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遊戯王SS総合スレ Part.3

1 : 名無しの決闘者 :2014/08/29(金) 23:36:50 AthZRO/A
・遊戯王を題材としたSS及びそれに対する感想用のスレです。

・遊戯王が題材であればジャンルは何でもアリです。

・SSを書き込む際はコテを使っても構いません。

・次スレは>>980から

※前スレ
遊戯王SS総合スレ Part.2
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/game/57512/1402665169/


2 : 名無しの決闘者 :2014/08/30(土) 21:06:38 x/VnC4LE
というわけでネブラディスク擬人化早よ(鰻)


3 : 名無しの決闘者 :2014/08/30(土) 21:52:55 9OQp70vo
暗黒魔界の王ネーブラとかでいいの?


4 : 名無しの決闘者 :2014/08/30(土) 22:15:27 Gx5Rfo9I
全然関係ないけど某所の遊戯王の安価SSが面白い(安価でキャラやオリカを製作する奴)


5 : あああああ :2014/08/31(日) 01:12:14 Y.0FWEL6
ネーブラ「III様。このネーブラにお任せを」

III「頼んだよぉネーブラ〜」

ネーブラ「はっ!タブレットオラァ!!」

III「さあ条件は整ったよぉブーレアデス!!」

ブーレアデス「ブー!」

ネーブラ「お待ちくださいIII様!先史遺産でもないその者は危険です!」

ブーレアデス「おまえじゃま!てふだにもどっちゃえ!」

ネーブラ「な…なにぃ!?ぐわああああ!!!」

終わり
書いてて思った。あれ?これ擬人化か?


6 : 名無しの決闘者 :2014/08/31(日) 01:29:33 rV0SPy6c
大抵の無茶ぶりには応えてくれるあああああ氏


7 : 名無しの決闘者 :2014/08/31(日) 01:36:54 Gz0b49hM
〜よぉ口調のIIIかわいい
IIIネブは俺のジャスティス


8 : あああああ :2014/08/31(日) 04:02:40 vvCHJPxM
「もう暗黒魔界の王ネーブラでいいかな?」とも思ってたけれどその裏で「あれ?完成するかなこれ?」て感じで書いてたほうを投下


9 : ネブラです! :2014/08/31(日) 04:04:14 vvCHJPxM
V「バトル!ディープスペースクルーザーナインでダイレクトアタック!」

III「うわぁあああああ!!!」

V「…III」

III「V兄様」

V「No.を失って確かに私達のデッキは明らかにパワーダウンしている。だがその中でも何とか新たな戦い方を見出そうとしている中でIIIよ。いつまで足踏みしているつもりだ」

III「…すみません」

V「…しばらくデュエルを禁止する」

III「V兄様!?」

V「IIIよ。少し時間を取れ。そしてカードと己の心に向き合うのだ」


10 : ネブラです! :2014/08/31(日) 04:05:46 vvCHJPxM
III「…はぁ…」

III(あれから数日…結局ボクは今日もこうして何の答えも出せないままでいる」

III「…分かっているんだ…ボクが戦えない理由…」

III(かつてボクは…)

III『ウザいんだよ!目障りなんだよ!』

III(好きだったはずの先史遺産を裏切ってしまった…そのボクが…)

???「だーれだ!」

III「うわ!?目が!目がぁああああ!誰だ!?」

???「はい残念私ですく」

III「ホントに誰!?」

???「そうですくねぇ…私のことはネブラとでも呼んですください」

III「…ネブラさんボクに一体何の用?初対面だよね」


11 : ネブラです! :2014/08/31(日) 04:06:46 vvCHJPxM
ネブラ「用と言われても…そうですくね。いわゆるナンパですく」

III「な…ナンパ!?」

ネブラ「というわけで今からデートしましょう」

III「…っ!ウザいんだよ!」

ネブラ「ひゃん!?」

III「あ…いやその…」

III(しまった…でもいいんだ…今のボクには…)

ネブラ「んもう照れ屋さんだなぁ…さあ気を取り直して行きましょう」

III「折れないハートだ!?」

ネブラ「…どうしてもだめですくね?」

III(その声は少しだけ湿っていた)

III「…いやダメじゃない…よ…」

ネブラ「やっほーい!」


12 : ネブラです! :2014/08/31(日) 04:07:34 vvCHJPxM
〜〜〜

III「…本当にここでいいの?」

ネブラ「もちろんですく。おぉ…!見てくださいあれが日本が誇る先史遺産!遮光器土偶ですく」

III「これが」はぁはぁ

ネブラ「…」無言の視線

III「はっ!違うよボクのゴールデンシャトルが反応してるわけじゃないよ!」

ネブラ「ははは!そう言い訳なさらなくても結構ですくよ」

III「…君も先史遺産に興味あるの?」

ネブラ「ええ。仲間ですくら」

ネブラ(はっ!しまった!)

III「仲間…」


13 : ネブラです! :2014/08/31(日) 04:08:57 vvCHJPxM
〜〜〜〜

III「…今日はありがとう」

ネブラ「おかしなことを言いますね?付き合ってくれと頼んだのはこっちなのに」

III「君が誰なのかよく分からない。だけど君がボクのことを想ってくれていたのは何となく分かるんだ」

ネブラ「…私も同じですくよ」

III「え?」

ネブラ「何も失ってなんかいないんですく。さあ…デッキの声に耳を傾けて」


14 : ネブラです! :2014/08/31(日) 04:09:46 vvCHJPxM
クリスタルボーン『III』

ゴルディアスユナイト『ミハエル』

ゴールデンシャトル『ミハエルぎゅうううんんんん!!!!』ハァハァ


15 : ネブラです! :2014/08/31(日) 04:10:20 vvCHJPxM
III「…今…のは」

ネブラ「さっきだってそうですく…あなたの先史遺産への愛は私達に伝わっているのですく。私は…それを伝えに」

III「君は…いったい…」

ネブラ「ふふふ…あなたのデッキは愛されている、それを伝えるために天より遣わされたあなたの新しい力…」すー…

III「待って!君は……消えてしまった…そうだ!デッキを…このカードは!」


16 : ネブラです! :2014/08/31(日) 04:11:03 vvCHJPxM
V「何?禁止令を解いてほしい?」

III「はい」

V「…迷いは晴れた様だな…ではお前の力!私に見せてみるがいい!」

III「はい!現れろ!先史遺産ネブラ・ディスク!」

V「そのカードは…!」

III(ネブラ・ディスク…ボクはもう迷わない…)

終わり


17 : あああああ :2014/08/31(日) 04:16:09 vvCHJPxM
口癖が…可愛いよね!(白目)


18 : 名無しの決闘者 :2014/08/31(日) 04:28:13 Gz0b49hM
おお・・・これがIIIネブの極致・・・!


19 : 名無しの決闘者 :2014/08/31(日) 08:51:49 qZnj7kDA
今気づいたけど、
ガイドチャンの禁止制限の話ないね。毎回あるもんだと思ってた。


20 : 名無しの決闘者 :2014/08/31(日) 10:26:30 K97AZDfk
誰かゴールデンシャトルに突っ込めよ


21 : 名無しの決闘者 :2014/08/31(日) 14:54:04 qS1NyxRo
乙、Ⅲネブ…新しい境地に目覚めそう
あとゴールデンシャトルはもうそんなキャラでいいと思いました


22 : 名無しの決闘者 :2014/09/02(火) 23:31:07 cUfNGhTA
超久しぶりにこっそり投下
<荒野の女戦士とG・B・ハンターの戦士族エクシーズモンスターについての会話>

荒野「G・Bちゃん!G・Bちゃん!」

GB「うん?」

荒野「戦士族のXモンスターについてお話しようよ!」

GB「ああ、例によって構わないが。」

荒野「戦士族のXモンスターって縛りないものとあるものそれぞれあるけど、どちらでも強力なモンスター多いよね!」

GB「うむ、<H-C>なんかは戦士族縛りだが有用な効果持ちばかり、あとは<機甲忍者ブレードハート>も優秀だな。」

荒野「縛りないものだと<MX-セイバー インヴォーカー>とか、<希望皇ホープ>は派生も多くて主人公カードだから人気もあるね!」

GB「<希望皇ホープ>か、そういう関連でいくと<RUM>での進化先があるのもいるな。」

荒野「<CX-CH レジェンドアーサー>と<C№105 BK彗星のカエストス>とか?」

GB「同じランクで言えばその通り、前者は<CH キングアーサー>、後者は<№105 BK流星のセスタス>からランクアップさせると強力な効果を発揮できる。」

荒野「でもどっちも普通の<RUM>デッキじゃ使われないよね。」

GB「<C№39 希望皇ホープレイV>が同じような効果で、かつ素材の<№39 希望皇ホープ>は指定もなく出しやすいからな。」

荒野「うーん、まあ<カエストス>は<BK>っていうカテゴリに属してるからいいけど、<レジェンドアーサー>はそういうわけでもないしね…。」

GB「<カエストス>に関しては<RUM-七皇の剣>もあるしな。」

荒野「でも<レジェンドアーサー>は破壊したモンスターを除外できるし、十分差別化図れそうだよね!」

GB「そうだな、単純比較するようなものでもないだろうと私は思うぞ。」

荒野「戦士族Xは有能なモンスターばかりだね!」

GB「まあ、そうかもね…。」


23 : 名無しの決闘者 :2014/09/02(火) 23:33:33 cUfNGhTA
荒野「逆に有能じゃない戦士族Xなんているの?って思ってきちゃったんだけど。」

GB「普通には使わないだろうという奴なら、<№10 白騎士イルミネーター>とか<ラヴァルバル・イグニス>はそうだろうな…。」

荒野「あぁ…。」

GB「と言っても<イグニス>はランク3だ、<不死武士>や<一族の結束>を使うようなデッキならば、アタッカーとして<インヴォーカー>より優先出来たりする。」

荒野「<イルミネーター>は?」

GB「最近出てきた<光天使セプター>と<光天使スローネ>によって、まあちょっとは救いも出てきているな。」

荒野「うーん、でもそれは3体素材全部に言えることだよねぇ…戦士族としてはあんまりってこと?」

GB「<イルミネーター>の効果自体は決して悪いことはないと思うのだけど、3体素材という点が足を引っ張っている印象だな…。」

荒野「でも3体素材のおかげで<セプター><スローネ>で出しやすくなったんでしょ?」

GB「そうなんだが、そもそも<セプター><スローネ>自体にドロー効果があるからな…まあ引いてきた中に墓地に送りたいものがあればいいかもしれないが…」

荒野「私が墓地へ送るのは<サルガッソの灯台>!!…こういうこと?」

GB「女戦士よ、お前はそれを言いたかっただけだろ…。」

荒野「あれ、バレた?えへへ!」

GB「ノリノリだったしな、というかそれは<光天使ブックス>でやらないと意味ないんじゃないか?」

荒野「細かいことはいいのよ!」

GB「ま、そうだな。」テキトー

荒野「(あれ、軽くあしらわれてしまった…。)」


24 : 名無しの決闘者 :2014/09/02(火) 23:36:11 cUfNGhTA
荒野「G・Bちゃん!結局<イルミネーター>に救いはないの!?」

GB「そうだな、ステータスはATK/DEFともに同じ2400だ、<EM ウィップバイパー>や<反転世界>のようなステータス入れ替えが効かないのは利点じゃないか?」

荒野「ふむふむ、それで?」

GB「それで?…例えば<ウィップバイパー>なら<カゲトカゲ>とかの組み合わせで呼び出された<№103 神葬零嬢ラグナゼロ>の効果で破壊されないとか。」

荒野「おぉ、いいね!それで他には!?」

GB「他には?…そうだな、光属性戦士族なんだし<ライトイレイザー>を装備できるな。」

荒野「それは<ホープ>とかにも言えるじゃない!」

GB「まあそうだが…。」

荒野「他にはないの!?」

GB「……<イルミネーター><ブリリアント>リリース<銀河眼の光子竜>特殊召喚。」ボウヨミ

荒野「ごめん、私が悪かったよ…;;」

??「|д゚)」コソーリ


25 : 名無しの決闘者 :2014/09/02(火) 23:38:58 cUfNGhTA
GB「女戦士よ、次から無理やり考えを引き出そうとするのはやめてもらおうか。」

荒野「ハーイ」

GB「…。」

荒野「ぜ、善処するよ…。」

GB「よろしい。」

荒野「それよりさ!C(カオス)系除くとランク4以下しか話してないけど、ランク5以上はどうなのかな?」

GB「そういえばそうか、だがそんなに数は多くない印象だが…。」

荒野「ランク6がすごい強いイメージがあるなぁ私は!」

GB「ランク6か…そうだな、<№39 希望皇ビヨンド・ザ・ホープ>、<フォトン・ストリーク・バウンサー>、<ガントレットシューター>とかは強力だな。」

荒野「あ、そうそう!<ビヨンド・ザ・ホープ>!未だに<希望皇ホープ>に<RUM-アストラルフォース>であの超耐性残してくれてもよかったじゃない!と思っている人は多い…と思う。」

GB「それだけインパクトは強かったからな、純粋に真似事したいと思った人も多そうだ。」

荒野「カッコよかったもんねー!まあ完全再現とまでいかなくても、何かしら付随効果欲しかったかも。」

GB「今さらどうしようもないと分かってはいるけどね。」

??「ただ主人公デッキで<ホープ>以外から<アスフォ>で出せるのは面白いよ!<隻眼のスキルゲイナー>とか<隻眼のスキルゲイナー>とか!!!」

荒野「確かに!あと使ったものとしては<H-C エクスカリバー>からもいけるね!…ん?」

隻眼「どうも!<隻眼のスキルゲイナー>です!!」

GB「いつからいたんだ…?」

隻眼「お二人が<イルミネーター>の話をしていた時ですよ!」

荒野「全然気づかなかった…!」

隻眼「細かいことはいいんです!それよりなぜ<イルミネーター>が出てきて、同じ光属性戦士族素材3の僕が出てこないんですか!?」

GB「すまない、割と本気で忘れていた…。」

荒野「私も…。」

隻眼「(゚д゚lll)」ガーン!


26 : 名無しの決闘者 :2014/09/02(火) 23:41:26 cUfNGhTA
隻眼「あ、あんまりだよぉ…!」シクシク

荒野「ご、ごめんごめん!ほらG・Bちゃんも謝って!」

GB「なぜ謝らないといけない…(なんだこいつ?突然割り込んできたと思えば今度は急にメソメソしだすし、面倒な奴だ…)。」

荒野「それに本当はゲイナー君を忘れてたわけじゃなくて…そう!ゲイナー君が<イルミネーター>より断然優秀だから挙げるまでもなかったのよ!」

隻眼「うぅ…へっ?そ、そうなんですか?」

荒野「そ、そうだよ!だから泣くことなんか全然ないよっ!」

隻眼「じゃ、じゃあ僕のどこが優秀なのか言ってみてください!」

荒野「えっ…。」

隻眼「本当に優秀なら答えるのは簡単ですよね!?ね!?」

荒野「そ、そんなの当然だよぉ!」

GB「(おいおい、そんな見栄張って大丈夫なのか?女戦士よ…。)」

荒野「ほら、G・Bちゃん!私の代わりに言ってあげちゃって!」

GB「……はぁ?」

隻眼「(期待の眼差し)」キラキラ

荒野「( ̄ー ̄)」ニヤニヤ

GB「(…あいつ後でぶっとばす)」


27 : 名無しの決闘者 :2014/09/02(火) 23:44:13 cUfNGhTA
隻眼「僕の優秀なとこってどこなんですか!?G・Bさん!」

GB「ステータスは正直普通に優秀だと思うぞ、DEFも結構高いから<エネミーコントローラー>みたいな表示形式変更にも強い。」

隻眼「おぉ、順調な滑り出し!もっとください!」

GB「なんならDEFの方が高いし、<巨大化>より<最強の盾>の方が上昇値が僅かだが高い。」

隻眼「ほぅ!」

GB「能力コピーは違う種族だと<№69 紋章神コートオブアームズ>がいるが、戦士族ではお前が唯一だ。」

隻眼「ktkr!もっとお願いします!」

GB「<オネスト>対応、<ライトイレイザー>を装備できる。」

隻眼「うんうん!」

GB「そして一番の優秀な点がある、それは…」

隻眼「そ、それは…!?」

GB「主人公が使用したATK2500のXカードだということだ、これほどのアドバンテージはないだろう?」

隻眼「た、確かに…!!」

GB「どうだ?これで満足したか?」

隻眼「すごい!さすがG・Bさんだ!!」

GB「なんかよく分からないが、とりあえずやめろとだけ言っておく。」

荒野「お疲れーG・Bちゃん!君は予想以上の働きをしてくれた、褒めてしんぜよう!」

GB「女戦士よ、お前のキャラは一体どうなっているんだ?というか偉そうにするな!」

荒野「えへへ、まあ終わり良ければ全て良しってことで!ほら、ゲイナー君もあんなに喜んでるし!」

隻眼「そっかぁ僕は優秀なのかぁ、優秀でごめんねぇ<イルミネーター>く〜ん!」

GB「(喜んでくれるのはまあいいのだが、こいつ調子に乗らせるとダメな奴だな…。)」


28 : 名無しの決闘者 :2014/09/02(火) 23:45:37 cUfNGhTA
荒野「よしよし!ゲイナー君が元気になったところで、何の話をしていたんだったかな?」

GB「ランク5以上の戦士族についてだな。」

荒野「お、そうだった!さっきはランク6だったから、次はそれ以外にしようか!」

GB「ランク5には<№12 機甲忍者クリムゾンシャドー>、ランク7には<CX 冀望皇バリアン>、そしてランク8に<神竜騎士フェルグラント>と<熱血指導王ジャイアントレーナー>がいるな。」

荒野「<バリアン>は召喚条件を考えると実質ランク7としては省かれるかな?」

GB「そうだな、となると残りの3体について話すことになるか。」

隻眼「じゃあ先にランク低い方から行っちゃいましょうよ!」

GB「あぁ、私もそうしようと考えていた。まず<クリムゾンシャドー>はかなりの防御力を発揮するモンスターだ、<甲虫装機>が流行っていた時代だったかに一種の対策として使われていた記憶があるな。」

荒野「さすが<№>!そこらのXモンスターとは桁が違うね!桁が!<№>だけに。」

隻眼「お、うまいっすね!荒野さん!」

荒野「でしょー?( ̄ー ̄)」ドヤァ

GB「(………何が?)」

荒野「それでG・Bちゃん、<クリムゾンシャドー>についてはもう終わり?」

GB「ん、まあC(カオス)体を除けば唯一のランク5戦士族だったと思うし、それだけでかなり価値があるだろうな。次行くか。」

隻眼「行っちゃいましょう!」

荒野「行っちゃいましょう!」

GB「(やれやれ、随分と仲良くなったものだ…。)」


29 : 名無しの決闘者 :2014/09/02(火) 23:46:58 cUfNGhTA
GB「ランク8、<神竜騎士フェルグラント>は正直言わずもがなだと思うが、ランク8を使うデッキには半ば必須と化しているな。」

隻眼「相手の妨害もできて、かつ自分への防御も兼ね備えてますからね!」

GB「その通り、かなり優秀なモンスターだ。それよりはもう<熱血指導王ジャイアントレーナー>について語る方が建設的だろう。」

荒野「よし、行っちゃおう!<ジャイアントレーナー>はバトル放棄の代わりに3枚までドロー可能なモンスターだね!」

GB「あぁ、3枚ドローは強いが素材3体必要なのが厳しいところだ。」

荒野「それでも、とりあえず出しとこうぜ!みたいなノリだよね。」

GB「確かに、だがその役も<フェルグラント>が出たからなんとも言えないが。」

隻眼「進化先の<CX 熱血指導神アルティメットレーナー>が<ジャイアントレーナー>を指定してないのも何とも言えない気持ちになりますよ。」

GB「さらには<RUM-アージェントカオスフォース>まで出たからな、種族の問題は無いのと同じだ。」

荒野「それ以前でも<フェルグラント>に<RUM-バリアンズフォース>でも良かったしね!」

隻眼「なんと…!」

GB「まあなんだ、正直この2体は別物と考えた方がいいな。」

荒野「けどそれによってどちらにも違う利点ができた、それって素敵なことじゃない?」

隻眼「た、確かに…!荒野さん、いや荒野姉さん!僕、感動しました!!一生ついていきます!!!」

荒野「やめておきなさい、きっと後悔することになるわ…。」

隻眼「そんなことありませんよ!荒野姉さんのためなら、たとえ火の中水の中ですよ!」

GB「(え、何か始まったのか…?)」

荒野「ゲイナー君…よく言ったわ!それだけの覚悟があるのなら私はもう止めないわ、しっかり私についてきなさい!」

隻眼「もちろんです!荒野姉さん!!」

荒野「私たちの戦いはこれからよ!」ドドーン! 完

GB「(……次は無理にでも止めよう、うん。)」


30 : 名無しの決闘者 :2014/09/02(火) 23:47:48 cUfNGhTA
GB「じゃあ、とりあえずこんなものか?」

荒野「そうだね!まだまだ語れることはあるけど、今回はこれでいいと思うよ!」

GB「そうか、なら今回はお開きとしようか。」

隻眼「え、もう終わっちゃうんですか!?」

GB「元々お前は関係ないんだから、私たちがいつ終わろうが自由だろ?」

隻眼「そ、そうですよね…。」ショボン

GB「(ここまで露骨にガッカリする奴初めて見たな…。)」

荒野「まあまあゲイナー君!また次の機会があるって!」

隻眼「え、また来てもいいんですか!?」

荒野「いいよいいよ!ってことで今日のところは解散しよう、ね!」

隻眼「分かりました!ではでは失礼しますよ。」

荒野「うん、お疲れー♪」


31 : 名無しの決闘者 :2014/09/02(火) 23:48:48 cUfNGhTA
隻眼「|д゚)」コソーリ (帰ってなかった)

GB「時に女戦士よ、本当にまたあいつを呼ぶ気か?」

荒野「うn…?……あははは!何言ってるのG・Bちゃん、そんなわけないじゃない!」

隻眼「(えっ…?)」|д゚)

GB「あ、そうなのか。なんかお前たちノリノリだったからな。」

荒野「別に嫌いじゃないけどさ、正直ちょっと面倒な子じゃなかった?」

GB「なんだ、お前にもそういう認識があったのか。」

荒野「なにさ、失礼な!」

GB「ふっ、冗談はさておき…私もお前と同じだ。」

隻眼「(えっ…えっ…?)」((((;゚Д゚))))

荒野「だよねぇ、私ですら思ったのにG・Bちゃんが思わないわけないよね!」

GB「全くだ。」

荒野「次はちゃんと2人でお話しようね!」

GB「そうなることを祈るばかりだ。」

隻眼「(´;ω;`)」ブワッ (無言の立ち去り)

GB「ん、今あの物陰に誰かいたような…。」

荒野「そう?気のせいでしょ!」

GB「…まあ、いいか。」

荒野「(ふふっ!ゲイナー君隠れてるのバレバレだから、ついからかっちゃった!ごめんねっ!)」テヘッ!


END


32 : 名無しの決闘者 :2014/09/02(火) 23:57:14 cUfNGhTA
終わりです
スキルゲイナーはイルミネーターの書いた後に思い出して、登場予定なかったのにノリで進めてたらこうなった
後はフォトンアレキサンドラクィーンとかガガガガンマンとまだまだいたけど、さすがに全部は挙げきれない…

普通の会話をさせられないからどうしてもカードに頼ってしまう、非力な私を許してほしい


33 : 名無しの決闘者 :2014/09/03(水) 00:00:51 FAmwDuVo

このSSでデッキのネタが思い付くこともあるし、いつも楽しみにしてる


34 : 名無しの決闘者 :2014/09/03(水) 10:54:14 6y/JNeeU



35 : 名無しの決闘者 :2014/09/05(金) 08:11:17 0vw6oTGU
ちまちま書いていたらpart2にまにあわなかったでござる。
抱きタキオンとかナンクラとアリトベクターがかくれんぼしてたりしてたやつの続き
イリスちゃんの台詞読みにくい

イリス「おうさまはまだかえってません」

IV「ん?そうですかじゃあ待たして貰いますね」

イリス「うん、むぎちゃでもてなすね……えーと、MAKIDAI」

IV「トーマスですよ……誰だそんなトレイン繋がりで嘘吐いた奴は!」

イリス「えっ?とうしさまが、たしかそんななまえだって」

IV(闘士って誰だ?あとで決闘でボコボコにしてやる)

イリス「そういえばリビングでりょうしゅさまがあそんでいるけどだいじょうぶですか?」

IV「え?ええいいですよ^^部屋で待たせて貰うのでご迷惑にならなければ」

イリス「ごめいわくではないのでどうぞ、むぎちゃいれてきます」トテトテ

IV「凌牙の奴、面倒だとかなんとかいいながらガキにちゃんと懐かれているじゃねぇか(ニヤニヤ)
…リビングは此処だな」ガチャ

ギラグ「へい!へい!さなぎちゃーん」(ライブ映像を前に)

IV「…(ポカーン)」

ギラグ「…ハッ?!」

〜三分後〜

イリス「おまたせしました、あれ?りょうしゅさまおあそびいいの?」

ギラグ「あ、ああ…」

IV(き、気まずい)

鮫兵A「イリス様!何故そのような奴をこの家に」

鮫兵B「あの男はメラグ様に非道いことをした男ですよ」

IV(耳もイテェぜ)

イリス「だいじょうぶなの。おうさまもひめさまもゆるしているし、きしさまも『ダレソレ?』っていってきにしていなかったよ?」

IV「俺の欲しかった『気にしない』と違うわ!あのメガネ!」バンッ


36 : 名無しの決闘者 :2014/09/05(金) 08:16:02 0vw6oTGU
イリス「あのひとをおうさまもひめさまゆるすならゆるすでイリスはいいのです。
このまえにななこーたすうけつで、2たい4でどうでもいいってこたえでたでしょ」

IV(…好きの反対は嫌いじゃなくて無関心かー…おい七皇一人足りなくないか?)

イリス「いやなきぶんにさせてごめんね…えーと…E×ILE?」

IV「…トーマスです。言いにくいならIVでいいです凌牙もそう呼んでるし」

イリス「わかりましたフォー」ニッコリ

ギラグ「そういやIVはナッシュに何の用があったんだ?」

IV「ああ(…言って良いのか?)蝶野さなぎが近日この辺に来るんだか、そいつの担当ベーシストが体調崩したんだ
学祭の時ゲストでベースやってた凌牙に一曲だけでもやってくれないかって…」

ギラグ「マジで?!」

IV「…お、おう;」

ギラグ「いいなーいいなーナッシュのやつ。さなぎちゃんをそんな身近にいれるんだ」

凌牙&璃緒「「ただいま」」

ギラグ「あっナッシュ!さなぎちゃんのベーシストやったことあるんだって?羨ましいな」

凌牙「え;何でお前がそれを…ハッ!IVォォ!」

IV「わ、悪い;まさか七皇にファンがいるとは思わなんだ」

璃緒「まあ、ギラグ本人が隠していたからしかたありませんわ(バレていなかったとは言っていない)」

ギラグ「なあさなぎちゃんにサイン貰ってきてくれよ(キラキラ*:+)」

凌牙「ま、まて…何で俺が」


37 : 名無しの決闘者 :2014/09/05(金) 08:20:05 0vw6oTGU
ギラグ「さなぎちゃんのサイン、一生のお願いだから。なっ」

凌牙「なって言われても……ライブはハートランドでやるんだから来たときや帰りに待ち構えて頼めばいいだろ」

ギラグ「来たときの精神集中してるさなぎちゃんに頼むのは失礼だし、疲れて帰るさなぎちゃんを捕まえるのは可哀想だろ俺はそんな事しない(キリ」

IV「ファンの鑑だな」

凌牙「ああ、その他周囲にも迷惑をかけなければ更に良かった
…面倒くせぇ、だったらお前がバンドメンバーに入ってさなぎに話せるほど近くに行けばいいだろ」

IV「…それいいな(ゲス顔)」

凌牙「は?」

IV「(ピポパポ)もしもし、頼まれた件なんですがね。凌牙くんが他のバンドメンバーも知り合いで囲うのはどうかと言うことです」

凌牙「てめぇ!」

IV「…ええ数人決まっているようです。ギラグくんと」

璃緒「IVと」

IV「そうわたし…何ィ!?」

璃緒(ニヨニヨ)

さなぎTEL『わー、IVくんもバンドしてくれるの?ありがとう!』

IV「え、ええ^^;私の兄がピアノが得意なので彼も参加させます(強制)
では他のバンドメンバーが決まったら連絡しますね(ピッ)
…何しやがる璃緒」

璃緒「あらいいじゃない^^二人が弾き争うと絵になって」

イリス「おうさまとフォーが何かやるの?(ワクキラ)」

璃緒「ええ、当然かっこいいわよ応援しましょうね」

凌牙「UGU…;」


38 : 名無しの決闘者 :2014/09/05(金) 08:28:21 0vw6oTGU
IV「さて、もうこうなったらやけだ!やるからには最ッ高にファンサービスしてやる。
となるとあとはもうすこしメンバーが欲しいなー…凌牙、ギラグ、演奏出来るやつ誰かいないか」

ギラグ「ドルベって演奏出来たよな」

凌牙「サックスとかトランペットとか何か、さなぎの曲はブラスバンドでもスカでもないからアイツは却下」

イリス「ミザちゃまがそういえばなんかひいてたよおうさま」

凌牙「ありゃニコとかいうアジア系の楽器らしい、ドルベより合わねえな」

璃緒「……これもう経験なくともこなせるタイプに頼むのはどうかしら?」

凌牙「だったらさっき却下されたのも含めて七皇全員候補にはいるが…いやだよな?」

ギラグ「ドルベもミザエルもやるからには最高にしないと気が済まないからな。
何が悲しゅうてさなぎちゃんの前で合唱コンクールの男子の気分を味あわなければならない…」

凌牙「アリトは飽きっぽいし、ベクターは本番だけ乱すだろうな」

IV「オイ、璃緒はどうした」

璃緒「私は観客席で観るのに徹しますわ。さあイリスおおきなうちわでも作りましょうか」

イリス「はーい」

IV「……」

凌牙「馬鹿だなIV、アイツが梃子や言葉で動くタマかよ」

IV「じゃあどうすんだよ、候補が全滅してるじゃねぇか!」

凌牙「全滅はしてない。体育会系のしごきか文化系のいびりか選べば頭数はすぐ揃うぜ」げっそり


39 : 名無しの決闘者 :2014/09/05(金) 08:34:53 0vw6oTGU
IV「取りあえずお前らがテンション上がんないならその二人は却下でいいさ…だがどうする?一人二人はさなぎの方に頼むか?」

凌牙「せめてあとひとりいれば」

ギラグ「なんでも出来る天才でクセのない一般人かぁ…いるかな?」

IV「それ逸般人の間違いだろ。そんな都合の良い生き物いるわけ…」

(ガチャ)
カイト「失礼する。ミザエルは居るか?ゲームセンターで抱きタキオンなるものが取れた。俺は要らないから…」

ギラグ「よし!メンバー揃ったぜ」

IV「早速音を合わせたいがこの後時間あるか?ツインギターでいいよな?」

カイト「どういう…ことだ…」

凌牙「残念だったな諦めなカイト」

イリス「おうさまのうちわ、もじあおがいいな」キャッキャ

璃緒「そうね。外側は金のテープでも貼って…」キャッキャ

鮫兵C「偉大な我が王が演奏なさるぞ!」

鮫兵D「だ駄目だ!舞台に上がるのをみると泣いてしまうかもしれない!」ブワァ

鮫兵E「びておとやらに記録しておくと良いらしい。何時でも見れるらしいぞ!」

ガチャ
ドルベ「ただいま、どうした?凄くカオスな事になっているようだな」

アリト「ただいま、ああそうだな。ところで今日の晩飯は?」
ベクター「いい加減ミザエル降ろしてやれよドルベ…」

このあと滅茶苦茶バンドを組んだぜ。

おわり
これで七皇全員出せた(満足)
本編で関われなかった人会話させるの、好き


40 : 名無しの決闘者 :2014/09/05(金) 10:42:05 hd.imvmU
>>39
ナニコレどうなるの?wktk


41 : 名無しの決闘者 :2014/09/05(金) 12:06:52 IgcCK9G2

なんだこれ、ライブシーン見てみたい。DCのさなぎちゃんルートは平和でいいよなw


42 : 名無しの決闘者 :2014/09/05(金) 13:00:10 GlxXOQB.
さなぎルートはシャークとIVがヤケクソになってて爆笑したな


43 : 名無しの決闘者 :2014/09/05(金) 13:46:30 MqVvIiQs
イリスと璃緒がうちわ作ってるの可愛いし鮫兵に和んだw



44 : 名無しの決闘者 :2014/09/05(金) 17:55:03 pLcWcWlI
続きはよ


45 : 名無しの決闘者 :2014/09/05(金) 20:43:01 u0uDlqTE
ここってエロ無しの恋愛要素入りはありなんだっけ
エロありは深夜の管轄?


46 : 名無しの決闘者 :2014/09/05(金) 22:58:11 CdGLSzWg
エロは深夜に書くのが無難。普通の恋愛は何の問題もない


47 : 名無しの決闘者 :2014/09/05(金) 23:37:47 a1RqVxCE

ベクター「まぁだ分からないのかよぉw この前デュエルしたのも、さっきまでデュエルしてたのも!俺が生み出した分身だよ!」

ベクター「本物の俺は、お前の親友、真月零に化けてたってわけだぁ!」

ベクター「ジャンジャジャ〜〜ン!!今明かされる衝撃の真実ゥ!」










遊馬「あれ?それじゃあ俺の勝ちじゃね?」

ベクター「えっ」


48 : 名無しの決闘者 :2014/09/05(金) 23:38:23 a1RqVxCE

遊馬「だってそうだろ。さっきまでデュエルしてたのは、お前じゃなくて消えた分身なんだろ?」

ベクター「あ、ああ……本物の俺は!お前の親友、真月零に(ry」

遊馬「じゃあ、対戦相手が試合放棄したって事になるよな」

ベクター「今明かされる衝撃の……えっ?」

アストラル「確かにそうだな。今目の前に立っているのはベクターだが、先程までの対戦相手ではない」

ベクター「い、いや待てちょっと待て!デュエルは続行だろ!?」

遊馬「何でだ?」

ベクター「何でって…俺が生み出した分身だよォ!?俺がデュエル引き継いでも問題ねえだろ!」

遊馬「でもお前、分身じゃないんだろ」

ベクター「ぐっ…ぶ、分身のデュエルを本物が引き継ぐのは当然だろうがあ!」

遊馬「そうなのか、アストラル?」

アストラル「前例は無い…しかし、分身とはいえ本物とは別個体であると考えられるが…」

ベクター「あの分身を操ってたのは俺だ!だから問題ねえんだ!」

アストラル「ふむ、だが…」


49 : 名無しの決闘者 :2014/09/05(金) 23:40:00 a1RqVxCE

ベクター「大体デュエル引き継ぎはてめえらもやってただろうが!ミザエルの時によお!」

遊馬「ああ、カイトが引き継いでくれたよな」

アストラル「だがあれは、相手のミザエルの同意もあってのことだ」

アストラル「決して分身が云々といった屁理屈をこねていたわけでは…」

ベクター「う、うるせえうるせえうるせえ!だったら遊馬!お前が引き継ぎを同意すりゃ…」

遊馬「いや、するわけないだろ」

ベクター「……」

遊馬「デュエル放棄で俺の勝ち」

ベクター「……ヒック…」

遊馬「!?」

ベクター「よからぬ事をぉ…ヒック…やろうど思っでぇ!」

ベクター「半年もぉ!間抜けな人間演じてづまらねえ協力までじだのにぃ!」

ベクター「何だよその冷静な対応!?さっきまでの激昂加減はどうしたよぉ!?」

遊馬「いや、衝撃の真実過ぎて逆に冷静になったというか…」

ベクター「よ゛が゛れ゛ど゛思゛っ゛で゛え゛え゛え゛え゛え゛!!」



ベクターは泣いて帰った。ドルベは慰めるために帰った。ミザエルも無理やり帰らされた。

Vカードはなんだかんだで強いのでまだデッキに入っている。ベクターとデュエルする時だけサイドチェンジすることにしよう。


50 : 名無しの決闘者 :2014/09/05(金) 23:44:07 pLcWcWlI
ワロタ
しかしセカンド無しでC96戦を迎えるのは少し不安か


51 : 名無しの決闘者 :2014/09/06(土) 09:53:35 2GPhhjow
ロードランナー「ジャンクウォリアー君……ずっとソニックウォリアーさんに助けられてきた事忘れちゃったの……?」

ボルトヘッジホッグ「ダークシグナーを倒す事ができたのも」

スピードウォリアー「WRGPで優勝することができたのも」

ジャンクシンクロン「スカノヴァの攻撃力を越える事ができたのも」

スターダスト「全部ソニックウォリアーさんのおかげじゃないか……!」

シューティングスター「謝れよ」

クェーサー「ソニックウォリアーさんに謝れよ」

龍亜「謝れ」

セイヴァースター「謝れ!」

ジャンクウォリアー「う……うわぁぁ!」


52 : 名無しの決闘者 :2014/09/06(土) 19:30:24 aKduW0ZI
>>51
何があったし


53 : 名無しの決闘者 :2014/09/06(土) 19:44:29 U/ZhKBZg
ブリーチのコピペ改変じゃないの?


54 : 名無しの決闘者 :2014/09/06(土) 19:44:41 9eGnypc.
さりげなく混ざってる龍亜に草


55 : 名無しの決闘者 :2014/09/07(日) 01:02:39 VKJhOr1w
BFDも月島さん枠だよな
どこから沸いてきたのかと


56 : 名無しの決闘者 :2014/09/09(火) 18:18:13 IYjl5pkU
もともと三部作の最後の話だったのでツヅキハヨは予想外だったでござい。
EXステージみたいな後日談は出来ました。ライブは書けなかったよ。すまない
キャラクター崩壊と暴力表現(突っ込みのタキオンスパイラル)とか注意

ハルト「兄さんとうとう今日はライブだね」

カイト「ああ、ミスターハートランドも今日のイベントは仲間と再出発できると張り切っていた。
いいライブになるさ(ハルトオオオオォ)」

ハルト「うん!ぼくも父さんと一緒に応援するね」

カイト「ああ(ハルトオオオオォ)」

ハルト「えへへ*^^*ぼくの兄さんがスッゴくかっこいいって言うのが今一番の自慢なんだ」

「っ!…ハルトオオオオォ(ハルトオオオオォ)」ダダダ

ハルト「兄さん!どこいくの?にいさーん;;」

〜塔の天辺〜

カイト「ハルトオオオオォ!(可愛すぎるんじゃこのー、絶対婿にやらんわぁぁ!)」

ミザエル「煩い(気弾&抱きタキオンお礼のタキオンスパイラル)」

カイト「ぐはっ」

〜その頃トロン邸〜

III「兄様お止めください。丸三日ライブのために弾き倒すなど」

V「決闘者たるものここで倒れたらこの程度だったと言うこと
ライブの本番に見事に演じるまで」(リストのような演奏)

トロン「あーあ、やっとVに休ませすぎず働かせすぎずの配分を提供出来たのに…IVは一体何してくれたんだい。
コレが終わったらまた動けなくなるよ。III、湿布と安定剤、後リラクゼーションマッサージの予約をとっておいてくれ」

III「はい;;わかりましたトロン」

V「今こそ私が動く時!」(ニジューヨージカーンハタラーケマスカ♪)


57 : 名無しの決闘者 :2014/09/09(火) 18:21:54 IYjl5pkU
〜ライブ会場〜

J)´ー`(し ≦|)メ・ω・(

ドルベ「かなりげっそりしているが、大丈夫か凌牙と超特急」

IV「駄目かもワカラン
練習中どっかのメガネがミスの分『ラ↑ス↓オブホーリライトニング!』とか言って腹パンからマーシャルアーツまで多彩な技で1000ポイントづつ削っていきやがって
んで誰が超特急だよ!そんな名前じゃあ無エ!」

凌牙「俺は璃緒とミザエルにミスするたび言葉責めくらってバリアンに何回も堕ちそうになった…
晩飯後に今回のミス分とか言って必ずドローフェイズに七皇の剣引く奴にノーブル出されてバーン含めて4400のダメージをくらったんだここ3日間ずっとな…」

ドルベ「そうか…私にはよくわからないが大変だったんだな」

IV「ほぼてめぇの名指しだったろうが!いい加減にしやがれ!」

凌牙「だから…だから嫌だって言ったんだ。だけど元部下もイリスも嬉々としてこいつに逐一報告するから…!」

IV「なんで見てもいないのに演奏の穴見つけてくるんだよ!後、敵だったときそんなに強くなかったろう」

ドルベ「知らん。カードプールについては人間に戻った途端『嘘、コレが…私?』ってレベルのカードが入っていたのだ。
サルガッソでそんなカード使ってたら自分の手でナッシュの息の根止めてたから持っていなくて良かったが」


58 : 名無しの決闘者 :2014/09/09(火) 18:26:51 IYjl5pkU
凌牙「又聞きでミス見つけるあたりお前本当に報連相がちゃんとしてると強いよな
なんでそれあの戦いでそう動けなかったんだ?」

ドルベ「そうだな、報告に嘘があるベクターと、連絡が途絶えるし相談してもくれないリーダーの所為か?」

凌牙「…スイマセンデシタ;」

ドルベ「過ぎたこというなみっともない。血を吐くほど練習したんだ、今日はミスはしないのだろう?」

IV「(吐かせたのは誰だこのッ)ああ!最高のファンサービス魅せてやるぜ!」

凌牙「(今回のライブでぎゃふんと言わしてやる)聴けドルベ!鮫の一演(シャークベース)を!」

ドルベ「観て行かないぞ」



凌牙&IV「「…は?」」

ドルベ「耳が聞こえないのか?観て行かないぞ。ライブが終わってから晩御飯の準備をしたら遅すぎる。
打ち上げするにも家の掃除や食品の買い出しがある。だから私がその役を買って出た」

凌牙「オ、オイ家に何人暮らしてると思っている?何もこんな日に家事だけに徹する必要が…」

ドルベ「今回のライブで何人出払うと思っている^^#何人屋敷に残ると計算した?」

凌牙「…UGU」

IV「…怖ぇ」

ドルベ「まあその怒りは先払いしたからいい。言質とったし最高の一演(笑)してこい」スタスタ

凌牙「完璧にやっても『そうか、よくやった』としか言ってくれない癖にJ(´;ω;`)しウッ」

IV「泣くな、泣くな凌牙≦|メ;ω;)ウッ」


59 : 名無しの決闘者 :2014/09/09(火) 18:31:26 IYjl5pkU
〜控え室〜

さなぎ「はいこれでオッケーかな?『ギラグさん』へと今日の日付も入れておいたよ」

ギラグ「ありがとうさなぎちゃん(キラキラ.:+*)」

さなぎ「いつも応援してくれているんだってね?こちらこそありがとう」

ギラグ(ああ…幸せだぁ。死んでもイイ)
「さなぎちゃん、今日のライブ最高に盛り上げていこうね!」

さなぎ「うん!よろしくねギラグさん」


〜観客席〜

璃緒「そろそろ始まりますわ。イリスうちわ持った?」

イリス「はい!(スチャ)」

アリト「ほれ、肩車きつかったらちゃんと言えよ。持ち方変えてやっから」

イリス「ありがとーとうしさま」

鮫兵A「余りにも嬉しくては昔の服を引っ張り出してしまった」

鮫兵B「やはり王を応援するにはこの格好ですな(昔のあの格好)」

鮫兵C「横断幕もしっかり出来ました!やはりこのくらいの大きさは要るでしょう!(バサア)」

ベクター「おいヤメロ!恥ずかしくないのかお前ら」

鮫兵D「何か聞こえたか」

鮫兵E「いいや全然」

イリス「ひめさま、ベクターはこないの?」

璃緒「さあ?見かけないわねどこかでこっそり観ているんじゃないかしら?」

ベクター「ここに居るだろ璃緒ちゃーん;;そしてイリスは何で俺だけ呼び捨てなの?ツンデレなの?」

周囲「何なの…あの集団…」ヒソヒソ

お仕舞い


60 : 名無しの決闘者 :2014/09/09(火) 18:50:26 QdLaBl1w


で、ライブは?


61 : 名無しの決闘者 :2014/09/09(火) 18:53:48 O9qZm5Ck

このSSのドルベのポジションもこれはこれで良いものだな
四悪人もバンドを組んだのかな?

ライブ編も楽しみにしてるぞ(ゲス顔)


62 : 名無しの決闘者 :2014/09/09(火) 23:46:16 i6A5yTww
続き来てたー!乙乙!


63 : 名無しの決闘者 :2014/09/11(木) 19:45:40 0hLUKON6
面白いの見付けたから改変してみた。
ぶっちゃけ父親のせりふが言わせたかったダケ
注意:ゲスキャラがきれい

725: かっとビング
俺が鬱でかっ飛べなかった時も、がけから落ちて入院した時も
何も言わずゲスゲスしながら俺を支えてくれた警部に、今こそ感謝とずっといっしょにいてやるって言ってくる!!
歴代の勇者様方、俺に力を分け与えてくれ!

728: リードブロー
おう、骨は拾ってやるぞ

732: かっとビング
725です
大変な事になってしまったwww

733: とどのつまり
>>732
おまわりさんこいつです(´・ω・`)

734: かっとビング
>>733
違うww犯罪はおかしてないからwww

警部がガラス戸に突っ込んで、頭怪我したwww

735: うらウラ
などと供述しており・・・(´・ω・`)ウラ



てか病院連れてったかい?お大事に(´・ω・`)ウラ

736: かっとびんぐ
>>735
ありがとう。
警部は頭から血を流すし、血は止まらないしでパニックになったが、
何とか救急車を呼ぶ冷静さはあったww

警部、診療室で怒られてた。

738: 代行天使
>>736
落ち着いたら詳しく(´・ω・`)

740: ハンド
725は大変な事になったと言いながらいっぱい草を生やしてるから大事には至ってないもようw

741:名無しさん@潰れちゃいな
パルプンテの効果は抜群だったようだね


64 : 名無しの決闘者 :2014/09/11(木) 19:46:41 0hLUKON6
743: かっとビング
詳しくされたのでww

昨日の夜、嫁と俺はソファに座って紅茶を飲んでた。
後押ししてくれたので、ヘタレなりに警部に感謝を言ったんだ。

俺「いつも俺を支えてくれてありがとう。
これまでも、ずっと一緒にいような!」

警部(゚д゚) ←紅茶を落とした。

警部(*゚艸゚*)

警部(*ノωノ)キャー ←台所へ逃亡。

ガラス戸 バリーン

俺「(;゚Д゚)警部ーーー??!!」

救急車


ご近所の皆様、夜にお騒がせして申し訳ございませんorz

744: ファンサービス
>>743
ワロタw さすがパルプンテw 
嫁さんは怪我をしてしまったがとても嬉しかったに違いないからGJだ
何はともあれお大事に

746: 鮫の一閃
台所の食器棚のガラス戸にでも突っ込んだか
警部お大事に。跡残らずに治るといいな

747: かっとビング
切った場所が場所だからか、血は凄いが大した怪我じゃないらしい。
警部父(ゲスで厳格)が原因を聞いて、
「お前は平和の象徴か!」と警部を叱ってたww

警部は怪我したけど、喜んでくれたのでいいが、
俺の予定では言った後、デュエルする予定だったのに(´;ω;`)


11時頃、警部母が「果物貰ったから取りに来て」と言われ、警部と一緒に取りに行ったら、
警部母、左手を捻挫して包帯してた。
どうしたんですか?って聞いたら、

警部母「お父さんが、愛してるって言ってくれて、びっくりして網戸に突っ込んじゃった((ノд`*)っ))」

間違いない。
警部はこの人の子だと思ったわwww

748: 氷の剣
お父さん・・・・・

749: 金失男
お父さんすげーな(´・ω・`)息子から理由聞いて
即座に自分もパルプンテかますとは

751: かっとビング
警部父、ゲスだけどツンデレ気味なんだよねwww
その場にいなかったからkwskできなかったが、多分少し素直になってみようかなと言ったら、
警部母が照れて動揺の余り網戸に突っ込んだんだと思うww



さて、俺は警部とデュエルする作業に戻るわ!
みんな、ありがとな!!
オワリ

網戸に突っ込むベクター母・・・良い(こなみかん)


65 : 名無しの決闘者 :2014/09/11(木) 19:47:37 0hLUKON6
いっこ改変忘れあった。しにたい


66 : ビックリボー :2014/09/13(土) 22:16:40 ugLZBrb2
投下します。

鉄男「晩飯どうするかな?」


67 : ビックリボー :2014/09/13(土) 22:18:16 ugLZBrb2
夕方・コンビニ内にて……

鉄男(今日は母ちゃんも父ちゃんも鉄子姉ちゃんも居ない)

鉄男(晩飯は弁当で済ますか……あ、そういや牛乳切れてたから買っておけって言われてたっけ)

鉄男「えっと、牛乳はっと……おっ、丁度1個残ってた」サッ

鉄男&璃緒「あ」←牛乳に伸ばした手が重なった

鉄男「りりりりりりり、璃緒さん!?///」バッ

璃緒「あら、鉄男君。こんな所で奇遇ですわね」


68 : ビックリボー :2014/09/13(土) 22:19:57 ugLZBrb2
鉄男(ま、まさかこんな場所で璃緒さんに会うなんて。しかも俺、璃緒さんと手を重ねちゃって……とりあえずしばらくこの手を洗うのは止めとこう)ドキドキング

璃緒「鉄男君? どうかしましたの?」キョトンギャラクシー

鉄男「い、いえ、何でも無いです! それより牛乳買われるんですよね? ど、どうぞ!」

璃緒「でもこれ最後の1個ですわよ。鉄男君も買うんでしょ?」

鉄男「いえ、俺は大丈夫ですから! 牛乳も俺なんかより璃緒さんに買われた方が嬉しいでしょうし!」

璃緒「ふふっ、何だかおかしな鉄男君ですわね。なら遠慮なく頂きますわね、ありがとうございます」ニコッ

鉄男(天使だ……俺の目の前に今、地上に舞い降りた天使が居る)ポワーン


69 : ビックリボー :2014/09/13(土) 22:20:49 ugLZBrb2
璃緒「本当に助かりましたわ。牛乳が切れていたのをすっかり忘れていて……凌牙って朝牛乳が無かったら1日イラッとしているので」

鉄男(ああ、憧れの璃緒さんとお喋りなんて……今日は素晴らしい日だぜ)

璃緒「ところで鉄男君、その籠に入っているお弁当は?」

鉄男「ああ、俺の今日の晩飯です。今日は親が出掛けて居ないんで」

璃緒「そうでしたの……そうだ、よろしければウチで食べて行きません?」

鉄男「え!?」ビックリボー


70 : ビックリボー :2014/09/13(土) 22:22:06 ugLZBrb2
璃緒「食事は1人でするよりも誰かと一緒に食べた方が美味しいものですわ。それに牛乳を譲って貰ったお礼もしたいですし」

鉄男(ま、まさか璃緒さんから食事のお誘いが来るなんて……いや、落ち着け、俺! 璃緒さんの家に行くという事は当然シャークも居る訳で……)

璃緒「実を言うと今晩、凌牙は出掛けていて居ませんの。それなのに夕飯の材料を凌牙の分まで買っていて……鉄男君が来てくれると正直とても助かりますわ」

鉄男(シャークが居ないって……という事は食事は璃緒さんと、ふ、2人きりって事かよ!?)

璃緒「それでどうしますか? 勿論鉄男君が良ければの話ですけど」

鉄男「いや、その、お気持ちは確かに嬉しいですけど……い、いきなり男女が2人だけで食事というのも、その、えっと……///」ドキドキング

璃緒「あら、2人きりではありませんわよ。確かに凌牙は居ませんけどウチはドルベが居ますし」

鉄男(白き盾ぇぇぇぇ! 何か残念な様な少しホッとした様な複雑な気分だぁぁぁぁぁぁ!!)


71 : ビックリボー :2014/09/13(土) 22:23:05 ugLZBrb2

…………

璃緒「では行きましょうか。家はここから歩いてすぐですから」

鉄男「は、はい。あ、買い物袋は俺が持ちますよ、璃緒さん」

璃緒「大丈夫ですわよ。そんなに重くありませんから」

鉄男「いや、ご馳走して貰えるのに荷物運びまでさせる訳にはいきませんよ。俺に持たせて下さい」

璃緒「そこまで言うなら……ありがとうございます、鉄男君」

鉄男「なあに、これくらい軽いもんですよ。あはは」


72 : ビックリボー :2014/09/13(土) 22:24:45 ugLZBrb2
璃緒「もう外は真っ暗ですのね。日が暮れる時間も大分早くなって来た気がしますわ」

鉄男「確かにそうですね」

璃緒「ほら、空にも綺麗な星がキラキラと輝いていますわよ」

鉄男(『星より貴方の方がずっと綺麗ですよ』……とはさすがに言えないな。さすがに臭過ぎるし、恥ずかし過ぎる)

鉄男(それにしてもまさか璃緒さんとこうやって夜道を並んで歩ける日が来るなんて……おまけに何か周りに人影は無いし)

鉄男(くっ、何か意識したら変に緊張して来たな。今の俺は詰った手札を晒す余裕も無いぜ)


73 : ビックリボー :2014/09/13(土) 22:25:32 ugLZBrb2
璃緒「……鉄男君」

鉄男「な、何ですか?」

璃緒「こんな所で言うのも何ですけど……私、まだきちんと貴方に謝罪していませんでしたわよね」

鉄男「謝罪、ですか? えっと、何の事で……?」

璃緒「勿論、バリアンに戻った私が貴方達にした事ですわ」

鉄男「あっ……」


74 : ビックリボー :2014/09/13(土) 22:27:18 ugLZBrb2
璃緒「私はバリアンに戻った事は……凌牙に付いて行った事は今でも間違いは無かったと思っていますわ。多分その気持ちはこれからも変わる事は無いと思います」

璃緒「それでも貴方達に辛い思いをさせた事実に変わりはありませんわ。それに私は鉄男君を一度……」

鉄男「璃緒さん……」

璃緒「ただ言葉で謝罪しただけで済まされる問題で無い事は分かっています。だけどそれでも、特に貴方にだけは絶対に謝罪しないといけないと思ってましたの」

璃緒「申し訳ありませんでした、鉄男君」ペコリ

鉄男「そ、そんな……頭を上げて下さいよ、璃緒さん!」オロオロットン


75 : ビックリボー :2014/09/13(土) 22:28:02 ugLZBrb2
鉄男「確かに大変でしたけどもう終わった事です。今は俺もみんなも無事何ですから」

璃緒「ですが……」

鉄男「それにあれは璃緒さんが正しいと思って行動した事でしょ? だったらそれで良いじゃなんですか」

璃緒「鉄男君……」

鉄男「俺も、それにきっと他の奴らも何とも思っていませんよ。だからこれ以上璃緒さんが気を負う必要はありませんよ」

璃緒「……ありがとう、鉄男君。貴方は優しい殿方ですのね」ニコッ

鉄男「い、いや、その……///」


76 : ビックリボー :2014/09/13(土) 22:29:22 ugLZBrb2
璃緒「食事の前にこんな話をしてごめんなさいね。もうすぐ私の家……あ!」

鉄男「こ、今度は何ですか!?」

璃緒「いえ、ドルベに切手とハガキを買って来てくれと頼まれていたのをすっかり忘れていましたの。どうしましょう?」

鉄男「あ、なら俺がひとっ走りコンビニに戻って買って来ますよ」

璃緒「それはさすがに悪いですわ。私が行きますから鉄男君は先に家に行って待っていて下さい。私の家はそこの角を曲がってすぐですから」

鉄男「でももう暗いですから1人で行くのは危ないですよ。せめて俺が付いて……」

璃緒「そんなに遠くありませんし大丈夫ですわよ。チャイムを押せばドルベが出ますから、事情だけ伝えて入れて貰って下さい。では」ノシ

鉄男「あ、璃緒さん……って足、早っ! もう行っちまった!?」ビックリボルト


77 : ビックリボー :2014/09/13(土) 22:30:36 ugLZBrb2
神代邸……

<ピンポーン

鉄男「おかしいな、まったく反応が無いぞ?」

鉄男(おまけに家の中の真っ暗みたいだし……これ、ドルベも出掛けてるんじゃねえのか?)

鉄男「鍵も掛かってるし、そもそも勝手に入る訳にもいかないし……仕方ねえ、家の前で待つか」

鉄男(それにしても璃緒さん、あの事気にしてたんだな。いきなりだったからちょっとびっくりしたけど……)

◇◇◇◇

璃緒「……ありがとう、鉄男君。貴方は優しい殿方ですのね」ニコッ

◇◇◇◇

鉄男(だけどあの笑顔は本当に綺麗だったな。俺、やっぱり璃緒さんの事……)ニヘラー

鉄男「って、やばいやばい! こんなだらけた顔、誰かに見られたら変な奴だって思われちまう!」ブンブン

鉄男「ああ、でも璃緒さん……へへ」ニヘラー


78 : ビックリボー :2014/09/13(土) 22:31:58 ugLZBrb2

…………

鉄男(……璃緒さん、遅いな。あの足の速さならとっくに戻って来ても良いはずだけど)

鉄男(何かあったのかな? Dゲイザーで連絡取りたい所だけど璃緒さんの番号知らないし、ドルベも戻って来ないし……)

鉄男「…………」

鉄男(何か、胸騒ぎがするな)

鉄男(よし、俺もコンビニに戻ろう。ほとんど1本道だから入れ違いになる事は無いだろうし)タッタッタッ


79 : ビックリボー :2014/09/13(土) 22:32:41 ugLZBrb2

…………

鉄男(くそ、やけに信号に引っかかったせいで思ったより時間が掛かっちまった)

鉄男(こんな事ならスケボー持ってくるんだったな。そうすればもう少し早く……)

璃緒「――本当にいい加減にしてくれませんか?」

鉄男「あの声は……璃緒さん?」

璃緒「私、急いでいると申してるでしょ?」

男A「そんな事言わずに俺らと遊ぼうよ」

男B「そうそう、こんな時間に1人で居るのは寂しいからなんだろ? 分かってるって」

鉄男(なっ、璃緒さんが柄の悪い奴らに詰め寄られてる!?)


80 : ビックリボー :2014/09/13(土) 22:33:22 ugLZBrb2
鉄男(相手は高校生か? 少なくとも俺よりも年上っぽいけど……)

男A「さあ、さあ、俺達に着いてきなよ。楽しい所に連れて行ってあげるからさ」

璃緒「私、貴方達と遊ぶほど暇ではありませんの……これ以上続けるなら本気で凍らしますわよ?」イライライザー

男B「そんな怖い顔しないでよ。せっかくの美人が台無しだぜ?」

鉄男(だけど璃緒さんは明らかに困ってる……見過ごす事なんて出来ない! 出来る訳が無い!!)

鉄男「おい、そこのお前ら!」

璃緒「鉄男君?」


81 : ビックリボー :2014/09/13(土) 22:34:12 ugLZBrb2
男A「はあ? 何だ? こいつ」ギロリ

男B「俺らデブに用は無いんだけど?」ギロリ

鉄男(うわっ、怖っ!? だ、だけどここで逃げる訳にはいかない!!)

鉄男「璃緒さんから離れろよ! 璃緒さん困ってるだろ!!」

男A「ん、この娘の知り合いか? まさか彼氏とか?」

男B「いや、さすがにそれはねえだろ。こんな可愛い娘の彼氏があんな肉ダルマみたいなデブなんて」

男A「そりゃそうだ。不釣り合いにもほどがあるぜ、あははは」

璃緒「ちょっと、確かに鉄男君は私の彼氏では決して無いけれど彼を侮辱する物言いは許しませんわよ!!」プンスカブックス

鉄男(くっ……何か俺のライフポイントが着々と0に近づいている気がする)グサグサッ


82 : ビックリボー :2014/09/13(土) 22:34:52 ugLZBrb2
鉄男(とにかく璃緒さんは一刻も早くこの場から連れ出さないと……)

鉄男「璃緒さん、行きましょう」グイッ

璃緒「鉄男君?」

男A「おい、何勝手な真似してんだよ?」

鉄男「勝手はあんた達だろ? 璃緒さんは困ってるんだ。放っておいてくれよ」

男B「このデブ、この娘のナイト気取りかよ」

男A「なあ、デブ君よぉ……調子に乗ってんじゃねえよ!!」

バシィ!!

鉄男「ぐはぁ!?」

璃緒「て、鉄男君!!」


83 : ビックリボー :2014/09/13(土) 22:35:37 ugLZBrb2
鉄男「うぅ……」

璃緒「大丈夫ですか、鉄男君! しっかり!!」

男A「ははは、見ろよwww俺のパンチであの巨体が一撃でダウンしたぜwww」

男B「すげえなwww潰れた蛙みたいになってるぜwww」

璃緒「……貴方達、どうやら本気で私を怒らせたみたいね」スッ

ガシッ

璃緒(なっ、肩を掴まれた……鉄男君?)

鉄男「璃緒さんは……下がっていて下さい」


84 : ビックリボー :2014/09/13(土) 22:36:17 ugLZBrb2
男A「お、立ち上がった。やる気かよ、おデブちゃん」

男B「あんまり無理しない方が良いぜ、デブ野郎。足元ふらついてんじゃねえか」

鉄男「さっきからデブ、デブって……ああ、確かに俺はデブだよ」

鉄男「だけど、だけどなぁ……俺はその前にデュエリストで……」ギロリ

男A「ああ?」

鉄男「男なんだよぉ!!」

ドスン!!

男A「どわぁ!?」

男B「頭突き!?」


85 : ビックリボー :2014/09/13(土) 22:37:30 ugLZBrb2
男A「げほ! げほ!!」

男B「おい、大丈夫かよ! 何か思いっきり腹に入ってたけど……」

鉄男(や、やばい……殴られただけでもやばかったのに……頭突き何かしたせいで頭がクラクラして……)フラフライダー

男A「この野郎……ぶっ殺してやる!!」

璃緒「駄目っ! 鉄男君、避けて!!」

鉄男(身体が上手く動かない……駄目だ、殴られ……)

男A「うおおおおおおぉぉぉぉぉ!!!」




凌牙「――人の妹の前で物騒な事してんじゃねえよ、クソが」

バキィ!!

男A「ぐはぁ!?」


86 : ビックリボー :2014/09/13(土) 22:38:23 ugLZBrb2
璃緒「凌牙!!」パァァ

鉄男「シャ、シャーク……?」

凌牙「たくっ、何してんだよ、お前ら?」ヤレヤレクス

男B「だ、大丈夫か! しっかりしろ!!」

男A「くっ、何なんだよ……次から次へとよぉ!!」

男B「おい、もう下がろうぜ。何かあの紫髪の奴、やばそうだし」

男A「今のは不意を突かれただけだ! てか明らかに中坊な奴らに舐められたまま終われるかよ!!」

男B「そ、それもそうだな。それなら俺も加勢して……」




???「――おーい、ナッシュ」


87 : ビックリボー :2014/09/13(土) 22:40:14 ugLZBrb2
凌牙「ん、お前らか」←学校一の札付き

アリト「何だ、何だ? トラブルか?」←1年でボクシング部のレギュラー

ギラグ「困ってんなら手を貸すぜ」←筋肉モリモリのマッチョマン

ミザエル「ちょうどタキオン不足の憂さ晴らしをしたいと思っていた所だ」←顔に墨(?)が入ってる

ベクター「何だか面白そうな事になってるな。よかれと思って俺も混ぜてくれよぉ、ナッシュ〜♪」←鬼畜で外道

璃緒「私も加わりますわよ、凌牙。彼らには私からもたっぷりお礼がしたいですから」←氷の女王

ドルベ「白き盾も居るぞ!」←非力

男A&B(なんか一気に増えたぁぁぁぁ!!)


88 : ビックリボー :2014/09/13(土) 22:41:51 ugLZBrb2
凌牙「まさかこんな所で七皇全員が集まるとはな。さて……」

男A&B「ひっ!?」ビクッ

凌牙「妹とダチが世話になったみたいだな……覚悟は出来てるな?」

男A&B「ひいいいいぃぃぃぃぃ!?!?」


89 : ビックリボー :2014/09/13(土) 22:42:24 ugLZBrb2
※現在バリアン七皇による制裁が行われております。しばらくお待ちください。


90 : ビックリボー :2014/09/13(土) 22:43:17 ugLZBrb2

…………

ギラグ「いや〜たまには大勢で暴れるのも悪くねえな」

アリト「だな。俺のカウンターも大活躍だったし」

ミザエル「今夜は良い月だな……ああ、タキオン」

ベクター「キャハハ、ミザちゃんは相変わらずだね〜」

凌牙「おい、ドルベ。お前今日はずっと家に居るんじゃなかったのか?」

ドルベ「いや、駅前の薬局でトイレットペーパーが半額だからナッシュかメラグに知らせようと思って」

鉄男(……酷過ぎて途中から見てられなかった。生きてるかな、あの2人?)ドンビキング


91 : ビックリボー :2014/09/13(土) 22:43:59 ugLZBrb2
鉄男(やっぱりシャークは強いな……ていうか璃緒さんも俺よりもずっと腕っぷし良いし)

鉄男(それに比べて俺は一発でフラフラで……ああ、自分が情けない)タメイキング

璃緒「鉄男君、怪我の方は大丈夫ですか?」

鉄男「璃緒さん……ええ、ちょっと腫れてるだけですから」

璃緒「本当にごめんなさいね、私のせいで……」

鉄男「そんな、璃緒さんが謝る事はありませんよ。それに俺、結局何も出来ませんでしたし……」


92 : ビックリボー :2014/09/13(土) 22:44:49 ugLZBrb2
璃緒「そんな事ありませんわ。貴方の取った行動はとても男らしかったと思いますわ」ギュ

鉄男(り、璃緒さんが、俺の手を握って……///)

璃緒「ありがとう、鉄男君。勇敢に立ち向かう貴方の姿、とてもかっこ良かったですわよ♪」

鉄男「り、璃緒さん……」ジーン

凌牙「……人の妹の手を握って赤くなってんじゃねえよ。イラッと来るぜ」

鉄男「すすすす、すいません!!」アワアワイト


93 : ビックリボー :2014/09/13(土) 22:45:45 ugLZBrb2
璃緒「ちょっと、凌牙! 私を守ってくれた鉄男君にそういう言い方は……!」

凌牙「守ったって言っても俺が来なかったらやばかったじゃねえか。結局ぶっ飛ばされてるしな」

鉄男「うぅ……」ションボリチュア

凌牙「……だが男としてやるべき事はきちんとやってくれたみたいだな」

凌牙「ありがとうよ、鉄男。璃緒の兄貴として、俺からも礼を言っておくぜ」

鉄男「お、お義兄さん……」ジーン

凌牙「誰がお義兄さんだ。ぶん殴るぞ、この野郎」


94 : ビックリボー :2014/09/13(土) 22:47:30 ugLZBrb2
ベクター「よし、それじゃあ今夜はナッシュの家でパァーとやろうぜ、パァーとな!」

ドルベ「ベクター、貴様! 勝手に何を決めている!!」

凌牙「別に俺は構わないぞ。もう用事も終わったし、たまには七皇全員で騒ぐのも悪くねえからな……璃緒も良いよな?」

璃緒「良いけどこの人数となると家の材料だけじゃ足りないわね。また買い物に行かないと」

ギラグ「よっしゃぁ、久々にまともなもんが食べれるぞ、アリトォ!!」

アリト「おう! 肉食おうぜ、肉!!」

ミザエル「ああ、タキオン……」

鉄男「えっと、俺は……」


95 : ビックリボー :2014/09/13(土) 22:48:58 ugLZBrb2
璃緒「勿論、鉄男君も来るでしょ?」クルッ

鉄男「り、璃緒さん! ちょっと、顔が近っ……!?///」

璃緒「ね?」ニコッ

鉄男「……はい!」



鉄男(何か、殴られたもしたけれど)

鉄男(やっぱり今日は……とても良い日だ)

<おわり>


96 : ビックリボー :2014/09/13(土) 22:49:59 ugLZBrb2
読んでくれた人、ありがとうございました。

全然関係ないけどミエルちゃんが可愛すぎて色々やばい。


97 : 名無しの決闘者 :2014/09/13(土) 22:52:26 QmhokMBU


おい、デュエルしろよ


98 : 名無しの決闘者 :2014/09/13(土) 23:06:14 feBWzpSg
ミザエルだけなんかおかしいwww
乙でした


99 : 名無しの決闘者 :2014/09/13(土) 23:43:21 mtGcqHiI
乙です
熊やロボットを薙ぎ倒す人達や比類無き外道が相手で、一般人にどうしろと


100 : 名無しの決闘者 :2014/09/13(土) 23:46:40 rsqYtP9g

鉄男×璃緒もいいね!


101 : 名無しの決闘者 :2014/09/14(日) 02:03:03 x2NANd0.
酷いオーバーキルを見た気がした。


102 : 紅茶々 :2014/09/14(日) 02:53:53 3j6p9qCk
めちゃネタが被ったどうしよう…仕方がないから今更ながら8月31日ネタをば

遊馬「宿題終わらねぇー!!」 小鳥「またか…」


103 : 紅茶々 :2014/09/14(日) 02:59:33 3j6p9qCk
ー8月31日九十九家ー

遊馬「小鳥!!写させてくれ!!」

小鳥「駄目」キッパリ

遊馬「うん分かってたぜ。だから手伝ってくれ」

小鳥「はいはい…これで7回目かしら?」

小鳥「…って毎年宿題やってないわねコイツ」

遊馬「すいません…」ションボリ

小鳥(うっ…いつもこの顔に負けちゃうのよね…)

小鳥「い、いいわよ別に…で、どのくらい終わってないの?」

遊馬「全部!!」ドン☆

小鳥「そんなことを全力で言うな!!」


104 : 紅茶々 :2014/09/14(日) 03:04:13 3j6p9qCk
小鳥「これ私だけじゃ無理ね…」

小鳥「そうだ!助っ人呼びましょう!」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

凌牙「で、」

Ⅲ「何で」

ベクター「俺達なんだ」

小鳥「取り合えず暇そうで宿題終わってそうだったから」

遊馬「…手伝ってくれ」←涙目上目遣い

凌牙「仕方ねぇな」←嬉しそう

Ⅲ「喜んで♪」←嬉しそう

ベクター「よかれとおもってー!!」←楽しそう

小鳥(コイツらちょろいな…)


105 : 紅茶々 :2014/09/14(日) 03:09:09 3j6p9qCk
ベクター「しかしどうしてこう溜め込むかねぇ…」

凌牙「宿題とか普通一週間で終わらせるだろ」

Ⅲ「僕一日で終わらせたよ」

ベクター「終業式に終らせた」

小鳥「皆早すぎよ…私は7月中に終らせたわ」

遊馬「小鳥も十分早いからな…」

小鳥「遊馬は逆に遅すぎよ…さ、やるわよ宿題」


106 : 紅茶々 :2014/09/14(日) 03:15:26 3j6p9qCk
凌牙「まずは読書感想文か…」

遊馬「本なんか読んでねぇよ俺…」

ベクター「丁度一冊読み終わった本があるんだが…」

小鳥「ちょっと写させちゃ駄目よ…」

Ⅲ「少しくらいは写さないと終わらないよこれ」

小鳥「う…仕方ないわね…」

凌牙「なに読んだんだ?」

ベクター「相手の事がよく分かる心理学的な本」

凌牙「ま、まぁいいか…」

ベクター「よし遊馬。俺の言った言葉を自分風に書けよ?」

遊馬「分かった!」フンスッ


107 : 紅茶々 :2014/09/14(日) 03:22:03 3j6p9qCk
〜30分後〜

遊馬「終わったぁー!」

Ⅲ「驚きの早さ」

ベクター「こういうのは得意だからな」

小鳥「次は時間の掛かりそうな数学よ」

Ⅲ「数学は僕も教えれるよ。仮にも15だしね」

凌牙「数学は俺も得意だ」

ベクター「俺全教科教えれるぜ…一応」

遊馬&小鳥『なにそれ凄い』

ベクター「授業とか教科書に全部答えあるじゃねえか」

遊馬「天才型怖い」

Ⅲ「遊馬早くやりなよ…」

遊馬「早速分かりません!」ドン☆


108 : 紅茶々 :2014/09/14(日) 03:27:34 3j6p9qCk
小鳥「えっとそこの公式はー」

ベクター「教科書39pにあるぜ」

小鳥「ホントにあった…」

遊馬「あっなんだそれか!なら簡単だぜ!」サラサラ

Ⅲ「うわ計算早っ」ビックリ

凌牙(コイツもしかしてやらないだけで素の頭は良いんじゃ…)

遊馬「なにこの問題」

ベクター「教科書62pに書いてある」


109 : 紅茶々 :2014/09/14(日) 03:33:46 3j6p9qCk
〜2時間後〜

小鳥「まさか2時間で終わらすなんて」

遊馬「疲れた…」グッタリング

ベクター「よかれとおもってシャーベットを作っておきました!」←よかれボイス

Ⅲ「やたら気が利くね…」

凌牙「途中居なくなったのはそのせいか…」

小鳥「少し休憩しましょうか」

遊馬「シャーベットうまいぜ!」ムシャムシャ

ベクター(もう食ってやがる)


110 : 紅茶々 :2014/09/14(日) 03:52:46 3j6p9qCk
〜15分後〜

小鳥「休憩は終わりよ。えと、次はーー……うわ」

凌牙「家庭科のレポートか?それ…」

Ⅲ「時間掛かりそうだなぁ…確か料理作るんだっけ?」

凌牙「よし、俺が遊馬と作るからⅢは絶対に台所に来るな。いいな?」

Ⅲ「何でよ!!」プンプン

遊馬「わ、悪いなⅢ…」←焦ってる

小鳥(あの悪夢を蘇らせてはならないわ…)ガタガタ

ベクター「お前らがシャーベット食ってる間にんなもん書いといたぜ」

遊馬「え」

ベクター「捏造しまくりだが…シャーベット作ったのは事実だしいいだろ」

遊馬「ありがとう…ベクター…」←やや涙目

ベクター「別に…ちょっとそういう気分になっただけだ。泣くなよ」

Ⅲ(ツンデレ)

小鳥(ツンデレだ)

凌牙(誰得)

ベクター「あと字は遊馬に似せといたから安心しろ」

小鳥「うわホントだ…見分けつかないわ」

Ⅲ「ここまで高スペックだと逆に気持ち悪いね」

凌牙「キモいなお前」

ベクター「少し傷付いたわ。お前らそれ以上言うと心が張り裂けそうなことを言うぞ」

凌牙「わりぃ」

遊馬「あれ?宿題もう3つだけだ」

凌牙「え?少なくね?」

ベクター「あと半日はあるしな…」

Ⅲ「余裕で終わるね」

小鳥「じゃあ早くやりましょう遊馬!」

遊馬「かっとビングだ俺!」


111 : 紅茶々 :2014/09/14(日) 03:57:44 3j6p9qCk
〜翌日〜

ベクター「おはようございます遊馬君!今日は早いんですね!」

※学校なので真月モード

遊馬「へへへ…昨日はちゃんと寝たからな♪」

ベクター「僕達が宿題を手伝ったおかげですね!」

遊馬「ホント助かったぜ真月…って、アレ」ゴソゴソ

ベクター「どうかしましたか…??」

遊馬「宿題家に忘れた…」


112 : 紅茶々 :2014/09/14(日) 04:02:02 3j6p9qCk
ベクター「…ゑ?」

遊馬「と、取りに帰るー!!」ダダッシュ

ベクター「ちょ、遊馬くーん!」

ベクター「…とことん馬鹿だなあいつ」アキレ

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

小鳥「昨日は大変だったわね〜」

Ⅲ「でもちょっと僕は楽しかったよ」

小鳥「Ⅲはこういうのは初めてだもんね…って、アレ?遊馬…?」

Ⅲ「えっ」


113 : 紅茶々 :2014/09/14(日) 04:06:59 3j6p9qCk
Ⅲ「ちょっと遊馬どうしたの!?」

遊馬「宿題家に忘れたんだよぉー!!!」

小鳥「…」

Ⅲ「…」

小鳥「…駄目だアイツ」アキレ

Ⅲ「宿題昨日頑張ったのにね…」アキレ

凌牙「よぉ小鳥、Ⅲ」

小鳥&Ⅲ「シャークおはよう」「凌牙おはよう」

凌牙「だから呼び方統一しろ…」

凌牙「ところで今遊馬が走ってたが何かあったのか?」


114 : 紅茶々 :2014/09/14(日) 04:14:03 3j6p9qCk
?「宿題忘れたんだって」

小鳥「それで家に帰ったわ」

凌牙「なにやってんだあの馬鹿は…」アキレ

???????????????????

キーンコーンカン☆コーン

ベクター「…遊馬君完全に遅刻ですね」

?「…そうだね」

小鳥「どうしていつも綺麗に締まらないのかしら…遊馬は…全くもう…」アキレ




おしまい


115 : 紅茶々 :2014/09/14(日) 04:15:49 3j6p9qCk
最後の最後で文字化け化け
キャラのとこはⅢ

?連続のとこは〜です


116 : 紅茶々 :2014/09/14(日) 04:26:19 3j6p9qCk
因みに宿題の内容は自分の中学1年のを参考にしてます
てゆうかほぼまんま


117 : 名無しの決闘者 :2014/09/14(日) 09:10:31 ieqwICEY


実に遊馬らしいオチだったw


118 : 名無しの決闘者 :2014/09/14(日) 10:08:27 fN0dyboY
今気づいた。>>72にWIXOSSのOPの歌詞が混ざってた(笑)


119 : 名無しの決闘者 :2014/09/14(日) 10:36:29 Hlwk74ss


バリアンの王すら恐れるメシマズなIIIかわいいよIII


120 : 名無しの決闘者 :2014/09/14(日) 11:18:42 IA06adeE
遊馬の計算の速さはデュエルの賜物かな?
簡単なライフ計算を電卓で計算してたルアとは大違いだなw


121 : 名無しの決闘者 :2014/09/14(日) 11:38:51 Yb0xfu.E
乙でした、やっぱり鉄男はイケメンや!
あとミザちゃんどうしたw


122 : 名無しの決闘者 :2014/09/14(日) 12:24:22 om5zVrJM
家庭科の宿題とか懐かしー
人に頼ってでも宿題終わらせられるだけ遊馬は優秀だな!


123 : 名無しの決闘者 :2014/09/14(日) 22:47:07 3j6p9qCk
心が張り裂けそうなことを言うぞ!元ネタに誰か気付いてくれ〜
知ってる人はここにいるのだろうか…


124 : 名無しの決闘者 :2014/09/14(日) 23:13:45 iGGh9Elk
知らなかったからググってしまいました。許してください!
ひとまず乙でした


125 : 名無しの決闘者 :2014/09/14(日) 23:15:30 IiwYKPMQ
>>123
俺にはわからなかった。
ところで>>118の言っているのは>>72の鉄雄の心中のことか?


126 : 名無しの決闘者 :2014/09/15(月) 00:02:49 yncQOMGU
意外とMOTHER知ってる人少ないのな
遊戯王と全く関係ねぇけどな


127 : 紅茶々 :2014/09/15(月) 00:03:50 Ujy4gx4o
>>126
あらら。ID変わってた


128 : 名無しの決闘者 :2014/09/15(月) 01:04:20 za5IyV12
>>126
いや、知ってたしクスリともきたけど感想を書かないロムの方だっているのよ
遊戯王からはずれた他ネタなんて新鮮な事情ネタじゃないかぎり突っ込まれなくてもイイやと思わないと
少なくとも私は書いて上げたら突っ込み待ちだよ


129 : 名無しの決闘者 :2014/09/15(月) 01:33:12 Ujy4gx4o
あ、はい


130 : 名無しの決闘者 :2014/09/15(月) 02:03:25 VHjU0/AU
鉄男には幸せになってもらいたい


131 : 名無しの決闘者 :2014/09/15(月) 21:41:52 ZzPSftu6
>>129
遊星さんこんなところで何やってんすか


132 : 名無しの決闘者 :2014/09/15(月) 23:08:48 ucuBbgYY
ネタに対して(あれ…何だこの反応)てなった時どうすればいいのかSSの感想見ててたまに悩む


133 : 名無しの決闘者 :2014/09/15(月) 23:30:16 cSl2IWBo
悩むほどの事なのか………


134 : 名無しの決闘者 :2014/09/16(火) 00:20:19 fWpeCS2E
>>132
物書きだがネタに反応がなくて悩むのはさっぱりわからん

厳しくいうならネタなんて二目くらい見なきゃわからないから
時間割いてまで二度は読みたくなる作品になっていないってことじゃないの?


