結局、ハルトの思った通りだったよ」
ハルト「へっへー、やっぱりそうでしょ?」
オービタル「まったく、あのノリノリ男如きがカイト様を嵌めようとするなんて、100年早いのであります!!」
ハルト「心配だったんだー。もしかして、本当にゴーシュさんもドロワさんにあげるつもりだったら、余計な事しちゃったなーってさ」
カイト「奴はそういう性格じゃない。にしても、よく分かったな」
ハルト「だってさ。二人で一緒のケーキをあげるっていうのもおかしいじゃない。そう考えると、兄さんに作らせる為に嘘を付いてるんだなって思わない?」
カイト「……だが、俺はもうチョコレートケーキを作ってたんだ。あの時、別に断ってもよかったんじゃ……」
ハルト「でもさ、そうすると、ゴーシュさんが安心しちゃって、自分があげる分は作らないでしょ?」
カイト「……それもそうか」
オービタル「いやー、ハルト様の勘の鋭さには驚きであります!」
ハルト「ありがと、オービタル。………あ、兄さん」
カイト「なんだ?」
ハルト「………いや、さすがにそれはないかな……。でも、兄さんだし、うーん……」
カイト「どうした? 具合でも悪いのか?」
ハルト「……まさかと思うけどさ……。ドロワさんに、なんで作ったのか、聞かれた?」
カイト「ああ。随分と驚かれたからな」
ハルト「……。……なんて言ったの?」
カイト「……別に、さほど特別な事はないぞ? お返しだ、いつも感謝しているという事と……」
ハルト「…………」
カイト「それと、ハルトが感謝してる事もな。元々、このチョコレートケーキもハルトに言われて作ったと言ったら、随分納得した顔をしていた」
ハルト「…………はぁー」
カイト「?」
ハルト「……ダメだねー、兄さんは」
カイト「なっ!? ど、どういうことだハルト!?」
ハルト「いやー……。ねえオービタル、こういう所だよね、兄さんのダメなところ」
オービタル「は、はあ……。その、なんと言いますか……」
フェイカー「カイト、帰っていたのか。もうすぐご飯だが……」
ハルト「はーい。今いきまーす」
カイト「オービタル! 今のハルトの発言はどういう意味だ?」
オービタル「え、えーっと、カイト様のそういう所もまた、カイト様らしいチャームポイントといいますか……」
カイト「……分かるように説明しろ」
ハルト「はいはい、もうご飯だから早くしてねー、兄さん」
-
<3月15日 0:15>
ゴーシュ「……けっ、約束を守らねぇたあ、カイトの奴……」
ドロワ「最初に嘘をついたのはお前だろう。まったく、今朝の事と言い、お前は隠し事が出来んな……」
ゴーシュ「……気づいてたのかよ?」
ドロワ「何かおかしいとはな。……カイトの顔を見た時、すぐに納得がいった」
ゴーシュ「……あーあ、上手くいってるノリだと思ってたんだがなあ」
ドロワ「……わたしが言うのもなんだが、『あの』カイトだぞ。そういう行事に聡いタイプなら、もっと人当たりがいいだろうさ」
ゴーシュ「だから俺が計画を立ててやったんじゃねえか。こうでもしねえとって思ってよ」
ドロワ「まさしく、余計な御世話だ」
ゴーシュ「けっ、つまんねぇノリだぜ、まったく」
ドロワ「…………よっと」スチャ
ゴーシュ「……今から食うのかよ、それ。…しかも俺の前で」
ドロワ「いいじゃないか、私のものなんだから」
ゴーシュ「…そりゃ、そうだがよ……」
ドロワ「……ありがとうな」
ゴーシュ「………」
ドロワ「嬉しかったよ。お前達から物を貰うなんて、初めてだったから」
-
カチャ
ドロワ「……礼だ」
ゴーシュ「あん?」
ドロワ「礼だよ。お前が居ないうちに作った。お前のケーキよりは上手くできてるだろう」
ゴーシュ「……待て、そもそもホワイトデーだろ今日」
ドロワ「昨日、な」
ゴーシュ「ぐっ……。だ、だからよ、お前が俺に物をやる道理は……」
ドロワ「うるさい。こうでもしないと私の気が収まらなかっただけだ、気にするな」
ゴーシュ「……そういう問題じゃねえだろ。俺のケーキはホワイトデーのプレゼントであってだな……」
ドロワ「……じゃあ、どうだ。明日1日私に付き合え。ちょうど買い物に出かけたいと思っていた」
ゴーシュ「……んで、ケーキの件は」
ドロワ「ここに二つある。それで、おあいこだ」
ゴーシュ「……はあ。なんだそれ……」
ドロワ「いいじゃないか。それとも、私の作ったケーキが食えないのか?」
ゴーシュ「納得いかねえ……」
ドロワ「いいから食え。食わないなら冷蔵庫にしまうぞ」
ゴーシュ「……はぁ。もらうぜ」
ドロワ「……ふふ。それでいい」
カチャカチャ……
ゴーシュ「ったく、何の為に作ってやったと思ってんだ」
ドロワ「まだ言うか。それに、これを作ったのはカイトなんだろう?」ニヤリ
ゴーシュ「……あー、いい性格してるよ、お前」
ドロワ「今更だな。知らなかったのか?」
ゴーシュ「はいはい、知りませんでしたよ」
ドロワ「そうか。よかったじゃないか、分かって」クスクス
ゴーシュ「……いーから黙って食えよ」
ドロワ「いいじゃないか、たまには」
ゴーシュ「………甘いな、これ」
ドロワ「……それはよかった」
終わり
-
以上です
季節ネタはやはり難しい……!
駄文ですが、この二人の家族愛にも似た思いやりのような物が伝わればいいなあと。
ZEXALで一番好きなキャラ達なので、今回書けて嬉しかったです
よろしければ過去のギラグアリトのテスト話や、LDSトリオの初詣もどうぞよろしく(姑息な宣伝)
-
はじめまして。投下うまくいくかな。
前の2人とネタかぶりしましたが、遅刻しました。ので、遅刻ネタです。
ツァン ディレ「3、2、1…3月15日になっちゃった…」
-
〜*〜3/15(日) 24 : 00 : 39(ツァン ディレの部屋)〜*〜
ツァン「……はぁ…アイツとはなにもないまま、ホワイトデーが終わっちゃった…」
ツァン「もう! アイツってばなんなのよ! せっかくボクがバレンタインにチョコをあげたっていうのに!」
〜*〜 2/14(土) 回想(赤い帽子の男の家) 〜*〜
ツァン「おはよーって、また帽子かぶったまま寝てるの!? ほら、起きて!」
ツァン「ほら、顔を洗ってきて。今日はアンタに、デュエルを申し込むわ」
ツァン「どういう風の吹き回しって…い、いつもアンタからデュエルを挑まれてばかりだからね!」
ツァン「そ、それに…喜びなさい! 今日はボクに勝ったら賞品をあげる! 賞品が何かは勝ってからのお楽し…え?」
-
ツァン「『賞品はいいからデュエルしよう…?』だ、駄目駄目駄目! それは駄目! 受け取ってくれなきゃ! あっ、も、もちろんボクに勝てたら! 勝てたらだからね!? 負けたら無いんだから!」
ツァン「デュエル!」
〜*〜*〜*〜
ツァン「負け、ちゃった…(うぅ…ボクが勝ったら、「しょうがないから残念賞って事であげるわ」ってかっこ良く決めるつもりだったのに…)」
ツァン「しょうがない! はい、これが賞品の『チョコレート』よ」
ツァン「か、勘違いしないでよね! 今日が2月14日だからってそういう意味のプレゼントだとかじゃないんだからね! ほら、ボクはチョコが嫌いだから、持ってても仕方がないでしょ? 捨てるのももったいないから、せっかくだし、アンタにあげてもいいかなって思っただけなんだから」
ツァン「人気者のボクから賞品をもらえた事を本気で感謝しなさいよね、この幸せ者!」
-
〜*〜 2/14(土) 回想終了 〜*〜
〜*〜3/15(日) 24 : 02 : 34(再びツァン ディレの部屋)〜*〜
ツァン「はぁ…あの時のボクのばかばか。アイツは鈍感なんだからもう少し素直に言ってれば良かった…はぁ…」
ツァン「昨日は朝に家に行けば、家にいないし、その後に町で会ってもパートナーになってくれないし」
ツァン「しかも、ボク以外の人にはデュエルを挑んでるくせに、ボクとはデュエルしてくれないってなによ…」
ツァン「……………きらいになっちゃったのかなぁ…」
-
〜*〜3/15(日) 09 : 02 : 34(シティ繁華街)〜*〜
ツァン「…はぁ…昨日はあまり眠れなかった」
ツァン「はっ、いけない、いけない。ボクとあろう者がこの程度でへこたれてちゃ駄目! ……ん?」
ツァン「アンタ…! あ、朝からボクになにか用? こうみえてもボク忙しいの。用件はなに?(うわあああ、どうしようどうしよう心の準備してなかったよー!)」
ツァン「え? デュエル? う、受けないとは言ってないでしょ! いいわ。相手してあげる!」
ツァン「デュエル!」
-
〜*〜*〜*〜
ツァン「負け、ちゃった…(うぅ…全然集中できなかった…)」
ツァン「え? なにこれ? え?賞品? な、なによ負けたボクを馬鹿にしてるの!? こんなの…こんな…え…これって…」
『ブラック・マジシャン・ガール フィギュア』
ツァン「これ…ボクがほしかったやつ…どうして…」
ツァン「は、はぁ!? 『本当は昨日渡そうと思ったけど、カード買いすぎとアイテムターミナルまわしすぎて、DP不足になって手に入らなかった』!?」
ツァン「ば、馬鹿じゃないの!?(はっ、まさか、昨日ボクの誘いを断って、しかもボク以外のデュエリストにデュエルを仕掛けてたのって…それに、フィギュアなのはボクがチョコ嫌いって言ったから…?)」
ツァン「……………ぁ…ありがとう」(ぽっ)
ツァン「で、でも、渡すだけなら、わざわざボクとデュエルしなくても、え?」
ツァン「『君がくれたのはデュエルとチョコだろ』って…え…アンタ…まさか最初から気づいて…」
ツァン「ば、ばかぁぁぁぁっ!(もう…! ……だいすき)」
おしまい
-
以上です。
TFをプレイしてて、まっすぐなツァンディレちゃんが可愛すぎて初めてSS書いてみました。
「アンタ」の部分はTFプレイヤー名に置き換えてみるとシミュレーションゲーっぽくなるかも。
それでは、ありがとうございました。
-
高熱出して会社休んで寝込んでいたらヘンな夢をみたから、それをもとにSS書いてみた。
レス数はこれを含めて5つ。
気軽に感想を入れてくれ。
零羅「兄様、あれ…」
零児「なんだ?」
零羅「…(零児がそっぽを向いてるうちに腕時計型麻酔銃を構える)」
プシュッ!!←麻酔銃の発射音
零児「ハッ!!」
零児「ハラホロヒレハレ…」フラフラ
零児「zzz…(崩れるように椅子に座って眠りにつく)」
零羅「よし、みんなを呼ぼう…」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ユーゴ「なんだなんだぁ〜? こんなトコに俺たちを呼び出してぇ…」
隼「2つの事件の犯人がわかったらしいな?」
アユ「この中に犯人がいるってホントなの?」
修造「なんだと!? それは本当なのか?」
零羅「鮎川の言った通りだ。犯人はこの中にいる(零児の座るソファーの影に隠れて零児の声マネをしながら)」
零羅「榊遊矢、沢渡シンゴ、ユート、紫雲院素良、方中ミエル、光津真澄、デニス・マックフィールドをカード化した事件、そして柊柚子が遊覧船から突き落とされた事件…おそらくこの2件の事件は繋がっている。
犯人も同一犯だろう。7人をカード化し、さらに柊柚子を遊覧船から突き落とした犯人…それはお前だ!! 黒咲隼!!」
-
隼「フッ…お前は何を言っているんだ? 被害者の大半は俺と関係のない人間だろう? それに俺が愛する妹を襲うなどありえないと思わないのか?」
零羅「たしかに、今回の被害者の大半は黒咲と直接の関係はない。だが、ある人物を介して言えば話は別だ。その人物は…柊柚子!」
零児と零羅以外の全員「!!」
タツヤ「ちょっと待ってよ! たとえそうだとしても、黒咲がなんで柚子姉ちゃんを…」
フトシ「そうだよ! 痺れるくらいにシスコンの黒咲が妹を命の危険にさらすなんて…」
零羅「それについては後で話す。まず犯行動機だが、おそらく柊柚子だろう。柊柚子を守りたいという思いが、黒咲を修羅に変えた…違うか?」
隼「…」
タッタッタッタッタッタッ…ガチャ!!←足音とドアを開く音
中島「社長! 柊柚子の意識が戻りました!!」
全員「!!」
中島「柊柚子が言っていました…『黒咲を止めて』と!」
隼「…(その場に崩れるように座り込む)」
零羅「黒咲…話してくれるな?」
隼「許せなかった…瑠璃を傷つけた連中を、許すわけにはいかなかった…」
フトシ「妹を傷つけたってどういうことなんだ?」
隼「榊遊矢は大勢の子供の前で瑠璃を『ストロング柚子』と呼んで笑い者にした! 沢渡シンゴは榊遊矢とのデュエルで瑠璃を命の危険にさらすのみならず、光津真澄とのデュエルで瑠璃が盛り上げた会場を寒い演出でドン引きさせた!」
隼「ユートは瑠璃をストーキングしたあげく瑠璃の心を惑わし、紫雲院素良は港の倉庫で瑠璃に融合召喚の方法を教え、方中ミエルは目の前で榊遊矢とイチャついて瑠璃に不快感を与えた!」
隼「光津真澄! 奴は瑠璃とのデュエルの後にカードを渡し、百合の世界に引きずり込もうとした!! デニス・マックフィールドは俺の知らないところで岩ドンをしてナンパした!!」
隼「瑠璃は俺の全てであり生き甲斐だ! そんな瑠璃を…連中は…連中は傷つけた!! 許せなかったんだ!!」
零羅「そして最後の復讐の相手に選んだのは柊柚子だった。 今の今まで自分の愛情に気づかなかった妹への仕返しであり、同時に、何者かによって海に突き落とされた妹を必死に探す兄の姿を皆に見せることで自分の愛情を理解してほしかったから…そうだな?」
隼「ああそうだ!!」
ユーゴ「そんなことのために…そんなことのために柚子を遊覧船から突き落とすなんて! オメェはバカヤローだ…どうしようもねぇ…バカヤローだ!!」
真月警部「黒咲隼さん、連続襲撃事件の件で署までご同行願います」
遊馬巡査「よろしいですね?」
隼「…(うつむいたまま黙って頷く)」
-
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
(パトカーに乗せられる直前の隼を、みんなが見送る)
♪キミガ〜 イルカラ〜 マモリツヅケタイアシタガアル
♪ア〜ナタノ〜 アノコトバハ〜 アルキダスタメノロザリオ〜←BGM
洋子「…黒咲くん、あなたは一人じゃないの! だから罪を償ったら…私たちのところにおいで!」
ユーゴ「そうだ! 必ず戻ってこい!! そしたらまた、デュエルしようぜ!!」
♪ツジツマノ アワナイコトニ ツカレ〜テ〜ユクケ〜ド〜
隼「…(無言でパトカーに乗る)」
♪イツノヒモ カワラナイノハ ダレカヲ〜オモウキモチ〜
ブゥゥゥゥゥン…ウゥ〜←パトカーが走りだす音&サイレンの音
♪ドウシタラ〜 サイゴマデガンバレルノ? コ〜ワレズニ〜
♪オレソウナココロ ツキガテ〜ラスヨ〜
(海沿いの道路を走るパトカーの映像)
♪キミガ〜 イルカラ〜 マモリツヅケタイアシタガアル
♪ア〜ナタノ〜 アノコトバハ〜 アルキダスタメノロザリオ〜
(榊遊矢の墓に花を捧げ、手を合わせる柚子の映像)
♪キミガ〜 イルカラ〜 カスカナユメデモアキラメナイ
(墓参りから帰り街を見上げる柚子から街全体へとズームアウトする映像)
♪シ〜ンジル〜 コトモイマハ〜 マボロシニカエテシマッタ マチデ〜
『このドラマはフィクションです。』←字幕
-
読んでくれてありがとう。
いろいろオカシイところがあると思うが、「所詮はキモブタの夢だから」と十二次元宇宙のような広い心で受け止めてくれたらと思う。
最初に「レス数は5つ」と言っておきながら実際に投稿したレス数が4つなのも、最後がサスペンスドラマっぽくなっちゃってるのも、みんなドン・サウザンドのせいだ。
-
乙
突然のバリアン警察コンビにワロタ
-
金田一かいww
-
投下します
キャラ崩壊が激しいので注意
Ⅳ「俺と凌牙とカイトが喋ってるだけの話」
-
Ⅳ「はあ…」
凌牙「どうしたんだⅣ?珍しく元気ねぇな」
Ⅳ「最近ファンの方に言われたんですよぉ」
カイト「貴様にファンとかまだ居たのか」
Ⅳ「ア"ァ?」
カイト「ん?」
凌牙「キレんなキレんなって…たくっ…カルシウム採れよ」
-
凌牙「で、なんて言われたんだ?」
Ⅳ「最近何故かイケメンは絶対に料理が上手とか言う訳のわからん幻想が罷り通ってるらしいんだ」
カイト「ほぅ…」
Ⅳ「で、そんな幻想を持っちゃってるファンに言われたんだ。Ⅳ様って凄くお料理出来そうですよね!!絶対出来ますよね!!って」
-
カイト「そんな事言われたのか。で、イケメンって誰の事だ?」
凌牙「俺だろ」
Ⅳ「はぁ?俺だろうが」
凌牙「ぁ"ん?」
カイト「落ち着け貴様ら。俺に決まってるだろ」
凌牙 Ⅳ「ブラコンは黙っとけ!!」
カイト「は?」
Ⅳ「あ"?」
-
凌牙「落ち着け…話が逸れたな」
カイト「で?その場はなんて返したんだ」
Ⅳ「勿論ですよぉ!!料理出来ないとか有り得ません!!って言った」
凌牙「馬鹿だろ」
カイト「アホだな」
Ⅳ「テメェら…」
-
凌牙「Ⅳってあれだろwww料理するとき砂糖と塩間違えるタイプだろwww」
カイト「あとキャベツとレタスの区別つかない奴だな」
Ⅳ「流石にそこまで馬鹿じゃねぇよクソ共ぉぉぉぉ!!」
Ⅳ「凌牙は知らねぇがカイト!!テメェは目玉焼き程度で失敗したじゃねぇか!!」
カイト「それは漫画の俺だから関係ない!!大体あの時はハルトで頭が一杯だったのだ!!」
-
Ⅳ「とんだブラコン野郎だな!!気持ち悪りぃ!!」
カイト「ハルトが気持ち悪い!?貴様本気で言ってるのか!?魂抜くぞ!?」
Ⅳ「テメェの耳どうなってんだよ!!くたばれマヨネーズ頭!!」
凌牙「サツマイモ頭が何言ってやがる」
Ⅳ「うるっせぇ!!このタコさんウインナー!!」
凌牙「お?」
Ⅳ「あ?」
-
カイト「また話が逸れたな…髪の話はよそう。もっとおかしいのがいるだろう」
Ⅳ「そうだな…俺とかすげぇ普通の髪してるもんな…」
カイト「頭はおかしいけどな。で、なんの話してたか分からんぞ」
凌牙「Ⅳは食材の区別出来なくて食いもんだと思って石炭食ったて話じゃなかったか?トーマスだけにw」
Ⅳ「おぉん?」
凌牙「あ"ァ?」カイト「また話が逸れたな…髪の話はよそう。もっとおかしいのがいるだろう」
Ⅳ「そうだな…俺とかすげぇ普通の髪してるもんな…」
カイト「頭はおかしいけどな。で、なんの話してたか分からんぞ」
凌牙「Ⅳは食材の区別出来なくて食いもんだと思って石炭食ったて話じゃなかったか?トーマスだけにw」
Ⅳ「おぉん?」
凌牙「あ"ァ?」
-
>>184
改行ミスしたのでもう一度書きます
-
カイト「また話が逸れたな…髪の話はよそう。もっとおかしいのがいるだろう」
Ⅳ「そうだな…俺とかすげぇ普通の髪してるもんな…」
カイト「頭はおかしいけどな。で、なんの話してたか分からんぞ」
凌牙「Ⅳは食材の区別出来なくて食いもんだと思って石炭食ったて話じゃなかったか?トーマスだけにw」
Ⅳ「おぉん?」
凌牙「あ"ァ?」
-
>>184
貼り付けを二回してる…間違えすぎだろ
-
カイト「実際Ⅳはどれくらい料理が出来るのだ」
Ⅳ「ミハエルよりはマシ」
凌牙「Ⅲ基準だと殆どの奴はマシじゃねーか」
Ⅳ「野菜の切り方とかが分からない」
凌牙「クソじゃねーか」
カイト「それくらいは分かれ機関車」
Ⅳ「誰が機関車だキレるぞ」
Ⅳ「じゃあテメェらはどれくらい出来んだよ」
カイト「余裕だ。ハルトの事さえ考えなければ一人でフルコース作れる」
-
凌牙「ハルトの事考えないとか出来るのか?」
カイト「無理に決まってるだろ」
Ⅳ「駄目だこのブラコン早くなんとかしないと」
カイト「はぁ?」
Ⅳ「うん?」
凌牙「俺は璃緒によく手伝わされてるから普通に料理出来るぜ」
Ⅳ「凌牙はどっちかと言うと食材だよな」
-
カイト「たしかに。フカヒレだ」
凌牙「あ"?機関車とマヨネーズブラコン野郎が何言ってやがる」
カイト「誰がマヨネーズだこのフカヒレ」
Ⅳ「ブラコンは否定しねぇのかよ。てゆうかいい加減俺を機関車って言うのを止めろやこのクソ鮫!!」
凌牙「ア"ぁ!?さっきからテメェらフカヒレだ食材だの好き勝手言いやがって!!」
Ⅳ「事実を述べたまでですぅ〜悔しいでしょうねぇ!!」
-
カイト「サツマイモが何か言っているぞ」
Ⅳ「誰がサツマイモだコラァ!!テメェも俺の事散々馬鹿にしやがって!!表出ろや!!」
カイト「は?そこのフカヒレタコさんウインナーよりは確実にマシだと思うが」
凌牙「テメェはそろそろ俺の事をフカヒレ言うの止めろ!!ああもううざってえ!!全員表でろ!!まとめて相手してやる!!」
-
Ⅳ「はっ!!望む所だ!!ファンサービスしてやんよ!!
カイト「ふん!!銀河の藻屑にしてくれる!」
凌牙「テメェらのクソ事故りやすいデッキに負ける訳ねぇだろうが!!ラスボスの力思いしれ格下共!!」
カイト「俺は作中で黒星殆ど無いのだぞ。凌牙、貴様にも勝っている。負ける筈がない」
Ⅳ「ゴタゴタ言ってんじゃねぇ!!早くやるぞ!先行は貰うぜ!」
-
凌牙「テメェ何勝手に先行とってやがるじゃんけんしろや!!」
Ⅳ「こうゆうのは早いもん勝ちだろうが!」
カイト「それはアニメだけだ!!」
カイト「てゆうかさっさと始めんか!!誰が先行だろうとどうせ勝つのは俺なのだからな!!」
凌牙、Ⅳ「はぁ!?」
こうして三人の醜い言い争いはあと1時間続いたという…
おしまい
-
何がしたかったかよく分からない話です
何も考えずに文字打ったら出来てた
常に会話の中でキレそうになるって言うのをやりたかったんだと思う たぶん
-
乙
済まないがもう石炭食ったトーマスしか頭にのこらない…
てかゼアルで一番のメシウマって誰だ?明里姉ちゃん?
-
石炭食ったトーマスで5レスくらい使ってもおじさん怒らないよ
-
なんか毎回ミスってるな
-
UGU…否定出来ぬ… >>197
-
投下します。
ドルベ「ナッシュとメラグが喧嘩をした」
-
ドルベ「そういう訳でとても家に居づらいのだ」
ミザエル「だからって何で私の所に来たんだ?」
ドルベ「そう寂しい事を言わないでくれ、ミザエル。人間になったとはいえ我々は同じ七皇の仲間では無いか」
ミザエル「確かにそうだがそれなら別の七皇の所でも良かっただろう?」
ドルベ「アリトは部活、ギラグはバイト中だ。ベクターに至っては余計に気が滅入りそうだし……」
-
ミザエル「私とて暇では無いのだがな」
ドルベ「カイトの研究の手伝いとはそんなに大変なのか?」
ミザエル「まあな。だが奴にはこの世界で生活する為に色々と世話になっているからな、文句は言わんさ」
ミザエル「それにこの研究はタキオンと再会する鍵になる可能性もある……なら手を貸さない訳にはいくまい」
ドルベ「そうか。私も君が再びタキオンを手にする日が訪れるのを願っているよ」
-
ミザエル「しかし兄妹喧嘩か。原因は何なんだ?」
ドルベ「どうも楽しみにしていたプリンを勝手に食べられたらしくそれで激怒して……」
ミザエル「下らん……と言いたい所だが昔から食べ物の恨みは怖いと言うからな。ナッシュもメラグの物を勝手に食べるとはやってしまったな」
ドルベ「いや、食べたのはメラグの方だ」
ミザエル「……つまりプリンを食べられて激怒したのはナッシュの方なのか?」
ドルベ「ああ、あんなに怖いナッシュの顔は友である私も初めて見たよ」
ミザエル「……そうか」
-
ドルベ「なあ、ミザエル。どうすればナッシュとメラグは仲直りするのだろうか?」
ミザエル「話を聞く限りプリンを食べた方が悪いのだから、メラグがナッシュに謝れば良いんじゃないのか?」
ドルベ「それが激怒したナッシュがメラグに色々と罵声を飛ばしてな、それでメラグもすっかりお冠状態なのだ」
ミザエル「なら知らん」
ドルベ「そんな無責任な」
ミザエル「カイトの台詞を借りるならそれは私の管轄外の仕事だ。それに正直兄妹の居ない私には兄妹喧嘩の対処など分からん」
ドルベ「それは私も同じだ。だからこそ困っているのだ……おや、ノックの音が?」
-
ハルト「ミザエルさん、入るね。あ、ドルベさん。こんにちは♪」
ドルベ「こんにちは、ハルト。お邪魔しているよ」
ミザエル「それで何の用だ?」
ハルト「あ、これ追加の資料。兄さんが渡してくれって」
ミザエル「そうか。わざわざすまないな、ありがとう」
ドルベ「そうだ、ハルトよ。少し君に相談したい事があるのだが良いかな?」
ハルト「?」
-
ハルト「そう、2人が喧嘩を……」
ドルベ「どうすれば仲直り出来るだろうか? 兄の居る君なら何か良いアドバイスが出来ると思うのだが?」
ハルト「だけど僕、兄さんとそんな激しい喧嘩なんてした事がないし……」
ミザエル「確かにカイトとハルトが喧嘩する姿は浮かばないな。何かあってもカイトの方が謝るはずだ、断言出来る」
ハルト「でも僕、ドルベさんはそんなに心配しなくても大丈夫だと思うよ」
ドルベ「どういう事だ?」
ハルト「簡単だよ。だって2人は家族で兄妹なんだから」
-
ハルト「確かに一緒に暮らしていれば時々衝突したり喧嘩したりする時もあるかもしれない」
ハルト「だけど家族なら、兄妹なら心の奥には絶対に切っても切れない絆があるはずなんだ」
ハルト「その絆さえあれば、何があっても絶対に大丈夫だよ。僕は遊馬や兄さん達にその事を教えて貰ったから……」ニコッ
ドルベ&ミザエル「…………」
-
ミザエル「さて、ドルベ。そろそろお前は帰れ」
ドルベ「え!?」ビックリボー
ミザエル「追加の仕事が来たんだ。悪いがこれ以上お前の話に付き合っている暇は無い」
ドルベ「しかし……」
ミザエル「……俺もハルトと同意見だ」
ミザエル「あの2人なら心配しなくても大丈夫さ。だからお前も信じてやれ……お前だってもうあの2人にとっては家族の様なものなのだから」
ドルベ「…………」
-
神代家……
凌牙「……何だ、これ?」
凌牙(何時の間に冷蔵庫の中に大量のプリンが……ん、このメモ用紙は?)
『好きなだけ食べれば? 璃緒』
凌牙「…………」
-
璃緒「…………」
凌牙「お前も食え」
璃緒「いらないわ。凌牙1人で食べなさいよ」
凌牙「あんな量1人で食べ切れるか。お前が買ったんだからお前も食え」
璃緒「でも………」
凌牙「うるさい。いいから一緒に食べるぞ」
璃緒「………うん」
物陰のドルベ「(*´ω`*)」
<おわり>
-
今回で第3シーズン終了です。今回読んでくれた人もこれまで読んでくれた人もありがとうございました。またしばらくお休みしたら再開するかもしれませんし、しないかもしれません。
そういえば今日でZEXAL終了からちょうど1年経ったんですね。時の流れとは早いものです。
-
乙!
>>今日でZEXAL終了から1年
あれ?俺、今まで……
-
>>210
乙!良い兄弟の絆だった!そしてかわいいよハルトオオオオオオオオオオオオオオオオ
ミザエルの一人称が気になるよハルトォ
-
>>212
ああ、一か所『俺』になってる……大変申し訳ありません(汗)
-
>>210
乙タキオンんんんんん!
良いな兄妹良いなぁ
-
>>210
お疲れ様です
そうか今日でZEXAL終了から一年か
あの頃に比べ前に進めた(答えはNO)
-
乙!ビックリボーさんのSSはいつも楽しく読ませてもらってます
しばらくお休みしてまた楽しい愉快なゼアルの仲間たちを活躍させて下さい!
あ、でも5D'sのSSでもいいのよ?チラッチラッ
-
乙
ビックリボ-さんのssは流行るがその顔文字は流行らないし流行らせない
-
アプソリュート・デュオのアニメ初見時アブソルート・ゼロとアシッドでデュオ組ませて二人でアブソルート・デュオなるものを考えたけど文才無いからまともに形に出来なかったのだが誰かこの設定でss書ける?
-
投稿します。
中旬に上げるつもりが仕事がラスボスになって三月も終わりでやっと完成よ!(疲
凌牙「おはよう、アリトとギラグだけか」
アリト「おはようって……もう13時だぜナッシュ」
ギラグ「遅いぞナッシュ、大体のやつらは思い思いの場所に行っちまった」
凌牙「いいじゃねえか休日だしよ。それに三月でも寒くって布団から出たくネェ」
アリト「甘いなー、そんなんじゃずっと出られないぞ。今度一緒に乾布摩擦でもやるか」
凌牙「考えただけで寒い。却下」
ギラグ「そういや、もう三月なんだよな来週にはドルベとミザエルは卒業だぜ」
アリト「卒業?……え?てことはもうあいつらと学校行けないのか?!」
ギラグ「ああ、だけどもうこれでミザエルの絶叫や悲鳴で学校が騒然となることもないし
ドルベが穴開けた衝撃で学校が揺れる事はなくなるぞ」
凌牙「あの問題児共が(七皇全員だけれども)……そっかもうそんなに経つンだな」
アリト「そういえばドルベとミザエルといえばよー……」
思考が内側に行く凌牙(……そっか卒業か、そういやあいつらどこの高校に行くつもりなんだ?
……合格したかって聞いたら「当然だろう」と「…合格って何だ」って答えていたが)
凌牙(あれ?ミザエルやばくね?……期末試験を合格点いけばハートランドの高等科には行けるけれども)
-
凌牙(そもそもドルベがどこ受けてどこに受かったかも聞いてネェ)
凌牙(あいつ性格はともかく成績はいいからな。どこでも受かれただろうがどこ行くつもりだ)
凌牙(晩飯担当ができなくなる距離なのかな……つーか、ここから通える距離なのか)
凌牙(……いやな予感してきた。あいつら春にここを出て行くつもりじゃ……)
凌牙(……いつもは一人にしろって言わないと離れないくせ
あいつ前世でもバリアンでも俺の前からいきなり居なくなるのは得意なんだよなぁ)
アリト「……これは直接ドルベとミザエル聞いてみるしかねーぜ!!」
ギラグ「やめろやめろ!お前ナッシュの目の前で何言ってんだ!」
凌牙「……そうだな聞きに行こう」
ギラグ「ええ〜っ!?」
凌牙「俺たちは知っとか無きゃならないだろうな、あいつらの将来にもかかわるし」
ギラグ「そうなのか?……そうは思えないんだけれども」
凌牙「アリト、ギラグ。あいつらはどこに出かけた?」
アリト「日用品の買出しだぜ。多分まだ帰ってないってことは足止めされているんだ」
凌牙「足止め?…ああ…あれか」
-
〜ゲーセン〜
ミザエル「これで決まる!くらえPHANTOMDIV…」
ドルベ「甘い。全軍突撃」
\オーモーイーガー/
B△S△R△.K.O
全 滅
ミザエル「もう一回!もう一回だけ!一ラウンドでも取れば1000円くれるんだよな!?」
ドルベ「もうやめろミザエル。HELL DRAGONではなくてPHANTOM DIVE選ぶ時点で完全に詰んでるぞ」
ミザエル「負けるわけにはいかぬ!あそこにあるプライズつままれタキオンを
得る資金をどうしても獲得しなければならんのだ!」
ドルベ「(ラウンドもタキオンも)取れる勝算が無いのならあきらめろ
私は買った物をはやく家に運びたいのだ」
アリト「おー、やっぱ居た居た!ゲーセンだったか」
ドルベ「ん?アリトにギラグに凌牙。このトリオは珍しいな」
ミザエル「何か用か?私は今忙しいのだが」
ギラグ「…土下座が?いやぁ、俺は用が無いんだけれどナ。
アリトたちがお前たちに聞きたいことがあるってよ、将来に係わるとか」
ミザエル「ほう?わざわざ我等を探して何事だ」
ドルベ「つまらぬ用件ならばただではおかんぞ」
凌牙「セリフ逆じゃね?……本当はもっと早く聞くべきだったんだが…その…(モゴモゴ」
ドルベ&ミザエル「「?」」
アリト「ナッシュ、ヤッパ聞きにくいのか」
凌牙「まあな。しかし聞かないとならないからな」
アリト「そっか。じゃあ代わりに俺が聞いてやるよ!」
凌牙「助かるたのむ」
ミザエル「それで?何が聞きたかったのだ?」
アリト「良く気高い奴が言う『くっ…殺せ!』ってあるじゃないか
どっちが似合うかって思ったんだが意見がまとまらなくてな、本人に聞くことにしたんだ」
凌牙「おい?!なんだそれ!?俺が聞きたいのはンなことじゃ」
ミザエル「……(無言のつめた〜い目)」
ドルベ「何の将来だよ失望しました、凌牙君の盾やめます」
凌牙「やめろ、違う、そんな目で俺を見るな、俺はそんな…。大体盾役ちゃんと務めたことないだろドルベ」
-
ドルベ「さて卑猥なリーダーは放っておいて、そうだなぁ
私は自分の命はどうでもいいから捕まって口が動くなら言う前に舌噛み切るだろうな」
ミザエル「私は言う前に堕ちそうだ。こういうのは死んだほうがましな目に遭う前に言うのだろう?」
凌牙「何でマジメに考察したんだ。そして何が堕ちるんだミザエル!」
アリト「そっかぁ勉強になったぜ!ありがとよ!」
ミザエル「かまわん、だが教えたついでに100円だけでも貸してもらえないか(キリ」
ドルベ「まだやるのかミザエル(呆)もう私は帰る。日用品家に置かないと、ほい凌牙(ポーイ)」
凌牙「わ!なんだ勝手にかさばる物持たすな!(トイレットペーパーとティッシュ箱)」
ドルベ「じゃあこっち(買い物マイ袋を床に)」
凌牙「……こっちは何が入ってる?」
ドルベ「ペットボトル5本(2L)、米(10kg)後大根と卵と馬鈴薯買ってきてって言われたから」
凌牙「こっちでいい…(スタスタス」
ドルベ「逃げたな」
アリト「ナッシュは貧弱だなぁ。あ!そうだ来たついでだギラグ、エアホッケーデュエルしようぜ」
ギラグ「おう!……え?なにそれ」
-
〜街中〜
ドルベ「ベクターじゃないか?」
凌牙「え?なにが?」
ドルベ「『くっころ』なんてプライド高めで生存したい気持ちも持たないと出てこない言葉だから
該当する七皇はベクターくらいじゃないかと思って」
凌牙「何時まで引きずってるンだよ!!いい加減ヘンタイ考察やめろ!」
ドルベ「先にやったのは君たちじゃないか、いやらしい」
ざわ…ざわ…
凌牙「街中で誤解を大いに招く発言はやめろ!あれはアリトが勝手に……!」
ドルベ「だろうな。あんなに明るく聞いてくるから下心とか関係ないだろうし」
凌牙「解ってたンなら人を責めずにだな……」
ドルベ「で?君は何を聞くつもりだ?先に言っとくがあまりRがつくことは言うなよ
せめてどこを人に触られてくすぐったいとかくらいにしてくれ」
凌牙「知りたくネェよンなもの!なんで俺の質問がソレな話ときめつけられてる?!」
ドルベ「下心があるから言えないのだろう?何を躊躇っているのだ」
凌牙「UGU…別に卑猥な意味なんか……」
ドルベ「下心に卑猥であるなんて意味は無い。本心とか心底とかそんな意味だ」
凌牙「…お前は俺をどうしたいんだ(疲労)揚げ足を取りたいのか話を聞きたいのか…」
ドルベ「9:1くらいかな。聞きたいことがうすうすわかっているから
それで私たちが卒業後どこに行くか知りたいってまだ聞かないのか」
凌牙「こいつ…(イラッと)ああそうだよ!ミザエルとかまず受験を知らないような事
言っていたからお前らがちゃんと卒業できたのか気が気でないンだよ」
-
ドルベ「そりゃあミザエルはハートランド学園高等部推薦で書類選考だったからな。
誰一人補習も受けていないし君が考えてるほど七皇は馬鹿集団ではないぞ」
サボりで補習した凌牙「悪かったな!で、お前は…どこ行くンだよ…(ゴニョゴニョ」
ドルベ「ああ私か?全寮制の専門学校に受かった結構倍率高かったな」
凌牙「ぜんりょうせい…(ああ、やっぱり…)」
ドルベ「内定は断ったけれどな」
凌牙「そうか…はぁ!?」
ドルベ「合格した後もいろいろ考えたのだがな。三度目の人生なのだが
私は選択肢が自分で選べる時は少なかったから、もう少しみんなと居ようかなと」
凌牙「お、おいそれじゃオマエ進路どうなったんだよ。中卒で終わるつもりか」
ドルベ「期末試験が合格点いったに決まってるだろう。
だから春からハートランド学園高等部になる」
-
凌牙「…そうか。ケ!煩い奴が居なくって気苦労が減ると思ったが変わんネェのかよ」
ドルベ「嬉しそうだな凌牙。そんなに私たちが離れるのが怖かったか」
凌牙「そんなんじゃネェ…ほらとっとと帰るぞ」
ドルベ「口ではああ言っていますが、足取りは正直ですねェ。
これで内定取り消してないって言ったらどうなるんでしょう?」
くるっJ( 'ー`)し
ドルベ「はいはいそんな顔しない、内定断ってあるからホント。
さて卵をこれ以上常温に放置する気にはならない。急ぐか凌牙」
凌牙「…ったく。」
おわり
途中のくっ殺話の注意を書くべきか悩んだけれども男子中高生だから多分このくらいなら
平気かと。
ちなみにこれ以上の時間経過は書けそうにないので(受験生の凌牙とギラグが想像できないナド)
私がこの後春や夏の作品書いてもダレも進学してません(サザ○さん時空かな?)
-
なんか微妙…
あっ、くっころは面白かった。
-
乙です
ただセリフ回しがおかしかったり微妙にキャラの口調が違ったりするのが違和感あってなんかモヤモヤする
-
投下します、一応簡単な注意を…
注意
・登場キャラ少なめ
・途中デュエル描写あり(というかたぶん半分がデュエル描写)
・下手なデュエル構成
・小鳥は使用カード少なすぎのため、未使用カードも使用
・小鳥TUEEE?
これら他が許せるネオスペース並に広い心をお持ちの方はどうぞ、よろしくお願いします
20レスくらいでちょっと長いです、すいません
小鳥「遊馬と本気のデュエルがしたい」
-
小鳥「これで終わりよ遊馬!<フェアリー・チアガール(ATK1900)>で<ガガガガール(ATK1000)>に攻撃!」
遊馬「うわぁぁぁ!!」LP900→0
WIN 観月小鳥
小鳥「やったぁ!今日も私の勝ちね!」
遊馬「ちぇー、また負けちまったかぁ」
小鳥「初心者の私に負け続けるなんて、遊馬もまだまだねぇ」
遊馬「つ、次は負けないからな!」
小鳥「ふふーん、次も返り討ちにしてあげるわよ!」
-
璃緒「すごいですわね小鳥さん、遊馬に7連勝ですか」
小鳥「はい!璃緒さんがみっちり指導してくれたおかげです、ありがとうございます!」
璃緒「いえ、そんな大したことはしていませんわ」
小鳥「そんなことないですよ!初心者の私がここまで早くデュエルできるようになったのも、璃緒さんの教えが分かりやすかったから」
璃緒「では、素直に受け取っておきますわね」
小鳥「はい!ただ…」
璃緒「あら、何か問題がありましたか…?」
小鳥「あ、いえ!璃緒さんじゃなくて、遊馬のことなんですけど…なんか私とのデュエルの時って他の人とのデュエルと比べて何か変とい
うかなんというか…」
璃緒「変とは…?」
小鳥「うーん…手加減?されているような、そんな気がして」
璃緒「はぁ、なるほど。小鳥さんは初心者ですから、その辺は考慮していたのかもしれませんわね」
小鳥「もしそうなら私、今までの勝利も正直納得できなくて…私は本気の遊馬とデュエルしたい!でも手加減してるって確証もないし」
璃緒「ふむ…分かりましたわ、私に任せてください!」
小鳥「本当ですか!?」
璃緒「私は生まれてこのかた嘘をついたことはございませんわ!」
小鳥「(それは正直嘘っぽいけど…)じゃあお願いします!」
璃緒「ええ、何か分かれば報告しますわ。今日は帰って、ゆっくり休むといいですわ」
-
遊馬「…って訳なんだよ、シャーク」
凌牙「アホらしい、んなことで1週間連続で負け続けてやるとは…本当にとんだお人好しだな」
遊馬「だってよー、やっぱ初心者なんだし勝たせてあげたいじゃねぇか」
凌牙「ったく、お前はデュエルバカの割りにそういうところあるよな」
遊馬「それに、あいつの喜んだ顔見るのも悪くねぇしさ…」
凌牙「(たぶん…いや絶対にそれが一番の理由だろ)」
璃緒「話しは聞かせてもらいましたわ」
凌牙「璃緒!?」
遊馬「げっ!妹シャ…」
璃緒「その呼び方はやめなさいと言っているでしょ!」
遊馬「す、すいません!璃緒お姉さん!!」
凌牙「それで、聞いたからどうなんだよ?」
璃緒「どうなんだよ?じゃありませんわ、全くそのせいで小鳥さんは悩んでいたというのに…」
凌牙「あん?どういうことだ」
璃緒は遊馬が小鳥とのデュエルで手加減しているのではないか疑っていることを話した
-
遊馬「そうか、やっぱ薄々気付いてたんだな…」
凌牙「まあ、あいつはずっとお前のデュエルを見てきたんだからな」
璃緒「ええ。ですから遊馬、小鳥さんと次は本気でデュエルしてあげてください」
遊馬「…分かった!それにいつまでも負け続けるのもやっぱり嫌だしな、よし!」
凌牙「お、おい!どこ行くんだ!」
遊馬「小鳥に次は本気でデュエルするって伝えに行くんだよ!じゃあありがとなシャーク、妹シャ…じゃなくて璃緒お姉さん!」
璃緒「どういたしまして」
凌牙「ふん…手間のかかる奴だ」
璃緒「ふふ、凌牙もありがとう。私の話に乗ってくれて」
凌牙「礼言われるようなことはしてねえよ」
璃緒「(凌牙も遊馬に負けずお人好しなんだから…ふふ)」
-
遊馬「小鳥!」
小鳥「え、遊馬!?」
遊馬「はぁ、はぁ。かっとビングで走ってきたから息が…」
小鳥「ど、どうしたのよそんなに慌てて…」
遊馬「小鳥…すまねぇ!」
小鳥「えぇ!?何よ急に!?」
遊馬「璃緒おn…じゃなくて、妹シャから話しは聞いたよ、俺がお前相手に手加減してるんじゃないかってな…」
小鳥「そうなんだ…」
遊馬「小鳥はデュエル初心者だし、つい勝たせてあげたいなって思っちゃってさ。それでつい手を抜いちまったりしちまった…」
小鳥「やっぱりそうだったのね」
遊馬「お前が負けた時のしょんぼり顔想像したら、なんか勝手に悲しくなっちまって…お前が勝った時の喜ぶ顔見れるならいいかなって、
自分のことばかり考えて小鳥の気持ちをないがしろにしてることに気づかなかった…本当にごめん!」
小鳥「遊馬…いいわよ、遊馬の本当の気持ちが聞けて良かった」
遊馬「小鳥…だからさ、次は本気でお前とデュエルしたい!」
小鳥「うん、私もよ!いつでも受けて立つわ!」
遊馬「よっしゃあ!それなら1週間後でいいか?お前に勝つためのデッキ構築を考えたいからさ!」
小鳥「分かったわ、1週間後ね!」
遊馬「おう!それじゃあまた明日学校でな!」
小鳥「うん!バイバイ!気をつけて帰りなさいよー!」
遊馬「分かってるって!かっとビングだぜ俺!」
小鳥「1週間後か…よーし!」
-
璃緒「そうですか!良かったですわね」
小鳥「ありがとうございます璃緒さん!」
璃緒「どういたしまして」
小鳥「それで1週間後にデュエルすることになったんです」
璃緒「1週間後ですか、では小鳥さんもデッキ構成を見直さないとですわね!」
小鳥「はい!せっかくだから、今回は自分だけで考えてみようかなって思ってるんです」
璃緒「そうですか、それがいいと思いますわ」
小鳥「それじゃあちょっと早いですけど、私もう帰りますね」
璃緒「あ、少しお待ちになって小鳥さん」
小鳥「え、なんですか?」
璃緒「このカード、小鳥さんに差し上げますわ」
小鳥「え!?このカードは…いいんですか?というか使っても大丈夫なんですか?」
璃緒「もうそのカードに誰かを洗脳する力は宿っていませんわ、安心してください。小鳥さんのエースモンスターを強化するには、そのカ
ードは必要不可欠でしょう?」
小鳥「璃緒さん…ありがとうございます!あ、そうだ!1週間後の間に1回私とデュエルしてくれませんか?」
璃緒「自分で考えたデッキがうまく回るか確かめたいのですわね、もちろん構いませんわ」
小鳥「ありがとうございます!それじゃあまた!」
璃緒「ええ、また」
-
―――遊馬とのデュエルまで後3日、約束通り璃緒は小鳥とのデュエルに付き合っていた
璃緒「<和睦の使者>でこのターンは耐えられてしまいましたか、私はターン終了ですわ」
小鳥「私のターン、ドロー!<フェアリー・チアガール>の効果発動!最後のORU(オーバーレイユニット)を使って、カードを1枚ドロー
する!このカードは…!私は、<RUM‐バリアンズ・フォース>を発動!」
璃緒「<バリアンズ・フォース>を引いてきましたか…!」
小鳥「<フェアリー・チアガール>でオーバーレイネットワークを再構築、カオスエクシーズチェンジ!現れろ、<CXダーク・フェアリー・チアガール(ATK2500・ORU1)>!」
小鳥「そして<バリアンズ・フォース>の効果で、<零鳥姫リオート・ハルピュイア(ATK2500)>のORU1つをこのカードに加える!」
璃緒「っ!しかし攻撃力は互角、<ダーク・フェアリー・チアガール>の効果も相打ちでは発動できませんわ」
小鳥「もちろん、ちゃんと攻撃力を超えるためのカードを使います!永続魔法、<一族の結束>を発動!私の墓地には天使族だけ、よって
<ダーク・フェアリー・チアガール>の攻撃力が800ポイントアップします!」
<CXダーク・フェアリー・チアガール>ATK2500→3300
璃緒「攻撃力3300!?」
小鳥「バトル!<ダーク・フェアリー・チアガール>で<リオート・ハルピュイア>を攻撃、フェアリーターンパーティクル!」
璃緒「うぅっ…!」LP1600→800
小鳥「<ダーク・フェアリー・チアガール>の効果発動!モンスターを破壊した時、CORUを1つ使い、私の手札1枚につき400ポイントのダ
メージを与える!私の手札は2枚、800ポイントのダメージ!」
璃緒「あぁぁ!!」LP800→0
WIN 観月小鳥
-
小鳥「か、勝てた…璃緒さんに」
璃緒「すごいですね小鳥さん、完敗ですわ…もう私の指導も必要ないかもしれませんわね」
小鳥「そんな、璃緒さんのくれた<バリアンズ・フォース>のカードがなかったらどうなってたか…」
璃緒「それを差し引いても、小鳥さんの成長速度には驚きますわ。ずっと遊馬のデュエルを見てきた賜物かもしれませんわね」
小鳥「遊馬のデュエルを…私何か見えてきた気がします!」
璃緒「小鳥さんにしかできないデュエルを、遊馬にぶつけるといいですわ。3日後、頑張ってくださいね!」
小鳥「はい!」
璃緒「あ、よければまた私とデュエルしていただけると嬉しいですわ。やはり負けっぱなしは悔しいですから」
小鳥「分かりました、次も負けませんからね!」
璃緒「こっちこそ、次は負けませんよ!ふふ」
小鳥「それじゃあまた!」
璃緒「ええ、さようなら」
-
―――デュエルまで後1日に迫っていた
遊馬「こうやって改めてデッキを見直すのもアストラルとのデュエル以来か…?」
遊馬「次こそ小鳥に、俺の本気のデュエルをぶつけなきゃな!」
遊馬「つっても根底は変わらない、いつも通りの俺のデュエルをすればいいんだ」
―――数時間後
遊馬「…これでよしと、いよいよ明日だな…楽しみだぜ!」
―――変わって小鳥
小鳥「きっと遊馬ならあのカードを…うん、これでいいかな。よーし完成!明日遊馬と本気でデュエルができる、手加減なんかされなくた
って勝てるってことを、思い知らせてあげるんだから!」
-
―――約束から1週間後、デュエルする日がやってきた。遊馬と小鳥は既にいつもの場所に来ていた
小鳥「今日は手加減なしだからね!」
遊馬「分かってるって!それじゃあ始めようぜ小鳥、今日こそ俺の本気をぶつけてやる!」
小鳥「受けて立つわ、負けないから!」
遊馬&小鳥「デュエル!」
ターン1
小鳥「私の先攻よ、ドロー!モンスターをセット、ターンエンドよ」
(LP4000/手札5/モンスター:1伏せ/魔法罠:無し)
ターン2
遊馬「俺のターン、ドロー!<ゴゴゴゴーレム(ATK1800)>を召喚、バトル!裏守備モンスターを攻撃だ!」
小鳥「私のモンスターは<コーリング・ノヴァ(DEF800)>、破壊されるけど効果発動!デッキから<リトル・フェアリー(DEF800)>を特殊召喚!」
遊馬「やっぱりそいつだったか、俺はこれでターンエンドだ!」
(LP4000/手札5/モンスター:ゴゴゴゴーレムATK1800/魔法罠:無し)
ターン3
小鳥「私のターン、ドロー!2体目の<コーリング・ノヴァ>を召喚、そして<リトル・フェアリー>の効果発動!手札を1枚捨て、レベ
ルを1つ上げる」手札5→4
<リトル・フェアリー>星3→4
遊馬「レベル4が2体…くるか!」
小鳥「私はレベル4になった<リトル・フェアリー>と<コーリング・ノヴァ>でオーバーレイ!2体のモンスターでオーバーレイネット
ワークを構築、エクシーズ召喚!きて、<フェアリー・チアガール(ATK1900・ORU2)>!」
小鳥「<フェアリー・チアガール>の効果発動!ORUを1つ使い、カードを1枚ドローする!」手札4→5
遊馬「やっぱそのモンスターがきたか!」
小鳥「バトルよ、<フェアリー・チアガール>で<ゴゴゴゴーレム>を攻撃!」
遊馬「くっ…<ゴゴゴゴーレム>!」LP4000→3900
小鳥「私はカードを1枚伏せて、ターンエンド!」
(LP4000/手札4/モンスター:フェアリー・チアガールATK1900・ORU1/魔法罠:1伏せ)
-
ターン4
遊馬「俺のターン、ドロー!<ガガガカイザー(ATK1800)>を召喚、そして<ガガガクラーク(ATK400)>を特殊召喚する!続けて<ガガ
ガキッド(ATK800)>も特殊召喚!<ガガガカイザー>の効果発動、墓地の<ゴゴゴゴーレム>を除外してガガガのレベルを同じにする」
<ガガガカイザー>星3→4
<ガガガクラーク>星2→4
<ガガガキッド> 星2→4
小鳥「レベル4が3体!」
遊馬「レベル4になった<ガガガカイザー><ガガガクラーク><ガガガキッド>でオーバーレイ!3体のモンスターでオーバーレイネッ
トワークを構築、エクシーズ召喚!現れろ、<隻眼のスキル・ゲイナー(ATK2500・ORU3)>!」
遊馬「<スキル・ゲイナー>の効果発動!ORUを1つ使い、<フェアリー・チアガール>の効果と名前を得る!そして<フェアリー・チアガ
ール>の効果を得た<スキル・ゲイナー>の効果発動、ORUを1つ使ってカードを1枚ドローする!」手札3→4
小鳥「私のモンスターの効果を使うなんて、やっぱり遊馬ってすごい…」
遊馬「いくぜバトル!<スキル・ゲイナー>で<フェアリー・チアガール>を攻撃、ダークブレイド!」
小鳥「きゃぁ!」LP4000→3400
遊馬「俺はカードを1枚伏せて、ターンエンドだ!」
(LP3900/手札3/モンスター:スキル・ゲイナーATK2500・ORU1/魔法罠:1伏せ)
-
ターン5
小鳥「私のターン、ドロー!私は墓地の<奇跡の代行者ジュピター>を除外して、<マスター・ヒュペリオン(ATK2700)>を特殊召喚!」
遊馬「ここで上級モンスター!?いや、そもそも<ジュピター>なんていつ墓地に…そうか、<リトル・フェアリー>で!」
小鳥「そう!<リトル・フェアリー>の効果のために墓地に送ったのが<ジュピター>よ」
遊馬「(小鳥の奴、ここまで考えてたのか…これは俺も負けてられないぜ!)」
小鳥「<マスター・ヒュペリオン>の効果発動!墓地の天使族モンスターを1体除外することで、フィールドのカードを1枚破壊する!私
は<コーリング・ノヴァ>を除外して、遊馬の伏せカードを破壊するわ!」
遊馬「くっ…<虚栄巨影>が!破壊されなけりゃ、<スキル・ゲイナー>の攻撃力を上げて返り討ちにできたのに」
小鳥「危なかった…それじゃあバトルよ!<マスター・ヒュペリオン>で<スキル・ゲイナー>を攻撃!」
遊馬「手札から<ジェントルーパー(DEF1000)>の効果発動!攻撃を受けた時に特殊召喚でき、攻撃をこいつで受ける!」手札3→2
小鳥「そんなっ!これじゃあまた<スキル・ゲイナー>の効果を使われちゃう…モンスターをセットして、ターンエンドよ」
(LP3400/手札4/モンスター:マスター・ヒュペリオン、1伏せ/魔法罠:1伏せ)
ターン6
遊馬「俺のターン、ドロー!<スキル・ゲイナー>の効果発動、ORUを使って1枚ドローする!」手札3→4
遊馬「きたぜ、魔法カード<破天荒な風>を発動!<スキル・ゲイナー>の攻撃力を1000ポイントアップする!」
<隻眼のスキル・ゲイナー>ATK2500→3500
小鳥「攻撃力が上回られた!?」
遊馬「そして<ブルブレーダー(ATK1600)>を召喚!」
遊馬「バトルだ!<スキル・ゲイナー>で<マスター・ヒュペリオン>を攻撃、ダークブレイド!」
小鳥「あぁぁ!」LP3400→2600
遊馬「<ブルブレーダー>で裏守備モンスターを攻撃!この瞬間効果発動、ダメージを0にし、戦闘した相手モンスターを破壊する!」
小鳥「効果破壊じゃ、<コーリング・ノヴァ>の効果は使えない…」
遊馬「<コーリング・ノヴァ>か、助かったぜ!カードを1枚伏せて、ターンエンド!」
(LP3900/手札1/モンスター:スキル・ゲイナーATK3500、ブルブレーダーATK1600/魔法罠:1伏せ)
-
ターン7
小鳥「私のターン、ドロー!永続魔法、<神の居城‐ヴァルハラ>を発動!この効果で、手札から<アテナ(ATK2600)>を特殊召喚!」
遊馬「攻撃力2600!」
小鳥「さらに罠発動、<エクシーズ・リボーン>!墓地から<フェアリー・チアガール(ATK1900)>を特殊召喚し、このカードをORUにす
る!」
遊馬「<フェアリー・チアガール>を復活させてきたか!」
小鳥「ここで<アテナ>の効果発動よ!天使族が特殊召喚されたことで、相手に600ポイントのダメージを与える!
遊馬「なにっ!ぐぅ…」LP3900→3300
小鳥「そして<フェアリー・チアガール>の効果発動!ORUを1つ使い、カードを1枚ドローする!」手札3→4
小鳥「魔法カード<死者蘇生>を発動、墓地から<マスター・ヒュペリオン(ATK2700)>を特殊召喚!<アテナ>の効果発動!」
遊馬「くっ…!」LP3300→2700
小鳥「<マスター・ヒュペリオン>の効果発動!墓地から<コーリング・ノヴァ>を除外し、<スキル・ゲイナー>を破壊する!」
遊馬「させるか!カウンター罠<エクシーズ・リフレクト>!モンスターエクシーズを対象とした発動を無効にして破壊、相手に800ポイン
トのダメージを与える!」
小鳥「そんなっ!うぅ…」LP2600→1800
小鳥「まだよ、<アテナ>の効果発動!天使族の<フェアリー・チアガール>をリリースして、墓地から<マスター・ヒュペリオン>を特
殊召喚!<アテナ>の効果でダメージよ!」
遊馬「うっ!天使族を復活させる効果まであるのか…!」LP2700→2100
小鳥「もう1度<マスター・ヒュペリオン>の効果発動!墓地の<コーリング・ノヴァ>を除外して、今度こそ<スキル・ゲイナー>を破壊するわ!」
遊馬「くそ、すまねぇ<スキル・ゲイナー>…!」
小鳥「バトルよ!<アテナ>で<ブルブレーダー>を攻撃!」
遊馬「<ブルブレーダー>の効果発動!お互いのダメージを0にして、戦闘した相手モンスターを破壊する!<アテナ>も破壊だ」
小鳥「だけどこれで遊馬の場にカードはなく、ライフは残り2100。<マスター・ヒュペリオン>でダイレクトアタック!これが通れば私の勝ちよ!」
遊馬「まだだ、手札から<ガガガガードナー(DEF2000)>を特殊召喚!」
小鳥「えぇ!それなら<ガガガガードナー>を攻撃!」
遊馬「マジで危なかったぜ…」
小鳥「やっぱり遊馬は簡単には倒せないわね、カードを1枚伏せてターンエンドよ」
(LP1800/手札2/モンスター:マスター・ヒュペリオンATK2700/魔法罠:ヴァルハラ、1伏せ)
-
ターン8
遊馬「(くっ、今日の小鳥マジ強いぜ…前のデュエルから1週間しか経ってないのに、ここまで強くなってるなんて。既に手札も場のカー
ドも0、正直かなりやばい…けど俺、すごく楽しくなってきたぜ!)」
遊馬「小鳥!まだまだ勝負はこれからだ!かっとビングだ、俺!」
小鳥「遊馬…きなさい、返り討ちにしてあげるわ!」
遊馬「へへ!俺のターン…ドロー!よし、魔法カード<ガガガドロー>を発動!墓地の<ガガガクラーク><ガガガキッド><ガガガガー
ドナー>の3体を除外し、2枚をドローする!」
遊馬「きたぜ、<クレーンクレーン(ATK300)>を召喚!効果発動、墓地からレベル3の<ガガガカイザー(ATK1800)>を特殊召喚!」
小鳥「ここでレベル3のモンスターが2体!?」
遊馬「俺はレベル3の<クレーンクレーン>と<ガガガカイザー>でオーバーレイ!2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築
、エクシーズ召喚!刻めリズム、<弦魔人ムズムズリズム(ATK1500・ORU2)>!」
遊馬「バトルだ!<ムズムズリズム>で<マスター・ヒュペリオン>を攻撃!<ムズムズリズム>の効果発動、ORUを1つ使い、このターン
攻撃力を倍にする!リズミックストリング!」
<弦魔人ムズムズリズム>ATK1500→3000
小鳥「攻撃力3000!?きゃぁ!」LP1800→1500
遊馬「カードを1枚伏せて、ターンエンド!」
(LP2100/手札0/モンスター:ムズムズリズムATK1500・ORU1/魔法罠:1伏せ)
-
ターン9
小鳥「私のターン、ドロー!永続罠<奇跡の降臨>を発動、除外されている<コーリング・ノヴァ(ATK1400)>を特殊召喚!そしてシャイ
ンエンジェル(ATK1400)を召喚!」
遊馬「レベル4が2体揃った!」
小鳥「レベル4の<コーリング・ノヴァ>と<シャインエンジェル>でオーバーレイ!2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構
築、エクシーズ召喚!もう1度きて、<フェアリー・チアガール(ATK1900・ORU2)>」
小鳥「<フェアリー・チアガール>の効果、ORUを使って1枚ドロー!」手札2→3
小鳥「バトル!<フェアリー・チアガール>で<ムズムズリズム>を攻撃!」
遊馬「罠発動<ピンポイント・ガード>!墓地からレベル4の<ジェントルーパー>を守備表示で特殊召喚し、攻撃対象をこいつに限定する!