135 : 名無しの決闘者 :2014/09/16(火) 03:11:16 //aSdK32
はじめにーー根拠はない

修造「どこいったんだあのカード・・・柚子〜?ここにあったカード知らないか〜?」

柚子「何が?知らないけどー」

修造「そうか・・・」


久々に見ようとあるカードを金庫から取り出した修造だが、そのカードは突如として姿を消した。

柚子「お母さん・・・」
なんとそれは、そのカードを「お母さん」と呼ぶ柚子が持っていた。

柚子「お母さん・・・私、これでもっと強くなれるのよね・・・?」


それから半日。

ピピピピピ(着信音)
遊矢「もしもし、塾長?どうしたの?」

修造「柚子が帰ってこないんだ・・・」

遊矢「何だって!?」

修造「その反応だとお前の家には来てないようだな。とにかく、一緒に捜すのを手伝ってくれないか!?」

遊矢「わかった!!」


街外れの森

遊矢「柚子〜!!どこにいるんだ!?」

修造「柚子ーーー!!」

??「・・・や・・・」

遊矢「素良!?どうしたんだ!?」

素良「ごめん遊矢・・・柚子を・・・止められなかった」

遊矢「それ以上しゃべらなくていい!!」

素良「融合を教えるべきじゃなかった・・・教えちゃダメだったんだ・・・」


136 : 名無しの決闘者 :2014/09/16(火) 03:25:18 //aSdK32
修造「恐らく、柚子とデュエルして、負けたんだろう・・・」

遊矢「何だって・・・!?」

修造「仕組みは分からないが、素良はデュエルで負傷した。これだけは言える」

??「まさにその通りです、柊塾長」

遊矢「零児!!来てたのか」

零児「恐ろしい召喚反応を感知したので、どんなものかと来てみたら、何ということか。デュエルで現実の物体が破壊されているとは」

確かに、周りの木々は粉砕され、地面は荒れている。

遊矢「あそこに洞窟が・・・?」

修造「本当だ・・・いつから在ったんだ?」

零児「我々レオコーポレーションがかつて出土作業をしていた場所です。度々起こる事故がきっかけで閉鎖されたと母様から聞いていた」

遊矢「奥に何かあるの?」

零児「デュエルモンスターズの起源となった遺産」

修造「遺産・・・」

作業場 深奥部

遊矢「あそこに人影が・・・柚子!!柚子なのか!?」

柚子「お母さん・・・あいつらが来たよ。私とお母さんの邪魔をしに来たのね・・・?」

柚子は何かを悟った顔をしていた。

修造「柚子!?そのカードを持っていたら駄目だ!!それは・・・」

柚子「うるさい!!これは私のお母さんなのよ!!誰にも邪魔はさせない!!」バッ!!

遊矢「体が吹き飛ばされ・・・うわぁ!!」

零児「くっ!?動かない!!」

修造「柚子ぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!」

三人は作業場の入り口まで飛ばされてしまった。


137 : 名無しの決闘者 :2014/09/16(火) 03:40:56 //aSdK32
作業場 入り口付近

遊矢「なんなんだ!?この見えない壁!?くそっ!!どうやっても通れない!!」

修造「柚子・・・」

零児「柊塾長。先ほど、ご令嬢が持っていたカードについてお聞かせ願えますか?」

修造「ああ。あれは不思議な色をしたカードだ。融合モンスターでも、シンクロモンスターでも、エクシーズモンスターでも、ましてや儀式モンスターでもない。効果も共通語のテキストではなく、特殊な文字で何て書いてあるかさえも分からなかった」

零児「なるほど。では仮に・・・あの作業場で謎の反応をしていたあのカードを、【レガシー】と呼びましょう。恐らくレガシーはデュエルで使用することによって、その力を現実にまで及ぼす危険なカード。いつまでもご令嬢に持たせているわけにはいきません。」

遊矢「強さだ」

修造「遊矢?」

遊矢「柚子は力が欲しかったんだと思う。誰かに守られっぱなしなんて嫌だって最近愚痴をこぼしててさ」

修造「だがあんなものは力じゃない!!あれは脅威だ」

零児「そのとおりです塾長。それに我々は既に対抗できる物を持っている」

遊矢「え?どこに?」

零児「オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン」

遊矢「オッドアイズが?」

零児「さっき、吹き飛ばされている途中に、振り子のイメージが見えた。多分二人にも見えていたはず」


138 : 名無しの決闘者 :2014/09/16(火) 03:54:49 //aSdK32
修造「まさか、そのオッドアイズにも特別な力が!?」

零児「その通りです。ペンデュラムはまさに現代のデュエルに新たな扉を開く鍵となった。ならば」

遊矢「オッドアイズで見えない壁を消せるかもしれないならやってみよう!!」

その時、遊矢の首に掛けているペンデュラムが光りだした。

ペンデュラムの先端がこぼれ落ち、オッドアイズのカードにめり込んでいった。

遊矢「何だって!?ペンデュラムがオッドアイズに・・・」

【トゥルーアイズ・ペンデュラム・ドラゴン】

遊矢「何だ・・・この色は」

零児「オッドアイズがレガシーに・・・?」

そして、作業場の見えない壁は消え去った。

修造「遊矢、行ってこい!!」

遊矢「塾長・・・?」

修造「柚子を・・・頼むぞ!!」

零児「私はスタッフを手配してここで待機している。ここは任せてほしい」

遊矢「分かった。行ってくるよ」

作業場 深奥部

柚子「これで、約束の場所に行ける・・・もう誰にも邪魔されることなく・・・」

とりあえずここまで。

もしも柚子がラスボスだったらっていう話。

レガシーについてはオリカスレで別記する。


139 : 名無しの決闘者 :2014/09/16(火) 12:49:06 HRMDMC0E
なぜかトゥーンアイズに見えた


140 : 名無しの決闘者 :2014/09/16(火) 21:21:40 R949dflo
>>138
レガシー…トロン…三兄弟の父…うっ頭が


141 : 名無しの決闘者 :2014/09/17(水) 18:53:42 zz/B.2q.
トゥルーマン…F・G・D…ダークネス…グッ…頭が


142 : あああああ :2014/09/20(土) 08:10:07 I8PAq9p2
キャラ崩壊注意
某ゲスカワアニメの影響で


143 : :2014/09/20(土) 08:10:39 I8PAq9p2
遊星「ただいま…ん?」

蟹「…」

遊星「どうしてこんなところに蟹が…」

蟹「…」

遊星「…」ドキドキ

蟹「…」

遊星「あ、こら」

蟹「…」すりすり

遊星「全くお前は」

蟹「…」

遊星「…」

蟹「…」

遊星「…ふふ」


144 : :2014/09/20(土) 08:11:15 I8PAq9p2
クロウ「おー遊星!帰ったか!…何やってんだ」

遊星「クロウか。いやこんなところに蟹が…」

ジャック「ふふふ喜べ遊星今日はごちそうだぞ」

遊星「…その土鍋は…」

アキ「ジャックが蟹を捕まえて来たっていうから持ってきたの。今日はカニ鍋よ」

遊星「!」

龍亜「うわぁ!まだ生きてるんだ」

ブルーノ「ふふふイキがいいね早速捌かないと…」

蟹「…」ガタガタ

アキ「こら!大人しくしなさい!ローズテンタクルスをしょうか…」

遊星「カニィイイイイイイイイ!!!!」

クロウ「おい遊星!」

ジャック「貴様!せっかくオレが捕まえてきた蟹をどうするつもりだ!」

遊星「うぁああああ!!!」ブロォオオオオ

クロウ「あ!こら!待ちやがれ遊星!」


145 : :2014/09/20(土) 08:11:45 I8PAq9p2
〜走行中の一般車両は速やかに退避してください〜

遊星「しっかり掴まっていろ」

蟹「…」

ジャック「遊星!さっさと蟹を開放しろぉ!!」

遊星「この蟹を犠牲にする未来が本当に正しいと言えるのか!蟹を救わなければきっと未来も救われない!そうじゃないのか!ジャック!クロウ!」

クロウ「遊星………お前何言ってんだ!」

遊星「今こそ超えて見せる…己の限界を!」

ジャック「ぅ!」

クロウ「赤き龍の痣が…遊星の元に…いや!それだけじゃねえ!背中に張り付いた蟹が重なって黄金の輝きが」

遊星「クラブマインドぉおおおおおお!!!!」


146 : :2014/09/20(土) 08:12:15 I8PAq9p2
〜〜〜
謎のDホイーラー「クラブマインド…あれは歴史に無かった進化。ゾーン、遊星は未来を…」

〜〜〜
三皇帝「…何あれ」

〜〜〜
クロウ「すげえぜ遊星!あれがあればWRGPだってきっと勝てる!」

遊星「じゃあ蟹のことを認めてくれるか」

アキ「しょうがないわね」

ジャック「く!せっかくの蟹が…」

龍亜「ねえ遊星〜オレにも蟹触らせてよぉ」

〜〜〜
なお会場において

MC「え?蟹と合体?駄目に決まってるでしょ!」

遊星「バカな!?」


147 : :2014/09/20(土) 08:13:11 I8PAq9p2
シャークは仲間たちと一緒に海に来ていた

シャーク「…ふぅ…」

やや喧騒から外れてパラソルの元に退避するシャーク。

遊馬「ひゃっほーい!かっとびんぐだぜぇえええ!」

小鳥「もう遊馬!待ちなさい!…全く、早くオイル塗らなくちゃ」

ドルべ「メラグ!決して手を放さないでくれ!」

リオ「はいはい分かってるわよ。はい足を止めないで」


シャーク「ふふ。たくあいつら」

何事もない平穏な日常。そんな毎日が真夏の日差しの様に眩しいそんな時である

鉄男「うわああああ!大変だぁ!サメだ!サメが出たぞぉ!」

シャーク「何だと!?」

ギラグ「お前ら!早く戻れ!」

アリト「ナッシュ!?お前…」


148 : :2014/09/20(土) 08:14:00 I8PAq9p2
シャーク(…こ、こいつが…)

サメ(ふしゃぁあああ!)

シャーク(こいつ…脳内に直接!)

※水中です

サメ(はぁ…はぁ…まだ俺の海を荒らす気かぁああああああ!!!)

シャーク(ぐ!…だがやられたらやり返す!それが鮫の流儀だ!うぉおおおお)

〜〜〜

サメ(はぁ…はぁ…はぁ)

シャーク(はぁ…はぁ…へ!中々やるな)

サメ(お前もな)

シャーク(お前…何故この海で暴れる)

サメ(ここは元々俺たちの憩いの海だった…それをお前らが…)

シャーク(サメ…俺たちは戦わなくちゃならねえのか)

サメ(何を言っている)

シャーク(俺たちは…分かり合ってんだよ…)

サメ(…シャーク…)


149 : :2014/09/20(土) 08:14:45 I8PAq9p2
リオ「凌牙!凌牙ぁああああ!!!」

ドルべ「待つんだメラグ!まだサメがこの付近を徘徊しているのだぞ」

リオ「だからって!」

遊馬「あ!あれを!あれをみろ」

アリト「あれは…伝説のフィッシャーマン…いや違う!ナッシュだ!」

〜〜〜

遊馬「なあシャーク…まだ続けんのかよ」

シャーク「当たり前だ。この海を綺麗にするためにこれからも続けていかなくちゃならねえ。それが人間の責任だ」

サメ「…」

シャーク「…ふ」

ドルべ「バカな…ナッシュ…私よりも心が通じ合っているようではないか…!」

リオ「ふ…ふふふ…」

終わり


150 : 名無しの決闘者 :2014/09/20(土) 08:40:23 QMGD4Hp.

話が分かったようでまったくわけがわからなかった、私もまだまだ超展開に馴れていない一般人のようだ。
Dホイールと合体がOKなら生物同士の蟹と合体も許してくれだっていいのにな。


151 : 名無しの決闘者 :2014/09/20(土) 09:33:03 ext4/63Q

伝説のフィッシャーマンワロタ


152 : 名無しの決闘者 :2014/09/20(土) 10:04:51 g5Ry9b0Y
老人と海思い出した!


153 : 名無しの決闘者 :2014/09/20(土) 11:10:26 2UNLLQWE
ギラグさんがいれば
鮫を伏せてターンエンドで終わるんじゃね(適当)


154 : 名無しの決闘者 :2014/09/20(土) 12:14:59 hfBXeJK6

すごい超融合だった


155 : 名無しの決闘者 :2014/09/20(土) 13:03:11 mD9ovPBo
>>152
シャークはデステニーレオの夢を見ていた

こうですか わかりません


156 : 名無しの決闘者 :2014/09/20(土) 15:19:57 p6BZ7zHo


シャークさんがスピアシャークを食いちぎっていくのか


157 : 名無しの決闘者 :2014/09/21(日) 19:35:16 2Vten4Rw
だれか銀さんこと坂田銀時が愛車のベスパとともに源外のじーさんの発明品でゴッズ世界にワープしてジャンプの付録カードでライディングデュエルするSSor安価SSスレつっくってくれないかなぁ〜チラッチラ


158 : ◆g8iNZ0wED6 :2014/09/24(水) 01:07:18 DR1UhOqM
〜入学編〜

達也「ダメ兄貴に妹の晴れ姿を見せてくれ」

深雪「お兄様はダメ兄貴などでは有りません! 本気を出せばお兄様に敵う者などいないというのに……」

達也「深雪」ナデナデ

深雪「見ていて下さいね! お兄様!」

達也「国立遊戯王大学附属第一高校……ここに入学した時点で優等生と劣等生が存在する」


159 : ◆g8iNZ0wED6 :2014/09/24(水) 01:07:52 DR1UhOqM
森崎「司波さんは僕達と一緒にいるべきなんだ!」

美月「そんな……同じ新入生じゃないですか……。私達とどこが違うって言うんですか」

森崎「なら……違いを教えてやる……!」

森崎「デュエルだ!」


深雪「お兄様……」

司波「……森崎、なら俺が相手になる」

森崎「望むところだ! 俺の先行ドロー!!」


160 : ◆g8iNZ0wED6 :2014/09/24(水) 01:12:57 DR1UhOqM
森崎「俺をコケにした罰だ!!」

森崎「手札からファイアボールを発動!!」

エリカ「1ターン目からファイアボール!?」

レオ「そんな達也にはフィールド上に何もない! ダメージを受けざるをえない……」

深雪「お兄様……」

森崎「死ねええええ!!!! 司波ああああ!!!」


161 : ◆g8iNZ0wED6 :2014/09/24(水) 01:19:50 DR1UhOqM
達也「俺は手札からこのモンスターを捨てる」

ライフ・コーディネイター

達也「効果でファイアボールのダメージを無効にする」

森崎「なっ……」

エリカ「1ターン目の何もフィールド上にない状態から」

レオ「ダメージを防ぐだと……?」

深雪「さすがお兄様!」

摩利「そこまでだ!」


162 : ◆g8iNZ0wED6 :2014/09/24(水) 01:20:22 DR1UhOqM
続きは明日


163 : 名無しの決闘者 :2014/09/24(水) 06:45:44 tqrtN9yM
(え…続けるの…?)


164 : 名無しの決闘者 :2014/09/24(水) 07:12:06 86eTrscQ
書きためてから投下した方がいいと思います
中止でもいいけど


165 : 紅茶々 :2014/09/26(金) 23:30:49 r1PAm8SU
あらら?書いていいのかしらこれ


166 : 紅茶々 :2014/09/26(金) 23:32:34 r1PAm8SU
まあいいか書くね

遊馬「体育祭だぜー!!」 凌牙「はぁ…」


167 : 紅茶々 :2014/09/26(金) 23:39:01 r1PAm8SU
遊馬「何だよシャーク元気無いなー」

凌牙「体育祭とかサボりてぇ…」

小鳥「サボりは駄目でしょ」

遊馬「一緒に頑張ろーぜシャーク!」

凌牙「俺とお前組違うぞ」

遊馬「…ゑ?」

小鳥「シャークは青だったのね…」ションボリ

遊馬「えー…」ションボリ

ベクター「合法的にナッシュボコれるやったー!!」(残念ですねぇ)

凌牙「ベクt…じゃなかった真月いつのまに…つか本音駄々漏れだぞ」

ベクター「まぁまぁ…精々楽しもうぜ」

凌牙「…ああ」


168 : 紅茶々 :2014/09/26(金) 23:46:48 r1PAm8SU
ー紅組ー

遊馬「シャークと一緒が良かったなぁ」

小鳥「いつまでも引きずらないの」

ベクター「そうですよ遊馬クン」

ベクター「しかしお前と同じ組になっちまうとはなぁ…」

ベクター「なぁミザエル」

ミザエル「…ナッシュの方へ行きたいな」

ドルベ「ナッシュと同じが良かった」(おいミザエル無茶を言うな)

ベクター「ドルベ本音駄々漏れぇ…」

小鳥「大丈夫なのかなこの組」

遊馬「平気だろ?」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


169 : 名無しの決闘者 :2014/09/26(金) 23:49:18 D/PvQfQk
大丈夫でしょ、他に新しくスレ建ててありましたから


170 : 紅茶々 :2014/09/26(金) 23:59:18 r1PAm8SU
〜競技・リレー(一年)〜

小鳥「遊馬!!」

遊馬「任せろ!」ダダッシュ

Ⅲ「流石遊馬!足速いね〜」

アリト「行けぇー遊馬!!」

ベクター「頑張れぇ!!」←よかれボイス

遊馬「後は頼んだぜ…アンカー…」

遊馬「アンナ!!」ドン☆

アンナ「任せとけ遊馬!!」

結果一位

ー保護者共ー

Ⅳ「独走だったな。Ⅲのクラス」

カイト「そうだな」

Ⅳ「…凌牙と璃緒の方行くわ」

カイト「なぜ俺から逃げるかのように…ん?」

カイト「次の二人三脚…学校外の人間も出られるのか…」

カイト「…」


171 : 紅茶々 :2014/09/27(土) 00:17:47 AcFMD2Gk
〜二人三脚〜

ミザエル「…カイト」

カイト「なんだ」

ミザエル「何故私と貴様は足を結び付けているんだ」

カイト「この二人三脚保護者も出れるらしい」

ミザエル「いつ私の保護者になったのだ貴様は!!」

カイト「俺も少し遊びたくなっただけだ」

ミザエル「…カイト貴様」

カイト「こうゆうのは少しやってみたかったんだ」

カイト「ところでミザエル…貴様もうちょい縮めんか…肩が組みにくい」

ミザエル「縮めるか!!」

カイト「…何で俺の方が小さいんだ」ボソッ

ミザエル「何か言ったか?」

カイト「何も言っていない。そろそろ始まるぞ」

ミザエル「私達の絆パワーを見せ付けてやろうではないか」

カイト「何かキャラが可笑しくないか?」

ミザエル「気にするな。行くぞ!」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

カイト「結構いいんじゃないか。俺達」

ミザエル「このまま進めば一位だな」

カイト「そうだnーあっ」

ミザエル「カイト貴様ーい"だっ…」

ずさー…

結果ビリ

ドルベ「大丈夫かミザエル…?派手に転んだようだが」

ベクター「あららら〜?ミザちゅわ〜んちょっとイケてないんじゃな〜い?」

ミザエル「黙れベクター死ね。足挫いたぞどうしてくれるカイト」

カイト「そのぐらいで文句言うな自分で歩け」

ミザエル「歩けるか!!運べ!!」

カイト「仕方ないな…こうか」ヒョイッ

ミザエル「おい馬鹿担ぐな」

ドルベ「もうちょっと労った方がいいのでは…」

カイト「こうか…?」←姫抱っこに持ちかえる

ベクター「男同士で姫抱っことかやめろよおい」

ミザエル「何でもいいからとっとと運ばんか」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


172 : 紅茶々 :2014/09/27(土) 00:27:12 AcFMD2Gk
〜借り物競争〜

璃緒「さてと…お題は何かしらね?」

璃緒「…ちょっ」カァァ

璃緒「何よこのお題…えと、Ⅳは来てるはず…」

璃緒「居た!」

璃緒「トーマス!」

Ⅳ「何だよ…いきなり本名で呼びやがって…」

璃緒「借り物競争なの!貴方を借りてくわ!」

Ⅳ「ふーん…お題見せてみろよ」

璃緒「嫌よ!!」

Ⅳ「取ったり〜」パシッ

璃緒「やだ見ないで!!」カオマッカー

[ 好きな人 ]

Ⅳ「…璃緒」

璃緒「ああもう聞かないで!」

凌牙「イチャイチャしてるとこ悪いが借り物競争もう終わったぞ」

璃緒「え」

Ⅳ「え」

凌牙「え、じゃねぇよ…」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


173 : 紅茶々 :2014/09/27(土) 00:39:03 AcFMD2Gk
〜パン食い競争〜

Ⅲ「僕はクロワッサンを食べますんで!」

ベクター「吊るしてあるのコッペパンだけだぜ」

Ⅲ「マジですか」

〜リレー(二年)〜

凌牙「余裕だな」

璃緒「余裕ですわね」

ギラグ「アリトのところ行きたい」

〜リレー(三年)〜

ミザエル「足挫いたから走れないぞ!」

ドルベ「…誰かに二回走ってもらおう」

〜ランニング決闘〜

遊馬「俺のターン!!」

凌牙「あ"ー!!デュエルディスクからカードが飛んでいく!!俺の ark knight !」

遊馬「やややヤバイって」

〜綱引き〜

ドルベ「負けてしまった。非力な私を許してくれ」

ミザエル「気にするな」

カイト「貴様いい加減競技に出ないのか?」

ミザエル「足が痛いのでな」ギロッ

カイト「悪かった」


174 : 紅茶々 :2014/09/27(土) 00:51:36 AcFMD2Gk
〜なんやかんやで結果発表〜

 「紅組の勝ちです!!」

遊馬「よっしゃー!!」

小鳥「途中なんか変な競技あった気がするけど勝てて嬉しい!」

ベクター「ナッシュザマァwww」

凌牙「誰がザマァだって?」

ベクター「顔面は殴るな!!痛い!!」ゴシャーク

凌牙「勝てて良かったなぁ〜」グリグリ

ベクター「イタタタタタタタタタ頭グリグリやめろってマジで痛い痛い痛い痛い痛い!!」

凌牙「執拗に俺のミスに漬け込みやがって…来年に後悔させてやる…」

ミザエル&ドルベ(私達三年だから来年は無いのだが)

遊馬「まぁ何だかんだ言って楽しかったよな!!真月!!」

ベクター「痛ぁ…ん?ああ…」

ベクター「まぁ楽しかったぜ…比較的」

凌牙「素直じゃねぇの」

ベクター「何か言ったか?」

凌牙「別に何にも」




紅組勝った!!体育祭完!!


175 : 紅茶々 :2014/09/27(土) 00:53:59 AcFMD2Gk
完全にノリで書いたので粗いのは突っ込まんといで
私自身今年紅組で優勝してね…ふはははん


176 : 名無しの決闘者 :2014/09/27(土) 01:59:16 UKh2ykCc

Ⅲきゅんのためにクロワッサン吊るさなきゃ(使命感)


177 : 名無しの決闘者 :2014/09/27(土) 09:52:21 he6u6gPY
アクションカード「俺も吊るしてくれ!」


178 : 名無しの決闘者 :2014/09/27(土) 19:34:50 TfQkm7yY
途中でさりげなく混ざってるランニング決闘に草
あとミザエルは何となくポニーテールで脳内再生してた
運動に長い髪は危ないし


179 : 紅茶々 :2014/09/27(土) 22:31:27 AcFMD2Gk
>>178
とどのつまりこうか
http://imepic.jp/20140927/808530


180 : 名無しの決闘者 :2014/09/28(日) 05:25:15 ALTF9idg
人が増えすぎた感。でも風也くんのおかげでキレイにまとまりました。(多分)
ライブと言うより観客席のカオスを表現、コレで許してください。もう無理だから
二次創作キャラクターはいつしか崩壊する。それはモブキャラであってもだ。だから俺で慣れておけ(注意書き)

〜ライブ前日〜

遊馬「アンナ!」

アンナ「遊馬、な、なんだオレに、話って?(カアッ」

遊馬「明日ハートランドが再開園する事知ってるよな!」

アンナ「ああ、至る所に広告があるからな
(声が出るものもあってウルサいが)」

遊馬「ロビンもオープンイベントに来るらしくてチケット貰ったんだ」

アンナ「えっ!?(ドキン」

遊馬「なあ一緒に行かないか?」

アンナ(こ、コレは…!D、A、T、E…デートかよ。デート?!)

遊馬「あっ…もしかして用事あったか(アセアセ」

アンナ「ない!(テレテレ)行く行く」

遊馬「よっしゃあ!これで全員揃ったぜ!」

アンナ「ああ!…? 全員?」

遊馬「ああ!俺はWDCの優勝者だから無料パスあって、
ミスターハートランドから5人分の招待券貰ったから小鳥や鉄夫たちの分はもう足りていてさ!
ロビンから折角貰ったチケット使える場所なかったんだ!」

アンナ「…」

遊馬「七皇も貰ったらしいし、姉ちゃんも取材として入れるから要らないって言うし
、助かったぜアンナ」

アンナ(無言のランチャーゴレンダァ)

遊馬「ウワッ;;」

〜当日〜

遊馬「…って事が昨日あったんだ。なぜだろな?」

小鳥(当たり前よ…)

キャシー(当たり前じゃニャイ…)

等々力「とどのつまり、あとはアンナさんが着けば入園できますね」

表裏「WDCで散々な目には遭ったけどやっぱり楽しみウラ(ワクテカ」

鉄男「遊馬アレ、アンナじゃないか」

遊馬「ホントだ。おーいアンナー」


181 : 名無しの決闘者 :2014/09/28(日) 05:31:11 ALTF9idg
ハートランド『本日はハートランド再開園イベントに御参加いただきありがとうごさいます。
皆様の支援と再会できた仲間の協力によって無事皆様の下に帰って参りました。』

\ガンバレー/\キャーハートランド/

ハートランド『ありがとう!ありがとうー…目からハートスプラッシュ!(オイオーイ;)…ぐすん
ハートランドで道に迷ったら我が友や偉大なるスタッフに助けをお求めください!かっとビングで駆けつけます。
これにてオープニングイベントを終わります。では皆さん久しぶりに…ハート…』

\バーニング/\バーニング/\バーニンッ!/

鉄男「ロビンの参加イベントまで少し時間あるし復活したアトラクションで遊ぼうぜ!」

遊馬「ああ!」

キャシー「遊馬!回転木馬乗りましょうよ」

アンナ「遊馬、か、観覧車とか、どうだ?」

小鳥「どうせジェットコースターが最初なんでしょ。行くわよ遊馬」

遊馬「わかったわかった。一個づつ、な、な?」

等々力&表裏((なんだこの空気…))

鉄男(璃緒さんも来ているらしいけど、どこだろ)キョロキョロ


二時間後

遊馬「ロビンのショーに遅れる;;」

小鳥「何やってるの遊馬のバカ!(プンプン)」

アンナ「愚痴愚痴言うな!男だろ!兎にも角にも今は走る!」

キャシー「キャットビングよ〜(タタタタ)」

〜そして〜

遊馬「よっしゃ!間に合った!」

ナレーション『エスパーロビンの今後の活躍にご期待下さい』

小鳥(…間に…合った?)


182 : 名無しの決闘者 :2014/09/28(日) 05:36:54 ALTF9idg
〜控え室〜

遊馬「ロビン!お疲れ様!会場すっげー人多かったな!」

ロビン「ありがとう遊馬!
今日初めてのステージイベントだったから緊張しちゃったよ(ニコニコ)」

小鳥(ねえ遊馬、私たちヒーローショー観てない)

遊馬(しー、黙ってろ)

表裏「ロビンウラ!ロビンウラ!…あ、あのサインおねがいしますウラ(モジモジ)」

等々力「僕もお願いします(キラキラ)」

ロビン「もちろん!(カキカキ)はいどうぞ」

等々力&表裏「「ありがとうございます」ウラ」

ロビン「ところで遊馬、これからまだハートランドで遊ぶかい?
イベントも終わったしよければ一緒にまわりたいのだけども」

等々力「本当ですか!一緒にいて良いんですか!?行きましょう」

表裏「ヤッター!スゴい思い出ウラ」

遊馬「みんなが良いなら俺は構わないぜ」

ロビン「ありがとう!じゃあ支度おわったらフードコートに行くよ。時間いいしお昼にしよう」

〜フードコート〜

遊馬「じゃあ風也。どこみてえ?(モグモグ)」

風也「そうだなあ…遊馬のことだからショーの前にアトラクションは大体手を出しいるんだろ?」

遊馬「ハハハ;…でも入口辺りのでかいやつだけだ。
この辺りのアトラクションはまだ入ってねえよ」

アンナ「そうだ折角ロビンがいるしあそこいこうぜ→」お化け屋敷


風也「えっ?」

アンナ「偶数だしペアで!」

風也「ええっ?」

アンナ「くじ引きで公正に(遊馬コイ!遊馬コイ!)」

風也「あ」


183 : 名無しの決闘者 :2014/09/28(日) 05:44:55 ALTF9idg
…お化け屋敷終了…

アンナ「…怖かった」

鉄男「無理だろうあんな動き回る触手!誰だって悲鳴上げるわ!」

偉大なるスタッフ(現在お化け役)「偉大なる先輩の華麗な舞に
後輩共が勝てる訳がないからなナンコシタダトオモッテンダ!」

遊馬「うるせー(´;ω;`)風也がこんなに震えて…必要以上に驚かせ過ぎなんだよ!」

風也「(ガクブル)あ…あ…、
バリアンに挑めたとき心が強くなったんだとおもってたけどダメだったよ遊馬…」

キャシー「等々力君!徳之助君!気を確かに!(背中サスサス)」

小鳥「飲み物よ!しっかり」

等々力&表裏((無言のSAN値直葬))

クラゲ先輩「クラゲデンセツサイキョー!」

遊馬「だからうるせーよ!(´;ω;`)地獄絵図じゃねぇか」

〜しばらくお待ちください〜

風也「ありがとう。大分落ち着いたよ…」

等々力「…はっ!僕はどこ此処はだれ?」

小鳥「気が付いたのね」

アンナ「遊馬ー今度はゆったりとしたもの乗ろうぜ」

遊馬「そうだな。あ、コーヒーカップだ」

アンナ「そうだなあれならゆっくり…
あ、あれ?一個やたら速く回ってないか?」

IV「うおおお」
(グルグル)
凌牙「魚オオオ」
(グルグル)

小鳥「何なの…あの人たち…(引)」


凌牙「ゆ、遊馬!な何だ、いたのか…」

遊馬「ああ、シャークどうしちまったんだよ、悩んでるんなら相談にのるぜ!
ドルベ以外なら」

凌牙J(´・ω・`)し

遊馬「ドルベか…ムリだな」

表裏「ドルベさんとまた喧嘩したんだ…(ヒソヒソ」

キャシー「ドルベさんはキャット喧嘩とも思ってないと(ヒソヒソ」

凌牙「聞こえてるぞ」


184 : 名無しの決闘者 :2014/09/28(日) 05:52:57 ALTF9idg
遊馬「へーシャークとカイトとVとギラグとIVがさなぎちゃんのライブに!」

鉄男「(なんだそれカオス)まさか璃緒さんが今日という日を心待ちにしてたのって…」

凌牙「ああ…拡散してたのか…多分そうだろ
イリスと一緒に応援うちわ作ったりサイリウム買ってきたりしてたからな」

IV「涙も乾いた事だろ凌牙。
そろそろラストの音合わせして本番だ。友達が居ないからって何時までもショゲるなよ」

凌牙「大丈夫だ俺には遊馬がいる(キリッ」

IV(こいつ…)

アンナ「なあオレさ、ドルベとやらはよくわからないけれど、
この不良がふらふらしているから愛想尽かしているんじゃないのか?」

キャシー「だめよ言っちゃ。またニャイちゃうわ」

遊馬「じゃあ本番見に行くからな〜頑張れよシャーク!」

凌牙「ああ!遊馬聴け!鮫の一演(シャークベース)を!」

遊馬以外(うわ。

遊馬「楽しみだな!さてライブまで時間つぶすか」

小鳥「アトラクションはどこも混んでいるしお土産屋さんでも見ていきましょうか」

〜お土産屋〜

ミザエル「揃えるならばタキオンのキーホルダーのほうがかっこいいだろう!
何故銀河眼のフォトンを二つ買うのだハルト!」

ハルト「ぼくは兄さんとお揃いがいいんだ;;兄さんと敵対したい訳じゃないんだ!」

遊馬「…なぁにこれぇ」

ハルト「遊馬ぁ〜助けてミザエルが」

ミザエル「無駄無駄ァ遊馬では何も出来んわ」

遊馬「わかってる!ドルベかカイトに連絡を入れる」

ミザエル「ごめんなさい迷惑おかけしました。
だからその二人に通報するのはやめてください(私が)死んでしまいます」

表裏「ところで珍しい組み合わせウラ。どういった経緯があってこうなったウラ?」

ハルト「兄さんがライブをやるから一緒にみてまわれないんだ(ションボリ)」

ミザエル「朝挨拶に行ったら子守頼まれた。まぁ暇だし良いだろうと受け負った」

等々力(…子守?)

小鳥(どっちの?)

ミザエル「お前たち、ライブの場所取りは済んでいるか?
折角だドクターフェイカーと我ら七皇が取った最高の場所を一部貸してやろう」

アンナ「え、勝手にきめていいのか?」

ミザエル「いい。どうせ空いてる」


185 : 名無しの決闘者 :2014/09/28(日) 06:09:34 ALTF9idg
〜観客席〜

璃緒「あらミザエル、それに遊馬たちも一緒に」

ミザエル「ああ拾ってきた。八人くらい増えても観れるだろうから誘った」

鉄男「璃緒さんこんばんは!」

アリト「遊馬!ヤッホー昨日ぶり」

イリス「みなさまこんばんは。たかいところからしつれいします」カタグルマー

鮫兵A「そろそろ始まるぞ王オオオ!」

鮫兵ズ「「王オオオ!」」

フェイカー「カイトオオオ!」

小鳥(何なの…この空間…)

アンナ(この集団と一緒にされたくねえ…)

さなぎ『皆様こんばんは!ハートランド本日ラストイベント
さなぎのデュエルバンドにようこそ!楽しんでいってね!』

\サナギチャーン/\キャーブイサマー/\アーンフォーサマー/
\カイトサマアアアア/\シャークサマ!/\ダレ?アイツ?/

さなぎ『ミュージックスタート!』



イリス「きゃああああ!おうさまあああああ!(ウチワブンブン」
璃緒「凌牙あああ!(ブンブン」
鮫兵A「王オオオ!」
鮫兵B「王オオオ!」
フェイカー「カイトオオオ!」
ハルト「兄さああああん!」
鮫兵C「王オオオ!」
?「瑠璃イイイイ!」
鮫兵D「王オオオ!」
鮫兵E「王オオオ!」

等々力(あ…あ…?)

表裏(なにが起きているウラ?)

キャシー(これはキャット、カオス!)

鉄男(応援してる璃緒さん、いい///)

ベクター(なんで俺が横断幕持たなきゃならないんだよ…)

わいわいがやがや…


風也「…スゴいな。さなぎちゃんは」

遊馬「風也?」

風也「遊馬!僕も、ロビンも頑張るよ皆の声援を受けて応えるために」

遊馬「ああ、俺は何時でも応援してるぜ!」

風也「ありがとう遊馬!*^^*」
ちゃんちゃん♪

お化け屋敷は遊馬とダレ組ませるか悩んだので端折りました。悔しいでしょうねぇ(でも書きませんからね)


186 : 名無しの決闘者 :2014/09/28(日) 09:50:29 RCULVAfA
良い話だった、乙


187 : 名無しの決闘者 :2014/09/28(日) 10:05:49 UnZfoGKM
つまんね


188 : 名無しの決闘者 :2014/09/28(日) 10:19:00 e4MuexXI

ハルトはミザちゃんの子守お疲れ様だったなw
あとちゃっかりいる不審者に(無言の腹パン)


189 : 名無しの決闘者 :2014/09/28(日) 10:48:14 cSYpmlC6
ミザちゃんクッソワロタ
可愛いなやっぱ
キャラ沢山出してくれるのはありがたい


190 : 名無しの決闘者 :2014/09/28(日) 16:12:32 Knd2LORo
とりあえず不審者に満足パンチ
ユート「ここは俺たちの世界ではない」


191 : 名無しの決闘者 :2014/09/28(日) 18:39:26 QVF9tMbo

権現坂父「昇、お前もやがてこの道場を受け継ぐ者として、不動の精神を鍛えねばならない」

権現坂「お言葉だが親父殿、この男権現坂、そんな事は百も承知!」

権現坂「俺の不動の構えは、常に進化を続けている!」

権現坂父「では、不動の精神の修行のためにお前に試練を課す!」

権現坂「はっ!」



---深夜 CDショップ前---

権現坂(この店の閉店から次の開店まで、不動で並ぶべき…か!)

権現坂(確かにこれは、なかなか精神が鍛えられそうだ!)

???「さなぎちゃんの新曲だ…俺が一番に手に入れないでどうする…!」

権現坂(しかし、俺の前に既に並んでいる者がいただと…)

権現坂(この男権現坂、修行で遅れを取るとはなんたる不覚!まだまだ鍛え方が足りん!)



権現坂父「昇、次の試練を課す!」

権現坂父「次の修行は!」

権現父「この限定品を買うために…」

???(このガキ、いつも俺の後ろに並んでやがるな…)



権現坂「こうして俺の不動の精神は鍛えられたのよ…」シミジミ

遊矢「苦労してんだなー…」


                                    終わり


192 : 名無しの決闘者 :2014/09/28(日) 21:03:45 gkA/w9WQ
ギラグさんvs権ちゃんってか


193 : 名無しの決闘者 :2014/09/28(日) 23:47:39 ALTF9idg
ギラグさんも不動であったか(新発見)


194 : 名無しの決闘者 :2014/09/29(月) 00:15:38 xjr1DLws
ギラグさんと権ちゃんがガチデュエルしたらどうなるのっと


195 : 名無しの決闘者 :2014/09/30(火) 18:21:16 Lwof9AC2
実況「おーっと両者睨み合ったまま1歩模動かず30ターン目へ突入です!」


196 : ビックリボー :2014/09/30(火) 23:29:11 O4g137DQ
投下します。

遊馬&小鳥「……暑い」


197 : ビックリボー :2014/09/30(火) 23:30:25 O4g137DQ
夏休み・小鳥の部屋にて……

遊馬「何でこんなに暑いんだよ?」ウンザリチュア

小鳥「そんなの夏だからに決まってるでしょ?」

遊馬「なあ、クーラー点けようぜ。これ扇風機だけじゃ駄目だって」

小鳥「壊れてるから無理。修理も明日にならないと来ないって言うし」


198 : ビックリボー :2014/09/30(火) 23:31:44 O4g137DQ
遊馬「しかしここまで暑いと地獄だな、この部屋。デュエルなら俺が1000ポイント、お前が500ポイントくらいダメージ喰らいそうだぜ」

小鳥「意味分からないわよ。ていうか文句言うなら自分の家に帰れば?」ムスッ

遊馬「家に居ると姉ちゃんが煩いんだよ。早く宿題しろとか、たまには家の手伝いしろとか」

小鳥「だからってわざわざウチに来てまでデッキ弄らなくても良いと思うけど?」

遊馬「来週シャーク達と久々にデュエルする約束してるからな、少しでもデッキを強化しとかないと……ああ、カードに汗掛かっちまった!?」アタフタキオン

小鳥「どうでも良いけどベッドの上であんまり暴れないでよね。シーツが皺になっちゃうから」


199 : ビックリボー :2014/09/30(火) 23:33:11 O4g137DQ
遊馬「えっと、こいつは入れて……後これも……」ブツブツ

小鳥「…………」ペラペラ←雑誌読んでる

遊馬「さすがにバランス悪いかな……でもこれ抜くと打点が……いや、それでも……」ブツブツ

小鳥「…………」ペラペラ

遊馬「……ああ、駄目だ! 暑すぎて全然頭が回らねえ!!」バサァ

小鳥「ちょっと、人の部屋で紙ふぶきみたいにカードをばら撒かないでよ!!」プンスカブックス


200 : ビックリボー :2014/09/30(火) 23:35:11 O4g137DQ
遊馬「こりゃちょっと気分転換が必要だな。よし、今からどっか涼しい所に行こうぜ」

小鳥「涼しい所って?」←散らばったカードを纏めてる

遊馬「そうだな。やっぱり夏といえば海とかプールとか」

小鳥「夏休みのこの時期よ? 今頃行っても何処も一杯よ。行くなら朝早くから行かないと」

遊馬「学校のプールなら空いてんじゃね?」

小鳥「今は水泳部が練習に使ってるから無理ね。県大会も近いらしいから」

遊馬「ちぇ、今日こそ潜水の新記録更新しようと思ってたのに」ブーブー

小鳥「かっとビングするのは良いけど、無茶し過ぎるとまた溺れるわよ?」アキレガオドレイク


201 : ビックリボー :2014/09/30(火) 23:37:16 O4g137DQ
遊馬「仕方ねえ。じゃあ近くコンビニでも行くか」ヨッコラセイクリッド

小鳥「まあ行くとしたらその辺りが無難ね。何か冷たい物でも買いましょう」

遊馬「そうだな。ついでにこの前新しく出たカードも5パックくらい買っとくか」

小鳥「何を買うかは遊馬の勝手だけどお小遣い大丈夫なの? 先週も10パックくらい買ってなかった?」

遊馬「正直厳しいんだけどそこはほら、万が一の時は小鳥先生のお力を借りるとして……」

小鳥「絶対貸さないからね」

遊馬「ですよねー」


202 : ビックリボー :2014/09/30(火) 23:39:42 O4g137DQ
<ミーンミーン

遊馬「うわぁ、部屋の中も暑かったけど外はさらに暑いな」

小鳥「はい、遊馬の分の帽子も持って来たから被って」

遊馬「いいよ、なんか被ったら髪がぐちゃぐちゃになりそうだし」

小鳥「日射病になるよりマシでしょ。良いから被る」グイグイ

遊馬「ちょ、無理やり被らせるなよ! 分かった、被るから!」

小鳥「本当、遊馬って何時まで経っても手が掛かるんだから」ヤレヤレクス

遊馬「手が掛かるって……お前は俺の親か何かかよ」


203 : ビックリボー :2014/09/30(火) 23:40:56 O4g137DQ
コンビニ店内……

遊馬「うひょぉ、涼しい! さっきまでの地獄が嘘みたいだぜ、コンビニ万歳!!」

小鳥「ちょっと、恥ずかしいから店の中で騒がないでよ」

<アジャジャシター

小鳥「あら、あそこに居るのもしかしてシャークじゃない?」

遊馬「あ、本当だ。おーい、シャーク」

凌牙「ん? 何だ、遊馬と小鳥か」


204 : 名無しの決闘者 :2014/09/30(火) 23:41:09 8SqQJT56
男女二人がベッドの上ねぇ…
良からぬことを始めようぜェ!


205 : ビックリボー :2014/09/30(火) 23:42:07 O4g137DQ
遊馬「こんな所で何してんだよ? もしかしてクーラーが壊れてるから涼みに来たのか?」

凌牙「何の話かは知らないが俺の家のクーラーは無事だ。単なる買い物だよ」

小鳥「袋がパンパン……随分買い込んだのね」

凌牙「全部アイスだがな。これからアリトとギラグの様子を見に行くからその差し入れだ」

遊馬「そういやあいつら今、学校の体育倉庫に住んでるんだっけ?」

小鳥「今日はこの暑さだし大変な事になってそうね」


206 : ビックリボー :2014/09/30(火) 23:44:09 O4g137DQ
凌牙「今の体育倉庫は地獄になってるのは間違いないな。良かったらお前らも来るか?」

遊馬「いや、さすがにその話を聞いて行く気にはならねえよ」

凌牙「まあそれが利口だな。お前らは仲良くデートでも続けてろよ」

小鳥「デ、デートって!?///」

遊馬「いや、デートじゃねえよ。暑いからただ涼みに来ただけだし」キッパリ

小鳥「…………」ギロリ

遊馬「あれ、何で睨まれてんの? 教えてシャーク先生」ビクッ

凌牙「とりあえず『知るか、馬鹿』と答えておく」


207 : ビックリボー :2014/09/30(火) 23:45:28 O4g137DQ
シャークと別れた後・立ち読みタイム……

遊馬「…………」ペラペラ

小鳥「…………」ペラペラ

遊馬「…………」ペラペラ

小鳥「…………」ペラペラ

遊馬「…………?」ペラペラ

小鳥「…………」ペラペラ

遊馬「???」ペラペラ

小鳥「…………」ペラペラ

遊馬「……あーこれ合併号か!」ナットクリボン

小鳥「気付くの遅っ!?」


208 : ビックリボー :2014/09/30(火) 23:47:09 O4g137DQ
…………

小鳥「何を買うか決めた? 私はアイス買うけど」

遊馬「う〜ん、ジュースも捨て難いが……やっぱり俺もアイスだな」

小鳥「カードパックは買わないの? そこに新しいやつが並んでるみたいだけど」

遊馬「さっき財布の中確認したら思ってたより残金が少なかったんだよ。小鳥は援助してくれないし」

小鳥「する訳ないでしょ。私だってそんなに手持ちがある訳じゃないんだから」

遊馬「何だよ、偉そうな事言ってたわりにお前も金欠かよ」

小鳥「別に偉そうな事なんて言ってないわよ」


209 : 名無しの決闘者 :2014/09/30(火) 23:48:04 8SqQJT56
やっぱり遊馬可愛いなぁ


210 : ビックリボー :2014/09/30(火) 23:49:45 O4g137DQ
遊馬「ここのコンビニって結構アイスの種類豊富だな」

小鳥「うん、でも美味しそうなのはどれも高いね」

遊馬「袋がパンパンになるくらい買ってたシャークは『シュビドゥバ』だな」

小鳥「それを言うなら『ブルジョワ』よ。てか一文字どころか字数も違うよ」

遊馬「さて、何を買うか……2人共金欠ならこれで良くね?」

小鳥「そうだね、私達には妥当なチョイスかも」


っパピコ


211 : ビックリボー :2014/09/30(火) 23:51:29 O4g137DQ
<アジャジャシター

遊馬「…………」チュー

小鳥「…………」チュー

遊馬「……暑いな」

小鳥「……もうその言葉は聞き飽きたわよ、遊馬」

遊馬「やっぱりもう少し涼んでた方が良かったかな?」チュー

小鳥「でもあんまり長くも居づらいのよね」チュー


212 : ビックリボー :2014/09/30(火) 23:52:40 O4g137DQ
遊馬「はぁ、またあの蒸し暑い部屋に戻るのか」

小鳥「だから嫌なら来なきゃ良いでしょ?」

遊馬「仕方ないだろ。自分の家以外で落ち着ける場所ってお前の所くらいしか無いんだからさ」

小鳥「…………」


213 : ビックリボー :2014/09/30(火) 23:53:25 O4g137DQ
遊馬「……何ニヤニヤしてんだよ? 俺なんかおかしい事言ったか?」

小鳥「別にニヤニヤなんてしてないもん」

遊馬「そうか?」

小鳥「そうよ……ねえ、遊馬」

遊馬「何だよ?」


214 : ビックリボー :2014/09/30(火) 23:55:12 O4g137DQ
小鳥「どうせ家に帰っても暑いなら、もう少し散歩しない?」

遊馬「散歩って何処歩くんだよ?」

小鳥「何処でも良いじゃない。行く場所なんていくらでもあるよ」

遊馬「……それもそうだな」

小鳥「そうと決まればいざかっとビングしましょう、遊馬」

遊馬「っておい、急に走るなよ。待てって、小鳥!」

<ワイワイガヤガヤ


そんなこんなで続く2人の日常

<おわり>


215 : ビックリボー :2014/09/30(火) 23:57:58 O4g137DQ
読んでくれた人、ありがとうございます。

私も遊馬みたいな幼馴染が欲しかったです。


216 : 名無しの決闘者 :2014/10/01(水) 00:21:19 Tn6QYwuw


あの時のssのサイドかな?

ところで、ガイドチャンのssってここじゃないの?


217 : 名無しの決闘者 :2014/10/01(水) 00:27:35 6ZN0jWRo

俺も遊馬のような友達が欲しい
一回でいいから遊馬のカウンセリングを受けたい


218 : 名無しの決闘者 :2014/10/01(水) 00:28:41 6ZN0jWRo
>>216
毎回vipだよ


219 : 名無しの決闘者 :2014/10/01(水) 12:57:19 k0YF8Vro
アリトとギラグはまだあそこに住んでるのかw
凌牙が直接ウチに来いって言っても意地張って来ないだろうし
先生に追い出してもらう→しょうがないからウチに来い
とかしないと死ぬぞあの二人…
もう普通の人間なんだし


220 : 名無しの決闘者 :2014/10/01(水) 18:59:16 TFMSGea.
大丈夫!デュエリストならね


221 : 名無しの決闘者 :2014/10/01(水) 22:26:55 b5Bzz59Q
>>220
なんかすごい説得力がある


222 : 名無しの決闘者 :2014/10/03(金) 23:49:56 PY7BHNEk
そもそもデュエリストって普通の人間に分類していいの?


223 : 名無しの決闘者 :2014/10/04(土) 23:32:25 tMzn.slU
ここってオリキャラSS書いてもよろしいのでしょうか?


224 : 名無しの決闘者 :2014/10/04(土) 23:33:33 AUXBn8p6
安価キャラスレ使えばいいじゃん…


225 : 名無しの決闘者 :2014/10/04(土) 23:55:40 i0IQYLe2
たらい回しワロタ


226 : 名無しの決闘者 :2014/10/05(日) 00:15:51 9bilojTk
>>224
遊戯王のssなら何でもありだろここ
オリキャラのひとつやふたつ許せや


227 : 名無しの決闘者 :2014/10/05(日) 00:16:58 TSXb7ckk
専用スレがあるのにこっちでやる意味がわからないし
その態度も意味わかんない


228 : 名無しの決闘者 :2014/10/05(日) 00:29:47 9bilojTk
>>227
つ鏡
ある程度こっちに流すよう誘導しないと○○専用ssスレとか細分化して乱立するだろうが


229 : 名無しの決闘者 :2014/10/05(日) 06:57:45 4cnwmB0g
安価キャラスレは安価でキャラを作るスレじゃん


230 : 名無しの決闘者 :2014/10/05(日) 07:41:09 CDOsrcw.
「総合」の文字が仇になったな

誰も知らない脳内妄想キャラの物語りが始まるのであった……


231 : 名無しの決闘者 :2014/10/05(日) 09:44:55 T7dd82Fg
>>228
君の心配してるオリキャラss総合スレの細分化だけどさ、あのスレに人全然いないよ?
人のいる気配が無いところでどうやって細分化するの?
これから増える保証があるのかい?
スレ民に文句言う前にやることがあるんじゃないかな?


232 : 名無しの決闘者 :2014/10/05(日) 09:57:03 eIwD/jJU
遊戯王のSS総合スレなのに
個人の脳内妄想キャラのSSでスレ消費されても…
一度おk出して調子に乗った奴に
オリキャラSSでスレ埋められるようになったらどーすんだ


233 : 名無しの決闘者 :2014/10/05(日) 10:21:26 n/3PQG8Q
オリキャラや他作品の遊戯王ネタSSがNGなら次スレではテンプレいじった方がいいんじゃないか
何でもアリって言っちゃってるからちょっとわかりづらいぜ


234 : 名無しの決闘者 :2014/10/05(日) 10:47:26 D.RUv6h.
ss総合なんだからちゃんと面倒見ろよ!!
それが出来ないなら総合を名乗るな!!


235 : 名無しの決闘者 :2014/10/05(日) 10:49:27 uG7Pm/Ts
別に興味なければスルーで通じる話かと思ったけど、今の流れ的にそうでもない感じか…


236 : ◆Bm82Mk3J2Y :2014/10/05(日) 15:52:04 QkMOw0Cw
ジャイアン「俺は気分を壊した! 決闘を申し込むぞ!」

のび太「そんなあ」

ジャイアン「今日の4時に空き地でデュエルだ! 来なかったらどうなるか分かってるよなあ?」

のび太「わ、分かったよ」

のび太「ドラえもーん!!」


237 : ◆Bm82Mk3J2Y :2014/10/05(日) 15:55:05 QkMOw0Cw
のび太「最強のデッキ出して!」

ドラえもん「なんだい。突然」

のび太「実はかくかくしかじかで……」

ドラえもん「ふーん」

のび太「なんだよ! こんなに僕が困ってるのに」


238 : ◆Bm82Mk3J2Y :2014/10/05(日) 16:00:54 JXgl4WEM
確認しておきたい
ここってエロ描写有り?


239 : 名無しの決闘者 :2014/10/05(日) 16:10:04 Xt.bPl2g
エロ担当は深夜のフィールスレが持ってるから


240 : 名無しの決闘者 :2014/10/05(日) 18:02:10 /9L/8TXI
結局書くの?書かないの?中断するの?
はっきりさせといた方がいいと思うよ


241 : ◆Bm82Mk3J2Y :2014/10/05(日) 18:04:07 LsD.7Y6I
>>240
は?読ませてもらってる立場で何様なんお前


242 : 名無しの決闘者 :2014/10/05(日) 18:07:31 wRzxRxp2
いや、他にもss投下したい人とかもいるかもしんないから中断するなら言っといた方がいいと思うよ?


243 : 名無しの決闘者 :2014/10/05(日) 18:12:33 tNp9YyXk
あーあー


244 : 名無しの決闘者 :2014/10/05(日) 18:20:49 T7dd82Fg
>>241
ssの投下を途中でやめたらどうなるのかわかんないの?このスレは君の私物じゃないんだぜ
大体他人に迷惑かけてる奴のssなんて頼まれても読まないから
むしろ注意してくれた>>240>>242にお礼言わなきゃな


245 : 名無しの決闘者 :2014/10/05(日) 18:20:51 Xt.bPl2g
>>241
誰に頼まれたでもなく勝手に書き始めておきながら、文句を言われたら「読ませてもらってる立場で」だなんて、君はなんて香ばしいデュエリストなんだぁ!


246 : 名無しの決闘者 :2014/10/05(日) 18:22:29 1XG6VEmg
「読ませてもらってる」じゃなくて「読んでもらってる」だろオナニスト


247 : 名無しの決闘者 :2014/10/05(日) 18:54:14 CDOsrcw.
荒らしによる釣りにしか見えない


248 : 名無しの決闘者 :2014/10/05(日) 21:04:21 34oc.AZE
別にオリキャラで遊戯王やろうが他作品とクロスオーバーさせようがいいだろ
まだ3スレも消費してねーんだぞここ

書きたいやつは他人に相談とかしないで黙って書けばいいんだよ
良ければ褒められて駄作なら無視されるだけなんだから


249 : 名無しの決闘者 :2014/10/05(日) 23:25:10 sKKlnsiw
お、落ち着け皆
高貴な心を忘れちゃいけない


250 : ◆Bm82Mk3J2Y :2014/10/05(日) 23:34:01 pnUdifJ.
分かった
もう書かんわ
終わり


251 : 名無しの決闘者 :2014/10/05(日) 23:34:37 StyZ6C.M
はい、もうおわり
本来のスレに戻りましょう


252 : 名無しの決闘者 :2014/10/06(月) 13:28:27 zSV6iTf6
建つスレもマンネリ気味で話題もほとんどなし
古参は自治厨と化して他人を叩くことでしか楽しみを覚えてない現状
正直もうここも終わってるよな
一時期はスタ速もしたらばの方からまとめ記事作ってたこともあったけど、こんな有様じゃむしろお荷物だろ


253 : ビックリボー :2014/10/06(月) 15:49:04 CbwEbnB6
投下します

凌牙「雪の日の散歩」


254 : ビックリボー :2014/10/06(月) 15:50:03 CbwEbnB6
神代家・朝……

凌牙(やけに寒いと思ってカーテンを開けたら雪が降ってる)

凌牙(結構積もってるな。今日が休日で助かったぜ)

凌牙(しかしこんなもの見たらドルベの奴はきっとはしゃいで……)


ドルベ「イヤッッホォォォオオォオウ!!」テンションブックス!!←隣の部屋から


凌牙「……こんな風に奇声上げるんだよな」タメイキング


255 : ビックリボー :2014/10/06(月) 15:51:05 CbwEbnB6
数分後・リビング……

ドルベ「いや、こんな一面銀世界の光景など見た事がなかったのでな、年甲斐も無くはしゃいでしまったよ」HAHAHA

凌牙「だからって朝からあんな大声を上げるな。近所迷惑だろうが」

璃緒「30年ぶりの大雪だってさっきニュースでやってたわよ。今日の夜まで降るみたい」

ドルベ「なんとまだ降るのか? これはもう少し気合いを入れる必要があるかもしれないな」ガタッ

凌牙「何の気合いかは分からないが奇声を上げる以外で頼む」


256 : ビックリボー :2014/10/06(月) 15:51:55 CbwEbnB6
ドルベ「そうだ、ナッシュ。今から散歩に出掛けないか?」

凌牙「散歩ってこの雪の中をか?」

ドルベ「勿論。一緒に近くのコンビニまで行こう」

凌牙「冗談だろ?」

ドルベ「本気だ。そもそも私は冗談など言わない」

璃緒(まあ存在そのものが冗談みたいな感じですしね)


257 : ビックリボー :2014/10/06(月) 15:53:00 CbwEbnB6
凌牙「あのな、雪なんてもんは家の中で見るのが一番なんだよ。こんな寒い日に外に出ても凍えて下手すれば風邪引くだけだ。やめとけ」

ドルベ「しかしこんな状況で散歩に出られる経験なんてそうないし……」

凌牙「そんな経験は無理にする必要は無い。どうしても行きたいならお前1人で行けばいいだろう? 俺は今日は外に出るつもりは無い」

ドルベ「ナッシュ……(´・ω・`)」

凌牙「……そんな顔されても嫌なもんは嫌だ」

璃緒「そんな事言わずに付き合ってあげたら? ドルベも初めては貴方とが良いのよ」

凌牙「なんか微妙にいかがわしく聞こえるのは俺の気のせいか?」


258 : ビックリボー :2014/10/06(月) 15:53:53 CbwEbnB6
…………

凌牙「で、結局付き合う事になったが……お前は付いて来ないのかよ」

璃緒「だって日曜日の午前中は家のお掃除をするって決めてるんだもん」

凌牙「じゃあ俺が代わりに掃除するからお前がドルベに付き合ってくれよ」

璃緒「駄目よ、これは私の仕事なんだから。それにぶっちゃけ私、寒いの苦手だし」

凌牙「本音はそれかよ、氷の女王……じゃあさっさと行って終わらして来る。何か買って来るもんあるか?」

璃緒「じゃあごっくん馬路村」

凌牙「通販で頼め」


259 : 名無しの決闘者 :2014/10/06(月) 15:54:38 PaPNLO9Y

運が良く休日貰っていたので出掛けることもできない中チマチマ打ってたよ。
昨日ドングリが坂から落ちてきたのでトト○ねたでカイト。
七皇の突っ込みが消えた…


カイト「タキオンとの闘いに決着を着ける!」

ミザエル「面白い!銀河眼同士の至高の決闘受けて立とう!」

ナレーション「最強のギャラクシー決戦!(半切れ)」

カイト「フォトンチェンジ!うおおお」

ミザエル「バリアルフォーゼ!」

白い人&風呂上がり「「決闘!」」

扉バンッ
イリス「ミザちゃま!たいへん!たいへん!」

風呂上がり解除「…なんだイリスとハルト!つまらん要件ならばただではおかんぞ」

ハルト「うぅ…ごめんなさい!多分つまらないです;;」

カイト「ハルトを泣かせるなミザエル!…それで、どうした」

イリス「ハルトがじっさいのトト○をみたことないんだって!」


カイト(…本当につまらない!)

ミザエル「なにッ!それは本当か!」

カイト「…何が…起こっている」

ミザエル「…まさかカイト!貴様もトト○見たこと無いのか?」

カイト「いや、あの絵本に出てくる奴だろう?実際居るわけが」

ミザエル「なんと!カイトも見たことがないのか!?
…非常事態だ!こうなったら」ピカー

カイト「うおっまぶしっ」

ドヤドヤ
ギラグ「この光はバリアン七皇召集の合図」

アリト「どうした?非常召集なんかかけて一体何があった?」
ドヤドヤ

ハルト「うわあ;いっぱい出てきた!」

ミザエル「一大事だ。カイトもハルトもトト○を見たこと無いらしい」

七皇「「…」」

ハルト(ご、ごめんなさい。こんな話で;)

アリト「なにィ!トト○なんて人懐っこい幻獣だぜ?
見たのに忘れているだけじゃないのか?」

カイト「くいついただと…?!」


260 : ビックリボー :2014/10/06(月) 15:55:17 CbwEbnB6
…………

ドルベ「おお、やはり家の中から見るのと実際に外に出てみるのとでは違うな」

凌牙(寒い……)

ドルベ「それにしても我々以外に全然人の姿が見えないな。車も通ってないぞ」

凌牙「交通もマヒしてるって話だしな。そもそもこんな大雪の日に散歩しようなんて考えるのはお前みたいな物好きか、さもなきゃただの馬鹿か……」

遊馬「――おーい、シャーク! ドルベ!!」ノシ

ドルベ「おや、あそこに居るのは遊馬か。一生懸命手を振ってくれているぞ」

凌牙「…………」


261 : 名無しの決闘者 :2014/10/06(月) 15:55:26 mc6hcMa.
ごめんなさい先どうぞ


262 : ビックリボー :2014/10/06(月) 15:56:37 CbwEbnB6
遊馬「何だ、何だ。お前らも散歩かよ。だよな、こんな大雪みたらテンション上がって外に飛び出したくなるよな♪」

凌牙「朝からテンション高いな、お前。まあ俺はドルベに付き合わされただけだが……」

小鳥「おはよう、シャーク、ドルベさん」

ドルベ「おや、観月小鳥も居たのか。何だか少し眠そうだな」

小鳥「朝早くから遊馬が一緒に散歩しようって家に来たもんで……正直なんでこんな大雪の中で散歩なんてとは思うんだけどね」

凌牙(分かる。今小鳥の気持ちがすごい分かる)


263 : ビックリボー :2014/10/06(月) 15:57:45 CbwEbnB6
遊馬「ほっ!」

ズボ!!

ドルベ「はっ!」

ズボ!!

遊馬「くぅ〜やっぱり積もった新しい雪を踏むのは楽しいぜ!」

ドルベ「うむ、これはプチプチを潰すのと同じくらいの快感だな」

遊馬「おっ、見ろよ、ドルベ! あっちの公園は一面真っ新だぜ!」

ドルベ「何と! これは踏みごたえがありそうだ」

遊馬「ならさっそくかっとビングだぜ、俺達!!」

ドルベ「うむ、今こそ白き盾の力を見せる時!!」

<キャッキャ

凌牙&小鳥(……子供だ)


264 : ビックリボー :2014/10/06(月) 15:58:33 CbwEbnB6
小鳥「遊馬もドルベさんもこの寒い中で良くあれだけはしゃげるなぁ〜」

凌牙「俺らには到底真似は出来ないな」

小鳥「うん、確かに真似は出来ないけど……見る分には悪い気はしないわよね」

凌牙「まあな」

小鳥「だから付き合っちゃうんだよね。こんな日でも……私、あの笑顔大好きだし」

凌牙「……そうだな」


265 : ビックリボー :2014/10/06(月) 15:59:39 CbwEbnB6
凌牙「おーい、お前ら。何時までも遊んでないでいい加減コンビニ行くぞぉ〜」

ドルベ「おお、すっかり忘れていた。私の脳内から『コンビニ』の4文字を消すとは……恐ろしいな、雪!!」ビックリボー

遊馬「コンビニ行くなら肉まん買おうぜ、肉まん! 寒い日はやっぱり肉まんだぜ!!」

小鳥「遊馬、そんなにはしゃぐと転んじゃうわよ」






――4人は仲良く肩を並べて雪道を歩きます


――コンビニに着いたドルベが入口で盛大に転んでそのまま自動ドアに頭を挟まれたりもしたけれど


――今日もハートランドシティは平和です

<おわり>


266 : ビックリボー :2014/10/06(月) 16:07:26 CbwEbnB6
ゼアルのSSは今回で完結です。今回は約1ヶ月と短い期間でしたが最近はSSを書く時間を取るのも難しくなりましたし、正直ネタもマンネリ化して来たのでここでスッパリ終わらせようと思います。

今回読んでくれた人もこれまで読んでくれた人もありがとうございました。しばらくはSSを書くのはお休みしますが、また何時かSSを書いた時はよろしくお願いします。では。


267 : 259 :2014/10/06(月) 16:14:04 mc6hcMa.
お疲れ様でした。
遊馬とドルベに雪の中駆け回る犬と猫をかんじた

あと最後だって言うのに気付かず割り込んでしまってごめんなさい。


268 : 速攻魔法<削除> :速攻魔法<削除>
速攻魔法<削除>


269 : 速攻魔法<削除> :速攻魔法<削除>
速攻魔法<削除>


270 : 名無しの決闘者 :2014/10/06(月) 17:03:10 gI/KMLoE
乙!面白かった
しばらく読めなくなるのか、残念だなぁ
ドルべが可愛くて良かったよ


271 : 速攻魔法<削除> :速攻魔法<削除>
速攻魔法<削除>


272 : 名無しの決闘者 :2014/10/06(月) 17:11:02 otKSeKr6
何でこの季節に雪なんだよwww
挟まれたドルべは人間として認識されていないということか……
また読めるのを楽しみにしてます


273 : 名無しの決闘者 :2014/10/06(月) 17:51:13 I7.UXOKg

俺にも遊馬やドルべのような面白い友達がいたらなぁ…
いつも楽しみにさせてもらってるから寂しいです

あと、
>>259さんのSSも読みたいです


274 : 名無しの決闘者 :2014/10/06(月) 18:38:51 wNoYW5oQ
乙。もうゼアルの面々では見られないのか……でもリアルは大事にしないとだし仕方ないか。

ドルベはなんというか相変わらずだなぁ(ほっこり)


275 : 259 :2014/10/06(月) 18:56:28 RxyZyqQA

じゃあ余分に1コメ使っちゃいますが仕切りなおしで最初からあげさせてもらいますね

昨日ドングリが坂から落ちてきたのでトト○ねたでカイト。
七皇の突っ込みが消えた…(説明文)

カイト「タキオンとの闘いに決着を着ける!」

ミザエル「面白い!銀河眼同士の至高の決闘受けて立とう!」

ナレーション「最強のギャラクシー決戦!(半切れ)」

カイト「フォトンチェンジ!うおおお」

ミザエル「バリアルフォーゼ!」

白い人&風呂上がり「「決闘!」」

扉バンッ
イリス「ミザちゃま!たいへん!たいへん!」

風呂上がり解除「…なんだイリスとハルト!つまらん要件ならばただではおかんぞ」

ハルト「うぅ…ごめんなさい!多分つまらないです;;」

カイト「ハルトを泣かせるなミザエル…それで、どうした」

イリス「ハルトがじっさいのトト○をみたことないんだって!」


カイト(…本当につまらない!)

ミザエル「なにッ!それは本当か!」

カイト「…何が…起こっている」

ミザエル「…まさかカイト!貴様もトト○見たこと無いのか?」

カイト「いや、あの絵本に出てくる奴だろう?実際居るわけが」

ミザエル「なんと!カイトも見たことがないのか!?
…非常事態だ!こうなったら」ピカー

カイト「うおっまぶしっ」

ドヤドヤ
ギラグ「この光はバリアン七皇召集の合図」

アリト「どうした?非常召集なんかかけて一体何があった?」
ドヤドヤ

「うわあ;いっぱい出てきた!」

「一大事だ。カイトもハルトもトト○を見たこと無いらしい」

七皇「「…」」

ハルト(ご、ごめんなさい。こんな話で;)

アリト「なにィ!トト○なんて人懐っこい幻獣だぜ?
見たのに忘れているだけじゃないのか?」

カイト「くいついただと…?!」


276 : 259 :2014/10/06(月) 18:57:21 FzbkNRsg
カイト「…ハートランドと絵本のような村では自然が違うだろう。
昔から居なかったのではないか?」

ギラグ「いゃあ、普通に戦国時代にいたぜ」

カイト「…地元の方からフォローがあったが
現代科学の発展しまくったこの地でそんな馬鹿みたいなものが…」

璃緒「子供の頃ネコバスには会いましたけれど?」

凌牙「ああ、あの時は大変だった。璃緒が泣きまくるから
ネコバスにもう少しステルス能力上げてもらったっけか」

カイト「…よしんば十数年前は居たとしても今いるわけが」

ベクター「つうか、此処に住むにあたってトト○には挨拶に行ったぜ?」

カイト「…」

ドルベ「ポン太はともかく、マッハやジンロン、ベクターの遺跡にいたミノタウロスなど
ヌメコ(略称)でいきなり現れた様なものだから彼らに説明しないとな。
…ドラゴンと決闘しておいて何故今更トト○が居ないと錯覚した?」

ベクター「ちっちゃいのと青いのとのタッグ決闘は熱かったな」

ドルベ「初手『終焉のカウントダウン』とは恐れ入った。
正直初手が心許なく自信無かったな」

カイト「待て…待て;なんだそれは?貴様等俺をからかっているのか?
そんな非常識が平然とまかり通ってなるか!」

ハルト「に、兄さん;(ドンドン錯乱していっている…)」

イリス「わかった。ならあえばいいんだ」

ハルト「…会う…?」

ミザエル「そうだな、カイトは見れば納得するタイプだから一見すればいいのだ」


277 : 259 :2014/10/06(月) 18:58:37 FzbkNRsg
ベクター「なる程な、ならオレとドルベが連絡先交換してるから
今から向かって良いか連絡入れてみよう」

カイト「おい」

ドルベ「どうしたカイト?
遊びと人間好きの彼らがDゲイザーを持って居ないわけが無いだろう」

カイト「おい」

アリト「ネコバスならひとっ飛びなんだが…そうか、メラグが乗れないのかぁ」

璃緒「ごめんなさい。もう少しネコに見えなければ耐えられるのだけれども…」

カイト「おい」

ギラグ「懐かしいな〜。な、ポン太」

凌牙「俺は…大会不正騒動以来会えていなかったから」

ミザエル「私など前世で死んでから一度も会っていない。今スゴくワクワクしている」

カイト「…どういう…ことだ(突っ込みが居ない)」

イリス「わぁいトト○!トト○!」キャッキャ

ハルト「兄さん…もう良いよ…
一回見に行こう、ぼくもう疲れたよ(ボケの激流葬に)」

カイト(ハルトオオオ!?)

ベクター「連絡とれたぜ。じゃあ行くか」(イリスの手を取る)

イリス(無言の叩き払い)

ベクター「…」(ハルトの手を取る)

ハルト(無言の叩き払い)

ベクター「おいおまえら」

凌牙「ざまあ(ざまぁ)」

ドルベ「ブーックスクス(二人とも君を許してはいるが
仲良くするには時間が掛かる。許してやってくれ)」

ベクター「許してやるよぉ!…ガキはな!
テメェらはいい加減にしろこのチラチラコンビィィ!
本音と建前逆だと思いきや、本音しか無ぇしよぉおお!」


278 : 259 :2014/10/06(月) 19:02:48 FzbkNRsg
ミザエル「さて到着したら私もカイトとタッグ決闘挑むかな、大きい奴がいい」

ベクター「ならエクゾディアに気をつけろよミザちゃ〜ん」

ミザエル「五月蝿いふざけた呼び名で呼ぶな。
黙れベクター。どんな敵でも貴様ごと打ち砕くのみ!」

ドルベ「しかし君とカイトのカードはデッキ削りやハンデスは
無かった筈、相手にペースをとられれば負けるぞミザっぴょん」

ミザエル「流石ドルベ。そうだな気をつけよう」

ベクター「オイミザエル。お前の耳と思考はどうなってるんだよ?」

ミザエル「(無視)…そう言えばさっきから話していないなカイト、どうした?
森羅とかナチュルとかじゃなく特殊勝利で固められてるトト○を疑問に感じたか?」

カイト「いや…それも気になるのだが…」

ミザエル「?」

カイト「俺はもう18歳なのだが、トト○にちゃんと会えるのだろうか?」



七皇「「知らん、そんな事は俺(私)の管轄外だ(よ)」」

カイト「…だよな(ションボリ)」

ハルト「兄さん…;」

おわり


カイトがトト○にちゃんと会えたかどうか知ら管。(ぶんなげ)


279 : 名無しの決闘者 :2014/10/06(月) 19:22:29 I7.UXOKg

何か凄く続きが気になる


280 : 速攻魔法<削除> :速攻魔法<削除>
速攻魔法<削除>


281 : 速攻魔法<削除> :速攻魔法<削除>
速攻魔法<削除>


282 : 名無しの決闘者 :2014/10/06(月) 19:33:14 SWqFyySk
ベクターがいいキャラしてる
普段攻勢のベクターが苛められてるのも面白いな


283 : 名無しの決闘者 :2014/10/06(月) 19:56:55 CbwEbnB6
乙なのです

ドルベの「ブーックスクス」に不覚にも吹いた


284 : 名無しの決闘者 :2014/10/06(月) 20:11:24 8TPx9JVo
ss批評家様がいらしてるみたいだから俺も書いたら批評してもらいたいな。どんな臭いレスが来るか楽しみ


285 : 名無しの決闘者 :2014/10/06(月) 20:44:54 xAp5vFOY
スルースキル検定3級の試験中だぞ察しろ


286 : 名無しの決闘者 :2014/10/06(月) 22:13:04 r9zsjj1I
>本音と建前逆だと思いきや、本音しか無ぇしよぉおお!
ワロタ
遊馬だったらトト○もネコ○スも
普通に見えて違和感もなく戯れてそうな気がする


287 : 名無しの決闘者 :2014/10/07(火) 07:51:53 Oucf1qH6
乙!
イリスとハルトのロリショタコンビいいな
今までイリスは七皇(バリアン住民含む)以外との絡み見たことなかったから
新鮮だ


288 : 名無しの決闘者 :2014/10/07(火) 15:41:14 HzhISfNw
今日10/7だったんだ…
タキオンの日じゃないか
何かタキオン絡みの話が見たいな


289 : ビックリボー :2014/10/07(火) 18:57:30 gGX07/6c
ここで書いてる自分のゼアルSSのラスト3話が全部コンビニが関係していたことに今更ながら気づく・・・ネタ切れてたんだな〜(汗


290 : 名無しの決闘者 :2014/10/07(火) 19:08:52 HzhISfNw
結局自分で書いてみた
前から書いてみたいと思ってたのもあるけど
期待しないで読んでね

ミザエル「進研ゼミ…?」


291 : 名無しの決闘者 :2014/10/07(火) 19:09:34 HzhISfNw
私、滝尾ミザエル(偽名)!

中学三年生!

異世界同士の命運を賭けた壮絶な戦いは幕を閉じ、バリアンだった私もこうしてハートランド学園に通うことになったの!
そして私のギャラクシーでタキオンな毎日が始まるはず、だったのに……


ドルべ「慣れたことではあるが、やはり今日も朝から浮かない顔だな、ミザエル」

ミザエル「……」

ドルべ「……何故、何があったか話してくれないのだ」

ミザエル「貴様には関係ない」


私の毎日はギャラクシーからもタキオンからも程遠くって……


ドルべ「君も七皇の一人。私の大切な仲間だ。無関係ではない」

ドルべ「放っておける訳がないだろう」


コイツは同じクラスの天馬ドルべ(偽名)!
頭はいいけど、余計なお節介ばかり焼いてきてイラッとくるぜ!!