だが<ピンポイント・ガード>で特殊召喚されたモンスターはこのターン破壊されない!」
小鳥「うぅ…カードを1枚伏せて、ターンエンドよ」
(LP1500/手札2/モンスター:フェアリー・チアガールATK1900・ORU1/魔法罠:ヴァルハラ、奇跡の降臨、1伏せ)
ターン10
遊馬「俺のターン、ドロー!<ガンバラナイト(ATK0)>を召喚!<ジェントルーパー>とオーバーレイ!2体のモンスターでオーバーレ
イネットワークを構築、エクシーズ召喚!現れろ、<ガガガガンマン(ATK1500・ORU2)>!」
遊馬「<ガガガガンマン>の効果発動!ORUを1つ使い、攻撃する時攻撃力が1000アップし、相手モンスターの攻撃力を500ポイントダウンさせる!」
遊馬「バトルだ!<ガガガガンマン>で<フェアリー・チアガール>を攻撃!」
小鳥「罠発動、<ホーリーライフバリアー>!手札を1枚捨てて、このターン相手から受けるダメージを全て0にする!」手札2→1
遊馬「防がれたか、ターンエンドだ!」
(LP2100/手札0/モンスター:ムズムズリズムATK1500・ORU1、ガガガガンマンATK1500・ORU1/魔法罠:無し)
-
ターン11
小鳥「私のターン、ドロー!<フェアリー・チアガール>の効果発動、ORUを使って1枚ドロー!」手札1→3
小鳥「バトル!<フェアリー・チアガール>で<ムズムズリズム>を攻撃よ!」
遊馬「くっ、<ムズムズリズム>…!」LP2100→1700
小鳥「カードを1枚伏せて、ターンエンドよ」
(LP1500/手札2/モンスター:フェアリー・チアガールATK1900/魔法罠:ヴァルハラ、奇跡の降臨、1伏せ)
ターン12
遊馬「俺のターン、ドロー!<ガガガガンマン>、効果発動!ORUを使い、攻撃する時に攻撃力を1000アップし、相手モンスターの攻撃力を
500ダウンさせる!」
遊馬「バトルだ!<ガガガガンマン>で<フェアリー・チアガール>を攻撃!」
小鳥「させない!罠発動、<光子化>!攻撃を無効にして、<ガガガガンマン>の攻撃力分の数値を<フェアリー・チアガール>の攻撃力
に次の私のターンまで加える!」
<フェアリー・チアガール>ATK1900→3400
遊馬「小鳥、今の罠はミスだったな!このターンで決めさせてもらうぜ、速攻魔法!<ダブル・アップ・チャンス>を発動!攻撃が無効に
なった時、そのモンスターはダメージステップに攻撃力を倍にしてもう1度攻撃できる!」
小鳥「<ダブル・アップ・チャンス>…!」
遊馬「まず<ガガガガンマン>の効果で攻撃力が1000上がり2500となる、その後<ダブル・アップ・チャンス>でさらに倍になり、攻撃力は5000!
<フェアリー・チアガール>との差は1600、そして小鳥のライフは1500、これで俺の勝ちは決まった!」
小鳥「ふふ、やっぱり遊馬ならそのカードを使って逆転してくると思ったわ!」
遊馬「な、まさか!?」
小鳥「私はこの時を待っていたわ!手札の<緑色の宣告者>の効果発動!このカードと天使族モンスターの<勝利の導き手フレイヤ>を墓
地に送ることで、魔法カードの発動を無効にして破壊する!<ダブル・アップ・チャンス>の発動を無効にして破壊!」手札2→0
遊馬「<ダブル・アップ・チャンス>が、無効化された…」
小鳥「これで<ガガガガンマン>は攻撃力が上がらないし、2度目の攻撃もできない。遊馬、この<ダブル・アップ・チャンス>を封じる
ことが、あなたのデュエルをずっと見てきた私が考えた、本気の遊馬に勝つための答えよ!」
遊馬「なるほど、これが小鳥の考えた俺への対抗策ってわけか…やるな小鳥!やられたぜ、ターンエンドだ!」
(LP1700/手札0/モンスター:ガガガガンマンATK1500/魔法罠:無し)
ターン13
小鳥「私のターン、ドロー!(これは…<RUM‐バリアンズ・フォース>!う〜ん、今回はこのカードの出番ないわね…ごめんなさい璃緒さん)」
遊馬「どうした小鳥!さあこい!」
小鳥「言われなくたって!バトル!<フェアリー・チアガール(ATK3400)>で、<ガガガガンマン(ATK1500)>を攻撃!これで終わりよ!!」
遊馬「ぐっ、うわぁぁぁ!!!」LP1700→0
WIN 観月小鳥
-
小鳥「やったぁ!勝てたぁ!!」
遊馬「くぅ、負けたー!!」
小鳥「ふふーん!手加減なんかしてくれなくても、私は遊馬に勝てるんだから!」
遊馬「くそー、マジで悔しいぜ!別に舐めてたわけじゃないけど、まさか負けるとは思わなかったぜ」
小鳥「本当は私も、本気の遊馬に勝てるなんて思わなかった」
遊馬「負けたけど、なんかすごい清々しい気分だぜ。お互いに全力でぶつかりあって、予想外な展開があったり…そうだよ、これがデュエルの楽しさだよな!
勝っても負けても楽しい、それがデュエルだ!それなのに俺、わざと負けるようなことしちまって…そりゃ小鳥も不満だったよな」
小鳥「遊馬…」
遊馬「でも今回は本当に全力を出し切った、俺の負けだ!ありがとな小鳥!お前とのデュエルのおかげで、大事なことを再認識できた気がする」
小鳥「私も全力を出し切ったわ、例え負けていても悔いはなかったと思えるくらいに」
遊馬「それなら良かったぜ」
小鳥「でもやっぱり勝てたのが本当に嬉しい!なんか自信ついちゃったかも!」
遊馬「(小鳥のやつ本当に嬉しそうな顔してるな、小鳥のこの笑顔を見るためにも、これからも全力でデュエルし続けないとな!)」
小鳥「どうしたのよ遊馬?じっと私の顔を見つめちゃって、私の顔に何かついてる?」
遊馬「え!?いや、なんでもねえよ!つ、次は勝つからな!小鳥!」
小鳥「ふふーん、次も実力の差を見せつけてあげるわ!」
-
凌牙「負けたのか」
遊馬「まあな。でもすっげえ楽しいデュエルだった!やっぱデュエルはああじゃないとな!」
凌牙「ふっ、すっかりいつもの調子に戻ったな」
遊馬「おう!迷惑かけたなシャーク、妹シャ…じゃなくて璃緒お姉さんにも礼を言っといてくれよ」
凌牙「別に俺たちは何もしてねえよ」
遊馬「まあそう言うなって!感謝してるんだから!」
凌牙「じゃあ、素直に受け取ってやるぜ」
-
璃緒「勝ったんですか!すごいですわね小鳥さん、おめでとうですわ」
小鳥「ありがとうございます!ただ<バリアンズ・フォース>を使う機会がなくって…」
璃緒「あぁ、別に構いませんわよ。それにデュエルする限り、機会はいくらでもありますしね」
小鳥「まあ、それもそうですね」
璃緒「楽しかったですか?遊馬とのデュエル」
小鳥「はい!もちろん!」
璃緒「それなら良かったですわ」
-
―――あのデュエルから1週間経ったある日
遊馬「小鳥!デュエルだ!今回は勝つぜ!」
小鳥「いいわよ、今回もコテンパンにしてやるんだから!」
遊馬&小鳥「デュエル!」
END
-
最初の注意に先攻ドローありを入れ忘れたごめんなさいorz
本気のデュエル、最初は遊馬に勝たせるつもりだったんですが
遊馬のデュエルをずっと見守り続けてきたからこそ勝てる小鳥ってのもいいかなと思い小鳥の勝利に変更してみました
ただその答えが緑色の宣告者で良かったのだろうかと、書いておいてなんですがちょっと疑問()
拙いデュエル構成で申し訳ないです
見返してみると璃緒さんが「すごいですわね小鳥さん」ってセリフ多用しまくってる気ががが…
今日(もう昨日だけど)なんか思い立って勢いで書き上げたので、だいぶ粗も多いと思います…
-
乙、面白かった
-
ここってオリカ使用ssはアリ?
-
予め注意書きしとけば大丈夫じゃない?
-
>>251だがメモがすっ飛んだので中止します
-
※キャラ崩壊、コラボ注意
-
赤馬「現れろ!DDD死偉王ヘルアロマゲドン!!」
シーン……
沢渡「なぁ…アロマゲドンって言った?」小声
権現坂「うむ…確かにそう聞こえたが」小声
赤馬(しまったぁああああ!!!!)
セレナ「アロマゲドンとはどんな丼だ何が乗っている」
赤馬(よし!誤魔化せるぞこのまま行こう)
赤馬「私はオーバーレイネットワー…」
ミエル「ミエルは騙されないわ!あ、あなた…その歳でプ○パラを…」
赤馬「…プ○パラとは何だ」
ミエル「しらばっくれないで!あなたのような大きなお友達にプ○パラを好きにはさせないわ!」
赤馬「ふざけるな!私はまだ15歳だ!」
遊矢「赤馬霊児…」
赤馬「む…何だその目は」
遊矢「俺は…みかんを応援してる。柚子に名前が似てるし」
ミエル「ダーリン…」
赤馬「ほう…それはでーもん的な意味であろまちゃんが気になっている私への挑戦か?」
隼「ついに本性を現したか」
赤馬「どうした?私を天国に連れて行くんじゃなかったのか?」
ギャラリー(え…?何この戦い…?)
-
遊矢「くそ…!くそおおおお!!!!」
赤馬「だが悔しがることはない!ここに宣言する!我々の力でドリームアロマゲドンを結成するのだ」
〜〜〜
中島「…おいランサーズどうした!!」
日美香「零児さん…そこまでプ○パラに…仕方がないわここは私も一肌…」
〜〜〜
そして
権現坂「けしからん!けしからんぞぉ!」
月影「懐かしいでござる。拙者達兄弟もソラミ○マイル派の兄者、ドレッシング○フェ派の拙者に別れ…」
沢渡「ふ…ネオ・ニュー沢ぷりとよんでくれぷり!」
取り巻き「沢ぷりさあああああんん!!!」
〜〜〜
プロフェッサー「……何?日美香から?これは…カード…?…っ!?こ…これは…ぐはああああああ!!!」
こうして計らずも赤馬零王の野望は打ち砕かれるのであった
終わり
-
まあ別に戦う必要ないよね
-
いまからSSを投下する。
注意点は…ヴァンガードのキャラが出ること…くらいかな?
-
沢渡「はぁ〜、たっぷり寝れたし、行くか!」
セレナ「そろそろ出ようか」
黒咲「マスター!おあいそだ」
喫茶店のマスター「お会計はこちらになります」っ伝票
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【会計の内訳】
ジャーマンポテトのフライ ¥2400
鶏の唐揚げ ¥4500
ハワイアンジュース ¥3900
ハワイアンジュース ¥3900
ロイヤルティー ¥4500
コーラ ¥3500
コーラ ¥3500
コーラ ¥3500
シャージー牛乳(ホット) ¥3000
小計 ¥32700
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ランサーズ「…」( ゚Д゚) ポカーン
ランサーズ「(こんなの…払いたくない!!)」
カランコロンカラン!!←喫茶店のドアの音
黒咲「赤馬零児!」
零児「どうしたお前たち?浮かない顔だな」
遊矢「3万7200円あるか?」
零児「細かいのがないんだ、4万でいいか?」
セレナ「頼む!!」
零児「…」っ4万テンゲ
遊矢「えっ!?4万円…」
零児「私がいつも持ち歩く金は、円ではなくテンゲだ」
黒咲「よりにもよって、なぜカザフスタンの金を?」
セレナ「で、その4万テンゲは日本円でいくらなんだ?」
零児「2万5600円だ」
沢渡「払えないじゃん!」
零児「そうか…払えないのか…残念だ…実に残念だ…」プルプル
黒咲「(金を払わずに済んだのが嬉しくて笑いが堪えられない様子が丸わかりなんだが…)」
零児「そういうことだ。行くぞ零羅」
零羅「うん」
カランコロンカラン!!←喫茶店のドアの音
零児&零羅→OUT
権現坂→IN
権現坂「…」ゲッソリ
遊矢「権現坂!」
沢渡「いつもの覇気はどうした?お前らしくないぞ!!」
黒咲「何かあったのか?」
権現坂「…」
セレナ「何かあったんだな?話してみろ!!」
-
権現坂「それが…」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
レン「権現坂さ〜ん!」
権現坂「雀ヶ森先輩!これはどうも…」ペコリ←90°のお辞儀
レン「聞いてください!僕のレジェンドデッキが発売になったんですよ!」
権現坂「おめでとうございます。たくさん売れるといいですね!」
レン「ですから、僕の誕生日に因んで、1212個買ってもらえませんか?」
権現坂「いや、デュエリストの自分にそれを言われましても…しかも1212個なんて…」
レン「買ってくれるんですか!?ありがとうございます!!」
権現坂「話を勝手に進めないで下さい!!しかも1212個も買ったらいくらかかると思っているんですか!?」
レン「1個3780円が1212個ですから…えーと…458万1360円です!500万円払ってお釣りがくる…なんてお得なんでしょう!!」
権現坂「お得感を出してごまかしそうとしてますが、500万円近い金額など到底自分には…」
レン「おやぁ?」ギロッ!!←鋭い目つき
権現坂「!!」Σ(゚Д゚;)ギクッ
♪PSY QUALIA...PSY QUALIA...PSY QUALIA...←BGM
レン「僕が直接あなたのもとに出向いてお願いしているんですよ?福原高校カードファイト部の部長だったこの僕が!!」
権現坂「そう、言われましても…」
♪Nobody can hear the voice...Only I was given the power!
レン「そういえば僕、フーファイターのメンバーの電話番号を覚えているんですよねぇ…」(¬д¬ ) ジロッ!!
権現坂「(フーファイターといえば、グールズと双璧を成すカードギャング!!)」ヒイィィィ!!!!(゚ロ゚ ノ)ノ
♪I'm the chosen one who was chosen Vanguard Fight!
レン「僕がメンバーたちに電話で事情を説明すれば、怒ったメンバーがあなたを本部ビルに連れていき、そしてあなたの人生にファイナルターンを…いいんですかぁ権現坂さん?誰にも知られることなく、人生のファイナルターンを迎えることになるんですよぉ?」( ^言^)ゴゴゴオオオオオオオオ
権現坂「(うっ!!ねちっこい喋り方、肩パット付きの黒いコートを着ているように見える幻覚、そしてこの禍々しいオーラ!!…さては、俺に話しかける前に速攻魔法〝元カノの威厳〟を発動させていたな!!)」(((゚Д゚;)))ガクブルガクブル
♪I can see, Yes...I know your defeat is decided!
レン「…で、どうするんです?1212個買いますか?それとも人生のファイナルターンを迎えますか?さあ、今すぐ選んでください!!」
権現坂「そんなぁ!!」
♪OK, it's the end...Next is Final Turn!
レン「ファイナルタアアアアアアン!!」
権現坂「わかりました!!わかりました!!今は持ち合わせがないんで、小切手で買わせていただきます!!ですから…ですから人生のファイナルターンだけは!」
レン「さすがは『漢の中の漢』権現坂さん!二つ返事で『買う』なんて、太っ腹です!!」( ^_^)
権現坂「(今までしていた脅迫を、屈託のない笑顔で無かった事にしようとしている。さすがは『レン様』、なんでも無理が通る…)」(ノД`ⅠⅠⅠ)トホホ...
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
権現坂「…ということなんだ」
-
月影「…」(((゚Д゚;)))ガクブルガクブル
沢渡「…」(((゚Д゚;)))ガクブルガクブル
遊矢「さすがはレン様…ユベル先輩の舎弟なだけはある!」(((゚Д゚;)))ガクブルガクブル
黒咲「お前の男気をもってしても、20歳になってより磨きがかかった雀ヶ森先輩の『元カノオーラ』の前では為す術もなかったという事か…話を聞いただけで戦慄が走った」
権現坂「お前たちに話して改めて感じたが、『とうとう嫁(先導アイチ)が脱いだ』ということもあってか、雀ヶ森先輩の『元カノオーラ』がより一層強化されていたように思う。恐ろしかった、本当に恐ろしかった…」
セレナ「ケガすることなく無事に帰ってこられた、それで十分だ。金のことは気に病む必要はない」
権現坂「すまん…」
デニス「…で、お金は誰が…」
沢渡「あっ…痛い…お腹いたーい」
月影「大丈夫か?拙者が向こうのコンビニのトイレまで連れて行こう!」
デニス「いや、トイレならそこn」
沢渡「今すぐコンビニのトイレへ行こう、月影!」
月影「了解した、拙者におぶされ」
月影「行くぞ!」ダッ!!←ダッシュ!!
カランコロンカラン!!
-
セレナ「わ、わたしもお腹が…」
黒咲「ん?今なんて言った?」
セレナ「お腹が痛いと言ったんだ…」
黒咲「腹が痛い?ということは、お前…瑠璃なのか?」
セレナ「ハァ!?」
黒咲「…」(・_< )パチッ!!←イケメンウィンク
セレナ「!!(察し)」
セレナ「お…お前は何を言っているんだ!?(棒)」
黒咲「瑠璃ぃ…瑠璃ぃ…瑠璃ぃ…」⊂(°ロ°⊂)
セレナ「止めるんだ!(棒)」
黒咲「瑠璃いいいいいいいいいいいいいいいいいい!!」┗(°ロ° )┓三三三
セレナ「止めろおおおおおおおおおお!!(棒)」┗(°ロ° )┓三三三
カランコロンカラン!!
黒咲「…」ゼェ...ハァ...
セレナ「…」ゼェ...ハァ...
コツン!!←黒咲とセレナが拳を突き合わせる
黒咲「なんとか逃げ切ったな…」
セレナ「ああ…」
黒咲「前々から言いたかったんだが…お前のお手本のような棒読みはなんとかならんのか?演技力が無いにも程があるぞ?」
セレナ「『お腹が痛い』を強引に『お前は瑠璃なのか?』につないだアンタにだけは言われたくない」
黒咲「…うるさい」(´・ω・`)
遊矢「…」(´・ω・`)←デニスを見る
デニス「…」( ^_^)←不気味なまでの笑顔
遊矢「(しまった!黒咲を追いかけるフリして逃げればよかった!!どうしよう、どうやってこの場から逃げれば…そうだ!!)」
遊矢「あっ!!スッパマンが空飛んでる!!」m9( ° ロ ° )
デニス「えっ!?」プイッ!←振り返る
遊矢「…」ダッ!!←全力ダッシュ!!
デニス「!!」
デニス「…」ガシッ!!←遊矢の肩をガッチリつかむ
デニス「コラコラ、どこに行くんだ遊矢ぁ〜」( ^言^)
遊矢「(クソッ!!こうなったら…あの手を使うしかない!!)」
-
遊矢「…」バッ!!←勢いよくデニスのほうに体ごと振り返る
黒咲「榊は何をする気だ!?」
セレナ「…まさか!!」
遊矢「…」ギュウ!←デニスに抱きつく
デニス「遊矢!何を…」
遊矢「…」ヒッサツ! ウワメヅカイ!!
遊矢「デニスぅ…」ヒトミノウルウル、サンバイマシ!!
黒咲「(止めろ!それだけは止めるんだ!!榊、自分がやろうとしている事がどれほど危険な事かわかっているのか!!)」[壁]Д゚;)))ガクブルガクブル
セレナ「(今お前がやろうとしているのは、核ミサイルはおろかエンジェル・ハイロゥよりも危険なものなんだぞ!わかっているのか遊矢!!)」[壁]Д゚;)))ガクブルガクブル
遊矢「払って…お願い!」ニコッ!!←小首をかしげながら眩しいくらいの笑顔
ブシュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウン!!
↑遊矢、子犬系男子オーラを戦闘濃度で散布
デニス「ああ^〜」(*´ д `*)
ナストラル「ああ^〜」(*´ д `*)
喫茶店のマスター「ああ^〜」(*´ д `*)
ランサーズ「ああ^〜」(*´ д `*)
近くにいた通行人「ああ^〜」(*´ д `*)
スタンダード次元にいる全員「ああ^〜」(*´ д `*)
エクシーズ次元にいる全員「ああ^〜」(*´ д `*)
シンクロ次元にいる全員「ああ^〜」(*´ д `*)
融合次元にいる全員「ああ^〜」(*´ д `*)
ナストラル「か…」
喫茶店のマスター「か…」
零児「か…」
4つの次元にいる遊矢以外の全員「かわいいいいいいいいいいいいいい!!」(*´ д `*)
デニス「ああ^〜遊矢ぁ^〜…(恍惚の表情)」
遊矢「…払ってくれる?」
デニス「…うん、払う!(恍惚の表情)」
-
<アリガトウゴザイマシタァー!!
カランコロンカラン!!
デニス「(ハァ…遊矢のかわいさに負けてまた払っちゃったよぉ。どうしよう、ランサーズに入ってからプロフェッサーからの借金が一気に膨れ上がってる気がする…『またか!?』ってプロフェッサーに言われるのもイヤだし、最近ランサーズがことを起こす毎にみんなに角と牙が生えているような幻覚を見るようになっちゃったしなぁ…もういっそのこと、みんなに正体ばらしてバックレちゃおうかなぁ…)」(T _ T)
セレナ「なあ零羅、今になっていうのもなんだが、アイツに会計を押し付けるのはもう止めないか?」ヒソヒソ
零羅「なんで?」ヒソヒソ
セレナ「いや、ビリヤード場を丸々一週間貸し切った時も、72時間耐久バイクレースに出場した時も、全額デニスに費用を払わせていただろう?」ヒソヒソ
セレナ「バンドを組んでライヴをした時もそうだ。楽器の購入費用や音楽教室への月謝だけではない、チラシ1万枚分の製作費も、宣伝カー50輌の使用料も、電車30編成分のラッピング・中吊り広告・吊り革の広告・ドアや窓に貼る広告の費用も、ライヴ会場の使用料も、みんなデニス持ちだ」ヒソヒソ
零羅「そうだね」ヒソヒソ
セレナ「宇宙旅行の費用もデニスに払わせた…デニスが払った費用は軽く1億円の大台を突破している!いくらデニスが融合次元の協力者だからといって、私たちの活動費用を全額デニスに払わせ続けるのはおかしくないか?」ヒソヒソ
零羅「…」
セレナ「権現坂が男気を見せて『俺が払う』と言わないように、雀ヶ森先輩をけしかけて常に権現坂が金欠状態になるようにしているのも零羅、お前の仕業なんだろう?権現坂が損失した金額は、アカデミアの経理部のパソコンにハッキングをかけて奪った金を、LDSの銀行口座と赤馬零児を介して権現坂に渡して穴埋めしているとも聞いたぞ?」ヒソヒソ
セレナ「もうこんなこと止めにしないか?これが世間に知れたら、『ランサーズは融合次元よりもヒドい連中だ』と世間から集中砲火を喰らうぞ!零羅にも〝良心〟というものがあるだろう?」ヒソヒソ
零羅「バレないよ。バラそうとしたらこれだもんね!」っ拳銃
セレナ「物騒な物を今すぐしまえ!」アセアセ
零羅「融合次元は他の次元からもいろんな物を搾取してるよ?それと比べたら僕たちの活動費用なんて安いもんだよ。融合次元の連中には、これからもお世話になるつもりだよ」(¥ _ ¥)
セレナ「(世界で一番恐ろしいのは、融合次元でも、雀ヶ森先輩でもなく、この銭ゲバ少年かも…)」
デニスの災難は、これからも続く…
おしまーい!!
-
このSSを書いた理由…
1. 一週間前の朝、遊矢のかわいさに関するまとめ記事が2件あった。
そして今朝も1件。
まとめ記事が3件…(遊矢大好きペロリストが)くるぞ遊馬!
2. ここは遊戯王の掲示板なのにも関わらずちょいちょい見かけるヴァンガードの広告に、「ホモォが喜ぶカードゲームアニメの座は渡さない」という鉄の意思と鋼より強い商魂を感じたので、広告のレン様に敬意を表したかった。
3. レン様の「元カノオーラ」VS遊矢の「子犬系男子オーラ」…ファイッ!!
…ということで、いつかまた会うその日まで、洋子ママやユーゴと一緒に、ンアアアクセルシンクロオオオオオオオオオオオオオオオ!!
-
乙www 寝る前に愉しませて貰ったは
遊矢きゅんマジ可愛い。ああ^〜腕をギュッと掴みながら後ろ髪をhshsしたいんじゃあ^〜
レン様も超好きだったから脳内再生余裕でした。遊矢きゅんがアイチきゅんと同じオーラを纏ってるからか合うわぁ
-
>>259
誤:遊矢「3万7200円あるか?」
正:遊矢「3万2700円あるか?」
黒咲「間違えちゃった。テヘッ!!(アユのあざとかわいいポーズ)」
-
子犬系男子オーラを戦闘濃度で散布する遊矢が
脳内再生超余裕で困る
-
最近誰も書かないね
-
書こうか迷ってるんだけど、ここは「安価で〜する系SS」ってアリなのかな?
-
>>270
>>1に「アンカーSSは専用スレたててね」ってあるよ〜。
ここは短編SS向けかな。
-
夜中にひっそりと投下して寝るとしよう
注意
・デュエル描写あり(というか半分がデュエル描写)
・マスタールール2適用(ただし初期ライフ4000)
・下手なデュエル構成
・登場キャラ少数
・ゲームストーリー成分
・その他もろもろ
これらが許せるネオスペース並に広い心の持ち主の方はどうぞ、お願いします
10レスくらいです
遊馬「このままじゃライブに行けない…」
-
璃緒「私と一緒にさなぎちゃんのライブに行きたい?」
遊馬「頼む!その日は小鳥のやつ用事があるって言ってダメでさ、キャットちゃんにも聞いたけどそっちも用事らしくてさ…」
璃緒「それで私に頼みに来たと…あら?そういえばもう一人赤い髪の子がいませんでしたか?」
遊馬「え?ああ、アンナのことか?あいつはちょっと…苦手というか、それにたぶんあいつはこういうの興味ないだろうしさ…」
璃緒「まあ…そうかもしれませんわね(私だって凌牙が彼女のバンドに誘われていなければ、特に興味持っていなかったでしょうし)」
遊馬「姉ちゃんも忙しいし、婆ちゃんに頼むのも…って感じでさ。とにかくそういうわけなんだ、頼むよ!」
璃緒「んー。頼みを聞いてあげたいのは山々なのですが、実は既に先客がですね…」
遊馬「え、先客ってシャークか!?」
璃緒「あ、いえ。凌牙ではなく、ギラグがですね…」
遊馬「あー!そうか、バリアン組にはギラグがいたんだったなぁ…」
璃緒「男女一組なんて制限がなければ良かったですのにね」
遊馬「本当だぜ、参ったなぁ…もう頼れるやついねえよ、トホホ」
璃緒「(どうしましょうか、この落ち込みよう…なんとかしてあげたいですわね)」
?「あれ?あなたシャーク君の妹さん?」
-
璃緒「え?そうですが…ってあなたは!」
遊馬「さなぎちゃん!?」
さなぎ「ヤッホー!遊馬くんだっけ?2人ともお久しぶりだね!」
璃緒「その節は凌牙がお世話になりましたわ」
さなぎ「とんでもない!シャーク君の演奏は最高だったよ!」
璃緒「それはそうと、どうしてここへ?」
さなぎ「いやー、今日は暇だから散歩してただけなんだけど、そしたらたまたまあなたたちを見かけたからちょっとね!」
璃緒「なるほど、そうでしたか」
遊馬「さなぎちゃん!頼みがあるんだ!」
さなぎ「え、どうしたの?」
遊馬「1週間後のライブ、一緒に行く相手が見つからなくて!なんとか1人入場か男2人で入れるようにできないかな?」
さなぎ「あれ?それに璃緒さんを誘ってたんじゃないの?」
璃緒「私は他に先客がおりまして、遊馬の誘いには乗れそうにないのですわ…」
さなぎ「あちゃー、そうなんだ…」
遊馬「そういうことなんだ、頼むよ!」
璃緒「私からも是非お願いしますわ、なんとかならないでしょうか」
さなぎ「そうだねぇ…あ!じゃあこういうのはどう?私とデュエルして勝ったら、璃緒さんだけ特別に男の子2人連れてもいいよ!」
遊馬「本当に!?よっしゃあそれなら早速デュエルだ!」
さなぎ「おっと、デュエルは璃緒さんに受けてもらうよー。この条件はある意味璃緒さんへのサービスだからね!」
璃緒「わ、私がですか!?」
遊馬「うぅ…頼む!絶対に勝ってくれ妹シャ!」
璃緒「その名前で…」
遊馬「り、璃緒お姉さんお願いします…」
璃緒「まあ、なんとかしてあげたい気持ちはありましたし…了解しましたわ。そのデュエル、受けて立ちます」
さなぎ「さすがシャーク君の妹さん!でも事情が事情とはいえ、デュエルは手を抜けないからね。ちゃんと私を負かしてね!」
璃緒「え、ええ。善処しますわ(なんというか、複雑な感じですわね…)」
遊馬「うぉぉ!!かっとビングだ!いm…璃緒お姉さん!!」
さなぎ「それじゃあ早速始めよっか!」
璃緒「ええ、では参りましょう」
璃緒&さなぎ「デュエル!」
-
ターン1
璃緒「先攻はもらいますわ、ドロー!モンスターをセット、カードを1枚伏せてターンエンドですわ」
(LP4000/手札4/モンスター:1伏せ/魔法罠:1伏せ/フィールド魔法:無し)
ターン2
さなぎ「次はさなぎのターン、ドロー!<マドルチェ・エンジェリー(ATK1000)>を召喚!<エンジェリー>をリリースすることで効果発動、デッキから<マドルチェ・プディンセス(ATK1000)>を特殊召喚!」手札6→5
さなぎ「そしてフィールド魔法<マドルチェ・シャトー>を発動!このカードをが発動したことで、墓地のマドルチェは全てデッキに戻るよ!そしてマドルチェの攻撃力が500ポイントアップ!さらに墓地にモンスターがいなくなったことで、<プディンセス>の効果で攻撃力がさらに800ポイントアップするよ!」手札5→4
<マドルチェ・プディンセス>ATK1000→2300
璃緒「攻撃力2300…」
さなぎ「バトルだよ!<プディンセス>でセットモンスターを攻撃するよ!」
璃緒「私のモンスターは<オーロラ・ウィング(DEF1600)>、破壊されますわ。しかし戦闘破壊された時、このカードは効果を発動します。ターンに1度だけ攻撃表示で特殊召喚できます」
さなぎ「あちゃー、復活されちゃうのかぁ」
璃緒「それだけではありませんわ、罠カードオープン<ブロークン・ブロッカー>!攻撃力より守備力の高い<オーロラ・ウィング>が破壊されたことで発動し、デッキから同名モンスターを2体守備表示で特殊召喚しますわ」
さなぎ「すごい、モンスターが増えた!だけどさなぎも負けてないよ!<プディンセス>の効果、戦闘したことで相手のカード1枚を破壊するよ!<オーロラ・ウィング>1体を破壊!」
璃緒「くっ…」
さなぎ「カードを2枚伏せて、ターン終了するよ」
(LP4000/手札2/モンスター:マドルチェ・プディンセスATK2300/魔法罠:2伏せ/フィールド魔法:マドルチェ・シャトー)
-
ターン3
璃緒「私のターン、ドロー。<ブリザード・ファルコン(ATK1500)>を召喚。さらにフィールド魔法<忘却の都‐レミューリア>を発動、水属性モンスターの攻撃力と守備力は200ポイントアップします。そして新たなフィールド魔法の発動により、<マドルチェ・シャトー>は破壊されますわ」手札5→3
<オーロラ・ウィング>ATK1200→1400
<オーロラ・ウィング>DEF1600→1600
<ブリザード・ファルコン>ATK1500→1700
さなぎ「さなぎのフィールドが…」
<マドルチェ・プディンセス>ATK2300→1800
璃緒「<ブリザード・ファルコン>の効果発動!攻撃力が元々より高い状態の時、相手に1500ポイントのダメージを与える!」
さなぎ「1500も!?うぁぁ…!」LP4000→2500
璃緒「レベル4の<オーロラ・ウィング>と<ブリザード・ファルコン>でオーバーレイ!2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築、エクシーズ召喚!舞い降りろ、<零鳥獣シルフィーネ(ATK2000・ORU2)>!」
遊馬「きたぜ!妹シャのエースモンスター!」
璃緒「<シルフィーネ>の効果発動!ORUを1つ使い、相手フィールドの表側表示のカード効果は全て無効となる!そして自身を除く表側表示のカード1枚につき、攻撃力を300ポイントアップする。表側のカードは3枚、よって<レミューリア>と合わせ1100ポイントアップ」
<零鳥獣シルフィーネ>ATK2000→3100
さなぎ「攻撃力3100!?それに<プディンセス>の攻撃力も下がっちゃう、かなりまずいかも…」
<マドルチェ・プディンセス>ATK1800→1000
璃緒「バトル!<シルフィーネ>で<プディンセス>を攻撃、アイスレイ!」
さなぎ「両方の攻撃を受けたら負けちゃう…!罠カード<和睦の使者>を発動だよ、このターンモンスターの破壊とダメージを防ぐよ!」
璃緒「やはり一筋縄ではいきませんか…」
遊馬「くそー惜しかったのに!頑張れ妹シャ!!」
璃緒「またその呼び方を…あんた、あとで制裁」
遊馬「げっ…」
璃緒「カードを3枚伏せ、ターンエンドですわ」
(LP4000/手札0/モンスター:シルフィーネATK3100・ORU1、オーロラ・ウィングATK1400/魔法罠:3伏せ/フィールド魔法:レミューリア)
-
ターン4
さなぎ「それじゃあさなぎのターンだね、ドロー!もう1枚の伏せカード、<マドルチェ・ハッピーフェスタ>を発動!手札のマドルチェを任意の数特殊召喚できるよ!手札3枚を全て特殊召喚、2体目の<マドルチェ・プディンセス(ATK1000)><マドルチェ・クロワンサン(ATK1500)><マドルチェ・メッセンジェラート(ATK1600)>を特殊召喚するよ!」手札3→0
さなぎ「ここで特殊召喚された<メッセンジェラート>の効果、デッキからマドルチェ魔法罠を手札に加えることができる!<魔導人形の夜>を手札に加えるよー。そして<クロワンサン>の効果発動!<メッセンジェラート>を手札に戻し、攻撃力が300アップしてレベルを1上げる。そして<メッセンジェラート>を通常召喚!」手札0→1→2→1
<マドルチェ・クロワンサン>ATK1500→1800 星3→4
遊馬「これでレベル4と5のモンスターが2体ずつ揃った!」
さなぎ「それじゃあいくよー!まずはレベル4になった<クロワンサン>と<メッセンジェラート>でオーバーレイ!エクシーズ召喚、<クイーンマドルチェ・ティアラミス(ATK2200・ORU2)>!」
さなぎ「そしてレベル5の<マドルチェ・プディンセス>2体でオーバーレイ!2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築、エクシーズ召喚!さあおいで、<マドルチェ・プディンセス・ショコ・ア・ラ・モード(ATK2500・ORU2)>!」
さなぎ「<ティアラミス>の効果!ORUを1つ使って、墓地の<マドルチェ・メッセンジェラート><マドルチェ・シャトー>を対象に発動するよ!この2枚をデッキに戻し、戻した数だけ相手フィールドのカードをデッキに戻させてもらうよ!」
璃緒「デッキに戻るですって!?」
さなぎ「戻したカードは2枚、<零鳥獣シルフィーネ>と<オーロラ・ウィング>をデッキに戻してもらうよ!」
璃緒「<シルフィーネ>…!」
さなぎ「マドルチェがデッキに戻ったこの瞬間、ORUを1つ使って<ショコ・ア・ラ・モード>の効果発動だよ!デッキから<マドルチェ・ホーットケーキ(ATK1500)>を特殊召喚するよ!」
さなぎ「<ホーットケーキ>の効果!墓地の<マドルチェ・プディンセス>を除外し、デッキから再び<マドルチェ・メッセンジェラート(ATK1600)>を特殊召喚だよ!その効果で、デッキから<マドルチェ・シャトー>を手札に加えるよ」手札1→2
遊馬「また<マドルチェ・シャトー>を!発動されたら、今度は<レミューリア>が破壊されちまう…!」
さなぎ「フィールド魔法<マドルチェ・シャトー>を発動!これで<レミューリア>を破壊しつつ<マドルチェ・ハッピーフェスタ>をデッキに戻すことができ…」手札2→1
璃緒「速攻魔法<サイクロン>発動!<マドルチェ・シャトー>を破壊する、これで<レミューリア>が破壊されることはありません。そして<ショコ・ア・ラ・モード>の効果がまた使われることもね…」
さなぎ「あちゃー…でもマドルチェをデッキに戻す方法はまだあるんだよねー。<ショコ・ア・ラ・モード>の効果発動!1ターンに1度、墓地のマドルチェカードを1枚デッキに戻すことができる!<マドルチェ・シャトー>を戻すよ!」
璃緒「なっ、そのモンスター自身にもデッキに戻す効果が!?つまりまた…!」
さなぎ「その通り!…と言いたいところだけど、ORUとして使った<プディンセス>を墓地から移動させる方法がないからね、2回目の効果はやめておくよ!」
遊馬「2回目の発動がないとはいえ、さなぎちゃんの場に4体もモンスターが並んだ!かなりやばいぜ妹シャは…!」
璃緒「くっ…」
-
さなぎ「さーて!そろそろお待ちかねのバトルといこうかな!まずは<クイーンマドルチェ・ティアラミス>でダイレクトアタック!」
璃緒「くぅ…!」LP4000→1800
さなぎ「残念だけどこれで終わりだね、<マドルチェ・プディンセス・ショコ・ア・ラ・モード>でダイレクトアタックするよ!」
璃緒「まだ終わらない!永続罠<リビングデッドの呼び声>を発動、墓地から<オーロラ・ウィング(ATK1200)>を特殊召喚!<レミューリア>により攻撃力アップ」
<オーロラ・ウィング>ATK1200→1400
さなぎ「それなら<オーロラ・ウィング>を攻撃するよ!」
璃緒「うぅ…!」LP1800→700
璃緒「<オーロラ・ウィング>の効果発動、墓地から攻撃表示で特殊召喚!」
さなぎ「<メッセンジェラート>で<オーロラ・ウィング>を攻撃!」
璃緒「<オーロラ・ウィング>…!」LP700→500
さなぎ「そのモンスターが復活できるのは1度だけ、次の攻撃で終わりになっちゃうね。でも手は抜かないって言った以上遠慮なく行かせてもらうよ!<ホーットケーキ>で直接攻撃!」
璃緒「永続罠<強化蘇生>!墓地から<オーロラ・ウィング(DEF1600)>を特殊召喚し、そのレベルを1上げ、攻撃力と守備力は100アップする。そして<レミューリア>の存在によりさらに200ポイントアップ」
<オーロラ・ウィング>DEF1600→1900 星4→5
さなぎ「ありゃーもう1枚も蘇生カードだったんだ、<ホーットケーキ>の攻撃力じゃ倒せないね…このままバトルは終了!」
遊馬「ふぅ、首の皮一枚つながったぜ…」
璃緒「はぁ、なんとか耐えられましたわね…」
さなぎ「さなぎはカードを1枚伏せてターンを終了するよ!」
(LP2500/手札0/モンスター:ショコ・ア・ラ・モードATK2500・ORU1、ティアラミスATK2200、メッセンジェラートATK1600、ホーットケーキATK1500/魔法罠:1伏せ/フィールド魔法:無し)
ターン5
璃緒「(私に残されているのは<レミューリア>と<オーロラ・ウィング>、そして<強化蘇生>の3枚…手札は0。そして先ほどセットされたのは間違いなく<魔導人形の夜>、モンスターが墓地に存在しない今発動条件を満たし、モンスター効果は1度無効にされることは確実。この状況を覆す手段なんて…)」
遊馬「諦めるな!かっとビングだ妹シャ!諦めなきゃ、きっと道は拓けるはずだ!」
璃緒「遊馬…そうね、自分の力を信じて前に進む…そう決めたじゃない!」
さなぎ「いい目に戻ったね、どんな手を見せてくれるのか楽しみだよ!」
璃緒「(あのモンスターを召喚できれば勝機はある、そこまでのハードルは高いけれど最後まで諦めてはいけない)」
璃緒「私のターン…ドロー!よし、まだ希望はある…魔法カード<マジック・プランター>を発動!永続罠<強化蘇生>を墓地へ送り、2枚をドローする!」
さなぎ「ここでドロー増強カード、いいカードを引いたね!」
璃緒「この2枚のドローに全てがかかっている、お願い……ドロー!」手札0→2
-
璃緒「…よし!<強化蘇生>がフィールドから離れたことで、<オーロラ・ウィング>のステータスは元に戻る」
<オーロラ・ウィング>DEF1900→1800 星5→4
さなぎ「レベル4に下がったってことは、また<シルフィーネ>を呼ばれちゃう!?」
璃緒「私は<レミューリア>の効果発動!自分フィールドの水属性モンスターの数だけ、自分の水属性モンスターのレベルを上げる。<オーロラ・ウィング>のレベルは再び1上がる!」
<オーロラ・ウィング>星4→5
さなぎ「え、また上げちゃうの?」
璃緒「<ガード・ペンギン(ATK0)>を召喚、<レミューリア>により攻撃力と守備力がアップする」
<ガード・ペンギン>ATK0→200
さなぎ「レベル4?だったらレベルを上げない方が…」
璃緒「まあ慌てないでくださいな。私は速攻魔法<スター・チェンジャー>を<ガード・ペンギン>に発動、そのレベルを1上げる」
<ガード・ペンギン>星4→5
さなぎ「レベルが上がったってことは、レベル5が2体!?」
璃緒「レベル5となった<オーロラ・ウィング>と<ガード・ペンギン>でオーバーレイ!2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築、エクシーズ召喚!今、その殻を突き破れ!<零鳥姫リオート・ハルピュイア(ATK2500・ORU2)>!」
璃緒「当然、<レミューリア>によりパワーアップ!」
<零鳥姫リオート・ハルピュイア>ATK2500→2700
さなぎ「攻撃力2700!?私の一番高い<ショコ・ア・ラ・モード>を上回った、まずは厄介な<ティアラミス>を狙うつもりかな?」
さなぎ「(まあでも次のターンに<ショコ・ア・ラ・モード>でティアラミスを戻して、<ショコ・ア・ラ・モード>か<ホーットケーキ>でレベル4を特殊召喚すれば、<メッセンジェラート>とオーバーレイして簡単に<ティアラミス>の再召喚が可能だけどね!)」
璃緒「それでも構いませんが、せっかくですから<ショコ・ア・ラ・モード>を倒して終わりとしたいですわね」
さなぎ「そんな方法あるの?」
璃緒「ええ、既に勝利の方程式はできていますわ」
遊馬「それアストラルの…」
璃緒「<リオート・ハルピュイア>の効果発動!ORUを1つ使い、相手モンスター1体の攻撃力を0にする!私は<ショコ・ア・ラ・モード>を選択!」
さなぎ「え〜!これじゃあ<ショコ・ア・ラ・モード>に攻撃されたら終わっちゃう!…なーんてね!カウンター罠<魔導人形の夜>を発動するよ!自分の墓地にモンスターがいないことによって、モンスター効果を無効にできる!」
遊馬「そんな!妹シャの逆転の一手が…!」
さなぎ「勝たせてあげたい気持ちは山々だけど、わざと負けるようなことはできないからね!残念だけど、悪く思わないでね?」
璃緒「心配せずとも、ここまでは想定内…先ほど勝利の方程式はできていると申し上げたはずですわ」
遊馬「え?」
さなぎ「まだ手が残ってるって言うの!?もう手札とフィールドには他のカードはないのに」
璃緒「既にこの<リオート・ハルピュイア>だけで十分。何も効果発動は1度だけとは限りませんわ、その<ショコ・ア・ラ・モード>のようにね」
さなぎ「もしかして、そのモンスターも!?」
璃緒「その通り。<リオート・ハルピュイア>の効果を再び発動!最後のORUを使い、<ショコ・ア・ラ・モード>の攻撃力を0にする!」
さなぎ「あわわ…」
<マドルチェ・プディンセス・ショコ・ア・ラ・モード>ATK2500→0
璃緒「これで終わりよ、バトル!<零鳥姫リオート・ハルピュイア(ATK2700)>で、攻撃力0となった<マドルチェ・プディンセス・ショコ・ア・ラ・モード(ATK0)>に攻撃!」
さなぎ「きゃー!!」LP2500→0
WIN 神代璃緒
-
璃緒「ふぅ、私の勝ちね」
遊馬「おお!さすがだぜ璃緒お姉さん!!」
さなぎ「負けちゃったかー。遊馬くんのためだったと考えても、やっぱり悔しいなー」
璃緒「では約束通り、遊馬ともう1人の2人を連れてもいいのですよね?」
さなぎ「うん!約束だからね、話しはちゃんと通しておくから!」
璃緒「良かったですわね、遊馬」
遊馬「ああ、本当に良かったぜ!今俺には璃緒お姉さんが女神様に見えるぜ…」
璃緒「あはは、そうですか…(誘いにOKした時のギラグと同じことを言っていますわね…)」
さなぎ「それじゃあ私はもう行くよ!当日は是非楽しんでいってね!」
璃緒「ええ、今から楽しみにしていますわ」
遊馬「俺も当日はかっとビングで楽しんでやるぜ!」
さなぎ「それじゃあねー!」
―――さなぎはまた散歩の続きを始めてその場から離れていきました
-
遊馬「いやぁ本当、色々ありがとな!」
璃緒「いえ、お役に立てて良かったですわ」
遊馬「1週間後にこの家まで来るぜ!じゃあまた当日に…」
璃緒「お待ちになって遊馬」
遊馬「ん、どうしたんだ?」
璃緒「私デュエルの最中に言いましたわよね…?」
遊馬「言ったって何を…あっ」
璃緒「どうやら思い出したようですわね、ふふふ…」
遊馬「あ、いや…そ、そういえば俺用事を思い出した!また今度!」←ダッシュで逃げようとする
璃緒「あら、心配せずともすぐに済みますからねー」←服を掴み引き戻す
遊馬「か、勘弁してくれよぉ!璃緒お姉さん、いや女神様ぁ!!」
璃緒「ダーメ!諦めて観念しなさい」
遊馬「諦めたら人の心は死んじゃうんだよ!!」
璃緒「そのセリフは凌牙にでも言ってあげなさいな。さあ遊馬、懺悔の用意はできたかしら…?」
遊馬「いや、それはカイトの…って、う、うわぁぁぁ!!」
―――璃緒、遊馬を制裁中…しばらくお待ちください
-
遊馬「ぐ…は……」
璃緒「これに懲りて、私のことをもうあんな呼び方しないことね。それではまた1週間後、お待ちしていますわ」←家の中に戻った
遊馬「す、すいません…でした……ガクッ」
―――その後、璃緒から事情を聞いたギラグは少々困惑気味だったが、当日は3人とも楽しくライブを堪能することができましたとさ
END
-
終わりです
かなり前ですが、璃緒さんが<リオート・ハルピュイア>で<ショコ・ア・ラ・モード>に攻撃宣言する夢を見まして、そのシーンを書いてみたいなと
夢では3VS3のチーム大会っぽかったのでその形式で書いてみたんですが、無駄に長くなりグダったのでお蔵入りに…
相手はマドルチェをゲームで使っていたさなぎにしましたが、どうかこつけて璃緒さんとさなぎをデュエルさせればいいのか…となかなか思いつかず時間がかかってしまいました、悔しいですねぇ
肝心のデュエルはおかしい部分が多いと思いますが、完成後の見直しで<オーロラ・ウィング>が2回効果使ってるというミスが見つかり修正を試みたものの、違和感がない展開を思いつかず思考停止してしまった結果あの展開に…少々適当になってしまって申し訳ないです
ちなみに前回遊馬と小鳥がデュエルするSSを書いた者ですが、別に続編とかでもなんでもないです
最後に長々と失礼しました、では
-
乙
-
今小説書いているんだが、もこみち&鉄平とハリル&オルガのコンビだと
どっちが見たい?
両方を書くには時間がないから片方しか活躍できないんだが、みんなはどっちがみたい?
-
当前者
-
>>286
ですよねー
時間はかかるかもしれないがミッチーのおもてなしとかっこいい鉄平を書くつもり
鉄平のデッキは【伝説のフィッシャーマン】でいいかな?
-
投下します。
柚子「さあ、短編集の時間よ!」
-
『メール』
遊矢(今日の柚子、体調悪そうだったな。ちゃんと家で休んでいるといいけど)
遊矢(よし、心配だしメールだけ入れとこう)カチカチ
遊矢「……あ! 間違って途中で送っちゃった! しかもこれ権現坂宛じゃん!?」
…………
権現坂(ん、遊矢からメールか。珍しいな)
『柚子ちゃんと寝てる』
権現坂(……惚気か?)
-
『合言葉』
遊矢「お楽しみは」
柚子「これからだ」
遊矢「みんなに」
柚子「笑顔を」
遊矢「生まれてくる」
柚子「赤ちゃんが居るのよ」
ガチャ
遊矢「よし、入っていいよ」
柚子「ねえ、この合言葉やめない? 特に最後」
-
『称賛』
零児「そういえば今日年配の女性の手を引いて横断歩道を渡っていたな」
セレナ「……見間違いだ」
零児「昨今ああいう事が出来る人物は貴重だと思うぞ」
セレナ「……うるさい」
零児「優しいのだな、君は」
セレナ「うるさいと言ってるだろ!」プンスカブックス
零児(褒めてるのになぜ怒るのだろう?)
-
『母親』
ユーゴ「おい、みんな出掛けてるし俺らも何処か行こうぜ」
リン「余所は余所、ウチはウチよ」
…………
ユーゴ「お前ってサスペンスドラマの犯人当てるの得意だよな」
リン「普通に観てれば分かると思うけど……あ、犯人はこの女よ」
…………
ユーゴ「何で観たいテレビの時間に合わせて飯作るんだよ!!」
リン「知らないわよ。いいからさっさと食べなさい」
◇◇◇
柚子「お母さんみたいな人ね、リンって」
ユーゴ「だろう?」
-
『ネクタイ』
平和だった頃のハートランドにて……
黒咲「ユート、そのネクタイは初めて見るな」
ユート「ああ、この前の誕生日に瑠璃に貰ったんだ」
黒咲「そうか……なあ、ユート」
ユート「何だ?」
黒咲「この前本で読んだんだが女が男にネクタイをプレゼントするのは……」
ユート「?」
黒咲「……いや、何でも無い。お前になら任せられるからな」フッ
ユート(何だったんだ?)
-
『相槌』
柚子「…………」←集中してデッキ組んでる
素良「暇だね」
柚子「うん」
素良「パーっと騒ぎたいね」
柚子「うん」
素良「今日のおやつ何かな?」
柚子「うん」
素良「遊矢の事好き?」
柚子「うん」
柚子&素良「…………」
柚子「……今変な事聞かなかった?///」プルプル
素良「さあね」アメチャンペロペロ
-
『デュエルの話』
セレナ「何だ、居るのは沢渡だけか」
沢渡「悪いかよ。というか呼び捨てすんじゃねえよ」ゴクゴク←ジュース飲んでる
セレナ「まあこの際お前でもいい。ちょっと頼みがあるんだが」
沢渡「ん?」ゴクゴク
セレナ「私とシてくれないか?」
沢渡「ぶぅぅぅぅぅ!!!」
セレナ「うわっ、汚いな! デュエルを申し込んだだけでなぜそこまで驚く!?」
沢渡「何となく予想してたが主語はちゃんと付けろぉ!!」
-
『ジュースの話』
セレナ(まったく沢渡の奴め。急に噴き出すから私の顔にまでかかったじゃないか)バシャバシャ
遊矢「あれ、セレナ? そんな所で顔なんか洗ってどうしたんだよ?」
セレナ「ん、遊矢か。いや、別に大した事は無い」
セレナ「沢渡にぶっかけられただけだ」
…………
遊矢「沢渡! お前は、お前って奴はぁぁぁ!!!」
沢渡「意味分からねえよ! つーかお前、何か髪が逆立ってるぞ!?」
-
『プリン』
柚子「あ、遊矢! また私のプリン勝手に食べたでしょ!?」
遊矢「ごめんごめん、美味しそうだったからつい」
柚子「もう、今日という今日は本当に許さないんだから!!」プンスカブックス
…………
遊矢「…………」モグモグ
遊矢(塾の冷蔵庫で見つけた柚子の残したプリン……美味しいな)
遊矢「……早く叱りに来いよ、柚子」ボソッ
-
『何となく伏字にしてみた』
〇ニス「ショウ・マスト・ゴー・オン!!」
遊矢「おお、〇ニスが空中ブランコに乗って空を駆けてるぞ!!」
柚子「揺れてるわ! 〇ニス、ぶらんぶらん揺れてるわ!!」
一皮むけた〇ニスは凄いヨ!!
-
以上です。読んでくれた人、ありがとうございました。若干キャラが偏ってしまい申し訳ありません。
最近アークファイブが面白すぎて困る。
-
最後www
乙です
-
乙ゥ!
セレナかわいい。
-
帰って来た!シモSSのビックリボーさんが帰って来た!
その流れのせいで柚子の残したプリン=食べかけをペロペロしてる遊矢かと思ったぜ!
-
乙
ぶらんぶらんしてる○ニスは卑怯だww
-
柚子のプリン切ない〜
-
意☆味☆不☆明の投下
遊馬「小鳥、なんでお前・・・・・スカート履いてないんだよ!」
-
小鳥「は、はぁ?いきなりどうしたのよ遊馬!」
遊馬「どうしたはこっちの台詞だ!お前は制服も私服もスカート、毎日毎日スカートだったじゃねぇか!なのになんで急にそんなもん履くようになっちまったんだよ!」
小鳥「そんなもんって・・・私だってジーンズぐらい履くわよ!ちょっと気分を変えようと思って・・・・・」
遊馬「何言ってんだよ小鳥!スカートじゃねぇ小鳥なんて・・・・・そんなの小鳥じゃねぇ!」
アストラル「その通りだ!」
小鳥「アストラル!?なんでアストラルがいるのよ!」
アストラル「小鳥、君はいつもスカートと共にあった。私と遊馬のように、君とスカートの間には強い絆があったはずだ!」
小鳥「何言ってるの!?スカートとの絆って何よ!?」
-
遊馬「こいつは絶対おかしいぜ、小鳥がスカートとの絆を忘れちまってる!アストラル、まさかこれって・・・・・」
アストラル「奴の仕業か!」
ドン千「その通り」
遊馬「ドン・サウザンド!!」
アストラル「やはり貴様の仕業だったか!まさかとは思ったが復活していたとは・・・・・」
ドン千「クックック・・・・・言ったはずだ、カオスは消える事は無い、この世界にカオスが存在する限り、我は何度でも甦る!」
小鳥「ドン・サウザンドまで・・・・・っていうか、私がジーンズ履いてるのとドン・サウザンド、何の関係があるのよ!」
ドン千「決まっておろう・・・・・全ては九十九遊馬、そしてアストラルへの復讐の為!」
小鳥「復讐?」
-
ドン千「そう、何故貧弱なこやつらがカオスの根源たる我を打ち倒す事が出来たのか?それはカオスを破る力、希望を持っていたからだ。思えばお前達は常に希望を持っていた。あの絶望の中でも失われない希望とは一体何なのか、我は復活の為の力を蓄えつつ考えた。そして一つの答えにたどり着いたのだ!」
ドン千「・・・・・それがスカートだ」
小鳥「なんでよ!?」
アストラル「くっ、見抜かれていたとは・・・・・」
小鳥「いや、なんでよ!?」
-
遊馬「じゃあ小鳥が今日ジーンズなのは・・・・・」
ドン千「そう、我の力により観月小鳥はスカートからジーンズに・・・・・履き替えたのだ」
アストラル「なんという事を!」
ドン千「それだけでは無い!観月小鳥に限らず、この世界の全ての女性はスカートをズボン、ブルマ、モンペ、その他諸々に履き替えた、学校制服も今後は夏冬通してスパッツとなる!」
遊馬「許さねぇ・・・・・絶対許さねぇ!ドン・サウザンド!!」
小鳥「ちょっと遊馬!おかしい!絶対おかしいでしょ!?」
遊馬「ああ、小鳥がスカート履かねぇなんてぜってーおかしい!」
小鳥「そうじゃなくて!」
-
遊馬「ドン・サウザンド!お前を倒して、俺達の希望を・・・スカートを取り戻す!」
ドン千「果たして出来るのか?スカートという希望を失ったお前達に、我を倒す事が!」
アストラル「確かに・・・・・小鳥がスカートを履いていない今、ゼアルになる事も出来ないだろう」
小鳥「アストラル・・・えっ、アストラル・・・・・ふざけてるの?」
遊馬「いや、アストラル!ゼアルになる方法が一つだけあるぜ!」
-
アストラル「何!本当か遊馬!」
遊馬「ああ、今の希望を失った俺達じゃゼアルになれない・・・・・なら、新しい希望を創り出せばいいんだ!」
ドン千「新しい希望だと!?」
アストラル「それは一体・・・・・」
遊馬「スカートが奪われても、その先にある希望はまだ残っている!」
小鳥「・・・・・・・・・・」
遊馬「小鳥!・・・・・見せてくれよ、お前のパ」
小鳥「遊馬はそんな事言わないいいぃぃィィィィ!!」
小鳥「・・・・・・そこで目が覚めたんだけど、どう思う?」
遊馬「とりあえずそれを俺に話せる勇気がスゲェと思った」
終わり
-
以上です
すみません、履き替えたって言いたかっただけです
-
やはり遊馬先生は常識人の鑑
-
安定の深夜投下
注意
・デュエル描写
・マスタールール3(しかし初期ライフ4000)
・ほとんどモブ
・その他もろもろ
これらが許せるネオスペース並に広い心の持ち主の方はどうぞ、お願いします
4レスくらいです
「アキさんのその後」
-
アキ「今日は先にあがるから、後はよろしくね」
看護婦「あ、はい!お疲れ様でしたドクターアキ!」
―――早めに勤務を終えたアキは挨拶を済まし、病院を出た。そして歩き出して数分もしない内に、アキは待ち伏せていた男に気づいた
アキ「…そんな隠れるようにして、私に何か用かしら?」
男「お前を潰してやる、デュエルだ」
アキ「穏やかじゃないわね、一体何故私とデュエルを?こんなところに待ち伏せてまで」
男「俺はアルカディアムーブメントがなくなってから居場所がなくなった…俺だけじゃない、他にもそんな奴が大勢いる。それなのにお前は今のうのうと生きてやがる、許せねぇ!」
アキ「なるほど、あなたもアルカディアムーブメントの…いいわ、デュエルしましょう」
男「そうこないとな、今のお前に俺のサイコパワーが耐えきれるかな?」
アキ「デュエルすれば分かるわ、全てね」
男「ふん、いくぞ」
アキ&男「デュエル!」
-
ターン1
アキ「私の先攻ね」
男「ああ。一応言っておくが、ルール変更によって先攻はドローできなくなったからな」
アキ「ご心配なく、ちゃんと新ルールのことは把握しているわ。私のターン!速攻魔法、<偽りの種>。これにより、手札からレベル1の<イービル・ソーン(ATK100)>を特殊召喚!」
男「はっ、たった攻撃力100のモンスター?」
アキ「<イービル・ソーン>の効果発動!このカードをリリースすることで、相手に300ポイントのダメージを与える」
男「ふん、300程度のダメージなど…」LP4000→3700
アキ「さらに同名モンスターを2体、攻撃表示で特殊召喚する。そして魔法発動<フレグランス・ストーム>、フィールドの植物族<イービル・ソーン>を破壊し1枚ドロー。私がドローしたのは植物族の<ローズ・テンタクルス>、よってもう1枚ドロー」手札2→4
アキ「私は残りの<イービル・ソーン>をリリースし、<ローズ・テンタクルス(ATK2200)>をアドバンス召喚!」
男「攻撃力2200か、ちょっとは歯ごたえのある奴が出てきたなぁ?」
アキ「カードを2枚伏せ、ターンを終了」
(LP4000/手札1/モンスター:ローズ・テンタクルスATK2200/魔法罠:2伏せ)
ターン2
男「俺のターン、ドロー!魔法発動<竜の霊廟>!デッキからドラゴン族通常モンスター<ハウンド・ドラゴン>を墓地へ送り、さらにもう1体<エクリプス・ワイバーン>を墓地へ送る!」
アキ「一気に2体のドラゴンを墓地に…」
男「<エクリプス・ワイバーン>の効果!墓地へ送られたことにより、デッキから<ダーク・ホルス・ドラゴン>を除外!」
男「墓地から闇属性の<ハウンド・ドラゴン>と光属性の<エクリプス・ワイバーン>を除外し、<輝白竜ワイバースター(ATK1700)><暗黒竜コラプサーペント(ATK1800)>をそれぞれ特殊召喚する!」
アキ「<エクリプス・ワイバーン>が除外されたということは…」
男「その通り、除外された<ダーク・ホルス・ドラゴン>は手札に戻る!そして俺は今喚び出した2体をリリースし、アドバンス召喚!いでよ<ダーク・ホルス・ドラゴン(ATK3000)>!2体の竜は墓地へ送られたことで、<コラプサーペント><ワイバースター>をそれぞれ手札に加える」手札3→5
アキ「…」
男「驚いて声も出ないか?<ダーク・ホルス・ドラゴン>の闇の炎でそのモンスター共々お前を焼き尽くしてやる!バトルだ、<ダーク・ホルス・ドラゴン>よ!<ローズ・テンタクルス>を葬りされ、ダーク・メガ・フレイム!」
アキ「罠発動<ハーフ・カウンター>!<ダーク・ホルス・ドラゴン>の攻撃力の半分1500ポイントを、<ローズ・テンタクルス>の攻撃力に加える!」
<ローズ・テンタクルス>ATK2200→3700
男「なんだと!?」
アキ「迎え撃て、<ローズ・テンタクルス>!ソーンウィップ!」
男「ぐぅっ!<ダーク・ホルス・ドラゴン>が…だが俺のライフはまだ残っている!」LP3700→3000
アキ「いいえ、このターンであなたは終わりよ。罠発動<ブロッサム・ボンバー>!植物族モンスターが戦闘で相手モンスターを破壊し墓地へ送った時、そのモンスターの攻撃力分のダメージを与える」
男「攻撃力分のダメージだとぉ!?」
アキ「破壊された<ダーク・ホルス・ドラゴン>の攻撃力は3000、よって3000ポイントのダメージを受けてもらうわ」
男「う、うわぁぁぁ!!」LP3000→0
WIN 十六夜アキ
-
男「くっ…俺が負けるなんて……」
アキ「…」
―――アキはへたれこむ男に近づくと、そっと手を差し伸べた
男「…何の真似だ?」
アキ「今まで苦しかったでしょう?でももう大丈夫よ、私もアルカディアムーブメントがなくなって一度は居場所がなくなった一人、気持ちはよく分かるわ」
男「はっ!…同情なんかよせ」
アキ「そんなんじゃないわ。私も一度はあなたみたいに自暴自棄になったこともあったけど、そんな私をある人が救ってくれた。私も同じように誰かを救うことができたら…そう思って今、あの病院でドクターをしているの」
男「…」
アキ「サイコパワーも当時は誰かを傷つけてしまう忌むべきものだと思っていた、けれどあの日分かったの。本当のサイコパワーは人を癒す力なのだと」
男「サイコパワーが人を癒す力…だと?」
アキ「そうよ、あなたにもきっとできる。その力を誰かを傷つけるためではなく、誰かを思い、守ってあげられる力として」
男「俺が…誰かを守る……無理だ、今の俺には友人どころか家族すらもういない…今さら誰を守るために頑張れと言うんだ」
アキ「焦らないで、私達と一緒にじっくり考えていきましょう?」
男「私、達…?あんた以外に誰かいるみたいな言い方だな?」
アキ「実はあなたと同じ境遇の人と既に数人会っていてね、寮を一つ借りて私が個人的に面倒を見ているの」
男「他のアルカディアムーブメントのメンバーが集まっているのか…」
アキ「ええ。私は病院のこともあるから、基本的に勤務が終わってからしかその寮には行けないけどね」
男「そうか」
アキ「今日もこれからその寮に行くところだったのよ、行くところがないなら一緒にこない?」
男「いいのか?突然お前に襲い掛かって、傷つけようとした奴だぞ…?」
アキ「あの程度、なんてことないわよ。それに本当に私を傷つけるつもりなら、待ち伏せなんかせずに病院内で暴れてそうなものよ?」
男「そんなことしたら関係ない患者たちにも危害が及ぶだろうが…」
アキ「その通りね。でもこれではっきりしたわ、あなたは人のことを気にかけることができる優しさがある…今みたいにね」
男「っ…!俺は知らぬ間に誰かに対して…」
アキ「そうよ。だから自信を持っていいわ、誰かというのは別に特定の人物である必要はないしね」
男「…だがそれでも、俺はすぐに答えを出すことはできない」
アキ「今すぐに答えが出るなら、私が面倒を見る必要なんかないわよ…寮にいる人もあなたと同じ、すぐに答えを出せないからそこにいるの」
男「…これだけ迷惑かけておいて厚かましいのは理解しているが、頼む!俺もそこへ世話になっていいか…?」
アキ「もちろんよ!みんなもきっと喜ぶわ」
男「ありがとうな、本当に」
―――男はそう言うと、アキの差し出す手を取りその場から立ち上がった
アキ「ふふ。では行きましょうか」
-
―――その後アキと男はかつての仲間がいる寮につき、アキが新しい仲間として男のことを紹介した。その寮の住人たちは快く男を受け入れ、男もホッとしたようだった
アキ「前にも言ったけど、今のあなたたちのような人たちが他にもたくさんいると思う」
男「アルカディアムーブメントは規模はもちろんだが、その人数もかなり多かったからな」
アキ「ええ。さすがにどこにいるかも分からない全員を探し出して救うなんて不可能に近いわ、それでも私はできる限りの人たちを救いたいと思ってる」
男住人A「これからもここの人数は増え続けるだろうが受け入れてやってくれってことだろ?分かっているさ」
アキ「色々不自由させちゃうと思うけれど、よろしくお願いね」
男住人B「となると、早いとここの寮から卒業できるようにしないとな!」
女住人A「そうよね、いつまでもここに居続けるわけにはいかないんだし…」
アキ「そう。いずれこの寮を出て生活できるようになることがあなた達の目標であり、私の目標でもあるわ」
男「なるほど、当然だが早ければ早いほうがいいわけだ。長引けばその分別れる時辛くなるからな、さっさとこんな寮からはおさらばしてやる」
アキ「(別れるのが辛くなる…か)ふふふ…」
男「な、何がおかしいんだ!?」
アキ「あなたって本当に他人思いというか、仲間思いだなぁと思ってね」
男「べ、別にそんなつもりで言ってねえよ!あくまで自分のためにだな…!」
アキ「わかったわかった;とにかく、今日から仲間たちと一緒に過ごしながらどうしていくか考えていきましょう」
男「ん、そうだな…改めてよろしくな、みんな」
END
-
終わりです
デュエルは前々回がちょい長い、前回が普通?くらいだったので、今回は超短くしてみました
アキさん以外のアルカディアムーブメントの人間ってどうなってるんだろうと思って書いてみましたが、なんか微妙…?
まあなんとなく雰囲気でてればいいかなぁと…タイトルは正直思いつかなかったです()
-
乙
-
乙
アキさんいい母ちゃんになれそうだよな
遊星はよ迎えに行ったれ!
-
デュエルチェイサー227がデュエルで敗北した責任を取って、ロジェ長官の前で焼き土下座をした後にロジェ長官にコモンズ1050年行きを宣告されるSSください!権ちゃんがなんでもしますから!
-
投下します
璃緒「夏祭りに行きましょう」 凌牙「は?」
-
神代家……
璃緒「今日、隣町の神社でお祭りが開かれますの。せっかくですし3人で行きません?」
ドルベ「おお、祭りか。この世界の祭りは体験した事が無いから楽しみだな」
凌牙「下らねえ。俺はパスするぜ」
ドルベ「おや、ナッシュは祭りが嫌いなのか?」
凌牙「別に嫌いって訳じゃない。単純に面倒臭いだけだよ」
-
璃緒「そんな事言わずに行きましょうよ。出店もたくさん出ますし、花火も上がるそうですわよ」
ドルベ「おお! ナッシュ、花火だぞ、花火!!」wktkブックス
凌牙「悪いがそんな事で浮かれる程俺はガキじゃねえんだ。そもそも何でこのクソ暑い時期にわざわざ人混みに行かないといけないんだよ」
璃緒「もう、付き合いが悪いですわね。だから凌牙は友達が少ないのよ」ハガナイ
凌牙「余計なお世話だ。そんなに行きたいならお前ら2人だけで行けば良いだろうが」
-
ドルベ「私は出来れば最初の夏祭りは友である君と行きたいのだが……それともナッシュは私と祭りに行くのは嫌なのか?」ションボリチュア
凌牙「おい、そんな目で俺を見るな。別にそこまで言って無いだろ」
璃緒「だったら行きましょうよ〜。思い出作りは家庭円満の秘訣ですのよ?」ダキッ
凌牙「ちょ、いきなり抱き着くな!?」
璃緒「嫌よ。凌牙が行くって言うまで離さないんだから♪ ほら、ドルベもやって」
ドルベ「御意。ナッシュ、一緒に夏祭りに行こう」ダキッ
凌牙「くっ、ドルベまで……分かった、行く! 行ってやるから離れろ、暑苦しい!!」
璃緒&ドルベ「ゎぁぃ♪ ヾ(*⌒∇⌒)八(⌒∇⌒*)ツ ゎぁぃ♪」
-
…………
<ワイワイガヤガヤ
ドルベ「おお、これがこの世界の祭りか! 何だか色々凄いな!!」
璃緒「あらあら、ドルベだったら。目がキラキラ輝いていますわね」
ドルベ「凄い人の数だな。奥が全然見えないぞ」ピョンピョン
凌牙「おい、こんな所で飛び跳ねるな。恥ずかしいだろうが」
璃緒「この喧騒に囲まれると何だがテンション上がりますわよね。やっぱりお祭りはこうで無いと!」
ドルベ「そうだな。私は初体験だがその気持ちは何となく分かるぞ!」
凌牙(人混みが鬱陶しい……)
-
ドルベ「それにしてもメラグが用意してくれたこの『ユカタ』というのは涼しくて良いな」
璃緒「浴衣は祭りの正装ですから。ちなみに今日のは私の手作りですのよ」フンス
ドルベ「メラグは何でも出来るのだな。ところでナッシュの浴衣は私やメラグのとは少し違う様だが?」
凌牙「これは甚平だ。こっちの方が色々と楽なんだよ」
ドルベ「ほう、そうなのか。良く似合っているぞ、さすが我が友だ」
璃緒(やっぱり浴衣より甚平を選ぶのはシャークだからかしら?)
-
…………
璃緒「さてと、最初は何を食べますか?」
凌牙「いきなり食い物かよ」
璃緒「当たり前でしょ。夏祭りは言ってしまえば食べ歩きの為に開かれている様なものなんですから」
ドルベ「そうだったのか!」
凌牙「信じるな、ドルベ。さすがにそれは言い過ぎだから」
璃緒「う〜ん、焼きそばに焼きトウモロコシ……リンゴ飴に綿アメ……あっ、チョコバナナも美味しそうですわね♪」ウキウキング
凌牙「まったく、本当に食い意地だけは一人前……ぐあっ!? おまっ、下駄で足踏むのは……ぐおおお」
-
璃緒「決めましたわ! 最初はたこ焼きを食べましょう!」
ドルベ「たこ焼きか。テレビで観た事はあるが食べた事は無いな」
璃緒「なら丁度良い機会ですわね。という訳で凌牙、たこ焼き買って来て。そこの屋台ので良いですから」
凌牙「何で俺が買うんだよ。食いたいなら自分の金で買えよ」
璃緒「何を言っていますの。こういう時こそ男の甲斐性見せなさいよ。貴方、仮にも神代家の長男でしょ?」
凌牙「いや、長男は関係無いだろ。言ってる事が無茶苦茶だぞ」
-
ドルベ「ならここは恨みっこなしでジャンケンというのはどうだろう?」
璃緒「ドルベ、ナイスアイディア。じゃあ負けた人が代表してみんなの分のたこ焼きを奢るという方向で行きましょう」
凌牙「ちょ、強制参加かよ!? 欲しい奴が買いに行けば済む話……ええい、ぽいっ!!」
凌牙「……スイマセン。たこ焼き下さい」
-
ドルベ「はふはふ、これふぁおいひぃな」モグモグ
璃緒「はふはふ、ほうでひょ」モキュモキュ
凌牙「食べながら喋るなよ……あっ、あそこのたこ焼き屋の方が安いじゃねえか、クソ!?」
璃緒「ドルベも何か欲しい物があったら言いなさいね。何でも凌牙が買ってくれるから」
凌牙「ちょっと待て。今のジャンケンはたこ焼きだけだよな? 確かにそう言ったよな?」
ドルベ「む、あそこにカードショップの屋台があるぞ! 『完全体エクゾディア』とか売ってるぞ!?」
璃緒「おお、それはデュエリストとして見逃せませんわね。さあ、遠慮なく凌牙に買って貰いなさい! さあ!!」
凌牙「それはマジでやめろ! つーか璃緒は分かってて言ってるだろ!?」
-
…………
璃緒「次は綿菓子が食べたいですわね!」
ドルベ「綿菓子か。雑誌で見た事はあるが食べるのは初めてだな」
璃緒「なら丁度良い機会ですわね。という訳で凌牙、綿菓子買って来て。そこの屋台ので良いですから」
凌牙「会話がデジャヴ過ぎるだろ。絶対買わないからな」
璃緒「まあツンデレな凌牙が素直にYESと言わないのは分かっていましたわ。今回も勝負しましょう」
凌牙「ツンデレ関係無いだろ。だが負けっぱなしは性に合わないからな……不本意だがその勝負乗ってやるよ」
ドルベ「それで勝負の方法は? またジャンケンか?」
璃緒「それも面白くありませんし、今度はあれで勝負しましょう」
『金魚すくい』
-
璃緒「3回分お願いします」
<カシコマリー
ドルベ「ナッシュ、金魚すくいとはどういうゲームなんだ? 名前からして水の中の金魚を救出するゲームの様だが……」
凌牙「その『救う』じゃねえよ。今璃緒が網を貰っただろ? あれで水の中にいる金魚を『掬う』んだよ」
ドルベ「成る程。それだけなら簡単だし私にも出来そうだな」
凌牙「だが網は紙で出来ている。あれは水に付けるとすぐにふやけて破けるからな、やってみると結構難しいんだぜ」
璃緒「はい、凌牙とドルベの分の網よ」
凌牙「そういや金魚すくいの代金はお前が出すんだな」
璃緒「ああ、これは神代家のお財布から出していますのよ。たまにちょっと遊ぶくらいの余裕は十分ありますし」
凌牙「だったらそれでたこ焼きやら綿菓子買えば良いだろうが」
-
ドルベ「むぅ、もう破けてしまった……2匹しか取れなかったぞ」
璃緒「私も2匹ですわ。しばらくしてなかったから腕が鈍りましたわね」
凌牙「何だ、お前ら? たった2匹とか情けない奴らだな」フッ
璃緒「何よ、そういう凌牙はまだ1匹も取って無いじゃない」
凌牙「お前らがさっさとリタイアするのを待ってたんだよ。横でバシャバシャされたんじゃ迷惑だからな」
ドルベ「ナッシュ、何だか凄い自信だな」
凌牙「水辺の勝負を俺に挑んだ事を後悔するんだな……たこ焼きのリベンジ、ここで果たせて貰うぜ!!」
凌牙「……スイマセン、綿菓子下さい」
-
…………
璃緒「結構買いましたわね」ホクホク
ドルベ「そうだな。しかしさすがにナッシュに悪い気もする」
凌牙「畜生、何でこんな事に……orz」←あの後全ての勝負に負けた
璃緒「ちゃんとした勝負の上での結果なんですから同情の必要はありませんわよ。しかしこの量を食べながら歩くのは難しいですわね」
ドルベ「なら何処かに座って食べよう。ナッシュ、蹲っていないで一緒に行こう」
凌牙「くっ、家に勝ったらお前らデュエルしろよな。絶対にリベンジしないと気が晴れねえ!」
-
石段……
ドルベ「丁度いい場所があって良かったな」
璃緒「そうですわね。ほら、凌牙も何時までも渋い顔してないでチョコバナナでも頬張りなさいよ。もれなく女子が喜びますわよ」
凌牙「意味が分からねえよ。ていうかこのチョコバナナも俺の金で買った奴だし」
ドルベ「そういえば1匹だけ貰って来た金魚だがこれはどう食べるのだ?」
凌牙「金魚は食べねえよ。家に持って帰って水槽に入れて飼うんだ」
ドルベ「成る程。育てて大きくしてから食べるのか」
凌牙「だから食わねえってば」
-
パーン! パーン! パーン!
凌牙「おっ、花火だ」
璃緒「あら、もう時間でしたのね」
ドルベ「楽し過ぎてすっかり忘れていたな」
パパパパパーン!
3人「…………」
-
璃緒「……綺麗ですわね」
ドルベ「そうだな」
凌牙「さすがに異論はねえ」
璃緒「でも花火って綺麗だけど一瞬で消えてなくなるんですよね。そこが寂しいと言うか儚いと言うか……」
ドルベ「それでも記憶には残る。例え一瞬でも人はそれを思い出として残す事が出来るからな」
ドルベ「そして思い出というのは永遠だ」
-
璃緒「ふふっ、ドルベの言う通りですわね」
凌牙「俺も忘れないだろうぜ。何せ散々奢らされたからな」
璃緒「もう、せっかく良い雰囲気なのにそういう事言います?」
ドルベ「おっ、今度のは大きいぞ」
パーン! パーン!
ドルベ「また来年も同じ景色がみたいものだな」
璃緒「見れますわよ。ねえ、凌牙」
凌牙「俺に聞くなよ……まあ、心配はいらねえんじゃねえの?」
来年もまた3人で、楽しい思い出を。
<おわり>
-
読んでくれた人、ありがとうございました。
またちょくちょく書きますのでよろしくお願いします。
-
乙ックス!
甚平ザメは卑怯w
-
乙!そんなに勝負弱くていいのかwww
-
>>341
乙です
甚平鮫wwww
あと、良い思い出作れて良かったなー
-
乙
バリアン組は浴衣の色すら思い浮かべやすいから困る
-
乙!
幸せそうで何より
-
乙!やっぱりこの三人組はいいなあ、和むわ
あとちゃんと育ててやれば金魚はけっこう長生きするし
売れ残った金魚の将来を考えると
金魚「救い」もあながち間違ってはいない気がする
うちのは15年生きた
-
乙!全く、ビックリボーさんのSSは最高だぜ!ところで誰か>>322に触れてあげて・・・。
-
いやあ、一足早い夏祭り小説和むなあ風流
夏祭りのニセ遊戯王カードあるある過ぎる
-
このスレ的には瑠璃はどんなイメージがある?
俺は基本的に家庭的でいい子なんだが、兄貴の様に強い意志を持っている少女。
頑張り屋のためで基本的に誰かに弱さを見せることはないがユートの前だけは弱さを見せる。
こんな感じでいつかユートの主人公ss作りたい
-
>>350
瑠璃が出てくるまで待て
今んとこストロングって情報しか出てないんだからさ
-
リンもストロングだし1人くらい「おにーちゃん♥」って感じの
ゆるふわ天然系がいてもいいかも
しかし柚子シリーズの中でなぜか瑠璃だけに兄がいるって
何か意味があるのかね
-
セレナは身内いるかまだ確定してない
-
>>352
つまり、柚子とセレナと声が同じの京子ちゃん!
彼女は「マジ天使」のタグを付けられるふるゆわ系だからいける!
-
オリキャラ捏造みたいでキモいから流石にここで書くのはやめちくり��
-
別所でSSを書いていた者です。今回初めてここでやらせていただきます。数レスで終わります。
舞台は遊星達やイリアステルがなんだかんだで共存した世界です。
それでは投下していきます。
アポリア「プログラムがバグってルチアーノみたいなしゃべり方になっちゃったよ!」
-
アポリア「声色までルチアーノになってるし!そういうわけだから早く直してよ、Z-ONE!」
Z-ONE「無理です」
アポリア「なんでさ!」
Z-ONE「直すには一回プログラムを停止させる必要があるからです」
アポリア「別にいいじゃん」
Z-ONE「その時に今までのメモリーも初期化されます」
アポリア「あ……」
Z-ONE「それだけは避けたいです。自動修復プログラムが正常に機能するのを待ってください」
アポリア「ちぇっ、分かったよ」
-
アポリア「あ!そうだ!今日は1日限定マドルチェプリンの日じゃないか!行かなきゃ!」
Z-ONE「待ちなさい!その状態で行く気ですか!?」
アポリア「キヒヒ!プリンは待ってくれないんだよ〜!」
Z-ONE「なんだか、性格までルチアーノみたいな子どもみたいになっているようですね……」
-
ステファニー「お待たせしました〜」
ジャック(月に一度の贅沢、ブルーアイズアルティメットマウンテン………。
ブルーアイズマウンテンを超えた最高のコーヒー、ゆっくり堪能しよう……)ゴク
< オマタセシマシタ- マドルチェプリンデス-
アポリア「………」
ジャック(あれは、アポリア!?あと、そのでかいプリンは何なんだ!?)ゴク
アポリア「やっと来たー!!ちょー楽しみにしてたんだよ、いただきまーす!!」
ジャック「!?」ブー!
-
ジャック「なんだそのしゃべり方は!?」
アポリア「ジャック・アトラスか。見ての通りだよ、バグが発生してこんなしゃべり方になってしまったのさ」
ジャック「その巨体でルチアーノの声は気持ち悪いな」
クロウ「ジャック………、と絶望野郎!こんなところで何してやがる!」
アポリア「キヒヒ!見て分からないのかい?プリンを食べているのさ」
クロウ「なんだその声!気持ち悪!」
アポリア「さっきから気持ち悪いと……。気持ちは分かるけど、少し自重してくれないかな?」
クロウ「いや、それには一言いいたくなるぞ……」
-
アポリア「まったく、これだからシンクロ使いは―――
フラッ
アポリア「あ、あれ………」
ガシャーン!!
ジャック「おい!大丈夫か!」
クロウ「しっかりしろ!絶望野郎!」
-
――――
アポリア「うん………ここは……」
遊星「目覚めたようだな」
ブルーノ「アポリア、もう大丈夫だよ」
アポリア「不動遊星、それにアンチノミー」
遊星「プログラムがオーバーヒートを起こしていた。俺とブルーノでなんとか修復した心配はない」
ブルーノ「ジャックとクロウがここまで運んで来てくれたんだよ」
アポリア(Z-ONEのやつ、普通に直せるじゃないか!)
アポリア「そうか、それは世話になった。ではさっそく帰らせてもらう」
ブルーノ「あっ、ちょっ―――
-
アポリア「髪の毛が無くなっている………!?」
遊星「プログラムを修復するのに頭を切り開いた。その時に髪を全部剃ったんだ」
ブルーノ「だ、大丈夫だよ。少しホセっぽくなっただけだから」
アポリア「これが、絶毛か………」
-
これで終わりです。出オチと勢いだけでやりました。
トリは違いますが、前にミザエル「タキオンフレンド(仮)?」という作品を書きました。
-
宣伝になりますが、SS速報VIPの方でミザエル「ドラゴっち?」という世界観が同じものを書きました。
あと、渋に一部修正したミザエル「タキオンフレンド(仮)?」を載せてあります。作者名はマルです。よかったら読んで見てください。兄さんが叫んでます。
最後に、ミザエルシリーズを次やるとしたら、『タキオンマスターシンデレラガールズ』か、『ご注文はタキオンですか?』をやると思います。
-
タキオンフレンドは読んだな。何はともあれ乙!ルチアーノinアポリアとか卑怯www
-
タキマス希望皇
-
・デュエル無し
・セリフ少なめ
・初投稿なので下手
それでもいいよという方はよろしくお願いします!
牛尾「手紙?誰からだ?」ペラッ
牛尾「ゴヨウからじゃねーか!」
牛尾「久し振りだなー!!」
牛尾「どれどれ」
-
牛尾へ
よお!元気にしてっか?俺がコンマイに捕まって以来だから、もう4年くらいになるか。
あれから俺は当時セキュリティに所属していた実績を買われて、
労働の一環としてデュエルチェイサーの新人ゴヨウ教育なんてのを任されている。
最初はどいつも使えない奴らばかりだったが、今では期待の新人なんて呼ばれて、
この前アークファイブっていうテレビにも出たんだぜ?
-
そうそう、テレビといえば5D'sでいつも俺とつるんでたジュッテナイトやゲートブロッカーを
この前見かけたぜ。声かけたらなんかビクついててよぉ、なんか俺に隠し事してるみたいなんだよなぁ。
あ!もしかしてあいつらもうすぐ俺が誕生日だってこと覚えててくれてたのか!?
かぁぁ〜〜〜!!!泣かせるじゃねぇか!!!なら、こっちも気づいてない振りしてやらねぇーとな!!
まぁ、そんなこんなで俺は元気にやってるから心配すんな!
またいつか十手やまな板の野郎も誘ってみんなで酒を飲める日を楽しみにしてるぜ!
ゴヨウ・ガーディアン
牛尾「ゴヨウ……」
-
以上です!つまんなかったらすいません!!
-
お二人とも乙ですよー
-
>>356
乙!アポリアさん好きだから凄い笑ったw
しかしルチアーノとプラシドが同一人物とはいまだに思えない…
プラシド→ホセはまだしも
一度ルチアーノ→プラシドの過程を見てみたい
-
こんなもんを投下していいのか分からないけど…
注意
・デュエルとかなかった
・GXSSと見せかけたゼアルSSかもしれない
・完全に勢い
・その他もろもろ
これらが許せるネオスペース並に広い心の持ち主の方はどうぞ、お願いします
3レスくらいです
「ワクワク七皇?」
-
明日香「んー、ここは…?」
?「やぁ!目が覚めたかい?」
明日香「あ、ええ…ってあなた確か十代の」
N・アクア・ドルフィン(?)「うん!アクア・ドルフィンさ!」b
N・アクア・ドルフィン(?)「騙されちゃダメだ!僕こそがアクア・ドルフィンだ!」
明日香「え?」
N・アクア・ドルフィン(?)「違う!僕が本物のアクア・ドルフィンだ!」
明日香「え、3体のアクア・ドルフィン?」
N・アクア・ドルフィン(?)「僕もいるぞ!」
明日香「え…?」
N・アクア・ドルフィン(?)「いいや!僕がモノホンのアクア・ドルフィンさ!」
N・アクア・ドルフィン(?)「僕はネオ・ニュー・アクア・ドルフィン!」
明日香「え…?え……?」
N・アクア・ドルフィン(?)「騙られたら騙り返す!それが孤高なる海豚の流儀だ!海豚の一閃!」
明日香「ふざけないで」
N・アクア・ドルフィン(?)「ゴメンナサイ」
明日香「(ていうか、気づかない間に周りを囲まれてる…)」
-
N・アクア・ドルフィン1「それじゃあ7人揃ったところで、いってみようか!<NEX>!」ユビパッチン
N・アクア・ドルフィン達「<NEX>!」
明日香「アクア・ドルフィンが変身…いや、進化した!?」
N・マリン・ドルフィン7「真のワクワク使い!マリン・ドルフィン!」
N・マリン・ドルフィン6「全てのワクワクは我が手の中!マリン・ドルフィン!」
N・マリン・ドルフィン5「ワクワクの拳で神に笑顔を!マリン・ドルフィン!」
N・マリン・ドルフィン4「ジャジャーン!僕、マリン・ドルフィン!」
N・マリン・ドルフィン3「灼熱の太陽すら瞬間笑顔!ワクワクの剣、マリン・ドルフィン!」
ドルべ「バリアンの白き盾、ドルべ!」
N・マリン・ドルフィン1「そしてワクワク七皇を統べる者は…僕だ!」
N・マリン・ドルフィン7〜3&ドルべ「ドルーノ!お前だったのか!」
明日香「な、なんなの?これ。しかも変なのが一人混じってる気がするけど…」
N・マリン・ドルフィン7〜1&ドルべ「ワクワクを思い出すんだ!」
明日香「いや、なによ急に!?別に忘れてなんかいないわよ!」
勝ドル「何?ワクワクとは思い出すものではないのか!?」
明日香「なによそれ!?っていうかあなた誰よ!?」
ドル星「おい、ワクワクしろよ」
明日香「あなたも誰!?しかも命令形!?」
N・マリン・ドルフィン7「僕が引いたのは<RUM‐ワクワクの剣>!これでいつでもワクワクを思い出させることができ…ハッ!?」
N・マリン・ドルフィン4「あらぁ?ドルちゅわーん、ちょっとイケてないんじゃなーい?」
ドルちゅわーん「(ワクワクの手刀)」
ドルべ「やめろドルエル」
N・マリン・ドルフィン6「ワクワクを一頭伏せてターンエンド!」
N・マリン・ドルフィン5「天使だ…」
ドルべ「私ではワクワクを思い出させることはできなかった、非力な私を許してくれ…」
N・マリン・ドルフィン4「力及ばず何の成果も得られませんでしたぁ、許してくださいってかぁ!?許してやるよぉ!!」
N・マリン・ドルフィン3&1「ドルタァァァァァ!!!」
明日香「まるで意味が分からないわ…もうなんかクラクラしてきた……」
N・マリン・ドルフィン7〜1&ドルべ「ワクワクを思い出すんだ」
明日香「え、ちょっと近づいてこないでよ!」
N・マリン・ドルフィン7〜1&ドルべ「ワクワクを思い出すんだ」
明日香「だから…!」
N・マリン・ドルフィン7〜1&ドルべ「ワクワクを思い出すんだ」
明日香「そ、それ以上こないで!」
N・マリン・ドルフィン7〜1&ドルべ「ワクワクを思い出すんだ」
明日香「い、いやぁぁぁぁぁ!!!<ライトニング・ボルテックス>を発動!!!」
N・痺れ・ドルフィン7〜1&痺れドルべ「みんなワクワクで、し〜びれるぅぅぅぅ!!!!」
―――――――――――――
明日香「ハッ!?…はぁ、はぁ……夢…よね、やっぱり」アセビッショリ
-
明日香「…なんていう、おぞましい夢を見てしまったのよ……」
十代「へぇ…アクア・ドルフィンの進化体かぁ!」
明日香「触れるとこそこなの!?」
―――こうして十代は明日香の見た夢をヒントに、無事コブラ戦でアクア・ドルフィンを進化させることに成功した。しかしそれを見た明日香は夢のことを思い出してしまい、周りを囲う蛇など内心どうでもよくなっていたのでした
END
-
終わりです
ゼアル→5D'sときたからGXを書こうと思った、ただそれだけなのに…どうしてこうなっちまうんだ(闇堕ちしながら)
いや現在進行形でまともなのを製作中だから次は大丈夫のはず…
-
乙
-
乙
ワクワクじゃなくてエッチラオットセイを思い出しました
-
乙レスありがとうございます!
前回書いた通りまともな方を今から投下しようと思います
連続になってしまいますが、日が空いてるのでたぶん大丈夫と信じる
注意
・下手なデュエル描写
・その他もろもろ
これらが許せるネオスペース並に広い心の持ち主の方はどうぞ、お願いします
12レスくらいです
十代「もしかして明日香じゃないか?」
-
明日香「え、はいそうですg…ってあなた十代!?」←後ろを振り返りながら
十代「やっぱりそうだ!久しぶりだなぁ!」
明日香「ええ、本当に久しぶりね!でもまさかこんなところで十代に会うなんて驚いちゃったわ」
十代「俺も明日香に会うなんて驚いたさ!そういや明日香って海外留学するんじゃなかったっけ?」
明日香「もちろんしてるわよ。ただちょっと時間ができたから、久しぶりに戻ってきたくなったの」
十代「そっか!」
明日香「十代は相変わらず旅を?」
十代「まあな、俺の力を必要としてくれる奴はまだまだたくさんいるだろうからさ」
明日香「そう、色々と頑張っているのね」
十代「それは明日香もだろ?」
明日香「まあそうだけどね。ともかく、元気そうでよかったわ」
十代「お前も元気そうでよかったぜ、明日香」
大徳寺「(いやぁ明日香くん、しばらく見ない間に随分と大人びたニャ〜)」
-
明日香「ね、ねぇ十代…?」
十代「どうした?」
明日香「あの、急いでなければでいいんだけど…せっかくこうして会えたんだし、今日だけ私に付き合ってくれない…?」
ユベル「(なっ!この女、会って間もなく僕の十代に付き合ってくれだって!?絶対に許すものか!)」
大徳寺「(お、落ち着くニャ〜ユベル!)」
ダ、ダメナラゼンゼンイイノヨ?ジュウダイニモツゴウガアルダロウシ…
ユベル「(HA☆NA☆SE!呪ってやるんだ!)」
大徳寺「(明日香くんの元教師として、そんなことは絶対にさせないニャ!)」
デモジュウダイジャナイトコンナオネガイデキナイシ…
ユベル「(お前なんかに僕を止められると思っているのか!)」
大徳寺「(意地でも止めてやるニャ!)」
…キイテル?ジュウダイ
ハネクリボー「(クリクリ〜…;)」
十代「(だ〜!うるさいぞお前ら!)」
明日香「十代!!」
十代「おわっ!ちゃ、ちゃんと聞いてるって!」
明日香「…じゃあ、私が今何を話していたか言ってごらんなさい」
十代「え!?えっとぉ…」
明日香「…ほら、やっぱり聞いてなかったんじゃないの」
十代「わ、悪い…あはは」
明日香「もう…バカ」
十代「(くそ、お前たちのせいだぞ!)」
ユベル「(なっ、僕が悪いっていうのかい!?)」
大徳寺「(待つニャ!私はむしろ止めようとしたんだニャ〜!)」
十代「(とにかく明日香といる内は静かにしていてくれ!)」
ユベル&大徳寺「(´・ω・`)」
-
―――なんだかんだ二人で話し合いしながら、色々な場所に立ち寄ったりして過ごしていくのだった
明日香「…それで兄さんったら、心配だからって未だに毎日のように連絡してきたりするのよ」
十代「ははは、吹雪さんも相変わらずって感じだな!」
明日香「本当にねぇ…もう子供じゃないんだからって思うんだけど」
十代「確かにそうだよな。でもまあ、妹思いのいい兄さんでよかったじゃないか」
明日香「まあね、ありがたいことではあるわ」
十代「そうだ明日香、海外にもやっぱ強いデュエリストがたくさんいるのか?」
明日香「もちろんよ。デュエルアカデミアにも強い人はたくさんいたけど、いざ外の世界を見ると私もまだまだなんだと思ったわ」
十代「そうか。明日香でも苦労するんだ、みんな大した奴なんだな」
明日香「十代はどうなの?普通に旅してたら、デュエルする機会は少ないものなのかしら」
十代「デュエルアカデミアにいた頃に比べれば当然だけど、それでもかなり少なくなっちまった気がするな」
明日香「やっぱりそうなのね」
十代「まあな、全くないって訳じゃないけどさ」
明日香「(ここまで普通に話をする分には明るくて、以前の十代に戻った感じがする。けどデュエルの方はどうなのかしら…)」
十代「ん、どうかしたのか?」
明日香「ねえ十代、私とデュエルしない?」
十代「デュエル?なんだよ急に」
明日香「せっかくこうして久しぶりに会えたんだし、今の私の実力をあなたに見てもらおうかと思ってね。まあ自信がないって言うなら断ってくれてもいいけど?」
十代「まさか!やろうぜ、デュエル!」
明日香「そうこなくっちゃね」
―――二人は少し広い場所へと移動した
十代「それじゃあ始めようぜ!」
明日香「ええ、いくわよ!」
十代&明日香「デュエル!」
-
ターン1
明日香「先攻は私、<エトワール・サイバー(ATK1200)>を召喚!そしてカードを1枚伏せ、ターンエンドよ」
(LP4000/手札3/モンスター:エトワール・サイバーATK1200/魔法罠:1伏せ/フィールド魔法:無し)
ターン2
十代「俺のターン、ドロー!こい、<E・HEROスパークマン(ATK1600)>!バトル、<エトワール・サイバー>を攻撃!スパークフラッシュ!」手札6→5
明日香「甘いわよ十代、罠カード<ドゥーブルパッセ>発動!」
十代「なにっ、そいつは!」
明日香「攻撃対象となった<エトワール・サイバー>の攻撃力分のダメージを相手に与え、<スパークマン>の攻撃はダイレクトアタックとなる!くぅ!」LP4000→2400
十代「うわぁ!」LP4000→2800
明日香「そして次のターン、<エトワール・サイバー>はダイレクトアタックが可能となるわ」
十代「へへ、明日香らしい戦術だ…変わってねえな」
明日香「十代こそ、伏せカードを恐れず勇敢に向かってくる姿勢は変わっていないわね」
十代「例え罠だったとしても、使わせなきゃなくならないしな!俺はターンエンドだ!」
(LP2800/手札5/モンスター:E・HEROスパークマンATK1600/魔法罠:無し/フィールド魔法:無し)
ターン3
明日香「私のターン、ドロー!<サイバー・チュチュ(ATK1000)>を召喚!このカードは相手フィールドにこのカードより攻撃力の高いモンスターしかいない場合、ダイレクトアタックできる!」手札4→3
十代「おぉっ!」
明日香「バトル!<エトワール・サイバー>でダイレクトアタック!このカードがダイレクトアタックする時、攻撃力は500ポイントアップする!」
<エトワール・サイバー>ATK1200→1700
十代「うわ!」LP2800→1100
明日香「続いて<サイバー・チュチュ>もダイレクトアタックよ!ヌーベル・ポアント!」
十代「くっ!」LP1100→100
明日香「あっという間に残りライフ100ね、しばらくの長旅で腕が鈍ったんじゃない?」
十代「へっ、言ってくれるな。だが勝負はこれからだぜ!」
明日香「ふふ、そうでなくちゃね。私はカードを1枚伏せて、ターンエンド」
(LP2400/手札2/モンスター:エトワール・サイバーATK1200、サイバー・チュチュATK1000/魔法罠:1伏せ/フィールド魔法:無し)
-
ターン4
十代「いくぜ、俺のターン!ドロー!よしきた、魔法カード<融合>を発動!」
明日香「きたわね、十代得意の融合が」
十代「俺はフィールドの<E・HEROスパークマン>と、手札の<E・HEROクレイマン>を融合!現れろ、<E・HEROサンダー・ジャイアント(ATK2400)>!」手札6→4
明日香「そのモンスターは…!」
十代「あの時はこいつのおかげでお前に勝てたんだったよな。そのモンスター効果は手札を1枚捨てる事で、元々の攻撃力がこのカードの攻撃力より低いモンスター1体を破壊する」
明日香「確かにあの時はそのモンスターにしてやられたわ、けど今回はそうはいかない!速攻魔法<融合解除>を発動!」
十代「<融合解除>だと!?」
明日香「これにより<サンダー・ジャイアント>にはデッキに戻ってもらうわ、当然素材モンスターも特殊召喚させない!」
十代「そうはさせないぜ、俺も手札から速攻魔法<融合解除>発動!」手札4→3
明日香「十代も<融合解除>を!?」
十代「これで俺の<融合解除>で<サンダー・ジャイアント>がデッキに戻り、素材モンスターも特殊召喚可能だ!戻ってこい、<スパークマン(ATK1600)><クレイマン(ATK800)>!そして対象を失った明日香の<融合解除>は不発に終わる」
明日香「やるわね、私の<融合解除>を自分の<融合解除>で躱すなんて。だけど<サンダー・ジャイアント>がいなくなったことには変わりないわ、その残った素材モンスター2体でどうするつもり?」
十代「もちろん、明日香のモンスター2体とも倒してもらうぜ!フィールド魔法<摩天楼‐スカイスクレイパー>を発動!このカードが存在する限り、相手より攻撃力の低いE・HEROが攻撃する時、その戦闘時のみ攻撃力が1000ポイントアップする」手札3→2
明日香「それで<クレイマン>はあえて攻撃表示で呼び戻したわけね」
十代「さあいくぜ、バトルだ!まずは<スパークマン>、<エトワール・サイバー>を攻撃!スパークフラッシュ!」
<E・HEROスパークマン>ATK1600 → <エトワール・サイバー>ATK1200 = -400
明日香「くぅ…!」LP2400→2000
十代「続いて<クレイマン>、<サイバー・チュチュ>を攻撃!この時<スカイスクレイパー>の存在により、攻撃力1000ポイントアップ!クレイナックル!」
<E・HEROクレイマン>ATK800→1800
<E・HEROクレイマン>ATK1800 → <サイバー・チュチュ>ATK1000 = -800
明日香「うぅっ…<サイバー・チュチュ>!」LP2000→1200
十代「俺はカードを1枚伏せ、ターンエンド!」
(LP100/手札1/モンスター:スパークマンATK1600、クレイマンATK800/魔法罠:1伏せ/フィールド魔法:スカイスクレイパー)
-
ターン5
明日香「私のターン、ドロー!…モンスターをセット、ターンエンドよ」
(LP1200/手札2/モンスター:1伏せ/魔法罠:無し/フィールド魔法:無し)
ターン6
十代「俺のターン、ドロー!」手札1→2
十代「(ここでセットモンスターか。後手に回っているとも取れなくはないが、あれが<スカイスクレイパー>の適用外の攻撃力、且つ<スパークマン>の攻撃力を超える守備力だった場合、攻撃を仕掛けた時点で負ける…どうするか)」
明日香「(迷っているようね十代、さあどうくる?)」
十代「俺は…<スパークマン(DEF1400)>と<クレイマン(DEF2000)>を守備表示に変更、ターンエンドだ」
(LP100/手札2/モンスター:スパークマンDEF1400、クレイマンDEF2000/魔法罠:1伏せ/フィールド魔法:スカイスクレイパー)
ターン7
明日香「私のターン、ドロー!さっきのターン、私はあなたなら攻撃してくるかと思っていたわ」手札2→3
十代「明日香、お前はデュエルに対して正直な奴だ。だからお前ならきっと、状況に合ったモンスターを出してくると思ったんだ」
明日香「なるほどね。私のモンスターはあなたの考え通りのステータスを持つ<サイバー・ジムナティクス(ATK800・DEF1800)>よ、十代がどちらかのモンスターで攻撃してくれていたら私の勝ちだったのだけどね」
十代「やっぱりな、けど何のモンスターかバラしちまってよかったのか?」
明日香「問題ないわ、私はこの<サイバー・ジムナティクス>を生け贄に…<サイバー・プリマ(ATK2300)>を召喚!<サイバー・プリマ>は召喚に成功した時、表側表示の魔法カードを全て破壊する。<スカイスクレイパー>には消えてもらうわよ!」手札3→2
十代「<スカイスクレイパー>が…!」
明日香「バトル!<サイバー・プリマ>で<スパークマン>を攻撃、終幕のレベランス!」
<サイバー・プリマ>ATK2300 → <E・HEROスパークマン>DEF1400
十代「<スパークマン>…!」
明日香「ターンエンドよ」
(LP1200/手札2/モンスター:サイバー・プリマATK2300/魔法罠:無し/フィールド魔法:無し)
ターン8
十代「俺のターン、ドロー!モンスターをセット、ターンエンドだ」
(LP100/手札2/モンスター:クレイマンDEF2000/魔法罠:1伏せ/フィールド魔法:無し)
ターン9
明日香「私のターン、ドロー!速攻魔法<サイクロン>発動、あなたの伏せカードを破壊するわ」
十代「くっ、<クレイ・チャージ>が破壊されたか…!」
明日香「なるほど<クレイ・チャージ>、だからあの時堂々と<クレイマン>も攻撃に参加させたわけね。通りで怪しいと思ってたわ」
十代「まあな。さっきの<サイバー・プリマ>の攻撃も<クレイマン>に攻撃してくれないかと思ってたけど、明日香相手じゃ引っかかってくれないか」
明日香「続いて手札から<ブレード・スケーター(ATK1400)>を召喚して、バトルよ。<サイバー・プリマ>で<クレイマン>を攻撃!」
<サイバー・プリマ>ATK2300 → <E・HEROクレイマン>DEF2000
十代「<クレイマン>…!」
明日香「さらに<ブレード・スケーター>でセットモンスターを攻撃!」
十代「俺のモンスターは<カードガンナー(DEF400)>だ、破壊されるが効果が発動する。俺はカードを1枚ドロー!」手札2→3
明日香「私はこれでターンエンド」
(LP1200/手札1/モンスター:サイバー・プリマATK2300、ブレード・スケーターATK1400/魔法罠:無し/フィールド魔法:無し)
-
ターン10
十代「俺のターン、ドロー!俺はカードを2枚伏せ、ターンエンドだ!」
(LP100/手札2/モンスター:無し/魔法罠:2伏せ/フィールド魔法:無し)
ターン11
明日香「(カードを2枚伏せただけ?でもただのブラフ…とは考えにくいわよね、十代に限って)」
十代「どうした明日香?ひょっとしてこの2枚のリバースカードが怖いのか?」
明日香「冗談でしょ、このターンで決めてあげる!私のターン、ドロー!魔法カード<戦士の生還>、これにより墓地の<エトワール・サイバー>を手札に戻す。そして魔法カード<融合>を発動!」
十代「ここで<融合>!?」
明日香「手札の<エトワール・サイバー>とフィールドにいる<ブレード・スケーター>を融合、きなさい!<サイバー・ブレイダー(ATK2100)>!」手札2→0
十代「くるか…!」
明日香「バトル!これで終わりよ、<サイバー・ブレイダー>で十代にダイレクトアタック!グリッサード・スラッシュ!」
十代「罠カードオープン、<ヒーロー見参>!相手が攻撃してきた時に発動できる。相手は俺の手札から1枚を選び、それがモンスターだったら自分フィールドに特殊召喚できる!俺の手札は2枚、どっちを選ぶ?」
明日香「(十代が召喚しようとしているのは、おそらく<ネオス>よね。確率は2分の1…右か左、どっちを選べば…)」
十代「(俺の手札は<E・HEROネオス>と<N・フレア・スカラベ>、もし<フレア・スカラベ>を選ばれたら俺は負ける。だが俺は今すげえワクワクしてるぜ!)」
十代「さあ明日香!俺が<ネオス>を召喚できるかは2分の1、どうする!?」
明日香「やはり手札には<ネオス>がいたのね、ふふ…面白くなってきたわ!」
十代「ああ!俺もだぜ明日香!」
明日香「私が選ぶのは…左のカードよ!」
十代「お前が選んだカードは…こいつだ!こい!<E・HEROネオス(ATK2500)>!」手札2→1
明日香「くっ、外した…!」
十代「ふぅ、すっげぇハラハラしたぜ…!」
明日香「しかし相手フィールドにモンスターが出現したことで<サイバー・ブレイダー>の効果が発動するわ、パ・ド・ドゥ!相手フィールにモンスターが1体のみの時、このカードは戦闘で破壊されない!そして<サイバー・プリマ>を守備表示に変更し、ターンエンドよ」
(LP1200/手札0/モンスター:サイバー・プリマDEF1600、サイバー・ブレイダーATK2100/魔法罠:無し/フィールド魔法:無し)
-
ターン12
十代「俺のターン、ドロー!<N・フレア・スカラベ(ATK500)>を召喚!」手札2→1
明日香「Nを召喚したってことは」
十代「いくぜ!<ネオス><フレア・スカラベ>、コンタクト融合!現れろ、<E・HEROフレア・ネオス(ATK2500)>!さらに伏せていた装備魔法<レインボー・ヴェール>を<フレア・ネオス>に装備!装備モンスターと戦闘する相手モンスターの効果は無効となる」
明日香「つまり<サイバー・ブレイダー>の戦闘破壊耐性が無効化される…!」
十代「そういうことだ!そして<フレア・ネオス>の攻撃力は、フィールドの魔法罠1枚につき400ポイントアップ!」
<E・HEROフレア・ネオス>ATK2500→2900
十代「バトル!<フレア・ネオス>で<サイバー・ブレイダー>を攻撃、バーン・ツー・アッシュ!」
<E・HEROフレア・ネオス>ATK2900 → <サイバー・ブレイダー>ATK2100 =-800
明日香「あぁっ!」LP1200→400
明日香「けどもうあなたの場に攻撃できるモンスターはいないわ!そして<フレア・ネオス>はエンドフェイズにデッキに戻るデメリットがある、次の私のターンで<サイバー・プリマ>の攻撃で終わりよ!」
十代「いいや、まだできるさ!手札から速攻魔法発動、<コンタクト・アウト>!<フレア・ネオス>の融合を解除し、デッキから<ネオス(ATK2500)><フレア・スカラベ(ATK500)>を特殊召喚する!」
明日香「ここで、<コンタクト・アウト>を!」
十代「いけ<ネオス>!<サイバー・プリマ>を攻撃、ラス・オブ・ネオス!」
<E・HEROネオス>ATK2500 → <サイバー・プリマ>DEF1600
明日香「<サイバー・プリマ>が…!」
十代「これで決めるぜ、<フレア・スカラベ>でダイレクトアタック!フレイム・バレット!」
明日香「きゃぁぁぁ!!」LP400→0
WIN 遊城十代
-
明日香「ふー、私の負けね」
十代「ガッチャ!楽しいデュエルだったぜ、明日香!」
明日香「ふふ。私も楽しかったわ、十代。でも次は絶対負けないから!」
十代「おう、望むところさ!またやろうな!」
明日香「(十代、デュエルをずっと楽しんでた。あの頃の気持ちを取り戻したみたいね、それがこのデュエルで分かって良かった)」
明日香「ってもうこんな時間だったのね、そろそろ帰らないと」
十代「本当だ!もう夕日も沈みかけてるな」
明日香「十代、あなた今日泊まるあてはあるの?」
十代「いや、今日はまだだな…どうするか」
明日香「だったら私のところにこない?この街の知り合いのつてで借りた家に住んでるから、私しかいないし」
十代「気にしなくていいって!自分で探すからさ、それに迷惑かけるのもあれだし」
明日香「迷惑だなんて思ってないわ、それに今日は散々付き合わせちゃったし…そのお詫びも兼ねてってことで、ね?」
十代「別に俺も楽しかったからお詫びなんて必要ないけど、明日香がそこまで言ってくれるならお言葉に甘えようかな」
明日香「それじゃあ決まりね!」
ユベル「(まさか本当にこの女とその家に泊まる気かい?十代!)」
大徳寺「(そうだニャ!いい年頃の男女が家でお泊りするなんて、えーとえーと…けしからんニャ!)」
十代「(なんだよ二人共!訳わかんないこと言って、うるさいぞ!)」
ハネクリボー「(クリ〜…;)」
―――――――――――――
明日香「さあ、着いたわよ」
十代「へぇ、結構立派な家だな」
明日香「そうよね、私にはもったいないくらい。まあ入って、ちょっと散らかってるけどね」
十代「これくらいどうってことないさ、おじゃましまーす!」
明日香「とりあえず手を洗ったら、そこの椅子に掛けておいて。簡単だけど晩ご飯作るから」
十代「なんか悪いな、家に上げてもらった挙句晩ご飯まで」
明日香「気にしないで」
十代「こう言うのもなんだけど、明日香って普通に料理とかできたんだな」
大徳寺「(十代くん!女性に対してそれは失礼だニャー!)」
明日香「確かに兄さんの方が上手だけどね、だから海外留学に行くまでの間にちょっと兄さんに習っておいたの」
十代「なるほどな、ってことは明日香は今海外でも一人暮らしなのか?」
明日香「ええ、一人暮らしするのに料理の一つもできないと色々不便かと思ってね」
十代「そりゃそうかもなぁ」
明日香「それじゃあちょっと待っててね」
十代「おう!よっと」←椅子に座った
-
明日香「お待たせ、はいどうぞ」
十代「おぉ!うまそうだな!」
大徳寺「(しかし十代くん、明日香くんの手料理とはうらやm…羨ましいニャ!)」
明日香「はい、ファラオにも」
ファラオ「にゃあ〜」
大徳寺「(ニャ〜!!こともあろうか、十代くんのみならずファラオまで〜!!羨ましい、羨ましすぎるニャ!!)」
十代「(さっきからうるさいぞ!大徳寺先生!!)」
ユベル「(フン…)」←もう色々諦めた
ハネクリボー「(クリ〜…;)」
明日香「さあ、冷めないうちにいただきましょう」
十代「そうだな、いただきます!」ムシャムシャ
明日香「おいしい?」
十代「ああ!すっげぇうまいぜ!」
明日香「そう!良かったわ」
十代「こんなうまいもん食えるなんて、今日は最高の日だな!明日香に会えて良かったぜ!」
明日香「大袈裟ね、でもありがとう。私も十代に会えて良かったわよ、それじゃあ私もいただきます」
―――二人とファラオは晩ご飯を食べ終え、片付けも終わった頃
十代「明日香はいつ頃戻る予定なんだ?」
明日香「明後日にはもう戻らないといけないわ、十代はもう明日には行っちゃうの?」
十代「あぁ、明日の朝には行くことにするよ」
明日香「そう、そうよね。朝に行くなら寝坊したらダメよ?」
十代「ははは!大丈夫だって」
明日香「どうだか、デュエルアカデミアにいる時はとんだ寝坊助だったくせに」
十代「わ、悪かったな!寝坊助で!」
明日香「ふふふ!」
十代「むぅ…笑うなよな」
明日香「ごめんごめん!それじゃあ、そろそろ寝る?」
十代「おっとそうだな、そろそろ寝るか」
明日香「それじゃあ布団はそこに敷いておいたから」
十代「おう、悪いな!お休み明日香!」
明日香「ええ、お休みなさい」
-
ドアガチャッ
明日香「黙ってこんな早くにどこ行く気?まだ5時よ」
十代「げっ、明日香…起こしちまったか」
明日香「あなたのことだから、どうせ置き手紙でも残して勝手に行っちゃうかと思ってたのよ」
十代「バレてたか…あはは」
明日香「卒業式もあなただけすぐにいなくなっちゃったからね、今回もそんな感じかと思って」
十代「なんか苦手でさ、こういうの」
明日香「知ってる。もう準備万端みたいだから今さら止めないけど、見送りくらいさせなさいよね」
十代「悪かったな明日香、それじゃあ俺行くよ」
明日香「ええ、行ってらっしゃい。また…会えるよね?」
十代「ああ、きっとな!明日は、明日香も張り切って行ってこいよ!」
明日香「もちろんよ!」
十代「へへっ!そうそう、昨日は楽しかったぜ!ありがとな!」
明日香「私の方こそ楽しかったわ、ありがとう十代!それじゃあ…気をつけてね…!」
十代「おう!今日までのことは絶対忘れないぜ、じゃあな!」
明日香「バイバイ…」
ドアガチャン
明日香「…分かってたはずなのに、ね……。さぁ、もう一眠りしましょうか」
-
ユベル「あれでよかったのかい?十代」
十代「あぁ、いいんだって!変に引きずって行きにくくなるよりさ、明日香もそれを分かってさっさと送り出してくれたんだよ」
大徳寺「久しぶりに我が生徒が元気にしているのが分かって、元教師としては大変嬉しい限りだったニャ!でもやっぱり寂しいニャ」
十代「大徳寺先生がしんみりしてどうするんだよ、それにさっき言ってただろ?また会えるさ、その時を楽しみにしてようぜ!」
大徳寺「そうだニャ、十代くんの言うとおりだニャ!」
十代「よし、それじゃあ今日も元気に行こうぜ!」
ハネクリボー「クリクリ〜!」
十代「ガッチャ!」
END
-
終わりです
今回はまじめにね、うんまじめに
サイバーエンジェル達のOCG化お願いします!
-
乙
GXのSSはあまり見かけないから嬉しいぜ
アニメの融合後ユベルはずいぶん嫉妬心が薄くなってたけど
これぐらいのやきもち焼きの方が可愛いな
-
投下します。
璃緒&ドルベ「暑い!」
-
夏休み・神代家にて……
璃緒「毎日、毎日この暑さ……もううんざりですわ」グッタリチュア
ドルベ「メラグ、打ち水して来たぞ」
璃緒「ありがとう、ドルベ。これで少しはマシになるといいのだけど」
ドルベ「そんなに暑いならクーラーをつけたらどうだ?」
璃緒「駄目よ、最近はクーラーの使い過ぎで電気代がとんでもない事になってるんですから。せめて夜まで我慢しないと」
ドルベ「そうか、軽率な発言をしてすまない」
-
璃緒「別に謝らなくてもいいですわよ。それにしてもこの暑さ、どうにかならないものですかね?」
ドルベ「私も正直驚いているよ。この世界の夏は毎年こんな感じなのか?」
璃緒「今年は特別ですわね。暑いのが苦手な私にとってこんな夏は本当に酷ですわ」
ドルベ「この前は寒いのが苦手と言ってなかったか?」
璃緒「寒いのも暑いのも苦手ですのよ。季節は穏やかな春が一番好きですわ」
ドルベ「成る程。ところでナッシュの姿が見えないのだが彼は何処に行ったのだ?」キョロキョロットン
-
璃緒「凌牙なら学校に居るアリトとギラグの様子を見に行きましたわ。もしかしたら蒸し焼きになってるかもしれませんし」
ドルベ「確かに彼らが住んでる体育倉庫は今頃天然のサウナ状態だろうからな。さすが仲間思いのナッシュだ」
璃緒「あー何か体育倉庫の様子を想像したら余計に暑くなって来ましたわ。身体も汗でベトベトだしもう嫌!」ブーブー
ドルベ「どうする? 諦めてクーラーをつけるか?」
璃緒「それも負けたみたいで嫌ですわ」ムスー
ドルベ(メラグは何と勝負しているのだろう?)
-
ドルベ「なら早めに入浴したらどうだ? 汗で気持ち悪いのだろう?」
璃緒「う〜ん、お風呂もいいですけど今はどちらかといえばプールに入りたいですわね。冷たい水の中でパチャパチャしたいですわ」ゴロゴロットン
ドルベ「テレビで言っていたが今は何処のプールもいっぱいみたいだぞ」
璃緒「ですわよね〜。学校のプールも今は水泳部が県大会の練習で使ってますし……あ、そうだ!」ガバッ
ドルベ「ん、何か妙案でも浮かんだのか?」
璃緒「ええ、浮かびましたわ! 余所が駄目ならウチのプールを使えばいいのよ!!」
-
神代家・物置……
璃緒「えっと、確かこの辺りにしまったと思ったんだけど……」ガサゴソウザ
ドルベ(メラグは一体何を探しているのだろう? そもそもこの家にはプールなんてないはずだが?)
璃緒「あ、ありましたわ! これですわよ、これ!」
ドルベ「何なのだ、これは?」キョトン
璃緒「プールですわよ。神代家のプール」
ドルベ「プール? これがか?」
璃緒「まあちょっと可愛いですけど2人だけなら十分ですわ。ドルベ、庭に運びますから手伝ってください」
ドルベ「? よく分からないが分かった」
-
…………
璃緒「よし、綺麗にするついでにザッと見ましたけど何処も破けてはいませんわね。さすが私、物持ちがいい」
ドルベ「メラグ、本当にこれはプールなのか? 私にはとてもそうには見えないのだが」
璃緒「これはビニールプールというものですわ。これを膨らませて水を入れるとそれだけで簡易プールが出来ますのよ」
ドルベ「なんと。そんなものがあるのか」
璃緒「懐かしいですわ。小さい頃は夏によく凌牙と2人でこれに入って遊んでましたっけ」
ドルベ「しかしこれを膨らますのか。結構大変そうだな……下手をすれば過呼吸に成りかねない」ゴクリ
璃緒「いえ、さすがに息を吹き込んで膨らませませんわよ。ここにちゃんと専用の空気入れがありますから」
-
ドルベ「おお、そういうのもあるのか。それでこれはどう使うのだ?」
璃緒「簡単ですわよ。ここに差し込んでっと……後はポンプを踏んで空気を送り込むだけですわ」
ドルベ「ふむ、やってみてもいいか?」
璃緒「構いませんわよ」
ドルベ「では失礼して……お、ちょっとずつだが確かに膨らんでいるぞ、メラグ!」シュコシュコ
璃緒「あら、初めてにしては上手ですわね。よければその調子で全部膨らませて貰えます?」
ドルベ「分かった! ポンプを踏むのはこの白き盾に任せてくれ!!」シュコシュコ
璃緒「ふふっ、あんまり張り切りすぎると疲れますわよ」
-
…………
璃緒「さて、ドルベのおかげで空気も入りましたわ。ご苦労様、ドルベ」
ドルベ「はぁはぁ、何のこれくらい……はぁはぁ、白き盾にとっては朝飯前のお茶漬けだよ」←ちょっと疲れた
璃緒「後はホースで水を溜めれば完成ですわ。電気代も掛かりませんし万々歳ですわね」
ドルベ「その代わり水道代が掛かりそうだな」
璃緒「そ、そこは今回はスルーの方向で……では水が溜まり次第水着に着替えましょうか」
ドルベ「うむ、分かった」
-
…………
璃緒「家で水着になるなんて新鮮ですわね〜。ドルベ、私の水着はどうかしら?」
ドルベ「うむ、とてもいいと思うぞ。君は何を着ても似合うな」
璃緒「ドルベは本当にストレートに褒めてくれますわよね。まあそこがあなたのよいところですけど」
ドルベ「それはこの前、三人でデパートに行った時に買ったものか?」
璃緒「ええ。凌牙は肌の露出が多いからやめろとか言ってましたけど……別にこれくらい普通ですわよね?」
ドルベ「私は女性の水着には詳しくないからなんとも言えないな」
璃緒「まあいいですわ。準備も整いましたし、早速入りましょう」
-
ドルベ「しかし入ると言ってもどうするのだ? この大きさでは泳げないし……いや、元々私は泳げないのだが」
璃緒「ふふん、そんな難しく考える必要はないですわ……こうすればいいんですわよ!!」ドン!!