292 : 名無しの決闘者 :2014/10/07(火) 19:11:13 HzhISfNw
キーンコーンカーンコーン

ミザエル「また今日も一時間、この訳の分からぬ紙を眺めさせられるのか」

ミザエル「!?」

ミザエル「107°!?」

ミザエル「タキオン!!」

ミザエル「……何だ、ただの角度か…」

ミザエル「……タキオン………」


私の生活に足りていない唯一つのもの、それは……


ミザエル「No.107 銀河眼の時空竜……!!」


あれを失ってからの私は無気力。

毎日が退屈に思える。

タキオン無しで、どうやって生きて行けばいいの……


先生「はい、テスト終了」

先生「回収するぞ」

先生「滝尾!また解答用紙に意味不明な絵なんて描きやがって!」

ミザエル「……」

先生「これは何だ?言ってみろ。これのどこが問題の答えになってるんだ?」

ミザエル「……」

女子生徒A「ねーねーまたあの子よ」クスクス

女子生徒B「痛々しいわねー」クスクス

ドルべ(ミザエル…)


293 : 名無しの決闘者 :2014/10/07(火) 19:13:03 HzhISfNw
放課後

ドルべ「ミザエル」

ミザエル「何だ?」

ドルべ「今日は宿題が出ていたが…君はまたやらないつもりなのか?」

ミザエル「無論」

ドルべ「……だが、それではいつまで経っても変わらないぞ。このままではやっていけなくなる時が必ず来る」

ミザエル「……」

ミザエル「私は変わりたいとは思わない。これから先、生きていく希望もない」

ミザエル「私にはもう生き甲斐が無いのだ…」

ドルべ「……」

ドルべ「ミザエル、君が失った、以前までの生き甲斐とは何なのだ?それを教えてくれないか」

ミザエル「…………」

ミザエル「タキオンだ」

ドルべ「タキオン……」

ミザエル「ああ。タキオンこそが私の人生そのものだった。私の全てだった…」

ミザエル「だが、今そのタキオンは消えてしまった……もう二度と私が手にすることは無いだろう」

ミザエル「タキオンのいない世界で、私が生きる意味など無い」

ミザエル「いっそここで死」

ドルべ「やめろミザエル」


294 : 名無しの決闘者 :2014/10/07(火) 19:13:39 KG7sFHcs
>>289
ネタ切れしてるのに面白いなんて最高じゃないですか


295 : 名無しの決闘者 :2014/10/07(火) 19:14:51 HzhISfNw
ミザエル「……」

ドルべ「……」

ドルべ「正直、私はもっと君の力になれる自信があった。友として」

ドルべ「だが、私は甘かったようだ……君の抱える悲しみは、私の想像を遥かに超えて深い」

ドルべ「私が君にしてやれることは少ないだろう」

ドルべ「だが、それでも私には君の友として、やらねばならぬことがある」

ミザエル「ドルべ…?」

ドルべ「ミザエル。君は生きていかなければならない。これから先の未来へ向かって」

ミザエル「何故だ?私には生きていきたいという希望が無いと言っただろう…?」

ドルべ「君のタキオンへの想いは本物だ。ならば、その想いで成就させようとは思わないのか?タキオンとの再会を」

ドルべ「今までの君の生きる希望はタキオンだった。ならば今度は、そのタキオンとの再会を希望にして生きていけばいい」

ドルべ「どんな時でも希望を捨てず、未来に立ち向かう。それがかっとビングだ。君もよく知っているだろう?」

ミザエル「……」

ドルべ「この世界は広い。アストラル世界や、バリアン世界にも負けない程にな。だから、タキオンと出会う方法だって転がっているかも知れない」

ドルべ「それに、私を含む七皇や遊馬やカイト、それにタキオンだって、今の落ち込んだ君の姿なんて望んでいないはずだ」

ドルべ「かっとビングだ、ミザエル」

ミザエル「………」

ミザエル「ドルべ、ありがとう」

ミザエル「わかった……私は決めた。未来のために、そしてタキオンのために生きる!かっとビングだ!私!」

ドルべ「その意気だ!」

ドルべ「ではミザエル、まずは宿題から始めよう」

ミザエル「くっ…宿題だと?」

ドルべ「ああ。どんなものに挑戦するにしても、まずは身の回りの小さな所からだ。それに、またクラスメイトの前で恥を晒すのも嫌だろう?」

ミザエル「……わかった」

ドルべ「今日はこのまま私の家(ナッシュ宅)に来るといい。私が教えてやろう」


296 : 名無しの決闘者 :2014/10/07(火) 19:17:09 HzhISfNw
神代兄妹の家

ミザエル「……くっ、全然わからん!!」

ドルべ「まさか君がこれ程の有り様だとは……」

ミザエル「仕方がないだろう。授業中は107という数字を探したりタキオンの絵を描いたりタキオンに似た形の雲を探したりで忙しいのだ」

ドルべ「君という男は…」

璃緒「二人とも、カルピスなんて如何?」

ドルべ「頂こう」

ミザエル「フン、貰っておいてやろう」

璃緒「ドルべも大変ね。タキオン馬鹿の専属教師なんてやらさせられて」


コイツはメラグ!人間世界では神代璃緒という名で生活している。
私とは違い二年生だが、コイツも成績優秀だったりするらしいの……


ミザエル「私は馬鹿ではない!それにこれは私が頼んだのではなく、ドルべが自ら買って出たものだ!!」

ドルべ「ミザエルの言う通り、私が自分の意思で始めたことだ。だが、この調子では……私の手には負えない」

璃緒「んー、困ったわ…」


297 : 名無しの決闘者 :2014/10/07(火) 19:18:48 HzhISfNw
璃緒「!!」ピコーン

璃緒「そうだ、これなんてどうかしら」

ドルべ「何だ、これは」

璃緒「進研ゼミよ」

ミザエル「進研ゼミ…?」

璃緒「そう。ベネッセってとこがやってる通信教材で、毎月送られてくるテキストで勉強するの。とってもわかりやすい解説つきで、しかも赤ペン先生っていう専属教師までつけてくれるの。あなた専用のアストラルってとこかしら」

ミザエル「専用のアストラルだと!?」

ドルべ「……つまり九十九遊馬もこの進研ゼミの力で……!!」

璃緒「何か勘違いしてるようだけど、例えが悪かったかしら」

璃緒「とにかく、進研ゼミの力があればアホのミザエルでもすぐに勉強ができるようになるわ!」

璃緒「他にも進研ゼミには魅力があるのよ」

璃緒「進研ゼミでの勉強を頑張る程にポイントが貰えて、そのポイントに応じたプレゼントが貰えるの!」

ドルべ「ポイント制?」

ミザエル「なるほど。つまり進研ゼミでの学習がタキオン入手につながる可能性もあるわけか」

ドルべ「それはないと思うぞ」


298 : 名無しの決闘者 :2014/10/07(火) 19:21:34 HzhISfNw
璃緒「私は人間として生活していた頃からこの進研ゼミをやっていたのだけれど、進研ゼミのおかげでテストはいつも満点、学校祭でも大活躍、先生からも生徒からも人気の優等生になれたのよ!」

ドルべ「でもお高いんでしょう?」

璃緒「そんなことないわ!進研ゼミは他の通信教材や塾よりもずっと安く受講できるの!」

璃緒「ベネッセカードや株式優待も駆使すればもう少し安くなるわよ!」

ミザエル「だが…継続していくとなると……」

璃緒「大丈夫よ、きっとナッシュが全額払ってくれるわ!」

璃緒「それに私の紹介で入会すると、お互いに図書カード1000円分が貰えるの!」

ドルべ「なるほど、カードパックを取り扱っている書店であればカードを購入することもできるな」


299 : 名無しの決闘者 :2014/10/07(火) 19:23:17 HzhISfNw
璃緒「そして、これ!進研ゼミの入会案内!二人に渡しておくわ。お試しテキストも入ってるから、参考にして」

ミザエル「……これは何だ?」

璃緒「漫画ね。進研ゼミに入会するとどんなメリットがあるのかわかりやすく紹介してるのよ」

ミザエル「ふむ……」



蝉丸「俺、進研蝉丸!中学一年生!」

蝉丸「部活はサッカー部だ!」

蝉丸「部活で忙しくて勉強には全然手がつかなかったけど、進研ゼミは自分のやりたい時に自分のペースで進められるんだ!だから部活と両立できる!」

蝉丸「進研ゼミを始めてから、友達も沢山増えた!俺の友達は有害生物だけじゃねえ!」



ドルべ「絵面が苦しいな」

ミザエル「ほう……」

璃緒「どう?二人とも?」

ドルべ「わかった、メラグ」

ミザエル「私たちは進研ゼミを始めるぞ!」

璃緒「やった!志望校合格目指して頑張りましょう!」


300 : 名無しの決闘者 :2014/10/07(火) 19:26:36 HzhISfNw
その後

ミザエル「この機械はどう使うのだ?Dパッドの一種か?」

璃緒「それは英単語の正しい発音を確認するために使うのよ。ほら、試しにこの単語を」

ミザエル「ほう」ポチッ

<ブックス!

ミザエル「おお」ポチッ

<ブックス!

璃緒「」ブッ

ミザエル「……」ポチッ

<ブックス!

璃緒「ちょっ……ミザエル!やめなさいwww」

ミザエル「……」ポチッ

<ブッブッブッブッブックス!


301 : 名無しの決闘者 :2014/10/07(火) 19:30:45 HzhISfNw
ドルべ「赤ペン先生というのはとても優しいのだな!私もこのような女性を伴侶に持ちたいものだ」

ミザエル「しまった!書き間違えてしまった!」

璃緒「そのペンなら間違えても大丈夫よ。ほら、こうして」

ミザエル「!!??」

ミザエル「文字が消えただと!?一体どんな技を使った!?」


302 : 名無しの決闘者 :2014/10/07(火) 19:31:25 HzhISfNw
数ヶ月後

ミザエル「進研ゼミを始めてからというもの、私の生活は非常に充実したものとなった」

ミザエル「部活は新しく設立したタキオンホッケーが思いの外人気を博し、部員も増え続けている。そして部長の私は部員たちから慕われている。先輩というのは気分がいいものだ」

ミザエル「勉強については言うまでも無いが、毎度クラスの最高得点をドルべと争っている」

ミザエル「ドルべの方はというと、どうやら乗馬部に入ったらしい。この学校には珍しい部活があるものだ」

女子生徒A「あっ、ミザエルくーん!今日のお昼、私と一緒に食べない?」

ミザエル「断る。人間の貴様との食事など、不味くなるに決まっているだろう。去れ」

女子生徒A「相変わらず冷たい!でもそこに惚れちゃう!」ズキューン

女子生徒B「ミザエル君!あたし、ミザエル君のためにお弁当作ったの!食べてくれない?」

ミザエル「悪いが、今日はタキオンのキャラ弁があるのでな。断る」

女子生徒B「ちょっと変なとこは相変わらずだけどそこも可愛い!」ズキューン

ミザエル「最近やたらと女子に話しかけられるようになったが……これは進研ゼミのデメリットということなのだろう。強大すぎる力にはそれ相応の代償が伴う」


303 : 名無しの決闘者 :2014/10/07(火) 19:33:23 HzhISfNw
ドルべ「ところでミザエル、君はもうポイント制でのプレゼントは貰ったか?」

ミザエル「素直に努力賞といえ。謎のポイント制推しはなんだ」

ドルべ「私は5000円分の図書カードを頼んだところだ。見てくれ」

ミザエル「おお…」

ドルべ「これだけあれば箱買いも可能だろう。これでデュエリスト・アドベント収録の新規光天使を入手することができる!」


遊戯王アーク・ファイブ オフィシャルカードゲーム ザ・デュエリスト・アドベント
メーカー希望小売価格:143円 (税抜)


ドルべ「君は何にするつもりだ?」

ミザエル「特に決めていないが…図書カードくらいしか選択肢も無かろう」

ドルべ「カタログには色々賞品が乗っているから、一度目を通すべきだろう」


304 : 名無しの決闘者 :2014/10/07(火) 19:34:39 HzhISfNw
ミザエル「ふむ……図書カードだけでなく、iPodや時計、文房具と様々な種類があるのだな」

ミザエル「後半のページに進むに連れてポイントが高くなっていくな」

ミザエル「最後のページには一体どんな賞品が…?」

ミザエル「!?」

100000000ポイント
No.107 銀河眼の時空竜

ミザエル「バカな……タキオンだと!?」

ミザエル「タキオンが賞品になっているなど、そんなはずは……」

ミザエル「いや、待て。進研ゼミはアストラルと関係があるとメラグが言っていたな。もしそれが本当だとすれば……」

ミザエル「アストラルの奴め。我ら七皇と同様、タキオンをこの世界に転生させていたというわけか……くっ、相変わらず不器用な奴だ」

ミザエル「今の私のポイントではタキオンには程遠いな……だが!」

ミザエル「待っていろタキオン。必ずお前を取り戻してみせる!!」


305 : 名無しの決闘者 :2014/10/07(火) 19:35:34 HzhISfNw
>>303
しまった

×乗っている
◯載っている


306 : 名無しの決闘者 :2014/10/07(火) 19:37:17 HzhISfNw
更に数ヶ月後

ミザエル「ようやくここまで辿り着いた……」

ミザエル「100000000ポイント……!」

ミザエル「……交換申し込み、完了!!」

ミザエル「これでいつでもタキオンを呼ぶことができ……」

???「よくぞポイントを貯めてくださいました」

ミザエル「!?」

ミザエル「誰だ、貴様は!?いつからここに!」

???「私は赤ペン先生。貴方の守護者……」

ミザエル「お前が私の赤ペン先生か……!」

赤ペン先生「タキオンをお渡しします。駅前広場にお越しください」


307 : 名無しの決闘者 :2014/10/07(火) 19:40:50 HzhISfNw
駅前広場

ミザエル「出てこい!ここに真のギャラクシーアイズ使い、ミザエルが来た!」

赤ペン先生「フフ…フッハッハッハハハハハハ!!」

ミザエル「何を笑っている…?」

赤ペン先生「赤ペン先生がわざわざ努力賞を直接届けに来るわけが無かろう。郵送だ、バカめ」

ミザエル「何だと…!?だが、そんなことはどうでもいい、早くタキオンを寄越せ!」

赤ペン先生「ああ、言われずともタキオンは貴様に返そう……」

赤ペン先生「貴様は我が新たな器となるのだ!!」シュッ!!

ミザエル「なっ!タキオンのカードを投げるなど!!」

ミザエル「もっと大切に扱え!」

ミザエル「くっ……ここは私の胸で受け止める!さぁ飛び込んでこい!タキオン!」

グサッ!!

ミザエル「ぐうううううう!?」

赤ペン先生「バカめ」

ミザエル「ぐああああああああっ!?タキオンが胸に刺さって……!!」

ミザエル「ハッ、これは……!?私が人間であった頃、ドン・サウザンドに洗脳された時と同じ……!?」


308 : 名無しの決闘者 :2014/10/07(火) 19:42:27 HzhISfNw
赤ペン先生「その通りだ」

ミザエル「貴様……ドン・サウザンド!!」

赤ペン先生「ようやく気付いたか」モクモク

ドン・サウザンド「貴様の解答を添削してやっていたのは我だ」

ミザエル「くっ……!!」

ドン・サウザンド「分数の計算すらまともに出来なかった貴様が、今やハートランド屈指の進学校への入学を志す程になるとはな」

ドン・サウザンド「だが、貴様の未来はここで潰えるのだ」

ミザエル「どういう意味だ……?」


309 : 名無しの決闘者 :2014/10/07(火) 19:45:47 HzhISfNw
ミザエル「どういう意味だ……?」

ドン・サウザンド「貴様は再びオーバーハンドレッドの呪いを受け、我の新たな器となる」

ミザエル「何だと?」

ドン・サウザンド「貴様の数字は107、末席の七皇。にも関わらず、何故ナッシュに次ぐ程の力を持っていたのか」

ドン・サウザンド「それは貴様の持っていたオーバーハンドレッドナンバーズ、No.107 銀河眼の時空竜の力……」

ドン・サウザンド「それ故、オーバーハンドレッドの力への依存は他の七皇よりも強い。その力を失えば、再び強く欲するのが道理」

ドン・サウザンド「そこで我は進研ゼミに潜入し、タキオンを賞品としたのだ」

ドン・サウザンド「強く願えば引かれ合うもの。貴様とタキオンは互いに引き付け合い、知らずのうちに進研ゼミは二つを結びつけた」

ドン・サウザンド「そして今、タキオンを欲し続けた貴様のカオスは最大限に高まっているはずだ!」

ドン・サウザンド「今の貴様の体を奪い、再び我は復活し、力を取り戻す!」


310 : 名無しの決闘者 :2014/10/07(火) 19:47:29 HzhISfNw
ミザエル「……貴様の計画などに興味は無い」

ミザエル「だが、貴様の言葉に看過できないものがあった」

ミザエル「私がタキオンを欲するのは、力のためではない!!」

ミザエル「タキオンは私の友だ!相棒だ!家族だ!タキオン無くして私はあらず、私無くしてタキオンもまたあらず!互いに必要不可欠!無くてはならない存在なのだ!!」

ミザエル「タキオンは…タキオンは私の全てだ!生き甲斐だ!」

ミザエル「貴様の洗脳など受けぬ!タキオン!私に応えろ!再び共に歩むと誓え!!」ピカーン

ドン・サウザンド「バカな!呪いの力を押さえ込んだだと!?」

ミザエル「フッ……ドン・サウザンド。我らを愚弄したこと、許しを請うなら今のうちだぞ」

ドン・サウザンド「仕方あるまい。ならば我自身の力で捩じ伏せるまで」

ミザエル「やる気か。いいだろう。私とタキオンの力の前に平伏すがいい!!」

ミザエル&ドン・サウザンド「デュエル!」


311 : 名無しの決闘者 :2014/10/07(火) 19:50:38 HzhISfNw
ミザエル「先攻はもらう!私のターン!」

ミザエル「私はカードを3枚セットしてターンエンド!」

ドン・サウザンド「我が力の前に、たかが三枚の伏せカードがどれ程の意味を成すか……」

ドン・サウザンド「我のターン、ドロー!」

ドン・サウザンド「我は手札からテラ・フォーミングを発動!デッキからヌメロン・ネットワークを手札に加える」

ドン・サウザンド「そしてフィールド魔法、ヌメロン・ネットワークを発動!」

ミザエル「ここだ!リバースカードオープン!魔宮の賄賂!ヌメロン・ネットワークの発動を無効にし、破壊する!そして貴様はカードを1枚ドローする」

ドン・サウザンド「くっ…」

ミザエル「ヌメロン・ネットワークさえ無ければ貴様の戦略は瓦解する!!」

ドン・サウザンド「フンッ…この程度で」

ドン・サウザンド「……!?」
LP2500

ドン・サウザンド「何故我のライフが減少している…?」

ミザエル「それは私が、手札から冥王竜ヴァンダルギオンの効果を発動していたからだ」

ミザエル「カウンター罠によって貴様の魔法カードを無効にしたことで、このカードを手札から特殊召喚する。そして貴様に1500のダメージを与える!」

ドン・サウザンド「小賢しい真似を」

ドン・サウザンド「だが、貴様の読みは甘かったということだ。我は手札から2枚目のヌメロン・ネットワークを発動!!」

ミザエル「何だと!?」

ドン・サウザンド「更に手札からヌメロン・ダイレクトを発動!エクストラデッキから4体のナンバーズを特殊召喚する!」

ミザエル「させるか!トラップ発動、神の警告!ライフを2000払う…!」
LP4000→2000

ドン・サウザンド「防いだか……見事だと言っておこう。我はこれでターンエンドだ」


312 : 名無しの決闘者 :2014/10/07(火) 19:51:21 HzhISfNw
ミザエル「私のターン、ドロー!」

ミザエル「こうも呆気なく決着がつくとはな。バトル!ヴァンダルギオンでダイレクトアタック!!」

ドン・サウザンド「手札からバトルフェーダーの効果を発動!このカードを特殊召喚し、バトルフェイズを終了する!」

ミザエル「姑息な手を……だが、これで貴様はヌメロン・ネットワークの力を使えまい」

ミザエル「私は星間竜パーセクを召喚!パーセクとヴァンダルギオンでオーバーレイ!!」

ミザエル「行くぞ!タキオン!!!」

ミザエル「宇宙を貫く雄叫びよ、遥かなる時を遡り銀河の源より蘇れ!顕現せよ、そして我を勝利へと導け!」

ミザエル「No.107 銀河眼の時空竜!!」

ドン・サウザンド「現れたか…」

ミザエル「フッハッハッハハッハッハ!!!!これがタキオン!私のタキオン!ふつくしい!フッハッハッハッハッハッハッハ!!!!!」

ドン・サウザンド(うぜぇ…)


313 : 名無しの決闘者 :2014/10/07(火) 19:53:24 HzhISfNw
ドン・サウザンド「我のターン、ドロー!」

ドン・サウザンド「我は再びヌメロン・ダイレクトを発動!エクストラデッキから4体のナンバーズを特殊召喚する!」

ミザエル「くっ、今度は防げん……!!」

ドン・サウザンド「現れろ!No.4 ゲート・オブ・ヌメロン−チャトゥヴァーリ!No.3 トゥリーニ!No.2 ドゥヴェー!No.1 エーカム!!」

ミザエル「……?一体どんなナンバーズが出てくるのかと思えば、攻撃力たかが1000だと…?」

ミザエル「その程度のナンバーズでは、束になろうと私のタキオンには勝てん!!」

ドン・サウザンド「バトル!エーカムでタキオンに攻撃!」

ミザエル「バカな!?タキオンより攻撃力の低いエーカムで攻撃だと!?」

ドン・サウザンド「この瞬間、手札のオネストの効果を発動!エーカムの攻撃力はタキオンの攻撃力分アップする!!」

ミザエル「また手札からモンスター効果か……!ぐっ……ぐああああああああっ!」
LP2000→1000

ドン・サウザンド「更にここで、エーカムの効果を発動!オーバーレイユニットは存在しないが、ヌメロン・ネットワークにはそれを肩代わりする効果がある!我のヌメロンモンスターたちの攻撃力は倍となる!残りのゲート・オブ・ヌメロンの攻撃で終わりだ!!」

ミザエル「それはどうかな?」

ドン・サウザンド「何……?」

ミザエル「私はこのカード、時空混沌渦を発動していた!!」

ミザエル「このカードは、私のギャラクシーエクシーズモンスターが相手の攻撃か効果で破壊されたとき、相手の表側表示のカードを全て破壊し、除外する!!」

ドン・サウザンド「何だと!?くっ……ヌメロン・ネットワークが……!!」

ミザエル「さぁ、まだこのターンにすることはあるのか?」

ドン・サウザンド「くっ……うううう……だが貴様のモンスターもまた0!その状況で我に止めをさせるはずがない!」


314 : 名無しの決闘者 :2014/10/07(火) 19:55:14 HzhISfNw
ミザエル「ドン・サウザンド、貴様に真のギャラクシーアイズ使いのデュエルを見せてやろう」

ミザエル「私のターン!!」

ミザエル「ここで墓地の時空混沌渦の効果を発動!墓地のこのカードを除外し、ドローを放棄する代わりに墓地からギャラクシーエクシーズモンスターを復活させる!」

ミザエル「蘇れ!No.107 銀河眼の時空竜!!」

ドン・サウザンド「それが貴様のカオスか……いつまでもタキオンに
縋って生きていくという……」

ミザエル「違う! 縋るのではない!共に歩むのだ!私はこれからもタキオンと共に戦い続ける!」

ミザエル「行くぞ!受けるがいい、我らが絆の一撃!」

ミザエル「ダイレクトアタック!殲滅のタキオン・スパイラル!!」

ドン・サウザンド「我はこんな所では終わらぬ!手札の速攻のかかしの効果を発動!このカードを墓地に送り、バトルフェイズを……」

ミザエル「往生際の悪い!私は手札からカウンター罠、タキオン・トランスミグレイションを発動!!」

ミザエル「速攻のかかしを無効にする!!」

ドン・サウザンド「手札からカウンター罠……だと……!?」


315 : 名無しの決闘者 :2014/10/07(火) 19:56:22 HzhISfNw
ドン・サウザンド「手札からカウンター罠……だと……!?」

ドン・サウザンド「くっ…貴様、このようなカードが有りながら、何故ヌメロン・ダイレクトに対して使わなかった……?」

ミザエル「貴様がタキオンを破壊するのは分かっていたからだ。結果として、実際にタキオンは破壊されたが時空混沌渦を発動することができた。貴様のバトルフェーダーは消え、このターンこうして貴様に止めを刺すことができるようになった」

ミザエル「私は学んだのだ。タキオンのいなくなった後に過ごした日々から。例え離れていても、積み重ねた想いの力を信じていれば必ず巡り逢うことができる。一度破壊され離れ離れになったとしても、我らの絆の力が断ち切られることはない」

ドン・サウザンド「……」

ミザエル「行け!!タキオンドラゴン!殲滅のタキオン・スパイラル!!!!」

ドン・サウザンド「ぐああああああああああっ!!!」
LP2500→0


316 : 名無しの決闘者 :2014/10/07(火) 19:57:32 HzhISfNw
ミザエル「このカード……タキオンドラゴンは貰っていくぞ」

ドン・サウザンド「…………」


317 : 名無しの決闘者 :2014/10/07(火) 19:58:48 HzhISfNw
その後、タキオンを取り戻した私は益々成績を上げた。
タキオンホッケーも正式な競技として認められ、世界へ広まった。
オリンピックの競技として認めるかどうかの審議も行われているらしい。

そして私とドルべは無事ハートランド学園を卒業。
ハートランドシティでもトップの進学校へと入学した。

ナッシュとメラグは今年から受験生だ。
メラグの方は心配ないだろうが、ナッシュは……

ギラグとアリトとベクター?
知らん、そんな事は私の管轄外だ。


318 : 名無しの決闘者 :2014/10/07(火) 20:01:05 HzhISfNw


遊馬「今頃、アストラルは何してるんだろう……」

遊馬「また会えたらいいな」

遊馬「そうだ、赤ペン先生へのフリーコメントの欄に書いてみよう」






ドン・サウザンド「赤ペン先生の仕事も慣れてはきたものの、このフリーコメント欄の返事というのは面倒なものだ」

ドン・サウザンド「さて、読んでやるか」ペラッ

ドン・サウザンド「ふむふむ……」


『俺にはずっと一緒だった友達がいました。でも、そいつはどうやったって会うことのできない、遠い場所へ行ってしまいました。赤ペン先生、俺はそいつにまた会うことはできるのかな?』


ドン・サウザンド「よし……」


『例え離れていても、積み重ねた想いの力を信じていれば必ず巡り逢うことができます。一度離れ離れになったって、あなたたちの絆の力が断ち切られたわけではないのです』


319 : 名無しの決闘者 :2014/10/07(火) 20:02:42 HzhISfNw
おまけ

アストラル「ちなみに、Wikipediaによると赤ペン先生になるためには4年制の大学卒程度、応募時の年齢が45歳までなど様々な条件があるようだ」

アストラル「それだけではなく、面接や筆記試験をクリアし、更に研修まで受ける必要がある」

アストラル「また人気も高く、なかなかの狭き門であるようだ」

アストラル「それは置いといて」

アストラル「君たちも進研ゼミを始めて、夢に向かってかっとビングしよう!!」



おわり


320 : 名無しの決闘者 :2014/10/07(火) 20:05:03 I9XsTpZk

蝉丸、なったのね・・・進研ゼミの主役に・・・!


321 : 名無しの決闘者 :2014/10/07(火) 20:09:32 HW5MdMzU


すごーい、私も真剣ゼミ始めちゃお(小松さん風)


322 : 名無しの決闘者 :2014/10/07(火) 20:17:12 jYCe5bLI
乙!

何か感動したわ


323 : 速攻魔法<削除> :速攻魔法<削除>
速攻魔法<削除>


324 : 名無しの決闘者 :2014/10/07(火) 21:46:11 ZIPgVJl2
ドル 「ポイント制?」で草不可壁
ミザエルはもう重症の依存症か中毒患者の域だなw

つかこれは進研ゼミのステm(無言の手刀)


325 : 名無しの決闘者 :2014/10/07(火) 21:59:23 cNeFtgMA
乙 ドンさんもがんばってるなー(プラスの意味でもマイナスの意味でも)

しかしタキオンホッケーとは一体・・・


326 : 名無しの決闘者 :2014/10/07(火) 22:34:42 BNvCdG2k
乙。これは良作。


327 : 名無しの決闘者 :2014/10/08(水) 16:03:20 HL3a.0cQ
遊戯王キャラSS好きだけど、遊戯王カードで遊ぶだけのSSも好きなんだけど、ここって他作品クロスってNGだっけ


328 : 名無しの決闘者 :2014/10/08(水) 16:46:28 qub4.cXc
あああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!(ブリブリブリブリュリュリュリュリュリュ!!!!!!ブツチチブブブチチチチブリリイリブブブブゥゥゥゥッッッ!!!!!!!)


329 : 名無しの決闘者 :2014/10/08(水) 19:40:47 uXyhoswc
>>327
いちいち確認なんか取るな
他人に聞くからルールがどうたら下らん議論が起きる
>>1を見て書きたいと思ったもんを書け
どうせまだ3スレも終わってない過疎スレなんだから

面白ければ喜ばれつまらなければ叩かれるだけ


330 : 名無しの決闘者 :2014/10/08(水) 20:14:09 AzvOqu.g
パート2でガンダムあたりのキャラクターで
デュエルさせているのがありましたから大丈夫だと思います。
できれば長くても良いので始まったら終わりまで一気に書いてもらえるとありがたい。(モノ書き並感)
割り込んでしまうと申し訳ない気持ちになるんだ。


331 : 名無しの決闘者 :2014/10/08(水) 20:28:16 v2YqkO0Q
>>329
過疎スレなのにやる気削がせる口調なのは新手の荒らしかな?


332 : 紅茶々 :2014/10/09(木) 18:29:08 Y4VVF/w6
投下します

Ⅲ「王様ゲーム!!!」


333 : 紅茶々 :2014/10/09(木) 18:29:51 Y4VVF/w6
〜放課後の教室〜

Ⅲ「とゆうわけで王様ゲームやろう!!」

凌牙「何でイキナリ…」

Ⅲ「楽しそうだからに決まってるじゃないか」

凌牙「つーかなんだよこの面子…」

遊馬「Ⅲに誘われたから来ました」

小鳥「私もちょっとやってみたくてつい…」

璃緒「凌牙がやるなら私も参加しますわ♪」

ベクター「楽しそうな事には首を突っ込むのが俺様だぜぇ?」

凌牙(嫌な予感しかしねぇ…)


334 : 紅茶々 :2014/10/09(木) 18:30:22 Y4VVF/w6
Ⅲ「ルールは言わなくてもまぁ分かるよね」

遊馬「おう!!みんなでくじを引いて王様を決めるんだろ!!」

小鳥「そして王様は番号で指名して命令するのよね」

璃緒「王様の命令は…」

ベクター「絶対!!」

凌牙「楽しそうだなおい」


335 : 紅茶々 :2014/10/09(木) 18:30:59 Y4VVF/w6
Ⅲ「くじはもう出来ているからそろそろ始めようか」

遊馬「よっしゃあ!!せーの、」

皆『王様だーれだ!!!!』

『…』

遊馬「俺だぁ!!」

Ⅲ「むぅ…」

遊馬「えーと、じゃあー…」

遊馬「2番が王様…まぁ俺のことを遊馬兄ちゃんと呼ぶ!!」

ベクター「なんでそんな…」

遊馬「一度でいいからお兄ちゃん気分を味わってみたくて…」テレテレ


336 : 紅茶々 :2014/10/09(木) 18:31:34 Y4VVF/w6
小鳥「で、2番は誰よ?」

璃緒「私じゃないですわ」

ベクター「俺も違う」

Ⅲ「凌牙顔色悪いよ」ニヤニヤ

凌牙「…俺が2番です」

璃緒「ブフッw」

凌牙「笑うなぁ!!」

ベクター(ザマァw)


337 : 紅茶々 :2014/10/09(木) 18:32:09 Y4VVF/w6
Ⅲ「さぁ凌牙早く遊馬の事お兄ちゃんって呼びなよ」

小鳥「忘れたとは言わせないわよ。王様の命令は…」

凌牙「絶対…!!クソッ…」

凌牙「…ん」ボソッ

璃緒「もっと大きな声で」

凌牙「遊馬お兄ちゃん…」←小声

ベクター「めっちゃ顔赤いwww」

小鳥「〜〜〜〜www」プルプル

Ⅲ「あはははははwww」


338 : 紅茶々 :2014/10/09(木) 18:32:39 Y4VVF/w6
凌牙「屈辱的だ…!」

遊馬「なんかごめんなシャーク」

遊馬「…ブフッw」

凌牙「遊馬お前なに笑ってんだコラ」

ベクター「とっとと二回戦やるぞ」

凌牙(猛烈に強烈に激烈に気分が悪い…誰にでもいいから八つ当たりしたくてたまらない…)イラッ

璃緒「いきますわよ…せーの、」

皆『王様だーれだ!!!!』


339 : 紅茶々 :2014/10/09(木) 18:33:09 Y4VVF/w6
Ⅲ「あっ、僕だ♪」

Ⅲ「えーと…じゃあ…」

Ⅲ「5番と1番が女装、もしくは男装する!!」

凌牙「Ⅲマジふざけんな」つ5番

小鳥「シャーク運悪いわね」


340 : 紅茶々 :2014/10/09(木) 18:33:56 Y4VVF/w6
遊馬「1番は?」

璃緒「私ですわ」

ベクター「あっ、じゃあナッシュとメラグが制服交換したらいいんじゃねぇか?」

Ⅲ「いいねソレ。璃緒、凌牙と服替えてきて」

璃緒「分かりましたわ。凌牙、トイレに行きますわよ」

凌牙「嫌だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ……」ズルズル


341 : 紅茶々 :2014/10/09(木) 18:34:39 Y4VVF/w6
ー5分後ー

凌牙「…死にたい」

璃緒「凌牙の制服少し大きいわね…」

璃緒「ちょっと凌牙そんな嘆かないでくれる?」

凌牙「何を好き好んで妹の制服着なきゃいけないんだよ…」


342 : 紅茶々 :2014/10/09(木) 18:35:16 Y4VVF/w6
ベクター「ナッシュ似合ってるぜー」(棒読み)

凌牙「全治百年にしてやろうかてめぇ」

遊馬「こうゆうときどんな顔していいか分からない」

小鳥「笑えばいいんじゃない?」

凌牙「笑うな!!」

凌牙「次いくぞ次!!せーの、」

皆『王様だーれだ!!』


343 : 紅茶々 :2014/10/09(木) 18:36:47 Y4VVF/w6
凌牙「俺だぁぁぁぁ!!」

Ⅲ「しまった!!」

凌牙「この際誰でもいい!!4番が2番に好きと言う!!」

凌牙「さぁ4番と2番は誰だ!!」

小鳥「あの…2番私…」

凌牙「…ゑ」


344 : 名無しの決闘者 :2014/10/09(木) 18:37:40 UOPdb2HQ
何気に楽しんでるバリアンの王


345 : 紅茶々 :2014/10/09(木) 18:40:21 Y4VVF/w6
ベクター「4番俺だわ」

璃緒「え、」

Ⅲ「これは予想外…」

ベクター「仕方ねぇな…」

ベクター「小鳥さん…」←よかれボイス&上目使い

小鳥「!?」


346 : 紅茶々 :2014/10/09(木) 18:41:03 Y4VVF/w6
ベクター「小鳥さんは優しくて…可愛くて…とっても素敵な女性だと思います」

小鳥「ちょっ、ちょっと…」カァァ

ベクター「そんな小鳥さんが…僕は大好きです…」

ベクター「僕の気持ち…受け取ってくれませんかぁ…?」←涙目上目使い

小鳥「えっうあっ」ワタワタ


347 : 紅茶々 :2014/10/09(木) 18:41:47 Y4VVF/w6
遊馬「ベクター止めろ!!」バッ

ベクター「むぐっ」

遊馬「おい小鳥大丈夫か?」

小鳥「う、うん…」ドキドキ

遊馬「……」ムスッ


348 : 紅茶々 :2014/10/09(木) 18:42:23 Y4VVF/w6
ベクター「あれぇ〜?遊馬君もしかして嫉妬してますぅ〜?」

遊馬「うるさーい!!嫉妬なんかしてねーよ!!」カオマッカー

Ⅲ(分かりやす…)

凌牙(リア充…)

璃緒(完全にできてる)


349 : 紅茶々 :2014/10/09(木) 18:42:55 Y4VVF/w6
Ⅲ「…はっ、忘れるとこだった」

Ⅲ「さ、さぁ気を取り直して次をー」

右京先生「君達いつまで残っているんだ」

遊馬「うげっ、右京先生」

右京先生「早く帰りなさー…ん?」

右京先生「…凌牙」

右京先生「何故君は女子生徒の制服を着ているんだい…?」


350 : 紅茶々 :2014/10/09(木) 18:43:37 Y4VVF/w6
凌牙「ちがっ…これは誤解だ…」

ベクター「こりゃおひらきだな。じゃーなーナッシュ」

凌牙「ベクター待てっ!」

遊馬「小鳥帰ろうぜー」

小鳥「う、うん…」

Ⅲ「僕も帰るね。バイバイ凌牙♪」

凌牙「MA☆TTE!!」


351 : 紅茶々 :2014/10/09(木) 18:44:21 Y4VVF/w6
璃緒「早く帰って夕飯の支度しなきゃですわ」

凌牙「お前は帰るなって、オイ!!」

凌牙「俺をこの格好で帰らせる気かテメェェェェ!!」



ー翌日シャークさんは女装癖があるのではないのかと一部のお姉さま方の間で噂になった


凌牙「これは誤解だぁぁぁぁ!!!!」



おしまい


352 : 紅茶々 :2014/10/09(木) 18:45:21 Y4VVF/w6
少し短くなってしまった…
個人的にこのメンバーが好きです


353 : 名無しの決闘者 :2014/10/09(木) 18:46:40 UOPdb2HQ


皆楽しそうでなによりだ


354 : 名無しの決闘者 :2014/10/09(木) 18:52:01 YvR3zs/o


ゆまこと好きだから嫉妬するとこよかった


355 : 名無しの決闘者 :2014/10/09(木) 19:00:03 taoSKeeA
凌牙好きだからこれはいいねw
思いっきり爆笑してしまったw
凌牙って何かと悲惨な目にあうな


356 : 名無しの決闘者 :2014/10/09(木) 19:40:14 m.RTi2hQ

回避運命力高いⅢかわいいよⅢ
これは王様引いたとき以外は3番を引き続けてる(確信)


357 : 名無しの決闘者 :2014/10/09(木) 20:03:33 POSzhJQY
王様になる事より、いかに罰ゲームを回避するかが重要


358 : 名無しの決闘者 :2014/10/09(木) 20:19:11 VAR2ZimY
・・・あれ?これどうやって着替えたんだ?
・・・学校のトイレってどっちにはいったんだ・・・?


359 : 名無しの決闘者 :2014/10/09(木) 21:39:52 tEvbT04s
>ベクター「小鳥さん…」←よかれボイス&上目使い
脳内再生完璧過ぎる
遊馬は最終回で小鳥の告白に顔真っ赤にしてたし
今ならこれくらいの軽いヤキモチなら焼きそうね
蟹アキ以来のおい付き合っちまえよなナイスカポー


360 : 紅茶々 :2014/10/10(金) 06:36:19 d4OBYEfE
>>358
璃緒ちゃんが引きずってったのでたぶん女子トイレ(考えてなかった)


361 : 名無しの決闘者 :2014/10/10(金) 07:51:27 l1R8NsXo
>>360
なる程、凌牙はそこを目撃されなくて良かったねと考えよう。(前向き)
兄の服ならダボダボでも平気で下校する璃緒ちゃんマジ璃緒様


362 : 名無しの決闘者 :2014/10/11(土) 00:18:59 IL2arM0w
10月7日にも月蝕にも間に合わなかったよタキオオオオオオオン!暴力的な突っ込み注意
ミザエルが七皇の中で書くのに一番苦労します。カイトとドルベがいないと会話してくれないんだこの人。

〜神代邸〜

ドルベ「読書用の音楽か…。まぁ、読んでる間はとくに邪魔にならなければ曲など何でも良いんだが…
今日家には他に誰も居ないし、せっかくの休暇にあわせて思いつく限りの用事は済ませた。
来客ということは無いだろうし、この部屋には電話すら置いてない。(Dゲイザーには出ない)
用意したコーヒーとクラッカーがあれば夕方まで食事はいらないだろう」

ドルベ「雨音の中での読書が最高だと思うんだが…今は雨の音も鳥の声も聞こえないな。さて何か曲でも流して」

アリト「ミザエル〜!どこいったんだミザエル!」

ドルベ「…」

アリト「おーいミザエル〜」

ガチャ
ドルベ「あのタキ充がどうかしたか?」

ギラグ「タキ充?!そんな中の人のヨド充みたいに!?」

アリト「あ!ドルベ!タキ充…じゃなくてミザエルに用が出来たのだけど予定表に行くって書いてあった所に居ないんだ!」

ドルベ「…今日は皆既月蝕だったな」

ギラグ「? ああ」

ドルベ「なら月がよく見える河原か中央広場だろう」
バタン

アリト「ちよっ…ちょっと待てよ!一緒に探してくれよ!」

ドルベ「私はこれから読書に集中する。場所は推理したし後は頼んだぞ」

ギラグ「だってミザエルて話しかけ辛いんだドルベにはミザエルが素直だろ。たの…」

ガチャ

アリト「ひっ」

ドルベ「だから、少しはミザエルと話す事に馴れろ。私はミザエルやベクターや凌牙の飼い主ではないのだぞ」


363 : 名無しの決闘者 :2014/10/11(土) 00:25:37 IL2arM0w
ギラグ「あ、ああ…わかった(飼い主…ってアンタ)」

ドルベ「では退け。これ以上たむろするならラスる」
バタン

アリト「(ラスる?)どーする?ドルベがスーパーブックスタイムに入っちまった(ブー)」

ギラグ「仕方ねえ。とりあえずその二つをあたってみようぜ」

〜河川敷〜

ミザエル「ああタキオン。あの時月で消えたお前にはいつあえるだろうか、ナッシュが抱えていたオーバーハンドレットナンバーズはカオスナンバーズと共に帰ってきた」

ミザエル「だが解る、私には理解できる。今まで共にいたお前の魂は消えているのだ」

ミザエル「長年いたもうひとりの私、ああタキオン(ループ)」

アリト「いたいた!おーいミザエル〜!!(ドン)」

バシャン
(無言の水柱)

アリト「あ」

ギラグ「あーあ…」

…しばらく…

ミザエル「ゴボッガハッ…何をするこの脳筋!センチメンタルな私をいきなりどつくなど!(ゼーハアー)」

アリト「悪ぃ…避けられるか踏ん張るかと思っておもいっきり行ったぜ」

ギラグ「お前のおもいっきりの力×スピード=破壊力に
対抗できるのって七皇だと構えきったドルベ(前世兵士)くらいだぜアリトよぉ…」
※構えなければドルベも弾かれます。多分遊馬号衝突のように

ミザエル「で、何のようだ馬鹿共。私は暇ではないぞ」

アリト「(どこが?)用が有るから探したに決まっているだろう!…えーと…何だっけ…?」

ギラグ「馬鹿だなアリト…え、あれ?何だっけ」

ミザエル「…おい」


364 : 名無しの決闘者 :2014/10/11(土) 00:30:02 IL2arM0w
璃緒TEL『月蝕をみる?そうですか、なら晩ご飯は外で済ますと?』

ミザエル「そうしたいが金はない(タキオングッズのせい)済まないか河川敷まで持ってきてくれないか?」

璃緒TEL『…はあ(ため息)わかりました手があいている人に適当に軽食を持たせますわ』

ミザエル「助かる(ピッ)…お前たちまだ思い出せんのか」

アリト「ン〜ここまで出掛かっているんだが…」

ギラグ「ダメだ!途中のドルベとの会話とスーパーブックスタイムが脳内を占拠して…!」

ミザエル「わけがわからん、だがこのまま重要な事を忘れさせて放り出すのは私がイライラする貴様等もここで月蝕を観て貰うぞ」

ギラグ「ひ、ひでえ!まだ午後四時だぜ!」

アリト「だからドルベ以外友達が居ないんだよ!(ドルベからペット扱いされていることは伏せながら)少しは相手を立てて会話したらどうだ!」

ミザエル「知ったことか、私の理解者は一握りで構わん。カイトにドルベにタキオンと、恵まれまくっているしな」

ギラグ&アリト(ドルベにはペット扱いされているだけどなー…)

ミザエル「なんだその目は」

アリト「別にィ」

〜夕暮れ時〜

アリト「ううぅ…寒くなってきた。もう帰ろうぜギラグ〜」

ミザエル「なんだ筋肉の塊の癖情けない(ブルブル)」

アリト「オレは兵士じゃなくて選手なのっ!大会に合わせて鍛えるから体に変なストレスは与えないし…てか大丈夫かミザエル?」


365 : 名無しの決闘者 :2014/10/11(土) 00:35:46 IL2arM0w
ギラグ「唇青ッ!さっき川に落ちたの堪えてるだろう一回帰ろうぜミザエル!月なんざいつでも見れるしよぉ!」

ミザエル「ならん!私は毎日、月をみるのだ!彼処にはバリアンとして歩んだ私のタキオンがいる!そして私は風邪はひかん!」

アリト「馬鹿は風邪を引かないんじゃなくて認めないから馬鹿なんだってナッシュが言ってたぜ!いいから帰れよ!」

ギラグ「…あれ?…月…タキオン…?」

ミザエル「どうした(ズピ)何か思い出したか」

ギラグ「…ああ!カイトが言ってたんだ!月に銀河眼のエネルギーを感知したって」

ミザエル「何ィ!それを早く言わんか!」

アリト「あれ?月蝕で暗くなった所に一カ所光が」

ミザエル「た、タキオン…!あれは正しくタキオンの光!…ああタキオンのこえが…!(ブワッ)」

ギラグ「…何か聞こえたか?」

アリト「いや、全然」

ミザエル「ううぅぅ…バリアルフォーゼ!今行くぞタキオン…!!」

ギラグ「ま、待て!何いきなりバリアルフォーゼしてんだよ!止めろ恥ずかしい!」

風呂上がり「HA☆NA☆SE!月に行かせろ!うおおぉ!たき…」

ドルベ「ふざけるミ!このやろう!(上手ぶん投げ)」

(無言の水柱)

アリト「あ…(ガタガタ)」

ギラグ「あーあ…(終わったビングだコレ…)」

ドルベ「おつかい頼まれて到着したら知り合いが風呂上がりで月に向かって叫んでいるとか何の拷問だ!タキ充満喫は部屋だけにしろ!捨てるぞ!」

(無言の水泡)


366 : 名無しの決闘者 :2014/10/11(土) 00:44:13 IL2arM0w
ミザエル「げふっ…ご、ごめんなさいドルベ…ゴホッ…つい体が即決即断の行動に」

ドルベ「(タオルで拭く)君がタキオンの事になると己を見失うのは理解しよう。
(タオルで拭く)だが周りもみろ(タオルで拭く)」

タオルまみれ「ああ…済まないドルベは優しいな…」

ギラグ(何であんなにタオルもってんですかねぇ?)

アリト(端から落とす気満々だったじゃねぇか、やだー)

ミザエル「…ドルベ。タキオンは何故月で光ってあんなに鳴いているのだろうな?」

ドルベ「わからない。残ったバリアンの力は中途半端で大気圏を突き抜ける事はまず無理だろう。カイトの所にあるシャトルも特有の磁場に耐えられないらしい」

ミザエル「そうか…そうだな(ションボリ)」

ドルベ「つまり君が月に向かえるその時が来るまで待っていると言う事ではないか?(ガサガサ)」

ミザエル「私が月に?」

ドルベ「そうだ、あの天体は銀河眼使い以外にあの場を開かないだろう。だから君が人間として彼処に行くまで他者に会うことなくタキオンドラゴンは待ち続ける事になる(モグモグ)」

アリト「あっ!オレ等の晩飯がー!(ガビーン)」

ギラグ「おいドルベ!寄越せ!そいつ寄越せ!」

ミザエル「そうか、タキオンが…私を…(キラキラ)」

ドルベ「宇宙飛行士は一朝一夕で成れるものではない。今の(タキ充を満喫)状態では一生届くまい。だが君ならばきっと(保証はしてない)」


367 : 名無しの決闘者 :2014/10/11(土) 01:01:14 IL2arM0w
ミザエル「タキオンドラゴンがまっている…か」


ミザエル(タキオン…もうひとりの我が身…私はいつかそこに向かおう。お前の残してくれたこのカードを抱いて)

ミザエル「さて、目から鱗が落ちたところでドルベの持ってきてくれた夕飯を…貴様等なに食べている…私の夕飯だぞ!(イラァッ)」

アリト「しょうがねえだろ話長ぇしオレ等だって腹ペコなんだよ(モグモグ)」

ギラグ「しかしなんだこの握り飯、具がイクラ、帆立、雲丹なんて…(モグモグ)」

ドルベ「凌牙の感覚は理解できん、済まないなミザエル、弁当箱もう空っぽだ。非力な私を許してくれ」

ミザエル「いいんだ。勝手に手をつけたあいつらが悪い。ふふ、ご飯粒付いているぞドルベ」

ギラグ&アリト「「…」」

ミザエル「では私は家に帰る。宇宙飛行士になるにはどうすればいいか調べなければ(ダダダダ)」

ギラグ「ドルベ…」

ドルベ「どうしたギラグ」

ギラグ「あいつ、いつかダメな恋人に身も心も削られそう」

ドルベ「ある意味(タキオンに)現在進行形だろう。何を今更、それに何時までもカイトと私だけにアレの面倒を押しつけられても困る」

ギラグ&アリト「「お、おう…;(困ってたのか…困ってたんだろうなあ)」」

おわり

解決したようで解決してないスペシャル
タキオンが裏切るなどと っていう台詞聞いてから詐欺にあっているミザエルはかわいいなぁと思って書いてますが
ミザエルがベクターに騙されないから詐欺師役が盾になる


368 : 名無しの決闘者 :2014/10/12(日) 12:13:16 5kps1Hw.


無言の汎用性がやばい


369 : 立派なゴミ :2014/10/15(水) 02:24:25 DDhOiwag
ギラグ「遊馬ってどこで髪切ってんだ?」


370 : 立派なゴミ :2014/10/15(水) 02:25:08 DDhOiwag
神代邸

アリト「いきなり何だよ」

ギラグ「いや、気にならねぇか?なんか当たり前に接してきたがあいつの髪型は普通じゃねぇぞ、あのヘアースタイルは濡れても崩れねぇしワックス使ったってああはならねぇだろ?」

アリト「髪型の事言ったらいくらでもおかしい奴がいると思うが・・・まぁ確かにそん中でも遊馬の髪型はレベル高いな」

璃緒「・・・・・」チラチラ

ギラグ「だろ?一体どんなスタイリストの手によって髪があの形状に固められていくのか・・・興味ねぇか?」

アリト「そんなのあるに決まってんだろ?」

ギラグ「じゃ、決まりだな」

アリト「ああ、さっそく遊馬ん家に・・・・・」

璃緒「待ちなさい!」


371 : 立派なゴミ :2014/10/15(水) 02:25:39 DDhOiwag
アリト「ん?なんだよメラグ」

ギラグ「なんか用か?悪ぃが俺達はこれから大事な調査が・・・・・」

璃緒「わかってます、話はすべて聞いていましたわ。毎度毎度、あなた達はホント面白そうな事を考えるのね」

ギラグ「あん?」

璃緒「今日こそは私も一緒に連れてってもらいますわよ!」

アリト「は?今日こそはって・・・・何言ってんだよ?」

ギラグ「今まで一緒に行きたいなんて言った事あったか?」

璃緒「ありませんわ、けどここ一カ月、毎日唐突な思い付きで遊びに出かけるあなた達に、私はそれとなく視線を送って誘ってくれるのを待っていたのよ?」

アリト「いや、知らんけど」

ギラグ「なんでそんな事してんだよ?一緒に行きたいなら今みたいに言えばいいだろうが?」


372 : 立派なゴミ :2014/10/15(水) 02:26:20 DDhOiwag
璃緒「だって、今日はドルベ達と出かけてますけど、いつもリビングには凌牙がいるんですもの。誘われていくならまだしも、凌牙の前で私があなた達の遊びについて行きたいなんて言ったら、子供かと馬鹿にされますわ」

アリト「それは遠まわしに俺達がガキって言ってんのかよ!」

ギラグ「いやアリト、遠まわしにじゃなくて割とストレートに言われてるぞ」

璃緒「まぁ少なくとも凌牙はそう思ってますね、まぁ私も子供っぽいとは思ってるけどそれは別に悪い事では無いじゃない。いつまでも童心を忘れない事は大切よ?」

璃緒「と言う訳で、私は前々からあなた達の遊びに混ぜて欲しいと思っていたの。御一緒させて貰ってもよろしくて?」

アリト「そういう事なら歓迎だぜ、なぁギラグ!」

ギラグ「おうよ、じゃあ3人で遊馬の家に乗り込むぜ!」

璃緒「wktkしますわ!」


373 : 立派なゴミ :2014/10/15(水) 02:26:56 DDhOiwag
遊馬家前


ギラグ「見えるか?」

璃緒「うーん、もう少し上に持ち上げてちょうだい」

アリト「なんでこそこそ覗き見るんだよ、普通に正面から入って、遊馬!床屋行こうぜ!・・・でよくねぇか?」

璃緒「あら、それもそうね。でも私的にはもっとスニーキングミッションを・・・」

ギラグ「今はスニーキングする必要ねぇんだから俺に無駄な体力使わせんなよ」

璃緒「それは私が重いって言いたいのかしら?このままサブミッションを決めてもいいのよ?」

アリト「ウィーッス、遊馬いるかー?」ピンポーン

ギラグ「ちょ、行動速ぇなアリト!」


374 : 立派なゴミ :2014/10/15(水) 02:27:54 DDhOiwag
ドアガチャ

遊馬「おうアリト!・・・って、何でギラグは妹シャを肩車してんだ?」

璃緒「背伸びしたい年頃なんです。そんな事より遊馬、あなた最近髪伸びたんじゃない?」

遊馬「ん、そうか?」

ギラグ「ああ、めっちゃ伸びてるぞ。どうだ、これから俺達と散髪に行かねぇか?」

遊馬「散髪?」

アリト「ああ、もちろん床屋は遊馬の行きつけの店でいいぜ」

遊馬「行きつけって・・・俺、床屋には行かねぇよ?」

璃緒「何言ってますの遊馬!最近の男子は長い方がかっこいいとか思ってるみたいですけど、髪が長い男なんてただ暑苦しいだけですわよ?凌牙の髪を見れば分かるでしょ?うっとおしい事この上ない・・・・・」

遊馬「いや、行った事無ぇんだよ」

ギラグ「何?」


375 : 立派なゴミ :2014/10/15(水) 02:28:40 DDhOiwag
遊馬「床屋。俺床屋なんて行った事無ぇから行きつけの店って言われても・・・・・」

アリト「ああ、そうか!遊馬は自分ん家で髪切ってんのか!」

ギラグ「なるほど!その線があったか!」

遊馬「いや、家でも切らねぇよ?」

璃緒「え、じゃああなたは一体どこで髪を切ってるの?」

遊馬「髪切った事無いけど」

3人「・・・・・え?」


376 : 立派なゴミ :2014/10/15(水) 02:29:20 DDhOiwag
遊馬「だから俺、今まで一度も髪を切った事が・・・」

ギラグ「ちょっとタイム」

遊馬「はい?」

ギラグ「遊馬、ちょっと待っててくれ、ちょっと会議してくっから」

遊馬「会議?」


ギラアリメラ集合


璃緒「どういう事ですの?」

アリト「言葉どおりの意味じゃねぇの?」

ギラグ「いや、言葉通りだとしたら遊馬の髪はデフォルトであのフォルム、しかもこの13年間一切手を加えてねぇって事だぞ!?」

アリト「でも遊馬が嘘言うと思うか?」

ギラグ「う、確かに・・・・・」


377 : 立派なゴミ :2014/10/15(水) 02:29:56 DDhOiwag
アリト「つまり真相は超センスのスタイリストがいる訳でも、身内の手によるトンデモカットでもなく、自然の力によって育まれた毛根の奇跡だったって事だ」

ギラグ「・・・信じがたいがそういう事になるな。九十九遊馬・・・・・色んな意味で底知れない奴だ」

アリト「ああ、流石だぜ」

ギラグ「で、これからどうするよ?」

アリト「まぁ一応謎は解明された訳だし、普通に遊馬誘ってどっか遊び行けばいいんじゃね?」

ギラグ「そうだな、よしっ!じゃあゲーセンにでも・・・」

璃緒「待って」

ギラグ「ん、どうしたメラグ?」

璃緒「良い事思いつきましたわ♪」


378 : 立派なゴミ :2014/10/15(水) 02:30:37 DDhOiwag
璃緒「遊馬、お待たせしました」

遊馬「おう、話は終わったのか?」

璃緒「ええ、3人で話し合ったのだけど、経験が無いのならこれを機に散髪してみたらどう?」

遊馬「髪切るって事か?」

ギラグ「おいおい、何言いだすんだよメラグ?」

璃緒「だって今まで誰も切った事が無い髪よ?是非弄らせていただきたいわ!」

アリト「つっても今まで切って無かったんだし、遊馬だってそう易々と髪を切ろうとは・・・」

遊馬「そーだな!散髪ってどんな感じなのか気になるし、試してみっか!」

璃緒「OKが出ましたね。では遊馬、散髪がどういうものなのか、我が家で教えて差し上げますわ」

遊馬「おう!なんかワクワクするな!」

アリト「マジか・・・なんか俺もワクワクするぜ!」

ギラグ「同じく」


379 : 立派なゴミ :2014/10/15(水) 02:31:12 DDhOiwag
神代邸


ギラグ「よし、まだナッシュ達は帰って来てねぇみてぇだな」

璃緒「さあ遊馬、ここに座って」

遊馬「座ってていいのか?」

アリト「ああ、髪切る時は椅子に座って、こんな風に髪が服とかに付かないよう布をかけるんだぜ。後、散髪中は暇だからな、こういう雑誌とかを見て気長に待つんだ」

遊馬「へぇーそうなのか、じゃあ俺は雑誌呼んでくつろいでていいの?」

璃緒「ええ、あとは私達にまかせなさい!」

遊馬「散髪ってのは楽ちんなんだなぁー♪」


380 : 立派なゴミ :2014/10/15(水) 02:31:46 DDhOiwag
ギラグ「ん?おい、鏡がねぇぞ?」

璃緒「鏡はあえて用意しませんでした」

ギラグ「おいおい、それじゃあ遊馬が自分の髪を見れねぇじゃ・・・」

璃緒「見られてたら・・・・・好きに弄れないでしょ?」

ギラグ「・・・何する気だよ」

璃緒「散髪ですわ」

アリト「まぁ髪型は終わった後のお楽しみって事だな」

ギラグ「ホントにメラグに任せちまっていいのか不安になって来たぜ・・・・・」

璃緒「失礼ね、流石に他人の髪で遊んだりしませんよ。こう見えて凌牙の髪は私が切っているんですもの、散髪の腕には自信がありましてよ?」


381 : 立派なゴミ :2014/10/15(水) 02:34:37 DDhOiwag
遊馬「お、このノーデンってエクシーズ召喚と相性抜群だな!」雑誌ペラペラ

アリト「遊馬は雑誌に夢中になってるな」

璃緒「では・・・・・・・どこから切ったらいいんでしょう?」

ギラグ「そりゃおめぇ・・・・・・どこから切ったらいいんだ?」

アリト「つーか切れる場所限られ過ぎじゃね?」


382 : 立派なゴミ :2014/10/15(水) 02:52:00 DDhOiwag
ギラグ「見たまんまツノ、ウヨク、サヨクの三つだが・・・どれを落としても致命傷だぞ」

璃緒「ですが、それ以外に切れる部位がありませんわ、ここは左右のバランス的に角を切り落としましょう」

ギラグ「ちょ、ちょっと待て!もっとよく考えてから・・・」

璃緒「こ、好奇心が溢れて我慢できませんわ!」

ギラグ「やめろぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」

カキンッ


383 : 立派なゴミ :2014/10/15(水) 02:52:52 DDhOiwag
アリト「・・・・・なんの音だ?」

璃緒「何て事・・・・・刃(ハサミ)が通らない!」

ギラグ「マジか・・・」

璃緒「くっ・・・このっ!・・・・・ダメですわ、これはホントに髪の毛なの?」

アリト「ちょっと貸してみろよ、力が足んねぇのかもしれないぜ?」

ギラグ「行けるのかアリト?」

アリト「任せろ!今度は切りやすい右の翼を狙うぜ!」

ガキンッ


384 : 立派なゴミ :2014/10/15(水) 02:53:36 DDhOiwag
ギラグ「さっきより音が鈍いぞ」

アリト「マジかよ、刃が欠けやがった・・・・・」

璃緒「もう手段は選んでられませんわ!ここはこれで!」

ギラグ「って、そりゃノコギリじゃねぇか!!」

アリト「ノコギリ使う散髪なんて聞いた事ねぇよ!」

璃緒「もはや遊馬の髪に常識は通用しない!ならば私も散髪の常識を覆す!」

ギラグ「待て!もし切れたとしてもそれで切ったら髪が悲惨な事に!」

璃緒「レフトウィング!討ち取ったり!!」

ガシッ

シャーク「・・・・・何してる?」


385 : 立派なゴミ :2014/10/15(水) 02:54:15 DDhOiwag
璃緒「あ・・・・・・・」

ギラグ「ナ、ナッシュ・・・・・」

アリト「早かったな・・・・・」

シャーク「ああ、荷物を置きに俺だけ先に戻って来たからな」

遊馬「おっ、ようシャーク!今妹シャ達に散髪して貰ってたんだ」

シャーク「俺の知ってる散髪と大分違うな」

遊馬「どうだ?俺の髪、どんな感じになってる?」

シャーク「・・・まぁ、いいんじゃねぇの?見た目的には変わってねぇけど」

遊馬「そっかぁ!へへっ、ありがとなギラグ、アリト、妹シャ・・・じゃなくて璃緒!」

アリト「お、おう・・・・・」

ギラグ「ま、まぁなんというか・・・・・」

璃緒「どういたしまして・・・・・」

遊馬「じゃあまたな!今日はありがとなー!」


386 : 立派なゴミ :2014/10/15(水) 02:54:50 DDhOiwag
シャーク「で、どういう事か説明してもらおうか?なんで遊馬の頭をノコギリでカチ割ろうとしてたんだ?」

璃緒「ち、違うのよ!」

ギラグ「俺達は遊馬を散髪してやってただけだって!」

シャーク「なんで散髪にノコギリが必要なんだよ」

アリト「遊馬の髪にハサミが力負けして・・・・・」

シャーク「もう少しマシな言い訳を考えるんだな」

璃緒「ホントよ!本当に遊馬の髪には常識が通用しなかったの!」

シャーク「ったくお前まで・・・まぁいい、とにかく今後おかしな遊びは控えろよ」スタスタ

璃緒「もうっ!凌牙ったらホントの事なのに!」

ギラグ「まぁ信じろっていうのが無理ある話だからな・・・・・」


387 : 立派なゴミ :2014/10/15(水) 02:55:26 DDhOiwag
アリト「でも、遊馬の髪って結局何なんだろうな?」

ギラグ「ああ、謎を解明するはずがますます謎が深まっちまったな・・・・・」

璃緒「何か特殊な成分でも含まれてるのかしら?」

アリト「はぁ、もうこの話はやめにすっか、難しい事考えんのは苦手だ」

ギラグ「だな、それにナッシュにも怒られちまったし、今後は思い付きで行動するのは控えるか」

璃緒「そんな!せっかく仲間に入れてもらえましたのに!」

ギラグ「悪ぃなメラグ」

アリト「今度は普通の遊びに誘ってやるからさ!な!」

璃緒「はぁ、仕方ないですわね・・・・・」


388 : 立派なゴミ :2014/10/15(水) 02:55:56 DDhOiwag
次の日の朝


アリト「メラグ!起きろメラグ!」

璃緒「ん・・・何ですか?レディの部屋に勝手に入るものじゃありませんよ?」

アリト「そんな事言ってる場合じゃねぇぜ!今から小鳥の家に行くぜ!」

璃緒「小鳥さんの?なんでまた・・・・・」

ギラグ「アイツ髪をリボンで止めてるだろ?でもな、あのリボン外しても髪型はあのままなんだよ!」

アリト「こりゃ絶対なにかあるぜ!」


389 : 立派なゴミ :2014/10/15(水) 02:56:33 DDhOiwag
璃緒「え・・・あなた達、昨日ナッシュに思い付きで行動するのは控えろと・・・・・」

アリト「ああ、けどもう十分控えただろ?」

ギラグ「昨日はあの後大人しくしてたもんな」

璃緒「・・・・・・・・」

アリト「さぁメラグ!さっさと支度しろよ!」

ギラグ「もしかして行かねぇのか?」

璃緒「・・・フフッ、もちろん行きますわ!置いて行ったら承知しませんから!」

アリト「よっしゃ!昨日は不完全燃焼だったからな!今日はとことん調べるぜ!」

ギラグ「おうよ!俺達の知識欲は誰にも止められねぇ!」

璃緒(やっぱりこの二人は「愛すべきバカ」、ですわね)


終わり


390 : 立派なゴミ :2014/10/15(水) 02:58:04 DDhOiwag
久しぶりに思いついたネタを投下
何故かウヨク(漢字)、サヨク(漢字)がNGワード扱いのようですね


391 : 名無しの決闘者 :2014/10/15(水) 06:53:14 oibmZCyU
懲りないアリトギラグがいいキャラしてる



392 : 名無しの決闘者 :2014/10/15(水) 07:22:44 9RrHp62.

シャークさんは散髪できるんだな…(困惑)


393 : 名無しの決闘者 :2014/10/15(水) 08:08:24 5N4aJ.mM

まあ半分アストラルだし未来皇の毛が堅そうだし仕方ないね
璃緒ちゃんかわいい


394 : 名無しの決闘者 :2014/10/15(水) 18:08:59 ozOrCGk2
つか、遊戯王主人公で普通に髪がサラサラしてるのが十代と遊矢しかいねぇ…
十代は4期からアホ毛がなくなったけどあれは伸びたのか切ったのか


395 : 名無しの決闘者 :2014/10/18(土) 13:21:15 hMDE5U/c
タッグフォーススペシャルが今冬発売
モブキャラたちは果たしてと妄想して

デュエルアカデミアでのこと

ツァン(久々にあいつと会える……)

ナオミ「他の世界にも魅力的な方がいらっしゃるんですよね、明日香様とかドロワ様とか。ドキドキが止まりませんわ!」

岬「流石にデュエルキングはいかした髪型してるぜ、てかどうやってセットしているんだ?」

原「しかし、歴代キャラが大勢登場。既にDMからゆうに20人近く、他のシリーズからもこの人数が出ればメインキャラだけでも100人近くなりますね」

原「果たして、我々が出る幕はあるのでしょうか」

雪乃「心配することないんじゃないかしら。アニメキャラだけではとても色んなデッキとデュエル出来ないわ」

恵「容量……大変」

原「確かにVitaでも配信するとは言えPSPでも配信されますから、とてもD3キャラを全員網羅するのは難しいかと」

ゆま「じゃあ……私、リストラですかね。十代さんが復帰してしまいましたし」

ツァン「だ、大丈夫でしょ。まだ次元ビートあるじゃない」

ゆま「そ……そうでした! 今ならもっと除外カードも増えましたし」


396 : 名無しの決闘者 :2014/10/18(土) 13:44:46 hMDE5U/c
岬「それ言ったら多分Xセイバー使いのサテライトにいる戦士手島ってガキンチョなんか、刀堂刃に殺意抱いてるぞ」

ツァン「私は六武だし、アニメに出てないから大丈夫よね。若干デッキのイメージが権現坂と被るのが不安要素だけど」

雪乃「リチュアはアニメで全く使用キャラのいない儀式、私が出ない理由はないわ」

原「そう言えばメイさんが見えませんが……あ。そう言えば彼女のデッキ」

紬「ブラックマジシャン……」

岬「け、けどよ。あれからデッキテーマだって増えたし、ひょっとしたらメイとか手島はZEXAL以降のテーマ使えるかも」

ゆま「そうですよ、諦めたら人の心は死んじゃうんですから!」
「」


397 : 名無しの決闘者 :2014/10/25(土) 23:54:00 nBpUSVDE
真面目な遊戯王のSSが読みたい


398 : 名無しの決闘者 :2014/10/26(日) 00:35:40 5tDmRUbw
遊戯王×咲で、遊馬や遊矢が麻雀やるssはここでやってOKかな?
多分大分先になると思うけど


399 : 名無しの決闘者 :2014/10/26(日) 01:25:08 OgwZpBuU
基本クロスオーバーもおkだぞ


400 : 名無しの決闘者 :2014/10/26(日) 10:35:33 6sgAL8CU
隼「ポケモンか……中々悪くないな」

ユート「隼、そろそろタマゴが孵化するぞ」

隼「ようやくタマゴが孵るのか!」

ユート「ところで隼、うしおのおこうは持たせたか?」

隼「」

ユート「……」

隼「ルリリ!? ルリリイイイイイイイイイイイイイイイイ!!!」


401 : 名無しの決闘者 :2014/10/26(日) 10:41:06 sLp5O1Sc
素良「伝説のシンクロ使い・不動遊星と!黒崎隼とかいう人を融合!」

隼「ラリ!?ラリイイイイイイイイイイイイイイイ!!!」


402 : 名無しの決闘者 :2014/10/26(日) 11:06:52 4Mr2qO76
遊戯「ち、違う!クリボーが勝手に!」

隼「クリリ!?クリイイイイイイイイイイイイイイイ!!!」


403 : 名無しの決闘者 :2014/10/26(日) 11:50:07 bCdOy3dM
隼「このカードでエクシーズが狙いやすく…」

ユート「戦士族デッキでなければ使えないぞ」

隼「オオルリ!?ルリイイイイイイイイイイイイイイイ!!!」


404 : 名無しの決闘者 :2014/10/26(日) 13:39:15 /d1NY8lo
隼「このカードを効果で捨てれば1枚ハンデスできる!」

ユート「自身の効果で特殊召喚する場合は相手の場に出るから、ハンデスされるのは自分だぞ」

隼「セルリ!?セルリイイイイイイイイイイイイイ!!」


405 : 名無しの決闘者 :2014/10/26(日) 13:56:41 nOhfYGuI
この勢い嫌いじゃない


406 : 名無しの決闘者 :2014/10/26(日) 15:52:47 H59mvEGs
北斗「ポルクス!グレディ!ソンブレス!カウスト!パラディオス!マシュマック!」

隼「スリィ!? スリイイイイイイイイイイイイイイイイ!!!」


407 : 名無しの決闘者 :2014/10/26(日) 16:00:31 8C4mpcA6
末期だな


408 : 名無しの決闘者 :2014/10/27(月) 01:15:52 IRyaWLqg
たまにはこーいうノリもいいんじゃない?


409 : 名無しの決闘者 :2014/10/27(月) 19:04:00 hcXfBJBg
http://elephant.2chblog.jp/archives/52105215.html
ビックリボーさんの新作かな


410 : 名無しの決闘者 :2014/10/27(月) 23:30:31 q69lbE/c
柚子と真澄の話が読みたい。こう百合じゃなくて友情的な


411 : 名無しの決闘者 :2014/10/28(火) 23:09:49 37uo/vQk
>>410
柚子がこの後デュエルでピンチになった時
クリスタルローズで九死に一生を得て
「ありがとう真澄、あなたがくれたカードのおかげで助かったわ」
的な展開があったらいいなあ


412 : 名無しの決闘者 :2014/10/29(水) 18:46:22 6x6DDZgY
ユート「ごーゆるっりっとー♪」

<にゃにゃにゃにゃー

隼「ごーゆルリイイイイイイイイイイイ!!!」


413 : 名無しの決闘者 :2014/10/29(水) 18:55:17 cfhaYido
もう隼さんはすっかりネタキャラやな


414 : 名無しの決闘者 :2014/10/29(水) 19:03:44 G3OB4dzg
正直無理矢理感があって好きじゃない


415 : 名無しの決闘者 :2014/10/31(金) 00:04:55 AfupYN8o
最近SS書かれないな


416 : 名無しの決闘者 :2014/10/31(金) 08:58:03 K/A29nN2
学生さんは忙しいだろうしネタがないからね。
チャーリーがイリスに話しかけて通報されたり、凌牙がアークナイトに乗り込んでオーバーレイユニットになるくらいしか浮かばないし
ARCVもまだまだ絡み不足でアクションデュエルのいろは知らずに落ちてく真澄に慌てて観客席から選手控え通路に駆け下りてゼイハアしている隼しか浮かばんわ。


417 : 名無しの決闘者 :2014/11/01(土) 09:53:25 12Xv057s
1日遅れのハロウィンネタで、アニメキャラじゃなくてOCGモンスターネタのSSだけど投下するわ


418 : 名無しの決闘者 :2014/11/01(土) 09:54:00 12Xv057s


――ゴーストリック・ハウス

魔女「ちょっとアルカード!スペクターとスケルトンはどこ!?」

アルカード「あの2人は見ていないが…何かあったのか?」

魔女「またやらかしたのよあの2人!毎度毎度部屋を滅茶苦茶に荒らし回って…」

魔女「スケルトンが遊びに来るといつもこうなるわ!」

アルカード「…まあ、元気なのは良い事だろう」

魔女「うるさい!アルカードも片付け手伝いなさい!」

アルカード「……」

魔女「あいつら…帰ってきたら説教してやるわ!」プンスカ


419 : 名無しの決闘者 :2014/11/01(土) 09:54:44 12Xv057s


――ハウス郊外 森

スケルトン「いやー、やらかしちまったな!」ホネーン

スペクター「大丈夫かな。部屋散らかしちゃったけど…」

スケルトン「実験中の事故だ!構いやしねえって!」

スケルトン「アレが成功してたら、もっと人間を驚かせられたんだぜ!?」

スペクター「でも、今頃魔女さんとかきっと怒ってるだろうし…謝って許してくれるかな」

スケルトン「それだがなスペクター。オレには1ついい考えがある」

スペクター「え?」

スケルトン「実験の失敗を上回るような手柄を立てれば、魔女の奴もオレたちを怒れないはずだ!」

スケルトン「つまり、新たなゴーストリックの発見!これが森に来た真の目的!」

スペクター「ええっ!?み、見つかるの!?」

スケルトン「知らん!」


420 : 名無しの決闘者 :2014/11/01(土) 09:55:32 12Xv057s


スケルトン「でも、まだ見つかってないゴーストリックはいるんだろ?」

スペクター「あー、そういえば前に雪女さんが、大きくて毛むくじゃらのゴーストリックと会ったって…」イエティー

スケルトン「俺もアルカードの旦那に聞いたんだ。遠くの墓地でゾンビみたいな奴と会ったってな」グールゥー

スケルトン「なら!この森にいてもおかしくないはず!」

スペクター「…流石にハウスの近くにはいないんじゃないかな」

スケルトン「灯台ナントカって言うし、いるかもしれねー!」

スペクター「また楽観的な……あ」

スケルトン「どうした!いたのか!?」

スペクター「いやこの木…なんか変な扉が…」

スケルトン「よし、入るか」ガチャ

スペクター「早いよ!?」

スケルトン「大丈夫だって!さあ行くぞ!」


421 : 名無しの決闘者 :2014/11/01(土) 09:56:53 12Xv057s


――?????

スケルトン「墓地だな」

スペクター「な、なんだか不気味なところだね」

スケルトン「でもなんか慣れてる感じもあるなー。ハウスと似た雰囲気っていうか」

スペクター「あ、看板だ。えーと…HALLOWEEN TOWN…?」

スケルトン「ハロウィン!?あの楽しいお祭りか!?」

スケルトン「おいスペクター、こいつは当たりかもしれねえぞ!ゴーストリック・パンプキンとかいそうだ!」

スペクター「それランタンとキャラ被ってる」

スケルトン「とりあえずあそこに見える街まで行くか!なんか賑やかだし!」


422 : 名無しの決闘者 :2014/11/01(土) 09:57:31 12Xv057s


――街内

スケルトン「…なあスペクター」              This is Halloween…>

スペクター「何?」

スケルトン「オレの想像してたハロウィンとなんか違う」

スペクター「…ボクも」

スケルトン「なんかさ、アレじゃん。仮装した人間が楽しくワイワイしてるのがハロウィンで、」

スケルトン「オレたちそれにさり気なく混じって驚かせてるじゃん」

スペクター「うん」

スケルトン「この街、仮装どころか見たまんまモンスターだよな」

スペクター「そうだね」

スケルトン「……」


423 : 名無しの決闘者 :2014/11/01(土) 09:58:18 12Xv057s


スペクター「…ねえ、帰ろ「よし!じゃあ探すぞ!」

スペクター「!!??」

スケルトン「こんな街だ!ゴーストリックが混ざっててもおかしくねー!」

スペクター「い、いや、帰ろうよ!」

スケルトン「ここまで来て後には退けねーだろ!」

スペクター「意地になってる!?」

スペクター「でももし捕まったら、驚かされるどころか恐ろしい事になりそうなんだけど…」

????「おや、見ない顔だね」ジャァーック

スケルトン・スペクター「」

????「どこかから迷い込んできたのかな?ようこそハロウィンタウンへ!」

????「極上の恐怖を味わってくれ!」

スケルトン・スペクター「ギャアアアアアアア!!」


424 : 名無しの決闘者 :2014/11/01(土) 09:59:34 12Xv057s


アルカード「この度は、こちらの者が迷惑をお掛けしてしまったようで申し訳ない」

ジャック「いえいえ!謝られるような事では!」

ジャック「2人が精一杯驚いてくれたおかげで、街の皆も満足してますので!」

スペクター「コワイコワイコワイコワイコワイ…」ガタガタガタ

スケルトン「ジャック…キング…ウッアタマガ…」ガタガタガタ

アルカード「我々もそちらと同じような事を生業としていますが、その…まあ、タイプが違うといいますか」

アルカード「こういった恐怖はあまり慣れていなかったのでしょう」

ジャック「ほう!是非ともそちらのハロウィンも見せていただきたい!」

アルカード「ええ。機会があれば、歓迎致しますよ」

アルカード「さて、それでは帰るぞ2人とも」

アルカード「魔女の奴がいつもより怒っていたからな。覚悟しておいた方がいい」

スケルトン・スペクター「」

スケルトン・スペクター「「嫌だああああああああ!!」」


425 : 名無しの決闘者 :2014/11/01(土) 10:00:24 12Xv057s
なんとなく思いついただけのクロスでした
ハロウィンなのにゴーストリック新規が発表されなかっただと…


426 : 名無しの決闘者 :2014/11/02(日) 04:09:25 3xUw8J1Q

こういうのもいいね


427 : 紅茶々 :2014/11/02(日) 23:26:03 NfDycrOU
投下します
人によっては百合っぽく見えるかもしれませんが友情のつもりです

真澄「柊柚子…」


428 : 紅茶々 :2014/11/02(日) 23:26:44 NfDycrOU
ーLDS室内ー

真澄「あのとき私を助けてくれた柊柚子…」

真澄「…」ポー

真澄「頭から柊柚子の姿が離れないわ」

真澄「柊…柚子…」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

柚子「真澄!決闘しましょ!」

柚子「真澄今度の日曜空いてる?」

柚子「ケーキでも食べにいきましょ真澄!」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

真澄「って、何考えてるのよ私!!」


429 : 紅茶々 :2014/11/02(日) 23:28:09 NfDycrOU
北斗「さっきからブツブツどうしたんだい真澄…」

刃「らしくねーな」

真澄「はっ!い、いや…なんでもないです…」

北斗「…?」

刃「…?」


430 : 紅茶々 :2014/11/02(日) 23:29:28 NfDycrOU
北斗「ちょっといいかい刃」

刃「なんだ」

北斗「どうしたんだ今日の真澄は!!」←小声

刃「俺が知るかよ…」←小声

北斗「やけにしおらしくて気が狂うじゃないか!」

刃「確かにな…いっそのこと聞いてみるか?」

刃「おい…真澄ってアレ?」

北斗「い、居ない…?」


431 : 紅茶々 :2014/11/02(日) 23:32:53 NfDycrOU

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

真澄「つい遊勝塾の前まで来てしまったわ…」

真澄「何してるのかしら私ったら…帰りましょう…」

真澄「はぁ…」トコトコ

柚子「…真澄?」

真澄「ひゃい!?」ビクゥッ

柚子「なんでそんなビックリしてるのよ…うちに何か用?」


432 : 紅茶々 :2014/11/02(日) 23:33:47 NfDycrOU
真澄「な、なんでもないわ!!」ダダッシュ

柚子「あ、真澄!!」

柚子「ま、待ちなさいよ〜!!」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

真澄「うう…つい逃げて来ちゃった…」


433 : 紅茶々 :2014/11/02(日) 23:34:41 NfDycrOU
真澄「そういえば私って同性の友達居ないわね…」

真澄「柊柚子…が初めての…」

真澄「って、まだ友達じゃないじゃないの!!」

真澄「友達になるにはどうしたら…ファンから始めるべき?」アタフタ

真澄「そういえば柊柚子は私のこと呼び捨てだったわね」


434 : 紅茶々 :2014/11/02(日) 23:36:39 NfDycrOU
真澄「呼び捨て…これだわ!!」

柚子「真澄〜!!」

真澄「柊柚子!!ちょうどいいところに!!」

柚子「えっ、なに?」

真澄「えと…コホンッ」

柚子「?」


435 : 紅茶々 :2014/11/02(日) 23:37:09 NfDycrOU
真澄「あ…えと…ゆ、ゆ、」

柚子「ゆ?」

真澄「融合召喚での戦い方を教えてあげても良いわよ!!」

真澄(何言ってんのよ私ー!!)

柚子「…真澄」

真澄「な、なによ…」

柚子「柚子って呼びたいんだったら呼んでも良いわよ」ニコッ


436 : 紅茶々 :2014/11/02(日) 23:37:50 NfDycrOU
真澄(バレてる…)

真澄「いや…そ、その…」

柚子「そうねぇ…じゃあ今度の日曜日一緒に遊びにでも行く?」

真澄「えっ?良いの…?」

柚子「まだ私達全然お互いの事知らないでしょ?」

柚子「柚子って呼ぶのはもっとお互いを知った時でもいいんじゃないかしら?」


437 : 紅茶々 :2014/11/02(日) 23:38:27 NfDycrOU
真澄「柊…柚子」

真澄「…そうかもね」

真澄「ありがとう柊柚子。じゃあ…日曜日にまた遊勝塾に行くわ…」

柚子「ええ。約束よ!」


438 : 紅茶々 :2014/11/02(日) 23:39:19 NfDycrOU
柚子「あっ、そろそろ帰らなきゃ…じゃあね!真澄!」ダダッシュ

真澄「じゃあね…」

真澄「…ふふっ」

真澄「今度の日曜日楽しみにしとくわ」

真澄「柊柚子…いえ」

真澄「柚子…」




おしまい


439 : 名無しの決闘者 :2014/11/02(日) 23:40:50 hPBTlRYU

本編でももっと仲良くなって欲しいな


440 : 名無しの決闘者 :2014/11/03(月) 10:47:36 BB4FShYA


こういうのを待っていたんだ


441 : 名無しの決闘者 :2014/11/03(月) 16:44:40 74ZywGL.