ドルベ「なっ、メラグ!? ぬわぁ!!」
ジャバーン
ドルベ「ぷはっ! いきなり押し倒すのは酷いぞ、メラグ!!」プンスカブックス
璃緒「アハハ、ごめんなさい♪ でも気持ちいいでしょ?」
ドルベ「む、確かに……正直この暑さだからすでに少し温くなっているがそれでも十分冷たくて心地よくて色々ブックスで」ブツブツ
ドルベ「何が言いたいかというとすごく楽しいぞ、メラグ!!」キラキラ
璃緒「そうでしょ、そうでしょ♪ という訳で私もお邪魔しますわね!!」O(≧∇≦)O
ジャバーン
-
…………
ドルベ「いくぞ、私はメラグの召喚時に激流葬を発動!!」バシャバシャ
璃緒「いきなりやってくれますわね! でも私は激流蘇生の力ですぐに蘇りますわ!!」バシャバシャ
ドルベ「ならばナッシュ直伝、必殺のファイナル・フォールを受けてみろ!!」バシャバシャ
璃緒「ならばこちらも凌牙直伝のポセイドン……じゃない、ゼウス・ブレスを発動! その攻撃を無効にして跳ね返しますわ!!」バシャバシャ
ドルベ「くっ、なら私は……ゲホッ! ゲホッ! み、水が鼻に!?」バシャバシャ
<キャキャキャ
※二人はビニールプールで水遊びをしています。
-
…………
璃緒&ドルベ「…………」ボォー
璃緒「……さすがに疲れましたわね」
ドルベ「ああ……だが心地よい疲れだ」
璃緒「こんなにはしゃいだのは久しぶりですわ。傍から見たら変に思われるかもしれませんけど」
ドルベ「童心に戻れるというのは素晴らしい事だ。何も恥ずかしがる事はないさ」
璃緒「まあ童心も何も私達はまだ子供ですけどね、少なくともこの世界では」
-
ドルベ……激流蘇生……うっ頭が
-
ドルベ「ああ……やはり君達と一緒に暮らせてよかったな」
璃緒「何です、突然?」
ドルベ「毎日が楽しいの連続だ。今日のこの水遊びも然り……本当に君達は私を飽きさせない」
ドルベ「たまに幸福過ぎて怖さすら感じるくらいだよ」
璃緒「別に幸せと感じるならそれでいいのでありません? 怖さなんて感じる必要はありませんわよ」
ドルベ「そうかな?」
璃緒「そうですわよ。それにドルベは今までが大変でしたでしょ? あの日、私達が貴方達の前を去ってからは特に……」
ドルベ「…………」
-
璃緒「私も凌牙も貴方にはとても感謝してますのよ。だから貴方には幸せになって欲しいの」
璃緒「やっぱり苦労したのならその分だけ報われないといけませんわ。だから覚悟してくださいね」
璃緒「これからもっと、今日の楽しさなんて比べ物にならないくらい私と凌牙で貴方を幸せにして差し上げますから」ニコッ
ドルベ「…………」
ドルベ「(´;ω;`)ブワッ」
璃緒「ちょ、ドルベ! 何いきなり泣いてますのよ!?」ビックリボー
ドルベ「す、すまない。何だか涙腺が緩んで……ひ、非力な私を許してくれ」ウルウル
璃緒「もう、ドルベは泣き虫さんですわね。でも貴方は自分で言うほど非力ではありませんわよ……少なくとも私達にとってはね♪」ナデナデ
-
ドルベ「このプールに誓おう、メラグ。私は必ずや幸せになる。そして君達の事も幸せにしてみせると」
璃緒「ビニールプールに誓われても正直困りますけどその気持ちはとても嬉しく思いますわ」
ドルベ「ああ、早くナッシュは戻らないだろうか。溢れ出すこの気持ちをナッシュにも伝えたい」
璃緒「そういえば遅いですわね。凌牙ったらまだアリト達の様子を見てるのかしら?」
その頃のシャークさん達……
警官「あのね、夏だからってハメ外し過ぎだから」
凌牙「……本当スイマセンでした」
アリト&ギラグ「…………」←パンツ一丁で正座中
<おわり>
-
読んでくれた人、ありがとうございました。
今回の話は以前書いた『アリト&ギラグ「暑い……」』を読むとオチが分かりやすいと思います。では。
-
乙!
七皇には本当に今までの不幸にお釣りが来るぐらい幸せになって欲しい
つか若い男女が2人きりであられもない姿で水遊びに興じてるのに
全くエロさのエの字も感じない…
何故なのか
-
白き盾 だからさ……
-
ドルベにエロさを求めるには隣にナッシュを置いとかないと…♂
-
乙です!
幸せな彼らを見てほっこりしたと同時に
男女がビニールプールで戯れてるのに
全く……そんなケないのが……ドルベさんの良さだな……
-
ナッシュの前でドルべがメラグを寝取る薄いブックス!
-
ドルベには頭に手を置くほどの仲のイリスがいるじゃあないか
-
>>419
牛尾さんドルベです
-
乙です。
家計がピンチなのは、ドルべが朝飯の前にお茶漬けを食べてるのが原因な気が
-
前、ここに アポリア「プログラムがバグってルチアーノみたいなしゃべり方になっちゃったよ!」というSSを投稿した者です。
今回はネタは思いついたけど、SSとして話を広げることができなかったものを小ネタ集として投稿したいと思います。
微妙なものが多々あるかもしれませんかが、よろしくお願いします。
鬼柳「少しカオスな小ネタ集だぁ!!」
-
『遊戯王アーク満足』
鬼柳「揺れろ魂のサティスファクション!天空に描け邪悪な満足!ペンデュラム召喚!現れろ!イグナイト・イーグル、イグナイト・マグナム、イグナイト・ドラグノフ、イグナイト・マスカット、インフェルニティ・デーモン!」
権現坂「あれは……、先攻射出1KILLの布陣!」
柚子「いや、インフィニティホープゼアルかもしれないわよ!」
鬼柳「お満足はこれからだ!」
(遊矢『やめろー!こんなのデュエルじゃない!』)
-
『かみのみぞ知る世界』
ルチアーノ「プラシド、これプレゼント」
プラシド「なんだいきなり……、まあ、もらっておくが」
ルチアーノ「プラシドが気にしていると思って育毛剤買って来てあげたんだよ、感謝してよね」
プラシド「……ルチアーノ、お前もいずれああなる運命だからな」
ホセ←
ルチアーノ「うわぁぁぁぁぁぁぁ嫌だぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!それかして!」パシッ ダバダバ
プラシド「あっ、おい」
ルチアーノ「痛い!育毛剤が目にはいったぁぁぁ!」
< ハヤクミズデアラッテコイ!
パラドックス「まったく何をしているやら……」
アンチノミー「そういえば、君は今もフサフサだがどうしているんだ?」
パラドックス「これはカツラだ」カポッ
Σ(゜ロ゜)
-
『ルリ』
黒咲「瑠璃!」
暗黒界の導師 セルリ「え?」
黒咲「何故瑠璃がここに?自力で脱出を!?瑠璃!!」
(無言の腹パン)
暗黒界の龍神 グラファ「彼女は瑠璃ではない」
-
『いい………』
遊矢「柚子いいよね………」
真澄「いい…………」
遊矢「…………」
真澄「…………」
遊矢「…………」
真澄「…………」
柚子(えっ、これだけ?)
-
『応援』
海馬「ついにブルーアイズの声が聞こえるようになったぞ!」
ブルーアイズ「がんばれ(はーと)がんばれ(はーと)」
海馬「ふつくしい美声だ……」
ブルーアイズ「がんばれ(はーと)がんばれ(はーと)」
海馬「これは行くしかあるまい!全速前進だ!」
ブルーアイズ「がんばれ(はーと)がんばれ(はーと)」
海馬「粉砕☆玉砕☆大喝采!!」
ブルーアイズ「がんばれ(はーと)がんばれ(はーと)」
海馬「海馬コーポレーションの株価がうなぎ登りだ!」
ブルーアイズ「がんばれ(はーと)がんばれ(はーと)」
海馬「HUHAHAHAHAHAHAHA」
ブルーアイズ「がんばれ(はーと)がんばれ(はーと)」
遊戯「なぁにこれぇ」
-
『遊戯王アーク満足2』
覇王鬼柳「許せないヤツがいる………」
覇王鬼柳「俺は例のなんやかんやでサイバードラゴン・インフィニティとホープ・ゼアルを場に揃えた!」
覇王鬼柳「これでお前は今後の展開で融合を発動してもインフィニティで無効!覇勝星イダテンを場に出してもホープ・ゼアルの効果によって無効!」
覇王鬼柳「それ以前に2体ともエクシーズモンスターだから効果は発動できない!レベルがないならレベル0ではない!」
勝鬨「ちょっ、セリフ………」
覇王鬼柳「半端な気持ちで入ってくるんじゃねえよ!デュエルの世界によぉ!」
(遊矢『だからこれはデュエルじゃないって!!』)
-
『最終形態』
マリク「これがヲーの最終形態、エド・フェニックスモード!!」
ヲーのエド神竜「イャッホゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!」
マリク「不死鳥よ!燃やし尽くせ!命の燃料の一滴までな!!」
ヲーのエド神竜「イャッホゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!」
城之内「イワ――――――――ク!!」
-
『○ックス』
ドルべ「これが私の光天使○ックス!」
アリト「これがドルべの○ックスか!」
ギラグ「サルガッソの灯台を有効活用しているぞ!」
ベクター「見たことない○ックスだな!」
ミザエル「タキオン……」
璃緒「素晴らしい○ックスですわね!」
凌牙「これが○ックスの流儀か……」
ドルべ「○ックス!○ックス!○ックス!」
ドルべの○ックスは凄いぞ!カッコいいぞ!!
-
『マーガレット次元』
柚子「頼りない!」
柚子(不覚にも、ちょっと嬉しい、なんて………)
柚子「じゃあ、張り込み続け―――
スッ
柚子「な、なに!?」
ユーリ「いいからじっとして」
柚子(このシチュエーションまさかキス―――)
ヒョイ
ユーリ「紫キャベツ、髪に付いてたよ」シャリ
柚子(う…わ――――///) カァァ
-
これで終わりです。
最後の紫キャベツは1玉680円です。
-
ユーリ、それは君の髪じゃ(ry
社長は普通にありそうと思ってしまった……
-
投下します。
アリト「ヌイグルミが欲しい」
-
放課後・校舎裏……
凌牙「――で、わざわざこんな所で何の用だよ、アリト?」
璃緒「貴方が私達を呼び出すなんて珍しいですわね」
アリト「急に悪いな。実はお前達2人に頼みたい事があるんだ」
凌牙「頼みたい事?」
璃緒「何ですの、改まって?」
アリト「実はヌイグルミが欲しいんだよ。出来ればとびっきり可愛いのが」
凌牙&璃緒「」
-
凌牙「まさかお前にそんな趣味が……いや、別に他人の事をとやかく言うつもりはねえけど……」
璃緒「まあヌイグルミが好きな男の子もそれはそれで可愛いと思いますわよ、うん」
アリト「おい、兄妹揃って引きつった笑顔を浮かべるんじゃねえよ。勘違いするな、俺にヌイグルミを愛でる趣味なんか無いぜ」
璃緒「でも今可愛いヌイグルミが欲しいって……」
アリト「正確には俺が欲しい訳じゃねえ。俺が入ってるボクシング部のマネージャーさんがヌイグルミ好きなんだよ」
凌牙「あー確かお前が惚れてる女か」
アリト「ばっ、惚れてるって! マネージャーさんはそういうんじゃねえし! ただ一緒に居るだけで気分が高揚したり、胸がドキドキしたりするだけだし!!///」アタフタキオン
璃緒(ここまで説得力の無い否定もそうはありませんわね)
-
アリト「とにかくマネージャーさん、今度誕生日なんだよ。それでヌイグルミをプレゼントしたいんだけど俺はこういうの良く分かねえし……」
璃緒「成る程。それで私達にヌイグルミ選びを手伝って欲しいと」
アリト「ああ。明日は日曜日だし探すの手伝ってくれよ、頼む」
凌牙「話は分かったがそれなら璃緒だけでいいだろ? 俺だってヌイグルミなんて分からねえし」
アリト「いや、ナッシュ。お前の方こそ来てくれないと困る」
凌牙「何でだよ?」
アリト「もしメラグと2人だけのところを誰かに見られたら変な誤解されるかもしれねえだろ? 万が一マネージャーさんにでも見られたら……それだけは避けたいんだ!」
璃緒「変に自意識高いですわね、貴方」
-
凌牙「男が必要ならギラグとか遊馬に頼めばいいだろうが」
アリト「ギラグは明日はアイドルのコンサートに行って1日留守なんだよ。遊馬も用事あるらしいし……もう頼めるのはお前しかいないんだよ、ナッシュ」
凌牙「そう言われてもな……」
璃緒「まあいいじゃありませんか。アリトが頼みごとなんて滅多にないんですし、ここは私達がひと肌脱いであげましょうよ」
凌牙「たくっ、しょうがねえな」
アリト「来てくれるのか、ナッシュ!」
凌牙「仕方ねえ、七皇のリーダーとしても困っている仲間は見過ごす訳にはいかないからな。付き合ってやるよ、アリト」
-
翌日・ハートランドシティの駅前にて……
アリト「『七皇のリーダーとしても困っている仲間は見過ごす訳にはいかないからな。付き合ってやるよ、アリト』」キリッ
アリト「とか、かっこいい事言ってた癖に来てねえとかどういう事だ、コラァ!!」プンスカブックス
璃緒「ごめんなさいね。凌牙ったら今朝、家の階段から落ちて両足を骨折しちゃって……そのまま入院しましたの」
アリト「何度目の入院だよ、おい? もうあいつは特技の欄に『入院』って書けるんじゃねえのか?」
璃緒「まあ凌牙も申し訳なさそうにしていましたし、一応代理も連れて来ましたから堪えてあげて下さいな」
ドルベ「私を呼ばないとは水臭いぞ、アリト! 可愛いヌイグルミ探しはこの白き盾に任せろ!!」ビシッ
アリト「うわぁ……」
璃緒(今すごい自然に声が漏れましたわね)
-
璃緒「さて、時間も勿体ないですし早速探しに行きましょうか」
ドルベ「ところでヌイグルミを探す場所に何処か目星は付けているのか、アリトよ」
アリト「う〜ん、とりあえずこの近くのおもちゃ屋とか周ろうとは思っているが具体的には決めてないな」
璃緒「そんな事だろうと思ってましたわ。ついてらっしゃい。いいお店を知っていますから」
…………
璃緒「ここですわ。ハートランドでヌイグルミを探すならここが一番ですわよ」
アリト「『ヌイグルミ専門店 マドルチェのお城』……壁もピンクで何だか見てるだけで胸やけしそうな店だな」
ドルベ「ヌイグルミ専門店! こんな所があるのか!」ビックリボー
-
璃緒「ほら、ぼさっとしてないでさっさと中に入りますわよ。何時までも入り口の前に立っていると店の人に迷惑ですから」
アリト「ああ……しかしこれは男だけだととても入れないな。特に硬派な俺なら尚更だぜ」
ドルベ「私は何だかとてもわくわくしているぞ」wktkブックス
チリンチリーン
店員「いらっしゃいませー」
アリト「うお、外も凄かったが何だこりゃ? 辺り一面何処もかしこもヌイグルミだらけだぞ!?」キョウガクェーサー
璃緒「ヌイグルミ専門店ですもの。当たり前でしょ?」
ドルベ「おお、何だか店全体かふかふかのはにゃ〜んのブックスで……とにかく凄いぞ、2人とも!!」(*゚∀゚)=3ムフー
璃緒「ドルベは少し落ち着きなさい」
-
アリト「しかしこれだけ量があるとどれを選べば良いか分からねえな」
璃緒「まあゆっくり探せば良いのでは?」
ドルベ「ん、あれは……?」
璃緒「どうしました、ドルベ? 何か気になるヌイグルミでもありまして?」
ドルベ「いや、あそこに見覚えのある人物が……もしや」トコトコ
ドロワ「……ん?」
ドルベ「おお、やはり女ではないか! 久しぶりだな」
ドロワ「なっ、貴様はバリアンの!?」
-
璃緒「あら、ドロワさんではありませんの。こちらに戻っていましたのね」
ドロワ「くっ、何でお前達がこんな所に?」
璃緒「それはこっちの台詞ですわ。戻って来てるなら教えて下さいよ、遊馬達も会いたがっていましたわよ?」
アリト「(ヒソヒソ)なあ、こいつ誰だっけ?」
璃緒「カイトの仲間のドロワさんですわよ。貴方、遺跡のナンバーズを賭けてタッグデュエルもしたでしょうが」
アリト「あーなんかあったような……正直あの頃の記憶はあやふやだからなー」
ドルベ「この店に来ているという事はお前もヌイグルミが好きなのか、女」
ドロワ「その『女』という呼び方はやめろ。暇だったから何となく入っただけだ。別にヌイグルミなんかに興味は無い」プイッ
-
璃緒「あら、でも今可愛らしいヌイグルミを抱えているではありませんか」
ドロワ「こ、これはたまたまだ! 何となく手に取った、ただそれだけの事だ!!」アセアセイクリッド
ドルベ「では本当にヌイグルミには興味はないと?」
ドロワ「当り前だ! そもそもこの店に入ったのも初めてで……」
店員「ドロワ様〜」
ドロワ「!?」ギクッ
璃緒「ドロワ様?」
アリト「初めて来た客なのに随分親しげな感じだな、あの店員」
-
店員「大変お待たせしました。ご注文なされていたヌイグルミのご用意ができました」
ドロワ「いや、その、あの……」
店員「あ、勿論まだ包装は致しておりません。何時も通り、まずは抱き心地を存分にご堪能ください」
ドロワ「えっと、それは……」
店員「それと今週から付属のネームプレートも新しいデザインをご用意しておりますのでそちらもご覧下さい。また素敵なお名前をつけてあげて下さいね♪」
ドロワ「だ、だからだなぁ……」チラッ
璃緒&アリト&ドルベ「…………」ジィー
ドロワ「はぁん!」
-
璃緒「常連さんでしたのね、ドロワさん」
ドロワ「ち、違うんだ。これは……」ウルウル
アリト「まあヌイグルミが好きだからって別に恥ずかしがる事はねえんじゃねえ? 何歳になっても好きなもんは好きなんだろうし」
璃緒「ちょっと、その言い方はやめなさいよ。ドロワさんはまだ19歳なんだから」
アリト「えっ、嘘? どう見ても20代半ばだろ!?」
ドロワ「…………」プルプル
ドルベ「……女、貴様はよく戦った。(家に帰って)眠りにつくがいい」カタポンッ
ドロワ「うわああああああぁぁぁぁ!!!!(号泣」ダッ
店員「ドロワ様! ヌイグルミは!?」Σ( ̄□ ̄;)
-
その後、何事もなかったかの様にヌイグルミ選びを再開……
アリト「とりあえず店員にオススメを幾つか選んで貰ったけど……どれも似た様に見えるのは俺の気のせいか?」
璃緒「興味の無い人にはそう見えても仕方ないかもしれませんわね」
ドルベ「店員よ、本当にこの鮫のヌイグルミをはぐはぐしても良いというのか!?」
店員「はい、好きなだけ抱き心地をお確かめ下さい」
アリト「……来てくれるだけで良いとはいえ本当に役に立たねえな、あいつ」
璃緒「ドルベですから」
-
アリト「これにするか? いや、でもちょっと派手過ぎるな。じゃあこっちは……」ブツブツ
璃緒「…………」
アリト「ん、何だよ? 黙ったままこっち見て?」
璃緒「いえ、貴方が戦いの事以外でここまで真剣になっているなんて初めて見たもので」
アリト「人を戦いしか脳が無い馬鹿みたいに言うなよ」
璃緒「あら、違いますの?」
アリト「たくっ、お前なぁ〜」
-
璃緒「でも少し羨ましくもありますわ」
アリト「羨ましい? 何が?」
璃緒「そんな戦いしか脳が無い馬鹿をここまで真剣にさせるマネージャーさんにですわ……余程魅力的な人なのでしょうね」
アリト「……何? もしかして妬いてるのか、お前?」
璃緒「……はぁ?」ギロリ
アリト「あ、すいません。調子に乗りました、ごめんなさい。だからそんな目で睨まないで下さい、お願いします」ガクブルーアイズ
-
璃緒「まあ頑張りなさいな。貴方はたまに暴走こそしますけど悪い男では無いと思いますから」
アリト「それは褒めてるのか? そもそも昨日も言ったが俺は別にマネージャーさんの事はだなぁ……」
璃緒「はいはい。ところで1つ気になる事があるのですけど良いかしら?」
アリト「何だよ?」
璃緒「貴方、お金の方は大丈夫ですの? ヌイグルミって意外と結構しますわよ?」
アリト「は? 結構するって……!?」チラッ←値札を見た
璃緒「ちなみに神代家ではお金の貸し借りだけは仲間内でも絶対にしないと決めているのであしからず」
-
…………
<アリガトウゴザイマシター
アリト「ふぅ、疲れた……」グッタリチュア
璃緒「お疲れ様。時間が掛かりましたけど何とか用意出来ましたわね」
ドルベ「私も鮫のヌイグルミを買ったぞ! 『なっしゃー君』という名前も付けた!」ホクホク
アリト「本当にお前は……いや、何でもない」
璃緒「さて、無事にヌイグルミも選び終えましたけどこれからどうします?」
アリト「それなんだけど実は俺、これからバイトなんだ。付き合って貰って悪いんだが……」
璃緒「別に気にしなくてもいいですわよ。私達も凌牙のお見舞いに行かないといけませんし」
ドルベ「ふむ、ではここで解散だな」
-
アリト「今日は本当に助かったぜ。このお礼は必ず何時か必ずするからよ」
ドルベ「気にするな。白き盾は何時でも君の味方だ」
璃緒「アリト」サッ←拳を突き出す
アリト「ん?」
璃緒「しっかり良いカウンターを決めて来なさいよ」
アリト「……ふん、だからそういうんじゃねえって言ってんだろうが」サッ
コブシゴッツンコ
-
アリト「それじゃあまた明日な」ノシ
璃緒&ドルベ「また明日〜」ノシ
璃緒「……本当にうまくいくと良いですわね、アリト」
ドルベ「いくだろう。真剣に頑張ったのだろう?」
璃緒「そうね……ねえ、ドルベ。夏休みの時に話した事、覚えてます?」
ドルベ「ん?」
璃緒「苦労したのならその分報われないといけない……それは貴方にだけではなく、他の仲間みんなにも思っている事ですのよ」
璃緒「だからアリトにも幸せになって欲しい。彼だって今まであんなに頑張ったんですから」
ドルベ「……そうだな」フッ
-
璃緒「さて、それではそろそろ凌牙の所に行きましょうか。今頃1人で寂しい思いをしているでしょうから」
ドルベ「うむ、私も早く『なっしゃー君』を紹介したいぞ」
璃緒「では途中でケーキでも買って向かいましょう」
璃緒(頑張ったみんなにはその分幸せになって欲しい。それはもしかしたら都合の良い考えかもしれない)
璃緒(しかし私はそう願わずにはいられない。なぜなら)
璃緒(そうなった方が絶対に、素敵だと思うから)
<おわり>
-
読んでくれた人、ありがとうございました。
-
乙!さあ、次はデュエルチェイサー227がロジェ長官にご奉仕(意味深)するSSを書いてくれ!
-
頑張ったドロワさんも幸せになれるなきっと!
-
乙!平和が一番だな→エクシーズ次元
アリトってあんまりSSで見ないよね。
-
オチ!
乙がないのもまたすっきりした後味でいいね!
-
乙!
もしギラグさんが一緒に来てたら
選ぶのはやっぱりタヌキのぬいぐるみかな
-
乙!
ミザエルがいたらドラゴンがいないとか難癖つけてぬいぐるみ破壊しそうだから代理ドルべ 有能
-
乙です!
アリトの恋路、実るといいな!
あと、ドロワさん可愛い
普通に楽しんでる白き盾にクソフイタw
-
投下しますね
注意
・デュエルなし
・その他もろもろ
これらが許せるネオスペース並に広い心の持ち主の方はどうぞ、お願いします
8レスくらいです
杏子「特に宛てもなしに出かけてみたけど…」
-
杏子「どうしようかな…ん?なんだろうあの人だかり。何かみんな楽しそうにしてるし、ちょっと行ってみよう」
杏子「来てみたはいいけど、人多すぎて見えにくいなぁ…誰かは分からないけど、踊ってるみたい?音楽も流れてるし」
♪〜
?「(無言のキメポーズ)」
ウオォー!ピーピー!
?「ありがとよみんな!いい感じに盛り上がったところで、今日はしまいだ!また見に来てくれよな!」
オォー!ツギモタノシミニシテルゼー!
杏子「この声、聞いたことあるような…」
―――段々と人だかりが減っていく
杏子「人が減ってようやく誰か確認できる…って、あー!あんたは、ステップジョニー!?」
ジョニー「ん?うおっ!あん時の嬢ちゃんじゃねぇか!」
杏子「久しぶりね、ここでストリートダンスを?」
ジョニー「まあな。そうだ!時間が大丈夫ならちょっと話でもしねえか?」
杏子「ええ、いいわよ。ちょうど暇してたし」
ジョニー「そいつはよかった」
-
ジョニー「あん時嬢ちゃんに、『一回ダメだったくらいで諦めるな』って喝入れられてからよ、結構頑張ってるんだぜ」
杏子「そうみたいね」
ジョニー「ああやってストリートダンスしてるのも、練習の成果を試している部分もあるんだ。やっぱ実践が一番だからな」
杏子「ええ、そうね」
ジョニー「嬢ちゃんはどうだ、まだダンサーを目指してるんだろ?」
杏子「もちろんよ!実はダンスの勉強のために、近々アメリカに行くことになってるの」
ジョニー「ほぅ、そいつは奇遇だな!実は俺もアメリカに行くんだ」
杏子「本当に!?」
ジョニー「マジもマジよ!三日後にはこの日本から離れる、それで明後日にあの場所でこの事を伝えるつもりさ」
杏子「そうなんだ!すごい盛り上がりだったし、みんな寂しがりそうよね」
ジョニー「ハハハ!だったらいいんだけどな」
杏子「きっとそうよ!でもあんたが決めたことだから、みんな受け入れてくれるでしょうけどね」
ジョニー「おうよ、あいつらはみんないい奴らだからな。驚きはしても、引き止めたりはしないだろうさな」
-
杏子「明後日、私も見に行っていい?」
ジョニー「もちろんさ!むしろ見に来てほしいくらいだ」
杏子「さっきは正直全然見えなかったのよねぇ」
ジョニー「結構な人数だからな、無理もねえ。来てくれるなら一番前に招待してやるぜ」
杏子「本当!やったぁ!」
ジョニー「ハハハ!そこまで喜んでくれるなら、俺も嬉しいってもんだ」
杏子「あんたがどんな踊りをするようになったのか、興味あるんだもの!」
ジョニー「そいつは嬉しいねぇ。そうだ、久しぶりに俺と勝負してくれねえか?」
杏子「勝負って?」
ジョニー「あん時やったゲーセンでのダンスバトルゲームさ!そん時は卑怯な手を使っちまったからな…挙句それで負けてちゃ世話ねえって話だ、今思うと恥ずかしいったらありゃしねえ。だから今回こそ正々堂々と勝負してみたいと思ってよ、どうだ?」
杏子「いいわよ、お互いにどれだけ成長したかも確かめ合えるしね」
ジョニー「それじゃあ決まりだな!早速行こうか」
-
―――ゲームセンター内
ジョニー「準備はいいな?」
杏子「もちろん、早く始めましょう!」
ジョニー「よし、それじゃあスタートだ!」
♪〜
―――二人ダンス中
オイアレ、ステップジョニージャネ? マジカヨ、ミヨウゼ!
♪〜
ステップジョニーモスゴイケド、オンナノホウモスゲー! コレハドッチガカツカワカラナイゾ
♪〜
オタガイニミスハマッタクナイ、コリャポイントデノショウブニナルゼ! ポイントセイ!?
杏子&ジョニー「(無言のキメポーズ)」
オワッタゾ、ドッチノカチダ?
―――得点発表
オオー!オンナノカチダー! ステップジョニーガマケタ!? スゲー!
杏子「私の勝ちぃ!」
ジョニー「へっ、今回も負けちまったか。相変わらずやるねぇ嬢ちゃん」
杏子「でも僅差だったし、どっちが勝ってもおかしくなかったわよ」
ジョニー「僅差でも負けは負けさ。だが負けたのになんだろうなこの気持ち、あん時とは違ってすごい清々しい気分だ」
杏子「それはきっと正々堂々とやったからよ!」
ジョニー「へへ、かもな。楽しかったよ、ありがとな!」
杏子「私の方こそ楽しかったわ、ありがとうね!」
イイショウブダッタゾフタリトモ! マタイイショウブヲミセテクレヨー!
ジョニー「集中してる間にすっかりギャラリーが増えてたみたいだな、みんなもありがとよ!」
-
―――二人はゲームセンターを出た
杏子「あんな短時間で人が集まるなんて、すっかり有名人ね!」
ジョニー「よせやい、俺なんかまだまださ」
杏子「ずいぶん謙虚になったわねぇ」
ジョニー「そうか?にしてもちょっと遅くなっちまったな、そろそろ帰るか」
杏子「そうね、明後日絶対見に行くから!」
ジョニー「おうよ、待ってるぜ」
杏子「それじゃあね!」
ジョニー「ああ!気をつけてな!」
-
―――当日、ジョニーのストリートダンスが始まった
杏子「(約束通り一番前にしてもらえたし、よく見える!それにしても楽しそうに踊ってるわね、これは見てる方も楽しくなるわけね)」
ジョニー「(無言のキメポーズ)」
オオー!ピーピー! カッコイイ!
ジョニー「ありがとよみんな!それじゃ最後のダンスを始めるわけだが…せっかくだ!嬢ちゃん、俺と一緒に踊らねえか」
杏子「え、私?」
ジョニー「おうよ!嬢ちゃんなら即興でもいけるかと思ってな、どうだ?」
杏子「面白いじゃない、いいわ!その誘い、乗ってあげる!」
ジョニー「そうこなくっちゃな!」
アノオンナハタシカ、オトトイダンスゲームデステップジョニーニカッタヤツダ! マジデ? ホントダ、コリャイイナ!
ジョニー「そういうことで、最後は俺たち二人のダンスを披露するぜ!楽しんでくれよな!」
杏子「準備OK!いつでもいいわよ」ウワギバサー!
ジョニー「よーし、それじゃあミュージックスタート!」
♪〜
ワーワー!
杏子&ジョニー「(無言のキメポーズ)」
フーウ!ピーピー!
ジョニー「最後まで見てくれてありがとよ、みんな!」
-
ジョニー「ここでみんなに言っておくことがある!重大発表だ、耳かっぽじってよく聞いとけよぉ!」
ジュウダイハッピョウ? イッタイナンダ?
ジョニー「俺は明日、この日本を出てアメリカに行く!だから日本でのストリートダンスは今日で最後だ!」
エー!?ナンダッテェ! モウミラレナイノカヨー!
ジョニー「悪いみんな!だが俺自身が成長するためなんだ、分かってくれ!」
シカタネエナー ゼッタイニホンニモドッテ、セイチョウシタジョニーノダンスヲミセテクレヨー! ソウダソウダ!
ジョニー「へっ、お前らならそう言ってくれると信じてたぜ!次戻ってくるのは、立派なダンサーになれた時だ!」
タノシミニシテルカラナー! オレタチノキタイヲウラギルナヨナー!
ジョニー「任せとけ!俺は必ず戻ってくるぜ!そして実はこっちの嬢ちゃんもダンスの勉強のためアメリカに行くんだ、よかったら嬢ちゃん共々応援してくれよな!」
マジカ!? フタリトモガンバレヨー!
杏子「あ、ありがとうございます!」
ジョニー「へへ、名残惜しいが…また戻ってくる日まで、みんな解散だ!」
マタナジョニー! ガヤガヤ
-
ジョニー「へっ、悪かったな急に誘い出したりしてよ」
杏子「ううん、全然!楽しかったしね」
ジョニー「しかしさすがだな嬢ちゃん、ああ言った手前なんだが、即興であそこまでできるとは思わなかったぜ」
杏子「私も伊達にダンサー目指してるわけじゃないからね」
ジョニー「ハハハ!そりゃそうだよな!堂々としててかっこよかったぜ」
杏子「そっちこそ!以前より断然かっこよく見えたわよ」
ジョニー「嬢ちゃんにそう言ってもらえるなら素直に嬉しいねえ。そんじゃ、明日の準備もあるし俺はもう帰るわ」
杏子「そう、気をつけてね」
ジョニー「おうよ、一足先にアメリカで待ってるぜ」
杏子「ええ、また会いましょう!」
ジョニー「ああ!またな!」b
―――――――――――――
杏子「これは私も負けられないわね!今までよりもっと頑張らないと!」
遊戯「杏子〜!」
杏子「あ、遊戯!」
遊戯「どうしたの、こんな場所で?」
杏子「ふふ、ちょっとね〜。もうこんな時間だし、一緒に帰ろう遊戯!」
遊戯「?…うん!」
END
-
終わりです
肝心なダンスをどう書いていいか分からないからって(無言のキメポーズ)だけで押し通した無能な私を許してくれ…
-
乙
初代SSとは珍しい
-
乙
原作では出て終わりだったジョニーも
アニメじゃなかなかいいキャラだったよね
遊戯王は端役でもその話限りで終わるのは惜しい
アクが強過…いい味出してるキャラが多い
某クラゲ先輩とか
-
光焔ねねちゃんのSSって需要あるん?
今すぐ書くってわけではないんですが。
-
人生初のSS投下。
注意
・アニメの要素無し。OCGプレイヤー向けかも。
人物紹介
ケン
現在二十歳、大学生の決闘者。GXを見て遊戯王を始めた。
フェザーマン 「はぁ……」
-
ここは決闘者がストレージと呼んでいる場所。我々には見ることは出来ないが、アニメと同じようにカードには精霊が宿っている。
バーストレディ「どうしたの、フェザー? 溜息なんかついて?」
フェザーマン「いや、ふと思ったんだけどさ……俺達ってここに来て何年になるんだっけ?」
バーストレディ「そうねぇ。確か私達が入ってたのは、十代編だったから……」
バーストレディ「逆算すると、9年と半年……もう十年経とうとしてるわね」
フェザーマン「10年! 時は早いもんだなぁ……ケンも大人になるわけだ」
スパークマン「お前ら、何の話だ? 俺も混ぜてくれないか?」
フェザーマン「おぉ、スパークマン! いやぁ、レディとちょっと昔を振り返っていたとこさ」
スパークマン「ほう! だったら、あの時のデュエルを話そうじゃないか!」
―暫く思い出話に華を咲かせた三人―
スパークマン「……で、手札ゼロ。フィールドがら空き。敵の場にはサイバーツイン! そんな圧倒的絶望の状況で、ケンが最後のドローで引き当てたのは『ミラクルフュージョン』!! そして、俺は魔神王と融合して、シャイニングフレアになって逆転勝利したんだよ!!」
フェザーマン「そうだったなぁ! 俺もその頃にはもうデッキには入ってなかったけど、二軍からよく見てたから覚えてるぜ!」
バーストレディ「そうそう! ケンはタッグフォースで十代がその戦術を使ってきて、それを自分も真似て使い出したのよね!」
フェザーマン「懐かしいなぁ……って、今思えば俺達が一軍抜けしたのそのせいじゃねぇか! コノヤロコノヤロ!」(フェザーブレイク!)
スパークマン「ハハハ……よせや、昔の事じゃねぇか。もう水に流そうぜ」
フェザーマン「おいおい、さりげに言い逃れようたってそうはいかな……ん? 階段の上がる音だ! ケンが帰ってきた!」
-
ガチャッ(部屋のドアの開いた音)
ケン「ふぃ〜、今日は快勝だったわー。インフィニティとダークロウでもう相手何も出来んかったもんなー」
フェザー、レディ、スパーク『………………』
ケン「あり? 俺、ストレージ開けっぱで出掛けたっけ? まぁ、良いや。丁度デッキしまうトコだったし」
ケン母「ケーン。ご飯できてるからさっさと降りてきなさーい」
ケン「おう。今行くわー」
部屋からケン退出。
ダークロウ「あ〜あ、マジ今日も除外しすぎて疲れたわー。そのせいで肩が凝っちゃたなー、っと」
フェザーマン「そ、そうかい……お疲れ様、ダークロウ君」
ダークロウ「あん? それだけか?」
フェザーマン「え? 何が……?」
ダークロウ「肩凝ったっつたろ? 何で揉まねぇんだよ?」
フェザーマン「!!」
スパークマン「おい、テメェ!! それが先輩に対する態度か!?」
バーストレディ「そうよ、スパークの言う通りだわ! 今日という今日はあったま来た!! 貴方、フェザーに謝りなさい!」
ダークロウ「んだと? 雑魚バニラ共が粋がりやがって……」
フェザーマン「止めろ、二人共。俺が肩を揉めば済む話だ……」
スパーク、レディ『フェーザー!!』
フェザーマン「ダークロウ君。どの辺が凝った? 揉んで上げるから座れよ」
ダークロウ「けっ、そんな風に默まって従えば俺もとやかく言わねぇのによ。おい、三下。この辺揉んでくれや。力加減ミスったら、お前の手はたき落とすからな」
フェザーマン「……分かった」モミモミ
ダークロウ「ハン。結構上手いじゃねぇか。お前、下っ端の才能あるぜ」
フェザーマン「………………」
スパークマン(くっ、フェザー。お前はあんな奴に好きに言わせといて心が痛まないのか? 俺達はデッキに入らなくなったら、結局只の下っ端って事なのか……?)
ダークロウ「ククク……そうだ。そうしてお前ら弱者は、俺達強者に尽くせば良いんだよ!! ハッハッハッ……」
-
しかし、それから一週間後。
ケン「はぁ〜、今日は全然勝てなかったな〜。結局ダークロウ全然機能してなかったし……」
ケン、デッキをストレージの中に入れる。
ダークロウ(クソッ。何が俺が仕事してなかった、だ! そんなモンはお前が俺を使いこなせてないからだろ!?)
ダークロウ「ヘボ決闘者がっ!!」
スパークマン「おい、今ケンの事を馬鹿にしたのか? 上手く行かなかったのは全部決闘者のせいってか!?」
ダークロウ「ハッ、聞いてやがったか……。その通りだよ! 大体俺の能力で勝てねぇってのは、どう考えても決闘者の腕のせいだろうが!」
バーストレディ「また喧嘩する気!? 止めてよ、もう!!」
フェザーマン「そうだ。そんな事しても何の利益も無い。む、ケンがこのストレージの方に来るようだ!」
ケン「あそこでブラホなんか打たれてなきゃー封殺出来た物を……ってあれ?」
ケン(俺、相手を封殺する為にデュエルしてるんだっけ? HEROってそういうもんだったかな?)
ケン(久々に昔のカード、見てみよっかな……)
ケン(ハハハ……今見ると酷いステータス。俺こんな奴らをデッキに入れてたんだよなぁ……)
ケン(でも、あの頃のデュエルは、自分で必死に考えたデッキを使って戦って楽しかったなぁ……)グスッ
ケン(あれ? 俺まさか泣いてるのか? 二十歳にもなって、だっせぇ……)
ケン(……俺、何か忘れてたのかも知れない。久しぶりに大会の為のデッキ考えよっかな……)
ケン(今思ってみたら、最近はネットのコピーばかりで自分のデッキなんか真剣に考えた事も無かったなぁ。どうしてこんな事忘れてたんだろ? デッキ構築もカードゲームの楽しみの一つなのにな)
ケン(あー、コイツを入れるとバランスが……)
構築作業は深夜にも渡った。
―大会前日―
ケン「出来た……! 正真正銘『俺』のデッキが!!」
ダークロウ(コイツ……正気か!?)
ダークロウ(よりによって俺を……エクストラから抜くなんて!!)
-
次の日、大会当日。
客A「お、おい。ちょっと、こっち来てみろよ」
客B「……んだよ? 何か珍しいもんでもあったか?」
客A「珍しいどころじゃねぇって! いるんだよ、大会に”HERO”で出場してる奴が!」
客B「HERO……ってイマドキ全然珍しくなくね? 先行で取り敢えずダークロウ立てる、ってのはいつも見る光景だし。むしろトップメタだよ」
客A「違う違う! 融合する方のHEROだよ!」
客B「お、アブゼロとかのか? 少し前まではまだ居たけど、最近となっちゃ確かに珍しいなぁ」
客A「あー、もうややこしいな! いいか。俺の言っている”HERO”ってのはそれとも違う!」
客B「ハァ? だったら何なんだよ……」
客A「いいからこっち来い!」
ケン「フレイム・ウイングマンを特殊召喚!!」
客B「なっ!?」
客A「な? ビックリしただろ?」
客B「ビックリしたもなにも……正直、まるで意味が分からんぞ……」
客A「あぁ……俺も初めて見た時はそう思ったさ。今時普通に融合するなんてアド損の塊だし、それで出てくるのはフレイムウイングマンなんつー耐性なしの2100だし。というかワイアーム使えば良いと思う」
客B「全くもってその通りだ。……なんつーか、只カッコつけたいだけなんじゃないの? アニメの遊矢みたいにエンターテイナーとか気取りたくて。要するに、中二病卒業出来てないカワイソーな大学生って感じ?」
客A「そう……だけど、さ。……でもな」
客B「でも?」
ケン「フレイム・ウイングマンで攻撃」(フレイム・シュート!!)←心の声
客A「俺、あんなに楽しそうにデュエルしてる人、久々に見たよ」
客B「……そりゃ、そうかもしれないけど……」
客A「俺も帰ったら作り直そっかな……」
客B「? 何を作り直すんだ?」
客A「昔バカみたいに構築考えてた雲魔物。今思ったら、昔より出来る事も増えてる筈なんだよな。今度持ってくるから、調整付き合ってくれよ」
客B「……相手になるぞ。いくらでも」
-
―ケンの対戦テーブル―
対戦相手「破壊輪発動。対象フレイム・ウイングマンで」
フレイム・ウイングマン、破壊。お互いに2100のダメージ。ケンLP1500 対戦相手LP1400
ケン(チクショー! 折角苦労して召喚してもこのザマかぁ……!)
対戦相手「それじゃ、ターンエンドで」(クソッ、結局ノヴァの素材、全部使わせやがった。”紙束”の割には結構しつこいぜ)
ケン(さて、状況は最悪……。俺の手札はゼロ。フェールドがら空き。奴の場には素材の無くなったインフィニティ一体と伏せカード一枚。このターンでどうにかしないと負ける。……って、あれ?)
ケン(昔にもこんな状況あったような……)
ケン(そうだ! あれはサイバー使いの友達と対戦した時だ!)
ケン(そう、正に今ここで……あのカードが来てくれれば……!)
ケン(ここで引けなければ予選落ち……頼むぜ、俺のデッキ!!)
ケン(ドロー!!)
チラッ
『ミラクルフュージョン』
ケン(来たっ!!)
ケン「ミラクルフュージョンを発動!」
ギャラリー「来たっ……来たっ……」
ケン「墓地の沼地の魔神王とスパークマンを除外し、シャイニング・フレア・ウイングマンを特殊召喚!」
ギャラリー「おおっ……!!」
ケン(やった!! これで俺の逆転……)
対戦相手「チェーン。強脱で」
-
〜ケンの家、ストレージ〜
フェザーマン「あ〜あ、結局全敗しちまったなぁ……。せっかくなら勝たせてやりたかった」
バーストレディ「でも、私は嬉しいよ。ケンのあんな顔見たの、久しぶりだしね」
スパークマン「全くだ。アイツ、デッキからカードをドローする度にワクワクしてた」
ダークロウ「よぅ。お前ら、楽しかったかよ……?」
フェザーマン「ダークロウ……」
ダークロウ「ハ、楽しかったんだよなぁ? その様子じゃ。今回の一件で分かった。俺はアイツから笑顔を奪ってた存在だったって事がな……」
フェザーマン「馬鹿野郎!!」(フェザー・ブレイク!)
ダークロウ「な、何すんだよ?」(守備力1800、よって無傷!)
フェザーマン「ダークロウ。ケンがお前を使ってる理由が分かるか?」
ダークロウ「ケッ。そんなモン、俺がただ強くて今の環境に合ってるから使ってるだけだろ。所詮は栄枯盛衰。規制が掛かったら使わなくなるだけだ」
フェザーマン「違う!! 確かにお前の猛威は今だけなのかも知れない。でもな、仮に規制が掛かったとしてもケンは絶対HEROを使い続ける」
ダークロウ「ハァ? ……どこにそんな根拠があるんだよ?」
フェザーマン「根拠ならある。お前は知らないだろうがな、ケンはデュエルを始めてからの10年間。今の今までHEROを一軍から下ろした事は無い!!」
ダークロウ「何だと……? 10年も……?」
バーストレディ「フェザーの言う通りよ。世間がシンクロ、エクシーズと様変わりしても、ケンは決してHEROを見限る事は無かった。それがなぜだか分かる?」
ダークロウ「分かんねぇよ……。只単純に金が無かっただけだろ……」
スパークマン「バカヤロー! そんな訳あるか! ケンは常に一軍の強化が最優先だったんだ! 別に他のトップメタを作る余裕もあったのに、それを差し置いてな!」
ダークロウ「何ぃ……?」
フェザーマン「そうだ。そして、その理由は簡単だ」
フェザーマン「HEROが好きだからだよ」
ダークロウ「!?」
フェザーマン「GXの放送を見て以来、絶対にそれは変えないって誓ったらしくてな。だから、売ったり捨てられる事もなく、ここに残ってるんだと思うぜ。こんな使えない俺でもな」
ダークロウ「でも、でもよ……。俺はケンから笑顔を奪っちまったんだよ。こんな俺の事なんか嫌いになったに決まってら……」
フェザーマン「何言ってんだ!! いいか、素直に物を受け止められないお前の為に言ってやる。ケンはなぁ……」
フェザーマン「”お前も含めて”HEROが好きなんだよ!!」
ダークロウ「……!!」
フェザーマン「だから、お前もケンの相棒として戦ってくれ。大丈夫だ。ケンは俺達HEROを裏切る事は絶対に無い」
ダークロウ「………………」
ダークロウ「……皆さん、今までナマイキな態度取っててホントすみませんでした。今度からは心を入れ替えて……」
バーストレディ「あーあー、そうゆーのいいって。アンタはまだ若いじゃない。尖ってるくらいが丁度良いんじゃないの?」
ダークロウ「レディさん……。いや、皆さん。ホントにありがとうございますっ!!」
僕達は『環境』とか『ガチ』とか、そういう言葉に埋もれて、カードゲーム本来の”楽しさ”を忘れてしまう時があるかも知れない。
しかし、それを思い出させてくれるのもまた、カードなのだ。
END
-
ふぅ……これにてお終いです。
長いのぶっこんじゃって申し訳ないっす
-
泣いた
久しぶりに旧HEROが使いたくなる良SSでした
-
>>484
うおぉぉぉおおおおおお(アクセルシンクロ)
ご精読感謝です!その言葉を励みにまた何か書こうと思います!
-
乙
どうでもいいけど強脱はチェーンじゃなくね?
-
>>486
おぉ、すみません
はい。普通にミスです。ご指摘感謝します
-
乙
自分も10年近く融合HERO一筋なので色々と感慨深いです。いいSSでした
-
乙〜
そういやランパートガンナー裁定変更されたんだよな
久しぶりにアニメE・HEROデッキ使いたくなってきたぞ
-
乙
ワクワクを思い出させてくれてありがとう!
-
少し早いですが投下します。
璃緒「七夕の日」
-
神代家……
凌牙「あー腹減った。璃緒、今日の夕飯って何だ?」
ドルベ「メラグなら今は出掛けているぞ」
凌牙「買い物にでも出てんのか?」
ドルベ「何か大切な用があるとかで出て行った。すぐ戻るとは言っていたが……」
璃緒「――ただいまー。凌牙ードルベーちょっと玄関まで来てー」
ドルベ「お、噂をすれば。しかしなぜ我々を呼ぶのだろう?」
凌牙「さあな。まあ行ってみれば分かるだろう」
-
璃緒「どう? 立派なものでしょう?」ドヤァ
凌牙「……何だ、これ?」
ドルベ「私には笹に見えるぞ、ナッシュ」
凌牙「いや、それは分かるんだが……って、そういや今日は7月7日か」
璃緒「そう、今日7月7日は年に一度の七夕の日! ですから風紀委員の友達に短冊用の笹を1本頂いて来たのよ」
ドルベ「ほう、七夕か。一応本で読んで知識だけはあるが今日がその日だったのか」
-
凌牙「しかしわざわざこんな立派な笹を用意するとか気合い入ってるな、お前」
璃緒「何言ってるのよ、凌牙。七夕は織姫と彦星が1年に1度だけ会える特別な日なの。そういう素敵な日には女の子は自然と燃えるものなのよ」
凌牙「俺の記憶が正しければ1年に1度しか会えなくなったのは織姫と彦星が遊び呆けたせいじゃなかったか? 自業自得だし素敵も何も無いと思うが」
璃緒「もう、凌牙ったら何でそういう事言うの? そんな考えでよくロマンチストを名乗るわね」アキレガオウ
凌牙「俺は一度だってそんなものを名乗った覚えはない」
ドルベ「おお、この笹に飾りや短冊を付けて彩るのか……何だかとても楽しみになって来たぞ、2人とも!!」wktkブックス
凌牙「相変わらずお前は何でも喜ぶな」
-
…………
璃緒「という訳で今からみんなで短冊にお願い事を書きましょう」
ドルベ「ふむ、いざ書くとなると中々迷うものだな」
璃緒「あまり難しく考えず、ドルベが望んでいる事を書けばいいんですのよ」
凌牙「しかしこの歳で今更短冊っていうのもな……ほら、書いたぞ」カキカキ
璃緒「あら、早いわね。凌牙は一体何をお願いするのかしら?」
『金くれ 神代凌牙』
璃緒「はい、却下」ビリビリ
凌牙「あーてめえ!?」
ドルベ「おお、ナッシュの短冊が一瞬にして綺麗な紙吹雪に!!」パチパチ
-
凌牙「何してくれてんだよ、おい!? 人がわざわざ書いてやった短冊を躊躇なく破きやがって!!」プンスカブックス
璃緒「何してくれてるはこっちの台詞よ! せっかくの七夕にこんな欲望の塊みたいなお願いする人が何処にいますか!!」プンスカブックス
凌牙「いや、普通に居るだろ! そもそも欲望もお願いも似た様なもんだろうが!!」
璃緒「全然違いますわ! とにかく真面目に書かないと今日の夕飯は凌牙の分だけなしですからね!!」
凌牙「は? ふざけんなよ、おい!?」
ドルベ「しまった、書き間違えた。メラグ、新しい短冊をプリーズ」
-
数分後……
璃緒「よし、書き終わりましたわ!」
ドルベ「私も終わったぞ!」
璃緒「後は凌牙だけね。というかちょっと時間掛かり過ぎじゃない?」
凌牙「うるせえ! いくら書いてもお前があれは駄目だ、これは駄目だって問答無用で破り捨てるせいだろうが! その癖自分の短冊は俺には見せねえし……」
璃緒「真面目に書かない凌牙が悪いのよ。それじゃあ私は先にドルベと笹を飾って来るから」
ドルベ「おお、遂に飾りの時間なのだな!」テンションブックス!!
璃緒「ちゃんと神代家に相応しいお願い事を書くのよ。次にふざけたお願い事書いたら凌牙、マジで制裁だから」
凌牙「神代家に相応しい願い事って何だよ? 畜生、何で俺は七夕にこんな苦行を……イラッとするぜ!」イライライザー
-
…………
ドルベ「成る程、この飾りを短冊と一緒に笹に飾るのだな。まるで和製のクリスマス・ツリーだな」
璃緒「…………」
ドルベ「どうしたのだ、メラグ? ジッと空なんて見上げて?」
璃緒「いえ、あまり天気が良くないなと思いまして」
ドルベ「そうだな。天気予報でも今週はずっと曇りだと言っていたぞ」
璃緒「ですわよね……これじゃあせっかくの七夕なのに天の川は見られそうにありませんわね」タメイキング
ドルベ「ふむ、メラグの心配事が分かったぞ。確かに晴れていないと織姫も彦星もこちらの短冊が見えないかもしれないからな」
-
璃緒「それもありますけど、織姫と彦星が可哀想だと思いまして」
ドルベ「可哀想?」
璃緒「よく言いますのよ。七夕が曇りや雨で天の川が見えないと織姫と彦星は会う事は出来ないって」
璃緒「まあ実際2人は雲のさらにさらに上空、オゾンより上の宇宙に居るのですから会えない事は無いのでしょうが」
璃緒「でも会えないという話がある以上、もしかしたらって『IF』の可能性も考えてしまって」
璃緒「だからやっぱり七夕は晴れて欲しいんです。大切な人に、大好きな人に会えないというのはとても辛い事ですから」
ドルベ「成る程、確かにそうだな……だが心配は無用だ、メラグ」
璃緒「え?」
ドルベ「私に秘策がある。今年の2人の出会いはこの白き盾に任せろ」ビシッ
-
夜……
凌牙「……疲れた」グッタリチュア
璃緒「あら、ようやく書き終わったのね。今度という今度はちゃんと書いたんでしょうね?」
凌牙「書いたよ、書いてやったよ。だからもう破くなよ? 破いたらもう書かないからな」
璃緒「ふふ、まあ真剣に書いた様ですしよしとするわ。夕飯の用意は出来ているから早く手を洗ってらっしゃい」
凌牙「ああ、ようやく飯にありつけるぜ……」
ドルベ「――メラグ! ナッシュ! すぐに来てくれ!!」
凌牙「何だ、ドルベの奴? これから飯だっていうのに」
璃緒「縁側の方からね……まさか!?」
-
ドルベ「見ろ、2人とも! この広大に広がる夜空を!!」
璃緒「凄い! とても綺麗な天の川ですわ!!」ビックリボー
凌牙「確かに凄い夜空だな。夕方まであんなに曇っていたのに」ビックリボン
ドルベ「どうだ、メラグ! 私の秘策が見事に決まったであろう!!」ドヤァ
璃緒「そうですわね! 本当にありがとうございます、ドルベ!!」ダキッ
凌牙「星が見えたくらいで騒ぎ過ぎだろ、お前ら。それより腹減ってるから早く飯にして欲しいんだが?」
-
璃緒「こうしてはいられませんわ! こんな時の為に美味しいお団子も用意してますの! お茶も入れて天の川を見ながらみんなで食べましょう♪」ダッ
ドルベ「お茶の準備の手伝いはこの白き盾に任せろ!」ダッ
凌牙「お、おい! その前に夕飯が先……って行っちまった」
凌牙(これは夕飯はもう少し後になりそうだな。仕方ねえ、先に短冊を飾るか)ヤレヤレクス
凌牙「しっかしあいつら、また派手に飾ったな……ん、何か変な飾りが?」ガサガサ
凌牙「これは……テルテル坊主?」
-
凌牙(もしかしてさっきドルベが言ってた秘策ってこれの事か? いいのか、伝統的なモンにこういう事して?)
凌牙(まあ偶然にしろ何にしろ俺にはどうでも良い事だけどな。璃緒も喜んでいたみたいだし)
凌牙「それにしても飾り多過ぎだぜ。俺の短冊は何処に飾れば……ん?」
凌牙(これは……2人の短冊?)
『凌牙とドルベのお願いが叶いますように 神代璃緒』
『ナッシュとメラグの望みを叶えてあげて欲しい 白盾どるべ』
-
凌牙「……たくっ、あいつらは」クスッ
璃緒「りょーがー。何してるのー。早くこっち来てお団子食べましょうー」
凌牙「今行くよ。つーか団子より先にちゃんと飯食わせろよ、くそ」
凌牙(とりあえず短冊はここに飾るか。ちょうど間が空いてるし)
凌牙(しかしこれ、織姫と彦星も困るんじゃねえのか?)
『璃緒とドルベの願いが叶うように 神代凌牙』
<おわり>
-
読んでくれた人、ありがとうございました。
ちなみに今回のお話は『-OZONE-』を聴きながら書きました。
-
>>505
乙です
とても幸せな気持ちになりました
三人の願いが叶うといいな
-
乙ゥ。明日七夕なのか……すっかり忘れてたよ。
-
乙!
いい話だなあと思って読んでたら
いきなりの白盾どるべで
鼻水ブックスしたじゃねえかwwww
-
乙です
七夕はこれからだ!
-
星読みの魔術師「七夕だぞ遊矢」
遊矢「そっかもうそんな季節か…去年の今頃はまさか収容所で過ごすなんて考えもしなかったよな。よし!気を取り直して。現れろ!俺のモンスターたち!」
時読みの魔術師「あーメンドくせ」
EMディスカバーヒッポ「ヒポヒポ!」
オッドアイズペンデュラムドラゴン(^^)
EMシルバークロウ「わおーん!」
遊矢「みんな!七夕に願いを書こう」
ヒッポ「ヒポヒポ」
〜〜〜
???「ここでカバだとぉ!?」
ギャラリー「今まで遊矢を支えてきたモンスターだ!」
カバーカーニバル「カバカバカーバ!」
遊矢「いけぇ!ダイレクトアタックだ!」
-
〜〜〜
ヒッポ「ヒポヒポ〜」
遊矢(なんかすっごいだらしない顔してる…)
遊矢(俺は…俺は……)
星読みの魔術師「遊矢」
遊矢「星読み…」
星読みの魔術師「分かっている。お前はお前の為すべきことを為せばいい。その為に私達がいる」
遊矢「星読み…それにみんな」
星読みの魔術師「うむ」
つ出番が欲しい 星読みの魔術師
時読みの魔術師(……お前)
遊矢「よし!出来たぞ」
星読みの魔術師「ふふ…それでは今日はゆっくりと夜空でも眺めよう。私が解説を請け負う」
遊矢「いいなそれ」
シルバークロウ「わおーん!」
オッP(..)φ
柚子とまた会えますように 遊矢
終わり
-
ユーゴ「七夕?何だそりゃ」
柚子「ぇ…?知らないの?」
ユーゴ「知らねえってそんなもん」
柚子(そっかそんなところもスタンダードと違うのかしら)
ユーゴ「大体何だ…?願い事を笹に吊るす?そんなことしてるヒマなんてねえっての」
柚子(!もしかしたら…)
柚子「こうなったら意地でも七夕してやるわ!」
ユーゴ「あ!おい!いきなりどうしたんだよ柚子!」
-
〜〜〜
柚子「みなさん!七夕を!願い事を笹に吊るしましょう!」
通りすがりのコモンズ「今度は何やってんだ?」
ユーゴ「おい柚子!」
柚子「ユーゴ。あなたも手伝っ…」
ユーゴ「ふざけんな!こんなことしてる場合じゃねえだろ!」
柚子「!」
ユーゴ「たく…何意固地になってんだ?俺達にはやることが…」
柚子「…だって…」
ユーゴ「あん?」
柚子「だって悲しいじゃない…!星に願い事するのも忘れちゃうなんて…」
ユーゴ「柚子…」
柚子「もしかしたらだけどね?シティにも七夕があったんじゃないかと思うの」
ユーゴ「あ?」
柚子「ユーゴだって言ったでしょ?こんなことしてる場合じゃないって。だから…そんな日々の暮らしに追われている内にみんなの心から七夕が消えちゃったんじゃないかって…そんなことを考えたら…」
ユーゴ「柚子………あーもうしゃあねえな!乗りな!まずは笹の調達だ」
柚子「ちょ!?ユーゴ!スピード出し過ぎぃ!!」
遊矢とまた会えますように 柚子
リンをぜってえとりかえす ユーゴ
終わり
-
クロウ「遊星の誕生日を忘れているとかそんなことはなかったぜ」
クロウ「つうわけで準備するぜお前ら」
龍亞「任せてよ!」
アキ「そういえば遊星は今どうしてるの?」
ブルーノ「遊星はジャックがツーリングに連れ出してるよ」
龍可「ジャックが?」
クロウ「あいつじゃこんな作業に役立たねえしな……てのは半分冗談としてあいつにもいろいろ思うところがあるんだろうさ」
アキ「…」
龍亞「アキ姉ちゃんもしかして妬いてる?」
アキ「子供が分かったような口を利かない!」
-
〜〜〜
遊星「しかしジャック。今日はどうしたんだ」
ジャック「ふん相変わらずとぼけた奴め…遊星」
遊星「どうしたんだジャック。真面目そうな顔をして」
ジャック「だからお前は俺と真面目な話をする気はないのか!…まあそれはいいとしてだ」
遊星「…」
ジャック「遊星。俺にとってお前は良くも悪くも…このジャック・アトラスにとって欠かすことのできぬ存在だ。お前がいない世界などというものは全く想像できん」
遊星「ふっ…まあお前ならそんな世界でもキングになっているだろうがな」
ジャック「当然だ!だがお前がいなければ鬼柳やクロウと出会うことも無かったやも知れん。お前への敗北が無ければまやかしのキングとして祭り上げられただけかも知れん…そして今日という日もただ過ぎ去っていく一日として感慨も無く見送っていたやも知れんな」
遊星「今日…?」
ジャック「…ぁ」
遊星「ふふふ」
ジャック「ふん。まあ隠すことでもあるまいな」
遊星「ああ。こうしてお前たちが祝ってくれる。だからこそ俺も忘れないでいられる。ありがとう」
ジャック「ふん…帰るぞ」
遊星「ああ!」
-
〜〜〜
そしてパーティの終わり
遊星「みんな!今日は短冊に願いことを書いていこう」
アキ「あらいいわね」
ブルーノ「WRGPにも終わりが見えてきてみんなその後のことをおぼろげながらも考えてきてるんだね」
クロウ「ま!そういうこったな」
ジャック(こうして夢を託すのがお前のおかげというのなら)
ジャック(俺は絶対にその夢を叶えてみせる。それが……お前との絆の証だ)
終わり
-
ジャックはどうなるんでしょうかね
あのころと比べ前に進めた?とまあ…なんだかまとまらないのでこの辺で
-
乙でした
-
投下します
注意
・デュエルなし(簡易にはある?)
・ヒッポ…
・その他もろもろ
これらが許せるネオスペース並に広い心の持ち主の方はどうぞ、お願いします
5レスくらいです
柚子「邪魔なカバに消えてもらうわ」
-
柚子「これで終わりよ!<幻奏の音姫プロディジー・モーツァルト(ATK2600)>で、<EMディスカバー・ヒッポ(ATK800)>を攻撃!グレイスフルウェーブ!!」
ヒッポ「ヒポポ〜!!」ドガーン!
遊矢「うわぁぁ!!」LP1800→0
WIN 柊柚子
柚子「私の勝ちね!遊矢」
遊矢「あぁ〜、今日も負けちゃったか。やっぱり柚子は強いな」
柚子「私だってまだまだよ、それに前々回は遊矢が勝ったじゃない」
遊矢「まあそうだけどさ」
修造「お疲れぇ!二人ともいいデュエルだったぞ!」
遊矢「塾長!」
柚子「お父さん!」
修造「さすがわが娘だ!これで2連勝だな!次もこの調子だぞ!熱血だぁ!」
柚子「もうお父さん暑苦しい…!」
遊矢「あはは…」
修造「練習試合も終わったことだ。もういい時間だし、2人ともそろそろ帰りなさい」
遊矢「塾長は?」
修造「俺は少しやっておくことがあるから、先に帰っててくれ」
柚子「そうなんだ、わかったわ」
修造「それじゃあ気をつけて帰るんだぞ」
2人「は〜い!」
-
柚子「本当にお父さんったら、もう少し落ち着かないのかしら」
遊矢「まあまあ、柚子のことを大事にしてくれるいいお父さんじゃないか」
柚子「大事にしてくれるっていっても、ちょっと過保護過ぎると思うのよね」
遊矢「そうかなぁ」
柚子「そうよ、ってごめんね!こんな話」
遊矢「いやいいよ!全然気にしてないから、しかし俺の父さんは今どこで何してるんだろうなぁ…」
柚子「遊矢…」
遊矢「あっ、悪い!つい…」
柚子「ううん…やっぱ心配だよね、お父さんのこと」
遊矢「ああ…」
バンッ!
遊矢「いてっ!ご、ごめんなさい、ちょっとボーッとしt…」
男「おいどこ見て歩いてんだ、気をつけろ!」ガッ!
遊矢「ぐっ…!?」
柚子「ちょっとあんた、言いがかりはやめなさいよ!そっちが故意にぶつかってきたんじゃない、ちゃんと見てたんだからね!」
男「あぁ?だったら文句あるわけ?」
柚子「とにかく遊矢を離して!」
男「俺生意気な女って大嫌いなんだよなぁ、ふんっ!」
遊矢「うわっ!」
柚子「遊矢!」
男「ちょっと痛い目見てもらおうか、うぅん?」
柚子「くっ…!」
遊矢「や、やめろ…!柚子は関係ないだろ、手を出すな!」
男「もう遅ぇよ、おらぁ!」
柚子「きゃぁぁっ!」
遊矢「柚子!」
-
ガシッ!
柚子「え…?」
男「あぁ?なんだ?」
修造「お前、俺の娘に何しようとしてんだ…?」
柚子「お父さん!?」
遊矢「塾長!」
男「ちっ、親かよ…だがよぉ、その辺の奴が俺に勝てると思ってるわけ?おらぁ!」
バシッ!
修造「…この程度か、お前のパンチは。どうやらお前には、この俺の熱血指導が必要なようだな」
男「なっ、俺の拳を片手で受け止めただとぉ!?」
修造「覚悟はできてるだろうな?わが娘とその友達を怖がらせた報い、受けてもらう!」
男「ひぃっ!」
修造「喰らいやがれ!超必殺、熱血パーンチ!!」
ボカッ!
男「ぐわぁっ!!くっ、くそっ!!覚えてやがれ!!」
修造「これに懲りて、二度と悪さをするんじゃないぞ!」
-
修造「大丈夫だったか!お前たち!」
柚子「私は大丈夫、それより遊矢が!」
遊矢「俺も大丈夫だよ、ちょっと突き飛ばされただけだし…」
修造「そうか、怪我がないなら良かった…」
柚子「ありがとう、ありがとうお父さん!もし来てくれてなかったら、私どころかきっと遊矢まで…!」ダキー
修造「柚子…気にするな!お前たちが無事なら、それでいいさ」ダキー
遊矢「塾長はすごいな…それに引き換え、俺は何もできなかった…」
修造「そんなことはない、遊矢も柚子を守ろうとしていた、その気持ちだけでも十分さ!」
柚子「そうよ遊矢、気にしないで」
遊矢「でも…」
修造「俺だって榊先輩に比べれば、全然さ」
遊矢「父さんと?」
修造「ああ、お前の父さんならデュエルを通して華麗に解決しただろうな。誰も傷つけることなく、そしてみんなを幸せに」
遊矢「デュエルで誰も傷つけずに、みんなを幸せに…」
修造「遊矢、お前もきっとそんなデュエリストになれる!榊先輩の意志を継げるのはお前しかいない!」
遊矢「塾長…ははは、そうだよな!落ち込んでちゃ前には進めない、俺は父さんの築き上げたエンタメデュエルで、みんなを幸せにしてみせる!」
塾長「よく言った遊矢!その意気だ!」
遊矢「そして次こそ塾長に頼らずとも、柚子を守ってみせる!」
柚子「へっ!?そ、それは嬉しいけど、なんか恥ずかしいなぁもう…でも、期待しちゃうからね?遊矢」
遊矢「おう!任せろ!」
修造「よしよし!いい感じになったところで、帰ろうか2人とも!」
柚子「そういえば帰りの途中だっけ…」
遊矢「なんか忘れてたな、よし!それじゃあ3人で帰ろう!」
―――こうして3人は晴れやかな気持ちで再び帰宅し始めました
柚子「でもお父さん、熱血パンチってネーミングはないんじゃない?」
修造「なにぃ!?そんなことないだろう!なあ遊矢?」
遊矢「俺!?ま、まあ、良かったんじゃないかなぁ…?(適当)」
-
―――そして翌日
柚子「<プロディジー・モーツァルト>で、<ディスカバー・ヒッポ>を攻撃!グレイスフルウェーブ!!」
ヒッポ「ヒポポ〜!!?」ドガーン!
遊矢「うわぁぁ!!」LP1800→0
WIN 柊柚子
柚子「エンタメも大事だけど、私を守るなら私よりデュエルに強くならないとね!」ニコー
遊矢「が、頑張りまーす…」
END
-
終わりです
一応まだペンデュラムが発現してない時の話になりますかね、まあ設定はあまり気にせず書いてみたんですが
最初はちょっと弱い感じの柚子さんを書きたかったけど、結局ストロングな感じに行き着いてしまうという…
とりあえずこれで全シリーズから1つは投下できた、だからどうってわけでもないんですけどね
-
書く予定の遊星がシンクロ次元に迷い込んだ話でヒロインのシンクロデッキは何がいいかな
和風のモンスターが多いからカラクリかコモンズ的なモンスターでスクラップか。悩む
植物族シンクロ多くないからアキさんは書く気にならないし…他の人が書いてくれそうだから
他に候補があったら上げてください。竜星はなんかアニメでちょくちょく実物が出されているから強い感がない……
-
フフッ・・・、ドラグニティなんてどうだ?
-
ラヴァルなんてどう?女の子が活躍してる。
-
(ヒロインて誰だ…)
-
>>529
オリキャラ予定。
アキさんは怒りそうだけどアキさんのデッキ作りにくいからなぁ……
-
>>527
良く知らないから調べてみたけど微妙じゃないか?
シンクロ限定だとなんか強くないし…そもそも主要パーツが規制されているのが…
>>528
爆発頼りなのがなぁ…専用シンクロが高レベルほど産廃だし……
教えてくれてありがとう!
でも…イマイチ「これだ!」というものがなかった……スマン
シンクロ自体後退しているから仕方がないんだけどせめて、専用シンクロが多く使えるのが…
贅沢言ってすまない。オリカを入れるとしても調整が難しいから基本的に既存カード中心がいいんだが…
-
ガスタとかは?強さは別として。
-
ウィン「プチリュウちゃんが家出した」
アウス「……」
エリア「……」
ヒータ「……」
ダルク「……」
ライナ「……」
ウィン「プチリュウちゃんが家出した」
ヒータ「いや二度言わなくてもわかってるよ」
ウィン「私にとっては大事な事だから二回言ったの!」
ヒータ「お、おう…」
-
エリア「プチリュウちゃんがどこに行ったか心当たりは無いの?」
ウィン「うん…ミスト・バレー大湿原に連絡とってもいないって言うし…」
アウス「その…家出の原因っておそらく…」
ウィン「……多分、ね」
ダルク「多分、何だよ?」
ウィン「……憑依装着」
ライナ「え?」
ウィン「自分だけ…憑依装着のイラストの進化体が出ないから…」
-
アウス「デーモン・イーター…」
エリア「ジゴバイト…」
ヒータ「稲荷火…」
ダルク「…あのなあ、そんな事言ったってしょうがないだろ。
大体それなら俺のD・ナポレオンやライナのハッピー・ラヴァーも…」
ウィン「プチリュウちゃんを差し置いてその2体の進化体が出たらどう思う?」
ダルク「……」
ライナ「……」
ウィン「特にライナちゃんは本人の憑依装着も出てないのに」
ライナ「……」シュン
ヒータ「い、いつか出るって!気にすんなよ!」
アウス「そうですよ!ダルクさんも憑依装着出るの遅かったですし!」
エリア(ダルクくんの憑依装着状態が出たのは、霊使い出てから大体4年弱…
それに対してライナちゃんはもう5年半くらい出てないけど、ここは黙っておこう…)
-
ダルク「ああ…まあ、ライナの憑依装着は置いといて、確かにその2体よりはプチリュウの方が早く出るよな…うん」
ウィン「特に今回は他の3体が魔術師ストラクに収録されてるうえ、マジェスペクターっていう風属性魔法使い族のテーマが出て、
もうここで出さなきゃいつ出すの?って流れだったから相当ショックが大きかったんだと思うの」
ヒータ「それ聞くと本当に何で出さなかったんだって感じだな」
ライナ「ストラクチャーデッキと連動するカードって意味では絶好の機会だったよね」
エリア「憑依解放のウィキページに載ってるイラスト関係カードで、3体からちょっと離れて記載されてるプチリュウちゃんの名前が物悲しいね…」
ウィン「もしかして…というか、あまり考えたくない理由ではあるんだけど…」
アウス「何ですか?」
ウィン「名前…」
ダルク「は?」
ウィン「進化体の名前、コンマイが思いつかないんじゃないかなって」
ダルク「まるで意味がわからんぞ」
-
ウィン「私達の使い魔が進化して、名前もなんだかパワーアップするよね?」
アウス「デーモン・ビーバーはデーモン・イーターに、ヒータさんのきつね火は稲荷火に…」
ライナ「稲荷火って名前かっこいいよね!デーモン・イーターも!」
エリア「ギゴバイトちゃんはジゴバイトに…」
ヒータ「ガガギゴがいるからスルーされるかと思いきやそんな事無かったな」
ウィン「じゃあ、プチリュウって名前をもじって、憑依装着の龍を名付ける場合どうする?」
ダルク「……」
ライナ「……」
エリア「えっと…どうしよっか…」
ヒータ「プチリュウって元々の名前が可愛らしいっていうか…」
アウス「でも進化するなら名前の名残はあると思いますし…」
ウィン「私も考えてみたけど、しっくり来るのが微妙に思いつかなくて…」
ダルク「名前が思いつかないからカード化しないんじゃないかって?流石にそりゃねえだろ」
ウィン「でも、間違いなく出すべきタイミングは逃してるよね?」
ライナ「他の3体が半年以上前に出揃ってて…」
アウス「憑依解放なんていうカードも出て…」
ヒータ「えっと…なんていうか……ご愁傷様?」
ウィン「プチリュウちゃんが死んじゃったみたいな事言わないで!?」
-その頃、某所にて-
嵐征竜テンペスト「どうした小僧…力が欲しいか?」
プチリュウ「……」
おわり
-
絶対ドンサウザンドが悪い。
-
投下します。
ドルベ「メラグ、小包を受け取って来たぞ」
-
神代家・正午……
璃緒「ありがとうございます、ドルベ。ちょっと手が離せなかったから助かりましたわ」
ドルベ「これくらい気にする必要は無い。それよりこれは何だろう?」
璃緒「ちょっと見せて下さい……ああ、伯父さまからのお中元ですわね。後でちゃんとお礼状を書きませんと」
ドルベ「オチュウゲン?」
璃緒「簡単に言えば夏に親しい人やお世話になった人へ送るプレゼントの事ですわ」
ドルベ「この世界は人に物を送る習慣が多いのだな。それでメラグよ、この小包は私が開けても良いかな?」wktkブックス
璃緒「ふふ、いいですわよ。でも包み紙は丁寧に開けて下さいね、後で使えますから」
-
ドルベ「ん、これは……パスタか? しかし妙に細いな」
璃緒「これはパスタでは無く、お素麺ですわよ。丁度今年の分を買おうと思っていたところでしたから助かりましたわ」
ドルベ「何、この長さで乾燥した麺ならパスタではないのか?」
璃緒「そういえばドルベは今まで食べた事がありませんでしたわね。お素麺は夏の定番の食べ物で、冷たくて美味しいんですのよ」
ドルベ「ほう、それは興味があるな。ぜひ食べてみたい」
璃緒「じゃあ今日のお昼はこれにしましょうか。すぐ出来ますから」
ドルベ「あっ、でも今ナッシュは遊馬の家に行っている。食べるなら3人揃った時の方が良くないか?」
璃緒「心配しなくてもこれから何度も食べる機会はありますわよ。それじゃあちょっとだけ待っていて下さいね」
-
…………
璃緒「ドルベ、茹であがりましたからテーブルの上の雑誌を退かしてくれます?」
ドルベ「合点承知」サッサッ
璃緒「ありがとう。はい、これがお素麺ですわよ」
ドルベ「ほう、これが……何だかキラキラしていて綺麗だな。白い宝石みたいだ」
璃緒「ふふっ、お素麺を見て宝石なんて言う人初めて見ましたわ」
ドルベ「む、可笑しな表現だっただろうか?」
璃緒「いえ、そんな事ありませんわ。ドルベはその素直な感性を大事にして下さい」
-
ドルベ「それでこのオソーメンというのはどうやって食べるのだ?」
璃緒「一口食べられる量を箸で掴んで、このつゆに付けて食べて下さい」
ドルベ「成る程。しかしやはり綺麗だな。何だか食べるのが勿体ない気がする」
璃緒「早く食べませんと伸びて美味しくなくなってしまいますわよ?」
ドルベ「おお、メラグがせっかく作ってくれたのにそれは困るな。では早速いただこう」
璃緒「私もいただきます」
-
ドルベ&璃緒「…………」チュルチュル
ドルベ&璃緒「〜♪」(*´ω`*)
ドルベ「確かにこれは良いな。冷たくて口当たりがさっぱりしていて……うん、美味い!」
璃緒「私も久々に食べましたけどドルベと同意見ですわ。お素麺を食べていると夏だな〜という感じがします」
ドルベ「これならいくらでも食べられそうだ」チュルチュル
璃緒「意外とカロリーが高いですから食べすぎには注意ですけどね。ちなみに薬味を入れるともっと美味しいですわよ」
ドルベ「ヤクミ? 何だか今日は初めて聞く言葉が多いな」
-
璃緒「スパイスみたいなものですわ。種類は色々あってこれをつゆに加える事で色々な味を楽しむ事が出来ますの」
ドルベ「ほう、どんな物があるのだ?」
璃緒「一応今日は万能葱に生姜、茗荷と海苔、それと胡麻を用意しましたわ。お好きな物をどうぞ」
ドルベ「本当に色々あるのだな」
璃緒「まあここら辺は薬味の定番ですわね。これ以外にも錦糸卵や干し椎茸、ササミや納豆を入れても美味しいですのよ」
ドルベ「な、納豆? あのネバネバした豆をこの中に入れるのか?」
璃緒「これが意外とあいますのよ。栄養バランスだって良いんですから」
ドルベ「本当に色々な食べ方があるのだな……オソーメン、意外と奥が深い食べ物かもしれん」ゴクリ
-
…………
ドルベ「ご馳走様でした」
璃緒「お粗末様でした」
ドルベ「いや、本当に美味しかったぞ。送ってくれた叔父上には感謝だな。勿論作ってくれた君にもだ」
璃緒「もうこれくらいで大袈裟ですわね。お素麺なんて簡単ですからドルベにも作れますわよ」
ドルベ「うむ、君が言うならそうかもしれないな。だけど……」
璃緒「だけど?」
-
ドルベ「オソーメンは確かに美味しい。しかし1人で作って1人で食べてもここまで美味しいとは思わなかっただろう」
ドルベ「私にとっては誰かと一緒に食事を共にするという行為はそれこそが最高の薬味なんだ」
ドルベ「だから改めてお礼を言おう。何時も美味しい食事をありがとう、メラグ」ニコッ
璃緒「…………」
-
ドルベ「ん、どうしたメラグ? もしかしてまた私は変な事を言ってしまったか?」
璃緒「いえ、そんな事はありませんわ。さて、お素麺も食べ終わりましたしさっさと片づけをしませんと」
ドルベ「片付けなら私も……って、メラグ? 何だか顔が少し赤くないか?」
璃緒「あら、そう? まあ今日は暑いですからそのせいでしょう……ところでドルベ」
ドルベ「ん、何だ?」
璃緒「お昼が終わったばかりで聞くのも何ですけど……今晩何か食べたいものあります?」
<おわり>
-
読んでくれた人、ありがとうございました。
ちなみに本編であった薬味の定番はあくまで私の個人的な意見です。では。
-
やっぱドルベってイケメンだわ。この純粋さは宝物ですな。素麺食いたくなってきた。
-
ちょっとドルべにファンサービスしてくる。
-
乙
ブックス!!を与えられ、それを奪われる……その瞬間、ドルベはもっとも姑息な表情をする
-
スローネをを与えられ、それを規制される……その瞬間、ドルベはもっとも非力な表情をする
-
乙です
心がほっこりした………ドルベイケメン盾
-
乙!
ササミとか納豆っていれたことないな
試してみるか
-
投下します。
璃緒「短編集ですわよ、ドルベ」
-
『添い寝』
凌牙(こいつ、また勝手に俺の布団に潜り込みやがって……イラッとくるぜ)
璃緒「Zzz……」
凌牙「おい、起きろ。このベッドは2人だと狭いんだから」ユサユサ
璃緒「う〜ん、凌牙……お兄ちゃん……」
凌牙「…………」
何か目覚めかけた。
-
『質問』
Q:好きな紅茶は?
凌牙「アールグレイ」
璃緒「ダージリン」
ドルベ「午後の紅茶」
-
『首輪』
璃緒「迷子にならないようにドルベに首輪を着けてみましたわ!」ドヤァ
凌牙「いくら何でも酷いだろ、それは!?」
ドルベ「意外としっくり来るぞ、ナッシュ」
凌牙「お前も首輪なんかで喜ぶな。外しちまえ、こんなもん」グイグイ
ドルベ「うっ、あっ……くっ、苦しいぞ、ナッシュ」ビクッ
璃緒(あら、何かしら? 2人を見て感じるこの胸の高鳴りは……///)ドキドキング
-
『親子丼』
ドルベ「…………」
凌牙「どうしたんだ、ジッと親子丼眺めて。早く食わねえと冷めちまうぞ?」
ドルベ「ナッシュよ」
凌牙「何だ?」
ドルベ「親子丼とは……悲しい親子の再会なのだな」グスッ
凌牙「お、おう」
-
『筋トレ』
ドルベ(やはり何時までも非力というのは問題がある)
ドルベ(よし、今日から筋トレをして身体を鍛えよう。目指せ、ムキムキマッチョマンだ)
ドルベ「ナッシュの為にも頑張るぞ……ふぅ! ふぅ! ふぅ!!」ブンブン
…………
璃緒(晩御飯呼びに来たらドルベの部屋から荒い息が……こ、これってまさか?///)ドキドキマイラ
-
『ベッドの下』
璃緒(はっ! ドルベの部屋を掃除していたらベッドの下に本らしきものが!?)ビックリボー
璃緒(まさかこれは……でもドルベも男の子ですし、この前だって……)
璃緒「…………」
璃緒(ちょっとだけ見てみましょうか。ドルベがどんなものが好きなのか少し興味もありますし……)ソー
『猫の写真集』
璃緒「ひいいいいぃぃぃぃぃ!?!?」←猫嫌い
-
『質問パート2』
Q:お弁当に入っていると嬉しいおかずは?
凌牙「唐揚げ」
璃緒「甘めの卵焼き」
ドルベ「ちくわにきゅうりを詰めたもの」
-
『暗算』
小鳥「140×4は?」
遊馬「えーと……560?」
小鳥「190×9は?」
遊馬「ちょっと待って……1610……じゃない1710、かな?」
小鳥「場にブラック・ガーデンが1枚、さらにドレッド・ルートが2体存在している時に攻撃力1610のダーク・キメラを召喚した場合その攻撃力は?」
遊馬「51」←即答
-
『うなぎ』
ギラグ「今日は土用の丑の日だから鰻を用意したぞ! 網も炭もな!!」ドーン
アリト「こんな高級品どうしたんだよ? まさか盗んで来たんじゃ……」
ギラグ「バーロー、内緒でバイトの数増やしてたんだよ! 今日、お前と一緒に鰻を食べる為にな!!」
アリト「ギラグ……へっ、ありがとうよ! これ食って明日も頑張ろうぜ!!」
…………
教頭「大変です! 生徒が体育倉庫で練炭を炊いて意識不明に!?」
校長「なんだと!?」
-
『夏』
璃緒「楽しかったですわね、夏祭り」
ドルベ「うむ」
凌牙「俺は奢らされて散々だったけどな」
璃緒「そうそう、来週は他のみんなも誘って山へバーベーキューに行きますから覚えておいてね」
凌牙「は? そんな話聞いてねえぞ!?」
璃緒「だって今言ったから。夏休みは他にも色々と計画を立てているから覚悟しててね、凌牙」
凌牙「お前、計画立てるならせめて一言……ああ、もういい。疲れた」
ドルベ「また楽しい思い出が増えそうだな」
璃緒「ふふ、夏はまだまだこれから、ですのよ♪」
<おわり>
-
読んでくれた人、ありがとうございました。
-
>>560
ギラグ「うめぇ」ガツガツガツ
アリト「うめぇ」ガツガツガツ
璃緒「(この2人…)」
-
きっとドルベの未来は明るく開けているだろう。
-
乙です
幸せそうで良かった
-
>>531
遅くなったけど、TGデッキなんてどうかな?
-
投下します。
小鳥「あれ、あそこに居るのは……?」
-
とある自販機の前にて……
凌牙「くそ、またかよ! イラッとするぜ!!」プンスカブックス
小鳥「シャーク?」
凌牙「ん、小鳥か。どうしたんだ、こんな所で?」
小鳥「夕飯のお使いの帰りにたまたま通り掛かっただけよ。それよりどうしたの、自販機の前で大きな声出して?」
凌牙「いや、別に大した事じゃ無いんだが……」
小鳥「?」
-
凌牙「ここに千円札があるだろ?」
小鳥「うん」
凌牙「それを自販機に入れるだろ?」ウィィィン
小鳥「うん」
凌牙「……すると即行で吐き出されちまうんだよ、くそ」スゥー
小鳥「あー」ナットクェーサー
-
凌牙「いくら皺伸ばしても全然受け付けやしねえ。壊れてんじゃねえのか、これ?」イライライザー
小鳥「大分フラストレーション溜まってそうだね。小銭は?」
凌牙「1円と5円玉しかねえんだよ。小さすぎて使えねえ」
小鳥「そう……えっと、シャークが欲しい飲み物って何?」
凌牙「ん、この缶コーヒーのブラックだけど……って、おい?」
チャリンチャリン…ピッ! ガタン!
小鳥「はい、どうぞ。私の奢りよ」っ缶コーヒー
-
凌牙「いや、いきなりそんな事されても困るんだが? 奢られる理由が無いし」
小鳥「シャークには何時もお世話になっているからそのお礼よ」
凌牙「お前の世話なんかした覚えはないぞ」
小鳥「この前雨が降った時、傘で家まで送ってくれたじゃない」
凌牙「あれは単なる気まぐれだ。礼も要らねえって言ったの覚えてないのか?」
小鳥「もう、いいから受け取りなさいよ。こういうのは変に遠慮するもんじゃないわよ」グイグイッ
-
凌牙「別に遠慮してる訳じゃないんだが……分かった、そこまで言うなら受け取ってやる。その代わりお前が今持ってる荷物を俺に寄越せ」ヒョイ
小鳥「え? ちょっと!?」
凌牙「家まで持って行ってやるよ。それでこの缶コーヒーの件はチャラだ」
小鳥「いや、それだとお礼にならないんだけど?」
凌牙「だから意味分からねえ事への礼なんて要らないんだよ。ほら、さっさと行くぞ」トコトコ
小鳥「ま、待ってよ! もう、変に頑固な人なんだから」タッタッタッ
-
…………
小鳥「それにしても毎日毎日本当に暑いわね」
凌牙「夏だから当たり前だろう」
小鳥「それはそうなんだけど……あれ?」
凌牙「どうした?」
小鳥「いや、あそこに居るの私のクラスメートなんだけど……」
男子「〜〜〜///」
女子「〜〜〜///」
小鳥「手、繋いで歩いてる……」
凌牙「そうだな」
-
小鳥「あれってもしかして……」
凌牙「まあデートなんじゃねえのか。夏はカップルが出来易い時期だって璃緒も言ってたし」
小鳥「やっぱりそうなのかな? それにしてもあの2人が……はー」
凌牙「何だ、羨ましそうな顔して。というか別にお前は羨ましがる必要は無いだろ」
小鳥「え、私そんな顔してた? というか必要が無いってどういう意味?」
凌牙「どういう意味も何もお前には遊馬が居るだろうが」
小鳥「ゆ、遊馬って!? 私と遊馬はただの幼馴染で、その、別にそういうんじゃ……!!///」アタフタキオン
凌牙「声がでか過ぎだ。少し落ち着け」
-
小鳥「シャークが変な事を言うからでしょう!?」
凌牙「別に変な事じゃねえだろうが。好きなんだろう、遊馬の事?」
小鳥「そ、それは……///」ゴニョゴニョ
凌牙「俺の目から見てもお似合いだと思うぜ、お前ら2人は」
小鳥「……ほ、本当にそう見える?///」
凌牙「こんな事で嘘言って俺に何の得があるんだよ?」
小鳥「だけど遊馬は私の事なんて何とも思ってないだろうし……」ションボリチュア
凌牙「そうなのか?」
-
小鳥「だってあの遊馬よ? 恋愛とか全然興味ないだろうし……むしろそれがどういう意味か知らなそうだし」
凌牙「あーそれはあるな」
小鳥「遊馬の中の私はあくまで幼馴染で仲間で……大切にしてくれるから別にその事に不満はないんだけど、ね」
凌牙「そうか……だけど分からねえぜ」
小鳥「え?」
凌牙「少なくともあいつの中でお前は特別な存在だ。それは間違いない」
凌牙「それにあいつだって男なんだ。気付いて無いだけど意外とお前の事を意識しているかもしれねえぜ?」
-
小鳥「あの遊馬が? 何かあんまり想像出来ないなぁ〜」
凌牙「まああくまで俺の想像だ。もしかしたらお前の言う通り本当にただの幼馴染としてしか見てない可能性も勿論ある」
小鳥「シャークは私に希望を与えたいのか奪いたいのかどっちなのよ……痛っ!?」ビクッ
凌牙「どうした?」
小鳥「いや、何か目にゴミが入ったみたいで……うぅ」ゴシゴシ
凌牙「擦ると余計に酷くなるぞ。ほら、見せてみろ」
小鳥「ありがとう……んー、どう?」
凌牙「よく分からねえな。もっと近くで……」
「ああああああーーーー!!!!」
凌牙&小鳥「!?」ビックリボー
-
凌牙「何だ、今の馬鹿でかい声は?」
小鳥「って、遊馬!?」
遊馬「あ、あ、あ……」プルプル
凌牙「どうしたんだ、お前? 鳩が豆鉄砲食ったみたいな顔して?」
小鳥「大丈夫? 何か様子がおかしいわよ?」
遊馬「え? お前ら何時の間にそんな……その……あの……えっと……」カクカク
凌牙&小鳥「?」
-
遊馬「で、でもこんな道端で……ああいうのは……あ、いや……俺、その……」オロオロットン
小鳥「ゆ、遊馬? 本当にどうしたのよ?」
凌牙「……ああ、そういう事か。またベタな勘違いしやがって」タメイキング
小鳥「へっ、勘違い?」
凌牙「安心しろ、遊馬。俺は別に小鳥とキスなんてしてねえから」
小鳥「はいぃぃ!?///」
遊馬「え? そ、そうなの?」キョトン
小鳥「ええぇぇ!?///」
-
凌牙「ただ目に入ったゴミを見てやってただけだ。角度的にそう見えたのは仕方ねえかもしれねえけど」
遊馬「ほ、本当か、小鳥?」
小鳥「当り前でしょう! 何で私がシャークなんかとキスしないといけないのよ!!」
凌牙「『なんかと』と来たか、まあ良いが……それにしてもいくら何でも狼狽え過ぎだろ、お前」
遊馬「べ、別に狼狽えてねえよ! ちょっとびっくりしただけだ!!」プイッ
凌牙「ああそうかい」
小鳥「もう、本当に馬鹿なんだから……///」
-
遊馬「そ、それよりこんな所でお前ら2人で何してたんだよ?」
凌牙「別に。たまたま道端で会ったからこいつの荷物を家まで運んでやってただけだ」
遊馬「……本当にそれだけだよな?」
凌牙「ああ」
遊馬「…………」
凌牙「…………」
小鳥「遊馬?」
-
遊馬「……荷物、俺に貸してくれよ」
凌牙「何?」
遊馬「俺が運ぶから……小鳥の家まで」
小鳥「え?」
凌牙「そうか、分かった……じゃあ小鳥、後は遊馬に運んで貰え」
小鳥「え? え?」
遊馬「行くぞ、小鳥」グイッ
小鳥「え? ちょ、遊馬?」
-
<キュウニヒッパラナイデヨー
<イイカラハヤクイクゾ
凌牙「…………」
凌牙「…………」プシュ
凌牙「…………」ゴクゴク
凌牙「……甘え」
<おわり>
-
読んでくれた人、ありがとうございました。
-
乙!
嫉妬する遊馬は最高だぜ最高wwwwwww
-
乙!
ゆまことはニヤニヤが止まらないw
まあ最終回で遊馬も小鳥の盛大な告白に顔を赤くしてたし、
多少はね?
-
乙です!
可愛すぎるゆまことに末永く爆発してください
甘い!
-
もしシンクロ次元に迷い込んだ遊星を書くとしたらヒロインはアキにするべきか……
みんな的にはシンクロ次元のアキさんは幸せになってほしい?
別パターンで反逆者的な事も考えているんだが……
遊星を本編後の8年後としても28と16は一緒だと危険な歳か?
見たい人いる?
-
>>593だが…忘れてくれ。少しスランプで色々混乱していただけなんだ……
スレを汚してすまなかった
-
最近ss書こうと思っているんだが…みんなはどっちが見たい?
・遊星vsジャックから8年後の遊星が実験中にシンクロ次元に迷い込んで
シンクロ次元のアキの家にお世話になりながらもジャックの真意を知るために
フレンドシップに出る話
・↑の同じく遊星vsジャックの少し後に修行中のジャックがシンクロ次元に来てしまった。
「ジャックにそっくりさん」とセキリティに追われる中、ジャックは遊星に似た雰囲気のデュエリスト
に助けられる。
ジャックは「元の世界に戻るにはこの世界の俺とデュエルすることではないか」と考えて、フレンドシップ
に参加するためにギャラガーと出会い裏デユエル上で仮面のデュエリストとして活躍する
優柔不断だから誰か決めてほしい。
このスレに書き込むことじゃないことはわかっているが本気で悩んでいる……
-
>>595
ジャックがシンクロ次元に来る方のSSが見たい!期待してるぜ!頑張れよ!
-
>>596
わかった。ちょうど時期が時期だもんな
……正直、ほっとしている。不動性ソリティア理論を毎回頭に入れながら
書かなければいけないかと思ったら頭が痛かったから
-
>>597
要望を聞いてくれてありがとう!無理せずに頑張れよ!
-
投下します。
璃緒「夏とかき氷」
-
夏休み・神代家にて……
璃緒「暇ですわね〜。何か面白い事でも起きないかしら?」ゴロゴロットン
ドルベ「メラグよ、楽しい事は頻繁に起こる事では無い。たまに起こるから楽しいのだ」
璃緒「それはそうなんですけど……ところで凌牙は?」
ドルベ「ナッシュなら近くのコンビニまで週刊誌の立ち読みに行ったぞ」
璃緒「ああ、そういえば今日は月曜日でしたわね。長い休みだと曜日の感覚が無くなってしまうから困りますわね」
<モドッタゾー
ドルベ「お、どうやら帰って来た様だ」
-
凌牙「ほれ、土産だ」っコンビニの袋
璃緒「まあ、かき氷! 凌牙にしては随分気の利いた物を買って来たわね」
凌牙「俺にしてはって何だよ、俺にしてはって」
ドルベ「かき氷か。この前夏祭りで食べて以来だな」
凌牙「まあ今回はカップだけどな」
-
璃緒「ふむ、味はイチゴとメロンと抹茶ミルクですか。さすが凌牙、無難なチョイスですわね」
凌牙「そりゃどうも。で、何を食べる?」
ドルベ「それなら君達から先に選ぶと良い。私は残ったもので良いから」
璃緒「あら、よろしいんですの? なら遠慮なく私から選びますわね♪」
凌牙「普通に俺の順番はスルーかよ。まあ別に良いけど」
-
璃緒「では無難にイチゴ味にしようかしら?」
ドルベ「(*´ω`*)」
璃緒「いえ、たまにはメロン味も良いかもしれませんわね」
ドルベ「(*´ω`*)」
璃緒「でもやっぱりこれですわね。かき氷は抹茶ミルクこそジャスティス……」
ドルベ「(´・ω・`)」
璃緒「……いや、やはり無難なイチゴ味にしましょう。無難が一番ですわ」
凌牙「じゃあ俺はメロンにするわ」
ドルベ「(*´ω`*)」
-
凌牙「さて、スプーンも用意したし来たし早速食べるか」
璃緒「ねえ、せっかくだから縁側に行って食べません?」
凌牙「はあ? 何でわざわざ暑い所に行って食べるんだよ。この部屋で良いだろう、クーラー効いてんだから」
璃緒「馬鹿ね、こういうのは暑い所で食べるから良いんじゃない。それに縁側で食べるのって何となく雰囲気良くありません?」
ドルベ「確かにメラグの言う事にも一理あるな」
璃緒「さすがドルベは分かる男の子ですわね。では各自、かき氷とスプーンを持って縁側に集合!」
凌牙「たくっ、相変わらず我が儘な妹だぜ」ヤレヤレプティレス
-
ミーンミーン
ドルベ「日陰にはなっているがやはり暑いな」
璃緒「でもちょっと風も吹いてますわ」
凌牙「おい、さっさと食おうぜ。氷が溶けちまう」
璃緒「そうですわね。では皆さん、手を合わせて」
璃緒&ドルベ「いただきま〜す」
凌牙「小学生かよ……いただきます」←文句言いながらもキチンと挨拶はする
-
璃緒「う〜ん、美味しい♪ かき氷最高ですわ!」シャリシャリ
凌牙「同感だ。やっぱり夏はこれだよな」シャリシャリ
ドルベ「ああ、抹茶とミルクが交わり舌の上で最高のコンボを……うぅ!?」キーン
璃緒「あら、もしかして頭がキーンとなっちゃいましたか?」
凌牙「美味いからってがっついて食べるからそうなるんだよ……ぐっ!?」キーン
璃緒「ふふっ、凌牙も人の事言えませんわね……あぅ!?」キーン
-
ドルベ「しかしメラグの言った通り、ここで食べると只でさえ美味しいかき氷がもっと美味しくなった様な気がするな」
璃緒「でしょう?」ドヤァ
凌牙「俺は涼しい部屋で食べたかったけどな」
璃緒「そんな事言いながら凌牙、何時もよりかき氷を食べるペースが速いじゃない。やっぱり美味しいんでしょう?」
凌牙「いや、暑いからさっさと食べないと溶けちまうだろうが」
ドルベ「ん? 2人共、何だか舌の色がおかしくなってないか?」
-
璃緒「ああ、かき氷を食べた時のお約束ですわね。凌牙の舌もすっかり緑色に染まってるわね、何か可笑しい」クスクス
凌牙「笑うな。そういうお前だって舌が真っ赤になってるぞ」
ドルベ「おお、かき氷にはそんな楽しみ方があるのか! 私の舌は? 私の舌はどんな色になっている?」wktkブックス
璃緒「えっと、特に変ってませんけど?」
凌牙「抹茶はそんなに変わらないからな」
ドルベ「……かき氷を食べても舌の色が変わらない非力な私を許してくれ」ションボリチュア
璃緒「いや、何もそこまで落ち込まなくても……」
凌牙「つーかこれは非力とか関係ねえだろ」
-
璃緒「それにしてもさっきまであんなに退屈でしたのに、かき氷食べたら随分楽しい気分になって来ましたわね」
凌牙「コンビニのかき氷ぐらいでそんな気分になれるなんて安い女だな、お前は」
璃緒「あら、安く済むならそれに越した事ないじゃない?」
ドルベ「私はこうやって3人で並んで食べているからそう感じるのだと思うぞ」
璃緒「ふふっ、それはあるかもしれませんわね。ねえ、凌牙?」
凌牙「何で俺に振るんだよ? 知らねーよ」
-
璃緒「ねえ、かき氷食べたらどうします? 夕飯まで散歩にでも出掛けます?」
凌牙「俺はコンビニから帰ったばかりだぞ? 散歩行くならお前らだけで行けよ」
璃緒「もう、ノリが悪いですわね。なら凌牙の部屋で何かして遊びましょう」
ドルベ「おお、それは面白そうだな!」
凌牙「はあ? 何勝手に決めてんだよ! ていうか何かって何だよ、何かって!?」
璃緒「何かは何かよ。さあ、ドルベ! 後で遊ぶ道具を持てるだけ持って凌牙の部屋に集合ですわ!!」
ドルベ「合点承知!」
凌牙「だから勝手に決めるんじゃねえよ! たくっ、イラッとするぜ!!」プンスカブックス
<ワイワイガヤガヤ
おわり(但し3人の夏はまだまだつづく)
-
今回のお話でこのシリーズは一旦終了です。今まで読んでくれた人も今回読んでくれた人もありがとうございました。
再開は未定ですがその時はよろしくお願いします。では。
-
乙でした!彼ら彼女らの未来がこれからも幸せでありますように……
-
乙です!
幸せそうに夏を過ごす彼らの日常を見れて本当に楽しかったです
ありがとうございます!
-
最近、SSが投稿されないなぁ
-
書きますか時期過ぎたけど
-
遊矢「夏休みの宿題?」
赤馬「そうだ。こうして君たちを集めたのは他でもない」
沢渡「どういうことだよ?俺達選ばれすぎィなランサーズだぜそんなもん免除だろ免除」
赤馬「そうはいかない。これでも私はキミ達を集めた保護者として学校側から色々言われているんだ」
隼「ふん。下らん」
権現坂「そういうことであればこの漢権現坂。とりあえず書初めの宿題から始めよう」
零羅「…」
赤馬「零羅。一応言っておくが他のメンバーの宿題を写すのは無しだ」
零羅「にい…さま…!どうして…」
デニス(まあそもそも零羅と同年代がいないから写せないんだけどねぇ)
セレナ「宿題とはどんな効果だ?いつ発動する?」
デニス「えぇ!?セレナ、アカデミアにもあっただろう!?」
赤馬「ほぅ…まるで見てきたようなことを言う」
デニス「Σ(゚□゚)い、いやそのぉ…」
-
セレナ「…分からん。そもそも夏休みとは何だ?」
赤馬「夏休みというのは教育機関などが、校舎に冷房施設が無い時代に子供たちの安全を考慮、また農家の収穫期を手伝う、などの目的で…」
遊矢「つまり!いつもとは違う夏ならではのことを楽しむための…その…エンタメってことさ」
セレナ「なるほど夏休みとはエンタメなのか」
赤馬(微妙に的を外していっている気もするが…まあいいか)
権現坂「とはいえやはり学生の本分は勉学に勤しむこと。故に夏休みの宿題という形で課せられるのだ」
沢渡「まあそんなもんパパの力で宿題代行サービスに…」
全員「…」無言の圧力
沢渡「ま、まあ…仕方ねえか。たまには真面目に宿題すんのもいいかもな」
月影「皆の身の回りの世話はこの月影にお任せを」
-
遊矢「ええっと…ここは」
赤馬「そこはこの公式を使うといい」
遊矢「…」
赤馬「どうした?榊遊矢。遠慮はいらない。分からない所があれば聞くといい」
権現坂「デニスよ。何故お前はこそこそ書きこんでおるのだ」
デニス「いやぁほらボクのミステリアスな部分を曝け出すわけにはいかないから」
デニス(アカデミアも律儀に宿題出さなくてもいいのにねぇ)
零羅「えっと…辞書、辞書」
月影「…」つ辞書
零羅「…」
零羅「……あ、ありが、とう…月、影…」
沢渡「今日も、俺はランサーズで大活躍っと」
セレナ「…」
-
〜〜〜
遊矢「ふぅ…やっと終わったぁ!」
沢渡「ま、俺様にかかればこんなもんよ!」
セレナ「…」
デニス「セレナ?どうかしたのかい?」
セレナ「私に…宿題はないのか?」
沢渡「あぁん?何だ?まさか宿題なんてメンド―なもんやりたいってのか?」
隼「…ふん」
遊矢「セレナ…」
遊矢(セレナ…ずっとプロフェッサーに監禁されてこうやって普通のことをやる機会も無くて…)
遊矢「…うん」
セレナ「…遊矢?」
遊矢「みんな!これからみんなで自由研究だ」
赤馬「ほぅ…自由研究か」
-
セレナ「自由研究とはデュエルではないのか?」
遊矢「違う違う!言ったろ?いつもとは違うものを学ぶのが夏休み。だから、色々やろう。バイクに乗ったり洞窟に探検に出かけたり宇宙飛行士になったり探偵になったりライブしたりさ」
デニス「面白そうだねぇ!」
セレナ「いいのか?」
遊矢「もちろん」
セレナ「では行くぞ!」
遊矢「ちょ、引っ張らないでって…」
沢渡「お楽しみはこれからだぁ!」
遊矢「それ俺のセリフ〜!」
隼「…」
権現坂「お前も来るんだ」
隼「ふざけるなおれはそんなことを」
権現坂「いいから来い!」
隼「…強引なやつだ」
隼「…」
隼「…ふ」
終わり
-
おまけ
ロジェ「水泳大会の間違いでしたか?」
徳松「何言ってんだ間違いなんかじゃないぜ!」
ロジェ「え?」
徳松「エンジョオオオオイ!」
沢渡「遊矢!俺の華麗なクロールを見せてやるぜ!」
遊矢「望むところだ!」
権現坂「この漢権現坂不動の泳ぎを見せ…ごぼごぼ」
隼「優雅に水の上を駆ける白鳥もその水面下では必死に足を動かしているという」
セレナ「は?この水着を着てほしいだと?バカを言うな!そのカメラは何だ」
デニス「そう言わずにさぁ!」
デニス(いやボクだってどうかと思うよ?けどプロフェッサーが…プロフェッサーが…)
沢渡(オィイイイ!いつまでこんなの続ける気だよ)
クロウ(しかたねえだろ!また収容所送りにされてえのか!)
徳松(ここはいっそのこと楽しもうじゃねえか!エンジョォオイ!)
ロジェ「…」
セキュリティ「長官?」
ロジェ「私も…私も混ぜてえええええ!!」
遊矢「えぇ!?」
〜〜〜
ホワイト・タキ議長「遅いねぇランサーズ諸君」
赤馬(何をやっているんだ…?)
終わり
-
いやあ書こうと思って結局そのままタイミング逃していくのが多くて…
-
乙〜
権現坂と黒咲の絡み好きだ
-
ジャック対遊矢戦、デュエル開始前。
遊矢「聞いてるよなメリッサ・クレール!このデュエル、地下施設やシティ全域にまで中継しろ!」
ジャック「!」
メリッサ「ど、どういうこと!?っていうか、何で私がアンタの言うこと聞かなきゃいけないのよ!?」
遊矢「俺はこのデュエルに自分のエンタメデュエルの全てをぶつけるつもりだ。そしてそれはジャックも同じはず……そうだろ?ジャック・アトラス!」
ジャック「フッ……何を言うかと思えば。無論、キングのデュエルは常にエンターテインメントでなければならない」
メリッサ「……それで、何で放送地区を増やさないといけないわけ?」
遊矢「榊遊勝の……いや、榊遊矢のエンタメデュエルは皆を笑顔にするデュエル!こんなちっぽけな会場にいる客を笑顔にするだけじゃちっとも満足できない!」
メリッサ「な、なんですってぇー!?」
ジャック「フッ……ハッハッハッ!」
メリッサ「ジャック!?」
ジャック「ククッ……フレンドシップカップの優勝者は、デュエルキングに敬意を評し全力でデュエルするのが決まりだ。だが、今の条件をのまないと榊遊矢は全力を出せないらしい」
遊矢「せっかくの記念日だ。今日だけは地下施設の人達も楽しんでもらおう!な、ジャック!」
ジャック「フッ、面白い!これこそがエンターテインメントというもの!」
メリッサ「ま、まあ……ジャックがそういうなら構わないけど」
遊矢「……ありがとう、ジャック」
ジャック「……敬意には敬意で答える。それがデュエリストというものだ」
メリッサ「シティ全域に中継繋がったわよ!遊矢、これで文句ないわね!?」
遊矢「ああ、ありがとうメリッサ!」
ジャック「ならば……来い!榊遊矢!」
遊矢「いくぜ!ジャック・アトラス!」
遊矢「お楽しみは……これからだっ!」
-
投下しまーすキャラ崩壊と読みにくさにご容赦くださーい
-
沢渡「おいどういうことだ!赤馬零児!」
赤馬「どうした沢渡。私達は大会期間中は会話が出来ないことになっているのを忘れたか」
黒咲「そんなことはどうでもいい!何故リマスター版後の漫才が無くなっている!」
赤馬「…なに?」
遊矢「みんな俺達の漫才も楽しみにしてくれて、土曜の朝なんていう学校が休みの日でも早起きしてくれてるんだ!そのみんなを笑顔にしてやれないなんて間違ってる!」
赤馬「…」
権現坂「返事をせんかぁ!」
月影「待たれよ!」
セレナ「…月影…」
-
赤馬「私もそのようなことは知らなかった」
遊矢「嘘を吐くなぁ!」
赤馬「本当だ。既にその週の収録分は既に渡していたはずなのだ…私のこのマフラーと靴下の秘密に迫った回だったというのに追求が無かったからおかしいと思っていたが」
遊矢「何それ見たい!?」
黒咲「では、アカデミアか」
赤馬「その可能性も否定できない。そこで、我々で漫才次元に乗り込むこととしよう」
月影「では拙者も」
赤馬「いや月影。これには条件がある。漫才次元に行くにはデフォキャラ化しなければならないのだ」
沢渡「デフォキャラ化だぁ?」
赤馬「いつも漫才に出ているあれだ」
セレナ「あれか」
遊矢「…セレナ本当にわかってる?」
セレナ「ば、ばかにするな!なんならでゅえるでわからせ…ん?」
-
沢渡「なんだこりゃ!?おれのかんぺきなるっくすが……これはこれでさいこうだぜぇ!」
赤馬「いいわすれていたがこのすがたになったからにはこのようにひらがなでのかいわになる」
権現坂「ぬぅこのおとこごんげんざか。どうにもおちつかん」
遊矢(わかりにくい…)
黒咲「…ん?まて!なぜおれまででふぉきゃらかしている!」
ユーゴ「きにすんなって!」
黒咲「だれだきさま!」
赤馬「なにがおこるかわからないいじょうすこしでもせんりょくがほしい。そこでくろさきと…ゆーごとひいらぎゆずにもきょうりょくしてもらうことになった」
セレナ「なに!?」
遊矢「ゆず!?」
柚子「ゆうや…」
遊矢「ゆず…」
二人「「……」」
-
権現坂「うぅこのおとこごんげんざか…けしてないたりは…ないたり」
ユーゴ「おぉ!ゆずよかったじゃねえか!」
沢渡「は!まけるきがしねえなぁ!かかってきやがれぇ!」
セレナ「みんなまとめてやっつけてやる」
黒咲「ふん」
遊矢「ゆず…」
柚子「うん。わかってるわ。いまだけでもいっしょにがんばりましょう」
赤馬「ではいくぞ!まんざいじげんへ」
-
赤馬「あれは…」
遊矢「ななな!」
ナナナ「ナナナ!ナナナ!さあ応募者プレゼントナナナ!漫才をカットして応募するナナナ!ついでに77名プレゼントにするナナナ!」
沢渡「あいつがくろまくだったのか!ふざけやがって!」
ナナナ「バナナ汁ぶっしゃああ!」
セレナ「なんだあのなまものは。くねくねしてきもちがわるいぞ」
黒咲「そんなことはどうでもいい!あかでみあでないとわかったいじょう、さっさとあのなまものをせんめつするぞ!」
ユーゴ「ようし!そうときまったら」
ナナナ「かかってくるナナナぁあああ!!」
遊矢「まて!」
-
権現坂「どうしたというのだ?ゆうや」
遊矢「あいつはきっとなななにへんそうしている!そのしょうたいをあばかないと」
ナナナ「な!?ななな!?」
柚子「なんですって!?」
赤馬「ほぅ…きかせてもらおう。それはなんのかくしんがあってのことだ」
遊矢「おれはなななときょうえんしたことがあるからわかる!なななはどこまでもてれびをあいしてじげんをこえてあらそいかけたみんなをひとつにした!そのななながまんざいじげんをつぶすなんてことするわけない!」
ナナナ(?)「ふっふっふ…見破られては仕方がない」
黒咲「このこえは…」
ドン・サウザンド「我が名はドン・サウザンド。ナナナの振りをして漫才フェイズを書き換えていたのは我だ」
セレナ「なに?ということはさっきまでのおまえはあのきしょくのわるいなまもののかわをかぶっていたといのか」
ドン・サウザンド「そうだ。あの首を曲げて7にする姿勢はちょっと苦しかったぞ」
一同(うわぁ…)
沢渡「くそ!おれよりめだってんじゃねえよ!」
黒咲「まあいい!くろまくがこいつとわかったいじょうさっさとぶっつぶすぞ」
ユーゴ「おう!わかりやすくていいな!」
ドン・サウザンド「ふん。貴様らに我を倒すことが出来るかな?ましてやこの次元に突入するためにデフォキャラ化した貴様らに」
???「出来ます!」
-
ドン・サウザンド「貴様は…」
遊矢「ナナナ!まさか、本物のナナナなのか」
ナナナ「お待たせしてすみません!私が遊戯王シリーズ777回記念のためのスペシャルゲストをお出迎えするために出かけている最中にまさかこんなことに」
遊戯「気にすることはないぜ」
十代「そうそう!悪役がいた方がむしろ盛り上がるってもんだぜ」
遊星「ドン・サウザンド!今度こそ決着を着けてやる」
遊馬「お前、また迷惑かけてんのかよぉ」
赤馬「でふぉるめかもせずにここまでくることができるとは…かれらは…いったい…」
遊矢「ゆうぎおうしりーずのせんぱいたち…おれもあのひとたちとはやくむねをはってかたをならべられるようになりたい」
-
遊戯「来い!オシリスの天空竜!」
沢渡「なんだあのかーど!?かーどにえらばれすぎぃい!」
十代「来い!E・HEROネオス!」
セレナ「ゆうごう…しかしあかでみあとはちがうせいぎのはどうをかんじる…」
遊星「アクセルシンクロぉお!招来せよ!シューティング・スター・ドラゴン!」
ユーゴ「うぉおおお!かっけえ!まじかっけえ!じゃっく・あとらすみてえ!」
遊馬「かっとビングだぜ俺ぇ!FNo.0未来皇ホープ!」
黒咲「てつのいしとはがねのつよさ…あのえくしーずはいったい…」
遊戯「さあ遊矢!今の君の全力を見せてくれ!」
遊矢「ゆーと…ちからをかしてくれ」
…みんなに…笑顔を…
遊矢「こい!はおうこくりゅうおっどあいずりべりおんどらごん!」
-
ドン・サウザンド「バカな!だが我は終わるわけにはいかんのだ!地上波で漫才が映らなくなっただけでなく、結局我が出演できなかったこの屈辱を晴らすまで!」
ナナナ「ドン・サウザンド…忘れないでください」
ドン・サウザンド「ナナナ…何を」
ナナナ「あなたが皆の心にしかと刻まれていることを…何かあれば、皆こう言うのです。そう」
ぜってぇ許さねえ!ドン・サウザンドぉおおおおおお!!!!
ドン・サウザンド「そうか…我の願いは…すでに…」
遊矢(え…それでいいの?)
-
赤馬「かんしゃする。これでまんざいじげんはすくわれたことだろう」
遊戯「気にすることはない。俺も君たちの漫才によって元気をもらっている。これからもよろしく頼む」
遊矢「ゆず…」
柚子「ゆうや…」
パァン!
遊矢「ひさびさのはりせん…」
沢渡「おいなにしてんだ!ひいらぎゆず!」
遊矢「いいんだ。さわたり」
柚子「げんきでた?」
遊矢「ああ。これからあえなくても、きっとまたあえる。そうしんじておれはおれのえんためをつらぬいてみせるよ」
セレナ「ゆうや…」
遊矢「れでぃーすえーんじぇとるめーん!さあ!みなさんごしょうわください!」
お楽しみはこれからだ!
終わり
-
漫才復活するといいですねぇ…
-
おもしろかった
-
投下してみます
-
ブラスター「ホープの冒険?」
ブラスター 監獄に来てもう半年か〜
レドックス ほんと、つまんないよな
ブラスター なあレド、何か面白いこととかないの〜?
レドックス そう言われても…
テンペスト これ、どうかな…?
ブラスター ホープの冒険?
''ホープの冒険''
ーーZW それは希望の世界で進化した装備。究極のZWの存在を知った伝説の痣を持つ者はそれを 神聖魂魄核 と呼んだーー
ブラスター へぇ〜、なかなか面白そうじゃん
テンペスト やってみます?
ブラスター もちろん!
レドックス (呼びませんとツッコむのは野暮か…)
-
〜〜〜
ブラスター これRPGの癖に結構頭使うな〜
テンペスト いわゆるMPにあたるオーバーレイユニットが少ないからですね
レドックス OCGとは違った視点で他のエクシーズと接するのも新鮮だな
''リバイス・ドラゴンはORUを1つ取り除き、バイス・ストリームを放った。
ホープに30のダメージ!
ホープは倒れた。''
ブラスター あ〜負けた〜
レドックス うっせ〜よ
ブラスター 今度こそ勝ってやる!
テンペスト (楽しんで貰えて何よりです)
''こら〜! 男ども働かんかい!''
ブラスター げっ、ダルじゃん!?
タイダル こんな事してないで仕事しなさい!
レドックス だとよ
ブラスター しゃ〜ね〜な〜
テンペスト また今度ですね
ブラスター また後でな!
つづく
-
台詞は「」でくくった方がいいよ
-
投下します。
凌牙「とある日の帰り道」
-
放課後……
璃緒「へくち!」
ドルべ「おや、大丈夫かメラグ?」
凌牙「たくっ、女が往来でそんな堂々とくしゃみするなよ」
璃緒「むぅ、仕方ないじゃない。寒いんだから」ズズッ
ドルべ「確かに最近めっきり冷え込んで来たな。少し前までの暑さが嘘のようだ」
凌牙「何だかんだでもう10月だからな」
璃緒「後2ヶ月で今年も終わりなのね。何だか随分と密度の高い1年だった気がしますわ」
-
ドルベ「しかしこの3人で帰るのは久しぶりだな」
璃緒「そうですわね。登校は同じでも下校は大抵バラバラですし」
ドルべ「こうやって3人並んで帰るのは何だか良いな」
凌牙「俺は1人で帰る方が気楽でいいけどな」
璃緒「そんな事言って本当は喜んでるのよ、この人。その証拠にほら、髪の両側部分が別の生き物みたいにわさわさ動いてるでしょ?」
凌牙「動いてねえよ。つーかいきなりキモい事言うな、お前」
-
ドルべ「そういえば今日は夕ご飯は何なのだ?」
璃緒「そうですわね。寒いですからお鍋にしましょうか」
ドルべ「鍋! おお、鍋か!!」
璃緒「はい、豚肉や白菜をたっぷり入れましょう」
ドルべ「という事はポン酢! ポン酢必須だな!!」
璃緒「ドルベの好きな鮭も入れてあげますわね」
ドルベ「(゜∀゜)キョエー!!!」テンションブックス
凌牙「鍋如きでテンション上がり過ぎだろ、お前……」
-
璃緒「ふふっ、ドルべは何時も喜んでくれるから作り甲斐がありますわ」
凌牙「だけど鍋の材料なんて家にあったか? 今朝冷蔵庫見た時はそんなの無かった気がするんだが?」
璃緒「ありませんわ。ですから今からスーパーに寄って材料を買いましょう。ちょうど荷物持ちさんも2人いますし」
凌牙「あーはいはい。そういう事ね……面倒臭えが仕方ねえか」ヤレヤレクス
ドルベ「美味しいご飯を作ってくれるならその程度容易い事。荷物持ちはこの白き盾に任せろ」
璃緒「という訳でみんなで仲良くスーパーに出発ですわ!」
-
数分後・スーパーマーケット……
璃緒「とりあえずメインの豚肉と白菜を確保しましたわ。後ドルベの好きな鮭も」
凌牙「後は無難に豆腐とか白滝とかにしとくか」
ドルべ「ポン酢! ポン酢は必要不可欠だぞ、2人とも!!」
璃緒「でもこの時間に来て正解でしたわね。ちょうど割引シール張って回ってる時でしたし」
凌牙「しかし籠の商品が割引シールだらけだと何か貧乏臭く感じるな」
璃緒「何言ってるの、凌牙。ウチはそんなに裕福ではないんだから切り詰めれる所はちゃんと切り詰めないと駄目なの」
凌牙「うっ、確かにそうだな。安く買えるならそれに越した事は無いし、今の発言は少し軽率……」
璃緒「あ、新しいお菓子出てる! 美味しそうだしお試しに2、3個買っちゃいましょう♪」
凌牙「…………」
-
さらに数分後……
璃緒「さて、一先ずこんな所で良いかしら?」
ドルべ「うむ、ポン酢もきちんと確保したからな」
凌牙「その異様なまでのポン酢押しは何なんだよ? 後ポン酢3本もいらねえから。2本棚に戻して来い」
璃緒「他に何かお鍋に入れて欲しい物あります?」
真月「そうだな……これだけだと何か寂しいし蟹入れようぜ、蟹」
凌牙「いや、蟹はさすがに高いだろ?」
真月「冷凍のぶつ切りの奴とかだと意外と安いんだよ。ほら、よかれと思って持ってきてやったぜ」
璃緒「あら、本当ですわね。ではせっかくですからこれも買っちゃいましょうか」
一同「…………」
凌牙&璃緒&ドルべ「って、ベクター!?」ビックリボー
真月「いいね、そのリアクション。ベクターこと真月零、よかれと思って只今参上ってな」ニヤニヤリザ
-
ドルべ「貴様、なぜここに? まさか我が家のポン酢を狙っているのか?」
真月「なあに、たまたまお前達が仲良しこよしで鍋の用意してるのを見つけてな。これはよかれと思ってご相伴に預からないと悪いと思ったんだよ」
璃緒「別に悪くありませんから預からなくても結構ですわよ」プイッ
真月「そんな冷たい事を言うなよ、メラグ。鍋は大勢で食べた方が美味しいぜ? よかれと思って荷物持ちくらいはしてやるからさ」
ドルべ「ふっ、悪いが荷物持ちなら間に合っている。なぜならこの白き盾がいるのだからな!」フンス
真月「いや、お前は非力なんだから大して荷物持てないだろ?」
ドルべ「何だと! 確かに私は非力だがやる時はやる非力なんだぞ!!」プンスカブックス
凌牙「どういう非力だよ」
-
璃緒「仕方ありませんわね。いいですわよ、ご馳走してあげます」
真月「さすがメラグさん♪ いい女は懐も広いですね〜」
璃緒「褒めても何も出ませんわよ。2人も構いませんわよね?」
凌牙「別に構わねえけどお前って大勢で食べても問題ない夕飯の時には必ずウチに来るよな」
ドルべ「そういえばこの前は焼き肉の日にふらりとやって来たな」
真月「ふっ、まあそれだけ俺の食への嗅覚が鋭いってだけの話さ」
璃緒「まるでサ○エさんのノ○スケさんですわね。じゃあちゃちゃっとお会計済ませて来ますから少し待っていて下さい」
-
レジ……
璃緒(この列は結構進みが速いですわね。もう私の番ですわ)
璃緒「お願いします」
ギラグ「いらっしゃいませー……って、何だ。メラグじゃねえか」
璃緒「えっ、ギラグ? こんな所で何してますの?」ビックリボン
ギラグ「何って見ての通りバイトだよ。夕方はここで働いてんだよ」サッサッ
璃緒「全然知りませんでしたわ」
ギラグ「入ったのは先週からだからな。お、今夜は鍋か。美味そうだな」サッサッ
璃緒(会話しながらも作業の手は一切止めない。動きがプロのそれですわ)
-
璃緒「お仕事は何時までですの?」
ギラグ「ん、今日は夜の10時までだけど?」
璃緒「そうですか。早ければウチで一緒にお夕飯をと思ったのですが」
ギラグ「悪いな。今日はアリトの奴も夜までバイト入ってるから……まあまた誘ってくれ」
璃緒「はい、そうさせて貰いますわ」
ギラグ「ではお待たせしました。合計で○○○○円頂戴します」
璃緒(会計も早い)
-
…………
凌牙「お、もう日が暮れてる」
璃緒「うぅ、何だかますます寒くなって来ましたわね」ブルブルーアイズ
真月「まあ寒ければ寒いほど鍋は美味くなるから俺は良いけどな。しかし……」
ドルべ「ぐっ……ぬぬぬ」プルプル
真月「ほら、見ろ。俺の言った通りだろ?」プーブックス
凌牙「おい、ドルべ。無理して一番重いの持たなくていいぞ?」
ドルべ「な、なんのこれしき……私はバリアンの白き盾……この程度の荷物他愛もない……ぞ」プルプル
璃緒「いや、両手と両足をチワワみたいにプルプルさせても説得力ないんですけど?」
凌牙「いいからこっちの軽い方を持て。もし落としたらそれはそれで面倒だから」
ドルべ「くっ、すまない。非力な私を許してくれ……」
-
凌牙「さて、それじゃあそろそろ帰るか」
璃緒「ですわね。でも何だか良いですわね、こういうの」
真月「こういうの?」
璃緒「みんなで買い物袋を持って帰る道がですわ。上手く言えませんがこういう何気の無い日常が私、とても幸せに感じますのよ」
ドルべ「うむ、メラグの言いたい事は私にも分かる気がするぞ」
璃緒「もうすぐ秋も終わり冬になって1年も終わりますが……来年もこんな日常が続いて欲しいものですわね」
一同「…………」
真月「まあ来年の事は分からないが今夜は楽しい夜になると思うぜ。なにせよかれと思って俺が夕飯を共にするんだからな」
凌牙&璃緒&ドルベ「いや、それ意味が分からない」
<アハハ
<おわり>
-
読んでくれた人ありがとうございました。
相変わらずオチがないようなほのぼの話メインになりそうですがまたちょくちょく書きますのでよろしくお願いします。では。
-
乙〜 また読めて嬉しいです
-
良かった。乙。次も楽しみにしてるぜ!