何気に女の子同士のデュエルでのライバル兼友達って
遊戯王初じゃなかろか
恋愛関係のライバルはいたけど


442 : あああああ :2014/11/08(土) 21:52:59 FFDSupeU
特にネタはないんだがageついでで

過度な期待はしないでください


443 : それは特に何もない一日 :2014/11/08(土) 21:53:53 FFDSupeU
刃「おらぁ!!」

北斗「どうしたんだい刃。今日は随分と荒ぶっているじゃないか」

刃「お前ら!今日が何の日か知らねえのか!」

真澄「え?…何?あなたの誕生日か何か?」

刃「今日は…刃の日だ!」

北斗「あー…なるほど。11(いい)月8(刃―ハ)日か」

真澄「で?何しようってのよ」

刃「それは…これから考える!」

北斗「何だそりゃ…」

真澄「ゆるい…ゆるすぎるわ」


444 : それは特に何もない一日 :2014/11/08(土) 21:54:35 FFDSupeU
刃「ちっ…なんだよ…ん?あそこにいるのは」

隼「LDSか…ふん。やはり温い…」

刃「おう黒咲!」

隼「お前たちは……」

刃「お前も一緒に考えてくれ。今日は何をしたらいいかってよ」

真澄「お前『も』…って」

北斗「ま、いいけどね僕たちは」


445 : それは特に何もない一日 :2014/11/08(土) 21:55:06 FFDSupeU
〜〜〜
刃「よーし!それじゃあ気を取り直して今日という日をどう祝うかを話し合おうぜ」

北斗「あ!真澄!それボクが持ってきた金平糖だぞ!」

真澄「うるさいわね金平糖の一粒や二粒でガタガタ言わないで」

刃「聞けよ!」

隼(相変わらず温い奴らだ…)


446 : それは特に何もない一日 :2014/11/08(土) 21:55:45 FFDSupeU
〜〜〜

刃「だ〜か〜ら!そこはソウザを…てもうこんな時間か」

真澄「結局無駄話しただけだったわね」

北斗「まあいいんじゃない?たまには」

隼「…」

刃「あ…おい!黒咲!」

隼「もう用件は済んだはずだ」

北斗「…何だあいつ」



隼「やはりあいつらには鉄の意志も鋼の強さも感じられない」

隼(俺は迷わない。全てを取り戻すために)

終わり


447 : それは特に何もない一日 :2014/11/08(土) 21:57:12 FFDSupeU
???「おらぁ!!!」

北斗「ひ!?だ、誰!?」

???「あんたかい!志島北斗ってのは!卑怯な真似したりプレミしたり…北斗ファミリーの恥さらしが」

北斗「そ…そういうおばさんは一体誰…?」

北斗晶「アタシはデンジャラスクイーン北斗晶だよ!今日はあんたの性根を叩き直してあげるよ!」

北斗「何で!?どこから来たの!?ていうかボクのは名前で別にファミリーってわけじゃ…」

北斗晶「うるっさいんだよ!あんたのそういう神経質なところがダメなんだよ!」

北斗「えぇ…」

〜〜〜
北斗晶「だから!ここでプレアデスの素材使うなって言ってんだろ!」

北斗「イタイイタイ!!ギブギブ!!ギブアップ!」

北斗晶「そんな簡単にサレンダーすんじゃないよ!それでもデュエリストかい!」

〜〜〜
北斗(はぁ…はぁ…ひどい目にあった…)

北斗晶「それじゃあアタシは帰るよ。今日教えたこと忘れんじゃないよ」

北斗「は…はい…」

北斗晶「…愛してるよ」

北斗「あ……ありがとう…ございました…」

終わり


448 : 名無しの決闘者 :2014/11/08(土) 21:59:41 mSeui3tU
北斗晶ワロタ


449 : あああああ :2014/11/08(土) 22:00:31 FFDSupeU
何かあると思ったか!


450 : 名無しの決闘者 :2014/11/09(日) 03:39:11 XkJFlKGk
>>447
そんな愛いらないwww


451 : 名無しの決闘者 :2014/11/10(月) 00:07:24 zsYcGcmU

LDS:食堂

大伴「沢渡さん、買ってきました!スイートミルクアップルベリーパイとろけるハニー添えです!」

沢渡「何だと?おい!誰がそんなものを買ってこいと言った!」

柿本「え…だって、沢渡さんいつもこれを…」

沢渡「新発売のスイートミルクストロベリーパイとろけるクリーム添えを買ってこいと言ったはずだ!」

山部「す、すいません!」

大伴「そんな事言ってたか…?」ヒソヒソ

柿本「多分言ってなかったよな…まあ黙ってた方がいいだろ」ヒソヒソ

沢渡「明日はちゃんと買ってこい!ったく…ん?」

モブA「今度のマイアミチャンピオンシップどうだ?」

モブB「いやあ、余裕っしょ」

沢渡「……」モグモグ

モブA「しかしあいつ、出てくるのかね。ほら、ペンデュラムの」

沢渡「……」ピクッ


452 : 名無しの決闘者 :2014/11/10(月) 00:07:58 zsYcGcmU

モブB「ああ、あのインチキ野郎だろ?昔逃げ出したデュエリストの息子の!」

沢渡「……」ピクピクッ

モブA「LDSが知らないカードなんてあるわけないっての。どんな反則したんだか」

モブB「インチキ野郎なんて、大会に出てもすぐ負けるだけだって」ハハハ…

モブA「全くだ!俺と当たったら一瞬で負かしてやるぜ!」ハハハ…

沢渡「……」モグモグゴクン

沢渡「おい、そこのお前ら」

モブA「あ?」

モブB「沢渡と、三馬鹿じゃねえか」

山部「三馬鹿!?」

モブA「何だよいきなり」

沢渡「訂正しろ」

モブB「はあ?」

沢渡「榊遊矢はインチキ野郎じゃない。それに、お前如きに負ける様な奴でもない」

柿本「さ、沢渡さん?」

沢渡「あの男を倒すのは俺だ。俺以外が、あいつを悪く言うのは許さん!」

モブA「いきなり何だこいつ?」

モブB「さあ?イカサマ野郎のファンなんじゃねーの?」

沢渡「訂正しろと言っている!」

モブA「チッ!うるせえんだよ!いつも偉そうにしやがって!」

モブA「市長の息子だかなんだか知らねえけど、てめえはただの雑魚じゃねえか!」

沢渡「雑魚…だと?」

モブB「はっ!何ならデュエルしてやろうか?実力差をわからせてやるよ!」

モブA「そいつはいいな!俺が勝ったら、てめえは俺達のパシリだ!」

沢渡「いいだろう」

大伴「沢渡さん!一体何を!?」


453 : 名無しの決闘者 :2014/11/10(月) 00:08:36 zsYcGcmU

沢渡・モブA「「デュエル!」」

モブA「先攻はもらうぜ。俺のターン!」

モブA「モンスターとカード2枚をセットし、ターンエンドだ!」手札:5→2

沢渡「俺のターン、ドロー!」手札5→6

沢渡「相手フィールドに魔法・罠カードが2枚以上ある時、氷帝家臣エッシャーは特殊召喚出来る!」手札:6→5

氷帝家臣エッシャー/ATK:800/☆4

沢渡「さらに手札から永続魔法、帝王の開岩を発動!」手札:5→4

沢渡「そしてエッシャーをリリースし、氷帝メビウスをアドバンス召喚!」手札:4→3

氷帝メビウス/ATK:2400/☆6

沢渡「アドバンス召喚に成功したことで、帝王の開岩の効果が発動!」

沢渡「そしてそれにチェーンして、メビウスの効果発動!アドバンス召喚成功時、相手の魔法・罠を2枚破壊する!」

沢渡「フリーズ・バースト!」

取り巻き「「「クゥールゥー!」」」

モブA「チッ!チェーンして強欲な瓶を発動だ!カードを1枚ドローする!」手札:2→3

炸裂装甲・強欲な瓶「」ピキーン

沢渡「ふっ、俺は開岩の効果でデッキから凍氷帝メビウスを手札に加える」手札:3→4

モブA「くそ…炸裂装甲が…」

大伴「おいおい!さっきまでの威勢はどうしたー?」

柿本「罠を破壊されて落ち込んだかー?」

モブA「う、うるせえ!黙ってろ!」


454 : 名無しの決闘者 :2014/11/10(月) 00:09:06 zsYcGcmU

沢渡「バトルだ!メビウスでセットモンスターに攻撃!アイス・ランス!」

モブA「チクショウ、俺のモンスターが…」

山部「ネオ沢渡さん!マジ強すぎっすよ!」

沢渡「当然だ!カードを1枚伏せ、ターンエンド!」手札:4→3

沢渡(次のターン、メビウスをリリースして凍氷帝メビウスを召喚することが出来る…どんな罠を仕掛けようが無駄だ!)

モブB「おい!何好き勝手やらせてんだ!」

モブA「黙って見てろ!俺のターン!」手札:3→4

モブA「蛮族の狂宴LV5を発動!手札からレベル5の戦士族、テーヴァと太陽の戦士を特殊召喚!」手札:4→1

テーヴァ/ATK:2000/☆5

太陽の戦士/ATK:2100/☆5

沢渡「そんな攻撃力の劣るモンスターを並べて、どうするつもりだ?」

モブA「こうするんだよ!いくぜ!レベル5のモンスター2体で、オーバーレイ・ネットワークを構築!」

沢渡「何!?」カンコーン

モブA「現れろ、聖なる守護者!エクシーズ召喚!ランク5、始祖の守護者ティラス!」

始祖の守護者ティラス/ATK:2600/★5

柿本「え、エクシーズ召喚!?」

大伴「あいつ、エクシーズコースだったのか!」

沢渡「くっ…エクシーズ…!」

モブB「おいおいどうしたあ?そんな苦い顔しちゃってさあ!」

モブA「エクシーズモンスターが苦手なのかい?ギャハハハハ!」


455 : 名無しの決闘者 :2014/11/10(月) 00:09:47 zsYcGcmU

沢渡「黙れ!そんなモンスターすぐ倒してやる!罠カード発動!激流葬!」

沢渡「モンスターが場に出た時、フィールドに存在する全てのモンスターを破壊する!」

山部「そんな!自分のメビウスまで!?」

沢渡「どうせこのままだと破壊されるモンスターだ!なら、道連れにしてやる!」

モブA「ふっ…馬鹿が!ティラスはカード効果で破壊されない!」

沢渡「何だと!?」

モブB「破壊されるのはお前のメビウスだけってわけだ!」

メビウス「せめて戦闘で…」バシャア

沢渡「くっ、メビウスが…」

モブB「自分で自分のモンスターを破壊するなんて、とんだデュエリストだな!」

モブA「バトルだ!ティラスでダイレクトアタック!」

沢渡「ぐああああああっ!」LP:4000→1400

取り巻き「「「沢渡さん!」」」

モブA「さらに!ティラスはバトルを行った場合、バトル終了時に相手のカードを1枚破壊する!」

モブA「お前の場に残った、帝王の開岩を破壊だ!」

帝王の開岩「」ドカーン

大伴「ああっ、フィールドが全滅…」

柿本「しかも相手の場には、効果破壊出来ないエクシーズモンスター…」

モブA「エンドフェイズ、ティラスの効果により自身のオーバーレイユニットを1つ取り除く」

モブA「これが俺の実力だ!お前とはレベルが違うんだよ!」


456 : 名無しの決闘者 :2014/11/10(月) 00:10:23 zsYcGcmU

沢渡「…そうだな。俺とお前ではレベルが違う」

沢渡「俺の方が格段に上だ!俺のターン、ドロー!」3→4

沢渡「俺は墓地のエッシャーとメビウスを除外し、水の精霊 アクエリア2体を手札から特殊召喚!」4→2

水の精霊 アクエリア/ATK:1600/☆4

沢渡「さらに、この2体をリリース!いでよ、凍氷帝メビウス!」手札:2→1

凍氷帝メビウス/ATK:2800/レベル8

モブA「あそこから最上級モンスターをアドバンス召喚だと!?」

大伴「いいぞー!ネオ沢渡さん最高ー!」

沢渡「効果破壊されない?なら、戦闘破壊はどうだ!」

沢渡「凍氷帝メビウスで、ティラスに攻撃!インペリアル・チャージ!」

ティラス「ウボァー!」

モブA「俺のティラスが…!」LP:4000→3800

沢渡「所詮お前のカードなんて、そんなレベルだ!俺はこれでターンエンド!」

モブA「ぐっ…俺のターン!」手札1→2

モブ「か、カードを1枚伏せてターンエンド!」手札:2→1


457 : 名無しの決闘者 :2014/11/10(月) 00:10:55 zsYcGcmU

沢渡「何も出来ないのか?残念だがお前、持ってないねえ。俺のターン!」手札:1→2

沢渡「手札からアームズ・シーハンターを召喚!」手札:2→1

アームズ・シーハンター/ATK:1800/☆4

沢渡「俺の場に水属性のメビウスがいるため、こいつと戦闘を行ったモンスターの効果は無効となる!」

沢渡「アームズ・シーハンターでセットモンスターに攻撃!」

モブA「くっ…破壊される!」

沢渡「お返しだ!凍氷帝メビウスで、ダイレクトアタック!」

モブA「うわあああああっ!」LP:3800→1000

柿本「あそこから逆転するなんて、流石沢渡さん!」

沢渡「次のターンで終わりだ。カードを伏せて、ターンエンド!」手札:1→0

モブA「お…俺のターン!」手札:1→2

モブA「相手の場にのみモンスターがいる時、手札から機甲忍者アースを特殊召喚出来る!」手札:2→1

機甲忍者アース/ATK:1600/☆5

モブA「さらに機甲忍者フレイムを召喚!召喚成功時、フレイムのレベルを1つ上げる!」

機甲忍者フレイム/ATK:1700/☆4→5

大伴「レベル5のモンスターが2体…」

山部「沢渡さん!また来ますよ!」


458 : 名無しの決闘者 :2014/11/10(月) 00:11:26 zsYcGcmU

モブA「レベル5のモンスター2体で、オーバーレイ・ネットワークを構築!」

モブA「現れろ、邪なる守護者!エクシーズ召喚!ランク5、終焉の守護者アドレウス!」

終焉の守護者アドレウス/ATK:2600/★5

モブA「アドレウスは1ターンに1度、オーバーレイユニットを使うことで相手の表側カード1枚を破壊できる!」

モブA「それだけじゃねえ!罠カード、エクシーズエフェクト発動!」

モブA「エクシーズ召喚成功時、相手のカードを1枚破壊する!」

モブB「これでお前の場のカードは、2枚破壊だ!」

モブA「消えろメビウス!」

沢渡「…罠カード発動!帝王の凍志!」

沢渡「エクストラデッキにカードが存在しない時、アドバンス召喚に成功したモンスターの効果を無効にし!」

沢渡「このカード以外のカード効果を受け付けなくする!」

モブA「何!?」カンコーン

モブB「なんだと!?」カンコーン

柿本「カード効果を!?」カンコーン

大伴「受けない!?」カンコーン

山部「耐性効果!?」カンコーン

沢渡「これでエクシーズエフェクトの効果は無効!さらに、メビウスはアドレウスの効果でも破壊されない!」

モブA「ば…馬鹿な、こんな事が…」


459 : 名無しの決闘者 :2014/11/10(月) 00:12:08 zsYcGcmU

沢渡「さあ、どうする?手札は0、フィールドもアドレウスのみ」

沢渡「アームズ・シーハンターは破壊出来ても、俺のライフを0には出来ない」

モブA「ぐっ…あ、アドレウスで攻撃だ!」

沢渡「アームズ・シーハンターは破壊される」LP:1400→600

沢渡「アドレウスの効果は無効になるが…まあ、今となっちゃ関係ないな」

モブA「た、ターンエンド…」

モブB「まだだ。沢渡の野郎がここでモンスターを引かなけりゃ…」

沢渡「モンスターを引かない?おいおい、俺を誰だと思ってるんだ?」

沢渡「計算された策略!恵まれた判断力!タフな精神力!恵まれた容姿!」

沢渡「勝つべくして勝つ、完璧なるデュエリスト!その名は…」

取り巻き「「「「ネオ、沢渡さん!!」」」

沢渡「その俺が、ここでモンスターを引けないと、本当に思ってるのか?」

モブA「うっ…」

沢渡「俺のターン!ドロー!」手札:0→1

沢渡「引いたカードは…氷帝家臣エッシャー!」

柿本「攻撃力800…!」

大伴「メビウスでアドレウスを破壊すれば、相手ライフは残り800…」

山部「ジャストキルなんて流石っすよ沢渡さん!」

モブA「俺の…負けだと…!」ドサァ

沢渡「これで実力の差がわかっただろう」

沢渡「二度と俺に舐めた口を聞くんじゃない!」

モブA・B「ひ、ひいいいいいぃっ!」

取り巻き「「「「ネオ沢渡、最強っすよ!」」」


460 : 名無しの決闘者 :2014/11/10(月) 00:13:03 zsYcGcmU
以上です。なんとなく、沢渡さんにメビウスデッキで真面目にデュエルさせてみたくて書いた
メビウスというか水属性ビートダウン的な。


461 : 名無しの決闘者 :2014/11/12(水) 07:48:29 hcczG1qw
沢渡ってこれからは新発売のカード使ってデュエルする要員になるのかな
現実のカードの販促になるし


462 : あああああ :2014/11/13(木) 23:48:15 7Nw27jTk
>>460

家の近所では雪が降りました


463 : 遊矢「寒くなってきたな…] :2014/11/13(木) 23:49:20 7Nw27jTk
遊矢「寒くなってきたな…」

権現坂「うむ、ついこの前まで毎週のように海で特訓していたような気がするがもうすっかり冬だな」

遊矢「いやぁあの時は痛かったぞ権現坂」

権現坂「ははは!すまんすまん」

素良「いやぁ…アイスが美味しい季節だねぇ…」

遊矢「この寒い中アイス!?」

素良「えぇ?だからいいんじゃーんコンビニに買いに行っても帰りで溶けてるなんてことないし」ぺろぺろ

遊矢「はぁ…そういえば柚子は?」

フトシ「柚子姉ちゃんならアユと一緒に夕飯の買い物に行くとか言ってたぜ」

遊矢「……」

権現坂「…遊矢?」


464 : 遊矢「寒くなってきたな…」 :2014/11/13(木) 23:50:08 7Nw27jTk
遊矢「俺迎えにいって来る」

素良「どういう風の吹き回しさ」

遊矢「ほら前に沢渡に絡まれて困ってたことあったじゃん?ま、まあ、気にしすぎだとは思うんだけど……皆何含み笑いしてるんだ」

全員「べっつにー」

遊矢「…まあいいや。早く行こう」

素良「あ!じゃあボクも行くよ。手持ちのお菓子が切れるところだったし」

権現坂「うむ。この男権現坂。荷物持ちを引き受けよう」

フトシ「俺も」

タツヤ「ボクも」

遊矢「よし…じゃあ皆で行こうか。ちゃんと防寒には気を付けるんだぞ」


465 : 遊矢「寒くなってきたな…」 :2014/11/13(木) 23:51:34 7Nw27jTk
〜〜〜
ユート「…」

柚子「さて今日は何にしようかしら」

アユ「あ!柚子お姉ちゃん、今日はお魚さんが…」

沢渡「…ん?お前たちは」

ユート「!」

柚子「あんた…沢渡!また遊矢に何か…」

沢渡「違う!全く、今日はパパがいないから食事に出かけただけなのに…俺をなんだと思ってるんだ」

柚子「沢渡でしょ?」

沢渡「違う!オレはネオ・ニュー・沢渡。伝説を生む男!」

取り巻き「「「ネオ・ニュー沢渡サイッコォオオ!!」」」

柚子・アユ「…」

沢渡「とにかく!俺は…」


466 : 遊矢「寒くなってきたな…」 :2014/11/13(木) 23:52:19 7Nw27jTk
遊矢「柚子!」

柚子「遊矢!」

ユート「…」スゥ…

遊矢「て沢渡…ホントにいたのか」

柚子「…心配してくれたの?」

遊矢「あ、その…えーっと…」

柚子「…くしゅん!」

遊矢「柚子!?あー…そんな袖出した服着るから…」上着を差し出す

柚子「あ、ありがとう遊矢」

遊矢「ははは…」

柚子「…」

遊矢「…」


467 : 遊矢「寒くなってきたな…」 :2014/11/13(木) 23:53:10 7Nw27jTk
ミエル「ダッアリーーン!!」

遊矢「うわ…て、ミエル!?」

ミエル「こんなところで会えるなんてやっぱり運命だわ!さあダーリン、ミエルとの愛の巣に早く帰りましょう?」

柚子「だからあんたは何で毎度毎度…離れなさい!」

沢渡「お前ら!俺を…」

真澄「あら?あなた達…」

柚子「真澄!それに…」

北斗「やあ」

刃「久しぶりだな」

権現坂「おお!刃殿」

柚子「そうだ!今日は鍋パーティーにしましょう!真澄、一緒にどう?」

真澄「そうね。たまにはそんなのもいいかも。北斗と刃も来るでしょ?」

北斗「…ボクもいいのか?」

刃「まあいいんじゃねえか。鍋は人数多い方が楽しいだろ」


468 : 遊矢「寒くなってきたな…」 :2014/11/13(木) 23:53:40 7Nw27jTk
ミッチー「あれ?君たち…」

遊矢「あ!久しぶりだなみっちー。そうだ、今日鍋パーティーするんだけどどうだ一緒に」

ミッチー「ふ、僕の完璧なレシピを披露する時が…」

素良「じゃあただ鍋するのもつまらないからみんなで食材持ち込んで闇鍋にしよー」

タツヤ「え…大丈夫なの?」

ミッチー「ふふ。まあたまにはそんなのもいいかな。ボクがいれば変なことにはならないだろう」

フトシ「しびれるぅ!」

遊矢「それじゃあ…」

沢渡「…おい!俺を無視するんじゃねえ!」


469 : 遊矢「寒くなってきたな…」 :2014/11/13(木) 23:54:46 7Nw27jTk
素良「あ、いたんだ」

柚子「何なの沢渡!また私達の邪魔しようっていうの!?」

沢渡「う、うぅ…」

遊矢「…一緒にするか?」

沢渡「いいのか?」

遊矢「ああもちろん」

沢渡「ふ…ふふふ…しょうがないな。そこまでいうなら行ってやるか!」

取り巻き(…嬉しそうだ)


470 : 遊矢「寒くなってきたな…」 :2014/11/13(木) 23:55:47 7Nw27jTk
〜〜〜

修造「ふー…この大なべを使うのも久しぶりだな…いやあ感慨深い」

遊矢「さてと」

権現坂「遊矢が持ってきたのは…トマトだと!?」

遊矢「なんだよぉいいじゃんかトマト鍋。美味しいんだぞ」

ミッチー「ふむ…なら出汁はコンソメベースの方がいいかな」

真澄「沢渡は何を持ってきたのよ」

沢渡「ふん…見て驚くがいい!これが…」

山部「沢渡さん!スイートミルク・アップルベリーパイ・とろけるハニー添え買ってきました」

素良「へえ美味しそうだね」

刃「この野郎!何入れようとしてんだ!?」

沢渡「違っ!」

遊矢「さあ!お楽しみはこれからだ!」

終わり


471 : あああああ :2014/11/14(金) 00:01:47 40KjgPxU
一歩〜たった一歩〜でいい〜


472 : 名無しの決闘者 :2014/11/14(金) 03:11:31 wwX7tGKM
それがビッグチャンス


473 : 名無しの決闘者 :2014/11/15(土) 23:34:03 uxGYoX1s
ユート…(´・ω・`)
日常回でこういうのやってくれないかな>皆で鍋パーティー


474 : 名無しの決闘者 :2014/11/16(日) 07:08:18 N.s/jwzQ

こういう色んなキャラ入り混じっての日常編見てみたいわあ


475 : 名無しの決闘者 :2014/11/16(日) 07:27:10 N.s/jwzQ

遊星「俺はどうしたらいい!?あいつらにどうやって償えばいいんだ!」

遊星「答えろ!答えてみろルドガー!」

ルドガー「それがお前の心の闇か…」

クロウ「そいつは俺が答えるぜ遊星!」

遊星「お前には聞いとらん!」

クロウ「」

遊星「しゃしゃり出てこんでいい!」

クロウ「」

遊星「答えろ!答えてみろルドガー!」

ルドガー「それがお前の心の闇か…」

ジャック「そいつは俺が「口を挟まないでくれジャック」

ジャック「」

遊星「今は真面目な話をしているんだ」

ジャック「」

遊星「答えろ!答えてみろルドガー!」

ルドガー「それがお前の心の闇か…」

アキ「遊星!あなたは…」

遊星「お前は喋りすぎる!」

アキ「」

遊星「答えろ!答えてみろルドガー!」

ルドガー「それがお前の心の闇か…」

龍亞「遊星!」

遊星「お前のデュエルは自分勝手すぎる」

龍亞「」

遊星「答えろ!答えてみろルドガー!」

ルドガー「それがお前の心の闇か…」

龍可「遊星!」

遊星「断る!」

龍可「」

遊星「答えろ!答えてみろルドガー!」

ルドガー「僕は、アンチノミーだ」


476 : 名無しの決闘者 :2014/11/16(日) 07:27:53 N.s/jwzQ
何故か思いついた変なの


477 : 名無しの決闘者 :2014/11/16(日) 10:26:40 Y24qjzJ2
それがお前の心の闇か


478 : 立派なゴミ :2014/11/18(火) 18:09:29 V7YcFRP2
やりたい放題デュエル-柚子VS権現坂

注意
・カードはOCG化されてる物はOCG仕様、OCG化されていない物はアニメ仕様
・オリカだらけ
・効果の説明は台詞のみ、既存カードには説明無しの物あり
・展開適当


479 : 立派なゴミ :2014/11/18(火) 18:10:19 V7YcFRP2
柚子「ねぇ、遊矢・・・最近欲しい物とか無い?」

遊矢「え?何だよいきなり」

柚子「いや・・・ちょっと気になっただけよ、それで何か無いの?」

遊矢「うーん、何かって言われてもなぁ・・・・・あっ、そうだ!ダンベルが欲しいな!」

柚子「えっ・・・・ダンベル?」

遊矢「そう!ダンベル!いつもの店で新しいのが出ててさ、塾にあるのよりもっと重くて、バンドが付いてるからドローの素振りでも手からすっぽ抜けないんだ」

遊矢「ただ値段がちょっと高くて、まだ手が出ないんだけどな」

柚子「へぇ・・・・・」


480 : 立派なゴミ :2014/11/18(火) 18:10:53 V7YcFRP2
数日後・スポーツ店


柚子「誕生日プレゼントにダンベルねぇ・・・・・うーん、いいのかな?いやいや、遊矢が欲しいって言ってるんだから絶対喜んでくれるはずよ!まだあるといいんだけど・・・・・」

柚子「あっ!あった!よかった、まだ一つだけ残ってる」

権現坂「おお、最後の一つだったか、ギリギリ間に合ったようだな」

柚子「あれ、権現坂?」

権現坂「奇遇だな、柚子も来ていたのか」

柚子「ええ、まぁね・・・・・権現坂、もしかしなくてもこのダンベルを買いに?」

権現坂「そういう柚子もダンベルに手がかかっているが・・・・・」

柚・権「・・・・・・・・・」


481 : 立派なゴミ :2014/11/18(火) 18:11:35 V7YcFRP2
柚子(どーしよ・・・普段なら権現坂に譲ってあげてもいいんだけど、これは遊矢へのプレゼント、ここで引く訳には・・・・・)

柚子「権現坂、お願いがあるんだけど・・・・・」

権現坂「すまん柚子、この男権現坂、このダンベルを手にする日を心待ちにしていたのだ!世の中にはれでぃーふぁーすとという言葉もあるが、俺にはどうしてもこれを諦める事はできん!ここは譲ってはくれまいか?・・・・・柚子だけに」

柚子「柚子だけにって・・・いや、そうはいかないわ!私にだってそのダンベルを譲れない理由があるのよ!」

権現坂「柚子よ、その気持ちは痛いほど分かる。お前もこのダンベルを手にただひたすらドローを繰り返す己の姿を想像していたのだろう。俺も同じだ、資金を貯めるのに時間はかかった、もう売り切れているかもしれないという不安もあった、だが最後の一つを目にした時の昂揚!感動!心躍る気持ち!ダンベルが最後の一つでさえ無ければ、この気持ちを共に分かち合えたに違いない・・・・・」

柚子「そ、そうね・・・・・」


482 : 立派なゴミ :2014/11/18(火) 18:12:25 V7YcFRP2
権現坂「柚子よ、互いに譲れぬものがある、ならば道は一つしかあるまい!」デュエルディスクセット

柚子「デュエルで勝った方が・・・・・」

権現坂「このダンベルを手にする!」

柚子「・・・・・わかった、その勝負受けて立つわ!」

権現坂「うむ、このダンベルは先に買っておくぞ、デュエルの最中に他の誰かに買われては元も子も無いからな」

柚子「ええ、そうね」

店員「あざーす」


空き地


権現坂「ここなら邪魔も入るまい」

柚子「そういえば、こうして権現坂とデュエルをするのも久しぶりね」

権現坂「そうだな、だがこの男権現坂、誰が相手であろうと常に全力!手加減する気など毛頭無い!」

柚子「私だって、本気で行くわよ!」

二人「デュエル!!」


483 : 立派なゴミ :2014/11/18(火) 18:13:27 V7YcFRP2
権現坂「先攻は俺が貰う!俺はモンスターを裏側守備表示でセットしてターンエンドだ!」権現坂残り手札4枚(以降権○枚、柚○枚と表記)

柚子「私のターン、ドロー!私は幻奏の音女ミュゼ(星4/ATK1300/DEF1000)を攻撃表示で召喚!」

柚子「ミュゼが召喚に成功した時、手札の幻奏と名のつくモンスター1体をデッキに戻す事で、カードを1枚ドローする!さらに、ドローしたカードが幻奏モンスターなら、デッキから融合のカードを手札に加える事ができる!」

柚子「私は幻奏の音姫カノンをデッキに戻してドロー!引いたカードは幻奏の音女ソナタ、よって融合を手札に!」

柚子「そして魔法カード、融合を発動!手札のソナタとフィールドのミュゼを融合!融合召喚!今こそ舞台へ、幻奏の音姫マイスタリン・シューベルト!」

権現坂「さっそく融合召喚か」

柚子「さらに、このターン幻奏モンスターが2体以上召喚、特殊召喚されている場合、このカードは手札から特殊召喚できる!幻奏の音女バラード(星6/ATK2200/DEF1500)を特殊召喚!」


484 : 立派なゴミ :2014/11/18(火) 18:14:10 V7YcFRP2
柚子「バトルよ!幻奏の音女バラードで裏守備モンスターを攻撃!」

権現坂「俺がセットしていたのは超重武者イ−I(星4/ATK600/DEF1700)!このカードは1ターンに1度、バトルでは破壊されない!」

柚子「ならシューベルトで攻撃して・・・・・」

権現坂「さらにイ−Iのリバース効果発動!」

柚子「リバース効果モンスター!?」

権現坂「自分の墓地に魔法、及び罠カードが存在しない時、このターン戦闘を行った相手モンスター1体を破壊する!バラードを破壊だ!」

柚子「でもバラードの効果で、私の天使族モンスターは1ターンに1度、破壊されない!シューベルトでイ−Iを攻撃!」

権現坂「イ−Iのさらなる効果発動!このカードが攻撃された時、手札の超重武者1体を捨てる事で、このカードを裏側守備表示にする!俺は超重武者装留イワトオシを墓地へ!」

柚子「また裏守備に!」

権現坂「1度裏守備に戻った事で、イ−Iの1ターンに1度破壊されない効果は再び適用され、さらにリバース効果も再び発動する!今度こそバラードを破壊だ!」

柚子「くっ・・・・・私はカードを1枚伏せてターンエンドよ」柚2枚、権3枚


485 : 立派なゴミ :2014/11/18(火) 18:14:49 V7YcFRP2
権現坂「俺のターン、ドロー!!」

権現坂「自分の墓地に魔法、罠が存在しない事で、手札からチューナーモンスター、超重武者ホラガ−Eを特殊召喚!」

柚子「チューナーって事はシンクロ召喚が狙いね・・・レベルの合計はイ−Iと合わせて6」

権現坂「いや、そうではない!俺はイ−Iとホラガ−Eをリリースして、超重武者ビッグベン−Kをアドバンス召喚!」

権現坂「そしてホラガ−Eをリリースして超重武者をアドバンス召喚した時、ホラガ−Eは墓地から特殊召喚できる!」

柚子「レベルの合計が10!」

権現坂「レベル8のビッグベン−Kにレベル2のホラガ−Eをチューニング!荒ぶる(ry シンクロ召喚!いざ出陣!超重荒神スサノ−O!!」

柚子「権現坂、もうすっかりシンクロ召喚を使いこなしてるわね・・・・・」


486 : 立派なゴミ :2014/11/18(火) 18:15:24 V7YcFRP2
権現坂「俺は超重武者装留グレートウォールをスサノ−Oに装備し、守備力を1200ポイントアップさせる!そしてスサノ−Oは守備表示のまま守備力(5000)を使って攻撃できる!シューベルトを攻撃!」

柚子「罠カード、幻奏の響音を発動!幻奏と名のつくモンスターが攻撃された時、戦闘ダメージを0にして、デッキから幻奏モンスター1体を手札に加える!私は幻奏の歌姫ソプラノを手札に!」

柚子「さらに、そのバトルでモンスターが破壊された場合、その攻撃力の半分だけライフポイントを回復する!」LP4000→LP5200

権現坂「なら、俺はこれでターンエンドだ」権1枚、柚3枚

柚子「私のターン、ドロー!」

柚子(よしっ、これなら!)

柚子「権現坂!悪いけどこのターンで終わりよ!」

権現坂「何?」

柚子「私は幻奏の歌姫ソプラノを召喚!ソプラノはフィールドのこのカードを素材とした融合召喚を行う時、融合無しで融合召喚ができる!」

柚子「私は場の幻奏の歌姫ソプラノと手札の幻奏の音女カペラを融合!融合召喚、今こそ舞台に勝利の歌を!幻奏の華歌聖ブルーム・ディーヴァ!!」

権現坂「柚子のエースモンスターか!」


487 : 立派なゴミ :2014/11/18(火) 18:16:07 V7YcFRP2
柚子「まだよ!カペラの効果発動!カペラを素材とした融合召喚に成功した時、このカード以外の融合素材モンスター1体を墓地から守備表示で特殊召喚する!幻奏の歌姫ソプラノを特殊召喚!」

柚子「そして再びソプラノの効果発動!今度はソプラノと手札の幻奏の音姫ローリイット・フランソワを融合!融合召喚!現れよ!幻奏の音姫セレスティアル・シュトラウス(星7/ATK2200/DEF2000)!!」

権現坂「連続融合召喚だと!?」

柚子「セレスティアル・シュトラウスは墓地の幻奏モンスター1体につき、攻撃力が200ポイントアップする!私の墓地の幻奏モンスターは7体、よって攻撃力は3600!」

柚子「さらにセレスティアル・シュトラウスの効果発動!手札の幻奏カード1枚を墓地に送る事で、相手フィールドのこのカードより攻撃力の低い特殊召喚されたモンスター1体を破壊する!この効果でスサノ−Oを破壊する!」

権現坂「くっ!」

柚子「それだけじゃないわ、私が今墓地に送ったのは幻奏の音女セレナ!幻奏モンスターが墓地に増えた事でセレスティアル・シュトラウス攻撃力は3800にアップ!2体の攻撃でおしまいよ!」

権現坂「そうはさせん!俺の場の超重武者が破壊された時、墓地に魔法、罠カードが無ければ、超重武者V−Uデン(星7/ATK1200/DEF2900)は手札から守備表示で特殊召喚できる!超重荒神スサノ−Oはそのカード名に超重武者を含まないが、効果によりルール上超重武者としても扱われるモンスターだ!」

柚子「ならブルーム・ディーヴァ(ATK1000)で攻撃!このカードが特殊召喚されたモンスターとバトルする時、自分が受ける戦闘ダメージを相手に与え、さらに相手モンスターを破壊する!」

権現坂「なんのこれしきっ!」LP4000→2100


488 : 立派なゴミ :2014/11/18(火) 18:16:43 V7YcFRP2
柚子「この攻撃で終わりよ!」

権現坂「まだだ!V−Uデンが破壊された時、デッキの上からカードを3枚墓地に送り、それが全てモンスターカードであればその中の超重武者1体を守備表示で特殊召喚できる!」

権現坂「ただしこの効果で特殊召喚したモンスターが攻撃された場合、その相手モンスターの攻撃力が守備力を上回っていれば、俺はその数値分の戦闘ダメージを受ける」

柚子「権現坂のデッキは全てがモンスターカードで構築されたフルモンデッキ・・・つまり特殊召喚は確定、あとは何のモンスターを引き当てるか・・・・・」

権現坂「セレスティアル・シュトラウスの攻撃力は3800、ここで守備力が1700より高いモンスターを引かなければ俺の負けだ」

柚子「守備力1700・・・」

権現坂「1枚目!超重武者装留ロックブレイク(DEF600)!2枚目!超重武者カゲボウ−C(DEF1000)!」

権現坂「3枚目!・・・・・超重武者ワカ−02!守備力2000だ!」

柚子「引かれた・・・流石ね、権現坂」

権現坂「3枚全てモンスターカード、よって俺は超重武者ワカ−02を守備表示で特殊召喚!」


489 : 立派なゴミ :2014/11/18(火) 18:17:16 V7YcFRP2
柚子「ならそれを攻撃するまでよ!セレスティアル・シュトラウスで攻撃!」

権現坂「ワカ−02はバトルでは破壊されない!」

柚子「でも、ダメージは受けてもらうわ!」

権現坂「くぅっ!」LP2100→LP300

柚子「私はこれでターンエンドよ!」柚1枚

権現坂「何とか凌いだが、苦しい状況には変わらんか」

権現坂「だがこの男権現坂!ダンベルを手にする為、最後まで諦める訳にはいかん!俺のターン!ドロー!!」

権現坂(・・・来たか!)

権現坂「俺は超重武者テンB−Nを召喚!このカードの召喚に成功した時、墓地からレベル4以下の超重武者1体を守備表示で特殊召喚できる!俺はレベル2のホラガ−Eを特殊召喚!」

柚子「チューナーを復活させた!またシンクロ召喚を!?」


490 : 立派なゴミ :2014/11/18(火) 18:17:51 V7YcFRP2
権現坂「俺はレベル4のワカ−02とテンB−Nにレベル2のホラガ−Eをチューニング!シンクロ召喚!現れよ!超重仏神1010−カンノン(星10/ATK1000/DEF1000)!!」

柚子「攻守がたったの1000?」

権現坂「このカードは超重武者チューナーと超重武者モンスター2体以上でシンクロ召喚できる俺の新たなシンクロモンスター!このカードもスサノ−O同様に超重武者として扱い、守備表示のまま守備力を使って攻撃ができる!」

柚子「でもそのモンスターじゃ、ディーヴァもシュトラウスも倒せないわ!」

権現坂「それだけでは無い!1010−カンノンの効果発動!このカードがシンクロ召喚に成功した時、墓地に魔法、罠カードが存在しなければ、自分の墓地の超重武者装留をそのカードの効果扱いで可能な限りこのカードに装備できる!」

権現坂「俺は墓地のイワトオシ、グレート・ウォール、ロックブレイクを1010−カンノンに装備!グレート・ウォールの効果で守備力を1200ポイントアップ!」

柚子「それでもまだ・・・・・」

権現坂「さらに1010−カンノンは、装備している超重武者装留1枚につき、守備力が1000ポイントアップし、装備したカードの枚数まで、相手モンスターを攻撃できる!」

柚子「守備力5200で3回攻撃!?」


491 : 立派なゴミ :2014/11/18(火) 18:18:25 V7YcFRP2
権現坂「バトルだ!1010−カンノンでセレスティアル・シュトラウスに攻撃!」

柚子(まだよ、この攻撃を受けてもまだ私のライフは残る、そしていくら攻撃力・・・もとい守備力を上げてもブルーム・ディーヴァの効果には通用しない!)

権現坂「超重武者装留ロックブレイクの効果発動!このカードを装備したモンスターがバトルする相手モンスターの効果は無効となる!」

柚子「なっ!?」

権現坂「これによりセレスティアル・シュトラウスの攻撃力は元に戻り2200となる!」

柚子「くっ!」LP5200→LP2000

権現坂「さらに1010−カンノンでブルーム・ディーヴァを攻撃!」

柚子「ロックブレイクでディーヴァの効果は無効・・・戦闘ダメージを返せない!」

権現坂「これで最後だ!」

柚子「きゃああああああ!」LP2000→LP0


492 : 立派なゴミ :2014/11/18(火) 18:19:06 V7YcFRP2
権現坂「柚子!大丈夫か!」

柚子「大丈夫・・・平気よ。やっぱり強いわね、権現坂」

権現坂「いや、俺達の実力にほとんど差は無かった。今のデュエルどちらが勝ってもおかしくは無い」

柚子「いえ、気持ちの強さに差があったのよ。あのダンベルを求める気持ちが権現坂は私の何倍も強かった」

権現坂「柚子・・・・・」

柚子「これはあなたが持つべきだわ。ホントはこのダンベル、私が欲しかったわけじゃないの」

権現坂「どういうことだ?」

柚子「もうすぐ遊矢の誕生日でしょ?プレゼントをあげたくて、昨日遊矢に何が欲しいか聞いたらそのダンベルだって言うから・・・・・」

権現坂「・・・・・・・」

柚子「・・・・・権現坂?」

権現坂「この男権現坂・・・・・自分が情けない!!」

柚子「ちょっ、いきなりどうしたのよ!?」


493 : 立派なゴミ :2014/11/18(火) 18:19:40 V7YcFRP2
権現坂「柚子は友の・・・遊矢の為に戦っていたというのに、俺は自分の欲望の為にデュエルをしていた!己の事しか考えず!なんと愚かな事か!」

柚子「そんな欲望って、別に悪い事してたわけじゃ無いじゃない!それとも遊矢の誕生日忘れてたとか?」

権現坂「・・・いいや、遊矢の誕生日プレゼントはすでに用意してある、この男権現坂、友の記念日を忘れるほど落ちてはいない!」

柚子「ならいいじゃない、別に少しも落ちてなんかいないわよ。権現坂はいつも通り、遊矢の事だってちゃんと考えてるじゃない。ダンベルの資金が中々貯まらなかったのだって、遊矢の誕生日プレゼントを先に用意したからなんでしょ?」

権現坂「そんな事は言い訳にすぎん!柚子よ!このダンベルはお前が持って行くべきだ!そして誕生日会でお前の手から遊矢に渡してやってくれ!」

柚子「ええっ!そんないいわよ、私は別のプレゼントを考えるから!」

権現坂「そんな事を言っても、もうプレゼントを用意する時間もあまり無い。それに遊矢が欲しいと言った物ならそれ以上のプレゼントはあるまい、柚子も遊矢の喜ぶ顔が見たくてデュエルを受けたのだろう?」

柚子「それはそうだけど・・・・・」

権現坂「それは俺とて同じ事!遊矢の笑顔を奪ってまで、俺はそのダンベルを欲しいとは思わん!」

柚子「・・・わかったわ、そこまで言うなら、これは遊矢にプレゼントする」

権現坂「うむ、そうしてくれ」

柚子(・・・これでよかったのかな?)


494 : 立派なゴミ :2014/11/18(火) 18:20:47 V7YcFRP2
誕生日会当日


「誕生日おめでとー!」パンパンパフパフ

遊矢「みんな、ありがとう!」

アユ「はい、遊矢お兄ちゃん!」

タツヤ「これ僕たちから!」

シビレ「シビれるプレゼントだぜ!」

遊矢「ディスカバー・ヒッポ!粘土で作ったのか!」

素良「これは僕からねー♪」

遊矢「これは・・・カード?」

素良「飴で出来てる食べれるカードだよ、デュエルでは使えないけどね」

遊矢「あはは、面白いな。ありがとな、みんな」


495 : 立派なゴミ :2014/11/18(火) 18:21:44 V7YcFRP2
権現坂「遊矢、俺もプレゼントを用意させてもらった、受け取ってくれ」

遊矢「これって・・・・・」

塾長「アクションデュエル用のシューズか!しかもニューモデルだな!」

権現坂「店に行く度に、いつも物欲しそうに見ていただろう?」

遊矢「お前、気付いてたのか・・・ありがとな、権現坂!」

柚子「遊矢、私からは・・・・・」

遊矢「柚子、お前もプレゼントを用意してくれたのか!」

柚子「ええ・・・・・」チラッ

権現坂「遊矢よ、柚子はお前の為にとっておきのプレゼント用意したのだ」ウナズキ

柚子(・・・わかったわ、権現坂)

遊矢「そうなのか?」

柚子「うん、受け取って遊矢」


496 : 立派なゴミ :2014/11/18(火) 18:22:23 V7YcFRP2
遊矢「へぇー、一体なんだろうな、開けていいか?」

柚子「もちろん!」

袋バリバリ

遊矢「これは・・・・・」

柚子「遊矢、この前聞いた時このダンベルが欲しいって言ってたよね?」

遊矢「確かに言ったけど・・・」

権現坂「どうした遊矢?」

遊矢「これ権現坂が欲しがってたやつだろ?」

柚子「えっ?」

権現坂「なっ、何故それを!?」


497 : 立派なゴミ :2014/11/18(火) 18:23:00 V7YcFRP2
遊矢「お前だって店に行く度にチラチラ見てたじゃないか」

柚子「じゃあ遊矢がこれを欲しがってたのは・・・・・」

遊矢「権現坂にプレゼントしたかったんだ、いつも世話になってるからさ」

権現坂「遊矢・・・お前って奴は・・・・・」

柚子「なんだ・・・・・なら、これは権現坂に渡しちゃいなさい」

遊矢「いいのか!?」

柚子「遊矢はそうしたいんでしょ?ならそれが一番よ」

遊矢「そっか・・・じゃあ権現坂、俺からっていうか、俺と柚子からのプレゼントかな、いつもありがとう、お前には感謝してるよ」

権現坂「遊矢ぁ・・・この男権現坂、今猛烈に感動している!」

遊矢「おいおい泣くなよ」

柚子「よかったわね、権現坂」


498 : 立派なゴミ :2014/11/18(火) 18:23:53 V7YcFRP2
柚子「・・・・・・」

遊矢「柚子、ありがとな」

柚子「えっ?」

遊矢「権現坂の言うとおりだ。お前のとっておきのプレゼント、凄くうれしいよ」

柚子「プレゼントって、私のは・・・・・」

遊矢「権現坂の喜ぶ顔が見れたのはお前のおかげだ。それに、プレゼントに一番大事なのは気持ちだと思うからさ」

柚子「遊矢・・・・・」

権現坂「柚子、俺からも礼を言う。お前の遊矢を想う気持ちは皆を笑顔にしてくれた、柚子の気持ちの強さは誰よりも強い」

柚子「権現坂・・・・・」

素良「ねぇー早くケーキ食べようよー、僕チョコレートの部分もーらい♪」

遊矢「あっ!ズルいぞ素良!今日くらい俺に譲ってくれてもいいだろ!」

素良「早い者勝ちだよー」

遊矢「なら俺はこれだ!」

アユ「あっ!遊矢お兄ちゃん一番大きいやつ取った!」

シビレ「俺もそれを狙ってたのに!」

タツヤ「まぁまぁ、遊矢兄ちゃんの誕生日なんだし」


499 : 立派なゴミ :2014/11/18(火) 18:24:47 V7YcFRP2
権現坂「こんな事もあろうかと、この男権現坂、もう一つケーキを買って来ている!」

素良「権ちゃん偉い!!」

塾長「おおっ権現坂くん!プレゼントだけじゃ無くケーキまで!」

権現坂「ケーキだけでは無い、チキンにパーティグッズ、その他諸々大量に買ってきた!そして塾長、これは柚子のおかげでもあるのだ」

柚子「あっ、もしかしてそれって・・・・・」

権現坂「無論ダンベル用に用意した資金で買った物だ」

柚子「いいの?こんなに買ったらすぐ無くなっちゃうでしょ?」

権現坂「金は天下の回り物、それに皆の笑顔を買えたと思えば安い物だ」

柚子「ホント、言う事もやる事もカッコいいわね、権現坂は」

権現坂「皆がそうさせる、良くしてやりたいと思える友を持てて俺は幸せだ、違うか柚子?」

柚子「そうね・・・・・私も今が凄く幸せよ」


終わり


500 : 立派なゴミ :2014/11/18(火) 18:26:49 V7YcFRP2
以上です
既存カードのみのデュエル物も書きたいけどオリカ有りのデュエルは構成考えるの楽なんだよね


501 : 名無しの決闘者 :2014/11/18(火) 21:25:22 FU0OE4w.
>>500


とてもよかった

いつか本編でも権ちゃんと柚子のデュエルあるかな


502 : 名無しの決闘者 :2014/11/18(火) 21:51:11 VwlL7Kvg

遊矢の誕生日っていつなんだろうね


503 : 名無しの決闘者 :2014/11/18(火) 23:03:29 uaj2sOtE

個人的にオリカありでも話が面白ければ問題ないぜ


504 : 名無しの決闘者 :2014/11/20(木) 19:03:46 5pQRl6Fo

>飴で出来てる食べれるカード
なにそれ普通に欲しい


505 : 名無しの決闘者 :2014/11/21(金) 00:15:25 poQgBQWs

皆良いやつや…


506 : 名無しの決闘者 :2014/11/21(金) 20:22:17 0q/v4h8k
ここって今でも他所のssの紹介ってしていいの?


507 : 名無しの決闘者 :2014/11/21(金) 22:29:36 Rr9Macqc
別に問題ないかと


508 : あああああ :2014/11/22(土) 22:31:16 i9M2hmtE
投下します

遊星「いい夫婦の日か…」


509 : 遊星「いい夫婦の日か…」 :2014/11/22(土) 22:31:51 i9M2hmtE
クロウ「どうしたんだよ遊星」

遊星「いや、何でもない」

クロウ「…?」

ガチャ

アキ「遊星、いる?」

遊星「アキか。どうかしたか?」

アキ「ちょっと相談に乗ってもらいたいのよ。一緒に買い物に付き合ってくれないかしら」

遊星「分かった」


510 : 遊星「いい夫婦の日か…」 :2014/11/22(土) 22:32:32 i9M2hmtE
〜〜〜
遊星「それでアキ。一体何を買いに来たんだ」

アキ「ほら今日はいい夫婦の日でしょう。だからパパとママに、ね」

遊星「そうか…」

アキ「遊星?」

遊星「……そうだな。こんなのはどうだろうか」


511 : 遊星「いい夫婦の日か…」 :2014/11/22(土) 22:33:04 i9M2hmtE
〜〜〜
遊星「本当にお邪魔していいんですか」

十六夜節子「ええもちろんよ」

十六夜英雄「こうして家族で食卓を囲むことが出来ているのも遊星くんのおかげだ。ゆっくりと話をしたいと思っていたんだよ」

遊星「ありがとうございます」

アキ「パパ、ママ。これ二人に」

英雄「おお!ありがとうアキ。…これは」

節子「植物の、種?」

アキ「はいこれが鉢植えね。朝と夜の二回…二人で水をあげて、育ててあげて」

英雄「アキ…」

節子「ありがとう…大切に世話するわ」

遊星「よかったな…アキ」

アキ「ええ、ありがとう遊星」


512 : 遊星「いい夫婦の日か…」 :2014/11/22(土) 22:33:51 i9M2hmtE
英雄「…遊星くん」

遊星「あ、はい。どうかしましたか」

英雄「君は、何か悩みがあるんじゃないのか」

アキ「!」

遊星「…」

英雄「その悩みが解決できるものかは分からない。だが、話してみてはくれないか。君がアキの力になってくれたように私達も君の力になりたいんだ」

遊星「…俺の両親はゼロリバースで亡くなりました」

節子「…」

遊星「それを恨んだりするつもりはありません。ただ、二人がどんな話をして、どんなことを二人でしてきたのか、そんな他愛もないことが分からない。夫婦、という関係がどういうものなのか…それが分からない俺はそんな絆を築き上げることが出来るのか。今日みたいな日にはそんな疑問がふと湧いてきてしまったんです」

アキ「遊星…」

英雄「…遊星くん。君の周りには色々なことを学んで行ける仲間がいるはずだ。悲観することは無いさ。この種の様に、きっと育んでいける」

節子「はい、お代わりはいかが」

アキ「遊星」

遊星(そうか…俺には絆がある。その絆がある限り…)


513 : 遊星「いい夫婦の日か…」 :2014/11/22(土) 22:34:34 i9M2hmtE
〜〜〜

遊星「いい両親たちだな」

アキ「ええ。大切にしていくわ。今度こそ」

遊星「…」

アキ「遊星…?」

遊星「…いつか、アキと一緒にあんな風になれるだろうか」

アキ「え…///」

遊星(はっ!俺は何を言って…まあ、こんな日だから)

終わり


514 : あああああ :2014/11/22(土) 22:36:36 i9M2hmtE
出来るならもうちょっと色々やりたかったような気もするけれど…今日も終わりかな


515 : 名無しの決闘者 :2014/11/23(日) 10:06:51 BU3Rry5w

遊アキは文化


516 : 名無しの決闘者 :2014/11/23(日) 16:13:08 mR7xCJHQ

短いけどいい話だった
遊アキは末長く爆発


517 : 名無しの決闘者 :2014/11/23(日) 17:03:01 HM6LVmpE
今回で期限切れだろうから隼くんとイリスの話あげとく
ネタにしているけど隼くんは隼くんですきです



隼「瑠璃、お前は瑠璃ではないか?」

イリス「ちがいます。おうさまにもひめさまにまちがわれたことがありますがイリスはイリスです」

隼「逃げたのか?自力で脱出を?」

イリス「おうさまにつれだしてもらったのです。バリアンせかいからでられたのもおうさまのおかげです」

隼「帰ろう瑠璃」

イリス「……こまったなあ。このひとはなしきいていないよ……」

隼「瑠璃!」

ドルベ「イリスお待たせ、どうしたそこの青年は?」

隼「?!誰だ!まさか貴様が瑠璃を……!」


しばらくおまちください


隼「そうか、彼女は瑠璃ではなかったか、済まないなイリス」

イリス「いいです。シュンこそきしさまのスープレックスいたくなかった?」

隼「まだ視界がチカチカするが平気だろう」

ドルベ「まず無力化ありきと言うのが信条なのでな。
でだ、何か困っていた様だがどうした」

隼「じつは妹をさがしているんだ」

イリス「いもうと?まるでおうさまみたいなの」

隼「そうだ妹の名前が瑠璃だ…
一体どこに捕らえられているのか」

イリス「イリスににているんですか?」

隼「顔も年齢も違うけれどもしかしたらと」

イリス「……えー(どん引き)」

ドルベ「人捜しとはそう言うものだ。私にも覚えがある。
しかし捕らえられているのならばそこから動けないのでは?」

隼「彼女は決闘者なんだ」

ドルベ「なる程、常識はあまり通用しないな」


518 : 名無しの決闘者 :2014/11/23(日) 17:08:56 HM6LVmpE
隼「だが決闘者なら必ず生きている!だから必ず見つけて救い出す!
瑠璃のような気がする相手は片っ端から声をかけているのだが…成果はでない」

イリス「きしさまきしさま、やっぱりこのひとおかしいよ
……つうほうしよ」

ドルベ「そうか?決闘者としての行動ならば中の中ではないか
黒部といったな」

隼「黒咲だ」

ドルベ「すまない黒沢、君の努力は諦めないならば叶うはずだ。
その時に相手がどんな姿でも、どんな面倒な性格でも受け入れる事が出来なければならない」
隼「どんな姿……か」

ドルベ「そうだ。
『いくら何もかも忘れてしまったからってバリアン七皇のリーダーが野良ナンバーズに操られますかね?』
とか疑問に思う理不尽なことが立ちふさがるだろうが
可能性が確信になるまで調べ連れ戻さなければならない」

隼「……そうか」

ドルベ「経験談で申し訳ないが似たようなことで悩んだことはある。
黒豆だったな、応援しているぞ」

隼「そうだったのか」

ドルベ「帰ろうかイリス」

イリス「はいきしさま」

隼(無言のガッシィ)

ドルベ「どうした黒……
えーとネタがないな……黒柳?」

隼「おまえが瑠璃だったのだな」


ドルベ「……どこかで見た光景だが……思い出せないな」

イリス「そんなオトメゲーみたいなせりふイリスはしらないです」

おわり

このあとメアド交換した。


519 : 名無しの決闘者 :2014/11/23(日) 17:43:49 mR7xCJHQ
乙です面白かった
私はナッ隼 ただの旅行者だ


520 : 名無しの決闘者 :2014/11/23(日) 18:40:50 jSr624X6

「お前はナッシュか?」と「瑠璃!」が出会ってしまったか


521 : 名無しの決闘者 :2014/11/23(日) 21:48:06 Tmjd0bCY

もう黒咲がナッシュでドルベが瑠璃で
丸く収まると思うの


522 : あああああ :2014/11/26(水) 12:20:52 U9dRYRUc
いい風呂の日です


523 : ドンサウザンドの神隠し :2014/11/26(水) 12:21:24 U9dRYRUc
ドンサウザンド「温泉に行くぞ」

シャーク「藪から棒に何言ってんだ」

ドンサウザンド「ふん知らぬのかナッシュ。今日はいい風呂の日だ」

シャーク「いやだからそんなことはどうでもよくてだな…」

リオ「あらいいわね」

ドルべ「ふむナッシュ、君も普段の疲れを癒すといいのではないかな」

ギラグ「久々に泳いでやるぜ!」

アリト「おぉ!なあなあ火山見に行っていいか?」

ベクター「行ってやるよぉ!!」

ミザエル「誰が風呂上がりだ!」

シャーク「…」


524 : ドンサウザンドの神隠し :2014/11/26(水) 12:22:23 D1w1WtSI
〜〜〜
ドンサウザンド「さあ着いたぞ」

シャーク「何だ?結構立派な宿じゃねえか大丈夫なのかよ」

女将「本日は誠に……誠にありがとうございます!従業員一同心よりお待ち申し上げておりました!!」

シャーク「おい本当に大丈夫なのかよ!?」

女将「先日あのようなことがあったばかりなのに…あ!すみません…」

シャーク「何があった!?」

リオ「いいじゃないの施設は立派だし清潔だわ。中学生の身分でこんなところに泊まれるだけでも感謝しないと」

シャーク「…」


525 : ドンサウザンドの神隠し :2014/11/26(水) 12:22:55 U9dRYRUc
〜〜〜
ドンサウザンド「さて、脱ぐか」ピキピキピキ

ドルべ「温泉のマナーとしてバリアルフォーゼした方がいいのだろうか」

アリト「いやあ要らねえだろ流石に。周りびっくりするぜ」

ギラグ「止めとけ止めとけ。全身タイツ脱ぎなさいって言われんのがオチだ」

ミザエル「だから風呂上りではないと言っているだろう!」

ドンサウザンド「ふぅ…さて入るか」

通りすがりのおじいさん「ちょっとそこの色黒のお兄さん、温泉入るときは腰布をぬぎんしゃい」

ドンサウザンド「ふ…愚かな。これが我の真の姿だ」

ベクター「なんだぁ?これ脱げねえのか?へえ」

ドンサウザンド「こらべたべた触るな」

ベクター「いいじゃねえかドンサウザンド。裸の付き合いしようじゃねえか」

シャーク「…はぁ…」


526 : ドンサウザンドの神隠し :2014/11/26(水) 12:23:35 U9dRYRUc
〜〜〜
シャーク「ふう…」

ドルべ「はぁ…」

シャーク「何だかんだで温泉もいいもんだな…おいそこのバカ二人。泳ぐな」

リオ『りょうがぁ!!そっちのほうはどぉぉ?』

ドルべ「む、メラグの声が」

ベクター「どうやら壁一枚挟んだ向こう側が女湯みたいだな」

ドンサウザンド「ふむ…なるほど…皆の者、声を低くしてこちらに来い」

シャーク「?どうしたんだドンサウザンド」

ドンサウザンド「ふ…言うまでも無かろう…覗きに行くぞ」


527 : ドンサウザンドの神隠し :2014/11/26(水) 12:24:05 U9dRYRUc
ミザエル「下らぬ。メラグの裸などにどれほどの価値があるというのだ」

ベクター「後でメラグにミザエルがそう言ってたと伝えておきますねぇ」

ドンサウザンド「無論我とて大して興味はない。だが温泉だ。温泉とくれば覗きというカオスは付き物ではないか」

ギラグ「なるほど」

アリト「いやわけわかんねえよ」

ドルべ「な、なんという卑劣な!」

シャーク「付き合ってられるか…」

ドンサウザンド「おい貴様らどこへ行く」

シャーク「もう十分温まった。やりたいなら一人で行け」

ドンサウザンド「…」


528 : ドンサウザンドの神隠し :2014/11/26(水) 12:24:43 U9dRYRUc
リオ「これなんていいのではないかしら?」

シャーク「なんだこりゃ不細工なキーホルダーだな」

ドルべ「な…何という珍味…出来るだけ買って帰ろう」

〜〜〜
ミザエル「この山にドラゴンが…」

アリト「おもしれぇ!」

〜〜〜
ギラグ「さてと…さなぎちゃんのブログの更新は…と」


それから俺たちは自由行動の中で思い思いにすごし、すっかり日も暮れ夕食の時間となった。この時はまさか、俺たちの身にあんな不幸が降りかかってくるとは、まだ知る由もなかった。


529 : ドンサウザンドの神隠し :2014/11/26(水) 12:25:27 U9dRYRUc
ギラグ「さあ飯だ飯ださっさと食お…」

シャーク「待て」

アリト「何だよナッシュ!早くしようぜこの鍋についてる何か青いやつに火つけてみたくてたまらねえんだよ」

シャーク「ドンサウザンドがいない」

ミザエル「全く団体行動のできないやつは困る」

ドルべ「とにかく探しに行ってみるかもしかしたら迷子にでもなっているのやもしれん」

ベクター「迷子てw」


530 : ドンサウザンドの神隠し :2014/11/26(水) 12:26:18 U9dRYRUc
シャーク「いたか?」

ドルべ「いや全く…ここまで探してもいないとはな…何か事件にでも巻きこまれているのか」

シャーク「たく…メンドくせえが探し出してやらないとな」

アリト「え?何で?」

シャーク「何でって………そうか。よくよく考えれば別に助ける義理もねえか」

ギラグ「だよなぁ」

ミザエル「そもそも何で生き返っていたのだか」

シャーク「それじゃあ今日はゆっくり泊まって帰るとするか」

大女将「ぎゃああああ!!祟りじゃ!祟りじゃあああ!!!」

女将「お母様!しっかりしてください」

シャーク(事情が変わった…)


531 : ドンサウザンドの神隠し :2014/11/26(水) 12:27:01 U9dRYRUc
ドルべ「一体どうしたというのだ女将」

女将「あぁ…実はこの館には人を襲う物の怪が住み着いているという言い伝えがありまして…先日も、ここで神隠し事件が…」

シャーク「は!バカバカしい。この世に呪いだの化け物だのあるわけねえだろ」

ギラグ「いやあるだろ」

シャーク「とにかく!この事件はとっとと解決してやる。バリアン七皇の名にかけて!」


532 : ドンサウザンドの神隠し :2014/11/26(水) 12:27:40 U9dRYRUc
シャーク「とはいったものの…手分けして探していくしかねえしな…」

ドルべ「だが別れるのも危険だ。ドンサウザンドを倒したほどの手練れがまだ近くをうろついているのやもしれんのだから」

リオ「それじゃあチームを作って別れましょうか」

ベクター「け!くだらねえ。犯人は俺たちの中にいるかもしれないんだぜぇ?俺は一人でやらせてもらう」

アリト「おいベクター!」

ミザエル「放っておけ」


533 : ドンサウザンドの神隠し :2014/11/26(水) 12:28:18 U9dRYRUc
〜〜〜
ベクター「ぎゃあああ!!!!!」

ドルべ「!?ベクター!」

シャーク「ちっ言わんこっちゃねえ!ベクター」

ベクター「た、助けてくれ!ナッシュゥウウ!!!」

シャーク「こ、こいつは…」

???「あ…ぁ…あ……あ…」

リオ「ドンサウザンド!生きていたの!?」

???「あ…ぁ…ぁ…ぁ…」

アリト「待て…何か様子が変だ…」

ギラグ「何だ!?この黒いの!?」

???「ふんやはりこやつであったか」

シャーク「!?ドンサウザンドが、二人!?」


534 : ドンサウザンドの神隠し :2014/11/26(水) 12:29:09 U9dRYRUc
〜〜〜
ベクター「ぎゃあああ!!!!!」

ドルべ「!?ベクター!」

シャーク「ちっ言わんこっちゃねえ!ベクター」

ベクター「た、助けてくれ!ナッシュゥウウ!!!」

シャーク「こ、こいつは…」

???「あ…ぁ…あ……あ…」

リオ「ドンサウザンド!生きていたの!?」

???「あ…ぁ…ぁ…ぁ…」

アリト「待て…何か様子が変だ…」

ギラグ「何だ!?この黒いの!?」

???「ふんやはりこやつであったか」

シャーク「!?ドンサウザンドが、二人!?」


535 : ドンサウザンドの神隠し :2014/11/26(水) 12:30:56 U9dRYRUc
レスが…二人!?すみませんミスです

ドンサウザンド「あれは我の抜け殻だ…そうだなカオスナシとでも呼ぶといい」

カオスナシ「ぁ…ぁぁ…」

シャーク「なるほど…意味が分からねえ」

ドルべ「ドンサウザンド。詳しい説明はとりあえず後でいいとして…あれをどうにか鎮める方法はあるのか」

ドンサウザンド「ああ」

アリト「マジかよ」

ドルべ「それで、どうすればいい」

ドンサウザンド「簡単なことだ。ドルべ、貴様があれにちょっと取り込まれてくればいい」

ドルべ「なるほ…ん?」


536 : ドンサウザンドの神隠し :2014/11/26(水) 12:31:45 U9dRYRUc
リオ「なるほど…そういうことなら」

ドルべ「待ちたまえメラグ!もう少し葛藤とかあってもいいじゃないか!うわ!やめ…うわあああ!!!」

ベクター「はっはぁ!よく来たなドルべ…そしてもう逃げられねえな俺も」

カオスナシ「……」

ギラグ「…?どうしたんだ」

カオスナシ「…ブックスブックスブックブックスブックスブックス!!!!」

アリト「何だあいつ!?今までうめき声しかあげてなかったのに」

ドンサウザンド「ドルべを取り込んだことで暴走しているのだ」

シャーク「だから意味が分からねえぞ!」


537 : ドンサウザンドの神隠し :2014/11/26(水) 12:32:33 U9dRYRUc
カオスナシ「ブックスブックスブックスブックスブックス!!!」

リオ「そのまま…てそっちは女湯よ!!」

カオスナシ「ブックスブックスブックス!!」

お婆さん「あらあらどうしたの?」

カオスナシ「…ブックス!!!!」

ミザエル「昇天していく…そうか、あれは覗きがやりたかったというドンサウザンドのカオスの化身…」

シャーク「あー…何かもう疲れた…」


538 : ドンサウザンドの神隠し :2014/11/26(水) 12:33:09 U9dRYRUc
大女将「というわけで何やかんやでこの温泉についていた物の怪やらも解決したようで…本当にありがとうございました」

シャーク「なんだーぜんぶどんさうざんどがわるかったのかー」

ドルべ「何だったのだろう…昨日のことはまるで思い出せないのだがそのことがものすごく幸せなことだと感じる」

終わり


539 : あああああ :2014/11/26(水) 12:37:28 U9dRYRUc
振り返ってはいけない(戒め)
湯煙殺人とかいろいろ考えてはみたもののまあ…ね


540 : 名無しの決闘者 :2014/11/26(水) 13:00:01 zvZKLnPM
カオスがカオスでワロタ


541 : 名無しの決闘者 :2014/11/26(水) 19:09:39 hgKJmeog

ミザエル「誰が風呂上がりだ!」で草生えた
気にしてたのかw


542 : 名無しの決闘者 :2014/11/26(水) 19:23:48 OSZmluwo
お婆さんの裸で満足したのか…


543 : 名無しの決闘者 :2014/11/26(水) 20:49:23 8mYmSUw2
>>542
ドンさんの年齢を考えれば十分ロリイだろうからな。
とりこまれたべのひととドのひとが満足したかは知らぬ。


544 : 名無しの決闘者 :2014/11/27(木) 19:29:37 VM5p6wlA
やっと元ネタわかった時にタイトル見て思わず感動した
1126の方に気が行ってたせいで気づかなんだ


545 : 名無しの決闘者 :2014/11/29(土) 09:09:54 ASWsxohs

黒咲「瑠璃!?」

柚子「…?」

黒咲「瑠璃が何故ここに!?逃げたのか?自力で脱出を?」

柚子「え…」

黒咲「瑠璃…!」

ユート(無言の腹パン)ドスッ

黒咲「うぐっ…瑠璃…」

ユート「彼女は瑠璃ではない」

黒咲「瑠璃!わからないのか!?俺だ!」

ユート「!?」

黒咲「瑠璃!なぜ瑠璃がここに!?」

柚子「ちょっと…」

ユート(無言の腹パン)ドゴォ

黒咲「ぐっ…」

ユート「彼女は瑠璃ではない」


546 : 名無しの決闘者 :2014/11/29(土) 09:10:30 ASWsxohs

黒咲「る…瑠璃!何故ここに!?まさか自力で!?」

ユート「!?」

柚子「えっ…」

黒咲「瑠璃!」

ユート(無言の腹パン)ズガァ

黒咲「がっ…」

ユート「彼女は瑠璃では…」

黒咲「瑠璃!自力で脱出を!?何故ここに!?」

ユート「!?」

黒咲「瑠璃!」

ユート(無言の腹パン)ゴシカァン

ユート「彼女は瑠璃ではない!」

黒咲「何故瑠璃がここに!?」

ユート(無言の腹パン)グワァラゴワガキーン

ユート「彼女は!瑠璃では!ない!!」

黒咲「る…り…」ドサッ

ユート(無言の安堵)

柚子(無言の安堵)

真澄(有言の通報)


547 : 名無しの決闘者 :2014/11/29(土) 09:11:28 ASWsxohs

黒咲「瑠璃!!」ガバッ

ユート・柚子・真澄「「「!!??」」」

黒咲「瑠璃が何故ここに!?自力で脱出を!?」

ユート(無言の腹パン)ガスガスガス

黒咲「瑠璃!」

ユート(無言の腹パン)ドワォ

黒咲「何故瑠璃がここに!?」

ユート(無言の幻影騎士団シャドーベイル2体)シャキーン

黒咲「自力で脱出を!?」

ユート(無言のオーバーレイ・ネットワーク構築)キュィィィン

黒咲「逃げられたのか!?」

ユート(無言のエクシーズ召喚)ドゥーン

黒咲「本当に瑠璃なのか!?」

ユート(無言のダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン)ドォォォォン


548 : 名無しの決闘者 :2014/11/29(土) 09:12:58 ASWsxohs

黒咲「俺がわからないのか瑠璃!」

ユート(無言のトリーズン・ディスチャージ)ドギュゥゥゥン

黒咲「瑠璃!?」

ユート(無言の反逆のライトニング・ディスオベイ)ズギャアアアアァァァ

黒咲「うぐっ…が…」

ユート「彼女は瑠璃ではない」


549 : 名無しの決闘者 :2014/11/29(土) 09:13:56 ASWsxohs

黒咲「る…り…」ドサッ

ユート(無言の確認)ツンツン

ユート(無言のサムズアップ)b

柚子(無言のサムズアップ)b

真澄(無言のサムズアップ)b

黒咲「る…」グググ

ユート(無言の腹パン)パァン


550 : 名無しの決闘者 :2014/11/29(土) 09:14:34 ASWsxohs
なんなの…このネタ…


551 : 名無しの決闘者 :2014/11/29(土) 09:20:34 Wq/x2uNw
何度でもよみがえる不審者に草はえる。こういうの好きよ


552 : 名無しの決闘者 :2014/11/29(土) 10:45:14 D11b.yNE
鉄の意志も鋼の強さも感じられない


553 : 名無しの決闘者 :2014/11/29(土) 19:52:23 ag7O7jBA
そして何もいわない素良くん


554 : 名無しの決闘者 :2014/12/01(月) 11:27:31 A0i3/LQk
隼「誇り高き隼よ 英雄の血潮に染まる翼翻し 革命の道を突き進め」

隼「ランクアップエクシーズチェンジ!」

凌牙「英雄の血潮って・・・いったいあいつのハートランドでなにがあったんだ?」

ドルベ「・・・あれはおととい飛行中に衝突した鳥の姿のエクシ−ズ!」

凌牙(ああ 平和だ・・・)


555 : ビックリボー :2014/12/01(月) 21:05:09 djCu9tPU
投下します。

ドルベ「海に行くぞ、ナッシュ」


556 : ビックリボー :2014/12/01(月) 21:06:36 djCu9tPU
神代家……

凌牙「ただいま〜……って、あれ? 何でリビングの方が真っ暗なんだ?」

凌牙(璃緒もドルベも居ないのか? でも鍵は掛かって無かったし……)

<ブックス!!

凌牙(あれはドルベの声か。何だ、居るんじゃねえか)

凌牙「おい、もう日も暮れてんだぞ。何で電気点けねえんだよ」ドアガチャ




ドルベ「ぷっかぷか〜」←暗闇の中を海パンとゴーグル装備でうろうろしてる

凌牙「!?」


557 : ビックリボー :2014/12/01(月) 21:08:01 djCu9tPU
凌牙「おい、何があったんだ、ドルベ? まさかスローネの規制のショックが今頃になって……」オロオロットン

璃緒「あら、凌牙。お帰りなさい」←台所から登場

凌牙「大変だ、璃緒! ドルベがおかしくなったぞ!!」

璃緒「へ? ドルベなら何時もおかしいじゃない」

凌牙「そうだけどそうじゃねえんだよ! 暗闇の中を海パン一丁でフラフラしてんだぞ! さすがにおかし過ぎだろ!?」

璃緒「あら、まだ続けてたのね。ドルベ、いい加減止めないとさすがに風邪ひきますわよ」

ドルベ「ぷっかぷか〜」

凌牙(何が何だか……)


558 : ビックリボー :2014/12/01(月) 21:09:55 djCu9tPU
数分後・食卓にて……

ドルベ「――という訳で明日の休日は海に行くぞ、ナッシュ」

凌牙「いや、という訳でとか言われても意味が分からねえよ」

ドルベ「ふっ、真の友である君ならば分かるはずだ。私は一刻も早く母なる海に飛び込みたくて仕方ないという事を」

凌牙「お前は何を言っているんだ? ていうかもういい加減服着ろよ、海パン一丁で飯食う姿がシュール過ぎるから」

璃緒「今日テレビの旅番組でスキューバダイビングやってたから多分その影響ね。自分もやりたくなったんでしょ」モキュモキュ

凌牙(まさかさっきのはスキューバダイビングの真似事だったのか?)


559 : ビックリボー :2014/12/01(月) 21:13:15 djCu9tPU
凌牙「まあ海なら近くだが行ってどうするんだよ? 海水浴の時期はとっくに過ぎてるし、スキューバダイビングなんてまず無理だぞ」

ドルベ「確かにもう肌寒い時期ではあるがデュエリストである我々ならあるいは……」

凌牙「いや、絶対無理だって。そもそもお前カナヅチなんだから仮に入れても泳げないだろ」

ドルベ「し、仕方ないだろ。私はバリアンの白き盾……強固な盾故に重く沈んでしまうのは自然な事なのだ」

凌牙「重さと硬さは必ずしも比例しねえよ」

ドルベ「くっ、泳げない非力な私を許してくれ!」

璃緒(我ながら今日のご飯も美味しく出来てるわね)モキュモキュ


560 : ビックリボー :2014/12/01(月) 21:14:39 djCu9tPU
ドルベ「だ、だが泳げなくても砂浜でお城を築いたり、浪打際でパチャチャしたりは出来るはずだ!」

凌牙「パチャパチャしたいなら風呂場でも出来るだろ。とにかくこんな時期に海に行くつもりは……」

璃緒「あら、良いじゃない。みんなで行きましょうよ、海」

凌牙「は?」

ドルベ「さっすがメラグ! 私は君を信じていたぞ!!」


561 : ビックリボー :2014/12/01(月) 21:18:00 djCu9tPU
璃緒「確かにもう寒くて泳げませんけど、夕方に行けば景色も良いはずよ。そのついでに外食すれば十分楽しめるわよ」

凌牙「璃緒、お前何勝手に話を進めて……」

璃緒「ドルベがこんな我が儘言う事なんてそんなに無いんだからたまには良いんじゃない」

凌牙「いや、いきなり部活作ろうとか意外と我が儘は結構言っていると思うが……」

璃緒「それに今更駄目ですなんて言えないと思うわよ。あの喜び様を見るに」

ドルベ「イヤッッホォォォオオォオウ!!」テンションブックス!!

凌牙「……仕方ねえな」タメイキング


562 : ビックリボー :2014/12/01(月) 21:18:56 djCu9tPU

…………

ドルベ「ぷっかぷか〜」

凌牙「……で、何であいつはまた部屋を暗くしてスキューバダイビングごっこしてるんだ?」

璃緒「明日の為の予行演習らしいわよ」

凌牙「いや、行っても泳げねえのは分かってんだろ? そもそも仮に泳げてもあれは予行演習にはならないだろうし……」

璃緒「う〜ん、気分の問題じゃない?」

凌牙「意味が分からん」

璃緒「まあドルベだし」

凌牙「その一言でわりと片付けられるのがある意味恐ろしいな」


563 : ビックリボー :2014/12/01(月) 21:20:29 djCu9tPU
凌牙「しかしドルベの奴、いくらテレビの影響を受けたとはいえよくこんな時期に海に行こうなんて言い出したよな」

璃緒「多分場所は何処でも良かったんじゃないかしら? 私達と出掛ける事が出来ればそれで」

凌牙「どういう事だ?」

璃緒「私と凌牙は大分前から人間としてこの世界に住んでる。当然その分、この世界での思い出もたくさんある」

璃緒「だけどドルベは違う。まだ人間として転生してから日も浅いわ」

璃緒「だからこそ今からたくさんの思い出を作ろうとしてるのよ。この世界の人間として、楽しい記憶をその胸に刻もうとしてるのよ」

凌牙「……能天気にスキューバダイビングごっこしてる奴がそんな深い事考えてるとは思えないけどな」

璃緒「まああくまで私の想像だから。じゃあ私は洗い物して来るから、その間のドルベの相手よろしくね」ノシ

凌牙(何か家事の合間に子供の面倒見てくれと言われた気分だ)


564 : ビックリボー :2014/12/01(月) 21:25:15 djCu9tPU
凌牙(しかしもし璃緒の言う通りだとしたら協力しねえ訳にはいかないんだよな)

凌牙(何だかんだであいつは俺の親友だし……やっぱり親友には楽しい思い出を増やして欲しいからな)

凌牙「おい、ドルベ。いい加減止めて電気を……」

ドルベ「あっ、深海鮫だ! 逃げろ!!」ダッ

凌牙「…………」

ドルベ「明日は海だ、海だ、イヤッッホォォォオオォオウ!!」ピョーン


翌日、海パン一丁ではしゃぎ過ぎたのが仇となってドルベは風邪を引き、結局海行きは中止となるのであった。

<おわり>


565 : ビックリボー :2014/12/01(月) 21:32:31 djCu9tPU
読んでくれた人、ありがとうございました。

もう書かないと言っておきながらまた書いてしまいました。さすがに2回目となると終わる終わる詐欺も甚だしいので今後は私の終了宣言は信用しないで下さい。


566 : 名無しの決闘者 :2014/12/01(月) 22:38:49 8zYRIBI2
>>565
ゼアルss嬉しいぞ!!ドルべがペット化しててワロタ


567 : 名無しの決闘者 :2014/12/01(月) 23:45:06 nqXIQY2.
まあドルベだし


568 : 名無しの決闘者 :2014/12/02(火) 00:30:35 sfZd1xpU
やっぱりドルべはドルべだった。


569 : 名無しの決闘者 :2014/12/02(火) 22:13:39 I5Ov8P5g
超乙!ビックリボーさんのゼアルSSが帰って来た!!!!
待ってたよ!(>▽<)b
終了宣言?何ソレ?もっともっとやっちゃっていいのよ?

ドルベ(海パン一丁)「ぷっかぷか〜」でもうお腹いたいwww


570 : 茶熊 :2014/12/03(水) 00:50:04 2989nSGA
投下

凌牙「また入院になっちまったぜ」

遊馬「げっ、シャーク」


571 : 茶熊 :2014/12/03(水) 00:58:19 2989nSGA
凌牙「遊馬か。何でお前がここにいる?」
遊馬「あ、あぁ。お前が入院したって聞いて飛んできたんだよ。ハハハ…。」
凌牙「入院が決まったのはついさっきだぞ」
遊馬「うぇっ、と。あれだよあれ、鮫の知らせってやつ?うん、そうだ鮫の知らせ鮫の知らせ」
凌牙「それを言うなら虫の知らせだ。まあいい、俺の病室は48…
遊馬「じゃ、じゃあシャーク。俺用事があるから。また今度な」ノシ
凌牙…9号室だ、っていなくなってやがる。一体何をしに来たんだあいつは」


572 : 茶熊 :2014/12/03(水) 01:03:25 2989nSGA
凌牙病室に向かっている
モブA「ねぇ知ってる?」
モブB「何何?」
モブA「この病院…出るらしいよ」
モブB「嘘〜、やだぁ。どういうこと?」
モブA「色んな患者さんが夜中に呻き声や叫び声を聞いたり、中には壁から幽霊が出てきたのを見たって人もいるらしいよ」
モブB「きゃー、怖〜い」

凌牙(はっ、くだらねぇ)


573 : 茶熊 :2014/12/03(水) 01:11:48 2989nSGA
凌牙病室に着く
ピッポッパッポップッ
プルプルプル
璃緒「はい、もしもし。どうしたの?凌牙」
凌牙「璃緒か。バイクに乗って事故って脚を骨折したから入院することになった」
璃緒「分かったわ。今日は風紀委員の仕事が長引きそうだから着替えとかは明日持っていくわね。」
凌牙「あぁ、頼む。うん、うん。それじゃあ、切るぞ」ブチッ


574 : 茶熊 :2014/12/03(水) 01:17:26 2989nSGA
凌牙(オートパイロットシステムを導入したはずだったが


575 : 茶熊 :2014/12/03(水) 01:20:55 2989nSGA
途中送信すまそ
凌牙(オートパイロットシステムを導入したはずだったが何回も転倒させられたな…イラっとくるぜ)
凌牙(カイトのやつにバイクが転倒しないようなシステムを組んでもらうか…
凌牙(そう言えばここ最近カイトに会ってないな…もう半年か?)


576 : 茶熊 :2014/12/03(水) 01:26:39 2989nSGA
凌牙(久しぶりにあいつの家に電話してみるか)
ヒッポヒッポプッ
トゥルトゥルトゥル、トゥルトゥル
ガチャッ
オービタル7「もしもし、であります。こちら天城であります」
凌牙「オービタルか。少しカイトに頼みたいことがあってな。代わってくれるか?」
オービタル7「カイト様は…今はお出かけされております」
凌牙「そうか…悪かったな。じゃあな」プツッ、ツーツー


577 : 茶熊 :2014/12/03(水) 01:30:26 2989nSGA
凌牙(今日は璃緒も来ないし…暇だな。リハビリついでに散歩するか)
病室を出る凌牙
彼にとっては第2の家と言ってもおかしくないほど入院をしているため病院の構造はほぼ把握しているため最近新しく作られた病棟に行くことにした…


578 : 茶熊 :2014/12/03(水) 01:36:55 2989nSGA
新しい病棟を歩く凌牙
凌牙「新しく作ったって割りにはあまり人がいないな」
テク
テク
テク
凌牙(はっ、足下にカードが落ちてる。このまま足を下ろしたらカードを踏んじまう。何としても避けねえと)
凌牙はバランスを崩し壁に頭から突っ込んだ


579 : 茶熊 :2014/12/03(水) 01:40:15 2989nSGA
ビターン!!
何とか受け身を取れた凌牙
凌牙(ん?何で壁に突っ込んだのに受け身を取ってるんだ?)

自分の足の方に目を向けるとなんと壁に体が突き刺さっていた

凌牙(いや、違う。これは…)


580 : 茶熊 :2014/12/03(水) 01:42:32 2989nSGA
凌牙「ARヴィジョンで作った見せかけの壁だったってことか。さっき聞いた壁から出る幽霊ってのはおそらくここのことだな」
凌牙は周りを見渡す…


581 : 茶熊 :2014/12/03(水) 01:47:24 2989nSGA
作りは他の病棟と大差ないように見えるがどこか薄暗くそれぞれの病室の扉には頑丈そうな鍵がついていた

凌牙「一体何なんだ、ここは…」

コツンコツン

壁(ARヴィジョンで作られた偽物だが)の方から誰かがやってきた


582 : 茶熊 :2014/12/03(水) 01:51:34 2989nSGA
??「シャーク!?お前何でこんなところに!」
凌牙「お前は!



遊馬!!」
それは白衣を身に纏ってはいるが紛れもなく遊馬であった

両者はしばらく黙ったままだった


583 : 茶熊 :2014/12/03(水) 01:55:38 2989nSGA
やがて凌牙が話しを切り出す
凌牙「何でお前がそんなこんなところに、しかもそんな格好で」
遊馬「本当は誰にも見られたくなかったんだけど、隠し病棟まで見られちまったんなら仕方ないか…全て話すよ」


584 : 茶熊 :2014/12/03(水) 02:06:24 2989nSGA
遊馬「デュエリストはその生存本能によって一般人より免疫系が強かったり代謝がよかったりするのは知ってるか?」
凌牙「あぁ、Vが発見したデュエル細胞のことだろ。かなりニュースになったからな、知らない訳ないだろ。それが一体どうしたってんだ」
遊馬「公表はされてないけどデュエル細胞には一つ大きな問題があるんだ」
遊馬「細胞を活性化させすぎるとその強すぎる免疫力によって自らの体さえも傷つけられてしまうんだ」
遊馬「普通にデュエルをする一生なら全く問題にはならないけど、命と命をかけたようなデュエルを潜り抜けてきたような歴戦のデュエリストにとって場合によっては命を落とすレベルで蝕まれるのが分かってる」


585 : 茶熊 :2014/12/03(水) 02:12:53 2989nSGA
遊馬「デュエリストで心臓病にかかる人をよく聞くだろ?あれもおそらくはデュエル細胞の過活性化によるものだ」
凌牙「けど、それが何故こんな薄暗い、鍵のかけられた病室になるんだ?」
遊馬「デュエル細胞は臓器を
負担をかけることもよくあるけどそれ以上に多くて問題なのは
脳にダメージを与え性格や記憶とかを変えちまうことなんだ」
遊馬「ここはデュエル細胞によって精神に異常をきたしてしまったデュエリスト達の治療施設なんだ」


586 : 茶熊 :2014/12/03(水) 02:29:56 2989nSGA
遊馬「そして俺はここのカウンセラーとして働いているんだ」

それまでは気が動転していて気づけなかったが話しを聞き冷静になるにつれて周りの音が聞こえてきた

アイボー、アイボー。ウワァァァァ
トウゼンセイイチィ
ハルトーーーーーーーーーーー
ワスレチマッタゼ、マンゾクナンテコトバ
ハルトーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ルリーーーーーーーーーーーーー

ここにいるとまるで自分までおかしくなってしまうかのような感覚に包まれていた


587 : 茶熊 :2014/12/03(水) 02:34:56 2989nSGA
遊馬「どうせいつかは暴露ることだろうから今のうちに言っておく。ショッキングかもしれないけど聞いてくれ。」
凌牙「あぁ、俺は大丈夫だ。話せ。」
遊馬「カイトもここに入院している。もう俺とハルト以外を認識できなくなっちまっうくらいに末期なんだ…」
凌牙「な、何だって!?」
遊馬「着いてきてくれ。これからカイトに会いに行く。」


588 : 茶熊 :2014/12/03(水) 02:40:07 2989nSGA
カイトの病室に向かう2人
医者C「遊馬先生!一体何をなされていたのですか?後その人は?っとそんなことより天城カイトさんの症状が悪化していて我々では手に負えない状態なのです。はやく彼の部屋に向かってください。」
遊馬「分かった、走るぞシャーク」

重々しい鍵を開けカイトの病室に入った


589 : 茶熊 :2014/12/03(水) 02:56:42 2989nSGA
そこには壁に向かって訳の分からないことを叫んでいるカイトの姿があった
カイト「ハルトーーーー。八雲貴様ハルトを離せ!!!」
遊馬「大丈夫だ、カイト。ハルトは無事だ。落ち着け」
カイト「お前も八雲の手先かっ!!ならばお前も…」
遊馬「俺だカイト、遊馬だ九十九遊馬だ」
カイト「む、遊馬か。そうか…後ろにいるのはハルトだな。おいでハルト、キャラメルだよ」
凌牙「俺はハルトじゃな…痛っ
台詞の途中で脇腹を抓られた
遊馬(カイトには俺以外の人間がハルトに見えちまうんだ。だからハルトのふりをしてやってくれ)
凌牙「なっ、んん゛。ありがとう兄さん(高い声)」
カイト「食べさせてやろう。はい、あーん」
凌牙「美味しいよ、兄さん。ありがとう()」

しばらくカイトの対応をした後2人は病室を後にした


590 : 茶熊 :2014/12/03(水) 03:09:56 2989nSGA
凌牙「あれはもう治せないのかよ…」
遊馬「無理だ。脳に損傷が出ている以上、もう悪化しないようにするしかない」
凌牙「そうだ、ヌメロンコードで。あの力でなんとかできないのかよ?」
遊馬「無理だ」
凌牙「やってみなきゃわかんねぇだろ。諦めるなんてお前らしくないぞ」

遊馬は拳を強く壁に叩きつけた

遊馬「何も知らない癖に知ったような口を聞くな!!」


591 : 茶熊 :2014/12/03(水) 03:19:35 2989nSGA
しばしの沈黙の後
遊馬「ごめん、言い過ぎた」
凌牙「気にするな」
遊馬「俺もヌメロンコードを使ってみたんだ。でもダメだった。治したところですぐに発症してしまう」
遊馬「カイトがデュエリストにならないようにもしてみた。けどそうしたらハルトが助からなくなってそのせいでカイトは心を失った。」
遊馬「時には他の誰かを、シャークお前もだ。犠牲にしてカイトが助けられないかも試してみた。でも結局上手くいかなかった」
遊馬「だからせめて残りの時間を安らかに暮らしてもらおうと思ってるんだ…」
凌牙「もう諦めるしかないのか…」



?????「諦めてはなりません」


592 : 茶熊 :2014/12/03(水) 03:29:44 2989nSGA
2人「誰だお前は?!」


他力本願鰻「私はエンシェント・フェアリードラゴン。彼の症状もチーム5d'sならきっと何とかしてくれるでしょう」
遊馬「それは本当なのか!」
鰻「ええ、きっと」
凌牙「おい、遊馬。そんな得体の知れないやつを信じて平気なのか?」
遊馬「チーム5d'sって言ったら俺の先輩の遊星がいるチームだ。もしかしたら何とかなるかもしらない」
遊馬「でもどうやってネオドミノシティに行けばいいんだ?」
鰻「これからやってくる赤き龍taxiに乗れば連れていってくれるはずです」

オォーーーーン

遊馬「きた!行くぞ、シャーク。カイト。」

視界が真っ白になってゆく…


593 : 茶熊 :2014/12/03(水) 03:41:12 2989nSGA
5d'sのガレージ
遊星「何となく赤き龍に呼ばれた気がして来てみたが、みんなも来ていたのか。」
クロウ「ああ、俺も同じだ」
アキ「私もよ、遊星」
双子「俺たちも右腕に何か感じて来てみたんだ。」

キング入室
キング「お前たちも来ていたのか」
一同「あぁ」

ドンガラガッシャーン

ルア「外で何か大きな音が聞こえたぞ」
遊星「見に行ってみよう」


594 : 茶熊 :2014/12/03(水) 03:47:50 2989nSGA
オォーーーーン

3人は赤き龍から放り出された

遊馬「痛てて、大丈夫か?2人とも」
凌牙「だ、大丈夫だ。 両脚 で着地できた」
カイト「ハルト?ハルトーーー!」
遊馬「ハルトは大丈夫だ。しっかりしろカイト」

遊星たち出てくる

遊星「大丈夫か、君達?って君は」
遊馬「はい、あ、遊星!」


595 : 茶熊 :2014/12/03(水) 03:57:49 2989nSGA
遊星「一体何があったんだ?」
遊馬「かくかくしかじか」

ルカ「でもどうすればいいのだろう?」
ジャック「俺たちにできること…」
遊星「医学的、科学的にはどうしようもないことなら俺たちにできることはデュエル、あとは絆か」
遊馬「多分今のカイトの状態だとよくて1回デュエルができるってところだと思う」
アキ「となると誰か1人しかデュエルができないってわけね…」


596 : 茶熊 :2014/12/03(水) 04:01:50 2989nSGA
クロウ「だとしたらアキが一番適任かな」
遊星「どういうことだ?」
クロウ「アキのサイコパワーは癒しの力だと俺は思ってる。だからもう失っちまったとはいえアキとのデュエルが一番快復に効きそうだろ」
ジャック「うむ」


597 : 茶熊 :2014/12/03(水) 04:09:53 2989nSGA
遊馬「よし、カイト。デュエルだ」
カイト「普段はデュエルをするなと言うのに、不思議なやつだな」

ジャック「ところでもう1人のお前の友人は大丈夫なのか?」
遊馬「悪いけど病院に連れていってもらえないか?」
ジャック「よかろう。このジャック・アトラスが直々に病院に送りとどけてやる」


598 : 茶熊 :2014/12/03(水) 09:39:44 2989nSGA

>>597の続きは今日の夜書きます


599 : 名無しの決闘者 :2014/12/03(水) 20:21:59 2989nSGA
>>597の続きから
カイト「先行は頂く、ドロー」
カイト「手札からフォトンスラッシャーを特殊召喚、さらにフォトンクラッシャーを通常召喚。2体の攻撃力2000以上のモンスターをリリースして手札からギャラクシーアイズフォトンドラゴンを特殊召喚」
カイト「俺はこれでターンエンド」


600 : 茶熊 :2014/12/03(水) 20:38:11 2989nSGA
下げ忘れすみません
クロウ「あいつ、1ターン目から攻撃力3000のモンスターを出しやがった」
遊星「彼もかなりの実力者のようだな」

アキ「私のターン、手札から夜薔薇の騎士を召喚。夜薔薇の騎士の効果を発動、手札の薔薇の妖精を特殊召喚」
カイト「レベル3のモンスターが2体来るか!」
アキ「レベル3の薔薇の妖精にレベル3夜薔薇の騎士をチューニング」
アキ「聖なる森に潜みし華麗なる棘の狩人よ、戒めの鞭を持ちて今こそ姿を現せ」
アキ「シンクロ召喚!!現れろ、スプレンティッド・ローズ」


601 : 茶熊 :2014/12/03(水) 20:44:28 2989nSGA
カイト「シンクロ…召喚だと?」
ルア「チューナーモンスターのレベルとチューナー以外のモンスターのレベルを足してエクストラデッキからモンスターを召喚する召喚法さ」

アキ「スプレンティッド・ローズの効果発動、墓地の薔薇の妖精を除外し相手フィールドのモンスター1体の攻撃力を半分にする」
銀河眼atk3000→1500
アキ「バトルよ、スプレンティッド・ローズで銀河眼に攻撃。エアリアル・ツイスト」


602 : 茶熊 :2014/12/03(水) 21:21:14 2989nSGA
カイト「銀河眼の光子竜の効果発動。このモンスターと戦闘を行うモンスターをバトルフェイズ終了時まで除外する」
アキ「くっ、私はカードを一枚セット。ターンエンド」
アキ手札3、伏せ1、場1

カイト「俺のターン、ドロー。バトルだ、銀河眼で攻撃。破滅のフォトン、ストリーム」
アキ「速攻魔法発動、収縮。銀河眼の攻撃力を半分にするわ」
カイトLP4000→3300
カイト「メイン2、銀河眼の雲篭を召喚、雲篭の効果発動。自身をリリースして墓地の銀河眼を特殊召喚する」
カイト「さらに手札から銀河遠征を発動、デッキから銀河騎士を特殊召喚」
カイト「ターンエンド」
カイトLP3300、手札2場2


603 : 茶熊 :2014/12/03(水) 21:42:56 2989nSGA
アキ「ドロー、チューナーモンスター、スポーアを召喚。レベル6スプレンティッド・ローズにレベル1スポーアをチューニング」
「冷たい炎が世界の全てを包み込む。漆黒の花よ、開け。シンクロ召喚、現れよ、ブラック・ローズ・ドラゴン。」
アキ「ブラックローズの効果、墓地のスプレンティッド・ローズを除外し相手フィールドの守備表示モンスターを攻撃表示にし、攻撃力も0にする。ローズリストリクション」
アキ「バトルよ、ブラックローズドラゴンで攻撃力0となった銀河騎士に攻撃。ブラックローズフレア」


604 : 茶熊 :2014/12/03(水) 21:48:14 2989nSGA
カイト「手札の銀河暴竜の効果発動。ギャラクシーモンスターが攻撃を受けた時手札から守備表示で特殊召喚できる」
銀河暴竜def0
アキ「守備力0のモンスターが出てきたところでどうにもならないわ」
カイト「それはどうかな?」
カイト「銀河暴竜のもう一つの効果を発動、自身の効果で特殊召喚したこのモンスターとフィールドのギャラクシーモンスターでエクシーズできる!!」
アキ「エク…シーズ?」


605 : 名無しの決闘者 :2014/12/03(水) 22:10:22 Zlyj5DmQ
やるにしても書き貯めするとかもっとスムーズにやれよ……行間も開けてくれないと読みにくい


606 : 名無しの決闘者 :2014/12/03(水) 23:33:29 x0sXNl1o
むぅ…書くなら書ききってくれよ〜
次の人が困る


607 : 名無しの決闘者 :2014/12/05(金) 22:21:58 H3aTm1Bc
なんか中途半端なとこで終わってるけどつづき書かないの?


608 : ビックリボー :2014/12/06(土) 23:21:08 ynXx1/5s
投下します。

ドルベ「おや、電話か」


609 : ビックリボー :2014/12/06(土) 23:22:04 ynXx1/5s
毎度お馴染み神代家……

プルルルル……プルルルル……

璃緒「ドルベ、今手が離せないから代わりに出てくれません?」

ドルベ「よし来た、電話の対応はこの白き盾に任せてくれ」

璃緒「お願いしますわね。セールスの電話なら適当に断って下さい」

ドルベ「了解した。もしもし、こちらバリアンの白き盾……じゃない、神代です」ガチャ

謎の声『俺、俺』

ドルベ「……俺って?」

謎の声『ああ!』


610 : ビックリボー :2014/12/06(土) 23:22:50 Mxe6Usn2
メラグ「ウホッ、いい男」


611 : ビックリボー :2014/12/06(土) 23:23:29 ynXx1/5s
ドルベ(誰だ、こいつは? この受け答えからしてデュエリストではある様だが……まさか!)

ドルベ「ナッシュ! もしや君はナッシュなのか!?」

凌牙(?)『あ、はい。そうです、俺はナッシュです』

ドルベ「急に電話なんてどうしたのだ? それに何時もと声が違うみたいだが?」

凌牙(?)『ちょっと喉の調子がおかしいんだ。でも別に体調が悪いって訳じゃないから心配しないでくれ』

ドルベ「そうか。しかしいくら喉の調子が悪かったとはいえ友である君が分からなかったとは……非力な私を許してくれ!」

凌牙(?)『許す許す、超許す。それよりお前に頼みたい事があるんだけどさ――』


612 : ビックリボー :2014/12/06(土) 23:24:55 ynXx1/5s
…………

ドルベ「メラグよ、神代家の通帳とは何処に仕舞ってあるのだ?」

璃緒「はい? それなら棚の二段目に入ってるけど?」

ドルベ「二段目だな、ありがとう……お、これだな」ガサゴソ

璃緒「ちょっと、ドルベ。通帳なんか持ち出して何を……?」

ドルベ「あ、もしもし。通帳を見つけたぞ。それで暗証番号だが……」

璃緒「!?!?!?!?」


613 : ビックリボー :2014/12/06(土) 23:25:45 ynXx1/5s
バシィ←璃緒がドルベの手から受話器を奪った音

ガチャン←璃緒が奪った受話器を叩きつけた音

パチーン←璃緒がドルベの顔にビンタした音

ドルベ「メ、メラグ? いきなり何を……」

璃緒「それはこっちの台詞だ、白き馬鹿ぁ! てめえ、今自分が何しようとしてたのか分かってんのかぁ!? ああ!?」ゲキオコブックス

ドルベ「ひぃぃぃぃ!?」ガタブルーアイズ


614 : ビックリボー :2014/12/06(土) 23:27:32 ynXx1/5s
…………

ドルベ「何、あれが巷で噂のオレオレ詐欺なのか!?」

璃緒「まず間違いないですわね。そもそもこういう大事な話は普通ドルベではなく私にするはずでしょ?」

ドルベ「くっ、我が友の名前を語り私を欺くとは……姑息な手を!」

璃緒「しかしオレオレ詐欺なんて普通は年配の人の家を狙うものですのに……もしやドルベならカモにし易いと思われたのかしら?」

ドルベ「それだとまるで私が騙されやすい人間みたいじゃないか」

璃緒「実際騙されじゃない」

ドルベ「仕方ないだろ。ナッシュが会社の金を使い込んだ上に車でタンカー事故を起こしたから至急神代家の全財産が必要だって言われたんだから」

璃緒(……何処からツッコめばいいのかしら?)


615 : ビックリボー :2014/12/06(土) 23:28:19 ynXx1/5s
璃緒「とにかく今後は気を付けて下さいね」

ドルベ「すまない……非力で愚かな私を許してくれ」ションボリチュア

璃緒「それじゃあ私はお風呂に入っていますから。もしその間に凌牙が帰って来たらよろしくお願いしますわね」

ドルベ「分かった。そういえばナッシュは遅いな」

璃緒「今日は遊馬の家に寄ると言っていましたからきっと話し込んでいるのでしょう。じゃあ頼みましたわよ」ノシ

ドルベ「うむ、私に任せてゆっくりと湯に浸かるといい」ノシ


616 : ビックリボー :2014/12/06(土) 23:29:09 ynXx1/5s
ドルベ(さて、ナッシュが帰って来るまでルービックキューブでもやっているか。今日こそは二面を揃えよう)

プルルルル……プルルルル……

ドルベ(おや、また電話か。メラグは入浴中だし私が出るしかないな)

ドルベ「もしもし、こちらバリアンの白き盾……じゃない、神代です」ガチャ

凌牙『あ、ドルベか。俺だ』

ドルベ「俺だと? 貴様、何者だ?」

凌牙『はあ? 声で分かるだろう、凌牙だよ』

ドルベ(確かにさっきと違って声は似ている。もしや本物のナッシュか? いや、しかし……)

凌牙『悪いが璃緒に伝えて欲しい事が……っておい、聞いてんのか?』


617 : ビックリボー :2014/12/06(土) 23:30:20 ynXx1/5s
ドルベ「……ふっ、成る程。そういう事か」

凌牙『何がそういう事なんだよ?』

ドルベ「確かに私はほんのちょっと騙され易い人間かもしれない。だが失敗したな、さすがにこう短時間で仕掛けてくれば私でも気付くぞ」

凌牙『何言ってんだ、お前?』

ドルベ「今度はナッシュの声真似までした様だが……騙されないぞ! バリアン世界の悪者めッ!」

凌牙『いや、お前も最近までバリアン世界の住人だったろうが』


618 : ビックリボー :2014/12/06(土) 23:31:33 ynXx1/5s
ドルベ「このバリアン七皇一の切れ者と謳われる白き盾を何度も騙せると思ったら大間違いだ!」

凌牙『ああ、もう良いから璃緒に代わってくれよ』

ドルベ「ふん、誰が詐欺師の言う事など聞くか」

凌牙『訳が分からん。とにかく遊馬の家で飯食う事になったから夕飯は要らないって伝えて……』

ドルベ「貴様、まだナッシュに成りきるつもりか!!」

凌牙『だから成りきるも何も俺が神代凌牙でナッシュなんだよ! いい加減切れるぞ、この野郎!!』プンスカブックス

ドルベ「そうか、そこまで自分がナッシュだと言い切るか。なら証明して貰おうか」

凌牙『証明だと?』

ドルベ「そうだ。もし自分が本当に我が友、ナッシュだと言うのなら……大声で私の事を好きだと言え!!」

凌牙『はあ!?』ビックリボー


619 : ビックリボー :2014/12/06(土) 23:32:56 ynXx1/5s
ドルベ「どうした、早く言え! 自分がナッシュだと証明したいのなら、大きな声でハッキリと、私の事を好きだと言うのだ!!」

凌牙『いや、ちょっと待って! 何でそれが証明になるんだよ!?』

ドルベ「私とナッシュは真実の友だ。『心』に『友』と書いて『心友(しんゆう)』と呼んでも差し支えない関係だ。もし君がナッシュならばこれくらい平気で言えるはずだ。何せ『心友』なのだから」

凌牙『いや、その理屈はおかしい』

ドルベ「言っておくが好きと言ってくれるまで伝言はしないし、メラグにも代わらないぞ」

凌牙『だがここは人の家だぞ? すぐ近くには遊馬も居るし、そんな事を大声でとか……』

ドルベ「人の家がどうした? 自らをナッシュだと証明したいのだろう? なら言うのだ……言ってみろぉ!!」


620 : ビックリボー :2014/12/06(土) 23:33:57 ynXx1/5s
凌牙『ちぃ、分かったよ……好きだ』

ドルベ「ふん、そんな小さい声では信用出来んな。やはり貴様は姑息な偽物だ』

凌牙『す、好きだ!!』

ドルベ「まだ小さい! そもそも誰が誰を好きなのだ! その点もハッキリ、しっかり、もっと大きな声で言ってみろよぉ!!」

凌牙(この野郎……ええい、こうならヤケだ!!)


凌牙『俺は、俺はドルベが好きだあああぁぁぁぁぁ!!!』


ドルベ「…………」

凌牙『はぁはぁ……』


621 : ビックリボー :2014/12/06(土) 23:35:23 ynXx1/5s
ドルベ「……ふっ、ふふふ」

凌牙『ドルベ?』

ドルベ「HAHAHA! 馬鹿め、ナッシュはツンデレなんだぞ! そう易々と好きとか言う訳が無いだろう!!」

凌牙『……え?』

ドルベ「さっきのお返しだよ! これに懲りて二度と私を騙したりしない事だな! ばーか、ばーか!!」

凌牙『……え?』

ガチャン


この後、凌牙は九十九家に滅茶苦茶誤解され、帰宅後にドルベは滅茶苦茶叱られた。

<おわり>


622 : ビックリボー :2014/12/06(土) 23:35:59 ynXx1/5s
読んでくれた人、ありがとうございました。


623 : 名無しの決闘者 :2014/12/06(土) 23:41:12 Nf4Y19d2
乙です

ダメだこの白き盾何も守っちゃいねぇ!


624 : 名無しの決闘者 :2014/12/07(日) 00:30:41 z0DaZPK.
乙です!

めちゃくちゃ笑ったwww
やっぱりドルベさんはドルベさんだなwww


625 : 名無しの決闘者 :2014/12/07(日) 08:54:16 y8310kO6
乙!
ルービックキューブ2面も揃えられないドルべさんエ…つか

>メラグ「ウホッ、いい男」
メラグ何やってんだw


626 : 名無しの決闘者 :2014/12/07(日) 09:40:13 5WIxXSxc
乙、さすが安定した面白さだ!
>>625
それは別人のレスじゃね?


627 : 名無しの決闘者 :2014/12/07(日) 19:37:59 rO8yJFgQ
乙!白き盾にはうかつに留守番も任せられない…


628 : 名無しの決闘者 :2014/12/07(日) 20:52:02 6qXbdwlM

ダメだこの盾…早くなんとかしないと…


629 : 名無しの決闘者 :2014/12/07(日) 20:52:36 6qXbdwlM

Ⅳ「ふんふんふーん♪目指せWP枠〜♪」ハナウタ

凌牙「Ⅳオオオオオオオオォォォ!!」ガシャーン!

Ⅳ「うおおおおおおお!?」ビクゥゥゥッ!

凌牙「お前か!またお前の仕業なのか!Ⅳオオオオオ!!」

Ⅳ「ちょ、ちょっと待て!いきなり何の話だ凌牙!」

凌牙「しらばっくれるな!外面だけはいいと思ってたが、まさか裏であんな爆弾を作り上げてたとはな!」

Ⅳ「だ、だから何がだ!?」

凌牙「紫雲院素良!この名前に聞き覚えがあるだろ!」

Ⅳ「え、知らん。誰それ」

凌牙「Ⅳオオオオオオオオ!!」

Ⅳ「一から説明しろ!まるで意味がわからんぞ!」


630 : 名無しの決闘者 :2014/12/07(日) 20:53:16 6qXbdwlM

凌牙「よし、わかった。なら見せてやろう」スッ

Ⅳ「DVD…?」

凌牙「お前の家のテレビを借りるぞ」

Ⅳ「いや、俺の家BDだけど」

凌牙「……」

Ⅳ「……」

凌牙「Ⅳオオオオオオオ!!」

Ⅳ「叫びたいだけだろてめえ!兄貴がロクに調べもせず適当に買ってきたんだから仕方ねえだろ!」

凌牙「まあいい。今なら配信でも見られるはずだ」カチカチッ

Ⅳ「何なんだよ…」

凌牙「見ろ。これは某動画で毎週土曜に公式配信されている遊戯王ARC−Vの最新話だ」

Ⅳ「ん…融合使いとエクシーズ使いのデュエル?だからどうしたってんだ?」

凌牙「Ⅳオオオオオオオオ!!」

Ⅳ「無意味に叫ぶな!」


631 : 名無しの決闘者 :2014/12/07(日) 20:53:46 6qXbdwlM

凌牙「問題はこの融合使いのカードだ」

Ⅳ「あ?ファーニマル…何だこのメルヘンなぬいぐるみは。趣味じゃねえな」

凌牙「こいつらが融合した姿がコレだ」

Ⅳ「鋏に鋸に鎖と融合…何だこのキメラ」

凌牙「とぼけるなⅣオオオオオオオオ!!」

Ⅳ「うるせえ!」

凌牙「こいつはお前の弟子だろう!」

Ⅳ「…えっ」

凌牙「見ろ!この子供たちの反応を!可愛いぬいぐるみを見て喜んで、融合体を見て泣き出している!」

凌牙「これはお前の言うファンサービスのやり口と同じじゃねえか!」

Ⅳ「はあ?何だコイツ?」

凌牙「大体ぬいぐるみ=人形!これもお前のギミック・パペットとの相似点だ!」

Ⅳ「確かにデストーイはなかなか俺好みのデザインだが、俺はこんな奴知らねえ!」


632 : 名無しの決闘者 :2014/12/07(日) 20:54:22 6qXbdwlM

凌牙「まだしらばっくれるか!Ⅳオオオオオオオ!!」

Ⅳ「知らねえって言ってんだろ!凌牙ああああああ!!」

凌牙「お前は紳士的なデュエリストを演じる裏で、数々のファンサービスを与えてきた!」

凌牙「さらに、1人の子供にそのファンサービス精神を教え込み、継承させた!」

凌牙「その結果、この子供は(顔含め)こんなにも歪んでしまった!」

凌牙「この罪は重いぞ!Ⅳオオオオオオ!!」

Ⅳ「俺の話を聞け凌牙あああああああ!!」

Ⅳ「俺はこんなガキとの面識は無い!」

Ⅳ「大体何だ継承って!俺はそんな本性がバレるような危険は冒さない!」

凌牙「それは紋章の力でなんやかんやしたんだろう!」

Ⅳ「肝心なところが曖昧なんだよ!」

凌牙「Ⅳオオオオオオオオ!!」

Ⅳ「凌牙あああああああ!!」

凌牙・Ⅳ「「 デ ュ エ ル ! ! 」」


                                          終わり


633 : 名無しの決闘者 :2014/12/07(日) 20:54:59 6qXbdwlM

Ⅲ「兄様たち!おやめ下さい!」

Ⅲ「とりあえずデュエルすればデュエリストっぽいオチがつくだろうと考えるのは間違いです!」

V「止めてやるな、Ⅲ」

Ⅲ「V兄様…」

V「思いつきの見切り発車で書いた話だ。こうでもしないと収拾がつかない」

Ⅲ「そんな…」

V「それでは私は出掛けてくる」

Ⅲ「一体どこへ!?」

V「決まっているだろう」

V「DVD再生プレイヤーを買いに…電気屋へだ」



その夜、Vが何を間違えたのかビデオデッキを買ってきて、Ⅳとのデュエルになるのだがそれはまた別のお話…



Ⅲ(パソコンあるならそれで見ればいいんじゃ…)


                                          終わり


634 : 名無しの決闘者 :2014/12/07(日) 20:55:59 6qXbdwlM
自分で書いておいてなんだが何なんだこのネタは


635 : 名無しの決闘者 :2014/12/07(日) 21:01:13 6h0SqZ0s
???「セイセイセーイ…」


636 : 名無しの決闘者 :2014/12/08(月) 02:06:46 mMw18Uic
俺もソラくんIVっぽいなとか思った
負けた後の台詞が小物っぽいあたりも


637 : あああああ :2014/12/09(火) 15:42:07 H.YX9KCw
休みだったからね


638 : 遊戯王大喜利 :2014/12/09(火) 15:42:59 H.YX9KCw
赤馬「皆さんこんにちは遊戯王ARC−Vの時間がやって参りました。司会の赤馬零児です。まずは皆さんのご挨拶からどうぞ」

隼「…」

赤馬「…ご挨拶を」

隼「…眩しい夢を青空に描こう。反逆亭隼です」

遊矢「やめて!髪が赤いからって主人公なのに好○ポジは嫌だぁあああ!」

赤馬「…本家にも迷惑がかかるのでメタ発言はやめていただこう。宴溜目亭遊矢さん。次の方」

権現坂「うむ!シンクロ使いとして刃殿の顔に泥を塗らぬように頑張らせていただこう。不動亭昇だ」

沢渡「俺カードに選ばれすぎィ!大幽谷響が二枚来ちゃったそれじゃダメじゃん。ネオ・ニュー・沢渡です」

素良「どうもー!みんなよろしくねぇ!可愛過ぎるデュエリスト。皆のアイドル真融合亭素良だよー!」

修造「うぉおお!!燃えるぜー!熱血だあああ!!遊勝塾をよろしくお願いしまーす!熱血亭修造でぇえええす!」


639 : 遊戯王大喜利 :2014/12/09(火) 15:43:45 H.YX9KCw
赤馬「さて最初のお題に参りましょう。中島、皆さんに例のものを」

中島「はいかしこまりました」

隼「必要ない」

中島「お前!」

赤馬「さて皆さんにお配りしましたのはペンデュラムカード。これを使って皆さんにはペンデュラムカードの新たな可能性を切り開いていただきたい」

遊矢「スケールがデカい!?」

赤馬「なるほど…スケールの幅を維持するペンデュラムカードを作るのには苦労したからな…それはペンデュラム召喚普及への課題の一つだろう。中島、一枚やってくれ」

中島「はいかしこまりました」

遊矢「いや俺そういう意味で言ったんじゃ…うーん……いや次は実力で座布団をゲットだ!」


640 : 遊戯王大喜利 :2014/12/09(火) 15:44:21 H.YX9KCw
素良「はいはいはーい!こうずばばーん!って出てすっごく面白いと思いまーす!」

赤馬「…答えになっていません。中島。一枚没収だ」

素良「てへ!間違えちゃった」

沢渡「ふん!ここはお手本を見せてやるしかねえなぁ!」

赤馬「では沢渡さん」

沢渡「ペンデュラム召喚を使い分けて妖仙獣をフィールドに維持します」

赤馬「なるほど…賛否両論はあるだろうがそれを考えるのもデュエリストの嗜みだ。中島、一枚」

沢渡「やったぜ!」

遊矢「やるなぁ沢渡…」


641 : 遊戯王大喜利 :2014/12/09(火) 15:45:05 H.YX9KCw
赤馬「さて次のお題。融合召喚、シンクロ召喚、エクシーズ召喚、儀式召喚、アドバンス召喚、ペンデュラム召喚に代わる新たな召喚方法を皆さんに考えていただきたい」

遊矢「はいはい!」

赤馬「はい遊矢さん」

遊矢「ペンデュラム融合だ!」

赤馬「ほぉ…もうそこまで辿り着いていたとは」

遊矢「へへ」

赤馬「だが没収だ。中島全部持っていきなさい」

遊矢「そんなぁああ!!!」

権現坂「アクセルシンクロォオオオオ!!」

赤馬「加速する疾風に乗って迎えてほしいものですね。一枚だ」

隼「やはりお前らには鉄の意志も鋼の強さも感じられない」


642 : 遊戯王大喜利 :2014/12/09(火) 15:45:38 H.YX9KCw
赤馬「では隼さん」

隼「ランクアップマジック!ラプターズフォース!現れろぉ!ランク5!」

オレアンナエクシーズショウカンミタコトナイヨー

アンタトハレベルガチガウノヨー

イイヤランクガチガウンダヨー

赤馬「観客も盛り上がっているようだ。中島」

素良「本気でやるわけないじゃん!遊びさ!だってこんな大喜利、放送休止の穴埋めに過ぎないんだから!君に座布団十枚は狩れない!座布団十枚狩るのは僕たちだ!」

遊矢「…素良?」

素良「現れ出ちゃえ!結合魔獣デストーイマッドキマイラ!この効果により!破壊した座布団を相手から奪う!」

遊矢「止めろぉ!こんなの大喜利じゃない!」

隼「笑止。奪われた座布団は必ず取り返す。俺はランクアップマジ…」

カン!カンカン!ヒュー…バァアアン!!ギュイイイ…!ドゴォオオオン!!

赤馬「…どうした中島…何?…こほん。盛り上がってきたところですがそろそろお時間の様です。それでは皆さんまた来週」

ちゃっちゃー…ちゃらら!

終わり


643 : あああああ :2014/12/09(火) 15:49:37 H.YX9KCw
大喜利をそうそう考えつくわけも無く


644 : 名無しの決闘者 :2014/12/09(火) 20:56:11 iqyA3Ooo

ダメだ黒咲の「必要ない」の流れがツボった


645 : 名無しの決闘者 :2014/12/10(水) 18:25:10 oSfUuBhg
投下します、そこそこ長い非力な私を許してくれ……

ギラグ・アリト「ち、中間テストぉ!?」


646 : 名無しの決闘者 :2014/12/10(水) 18:25:55 oSfUuBhg
~ハートランド学園~

教師1「ーーーよって、この時の方程式の正の解は範囲の中に……」

ギラグ「……ぐおぉ〜……zzz」


教師2「ーーーはい、以上の事がこの時代に起きた大まかな権力争いの……」

アリト「……….…か〜……く〜……zzz」



キーンコーンカーンコーン……

「「はい、では今日はここまで。復習はしっかりするように」」

キリーツ、レーイ
がやがや……
ハイセキニツケー、ホームルームハジメルゾー……

二人「「……すべてはぁ……… バリアン世界のぉ………zzz」



-放課後-

ギラグ「…………zzz」

ギラグ「えへへ……さなぎちゃんの歌、今日も俺のドラムビートとアクセルシンクロだぜ……」

シャーク「………きろ。おい、起きろギラグ!」

ギラグ「………ん?」

(眼前に神代フェイス)

ギラグ「ぬぉっ!? あ、あれ!? さなぎちゃんは!?」

シャーク「……何言ってんだ馬鹿。いつまで寝てんだよ」

ギラグ「えっ!? こ、ここ学校じゃねぇか!?」

シャーク「当たり前だ。……もしかしてお前、HRからずっと寝てたのか…」

ギラグ「おいおいナッシュ、そんな褒めんなよ」

シャーク「何処に褒める要素があったんだ。さっさと荷物纏めて俺んち来い」

ギラグ「…………何で?」

シャーク「……たまにはちゃんとした旨いもん食いてぇって璃緒に泣き付いてたのは何処の誰だ……?」

ギラグ「ヒ!? ヒィー、怖ぇー! 顔怖ぇーよー!」

シャーク「お前にだけは言われたかねぇ! オラ、ナッシュ命令だ俺の荷物持って五分後に校門な!」
ナッシュダッシュ

ギラグ「ま、まだ荷物まとめてねぇのに!? 鬼ぃ! ブラックリーダー!」


647 : 名無しの決闘者 :2014/12/10(水) 18:27:06 oSfUuBhg
璃緒「……それでこんな時間に。はぁ、お間抜けは転生しても治らないものね」

ギラグ「悪かったよ。っつーか、アリトとドルべはどうした?」

ミザエル「アリトの迎え係がドルべだ。……む、メラグ。魚の切り身はまだ解凍していないのか?」

璃緒「あら? さっきした筈だけど……」

ギラグ「氷の女王だからまた凍っちまったんじゃねぇか?」

シャーク「有り得ねぇだろ」

ギラグ「いや、だってデュエリストだし」

ミザエル「成る程な」

璃緒「ですわね」

シャーク「…………俺がおかしいのか?」

ガチャ オーッスジャマスルゼー
コラアリト、クツハソロエルンダ

ドルべ「遅れて済まない。多少トラブルに会ってしまった」

ミザエル「ドルべ、どうしたその傷は!?」

ドルべ「いや、アリトは寝ていて起こしたんだが寝ぼけていたのか腹部に魂の一撃をな」

アリト「悪りぃ悪りぃ」

ドルべ「ガラスを破って吹き飛ばされたのも水泳部の女子更衣室だった」

ギラグ「マジかよ」

ドルべ「バリアルフォーゼでバレずに済んだものの、危うく白き盾からエロき盾にランクダウンするところだった」

シャーク「おいさらっととんでもない事したっつったよな今」

璃緒「仲間をゴヨウせずに済んで何よりですわ」

ミザエル「…………うむ。ソースが出来たぞ。そろそろ器の用意だな」

アリト「俺に任せろ!」

ギラグ「へっ、どっちが多く配膳出来るか勝負だアリト!」

アリト「よっしゃ、受けて立つぜ!」

璃緒「大人しくなさい。…凍らすよ」

シャーク「あ、ドルべ。具材と出汁、それと米を一杯別に置いといてくれ」

ドルべ「構わないが、何に使うのだ?」


648 : 名無しの決闘者 :2014/12/10(水) 18:29:33 oSfUuBhg
ワイワイ モグモグ カチャカチャ

アリト「うーん、やっぱメラグの料理は美味いぜ!」

璃緒「ふふ、褒めてもおかわりは増やしませんわよ?」

ミザエル「素晴らしいものだ。私もこれぐらい作れる様にならねばな」

ギラグ「おいナッシュ。ちっちゃめの椀をくれ。ポン太にやる」

ナッシュ「ほらよ」

ドルべ「しかし、今日はいつにもまして量が多いな。冷蔵庫はもう使い切るのか?」

シャーク「確かに、さっき見たがもう殆ど食材は残ってねぇな。大丈夫かよ?」

璃緒「もう。大丈夫よ。明日はテスト期間だから仕事もないし、デパートに行って一週間分買い貯めるわ」

シャーク「……俺は明日は暇じゃねえぞ?」

璃緒「心配御無用。アリトとギラグを連れて行くわ」

二人「え?」

璃緒「何? 鍋の代わりに一日荷物持ちの約束、忘れたとは言わせませんわよ?」

アリト「いや、そりゃ覚えてるけどよ…」

ギラグ「明日っつわれてもなぁ……」

ドルべ「仕方が無いだろう。メラグは生徒会に部活の助っ人で忙しいのだ」

璃緒「部活の無いテスト期間ぐらいしかまとまった時間がとれませんもの」

シャーク「けっ。いい御身分だな」

璃緒「あら。そういう台詞は10位以内に入って私との差を100点以内に抑えてから言ったら?」

シャーク「……イラッとくるぜ」

ミザエル「流石だな。私など、勉強しなければ平均点も危ういだろう」

ドルべ「うむ。数学や国語はまだしも、理科や社会は未知との遭遇ばかりだ。だからこそ面白いのだが」

アリト「ちょっ、ちょっと待ってくれよ」

璃緒「なあに?言い訳なんて……」


アリト「いや、俺明日ボクシング部あるぜ?」


-(無言の晩餐)-


ギラグ「いや、俺もあるはずだぜ。朝の漫研に午後の華道部」

ミザエル「ある筈がないだろう。テスト期間だぞ」

アリト「いやいや、え、というかよ」


二人「「テスト期間って何?」」


649 : 名無しの決闘者 :2014/12/10(水) 18:31:19 oSfUuBhg
-翌日:ショッピングモール-

璃緒「〜〜〜♪」

アリト「よっと。しっかしそろそろ荷物が多いぜ。紐とかねぇか?」

ギラグ「おう、カバン持って来てるぜ」

アリト「よっしゃ」

ギラグ「……しっかし、マズい事になっちまったなぁ」

アリト「何がだよ?」

ギラグ「いや、テストだよ。まさか次の金曜だなんてなぁ」

アリト「ホームルームってそういうことを連絡するんだな。初めて知ったぜ」

ギラグ「前に潜入した時はそういうとこまで分からなかったからな……」

アリト「くっそー。一週間ボクシングもお預けか〜」

ギラグ「そんなにやりてぇのか、ボクシング?」

アリト「決まってんだろ! 俺はてっきりお前だって入ると思ってた位だぜ」

ギラグ「悪ぃな。でもよぉ、案外文化系も悪くねぇぞ?」

アリト「……そーかよ」

ギラグ「あん?」

アリト「何でもねぇ。しっかし、次の金曜ってのがなぁ」

ギラグ「俺は再来週のさなぎちゃんライブさえ行けりゃあいいからな。再来週じゃなくてまだ助かった」

アリト「ま、来るモンはしょうがねぇ。さっさと済ますっきゃねぇな」

ギラグ「……そうだな。仕方がねぇか!(復習をする気は無い)」

アリト「おう!(まだ教科書に名前を書いていない)」

璃緒「まあ、嬉しいわね二人とも。生徒会も計画を練った甲斐がありますわ」

ギラグ「なんだ。生徒会ってテストの日まで決められんのか?」

璃緒「いえ、そうではなく。あら、知らないの?」

アリト「何がだ?」


〜〜〜〜〜〜

数日前:HR

右京先生「よし、みんな席に着いたな。じゃあホームルームだ。委員長」

委員長「はい! まずは連絡からですね。今日からテスト週間ですから、部活はお休みです。それと、今回のテストは、生徒会から特殊なシステムが言い渡されてます」

委員長「では、読み上げます。えーと…………」

ーーー時の跳躍ーーー

委員長「ーーーとどのつまり、『今回の中間テストでは、成績優秀者への図書券の配布とともに、成績が悪い者又は著しく落ちたものには、一週間の間土日含めて補習を行う』ということですね!」

右京「と、言うわけだ。テストは本来実力を見る物だと先生は思うが、たまにはこういった事で奮起するのもいい経験だ。しっかり気に留めて置いてくれ。いいかな、今デッキを組んでいる遊馬くん?」

遊馬「え!? え、えぇ〜っとぉ……」

小鳥「もう……」

右京「全く……。大丈夫なのかい?」

遊馬「ああ、大丈夫だぜ!

ちゃんと最強のデッキになったからな!」

<アハハハハ……


〜〜〜〜〜〜

璃緒「っていう訳なんだけど」

アリト「orz」

ギラグ「ダメだ……終わったビングだ、俺……」


650 : 名無しの決闘者 :2014/12/10(水) 18:33:05 oSfUuBhg
ミザエル「それで、何故私の所に来るんだ」

ギラグ「頼む! なんとかならねぇか!?」

ミザエル「無理だな。私達とて人に教えられる程余裕は無い」

ドルべ「非力私許」

ギラグ「そこをなんとか!」

ミザエル「大体、お前達とは学年が違うのだ。私達に頼るのがまず筋違いと言う物だな」

ギラグ「くっ……どうする。アリト!?」

アリト「……へっ、決まってんじゃねぇか、ギラグ?」

ギラグ「ま、まさか!」

アリト「そうだ、俺達はデュエリストだ! 正々堂々とデュエルで……」

ギラグ「ああ!」

二人「補習を回避する!」


ミザエル「……その時間で勉強をしないのか?」

ドルべ「……成る程、その手もあるのだな」ポン

<作戦1.>

ギラグ「とは言った物の……」

アリト「やっぱ、思い付くのはこれしかねぇよな」

〜〜〜職員室前〜〜〜

アリト「……へ、へへ。手が震えて来やがった」

ギラグ「き、緊張するこたあねぇ。叱られに行く訳じゃねぇんだ」

アリト「ああ。俺達は正々堂々と、正面から……」


二人「デュエルで勝ってテスト免除だ!」

ガラガラガラ*

「「たのもーー!!」」


国語担当「デビルnsガリスコウカトップボチバーンssバードコストガリスモドシデビルバードコウカムコウ」

社会担当「モンケッソクカゲキカゲムシャシエンシハンキザンキザンエクスカリバーマガタマケイコクセンコクセット」

数学担当「ダグレヘルパトデーモンガンサーチチェインガンビートルデーモンマンサーオーガゼロマスタダブレイクブレイクバリアセット」


アリト「ありがとうございました」

ギラグ「ました」


651 : 名無しの決闘者 :2014/12/10(水) 18:33:53 oSfUuBhg
-作戦2-

アリト「今度はまともに行こうぜ」

ギラグ「ああ。もうデッキまで全除外されたくねぇ」

アリト「となると……。カンニングか」

ギラグ「誰か協力者が要るな」

アリト「そいつにデュエルで勝って従わせるってのは?」

ギラグ「ま、そんなとこか」

アリト「そうと決まれば……おい、そこのお前! デュエルだ!」


「ウサギセイバーセイバーラギアセイソウカミセンケイコクナラクセット」

「ダンセルホネダンセルefセンチセンチefギガマンセンチホネefギガマンダンセルefセンチセンチefギガマンダンセルセンチxyzリバイスefダンセルセンチホネギガマンホネefギガマンセンチefギガマンダンセルダンホネセンチホネef」


ギラグ「あ、アリト! しっかりしろ!」

アリト「ギラグ…… お前と会えて、熱かったぜ……」

ギラグ「アリトォォォ! くっ、絶対許さねぇ! ドン・サウザンドォ!」


~作戦3~ ……


ミザエル「…………で、結局こうなるのか」

アリト「…………ちきしょう」

ギラグ「さなぎちゃんのライブ……おぉ……」

ドルべ「凄いな。二人がここまで意気消沈するとは」

ミザエル「何故私の部屋に居座るのかがわからん」

アリト「……くっそぉ! なんだってんだよ!!」

ミザエル「おい待て! 私のタキまくらを足で叩くな! 臭いが付く!」

ドルべ「やはり素直に勉強したらどうだ?」

アリト「勉強なんてライフ計算とテキスト解読以外に必要ねぇじゃねぇか。何でそんなもんの為に……」

ドルべ「何を言う。今の我々にとって、勉強は人として生きる為に必要な事だろう?」

ミザエル「少なくとも、あるに越した事はないな」

アリト「…………」ボソッ

ドルべ「む? 何か分からない事でもあるのか?」

アリト「…………いや。悪りぃ、なんでもねぇ」

シャーク「邪魔するぜミザエル。……やっぱここか、お前ら」

ミザエル「おお、ナッシュ。引き取りに来たのか?」

シャーク「ま、そんなとこだ。オラ起きろお前ら!」サメノイッセンwithハリセン

二人「ぐぇっ!?」スパーン

ドルべ「ナッシュ、そのハリセンはどうした?」

シャーク「後輩から借りた。おら、結局どうすんだてめぇら」

アリト「…………ナッシュ、人はなんでテストなんかするんだろうな」

ギラグ「……バリアンに戻りてぇ」

シャーク「んなこと言ってもテストは逃げねぇぞ」

ギラグ「そうは言うけどよぉ。真面目なドルべとかミザエルでもキツいんだぜ?」

アリト「……俺らが真っ正面からテスト受けてもな……」

ドルべ「それ程違いはないだろう?」

アリト「セプスロスケール有り無しの光天使ぐらい差があるぜ」

ギラグ「天と地程の差だな」

ナッシュ「まあ、それはそうかもしれねぇが、重要なのはやる気だろ?やる気はねぇのか?」

ドルべ「友よ。フォローをくれ」

ミザエル(まあ事実だからな)

アリト「んなこと言っても……」
タメイキング

ギラグ「俺達だって、頭脳派じゃなくて行動派だってわかってんだよ……」タメイキング


652 : 名無しの決闘者 :2014/12/10(水) 18:35:18 oSfUuBhg
璃緒「全く。私はそんな事の為に計画を立てたのではありませんのに」

ミザエル「おお、メラグ」

璃緒「お邪魔するわ、ミザエル」

アリト「だけどよ、これからちょっとの間でどうやって……」

璃緒「ですから、そうやって腐らない様に頑張らせる為の計画なんです」

ギラグ「そうは言ってもよぉ」

シャーク「……よし、分かった」

璃緒「凌牙?」

シャーク「もっかい聞くぜ、アリト、ギラグ」

アリト「へっ、どーせ勉強なんてよ……」

シャーク「頭からっぽへろへろボクサーの、負け犬丸出しアリトさんと」

アリト「…………あん?」

ギラグ「アイドルオタで後ろ向きの、脳みそ筋肉ギラグさんに聞くが」

ギラグ「…………おい」

シャーク「やる気がねぇのか? ……あーいや、そういう意味じゃなかったよな」

シャーク「ひょろひょろのガリ勉共に負けちまう様な成績しか取れねぇんだよなぁ?」

二人「もっぺんいってみやがれ!!!」

璃緒(ニヤニヤ)「まーそーですわねー人間になったばっかしですしねー他の人は皆出来るんですけどねー遊馬君とかもねー」

アリト「なっ!? ま、まさか遊馬より下だっつーのか!?」

ギラグ「そ、それだけは有りえねぇ!」

シャーク「ん? じゃあ何だ? あいつより頭良いっつーのか?」

アリト「あったりめぇだろ!?」

璃緒「でもねーやっぱりテストで点を取らなくちゃあねー」

アリト「くっ、こうしちゃいられねぇぜギラグ!」

ギラグ「おぅ! 急いで教科書取って来い! 俺は俺とお前の分のシャーペンと消しゴム買って来るぜ!」

ミザエル「筆箱持ってないのかお前達は!?」

シャーク「そういやぁ前の俺の屋敷に使ってねぇ文房具があったなー」

アリト「何!? 聞いたかギラグ!」

ギラグ「計画変更だ! 俺はナッシュの屋敷に行くぜ!」

璃緒「あーそーいえばーそこにはー使ってないアリトとギラグの教科書もあったかもーどうしましょうかー」

アリト「ついてるぜギラグ! ナッシュんち行くぞ!」

ギラグ「おう! かっとビングだ、俺!」
ドタドタドタ……


璃緒「……という訳ですわ。ドルべ、ミザエル」

ドルべ「素晴らしい演技力だった」

ミザエル「まったく…… お人好しは治らん物だな、ナッシュ」

シャーク「うるせぇ。お前こそ早くタキオン病から立ち直れ」

璃緒「ふふ。勉強会なんて始めてだわ……」

ドルべ「これは、我々もついていって良いのだな?」

シャーク「何言ってんだ、俺達二人にあいつら任せるつもりか?」

璃緒「どうせ二人だけじゃ30分も持ちませんからね。皆でやれば刺激されるでしょう?」

ドルべ「ははは。喜んで力になろう」

ミザエル「……仕様の無い奴らだ」

璃緒「あなたもね?」

ミザエル「……ふん」


653 : 名無しの決闘者 :2014/12/10(水) 18:40:24 oSfUuBhg
〜一時間後、旧神代邸〜


シャーク「よし、ギラグ次だ。徒然草の暗唱は絶対出るからな。はい」

ギラグ「え〜っとぉ…… は、春はばけもの」

シャーク「あけぼの、な」


ミザエル「……思ったよりかかりきりだな」

ドルべ「ミザエル、この等高線というのは何だ? いつ発動する?」

ミザエル「地理か…… 正直私もわからん。メラグに聞きたいが……」


アリト「お、おおぅ。頭がハートバーニングだぜ……」

璃緒「しっかりなさい。ほら、ここに6Vの電圧がある時の電球は?」

アリト「大爆発する」

璃緒「(無言の手刀)」


ミザエル「……むぅ。まあ、仕方が無い。休憩の時にでもーーー」

ピンポーン

ドルべ「む、来客か?」

シャーク「はぁ?今は無人だぞ、ここ」

ドルべ「私が出よう、しばし待て」

ガチャ

遊馬「シャークぅぅ!」ドバァン!

ドルべ「ぐぉぉっ!?」

小鳥「ああっ!? ゆ、遊馬が吹き飛ばしたドアがドルべさんの顔に!?」

lll「だ、大丈夫なの!? 救急車は!?」

ミザエル「ああいや、割といつものことだ」


654 : 名無しの決闘者 :2014/12/10(水) 18:42:44 oSfUuBhg
シャーク「……お前らもかよ」

遊馬「そう言わずにさぁ。俺だってさっきlllに言われてテスト週間だって気付いたんだよ」

シャーク「あいつらより後かよ!」

lll「それを聞いた徳之助君が勉強会を提案したら、アンナさんやキャットさんまで集まって……」

小鳥「これだけ居たら、遊馬の家じゃ入り切らないからね」

遊馬「頼む〜シャークぅ〜教えてくれよぉ〜勉強〜」

シャーク「ええい、まとわりつくんじゃねえ!」

小鳥「お願いシャーク、何とかならない?」

アンナ「頼むぜ、俺の一生のお願いだ!」

キャッシー「お願いします、鮫さん!」

シャーク「……まぁ、構いはしねぇがよ……。というか、なんでウチなんだよ」

鉄男「義兄さんのお家は広いですからね」

委員長「とどのつまり、ベストスポットというわけですね」

シャーク「……てめぇら俺が札付きの悪だって忘れてねぇか…………?」

徳之助「またまたー、そんな事言って心のウラじゃ遊馬が来て喜んでるくs」

シャーク「神代キック」

徳之助「ぎゃああ!」

遊馬「と、徳之助ぇー!?」

シャーク「離れろ遊馬。そいつに心はねぇ!」

委員長「そんな! いくら図星だからって暴力は」

シャーク「神代ストレート」

委員長「うわあぁ!?」

鉄男「ま、待って下さいお義兄さん!」

シャーク「神代アッパー」

鉄男「俺止めただけじゃひぐぅ!?」

遊馬「わ…… ワンターンスリーキルゥ……」

lll「すごい! 流石は伝説のチームバリアンのリーダーだ!」

シャーク「や め ろ」



璃緒「ふふふ。小鳥さん」

小鳥「あっ、す、すいません璃緒さん! シャークさんを怒らせちゃって……」

璃緒「気にしないで下さいな。……それに」

小鳥「?」

璃緒「あんな顔の凌牙は、あなた達と一緒じゃなきゃ見れませんもの。礼を言うのはこっちの方です」

小鳥「……ふふっ。そうかもしれませんね」

璃緒「勉強会、喜んでご一緒させていただきますわ」

ミザエル「メラグ。とりあえず人数分のテーブルは用意したが……」

璃緒「ありがとう。しかし、流石に人が多いわね……」

ギラグ「お、教える側が少ないんじゃねぇか? ……えーと、ようよう白くなりゆく、生え際……」
ウロウロ

キャット「別に、自習でも問題にゃいけど……」

璃緒「折角集まったのにそれもねぇ……」



lll「………………!」ポン

ミザエル「…………ふむ」


655 : 名無しの決闘者 :2014/12/10(水) 18:44:57 oSfUuBhg
カイト「……で、俺達か」

遊馬「いやー、年上の知り合いが居て助かったぜー」

lll「遊馬。呼んでおいてそんな態度はダメだよ。高貴じゃない」

V「兄をこき使うのも十分高貴ではないがな」

カイト「俺もクリスも、中学校の勉強なんて相当昔だ。別に俺達じゃなくとも……」

遊馬「頼むカイト!」do☆ge☆za

lll「う……。に、兄様。ダメですか……?」ウワメヅカイ

V「…………やれやれ。貸し1つにしておいてやる」

ミザエル「私からも頼む」

カイト「……ふん。オービタル。俺が使っていたノートデータを全てサルベージしろ」

オービタル「かしこまり!」

遊馬「ありがとよカイト!」パアァ

カイト「…………さっさと案内しろ、愚図」


656 : 名無しの決闘者 :2014/12/10(水) 18:46:39 oSfUuBhg
ーーーーーーーーーーー

ガヤガヤガヤ……

徳之助「つまりウラ、先生側はキョロキョロしてる奴のカンニングは疑うけど」

ギラグ「まっすぐ時計とテストを見てても疑わねぇのか……」

徳之助「そう! そこでこのハイパー拡大眼鏡を使って、事前に時計の周りに書いていた解答を……」

璃緒「二人とも? 面白そうな話ですわね……?」

二人「…………ご、ごめんなさ」

バッシィィィン!!!


ドルべ「ふむ、もうジュースも空だな。ではカルピスでも」

シャーク「待てドルべ。そいつはカルピスの素じゃねぇクレンザーだ」


ミザエル「ぐっ…… こ、この文法と言うのはどうしても覚えねばならんのか……?」

オービタル「例文から覚えるのも一つの手でございますよ」

ミザエル「し、しかしそれもな……」

オービタル「覚えにくいのですか? なら自分に親しみのある例文に変えてみるなどは?」

ミザエル「う、うむむ……」

オービタル「……例えば、主語をタキオンに変えてみるとか」

ミザエル「That's sprendid idea! Wow, I found that in this way I can understand English well and feel tachyon close as if she was here!!」

オービタル「お、落ちつくでありますよ*」


小鳥「……ねぇ遊馬、何してるのかな?」

遊馬「え? いや、アンナが自分のノート見せてくれるって言うからさ」

アンナ「ほら遊馬、もっと近くに来ねぇと見えねえだろ?」ギュム

遊馬「おう。いやあ、俺はアンナみたいに優しい奴と一緒に居れて幸せだぜ」

アンナ「ふぇっ!? あ、え、その、あ、ありが……とよ……」

キャット「遊馬! そんにゃガチ化しつつある女より、私のノートの方がもっと綺麗よ!」

遊馬「うわっすげぇ! 見直したぜキャットちゃん!」

キャット「ほ、ほんとに!?」

小鳥「…………ボチテンシヨンタイ」


カイト「……以上で、七世紀までの基本的な歴史の流れは済んだが……」

鉄男「あ、質問。五世紀の所なんだけど、なんで人形なんて埋めたんだ? 作るの面倒じゃないか?」

委員長「確かに、なんでそういう文化が生まれたんでしょう……?」

カイト「知らん、そんな事は俺の管轄外だ」

二人「えぇー」

lll「何か疑問を持ってるのかな!? 僕でよかったら答えるよ!?」サッ

鉄男「げっ、lll!?」

委員長「て、鉄男君!話題を変えましょう! じゃなきゃ……」

lll「ええと、まず時代背景を抑えなくちゃね! まずそもそもの発端は紀元前8世紀に遡るんだけど!」

二人「も、もう勘弁してくれぇ〜*」


ドルべ「ふむ、そろそろ皆小腹が空いて来た頃合いか。なら煎餅でも」

V「待つんだドルべ。それは煎餅ではないコースターだ」

ドルべ「くっ、姑息なインテリアを……」

ガヤガヤガヤ……


657 : 名無しの決闘者 :2014/12/10(水) 18:48:56 oSfUuBhg
〜数時間後〜

璃緒「……うん。正解。やるじゃない、アリト」

アリト「……おぅ」

璃緒「……元気がないわね。具合が悪いの?」

アリト「ああいや、そうじゃねぇんだ。悪いな」

璃緒「悪い、じゃありません。女の子に隠し事なんて無駄ですわよ?」

アリト「別に隠してるわけじゃねぇ」

璃緒「……分かりました。なら、そろそろ休憩にしましょうか。後は私が居なくてもいいでしょうし」

アリト「おう。……ちょっと風でも浴びて来るぜ」

-旧神代邸 庭-

ギラグ「おう、アリト。お前も休憩か?」

アリト「何だ、お前もかよ。……なんだそのほっぺたの腫れ」

ギラグ「……アリト、俺達は誇り高き元バリアンの戦士だ。卑怯な真似なんかしちゃいけねぇぜ」

アリト「何を今更……って、テストから逃げようとした奴が言っちゃいけねぇな」

ギラグ「まったくだ」

アリト「……ふぅー」

ギラグ「なんかよぉ、勉強なんてしてると、この、頭の横の辺りが痛くなってこねぇ?」

アリト「……俺だけじゃなかったのか、それ」

ギラグ「がはは。今日一日で、大分優等生になった気分だぜ」


アリト「……なあ、ギラグ」

ギラグ「どうした?」

アリト「今、楽しいよな」

ギラグ「……ああ、十分にな」

アリト「……誇り高きバリアンの戦士ってのはよ。もう、無用の長物なんだな」

ギラグ「……話してみろ」

アリト「……へっ。……分かっちゃいるんだ。こんなもん、今に何にも思わなくなるんだろうってよ」

アリト「あんまり考えるの上手くねぇからよ、俺。ボクシング部入ったのだって、バリアンの時も人間だった頃も、ケンカばっかやってたからなんだと思う」

アリト「…………捨てきれねぇんだ。人間の、バリアンの戦士だった、自分を」

ギラグ「………」

アリト「俺がもし、もう一回闘いの方に向かって行ったら。もう、それは俺だけの問題じゃねぇ。お前等や遊馬、学校の奴にも関わっちまう」

ギラグ「そうならないといけないわけじゃねぇだろ?」

アリト「そうなんだけどよ。……怖いんだ。本当に、こうなっていって良いのかがよ」


658 : 名無しの決闘者 :2014/12/10(水) 18:53:04 oSfUuBhg


ギラグ「…………おい、アリト」

アリト「……何だよ?」


ドゴッ!!


アリト「ぶっ……!?」

ギラグ「……おいおい、随分とヤワになってねぇか? 前はパンチの一発如き屁でも無かったろ?」

アリト「何、を……」

ギラグ「ほれ、一発来いよ。加減すんじゃねえぞ」

アリト「ば、バカ言うなよ。んな事になんの意味が……」

ギラグ「ごちゃごちゃうるせぇなぁ。戦士じゃなかったのかよ、お前」

アリト「ぐっ……」

ギラグ「このギラグ様がパンチ見てやるってんだよ。いいからさっさと立ち上がれ」

アリト「……上等じゃねぇか! おらよ!」

ズダァン!!

ギラグ「ご、ぉぉ……」

アリト「へっ、お前だって、効いてんじゃねぇか……」

ギラグ「あたりめぇ、だろ…… 効かねえ方が、おかしいっての……」
ドサァッ

アリト「はっ……ちっ。やっぱ重かったな、さっきの……」
ドサァッ


リーンリーンリーン…………
カァーカァーカァー…………

ギラグ「パンチ一発で倒れるなんてよ。お互い、雑魚になったもんだな……」

アリト「平和ボケってのは、こういう事か……」


ギラグ「……いつの間にか、夜じゃねぇか」

アリト「すげぇな。勉強してて日が暮れるなんざ始めてだぜ」


ギラグ「……アリトよぉ」

アリト「何だよ」

ギラグ「俺達ぁバカだろ?」

アリト「ああ、多分大バカもいいところだ」

ギラグ「多分よ。……なるようになっちまうんだ。……考え過ぎるのは、ドルべとかベクターの役だろ」

ギラグ「俺達ぁこんなもんだ。自分のことをきっちりわかる程、出来がよくねぇからな。変わっちまうのを後で気付くので精一杯だ。……いいじゃねぇか、それで」

アリト「……だっせぇなあ、それ」

ギラグ「かっこいい役目なんざ、ナッシュとかミザエルに任せときゃいいんだよ」

アリト「……へへへ」

ギラグ「あぁ? どうした?」

アリト「……そうさせてやらなきゃ、あいつらが可哀想だしな?」

ギラグ「そうだろ? ナッシュなんて、かっこつけなきゃただの妹の尻に敷かれた鮫人形……」


シャーク「誰が鮫人形だ、誰が」

ギラグ「へぶっ!?」

アリト「ナッシュ!?」


659 : 名無しの決闘者 :2014/12/10(水) 18:54:12 oSfUuBhg
シャーク「外で寝るんじゃねぇ。そろそろ勉強再開だとよ、アリト」

アリト「へいへい。まったく、休む暇もありゃしねぇな」

ギラグ「アリト」

アリト「……もう大丈夫だ。ありがとよ、ギラグ」


シャーク「ったく、やり方が荒すぎるだろ」

ギラグ「仕方ねぇだろ。話し苦手だし、俺も、ちょっと思ってた事ではあったしな」

シャーク「ったく、テストで一杯一杯の癖にムダな事考えやがって」

ギラグ「……なあナッシュ。もし、アリトも俺も、バリアンじゃなくてよ…」

シャーク「ああ」

ギラグ「最初っからマトモな人間に生まれてたら、もうちっと真面目になれたと思うか?」

シャーク「思わねぇ」

ギラグ「そこは思うって言えよ!」

シャーク「ありえもしねぇ事考えてもしょうがねぇだろ」

ギラグ「そ、そりゃそうだがよ……」

シャーク「俺は神代凌牙だ。そして、バリアンのナッシュでもある。それが変わらねぇ以上、その事を悔やむのは、周りの奴に申し訳ないだろ」

ギラグ「……流石だよ、お前」


オーイ、リョウガー


シャーク「?」


660 : 名無しの決闘者 :2014/12/10(水) 18:55:38 oSfUuBhg
IV「ようやく来たか。待たせやがって」

シャーク「IVかよ。なんだこんな時間に……」

IV「冷たいねぇ、久しぶりに会った親友じゃねぇか」

シャーク「中指立ててゲス顏しながら言うセリフじゃねぇ。lllとVなら……」

IV「ああ、それは聞いてるぜ。単によっただけのつもりだったんだが……」

シャーク「あ?」


ベクター「ジャンジャーン、俺だよ、俺ぇ! 久しぶりだねぇ、凌牙くぅーん? 勉強出来てるのかなー?」

シャーク「……テメェか。何の用だ?」

ベクター「別にぃ? ただ、俺と同期の癖に今更中学校通ってるバカッシュの顔とー、勉強の苦しみに歪んだ皆の顔でも拝見させていただこうかなーって」

シャーク「そうかよ。じゃあもう満足したな?」

ベクター「あるぇ? もう終わりィ? あっ、そっかーまだまだ勉強しないといけないのかー、大変だねー凌牙ちゃーん」

IV「……早くしゃべり終われねぇのか?」

ベクター「がっ!? 何してやがる、テメェ!」

IV「フハハハ笑えますねぇ、片や異世界の力を大幅に失ったただの中学一年生、片や極東エリアのデュエルチャンピオン………… 随分と(腕力の)差がつきましたぁ、悔しいでしょうねぇ」

ベクター「五月蠅ぇ! ぶっ潰すぞ!」

IV「だが、しかし、まるで、全然* この俺を(物理的に)倒すには(腕のリーチが)程遠いんだよねぇ!」

シャーク「お前等俺にコント見せに来たのか?」

ギラグ(……こいつら相手にシャークが冷静なのって、よく考えたら物凄い事なんだよな)


661 : 名無しの決闘者 :2014/12/10(水) 18:57:18 oSfUuBhg
シャーク「で? 何が目的だよ、ベクター」

ベクター「目的ィ? 何それぇ?」

シャーク「テメェが利益のない行動をする訳ねぇからな。お前の満足か、他者の不幸か、あるいは……」

ベクター「だぁかぁらぁ言ってんだろ! テメェらの辛そうな表情を……」

IV「ホラよ。この紙だ」

ベクター「……っ!」

シャーク「……テスト内容計画書。1-A……2-B……3-A……」

IV「いやぁ献身的。トロンに仕えてた頃の俺を思い出すねぇ」

ベクター「……ひゃはははは!おいおい、信じてんのか? 俺が!? お前等の為にぃ!? いいぜぇ信じてもよ! ヤマが外れて泣き叫ぶお前等の顔……サイコーだぜサイコー!」


シャーク「ありがとよ」

ベクター「……」

ギラグ「おー」

シャーク「別に偽でも、構わねえさ。わざわざ用意してくれてありがとよ」

ベクター「……ぐ…………」

IV「ヒュー。流石はお仲間思いの凌牙クンですねぇ。私も見習わなくてはなりませんねぇ?」

シャーク「うるせぇ。その身の毛のよだつ口調を辞めやがれ」


662 : 名無しの決闘者 :2014/12/10(水) 18:58:41 oSfUuBhg
ベクター「……はっ。つまんねぇったらねぇな、クソ野郎が」

シャーク「それはそうと、お前何処ほっつき歩いてんだ? ……飯には困っちゃいなさそうだが……」

ベクター「ほっとけ。安心しろ、悪さならテメェらの目のつかねぇ所でしてやるよ」

シャーク「……いつまでそうしてんだよ」

ベクター「あれぇ〜?人の事言えた経歴かなぁ、札付きくゥん?」

IV「確かにな」

シャーク「半分以上お前が原因の経歴だぞ!」

ベクター「……はぁ。俺はもう行くぜ、あばよ」

シャーク「おい待て。今、俺んちの冷蔵庫に……」

ベクター「…………あんなクソまずいモン食わせんじゃねぇよ。片付けはテメェがやっとけ」

シャーク「……そうか。なら、別にいい」

ベクター「……ケッ!」


IV「お前の周りに居るのって、あんなんばっかだよな?」

シャーク「筆頭が何言ってやがる」

IV「違いねぇ。……さて、俺も忙しいんだ。二人には早く帰る様言っといてくれ」

シャーク「おう、じゃあな」

IV「さっさとプロに来いよ。俺はいつでも口聞いてやるぜ?」

シャーク「願い下げだ。テメェと闘っても嫌な事しか起きねぇからな」

IV「張り合いのねぇ奴だぜ。じゃあな」

シャーク「……またな」


663 : 名無しの決闘者 :2014/12/10(水) 19:01:05 oSfUuBhg
シャーク「…ふっ。ん、なんだ、まだ居たのかよギラグ」

ギラグ「何だよ、ひでえな。…………おい、ナッシュ」

シャーク「あん?」

ギラグ「ベクターの事、ホントに何とも思ってねぇのか?」

シャーク「……何とも、っつったら嘘になるがな。まあ、許してねぇわけじゃねぇ」

ギラグ「……一回殺されてんだぞ、お前」

シャーク「殺したり殺されたりなんてよくある事だろ」

ギラグ「よくある事ってなぁ…………。……まぁ、よくある事か」

シャーク「……それによ。こういったら笑われるかもしれねぇがな」

ギラグ「何だよ」

シャーク「……昔の俺と遊馬も、あんな風な距離感だったのかもって思うとな」

シャーク「いつか、あいつが俺達とまっとうに向かい合うまで 、…………せいぜい、待っててやるさ。そんな気分になるんだよ」


ネーェリョウガー イツマデソコニイルノー?

シャーク「ああ、悪りぃ! ちょっと来客があってよ、今行く!」

ギラグ「…っくく。ああ。……なあ、シャーク」

シャーク「何だよ」




ギラグ「俺、やっぱバリアンで良かったぜ」





ナッシュ「……似合わねぇぞ、そんな台詞。おら、さっさと行くぞ」

ギラグ「ああ。……あ」

シャーク「ん?」

ギラグ「そ、そういえばよナッシュ。そのカンペ、本物なのか……?」

ナッシュ「……多分本物だろ。あいつの反応的にも、少なくとも俺のクラス以外はな」

ギラグ「いよっしゃあ! アイツもたまには良い事やってくれるじゃねぇか!」

シャーク「…………何勘違いしてるんだ」

ギラグ「ひょ?」

シャーク「誰も見せてやるなんざ言ってねぇぞ」

ギラグ「え、えぇー!? な、何でぇー!?」

シャーク「まっ、バリアンのリーダーとして、少しでも危険な可能性がある物にお前達を巻き込むわけにはいかないからな。感謝しろよ?」

ギラグ「こ、この鮫野郎! あいつらと話し過ぎて性悪が移ったんじゃねぇか!?」

シャーク「待て、その発言は訂正しろ!」

ギラグ「ならそのプリントを寄越せ!」

シャーク「くっ。……いいぜ、ただし、俺にデュエルで勝ったらな!」

ギラグ「よっしゃあ、受けて立つぜ!」

二人「デュエル!」



ーーーその頃の旧神代邸ーーー

アンナ「問題。国会議員にはニ種類いますが、衆議院と後は?」

アリト「ピンポーン!」

V「回答権はアリトだ」

アリト「総理大臣!!」

遊馬「くっそぉー! やられたぜー!」


小鳥「えええぇぇぇ趣旨違ってきてる!」


664 : 名無しの決闘者 :2014/12/10(水) 19:02:20 oSfUuBhg

ーーテスト当日、ハートランド学園ーー


アリト「すぅー…… はぁー……」

右京「おや、アリト君。おはよう」

アリト「ああ、おはよう! 右京さん!」

右京「先生を付けなさい。……気合いが入ってるみたいだね?」

アリト「ああ! 見ててくれよ、絶対いい点取ってやるからな!」

右京「うんうん。頑張りなさい」


ーーその頃の神代邸ーー

シャーク「ふぁ……」

璃緒「あらおはよう。今日は遅かったのね」

シャーク「結局昨日まで毎日の様に押しかけてきやがったんだ、あいつら。眠いに決まってんだろ」

璃緒「ふふ。アリト達はもう行ったわよ」

シャーク「……気合い入ってんな」

璃緒「せめて、勉強部屋の片付けぐらいはしていってほしかったけれど」

シャーク「ん? げ、こりゃひでえ。殆ど昨日の終わりのまんまじゃねぇか」

璃緒「テストが終わったら片付けさせなきゃね」

シャーク「……ん? なんか……あれ?」

璃緒「ほら、凌牙も急がないと間に合わないわよ」

シャーク「お、おう」


シャーク(な、何かすげぇ、気付いてやった方がいいマズい事に気付いた気がするんだが……)

璃緒「凌牙!」


シャーク(ま、まあ……気のせいか……)


ーーテスト直前時 ハートランド学園ーー

ギラグ「ーーーよっしゃ、こんなもんだろ」

トウアンヲクバリマス、ノートヤキョウカショハ……

ギラグ「うっし…………」


アリト(大丈夫。この一週間。きちんと勉強した)

ギラグ(良いとは言えねぇが、実力を出せば悪い点は出ねぇ筈だ)

アリト(……行くぜ。もう迷わねぇ、目の前の事に全力を出す……!)

ギラグ(うぉぉぉぉ! 全てはさなぎちゃんライブの為に!)




シャーク(さて、筆箱筆箱……。……あ)




ーーーーテストヲハジメテクダサイ

二人(デュエル!)



〜〜〜〜〜〜〜〜〜

…………ファサァ カリカリカリ……
……ボキッ チキチキ カリカリカリ……
……ボキッ チキチキ ボキッ チキチキ カリカリ……

……チキッ。チキチキ。チキチキチキチキ……

………………


「「…………!!!???」」


665 : 名無しの決闘者 :2014/12/10(水) 19:03:09 oSfUuBhg
(後日)

「うーん……」

「おや。どうしました?」

「いや、テストの採点の件でね?」

「ほう」

「ある答案がね……。いや、まあ答自体はそこそこ合ってるんですが」

「何か?」

「…………みてくださいよ、これ」

「……うわ。なんでこんな事に?」

「多分、筆圧が高すぎたんでしょうねぇ。それにしたってやりすぎですが」

「ふざけてるとかではなく?」

「……二人居るんですよね、それ」

「二人!?」

「……仕方が無い。一応成績表には得点を加味して評定しますが、このテストでは0点ですね」

「それが妥当ですな。実生活ではこれは評価の対象外になりますでしょうし。……しかし、何があったんですかね?」

「さあ? 余程気合いが入っていたのか、シャーペンを十分に用意していなかったのか、あるいは両方か……」

「不思議ですねぇ」


666 : 名無しの決闘者 :2014/12/10(水) 19:04:10 oSfUuBhg

ーーー補習教室ーーー


璃緒「二人とも、大変お疲れ様でした」

「……」

璃緒「私としても、二人の努力は大変目を見張る物でした。それだけに、こうなってしまったことがとても残念です」

璃緒「勉強した、という過程はもちろん大事です。しかし、デュエルでもそうであるように、結果が出なければそれが真に報われるとは言えない。その事を、この補習で学んでいただければ幸いですわ」

璃緒「さて、生徒会主導補習授業を始めたいと思いますが…………その前に、私の個人的な興味が一つ」

「…………」

璃緒「何ですの、これ?」

「……俺達の、努力の結晶だ」

璃緒「成る程。じゃあ、この、穴は?」

「俺達の、努力の、結果だ」

璃緒「……わかりましたわ。では…………」



璃緒「…………っっ何っで答案に答えの文字の形の穴が空いてるのよ!! しかも全教科!!」

アリト「うるせぇ! お前に俺達の気持ちがわかんのか!?」

ギラグ「気合い入れ過ぎて一時間目で用意してた芯全部折れたんだよ!!」

璃緒「そうでしょうね! それ以外あり得ませんものね! じゃあ何で他の人から借りようとか思わないのよ!!」

アリト「馬鹿野郎! 男が他人に頼ってどうする!」

璃緒「ええええ今更それ言いますの!?」

ギラグ「ちくしょう! こうしてる間にも、もうライブ開演10分前じゃねぇか! おぉぉーん!」

璃緒「うるさいですわ! 泣きたいのはこっちよ! 自信満々で職員室に『ギラグとアリトはどうでしたか?』と聞きに行ったあの時の先生の死ぬ程冷めた目を想像してごらんなさい!」

アリト「ちくしょう! やっぱり俺は戦士なんだ! 職員室にデュエルで殴り込んでやる!」

ギラグ「加勢するぜ、アリト!!」

アリト「へっ行くぜギラグ! スリップストリームで俺について来い!」

璃緒「こ……の……お馬鹿ーーーー!!!!!」




シャーク「おいドルべ、職員室行くぞ」

ドルべ「了解したが、何故だ?」

シャーク「……なんつーか、まあ、尻拭いだな」

ドルべ「?」


おわり


667 : 名無しの決闘者 :2014/12/10(水) 19:07:07 oSfUuBhg
以上です

長 過 ぎ ま し た ご め ん な さ い
本筋進めて、ほぼ全キャラ出したいなあと思ったらこのザマだよ!
「改行が多過ぎて投稿出来ません」なんて初めてだったわ!