-
乙です
鍋でみんなでわいわいと幸せそうな光景が目に浮かぶ
-
投下します。
ギラグ「焼き芋の季節」
-
日曜日・学校内の体育倉庫にて……
ギラグ「ふぁ〜、暇だな」
アリト「ああ、今日は部活も休みだしバイトも午前中で終わっちまったからな」
ギラグ「まあここ最近ずっと働きっぱなしだったし、たまにはのんびり羽を伸ばすのも悪くねえかもな。しかし」
アリト&ギラグ「…………」グゥー
ギラグ「動かなくても腹は減るんだよな」タメイキング
アリト「だな」タメイモトキング
-
ギラグ「アリト!空腹を紛らわすためにも、俺とパンツレスリングをしようぜ!」
-
ギラグ「昼飯どうする? カップ麺は昨日の夕飯で全部なくなっちまったけど」
アリト「そうだな、久々に『BARian』に行ってかつ丼でも食べに行くか?」
ギラグ「残念だが給料日前だからそれは無理だ。仕方ねえ、外に出て何か食べられそうな野草でも摘んで来るか」
アリト「野草か。あれイマイチ食べたって感じがしないんだよな」
ギラグ「気持ちは分かるけど金がないんだから文句言うなよ……ん、誰か来たみたいだな。アリト、出てくれよ」
アリト「ちっ、面倒臭いな。はいはい、今開けますよーだ」
-
アリト「いいなそれ!早速やろうぜ!」
-
タメイモトキングww
-
ドルベ「やあ」コンニチブックス
アリト「何だ、誰かと思ったらお前かよ」
ギラグ「どうした? またナッシュに様子を見に行けとでも言われたのか?」
ドルベ「それもあるが一番の目的なこれを君達に届ける事だ。ほら、遠慮なく受け取ると良い」
アリト「ん、何だこの段ボールは……って、サツマイモじゃねーか!」
ギラグ「箱にギッシリ詰まってるぜ。どうしたんだよ、これ?」
ドルベ「今朝ナッシュとメラグの親戚から送られて来たのだが大量にあって我が家だけでは食べきれなくてな。故に君達にお裾分けに来たという訳だ」
-
アリト「成る程な。施しは嫌いだがそういう理由なら仕方ねえ、有り難く受け取ってやるよ」ジュルリ
ギラグ「アリト、涎が垂れてるぞ。まあ気持ちは分かるけどよぉ」ジュルリ
ドルベ「喜んでくれたのならこちらとしても嬉しいぞ」
アリト「しかし段ボール2箱か。お前、よく1人で運んで来れたな」
ドルベ「ふっ、私とて何時までも非力では無い。やる時はやる男、それがバリアンの白き盾だ」フッ
ギラグ(何か向こうの方にでっかい荷台が見えるんだが、まさかあれに乗せてえっちらおっちらここまで運んで来たのか?)
-
ギラグ「さて、とりあえずこれでしばらくの間、食うには困らないな。どう食べる?」
アリト「そんなの決まってんだろ? サツマイモの一番美味い食べ方といえば落ち葉使っての焼き芋だよ」
ドルベ「何、もしや学校で焼き芋をするつもりなのか?」
ギラグ「いや、さすがにここでやって教師の奴らに見つかると色々と厄介だからな。前もウナギ焼いて大変な目にあったし」
アリト「近くの公園にしようぜ。あそこ休日でもあんまり人来ないし、落ち葉も結構あった気がする」
ギラグ「よし、じゃあ早速準備するか」
-
アリト「落ち葉で焼いて作る焼き芋はマジで美味いぞ。前にバイト先で1回だけ食べた事あるけど本当に甘くてほくほくでさ」
ドルベ「甘くてほくほく……」
ギラグ「やっぱりレンジで作った奴とは違うよな。こう全体的にジューシーって感じで」
ドルベ「ジューシー……」
ギラグ「ドルベ、良い物持ってきてくれてありがとうな。ナッシュにもよろしく伝えて……」
ドルベ「…………」ダラダラ←滝のような涎
アリト「……えっと」
ギラグ「……あー、お前も食べて行くか?」
ドルベ「是非!!」テンションブックス
-
公園……
ギラグ「とりあえず土はこんなもんでいいか。後は添え木を置いてと……」ガサゴソ
アリト「ギラグ、落ち葉集めて来たぞ」
ドルベ「私もバケツに水も汲んで来た」
ギラグ「サンキュー。とりあえずそこに置いといてくれ」
ドルベ「ふむ、落ち葉で焼き芋を作るのはテレビや本で見た事はあるが意外と手間が掛かるのだな」
ギラグ「まあな。だが焼き芋にしろ何にしろ料理ってのはこういう手間が大切なんだよ」
アリト「う〜ん、もう少し落ち葉いるかもな。ドルベも集めるの手伝えよ」
ドルベ「御意。甘くてほくほくでジューシーな焼き芋の為にも不肖このドルベ、全力でサポートに徹しよう」
-
…………
ギラグ「よし、いい感じに熾火(おきび)も出来たな。そろそろ芋入れるぞ」
ドルベ「ようやくか……想像以上に時間が掛かったな」グッタリチュア
アリト「これでも結構手早く出来た方だけどな。それより好きな芋選べよ、アルミホイルで包むから」
ドルベ「では私はこの中くらいの芋を……それで焼き芋が焼きあがるまでどれくらいの時間が必要なのだ? 30分くらいか?」
ギラグ「いや、短く見積もって1〜2時間くらいってとこだ」
ドルベ「ここからさらにそんなに掛かるのか!?」ビックリボー
ギラグ「大体それくらい掛かるもんなんだよ。それに今回は数もある程度焼いとくからな、今後の為に」
アリト「まあ煙が弱まったら落ち葉追加したり息を吹きかけたりしないといけないからな。意外とやる事あるから1時間なんてすぐだよ、すぐ」
ドルベ「ううむ、美味しい焼き芋を作る道というのは険しいのだな……」
-
…………
ギラグ「じゃあ串刺すぞ」
スゥー……
ギラグ「うん、こんなもんだな。出来たぞ」
ドルベ「おお、遂にか! とても長い、長い戦いだった……」グスッ
アリト「何も泣く事はねえだろ。でも確かに待ちくたびれて腹もペコちゃんポコちゃん状態だからな、さっさと食おうぜ」
ギラグ「ほら、ドルベの分だ。熱いから気をつけろよ」
ドルベ「うむ、感謝するぞ……って、熱っ!?」
アリト「だからギラグが熱いって言っただろうが。本当にお前はある意味期待を裏切らない男……熱っ!!」
ギラグ「お前もな」
-
3人「「「いただきま〜す」」」
ドルベ「はふはふ……む、これは!?」モキュモキュ
アリト「やべえ、はぐはぐっ、反則的な美味さだ、これ!」モグモグ
ギラグ「芋が良かったからな。あぐあぐっ、それが落ち葉と合わさって最強になったんだよ」バクバク
ドルベ「いや、感服した。これぞ待ったかいがあったというものだ」モキュモキュ
アリト「これならいくらでも食えそうだよな……んがくく!?」
ギラグ「たくっ、もう少し落ち着いて食べろよ。焼き芋は逃げやしねえからよ」セナカトントン
-
ドルベ「しかし良いな。こうやって秋空の下、落ち葉で焼いた焼き芋を3人で食べるというのは」
アリト「少し前だったら考えられなかった状況だよな」
ギラグ「そうだよな。もしかしたらこういう今が幸せなのかも……焼き芋で幸せなんて安っぽいかもしれねえけど」
ドルベ「安かろうが高かろうが幸せには変わりあるまい。とにかく今はこの穏やかな日々にみんなで感謝しようではないか」
3人「…………」
……プゥー
3人「…………」
-
アリト「……おい、誰だ? 今屁をこいたのは?」
ドルベ「わ、私ではないぞ!」
ギラグ「俺でもねえぜ! アリトじゃねえのか?」
アリト「俺じゃねえよ! ていうか臭っ! 屁の臭いがフィールド魔法の如く一瞬で場を支配しちまってるよ、これ!?」
ギラグ「さっきまでの穏やかな空気がパーじゃねえか! 誰だよ、こんな臭い屁を漏らした奴は! 一緒に身も漏れてんじゃねえのか、これ!?」
ドルベ「ギラグ! 食事中にそれはやめてくれ!!」
-
アリト「別に芋食べてんだから屁を漏らすのは責めたりしねえよ? ただ男の癖に隠してるのが気に入らねえんだ、俺は!!」プンスカブックス
ギラグ「俺は漏らしてもねえのに疑いをかけられるのは気に食わねえ! いいから犯人は素直に自己申告しろよ!!」プンスカブックス
ドルベ「本当に私ではないのだ! 少なくとも私の出すおならはもう少しフローラルのはずだ!!」プンスカブックス
3人「…………」
アリト「よし、じゃあしょうがねえ。誰が屁をこいたか全員で確かめてみようぜ」
ギラグ「へっ、いいぜ。こうなりゃとことん気がするまで調べようじゃねえか」
ドルベ「しかし確かめると言ってもどうやって確かめるのだ?」
アリト「何言ってんだよ、ドルベ。そんなの決まってるだろ」
アリト「全員で互いの尻の臭いを嗅ぐんだ。これしかねえ」
-
…………
璃緒(まったく、ドルベったら。何処をブラブラしているのかしら?)
璃緒(サツマイモのパウンドケーキ焼いてるからお芋を届けたら早く帰って来なさいと言いましたのに……学校に荷台まで放り出したままだし)ヤレヤレクス
璃緒(倉庫にはアリト達の姿がなかったから多分3人で行動してるはずだけど……ん?)
<ワーワー
璃緒「何だか向こうが騒がしいですわね。もしや……?」トコトコ
-
アリト「臭え! お前の尻、まじで臭え! やっぱり屁をこいたのはお前だろ、ギラグ!!」
ギラグ「違えよ! これはしばらくズボンを洗濯してなかったからだ! お前の尻だって似た様な臭いがするはずだぜ!!」
ドルベ「ア、アリト? そんなに尻を突き出さないでくれ……うぷっ!?」
アリト「よし、回れ右だ! 嗅ぐ相手交代!!」
璃緒「」
-
OrzOrzOrz<クンカクンカ
璃緒「…………」
璃緒「…………」
璃緒「…………」カシャ←無言の写メ
<おわり>
-
読んでくれた人、ありがとうございました。
落ち葉での焼き芋のやり方は本編では若干簡略化しています。また実際にやる時は火の元には十分に注意して、煙などで周りの人が迷惑にならない場所を選びましょう。では。
-
オチがひでえw
-
何?決闘者なら誰の屁かデュエルで確かめるのではないのか!?
-
乙!しかし何やってんだか
-
乙です!
オチひどすぎてワロタwwwww
-
投下します。
凌牙「短編集らしいぞ、璃緒」
-
『就寝』
3人「…………」トコトコ
3人「…………」ドアバタン
3人「…………」オフトンハイル
璃緒「ではおやすみなさい」
ドルベ「おやすみ!」
凌牙「おう」
3人「…………」
凌牙「……くそ、3人で一緒に寝るのにすっかり慣れちまった!?」ガバッ
-
『買い物』
璃緒(凌牙が留守だからドルベにこっそり石焼き芋を買って来る様に頼んだけどちゃんと買えたかしら……あ、帰って来た)
凌牙「客連れてきた」
遊馬「ちーす」
ベクター「よかれと思って来てやったぜ」
璃緒「ちょ、何でこんな時に!?」
ドルベ「メラグよ! この白き盾、注文の石焼き芋を無事に入手したぞ!!」ドヤァ
璃緒「きゃああああぁぁぁ!?///」
-
『目薬』
ドルベ「何だか目がショボショボする」ゴシゴシ
凌牙「目薬あるぞ」
ドルベ「むぅ、いくらさしても治らない……」
凌牙「ドルベ、目薬使う時はメガネを外せ」
-
『告白』
璃緒「好き」
IV「!?」ビックリボー
璃緒「好き好き好き好き好き」
IV「か、神代璃緒?」キョウガクェサー
璃緒「愛してる」
IV「い、いきなり何を言っているんだよ、お前は?」オロオロットン
璃緒「好き好き好き好き好き好き」
IV「き、気持ちは嬉しいが俺にはお前の想いに応える資格は……」グヌヌメロアニス
璃緒「一休さん」
IV「とんちは鮮やかだな、畜生ぉ!!」オトコナキング
-
『コメントのベクター』
ベクター「遊馬ぁ、俺と一緒にコンビニに行ってくれよぉ!!」
ベクター「遊馬ぁ、俺と一緒にテレビ見ようぜぇ!!」
ベクター「遊馬ぁ、俺と一緒に鍋食べてくれよぉ!!」
ベクター「遊馬ぁ、俺と一緒にパジャマパーティー開いてくれよぉ!!」
遊馬「えっと、いくらでも付き合うけどさぁ……お前、もしかして寂しいのか?」
ベクター「べ、別によかれと思ってやってるだけだ! 寂しくなんかねーよ!!///」プイッ
-
『乗り物』
ドルベ「私もナッシュみたいにバイクに乗って登校したいぞ」
凌牙「やめとけ。絶対に事故るから」
ドルベ「それなら事故しない乗り慣れた物ならいいのか?」
凌牙「何だよ、乗りなれた物って?」
ドルベ「決まっているだろう……馬だ!」フンス
凌牙「馬に乗って登校って何処の王子様だよ」
-
『見えてる』
璃緒「あはは、この漫画面白い〜♪」ゴロゴロットン
凌牙「おい、勝手に人のベッドの上でゴロゴロするなよ」
璃緒「だって楽なんだもーん」パタパタートル
凌牙「足もパタパタさせるな……見えてるぞ?」
璃緒「見せてるのよ」
凌牙「まったく、こいつは……コーヒー入れてくる」
璃緒「私のジュースもお願いねー」
ドアバタン
璃緒「…………」
璃緒「〜〜〜///」バンバンバン←見せるつもりは無かった
-
『こんな1期EDのクイズは嫌だ』
<デュデュンデュンデュン〜♪
遊馬「デュエル、始めようぜ!」
小鳥「今週の問題! 《ジャンク・コレクター》の効果で《闇よりの罠》の効果をコピーする事はできる? できない?」
<キョウモテストガムズカシイー
〜CM明け〜
遊馬「答えは……『調整中』だ!!」
-
『読書』
ミザエル「…………」ペラペラ
女子A「あ、見て! ミザエル先輩が中庭で本を読んでるわ」
女子B「美男子の読書って絵になるわよね」
女子C「一体何の本を読んでるのかしら?」
ミザエル「…………」
『タキオンタキオンタキオンタキオンタキオンタキオンタキオンタキオンタキオンタキオンタキオンタキオンタキオンタキオンタキオンタキオンタキオンタキオンタキオンタキオンタキオンタキオンタキオンタキオン』←ひたすら手書きで文字が書かれてる
ミザエル(ああ、文字を追うだけでタキオンが傍にいてくれてる様だ……)ホッコリチュア
-
『写真』
璃緒「それじゃあ撮りますからそこに並んで下さいな」
凌牙「たくっ、何でいきなり写真なんて撮るんだよ」タメイキング
ドルベ「メラグが急に撮りたくなったというのだから仕方ないだろ。しかし私は嬉しいぞ」
凌牙「そうなのか?」
ドルベ「当然だ。何せ君達と写真を撮るのはこれが初めてだからな……きっとこれも素敵な思い出になる」ジーン
凌牙「……前々から思っていたがお前って何でもかんでも感動し過ぎだ。いい加減少しウザいぜ」
ドルベ「なっ、その言い方は幾ら何でも酷いぞ、ナッシュ! 私は素直に自分の気持ちをだな……」プンスカブックス
凌牙「だからこれからももっと色々な経験をさせてやるよ。写真は勿論、それ以外の事もたっぷりな」
ドルベ「え?」
凌牙「それが当たり前になって、お前がいちいち感動する必要がなくなる日まで……これからもお前の傍でこの世界の事を教えてやるさ」
ドルベ「ナッシュ……」
璃緒「はいはい、私も入りますから退いて下さい〜。ではみんな笑って……はい♪」
カシャ!!
<おわり>
-
読んでくれた人、ありがとうございました。今更ですがこのSS内での七皇の現状をまとめてみます。
凌牙&璃緒&ドルベ:神代邸にて3人で仲良く同居中
アリト&ギラグ:学校の体育館に2人で住みながらバイト生活
ベクター:フラフラしてる
ミザエル:カイトの家に居候しながら研究を手伝ってる(全てはタキオンと再会する為)
では。
-
乙。ミザちゃんwwww.
-
乙!
璃緒も可愛かった
ミザちゃん軸がぶれない
-
乙!バリアンマジバリアン
-
投下します。
璃緒「助けて、凌牙!!」
-
毎度お馴染み神代家……
璃緒「いやああ! 来ないで、来ないでよぉ!!」
璃緒「スリスリしないで! あっ、そんな所を舐めたらダメだってば!!」
璃緒「ああ、駄目……本当にやめ……いや、いやああああぁぁぁぁ!!!!」
子猫「にゃ〜ん♪」スリスリ
璃緒「いやぁ〜、頼むからあっち行ってよぉ〜」
凌牙(どうしてこうなった?)
-
数分前……
璃緒「ダダダ〜ダダダ〜大空駆ける〜風を斬り〜♪」ゴキゲンブックス
璃緒(コンビニに行ったら新作のお菓子がたくさん買えましたわ。何だか今日は良い休日になりそうですわね〜)
璃緒「さて、家に帰ったらとりあえずこのお菓子を食べながら録画したドラマを……ん?」
子猫「にゃ〜」←段ボールに入れられてる
璃緒「ひぃ!?」ビックリボー
璃緒(な、何でこんな所に子猫が? 私、猫だけは駄目なのに……)ガタブルーアイズ
-
子猫「にゃ〜」
璃緒(捨て猫、かしら……全く、誰よ? 今時こんな風に猫なんて捨てたのは?)
璃緒(可哀想だけどまさか拾う訳にも行きませんし……そもそも猫を家に上げるなんて考えただけで悍ましいですわ)ブルブルーアイズ
子猫「にゃ〜」
璃緒(少し罪悪感を覚えますがここは見て見ぬふりをするしかありませんわね……仕方ありませんわよね、私は猫苦手なんだから!)
子猫「にゃ〜」
璃緒「…………」
子猫「にゃ〜」
璃緒「……うぅ(汗」
-
璃緒(何でそんなすがる様な声で鳴くのよ……これじゃあ私が捨てたみたいじゃない!)
子猫「にゃ〜」
璃緒(もしかしてお腹空いているのかしら? そういえば子猫にしても少し細すぎる気もするし……)
璃緒「…………」ガサゴソ
っチーズかまぼこ(※ハートランド特製のチーズかまぼこは猫が食べても問題無い)
璃緒「えっと……良かったら、その、食べますか?」オソルオソルーンアイズ
子猫「…………」
璃緒「…………」
子猫「にゃぁ〜♪」バッ
璃緒「ひぃ!?」ビックリボン
-
現在……
凌牙「――で、そのまま懐かれた挙句、家まで着いて来られたと」
璃緒「凌牙ぁ、何時までも呑気に見てないで早く助けなさいよ!」←半泣き
子猫「うにゃ〜♪」スリスリ
凌牙「たくっ、こんな小さい猫の何処が怖いんだか」ヒョイ
子猫「うにゃ?」
璃緒「し、心臓が止まるかと思いましたわ……凌牙、お願い! その猫、元の段ボールの所まで戻して来て!!」
凌牙「そう言われても正直気が引けるな。こいつにとっては二度捨てられる事になるし、もし保健所の連中に捕まったら間違いなく殺されるぞ?」
-
璃緒「そ、それは……」
凌牙「まあお前がどうしてもというなら戻して来るがどうする?」
璃緒「だったら……キャッシーさんの所に! あそこならこの猫も飼って貰えるでしょ?」
凌牙「ああ、この前ドルベが同じ様に拾った時も結局預かって貰ったからな……だがすぐは無理だ」
璃緒「えっ、何で?」
凌牙「遊馬から聞いたんだ。キャッシーの奴、この連休は屋敷の猫と一緒に旅行に出てるらしい。明日の夕方まで戻って来ないらしい」
璃緒「そんな! じゃあどうするのよ、この猫!?」
-
凌牙「とりあえず今日一晩はウチで預かるのが妥当だろうな」
璃緒「嫌よ! 私が猫苦手なの知ってるでしょ? それなのに一晩一緒だなんて……」
凌牙「璃緒」ギロリ
璃緒「うっ!?」ビクッ
凌牙「気まぐれでも何でも最初に手を差し伸べたのはお前だ。だったら最後まで責任持つのが道理ってもんじゃないのか?」
璃緒「そ、そんな事言われても……」グスッ
凌牙「俺は中途半端な事をする奴が嫌いだ。この猫はお前が助けた猫だ。だから少なくともキャッシーが戻って来るまでお前が面倒をみろ。いいな?」
璃緒「……分かりました。でも凌牙も手伝ってね、お願い」ションボリチュア
凌牙「あー、それ何だが……」
璃緒「?」
-
凌牙「実は俺、これから出掛けないといけねえんだ。少なくとも夜まで」
璃緒「はあ!? どういう事よ!!」キョウガクェーサー
凌牙「いや、実はアリト達が住んでる倉庫の整理するらしくてその手伝いする事になってんだ。その後には一緒に外で飯食う事にもなってて……」
璃緒「ふざけないで! 断ってよ、そんな約束!!」
凌牙「仕方ねえだろ、随分前から約束してたんだ。ていうかやべっ、もうそろそろ出ないと!」
璃緒「ま、待ちなさいよ! まさか本当に行くんじゃないでしょうね!?」アセアセイクリッド
凌牙「もうすぐ本屋に行ってるドルベも帰ってくるだろうから困ったらあいつを頼れ。じゃあ俺はもう行くから。猫、ちゃんと見ろよ」ノシ
璃緒「ちょっと、凌牙! もう、凌牙の薄情者ぉぉ!!」プンスカブックス
-
…………
璃緒「…………」
子猫「にゃ〜?」
璃緒「いいですか、猫さん? 今私は床に赤いテープを張りましたでしょ? この中が貴方の領土です」
子猫「にゃ〜」
璃緒「で、テープの外は私の領土です。くれぐれも不可侵条約を破らない様に……」
子猫「にゃ〜♪」スリスリ
璃緒「いやぁ!? ちゃんと人の聞いて下さい! そして体毛を擦り付けないで!!」
璃緒(1人では無理ですわ! お願いだから早くドルベ帰って来て!!)
Prrrrrr♪
璃緒「こんな時に電話? ああ、もう! 何でそんなに私の足に擦り寄ってくるのよ!?」
-
璃緒「うぅ……もしもし、神代ですけど?」ガチャ
ドルベ『メラグか? 私だ。バリアンの白き盾のドルベだ」
璃緒「ドルベ? もう、何時まで本屋で立ち読みしてますのよ? 早く家に帰って……」
ドルベ『急ですまないが今日は帰りが遅くなる』
璃緒「……はい?」
ドルベ『実は偶然本屋の前でトーマスに会ってな。これから家に遊びに行く事になった。夕飯もご馳走してくれるらしい』
-
璃緒「ちょ、そんな急に……!?」
ドルベ『では用件だけで悪いがトーマスを待たせているのでもう切るぞ。土産話を楽しみに待っていてくれ』
璃緒「ま、待ちなさい! ドルベ、電話を切っちゃ……」
ツーツー
璃緒「…………」サァー←血の気が引いてる
子猫「にゃ〜?」
-
…………
璃緒「…………」
<ミスターデンジャラストヨンデイイデスカ?
璃緒(駄目だわ……猫が気になって楽しみにしていたドラマの内容も全然頭に入らない)チラッ
子猫「にゃ〜♪」ゴロゴロットン
璃緒(とりあえず毛糸の玉をあげたらそれで遊びだして大人しくなったけど……やっぱり怖い……)
璃緒(恥を忍んで小鳥さんに来て貰おうと思ったけど留守みたいだし……)
璃緒(夜まで1人で見ないといけないなんて考えただけで……うぅ)ガタブルーアイズ
子猫「にゃ〜」トコトコ
璃緒「きゃ! な、何? もう飽きましたの? だ、駄目ですわよ! そんなにすぐ新しいオモチャなんてあげないんだから!!」プイッ
-
子猫「にゃ〜」
璃緒(何かしら、この訴えるような目は? 少し前に見た様な……あ!)
璃緒「もしかして……またお腹が空きましたの?」
子猫「にゃ〜♪」
璃緒(当たりみたいですわね。でもさっきのチーズかまぼこはもうありませんし……他に何か猫が食べれそうな物はあったかしら?)オロオロットン
子猫「にゃ〜!」
璃緒「わ、分かりましたわよ! 今冷蔵庫見て来てあげますから!」
-
璃緒「う〜ん……」ガサゴソ
璃緒(このお肉は明日のお弁当用ですし、玉ねぎやネギは猫には毒と言いますし……あ、牛乳も切れてますわ)
子猫「にゃ〜! にゃ〜!」
璃緒「もう、静かになさい! ああ、どうしようかしら? 買い物行くにしてもこの猫を置いて行くのは色々と不安だし……あ!」
璃緒(確かドルベがキャッシーさんに預けている猫用にとキャットフードを買ってましたわね)
璃緒(パッケージの猫の写真が嫌だから保管するなら自分の部屋にと言いつけましたが……もしかしたらまだあるかも!)
-
ドルベの部屋……
璃緒「とりあえずドルベの部屋を探して来るから。貴方は外で待っていて下さいね?」
子猫「にゃ〜」
璃緒「もう、返事だけは一人前なんだから。さて、ちゃちゃっと探して終わらせましょう」
璃緒(正直勝手にドルベの部屋で探し物するのは気が引けますが緊急事態ですから仕方ありません。後で謝ればドルベも許してくれるはずですわ)
璃緒(そもそもドルベが家にいればこんなに困る事なかったのに……こういう時にドルベを家に誘うなんてトーマス、今度あったら制裁ね)ムスッ
その頃のアークライト家……
IV「あ、今璃緒が俺の事を考えてくれた気がする」
III「気でも触れましたか、トーマス兄様?」
ドルベ「トーマス、このゲームここから先が進めないぞ」ピコピコ
-
璃緒(見つかりませんわね。もしかしてもう無いのかしら……あっ)ガサゴソ
キャットフード「」
璃緒(ありましたわ! 戸棚のあんな上に……でも困りましたわね。私の背じゃ手が届きませんわ)
璃緒「仕方ありません。この椅子を使って……んしょ!」ヨッコラセイクリッド
璃緒(よし、取れた……!)
子猫「にゃ〜」
璃緒「ちょ、何で部屋に入って来てますのよ! 外で待ってなさいって言いましたでしょ!?」
-
子猫「にゃ〜にゃ〜」
璃緒「ちょっと退いて下さい! そんな所に居たら降りられないでしょ?」アタフタキオン
子猫「にゃう〜」ヨジヨジ
璃緒「ひぃ! 上って来た!? だ、駄目よ! こっち来ちゃ駄目!!」ジタバタキオン
ズルッ
璃緒「あ」
子猫「にゃ?」
ドンガラガッシャーン!!!
-
璃緒「…………」←顔から落ちた
子猫「にゃ、にゃ〜?」
璃緒「……やだ」グスッ
子猫「にゃ?」
璃緒「もうやだああぁぁぁぁ!!!(号泣」ガバッ
子猫「にゃ!?」ビックリボール
璃緒「えぐっ……何で、苦手なのに……ひくっ……私がこんな目に……もう、やだ……やだよぉ……」グスグスッ
子猫「…………」
璃緒「ふぇぇん……りょーがぁ……ドルベェ……」ポロポロ
子猫「……にゃ〜」ペロッ
璃緒「!」
-
璃緒「ちょ、ちょっと? 何勝手に人を舐めてるのよ? やめてよ、あっち行って!」
子猫「…………」ペロペロ
璃緒「まさか慰めてるつもり? そもそも誰のせいでこんな目にあってると思ってるのよ!」
子猫「…………」ペロペロ
璃緒「本当に……誰の……せいで……」ウルウル
子猫「…………」ペロペロ
璃緒「えぐっ……えぐっ……ふぇぇぇ……」ポロポロ
子猫「にゃ〜」ペロペロ
-
…………
璃緒「はぁ……」タメイキング
璃緒(鼻の頭、思いっきり擦りむいちゃいましたわ。しばらくお外には出たくありませんわね)←鼻の頭に絆創膏張ってる
子猫「Zzz」
璃緒(それにしても食べるだけ食べて次は爆睡とは……本当に自由気ままな生き物ですわね)
璃緒「さて、疲れたけどそろそろ夕飯の準備をしないと……あ」
璃緒(そういえば猫の事ですっかり気を取られていましたけど、今日は凌牙もドルベも外で食べて来るんでしたわね)
璃緒(なら急ぐ必要も無いし、簡単な物で良いか……)
璃緒「…………」
璃緒(思えば1人の夕飯って久しぶりですわね。特にドルベが来てからは大抵誰かと一緒に食事をしていましたし)
璃緒(何だかちょっと……寂しいですわね)
-
子猫「Zzz」
璃緒(この猫も寂しかったのかしら?)
璃緒(だから私に擦り寄って来たり、私が泣いていたら傍にいてくれたりしたのかしら?)
璃緒「正直後の方は大きなお世話ですけどね……本当、猫なんて大嫌いなんだから」プイッ
子猫「Zzz」
璃緒「…………」
璃緒「…………」クスッ
-
…………
凌牙「あれ、ドルベ?」
ドルベ「おお、ナッシュ。君も今帰りか?」
凌牙「ああ、本当はもう少し遅くなるはずだったんだが少し早めに切り上げた。お前は?」
ドルベ「トーマスの家に遊びに行っていた。夕飯もご馳走になったよ」
凌牙「つー事は今あいつ1人か。大丈夫かな?」
ドルベ「何かあったのか?」
凌牙「いや、何でもない。それより早く帰ろうぜ」
ドルベ「うむ。あ、お土産に『七色のファンサービス・クッキー』というのを貰ってきた。トーマスのファンクラブ会員限定の商品らしい」
凌牙「そうか。とりあえず俺は絶対に食わねえから」
-
神代家……
ドルベ「ただいま〜……って、家の中が真っ暗だぞ?」
凌牙「う〜ん、さすがに1人にさせたのは不味かったか……」
ドルベ「あ、ナッシュ! こっちに来てくれ!」
凌牙「何だ……!」
ドルベ「これはどういう事だろう? あのメラグがなぜ寄り添って……」
凌牙「さあな……まあ俺の杞憂で終わって良かったよ」クスッ
璃緒「むにゃむにゃ……猫、嫌い……」
子猫「Zzz」
<おわり>
-
読んでくれた人、ありがとうございました。
璃緒ちゃんは猫嫌いですけど私は彼女を動物に例えると何となく猫のイメージがあります。では。
-
乙〜。ドルべはネコっぽい見た目してる。
-
乙
璃緒ちゃんと一緒で猫嫌いだから凄い恐怖感味わえながら読めた
-
バッドエンドアイロニー
あのアニメの後
「私が生徒会長になったからには、厳しくいきます。」
「何言ってんだよ!バリアン世界のことを忘れちまったのかよ!リオ!自分を取り戻せ!」
「はい停学!昔っからあんた気に入らなかったのよねえ。シャークが仲良くしてやったから、よくしてやっただけだし。」
「なあ、真月!おかしいよなあ!」
「ユウヤ君、リオさんの言う通りですよ、くだらないことで進学ふいにしたくないでしょ❓黙っていうこと聞いとけ。」
自宅
「ねえユウヤ、学校楽しい❓」
「ああ、楽しいよ。」
本当はあいつらが大好きだった、本当はカラオケでも行きたかった。停学になった俺は、ひとり町をふらついた。
そして、理想が、潰される、嫌な秋の物語だった。
-
ロジェンドアイロニー
鮫島定年退職の後
「私がプロフェッサーになったからには、次元戦争始めます。」
「何言ってるのですか!家族のことを忘れたんですか!レオ!自分を取り戻しなさい!」
「はい停学!昔っからあんた気に入らなかったのよねえ。クロノスが仲良くしてやったから、よくしてやっただけだし。」
「ねえ、バレット!おかしいですよね!」
「ロジェ、プロフェッサーの言う通りだ、くだらないことで勲章ふいにしたくないだろ❓黙っていうこと聞いとけ。」
オベリスク寮
「ねえロジェ、アカデミア楽しい❓(冷たい笑み)」
「ええ、楽しいですよ。」
本当は彼らが大好きだった、本当はハンティングゲームでも行きたかった。停学になった私は、ひとりシンクロ次元をふらついた。
そして、理想の王国が、生まれる、美しい秋の物語だった。
-
面白いですね。笑った。
-
『柚子シリーズで宿泊』
※キャラ崩壊・その他もろもろ注意(主に瑠璃)
-
柚子「女の子同士で旅行ってのもいいわね」
リン「ええ、気兼ね無く話せるし」
瑠璃「ついついガールズトークで盛り上がっちゃうわね」
柚子「そうよねー。
セレナ、私達が泊まるホテルはもうすぐなの?」
セレナ「そうだ。予約は取れなかったが、ここら辺にあるはずだ」
瑠璃「えっ?予約取ってないの!?」
セレナ「スマナイ…」ショボーン
柚子「まぁ、なんとかなるでしょ」
リン「それにここら辺はホテル多いみたいだし…何とかなると思うわ」
瑠璃「いや、その…」
瑠璃(というか、口に出しにくいんだけど…ここら辺…その…、やたら派手な建物というか…そっち方面のホテルだらけなんだけど)アセアセ
-
セレナ「あった。あれだ!」
柚子「着いたのね!」
リン「荷物を置いたらまたいっぱい話しましょう!」
瑠璃(いけないいけない。もしかしたら、こういう所にも普通の旅館があるのよね…)
瑠璃「えっと、どのホテル?」
セレナ「あれだ!」
瑠璃「……!」ガーン
柚子「うわぁ、綺麗…!」
セレナ「だろ?見た目は最早お城と言っても過言ではない!」
瑠璃(ア…)
柚子「疲れたし、早く入りましょう!」
瑠璃(ア、アウトォォォッ!!)
少女達の眼前にそびえる白い建物ッ!
そこから漂う独特のオーラに瑠璃は驚愕した!
そう、そこはホテルはホテルでも
ラ
ブ
ホ
テ
ル
ッ
!
-
セレナ「柚子!風呂が大きければ一緒に入らないか?」キャッキャッ
柚子「いいわね!流しっこしましょうよ」ウフフ
瑠璃(これは確実にあっち方面のホテルッ!
というか、柚子とセレナはこれがどういうホテルか知らないの!?
天然って怖いっ!)アセアセアセアセ
リン「…!」ポカーン
瑠璃(リン…!そうよ、リンもこんな所嫌よね!
二人で反対すればきっと二人だって…)
リン「素敵…!」
瑠璃(…ひょ?)
リン「女の子ならこういうお城に住むのに憧れるわよね!」キラキラ
瑠璃「お前も天然かッ!?」クワッ!
リン「えっ?
そんないきなり『お前もLDSか!?』みたいに言われても!?」ビクッ
柚子「でも…こういう所って値段高いんじゃない?」オサイフカクニン
セレナ「大丈夫だ。ここは一人ではなく、一組で(生々しい値段は出せないので割愛)円だ!」ドーン
柚子「まぁっ!」
リン「お得!」チャリーン
瑠璃(天然が3人…!…来るぞ!)ユウマー
セ柚リ「「「ここにしましょう!」」」ズギャァァァッン
瑠璃「……!?」!?
-
瑠璃「や、やめましょうよ…」
セレナ「なぜだ?」ナンデ?
瑠璃「いや、そのこういう所は…」アセアセ
柚子「…?」ナンデ?
瑠璃(え?というか、普通の女子中学生ってこういうの知らないのが普通なの?
知ってる私がおかしいの?)
瑠璃「私は…どうしたらいい?
答えろ!答えてみろセ柚リー!!」
リン「…セ柚リってなに…?」
柚子「…セレナ・柚子・リンを繋げたのかな?」
セレナ「私達に意見を求めるなら…」
セ柚リ「「「ここに泊まりましょう!」」」ドドン
瑠璃「 」ポカーン
-
ホテル入口
セレナ「む…受付に人がいないぞ!?」
瑠璃「よし、ここはやめましょう!」
柚子「なぜ瑠璃が外に!?」
セレナ「逃げたのか?」
リン「自力で脱出を!?」
柚子「あ、あそこに人がいる」
セレナ「ここの宿泊客だろうか?」
リン「どうしたら良いか聞いて見ましょ…」
(無言の腹パン)
リン「う゛…っ!」ガクッ
瑠璃「ふぅーっ、ふゥーっ!」アラブリ-
セレナ「な、何!?」ブルブル
柚子「今の動き…まるで見えなかった…ッ!」ガクガク
瑠璃「私がスマホで調べるからあなたたちは何もしないでっ!」スマスマッホ
セレナ「…はい」アワアワ
瑠璃(これ以上、外にいるのは危険過ぎるッ!
ならいっその事、敵地に乗り込んでチャンスを狙うしかない…!)
↑レジスタンス並の感想
瑠璃「…わかったわ。このランプの付いている部屋が明き部屋みたい」
瑠璃(…という事は今ランプが付いていない部屋では……)カオマッカッカ
セレナ「そうなのか!」
柚子「どこにするー?」キャッキャッ
瑠璃「どこでも良いでしょ!?
頼むからはしゃがないで!」タノムカラー
-
〜部屋〜
柚子「うわぁ、広ーい!」
セレナ「だがベッドが一つしかないな」
柚子「じゃあ皆でくっついて寝ましょう!」キャッキャッウフフ
瑠璃「いざ入ってみたけど……何か色々大切な物を失った気がするわ…」
リン「ハッ!ここは?」
セレナ「ホテルの中だ」
リン「いけない、いけない!
私ったら…疲れて寝ちゃったのかしら?」
柚子「その…お腹は痛くないの?」
リン「え?全然だけど…?」ピンピン
瑠璃(結構、本気で殴ったのに…?)
-
セレナ「柚子!お風呂に入ろう!」ヌギヌギ
柚子「そうね。二人でも入れそうなぐらい大きいし!」
瑠璃「…ああ、先に入ってきたら?」モウホッテイテー
リン(瑠璃…凄く疲れてるみたいね…)
〜セレナ・柚子はお風呂へ入った!〜
瑠璃(残る問題はここを出る時…誰にも見つからずに出るしかないっ!)
リン「あれ?何かしら、部屋の中に小さい自販機が…?」アレ?
瑠璃(自販機…?)
リン「ローション?
バイブレーション?」ナニコレ?
瑠璃(ッ!?)カン☆コーン!?
リン「あ、美容用品とマッサージ機かな?」
瑠璃「いや、それは違…っ
……ハッ!?」
瑠璃(馬鹿な…ッ!
この位置からだと風呂場の中がガラス越しにうっすら見えるだと!?)カン☆コーン
瑠璃(柚子達が何も言わないという事はこれはマジックミラー!?)
リン「ねぇ、瑠璃ー。二人でお金出してこのローション買わな…」
(無言の腹パン)
リン「い゛…っ!?」ガクッ
扉バーンッ!
瑠璃「私達も入らせてもらうわ!」スベテコーワスンダ!
セレナ「いきなり瑠璃が気絶したリンを抱えて風呂場に入ってきたぞ!?」
柚子「しかも服を着たまま!?」
瑠璃「ここで脱ぐ!一緒に入る!問題ない!
OK?」
セレナ「…お、おけー」
柚子「瑠璃…疲れてるのかしら…」
-
柚子「いいお湯だったー!」ホカホカ
セレナ「柚子!テレビを見よう!」リモコンッ
ポチッとな
TV「アッアッアーン」
瑠璃「 」
柚子「なっ、なにこれ!」キャー!
セレナ「これは…まさか…えっちな番組…!?」アワアワ
瑠璃「…」プルプル
プッツーン
柚子「!?今、何かが切れる音が…」
(無言の腹パン)
柚子「ぐっ!?」ガクッ
セレナ「ゆ、柚子!?
瑠璃、お前何を…?」
(無言の腹パン)
セレナ「グハッ!」ガクッ
リン「ハッ!気がついたらパジャマに着替えて寝てい…」
(無言の腹パン)
リン「だっ!?」ガクッ
柚子「 」チーン
セレナ「 」チーン
リン「 」チーン
瑠璃「うぅ…っ、なんでこんなことに…。
助けてお兄ちゃん…」シクシク
↑幼児退行
〜♪デンワダヨー
瑠璃「はい…もしもし…」グスッ
黒咲(兄)『瑠璃か。今、話せるか?
って…どうした、泣いているのか?』
瑠璃「お兄ちゃん…助けて…」
黒咲『どうした?』
後ろの方からのユートの声『瑠璃になにかあったのか?』
瑠璃「今…私達…ラブホテルの中にいるの……」
黒咲・ユート『ッ!?』
瑠璃「もう、どうしたら良いのか…」
黒咲『ユート!行くしかあるまい!』
ユート『おう!!』
瑠璃「えっ!?ちょっ!?」
プツッ、ツーツーツー
瑠璃「電話切られた…」
瑠璃「疲れた…もう…寝よう…」
↑現実逃避
-
翌日
遊矢「昨日からユートと黒咲に連絡がつかなくて、ユーゴと一緒に探してたんだ…」
ユーゴ「そうしたらよ…」
遊矢・ユーゴ「「二人でラブホテルの前で叫んでいたんだ」」
柚子「えっ!?」ドンビキ
ユーゴ「『捕われた仲間は必ず奪い返す』とか言ってたな…」
セレナ「ラブホテルとはどういう効果だ?いつ発動する?」キョトン?
リン「セレナは知らなくていいと思うわ…」
瑠璃「兄さん…ユート…どうしてそんな事に…」(遠い目)
完
-
素晴らしいssだったわ
-
瑠璃やリンのキャラも判明してない上に題材がアレな駄文な物を読んでくださった方、本当にありがとうございます。
早くアニメで瑠璃リンに喋ってほしいです。
-
久々に声出して笑ったわ。
素晴らしいSSだわ。
-
投下いきます
『沢渡シンゴ復讐活劇?』
-
次元戦争はこの俺、沢渡シンゴ様の活躍によって終結した
ランサーズは解散して各次元に帰って暮らしている
あの闘い以降、全ての次元で4つの次元が存在することが周知されるようになり、現在レイジコーポレーションが主体となって次元間の交通を運営・管理をするプロジェクトが進んでいる
-
〜いつもの倉庫〜
沢渡「ああ、思い出すだけでもムカつくぜ、セレナめ。ちょっとかわいいからって俺を下手くそだのポンコツだの好き勝手言いやがって。いつかこの俺の凄さを思い知らせてやる」
大伴「おい、沢渡さん最近セレナって娘の話ばっかりじゃないか?」
山部「いつだかの榊遊矢の時みたいだな」
沢渡「そうだ、いいことを思いついたぜ。お前たち耳を貸せ」ゴニョゴニョ
柿本「ええ!それっt」フゴフゴ
山部&大伴「「沢渡さん、流石すっよ」」
山部(沢渡さんに今それを言ったら頭がパンクしちまうよ)コソコソ
沢渡「ハッハッハッ、早くセレナを俺の凄さを認めさせてやりたいぜ」
ドアバン
柊柚子「あんたたち、またしょーもない悪巧みをしてるの」
-
沢渡「そうだ、柊柚子。俺の計画を手伝ってくれ。耳を貸しな」ゴニョゴニョ
柚子「ふんふん、そういうことね」ニヤリ
柚子「つまりセレナをデ…」
大伴「ワアァァ、さ、沢渡さん、今日は新作スイーツ・デリシャスパンケーキ爽やかマスカットと痺れるレモンのデュアルスパークが販売される日でしたよね」アセアセ
沢渡「ん、そうだったか。よし作戦前の腹ごしらえとするか。行くぞお前たち」
取巻き3人組「「「はい、沢渡さん」」」
沢渡「それじゃ、当日は頼むぜ、柊柚子」
柚子「分かったわ」
-
〜作戦当日〜
セレナ「別次元の私を呼びつけて一体なんのようだ、さわたり。そもそもまだ民間人に次元航行はきょかされていないのではなかったのか」
沢渡「そんなもの、パパの力でどうとでもなるさ。取り敢えずついてきな」
セレナ「ふん、しょうもないようだったら承知しないぞ」
沢渡「まあ期待しておきな」
-
〜呉服屋〜
沢渡「到着だ。おい、柊柚子はいるか」
柚子「早かったわね。さ、セレナこっちに来なさい」ニコニコ
セレナ「なぜ柚子がここに」
柚子「いいからいいから」腕引っ張り
イラッシャイマセ ヤメロハナセ ジットシテイナサイ ハァハァ ナゼフクヲヌガス コレカラキガエルノヨ マルデイミガワカラナイゾ ハヤクヌイデ ワカッタカラハナシテクレ ヌギヌギ ヤッタワ クルシイゾ ガマンシナサイ
沢渡「さて、俺も浴衣に着替えるか」
-
真澄「いいものが見れたわ」
-
沢渡「よし、準備完了。そろそろ向こうも終わる頃かな。お、きたき…」ポッ
セレナ「なんなんだ、この服は。こんなに動きにくくてはデュエルもできなさそうだ。ん、どうした沢渡、ポーっとして」
沢渡「な、なかなか似合ってるじゃねーか」
柚子「当然よ、私が選んだんですもの。それじゃ早く行って来なさい、お二人さん」ニコニコ
沢渡「おう、助かったぜ柊柚子。セレナ、行くぞ」
セレナ「どこへいくというのだ?」
沢渡「浴衣を着ていくものだなんて決まってんだろ。縁日だよ」
-
〜縁日会場〜
セレナ「ここまで聞いていなかったが縁日とは一体何なのだ」
沢渡「何だ?縁日知らねえのか」
セレナ「さっぱりだ」
沢渡(そういえば長年アカデミアで暮らしていてあまり外の世界を知らないんだったな…)
沢渡「よし、それならこの俺沢渡シンゴが縁日ってものを教えてやるよ。まずは金魚すくいだ」
-
沢渡「おっちゃん、2人分頼む」コゼニワタシ
金魚すくい屋「あいよ」
セレナ「この薄い紙は一体なんだ?」
沢渡「これでこの水槽にいる金魚を掬うのさ、よく見てな。よっと、よし1匹ゲット」
セレナ「おお、わたしもやってみるぞ。えい!なぜだ、かみがやぶけてしまったぞ」
沢渡「紙は水に弱いからな。いいか、金魚を追うと逃げられるからな。こういう壁際の金魚が水面に近づいてくるまで待って……一気に掬うっ。おっちゃん、こいつにもう一枚頼む」
セレナ「今度こそ……よしっ、捕まえられたぞ」
沢渡「おし、じゃ次いくか」
-
セレナ「なにかいいにおいかするぞ」クンクン
沢渡「この匂いは…タコ焼きか」
権現坂「いらっしゃいませ。む、沢渡と…セレナか!」ジュウジュウ
沢渡「このタコ焼き屋は権現坂道場がやってたのか。2艘たのむ」
権現坂「ああ、大事な資金源なのでな。では、この漢権現坂全力でタコ焼きを作ろう」
セレナ「たのむぞ、ごんげんざか」ワクワク
-
権現坂「完成だ。冷めないうちに食べてくれ」
沢渡「サンキュー。セレナ、食べながら次に行こう」ハフハフ
セレナ「次はどこへ行くのだ?」ハフハフ
ドロードロードロー
セレナ「あそこの屋台でドローする声が聞こえるぞ!」
沢渡「あの屋台は…」
-
零児「いらっしゃいませ。ほう、沢渡市長が次元輸送システムを動かせというから何かと思っていたが。そういうことか、沢渡シンゴ」ニヤリ
沢渡「やっぱりLDSのデュエルくじだったか」
セレナ「デュエルくじ?」
零児「1回300円でこのカード束から1枚ドローしてドローしたモンスターのレベルに応じて景品を受け取れます。ハズレはないのでご安心を」
セレナ「沢渡!」
沢渡「おう、デュエリストなら1発引いておかないとだな」
-
セレナ「いくぞ、私のターンドロー。トライホーン・ドラゴン、レベル8だ。」
零児「レベル8の景品はこちらの棚の融合徴兵、エフェクト・ヴェーラー、魔界発現世行きデスガイド、解放のアリアドネ、etc…から1枚お選びください」
沢渡「なかなかやるじゃねえか。次は俺の番だ。ドロー」つブロック・スパイダー
零児「レベル1の景品はこちらです」つデッ
キカスタムパック01
-
零児「ありがとうございました」つDC01×4、CDIP×3、SOVR×2
沢渡(結局10回も引いちまった…もう2度と引かねえ)
セレナ「人がだいぶ増えてきているな」
沢渡「そりゃあこれから…っと忘れてた。いくぞセレナ」テツカミ
セレナ「ど、どこへ行くというのだ」アセアセ
沢渡「説明は後だ。急ぐぞ」コバシリ
-
〜人気のない高台〜
沢渡「ふう、何とか間に合ったな」
セレナ「こんな何も無い場所に連れ込んで一体何をするというのだ」プンスカ
沢渡「ここは誰も来ないとっておきの場所でな。もうそろそろ始まるぜ」
ピカッドンッ
セレナ「何だ?!爆発か」アワアワ
沢渡「空を見てみな」
ヒュ〜〜〜パン
セレナ「綺麗だ」ボソッ
-
セレナ「私は小さいころからずっと厳しいデュエルの訓練を受けてきた。遊びに行ったり、友人を作ったりすることはとてもじゃないができなかった」
沢渡「そうらしいな」
セレナ「デュエルだけが唯一の楽しいことだと、そう思っていた。だが、今日沢渡に縁日に連れてきてもらえて凄く楽しかった。ありがとう」
沢渡「お前に楽しんでもらえたのなら何よりだ」
セレナ「それでな…沢渡」モジモジ
沢渡「おう、どうした」
セレナ「また私を遊びに連れていってくれないか」セキメン
沢渡「ああ、またいつでも連れていってやるよ」
セレナ「ほ、本当か!」パー
沢渡「もちろん。次の時まで首を洗ってまってな」
セレナ「うん、そうだな。うんうん」フフフ
-
セレナ(花火が終わってから私と沢渡は再び縁日を回った。そしてとうとう帰らなければならない時間となった)
〜次元輸送機発着場〜
沢渡「忘れ物はないか、セレナ」
セレナ「ああ。特に持ってきたものはないし浴衣もきちんと紙袋に入れてもらったからな」
セレナ「そ…それにまたいつでも誘ってくれるのだろう」
沢渡「ん、おう。またどこか連れていってやるよ」
セレナ「そうか、よかった。今日はとても楽しかった。ありがとう、シンゴ」
沢渡「気をつけて帰れよ」ノシノシ
沢渡(何か忘れているような…まあいいか)
〜fin〜
-
乙。
沢渡さん、青春っすよ!
ニヤニヤする程微笑ましくて良かった……
-
投下します。
ミザエル「休日の過ごし方が分からない」
-
日曜日・駅前にて……
ドルベ「良い天気だな。何だか心の中まで晴々した気分になる」ルンルンブックス
凌牙「最近休みの日に限って地味に雨が多かったからこんな風に外に出るのも久しぶりだな」
ドルベ「ん? あそこに居るのはもしかしてミザエルでは無いか?」
ミザエル「…………」
凌牙「本当だ。1人で駅前なんかに来て何してんだ、あいつ?」
ドルベ「私服のミザエルというのも珍しいな。ちょっと声を掛けてみよう」
-
ミザエル「……はぁ」タメイキタキオン
凌牙「随分と辛気臭い顔してるな、お前」
ドルベ「ため息を吐くとその分だけ幸せが逃げてしまうぞ」
ミザエル「……何だ、誰かと思えば貴様らか。こんな所で何をしている?」
凌牙「休日だから2人で辺りをブラブラしてただけだ。お前の方こそ何してるんだ? 誰かと待ち合わせか?」
ミザエル「別にそういう訳では無いが……」
-
ドルベ「何だか考え込んでいるような顔だな。もし何か困った事があるならこの白き盾が相談に乗るぞ!」ビシッ
ミザエル「構うな。そもそもお前に相談した所で何かが解決できるとは到底思えん」
ドルベ「何だと! 人がせっかく親切心から言っているというのに!!」プンスカブックス
凌牙「落ち着け、ドルベ。ミザエルは別に間違った事は言ってないだろう?」
ドルベ「え?」
凌牙「それよりせっかく珍しく外で会ったんだしコーヒーでも飲みに行かないか? 勿論お前が良ければの話だが」
ミザエル「…………」
-
某コーヒーカフェ……
凌牙「そうだな……俺はショートアドショットノンホイップココアで」
店員「はい、ショートアドショットノンホイップココアですね」
ドルベ「私はショートアイスチョコレートオランジュモカノンモカエクストラホイップエクストラソースでお願いする」
店員「はい、ショートアイスチョコレートオランジュモカノンモカエクストラホイップエクストラソースですね」
ミザエル「…………(汗」
店員「お客様は?」
ミザエル「え、えっと……タ、タキオン・トランスミグレイション?」
店員「はい?」
-
…………
凌牙「注文の仕方が分からないなら先に言えよ」
ミザエル「くっ、仕方ないだろ! 私はこんな店に入った事が無いのだから!!///」
ドルベ「私は何度もナッシュやメラグに連れて来て貰ってるからな! 注文も完璧なのだ!」フンス
ミザエル「屈辱だ……まさかドルベから教えを乞う日が来るとは」グヌヌタキオン
凌牙「心中察するぜ、ミザエル」カタポンッ
ドルベ「え?」
-
凌牙「それでいい加減話せよ。あんな所に1人で何してたんだよ?」
ミザエル「……休みを貰ったんだ。だがそのせいで正直困惑していた」
凌牙「どういう意味だ? 詳しく話せ」
ミザエル「私がカイトの家に居候して居るのは知っているな?」
ドルベ「うむ、君がカイトの研究を手伝っているというも知っているぞ」
ミザエル「カイトの研究はタキオンとの再会の鍵になるものだからな。だから私はカイトの家に住む様になってから休日も含め毎日その研究の手伝いをしていた」
ミザエル「だが先日幾らなんでも働き過ぎだと言われてな。今日1日身体を休めろと半ば強引に家を追い出されたんだ……私は大丈夫だと言ったのだが」
凌牙「成る程な。で、困惑してるっていうのはどういう意味だよ?」
-
ミザエル「……休日の過ごし方が分からないんだ」
凌牙&ドルベ「へ?」
ミザエル「私はこの世界に来てから休日というのを過ごした事が無いんだ。だからこの世界での休日に何をすれば良いのかもさっぱり分からないんだ」
ドルベ「何だか君らしい悩みだな」
凌牙「それで意味もなく駅前に1人で突っ立ってたって訳か」
ミザエル「せめて外では無く家の中で休みたいと言ったんだが……カイトの奴、『それだと1日録音したタキオンの鳴き声を部屋で聞くだけで終わるだろうが』とか言うし」
凌牙「お前、そんなの録音してたのかよ」
-
凌牙「大体の事情は分かった。だったらこれから俺達と一緒に回らないか?」
ミザエル「何?」
ドルベ「うむ、それが良いだろう。1人で考えるから分からないのだ。誰かと楽しく町を巡ればそれだけで有意義な休日になるはずだ」
ミザエル「正直そうして貰えるのは助かるが……良いのか?」
凌牙「構わねえよ。それで何処か行きたい所はあるか? 何か興味のある物があるならそこに……」
ミザエル「タキオンだ!」キッパリタキオン
凌牙「あ、うん。何となく分かってたけどそれはちょっと難しいと思うぜ」
-
数分後・ショッピングモール……
<ワイワイガヤガヤ
凌牙「ここなら大抵のもんがあるだろう」
ドルベ「先月に遊馬と回った時も楽しかったしな。さすがナッシュ、良い判断だ」
ミザエル「凄い人の数だな」
凌牙「休日だしな。セールやってる時とかはもっと多いぞ」
ミザエル「そうか。しかしこれだけ居るなら私と同じ様に休日の過ごし方が分からない人間もいるんだろうな」
凌牙「それは分からねえけど……とりあえず気になった店があるなら遠慮なく言え。そこ寄るから」
ミザエル「色々悪いな。助かる」
-
…………
凌牙「――で、最初に興味持った店がおもちゃ屋かよ」
ドルベ「正確には興味が出たのはおもちゃ屋というより『あれ』一点みたいだぞ」
ミザエル「おお、これは……」
キ○グギドラの人形「」
ミザエル「全身を覆う黄金の鱗、雄々しき翼、威圧感すら覚える3本の首……素晴らしい人形だ。きっと名のある造形師が作ったに違いない!」wktkタキオン
凌牙「滅茶苦茶目が輝いてるな。まあ何となく理由は分かるが……似てるし」
ドルベ「あんなに興奮しているミザエルは少なくともバリアン世界では見た事が無かったぞ」
-
凌牙「ミザエル、それ買うのか?」
ミザエル「買っていいのか? この匠の品を!?」ビックリタキオン
凌牙「そりゃ売り物だしな。値札も付いてるだろ?」
ミザエル「本当だ、私の所持金でも買えるぞ! しかし今買うと荷物に……」
凌牙「1階にロッカーあるから帰る時まで預けとけば良いんじゃないのか?」
ミザエル「……買ってくる!!」ダッ
ドルベ「スキップしながらレジに向かったぞ」
凌牙「学校であいつの事が好きな女子達が見たらどう思うだろうな」
-
…………
ミザエル「待たせたな、2人とも。荷物は厳重にロッカーに保管して来たよ」ホクホクタキオン
凌牙「そうか。まあ良い物が買えて良かったな」
ドルベ「ところで人形と一緒にぬいぐるみも1つ買っていたようだが?」
ミザエル「ああ、あれはハルトへの土産だ」
ドルベ「ハルトの?」
ミザエル「元々私に休日を取る様に言い出したのはハルトらしい。個人的には大きなお世話だがあいつも好意で勧めてくれた事だからな……一応礼はしておくべきだろう」
凌牙(こういう所はしっかりしてるんだよな、こいつ)
-
ドルベ「あ、ナッシュ。あそこにアイス屋さんがあるぞ。食べたい!」
凌牙「いや、男3人でアイスっていうのもなぁ……」
ミザエル「私は構わないぞ。今日付き合って貰ってる礼だ、代金は私が出そう」
ドルベ「おお、ミザエル太っ腹だな!」
ミザエル「ただ注文はお前達に任せる。私には上手く答えられる自信が無い……くっ!」
凌牙「いや、普通の店はそんなに注文は複雑じぇねえから」
ドルベ「軽くトラウマになっているようだな」
-
ミザエル「結構美味しいな、この氷菓子」ペロペロ
凌牙「氷菓子って言い方が古いな……それにしてもお前ってアイス舐めながら食べるんだな」
ミザエル「ん、変か? この方が長持ちして良いと思うんだが……」
凌牙「いや、別に」
ミザエル「そうか」ペロペロ
凌牙(あの顔でそういう食べ方は凄いギャップ感じるんだが……まあいいか、食べ方なんて各々の自由だし)
ドルベ「アイスが、美味い!!」ガツガツ
凌牙「そしてドルベは相変わらずである、っと」
-
…………
ミザエル「ゲームセンターか……ここだけ他と雰囲気が違うな」
ドルベ「分かる。何だかチカチカしているよな」
凌牙「ミザエルはゲームとかした事あるのか?」
ミザエル「ゲームならハルトに付き合って2回ほどやった事がある。確か打ち上げ花火を使ったパズルゲームの様なものだった」
凌牙「また地味に古いゲームだな、それ」
ミザエル「後は……デュエルはゲームに含めていいのだろうか?」
凌牙「何か今までの事を考えると微妙な所だが……いいんじゃねえのか、一応」
ドルベ「これはゲームであっても遊びではないというやつだな」
-
凌牙「お、ダンレボあるぞ。ドルベ、やらないのか?」ニヤニヤリザ
ドルベ「絶対にやらない! 私は笑い者になるのはごめんだ!!」プイッ
凌牙「そんなに怒るなよ。ミザエルは何かやりたいゲームとかねえのか?」
ミザエル「そうだな……あの箱の様な機械は何だ?」
凌牙「ん? あーあれはプリクラだな」
ミザエル「ぷりくら?」
ドルベ「知っているぞ! 日曜日の朝にやってるやつだな!」
凌牙「違えよ。簡単に言えば写真を撮ってそれをシールにする機械だ」
-
ミザエル「成る程、ゲームとは少し違う様だが面白そうだな。記念にもなる」
ドルベ「私も興味があるぞ。やってみよう、ナッシュ!」
凌牙「アイスの次は男3人でプリクラか……良いけど俺もあんまり詳しくないぞ。璃緒に無理やり付き合わされて何度か撮ったくらいだし」
ミザエル「そういえば今日はメラグは何をしているんだ?」
凌牙「小鳥の家に遊びに行ってる。何かドラマの鑑賞会やるんだと」
その頃の神代璃緒……
<ボクニサンプンダケジカンヲクダサイ
璃緒「そう言って3分で纏まった試しがありませんわよね」
小鳥「確か本編でもツッコまれてましたよね、それ」
-
プリクラ機・内部……
ミザエル「意外と3人で入っても余裕だな」
凌牙「最初にモードとか決めるんだけどどれにする?」
ドルベ「我々はプリクラ初体験だからな。ナッシュに任せる」
ミザエル「そうだな。頼む」
凌牙「マジで俺任せかよ。じゃあ勝手に進めるぞ……あ、フレームどうする?」
ドルベ「私はこれなんか良いと思う」
ミザエル「色は金色か。いいじゃないか」
-
凌牙「それじゃあ撮るぞ。各自ポーズ決めろ」
ミザエル「ポーズ?」
凌牙「別に直立不動でも良いけど証明写真撮る訳じゃないしな。どうせ撮るなら何かポーズ決めた方が良いだろ?」
ドルベ「全く考えてないぞ、ナッシュ!」
凌牙「早く決めろよ、もう撮影始まるぞ!」
ミザエル「いや、急に言われてもだな……」アセアセタキオン
-
ドルベ「そうだ! 以前七皇で名乗りをした時のあれだ! あれなら多分カッコいい!」
ミザエル「その手があったか!」
凌牙「ドルベにしては名案じゃねえか……よし、お前ら! 久々に行くぞ!!」
ミザエル「真のギャラクシーアイズ使い、ミザエル!!」ビシィ!