668 : 名無しの決闘者 :2014/12/10(水) 21:56:59 H6Y3DibI
>>667
頑張るバリアン、応援するぜ!
こんなゼアルⅢがみたかった。乙!


669 : 名無しの決闘者 :2014/12/10(水) 22:38:56 Ewm28/Is
>>667
乙です!
すごく良かった…!
自分もこんな後日談ずっと読みたかったからとても面白かった!


670 : 名無しの決闘者 :2014/12/10(水) 23:20:25 oSfUuBhg
あざます、後文字化けは!ですね……
非力私許


671 : 名無しの決闘者 :2014/12/10(水) 23:31:10 k8VprRdk

これは良作


672 : 名無しの決闘者 :2014/12/11(木) 01:02:57 4YeUkQtg

ウワメヅカイⅢきゅんprpr


673 : 名無しの決闘者 :2014/12/11(木) 19:13:34 eF5Ynjgg
乙!面白かった!
>ドルべ「ナッシュ、そのハリセンはどうした?」
>シャーク「後輩から借りた」
後輩ってまさか…


674 : 名無しの決闘者 :2014/12/11(木) 21:37:02 CPA.sHak

タキまくらでワロタwwww


675 : 名無しの決闘者 :2014/12/17(水) 18:43:54 Vo81mXtk
上げついでにリクエスト

ゆずますのクリスマスが読みたい


676 : 名無しの決闘者 :2014/12/17(水) 22:51:53 v2s24KrI
速報vipでつい最近まで書いてたものをこっちでも投下したいんだがいいかな?


677 : 名無しの決闘者 :2014/12/17(水) 23:12:26 LwtRUUwo
ここでのルール守れるならね


678 : ◆PwLGD/CRBY :2014/12/17(水) 23:14:18 3Jf8mlnY
投下確認せず上げてる人も結構いるみたいなのでそのままあげます。
名前欄は速報vipで使っていたものを使用しますのでご了承下さい。
それでは開始します。


679 : ◆PwLGD/CRBY :2014/12/17(水) 23:15:49 3Jf8mlnY
遊星「牛尾…そいつは?」

牛尾「こいつは…そこで拾ったんだよ」

遊星「君、名前は…?」

潮「う、うしお…ですぅ。」ポロポロ

遊星「うしおか…。牛尾が潮を拾うとは…おかしな事もあったものだな」

牛尾「お前に言われたくねーよ」

遊星「それでその子はどこの子か分かったのか?」

牛尾「それをこれから調べにいく所何だよ。」

遊星「なら身元不明なのか」

牛尾「そうなるな。とりあえず、身元が判明するまではセキュリティで保護する事になるだろうな」

潮「ほ、保護ですかぁ?」ウルウル

遊星「こいつは見た目は恐いだろうが良い奴だ。安心しろ」

牛尾「それって褒めてんのか?」

遊星「どうだろうな」

牛尾「やっぱりサテライトのクズ野郎は苦手だぜ。全くよ」


680 : ◆PwLGD/CRBY :2014/12/17(水) 23:19:30 v2s24KrI
※確認の為に言っておきますクロスものです。ご注意を

数日後

遊星「またせたな。それで俺に用事ってのは何なんだ?」

牛尾「実は例の子の身元が未だにわかってねーんだよ」

遊星「何…?」

牛尾「シティとサテライト、それに満足街等…俺の用いる全ての情報網を辿ってもコイツに関しての情報は載ってなかったんだ」

遊星「これは、記憶改ざんの類…これをやってのけてしまう組織と言えば奴らしか考えられないが。」

遊星「だがとうの彼らはもう…」

牛尾「困ってんだよ。セキュリティもお手上げ状態でな」

遊星「それで俺を当てにしたわけか…」

牛尾「これで頼む。」

イラッシャッセー!コチラ沢渡特製ディナーフルコーストナリマス!沢渡サンマジ料理ノ腕前モマジカッコイイッスヨ‼

遊星「はぁ…仕方が無いな。」ミルクジュルルルリ


681 : ◆PwLGD/CRBY :2014/12/17(水) 23:22:46 3Jf8mlnY
遊星「当分の間この子を預かる事になったわけだが…」

潮「ご迷惑をおかけします…」

遊星「いや別に俺は気にしていないからお前も楽にしていいんだぞ?」

潮「そ、そうなんですけど…何だか、悪い気がして……」

遊星「…?」

遊星「(そういえば牛尾はこの子の事情を聞いたとは言っていなかったな…)」

遊星「キミが良ければ…だが、キミの居た所の話を詳しく聞かせてくれないか?」

潮「わ、私の…ですか?」

遊星「何か…牛尾の取り調べの時にもその様子だと隠し事をしていたようにも見えたんでな」

潮「何か隠し事してるだろうって見抜かれてしまいました?やっぱり感づかれやすいのかな…私……?」

潮「分かりました。貴方も…私と同じ名前の牛尾さんって人もとてもいい人だったので善意に応えて素直にお話しますね。」


682 : ◆PwLGD/CRBY :2014/12/17(水) 23:32:15 3Jf8mlnY
遊星「―――そうか。キミは、それでこの世界に流れ着いてしまったのか」

潮「はい…そうみたいでして」

遊星「それじゃ牛尾の連絡網でも身元が分からないわけだな」

潮 コクリ

遊星「…だが、戦争時の艦隊を擬人化した姿がキミのような少女とはな。驚いた」

遊星「他の世界にもそんな技術があるとはな。メカニックとしては関心はするが…戦争事の為に使われるとなると話は別だ。

遊星「絶対に悪用させてはならない技術の一つだ」

潮「ええ。」

遊星「その深海棲艦とやらを倒せば…キミの居た世界は本当に救われるんだろうか?」

潮「何故…そういった風に思うんですか……?」

遊星「キミの話を聞いているとどうしても沈んでいった艦娘達の嘆きがその深海棲艦に生まれ変わらせようにしか思えないんだ」

潮「そ、そんな考え…有り得ません!…ま、間違ってます……」

遊星「キミの元で共に戦っていた艦娘達もその提督の為を思って戦い散っていった。悔いも残っているハズだと俺は思う」

潮「仮にそうだったとしても!私達には沈んで行った彼女達に何をしてあげればいいのか分かりません…」グスン

遊星「もし、本当に救いたいと言う意思が僅かにでもキミにあるんだったとしたら…俺と共に救いに行こう。俺達の手で彼女達の長年の戦いを終わらせるんだ」

潮「へっ?」キョトン


683 : ◆PwLGD/CRBY :2014/12/17(水) 23:36:16 3Jf8mlnY
潮「ええと…それで、何をしてるんですか……?」

遊星「キミのその艤装を真似た物を作ろうとしているんだ」

潮「はっ?そ、そんな事できるわけが…」

遊星「俺にはそれを可能に出来る程メカを弄るのが好きでねいつも工具を持ち歩いているんだ。」

遊星「大方鋼材の代わりになるものもガレージにはあるし何とかなるさ」

数日後

遊星「数日徹夜した甲斐があったな。何とか完成したぞ。」

アクセルスーツ キラリーン

潮「」アゼン

牛尾「何を作ってるかと思えば何かのスーツか?そりゃ…」

遊星「牛尾か…」

潮「潮さん…この人の考えにもう着いていけません……」ポロポロ

牛尾「まぁ…今に至った話じゃねーからな。こいつ等は…」


牛尾「聞いたのか。お前も…」

遊星「…と言う事は、知っていたんだな。牛尾も」

牛尾「まぁな。最初は嘘かと思ってたがこいつが嘘付いてるようには見えなかったってのもあるし涙流されちゃ男としては信じて答えるしかねーだろ普通」

遊星「…ふふ。」

牛尾「笑うな!」


684 : ◆PwLGD/CRBY :2014/12/17(水) 23:40:07 3Jf8mlnY
遊星「まぁいい。」

牛尾「にしても、どうすんだ?一般セキュリティである俺様には手におえないレベルだぞ」

牛尾「それに、そいつを作ったっつっても肝心な部分が解消してねぇーんだぞ。」

潮「そうですよぉ」

牛尾「お前どうやって世界と世界を行き来すんだよ?」

スッ Vジャンプ

《アルティマヤ・ツィオルキン》

牛尾「そいつは…」

遊星「カードは付録の為に買った。」

潮「えぇー」アキレ

遊星「行こう」


685 : ◆PwLGD/CRBY :2014/12/17(水) 23:43:01 3Jf8mlnY
鎮守府周辺海域

長門「ぐっ…深海戦艦どもの実力が、ここまでとは……」

金剛「提督と一緒に居た時間は短かったケド私としては最高のタイムを過ごせたネ…」

熊野「皆が散ろうとも私は提督の為に最後まで…戦い抜いて見せますわ!」

加賀「ここまでされたら…流石の私も、頭に来ました……最後の力に全てを注ぎます」

天津風「負けるわけには…行かないのよ。ここで負けたら島風に笑われちゃうんだから…!」 ガチャン

大鯨「皆さんと共に過ごせてよかったです…」ポロポロ

ヲ級「マダ抗ウカ。艦娘共。貴様ラニハ地獄以上ノ恐怖ガ必要ノヨウダナ!」

ヲ級「イ級、ロ級、ハ級、瑠、璃級…他ノ棲艦共モ続イテ奴ラヲ沈メテシマエ。煉獄ノ恐怖味ワウガイイ」

レ級「オーケィー」ニッ

鎮守府周辺防衛ライン
伊58「こ、このままじゃ…鎮守府が沈んじゃうでち」

天龍「俺達は…ここまでなのかよ!!」ドンドン

??「諦めるな。そこで諦めたらお前たちの未来はそこで終わりになってしまう」

あきつ丸「だっ誰かの声であります…でも、これは自分たちの知らない声……」

木曾「諦めるなっつっても、俺達ではもうどうしようも無い所まで来ているのだぞ。それを部外者のお前にとやかく言われる権利はないハズだ」

??「そうかもしれないな。…だが、俺はこの子からキミ等の話は聞いた。そして戦うべき相手の事もな」

??「俺は共に救おうと思っている。そういう未来が少なくとも必ずあると俺は願っているから」

電「あっあれ、あそこ見てほしいのですっ!」


686 : ◆PwLGD/CRBY :2014/12/17(水) 23:47:12 3Jf8mlnY
曙「って、潮!?あの子…今までどこに行ってたのよ!?クソ提督から嫌気が差したって言っても鎮守府抜け出すとか何考えてんのよ!」

RJ「それ分からん事も無いけど…今は、潮の横に居るあれに目が行かへん?」

曙「潮の…横……?…何よ。あれ?」アゼンマイン

艦娘「うわぁー無いわー」

那珂ちゃん「うわーあっあれだけすれば那珂ちゃんもスポットあびるのかなっ!?」

レ級「何ダイ。アリャ?」

ヲ級「知ラナイワヨ。アンナノ」

アクセル・シンクロン「行くぞ。潮…」ダキッ

潮「へっ」

アクセル・シンクロン「俺と潮とをチューニング…」

ヲ級「き、消えっ」

????????????「シンクロ召喚!」

スターダスト・ウォリアー「これが俺達が共に共存する為に導いた。可能性…だ!」

浜風「綺麗な龍…ですね。」

ビスマルク「この世界に龍なんて…もはや何でもありね。」

プリンツ「私達の存在が最早フィクションなんかと疑う部分ではありますから何とも言えないような…ビスマルク姉さま」

ヲ級「ハヤッ」

スターダスト・ウォリアー「俺は誰をも傷つけない。君たちにはそうあって欲しいんだ。だから…」

”空中座禅”ピカピカ キラリーン

大井「何て神々しいの…あの座禅……」

瑞鶴「誠意のある土下座…何か心に来るわ。」

北方棲姫「何カアレ見テルト戦イトカドウデモヨクナッチャッタ。ドウスルノ?」

ヲ級「ス、素敵」ポッ

タ級「ヲ級ノ奴ガ惚レタッ?アンナ奴ヲ!!?」


687 : ◆PwLGD/CRBY :2014/12/17(水) 23:57:38 3Jf8mlnY
……こうして戦いは終わった。

後日談その壱

牛尾「まさかあんな方法で戦いを終わらせちまうとはな」

遊星(アクセルスーツ着用)「誠意を込めた座禅なら俺の気持ちを彼女達に伝えられると思ってな」

牛尾「確かに。実際に伝わったみたいだし。まー一安心か…ってお前、いつまでその恰好でいるつもりだ?」

遊星「それは、この世界だと艤装を付けるのが当たり前のようだからな…だからだが?」

牛尾「おいおい…ちょっと待て!まさか、お前このままこの世界に残るって言いだすんじゃねーだろうな?」

遊星「ああ。まだ救えてない艦娘や深海棲艦らが各地に居ると聞いた…その娘達を本当の意味で救うためにも俺は戦わないといけないんだ」

牛尾「…まぁここまで来ちまったからには引き返す訳にもいかねぇーか。付き合うしかなさそうだし」

遊星「そうと決まれば、お前の為を思って作った牛尾用のスーツだ。使ってくれ…」

牛尾「辞めろ…この年で着るのは恥ずかしいわ。まず俺にゃ似合わねーだろ。」

牛尾「そういや潮ちゃんはどうした?」

遊星「潮…?潮ならここにいるが」

ゴヨウスーツ(潮シンクロver)「私をここから出してくだしゃいー」(涙)

※スターダストウォリアーからシンクロ解除後牛尾用スーツにシンクロされた

牛尾「…。ダッ!やっぱ気になってコイツに着いて来るんじゃなかった!御影さん!俺もいつか元の世界に戻りますからそれまd!!!」ガシッ

このまま暫くは深海棲艦を救うために両者”うしお”は遊星に手伝わされる形となり艦娘達を救って行ったのは別のお話

おわり


688 : ◆PwLGD/CRBY :2014/12/18(木) 00:01:16 ZwIcKsdc
おまけ  後日談その弐

明石「それでこの人が潮ちゃんが言ってた方ですか」

遊星「ああ。不動遊星だ。よろしく」

明石「私は艦娘達をサポートしている明石です。こちらこそ」

提督「キミの話はこの世界まで受け継がれているよ…まさか、当の本人が時を超えてここまで来るとは思ってもみなかったがな」

牛尾「って事は、ここは未来のネオ・ドミノシティが廃れた場所なのかよ…嘘だろ……」

提督「こんな未来を作ってしまった非力な私達人間を許してくれ」

遊星「いや。謝らないでくれ。人間誰でも間違えった道を進む事がある…。」

遊星「そう…俺達はZONEとの戦いで彼らがどんな想いで戦いをしかけて来たのか分かる事が出来た」

遊星「彼らは苦しみながらでも何度も過去を変えようと必死にあがいた。それでも未来に繋げる事が出来ず、
そんな最中経過した時間は彼らの仲間を一人一人失わせていった。」

遊星「散って行った思いを無駄にしない為ZONEは苦渋の選択をし、アーククレイドルをネオドミノシティに落下
させあったかもしれない未来その物を無かった事にすることに決めた。」

提督「…ZONEにそれ程壮絶な過去があって内に仲間達の思いを抱えていたとはな」

遊星「だからこそ俺は彼の選んだ道を否定したくは無かった。」

遊星「一度はそれを過ちだと思って阻止する為だけに戦いを挑んだが、戦って行くにつれて俺は、父さんや皆に教えられた…だから俺は奴の心に面と向かって話す事が出来たんだ」


689 : ◆PwLGD/CRBY :2014/12/18(木) 00:03:01 ZwIcKsdc
提督「面と向かって…話すか……考えた事は無かったな。」

大和「そんな事綺麗ごとに決まってます!」

牛尾「確かにお前さん達から見たら綺麗ごとにしか見えねーかもしれねぇーが…こいつは、現に俺達の世界を
救ってくれた実績がある英雄なんだよ。」

牛尾「お前らも見たろ…?戦いをせずに終結させたあのやり方は遊星にしか出来ねー」

提督「(思っきし艦娘の艤装と似た装備をして、あれやられちゃ…流石の深海棲艦も戦う気力が無くなるわな。うん。)」

妖精「あんな技術どこで身に着けたんでしょうか?」

妖精(猫吊るし)「さぁ?」

遊星「俺は、ネオドミノシティを守り続けながら、この世界も救うつもりだ」

遊星「まだきっと救いきれてない艦娘達も沢山いるだろうしな」

大和「でしょうけど…」

提督「…私の望む未来も行く行くは貴方と同じ考えで行こうと思っていました。私も共に行きます。」

遊星「…はい。共に救って行きましょう」

提督「そうと決まれば貴方と共に行動させる艦娘を一人付けさせてもらいましょう」

提督「きっとあなたの速度に着いて来られるハズだ」 ニヤッ

遊星「俺の…速度に?」


690 : ◆PwLGD/CRBY :2014/12/18(木) 00:04:31 ZwIcKsdc
島風「おっそーい!貴方の海上バイク遅いのねー!」

遊星「なんの…君には負けないさ!」ブォンブォン

牛尾「何の争いだ…ありゃ……はぁ」

提督「そういう貴方も彼に感化された口でしょ?」

牛尾「まぁ…そうなんすけどね。」

提督「それじゃ忙しくなるぞ。」

五十鈴「とんでも無い事考える人も居るものね…世の中」

球磨「っと言うか世代を超えて来た事の方に驚きを隠せないクマ−」

ヲ級「着イテ来マス。貴方ノ為ナラドコマデデモ」

比叡「ヒェー!!?」



遊星「着いて来い…島風!」

島風「連れてってくれるの?私達を戦争の無い平和な世界にっ」

遊星「ああ。俺は救ってみせる!誰一人傷つかない…そんな未来を目指して!!…行こう!」

遊星(アクセルシンクロフォーム)&島風「スライディングこれくしょんアクセラレーション!!」

完これ


691 : ◆PwLGD/CRBY :2014/12/18(木) 00:05:49 ZwIcKsdc
後日談その参

川内「川内参上。座禅なら任せておいて!」

遊星「いや…戦わなくてもよくなったからと言ってもな…ん?どうしてそこで座禅に繋がるんだ」

川内「そんなの決まってるじゃん。今まであんなキラキラした座禅見た事なかったってのもあって私あれに心打たれたのよねぇ。」

神通「今の川内は夜戦好きというより、座禅好きになったそうですよ…?」

提督「…分からん。コイツがあれのどこに感銘を受けたのかマジで分からんぞ」

川内「ってなわけで座禅行って来ます!」

提督「おいっこら待て!」

何カ騒ガシイ軽巡ガイマスネ…ッテ、遊星サン!?貴方マデ何ヲ?
慌タダシクナルネ
趣向ガ変ワッタダケデ通常運転ダナ…ウン。

カワウ…ッテ遊星提督モ一緒デシタカ。川内ニハキツクイッテヤッテテ構ワナイノデ!
正直、趣旨ガ変ワッタダケデ問題点ハ改善サレテナイセイカ川内サンガウルサインデスケド!
5500トン級ガ一隻ホントウルサイデスヨネ。ソウ思イマセン?文句言ッテキマショウカ。ッテ…エッ?座禅ノ教エヲ今カラ……?

チッ…マータ軽巡ガ一隻騒イデルワネ。提督、私、チョット文句言ッテ来テイイ?ダメ…ナノ?遊星指令ガ居ルカラ…。ナラショウガナイカ。
鎮守府モ静カ…デモナイケド…ウン、私チョット注意シテ来マスネ流石ニ今回ハ。…ウン?港ノ方ニ何カ見エタヨウナ…気ノセイカシラ?


692 : ◆PwLGD/CRBY :2014/12/18(木) 00:07:38 ZwIcKsdc
鎮守府 湾岸近辺

???「ここは…」

???「気づいたか?」

???「ユート…どうしてお前がここにっ!?」

ユート「何故だかは知らないが俺もここに気づいたら飛ばされていたようだ」

???「見慣れない所だな…ここは、憎きLDSの有る街なのか?」

ユート「どうやら違うようだ。」

???「何…だとっ?」

ユート「どうやらここはあの街より発展した技術を持ちながらも未知の脅威に襲われてしまい廃れた街のようだ」

???「また…”融合”か。」ドン

ユート「こればかりはそうかもしれないし違うかもしれない。」

???「曖昧な言い方だな…」

ユート「隼。もしかしたらだが、ここの周辺を徘徊していればお前の妹見つけられるかもしれないぞ?」

隼「何っ!!?」

ユート「可能性があると言っただけだ。ここ一帯には強いエネルギーを内に秘めた少女が多数居る事はレーダーで既に調べあげているのでな」

隼「その中に…瑠璃がっ!!」

ユート「どうする?俺の案に乗るか…?」

隼「ああ。決まっている。俺は必ず瑠璃を取り戻して見せるんだ。」

ユート「その意気だ。」

その後鎮守府の艦娘に不審者扱いされ一斉発射されたのは言うまでもない。
後、重巡のル級とリ級には会ったが黒咲隼の妹は未だに見つかっていない。


693 : ◆PwLGD/CRBY :2014/12/18(木) 00:08:43 ZwIcKsdc
これにて以上となります。
艦これとのクロスでした。


694 : 名無しの決闘者 :2014/12/19(金) 00:25:07 jqzdG6o6


艦これも好きだから面白かった


695 : 名無しの決闘者 :2014/12/19(金) 00:30:57 exucIdBk
そーいや艦これにも隼鷹とかいうデュエリストじみた髪形してるキャラいたよな


696 : 名無しの決闘者 :2014/12/19(金) 19:00:07 tMsKAqL.
TFSPの小鳥の紹介文読んで付き合い始めた遊馬と小鳥のSS書こうとしたけどなんか初々しいカップルより熟年した夫婦の話しか思い付かない件(但しチューだけは唇ではなくほっぺかおでこしか想像できない)


697 : 名無しの決闘者 :2014/12/19(金) 21:55:20 i.avxInM
乙ー
潮はレベル5なのか


698 : ビックリボー ◆6lM76zkyEU :2014/12/22(月) 19:00:43 JVB2eapU
投下します。

ドルベ「短編集だぞ、ナッシュ」


699 : ビックリボー ◆6lM76zkyEU :2014/12/22(月) 19:01:58 JVB2eapU
『信号機』

璃緒「ドルベ、あの信号機を良く見てなさい」

ドルベ「何をする気だ、メラグ?」

璃緒「いきますわよ……ハッ!!」

ドルベ「なっ、信号の色が変わっただと!?」ビックリボー

璃緒「ふふ、これが私の力ですわ」ドヤァ

ドルベ「すごいぞ、メラグ! もう一度、もう一度見せてくれ!!」

璃緒「ちょっと待って下さい。今タイミングを……じゃない、気を溜めていますから」

凌牙(今日も平和だな)


700 : ビックリボー ◆6lM76zkyEU :2014/12/22(月) 19:03:10 JVB2eapU
『チーズ』

璃緒「切れてるチーズ買って来ましたわよ」

ドルベ(切れてるチーズ……)

…………

チーズ「トリシューラが無くなったんだよ! 絶対ここにあるはずなんだよ!」プンスカブックス

チーズ「トリシューラ! トリシューラ!」ゲキオコブックス

…………

ドルベ「恐ろしい……この世界にはまだまだ私の知らない物が多々あるのだな」

璃緒(ドルベったら何を1人でブツブツ言っているのかしら?)


701 : ビックリボー ◆6lM76zkyEU :2014/12/22(月) 19:04:46 JVB2eapU
『音楽』

ベクター(ミザエルの奴がイヤフォンしたまま寝てる)

ミザエル「Zzz……」シャカシャカ

ベクター(ミザちゃんってどんな音楽聞いてんだろ? よし、ちょっと片方のイヤフォンを拝借してと……)ヒョイ


『グオオオオオォォォォ!!!』

『ギャオオオオォォォォ!!!』

『ガオオオオオォォォォ!!!』


ベクター(この猛獣の鳴き声は……まさかタキオンの!?)キョウガクェーサー

ミザエル「もっとたくさん食べるんだぞ、タキオン……むにゃむにゃ」


702 : ビックリボー ◆6lM76zkyEU :2014/12/22(月) 19:06:53 JVB2eapU
『抱き枕』

ギラグ(遂に通販で買っちまったぜ、さなぎちゃん抱き枕)

ギラグ(これを買う為にバイトの量も増やした……大変だったがこれで毎日さなぎちゃんを抱いて寝られるぜ)

ギラグ(さて、もう届いている頃だな。早速段ボールを開けて感触を確かめるか)ガラガラ

アリト「おお、おかえり。このサンドバック、いい感じだぜ、ギラグ」バシバシィ

抱き枕「」ボロボロットン

ギラグ「……さなぎいいいいいいいいいいいいぃぃぃぃぃ!!!!!」

2人の友情が本気で崩れかけた瞬間だった


703 : ビックリボー ◆6lM76zkyEU :2014/12/22(月) 19:08:00 JVB2eapU
『暗算』

小鳥「180×4は?」

遊馬「えっと……720?」

小鳥「130×8は?」

遊馬「ちょっと待って……えーと、1040か?」

小鳥「150×15は?」

遊馬「2250」

小鳥「……遊馬って何で150の計算だけそんなに早いの?」

遊馬「多分デュエリストの大半は早いと思うぜ」


704 : ビックリボー ◆6lM76zkyEU :2014/12/22(月) 19:09:11 JVB2eapU
『ファミレス』

ドルベ「外での夕飯は何だかそれだけでワクワクするな!」wktkブックス

凌牙「ファミレスくらいでテンション上がり過ぎだろ」

璃緒「注文も決まりましたし、店員さん呼びますわね」ポチッ

ドルベ「あっ!」

3人「…………」

凌牙「押したかった、のか?」

ドルベ「そんな事は……ない」ブルブル

璃緒「本当にごめんなさい。デザートの時は譲りますから……」

ドルベ「気遣いは……無用だ」ブルブル


705 : ビックリボー ◆6lM76zkyEU :2014/12/22(月) 19:10:24 JVB2eapU
『チェリー』

食後のデザート中……

ドルベ「ナッシュ、そのチェリー食べないのか?」

凌牙&璃緒「…………」ピクッ

ドルベ「がっつく様だが私の好物なのだ……くれないか?」

凌牙「……ああ」

ドルベ「ありがとう」パクッ

凌牙&璃緒「…………」

ドルベ「もぐもぐ……うん、美味しい♪」

凌牙「普通に食うのかよ!!」プンスカブックス

璃緒「がっかりですわ! だから貴方は何時まで経ってもドルベなのよ!!」プンスカブックス

ドルベ「え!?」


706 : ビックリボー ◆6lM76zkyEU :2014/12/22(月) 19:12:20 JVB2eapU
『幼馴染』

電車の中……

遊馬「ふぁ〜眠い……」

小鳥「そんな大きな欠伸して恥ずかしいなぁ……どうせまた夜更かししたんでしょ?」

遊馬「仕方ねえだろ。夜中に面白い映画があってつい最後まで観ちまったんだよ……ふぁ〜」

小鳥「しょうがないわね。じゃあ着くまで寝てなさい、肩貸したげるから」

遊馬「悪いな、小鳥。じゃあそうさせて貰うぜ……Zzz」コテン

小鳥「まったくもう」クスッ



璃緒「……ねえ、あの2人ってあれでまだ付き合ってないの?」ヒソヒソ

凌牙「まあ前々からナチュラルに膝枕とかしてたし」


707 : ビックリボー ◆6lM76zkyEU :2014/12/22(月) 19:15:28 JVB2eapU
『お弁当』

ドルベ「これっくらいの〜お弁当箱に〜♪」

ドルベ「おにぎり〜おにぎり〜ちょいと詰めて〜♪」

ドルベ「きざみ生姜に胡麻塩振って〜♪」

ドルベ「人参さん〜さくらんぼさん〜椎茸さん〜牛蒡さん〜穴の開いたれんこんさん〜♪」

ドルベ「すじの通った〜ふき〜♪」

ドルベ「…………」

凌牙「…………」

ドルベ「やはり少しは肉が欲しいぞ、ナッシュ」

凌牙「言いたい事は分かるがなぜ歌った?」


708 : ビックリボー ◆6lM76zkyEU :2014/12/22(月) 19:17:56 JVB2eapU
『年末』

凌牙「もう今年も終わりだな。何だかあっという間の1年だった気がするぜ」

ドルベ「私もだ。来年はどんな1年になるのだろうか」

璃緒「そうね。未来の事は分からないけど……肝心な所は何も変わらないんじゃないかしら」

ドルベ「変わらないとは?」

璃緒「そのままの意味よ。こんな風にみんなで1つのテーブルを囲んで、一緒に温かいご飯を食べて」

璃緒「そして賑やかで楽しい毎日を送る……多分そこだけは来年も、いえ、その先も変わらないって私は思いますわ」

凌牙「……そうだな」

ドルベ「うむ、私もメラグに同意見だ」

<ピンポーン

凌牙「お、遊馬やアリト達が来たみたいだな」

璃緒「ではお出迎えして来ますわね」

ドルベ「今夜は今年の集大成だ。大いに盛り上がるとしよう」

<おわり>


709 : ビックリボー ◆6lM76zkyEU :2014/12/22(月) 19:19:36 JVB2eapU
読んでくれた人、ありがとうございました。

今年のゼアルSSはこれで終わりです。皆さん良いお年を。


710 : 名無しの決闘者 :2014/12/22(月) 19:33:48 A5fsT1OU
ドルベよ、忘れてないか?

受験という名の試練を


711 : 名無しの決闘者 :2014/12/22(月) 19:38:14 Mhuh9PjI
うおお面白いssをありがとうございました!
また来年もよろしくお願いします!


712 : 名無しの決闘者 :2014/12/22(月) 20:37:29 KTIEKDQc
あなたのssで出てくるドルベが可愛すぎてつらい


713 : 名無しの決闘者 :2014/12/22(月) 20:42:50 KINCrQ.s
おおお、いつも面白いSS乙です!
幸せな気持ちになれた
よいお年を!


714 : 名無しの決闘者 :2014/12/22(月) 23:41:45 JIGiap7E
乙、流石にテンポがいいっすなあ


715 : 名無しの決闘者 :2014/12/23(火) 20:44:24 X8gJpVC.
ほっこりした。乙!


716 : 名無しの決闘者 :2014/12/23(火) 21:22:02 VcOF5Cx2
>ドルベ「人参さん〜さくらんぼさん〜椎茸さん〜牛蒡さん〜穴の開いたれんこんさん〜♪」
でもう我慢の限界だったw

乙乙!ビックリボーさん今年も楽しいSSありがとう!
来年もまた宜しくお願いします
ビックリボーさんにとっても読んでるお前らにとっても来年もいい年でありますように


717 : あああああ :2014/12/24(水) 00:57:54 xpgpBJ0A
クーリスマスが今年もやーってくるー


718 : 遊矢サンタ :2014/12/24(水) 00:58:36 xpgpBJ0A
遊矢「ふんふんふふ〜ん♪」

柚子「あ!遊矢」

遊矢「ウォfげdfjな!?っと…な、何だ…柚子か…」

柚子「どうしたの?」

遊矢「い、いや…何でもない!何もないから」

柚子「ふーん…ところで遊矢!24日は暇?」

遊矢「ふひゃい!?」

柚子「もしよかったらなんだけど…その…二人で…」

遊矢「ごめん!どうしても外せない用事があって」

柚子「え?」

遊矢「それじゃあ!急ぐから」


719 : 遊矢サンタ :2014/12/24(水) 00:59:12 xpgpBJ0A
柚子「というわけで遊矢の様子がおかしいの」

真澄「はぁ?」

刃「チッ何かと思えば…」

北斗「はははは!リア充なんて流れ星になっちゃえばいいのさ!」

柚子「どうしたの彼?」

真澄「気にしないで。それで、榊遊矢の様子がおかしいって言うのね」

柚子「ええ」

刃「んなもん決まってんだろ既にデートの約束でも入ってんじゃねえのか?」

柚子「そ…そんなわけ」

真澄「いいえ。満更デタラメでもないんじゃない?柚子、なにか思い当たる節はないの?」

柚子「……そういえば…」


720 : 遊矢サンタ :2014/12/24(水) 00:59:44 xpgpBJ0A
〜〜〜
遊矢『なあアユ。何か欲しい物ってあるか?』

アユ『え?どうしたの遊矢お兄ちゃん』

遊矢『はは。お…女の子にどういうものプレゼントしたらいいのかっていうのが興味あって』

アユ『うーん…そうだなぁ…今はやっぱり鰤っ子姫が欲しいかな☆』


721 : 遊矢サンタ :2014/12/24(水) 01:00:21 xpgpBJ0A
〜〜〜
柚子「みたいなことが」

刃「……それは…」

真澄「間違いないわね」

北斗「おのれ許すまじ!」

柚子「え…!?えっと…そんな私どうすれば」

真澄「しっかりしなさい柚子!とりあえず…榊遊矢の後をつけて真相を確かめるのよ。話はそれから」

柚子「真澄…」

真澄「…それで…もしよかったら……わたしと…」ボソボソ

柚子「え?何」

真澄「何でもないわ!」


722 : 遊矢サンタ :2014/12/24(水) 01:01:41 xpgpBJ0A
北斗「く!忌々しい…揃いも揃ってぞろぞろぞろぞろ並んで…オーバーレイしちゃえよ!」

刃「北斗!いい加減静かにしやがれ!尾行中だぞ!」


遊矢「ふんふんふふ〜ん」


真澄「さっきからいろんな店に回って買い物してるわね」

柚子「遊矢…やけに楽しそう…」

真澄「そうね…あんなに貢ぎ物かなにか知らないけどあんなに買い込んで…多分相手はロクな女じゃないわね」

柚子「遊矢…」


遊矢「あ」

沢渡「あ?」


真澄「沢渡!」


遊矢「…」

沢渡「…!…!」


真澄「何か喧嘩してるわね」

刃「どうやら偶然会っただけみてえだな」


723 : 遊矢サンタ :2014/12/24(水) 01:02:12 xpgpBJ0A
遊矢「…!…!」

沢渡「…?……。……」


北斗「あれ?何か神妙に話を聞いてるみたいだよ」


沢渡「…!…!…!!」

遊矢「…。…」

トコトコ


四人「「「「意気投合したぁああ!!!」」」」

柚子「な…何で遊矢…沢渡なんかと」

真澄「気持ちはわかるわ。沢渡なんかに負けるなんてプライドが許せないわよね」

刃「ああ。沢渡の野郎…」

北斗「でもこれでわけがわからなくなったね。沢渡を連れてデートなんていくらなんでもおかしい」

真澄「そうね…ひょっとしたら私たちは勘違いをしているのかもしれないわ」

柚子「それじゃあ…もっと近づいてみましょう」


724 : 名無しの決闘者 :2014/12/24(水) 01:02:16 d4SyrTX2
期待


725 : 遊矢サンタ :2014/12/24(水) 01:02:44 xpgpBJ0A
沢渡「安心しな!これで衣装もばっちりだ」

遊矢「そっか。ありがとな正直、それをどうしようかって悩んでたんだ」

沢渡「はは!礼には及ばねえぜ。お前ばっかり目立たせてたまるかよ」

柚子(なんの話…?)

遊矢「それじゃあ…と」ゴソゴソ

真澄(あ…あれは…)

遊矢「どうかな沢渡。これでサンタに見える?」

沢渡「ああ完璧だ。ふ、それじゃあ俺も…」

取り巻き「「「沢渡さん!マジサンタさんっすよ!」」」

刃(サンタの衣装、だと!?)


726 : 遊矢サンタ :2014/12/24(水) 01:03:18 xpgpBJ0A
沢渡「それにしてもお前も見上げたやつだぜ。ガキ達のためにサンタクロースになろうなんてな」

遊矢「はは…そうだな。でも、こうして喜んでくれるかなってみんなの笑顔を楽しみに準備するのって結構楽しいんだ」

柚子(遊矢…)

遊矢「さて、とは言ってもどうやってみんなにプレゼント配ろうかって、全然思いついてないんだけどな」

柚子「…全く!そんなことだと思ったわ!」

遊矢「ゆ、柚子!?ぁ…いやそのこれは…」

柚子「遊矢!私も混ぜなさい!」


727 : 遊矢サンタ :2014/12/24(水) 01:04:26 xpgpBJ0A
〜〜〜
アユ「メリークリスマース!」

フトシ「シィビレルゥウウウウ!!!」

タツヤ「ところでどうしてLDSの三人もいるのさ」

真澄「成り行きよ」

アユ「ねえ柚子お姉ちゃん。どうして今日のパーティーに遊矢お兄ちゃんはいないの…?」

柚子「ふふ…もう少し待っててね。もうすぐとっておきの特別ゲストが来るから」

権現坂「うむ。そういうことだ」

北斗「く…う、うぅ…」

刃「北斗…ほらこっちも食えよ。美味いぜ!」

ピンポーン!


728 : 遊矢サンタ :2014/12/24(水) 01:05:08 xpgpBJ0A
柚子「はーい!」

サンタ1「レディースエーンジェントルメーン!!」

サンタ2「お楽しみは!これからだぁ!!」

取り巻き「「「サワタ…さん!まじサンタっすよ!」」」

フトシ「遊矢兄ちゃん!」

サンタ1「な…何のことかな?ゆ、遊矢なんて子はしらないよ」

アユ「ふふ…そっか。それじゃあこっちに座って座って!」

サンタ2「ふん。盛り上がってくぜお前らぁ!!」

終わり


729 : あああああ :2014/12/24(水) 01:06:05 xpgpBJ0A
忘れてた
北斗のキャラ崩壊注意


730 : 名無しの決闘者 :2014/12/24(水) 01:06:57 d4SyrTX2

ほのぼのした


731 : 名無しの決闘者 :2014/12/24(水) 04:29:47 gLyrrbUQ

LDS三人衆好きよ


732 : 名無しの決闘者 :2014/12/24(水) 15:39:18 EscCAAUk

よかったぜ


733 : 名無しの決闘者 :2014/12/24(水) 19:03:49 IpcWfez2

>取り巻き「「「沢渡さん!マジサンタさんっすよ!」」」クソワロタ
何だかんだで助けてくれる沢渡さんまじイケメン
たまにはこういう仲間もライバルも入り混じっての日常回やってくれないかな
話がどんどん佳境に入ってくのは嬉しいけどちょっと寂しいものもある


734 : サタンクロース ◆x0PZvQCxyk :2014/12/24(水) 22:22:36 b4CXzxfg
『戦場のメリークリスマス』

※キャラ崩壊とR15?注意

【シャドールの大戦中・影霊衣の陣営】

シュリット「姫様」

舞姫「何かしら、シュリット?」

シュリット「そう言えば、今日は…聖夜だね」

舞姫「えぇ…雪、とても綺麗ね…」

シュリット「その…君にプレゼントしたいものが…あるんだ」

舞姫「プレゼント///?」(何かな、何かな♪お揃いの磁力の指輪だったりして*)


735 : サタンクロース ◆x0PZvQCxyk :2014/12/24(水) 22:24:56 b4CXzxfg
シュリット「じゃーん!」

っ時の機械タイム・マシーン

舞姫「な、なぁにこれぇ…?」

シュリット「タイム・マシーンだよ!」

舞姫「…タイム・マシーン?」

エグザ「それ使って戦争回避は出来ないのか?」

キャット「運命を変えます!」


736 : サタンクロース ◆x0PZvQCxyk :2014/12/24(水) 22:27:58 b4CXzxfg
シュリット「あぁ、それなんだけどね…」

シュリット「ここの注意書きを見てよ」

舞姫「えーと、

『過去に戻って何かやらかしたらパラドックス起こって次元崩壊しちゃうから取り扱いには気を付けてちょんまげ』

byタキオン」

エグザ「マジかよ、使えねーな」

キャット「そんな…未来を…変えられなかった…」

Ⅳ「僕の策に嵌まりましたねぇ」


737 : サタンクロース ◆x0PZvQCxyk :2014/12/24(水) 22:32:52 b4CXzxfg
シュリット「だからさ、僕達のお爺様達の若い頃の姿を見るのはどうかなって思ったんだ」

舞姫「アバンスお爺様にエミリアお婆様の若い頃?」

シュリット「そう、大体今の僕ら位の頃、お爺様達は前線で戦っていた」

シュリット「全盛期の頃のお爺様達がどんな戦い方をしていたのかを見ておきたいんだ」

エグザ「成る程な、親父達の技術を盗み見るってのも悪くはないかもな」

舞姫「お婆様方は私達に影霊衣という新な技術を授けました」

舞姫「しかし、曾ての技術については口を一切割りませんでした」

エグザ「禁じられた外法、リチュアの儀式か…」


738 : サタンクロース ◆x0PZvQCxyk :2014/12/24(水) 22:38:45 b4CXzxfg
シュリット「早速、過去へ転移しよう!」

舞姫「でも、今は戦争中よ?長い間、里をほったらかしにしたら…!」

エグザ「あー、注意書きに書いてあるぞ姫さん、よく読め

『尚、時間旅行している間の時間は此方の時間軸では省かれます、なのでビジョナリアム感覚で楽しんで旅行に行ってらっしゃい』

byタキオン」

シュリット「そういうこと!」

舞姫「でも、良いのシュリット…?…ピリカちゃんも誘わないで?」

シュリット「…ピリカはウェンのこともあって辛いと思う、だから彼女にはーー」


739 : サタンクロース ◆x0PZvQCxyk :2014/12/24(水) 22:43:45 B.d2sRp6
ピリカ「ーー話は聞かせて貰った!」

エグザ「げっ」

シュリット「ピリカ!?」

舞姫「ピリカちゃん…」

ピリカ「…お願い、私も連れてって」

ラムペンタ「キー!」

エグザ「お前、分かってんのか?過去に戻ればアンタの爺さんや婆さんには逢える、けどなーー」

ピリカ「…分かっている、曾てのミドラーシュもいることも」

エグザ「元凶である奴等には手出しが出来ない」

エグザ「憎しみを抑えてでも尚、行く気か?」


740 : サタンクロース ◆x0PZvQCxyk :2014/12/24(水) 22:47:34 b4CXzxfg
ピリカ「…行く、私は知りたいの…ミドラーシュ、曾てのウィンダが何を祭壇に願っていたのか、彼女が何を思っていたのか」

シュリット「…分かったよ」

シュリット「その代わり、僕から離れないでよ、ピリカ」

ピリカ「…ありがとう///」

ラムペンタ「キー!」

舞姫「…むぅ…っ」ジト眼

エグザ「モテる男は辛いな、案外爺さんからの遺伝だったりしてなww」


741 : サタンクロース ◆x0PZvQCxyk :2014/12/24(水) 22:51:17 b4CXzxfg
【タイム・マシーンの内部】

シュリット「…っ狭くて息苦しいっ…!」

シュリット(後、姫様とピリカが近過ぎる///)

ラムペンタ「キー!」

エグザ「…悪ぃな、俺で半分以上使っちまってよ」

舞ピリ((でかしたエグザ、お陰様でシュリット君の至近距離ゲット))

舞ピリ((後は、コイツさえいなければ))

シュリット「…と、取り敢えず説明書通りに起動させてみようーー」

ポチ…ッーー

シュン…ッーー


742 : サタンクロース ◆x0PZvQCxyk :2014/12/24(水) 22:53:52 b4CXzxfg
【大戦前・霞の谷】

シュリット「ここは…曾ての霞の谷…?」

舞姫「この地を巡ってガスタとリチュアが…」

エグザ「ピリカの故郷だな」

ピリカ「今よりも緑が濃い…」

ラムペンタ「キー!」

エグザ「どうすんだ、多分、戦争前だぞ、こりゃ」

シュリット「取り敢えず見て廻ろうよ、平和だった頃のお爺様達を見ておいても損は無いよ」


743 : サタンクロース ◆x0PZvQCxyk :2014/12/24(水) 22:56:59 b4CXzxfg
ピリカ「…あ」

ラムペンタ「キー!」

アバンス「………」

シュリット「…あれは、若い頃のお爺様!?」

エグザ「爺さんの周りに女が4人いるぜ」

エミリア「………」

エリアル「………」

舞姫「お婆様…!」

ウィンダ「………」

カーム「………」

ピリカ「ミドラーシュ…!」

シュリット「ピリカ…」

ピリカ「…大丈夫、シュリット…分かってる」

舞姫「お爺様を囲んで何を…?」

シュリット「様子を伺おう」

エグザ(何か嫌な予感がするんだよな)


744 : サタンクロース ◆x0PZvQCxyk :2014/12/24(水) 23:23:58 b4CXzxfg
エミリア「ーーもう、我慢の限界よ!」

ウィンダ「最も彼の彼女として相応しい者」

エリアル「それは、ただ一人」

カーム「白黒付ける時が来たようね」

アバンス「…いや、俺はーー」


シュリット「」

舞姫「…oh」

ピリカ「…エロゲか何か?」

ラムペンタ「キー!」

エグザ「マジかよ…修羅場に遭遇とか運ねぇな…俺達」


745 : サタンクロース ◆x0PZvQCxyk :2014/12/24(水) 23:28:08 b4CXzxfg
ウィンダ「フフン、当然私よね」

ウィンダ「容姿端麗、才色兼備、巫女職、ポニーテール、C〜Dカップの同年代というヒロイン資質」

ウィンダ「男子共のエロい妄想で抜かれた数は知れず」

ウィンダ「私を選ばない訳が無いわ!」ドヤァ


746 : サタンクロース ◆x0PZvQCxyk :2014/12/24(水) 23:31:10 b4CXzxfg
エリアル「流石、頭がサイコな変態さん」

ウィンダ「なんですって!」

エリアル「重要なのは属性、男子の心を鷲掴みするキャラクター」

エリアル「僕は僕っ娘というキャラ、属性を最大限に利用しーー」

エリアル「ーーアバンスの前では可愛らしい私っ娘を演じた!」

アバンス「本人の前でカミングアウトするなよ」


747 : サタンクロース ◆x0PZvQCxyk :2014/12/24(水) 23:34:10 b4CXzxfg
ウィンダ「た、確かに、ボーイッシュ系女子が清楚系女子としてマスク・チェンジした時の破壊力はキメラテック・オーバー・ドラゴン+リミッター解除+魔導士の力3積みをも凌ぐ」

アバンス「マスク・チェンジっつーか、突然変異だろ」

ウィンダ「姑息な手を…!」

カーム「卑劣な術ね…!」


748 : サタンクロース ◆x0PZvQCxyk :2014/12/24(水) 23:40:53 b4CXzxfg
カーム「だが、しかし、まるで全然、アナタ達はアバンス君のことを、まるで分かっていない!」

ウィンダ「どういうことよ…!」

エリアル「サイコお得意の覗き見透視か…?」

カーム「そう!彼はマザコン!!!!」

カーム「幼い時に大好きなお母さんを早々に亡くした彼が求めているのは母性、姉御肌!!!!」

カーム「故に、彼は年上好き!!!!」

アバンス「泣いていいですか」


749 : サタンクロース ◆x0PZvQCxyk :2014/12/24(水) 23:47:13 b4CXzxfg
カーム「そして、私は天然お姉さんキャラ!」

カーム「即ち、ナタリア様と同じキャラを会得している!」

アバンス「だから、それを本人の前で言うなっつーの!?」

ナタリア(霊体)「解せぬ」

カーム「この勝負、私の勝利です」

ウィンダ「ほ、本人のストライクゾーンだけが、か、彼女になれる条件とは、か、限らないわっ!」

エリアル「どの口が言う」


750 : サタンクロース ◆x0PZvQCxyk :2014/12/24(水) 23:51:52 b4CXzxfg
エミリア「わ、私はーー」

ウィンダ「幼馴染み(笑)」

エリアル「ツインテール(笑)」

カーム「貧乳(笑)」

ウィンダ「どう見ても負けフラグです、以上www」

エミリア「そ、それはラノベキャラの法則であってーー!」

エリアル「死相が見える、幸薄キャラの」

エミリア「さ、最近では、む、報われるヒロインだってーー!」

カーム「貧乳は人に非ず」

っペターン

エミリア「…うぅ…っ…うわぁぁぁーー」グス…ッーー


751 : サタンクロース ◆x0PZvQCxyk :2014/12/25(木) 00:00:08 FV6vSioA
アバンス「ーー始めから俺の心は決まっている」

アバンス(と、取り敢えず言っておこう)

アバンス「ーーエミリア、お前のことが好きだ」

アバンス(エミリアだけが良心的だ、なんて言えない)

エミリア「…え///」

ウィンダ「」

エリアル「」

カーム「」


752 : サタンクロース ◆x0PZvQCxyk :2014/12/25(木) 00:01:46 FV6vSioA
【大戦中】

エリアル(オーガス)「…熱イヨ、痛イヨ、苦シイヨ…ナゼコンナニ好キナノニ…アバンスハコンナ仕打チヲ…」

エリアル(オーガス)「ソウカ、コレガアバンスノ愛ノ形ナンダネ」

エリアル(オーガス)「デモ、僕ノ愛ヲ分カッテクレナイ君ナンカイラナイ、コノ宇宙モイラナイ、ミンナ、ミンナ、消エチャエーー」


753 : サタンクロース ◆x0PZvQCxyk :2014/12/25(木) 00:03:49 FV6vSioA
【猛毒の風の最中】

カーム「彼に抱かれるまでは終われない」

カーム「故に嫌だ」

カーム「故に認めぬ」

カーム「私はこんな死に方などしたくはない」

カーム「こんな結末は認めないーー」


754 : サタンクロース ◆x0PZvQCxyk :2014/12/25(木) 00:06:25 FV6vSioA
【霞の谷の祭壇】

ウィンダ「…呪ってやる、御代末まで、リチュアを呪ってやるぅ…っ!…これは、私の気持ちを弄んだ罰よぉ…っ!」

ソピア「八つ当たりじゃないすか…」

ウィンダ「リア充死ね!」

ウィンダ「リア充死ね!」

ウィンダ「死滅しろ!」

ソピア「う、うるせぇ…」

ウィンダ「ホモもユリも皆まとめて!」

ウィンダ「リア充死すべし!慈悲は無い!」

ソピア「帰ってくれそうにないなぁ…」

クリフォート「いっそ、彼女の願いを叶えちゃえば?」

ソピア「確かに、リア充を一掃すれば世界リセットも容易になるか」


755 : サタンクロース ◆x0PZvQCxyk :2014/12/25(木) 00:11:45 FV6vSioA
【元の時間軸・シャドールの大戦中】

ミドラーシュ「aaaaarrrーー!vaaaaarrrーー!nnnnnsssssーー!!!!」

ウェンディゴ「ウィンダノキモチガツタワッテキタヨー」

シュリット「………」

舞姫「………」

エグザ「………」

ピリカ「………」

ラムペンタ「………」

シュリット「なぁ、まさかとは思うけど、僕達ってお爺様のとばっちりをーー」



終わり



文章力と構成の才が無いのは全部、ドン・サウザンドって奴のせいなのだ


756 : 名無しの決闘者 :2014/12/25(木) 00:33:21 /ZVA.7rg
ソピアが苦労人になるとは珍しい


757 : 名無しの決闘者 :2014/12/25(木) 01:49:19 etvjy3MM
ウィンダもエリアルも幼なじみだぞ


758 : 名無しの決闘者 :2014/12/29(月) 11:37:42 wHEX07CY
修造「みなさん明けまして…」

全員「おめでとうございまぁ〜す!!」(全員袴or振袖の格好で、年賀状の束を中心に集まって一斉に座礼)

(修造がストップウォッチを取り出すと同時に、遊矢が年賀状の束をシャッフルする)

修造「用意はいいな!」

遊矢「ああ!」

修造「それじゃあ、用意!」

遊矢「…」

修造「…スタート!!」

遊矢「黒咲、黒咲、黒咲、アユ、タツヤ、黒咲、黒咲、沢渡、黒咲、大伴、黒咲、フトシ…」(左手に持った年賀状を宛て先で素早く仕分けていく)

遊矢「塾長、赤馬、赤馬、山部、ユート、柿本、ユート、ユーゴ、ユート、ユーゴ、ユーゴ、ユート、黒咲、ユート、ユーゴ、黒咲、柚子、黒咲、黒咲、黒咲…」アセタラーン

遊矢「塾長、黒咲、ユーゴ、黒咲、沢渡、ミエル、黒咲、黒咲、アユ、黒咲、黒咲、黒咲、黒咲、黒咲、黒咲、黒咲、黒咲、黒咲、黒咲、黒咲、黒咲、黒咲、黒咲、黒咲、黒咲!!」

塾長「…」ピッ(ストップウォッチのボタンを押す)

遊矢「ハァ…ハァ…(肩で息&汗ダラダラ)」

塾長「30秒38…黒咲を超えた!!新記r…」

黒咲「待て!」

(黒咲がユーゴ宛ての年賀状の束を手にし、一枚取り出す)

黒咲「見ろ、ユーゴ宛ての束にユート宛ての物がある!」カンコーン

タツヤ「ということは、今の記録は無効…!!」

フトシ「ってことは、チャンピオンは?」

柚子「黒咲のままよ!」

遊矢「そ、そんなああああああああああああああああああああああああああああああっ!!」(その場に仰向けに倒れこむ)

黒咲「フンッ!!(ドヤ顔で遊矢を見ながら鼻を鳴らす)」


さっき見た夢を基に上記のSSを投稿してみた。
気に入っていただけただろうか?
あっそうそう、20代の男女の2人に1人が年賀状を出していないらしい。
メールで済ますのもいいが、たまには手書きで書いてみては?


759 : 名無しの決闘者 :2014/12/29(月) 12:54:43 PAzytUTc
遊矢ゼロww……


760 : 名無しの決闘者 :2014/12/29(月) 18:54:09 0C.DN9us
乙、面白い夢だなw
自分はブルーノちゃんが完全ヒロインと化したあの回の夜
なぜかニコニコしてるブルーノちゃんに頭ナデナデされる夢を見たんだが
初夢も遊戯王の夢を見たいぜ


761 : 名無しの決闘者 :2014/12/30(火) 12:09:30 kkn/zIh.
注意 混黒好きにはつらい
「御用の奇妙な冒険」


762 : 名無しの決闘者 :2014/12/30(火) 12:21:11 kkn/zIh.
御用「・・・」
われわれはこのモンスターを知っている、いやこの効果と顔の隈取を知っている
大嵐「お久しぶりです御用さん海外では解除されているとか」
御用「いや、たいしたことは。大嵐さんそれにしても暴れているそうで古参とはおもえませんな」


763 : 名無しの決闘者 :2014/12/30(火) 12:22:13 50haFyXM
改行しろ


764 : 名無しの決闘者 :2014/12/30(火) 12:31:15 kkn/zIh.
御用の禁止から3年後
時は移り世代も変わる!
老子ハリケーンの後継者大嵐とその一派
解除されなかった御用

彼らはこれから環境にあるものを見に行く
それはコンマイも改定によって涙を見たもの
儀式たちを巻き込んだあるものを!


765 : 名無しの決闘者 :2014/12/30(火) 12:49:28 kkn/zIh.
大嵐「マンジュゴッドかッ!」

御用「このモンスターがなぜ制限されるのかはいまだ調査中です」

御用「それよりもここを見てくだされ・・・さいきんの流行を・・・」

大嵐「影霊衣!」

大嵐「このモンスターにも環境の煽りがッ!」


766 : 名無しの決闘者 :2014/12/30(火) 12:51:56 kkn/zIh.
まぁ茶番はここまでにして次から本編です
コンマイはデミスドーザーがきらいなのか?


767 : 名無しの決闘者 :2014/12/30(火) 13:00:32 kkn/zIh.
御用「大嵐さんは1月からよろしくお願いします」

大嵐「箒のほうが強力だと思いますが、ペンデュラムのためと思い我慢します」

御用「とはいえ1月の改定はいろいろな意見があり賛否両論ですから」

御用「今日はいろいろなカードにインタビューでもしますか」

御用「まずは禁止から以前解除されたカードのところでもいきますか」

>>768今は解禁されている過去の禁止


768 : 名無しの決闘者 :2014/12/30(火) 18:43:32 6d9yZxPc
あー…もう安価は禁止ってテンプレにしないとダメかな


769 : 名無しの決闘者 :2014/12/30(火) 23:11:17 NGyW5iiE
なんか微妙な感じになってるけど、投下してみても大丈夫かな?
一応物語で30レスくらいあるんだけども…


770 : 名無しの決闘者 :2014/12/30(火) 23:26:27 NGyW5iiE
まあ今そんなに人いなさそうだし大丈夫かな

一応注意書き的なこと書いておくと
・OCGでの攻撃力やら効果やらはあんまり気にしてはいけません
・OCGのストーリーとかもあまり考慮してないです
・自分は文才、語彙量ともに全然なので…ご覧になる方はネオスペース(宇宙)並に広い心を持って見てほしいです、はい

長々しく書いても仕方ないので、早速投下していこうと思います


771 : 名無しの決闘者 :2014/12/30(火) 23:28:45 NGyW5iiE
荒野の女戦士の異次元物語

荒野「うーん!やっぱり荒野を歩いてる時が一番落ち着くなぁ、何もないけどそれがいいというか。」

荒野「後はモンスターが襲ってこなければ完璧なんだけど、最近は同じ奴らが大群で来ることが多くて面倒だなぁ…いい加減懲りてほしい
んだけど。」

モンスターの大群「グォォォ!」

荒野「って言ってたら今日も来た…ん?いつもの奴らじゃない、仲間かな?心なしかおっかなそうな奴が多いね、まあいっちょやりますか
!」

モンスターA「キシャァァァ!」 モンスターB「グルァァァ!」 モンスターC「ガルルル!」

荒野「ほっ!とりゃあ!」ザンッ! ズバッ!

―――およそ10分後

荒野「…ふー、片付いた!いつもの奴らよりは強かったけど、この程度ならまだまだ余裕だね!」

?「…。」ビュッ!

―――荒野の女戦士の背後から鋭利な物が投げつけられた

荒野「ん、おっと!」

?「ほう、今のを躱したか…さすがだな。さっきのモンスターの大群も簡単に退けるとは。」

荒野「ちょっと急に後ろからとか卑怯じゃない?避けてなかったら大怪我だったよ!」

?「怪我?その程度で済むと思っているのか、俺は最初からお前の命を奪うつもりできた。」

荒野「へ…?なんか穏やかじゃないなぁ、私あなたに何かしたかな?」

?「何かだと…?とぼけるな!忘れたとは言わさん!お前は俺の大事な仲間を異次元へと消し去った!」

荒野「い、異次元…?知らないよそんなこと、それに私あなたに会った覚えもないし。」

?「あいつを消し去ったことはおろか、この俺の顔すら忘れただと!?」

荒野「いやだから忘れたんじゃなくて知らないんだってば!」

?「俺の目の前であいつを消し去っておきながら、よくもそんなことが言えたものだ!貴様の命、ここで断ち切ってやる!」

荒野「だからちょっと…うわっ!?」

―――鞘から剣を抜いた男は有無を言わさず荒野の女戦士に襲いかかり、荒野の女戦士も背に下がる剣を抜いてそれを防ぐ

?「貴様だけは許さん!」

荒野「もう!聞く耳持とうともしないで…だいたいモンスターをけしかけたり後ろから襲ってきたり、怒りたいのはこっちなんだけど!」

?「貴様に恨まれる覚えなどない!あの非道な行為、命を持って償うがいい!おらぁ!」

荒野「うあっ!」

―――男の強烈な剣のひと振りに、荒野の女戦士は剣を弾き飛ばされた。それと同時に態勢が崩れ、両手と尻もちをつく。そしてそこをす
かさず、男は剣を荒野の女戦士の喉元に突きつける

?「終わりだ、これであいつの無念を晴らすことができる…!」

荒野「うぅ…。」

荒野「(こんな訳の分からない因縁つけられて、このまま何もできずに終わっちゃうの…?)」

?「くらえぇぇ!!」

荒野「(もう…だめ…!)」

―――男は突きつけた剣を一度引き、再び喉元目掛けて勢いよく突き出す。荒野の女戦士は死を覚悟すると同時に、悔しそうに目を瞑った


772 : 名無しの決闘者 :2014/12/30(火) 23:30:39 NGyW5iiE
―――だがそこに…キンッ!と金属音が響くと、剣が喉元を貫くことはなかった。荒野の女戦士は不思議に思いそっと目を開けて確認すると、

目の前に自分をかばう者がいた。

?「な、なにっ…!?」

―――男は驚いた隙を突かれて剣を弾かれ、少し態勢を崩した。そのため、一旦後ろに跳んでその者との距離をとる。

?2「…。」

?「ぐっ…貴様、何者だ!?」

GB「…G・B・ハンター。」

?「G・B・ハンターだと?」

GB「私にこれといった名はない…だが、あるモンスター達を簡単に従えてしまう私を、人はG・B・ハンターと呼んでいるようだ。」

荒野「G・B・ハンター…。」

GB「さあ、こちらが名乗ったんだ…お前の名も聞かせてもらおうか。」

グレファー「…俺は、戦士ダイ・グレファー。」

GB「グレファーか、覚えておこう。」

グレファー「ところで、お前はそいつの仲間か?」

GB「私はここを通りすがっただけだ…ただピンチな奴を見過ごしては、後で居心地が悪いからな。逆に問うが、お前はなぜこいつを襲っ
たりする?」

グレファー「こいつは俺の仲間を消し去った、その復讐のためだ!」

荒野「だから、私はあなたの仲間のことなんか知らないってば!勝手な因縁つけないでよ!」

グレファー「この期に及んでまだシラを切る気か!」

GB「落ち着け二人とも。とにかくグレファーよ、一旦剣を収めてくれないか。」

グレファー「むぅ…いいだろう。」

―――G・B・ハンターは右腕から出ている剣状の武器をしまうのを見て、グレファーも剣を鞘に戻した


773 : 名無しの決闘者 :2014/12/30(火) 23:31:45 NGyW5iiE
GB「うん。グレファーよ、お前の言う相手はこの女戦士で間違いはないのか?」

グレファー「ああ、間違いない!その髪の色と腕の包帯、よく覚えている!帽子はかぶっていなかったが、顔もよく似ている…そいつに違
いない!」

GB「ふむ、どうだ女戦士よ?こいつはこう言っているが…。」

荒野「私は本当に知らない、誰かを襲ったりなんかしてないよ…!」

GB「うむ…。」

―――G・B・ハンターは2人の言葉を聞くと、しばらく考えた後に次のように言う

GB「私は…どちらも嘘を言っているようには思えない。」

グレファー「何を世迷言を!犯人はそいつに決まっている、俺ははっきりと見たんだぞ!それとも何か?そいつの容姿によく似た奴がいる
とでも…」

GB「ああ、私はそうではないかと思っている。確かに考え難いが、全くありえない話ではあるまい?」

グレファー「はっ、バカバカしい。悪いがお前の戯言に付き合う気はない、邪魔をするなら関係のないお前とて容赦はせん!」

GB「っ!」

―――早くも痺れを切らした男は剣を抜き、一度とった距離を一気に詰めて剣を振るう。G・B・ハンターは再び右腕から剣状の武器を突
出し、それを防ぐ

グレファー「ようやく見つけたんだ!こんなところでチャンスを逃してたまるか!」

GB「これ以上の話は無駄か。女戦士よ、まだ戦えるな?」

荒野「もちろん!」

―――荒野の女戦士は、先ほど弾き飛ばされ地面に突き刺さっていた自分の剣を抜いて持ち直す

GB「一旦こいつを退ける、協力しろ。」

荒野「分かった!」

グレファー「おらぁ!」

GB「その程度の剣術では、私の守りは崩せん…ふっ!」

グレファー「しまった、足をとられた!態勢が…」

GB「今だ!女戦士よ。」

荒野「とりゃあ!」ズバッ!

グレファー「ぐわぁ!ぐっ、貴様…!」

GB「よし怯んだ、今のうちに引くぞ!女戦士よ。」

荒野「う、うん!分かった。」

グレファー「ま、待てっ…ぐっ!くそぅ…!」


774 : 名無しの決闘者 :2014/12/30(火) 23:33:26 NGyW5iiE
(1レスがちょっと長すぎかな…?)


―――撤退に成功した2人は、一旦とある無人の小屋に入った

GB「よし、ここまで来れば大丈夫だろう。怪我はないか?女戦士よ。」

荒野「うん、私は大丈夫!そっちこそ怪我ない?」

GB「あの程度で怪我を負うほど、私はやわではない。」

荒野「そっか、それならよかった!」ホッ

GB「念のためもう一度聞かせてもらうが、さっきグレファーが言っていたこと…お前ではないのだな?」

荒野「何度聞かれても答えは一緒!私はやってないよ!」

GB「…分かった、ひとまず信じよう。これ以上は何も言わん。」

荒野「ありがとう!えっとあなたの名前…G・B・ハンター、だっけ?」

GB「ああ、人はそう呼んでる。」

荒野「そっか!じゃあさ、私と友達になろう!」

GB「じゃあって、話のつながりが見えないんだが。」

荒野「細かいことはいいの!ねえいいでしょ!?」

GB「あ、ああ…私なんかでいいのなら、別に構わないが。」

荒野「やったぁ!じゃあこれからよろしくね、G・Bちゃん!」

GB「ちゃ、ちゃん!?」

荒野「うん!だってG・B・ハンターって言うんでしょ?あっ、それとも…もしかして男だった?」

GB「い、いやいや!確かに女は女だけど…。」

荒野「だったらG・Bちゃんだよ!」

GB「うむぅ…ちゃん付けで呼ばれたことがないゆえ、なんというかその…こそばゆいんだが。」

荒野「そんなのそのうち慣れるよ!ってことでG・Bちゃんに決定!」

GB「…お前って結構勝手な奴だな。」ジトー

GB「(しかしこの無邪気さは、やはり奴とは別人か…?私の考えている通りなら、グレファーの仲間を襲ったのはおそらく…。)」


775 : 名無しの決闘者 :2014/12/30(火) 23:34:25 NGyW5iiE
グレファー「奴と接触してから早数週間経つか…ちっ、G・B・ハンター…あいつが邪魔さえしてこなければ…!」

?「ふふっ、随分とイライラしてるみたいねぇ?」

グレファー「こ、この声は!」

?「お久しぶりね、グレファーくん。」

グレファー「よくも目の前にのこのこと現れたものだな…!」

?「そんなこと言って、私に会いたかったんでしょう?もっと喜んだらどう?」

グレファー「黙れ!今度こそ貴様を叩き潰してやる!」

?「ふふっ、できるかしらねぇ?今のあなたに…。」

グレファー「うおぉぉ!!」

?「ふん。」

―――勢いよく間合いを詰めて来たグレファーの攻撃を、女は簡単に防いだ

グレファー「ちぃ!おらぁ!」

?「ふ…余裕がないわねぇ、そんな乱れた心で振るう剣じゃあ私は倒せないわよ?はあ!」ズバッ!

グレファー「ぐぁぁっ!くぅ…。」

?「面倒だからあなたもお仲間のスピリット・ドラゴンの元に送ってあげたいけど、せっかくだしいいこと教えてあげるわ。」

グレファー「なに…?」

?「ふふふふふ!」ドロドロ

グレファー「そ、その姿は…やはり!」


776 : 名無しの決闘者 :2014/12/30(火) 23:35:27 NGyW5iiE
荒野?「そう、私だよ!いやぁあの時は本当に危なかったなぁ、G・B・ハンターだっけ?わざわざ私なんか助けてくれちゃって、バカな
子だよねぇ…アハハハハ!」

グレファー「貴様…命の恩人までも愚弄する気か!絶対に許せん!」

荒野?「別にあんたなんかに許してもらうつもりないよぉ?アハハハ!」

グレファー「貴様のその腐った性根、叩き直してやる!」

荒野?「悪いけど、これ以上あんたとやりあうつもりはないよ。」

グレファー「ふざけるな、逃がしはせんぞ!」

荒野?「それじゃあグレファーくん、まったね〜!」バサッ!

―――背中のマントを翻すと女の姿は消えていた

グレファー「まっ、待て!ぐっ…あの女、絶対に許さん!絶対にだ!!」

―――――――――――――

荒野「G・Bちゃんは私によく似た人が犯人だなんて言ってたけど、本当にそんな人いるのかな?でもG・Bちゃんの言うことは信じたい
し…うーん。」

?「あなたの探してる人、もしかしてこんな顔じゃない?」

荒野「お、そうそう!すごい!私にそっくり…って本当にいたぁ!?」

?「アハハハ!なかなかいいリアクションしてくれるのねぇ。」

荒野「あ、あなた誰なの?」

異次元「私?そうねぇ、異次元の女戦士とでも名乗っておきましょうか…ふふふ。」

荒野「異次元の女戦士…?」

荒野「(待って、そういえばあの人…仲間を異次元に飛ばされたとか言ってたような。)」

異次元「どうしたのかしら?急に考え込んじゃって。」

荒野「あなた、あのグレファーとかいう人の仲間を消し去った犯人?」

異次元「そうよぉ、犯人は私。」

荒野「やっぱり!」

異次元「なのに彼、人違いであなたを襲ってたわねぇ…慌てんぼうさん。」

荒野「み、見てたの!?」

異次元「それで、犯人が私と分かってどうするつもり?」

荒野「決まってる!あなたを倒して、グレファーに突き出す!それで私が犯人じゃないって証明する!」

異次元「アハハハ!面白いじゃない?あなたがどこまでできるか、私が試してあげましょう。」

荒野「調子に乗っていられるのも今のうちだよ!」


777 : 名無しの決闘者 :2014/12/30(火) 23:36:28 NGyW5iiE
荒野「とりゃあ!」

異次元「ふふふ。」

―――荒野の女戦士は果敢に攻めるが、異次元の女戦士は軽々と攻撃を防ぎ、余裕の表情まで浮かべている

荒野「はあ…はあ…、これだけ攻めても一撃も入れる隙がない…。」

異次元「あら?もうおしまいかしら、なら私からいくわよ?」

荒野「っ!」

―――もの凄いスピードで間合いを詰めてきた異次元の女戦士の攻撃を、荒野の女戦士はギリギリで防ぐ

異次元「ふふっ、あなたも伊達に戦士やってるわけじゃないか。」

荒野「当たり前でしょ…!それに私は負けられないの!」

異次元「いいわねぇそのたくましさ!けれどもう限界でしょう?そろそろ楽にしてあげるわ…はぁっ!」

荒野「あぁっ!」

―――グレファーの時と同じように、荒野の女戦士は剣を弾き飛ばされる

異次元「どう?これで力の差がはっきりしたでしょう。」

荒野「うぅ、ここまで強いなんて…!」

異次元「本当はこのまま異次元に送ってあげたいところだけれど、あなたにはまだ利用価値があるからねぇ、しばらく眠っていてもらうわ
よ。」

荒野「くっ…!」

異次元「逃がさないわよ?」

荒野「は、速い!」

異次元「ふふふ、まずは動けなくするところから始めようかしらね?」

―――異次元の女戦士は素早く前に回り込むと、剣を荒野の女戦士の太股に突き刺し、僅かな静止の後剣を引き抜く

荒野「ぐっ…!」

―――荒野の女戦士は想像を絶する痛みと出血から後ろに倒れると、刺された部分を手で抑えながらうずくまる

異次元「これでちょこまかと動き回ることはできないわねぇ。」

荒野「うっ、く…。」

―――異次元の女戦士は剣をしまい、言葉の発せない荒野の女戦士を仰向けに倒し、そのまま首を絞める

荒野「ぐっ、あぁ…!」

異次元「安心しなさい、ちょっと気絶してもらうだけだからねぇ。」

荒野「(うぅ…段々意識が…。)」


778 : 名無しの決闘者 :2014/12/30(火) 23:37:23 NGyW5iiE
異次元「意外と粘るわねぇ、さっさと気絶しちゃえば楽なのに。」

荒野「う…うぅ……。」

異次元「まあいいわ、苦痛に歪んでるあなたの顔を見てるのも悪くないしねぇ…ふふふ。」

荒野「………。」

異次元「もう苦痛の声もでないみたいねぇ、そろそろかしr…っ!」

―――異次元の女戦士は背後からの気配を察知し、咄嗟に前へ跳んで転がりながら荒野の女戦士から離れた

異次元「誰ぇ?」

GB「ほう、私の気配に気づいたか。」

―――そこには剣状の武器を横に振った状態のG・B・ハンターがいた

異次元「あ、あなたは…!」

GB「やはりお前だったか、私の思った通りだ。それより…」

―――G・B・ハンターは目の前に仰向けで倒れている荒野の女戦士に視線をやり、その場に屈み込む

荒野「き、きて…くれた……んだ、G・B…ちゃ…ん………ごほっ!ごほっ!」

GB「大丈夫か!しっかりしろ!」

荒野「あ、あいつ…が、グレファーの…仲間を……消し去った犯人…なの……。」

GB「ああ、分かっている。それでお前はあいつを倒し、グレファーに人違いだと証明する気だったわけだな。」

荒野「う、うん…けど、あいつ強くて……私じゃダメ…だった……。」

GB「あとは私に任せろ、お前はゆっくり休め。」

―――G・B・ハンターはそう言ってから視線を異次元の女戦士に移し、その場から立ち上がった。荒野の女戦士は安堵からそのまま気絶
しそうだったが、まずは太股の出血を止めなければという気持ちからなんとか意識を保った


779 : 名無しの決闘者 :2014/12/30(火) 23:38:09 NGyW5iiE
異次元「話しは終わったかしら?」

GB「ああ、こいつの受けた痛みの礼はしっかりさせてもらうぞ!」

異次元「ふん、できるものならやってみなさいよ!」

―――G・B・ハンターは一気に異次元の女戦士との間合いを詰めて剣を振るうが、異次元の女戦士はそれを受け止めて反撃する、そして

G・Bハンターもまたそれを受け止める

GB「…なるほど、噂には聞いていたが、こいつなかなかできる。」

異次元「お褒めに預かり光栄だわぁ、あなたも噂通りの手練みたいねぇ。」

―――2人の攻防はどちらも引けを取ることなく続いていく

GB「くっ!このままじゃ埒があかない。」

異次元「ふふふ、思った以上にやるじゃないあなた。仕方ないわねぇ…。」ピカーッ!

GB「な、なんだ…急にあいつの剣が白い光に包まれた?」

異次元「そう、この光があなたを異次元へと案内してくれるのよぉ。」

GB「異次元に、その光がグレファーの仲間を…!」

異次元「私にとってあなたはただの邪魔でしかないのよねぇ、おとなしく消えてちょうだい。」

GB「そう言われて、素直に納得するわけがないだろう。」

異次元「でしょうねぇ、なら力づくで消し去るだけよ。」

GB「んっ!…っ!?」キンッ!…ブオンッ!

GB「な、私の剣が消えた!?」

異次元「さっき言ったでしょう?この光が異次元へと案内するってねぇ。」シュバッ!

GB「っ!」

異次元「あら、あの近接距離でも躱されちゃうのねぇ。」

GB「なるほど、その光に触れられたものは異次元へと消し飛ばされるわけか。だがそれには多少の時間が必要なようだな。」

異次元「もうバレたの?本当に厄介ねぇ、あなた。なら教えてあげるわ、触れ続けて3秒経過したら私の意思でいつでも飛ばせるわ。」

GB「3秒…か。」

異次元「さあ、剣を失ったあなたに私が倒せるかしら?」

GB「…なめるな。」ズドンッ!


780 : 名無しの決闘者 :2014/12/30(火) 23:38:52 NGyW5iiE
異次元「ぐっ!」

GB「剣は攻撃手段の一つにすぎん、私の武器は自身そのもの…この拳もその一つだ。はぁっ!」

異次元「あぁっ!」

―――G・B・ハンターはパンチを腹に打ち込んだ後、そのまま真っ直ぐ押し飛ばしたが、異次元の女戦士は倒れず地面を滑るようにして
耐えた

GB「ほう、思ったよりタフだな。」

異次元「ふん、この程度で倒れるほどヤワじゃないわ。しかし体術にも長けていたとは、しかもその身のこなし…ますます厄介ね。」

GB「(とはいえ、近接戦闘はあの光る剣がある限り危険か…ならば。)」

異次元「なっ!?」

―――G・B・ハンターは剣を出していた部分から今度は銃口が突出し、そのまま異次元の女戦士目掛けて弾を発射する。不意を突かれた

異次元の女戦士は防ぐ間もなく被弾した

異次元「くっ…まさか遠距離射撃も可能とはねぇ。」

GB「言っただろう、私の武器は自身そのものと…この銃もまた攻撃手段の一つだ。」

異次元「(これ以上長引くとおそらくこちらが不利になる、となれば…ふふふ。)」

―――異次元の女戦士は急に周りを走り出すと、G・B・ハンターは不審に思いながらもその場で弾をターゲット目掛けて連射していく。

異次元の女戦士は当たりそうな弾は剣を円を描くようにして弾いていく

GB「(狙いを定まりにくくするのが狙いか?それとも他に何か…。)」

異次元「ふふふ、そろそろ攻撃を止めたほうがいいんじゃない?」

GB「なに?…っ、しまった!」

―――異次元の女戦士が走り回った先には、意識朦朧としながら出血部分を包帯で巻き終えたばかりの荒野の女戦士がいた。異次元の女戦
士は荒野の女戦士の首に剣を突き立て、人質にとった

荒野「はぁ…はぁ…。」

異次元「これでも私に攻撃できるかしら?」

GB「くっ!急におかしいとは思ったが、これが狙いだったのか…!」


781 : 名無しの決闘者 :2014/12/30(火) 23:39:53 NGyW5iiE
異次元「さあ、その武器をしまいなさい、さもないとこの子を…。」

GB「…。」

―――G・B・ハンターは銃をしまった

異次元「それでいいわ、ゆっくり近くまで来なさい。あなたが異次元に飛ばされてくれれば、この子は解放してあげる。」

GB「…。」ザッザッ

荒野「じ、G・B…ちゃん……ダメ…。」

―――荒野の女戦士の制止も聞かず、G・B・ハンターは近くまで来た。そして異次元の女戦士はニヤリとした表情を浮かべると、光る剣
でその腹を刺し貫く

GB「ぐ、かはっ!」

異次元「痛いでしょうけど、3秒だからちょっとの我慢よぉ。」

荒野「な……なん…で…。」

GB「き、決まっている…友達なんだろう?私たちは…。そのお前を守るのは当然…。」

荒野「だ、だからって……こんな…っ…!」

GB「私はお前を信じる…だからお前も私を信じろ……絶対に戻ってくると…!」

異次元「さあ時間切れよぉ、異次元へと彷徨いなさい…永遠にね!」ピカー!

―――光がG・B・ハンターを包み込むと、その姿はすっかり消えてしまった。消失を確認した異次元の女戦士は、用済みと言わんばかり
に荒野の女戦士を突き放した

異次元「なかなか手強かったわね、けどもう邪魔者はいなくなった…ふふふ、アハハハ!」

荒野「うぅ…G・Bちゃんは…本当に異次元に……?」

異次元「そうよぉ?彼女は永遠にこっちの世界に戻ることはなく、彷徨い続けるのよぉ…?」

荒野「も、戻してよ…G・Bちゃん……を、元に戻して…!」

異次元「それは無理な相談ねぇ、私には異次元から引き戻す力はないもの。最もそんな力、私には必要ないけどね…ふふふふ。」

荒野「そんな…。」

異次元「恨むなら自分を恨みなさいよぉ?あんたがそこにいなきゃあ、あの子も消えることもなかったでしょうしねぇ、アハハハ!」

荒野「私が…私の、せい…?」

異次元「そうよぉ、彼女が消えたのはあなたのせい…一生自分を恨んで生きるといいわぁ。それじゃあね、可哀想な女戦士ちゃん。」

―――異次元の女戦士は白く輝く剣で不思議な裂け目を作ると、そのままそこへ入っていき姿を消した


782 : 名無しの決闘者 :2014/12/30(火) 23:40:37 NGyW5iiE
荒野「私のせい…か、私が…もっと強ければ、こんなことには……うぅ!!」

荒野「私は…私は、どう…すれば……。」

(GB「私はお前を信じる…だからお前も私を信じろ……絶対に戻ってくると…!」)

荒野「(っ…そうだ、G・Bちゃんは私を信じてるって言ってくれた!泣いて立ち止まってなんかいられない!)」

―――荒野の女戦士は力を振り絞り、うつ伏せの上半身を起き上がらせ、太股の怪我も必死に耐えて立ち上がった

荒野「はぁ…はぁ…、け、けど…一体どうすれば、異次元からこっちに戻れるんだろう……?」

グレファー「見つけたぞ。」

荒野「あ、あなた…は。」

グレファー「さっきは遅れをとったが、今度こそ貴様を倒す!!」

荒野「さ、さっきって……わ…私、今日はあなたに会ってないよ…。」

グレファー「ふん、その姿を俺に見せつけておきながらよくも言えたものだ!」

荒野「はぁ…はぁ…ち、違う……それは私に似た別人なの…。」

グレファー「今さら言い訳など聞くつもりはない!」

荒野「お願い、聞いて…!私も…さっきその女に会ったの…そ、そいつに…G・Bちゃんが、異次元に飛ばされちゃった……うっ…。」

グレファー「自分でやったことをまるで他人がやったかのように話すか、G・B・ハンターもどうせお前がやったことだろう!」

荒野「そんな、こと…するわけない……!どうして、どうして分かってくれないの!?…ごほっごほっ!」

グレファー「ふん、その様子ではG・B・ハンターに相当深手を負わされたようだな…今ならば倒すのは簡単、ここでお前は終わる!」

―――苦しそうにふらついている荒野の女戦士にも、グレファーは容赦なく剣をひと振りする

荒野「きゃあっ!あ…ぅ……はぁ…。」

グレファー「そのフラフラな状態で攻撃を受けても尚立っていられるとはな、やはり油断ならん。」

荒野「はぁ…はぁ…、うっ…!」

グレファー「同情を誘っても無駄だ、あいつが受けた苦しみはこんなものではない!」


783 : 名無しの決闘者 :2014/12/30(火) 23:41:36 BCEBJX1M
荒野「はぁ…はぁ…、そうだよ……きっと消える瞬間まで、G・Bちゃんは苦しかったはず…そんな中私に語りかけてくれたの……その気
持ちを、こんなところで倒れて…無駄にできるわけないじゃない…!」

グレファー「この期に及んでまだ演技を続けるか!?」

荒野「うぅ…あなたも……苦しかったん、でしょ?辛かったんだよね、大事な仲間が消され、て…。」

グレファー「黙れ!これ以上続けるなら容赦はしない!」

荒野「私もあの瞬間…苦しかった、辛かった…だからあなたの気持ちが、今ならよく分かるよ……。あいつを許せない、倒したいっていう
気持ちも…。」

グレファー「やめろと言っている!」

荒野「でも、本当はそれ以上に……仲間を、守れなかった…大事なものを、守る力のない…自分の弱さが許せなかったのよ……。」

グレファー「うるさい!」ズバッ!

荒野「うぁぁ!」ドサッ

グレファー「さすがに2発目は耐えられなかったみたいだな。」

荒野「…私は……許せないよ、自分の弱さが…。」

―――荒野の女戦士は尚、話を続けながらフラフラと立ち上がる

グレファー「まだ立てるか。」

荒野「だけどあなたは…自分の弱さが認められない……だからそんな、乱暴な剣の振り方をして…、本来の力を発揮できていない…。」

グレファー「俺が本来の力を発揮できていないだと!」

荒野「…だってそうじゃなきゃ、こんな状態の私を…一撃で倒せないわけ…ないじゃないの……。」

グレファー「く、俺の剣を愚弄する気か…!」

荒野「今のあなたを…見たらきっと、あなたのお仲間は…がっかり、するんじゃない……?本当に、弱すぎて笑っちゃう…あはは……。」

グレファー「き、貴様ぁ…!」

荒野「うくっ…悔しいなら、つ、次の一撃で…私を、仕留めてみなさいよ……。」

グレファー「…言われずともやってやる!うぉぉぉ!!!」

荒野「っ!」


784 : 名無しの決闘者 :2014/12/30(火) 23:42:13 NGyW5iiE
―――グレファーの剣は、荒野の女戦士を斬る直前にピタリと止められた

グレファー「はぁ、はぁ…。」

荒野「……どう、したの…?私は、逃げも避けも…抵抗もしないよ…最も、そんな力なん…か、残って…ないけど……ね…。」

グレファー「……本当にお前とあの女は別人なんだな?」

荒野「最初から…そう言ってるじゃないの……。」

グレファー「…。」

荒野「…。」

―――数秒間の静止、グレファーは荒野の女戦士の目をじっと見つめた後、剣を鞘に収めた

グレファー「…信じてやる。」

荒野「…え……?急に何を言って…」

グレファー「二度も言わせるな、とりあえずはお前を信じてやると言っているんだ。」

荒野「…。」

グレファー「…。」

荒野「……。」

グレファー「……。」

荒野「………。」

グレファー「…急で驚くのは分かるが、なんとか言ったらどうだ?」

―――すると荒野の女戦士はホッとしたのか、先ほどの険しい表情から一変し、静かな笑みを浮かべて…言う

荒野「…ありがとう。」ドサッ!

グレファー「お、おい!」

―――グレファーは倒れた荒野の女戦士の元へ駆け寄る

荒野「zzzz」スヤスヤ

グレファー「寝ているだけか、全く呑気な奴だ…こんな奴があの女のわけがないな…ふっ。」


785 : 名無しの決闘者 :2014/12/30(火) 23:43:18 NGyW5iiE
荒野「…うーん?」

グレファー「目が覚めたか。」

荒野「あなたは…もしかして私の傷を手当してくれたの?」

グレファー「かなり深い傷だったからな、放っておくわけにはいかないと思っただけだ。」

荒野「そっか、ありがとう。」

グレファー「礼を言われる覚えなどない、俺はお前に追い討ちをかけたんだぞ。」

荒野「でもそのおかげであなたが、私とあの女が別人だと分かってくれた、それで十分チャラだよ。」

グレファー「だが…それに、俺がお前とあの女が別人だと分かって、お前に一体何の得がある?」

荒野「別に得だとか考えてないよ、けど…。」

グレファー「けど…なんだ?」

荒野「…私と一緒に戦ってくれない?」

グレファー「なに…?」

荒野「私は仲間を異次元送りにしたあの女を許せない、それにこのまま放っておいたらきっと私達みたいに苦しむ人が増えていく。だけど
私一人じゃあの女に勝つのは難しい…だから協力をしてほしいの、お願いします。」

グレファー「……。」

荒野「…やっぱりダメかな?」

グレファー「…構わない、むしろこちらから協力を願いたいくらいだった。」

荒野「それなら…」

グレファー「だが一つ約束してくれないか?」

荒野「約束って…?」

グレファー「お前らしくいろ…それだけだ。」

荒野「私らしく…。」

グレファー「今みたいな神妙な面持ちは、なんとなくお前らしくない気がするんでな。」

荒野「知ったような口きいちゃって、私だって暗い気持ちになる時だってあるよ?」

グレファー「…。」

荒野「あはは、なんてね!でももうおしまい!分かった、それで協力してくれるなら安いものだしね!絶対にあの女を倒そう!」

グレファー「ふっ、もちろんだ。だがもう少し安静にしてからだ、傷を負ったまま倒せるほど甘い相手ではないからな。」

荒野「分かった、グレファー君もちゃんと休んでね!」

グレファー「く、君ときたか…まあいい、そうさせてもらおう。」


786 : 名無しの決闘者 :2014/12/30(火) 23:44:01 NGyW5iiE
―――数時間経過後、2人はその場から出発していた

荒野「助けるとは言ったものの、どうしたら異次元からこっちに連れ戻すことができるのかな?」

グレファー「それはずっと考えていたのだが、なかなか考えつかなくてな。」

荒野「やっぱり簡単なことじゃないよね…でも諦めないよ私は!」

グレファー「もちろんだ、仲間は必ず助ける。」

荒野「うん!それにしても、誰か異次元に詳しい人っていないのかなぁ。」

グレファー「異次元に詳しい…そうか、なぜ今まで思い出さなかった!魔法族の里にD・D・Mと呼ばれる魔法使いがいる、彼ならば。」

荒野「G・Bちゃんとスピリット・ドラゴンをこっちに呼び戻せるの!?」

グレファー「ああ、そのはずだ。行くぞ!」

荒野「うん、行こう!」

―――およそ1時間かけて2人は魔法族の里に着いた

荒野「そういえば私、魔法族の里って初めてきたや。」

グレファー「戦士たる俺たちには特に用がないのだから仕方ない。と言っても一応俺は何度かここに来たことがあってな、その時にD・D
・Mと会ったんだ。」

荒野「そうなんだ。でも、さっきから全然人が見当たらないような…。」

グレファー「ああ、さっきから妙だと思っていた…それに里全体がかなり荒れている…。」

荒野「ま、まさか何かあったんじゃ…?」

グレファー「その可能性は高いな、とにかく周辺を見て回るぞ!」

荒野「分かった!」


787 : 名無しの決闘者 :2014/12/30(火) 23:45:12 NGyW5iiE
DDM「はあ、はあ…!あぁ…行き止まり…。」

異次元「アハハハ!やっと追い詰めましたよぉ?D・D・Mさーん、もう観念してくださいな。」

DDM「うぬぅ…なぜお前さんはワシを狙う?しかもその為に関係ない里の者まで傷つけおって!

異次元「里の人たちを傷つけたのは悪いと思ってるわぁ、でもあなたを消すのを邪魔しようとするから仕方なかったのよぉ。」

DDM「仕方ないじゃと!?」

異次元「それともかく、あなたを異次元送りにしたい理由は…ふふふふ。」

―――その頃、荒野の女戦士とグレファーの2人は怪我を負って倒れている魔法使いを発見した

グレファー「おい、大丈夫か!?」

?「う、うーん…。」

荒野「すごい怪我…今手当してあげるから!」

?「すいません、ご迷惑を…。」

荒野「気にしないで!ちょっとじっとしててね…はい、これでよし!」

―――荒野の女戦士は怪我した部分に包帯をグルグル巻いて傷口を塞いだ

?「ありがとうございます…。」

荒野「とりあえず無事でよかったよ。あなた、名前はなんていうの?」

エルディーン「私、エルディーンと言います。」

荒野「エルディーンちゃんか、いい名前だね!」

グレファー「早速ですまないが聞かせてくれ、一体何があった?」

エルディーン「そ、そうだ!大変なんです!D・D・Mさんが…D・D・Mさんが女の人に襲われてるんです!」

グレファー「なに?D・D・Mが!」

荒野「しかも女の人って…!」

グレファー「ああ、おそらくあの女だ。それでその2人がどこに向かったか分かるか?」

エルディーン「はい、確かあっちの路地裏に向かって逃げたと思います…。」

荒野「分かった、ありがとう!行こう!」

グレファー「ああ。」

エルディーン「ま、待ってください!私も行かせてください!」

グレファー「いやしかし、その怪我では…。」

エルディーン「私もD・D・Mさんを助けたいんです!お願いします!」

荒野「…連れていってあげようよグレファー君、この子は本気だよ。」

グレファー「…仕方あるまい、共に行くぞ。」

エルディーン「ありがとうございます!では私が案内しますね。」


788 : 名無しの決闘者 :2014/12/30(火) 23:46:20 NGyW5iiE
DDM「…なるほど、ワシを頼ってくる者への妨害としてワシは狙われたわけか。」

異次元「そういうこと!ということであなたに恨みはないんだけど、悪く思わないでねぇ?」

DDM「ぬぅ…もはやこれまでか…!」

ダダダダダッ!

DDM「なんじゃ、何か近づいてくるのぅ。」

異次元「あらあら、もしかして…。」

荒野「あっ、見つけた!」

エルディーン「D・D・Mさん!大丈夫ですか!?」

DDM「エルディーンちゃん、無事じゃったか!」

異次元「よかったわねぇD・D・Mさん?最後に仲間の顔を見れて。」

グレファー「やめろ!その人から離れろ!」

異次元「悪いわねぇ、あんた達にこのじいさんの力を使わせるつもりはないわぁ…目の前であんた達の希望が消えるところをじっくり見て
いなさいなぁ…アハハハ!」

―――異次元の女戦士はそう言うと剣を持った右腕を振り上げ、そのままD・D・Mに振り下ろした。すると斜めに切られた体の部分が白
く光りだし、D・D・M全体を包もうとしていた。

DDM「ぐはっ!」

荒野「ああっ!そんな…。」

グレファー「なんてことだ…!」

エルディーン「D・D・Mさん!」

DDM「すまんのうエルディーンちゃん、どうやらお別れのようじゃ…それにグレファー君とそこのお嬢さんも、力になってやれぬまま申
し訳ないのぉ…。」

―――D・D・Mが謝罪の言葉を述べ終わると、白い光がD・D・M全体を包みきり、光が消えるとその姿も消え去ってしまった。

エルディーン「あぁ…そんな、D・D・Mさんが消えちゃった…うぅ……」グスン

グレファー「くっ、もっと早く来ていれば…!これではあいつを、仲間を呼び戻せない……どうすればいいんだ!!」

荒野「…。」

異次元「アハハハ!最高だわぁ、あんた達の絶望に打ちひしがれた姿を見るのはねぇ!」

荒野「…ぃ。」

異次元「ん〜?何か言ったかな、女戦士ちゃん?」

荒野「私は絶望なんかしてない!確かにD・D・Mさんは消されちゃったけど、きっとまだ他に方法はあるはず…!」

異次元「そんなものないわ、現実から目を逸らすのはやめなさい?」

荒野「その方法は今は分からない…だけど絶対に諦めちゃいけないの!何年かかってもいい、仲間が私を信じて待ってくれている限り!」

グレファー「…そうだな、仲間は必ず救い出す!俺もまだ諦めはしないぞ!」

異次元「ふん、生意気…仲間だのなんだの、ムカつくのよ!いいわ、あんた達2人も仲良く異次元に送ってあげるわよ!!」

荒野「私たちは必ず仲間たちを、そしてD・D・Mさんも助け出す!だけどその前に、この里のような悲劇を繰り返させないために、今後
も危害を及ぼしかねないあなたを…ここで倒す!」

グレファー「ああ、共にいくぞ!荒野の女戦士よ!」

異次元「本当に生意気ねぇ…やっぱりあの時あんたも消しておくんだったわ、荒野の女戦士ぃ!!」

荒野「エルディーンちゃん、下がってて!」

エルディーン「は、はい!」

―――荒野の女戦士とグレファーの2人は、異次元の女戦士との決戦を開始する


789 : 名無しの決闘者 :2014/12/30(火) 23:47:28 NGyW5iiE
異次元「かかってきなさいよ!二人とも仲良く異次元に送ってあげるわ、ふふふふ…。」

グレファー「いくぞ、奴を倒すんだ!」

荒野「もちろん!」

―――3人とも剣を抜き、グレファーと荒野の女戦士の2人はほぼ同時に異次元の女戦士に向かっていく

荒野「はぁっ!」

グレファー「ふんっ!」

異次元「ふっ。」

―――2人は剣を使って果敢に攻めるが、異次元の女戦士はしなやかな動きでそれを簡単に躱していく、そして高い足場に飛び移る

グレファー「ちっ、さっきの様子では少し頭に血が上っているかと思ったが、案外冷静なようだな。」

異次元「仮にも2対1なのよぉ?そんな不安定な状態のまま勝負するほど、私は落ちぶれちゃいないわ。」

荒野「やっぱり油断ならないね、でも絶対に負けられない!」

―――荒野の女戦士は高くジャンプし、異次元の女戦士との間合いを詰めて剣を振り下ろす

異次元「ふん、あんたの剣なんか簡単に防げるわ。」

荒野「く、だったら!」

―――荒野の女戦士は空中に浮く左足を、剣を持つ異次元の女戦士の右腕目掛けて蹴り上げる

異次元「っ!させないわ!」

―――蹴りの動作に気づいた異次元の女戦士は地に着いた右足を素早く、荒野の女戦士の腹目掛けて思いきり蹴って落とした

荒野「ぐっ、きゃあ!!」

―――荒野の女戦士は少し高い位置を背中から落ちていくが、グレファーがそれを抱え持ったため地面への落下を免れた

グレファー「大丈夫か!?」

荒野「あ、ありがとう、助かったよ!」

異次元「ふん、やっぱ先にどっちかを消し去らないとダメかしらねぇ。」

グレファー「消えるのはお前だ、異次元の女戦士!」

荒野「私たちは消えたりしない、あなたを倒すまで!あっ、いたた…!」

グレファー「大丈夫か?」

荒野「思いきりお腹を蹴られたからちょっとね、でも大丈夫!それよりどうしよう、このままじゃ…!」

グレファー「お前と二人掛かりならばなんとかなると思ったが、ここまでとは。あいつの…スピリット・ドラゴンの力があれば、こんな状
況などなんとかしてやるものを…。」

エルディーン「あぁ、お二人がまずい状況なのに、私はこのまま見てるしかないのかしら…ん、待って?スピリット・ドラゴン…あっ、そ
ういえばD・D・Mさん…よし!」

―――エルディーンはD・D・Mの残した何かを思い出すと急いでその場を離れた。


790 : 名無しの決闘者 :2014/12/30(火) 23:48:03 NGyW5iiE
荒野「はぁ…はぁ…。」

グレファー「はぁ…はぁ…。」

異次元「あらあら、二人掛かりだっていうのに、そのザマはちょっとだらしないんじゃなーい?」

グレファー「ちっ、好き勝手言いやがる!」

―――――――――――――

エルディーン「えっと…あっ!あった、これだ!これを使って…急いでお二人のところに戻らないと!」

―――――――――――――

荒野「これ以上悲劇を起こさないためにも、絶対負けるわけにはいかないのに…!」

異次元「無理無理、あんた達に私を倒すなんて無理な話だったのよぉ、おとなしく異次元に消し飛んでくれない?」

グレファー「それこそ無理な話だな。」

異次元「あっそ、まあ嫌でもあんた達には異次元に消し飛んでもらうけどね…アハハハ!」

グレファー「何か…何か手はないのか!」

エルディーン「グレファーさん!」

グレファー「む…っ!と、隣にいるのは…まさか!」

スピドラ「僕だ、スピリット・ドラゴンだよ!」

グレファー「スピリット・ドラゴン、どういうことだ!」

エルディーン「D・D・Mさんが残してくれた力で、スピリット・ドラゴンさんだけ異次元から戻すことができたんです!」つ牙竜転生

異次元「なんですって?」

荒野「あれがグレファー君の仲間、スピリット・ドラゴン!」

グレファー「無事で戻ってきてくれたならなんでもいい!早速で悪いが、俺に力を貸してくれ!」

スピドラ「もちろん、僕らの力を見せてやろう!」

グレファー「よし、いくぞ!俺とスピリット・ドラゴンの力を一つに…融合!うぉぉ!!」

スピドラ「はぁ!!」

ドラゴンウォリアー「我、ドラゴン・ウォリアー!降臨!!」


791 : 名無しの決闘者 :2014/12/30(火) 23:48:44 NGyW5iiE
異次元「融合…ですって!?」

荒野「すごいすごい!」

エルディーン「わぁ!」

ドラウォ「遊びは終わりだ…いくぞ!」

―――ドラゴン・ウォリアーはグレファーの時とは比べ物にならない速さで、異次元の女戦士との間合いを詰め…斬る

異次元「かはっ!ぐっ…速さもだけど、パワーも桁違いに上がっている…!」

荒野「強い、これが融合の力なの?」

ドラウォ「どうした?勝負はこれからだぞ。」

―――ドラゴン・ウォリアーは再びその速さで異次元の女戦士に接近する

異次元「ふん、いくら速くても来る場所さえ読めれば止められる!」キンッ!

ドラウォ「ほう…。」

異次元「そのまま消し飛ばしてやる!」ピカー!

ドラウォ「無駄なことだ。」

異次元「な、光がかき消された!?」

ドラウォ「はっ!」

異次元「あぁ!ぐ…ぅ、なかなか効いたわ…。これはまともにやりあったんじゃ勝てないわねぇ…ふふふふ……。」

ドラウォ「何がおかしい?お前の異次元送りの力も今の俺には通じない、お前に勝ち目などない!うぉぉ!!」

異次元「勝ち目がない?それはどうかしらねぇ。」

―――ドラゴン・ウォリアーが剣を振るう瞬間、異次元の女戦士が再び剣を光らせ空中を斬った

ドラウォ「外れているぞ、そのままくらうがいい!」

異次元「あんたがね。」

ドラウォ「なに?」

荒野「え!?う、後ろぉ!」

ドラウォ「む…、ぐっ!?」


792 : 名無しの決闘者 :2014/12/30(火) 23:49:37 NGyW5iiE
―――ドラゴン・ウォリアーが剣を振るうと、その剣はなぜか自分の背中を斬りつけていた

ドラウォ「ぐぁぁ!」ドサッ!

異次元「強力すぎる力が仇になったわねぇ、アハハハ!」

エルディーン「い、一体何が!?」

異次元「私の力はただ相手を異次元に送るだけじゃないのよぉ?空を裂くことで、異次元の空間を作ることができるわけ。そこを通った攻
撃は全て私でなく相手の背後にいくのよ。」

荒野「異次元の空間?」

異次元「まあ敢えて名付けるなら…ディメンション・ウォールってところかしらぁ。」

荒野「つまり攻撃は全て自分に跳ね返ってくる、なんて恐ろしい技なの!?」

異次元「まさかこの技を使うことになるとは思わなかったんだから、光栄に思いなさいよぉ?さてと…」

荒野「っ!させない!」

―――異次元の女戦士は語り終えると剣を白く光らせ、目の前で倒れ込んだドラゴン・ウォリアーの背中目掛けて振り下ろすモーションを
とる。荒野の女戦士はそれに気付くと急いでそれを止めようと駆け出す。

異次元「ふん。」

ドラウォ「ぐわぁぁ!!」グサッ! ピカー!

荒野「くっ、絶対に異次元にだけは!」

―――全力で駆ける荒野の女戦士だったが、しかしそれを止めるには3秒という時間は短すぎた…

異次元「バイバーイ、今度は仲間と一緒にいけるんだから、寂しくないでしょう?」

ドラウォ「すまない…荒野の女戦士よ、異次元から助けてくれとは言わないが…お前の仲間だけは、G・B・ハンターだけは絶対に救い出
してや…れ……」

―――ドラゴン・ウォリアーはそう言い残すと、白い光に包まれ消えてしまった

荒野「待って!…そんな……。」

エルディーン「グレファーさんとスピリット・ドラゴンさんまで…。」

異次元「アッハハハハ!だから言ったでしょう、私には勝てないってね。もはやあんた一人じゃあどうにもならないでしょう?」

エルディーン「こ、荒野の女戦士さん…。」

荒野「……。」

異次元「もう戦う気力も残ってないかしら、まあ無理もないわよねぇ…あんたに私を倒す力なんかないもの、アハハハ!」

荒野「そんなの…最後までやってみなきゃ分からない!」

異次元「ふーん、ならやってごらんなさいよ。」

荒野「言われなくても!」


793 : 名無しの決闘者 :2014/12/30(火) 23:50:17 NGyW5iiE
異次元「これで終わりよ。」

―――異次元の女戦士はそう言って荒野の女戦士を斬る。エルディーンは荒野の女戦士の勝利を祈るばかりだったが、現実は非情だった

荒野「あぁぁ!!うっ…あぁ……。」ドサッ!

異次元「だから言ったのに、あんたに私を倒せる力はないって。」

エルディーン「荒野の女戦士さん!」

異次元「この女戦士ちゃんを消した後で、あんたもしっかり消し去ってあげるから…待ってなさい、ふふふ。」

エルディーン「うぅ…。」

荒野「さ、させない…!」

異次元「うっさいわねぇ、くたばり損ないが生意気な口叩くんじゃないわよ。ふん!」

―――異次元の女戦士は仰向けに倒れる荒野の女戦士の腹を力強く踏みつけた

荒野「ぐぁ!くぅ…。」

エルディーン「あぁ…!」

異次元「あんたはとっくに用済みなのよ、さっさと消し去ってあげる。」ピカー!

エルディーン「だ、だめぇ!」

―――エルディーンは思わず荒野の女戦士を助けようと足が動いていた

荒野「だ、だめ…きちゃ……。」

異次元「ふふ、勇敢なのはいいけど…」

エルディーン「うぅ!」

異次元「そういう奴ほど真っ先に命を落とすのよぉ?」

―――異次元の女戦士は剣を持たない右手で、向かってきたエルディーンの首を絞めるように掴んで持ち上げる

荒野「や、やめて…!その子だけは……。」

エルディーン「う、うぅ…!」

異次元「あなたはいつまでもつかしら…ふふふ。」

エルディーン「(い、意識が…)」

異次元「そろそろ限界が近いんじゃない?よく見ておきなさいよぉ、荒野の女戦士ちゃん。自分の目の前でまた仲間を助けられない無力を
感じながらねぇ、アッハハハハ!」

荒野「(嫌だ…嫌だ……!もうこれ以上…何も失いなくない!)…うあぁぁぁぁぁ!!!」


794 : 名無しの決闘者 :2014/12/30(火) 23:50:59 NGyW5iiE
異次元「んっ!この…うぁ!」

エルディーン「あっ…!」

―――荒野の女戦士は気合いで異次元の女戦士の踏みつける足を押しのけた、バランスを崩した異次元の女戦士はエルディーンを掴んでい
た手を離した。

異次元「くっ、この!」

荒野「大丈夫!?エルディーンちゃん!」

エルディーン「は、はい…!それより荒野の女戦士さんが…」

荒野「私は大丈夫!G・B・ちゃんが消えて、グレファー達も消えて…エルディーンちゃんまで消えるのは見たくない!」

エルディーン「荒野の女戦士さん…。」

荒野「だから私は負けない!エルディーンちゃんも応援してくれる?」

エルディーン「そんなの、当たり前じゃないですか!私だって荒野の女戦士さんが消えるのは見たくないです!」

荒野「うん、エルディーンちゃんが応援してくれるなら百人力だね!」

―――荒野の女戦士はニコッと微笑みかけ、エルディーンに言った

異次元「ふん…いい気にならないことねぇ!何をしようと、あんたじゃ私には勝てないわ!」

荒野「さっきも言ったでしょ?勝負は最後まで分からない!」

異次元「くたばり損ないのくせに、また舐めた口を…だったら分からせてやろうじゃないの!」

荒野「みんな、私に力を貸して!」

エルディーン「荒野の女戦士さん、頑張って!」

グレファー「(頑張るんだ、お前ならできる。)」

荒野「(ぐ、グレファー君!どうして?)」

グレファー「(姿が消えても、俺の思いはお前の中にある!俺だけじゃない)」

スピドラ「(僕もあなたを応援しますよ!頑張ってください!)」

DDM「(あのような非道な女なぞに負けるでない、ワシの思いもお嬢さんに託すぞ。)」

荒野「(スピリット・ドラゴン君、D・D・Mさん!)」

GB「(私のことも忘れるなよ?)」

荒野「(じ、G・Bちゃん!!)」

GB「(お前は一人じゃない、私たちがついている!)」

荒野「(G・Bちゃん、みんな!ありがとう、みんなの気持ちをこの一撃に込める!)」

―――すると荒野の女戦士の剣は仲間の力が集うように、眩しく溢れんばかりの輝きを放ち出した


795 : 名無しの決闘者 :2014/12/30(火) 23:51:47 NGyW5iiE
異次元「うっ!何よこの輝きは…そんな虚仮威しの光で私は倒せないわ!はぁぁぁ!!」

荒野「集中して…今!はぁぁぁ!!」

―――2人の女戦士の剣同士が強くぶつかり合う

異次元「私があんたなんかに負けるわけがない!」

荒野「今この瞬間も仲間たちと共に戦ってる!絶対に負けない!!」

異次元「くぅ…私が押されてる?こんな奴相手に!?」

荒野「うぁぁぁ!!」ズバッ!

異次元「あぁぁぁぁぁぁ!!!」

―――荒野の女戦士の剣は見事、異次元の女戦士を斬りつけた。その一撃は異次元の女戦士を沈めるのに十分な威力を発揮した

異次元「あぁ…ぁ」バタッ!

荒野「はぁ…はぁ…。」

異次元「負けた?この、私が…?ふ…ふふ…ふふふふ……!」

荒野「な、何がおかしいの?」

異次元「私を倒したところで、消し去った奴が戻ってくるわけじゃないわぁ…D・D・Mも消し去った今あんたはずっと一人、彼らを戻す
方法なんかない…まだあんたの絶望は続くのよぉ…!」

荒野「言ったでしょ?私は絶対に他の方法を見つけてみせる、それにまだエルディーンちゃんがいる!私は一人じゃない!」

エルディーン「荒野の女戦士さん…!」

異次元「ふん、探せば探すほど…可能性などないって分かるわぁ……地獄であんたの苦しむ姿を見ることにするわぁ、アハハハ…ハ……」

―――異次元の女戦士は最後に言い切ると同時にそこで息絶えた

荒野「…終わったんだ、ね。」


796 : 名無しの決闘者 :2014/12/30(火) 23:52:31 NGyW5iiE
エルディーン「荒野の女戦士さん!大丈夫ですか!?」

荒野「うん、大丈夫!ありがとうね、エルディーンちゃんのおかげで勝てたよ。」

エルディーン「私は何もしてませんよ、荒野の女戦士さんが頑張ったからです!」

荒野「あはは、じゃあ私とみんなのおかげってことで!それより、これからどうしようかな?」

エルディーン「そうですね、消えてしまった皆さんを助けないと。」

荒野「D・D・Mさんさえいれば、他の皆も助けられる…だからまずはD・D・Mさんを助ける方法を考える!」

エルディーン「それがいいですね!」

荒野「(とは言っても、その方法すら考えつかないけど…でも絶対に諦めない!)」

?「(仲間を救いたいか?)」

荒野「だ、誰!?」

エルディーン「ど、どうしたんですか?」

?「(もう一度問う、仲間を救いたいか?)」

荒野「決まってる、私は仲間を助けたい!」

?「(よかろう)」

―――突然低い声で語りかけてきた謎の人物はそう言うと、荒野の女戦士は光で包まれ、気づけばよく分からない空間にいた

荒野「ここは…?」

?「仲間を救いたいのなら協力してやろう。」

荒野「ほ、本当に!?」

?「ただし、条件がある。」

荒野「条件?」

?「そうだ、その条件とは……だ。」

荒野「…それで仲間を助けられるの?」

?「あぁ、それで助けられるのは一人だけだが、D・D・Mさえいれば問題はないのだろう?」

荒野「うん、それでいい!だからD・D・Mさんを助けて!」

?「お前の覚悟、しかと受け止めた…では条件通り……を捧げてもらう。」

荒野「グッ、あぅぅ…あ、あぁ…!アァァァァァァァァァァ!!!!」


797 : 名無しの決闘者 :2014/12/30(火) 23:53:09 NGyW5iiE
エルディーン「荒野の女戦士さん!どこいっちゃったんですか!?」

―――エルディーンが消えてしまった荒野の女戦士を呼びかけていると、目の前に一筋の光が姿を現す

エルディーン「この光は、荒野の女戦士さん?」

DDM「おっとと、こ、ここは…?」

エルディーン「D・D・Mさん!?どうして!」

DDM「おおエルディーンちゃんか!よく分からないが、どうやらこの世界に戻って来れたらしい。」

エルディーン「もしかして、荒野の女戦士さんが…そ、そうだD・D・Mさん!グレファーさんとスピリットドラゴンさん、それと荒野の
女戦士さんのお仲間さんをこの世界に戻してあげて!」

DDM「ああ分かっておる、今すぐ始めるぞ。」

―――D・D・Mはグレファー達を始め、消えた里の者たちを次々とこの世界に戻していった。

グレファー「ここは…戻ってきたのか。」

スピドラ「ということは、異次元の女戦士を倒したんだ!」

GB「女戦士よ、やったんだな…。」

エルディーン「みなさん!よかったぁ!」

グレファー「エルディーン、無事だったか…あいつはどうした?」

エルディーン「そ、それが…。」

―――エルディーンは荒野の女戦士が消えた旨を話した

GB「女戦士が、消えた!?」

エルディーン「は、はい…それからD・D・Mさんが戻ってきたので、きっと荒野の女戦士さんが戻してくれたんだと思うんですけど、そ
れから戻ってこないんです。」

スピドラ「そ、そんな…。」

グレファー「俺たちが戻ってきても、あいつがいないのでは…。」

GB「(あいつ、何か無茶をしでかしたんじゃないだろうな。)」

エルディーン「とにかくそういうことなので、皆さん荒野の女戦士さんを探しましょう!」

DDM「ワシはもう一度異次元を探ってみる、皆頼んじゃぞ。」

他全員「はい!」

―――それから里の魔法使いたちにも協力してもらったが、結局荒野の女戦士が見つかることはなかった


798 : 名無しの決闘者 :2014/12/30(火) 23:54:08 NGyW5iiE
―――それからおよそ1週間後

グレファー「どうだ、見つかったか?」

GB「いや、ダメだ…あれから何度連絡しても全く通じない。」

スピドラ「一体どこにいってしまったんだろう…。」

グレファー「D・D・Mとエルディーン、それから里の者たちも捜索してくれているようだが、全く手がかりもないそうだ。」

GB「…女戦士よ、お前は一体どこに……。」

―――――――――――――

?「荒野の女戦士よ、もういつでも戻って良いのだぞ?」

荒野「私の捧げた…あの左腕は私のもう一つの心臓みたいなもの、それがなくなったんじゃ死んだも同じだよ…。」

?「ではもう戻る気はないと…?」

荒野「死んで初めて効果を発揮する私には、ピッタリの末路じゃない……?」

?「……。」

ピカーン!

荒野「な、なに?この光…?」

?「これは…ふ、どうやら神はまだ君を死なせるつもりはないようだ。」

荒野「どういうこと?神って…?」

?「案ずるな…戻った時、おそらくその左腕も…」

荒野「ま、待って!まだ話しは…」

シューン

―――光が包み込まれた後、荒野の女戦士はその場所から消えた

?「…生命を司る大地の神、グランソイルよ…彼女に一体何を求める……?」

―――――――――――――

GB「とにかくこうしてはいられない!絶対にあいつを…」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!

―――突如3人のいる近くで、大地が大きな地響きを鳴らしてひび割れていき…そこから出てきた巨大な存在を目の当たりにする

スピドラ「な、なになに!?何が起こってるの!?」

グレファー「で、でかい…!」

GB「な、なんだっ…!」

―――3人は巨大な存在に驚愕するが、そんなことがちっぽけに思えるほどの事実がそこにはあった


799 : 名無しの決闘者 :2014/12/30(火) 23:55:12 NGyW5iiE
スピドラ「あ、あれ見て!」

グレファー「っ!あの球体に包まれているのは…!」

GB「…女戦士!」

―――巨大な存在の前に、透明な球体に包まれ、目を瞑った状態の荒野の女戦士の姿がそこにはあった

地霊神「……。」ゴゴゴゴゴゴゴ!

―――巨大な存在、地霊神が地面に沈んでいくと同時に、球体もゆっくりと地面に降り立っていく。地霊神が完全に姿を消した後、球体は

割れる音もなく消えた

荒野「ん…ここは、戻ってきたの?あれ、左腕がちゃんとある…どうして……」

「おーい!」

荒野「っ、あ!」

グレファー「ようやく見つけたぞ!」

スピドラ「何かよく分かりませんけど、その様子だと怪我とかは大丈夫そうですね…ホッ。」

荒野「うん、なんか大丈夫みたい!あはは。」

GB「あはは、じゃない!一体どこで何をしていた!?私たちがどれだけ心配したと思っている!?」

荒野「ご、ごめん…」

GB「どうせ何か危険なことをしでかしたんだろう?全く、助けられた後の私たちの気持ちも少しは考えろ!」

荒野「ごめんね、みんなを助けたい気持ちでいっぱいで…そこまで考えられなかったや……。」

スピドラ「じ、G・Bさん…何もそこまで……」

GB「だが…ありがとう、危険を冒してまで私たちを助けようとしてくれて……。」

荒野「G・Bちゃん…。」

グレファー「ふっ、G・B・ハンターは誰よりも一番お前のことを心配していたからな。」

GB「グ、グレファーお前!」

荒野「あはは!そうなんだ、私の方こそありがとう…私を必死に探してくれて。」

GB「べ、別に…友達なんだろ?私たちは。当たり前のことをしていただけだ。」

荒野「そうだね、私もそう思ったから、G・Bちゃんを必死に助けたいと思ったんだもん!」

グレファー「分かるぞ、お前たちの気持ちは。俺もそういう思いで、必死にスピリット・ドラゴンを助けたいと思っていたからな。」

スピドラ「僕もだよ、すぐに異次元に飛ばされちゃったとはいえ、あの瞬間だけでもグレファーに会えた時は本当に嬉しかった!」

荒野「…私今すごく感じてるよ、みんなの互いを思う温かい気持ちを。私たち、もう仲間だよね!」

グレファー「ふっ、今更何を言っている。」

スピドラ「もちろん、僕たちはもう仲間ですよ!」

GB「ああ、そうだな。」

荒野「色々あったけど、みんなと会えて本当によかった!これからもよろしくね!!」

グレファー「おう。」

スピドラ「うん!」

GB「ああ、こちらこそ。」

荒野「(なぜ神が私を元の状態でここに戻してくれたのかは分からない、いつかその意味が分かる時がくるのかな…?だけど今はこの素晴
らしい仲間たちとの幸せを噛み締める機会を与えてくれた、その神に感謝することにするよ!)」


END


800 : 名無しの決闘者 :2014/12/30(火) 23:59:06 NGyW5iiE
終わりです
もっと前から書き始めてはいたものの中々進まず…でも年越す前に書ききりたいと思ってなんとかできました
でも分かりにくいですよね…いや、本当にもうカードについて語らすだけにしよう…うん

最後に、異次元の女戦士が好きな人がいたらごめんなさい


801 : 名無しの決闘者 :2014/12/31(水) 00:06:33 kowNr8pI

あなたの作品の雰囲気好きだよ


802 : あああああ :2014/12/31(水) 08:45:19 tIcZhM0g
>>800
さあ何か>>800さんと微妙にかぶったような気がするけど今年最後いってみよう
※OCGのイメージ注意特に建設的な話はしません


803 : 戦士族の忘年会 :2014/12/31(水) 08:46:27 tIcZhM0g
切り盛り隊長「もうすぐ出来ますから待っててください!」

格闘戦士アルティメーター「いやあ相変わらず隊長殿はよく出来た御仁だ」

アマゾネスの剣士「うむ」

フリード「ご飯マダァ?(・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン」

味方殺しの女騎士「…」ガタっ

ならず者傭兵部隊「ヒャッハー!やっちまうかヒャッハー!」

フリード「ちょ!?朕だって色々と頑張ってんのよ!あーもう!いいよ!また闇堕ちしてやる!」

ダークグレファー「まあそう腐りなさんな大将」

フリード「グレファー!久しぶりぃ。インフェルニティの方はどうよ」

ダークグレファー「いやあ皆にはよくしてもらってるよ。パトロールさんとか大の仲良しよ。今度一緒にオーバーレイしようって約束してるんだけど中々機会に恵まれんのよね。まあ…戦士族としてやれてるかどうかについては微妙だけどなパトロールさんにも『いやあ悪魔族ならねぇもっと力になってやれるんだけどねぇ』て言われてるし」

H−C 強襲のハルベルト「いやあ出張ってね。頑張れるのは嬉しいんですけどたまに『俺何してんだろう…』て気分になりますよね」

TG ストライカー「分かるわぁTG?ああ呼ばない呼ばないみたいな」


804 : 戦士族の忘年会 :2014/12/31(水) 08:47:29 tIcZhM0g
ダークロウ「うーっす」

ネオス「はぁ!」

ジャンクウォリアー「失礼しまっす」

スターダストウォリアー「スターダストウォリア!」

フリード「おぉ!CMで大活躍のみんなじゃないの」

ダークロウ「いやあつっても辛いっすわぁHERO毛嫌いするような感じな人も増えたし」

ジャンクウォリアー「まあマスクチェンジセカンドはねぇ…色んなところで活躍できるようになったって言えばそうなんだけど…」

ネオス「まあねぇ…昔みたいにわくわくするようなデュエルしたいんだけどエクストラも制限されて豊富な融合体もそう出る機会もないからね。時代に即したって言えばそうなんだろうけど…」

スターダストウォリアー「俺達は俺たちでシンクロを盛り上げて行きたいところだ。最近はダークダイブボンバーのやつも出所してきたしな」

ゴヨウガーディアン「ワテも出れるとええなぁ…」

一同「あー…」


805 : 戦士族の忘年会 :2014/12/31(水) 08:49:17 tIcZhM0g
ゴヨウ「ワテの何が悪いんや!?ジャッカルの霊騎士はんだっておんなじ効果持っとるやん」

フリード「…バランスかな」

ゴヨウ「もうイヤや!日本エ○キテル連合のモノマネで糊口を凌ぐとかもうイヤや!」

ダークグレファー「せやな…だからホモAVの出演はしねえつってんだろ!!」

ゴヨウ「ワテだって…牛尾さんの…牛尾さんの力になりたいんや!」

ストライカー「まあそう悲観することもないっすよ。何か海外で釈放されてるみたいですし『あれ?なんか大丈夫じゃね?』て空気にそのうちなんじゃないっすかねぇ(無責任)」

暗黒騎士ガイア「うぃーっす…あー馬そこの駐車場に停めきたけど大丈夫?」

ゴヨウ「ガイアはんやないか…そうや元はといえば」

ガイア「あん?どうかしたのか」

ゴヨウ「あんたがもうちょい気張らんかったからレベル6シンクロが頭打ちなんやで!その辺どう考えとるんや!」

ガイア「んだよこっちだってなぁ!色々あんだよ!描くのがめんどくせえとか言われた気持ち分かんのか!あぁ!?」

ダークグレファー「お、おう…とりあえず呑んでくれ」


806 : 戦士族の忘年会 :2014/12/31(水) 08:50:01 tIcZhM0g
ガイア「知られてないけど俺馬降りたほうがつええんだよそいでもって槍じゃなくて剣と盾持って来れば攻撃力3000はいくよ3000二体生贄で神魔族だよ。ブラマジやつなんかは何か閣下みたいになって300しかあがんねえけど俺は700上がるからな!」

ストライカー(何の話ですかね…)ヒソヒソ

ゴヨウ(さあなぁ…昔の話なんやろなぁ)ヒソヒソ

ガイア「王国じゃあなぁカタパルトで射出されたり縁起がいいからとか言ってウィルス踏まされたり…あの時はデーモンのやつにめっちゃ睨まれたわ。大体、魔道騎士族って何なんだよ」

魔導騎士ギルティア「…まあつっても俺に比べたらまだいいじゃないんすかねぇ」

ガイア「あぁ…お前か…」

ギルティア「何だろうなぁ…炎の剣士よりちょっと強いはずなのにエスパーと恐竜野郎にバカにされたり構築ミスで寄生虫攻めされたり…」

ギルティア「何よりあの振り子野郎…何だよ魔法耐性とか」

???「おうおう言ってくれるじゃねえかこらぁ」

ギルティア「てめえ出やがったな!決着つけてやる」

振り子刃の拷問機械「おう上等だ!時代はペンデュラムなんだよぉ!」

フリード「どうでもいいが外でやってくれ」

カン!カンカカン!ブゥウウン!!バァアアン!キィイイイン!!


807 : 戦士族の忘年会 :2014/12/31(水) 08:50:33 tIcZhM0g
Xセイバーソウザ「うぃーっすなんか外でドンパチやってたが何なんだあいつら」

Xセイバーウェイン「邪魔するぜ」

XXセイバーヒュンレイ「失礼します」

XXセイバーフォルトロール「…」

ゴヨウ「Xセイバーはんたちか。あれ?ガトムズはんはどうしたんや」

ソウザ「あいつ獣戦士だよ」

ゴヨウ「あー…せやったね」

ソウザ「つうわけで仲良くやろうぜヒュンレイちゃん」

ヒュンレイ「あの…セクハラ止めてください」

ソウザ「え…?…いやいやいい機会だからXセイバー同士」

ヒュンレイ「…」

ソウザ「いや…だから…」

フォルトロール「…」ふるふる

ソウザ「(´・ω・`)」


808 : 戦士族の忘年会 :2014/12/31(水) 08:51:11 tIcZhM0g
コマンドナイト「ヒュンレイ殿よければこちらで一緒に切り盛り隊長のお手伝いしませんか」

ヒュンレイ「あ、はい」

コマンドナイト「いろいろ大変ですよね」スタスタ

ヒュンレイ「ですね」スタスタ

ソウザ「あー旅にでも出ようかなぁ…お菓子の国にでも行こうかな…」

フォルトロール「…」

ソウザ「おっと…酌してくれるのか…悪いな……悪いな」

ウェイン「ま、色んな奴がいるってのがXセイバーのいい所なんだろうが…どうもなぁ…俺が呼んでもこねえ奴ら地味に結構いるし」

フリード「ガトムズ殿は優れた指揮官だ。もっとも最近は非情な振る舞いが目立つようだが」

ソウザ「ま、勝てりゃ文句はねえさ…勝てればな来年一発目はちょっと不安だ」

ウェイン「新しい仲間も欲しいところだが…まあ難しいんだろうな色々と」


809 : 戦士族の忘年会 :2014/12/31(水) 08:51:48 tIcZhM0g
真六武衆シエン「失礼する」

真六武衆キザン「この度はお招きいただき感謝する」

六武衆ヤリザ「どうも!どうもでござるよ!」

紫炎の寄子「キィー!」

ソウザ「おい誰だ猿連れてきたの!戦士族の宴会だろうが!」

キザン「失礼、こちらは正真正銘の紫炎の戦士であらせられる。きちんと拙者とシンクロ召喚にてシエン殿へとなることが可能に」

ヤリザ「はっはっは!全くマイナーは困るでござるなぁ!拙者のようにアニメ出演を果たした三星級とはわけが違うでござる」

シエン「ふむ…そうだな我ら六武衆未だ頂きに昇ること叶わんが、俺の力もより振るうことができるようになった。せいぜい邁進することとしよう」

ヤリザ「…は!見下してんじゃねえでござるよぉ!分かってるんでござるよそんな余裕ある態度とって内心笑ってるんでござろう!?バカにするんじゃねえでござるよぉおおお!!!」

一同(やべえこいつクズだ…)


810 : 戦士族の忘年会 :2014/12/31(水) 08:54:21 tIcZhM0g
ヤリザ「ハングリーバーガー殿ぉ…」ハンバーガーのレシピ

キザン「ぬ…彼も戦士族か…」

ハングリーバーガー「おやおやどうしたんだいヤリザくん」

ヤリザ「ハングリーバーガー殿…今日は一緒に呑むでござる」

ハングリーバーガー「おお!ありがとうありがとう…ならお友達も呼ぼうかな」踊りによる誘発

ダンシングソルジャー「やっほー」

フリード「踊り子ちゃんキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━!!!!!」

ダンシングソルジャー「いやあ儀式も色々あるけど頑張っていこうね…よーし!今日は暴れちゃうぞぉ!」

ドンチャンドンチャン


811 : 戦士族の忘年会 :2014/12/31(水) 08:54:58 tIcZhM0g
切り盛り隊長「おーっと盛り上がってんなぁ」

フリード「おぉ!料理できた?」

切り盛り隊長「ばっちりよ…ん?ハンバーガー」

ハングリーバーガー「あ、どうも。よければ皆さんで抓んでください」

切り盛り隊長「これはこれはご丁寧に…て食えるかぁ!」

フリード「よーしそれじゃあみんなぁ!戦士族の益々の繁栄を願って」

一同「カンパァーーイ!!」

終わり


812 : あああああ :2014/12/31(水) 09:07:53 tIcZhM0g
切り盛り判明あたりから書いてたんだけどまあ年末に間に合ってよかった


813 : 名無しの決闘者 :2014/12/31(水) 17:23:35 1/NEA6IY
ここで年末までに書かれたSSのランキングって作らないのかね?
そういうのあったら読む人も増えそうなんだが


814 : 名無しの決闘者 :2014/12/31(水) 20:20:55 ykvWBIsg
ランキングねぇ、優劣は決めがたいと思うんだけど
正直サイトのssタグで十分じゃない?


815 : 名無しの決闘者 :2014/12/31(水) 22:48:47 QwxAt/zA
今日一日で書いたのでできはお察し、今年はありがとうございました。
ユート君の無事を祈るぜ

鮫兵A「王、駄目でしょうか?」

凌牙「そうは言ってもよ」

ベクター「どうした凌牙璃緒、お前らの取り巻きがなんかいってるようだが」

(無言の無視)

アリト「どうしたんだナッシュメラグ困った顔して。なにがあったんだ?」

凌牙「ああ、アリト。実はイリスが怪我した生物を拾って来たらしい。怪我が治るまででいいと言ってはいるがどうすっかな…」

ベクター「おい」

璃緒「念を押しますが、猫では無いのですわね」

鮫兵B「はっ、ドルベ様の嫌いな犬でもありません」

凌牙「…だから逆に不安なんだが、イリスは一体何飼うつもりだ」

ベクター「おい」

ギラグ「まあここはドラゴンもペガサスも化け狸もミノタウロスもいるからそいつらを刺激しないなら良いんじゃないかなぁ」

凌牙「そうか、ミザエルは大丈夫か?」

ミザエル「私はドルベが平気なら構わない。ドルベ、犬ではなければ平気なのだな」

ドルベ「ああ、犬以外の生物なら大体食えるのでな」

凌牙「ドルベ、話聞いてたか?まあ満場一致ならいいか」

ベクター「おい」

璃緒「居たのベクター…アナタはいいでしょう。別に」

ベクター「…ああ(+1P)」

凌牙「治るまでだぞイリス」

イリス「はいおうさま、このこです」

ユート「ハッ…ここは一体」


凌牙「イリス…これはペットじゃない。…あえて言うなら弟だ」

ドルベ「ヒトか…食えなくは無いけど」

ベクター「ボケたこと言ってんじゃねえ!可笑しいンだよ!イリス人間拾って来てんじゃないか!」


816 : 名無しの決闘者 :2014/12/31(水) 22:49:35 QwxAt/zA
ユート「何故?俺はたしかユーゴーの手先に決闘で負けて…」

イリス「だいじょうぶかな?かわらでたおれてたの、わたしイリス。あなたは?」

ユート「…(警戒)」

ミザエル「何故答えん?…あ。名前がないのかもしれない」

アリト「折角一緒に暮らすんだ、考えてつけようぜ」

凌牙「一閃」

ミザエル「タキオン」

ギラグ「ポン太とあわせでヒト太」

ベクター「シャイニングロマノフ」

アリト「なすび」

璃緒「シルフィーネ二世」

ドルベ「とろろ君かこんぶ君…イリスどれがいい?」

イリス「いっせ…」

ユート「ユート、俺の名前はユートだ(焦)」

イリス「はい、よろしくねユート」

凌牙「部屋はベクターの隣が空いてたな。隣のよしみだちょっと掃除しておいてくれ」

ベクター「…わかった(+1P)」

璃緒「嫌いな食べ物はあるかしら?折角だから克服していきなさい」

鮫兵C「王!姫様!布団干しておきますね」

ギラグ「いや、先ずは怪我の治療だな」

ドルベ「全体的に転んだようだ。先に軽く傷防水して風呂に入れてやれ」

訓練帰りアリト「ここの風呂でけえんだ!背中流してやるよ」

ユート「…」


817 : 名無しの決闘者 :2014/12/31(水) 22:50:32 QwxAt/zA
…それからそれから…

アリト「あーうまかった!年越しそばてこんなにウメエんだな!」

璃緒「これは十割で手打ち、生麺なんてで高かったでしょう」

鮫兵D「いいえ姫様私たちはこの為に働いたといっても過言では…」

ギラグ「量足りないと思って散らし寿司作って来たぞ!好きにつまんでくれ」

ドルベ「油揚げ煮てきたぞ稲荷にしたいならつつむ」

ポン太「下さいだポン」

ユート「狸が…喋った?!」

ギラグ「お、さなぎちゃんの年跨ぎ新春ライブそろそろだ、じゃあ俺は行ってくる!」

アリト「よし、オレもゴーシュの決闘見てくる」

ミザエル「朝の初詣に間に合えば良いのだったな。私もカイトとハルトの家で年越しする。ではまた明日な」

(飛行音×3)

ユート「!?(飛んだ?)」

ベクター「さて俺はどうするかな…」

凌牙「遊馬ンとこ行けばいいだろ。ナンクラで忘年会してるって聞いたぞ」

ベクター「何で知ってんだよ…(+1P)行っていいのか?」

凌牙「七皇での初詣と新年の挨拶ちゃんとするなら別にいいぞ」

璃緒「あちらに迷惑をかけないでね」

ベクター「ふん、かけるわけネェだろ…いってくる(−100000000P)」

凌牙(チョロいな)

璃緒(甘いですわね)

ドルベ「ベクター、相変わらずチョロ甘だな。よいお年を」

ベクター「うるせードルベ。んじゃまた明日」

本日の食器洗い担当凌牙「…ユート、お前は怪我治ってないし家で大人しくしてろ。茶は居間にあったかいの置いておくし俺もダイニングかキッチンにいるから」

ユート「ああ…」

イリス「わたしはひめさまとおふろはいります。のぞいちゃだめだよユート、それともいっしょにはいる?」

ユート「見ない、入らない」


818 : 名無しの決闘者 :2014/12/31(水) 22:51:07 QwxAt/zA
〜神代邸バルコニー〜

ユート(この世界のハートランドは俺たちのハートランドとは違う)

ユート(おそらく過去か、別の次元か…)

ユート(…スタンダードの次元に残してしまった隼は大丈夫だろうか?)

ユート(瑠璃の事も何も出来なかった)

ユート(…遊矢)

ドルベ「だからな黒字、お前の仲間の事は知らんのだ。私は瑠璃かもしれないが、それ以上にむしろ君がナッシュである可能性を考えてくれ…今日は混乱しすぎだな、またかけ直す(ピ」

ユート「…変な通話相手ですね?」

ドルベ「ああ、なんか友達が死んだとかで気が動転しているようなんだ。こんなところに居ると風邪を引くぞ、ほらホットココア」

ユート「ありがとうございます…(友が死んだ…か…俺もそう思われているだろうか?隼)」

ドルベ「ずいぶんと寂しい顔で街を見るな?誰かとはぐれたか」

ユート「…そうかもしれない」

ドルベ「まあ探し人は根気良く探せ。先ずは怪我治して、初詣してお雑煮食うぞ。元気になったら見つけに行けばいい」

ユート「…そうですね(理由は解らないが俺は生きている。そうだ、諦める訳にはいかない)」

ドルベ「…そろそろカウントダウンだ。凌牙や風呂から上がった璃緒たちと一緒に祝うぞ。ゆーとろろ」

ゆーとろろ「…はい!」



ゆーとろろ「…ち、違う!ユート!ユートです!そんな!?なんで名前の欄まで変わって!?」

おしまい。
来年ももよろしゅう


819 : 名無しの決闘者 :2014/12/31(水) 23:52:43 h/EocpAc
一々ポイント加算するベクターが面白かった



820 : 名無しの決闘者 :2014/12/31(水) 23:55:41 wB54wdMg
乙、大量にポイントマイナスするベクターほっこりした
ゆーとろろも本編復活待ってるぜ


821 : 名無しの決闘者 :2015/01/01(木) 02:12:57 GU1hw6sE

なんか敬語ユートに敬語遊星と同じ可笑しさを感じる


822 : 名無しの決闘者 :2015/01/01(木) 12:52:52 9Su3lK1A
>>813
ランキングはともかく、ここに書かれてるSSでお勧めがあればぜひ聞きたいものです
前も書いたけれど私は異次元と荒野の会話するSSが好きだよ。


823 : 名無しの決闘者 :2015/01/02(金) 09:17:58 fdm4L6S6
スタ速で読むビックリボーさんのSSの面白さに当てられて
初めてSS書いてみた

隼「遊戯王タッグフォース・・・だと?」


824 : 名無しの決闘者 :2015/01/02(金) 09:18:58 fdm4L6S6
赤馬「これで欲しいものを買うといい(ドサッ)」

隼「・・・・・・」
隼「なんだこの金は?」

赤馬「君は私と共に赤馬零王に対抗する事を了承してくれた。いわば我々は同盟関係にあるという事だ。これは私からのささやかな気持ち・・・といった所か」

隼「金などいらん。そんなモノで俺は懐柔されない」

赤馬「他意は無い。ただエクシーズ次元の人間である君がこの舞網市で暮らすには何かと不便だろう。その為に持っておいて欲しい」

零羅「・・・・・・」

中島「社長ォ!! その金額は一体・・・・・・!!」

赤馬「心配するな、私のポケットマネーだ」

中島「しかしッ!」

隼「その男に同感だな。こんな金など俺には必要ない。誰かに頼る生き方など御免被る」

零羅「・・・」

赤馬「フー・・・・・・ところで黒咲、でいいのかな?君の呼び方は」

隼「ああ、それで構わん」

中島「クロサキィッ!! 貴様! さっきから社長に向かってなんて口の聞き方だ!!」

隼「キッ」

中島「うっ・・・・・・(なんという鋭い視線だ。まるで研ぎ澄まされた猛禽類の様な・・・・・・)」

零羅「・・・」

赤馬「時に黒咲。君に一つ質問したい事があるのだが」

隼「なんだ」

赤馬「最後に風呂に入ったのはいつだ?」

中島「えっ」

零羅「!」

隼「さぁ、いつだったろうな。確か一ヶ月くらい前か」

零羅「!!」

赤馬「・・・私はその金で風呂に入れと言っているんだ」

隼「断る」

零羅「!!!」

赤馬「・・・・・・それは何故?」


825 : 名無しの決闘者 :2015/01/02(金) 09:19:47 fdm4L6S6
隼「戦場で風呂に入る馬鹿がいるか? 俺たちの世界では常に命をかけた戦いが繰り広げられている。今日にも命を失うともしれない状況で
  悠長に風呂に入っている余裕など無かった。俺達にとってはこれが日常だ」

赤馬「だが・・・・・・今まではあえて口には出さなかったが、君の体・・・結構臭うぞ。LDSから苦情も来ている」

隼「何ィ・・・・・・」

零羅「・・・・・・(コクン)」

赤馬「これを見てもらおう。証言だ」

―VTR再現――

学生H「黒咲さん? 尊敬してますよ同じエクシーズ使いとして。でも最近ちょっとだけ臭うっていうか・・・・・・あ、本人には絶対言わないで下さいよ!」

学生M「あの人は凄い人よ、間違いなくLDSのナンバーワンだわ。でも一つだけ問題があるとすると体臭が・・・・・・いや、でもそんな所も野性的で魅力が(ry」

学生Y「ああ、すげえ実力者だよな! でも最近気付いたんだけど一緒にいるとなんかこう・・・・・・台所に捨てたスイカの皮みたいな・・・・・・」


―VTRおわり――

赤馬「そういう事だ(眼鏡クイッ) そしてこれは君に来ている苦情のほんの一部に過ぎない。」

隼「・・・・・・」

赤馬「これは命令だ。風呂に入れ。君が『LDSの塾生』という立場をそつなく演じる気が無いのであれば私は君との取引を解消し、
   LDSの総力をもって連続襲撃事件の犯人である君を討伐しなければならない」

中島「クロサキィ!返事をしろォ!」

隼「キッ」

中島「うっ・・・・・・」

隼「・・・・・・いいだろう。その金、貰っておいてやる。風呂もな」

赤馬「理解してくれたようで何よりだ。ここから徒歩10分の場所に銭湯がある。そこに行くといい」

隼「分かった」


――舞網銭湯――

カポーン

隼「瑠璃ィ・・・・・・(ザバァ)」

ユート「久しぶりだな、隼(カポーン)」

隼「ユート・・・・・・(ザパー)」

ユート「お前、今までどこに行っていたんだ? LDSへの襲撃は止めたようだが・・・・・・(カポーン)」

隼「俺はLDSの社長、『赤馬零児』と取引し、奴らと組んだ(ゴシゴシ)」

ユート「!!・・・・・・一体どういう風の吹き回しだ!? 襲った次は取引とは・・・・・・!!(ゴシゴシ)」

隼「LDSも一枚岩では無い。俺達と同じく赤馬零王に対抗しようとする者がいた。それだけの話だ(シャ〜〜〜〜)」

ユート「なるほど・・・・・・(シャー)」

隼「俺は手始めに『舞網チャンピオンシップ』に出場し、そこに現れる『本物の融合使い』を叩く。お前はどうする(キュッ)」

ユート「俺は・・・・・・ 瑠璃を探すさ。お前とは違う方法でな(ゴシゴシ)」

隼「ふん、お前らしい甘い考えだな(カポーン)」

ユート「・・・・・・(カポーン)」

隼「・・・・・・」

ユート「なぁ、隼・・・・・・」

隼「なんだ」

ユート「この銭湯、結構ハイカラだな」

隼「ああ、同感だ・・・・・・」


826 : 名無しの決闘者 :2015/01/02(金) 09:20:25 fdm4L6S6
――舞網市――


隼「フン、たまには風呂に入るのも悪くない気分だ」

隼「(赤馬は確か大会まではまだ数日あると言っていたな。この金で暇を潰せという事か・・・・・・)」

店主「いらっしゃいいらっしゃーい!本日開店だよー!」

隼「ゲーム屋か・・・くだらん」

店主「そこのお兄さーん、ちょっと寄ってかない?」

隼「俺に触れるなァッ!!」

店主「お、おう・・・・・・ ところでどう?」

隼「フン、子供の遊びに興味は無い(※ただしデュエルを除く)」

店主「そんな事言わずにさー! 今日発売の新作も何本かあるんですよー!(スッ)」

隼「なっ!瑠璃?」

店主「瑠璃?」

隼「(このパッケージに描かれている少女達の造形・・・・・・ 瑠璃そのものではないか!)」

店主「おっ、お目が高いね〜、これは今日発売のデュエルができるエロゲー「遊戯王タッグフォース」! 輸入モノだよ!」

隼「(何故瑠璃がここに? 自力で脱出を? いやそんな事は・・・・・・)」

店主「これはねえ四人の女の子の誰かとタッグを組んでデュエルで勝ち上がっていくゲームなんだよ。
   でも酷いよね、女の子の顔がみんな同じなんだもん!手抜きすぎて笑っちゃう!」

隼「(この舞網市に来てから出会った瑠璃によく似た女・・・・・・ このゲームも何かそれと関係あるのか・・・・・・?)」

隼「店主! これはいくらだ!!」

店主「えっと・・・・・・ 税抜きで8998円かな」

隼「今すぐ寄越せ! ゲーム機もセットでな!」

店主「はい、まいどー」



――隼の部屋――


隼「さっそく起動させてもらおう(ウィーン)」

「遊戯王タッグフォース!(タイトルコール)」

隼「なるほど、店主の言っていた通り、四人のパートナーを選び、タッグデュエルで勝ち上がっていき、4回のイベントデュエルで全て勝利すればエンディングに
  至るという訳か」

「パートナーを選んでね!(選択画面)」

隼「無論、瑠璃だ!! 瑠璃一択!!」

隼「(選べるのは『るり』と『ゆず』とあとなんか忘れた二人か・・・・・・ 確か赤馬に聞いて確かめた瑠璃そっくりの女の名前も『柊柚子』だったか。
  名前まで同じとは・・・・・・一体どういう事だ・・・・・・?」


『プレイヤーの名前を決めてね!』

隼「瑠璃に呼ばれる名前か・・・・・・ならば・・・・・・(ポチポチ)」

るり「よろしくね! 『お兄ちゃん』!」

隼「プレイヤーとこの『るり』は幼馴染であり、血縁関係でも何でも無いようだが・・・・・・フッ、これでいい」

隼「さて、確かめさせてもらおうか! このゲームの秘密を!」


――散策中――

るり「キャー、転んじゃった!」

隼「・・・」

るり「ご飯食べよっ! お兄ちゃん!」

隼「・・・」

るり「楽しいね!お兄ちゃん!」

隼「・・・」

るり「カードゲームしよっ! お兄ちゃん!」

隼「それは違う会社だ」

隼「(さすがに本人の性格までは再現されていない様だな。キャラ付けが全体的に薄っぺらい・・・
  俺の妹はこんな頭の軽い女ではない。フン、所詮は紛い物の瑠璃か)」


827 : 名無しの決闘者 :2015/01/02(金) 09:20:56 fdm4L6S6
――デッキ編集画面――


隼「(なるほど、モンスターエクシーズのみならず融合・シンクロ、多数のカードが収録されているようだな。俺のレイドラプターズも・・・
  融合モンスターの収録枚数だけやたら多い様だが・・・・・・俺はこんなモノは使わない。ナンセンスなゲーム製作者だな。エクシーズを増やせエクシーズを)」

隼「さて、ハートを1つ貯めた。まずは第一のイベントデュエルか」


?「狩らせてもらおう!お前の魂ごと!」

隼「(こいつが最初の相手か・・・)」

りる「頑張ろうね!お兄ちゃん!」

隼「鬱陶しい、近寄るな」

――デュエル中――

隼「・・・・・・奴の場には攻撃力4000の『ギャラクシーアイズ・ダークマター・ドラゴン』が攻撃表示で2体・・・・・・
  対して俺のフィールドに手札は無し。俺の手札には『バニシング・レイニアス』が3枚。伏せカードはお互いにゼロ・・・・・・
  俺のエクシーズモンスター『RR-ライズ・ファルコン』の効果は特殊召喚されたモンスターへの連続攻撃と攻撃力の吸収。
  今使えばライズ・ファルコンの攻撃力は8100となり合計8200ダメージを与えて1ターンで決着を付ける事が出来る・・・・・・よし」


隼「バイシングレイニアスバニシングレイニアスバニシングレイニアスライズファルコン!効果発動!
  これで攻撃力は8100に・・・・・・何!?」


『RR-ライズ・ファルコン ATK4100 DEF2000』


隼「どういう事だ? 何故1体しか吸収できない!? チッ、俺はこのままターンエンドだ」


――10分後――


?「ハルトオオオオオオオオオオオ!!」

LP 500 → LP 0

隼「なんとか勝てたか・・・・・・ 相手のデュエリストレベルが高ければ負けていたな・・・・・・」

隼「(しかし、何故奴はあんなに弟の事を溺愛していたのだ? 名前まで叫ぶとか有り得ないだろう。正直、理解に苦しむ。気味が悪い・・・・・・)」

隼「(それにしても・・・だ。このライズ・ファルコンは俺が持っているモノとはカードテキストが異なる。俺のライズファルコンは相手の特殊召喚されたモンスター
  『全て』の攻撃力を吸収するが、このライズファルコンは『1体だけを対象に取って』吸収する事しか出来ない。
  鉄の意思も鋼の強さも感じないないな・・・ 誰だ、俺のライズ・ファルコンをこんな雑なテキストに変えた 奴は・・・・・・」

隼「RUMも収録されていない・・・ライズファルコンもこのザマではこれから先、勝つ進む事は出来ない。デッキ内容を変えなければ・・・
  何か無いか? なるべくRRに近く、シナジーがあり、なおかつ強力なデッキは・・・
  ム、これだな。エクシーズ主体のテーマでは無い様だが融合でさえ無ければ問題ない」



――次の日――


隼「俺は『BFT-漆黒のホーク・ジョー』でダイレクトアタック! これで終わりだ!」

LP 2100 → LP 0

?「かっとビングだぜ俺〜(バタン)」


隼「今回は割と楽に勝つ事が出来たな。さっきの鮫鮫しい奴にはかなり苦戦させられたが・・・デッキのおかげか・・・・・・」

るり「ハートが3つ溜まったよ!」

隼「これで3戦勝ち抜いた・・・ あと一戦勝てば瑠璃のシナリオはクリアする事になるのか」

るり「やったねお兄ちゃん!(ギュッ)」

隼「フン、じゃれつくな。偽物の瑠璃の分際で・・・」


828 : 名無しの決闘者 :2015/01/02(金) 09:22:06 fdm4L6S6
――次の日――

?「ジャンジャジャ〜ン!俺、○クター!」

隼「・・・・・・」

隼「(何故だ。融合使いでもないのに生理的な嫌悪感を覚える。なんとなく俺は将来こいつによく似た融合使いとぶつかる気がしてならない・・・)」

るり「頑張ろうね!お兄ちゃん!」

隼「じゃれつくな偽物」

――次の日――

隼「月影のカルートの効果を使い、攻撃力3900となった『BF-アーマード・ウイング』で『仮面魔踏士アンブラル』に攻撃!」
?「ぐわぁ〜!」

○クター:LP 900 → LP 0

隼(勝手に自分のエクシーズでライフを半分削ってくれたおかげで楽に勝てたな。というか四人の中で一番弱かったな)」


隼「さて、これでシナリオはクリアーしたという訳だが・・・特に融合次元に繋がる手がかりは得られなかったな」

るり「お兄ちゃん・・・(もじもじソルジャー)」

隼「なんだ? 偽物め」

隼「(最近のこいつはやたら挙動不審で苛ついてくるな。頭が軽いなら軽いなりに堂々としていればまだマシなものを。見苦しくて仕方がない)」

るり「お兄ちゃん、あのね。私、お兄ちゃんに言わなきゃいけない事があるの・・・」

隼「なんだ、さっさと言え(イラッ)」

るり「うん・・・そうなんだけど」

隼「なんだ」

るり「・・・好き」

隼「えっ」

るり「お兄ちゃんの事が好き・・・なの。ずっと前から」

隼「なん・・・だと・・・」

隼「まさか・・・今までの煮え切らない態度は全て恋愛感情から来る『デレ』だったというのか!?」

隼「(今まで脳味噌ユルユルのお花畑キャラを貫き通してきただけに突然しおらしくなった時の態度は思わず男心をくすぐる・・・胸が熱い!!
  なんだ、この感情は・・・?」

るり「あのね・・・私の事・・・もらってくれる?」

隼「よ、よかろう」

るり「それじゃあ・・・」

隼「!! なっ! 何ィ!・・・・・・・・・」


829 : 名無しの決闘者 :2015/01/02(金) 09:23:15 fdm4L6S6
――早朝未明――


小鳥「チュンチュン!」

「遊戯王タッグフォース!(タイトルコール)」

隼「あんな事やこんな事やそんな事までしてしまった・・・」

隼「・・・・・・奥が深いな。エロゲーというものは・・・・・・」

隼「・・・・・・すごかった・・・・・・」

隼「・・・・・・次は『ゆず』を攻略してみるか・・・」



――三日後、舞網市――


ユート「隼」

隼「ユート」

ユート「?・・・お前、なんだかやつれてないか?」

隼「ああ、最近徹夜続きでな・・・手強い相手だったぞ・・・・・・」

ユート「何!? 敵と戦っていたのか!? 俺も加勢を―」

隼「いや、既に決着は着いた。四人とも俺が攻略してやった」

ユート「(攻略?) そうか。ところで質問があるんだが」

隼「なんだ?」

ユート「お前、舞網市で売られているこのゲームを知っているか?(スッ)」

隼「ああ、素晴らしいな。エロゲーというものは・・・」

ユート「えっ」

隼「そのゲームがどうした?」

ユート「このゲームこそが融合次元へと繋がる唯一の手がかりだったんだ」

隼「何? 俺がプレイした時には結局何も・・・」

ユート「これを見ろ」

隼「パッケージの裏面?」

ユート「右端を見るんだ。製作会社の部分だ」

隼「ん?」


『デュエルアカデミア@ゲーム部』

隼「瑠璃イイイイイイイイイイイイイイイイイいイイイイイイイイイイ!!!」


【おわり】


830 : 名無しの決闘者 :2015/01/02(金) 10:41:13 /JS/WTfc

オチおもしろかったよ


831 : 名無しの決闘者 :2015/01/02(金) 11:50:52 PqtyclAE

オチで吹いたw


832 : 名無しの決闘者 :2015/01/03(土) 00:49:35 I.rAZOg.

実際不審者二人組は長いこと風呂入ってなさそうだし臭いも…だろうな
つか社長から金もらった隼さんはともかく
茄子は銭湯行く金どうしたんだ


833 : 名無しの決闘者 :2015/01/03(土) 18:19:48 iSChGqYU

ユートは敵から奪ったんだろう


834 : 名無しの決闘者 :2015/01/04(日) 00:01:26 aN27dlNg
>>833
牛尾さんこっちです


835 : あああああ :2015/01/04(日) 15:05:24 jZ0L5o/U
新年一発目ですが新年関係ないです
休みだからね仕方ないね


836 : 遊戯王男子ごはん :2015/01/04(日) 15:06:15 Y0.EuDO2
遊矢「ただいまー」

洋子「お帰り〜遊矢」

遊矢「あれ?柚子じゃんこんな時間にどうしたんだ」

柚子「あ、遊矢」モジモジ

洋子「今日は柚子ちゃんが夕飯手伝ってくれたんだよ」

遊矢「へぇ…どういう風の吹き回し?」

柚子「い、いいでしょ!それよりほら座って座って」

遊矢「お、おう」もぐもぐ

柚子「ど、どう?遊矢」

遊矢「んー?…んー」

柚子「…」


837 : 遊戯王男子ごはん :2015/01/04(日) 15:06:46 jZ0L5o/U
遊矢「ん」もぐもぐ

柚子「……」

遊矢「…あ」

柚子「な、何?遊矢」

遊矢「醤油とって」

柚子「…は、はい…」

遊矢「ん…」ドボドボ

柚子「…」イラッ…

遊矢「ふぅ…ごちそうさまー」スタスタ

柚子「…遊矢ぁあああああ!!!!」

遊矢「うわ!?どうしたんだよ柚子!」

洋子「全くあんたって子は!少しは料理する人間の気持ちを考えなさい!」

遊矢「えぇ!?母さんまで」


838 : 遊戯王男子ごはん :2015/01/04(日) 15:07:28 jZ0L5o/U
〜〜〜
遊矢(はぁ…あれから柚子と母さんの機嫌は悪いままだし…一体どうすれば…)

???「お困りのようだねぇ!」

遊矢「お…お前は…」


もこみち「さあ!今日も始まりました遊戯王ARC―ooking。今日のアシスタントは別次元からやってきたというふたりを招いてお送りしています」

ドン・サウザンド「ドン・サウザンドだ」

ホセ「ホセだ」

遊矢(どこかで見たことがあるような…)

もこみち「そして今日の生徒に今話題のデュエリストの皆さんをお呼びしています」

遊矢「もこみちから誘われたはいいけど…素良までいるとはな」

素良「あはは!ほらやっぱり今時料理くらいできないと…ていうか僕よりやばいのはあっちの二人じゃん」

赤馬「今日はよろしく頼む」

隼「ふん」

遊矢(…なんでこの二人が…)


839 : 遊戯王男子ごはん :2015/01/04(日) 15:08:05 jZ0L5o/U
もこみち「今日は初心者さんが多いので…そうですね…カレーにしましょう。さあ、まずは食材のカットから」

遊矢「よ…と…んん…」

素良「あはは!遊矢ってば危なっかしいなぁ」

遊矢「…お前って変なとこで器用だよな」

隼「ふん」

赤馬「ほう…妙に手馴れているようだな」

隼「お前には関係ない」

赤馬「…それはもしや君の故郷の…」

隼「黙れ」

赤馬「失礼…余計な詮索だった」

もこみち「ちょっと待った!切りすぎだよ!そこでストップ!」

赤馬「ん…?しかし、この玉ねぎの半分はどうする?このまま多めに入れてしまったほうがいいのではないか?」

もこみち「そんな大雑把にやるから余計に作りすぎちゃうんだ!レシピに従うんだ!」

隼「…俺はけして仲間を見捨てない…必ず取りもど…」

もこみち「三角コーナーから何をランクアップさせる気だ!」


840 : 遊戯王男子ごはん :2015/01/04(日) 15:08:53 jZ0L5o/U
ホセ「ふっふっふ…さて、各々食材を切り終わったようだな…」

もこみち「…そうだね。それじゃあ僕たちも…」

ドン・サウザンド「抜かりはない」

遊矢「て、テーブルの上の食材がい、いつの間に!?」

ドン・サウザンド「我が書き換えたのだ」

遊矢「…あぁ!料理番組でよくあるあらかじめ用意してたやつか!」

もこみち(あれ…こんなの用意してたっけ…)

もこみち「まあいい…次は食材を炒めてアクを取りながら煮込みます」

ドン・サウザンド「…」

もこみち「ドン・サウザンドさん。ほら、アクを取って!」

ドン・サウザンド「愚かな…そうやってカオスを拒絶するために世界は滅びるのだ」

もこみち「はぁ?何だこいつ」


841 : 遊戯王男子ごはん :2015/01/04(日) 15:09:31 jZ0L5o/U
遊矢「あれ…バー○ントがない!?」

赤馬「なるほど…君はそういう思考をするのか…私はジャ○…」

もこみち「今日は僕の完璧なレシピでスパイスから作ってもらうよ」

赤馬「ふむ……む?このスパイスはまだ完成形ではない…ここにシナモンを加えてみるのは…いやターメリックを…」

もこみち「はいこだわるのはそこら辺にして次いきますよー次ー」

素良「うーん…やっぱ甘さが足りないよねぇ…隠し味隠し味っと…」練乳

ホセ「…」

素良「…っと…何…?僕の邪魔をするなんて…君、只者じゃないね」

ホセ「…未熟なものほど自分の嗜好に合わせてついつい隠し味を入れたがる…このくらいの年頃というのはそういうものだろうワシにも覚えがある」

素良「…そうだカレーにはチョコレートがいいって聞いたことがあるし…」

ホセ「…」

素良「ちぇ…分かったよ」


842 : 遊戯王男子ごはん :2015/01/04(日) 15:10:36 jZ0L5o/U
〜〜〜

遊矢「はぁ…何とか出来た…いい匂いだ…」

もこみち「ふふ…そうだね本来ならここで味見と行きたいところだけど、持って行ってあげるといい」

遊矢「…もこみち…」

もこみち「ふふ…しっかりね」

遊矢「ああ!ありがとな!」

赤馬「しまった…これは最初からやり直すしかないか…ガラム・マサラをベースに…」

もこみち「…まだやってた…」


843 : 遊戯王男子ごはん :2015/01/04(日) 15:11:48 jZ0L5o/U
〜〜〜
遊矢「ただいま柚子!母さん」

柚子「遊矢…その鍋…どうしたの?」

遊矢「はは。ええっと…俺、料理してみたんだ!それで色々分かった。ごめんななおざりな態度とっちゃって」

柚子「遊矢…」

遊矢「食べて…くれるか?」

終わり


844 : あああああ :2015/01/04(日) 15:14:35 jZ0L5o/U
あけましておめでとう!