ドルベ「バリアンの白き盾、ドルベ!!」バシィ!
凌牙「そして俺がバリアンの七皇を統べる者、ナッシュだ!!」ドーン!!
<3.2.1……カシャ!!
-
数分後・フードコート内……
ミザエル「美味い! このハンバーガーは革命的な美味さだな!!」ゴキゲンタキオン
ドルベ「そうだろう? この特製ケチャップを掛けるともっと美味いぞ」
凌牙「それにしても疲れたな。ガラにも無くプリクラなんかでテンション上げるんじゃなかったぜ……」グッタリチュア
ドルベ「だがおかげで良い写真が撮れた。これは一生モノの宝物になりそうだ」
ミザエル「そうだな。私もこの写真は大切に保管するとしよう」
凌牙「結構楽しんでるみたいだな、ミザエル。どうだ、良い休日を過ごせてるか?」
-
ミザエル「ああ、そうだな。正直最初はどうなる事かと思っていたが、お前達と偶然出会えたおかげで助かった」
ミザエル「誰かと過ごす休日がここまで楽しいとは思わなかったよ。ずっと仕事を続けていたら気づかなかった事だ……お前達と、そして休日をくれたカイトとハルトには本当に感謝しているさ」
ドルベ「何だかバリアン世界にいた頃よりだいぶ丸くなったな、ミザエルは」
凌牙「まあ良い傾向じゃねえのか。さて、飯食べたらもう少し回るか。次は何処に行く?」
ミザエル「おお、それならDVDのある店に! 先ほどのドラゴンの人形だが映画に出ていたのだろう? その雄姿、是非ともこの目で確認したい!!」テンションタキオン!
凌牙(まあドラゴン中毒な所は変わってねえけどな……)
この後も楽しい休日を過ごせたそうです。
<おわり>
-
読んでくれた人、ありがとうございました。
-
乙!ミザエルが比較的まとも……だと……!?
-
乙
ミザエルメインとか珍しい
-
乙。プリクラって男だけで取れないんじゃ・・・。
-
>>787
すいません、うっかりしてました(汗)
平和なハートランドのプリクラは男の子だけで撮ってもアリという事でお願いします。
-
可愛い顔して減らず口な男の子のプリクラ画像は秘密裡にMr.ハートランドの元に送られるようにする事で認可が下りたのである(社会の闇)
-
乙
ダンレボのくだりのせいで前のSSのドルベダンス思い出してまたお腹がww
あと打ち上げ花火を使ったパズルゲームって何だろう
-
投下します。
凌牙「嵐の夜」
-
毎度お馴染み神代家……
ゴゴゴゴゴゴゴ……
ドルベ「凄い嵐だ」
凌牙「午前中あれだけ晴れてたのが嘘みたいだな」
璃緒「早く収まると良いんですけど……あ、光った」
ゴロゴロドッカーン!!!
3人「おー」
-
ドルベ「今のは大きかったな」
璃緒「結構近くに落ちたみたいですわね」ムフー
凌牙「何だか心なしか声が弾んでないか、お前?」
璃緒「だってこういう嵐の日って意味も無くワクワクしない?」
凌牙「どうだろうな? 怖がる奴の方が多い気がするが……」
-
ドルベ「しかし本当に凄まじい風だな。見ろ、ゴミ箱も宙を舞ってるぞ」
凌牙「あっちには開いた傘が飛んでるな。誰かが手放したのか?」
璃緒「あ、向こうではベクターが吹き飛ばされてますわよ」
ドルベ「おお、本当だ」
凌牙「何か空中でクルクル回ってスケートの選手みたいだな、あいつ」アハハ
3人「…………」
3人「ええええぇぇぇぇ!?!?」ビックリボー
-
…………
ベクター「し、死ぬかと思った……」ゼエゼエ
凌牙「それはこっちの台詞だ! この嵐の中、助けに行かせやがって!!」プンスカブックス
ベクター「よかれと思って素直に礼いうわ……サンキューナッシュ」b
璃緒「一先ず身体拭きなさい。風邪引きますわよ」っタオル
ドルベ「しかし何でまたこんな時に外になんて出ていたんだ?」
ベクター「いや、午前中は晴れてただろ? だからよかれと思って木の上で昼寝してたんだけどついそのまま寝過ごしちまって……」
凌牙「虫か、お前は」
-
璃緒「とりあえず今夜はウチに泊まりなさいな。この嵐だとこれ以上外に出るのは危ないですし」
ベクター「それは有り難いが……この家は大丈夫なのか?」キョロキョロットン
ドルベ「大丈夫とは?」
ベクター「この家って結構年季入ってるだろ? 何かさっきから微妙にミシミシ音がしてる気がするし……吹き飛ばされたりしねえよな?」
凌牙「ふん、俺の家を甘く見るんじゃねえよ。確かに古いが基礎はしっかりしてるからな、この程度の嵐でどうこうなる事は……」
フッ……
4人「え?」
-
ドルベ「真っ暗になったな」
璃緒「停電ですわね」
ベクター「おい、ナッシュ! 本当に大丈夫なんだろうな、この家!?」
凌牙「う、うるせえな! 停電なんて何処の家でもある事だろうが!!」アセアセイクリッド
璃緒「そう単純な問題でもないかもしれませんわよ。ほら、お外も真っ暗」
ドルベ「この辺り一帯が停電という訳か。十中八九この嵐が原因だろうな」
-
凌牙「とりあえず何か明かりがいるな。懐中電灯って何処だっけ?」
璃緒「確か向こうの部屋に……でもこの暗闇の中で取りに行くのは危なくありません?」
ベクター「よかれと思って言うがDパッドの明かりで良いんじゃねえのか? ちなみに俺は今持ってねえけど」
凌牙「俺のは2階の部屋で充電中だよ。まあ今は充電されてねえだろうけど」
璃緒「私も部屋に置きっぱなしですわ」
ドルベ「この前カップ麺の汁を零して現在は修理中だ」
ベクター「おいおい、携帯電話として使えるのに誰も携帯してねえのかよ」ヤレヤレクス
-
凌牙「他に明かりになりそうなのは無いか。全員見事にデッキは携帯してたんだけどな」
璃緒「まあデュエリストですから」
ドルベ「しかしこの状況では役に立たない。暗闇の中ではデュエルも出来ないし」
ベクター「結局は待つしかないって事かよ。とんだ所に避難しちまったなぁ」タメイキング
凌牙「文句あるなら今すぐ出て行ってくれてもいいんだぞ?」
璃緒「とりあえず時期に直るでしょうからこのままジッとしてましょう」
ドルベ「何だか大変な事になってしまったな」
-
…………
4人「…………」
4人「…………」
4人「…………」
ベクター「今夜がーやぁーまぁーだぁー」
3人「wwwwwww」
-
凌牙「お前いきなり何言い出すんだよwww」
ベクター「全員黙ってるからよかれと思って言ってやったんだよwww」
璃緒「だからってチョイスがwww何でそれなのよwww」
ドルベ「wwwwwww」←ツボにハマってる
凌牙「一応今非常時なんだからよぉwwwやめろよ、そういうのwww」
ベクター「分かったよwww」
-
…………
4人「…………」
4人「…………」
4人「…………」
璃緒「ぶるぁぁああーぶるぁぁああーベリーメロン!(裏声」
3人「wwwwwww」
-
凌牙「やめろwwwここでそのネタやめろwww」
璃緒「だって何かやんなきゃって空気だったしwww」
ベクター「何かあれだなwww完全に修学旅行の夜だなwww」
ドルベ「wwwwwww」←ツボにハマってる
凌牙「喋るなとは言わないけどもうネタ発言はやめろよwwwいいなwww」
璃緒「分かりましたわよwww」
-
…………
4人「…………」
4人「…………」
4人「…………」
ドルベ「ブックス!!」
4人「…………」
-
…………
凌牙「……なあ」
3人「!」ビクッ
凌牙「俺は別に変な事は何も言わねえよ……何か静かじゃねえか?」
ベクター「静かなのはさっきからだろ?」
凌牙「いや、そうじゃなくて外がだよ。もしかして……」スッ
ドルベ「ナッシュ、動き回るのは危険ではないのだ」
凌牙「もう大分夜目が効くようになったよ……ああ、やっぱりだ」
璃緒「何かありまして?」
凌牙「お前ら外見てみろよ。良いもんが見れるぜ」
-
…………
璃緒「うわ〜凄い星空♪」
ドルベ「そうか。嵐が去って雲が晴れ、さらに停電は続いて辺りは真っ暗だ。星がよく見れる訳だな」
凌牙「都会でこんなに星が見れるなんて貴重だぜ」
ベクター「成る程、確かにこれはナッシュが言うとおり良いもんだな」
璃緒「あら、ベクター。貴方に星の美しさなんて分かりますの?」
ベクター「大きなお世話だ。俺にだって美しいもんを愛でる感性くらいちゃんとあるんだぜ?」
璃緒「本当かしら。まあ今日はそういう事にしてあげましょう」
-
ベクター「しかしあれだな……まさかお前らとこう並んで星を見る日が来るとは思わなかったな」
凌牙「そりゃこっちの台詞だ」
璃緒「正直貴方とだけは絶対に分かり合えないと思っていましたしね」
ドルベ「だが我々は事実こうやって並んで星を見ている。先の事など分からんものだな」
ベクター「全くだな……まあこういうのも悪く無いと俺は思ってるぜ」ニヤッ
凌牙「…………」フッ
璃緒「…………」クスッ
ドルベ「…………」ニコッ
4人「…………」
ベクター「……今夜がーやぁーまぁーだぁー」
3人「wwwwwwww」
数分後、無事電気は復旧したそうです。
<おわり>
-
読んでくれた人、ありがとうございました。
-
乙
歌の元ネタがわからない非力私許
-
乙
-
乙。Dパッドをカップ麺に落とすとはデュエリストの風上にも置けないな。
-
投下します。
小鳥「雪の日の散歩-before-」
-
観月家・朝……
小鳥(何だか冷えると思ってカーテン開けたら雪が降ってるわ)
小鳥(辺り一面真っ白ね。昨日の夜中から降ってたのかしら?)
小鳥「うぅ、やっぱり冷えるわね……今日はお休みだしもうちょっとお布団に入ってようっと」ゴソゴソ
<キラキラマワーレルーレット♪
小鳥(電話? 遊馬から?)
-
小鳥「はい、もしも……」ピッ
遊馬『小鳥、外見たか! すげー事になってるぞ!!』
小鳥「……ちょっと、いきなり耳元で騒がないでよ。こっちは今起きたばかりなの」イライライザー
遊馬『悪い悪い。でも雪だぜ、雪! 普通テンション上がるだろ!』ムフー
小鳥「まったくもう……それでこんな朝早くから何の用よ?」
遊馬『そんなの決まってるだろ! せっかく雪が積もってるんだぜ! 外出ようぜ、外!!』
小鳥「正気? まだ雪、パラパラ降ってるわよ?」
-
遊馬『だから楽しいんだろうが。こんな時に出歩けるなんてそんなにないぜ』
小鳥「急に言われても困るわよ。さっきも言った通りこっちは今起きたばっかりだし……」
遊馬『ていうかもうお前の家の前まで来てるし』
小鳥「……は?」
遊馬『窓から玄関の方見てみろよ』
小鳥「ちょ、本当に? あ!」
遊馬「ヾ(*´∀`*)ノ゛キャッキャッ」←手を振ってる
-
小鳥「ちょっと、何でもう来てるのよ!?」
遊馬「いや〜何かいてもたってもいられなくてさ。気づいたらお前の家まで来てたんだよ」
小鳥「気づいたらって……」
遊馬「それにしても小鳥、本当に起きたばっかりなんだな。頭凄い事になってるぜ?」プーブックス
小鳥「頭って……ああ!? み、見るなぁー!!///」
遊馬「何かパジャマ姿も久々で新鮮……わぷっ!!」ボンッ←枕投げつけられた
-
…………
遊馬「酷えな。いきなり2階から枕投げつけるか、普通?」
小鳥「遊馬が悪いんでしょうが!!」プンスカブックス←寝癖直して着替えた
遊馬「何か悪い事したかなぁ……あ、この漬物美味しい」モグモグールズ
小鳥「ていうか何当たり前の様にウチで朝ごはん食べてる訳?」
母親「遊馬君、朝ごはんまだだって言うから私が誘ったのよ。小鳥も嬉しいでしょう?」
小鳥「嬉しくないわよ、もう」
-
遊馬「おばさーん、お代わりー!」っ茶碗
小鳥「あんたねぇ、少しは遠慮しなさいよ」ヤレヤレクス
遊馬「だっておばさんの作る飯って滅茶苦茶美味いんだもん。小鳥、毎日こんな美味い飯が食えるなんて正直羨ましいぜ」
母親「まあ遊馬君ったら上手なんだから♪ 遠慮なんてしなくていいのよ? ドンドン食べて頂戴!」
遊馬「ありがとうございます!」
小鳥(何か朝から疲れるなぁ……)タメイキング
-
…………
遊馬「小鳥、早く出掛けようぜ〜」
小鳥「待ってよ、まだ準備してるんだから」アセアセイクッリッド
遊馬「ただの散歩何だしそんなに準備する事も無いだろ? 早く出ないと雪溶けちまうぜ」
小鳥「そんなにすぐに溶ける訳がないでしょうが。それより遊馬、そんな恰好でウチまで来たの?」
遊馬「変か? ちゃんと厚手の上着も着てるぜ?」
小鳥「でも外に出るならもう少し暖かい恰好した方が良いわよ。こっち来て、手袋とマフラー貸してあげるから」
遊馬「それより外に……」
小鳥「いいから来る!」
-
小鳥「手袋付けた?」
遊馬「おう」
小鳥「じゃあこっち向いて。マフラー巻いてあげるから」
遊馬「いや、子供じゃないんだからマフラーくらい自分で巻けるって」
小鳥「遊馬が自分で巻くとぐちゃぐちゃになるでしょう。ほら、早くこっち向いて」
遊馬「ぶー」
小鳥「本当に遊馬って何時まで経っても手が掛かるわよね」マキマキ
遊馬「小鳥が手を出し過ぎなんだよ」←文句言いながらも大人しく巻かれる
-
…………
遊馬「おお、やっぱり白い! そして寒い!!」
小鳥「雪が積もってるんだから当たり前でしょうが」
遊馬「まだ雪も柔らかいな。これなら雪だるまも作れそうだな」
小鳥「言っとくけど私は作らないからね」
遊馬「よし、体は俺が作るから頭は任せたぜ! かっとビングだ、小鳥!!」b
小鳥「人の話を聞きなさいってば!」
-
遊馬「混ぜんな〜危険な〜やつらが会いすりゃ土壇場〜♪」ゴロゴロットン
小鳥「外で歌わないでよ、恥ずかしいなぁ……てか結局一緒に雪だるま作ってるし、私」ゴロゴロットン
小鳥(やっぱり冷えるなぁ。こんな天気、自分1人だと絶対外に出なかったわよ)
小鳥(遊馬が来なかったら多分今日1日部屋で過ごしただろうけど)チラッ
遊馬「〜♪」
小鳥「…………」
小鳥(でも何でだろうな? 無理やり連れだされた筈なのに)
小鳥(楽しそうな遊馬を見てると、なぜかあんまり悪い気がしないのよね)
-
…………
遊馬「どうだ、小鳥! いい感じに出来ただろう、特に体の部分!!」ドヤァ
小鳥「そうね。私は結構顔がハンサムに出来たと思うわよ」フンス
雪だるま「」
遊馬「それにしても全然雪が止む気配がないな。こんなの初めてじゃないのか?」
小鳥「30年ぶりの大雪らしいしね」
遊馬「そうなの?」
小鳥「さっき朝ごはん食べてた時にニュースで言ってたでしょう?」
遊馬「おばさんの飯が美味すぎて全然気づかなった」
小鳥「あっそ」
-
遊馬「でも30年ぶりか……という事はあれかな? また30年後もこんな風に雪が滅茶苦茶積もるのかな?」wktkブックス
小鳥「それは分かんないけど」
遊馬「じゃあもし30年後に降ったらさ、また雪だるま作ろうぜ! その時は俺達も大人だからもっと大きな物が作れるだろうし」
小鳥「……それって30年後も私と一緒に居るって事?」
遊馬「ん、俺はそのつもりだけど?」
小鳥「……そう」
-
遊馬「まあまずは今日の雪を楽しもうぜ! かっとビングだぜ、俺!!」
小鳥「…………」
遊馬「小鳥?」
小鳥「……何でもない。ただ疲れそうだけど楽しみだなって思っただけ」クスッ
遊馬「? よく分かんねえけどとりあえず公園にでも行くか! この時間ならまだ人も来てないかも!!」
小鳥「あ、待ちなさいよ遊馬!」
<ワーワー
<おわり>
-
読んでくれた人ありがとうございました。
今回は以前書いた『凌牙「雪の日の散歩」』の前日譚的なお話です。では。
-
乙。恥ずかしいことを平然と言える遊馬が羨ましい
-
乙。なぜか、二階の窓から顔面に枕を直撃させられるコントロールがやたら気になった。
-
>>828
劇中でもデュエル飯を素晴らしいコントロールで投げてたしな!
-
乙。2人とも可愛い
-
ウェイバー「お前が、僕のサーバント?」
遊星「あぁ。」
ウェイバー「ケイネスのやつから頂戴した聖遺物《 スターダスト・ドラゴン》と書かれたカードから英霊を呼び出したけど……」
遊星「お前、名前は?」
ウェイバー「ウェイバー……ベルベット。」
遊星「ウェイバーか。よろしく。俺は不動遊星。この度の聖杯戦争ではライダーのクラスで現界した。」
ウェイバー「と、とりあえずよろしく。」
遊星「あぁ。こちらこそよろしく頼む。」
ウェイバー「じゃなくて!お前!どこの英霊なんだよ!聖遺物のカード!調べたけど、どの歴史書にも載ってない!」
遊星「この世界は俺の時代に続く次元ではなく、そもそも別次元の世界のようだ。俺の生きた世界では、このカードを使ったカードゲーム、デュエルモンスターズが流行っていてな。特に俺の時代では、Dホイールに乗ってデュエルをするライディングデュエル最盛期だった。だから俺もライダーのクラスで現界したのだろう。」
ウェイバー「別次元?カードゲーム?何言ってるんだ?そもそもお前、英霊なのかよ!?」
遊星「俺も自分が英霊だなんて思ってはいないが、どうやら俺も、この世界に英霊として認められたらしい。俺のいた次元では、世界の命運がデュエルによって決まる事だってあった。ただのカードゲームじゃないのさ。」
ウェイバー「よくわからないが……まさか聖杯が別次元の英霊も呼び出せるだなんて考えてもいなかったな。カードゲームで世界の命運が決まるって……。ところでお前、強いのか?」
遊星「そうだな。この次元での俺の認知の無さはディスアドバンテージだが、次元を越えようとも、俺の仲間との絆が断ち切られる訳ではない。俺はこの絆がある限り、負けはしないさ。」
ウェイバー「どうにも信用ならないな……僕は僕の価値を見せつけてやる為にこの聖杯戦争に参加したんだ!それなのにすぐに負けたりしたら承知しないんだからな!」
遊星「たしかにこの世界で無名な俺では不安だろうな。だが俺はレアだぜ?簡単に負けはしないさ。」
ウェイバー「当然だ!僕がマスターなんだぞ!」
そんなこんなで暗示をかけたマッケンジー夫妻の家に移動した。
って感じでFate/ZeroとのクロスSS書いていきたいんだけど、ここでいいかな
ちなみに書き溜めしてないからちょこちょこ投下して行きたいと思ってる
-
シンジ・ウェーバー「呼んだ?」
とりあえずキリのいいところまで書き溜めてから区切ればいいと思いますよ
半端なところで止めてエタると迷惑になるので止めましょう
-
>>832
ありがとう
初めてのSS投稿なので至らない点とかあったら指摘して欲しいです
とりあえずきりのいいところまで書き溜めてきます!
-
先にも投下しましたが、改めて投下します。Fate/Zeroとのクロスです。初めてのSS投稿なので、至らない点とかあったら指摘してください。
ウェイバー「お前が、僕のサーバント?」
遊星「あぁ。」
ウェイバー「ケイネスのやつから頂戴した聖遺物《 スターダスト・ドラゴン》と書かれたカードから英霊を呼び出したけど……」
遊星「お前、名前は?」
ウェイバー「ウェイバー……ベルベット。」
遊星「ウェイバーか。よろしく。俺は不動遊星。この度の聖杯戦争ではライダーのクラスで現界した。」
ウェイバー「と、とりあえずよろしく。」
遊星「あぁ。こちらこそよろしく頼む。」
ウェイバー「じゃなくて!お前!どこの英霊なんだよ!聖遺物のカード!調べたけど、どの歴史書にも載ってない!」
遊星「この世界は俺の時代に続く次元ではなく、そもそも別次元の世界のようだ。俺の生きた世界では、このカードを使ったカードゲーム、デュエルモンスターズが流行っていてな。特に俺の時代では、Dホイールに乗ってデュエルをするライディングデュエル最盛期だった。だから俺もライダーのクラスで現界したのだろう。」
ウェイバー「別次元?カードゲーム?何言ってるんだ?そもそもお前、英霊なのかよ!?」
遊星「俺も自分が英霊だなんて思ってはいないが、どうやら俺も、この世界に英霊として認められたらしい。俺のいた次元では、世界の命運がデュエルによって決まる事だってあった。ただのカードゲームじゃないのさ。」
-
ウェイバー「よくわからないが……まさか聖杯が別次元の英霊も呼び出せるだなんて考えてもいなかったな。カードゲームで世界の命運が決まるって……。ところでお前、強いのか?」
遊星「そうだな。この次元での俺の認知の無さはディスアドバンテージだが、次元を越えようとも、俺の仲間との絆が断ち切られる訳ではない。俺はこの絆がある限り、負けはしないさ。」
ウェイバー「どうにも信用ならないな……僕は僕の価値を見せつけてやる為にこの聖杯戦争に参加したんだ!それなのにすぐに負けたりしたら承知しないんだからな!」
遊星「自身の価値の証明か。曲がりなりにも俺はウェイバー、君のサーバントだ。言っておくが俺はレアだぜ?簡単に負けはしないさ。」
ウェイバー「当然だ!僕がマスターなんだぞ!」
そんなこんなで暗示をかけたマッケンジー夫妻の家に移動した。
-
ウェイバー「アサシンが、やられた?おいライダー!アサシンが脱落したぞ!」
遊星「そうか。」
ウェイバー「そうか。って、調子狂うなあ。もっと喜ぶとか、そういうの無いのかよ。」
遊星「喜ぶといってもな。そいつ、雑魚だったろ?アサシンを倒した相手はどんなヤツだった?」
ウェイバー「どんなやつって……」
遊星「ウェイバー。俺が戦うとしたら、そのアサシンを倒したサーバントだ。何か特徴とか、そういったのでいいんだが。」
-
ウェイバー「そうだな、金ピカでやたら派手だった事以外に特には……」
遊星「そうじゃない。暗殺を得意とするアサシンだとしても、サーバントだ。そのサーバントを倒したんだ。宝具の使用は無かったか?」
ウェイバー「宝具……あ、英霊の持てる宝具って、一つだけだよな?」
遊星「そうだな。原則としてはそうだが、宝具とはその英霊の伝承そのものだ。俺もDホイールの他にも宝具を持っている。宝具を単一のものと規定するのは危険だ。」
ウェイバー「なら、無数の剣や槍を飛ばして戦うなんてのもありなのか?」
遊星「無数に分裂する宝具ということなら、あるいは可能だろう。」
ウェイバー「いや、あれは分裂するというよりは……」
遊星「不安か?」
ウェイバー「な!そんなこと!」
遊星「こんな時、俺の次元ならデュエルでもするんだがな。そうだウェイバー。偵察を兼ねて風にでも当たりに行くか?」
ウェイバー「風に当たる?ていうか偵察って」
遊星「聖杯戦争は動き出した。なら黙って待っていても始まらないだろう。ほら、行くぞウェイバー。」ヘルメットポーイ
ウェイバー「わわ!待てよライダー!僕は行くなんて言ってな……」
遊星「後ろに乗れ。置いていくぞ。」
ウェイバー「うぅ……僕を置いていくなー!」
-
大橋
ウェイバー「なぁライダー。」
遊星「どうした?」
ウェイバー「本当にここじゃなきゃダメか?」
遊星「この街を見渡せる位置といえばここだろう。」
ウェイバー「そうは言っても……」
遊星「?」
ウェイバー「高すぎだー!なんでわざわざこんな所に登るんだ!さっきお前のDホイール、飛んでたじゃないか!あれで充分じゃないか!」
遊星「そうは言ってもな。あれはあれで魔力を使うんだ。」
ウェイバー「うぅ……降ろせー!今降ろせ!すぐ降ろせ!」
遊星「暴れるな。落ちるぞ。」
ウェイバー「馬鹿にしやがって!僕はお前のマスターなんだぞ!」
遊星「そうだな。ではマスター。感じるか?」
ウェイバー「なんだ?これは……」
遊星「あっちの方向は……港か。」
ウェイバー「誰かが、戦ってる。」
-
港
遊星「あれはダメだな。」
ウェイバー「何がダメなんだよ。」
遊星「女の子相手に二対一か。行くぞウェイバー。まぁ、アキやシェリーのように、デュエリストに性別は関係ないが。」
ウェイバー「え?何?てか、行くって、アイツらが潰し合うのを見てるんじゃなかったのかよ!」
遊星「そんな手は使わないさ。一対一の真剣勝負なら手を出すつもりはなかったんだが、ハンデもないフェアじゃない戦いを見過ごすわけにはいかない。」
ウェイバー「待てよライダー!待てってば!」
遊星「俺のターン!ドロー!!」
-
ランサー「すまん……セイバー……」
バーサーカー「ululuuuuuu……」
セイバー「クッ……」
ランサー「体が勝手に!」ビュン
アイリ「セイバー!」
遊星「トラップ発動!くず鉄のかかし!」
くず鉄のかかし
ランサー「俺の攻撃を止めただと?」
セイバー「何者だ!」
遊星「お前達!恥ずかしくないのか!よってたかって二対一で!」
-
バーサーカー「uluuuuuuuuuwaaaaa!!」
遊星「クッ!ドッペル・ウォリアーを守備表示で召喚!」
ドッペル・ウォリアー「!?ぐああー」
遊星「すまない……ドッペル・ウォリアー」
ランサー「使い魔の使役。こいつキャスターか?しかしライダーのようにも見える。貴様何者だ!」
遊星「俺は不動遊星!この度はライダーのクラスで現界した!これ以上続けるなら、二人まとめて相手をする!」
ウェイバー「ばかばかばか!自分から真名を明かすやつがあるかよ!」
遊星「どうせ俺の真名を聞いた所で、分かるやつなんていないさ。それよりどうする、ランサー、バーサーカー!」
ケイネス「ウェイバー・ベルベット。やはり君だったのか。」
ウェイバー「あっ……」ガクブル
ケイネス「私の聖遺物を盗んだあげく、聖杯戦争に参加するとは。君には特別講義を私自らつけてあげよう。このアーチボルト家が頭首たる私がね。この使えないゴミクズが!」
遊星「!?」ピクッ
ウェイバー「くぅ……」
遊星「落ち着けウェイバー。」
ウェイバー「ライダー……」
遊星「聞けば、お前は俺のマスターになる予定だったようだな。」
ケイネス「いかにも」
遊星「だとしたら俺のマスターはウェイバーで良かった。」
ケイネス「ハッ!その才能も何も無い、使えないマスターで良かったとは!笑わせてくれる!」
遊星「お前の考えは間違っている!使えないゴミクズなんてどこにもいない!行くぞウェイバー!」
ウェイバー「遊星……」
-
バーサーカー「uuuuuuululuuuu!!!! 」
遊星「まずはお前だ!ジャンク・シンクロンを召喚!」
ジャンク・シンクロン「ゲー」
遊星「ジャンク・シンクロンの召喚に成功した時、墓地のレベル2以下のモンスターを守備表示で特殊召喚できる!蘇れ!ドッペル・ウォリアー!」
ケイネス「ランサー。今のうちにセイバーを。」
セイバー「くっ……」
遊星「レベル3ジャンク・シンクロンに、レベル2ドッペル・ウォリアーをチューニング!集いし星が、新たな力を呼び起こす。光さす道となれ!シンクロ召喚!現れろ!ジャンク・ウォリアー!」
ジャンク・ウォリアー「はあ! 」
遊星「ドッペル・ウォリアーの効果発動!場にドッペル・トークン二体を特殊召喚する!更にジャンク・ウォリアーの効果発動!パワー・オブ・フェローズ!俺のフィールドのレベル2以下のモンスターの攻撃力の合計分、ジャンク・ウォリアーの攻撃力はアップする!」(ドッペルはOCG効果です。)
バーサーカー「uuuuuuululuuuu!」
遊星「くらえ!スクラップ・フィスト!」
ジャンク・ウォリアー「はあああ!」
バーサーカー「!!!」ドカーン
遊星「なかなかタフだな。攻撃力ではジャンク・ウォリアーが上回ったはずだが……。しかし、しばらくは動けそうにないな。次は……」
-
ランサー「クッ」ヒュンヒュン
セイバー「ランサー!」
遊星「そこまでだ!」
ランサー「なんだ?」
遊星「ランサーのマスター。それ以上ランサーに戦わせると言うなら、ここから先は俺はセイバーに協力する。」
セイバー「ライダー……」
ケイネス「クッ……退け、ランサー。」
ランサー「ライダー、かたじけない。」霊体化
遊星「気にしないでくれ。」
セイバー「私からも礼を言う。しかしライダー。お前は何がしたかったんだ。聖杯を狙うなら、私を助ける必要はないだろう。」
遊星「そうなのかもな。だが……」
セイバー「?」
遊星「いや、よそう。行くぞウェイバー。」
ウェイバー「え、ちょっ、置いていくなー!」
セイバー「ライダー!……行ってしまったか。」
アイリ「なんだったのかしら……」
セイバー「わかりません。しかし、あの奇っ怪な術といい、その行動原理といい、読めない相手です。」
アイリ「そうね。やはり一筋縄ではいかないわね。この聖杯戦争も。」
そうして聖杯戦争二度目の戦闘は集結した。
-
今日はここまでです。
Wi-Fiとスマホを使い分けてるから、たまにID変わるかも。
はじめに言いましたが、SS書きは初めてなので、何かあったら指摘してください。
-
悪くない滑り出し
何より四次でライダーというチョイスがいい
五次だったらfate×コナミのssと比べて騒ぐやつが出てただろうし
-
>>845
有難うございます。
私も5次のFate×コナミ君はのめり込んで読んでいたので、比べられるかなーって不安もありつつ書いていました(笑)
4次にした理由は、おいおい分かって頂けると思います。
また明日投下できるようにするので、生暖かい目で見守って貰えると嬉しいです。
-
昨日の続きです。今回は戦闘はありません。
それでは宜しくお願いします。
ウェイバー「新都のホテルが爆発により倒壊か……」
遊星「どうかしたのか?」
ウェイバー「いや、この新聞読んだか?新都のホテルが倒壊したらしい。」
遊星「なんだって!?」
ウェイバー「おそらく、聖杯戦争に参加しているマスターの仕業だろうな。しかもこんな荒業、魔術師のする事じゃない。」
遊星「聖杯戦争に一般人を巻き込むなんて……」
ウェイバー「いや、そうでもないぞ?なんでも倒壊前に火災があったらしく、その時に避難誘導は済んでいて、死傷者はゼロって書いてある。まぁ、このホテルにいたマスターはただでは済まないんだろうけど……」
遊星「……」
ウェイバー「どうした?考え込んじゃって。」
遊星「いや、そのホテルを倒壊させたマスターは、何を考えているんだろうと思ってな。」
ウェイバー「どういうことだよ。」
遊星「目的の為には手段を選ばない。しかし、無駄な犠牲は払いたくない。このマスターは自己矛盾を抱え、それを是として生きている。それに、マスターの目星もついた。」
-
ウェイバー「目星?」
遊星「あぁ。昨晩の戦いで、セイバーはランサーから何らかの呪いを受けたようだった。セイバー陣営としては、この呪いを一刻も早く解きたい所だろう。ホテルの倒壊だ。ホテルに泊まっていたのはランサーのマスター。倒壊させたのはセイバーのマスターだろう。」
ウェイバー「そこまで考えていたのか……て、ん?ランサーのマスターって、あのケイネスだろ?これであいつも……」
遊星「それはどうかな?ウェイバー、監督役から何らかの知らせは来たか?」
ウェイバー「そういえば来てないな。」
遊星「なら良かったじゃないか。ウェイバーの先生は今も生きている可能性が高い。」
ウェイバー「なに!?良かったじゃないかだと!?いいわけあるか!あんなやつ!」
遊星「確かに、変わった奴だったが。ウェイバー、お前が何を恨んでいるのかは知らない。でも、人は分かり合えるんだ。」
ウェイバー「綺麗事だ!そんなの!」
遊星「俺は友と命懸けのデュエルをした。そして分かり会えた。」
ウェイバー「(命懸けのデュエルって……)」
遊星「例え闇に堕ちようとも、分かり合うために全力でぶつかる事も、大切な事なんだ。」
ウェイバー「ふ、ふん!僕はケイネスとなんか分かり合えない!分かりあうつもりもない!金輪際!永遠にだ!」
遊星「そうか。いずれ分かる時がくるさ。」
-
次の日—--
宅急便「あのー不動遊星さん?でよろしいですか?」
遊星「あぁ。」
宅急便「あ、はい。ここにサインをお願いします。(顔にすっげー刺青してる……)」
遊星「そうか。こういう所は俺の次元と変わらないんだな。クロウもバイク便を……」
宅急便「(次元?)」
遊星「ありがとう。」
宅急便「あ、ありゃっしたー!」
遊星「どれ。おお、これか。」
-
ウェイバー「ただいまー。あ!ライダー!お前、勝手に外に出たな!家にいる時は霊体化しとけって言ったのに!」
遊星「すまない。だが霊体化してはこれが受け取れなかった。」
ウェイバー「なんだこれ?」
遊星「あぁ。この次元で流行っているカードカードゲームらしい。ネットで探して注文したんだ。」
ウェイバー「なになに?ボルメテウス・ブラック・ドラゴン?ライダーのカードとは全く違うデザインだな。」
遊星「そうだな。そもそも、俺のDホイールじゃこのカードは使えないしな。ただ興味があったから買ってみた。俺のスターダスト程ではないが、なかなか良いデザインをしているな。」
ウェイバー「ふん!こんな俗じみたこと、僕はやらないね!へー流行ってるんだ。知らなかったなー。あ、確かに時計塔でも下流の奴らがこんなのやってたかもなー」
遊星「ウェイバー、お前、もしかして……」
ウェイバー「な、なんだよ。」
遊星「友達が、いないのか?」
ウェイバー「な、な、な!なんでそうなるんだよ!」
遊星「いや、なんというか、直感だ。違ったら謝る。」
-
ウェイバー「ま、ま、魔術師っていうのはな!自分との戦いなんだよ!魔術の探求に、そ、そんな友達だなんて、い、いらないんだよ!」
遊星「そうか……すまない。」
ウェイバー「わ、わかればいいんだよ!わかれば……」
遊星「……」(やはりウェイバーは……)
遊星「ちょうどこの世界のカードゲームの構築済みデッキを二つ買ったんだ。良ければ相手をしてくれないか?」
ウェイバー「なんで僕が!」
遊星「そう言わずに。一緒にルールを覚えながらやろう。」
ウェイバー「そんなことしてる場合じゃないんだよ!あー、もう!協会からキャスター討伐の指令が出たんだ!」
遊星「キャスター討伐?なぜ協会がそんな事をする。」
ウェイバー「キャスターのマスターは、ここ最近新都で起きてる児童の猟奇殺人事件の犯人だ。それにキャスターは魔術の秘匿を行わずに魔術を行使している。このままだと聖杯戦争自体が破綻しかねない。」
遊星「児童の猟奇殺人だと……?」
ウェイバー「どうした?遊星。」
遊星「ウェイバー、キャスターの拠点はまだ分かってないんだよな?」
ウェイバー「そ、そうたけど……」
遊星「俺にできることはないか?何でも言ってくれ。」
ウェイバー「やけに協力的だな。気持ちは分かるけど。じゃあライダー、頼みがあるんだけど……」
-
今回はここまでです。
日常パートは書くのが難しいです……
もしかしたら午後にもう一度投下できるかも知れません。
-
連投すみません。
日常パート(?)が終わったので投下します。
誰か見てくれてるといいな……
その夜—--
ウェイバー「で……」
おじいさん「いやーウェイバー、何でいってくれなかったんだ。こっちに友人がいるなら言ってくれれば良かったのに。」
おばあさん「そうよウェイバーちゃん。これじゃあ大したおもてなしもできないわ。」
遊星「いや、気取らない家庭料理も俺は本当に嬉しい。マーサの料理を思い出す。最近はカップ麺しか食べてませんでしたから。」
おばあさん「あらあら、沢山食べてね。何か飲み物は?」
遊星「ミルクを。」
おじいさん「はっはっは。遊星君は酒はのまんなかね。」
遊星「生憎未成年なので。あ、ミルク有難うございます。」
ウェイバー「なんで馴染んでるんだよー!」
おばあさん「ウェイバーちゃん。お行儀が悪いわよ。遊星さんなんて、ほら、とってもお上品で。」
遊星「おばあさん、ウェイバーもなかなかの好男子だ。少し臆病だが、それもまた見所の一つだ。」
-
おばあさん「そうなのよ。よくウェイバーを見てくれているのね。」
おじいさん「遊星君はイギリスの頃からウェイバーと友達だそうだ。当然だろう?」
ウェイバー「まっ!ウェイバーちゃんったらイギリスの話を全くしてくれないから。遊星さん、うちのウェイバーちゃんは学校ではどんな子なの?」
遊星「そうですね……」
ウェイバー「ご、ごちそうさま!ほら遊星、食べ終わったなら僕の部屋でゲームをしよう。お前の大好きなカードゲームだ!」
おばあさん「あらあら、仲がいいのね。」
遊星「おばあさん。話しの続きはまた今度になりそうです。」
おばあさん「いいのよ。せっかくですもの。ゆっくりして行って下さいね。」
おじいさん「そうだ遊星くん。日本にいる間はウェイバーと一緒の部屋を部屋を使うといい。」
遊星「有難うございます。」
ウェイバー「うーもう!行くぞ遊星!」
遊星「あぁ。それではおじいさん、おばあさん、ごちそうさまでした。」
-
ウェイバーの部屋—--
ウェイバー「なんで霊体化しなかったのさ!」
遊星「霊体化したらコイツが運べないじゃないか。」バックゴトン
ウェイバー「まぁいいけど。」ガチャガチャ
遊星「それで、川の水を汲んで来たが、どうするんだ?」
ウェイバー「まぁ見てろって。こうやって……お!ビンゴ!ここのエリアに何か無かったか?」
遊星「ここか?大きな排水口があったが……これはなんだ?」
ウェイバー「これは魔術の行使の残留物。これを辿っていけば、魔術の行使された場所が分かるはずだと思ったんだけど、いきなりビンゴとはね。」
遊星「そうなのか。しかしウェイバー。なぜ川だと分かったんだ?」
ウェイバー「確信があったわけじゃないさ。ただ、町の中央に大きな川が通っているんだし、まず調べるとしたらそこだろ?」
遊星「お前もしかして、かなり優秀な魔術師なんじゃないか?」
ウェイバー「まさか。こんなのは初歩の初歩さ。優秀な魔術師はこんな手は使わないよ。ひょっとして、僕を馬鹿にしてるな?」
遊星「いや、初歩の初歩でも、それを使いこなして大きな成果を上げたなら、それは優秀な魔術師と言えるんじゃないか?様は今ある手札でどれだけの成果を出せるか。ウェイバー、俺達の次元に来れば、きっといいデュエリストになる。」
ウェイバー「ふ、ふん!そんなに煽てても、何も出ないんだからな!」
遊星「では俺もマスターの功績に応えるとしようか。」
ウェイバー「え、どうするんだ?」
遊星「せっかく拠点を見つけたんだ。この拠点が誰の拠点であろうと、すぐに攻め込むべきだ。移動されてからじゃ遅いからな。」
ウェイバー「ちょ、ちょっとまて!もしキャスターの拠点だったらどうする!こと陣地防衛に関しては、全サーヴァントの中で最大のアドバンテージを持ってるんだぞ!」
遊星「そうだな。でも飛び込んでみなくては分からないことの方が多い。なに。案外なんとかなるかもしれないぞ。」
-
排水口内—--
ウェイバー「ここか。確かに魔術の行使の跡がある。サーヴァントは不在なのか?」
遊星「……」
ウェイバー「どうしたライダー。」
遊星「ウェイバー、引き返そう。」
ウェイバー「何を言ってるんだ!そもそも来ようといったのはお前じゃないか!」
遊星「そうだが……ここはお前には荷が重過ぎる。」
ウェイバー「荷が重い?また僕を馬鹿にして!」バシュッピカー
遊星「止めておけ……」
ウェイバー「探せば何か見つかるかも……な、なんだこれ!」
遊星「だから止めとけと言っただろ。この惨状、ここはやはりキャスターの拠点だったか。」
ウェイバー「ちくしょう……馬鹿にしやがって!ちくしょう!」グスッ
遊星「いいんだ。それで。この状況を見て眉一つ動かさないような人間なら、その時は俺が殴り飛ばしていた。」
ウェイバー「なんだよ……お前、何も変わってないじゃないかあ……」
遊星「あぁ。なんせ俺のマスターが……」
ウェイバー「?」
遊星「殺されかけているんだからな!トラップ発動!くず鉄のかかし!」キン!
-
ウェイバー「うわ!」
アサシン「チッ」
ウェイバー「アサシン!?なんで!」
遊星「俺にもわからないが、ほぼ全てのマスターとサーヴァントがあいつに騙されたって事だろうな。おいアサシン、続けると言うなら相手になる。だが今日の俺は手加減できそうにない。」
アサシン「クッ……」スゥ
ウェイバー「消えた……のか?」
遊星「あぁ。もう気配はしない。しかし……」
ウェイバー「アサシンのマスターは協会に保護されている筈だ。」
遊星「どうにも協会もきな臭いな。疑ってかかるべきだ。とにかく長居は無用だ。行くぞウェイバー。」
ウェイバー「ま、まてよ!これ……」
遊星「そうだな。俺もやれる事はする。拠点を破壊すれば幾分かはダメージを与えられるだろう。それに、この子達をこれ以上辱めるわけにも行かない。」
ウェイバー「あぁ。」
遊星「行くぞ。ボルトヘッジホックを墓地に送り、クイック・シンクロンを特集召喚。更に、場にチューナーモンスターが存在する時、ボルトヘッジホックは墓地から特殊召喚できる。蘇れ!ボルトヘッジホック。レベル5クイック・シンクロンにレベル2ボルトヘッジホックをチューニング。集いし思いがここに新たな力となる。光差す道となれ!シンクロ召喚!燃え上がれ、ニトロ・ウォリアー!」
ニトロ・ウォリアー「ウオオ!」
遊星「ニトロ・ウォリアー、ここ一体を焼き払ってくれ。」
ニトロ・ウォリアー「ウオオオオオオ!!!」ダイナマイトナックル!火ー!
ウェイバー「……」
遊星「帰るぞ。ウェイバー。」
ウェイバー「僕を……置いてくな……」グスッ
-
次の日—--
時臣「英雄王、どうかお鎮まりください。現在、俗事はアサシンとそのマスターに任せております。御身自ら戦場へ出向かれるなど、滅相もありません。」
アーチャー「うるさいぞ時臣。港での戦闘、俺自身が参加する事は無かったものの、なかなか面白い物が見れた。あの女。騎士王とやらはなかなかどうして、俺をそそる物がある。」
時臣「しかし、英雄王。御身自ら手を下さなくても……」
アーチャー「何を勘違いしている?俺は戦いに行くのではない。ただヤツが俺の寵愛を受けるに値するか確かめに行くだけだ。あぁ、そういえば、あそこにいたライダー。あいつも面白いヤツだ。俺の王の財宝には無い宝物は無いが、あんな玩具で戦うなどという道化、久しいぞ。」
時臣「では、戦闘はなさらないと?」
アーチャー「そうだな。場合にもよるが。あの道化も呼び、セイバーとの宴席を盛り上げさせようか。そうすれば英霊としての格も知れるというもの。」
時臣「……」
アーチャー「では、言ってくるぞ。」
時臣「(面倒な事になった……)」
-
マッケンジー宅—--
遊星「1ターンに1度、マナをチャージし、そのマナを消費してクリーチャーを召喚。か。一見複雑だが、やってみると案外簡単だな。」
ウェイバー「なにやってるんだよ遊星。」
遊星「デュエル・マスターズだ。なかなか面白い。」
ウェイバー「そうじゃなくて、キャスター討伐はどうするのさ!」
遊星「そうだな。しかし昼間は俺は目立ち過ぎる。夜の捜索に向けて、意味は英気を養うとするさ。」
ウェイバー「確かにそうだけど……ってうわ!!」キラキラキラキラ
アーチャー「なんだここは、使用人にあてがわれる部屋でももう少しましだぞ。」
ウェイバー「お、お、お、お前はアーチャー!」
アーチャー「頭が高いぞ雑種。余を知っていながらその狼藉、即刻死罪と言いたいところだが……」
遊星「お前がアーチャー!何をしに来た!」デュエルディスク装着
アーチャー「まぁそう急くな。今日の余は戦いに来たのではない。そもそも、俺とお前では戦いにならんよ。港での戦い、見ていたぞ。」
遊星「(くず鉄のかかしは伏せてある。あいつの攻撃を防ぎ、トゥルースリインフォースで……)」
アーチャー「今日はそんなお前を、余とセイバーの宴席に、余直々に招きに来た。日が沈んだ後、アインツベルンの城だ。俺を待たせるなよ。」スゥ……
ウェイバー「消えた……なんだったんだ?」
遊星「わからない。しかし、宴席だと?」
ウェイバー「一応聞くけど、行くのか?」
遊星「そうだな……正直、行く理由はないが……」
ウェイバー「止めておくか?罠かも知れないし。」
遊星「いや、虎穴に入らずんば虎子を得ずだ。行ってみよう。」
-
今回はここまでです。
ごめんなさい。重要なミスが……ギルガメッシュって一人称は、我でオレしたね……
修正版を投下した方がいいのでしょうか?
-
投下します。今回はゼアルのSSお休みしてアークファイブです。
零児「さあ、短編集を始めよう」
-
『飴玉』
遊矢「素良、俺にも飴玉1つくれよ」
素良「いいよ。はい」
遊矢「ありがとう。これ何味?」
素良「柚子味だよ」
遊矢「…………」
素良「柚子は果物の名前だよ」
遊矢「知ってるよ」
素良「遊矢はエッチだなー」
遊矢「何でだよ!?」
-
『関節キス』
柚子(ここに遊矢が飲み残したジュースがある)
柚子(これを飲めば遊矢と間接……いや、さすがにマズイわよね……でもこんなチャンスそうはないし……)
素良「あ〜喉乾いた。このジュース貰うね」ゴクゴク
柚子「…………」
素良(何か弟子がFXで有り金全部溶かした人みたいな顔してる)
-
『リアルファイト』
遊矢「俺リアルファイトでセレナに勝てる気がしない……」
沢渡「情けねえな。確かにあいつはじゃじゃ馬だが所詮は女だぞ?」
遊矢「そうかな〜」
沢渡「ならこの俺が男と女の力の差って奴を証明してやるよ。おい、セレナ。俺と本気で腕相撲しようぜ!」
…………
権現坂「沢渡はどうした?」
遊矢「利き腕折ったからしばらく来れないって」
-
『後部座席』
ユーゴ(よし、もう少しで俺のDホイールが完成だ! リンと夢のニケツまでもう少しだぜ!)
ユーゴ(あれ、でも少し後部座席が近すぎるか? こんなに近づけ過ぎたら抱き着いて欲しいアピール強すぎて引かれねえだろうか?)
ユーゴ(それに下手したら後ろのリンが気になり過ぎて事故る可能性も……だけどリンとのニケツは俺の夢だし……)グヌヌ
…………
柚子「ねえ、この後部座席って座り難くない?」
ユーゴ「ふ、普通だよ!」
迷った末に中途半端になった。
-
『猫舌』
柚子「はい、ホットミルク。熱いから気を付けてね」
セレナ「ああ、ありがとう」
セレナ「…………」ズズッ
セレナ「(>_<)」アツ-イ
セレナ「…………」フーフー
セレナ「…………」ズズッ
セレナ「(>_<)」アツ-イ
柚子(……何この可愛い生き物?)
セレナ「な、何だ? あまりジロジロ見るな、飲みにくいだろ!///」
-
『リン専用Dホイール』
ユーゴ「俺がリンのDホイールになるぜ!」
リン「何言ってんの?」
ユーゴ「さあ、遠慮する事はねえ! 早く俺に乗るんだ、リン!!」
リン「どうしたのよ、あんた?」
ユーゴ「どぅるるる! ぶろろろおおおん!! オートパイロットスタンバーイ!!」
リン(ユーゴが壊れた……)
-
『お弁当』
隼「瑠璃が弁当を作ってくれた。お前も食べるか?」
ユート「いただこう」
隼「どうだ。鉄の意志と鋼の強さを持った素晴らしい弁当だと思わないか?」
ユート「ああ、どれも美味しそうだ。この卵焼きなんて実に良く出来てる」
隼「ああ、それは俺が作った」
ユート「…………」
隼「なぜ無言で弁当箱に戻す?」
-
『おやつの時間』
取り巻き「あれ? 沢渡さん、スイートミルクアップルベリーパイとろけるハニー添え食べないんですか?」
沢渡「……昨日A○Bの握手会に行ったんだよ」
取り巻き「ああ、そういえば前から今度行くって言ってましたね」
沢渡「アイドルと握手なんて初めてだからよぉ、出来ればしばらくは手を洗いたくねえんだ」
取り巻き「はぁ……それがパイを食べないのと何の関係が?」
沢渡「馬鹿野郎! お手手を洗わないとおやつ食えねえだろうが!!」
-
『何? 彼女がいないならホモではないのか!?』
ユーリ「デニスってナンパとか得意そうだけど彼女いないの?」
デニス「う〜ん、今はそういうのはいいかな」
ユーリ「つまり女に興味はないと……声もいかにもな柿原だしホモだったんだね、デニス」
デニス「何でそういう発想に行くの? 後中の人は関係ないでしょ?」
ユーリ「みんな〜聞いて〜デニスはホモだよ〜」
デニス「やめてよ! ちゃんと女の子に興味あるから! 瑠璃とか可愛いと思ったし!!」
隼「瑠璃に色目を使うか……やはり貴様は俺の敵だ!!」チャキ
デニス「何処から湧いたの!? ああもう、面倒臭い!!」
-
『柚子の木』
遊矢「もし柚子が木だったらさ」
素良「うん」
遊矢「柚子の実が生えると思うんだ」
素良「うん」
遊矢「柚子の実は本当に小さい柚子なの。可愛いの」
素良「うん」
遊矢「俺、たくさんあっても絶対誰にもその実を分けないんだ」
素良「うん」
遊矢「……疲れてんのかな、俺?」
素良「本編の展開考えると仕方ないんじゃない?」
-
読んでくれた人ありがとうございました。
関係ないですがシンクロ次元編が年を跨ぐとは思いませんでした。
-
乙。やっぱ沢渡さんいいキャラしてんな。
-
乙。セレナ可愛い
-
乙でした
柿原だからってホモとは限らないだろ!
-
乙。ユーゴが面白かった。
-
デニス「いくらボクがテレビで見るより可愛い男の娘だからって変な幻想持たないで(>_<)」
-
投下しますキャラ崩壊するSSです
-
ベクター「ふあぁ〜あ」
ベクター(おっとと、寝惚けてんのか? 何か立てねえぞ…しかたねえ四つん這いになるか)
ベクター(それにしても犬の鳴き声がうるせえな…躾のなってねえ犬もいたもんだ)
ベクター(さあて鏡鏡…………な…ななななんじゃこりゃあああああ!!!)
ワオ―――ン!!
-
〜〜〜
ベクター(おいどういうことだよ…何で朝起きたら俺、犬になってんだよ…)
ベクター(とにかくこのままじっとしていてもらちが明かねえ!ひょっとしたら俺のことが分かるやつが現れるかもしれねえ!探しに行くぜ!」
ドンッ☆
ベクター「わん!わんわん!わおーーーん!」
小鳥「…何なの、あの犬」
-
〜〜〜
ベクター「わおおおん!!」
鉄男「うわ!何だこの犬!」
ベクター「ぐるるるる!!」
等々力「ひぃいい!来ないでください!」
-
〜〜〜
ベクター(ちくしょう…誰も俺の話を聞きやがらねえどうすればいいんだ…)
ドルべ「ん?何だあの犬は」
ベクター(誰か…誰か俺のことが分かるやつが)
ドルべ「貴様がベクターか?」キリッ
ベクター「!?」
ドルべ「何てな。ははは!」
ベクター「わうううううんん!!!」
-
〜〜〜
ドルべ「それでどういうわけか懐かれてしまってな」
ベクター(オラァ!いい加減気付けオラァ!)ガシガシッ
アリト「…懐かれてんのかそれ」
ギラグ「それで何で俺達のところに」
ドルべ「ギラグとミザエルならば犬の喋っていることが分かるのではないかとな。ほら、タヌキやドラゴンと話をしているだろう」
ミザエル「それを言い出したら貴様とてペガサス☆ナイトだろう」
ドルべ「うむ…どこに行ったのだろな。風の噂ではゴリラに転生を果たしたと聞いたのだが…」
ギラグ「それはともかくとして俺に犬の言葉なんて分からねえぜ」
ミザエル「私もだ」
アリト「何か手がかりとかねえのか?首輪とかねえけどさ。どっかの飼い犬とかかもしんねえじゃん」
-
ドルべ「それなのだが…ベクター!」
ベクター「わん!わんわん!」シッポふりふり
ミザエル「哀れな…ベクターという名前が気に入っているというのか」
ベクター(おい!どういう意味だ!)
ギラグ「仕方ねえだろ犬に罪はねえよ…きっとあれだ一万年と二千年前から合体するやつと勘違いしてやがるんだ」
アリト「いや今話題のペンデュラムじゃねえか?」
ドルべ「しかしこのままでは埒があかん。こうなったら最後の手段をとるしかないな」
アリト「最後の手段って?」
-
ドルべ「犬語だ」
一同「「「「は?」」」」
ドルべ「こうして四つん這いになり、犬になった気で話しかければ、言葉も理解できるようになるのではないか?」○| ̄|
ミザエル「なるほど。一理ある」
ギラグ「納得しただと!?」
ドルべ「わんわんわん!わおおん!」
アリト「ドルべ…お前いい奴だな」遠い目
ベクター(たく何なんだよこういうのはドルべの役目だろうがよバリアンの白き犬!とでもやっとけばいいんだよ…)
ドルべ「誰がシロだ!」
ミザエル「どうしたというのだドルべ!」
-
ドルべ「わおん?わんわん!」
ベクター(うるせえ!光天使の新規なんざもう来るわけねえだろうが!……ん?)
ドルべ(ホーリー!)
ベクター(ライトニング!)
ドルべ・ベクター((ブックス!))
ドルべ・ベクター((……通じたぁああああ!!!!))
ドルべ(何?朝起きたら突然犬になっていた?何だそれは)
ベクター(俺だって知らねえよ…)
ギラグ「…マジで通じたのかよどうなってんだ」
ドルべ(ふむ。言葉では説明しづらいな)
ベクター(そうだな。確かにワンワン言ってるようにしか聞こえねえんだが何かこう…通じんだよ。わっかんねえだろうなぁ)
ミザエル「何故だろう無言で手刀を放ちたい気分だ」
-
アリト「そういうことならとりあえずあれだな!お湯かけてみるか!」ぐつぐつ
ベクター(ら○まじゃねえよ。ておい!熱湯過ぎるだろう!?リアクション芸人がリアクション出来ねえ奴じゃねえか)
ギラグ「とにかくこいつがベクターだと分かった以上、俺たちだけの手におえねえ七皇全員で話し合おうぜ」
-
〜〜〜
シャーク「言いたいことは色々あるが……ドルべ……お前何してんだ!?」
ドルべ「わんわん!」
ドルべ(仕方なかろう。これしか意思を伝える手段が無いのだ)
リオ「本当にこれがベクターなの?」
ベクター(何だよ何見てんだよ!)
リオ「……そーれフリスビーよー!取ってきなさーい!」
ベクター「わおーーん!」
シャーク「んなもんはこうして…こうしてだな」
アリト「ん?ウィジャ盤?こんなもん出してどうすんだよ」
ベクター「はぁ…はぁ…」
リオ「ハイハイいい子ね」
ギラグ「完全に遊んでやがる……」
ミザエル「しかし意外だな。まさかベクターが文句も言わず一直線に駆けていくとは」
ベクター(いや、俺も…何だ?おいかけたくなったというかいぬのほんのー!いうか…は!?俺は一体何を)
シャーク「つうわけでベクター。ちょっとここに来い」
ベクター「わおん?」
-
ミザエル「これはウィジャ盤ではないか。一体何をするつもりだ?」
シャーク「別に一々通訳しなくてもベクター本に…犬が指差していけばいいだろう」
ドルべ「しかしナッシュ。そっちの方が手間ではないか?わたしなら大丈夫だぞ」
シャーク「……すまんドルべ。俺の精神衛生的に何というか……親友がそんな姿してるのは見るに堪えない」
ドルべ(ナッシュ…そこまで私のことを…!)
ドルべ「わんわん…!」
シャーク「…頼むから早く立ってくれ」
ドルべ「うむ」ブックス!
シャーク「しっかしこの犬…ホントにベクターなのか?」
リオ「あらよく見て凌牙。シッポの穂先がベクターの髪型と一緒よ」
ドルべ「よく気付いたな。さすがメラグ」
-
ベクター(シッポ…?そうなのかよくみえ……みえ…あれ?くそ!くそぉ!)くるくる
アリト「あん?ベクター何してんだありゃ」
ギラグ「自分のシッポ追いかけまわしてんだろ」
ベクター(は!俺は何を!)
ミザエル「これは推測だが…もしかしてベクターは身体に引っ張られて内面がどんどん犬に近づいていっているのではないか?」
ベクター(なん…だと…!)シッポだらーん
メラグ「あ、落ち込んでるわ!落ち込んでいるのが分かるわ!」
ミザエル「…」
ドルべ「どうしたというのだミザエル」
ミザエル「は!私も朝起きたらドラゴンになっていないかなぁなどと羨ましがっているわけでは無いぞ!」
リオ「ブレないわねあなた」
-
ドルべ「ふむ…」
ベクター(どうしたんだよドルべ…)
ドルべ「わんわん!」
ドルべ(何と言うか…貴様はこれから犬として過ごした方が幸せなのではないか、と。ふとそんなことを考えただけだ)
ベクター(おい!何言ってやがる!)
ドルべ(ベクター…貴様は色々物を考えすぎなのだ。だから、犬として。難しいことなど考えずに日々を過ごしていくのがいいのではないか、とな)
ベクター(お前は参謀に見えてよく考えずに失敗してるしな…)
ドルべ(はっはっは!そうかもしれんな!)
ベクター(ま、それも悪くはねえかもしれねえな)
ドルべ(ベクター…)
ベクター(よーし!それじゃあいっちょ散歩にでも行くか!」
ドルべ「ははは!」
すきすきーすきだいすきー…
お わ r
-
ベクター(て、納得できるわけねえだろうがァアアアアアアアア!)
アリト「うぉ!?ドルべ!お前何かしたのかよ!」
ベクター(たく。じゃんじゃじゃーん!俺ベクターだっつうのに……)
ベクター「…」ガリガリッ
リオ「大変よ!ウィジャ盤ガリガリ掘り返し始めたわ!」
アリト「落ち着けベクター!そこに地面はねえぞ!」
ミザエル「ベクターの犬化がここまで進行しているとは!」
ドルべ「やはり我々で飼うしかないか」
リオ「そうね!とりあえず…去勢手術に連れて行きましょう!」
一同「「「止めてさしあげろ!」」」
ギラグ「こうして俺達は何だかんだ慌てながらベクターが元のバリアンに戻れる日まで世話し続けるんだろうなぁ…」
すきすきーすきー
つ づ k
-
ベクター(んなもんシリーズ化して続かせてたまるかぁああああああ!!!!)
シャーク「たくてめえら遊ぶのもいい加減にしろ」
リオ「凌牙…」
シャーク「ベクターはなんだかんだ言っても七皇の仲間だ。なら俺達が元に戻せるようにしてやらなきゃならねえだろ」
ドルべ「だがナッシュ。君もベクターには色々手を焼いていただろう?いっそのことこのままの方が」
シャーク「それでも、だ」
ドルべ「ナッシュ…」
ベクター(ケッ…)シッポふりふり
ミザエル「だが実際どうする?」
シャーク「とりあえずRUMでも使ってみるか」
???(おとりこみちゅうすみません!)
-
ベクター(ん?だれだてめえ!)
???(すみません!ムーコはムーコといいます!)
シャーク「まさか今回の騒動はお前のせいなのか」
ムーコ(そーみたいですねぇこまつさんがいぬになってくれたらなぁっておほしさまにおねがいしてたんですが)
ベクター(こまつさんって誰だよ!)
ムーコ(あれ?でも…こまつさんにぜんぜんにてない!)
ベクター(○○すぞてめええええ!!!!)
ドルべ「落ち着け!落ち着くんだベクター!」
-
〜〜〜
ベクター「ふぅ…何とか元に戻れたみてえだな」
リオ「ベクター。あなたなんでおすわりしているの?」
ベクター「くそう!無意識のうちに…!」
シャーク「ま、よかったな」
ドルべ「ふむ」
ベクター「…………ありがとよ」
シャーク「ん?何か言ったか?」
ベクター「何も言ってねえよ!」
ミザエル「ふ、犬になって少し従順になったのか。たまには犬を見習うがいい」
ベクター「うるせええええ!!!!」
終わり
-
おまけ
ドルべ「しかし…今回の騒動…ムーコとやらはともかくとして何故その願いに呼応するかのようにベクターが犬に」
ギラグ「何だよ?何か気になんのか?」
ドルべ「うむ…その願いにしてもベクターを対象に歪曲していた様だし…何者かの思惑が」
アリト「考えすぎだって。お前も犬になってみたらどうだ?」
ドルべ「誰がコマさんだ!」
〜〜〜
???「く…くっくくくく…」
???「…」
???「我が書き換えたのだ」
終わり
-
忘れてた。注意:クロス(?)です
ベクターがどんな犬になっていたかはご想像にお任せします
さあもうすぐDMだ!
-
ユーゴが下セカ次元に迷い込むSSをゆろしくタロム…
-
自分で書けば?
-
投下します。
ドルベ「大掃除をするぞ、ナッシュ!」
-
神代家・凌牙の部屋……
凌牙「あー畜生。面倒臭え」タメイキング
ドルベ「ナッシュは掃除が嫌いなのか?」
凌牙「掃除というより面倒なのが嫌いなんだ。そもそも大掃除するほどウチは汚れてないだろう」
ドルベ「メラグが綺麗好きで毎日掃除しているからな。それでもこういうのはちゃんとしておかないと良い新年は迎えられないと聞いたぞ」
凌牙「別に掃除しようがしまいが新年なんてもんは否応なしに来るんだよ。せっかくの冬休みに何でこんな事……イラッとくるぜ」ブツブツ
-
凌牙「というか何でお前は俺の部屋の掃除手伝ってんだ? 自分の部屋はどうした?」
ドルベ「私の部屋の掃除は午前中に済ませた。あまりに荷物も多くはないからな……おや、これは?」ガサゴソ
凌牙「おい、掃除中だからって人の物あんまり弄るなよ」プンスカブックス
ドルベ「すまない。しかしこの緑色の本は何だ? 少し重みもあるが」
凌牙「あーそれは卒業アルバムだな。小学校の時のだ」
ドルベ「ほほう、君とメラグの小学生時代のアルバムか……興味があるな、見てもいいかな?」wktkブックス
凌牙「別にいいけどちょっとだけだぞ。サボってるのが璃緒に見つかったら色々と煩いからな」
-
ドルベ「おーすごい! 見ろ、ナッシュとメラグの写真が載ってるぞ!」
凌牙「卒業アルバムだから当たり前だろうが」
ドルベ「ふむふむ、この頃からナッシュは恰好良く、メラグは可愛いなぁ!」(*゚∀゚)=3ムハー
凌牙(何か微妙に恥ずかしいな……)
ドルベ「おお、こちらは普段の様子を写した写真か。ナッシュもたくさん写っているな……ん?」
凌牙「どうした?」
ドルベ「いや、メラグは結構友達と一緒に写っているのだがナッシュは1人だけの写真が多い様な……」
凌牙「うるせえな! どうせ俺は友達が少ねえよ、クソが!!」ハガナイ!!
-
ドルベ「安心しろ、ナッシュ。今は友としてこの白き盾が常に傍にいるぞ、この白き盾が!」ビシッ
凌牙「あーはいはい。分かったからもうそのアルバム仕舞え。で、さっさと面倒な掃除終わらせるぞ」
ドルベ「そうだな。おや、本棚の奥にもう1冊本が……」ガサゴソ
凌牙「あ、馬鹿! それはやめ……」
ドルベ「さっきのアルバムとは打って変わって薄い本だな。これは一体……あっ」
えっちな本「」
凌牙&ドルベ「…………」
-
ドルベ「ナッシュ」
凌牙「待て、ドルベ。聞け、ドルベ。これには深い訳が……」
ドルベ「何を慌てている? 君だって健全な思春期の青少年だし、女体に興味があっても別に不思議でもなんでもないではないか」
凌牙「いや、違うんだ。この本は……」
ドルベ「むしろメラグが心配していたぞ。ナッシュは全然こういう物を持っていないから、もしかして男色ではないかと」
凌牙「お前は璃緒と何の話をしているんだ? それよりこの本はだな……」
ドルベ「しかし君が海外の女性に興味があるとは知らなかったよ。それでどういう娘が好みなのだ?」ペラペラ
凌牙「堂々と目の前で広げるな! いいから俺の話を聞けぇ!!」
-
ドルベ「トーマスから貰った?」
凌牙「この前、ふらりとウチに来ただろう? その時にファンサービスだって強引に押し付けられたんだよ、くれぐれも璃緒にはばれない様にって念を押してな」
ドルベ「つまりこの本は君とトーマスの友情の証という事か」
凌牙「気持ち悪い表現をするな。まあすぐ捨て様と思ったんだがタイミングが掴めなくて一先ずそこに仕舞っておいたんだ」
ドルベ「成る程、そういう訳か……ところでナッシュよ」
凌牙「何だ? 信じられねえのか?」
-
ドルベ「いや、そうではない。こういう本は普通局部にはモザイクが掛かるのは普通だと聞くがそれが見当たらない……印刷ミスだろうか?」
凌牙「いや、何かIVの話だと無修正のレア物らしい。俺に渡したのも自慢したいからだったみたいだし」
ドルベ「どれも凄い乳房だな。メラグの乳房が下級モンスターとするならば彼女達のそれは最上級モンスターだな」マジマジ
凌牙「本当、何食べたらこんなに大きくなるんだろうな」マジマジ
※掃除そっちのけで仲良くえっちな本を読むバリアン七皇のリーダーとサブリーダーの図
-
凌牙「とにかくだ。この本は後でこっそり処分するとして……璃緒には絶対にばらすなよ」
ドルベ「トーマスとの約束でもあるからな」
凌牙「いや、それは正直どうでもいいんだが……ばれると厄介な事になるからな」
ドルベ「確かに女性は男性がこういう本を持つのを不潔だと毛嫌いする傾向もあるらしいが……メラグは問題ないのではないか?」
凌牙「毛嫌いはしないだろう。だが逆に面白がる。不敵な笑みを浮かべて俺を心ゆくまでからかうのは目に見えてる」
ドルベ「そうなのか?」
凌牙「兄貴だから分かる。あいつはそういう女だ」キッパリチュア
-
ドルベ「ふむ。正直メラグに隠し事をするのは気が引けるが……君がどうしても秘密にしたいというのならこの白き盾、友として従おう」フンス
凌牙「おう。俺とお前だけの秘密だ。頼んだぞ、ドルベ」
璃緒「――何が私に秘密ですの?」
凌牙&ドルベ「」ピシッ
-
ドルベ「メ、メラグ!?」オロオロットン
凌牙「お前、何勝手に人の部屋に入って来てんだよ!?」アタフタキオン
璃緒「何時まで経っても降りてこないから掃除をさぼってるんじゃないかって様子を見に来たのよ……それより私に秘密って何の話?」
凌牙「それはその……男同士の秘密で……」
璃緒「ふぅん……ところで凌牙、もしかして忘れてる?」ニヤッ
凌牙「な、何をだよ?」
璃緒「私、仲間外れされるのって一番嫌いなのよね……」ゴゴゴ
凌牙&ドルベ「!?」ビクッ
-
ドルベ「(ヒソヒソ)どうするのだ、ナッシュ! メラグ、凄く怒ってるぞ! BGMも確実に『クリティウスの牙』だ!」
凌牙「(ヒソヒソ)今どうするか考えてるよ! だがぶっちゃけいきなり過ぎて打開策がまったく浮かばねえ!」
璃緒「またコソコソ何を喋って……あら、その後ろにある本は?」
ドルベ「!」バッ
凌牙「なっ、ドルベ!?」
ドルベ(しまった! 反射的に服の下に隠してしまった!? しかしこれでは……)チラッ
璃緒「ドルベ……今服の下に何を隠しましたの?」ギロリ
凌牙&ドルベ(こうなる事は必然!)ブルブルーアイズ
-
璃緒「さあ、ドルベ。服の下に隠した物を出して下さい。貴方は私のお願い、聞いて下さるわよね?」ニコニコ
ドルベ(笑みが怖い……)ガタブルーアイズ
凌牙(駄目だ、断言できる。ドルベじゃこの本を守りきる事は出来ねえ! もう諦めるしかないのか?)
璃緒「ドルベ、早く出しなさい」
ドルベ「……すまない、メラグ」
璃緒「え?」
ドルベ「私は……白き盾としてナッシュとの約束を守らねばならぬだ!!」ダッ
凌牙(ドルベが本を抱えたまま走って逃げた! あいつ、俺の為に……!?)ジーン
璃緒「ドルベ、立ち止まってバンザイ!」
ドルベ「はい! あっ……」バッ
凌牙「…………」
ズルッ……ボトン!←服の下から本が落ちた音
-
…………
ドルベ「すまない、ナッシュ……非力な私を許してくれ……」グスン
凌牙「いや、お前にしてはよく頑張ったよ。それよりこれからどうするかだ……見ろ、璃緒の顔を」
璃緒「まさか、そんな……遂に凌牙の部屋でえっちな本が発掘されるなんて……ああ……///」プルプル
ドルベ「何だか恍惚の表情のお手本の様な顔をしているな」
凌牙「今あいつの頭の中ではこれからどう俺をからかうかの会議が開かれてるはずだ。多分このままだとこのネタで来年まで色々言われるだろうな」
ドルベ「どうするのだ、ナッシュ?」
凌牙「仕方ねえ……こうなったら最終手段だ」
ドルベ「最終手段?」
凌牙「……全部正直に話そう」
-
数分後・アークライト家……
IV「ミハエル! おい、ミハエル!!」
III「何です、騒がしい。頼んでた書庫の整理終わったんですか?」←割烹着姿
IV「掃除なんてしてる場合じゃねえよ! 見ろ、神代璃緒からメールが来たんだ!!」ドヤァ
III「それがどうかしたんですか?」
IV「どうしたかじゃねえよ! 初めて俺からじゃなくて璃緒の方からメールをくれたんだぞ! 言ってみればあいつからの初ファンサービスって奴だ!」ヒャッホー
III(あれ、確かトーマス兄様と璃緒がアドレス交換したのって大分前だった様な……)
-
III「それでメールの内容は何だったんですか?」
IV「それはこれから見る。だけどこの年末の忙しい時にわざわざ送ってくれたからな。きっと重要な内容のはずだ」ピッ
From:璃緒さん
Sub:凌牙から全部聞きました
トーマスってこういう女の人が好きなんですね。
でも自分が好きだからって強引に他人に押し付けるのはどうかと思います。
せっかく凌牙の性癖が分かると思ったのにがっかりでした。
(※例のエッチな本の写真付き)
IV「……うわああああああああああ!!!!」
III「え、ちょ!? トーマス兄様、何をいきなり発狂して……」ビックリボー
IV「うわあああああ!!! 俺を、俺を売ったのかあああああ!!! 凌牙ああああああああああ!!! ぐわあああああああ!!! ぬわああああああああああああああ!?!?」ガツンガツン!!
III「トーマス兄様、暖炉に頭をぶつけないで下さい! 誰か、誰か来てぇー!!(半泣き」
<おわり>
-
読んでくれた人、ありがとうございました。
今回のお話でこのシリーズは一旦終了です。では。
-
乙。そう言えばⅣは17だっけ。
-
面白かった、ところでクロスSS意外と面白かったけど続かない感じかな?
-
乙。また何時か書いてくれ
-
突然の奇行でミハエルくんを泣かせるなんて失望しました。Ⅳさんのファンやめます
-
キャラ崩壊&閲覧注意です(オチネタバレ)
-
遊矢「今日はクリスマスだ!」
塾長「うぉおおお!燃えるぜぇ!熱血だぁ!」
アユ「んもう!塾長うるさい」
フトシ「しぃびれるぅううううううう!!!」
零羅「…」
タツヤ「ほら零羅もこっちに来て」
零羅「……うん」
ユーゴ「さあて!今日は食って食って食いまくるぜぇ!」
リン「こらユーゴ!今日の料理は私達が丹精込めて作ったんだから味わって食べなさい」
セレナ「うむ心して味わうがいい」ドヤァ
沢渡「ぶほぉ!…げほげほ!何だこの料理。これだけクソまずいじゃねえか」
セレナ「貴様ぁああああ!!!!」
〜〜〜
柚子「ど、どうかしら遊矢」
遊矢「うん。とっても美味しいよ」
-
〜〜〜
ユート「…」
瑠璃「ユート?どうしたのこんなところで」
ユート「…何というか、こういうのは凄く久しぶりでどうしたらいいのか少し戸惑ってしまってな」
瑠璃「ユート…」
隼「だらしがないぞ!ユート!」
瑠璃「お兄ちゃん!?」
隼「ははは!やはりユートには俺のRRのようにRUMが必要なようだな!俺のテンションは既にアルティメットファルコンだ!」
ユート「これは……シャンメリーの蓋があいている!まさか隼!お前」
隼「瑠璃ぃいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!」
ユート「…」無言の腹パン
-
〜〜〜
???「レディースエーンジェントルメーン!」
遊矢「この声は…」
ユーリ「さあショーの始まりだよ」
デニス「イッツショーターイム!」
ユーゴ「何だか分かんねえけど盛り上がるじゃねえか!」
遊矢「ユーリ!それにデニスも…二人に負けてられないな!俺も」
素良「ハァ…違うでしょ?今日は柚子の隣にいてあげないとダメ」
遊矢「素良まで!?」
デニス「そういうこと。二人がいいムードになれるようにとびっきりのショーを披露してあげるよ」
ユーリ「そうそう。いい加減邪魔だよ。そっちがその気なら…ボクが柚子を取っちゃうぞ?」
遊矢「ゆ……柚子はわたさない!」
柚子「遊矢///」
遊矢「ぁ///その…えーっと…」
ユーリ「はいはい御馳走様それじゃあ皆ご唱和ください」
全員「「「「お楽しみはこれからだ!」」」」
沢渡「…って!俺より目立ってんじゃねえよ!」
ユーリ「あはは!乱入?いいねぇ面白くなってきたよ」
-
〜〜〜
???「皆!盛り上がっているようだな!」
遊矢「この声は…」
サンタ(?)「君たちの今年の健闘を称え私からのささやかなプレゼントださあ受けと…」
零羅「兄様!兄様なんでしょ」
サンタ(零児)「私は赤馬零児ではない!」
零羅「兄様…どうして…」
タツヤ「いやあ…あのマフラーどう見ても赤馬零児でしょう」
サンタ(零児)「私はサンタさんだ!」
遊矢「結構強情だ!?」
???「ふ…やはりまだまだ青いな片腹痛い」
遊矢「今度は誰!?」
-
???「さあセレナ、柊柚子、リン、瑠璃…サンタさんだよ…」ハァハァ
???「サンタクロース…いい響きだ!」
???「サンタは一人!この俺だ!」
???「勲章ものだな!」
???「うつくしィイイイイイいいいい!!!!」
アユ「何かいっぱいきたぁ!?」
修造「くそぉ!出遅れた!」
サンタ(零児)「ふざけんなてめえら!何で俺に気持ちよくサンタさせねえんだ!」
ユート「ああもう何が何やら…」
ユーゴ「ふごふご…ん?」口いっぱいにモノを頬張りながら
ユーリ「ああもう!君達邪魔だよ!」
遊矢「あはは!あはははははは!」
-
〜〜〜
遊矢「は!」
遊矢「……そっか……夢か(´・ω・`)」
終わり
-
おまけ
議長「ふむ包囲も解けたことじゃしクリスマスパーティでも始めるとするか」
零児「今、零羅も月影もいませんが」
議員「例外はない」
零児「…まあいいでしょう」
議長「ふぉっふぉっふぉ心配には及ばんよ。サンタの衣装も準備しておる。ほれどうじゃ似合うじゃろう」
議員「ですな議長」
零児「セキュリティの皆もどうですかクリスマスは無礼講ということで」
セキュリティ「マジっすか!じゃあ遠慮なく!」
わいわいがやがや
〜〜〜
ロジェ「ええい…見せつけおって!赤馬零児ぃいいい!!」
終わり
-
ゴンちゃんゴメン…
遊矢シリーズ&柚子シリーズと弾けた隼と零児さんが書きたくてこのような形に
人数増えるとカオスですな議長
来年はどうなってるんですかねぇ…
-
乙。カオス過ぎて面白かったよ。
-
投下します
ドン・サウザンド「かっとビングだ、我!」
-
ドン・サウザンド「我の勝ちだ、アストラル」
アストラル「くっ…… まさか、キミがこれほどの力を持っていたとは……!」
ドン「これでもはや我の計画を阻む者は誰もおらぬ。 ついに我はこの世界を統べる神となり、積年の悲願を果たすときが来たのだ」
アストラル「積年の悲願だと……? 我々の住むアストラル世界を壊し、人間界を消滅させてまでキミは何を望むというのだ、ドン・サウザンド!」
ドン「人間界の者を誑かし、アストラル世界を攻撃する算段は別の人間共により阻止された」
ドン「だが我の傀儡として動く七皇を使い、この肉体を蘇らせエリファスを抹殺したことで、我は絶対唯一の存在へと昇華するのだ」
アストラル「…… だがこれで3つの世界は崩壊した。 もはやこの地上にいるのは我々しかいない」
アストラル「キミが神になったところで、いったい何が手に入ったというのだ……!」
ドン「───ヌメロン・コード」
アストラル「!」
-
ドン「アストラル世界の崩壊も、人間界の消滅も! すべては我にとってヌメロン・コードを手に入れるための手段にすぎぬ」
アストラル「まさかキミはヌメロン・コードを使い、過去や未来を書き換えるつもりか!」
アストラル「キミ一人の意志ですべての因果を捻じ曲げるなど…… そんな権利は誰にもない、それをキミは!」
ドン「ふむ…… それも以前の我ならば実行に移したであろう。 だがアストラルよ、貴様は勘違いしているようだ」
アストラル「勘違いだと? ならば、そのヌメロン・コードで何を───」
ドン「アストラル世界は死者の魂が行き着く領域。 バリアン世界も元は1つの存在であった」
ドン「つまりバリアン世界の神たる我は、アストラル世界に渦巻く悔恨や欲望…… そのすべてを理解した存在」
アストラル「! ドンサウザンド、キミは……!」
ドン「これより上書きされる世界の証人としてアストラル、最後にキサマには伝えておこう。 我の望み、それは───!」
ドン「我は、人間になりたかったのだ」
-
ドン「人間は混沌と調和の天秤を秘めたる存在。 その魂はカオスよりも深く、ランクアップよりも清い」
ドン「アストラル世界の住人であるキサマならば分かるであろう?」
アストラル「バカな…… たったそれだけの目的で七皇の記憶を改ざんし、全ての世界に生きる者たちの命を奪ったというつもりか!」
ドン「どのみち過去を書き換えればなかったことになる事実。 ヌメロン・コードが手に入った今、さしたる問題ではない」
ドン「これより我は、我自身の存在を人間へと書き換える! アストラルよ、キサマはそこで己の無力を嘆きながら見ているがよい……!」
アストラル「ま、待て! そんなことをさせるわけには───!」
ズズ、ズ──
運命の扉『』 ゴォォ─…ン
アストラル(なんだ、この禍々しい扉は……!)
ドン「この『運命の扉』の向こう側は、我が人間として新たに歩みだすために書き換えた過去の世界へと繋がっている」
ドン「この扉をくぐる時、その代償にその者の一番大切なものを失う───もはや我の手元に残っているのは記憶ぐらいのものだが」
アストラル「ぐ…… 待つんだ、ドン・サウザンド……っ!」 ググッ
-
ドン「追ってくるか。 それもいいだろう、だがキサマもタダでは済まぬ」
アストラル「私は決して忘れない、キミがこの世界にしでかしたことを! 次は必ず止めてみせる……!」
ドン「キサマがそれを覚えているといいな、アストラルよ───さらばだ」 チャリ
──カシャン
カツ カツ カツ──
ドン(ああ…… 我の存在が、記憶が書き換えられていく。 ついに我は人間へとなるのだ)
(矮小で、卑屈で、醜く、醜悪であり) カツ…
(純真で、高尚で、尊く、希望に満ちた、人間へと───!) タ、タタタッ
運命の扉『さぁ…… 扉を開けろ』
運命の扉『さすればお前は新たな力を手に入れる』
運命の扉『だがその代償として、一番大事なものを失う』
遊馬「───ぅぉおおおおッ! 超かっとビングだ、オレェェえええ!!」 ダンッ
──パキィィンッ!
アストラル(私は忘れない……! この50枚のナンバーズに私自身の記憶を封じることで、何度でもキミを思い出す!) ヒュゥゥン
アストラル「───なッ!?」 ガッ!
遊馬「うわぁッ!?」 ドサッ
──バシュゥゥン!
パラパラ…
──────
───
─
-
遊馬「今の記憶は…… このナンバーズが、俺に見せたのか?」 ドクン
アストラル「キミが発現した『FNo.0 未来皇ホープ』は、まぎれもなくキミ自身のナンバーズ」
アストラル「そしてさっきの記憶はかつてのドン・サウザンドのものであり…… 遊馬、キミが失った『一番大事な物』だ」
遊馬「そんな! それじゃあオレは───!」
アストラル「そう、キミは元々存在していなかった。 いままでキミが生きてきた13年間はヌメロン・コードによって作られたまがいもの」
アストラル「キミはシャークとデュエルしたあの日、この場所で人間として生まれたのだ」
遊馬「そっか…… オレは、ドン・サウザンドだったのか……」
アストラル「私がこのことに気が付いたのは、ヌメロン・コードに書き換えられた跡を見つけたからだ」
アストラル「だがそれ以前に、かつて世界中の七皇の遺跡を飛び回っていた一馬は気づいていたのだろう。 キミがどのような存在であるかを」
アストラル「そしてキミの善性を見極めるために、一馬は未来を連れてアストラル世界へと身を隠したのだ」
──────────
一馬『明里…… 遊馬のデュエルに気をつけろ。 アイツのデュエルはいずれ大きな運命を引き起こす』
未来『遊馬が、私たちを選んでくれた』
ハートランド『あの鍵の形状、どこかで見覚えが……』
アストラル『世界の崩壊───あれも私の記憶なのか……?』
エナ『やはり、あの方は───!』
──────────
-
アストラル「だが遊馬…… 私にはもう、どうしていいのか分からない」
アストラル「ドン・サウザンドとしてのキミはたしかに私の仇敵であり、同時に九十九遊馬としてのキミは私の最大の相棒でもある」
遊馬「アストラル、お前……」
アストラル「分からないのだ…… 自分が何をすべきなのか」
遊馬「かっとビングだ、アストラル!!」
アストラル「───!」
-
遊馬「たしかにオレはドン・サウザンドだったかもしれねぇ。 いままで生きてきた人生が、ほとんど作り物だとしてもよ……!」
遊馬「俺達が一緒に過ごしてきた日々はニセモノなんかじゃない、そうだろアストラル!」
アストラル「遊馬……!」
遊馬「かっとビングだ! 人は諦めなきゃ何度だってやり直せる、俺達はいつだってそうしてきたじゃないか!」
アストラル「ふっ…… 私としたことが、キミから教えてくれたかっとビングをすっかり忘れていたよ」
アストラル「キミはもうかつてのドン・サウザンドではない。 我が相棒にして生涯のライバル、九十九遊馬という一人の決闘者だ!」
遊馬「おう! さあ行くぜアストラル! 俺が何者かだなんて関係ねえ、このデュエルはオレが勝つ!」
アストラル「いいだろう! キミが私にデュエルを挑むなど、100年早い!」
遊馬「へへっ! 100年後の未来じゃ負けてたクセによく言うぜ!」
アストラル「こい、遊馬!」
遊馬「かっとビングだ! オレは未来皇ホープで、ホープルーツに攻撃───!」
-
アストラル(観察結果その23)
アストラル(人間にとって、自分が何者かであるかとはどうでもいいらしい)
終わり
-
ZEXALの未回収フラグを詰め込んだ結果ドン千がかっとビングした
お目汚し失礼
-
チャーハンがありあまる
-
隼「瑠璃についてランサーズで会議だ!」遊矢「!」
-
沢渡「なんだよ黒咲、瑠璃について会議って?」
隼「瑠璃が本編で全く喋らない。ならば俺達で瑠璃を語るしかない!(カンコーン)」
遊矢「え、」
隼「もちろん俺は語るがお前たちの瑠璃のイメージを聞きたかったな」
遊矢「とか言っても俺達瑠璃に会ったことないし・・・」
隼「もちろん個人のイメージで構わない。だが榊遊矢!お前には分かるはずだ!」
遊矢「え、なんで?」
隼「お前の中にはユートがいるからだ!ユートが中にいるならば瑠璃語りをいくらでもできるだろう」
遊矢「っちょ、いくらなんでもそれは無理だって!」
隼「決闘者ならできるはずだ!では第1回ランサーズ瑠璃会議を始めるぞ!」
-
隼「まず瑠璃と同じ顔をしたセレナから聞こう」
セレナ「瑠璃は私とそっくりなんだろう?それならば簡単だ。まず私と同じくらい賢くて優しくて可愛いぞ!」ドヤァ
遊矢「え、」
沢渡「え、」
セレナ「何がおかしい!」
沢渡「セレナが賢いだってよwwププッ!」
遊矢「それに優しくて可愛いって内心そう思ってたんだww」
セレナ「お前ら!そんなに馬鹿にするなら私がやっつけてやる!」
遊矢「だってセキュリティから逃がそうとした時もいうこと聞かないし(無言の覚醒)」
セレナ「ふん、まだ根にもっていたのか。小さい男め」
遊矢「柚子にはこの1年間会えてないし・・・・・・」
セレナ「・・・・正直すまんかった・・・・」
隼「確かに瑠璃は賢くて優しくて可愛い。だがそれは当然のことだ!別の意見も頼む」
-
沢渡「俺は瑠璃はかなりのストロング女説を推すぜ!」
隼「ほう、その理由を聞こうか」
沢渡「なんせ瑠璃はお前の妹だろ。なら簡単だ。どんな奴が来てもお前みたいにパンチやキックでやっつけるよ」
隼「なかなか貴重な意見をもらったな。次は権現坂昇から意見を聞こう」
権現坂「俺は沢渡とは逆の説を推すぞ。瑠璃は黒咲とは違って荒々しくなく清楚な感じだ」
隼「なるほどな。テレビの前のレジスタンスの仲間たちもそういうイメージが多いらしい」
遊矢「(やばい、次は俺の番だ。正直何言っていいのか分からないし、俺のイメージはもう出尽くしたぞ)」
隼「次は榊遊矢、お前だ」
遊矢「(くそ、こうなったら!)瑠璃のイメージもいいけどさ、俺はユートと瑠璃の関係が気になるな!」
隼「ユートと瑠璃の関係だと!?」
-
ユート「(ガタッ!)」
遊矢「だって俺や柚子、ユーゴやリンみたいにユートと瑠璃も何かしらあるはずだ!」
セレナ「そうなのか?エンディングのシーンでは沢渡と寝させられたぞ」
沢渡「おいおい、俺の貴重なキスシーンをそんな扱いにするんじゃn(無言の顔パン)」
隼「いくらユートでもそんなやましい関係は認めないぞ!」
権現坂「なら黒咲はどんな奴なら瑠璃と交際を認めるんだ?」
隼「優しくて勤勉でデュエルが強くて鉄の意志と鋼の強さをもつ者だ」
遊矢「それってユートじゃないかな」
-
外出しなければならなくなったので続きは帰ってから書きます。
-
再開しますが見やすくするため最初から訂正版をします
-
隼「瑠璃会議だ!」遊矢「!」
-
沢渡「なんだよ黒咲、瑠璃について会議って?」
隼「瑠璃が本編で全く喋らない。ならば俺達で瑠璃を語るしかない!(カンコーン)」
遊矢「え、」
隼「もちろん俺は語るがお前たちの瑠璃のイメージを聞きたくてな」
遊矢「とか言っても俺達瑠璃に会ったことないし・・・」
隼「もちろん個人のイメージで構わない。だが榊遊矢!お前には分かるはずだ!」
遊矢「え、なんで?」
隼「お前の中にはユートがいるからだ!ユートが中にいるならば瑠璃語りをいくらでもできるだろう」
遊矢「っちょ、いくらなんでもそれは無理だって!」
隼「決闘者ならできるはずだ!では第1回ランサーズ瑠璃会議を始めるぞ!」
-
隼「まず瑠璃と同じ顔をしたセレナから聞こう」
セレナ「瑠璃は私とそっくりなんだろう?それならば簡単だ。まず私と同じくらい賢くて優しくて可愛いぞ!」ドヤァ
遊矢&沢渡「え、」
セレナ「何がおかしい!」
沢渡「セレナが賢いだってよwwププッ!」
遊矢「それに優しくて可愛いって内心そう思ってたんだww」
セレナ「お前ら!そんなに馬鹿にするなら私がやっつけてやる!」
遊矢「だってセキュリティから逃がそうとした時もいうこと聞かないし(無言の覚醒)」
セレナ「ふん、まだ根にもっていたのか。小さい男め」
遊矢「柚子にはこの1年間会えてないし・・・・・・」
セレナ「・・・・正直すまんかった・・・・」
隼「確かに瑠璃は賢くて優しくて可愛い。だがそれは当然のことだ!別の意見も頼む」
-
沢渡「俺は瑠璃はかなりのストロング女説を推すぜ!」
隼「ほう、その理由を聞こうか」
沢渡「なんせ瑠璃はお前の妹だろ。なら簡単だ。どんな奴が来てもお前みたいにパンチやキックでやっつけるよ」
隼「なかなか貴重な意見をもらったな。次は権現坂昇から意見を聞こう」
権現坂「俺は沢渡とは逆の説を推すぞ。瑠璃は黒咲とは違って荒々しくなく清楚な感じだ」
隼「なるほどな。テレビの前のレジスタンスの仲間たちもそういうイメージが多いらしい」
遊矢「(やばい、次は俺の番だ。正直何言っていいのか分からないし、俺のイメージはもう出尽くしたぞ)」
隼「次は榊遊矢、お前だ」
遊矢「(くそ、こうなったら!)瑠璃のイメージもいいけどさ、俺はユートと瑠璃の関係が気になるな!」
隼「ユートと瑠璃の関係だと!?」
-
ユート「(ガタッ!)」
遊矢「だって俺や柚子、ユーゴやリンみたいにユートと瑠璃も何かしらあるはずだ!」
セレナ「そうなのか?エンディングのシーンでは沢渡と寝させられたぞ」
沢渡「おいおい、俺の貴重なキスシーンをそんな扱いにするんじゃn(無言の顔パン)」
隼「いくらユートでもそんなやましい関係は認めないぞ!」
権現坂「なら黒咲はどんな奴なら瑠璃と交際を認めるんだ?」
隼「優しくて勤勉でデュエルが強くて鉄の意志と鋼の強さをもつ者だ」
遊矢「それってユートじゃないかな」
-
遊矢「柚子曰くユートは仲間想いで意志も強いらしいし、瑠璃と勘違いした柚子にもう君を傷つけたくないとか言ったらしいぞ!」
隼「だが俺がライズファルコンで1ターン3キルゥした話ではユートは瑠璃のことを大事な仲間で親友の妹と言っていたからな。恋愛感情はないと思うぞ」
権現坂「分からんぞ。ユートはそう思っているが瑠璃はユートに対して好意があるかもしれん」
隼「何故だ!その理由はどこからだ!」
沢渡「エンディングのシーンじゃねえか?遊矢と柚子の同じ顔した奴が寝てるところだよ」
遊矢「一部例外はいるけどね。」
セレナ「?」
-
権現坂「ユートと瑠璃と黒咲が一緒に寝ているシーンで瑠璃は兄であるお前に背を向けユートに顔を向けて寝ている」
隼「確かにそうだな。だがそれがどうしたというのだ」
権現坂「このことから考えられるのが瑠璃はユートに好意があるから、または瑠璃は黒咲を嫌っているのかの2つだ」
隼「何!遊戯王で出てくる妹はブラコンではないのか!?」
権現坂「今までならそうかもしれんがアークファイブでは遊矢と柚子みたいにただの友達ではない変わった関係があるはずだと思うぞ」
セレナ「(そういや融合次元では遊矢と同じ顔した奴はいないのか?)」
隼「確かにそうかもしれんがおそらくエンディングでは構図的に瑠璃がそうするしかなかったのだ!」
-
沢渡「だけど視聴者にはこう言う意見もあるらしいぜ」
隼「?」
沢渡「まず遊矢と柚子は両思いだ!」
遊矢「おい沢渡!べ、別に俺は!」
セレナ「遊矢、少し顔が赤いぞ。熱でもあるのか」
沢渡「図星のようだな。そしてユーゴとリンはユーゴがリンに惚れている!」
セレナ「確かにユーゴはリンと勘違いした私を抱きしめようとしていたな」
沢渡「そしてユーリとセレナはおそらく無関係だ!」
セレナ「だからユーリって誰なんだ?」
-
沢渡「消去法でユートと瑠璃は瑠璃がユートに惚れているということだ!」
隼「なん・・・だと・・・」
遊矢「でも本編では俺が柚子にちゃんとした恋愛感情は描写されてないから柚子からの片思いの可能性もあるけどね」
権現坂「それではユートと瑠璃は両想いかもしれんな」
隼「瑠璃とユートが付き合っていてけ、けけけっこんだと!」
沢渡「はえーよ黒咲。動揺しすぎだろ」
-
隼「確かにユートは俺の親友でいい奴だ!だが・・・」
セレナ「どうしてユートでも悩むのだ。逆に安心できるではないか」
隼「ユートが消えてからもう1年も経ってしまった。あの融合野郎のせいでな」
遊矢「正直1年も復活しないなんて俺も思いもしなかったよ」
隼「エクシーズ次元の先輩アストラルさんは数か月で復活したからな」
沢渡「今はナストラルって言われてるもんな。一時期笑顔ノルマも流行ってたし」
隼「あくまで俺の予想だ。榊遊矢と同じ顔をしたやつで人気投票すれば1位はユートだと思う」
-
遊矢「確かに消えてもすごい人気あるし同じ顔なのにイケメンオーラ出してるし性格もイケメンだからな」
隼「これほど需要があるのになんで復活しないんだ?」
遊矢「シンクロ次元が終わったら復活するって!多分・・・・」
隼「もしかしたらユートは復活せずにこのアニメが終わる可能性もある」
隼「そうなった場合もしも瑠璃が片思い説、両想い説だとしたら救出しても瑠璃は悲しむ」
遊矢&セレナ&権現坂&沢渡「・・・・・・・・」
隼「俺はそれが嫌なのだ。瑠璃にもユートにも笑顔でいてほしい」
遊矢「どうして復活することの可能性を信じないんだ!」
隼「!」
-
遊矢「監督のインタビューではユートはまだ出番があるらしいし、2月に横浜であるアークファイブのイベントでユートが復活しますよーって言うかもしれないじゃないか!」
セレナ「それに瑠璃の声優発表もあるかもしれないしな」
隼「何だって、それは本当なのか!?」
沢渡「まああくまで可能性だけどな」
権現坂「諦めるのは、まだ、早い!」
隼「思い出した。俺は崖っぷちに追い込まれても最後には勝利をつかんでいた」
-
http://ssks.jp/url/?id=348
-
隼「2月に横浜次元に乗り込むぞ。みんなで準備だ!」
皆「おう!」
隼「調べたところそのイベントは2月21日だそうだ!早速赤馬零児に頼みこむぞ!」
赤馬「そうか、2月21日に横浜に行きたいか。だが残念だったな。その日はちょうど舞網市ランサーズファン感謝祭の日と被っているな」
隼「何!聞いてないぞ赤馬零児!」
赤馬「文句があるならデュエルだ!」
隼「いいだろう。俺たちは絶対に横浜に行く!」
!!!決闘!!!!
終わり
-
久々に投下します。
小鳥「バレンタインの日」
-
2月13日・観月邸にて……
小鳥「私誰かと一緒にチョコ作るの初めてなんですけど、やっぱり1人で作るより楽しいですね♪」ウキウキング
璃緒「私もですわ。さて、後はチョコを型に入れて固めるだけですわね」
小鳥「そうですね。う〜ん、どの形にしようかな?」
璃緒「あら、小鳥さんはもう決まっているのではなくて?」
小鳥「へ?」
璃緒「小鳥さんが遊馬に渡すチョコはこの形以外ありえませんでしょ?」ニコッ
っ『ハートの型』
-
小鳥「いや、流石にその形は……何だか本命っぽいですし」
璃緒「本命でしょ? 小鳥さんは遊馬の事が好きなんですから」
小鳥「なななな何をいきなり!? ゆ、遊馬はただの幼馴染で、毎年渡してるのも幼馴染の義理というか何というか///」アタフタキオン
璃緒「ふふふ、そんな反応では誤魔化してもバレバレですわよ? そもそも小鳥さんが遊馬に好意を抱いているのは私達の間では周知の事実……気づいていないのは遊馬本人くらいではないかしら?」ニヤニヤリザ
小鳥「そうなんですか!? って、だから私と遊馬は……」
璃緒「そうですわ! せっかくの機会ですし今年のバレンタインは攻めの姿勢で行きましょう! 恋愛においては恐ろしいほど鈍感な遊馬と進展するには積極性が必要不可欠です! ですから今年はこのハート型のチョコで勝負ですわよ、小鳥さん!!」フンス
小鳥「だから人の話を聞いて下さいよ、璃緒さ〜ん!!」
-
翌日・2月14日……
小鳥(結局押し切られて遊馬の分はハート型になっちゃった……璃緒さんったらたまに強引なんだから)
小鳥(でもハート型のチョコって渡すの何だか緊張するなぁ。やっぱり例年通り星の形とか当たり障りの無い物にすればよかったかも……)
小鳥「落ち着きなさい小鳥……ハート型だからって別に、その、本命って訳じゃないんだし……何時も通り……そう、何時も通り渡せば……」ブツブツ
遊馬「――今日もかっとビングだぜ! 小鳥おはよー!!」
小鳥「きゃあ!?」ビックリボー
バターン!!
-
小鳥「いたた……ゆ、遊馬?」
遊馬「何ころんでんだよ? 大丈夫か?」
小鳥「遊馬がいきなり話しかけてくるからでしょ! びっくりしたじゃない!!」プンスカブックス
遊馬「す、すいません! って、俺普通に話しかけただけなんだけど……つーかさっきまで何かブツブツ呟いて無かったか、お前?」ビクッ
小鳥「べ、別に何も呟いてないわよ! それより早く学校行こう、遅刻するわよ!!」プイッ
遊馬「いや、今日は俺にしては珍しく早起きしたからまだ余裕が……ちょっと、待てよ小鳥!」
小鳥(うぅ、こんな日に限って遊馬に恥ずかしいとこ見られた……最悪ぅ〜)シクシク
-
数分後・学校……
そわそわそわそわそわそわそわそわそわそわ……
遊馬「なあ、何だか妙にそわそわしてる奴多くないか? 今日って何かあったかな?」
小鳥「……バレンタインだからじゃない?」
遊馬「あーバレンタインか。あれだろ、男子が女子からチョコ貰える日だろ?」
小鳥「まあ間違ってはないけど……」
遊馬「前々から思ってたけどあれって何でチョコ渡すんだ? 何かチョコ渡すのに意味とかあんの?」
小鳥「それは、えっと……ひ、日頃の感謝のお礼とか色々?」ドキッ
遊馬「日頃の感謝のお礼か。あーそれでホワイトデーは逆に男子の方から感謝の気持ちを贈ると……成る程、成る程」ナットクェーサー
小鳥(遊馬、バレンタインの事よく分かってなかったのね)
-
小鳥(これならハート型のチョコを渡しても特に反応なさそうかな? 何だか複雑な気分だけど)
小鳥(だったらもうここでチョコ渡しちゃおうかな。うん、そうしよう)
小鳥「ゆ、遊馬」
遊馬「ん?」
小鳥「その、私も何だかんだで遊馬にはお世話になってるじゃない? だから今年も……」
画伯「――ゆーうーまー♪」バンッ!!
小鳥「ひゃう!?」ドテッ←押し倒された
遊馬「キャットちゃん!?」
-
画伯「遊馬、これ私からの手作りチョコ……受け取ってくれるかニャ?///」っチョコ
遊馬「お、おう。ありがとう、キャットちゃん」
小鳥「もう、いきなり何するのよ!」プンスカブックス
画伯「ふふふ、小鳥? 貴方はもう遊馬にチョコを渡したのかしら?」フッ
小鳥「え? いや、まだだけど……」
画伯「そう、まだよね? つまり今年最初にチョコをあげた相手は小鳥ではニャいッ! このキャットちゃんなのよォ! おほほほほほ♪♪♪」
小鳥(な、何だろう? 順番とか関係ないけど凄く悔しい……)グヌヌ
遊馬「何か今日のキャットちゃん、何時もよりテンション高いなー」
-
画伯で腹筋がかっとビングした
-
小鳥(こうなったら私も遊馬に早くチョコを渡さないと!)
小鳥「遊馬、私もチョコを……」
アンナ「――遊馬ァァァァァ!!!!」ゴゴゴ←飛んで来た
小鳥「あーれー!?」ヒュー←突風で吹き飛ばされた
遊馬「ア、アンナ? いきなりどうしてここに!?」ビックリボン
アンナ「う、うるせえ! それより今日はバレンタインだろ! 特別にお前の為にチョコを用意して来たぜ! 必殺の『グスタフマックス・チョコ(ランク10)』だ!!」ドーン!!
遊馬「え、チョコってまさかその背中に背負ってるでかい奴か? つーか、チョコなのに必殺って何?」
アンナ「いいから食べろ! そして、そしてオレの想いを受け取れぇぇぇぇぇ!!!!///」
遊馬「ちょ、そんな黒くて太い物を無理やり口にツッコむのはやめ……あぼおおおお!?!?」
<ギャーギャー
画伯「小鳥、大丈夫ニャ?」
小鳥「……きゅ〜」チーン
-
昼休み……
小鳥「はい、鉄男君。バレンタインのチョコ」
鉄男「サンキュー。毎年悪いな」
小鳥「委員長達の分もあるわよ」
委員長「本当ですか?」
徳之助「流石小鳥は気が利くウラ♪」
小鳥(あーあ、他のみんなにはこんなにあっさり渡せるんだけどなぁ……)タメイキング
鉄男「それにしても遊馬はなんか凄いな」
遊馬「〜♪」←チョコの山に囲まれてる
-
徳之助「どうして遊馬だけあんなにチョコを……これは絶対に何か裏があるウラ!」
鉄男「でもあいつも何だかんだでWDCで優勝とか色々してるからな。ある意味あれだけモテるのも自然な事もかもしれねーな」
委員長「トドのつまり遊馬君はデュエルで女子達のハートも勝ち取った訳ですね」
徳之助「デュエルが強いだけで女の子にモテるなんてこの世界はおかしいウラ……」チッ
小鳥「…………」チラッ
遊馬「俺って別にここまで他の女子に感謝される様な事した覚えないんだけどな〜でも悪い気はしないよな〜♪」ニヘラァ
小鳥(……何よ、鼻の下伸ばしちゃって)ムッ
-
遊馬「小鳥、見てくれよこのチョコ。下駄箱や机の引き出しにたくさん入っててさ、俺バレンタインにこんなにチョコ貰うなんて初めてだぜ〜」ホラホラ
小鳥「……そう、良かったわね」
遊馬「食べきれるかなぁ〜虫歯になったらどうしよう?」
小鳥「そうなったら良い歯医者さん紹介してあげるわよ」
遊馬「ん、何か素っ気ないな? それよりお前は俺にチョコくれないのか? さっき鉄男達にはあげてただろ?」
小鳥「それだけあるのにまだ強請る訳?」
小鳥(って、私ったら何言っているのよ? せっかく遊馬の方からチョコ欲しいって言ってるんだしここでさっさと渡せば……)
遊馬「確かにチョコはたくさんあるけどさ、お前の分くらいなら受け取ってやってもいいぜ〜♪」
小鳥「…………」
-
小鳥「何それ?」
遊馬「え?」
小鳥「『受け取ってやってもいい』ってその言い方は何?」
遊馬「こ、小鳥?」
小鳥「別に……だったら無理して受け取って貰わなくていいわよ! それだけたくさんチョコあるんだから遊馬はそれで満足でしょ!!」
遊馬「お、おい? 何怒ってるんだよ? そんな大声出したらみんな見て……」
小鳥「うるさい! 遊馬の馬鹿!!」
タッタッタッ……バン!!
-
ザワザワ……
遊馬「小鳥……」
ポカリ!!
遊馬「あ痛っ!?」
鉄男「…………」
遊馬「て、鉄男?」
鉄男「小鳥に謝って来い」
遊馬「…………」
鉄男「早く」
遊馬「……分かってるよ」
タッタッタッ……バン!!
-
鉄男△
-
委員長「えっと、大丈夫でしょうか? 何だか不穏な空気でしたけど……」
鉄男「まあこういう事はたまにあるしな。あの2人なら大丈夫だろ」
委員長「トドのつまり鉄男君は流石もう1人の幼馴染ですね」
徳之助「あーッ!!」
鉄男「ん、どうした徳之助? そんな大声出して?」
徳之助「やっぱり裏があったウラ! 2人とも、遊馬の貰ったチョコのメッセージカードをよく見るウラ!!」
委員長「メッセージカード? ああ、確かにほとんどのチョコに付いてますね……ん?」
『IVさまに渡して下さい。お願いします』
『神代凌牙君に届けて下さい』
『IIIきゅんに私の愛を渡して来て下さい。渡さなかったら許さない絶対に』
3人「…………」
委員長「遊馬君気づいてますかね?」
鉄男「多分気づいてない。あいつ馬鹿だし」
徳之助「世知辛い世の中ウラ」
-
屋上……
小鳥(やってしまった……)ズーン
小鳥(あんな事で怒るなんて……クラスのみんなも驚いてたし、悪い事しちゃったなぁ)
小鳥「でも何か……我慢出来なかったんだもん」ボソッ
小鳥(さて、このチョコどうしようかな? 流石にもう渡せないよね)
小鳥(だけど自分で食べる気にもなれないし、かと言って他の誰かに渡す気にもなれないし)
小鳥(勿体ないけど……捨てちゃおうか)
-
小鳥(別に作るのはそんなに苦労しなかったし)
小鳥(ラッピングも特に気合なんて入ってないし)
小鳥(ハート型でも、全然関係ないし)
小鳥「……遊馬だって特別欲しい訳じゃないし」
遊馬「――そんな訳ないだろ」
小鳥「!」
-
小鳥「遊馬?」
遊馬「……ん」
小鳥「え?」
遊馬「それ、俺のチョコだろ?」
小鳥「それは……」
遊馬「くれよ」
小鳥「べ、別にいらないでしょ? 遊馬はもうたくさんチョコを貰って……」
遊馬「関係ねーよ」
小鳥「へ?」
遊馬「俺が幾ら貰ってても……お前からチョコ貰うのにそんなの関係ねーよ」
小鳥「…………」
-
遊馬「さっきは悪かったよ。何か俺調子に乗ってたし、お前にも酷い事言ったみたいだし……ごめん」
小鳥「遊馬……」
遊馬「……小鳥のチョコ、欲しいんだよ」
小鳥「…………」
遊馬「うまく言えないけど、何か落ち着かないんだ」
遊馬「毎年貰ってるからだとか、そういう訳じゃないけど」
遊馬「バレンタインにお前からチョコ貰えないなんて嫌なんだよ、俺は」
遊馬「多分お前から貰えるチョコは俺にとって……特別なものだから」
小鳥「…………」
-
遊馬「…………」
小鳥「…………」
遊馬「…………」
小鳥「……ふふ、あは、あははははは♪」
遊馬「ちょ、何でそこで笑うんだよ! 俺は真面目にだな……」
小鳥「うふふ、ごめん。でも何か色々馬鹿らしくなっちゃって……あはは♪」
遊馬「馬鹿らしくって何だよ!?」
小鳥「それにしてもそっか……ふ〜ん、遊馬はそんなに私からのチョコが欲しいのか。そっか、そっか」フムフム
遊馬「わ、悪いかよ?」
小鳥「そんな事ないよ……だって」
小鳥「遊馬がそう思ってくれて、私凄く嬉しいもん」ニコッ
-
…………
遊馬「とりあえずこのチョコ食べるか」
小鳥「え? ここで食べるの?」
遊馬「何か問題あるのか?」
小鳥「いや、大丈夫だけど……形が形だけに流石に目の前で開けられるのは少し恥ずかしいというか……」ゴニョゴニョ
遊馬「? よく分かんねーけどとりあえず食べてもいいんだよな。開けるぞー」ガサガサ
小鳥「や、やっぱりちょっと待った! 少し心の準備を……あっ!」
遊馬「あれ?」
チョ コレ- ト←砕けてる
遊馬&小鳥「…………」
-
遊馬「えっと、何でこんなにバラバラに砕けてるんだ? もしかして俺、変な開け方した?」
小鳥「ごめん、多分私のせい……今朝何度かこけたからそれで割れたんだと思う」
遊馬「そっか。だけどこんなに砕けてたら元の形がどんなんだったかよく分からないな」
小鳥(何だかホッとしたような残念なような複雑な気分だな)
遊馬「まあ小鳥のチョコには変わりないよな……あむ! うん、今年もやっぱり美味い!!」モグモグ
小鳥(でも遊馬は喜んでくれたみたいだし……まあいっか)
遊馬「小鳥も食べてみろよ。マジ美味いからさ♪」モグモグ
小鳥「私が作ったんだから当然でしょ。ほら、口の横にチョコついてるわよ」
遊馬「小鳥チョコ最高ー♪」
――今年はこんなバレンタイン
<おわり>
-
おまけ『神代家のバレンタイン』
璃緒「凌牙、ドルベ! 私からのバレンタインチョコですわよ!!」ドヤァ
凌牙「ん、サンキュー」
ドルベ「感謝するぞ、メラグ」
璃緒「2人とも、ホワイトデーは10倍返しでお願いしますわね♪」
凌牙「まあホワイトデーの話は一先ず置いといて……ほれ」
璃緒「ん、何これ?」
凌牙「俺とドルベからのチョコだ。お前へのな」
璃緒「へ?」
ドルベ「今は逆チョコというのもあるらしいからな。君に内緒でナッシュと2人でこっそり作ったのだ」
凌牙「味は保障するぜ」
璃緒「え? ちょ? え?///」←予想外過ぎて言葉が出ない
ドルベ「というわけでメラグよ」ニコッ
凌牙「お返しは10倍返しで頼むぜ」ニヤッ
<おしまい>
-
読んでくれた人ありがとうございました。デュエリストの皆様はバレンタインデーではぜひデュエルでチョコを勝ち取って下さい。
後今後は1月に1話くらいのペースで書きたいと思います。では。
-
乙
遊馬と小鳥かわいすぎる。おまけも微笑ましい…
頼まれてばっかりのところは遊馬っぽくていいね
画伯誰かと思ったわwww
次回作も楽しみにしてます
-
少し遅れましたが次スレです
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/game/57512/1454941203/
-
>>979
Ⅴ「くうぅぅぅぅぅ!くうぅぅぅぅぅ!!」
III「僕宛てのだけ愛が重い・・・」
クリス「くうぅぅぅぅぅ!くうぅぅぅぅぅ!!」
-
乙です
お久しぶりです
さて埋めついでに何だかんだでまとまらなかったネタ集です過度な期待はNG
-
マリク「パンドラがいなくなって奇術師枠が欲しいな…ん?」
リモコンぽちぽち
マリク「こいつがよさそうだな」
〜〜〜
Mr.マリック「な、なんですかあなた!」
マリク「お前を決闘者に調教してやるよぉ…ついでにマジック見せろぉ」
マリック「う、うわぁあああ!!」
マリク「ふう…さてそれじゃあパンドラのデッキをちょっと強化して……ぐはぁ!」
マリック「ふっふっふっふ…」
マリク「な、何だ!この力は!」
マリック「どうやら私のサングラスを外す時がきたようですね」
マリク「キ、貴様!その目は!ミレニアムアイ!?しかも両方だと!」
マリック「ふっふっふ…」
マリク「ま、まさか!ハンドパワーの正体は闇の力だったというのか!」
マリック「その通りです」
マリク「貴様がサングラスをいつもかけていたのは!」
マリック「私は闇が大好きでしてねぇ…」
マリク「くそおおおおおお!!!!」
終わり
-
ユート「蟻がなんちゃらで君にはキテレツになってもらう」
素良「はぁ?何わけわかんないこと言ってんの?デストーイシザーベアー!…何このサンバイザー!?」
ユート「キテレツになってもらうと言ったはずだ!そしてレジスタンスの為に秘密道具的なものを作ってもらう!」
素良「ふざけるなぁ!ボクはどっちかというとコロ助的なキャラだ!」
ユート(?)「残念だったナリねぇ〜…そっちはワガハイが貰いうけるナリよ」
素良「いいの!?君本当にそれでいいの!?」
ユート(?)「これからはユースケと呼ぶがいいナリ」
素良「もはや別人だよ!」
???「ユーゴリラじゃねえ!ユーゴだ!」
終わり
-
シンジ「ラビット…ハウス…?」
シンジ「何でだ?俺地下に送られたはずじゃあ…どうしてこんなところに」
カランコロンカラ〜ン♪
チノ「いらっしゃいませ」
シンジ「ここはどこだ?」
チノ「は?」
シンジ(いや落ち着け。落ち着くんだシンジ)
チノ「とりあえずコーヒーをどうぞ」
シンジ「あ、ああ…」
ズズー
シンジ「このコクと香り…ブルーアイズマウンテンだな」
チノ「違います」
シンジ(そうだ!ガキどもにもこんな風にカフェに連れて行ってのんびり過ごさせてやりたい!そんな思いで俺は)
シンジ「目が覚めたぜ!」ガタッ
チノ(何だこの客)
シンジ「革命の始まりだぁあ!!!」
チノ「あ、代金…ん?何か落として…ビッグ・バリスタ…?」
チノ「…」
チノ「ふふ」
-
Ⅳ「親父があんなふうになっちまった!もうあんなの親父じゃねえ!」
V「落ち着けトーマス。気持ちは分かるがそれでもいつか…」
ロットン「おらぁ!とっとと酒買って来い!」
Ⅳ「…………改めて聞くが本当にどうにかなんのか?」
ロットン「ぜってぇ許さねえぞ!鬼柳ぅうううううう!!!」
Ⅲ「フェイカーですらない!?」
V「きっといつか昔のように戻ってくれる日が…」
Ⅳ「もう勘弁ならねえ!デュエルだ!」
ロットン「ガトリングオーガを召喚!」
Ⅳ「ぐぁああああああああああ!!!!」
トロン(いつの間にかリアリストに我が家を侵略されていた件)
トロン「おのれフェイカァァアアアアアアアアア!!!」
終わり
-
遊星「今日は節分だな」
クロウ「今日なのか?一週間くらい過ぎてるような気がすんだが」
ジャック「止めろクロウ!」
遊星「よし!今年は準備も万全だ!鬼柳を迎え撃つぞ」
ジャック・クロウ「「おお!!」」
アキ(……なんだかんだ言って楽しそう)
バン!
龍亞「うああああああ!!!」
遊星「龍亞!?全身豆だらけじゃないか!まさか…来たのか!」
ジャック「こうしてはおれん!行くぞ遊星!クロウ!」
クロウ「おう!」
ブゥウウウン!!
龍亞「あ!待って!外にいるのは鬼柳兄ちゃんだけじゃなくて…行っちゃった…」
-
〜〜〜
鬼柳「ひゃあっはっはっは!おらぁ!鬼は内ィ!福は外ォ!」
遊星「鬼柳!」
鬼柳「来たか!遊星!」
ジャック「鬼柳!貴様の好きにはさせ…」
クロウ「避けろジャック!」
ババババババババババババババ!!!
ジャック「な!?」
ジュウウウウウウ…!
クロウ「何だこの威力!?豆が出していい効果音じゃねえぞ!」
鬼柳「今日は特別ゲストを呼んでんだよぉ」
遊星「特別ゲストだと!?」
ロットン「久しぶりだな遊星」
三人「「「おいちょっと待て!!」」」
遊星「どうしてお前がここに!?」
ロットン「節分と言えばガトリングオーガだろう?」
クロウ「変な風潮捏造しようとすんじゃねえ!」
-
鬼柳「それになジャック、クロウ、遊星。今日はお前たちに言いたいことがあんだよ」
遊星「何だというんだ鬼柳!俺達は!チームサティスファクションの仲間じゃないのか!」
鬼柳「シンクロンエクストリーム…」
遊星「!」
鬼柳「それにABFにレッドデーモンズドラゴンスカーライトだと!?インフェルニティにもいい感じの寄越せや!」
クロウ「うるせえ!早くBFドラゴン寄越せや!」
ジャック「だからどうやってレッドデーモンズを出せと言うのだ!」
ドォオオン!
ロットン「ガタガタうるせえぞ!それより俺のカードのOCG化はいつだよ!?」
全員「「「「無理に決まってんだろ」」」」
ロットン「うあああああああ!!!!」
〜〜〜
牛尾「またお前たちか。で、何でこんなことしたの」
全員「「「「節分だからな」」」」
終わり
-
色々次元を超えていてすまねえ
それではまた次スレで
■掲示板に戻る■ ■過去ログ倉庫一覧■