845 : 名無しの決闘者 :2015/01/04(日) 17:04:58 KjWQnhMU
あけおめ


846 : 名無しの決闘者 :2015/01/04(日) 17:38:08 jWxzqgwc
あけおめ


847 : 名無しの決闘者 :2015/01/04(日) 22:16:33 4EgLT.GE
投下します
微妙にタイミングを逃した感のある非力な私を許してくれ……

北斗・真澄・刃「初詣」


848 : 名無しの決闘者 :2015/01/04(日) 22:17:54 4EgLT.GE
ー 1月第1週 LDSロッジ ー


北斗「…………」ペラリ

刃「おーい、北斗」

北斗「……おや、刃」

刃「よっす。あけましておめでとう」

北斗「おめでとう。今年も宜しく。座るか?」

刃「おう。んで? エクシーズコースは明日からじゃなかったか? なんで今日から居んだよ」

北斗「君こそ。僕は単に自主練だが」

刃「なんだ、お前もかよ。……待て待て、ここで座って本読んでるって事は、他のコートもダメなのか?」

北斗「ああ。八番以外は臨時メンテナンス。その八番も夜まで予約で一杯だ」

刃「うげ。なんでまた今日なんだよ……」

北斗「知らん。僕だって今日来てから聞いた」ゲンナリ

刃「だー。ったく、ついてねぇなあ」グデー

北斗「……文句を言いたいのは僕の方だ。本当ならセンターコートは午前中ずっと僕のターンだったんだぞ」

刃「ちっ、予定狂っちまったなあ。どうすっか……」ズゴゴゴー

北斗「勝手に人のジュースを飲むな! お、お前全部飲んだな!? これさっき買ったばっかりだぞ!」

刃「ごっそさん。北斗ー、午後暇か?」

北斗「くっ……。ま、まあ暇だが、何処かに遊びにでも行くのか?」

刃「まあ、そんなとこだ」

北斗「……目的があるならいいが、この寒さの中ぶらつくのは遠慮したいな」

刃「いや、特に目的地があるわけじゃないんだよなー」



北斗「…………暇だな」

刃「…………暇だ」


849 : 名無しの決闘者 :2015/01/04(日) 22:20:01 4EgLT.GE
真澄「……あんたら朝から何やってんのよ」

刃「おう、真澄。あけましておめでとう」

北斗「久しぶりだな。あけましておめでとう」

真澄「あけましておめでとう。……暇なの?」

刃「見てわかんねぇか?」

北斗「臨時メンテナンスのせいで、僕も刃もご覧の通りの手持ち無沙汰だ」

真澄「なるほどね。……じゃ、丁度いいわね。

刃「あぁ?」

真澄「アンタ達、初詣行った?」

刃「はつもうでぇ?」

北斗「……そういえば行ってないな」

真澄「ふーん。刃は?」

刃「行ってねぇ。神に頼るのなんざ宣告か警告が欲しい時で充分だからよ」

真澄「なら丁度いいじゃない、行かない? 暇なら」

北斗「おいおい、今からか?」

真澄「そうだけど?」

北斗「外は中々の寒さだぞ。それに今日は雪も降るって……」

真澄「嫌なら別に? エクシーズのエリート北斗様が榊遊矢にこっぴどく負けた時の事を言いふらすだけだし」

北斗「殆ど脅迫じゃないか!」

真澄「刃は権現坂道場の跡取りとデキてるって噂を」

刃「止めろ! 想像するもおぞましい事言うんじゃねぇ!」

真澄「まあ、冗談はおいといて。どうするの?」

北斗「……確かに、まあ、予定もない事だし……」

刃「俺はいいぜ。どうせ暇だしよ」

真澄「オッケー。北斗は?」

北斗「……断っても連れて行きそうだな。まったく、強引な奴だ……」

真澄「行くわよ、刃」

刃「おう」

北斗「ちょっ!? 分かった分かった、置いて行くな! 僕も行く!」

真澄「よろしい。じゃ、10分後にエントランスね」

「「了解」」


850 : 名無しの決闘者 :2015/01/04(日) 22:20:53 4EgLT.GE
北斗「うわ、ほんとに寒いな!」

真澄「う……。た、確かに冷え込みが強いわね」

刃「そーかぁ? これぐらいなんともないだろ」

北斗「刃は風邪を引かないからな」

真澄「そうね、刃は風邪を引かないからね」

刃「まあな! お前等と違って体の出来が違うんでな」ヘヘン

北斗(……何も言わない方がいいな)

真澄「……っていうか、刃、私達今から神社に行くわけなんだけど」

刃「おう。それがどうかしたか?」

北斗「そうだ、結局何処に行くか聞いてないぞ。近場にあったか?」

真澄「ええ、歩いていけるぐらいの所にね。学校の仲の良い友達がそこの子なの」

北斗「なるほど。まあ近くて何よりだが」

真澄「そういう話じゃなくて、アンタのそれよ、木刀」

刃「はぁ?」

北斗「あぁ……。確かに問題と言えばそうか」

真澄「一人そんなもの持ってたら危ない奴だと思われるじゃない。置いてきたら?」

刃「やなこった。こいつは俺の半身みたいなもんだからな。まさしく身剣一体って奴だ!」

刃「大体、危ない奴に見えるってんなら北斗のその髪飾りだってよっぽどだろ」

北斗「なっ!? こ、これは単にアクセントとして……!」

真澄「あら、だめよ刃。ここは黙っててあげないと。可哀想でしょ?」

刃「おっと、そうか。悪りぃ悪りぃ」

北斗「」

真澄「……ま、別に良いけど、何かあったら責任とりなさいよ」

刃「言われなくても分かってるっつの」



真澄「北斗ー、いつまでも灰になってないで行くわよー」

刃「悪かったよー、似合ってるぜー、それー」

北斗「…ひ、非常に複雑だっ……」


851 : 名無しの決闘者 :2015/01/04(日) 22:22:03 4EgLT.GE
ピュウー

真澄「う、寒いっ」

刃「手袋とか持ってないのかよ?」

真澄「生憎ね。うーん、なんかあったまる方法でもあればいいけど……」

刃「……そーいや、なんで今日なんだ?」

真澄「何よ?」

刃「何つーか、微妙だろ。どうせなら一日か大晦日の夜からとか……」

北斗「ま、まあそれは思わなくもないな」

真澄「……ふふん、全くあんた達って奴は」カミファサー

刃「な、何だよ」

真澄「いい? 大晦日やら元旦に行ったら、人が一杯で落ち着けたものじゃないでしょう?」

北斗「別にそういう行事なんだし……」

真澄「敢えて混雑時を避けて一週間過ぎたこの辺りに行く。それが熟練者の流儀ってものよ」ハァーアマッタクシロウトハコレダカラァーヤレヤレ

刃「…………」

北斗「…………」


ー 神社境内 ー

ガヤガヤ ガヤガヤ……
オミクジコチラデアツカッテマース……


真澄「うわー…」

北斗「…なあ、僕はもう既にだいぶ帰りたいんだが」

刃「右に同じだぜ」

真澄「い、いいじゃない! ほら、風が和らいで暖かいし! お神籤の人も綺麗で気合い入ってるし!」

北斗「バイト臭が凄いな」

刃「べっぴんだからやってあげてます感も尚更鼻につくな」

真澄「ほら、さっさと行くの!」

刃「待て待て、早く行き過ぎだろ! 」

北斗「新年早々元気なもんだ、やれやれ」

刃「つーか、人が多過ぎねぇか?」

北斗「出店でもあるんだろ。ま、暇しないと考えたら悪くないな」

真澄「ほらっ、早く来るっ!」

「「はいはい」」


852 : 名無しの決闘者 :2015/01/04(日) 22:23:33 4EgLT.GE
刃「かー、冷てー」

真澄「……毎回思うけど、寒い時にわざわざ冷たい水で手を洗うのってね……」

刃「勘弁してもらいたいもんだな。くー、指の傷にしみるぜ」

真澄「作法とか知らないけど、一応これでいいのかしら」

刃「いいんじゃねぇの? やってねぇ奴も居るぐらいだし、要は気持ちよ気持ち」

北斗「おい、刃。柄杓の持ち手まで洗えよ。汚いだろ」

刃「おっとそうか、あぶねぇあぶねぇ」



真澄「あー、ほんと冷たいわ、手……」

刃「こうやって終わった後のが、水と風が合わさってキツイよな」

北斗「ふん、この程度の冷たさで音をあげるとは軟弱だな。まあ、僕と違ってまだまだガキだからな。仕方の無い事か」

刃「……おらっ」ベチッ

北斗「ひぃぃ!? く、首はヤメろよ!!」

刃「いや、だってそこが一番あったけぇじゃん」

北斗「自分のでやれ! 僕の首に当てる必要ないだろ!!」

刃「いや、首に手なんか当てたら冷てぇだろ。何言ってんだバカかよ」

北斗「知ってるわそんな事! くっそ、だったらこっちも」

真澄「えい」ピトッ

刃「ぐあっ!?」

真澄「うーん、やっぱりがっつりやんないと暖かくないわね。ほら、さっさと行くわよ」

刃「……こういう時、反撃出来ないから女ってズルいよな」

真澄「ふふん。やれるものならやってみなさい」

北斗「……刃、水すくいに戻るぞ」

真澄「待ちなさい! それは反則でしょ!」


853 : 名無しの決闘者 :2015/01/04(日) 22:24:37 4EgLT.GE
ガヤガヤ……

北斗「……なあ刃、参拝の作法ってさ」

刃「……奇遇だな北斗、俺も同じ事思ってたぜ」

北斗「ま、まあ僕達LDSのエリートが、まさか一般常識すら身につけてないなんて有り得ないよなぁ?」

刃「ば、馬鹿言うんじゃねぇよ北斗。日本人たるものこんなもん朝飯前じゃねぇか、なあ?」

北斗「だ、だよなあ。あっはっはっは」

刃「決まってんだろ、あっはっは」

二人(……プライドにかけて、間違える訳にはいかないっ!)



真澄「二礼二拍手一礼、だからね。間違えないでよ、恥ずかしいから」

北斗「…………」

真澄「な、何よその眼は……?」

刃「……いや、いいんだ真澄。これでよ……」

北斗「無駄な争いは何も生まないからな……ありがとう、真澄」

真澄「……神様に正気に戻してもらうようお願いしたら?」


ガランガラン チャリン パンパン

三人「…………」

刃「……なあ、お前ら」

北斗「願い事は聞いたら駄目なんだぞ、刃」

真澄「バーカ」

刃「うぐっ」


854 : 名無しの決闘者 :2015/01/04(日) 22:26:47 4EgLT.GE
真澄「刃、あんた何だった?」

刃「小吉。お前は?」

真澄「ふふん。御覧なさい」

刃「うお、大吉かよ…。お前ってこういう時ツイてるよなぁ」

真澄「まあ、日頃の行いが違うからね。当然よ」

刃「んで? 今、何回目だ?」

真澄「六回目よ」



北斗「うぐぐ……。な、何故だ!? 確率的に有り得ないだろぅ!?」

「はーい、にいちゃんもっかい並んでねー」



真澄「六連続『凶』みたいね」

刃「『大凶』でもない辺りの生々しさがまたキツイな」

真澄「……多分今更大吉引いても、今まで出た凶で打ち消されるんじゃないかしら」

刃「……というかなんでアイツ律儀に今までの全部持ってんだよ。木にくくりつけるとかあるだろ」

真澄「気にしてるんじゃない? 知らないけど」

刃「……あ、やっぱもっかい並ぶのかよ……」

真澄「まだまだ長引きそうね。……うーん、ちょっとぶらぶらしてくるわ」

刃「おう。なんか買うのか?」

真澄「やっぱり寒いし、マフラーか手袋か何かね。刃も出店でも見たら?」

刃「そうすっかなー」


ウ、ウソダー!?
ハイハイニイチャンオツカレサマ、マタネー


855 : 名無しの決闘者 :2015/01/04(日) 22:27:50 4EgLT.GE
北斗「…………く、くそ……」トボトボ

刃「よ、お疲れさん、疫病神」

北斗「や、疫病神言うな! 最後には末吉も出たんだ!」

刃「はいはい。真澄ならちょっと買い物に行ってるぜ」

北斗「……刃、何食べてるんだ?」

刃「ん? あぁ、そこで売ってたんだよ。中々美味いぜ」

北斗「……そんな気分じゃないな、僕は……」

オニーチャン、オイシー?

刃「ん? おう、どうした坊主」

オイシイ? クダサイ! クダサイ!

北斗「なんだその子?」

刃「知らねぇよ、これ、欲しいのか?」

コクコク!

刃「そうか……。よし、坊主、グー出してみろ、グーだ」

?

刃「ジャンケンポン! あー、負けちまったかー! くそー、ほら、商品だ」

ア、ワーイ!

刃「……お、ほら、坊主、あそこのはお前のお母さんじゃねぇのか? 帰ってやれ」

ア、ウン! オニーチャン、アリガトー!


北斗「……子供はいいものだな」

刃「ああ」

北斗「そういえば、刃の家族はいいのか、初詣?」

刃「ん? ああ、きっちり一日に行ってるぜ。俺は面倒だったから行ってねぇが」

北斗「ウチはあまり行かないからなぁ。久しぶりに来たよ」

刃「まあ、一緒に行ってたらそのまま買い物で良い様に使われるのが目に見えてたしな。ったく、正月ぐらい好きにさせて欲しいぜ」

北斗「手伝えだの何だのな。エリートの息子をちょっとは誇ってくれてもいいだろうに」フン!


「あの、すみません。先程はうちの子がありがとうございました」

刃「え? あ、ああいや。こちらこそ」

「目を離すとすぐ居なくなるもので……。あ、お礼と言っては何ですけど、これ、受け取って下さい」

刃「あ、どうも」

「ご迷惑をおかけしました、それでは……」


刃「……ま、そうは言っても、子供の事は心配してくれるもんなんだよな」

北斗「……年始ぐらい、感謝するのは僕達の方か」

刃「……男二人で何言ってんだろな、やめやめ、この話は終わりだ」

北斗「まったくだ」


真澄「…………」

北斗「おう真澄、戻ってたのか」

真澄「…………えぇ」

刃「あん? どした、何かあったのかよ?」

真澄「……別に? 早く行くわよ」

北斗「? ああ」


856 : 名無しの決闘者 :2015/01/04(日) 22:29:09 4EgLT.GE
刃「なあ、ちょっとトイレいいか?」

北斗「あー…… そうだな、僕も行っとくか。えーと、真澄?」

真澄「……いいわよ別に。いってらっしゃい」

刃「おう、すまねぇ」

北斗「ここで待っておいてくれ、すぐ戻る!」タタタ……

真澄「えぇ」


プルルルル……

真澄(…………電話? ……!)

真澄「もしもし。……うん、あけましておめでとう、ママ。……そっちはどう?」

真澄「…………気にしないでよ。慣れてるから。それより、パパの方は大丈夫なの? 新しく宝石の卸先が決まるんじゃなかった?」

真澄「……うん。 なら良いけど。パパとは代われる? ……。……ううん、いいの、分かってるから」

真澄「……うん。……。……何よ、それ」

北斗「待たせたな、ます……」

北斗(電話中か……。終わるまで待った方がーーー

真澄「……ねぇ、そんな言い方ってないんじゃない?」

真澄「だから良いって言ってる! もう散々慣れてるんだから! そんな無駄な気遣いなんてしないで!」

北斗「…………。」

真澄「…………ごめんなさい。……うん、パパにはそう言ってて。……じゃあ」

プツッ

真澄「……もう……!」

北斗「……真澄」

真澄「!!」ビクゥ!

北斗「あ、いや、別に盗み聞きするつもりじゃなかったんだが……」

真澄「……聞こえてたんでしょ? だったら、一緒よ」

北斗「あー、なんというか……良いのか、真澄?」

真澄「何がよ?」

北斗「いや、喧嘩してたじゃないか。余計なお世話かもしれないが、その……」

真澄「……その、何よ?」

北斗「……折角の正月だろ? 刃とも話してたけどさ、家族と喧嘩なんてせず、早く仲直りした方が……」

真澄「……はあ?」

北斗「あ、いや、すまない。変な事を言ったな、忘れてーーー

真澄「……あっそ。今から家にでも帰って、家族と仲直りしろって事かしら?」

北斗「ま、まあ、それでもいいと思うが……」

真澄「……なるほどね。要は、私と居てもつまらないから、さっさと帰れって事?」

北斗「な! お、おい! そんな事言ってないだろ!」

真澄「そう? 人の家の事情に勝手に口を出すぐらいだから、てっきりそういう嫌味かと思ったわ」

北斗「ぐっ……。そ、そういう言い方は無いだろう!」

真澄「じゃあ何だって言うのよ!」

北斗「人の親切ぐらいきちんと受け取りたまえ!」

真澄「何よ、分かっても無い癖に! あんたと何の関係があるのよ!!」

北斗「ぐっ…… 分かった、僕が悪かった! 少し落ち着いてくれ!!」



真澄「…………っ!」プイッ

北斗「お、おい」

真澄「悪いわね。ちょっと一人にさせて」

北斗「……勝手にしろ」

真澄「……そうさせてもらうわ」


857 : 名無しの決闘者 :2015/01/04(日) 22:30:37 4EgLT.GE
〜〜〜〜〜〜〜〜

『真澄、最近はどうだ?』

『別に。特に変わった事もないわよ』

『そうだ、あなた。今年のお正月はここに居られるの?』

『うん? ああ、このまま行けばな。そうか、真澄と過ごすのは何年ぶりになるか……』

『……8年ぶりね』

『あら、そんなになるのかしら?』

『まあ、どうでもいいけど』

『こら真澄、そんな事言わないの!』

『ははは、構わんよ。そうだな、今年は折角だから何か計画してみるかな』

『あら、それは楽しそうね』

『……ま、期待せずに待ってるわ』

〜〜〜〜〜〜〜〜

真澄「…………フン」

真澄(……ダメね、最悪。何やってんのかしら、私……)

真澄(……そりゃそうよ。皆が皆、私みたいな訳じゃないんだから。勝手にひがんだりなんかして、バカみたい……)

真澄(……怒ってるかな。でも、あいつだって余計なお世話よ)

真澄(……くそっ。どうしようかな……)

「あーっ! 真澄ちゃん!」

真澄「!? ……あ、あら、あけましておめでとう」

「うん、おめでとう! 一人で来たの?」

真澄「……っ! ……まあね。それより、貴方こそどうしたの? なんか焦ってない?」

「あー、これはねー……えっとさ、ちょっとお願い、してもいい?」

真澄「……何よ?」




北斗「……と、言うわけなんだが」

刃「成る程なあ。……ちっ、お前も悪いが真澄も真澄だな」

ピピピピ!

刃「アイツからか?」

北斗「ああ…………む」

刃「見せろよ、何て書いて……あん?」

北斗「『急用が出来たので二人は帰ってください。またスクールで会いましょう』……か」

刃「なんだこりゃ。説明も無しかよ」

北斗「……どう思う、刃?」

刃「怒ってんのかもしんねぇが……。 はー、ったく、めんどくさい事してくれやがって!」

北斗「……もう少し考えてから言うべきだったよ」

刃「んで? どうすんだよ」

北斗「……どうするもこうするもないだろ。行くぞ、刃」

刃「ああ」


858 : 名無しの決闘者 :2015/01/04(日) 22:32:02 4EgLT.GE
「ごめんねー真澄ちゃん、今度お礼するから…」

真澄「いいわよ別に。どうせ私だって暇だったんだから」

「ホントはアルバイトの人がもうちょっと来る筈だったんだけど……」

真澄「はいはい、済んだ事を言わない。次はコレ?」

「おうネェちゃん、急ですまねぇがこいつを本堂まで頼むぜ」

真澄「分かりました、あっちにあるお堂でいいんですよね?」

「すまねぇな。おう、お前は別の仕事だ!」

「わかったー。ほんとにごめんねー、真澄ちゃん!」

真澄「謝る暇があったら貴女こそ私より頑張る事ね、じゃ」



真澄「ふぅ……」

真澄(……案外量があったわね。というか、荷物運ぶんならわざわざ着る必要ないんじゃないかしら、これ)

真澄(……正直似合ってるのかしら。着た事ないからわかんないけど……)

真澄(あいつらは……。まあ、メールもしたから大丈夫かな。……帰ってるだろうから、偶然見つかっちゃうなんて事も無いだろうし)

「ねー、お姉さーん?」

真澄「…!」


859 : 名無しの決闘者 :2015/01/04(日) 22:37:06 4EgLT.GE
「お姉さんココの人? ってそりゃそうか巫女の格好だもんねー」

「いやーマジ可愛いねぇ! 売り子してればいいのに、なんでこんなトコいんの? ねぇ?」

真澄「は、はあ…… 何かご用ですか?」

真澄(四人……。二つ三つ上ぐらいか、そんなにヤバい奴には見えないけど……)

「あー、もしかしてオシゴトなくなっちゃったとか? それならさー、俺らと一緒に遊びません?」

「おいおい、マジ直接的すぎだろ、怯えてんじゃん、ダッサー」

「もしかして人混みとか苦手? ならさ、俺達が案内したげるから街にでも行こうよ、なあ?」

真澄(……逃げるのも手か。でも、ここの巫女に見える私が参拝客に対応しない…… ってのもまずいわね)

真澄「……はぁ。やってくれるわね、全く……!」

「ん? 何々、どういう事?」

「あのさー、俺達も急いでてさー、ゴメンだけどさっさとしてくんないとさー」

真澄(…………もう、何だってのよ。なんで、なんで私ばっかり……!)

「そうだ、じゃあとりあえずついて来て、そっから一緒に遊ぶか考えたら? うんうん、そうしなよ!」

「んじゃ、行きますかー。ほら、一緒に……」スッ


パチンッ

「イッテ」


真澄「……ふざけるな。アンタ達みたいな奴お断りよ」


「……はあ?」

「おいおい、それはねぇだろ、なあ?」

真澄(……はは。何言っちゃってるんだろ)

「こっちが下手に出てりゃさ、ずいぶん強気じゃん? いいの? それで?」

「あー、別にいいんじゃね? そのが後で興奮するじゃん」

「うっは、お前いきなり化けの皮剥がれすぎっしょ!」

真澄(ここは礼儀正しくして逃げるのが正解だったわね。……はあ、やっぱり家でじっとしてろって事だったのかしら)

「まーとにかくさ、来てよさっさと」

「うんうん、もう準備してあっから、ね?」

真澄(……なにやってんのかな、私)



「ごべぁっ!?」

「なぁっ!」「お、おいお前!」

真澄「!?」

「おいおい、女相手に三人がかりたぁ……随分と気合いが足りてねぇんじゃねぇの?」

「な、なんだオラ、テメェ!」

真澄「あ、や…… 刃!」

刃「な? やっぱり木刀、持ってた方が良かったろ?」


860 : 名無しの決闘者 :2015/01/04(日) 22:38:03 4EgLT.GE
「おい、女押さえてろ!」

「あ、あぁ……っ!? い、いぎぎ!」

北斗「…人の連れに、随分勝手な真似をするじゃないか、君達?」

真澄「北斗!」

北斗「大丈夫か真澄! 怪我は!?」

真澄「え、あ、大丈夫だけど……!」

北斗「……にしても刃、いくらなんでも木刀で金的は酷すぎないか?」

刃「へっ、いつも言ってんだろ。俺はお前らと違って行儀良くはねぇんだよ」

真澄「あんた達、あたしのメール見なかったの!?」

刃「おいおい、あれ本気だったのかよ?」

北斗「勝手に誘っておいて、そっちの事情ではい帰って、とは流石に都合が良過ぎやしないかい?」

「ッラァ! うだうだ言ってんじゃねぇ!」

「中坊共が……! 無事に帰れると思うなよ!!」

北斗「おい、奴さんやる気だぞ。どうする刃?」

刃「へっ、聞いてどうすんだよ?」

北斗「はっ、なあに、僕の手柄が増えるんじゃないかと期待しただけさ」

刃「女を守るナイトってか、ハッ! 中々良いシチュエーションじゃねぇの!」

「くっ…… クソガキが!」

真澄「……待ちなさいよ」

刃「おいおい真澄、お前は下がってろよ」

真澄「ウルサイ。守って貰うなんて御免よ。……一枚噛ませなさい」

北斗「……ふん。しょうがない奴だ!」

「ち、チョーシこいてんじゃねぇぞ!」

「テメェらと違ってこっちゃ喧嘩慣れしてんだよ!」

真澄「だ、そうよ」

北斗「まさか、デュエリストが喧嘩が出来ないと思ってるのかね?」

刃「さぁ。ま、ぶっとばす相手の事なんざどーでもいいだろ!」

「……っの野郎……!!」


「おい、何の騒ぎだ!」

「真澄ちゃーん! 何かあったのー!?」

「げ、おい、人来んぞ!」

「……クソがッ! ずらかるぞ!」

「テメェらの顔、しっかり見たかんな……! 覚えてろよ!」


北斗「大丈夫か、真澄?」

真澄「見てわかんないの?」

北斗「……まったく、憎まれ口だけは減らないな」

「真澄ちゃん! 何、さっきの人達!?」

刃「……おい、なんだこいつら。っつーかそうだ、その服どうしたんだよ?」

真澄「ああ、これは………」


861 : 名無しの決闘者 :2015/01/04(日) 22:40:48 4EgLT.GE
ーーーーーーー


北斗「神主さん、さっきの運び終わりました」

「二人とも、本当にありがとうね。謝礼はたっぷり出すから……」

北斗「いえいえ、次はそれですか?」

「ああ、頼むよ」


真澄「…………」

刃「戻りましたー。お、お前も休みか」

真澄「刃。まあ、ちょっとだけね。……悪いわね、あんた達まで手伝わせちゃって」

刃「気にすんなよ、別にこういうの嫌いじゃねぇしさ!」

真澄「……そう言ってくれると助かるわ」

刃「お、そーだ。……ほらよ」コトン

真澄「……なにこれ」

刃「さっき買ってきた。あったけぇお茶だよ、寒い寒い言ってたろ。おごりだ」

真澄「……ありがと」

刃「おう。そういや真澄の所は人足りてんのか?」

真澄「うーん、もう一人ぐらいいたら楽かも。どうしたの?」

刃「いや、折角人が集まってんだからよ、知り合いでもひっ捕まえて手伝わせようってな」

真澄「……無理でしょ」

刃「やってみなきゃわかんねぇだろ! んじゃな!」

真澄「ええ、ありがと」


862 : 名無しの決闘者 :2015/01/04(日) 22:43:04 4EgLT.GE
北斗「ふぅ……。あれ、刃の声しなかったか?」

真澄「今出てったわ」

北斗「入れ違いか。……ふぅー。しかしまさかここまで人手が足りないとは……」

真澄「ふふ、手伝うのやめる?」

北斗「……お前達がやってるのに、どうして僕が休めると思うんだ」

真澄「思ってないから言ってるんじゃない」

北斗「やれやれ……。……なあ、真澄」

真澄「何よ?」

北斗「その……さっきは、悪かった」

真澄「いいわよ。それに、あの場は私の方が悪かった訳だし」

北斗「……そうか。……これ、やるよ」

コトン

真澄「…………え?」

北斗「寒がってたろ、紅茶だ。あげるよ」

真澄「…………ぷっ」

北斗「……って、あ、それお茶か!? 何だよ、もう自分で買ってたのか?」

真澄「ふふっ!っぷ、あはははっ!」

北斗「な、わ、笑う事は無いだろう!」

真澄「ふふっ……あんたたち、本当にバカね!」

北斗「こ、このっ、くそっ! い、要らないのか!?」

真澄「はいはい、いただきます。どっちもね」

ガヤガヤ……

真澄「……何か騒がしいわね」

刃「うぃーす。へへ、どうよ!」

北斗「……何がだ?」


「まったく、なんで俺がこんな事……」
「いいじゃない、困ってるんだから」
「塾長殿、子供達はいいのか?」
「ああ、きちんと親御さんに送り届けたぞ。いよーし、熱血だー!」

刃「増援、ってな」


863 : 名無しの決闘者 :2015/01/04(日) 22:43:58 4EgLT.GE
ーーーーーーー

刃「追加ここ置いときまーす! おい、次行くぞ権現坂!」

権現坂「や、刃殿! この男権現坂の分、何やら先程からやけに重い気がするのだが!?」

刃「つべこべ言ってんじゃねぇ! おら次だ次!」

修造「うおー! 燃えるぜ、熱血だー!」

刃「くっちゃべってねぇであんたもさっさと運びやがれ!」

権現坂「辞めるのだ刃殿! 木刀は洒落にならん!」


北斗「さ、榊遊矢! 何故君は僕の方について来るんだ!?」

遊矢「頼む! ど、何処か身を隠せる場所とか無い!?」

ミエル「ダーリン! 何でミエルと一緒に夫婦円満の御守りを買ってくれないの!」

遊矢「だから何で俺がそれを買う必要があるんだよ!」

北斗「貴様! 君の家庭内のトラブルに僕を巻き込むな!」

遊矢「ねぇちょっと誤解してない!? 夫婦円満とかじゃないし!!」

ミエル「夫婦円満じゃ、ない……? ハッ、ま、まさかダーリンったら、代わりに安産祈願の御守りを買おうと!?///」

北斗「と、とにかく、荷物だけは落とすんじゃないぞ!?」

遊矢「分かってるけど!! だ、誰か何とかしてくれー!」


「なあ、あの子は巫女服着ないのか!?」「そんな訳がないだろう! 責任者を呼べ!」

柚子「え、えーっと、皆さんならんで、並びなさーい!」

真澄「柊柚子!」

柚子「真澄!? 良かった、ちょっと助けて!」

真澄「静かにして下さい! この子は忙しいの、巫女服なんて着るわけないでしょう!」

柚子「そ、そうです!」

真澄「……私以外の前で!」

柚子「あれ!? 結局私巫女服着るの!?」



沢渡「一撃必殺、居合みくじ!」

「すげぇ!」「大吉だ!」「沢渡さん、マジ運強すぎっすよ!」

沢渡「チッチッ、違うね、運じゃなくて実力さぁ。このネオ・ニュー!」

取り巻き「「「沢渡さ

北斗「どいたどいたー!」

沢渡「げぼぉっ!?」

北斗「すまん沢渡!」

沢渡「なっ、貴様! この俺を吹き飛ばすとはいいどきょ

遊矢「悪い沢渡!」

沢渡「ぬわっ! 榊遊矢、お前も

ミエル「どきなさいこのタコ!!」ズダーン

沢渡「ぬ、ぬはぁ!!??」バタリ

「「「さ、沢渡さーん!!」」」

ーーーーーーー


864 : 名無しの決闘者 :2015/01/04(日) 22:45:10 4EgLT.GE
「……ああクソ! あのガキ共……!」

「まあ、落ち着けよ。顔は覚えたんだ。今度きっちりシメてやりゃいいだろ」

「……おっ、ビーンゴ! 見ろよこれ!」

「あぁ? えるでぃーえす、レオデュエルスクール……」

「へぇ、エリートねぇ? 有名人って訳だ」

「ハッ、なら簡単じゃねぇか。そのLDSとかいうのに殴り込んでぶちのめしゃあ…………」



???「LDS、だと?」

「!?」

「な、何だテメェ!?」

???「LDSを襲撃すると言ったな? ……さては、貴様らも融合次元の尖兵か!」

「あぁ? 舐めてんのかゴラァ!」

「ぷっ、ちょっとぉ〜何言ってんのか分かりませぇーん!」

???「その粗野な言葉遣い……。下っ端風情が、貴様らからは鉄の意志も鋼の強さも感じられない……!」

「なにムシぶっこいてんだテメェ!」

「よーし、ぶっとばし確定ねーおにいさーん」

???「構わん、狩られるより前に、貴様らを倒してみれば済む事。デュエルだ!」

「おい、さっさと片付けちまえよそんな奴……」

???「俺はバニシング・レイニアスを召喚! 効果で更に二体目、三体目!」

「おう、ちゃちゃっと…… っ、ひ、ひぃ!?」




???「バトルだ! 行け、ライズ・ファルコン!!」

ギャアアアア……


865 : 名無しの決闘者 :2015/01/04(日) 22:46:30 4EgLT.GE
「これで最後だよ、いやー本当にありがとねぇ」

真澄「いえ、お疲れ様でした」

「本当にありがとうね、真澄。 柚子さんも!」

柚子「柚子で良いわよ。それより、遊矢を見てない?」

「あの赤と緑の髪の子? えっーと……」

真澄「おじさん、服ここに置いておきますね」

「おう、今度改めてお礼させてもらうからよ! ……そうだ、嬢ちゃん絵馬書いたかい?」

真澄「絵馬? いや、書いてませんけど……」

「丁度ここに一個あるからさ、どうせなら書いていったらどうだい?」

真澄「はあ……。ありがとうございます」


真澄(……と言われてはみたものの。絵馬ねぇ……)

真澄(家内安全……は違うし。デュエルに強くなりたい、って神様に頼むのもねぇ……)


北斗「ったく、何でこんな大物を最後に回してたんだよ!」

刃「重い物最後に回した方が楽だろ!」

「済まないねぇ、二人とも……」

刃「いえ、最後までやりますよこれくらい!」

北斗「だったら最後までお前一人でやれよ!」



真澄「…………」

真澄(…………ふふっ)

サラサラ……


866 : 名無しの決闘者 :2015/01/04(日) 22:47:43 4EgLT.GE
真澄(……結ぶ奴何処にあるか聞いておけば良かったわ……)

真澄「……書く事、これでいいのかしら。名前は……」

真澄(……書いちゃダメね、絶対。……こんなの、見られたら恥ずかしいし)

真澄「……っと。ここね」


真澄(さっさと付けて……、って、あー、指がかじかんでるのね、コレ……)

真澄(まったくもう……。 よし。……大丈夫かな。取れちゃったりしないかしら……)

真澄「……うん。だいじょーー


柚子「へー。絵馬、書いたんだ」

真澄「ひ、ひゃあああ!!??」


867 : 名無しの決闘者 :2015/01/04(日) 22:49:24 4EgLT.GE

柚子「ここの絵馬はよく叶うって評判なのよねー」

真澄「なっ、えっ、あーっ! えっーと、い、いつから居たのっ!?」

柚子「ついさっき。でも、ちょっと意外かなー。いつも二人に冷たくしてるのに…」

真澄「い、言わないでね! 絶対、絶対! 榊遊矢とかにも! それで早く忘れなさい!」

柚子「別に見せてあげたら? 喜ぶんじゃないかな?」

真澄「う、うるさい! 余計な気使うな! とにかくさっさと」

北斗「おい真澄。僕達はそろそろ帰れるが……。ん、こんな所で何して」

真澄「きゃあああー!」

北斗「ふごっ! ま、前が見えねぇっ!」

真澄「忘れろ! 今すぐ! それで早く帰る支度をしろ!」

北斗「ど、どうした真澄!? 僕が何か悪い事したか!?」

真澄「うるさい! 強いて言うなら存在が悪い! うぅぅ…… 帰るわよ!!」

北斗「いや別に良いがそれならそろそろ手を離してもらわないと顔に新しく関節が出来そイッッタァァァ!!」

刃「ったく、何騒いでんだよ北斗。……ん、こりゃあ……」

真澄「わあぁぁー!!」

刃「うおっ!? 真澄! そ、その関節はそっちには曲がらなっ……!」


遊矢「ふぅー。って、うわっ!? ゆ、柚子! なんだよこれ!?」

柚子「うーん……。いや、ダメね。教えてあげない」

遊矢「はあ? どういうこと?」

柚子「……多分、照れ隠し、じゃない?」

遊矢「?」


刃「北斗! こいつぁどういう状況だよ!?」

北斗「僕にも分からん! というか、こんなに力強いんならあの時僕ら加勢しなくても良かったんじゃ!?」

真澄「女の子に力が強いとか言うな!」

北斗「わかっ、分かったから離してくれ!」

刃「お前、また怒らせたんじゃねぇだろうな!?」

北斗「ま、真澄! とりあえず、どうしてこうなったのか、原因を教えてくれないか!」

真澄「…………ふふっ」




真澄「全部あんたたちのせいよ、ばーか!」





868 : 名無しの決闘者 :2015/01/04(日) 22:54:03 4EgLT.GE
以上です

まーた長い上にギャグが少ない…… 非力私許
真澄ちゃんの巫女服姿が可愛すぎる事に気付いたので誰か描いて下さいお願いします(血涙)


869 : 名無しの決闘者 :2015/01/04(日) 23:06:48 GhP8WMa2
…黒咲さん。先攻は攻撃できないんじゃ…


870 : 名無しの決闘者 :2015/01/05(月) 00:03:24 AGhtWgfc

LDS三人組はいいね〜


871 : 名無しの決闘者 :2015/01/05(月) 10:15:37 aibGn7Ww
乙!本編でもこういうのやらないかな…


872 : 名無しの決闘者 :2015/01/05(月) 19:05:09 StXjC2jo
>>
「よーし、ぶっとばし確定ねーおにいさーん」


873 : 名無しの決闘者 :2015/01/05(月) 19:08:01 StXjC2jo
途中送信してしまった
>>869
>「よーし、ぶっとばし確定ねーおにいさーん」
向こうが先攻(ケンカふっかけて来た)から無問題


874 : 立派なゴミ :2015/01/12(月) 02:18:19 6qv.VCwk
特に面白みの無い話、なんとなく思いついたので投下

遊矢「デッキ構築が纏まらない、先輩に聞きに行こう」


875 : 立派なゴミ :2015/01/12(月) 02:19:15 6qv.VCwk
遊矢「うーん・・・オッドアイズをペンデュラム召喚するなら時読みは必須、でもEMを減らすとサポートカードが腐るし・・・・・」

遊矢「ペンデュラムカードを手に入れてから、戦術の幅は広がったけどデッキ構築が難しくなったな、エクストラデッキを使うのもまだ慣れてないし・・・・・そういえば、みんなはデッキってどう組んでるんだろう?」

遊矢「・・・・・聞きに行ってみるか」


876 : 立派なゴミ :2015/01/12(月) 02:19:53 6qv.VCwk
先輩決闘者Yの楽屋

コンコン

Y「誰だ?入っていいぜー」

遊矢「失礼します」

Y「お、ARC-Vの・・・榊遊矢だったよな。俺に何か用か?」

遊矢「今デッキを組んでたんですけど、ちょっと悩んじゃってアドバイスを貰えたらなって」

Y「アドバイス?いいのかよ、自分でデッキを組むのもデュエリストの楽しみの一つだぜ?」

遊矢「分かってます、ただ、俺最近融合召喚を使い始めたばかりで・・・融合使いのYさんの意見を参考にしたいなと」

Y「ふーん、まぁそういう事なら力になるぜ」

遊矢「ありがとうございます!」

Y「ただ、俺達の時代とはルールがちょっと違うからなぁ・・・・・今のエクストラデッキって枚数制限あるんだろ?」


877 : 立派なゴミ :2015/01/12(月) 02:20:26 6qv.VCwk
遊矢「えっ、昔は無かったんですか?」

Y「ああ、あの頃はまだ15枚の枚数制限は無くて、シンクロやエクシーズも無かったから名前もエクストラデッキじゃなく融合デッキだった。だから必要最低限に厳選とか考えず、好きなだけ、あるだけの融合モンスターを詰め込む事も出来たんだ」

遊矢「へぇー・・・じゃあYさんのエクストラデッキはどのくらいの枚数で構築されてたんですか?」

Y「そうだな、俺のHEROデッキは組み合わせ次第でかなりの種類のモンスターを融合できたからな。まず基本のE・HEROの融合体が10種類以上、そこにコンタクト融合体が9種類」

遊矢「もう15枚超えてるじゃないですか!」

Y「まだあるぜ、NEXで進化するネオスペーシアン2種類、ネオスの究極形態ゴッド・ネオス、それにHEROじゃないがヨハンの究極宝玉神とネオスを融合したレインボー・ネオスなんかもある」

遊矢「軽く見積もっても20枚以上・・・俺の融合モンスターはまだ2枚しかないのに・・・・・」

Y「まぁ融合モンスターの数が強さに繋がる訳じゃないからな」

遊矢「でも、今のルールってYさんにかなり不利ですね」

Y「そうか?みんなが同じ条件なんだから、不利だなんだ言えないだろ?それにたくさんある選択肢の中からメインデッキの内容と相談して15枚を選び出すのは中々癖になるぜ?」


878 : 立派なゴミ :2015/01/12(月) 02:21:04 6qv.VCwk
遊矢「15枚を選び出す・・・・・かぁ」

Y「ああ、エクストラデッキを組むにはまず、メインデッキを組まないとな。メインデッキがどういう構築かによって、エクストラデッキの構築も大きく変わる。そうだな、エクストラデッキの枚数制限が15枚になったのはちょうどシンクロが出た時だし、エクストラデッキの扱いならアイツも詳しいぜ」

遊矢「アイツって5D'sの?」

Y「多分楽屋にいると思うぜ、アイツにも聞いてみたらどうだ?」

遊矢(確かに俺そっくりのシンクロ使いも現れたし、シンクロ召喚の事、少し勉強しといたほうがいいよな)

遊矢「分かりました、あの人の意見も聞いてみます。Yさん、ありがとうございました!」

Y「おう、がんばれよ!」


879 : 立派なゴミ :2015/01/12(月) 02:21:44 6qv.VCwk
先輩決闘者Fの楽屋

コンコン

F「どうぞ」

遊矢「失礼します」

F「君はARC-Vの・・・俺に何か用か?」

遊矢「はい、実は・・・」カクカクシカジカ

F「なるほど、エクストラデッキの扱いか・・・・・」

遊矢「それと、今後の為にシンクロ召喚についても教えて欲しいんです」

F「勉強熱心なんだな、俺に出来る事があれば協力しよう」

遊矢「ありがとうございます!」


880 : 立派なゴミ :2015/01/12(月) 02:22:21 6qv.VCwk
F「まずはエクストラデッキの組み方について話そうか」

遊矢「遊星さんもやっぱりエクストラデッキの15枚を選ぶのは迷ったんですか?」

F「俺の場合、デッキの多くのカードが拾い物だったからな。選ぶほど余裕は無かった」

遊矢(・・・・・拾った?)

F「俺のエクストラデッキはほとんどがシンクロモンスターだ。そして手持ちのシンクロモンスターはほぼ15枚。多少の微調整はあったが俺のエクストラデッキの構築は比較的固定されている」

遊矢「そうなんですか?」

F「まず、シンクロ召喚というのは基本的に素材となるチューナーとチューナー以外のモンスターを揃えなければならない、それは知っているか?」

遊矢「はい、そのくらいは一応・・・」

F「そして俺の使うシンクロモンスターだが、その多くがチューナーに特定のモンスターを指定している」

遊矢「シンクロ召喚なのに融合モンスターみたいに指定の素材が必要なんですか?」

F「ああ、ジャンク・ウォリアーにはジャンク・シンクロン、ニトロ・ウォリアーにはニトロ・シンクロンのように、専用のチューナーが必要になる」

遊矢「シンクロ召喚にも色々な種類があるんだな・・・・・」


881 : 立派なゴミ :2015/01/12(月) 02:22:56 6qv.VCwk
F「だから俺のメインデッキはそのシンクロモンスターを召喚しやすいように組まれている」

遊矢「えっ、じゃあ遊星さんはエクストラデッキの内容からメインデッキを組んでるって事ですか!」

F「そうだな、俺の場合は環境が特殊だったというのもあるが、必ずしもメインデッキを組んでからエクストラデッキを組むとは限らない。使いたい融合モンスターや主軸とするシンクロモンスターを選んでから、そのモンスターを活かす構築にする事もデッキの組み方の一つだ」

遊矢(なら俺の場合、主軸になるモンスターはやっぱり融合素材にもなるオッドアイズだよな・・・)

F「そういうデッキの事なら、アイツの意見も参考になるはずだ」

遊矢「アイツ?」

F「俺の一つ先の後輩だ」

遊矢(エクシーズ使いの・・・そうだ、ユートから託されたダークリベリオン・エクシーズ・ドラゴンもいずれ使う時が来るはず、エクシーズの事も知って置かないと!)

遊矢「よし、Fさん、ありがとうございました!俺、その人の所にも行ってきます!」

F「ああ、頑張れよ」


882 : 立派なゴミ :2015/01/12(月) 02:23:29 6qv.VCwk
先輩決闘者Tの楽屋

コンコン

「・・・・・」

遊矢(あれ、いないのか?)

ガチャリ

遊矢「うわっ!?」

T「おう!どちら様!って、アンタARC-Vの!」

遊矢「榊遊矢です」

T「知ってる知ってる!いつも見てるぜ、エンタメデュエル!」

遊矢「あ、ありがとうございます」

T「まぁ入ってくれよ!俺、遊矢と話してみたかったんだ!」

遊矢「失礼します」


883 : 立派なゴミ :2015/01/12(月) 02:24:06 6qv.VCwk
T「いやースッゲーよなペンデュラム召喚!あのモンスターが一気に展開される感じ!たまんねーぜ!俺もペンデュラム召喚から連続エクシーズ召喚とかやりてーなぁ」

遊矢「あ、それなんですけど、ちょっと今日は聞きたい事があって・・・」

T「俺に?なになに?」

遊矢「えっとですね・・・」カクカクシカジカ

T「エクストラデッキの構築かぁ・・・・・」

遊矢「それと、今後俺もエクシーズを使うかもしれないので、エクシーズ召喚についても少し勉強したいなと」

T「そっか!そういう事ならまかせとけ!伊達にアストラルにデュエル教わってないぜ!」

遊矢(先輩みんないい人だなぁ・・・)

T「そうだなー、エクストラデッキって構築悩むよな、枚数はメインデッキの半分も無いのに」


884 : 立派なゴミ :2015/01/12(月) 02:24:39 6qv.VCwk
遊矢「Fさんに聞いたんですけど、Tさんが主軸にしてるモンスターって・・・」

T「おう、俺のデッキは希望皇ホープをメインに据えてるんだ!モンスターはランク4を出しやすいようにレベル4が主体、特徴的な魔法、罠はホープのサポートカードとか、進化形を出す為のRUMを入れてるな」

遊矢「やっぱり、主軸になるモンスターを出しやすい構築にしてるんですね」

T「ああ、それにエクシーズ召喚は同じレベル体のモンスターでメインデッキを固めれば、そのランクの色んなモンスターを出せるようになるからデッキによっては状況に応じて使い分けが出来るんだぜ」

遊矢「使い分け?」

T「例えば俺のデッキのランク4はホープ以外にもメインデッキのガガガとサポートを共有できるガガガガンマン、ガガガザムライ、ホープと同じ属性、種族サポートを共有できるエクスカリバーなんかが入ってる」

T「それ以外にも、ガガガマジシャンなんかのレベル変動効果を持ったモンスターを入れれば、エクシーズ召喚できるモンスターの種類はもっと広くなるんだぜ!」

遊矢「でもそれだとやっぱりエクストラデッキの枚数制限は痛いですよね?」

T「あー確かにな、入れたいカードいっぱいあるし。中でもナンバーズは山ほどあったしな」


885 : 立派なゴミ :2015/01/12(月) 02:25:27 6qv.VCwk
遊矢「どうやって決めたんですか?」

T「俺の場合、エクストラデッキはある程度使い分けてたな」

遊矢(・・・・・エクストラを使い分け?)

T「まずホープ系統のカードが4枚くらい入ってて、そこに一般人用の魔人とかガガガモンスターで組んだエクストラデッキと、ナンバーズ所持者とかバリアン用のナンバーズの中から厳選して組んだエクストラデッキを組み合わせてたんだよ」

遊矢「複数のエクストラデッキがあるって事ですか?」

T「まぁそれに近いかな?アストラルが帰っちまってからはエクストラデッキに悩む事は減ったんだけど、ナンバーズ持ってない相手にナンバーズは使いたくなかったし、かと言って誰がナンバーズを持ってるか分からねぇから万が一の為にホープだけは常に入れてたな。相手がナンバーズ使いって分かりきってる時はヴォルカザウルスとかアトランタルとかビッグアイとか、使えるナンバーズも入れて・・・」

遊矢「みんな色々考えてるんだな・・・・・」

T「何言ってんだよ、遊矢だって考えてるじゃねぇか。だからみんなに色んなアドバイスを貰ってたんだろ?」

遊矢「そうですけど・・・」

T「大丈夫だって!一生懸命組んだデッキは必ず答えてくれるんだ、考えんのも大事だけど、一番大事なのは気持ちだぜ!」

遊矢「・・・そうですね、デッキを組むのは楽しい事なのに、悩んでばっかは良くないよな!」

T「おう!かっとビングだ、遊矢!」

遊矢「ありがとうございました、俺、もう一度デッキと向き合ってみます!」

T「ああ!次のエンタメデュエルも楽しみにしてるからな!」


886 : 立派なゴミ :2015/01/12(月) 02:26:10 6qv.VCwk
遊矢楽屋


遊矢(・・・とは言ったものの、みんなデッキの組み方はバラバラ・・・・・自分で考えた自分だけのデッキ構築をしてた)

遊矢「マネなんて出来ないよなぁ・・・・・俺だって自分のデッキは信じたい!その為にも、自分だけのデッキ構築をしたいのに・・・・・」

遊矢「あー、どうやったらいいんだよ・・・・・」

コンコン

遊矢「あっ、はい!今開けます!」

M「いや、扉越しで構わないよ」

遊矢「えっ?」

M「遊矢くん、君は先輩たちの話を聞いてどう思ったの?」

遊矢「どうって、参考にはなったけど、それをマネたからって自分だけのデッキが作れる訳じゃ・・・・・」

M「そうだね、でも君はマネする為に皆からアドバイスをもらった訳じゃないだろう?」


887 : 立派なゴミ :2015/01/12(月) 02:26:51 6qv.VCwk
遊矢「っていうかあなたは一体・・・」

A「遊矢は一体どんなデュエルがしたい?それが答えになるはずだぜ?」

遊矢「俺がやりたいデュエル・・・・・」

遊矢(俺のデュエルはみんなを笑顔に・・・・・!)

遊矢「そっか!」

ガチャ

遊矢「居ない、今のは一体・・・でも!」

バタン

遊矢(そうだ、デュエルはデッキとデュエリストが作り上げる、ならデッキは俺のやりたいデュエルを、皆を笑顔にするデュエルを作り上げる為に・・・)

遊矢「俺はエンタメデュエリストだ、勝ち負けだけを考えて組んだデッキじゃ今以上のエンタメはできない!」

遊矢「皆を驚かせるような、観客の期待を超えるデュエルを魅せる、そんな俺だけのデッキを!」


888 : 立派なゴミ :2015/01/12(月) 02:27:29 6qv.VCwk
・・・・・・・・・

遊矢「出来た!」

ガチャ

十代「よう!調子はどうだ?」

遊星「そろそろデッキが組めた頃かと思ってな」

遊馬「遊矢!デュエルしようぜ、デュエル!お前のデュエル、見せてくれよ!」

遊矢「もちろん!それでは御覧にいれましょう、私の、私だけのデッキが魅せる最高のエンタメデュエルを!」

「「デュエル!!」」


・・・・・・・・・・・


遊矢「っていう感じ」

柚子「何その初夢」

終わり


889 : 立派なゴミ :2015/01/12(月) 02:28:37 6qv.VCwk
以上です、ホントになんだこれ?


890 : 名無しの決闘者 :2015/01/12(月) 02:41:33 9.0x8XnQ
これを映像化して公式サイトで初心者のために配信するべき


891 : 名無しの決闘者 :2015/01/12(月) 15:48:52 /Cfw/Xww

結構面白かった


892 : 名無しの決闘者 :2015/01/12(月) 16:21:33 6LSnPKjU
劇場版予告風の予告ss投下
遊戯王以外にも混ざっているので注意


893 : 名無しの決闘者 :2015/01/12(月) 16:23:12 6LSnPKjU

―これは、語られなかった物語―

―それは、一人の決闘者が異世界フロニャルドに迷い込んだのが始まりだった…


遊矢「ここはどこ……?」


彼が別次元同士の戦いの終焉後に彼が目をさめて起きた場所は、異世界『フロニャルド』の『アーククレス王国』という国だった

そこで彼を見たものは――


遊矢「柚子!?」

ユーズ「いいえ、私はバレス・D・ユーズです」


幼馴染の柚子にそっくりでライオンの耳と尻尾を持つアーククレスの王女、ユーズだった!


894 : 名無しの決闘者 :2015/01/12(月) 16:27:04 6LSnPKjU

彼女の話だとこの国は、滅びの危機に瀕しているらしい

そのため異世界から勇者として遊矢を召喚したという


遊矢「で、でも俺になんかに勇者なんか務まるかなぁ……」

ユーズ「いえ、あなたしかお願いできないの!勇者様!」


彼女は苦しそうな幼馴染と似た少女の顔を見て、彼女のために勇者として勤めることを
決める遊矢

だが、遊矢に様々な困難が巻き起こる――


遊矢「これが宝剣……ってハリセンじゃん!」

ゴン「いくら勇者様と言え、宝剣を使わないとは言語道断だ!」


そして遊矢は、アーククレスの勇者と戦うのちに自分以外の三人の勇者と出会う

シンク「君も勇者なのかい?」

遊矢「ってことは…俺と同じで異世界からきた人間!?」


そして始まる『ビスコッティ共和国』『ガレット獅子団領』『パスティヤージュ公国』
『アーククレス王国』の四つ国を交えた武道大会が開催!

ナナミ「よーし、負けないよ!」

遊矢「こっちこそ!」


遊矢「レディース&ジェントルメン!」

エクレ「ふん。派手好きが…」


しかし、大会中に起きる謎の各国の姫襲撃事件

ガウル「大丈夫か!姉様!」

レオン「このワシを襲撃するとは…相手は中々の命知らずのようじゃ」


895 : 名無しの決闘者 :2015/01/12(月) 16:28:49 6LSnPKjU

ついには、ビスコッティとユーズが誘拐されてしまう!

シンク「姫様!」

遊矢「ユーズ姫!」



レベッカ「2人共、何くよくよしてんのよ」

レベッカ「助けに行くんでしょ?姫様を」


遊矢・シンク「「もちろん!」」



主題歌「SCARLET KNIGHT」」



だが、姫様を助けに行こうとした先には遊矢が見よ覚えるがあるモンスターが…

遊矢「あれはデュエルモンスターズのモンスター!?」

遊矢「なんでここにいて実体化しているんだ……!?」


そして黒幕によって召喚される謎の怪物!

黒幕「いでよ、ゾークよ!」

闇の支配者−ゾーク「ウォォォォォォォォォォォォ!!!」


ナナミ「なにあれ……」

レベッカ「あんな化け物にどう戦えばいいのよ!」


896 : 名無しの決闘者 :2015/01/12(月) 16:29:24 6LSnPKjU

はたして、遊矢達四人の勇者達は無事に平和の時間を取り戻せるのか!


遊矢「俺は一人じゃない!仲間がいる!」

遊矢「いくぞ!ペンデュラム召喚!!現れろ俺のモンスター達!」


劇場版 遊戯王×DOG DAYS 前編 
四人目の勇者、榊遊矢



遊矢「劇場に行くと《EMディスカバー・ヒッポ》と《EMシルバー・クロウ》のどっちかがもらえるよ」

遊矢「劇場へ急げ!」


897 : 名無しの決闘者 :2015/01/12(月) 16:30:14 6LSnPKjU
投稿しゅーりょー
「遊戯王の主人公が主人公になれそうな他作品やジャンル」のスレで思いついたネタ
遊矢が4人目の勇者になる話
公式に「勇者系エンターテイメント」と書いてあったから合うと思って……
遊戯王成分が2割程度しかなくてすまん…遊矢以外のアークキャラは似たキャラで出る感じで



予告は書いたけど実際書くことはなさそう
自分には時間がないし、上に書いたとおりに遊戯王成分が薄いから
予告だけ書いて供養させてもらう
気に入った人がいたら後編と劇場のパンフレット風のストーリー解説とキャラ紹介は書こうと思う
とりあえずクソな予告見てくれてありがとう


898 : 名無しの決闘者 :2015/01/12(月) 18:57:12 KFKUnLWA
>>896
カバか狼か
差がありすぎんだろ!


899 : 名無しの決闘者 :2015/01/12(月) 21:46:43 7Mz6FnHs
短いけど投下します


900 : 名無しの決闘者 :2015/01/12(月) 21:48:55 7Mz6FnHs
真紅眼「本当にいいのか?」

銀河眼「……ああ。もう決めたことだ」

真紅眼「ギャラクシーアイズ・ダークマター・ドラゴン……これがあらわれれば、あんたは征竜に蹂躙され、デュエリスト達に嫌われる」

真紅眼「いや、それどころかタキオンやプライムにも規制が入るかもしれない」

銀河眼「それでもいいんだ」

真紅眼「……あいつの、為か」

銀河眼「……ああ。青眼の白龍さんの為だ」


901 : 名無しの決闘者 :2015/01/12(月) 21:49:44 7Mz6FnHs
銀河眼「ブルーアイズさんは、古参カードとして俺たちを見守っておいてくれる、まるで俺たちドラゴンの父や母のような存在だった」

銀河眼「デュエルに出ることはなくても、その存在だけで俺たちに力強い自信をくれた」

真紅眼「そうたな。俺たちがブルーアイズさんの類似カードってだけで、誇らしい気持ちだった……だが」

銀河眼「……静かに今の遊戯王を見守ってくれていたブルーアイズさんの平穏は、唐突に妨げられた」

真紅眼「あの女のせいで……!」

銀河眼「あの女……青き眼の乙女が、静かに暮らしていたブルーアイズさんを無理やり叩き起こした」

銀河眼「それどころか、竜の霊廟を手土産に様々なデッキに亡命し、最終的にブルーアイズさんを征竜に売った」

真紅眼「あのビッチ……!(ギリッ 」

銀河眼「それ以来、ブルーアイズさんは征竜に蹂躙され、奴らの玩具と化した」

真紅眼「その後はホロレア、シクレアとして大量にスターター版の贋作をばら撒かれる……」


902 : 名無しの決闘者 :2015/01/12(月) 21:50:18 7Mz6FnHs
銀河眼「ブルーアイズさんはあんな復活は望んでいなかったはずだ」

銀河眼「DM時代にみんなに羨望の眼差しを受け、アニメ終了と共に引退したんだ。後は最初期のドラゴンとして、遊戯王を見守りながら過ごすはずだったんだ」

銀河眼「どうして誰も、彼をそっとしておいてやらないんだ……」

真紅眼「銀河眼……」

銀河眼「だから俺は決めた。俺がブルーアイズさんの代わりに征竜に蹂躙され、環境に躍り出てみんなの憎しみを集める」

銀河眼「そうする事でブルーアイズさんが安らかに眠れるなら……俺は構わない」

真紅眼「銀河眼……お前の意思が固いことはわかったよ。もうお前を止めない」

銀河眼「悪いな、真紅眼……。それじゃあな(バッサバッサ」

真紅眼「……」






真紅眼「ふざけやがって……あの新米竜!」


903 : 名無しの決闘者 :2015/01/12(月) 21:51:05 7Mz6FnHs
真紅眼「なにがそっとしておくだ……なにが憎しみを集めるだ!」

真紅眼「誰だってお前やブルーアイズと同じじゃない……。例えDMが終わろうが、憎しみを集めようが、ずっと環境に出る事を望んでるドラゴンがここにいるんだよ!」

真紅眼「『最上級モンスター!攻撃力は上級レベルだwwww』とか馬鹿にされてる奴の気持ちがわかるか!」

真紅眼「エキスパートルールで使われず、雛や闇竜、黒炎弾がでても結局性能はイマイチ!」

真紅眼「最初はスターターやEXで手に入るブルーアイズに比べてパックでしか手に入らないことで希少性があったが、PP発売でそれもなくなる!」

真紅眼「挙句レダメとかいう俺とは微塵も関係ない糞野郎が祭り上げられる始末!」

真紅眼「お前にお似合いなのは……ブリューナクや黒き森のウィッチがいる場所だ!」


904 : 名無しの決闘者 :2015/01/12(月) 21:51:51 7Mz6FnHs
真紅眼「待ってろよ銀河眼……にちゃんでダークマター征竜は糞って喚いて荒らして、お前の評価を下げまくって禁止入りに……」



「やめてください」



真紅眼「!?だ、誰だ!」



「そのような悲しみを背負うのはやめてください」



真紅眼「誰だ俺に意見する奴は!誰だか知らねぇが、お前に俺の悲しみがわかるはず……」



「はい。私にはあなたの悲しみはわかりません……だって」



サイバーエンジェル「私は使うことすらできまさんもの」

真紅眼「……すまんかった」





おわり


905 : 名無しの決闘者 :2015/01/12(月) 22:05:15 7Mz6FnHs
おわり。メタルギア読んでて思いついたネタ


906 : 名無しの決闘者 :2015/01/14(水) 00:30:07 RBLW.IQk
銀河眼 イケメン
乙女はビッチ
はっきりわかんだね


907 : ビックリボー ◆6lM76zkyEU :2015/01/19(月) 18:45:26 olFWNncM
投下します

凌牙「真夜中の散歩」


908 : ビックリボー ◆6lM76zkyEU :2015/01/19(月) 18:46:21 7v04lYd6

神代家・深夜……

凌牙「ちっ、カップ麺切れてんのか。他に食べられそうなもんは……」ガサゴソ

ドルベ「――ナッシュ」ニョキ

凌牙「!?」ビックリボー

ドルベ「むっ、どうしたのだ、急に蹲って? もしや体調でも悪いのか?」

凌牙「……お前、いきなり後ろから出て来るの止めろ。マジで心臓に悪いから」ドキドキング


909 : ビックリボー ◆6lM76zkyEU :2015/01/19(月) 18:47:42 7v04lYd6
ドルベ「こんな真夜中に台所で何をしてるのだ?」

凌牙「小腹空いたから食べるもの漁ってたんだよ。そういうお前こそ何時もは10時には寝てる癖にどうしたんだよ?」

ドルベ「うむ、それがどうも目が冴えてしまってな。いくら布団に入っていてもお目目パチクリボーなのだ」

凌牙「パチクリボーって……」

ドルベ「おそらくカフェインの取り過ぎだろうな。寝る前にコーヒーを飲んだのが不味かった……この白き盾とした事が迂闊だったよ」

凌牙「飲んだってミルクたっぷりの1杯だけだろう。それで寝られなくなるとか小学生かお前は」


910 : ビックリボー ◆6lM76zkyEU :2015/01/19(月) 18:48:38 7v04lYd6
凌牙「しかしマジで食い物ねえな……仕方ねえ、コンビニで何か買って来るか」

ドルベ「なっ、こんな真夜中にコンビニに行くだと!? 未成年なのにそんな事をやるなど不良のする事だぞ、ナッシュ!!」

凌牙「良いんだよ、俺は札付きだから。何ならお前も来るか?」

ドルベ「私も?」

凌牙「眠れないなら外を歩いて軽い運動した方が良いだろうからな。まあ無理にとは言わないが……」

ドルベ「良いのか? 我々は健全な中学生なのだぞ? それなのにこんな夜中に出掛けるとか本当に大丈夫なのか?」wktkブックス

凌牙(滅茶苦茶行きたそうだな)


911 : ビックリボー ◆6lM76zkyEU :2015/01/19(月) 18:49:48 7v04lYd6
ドルベ「ナッシュ、私は君を守る白き盾だ……君がどうしても出掛けると言うのならこの白き盾、ついていかない訳にはいくまい!」キリッ

凌牙「そうかい。じゃあすぐに出掛ける準備をするぞ。外は寒いから厚手のコート着て来い」

ドルベ「分かった。ついでにマフラーも用意しよう」

凌牙「後くれぐれも静かに動けよ。璃緒を起こすと色々と面倒だからな」

ドルベ「メラグには内緒という事か……致し方ない。メラグよ、いけない私達を許してくれ」


その頃の璃緒……

璃緒「むにゃむにゃ、あとでせーさい……Zzz」←ペンギンのヌイグルミ抱いて寝てる


912 : ビックリボー ◆6lM76zkyEU :2015/01/19(月) 18:50:53 7v04lYd6

…………

ドルベ「おお、真っ暗だ! 我々以外に誰も居ないぞ、ナッシュ!!」

凌牙「そりゃ夜中だからな。それと近所迷惑だからもう少し声のボリューム落とせ」

ドルベ「すまない、こんな時間に外に出る事はあまりないのでな……しかし何時も賑やかな通りが静まり返っているのは何だか不思議な気分だな」

凌牙「それくらいの事でいちいち喜んだり驚いたり出来るお前が羨ましいよ」

ドルベ「道路も車がまったく走ってないな」

凌牙「そうだな」

ドルベ「…………」

凌牙「……寝っころぶなよ、服が汚れるから」

ドルベ「ナッシュはエスパーなのか!?」ビックリボン


913 : ビックリボー ◆6lM76zkyEU :2015/01/19(月) 18:51:33 7v04lYd6

コンビニ前……

ドルベ「あっという間に着いたな」

凌牙「まあ近所だからな」

ドルベ「しかし今日のコンビニはやけに明るく感じるな」

凌牙「周りが暗いから余計にそう感じるだけだろ。さっさと入ろうぜ」

ピロピロピロ-♪

ギラグ「いらっしゃいませー……って、あれ?」

凌牙「ギラグ?」

ドルベ「なぜ君がコンビニのレジに? まさか自力で就職を?」


914 : ビックリボー ◆6lM76zkyEU :2015/01/19(月) 18:52:14 7v04lYd6
ギラグ「バイトだよ、バイト。先月末からここで深夜のシフトに入ってんだ」

凌牙「まさかこんな近所で働いてたなんて驚いたぜ」

ドルベ「しかし中学生なのによく雇って貰えたな。しかも深夜のアルバイトなんて」

ギラグ「そんなもん年齢誤魔化したに決まってんだろ。幸い誰にも怪しまれなかったし」

凌牙(まあその見た目なら誤魔化せるだろうな)


915 : ビックリボー ◆6lM76zkyEU :2015/01/19(月) 18:53:15 7v04lYd6
ギラグ「で、お前らはこんな夜中に何しに来たんだよ?」

凌牙「仮にも客に対して何しに来たはないだろ。小腹が空いたんだよ」

ギラグ「言っておくが知り合いだからって奢らねえからな」

凌牙「へっ、最初から期待してねーよ」

ドルベ「ふむ、君が働いているなら私もちゃんとこの店に貢献するべきだな。という訳でファミチキを1つ頼むぞ、ギラグ」

ギラグ「悪いな、ドルベ。ウチはLチキはあってもファミチキはないんだよ」


916 : ビックリボー ◆6lM76zkyEU :2015/01/19(月) 18:53:59 7v04lYd6

買い物後……

凌牙「じゃあな、ギラグ。仕事頑張れよ」ノシ

ドルベ「また学校で会おう」ノシ

ギラグ「おう、もう夜中なんだから真っ直ぐ家に帰れよ〜」ノシ

ピロピロピロ-♪

凌牙「しかしまさかあいつがこんな近所でバイトしてるとは思わなかったな」

ドルベ「何だか制服姿が随分とサマになっていたな」

凌牙「妙に似合い過ぎてた気もする……しかしあいつに合うサイズの制服、良くあったな」


917 : ビックリボー ◆6lM76zkyEU :2015/01/19(月) 18:55:24 7v04lYd6
ドルベ「ところでナッシュは何を買ったのだ? 店でお湯も入れていたみたいだが」

凌牙「カップうどんの赤い奴だ。お前は?」

ドルベ「私は別に小腹は空いていなかったからな。温かい飲み物を買って来た」

凌牙「温かい飲み物ってまさかコーヒーじゃないだろうな? それだと本末転倒だぞ」

ドルベ「まさか。お汁粉だよ」

凌牙「また凄いチョイスだな……ていうか何で2本買ったんだ」

ドルベ「勿論1本は君の分だ。遠慮せずに受け取ると良い、私の奢りだ」

凌牙(きつねうどんにお汁粉……)


918 : ビックリボー ◆6lM76zkyEU :2015/01/19(月) 18:56:06 7v04lYd6
凌牙「さて、そこのベンチに座って食べるか」

ドルベ「食べる時くらい家でも良いのではないのか? すぐそこなんだし」

凌牙「こういうのは外で食うのが美味いんだよ」

ドルベ「そういうものなのか」

凌牙「そういうもんなんだよ。さてと、そろそろ良い時間だな」フタベリベリ

ドルベ「むっ、この時間にカップ麺のこの匂いはなんというか犯罪的だな……私も買えば良かった」ジュルリ

凌牙「そんなもの欲しそうな目をしなくても半分やるよ。一応飲み物奢って貰ったしな」

ドルベ「さすがナッシュ! 君は最高の親友だ!!」


919 : ビックリボー ◆6lM76zkyEU :2015/01/19(月) 18:57:15 7v04lYd6
ドルベ「はふはふ……確かに寒い中で食べるうどんは格別だな」

凌牙「だろ?」

ドルベ「しかしこういうのは何というか……良いな。私は今とても幸せな気持ちだ」

凌牙「これぐあいで幸せとかいくら何でも安過ぎだろ」

ドルベ「そんな事は無いさ。少なくとも私は君と食べたこのうどんの味をこれからも忘れないだろう」

凌牙「たくっ、本当に大袈裟な奴だよお前は……って、ちょっと食い過ぎだ! 俺の分もちゃんと残せよ!?」

ドルベ「ああ、美味し過ぎる……うどん最高や」ズルズル

凌牙「ペース落とせて! あ、揚げ全部食いやがったな、この野郎!?」


920 : ビックリボー ◆6lM76zkyEU :2015/01/19(月) 18:59:07 7v04lYd6

…………

凌牙「たくっ、結局ほとんど食いやがって。ほぼスープだけだったぞ」

ドルベ「すまない、あまりにも美味しくて……食い意地の張った私を許してくれ」ションボリチュア

凌牙「もう良いよ。それより眠れそうか?」

ドルベ「うむ、身体も温まったからな。布団に入ればぐっすり就寝コースだと思う」


921 : ビックリボー ◆6lM76zkyEU :2015/01/19(月) 18:59:45 7v04lYd6
凌牙「じゃあそろそろ帰るか。家に入る時は璃緒起こさない様にこっそり入れよ」

ドルベ「了解した。今夜はとても楽しい夜だったよ、ナッシュ」

凌牙「こんな夜で良ければまた誘ってやるよ。小腹が空いた時でもな」

ドルベ「そうか、それは嬉しいな」

ドルベ「また君との生活の楽しみが出来たよ、ナッシュ」



翌朝に濃い物を食べたのが原因でドルベが腹痛を起こし、結局夜中にコンビニ行ったのが璃緒にばれる事になるのはまた別のお話。

<おわり>


922 : ビックリボー ◆6lM76zkyEU :2015/01/19(月) 19:00:18 7v04lYd6
読んでくれた人、ありがとうございました。


923 : 名無しの決闘者 :2015/01/19(月) 19:01:37 jqHOW6Ek
乙!
やっぱり面白いですね!


924 : 名無しの決闘者 :2015/01/19(月) 19:03:21 5detExOU
乙、「うどん最高や」ワロタwwww


925 : 名無しの決闘者 :2015/01/19(月) 19:41:18 WxhhyxwE
乙です!
夜中に遊ぶとは不良な盾だな!と突然の関西弁にクッソフイタwwww


926 : 名無しの決闘者 :2015/01/19(月) 22:19:58 ShUdUZbE

ギラグさんはロー○ンでバイトか
つかあの見てくれで中学生で通ってる事の方が驚きなんですがそれは


927 : 名無しの決闘者 :2015/01/20(火) 00:36:13 RpV/CDpg
もうじきこのスレ終わるけど次スレのテンプレ変える?


928 : 名無しの決闘者 :2015/01/20(火) 07:03:49 j8hTWikw
>>927
安価SSとオリキャラSSにまた来られても対応に困るから書き換えたほうが良いかもしれません。

個人的には完成させずに3日以上放置させるの止めていただきたいとも注意文に書いて欲しいですがこれは個人の感性ですから入れる入れないは要相談かと。


929 : 名無しの決闘者 :2015/01/20(火) 07:31:09 .GEoxZ7E
>>927
書き溜め推奨


930 : 名無しの決闘者 :2015/01/20(火) 10:37:11 No1sUy0E
なんでロー○ンなんだと思ったが、そうかポン太がいるもんな。


931 : 名無しの決闘者 :2015/01/20(火) 18:51:48 c2FtRo2A
>>930
言われるまで気付かなかった
ギラグさんに熊の代わりに伏せられて来るノシ


932 : 名無しの決闘者 :2015/02/01(日) 18:25:13 xbdVa3Kg
>>928
安価SSとオリキャラSSは全然質の違うもんだろ
安価SSは一定時間スレの独占を許すからダメだと思うが
小説の中にオリキャラ、オリカードがあるとダメという話にはならんだろ


933 : 名無しの決闘者 :2015/02/01(日) 19:05:29 8yUBdHgs
オリカは人を選ぶからなぁ
出しただけで文句を長々と書く奴もいるくらいだし


934 : 名無しの決闘者 :2015/02/01(日) 19:07:17 .PhbNwf2
オリカが出るssには予めオリカが出ると断ってから投下するようにすればいい

それでも文句言ってくる奴は知ら管


935 : 名無しの決闘者 :2015/02/02(月) 16:58:09 B6lQlYYQ
原作があるものより作者が一から作ったオリカオリキャラを大活躍させたい、強調して優先したい
というのは今までのスレの流れを見るにあんまりなあ…
「ぼくのかんがえたさいきょうのおりきゃらとかーど。すごいぞーかっこいいぞー!」みたいなのが多発しても困るし

原作の未OCGカードの効果を少しだけ補完して出すとか、
個性や名前がないオリキャラというか所謂モブ?(村人A、通行人みたいな)を出すぐらいなら問題ないと思うが


936 : 名無しの決闘者 :2015/02/02(月) 17:04:37 .JebOot.
>>935
それただの好みの範疇だろ
投下ルール守ってる限りはなんの問題もねえわ


937 : 名無しの決闘者 :2015/02/02(月) 17:37:14 DYbJXdAU

・遊戯王を題材としたSS及びそれに対する感想用のスレです。
・遊戯王が題材であればジャンルは何でもアリです。
・SSを書き込む際はコテを使っても構いません。
・クロスオーバー作品、オリジナル要素のある作品は最初に告知してください。
・長い作品は書き溜めてから投下してください。
・アンカーSSは専用のスレを立ててください。
・次スレは>>980から

※前スレ
遊戯王SS総合スレ Part.3
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/game/57512/1409323010/l50


こんなもんだろう
オリ要素なんて知らない人間にはクロス物と何も変わらん
事前に言っておいて気に入らない奴は読まなきゃいいだけ


938 : 立派なゴミ :2015/02/02(月) 22:14:31 8hpSwdck
投下します

アリト「ギラグ、ケンタッキーってなんだ?」


939 : 立派なゴミ :2015/02/02(月) 22:15:55 8hpSwdck
ギラグ「あぁん?知らん、なんだそりゃ?」

アリト「食い物らしいぜ、なんでもパーティーでは定番なんだと」

ギラグ「へぇー、うまいのか?」

アリト「食った事ねぇんだから分かんねぇよ」

ギラグ「まぁそうだな、でもパーティーの定番かぁ・・・どんなんだろうな」

ミザエル「アリト、風呂が空いたぞ」

アリト「お、風呂上り」

ミザエル「誰が風呂上がりだ!」

ギラグ「いや、風呂上りだろ?」

ミザエル「確かに風呂上りだが・・・何か引っかかるな・・・・・」


940 : 立派なゴミ :2015/02/02(月) 22:17:02 8hpSwdck
ギラグ「つーかよ、なんで俺は風呂の順番が毎回最後なんだよ」

ミザエル「貴様が入ったら湯が無くなるからに決まっているだろう」

アリト「前にギラグの後に入ったドルベが半身浴だったって嘆いてたもんな」

ギラグ「はぁ、たまには一番風呂に入りたいぜ」

ミザエル「それはメラグがいる限り無理だろうな、いいからアリト、さっさと入ってしまえ」

アリト「あ、そうだ、ミザエルはケンタッキーって知ってるか?」

ミザエル「何?貴様らケンタッキーも知らんのか?」

ギラグ「お、知ってんのかよミザエル」

ミザエル「当然だ、ケンタッキーとは・・・顕現せよ!タキ(ry」

アリト「ホントにケンタッキーって何なんだろうな?」

ギラグ「なー」

ミザエル「おい聞け!!」


941 : 立派なゴミ :2015/02/02(月) 22:17:36 8hpSwdck
ギラグ「あーあー、悪かったよ、お前に聞いた俺達が悪かったよ」

ミザエル「貴様、せっかく教えてやったのになんだその態度は!」

アリト「いや絶対違うだろ、顕現せよタキオンドラゴンなわけ無いだろ」

ギラグ「つーか『っ』と『ー』どこ行ったよ?」

ミザエル「知らん、タキオンの力で時の生ずる前に葬られたのかもな」

アリト「ダメだこいつ」

璃緒「アリト、まだお風呂入って無かったの?それにミザエル、あなたいつまでそんな格好しているの?風邪ひくわよ」

ミザエル「む、メラグ」

璃緒「さっさと着替えなさいよ」

ミザエル「ああ、わかった」スタコラ


942 : 立派なゴミ :2015/02/02(月) 22:18:22 8hpSwdck
璃緒「アリト、あなたはさっさとお風呂に入る」

アリト「へいへい、それにしても、ミザエルの奴ホントにタキ脳だよな」

ギラグ「ああ、違いねぇ」

璃緒「あら、ミザエルの何が多機能なんですの?」

アリト「何って、見りゃ分かんだろ?」

璃緒「いえ、別に普通に見えるけど・・・具体的に何が多機能なの?」

ギラグ「そうだな、例えば鳴き声を録音して聞いてたり・・・」

璃緒「録音!?え、どういう事?」

アリト「だから録音しておいた鳴き声とか寝る前に聞いてんだよ、あいつ」

璃緒(えっ、録音?聞いてる?ミザエルにそんなボイスレコーダーみたいな機能があったの?)


943 : 立派なゴミ :2015/02/02(月) 22:18:57 8hpSwdck
ギラグ「あとは、写真も撮ってたな、鳴き声もそうだが、ホントそういうのいつの間に撮ったんだろうな」

璃緒「写真!?」

アリト「かなり撮ってたよな、専用のアルバムがあるくらいだし」

ギラグ「動画も撮ってんじゃねぇの?」

アリト「アイツなら撮ってるだろ、間違いなく」

璃緒「ちょ、ちょっと待って、それホントなの?バリアン体ならともかく、今ミザエルはただの人間なのよ?」

ギラグ「そうだな、確かにバリアンの時はともかく、人間になってからもずっとそうだからな」

アリト「でもよ、あれは元々ドンサウザンドに与えられた力だったんだから、今もアイツに縛られてるみたいで、ちっとかわいそうかもな」

ギラグ「確かになぁ、それに今は写真とかで我慢してる訳だし・・・」

璃緒「ドンサウザンド!?なんでドンサウザンドが出てくるのよ!」

アリト「は?だってそれは・・・」


944 : 立派なゴミ :2015/02/02(月) 22:20:10 8hpSwdck
凌牙「おいアリト、お前いつまでだべってんだよ、いい加減風呂入らねぇと湯が冷めちまうぞ」

アリト「おっとそうだった、風呂だ風呂、そうだギラグもうさっさと二人で入っちまうか?」

ギラグ「そうだな、大分話込んじまったし、湯が冷める前にな」

凌牙「あの狭い風呂場に男二人かよ、暑苦しい奴らだな」

アリト「あー、それってつまりナッシュは女と一緒に入りたいって事か?」

ギラグ「七皇のリーダーは随分とスケベだったんだなぁ」ゲラゲラ

凌牙「いいからとっとと入れ!」

二人「へーい」

璃緒「・・・・・」


945 : 立派なゴミ :2015/02/02(月) 22:21:16 8hpSwdck
璃緒ルーム-ベッドの上


璃緒(知らなかったわ、ミザエル・・・記憶だけでなくの体までドンサウザンドに改造されてたなんて・・・・・)グデー

璃緒(話を聞く限り、ミザエルがそれで困ってる様子は無さそうだからいいけど)

璃緒(それにしても、鳴き声を録音って、一体何の鳴き声かしら?そんなに好きなら本物を飼いたいとは思わないのかしらね)

璃緒「・・・・・・・・」

璃緒「」ムクッ

璃緒(写真や鳴き声で我慢してるって言ってたわね・・・それはつまり本物を飼う事が出来ないって事・・・・・)

璃緒(ウチで飼えない動物と言えば私が苦手な・・・・・猫)

璃緒(ま、まさかミザエルが猫を?ホントは飼いたいけど私に気を遣って我慢してるって事?体を探偵七つ道具みたいに改造したのも、バリアン時代から猫が嫌いな私の為を思って?)

璃緒「そこまでしていたのミザエル・・・私の為に・・・・・」ブワッ


946 : 立派なゴミ :2015/02/02(月) 22:22:22 8hpSwdck
ミザエルルーム

ミザエル「ふぅ、タキオンフィギュアもようやく完成が見えて来たな」

ミザエル「この出来栄え・・・我ながら素晴らしい、これが完成したら次はネオタキオンだな」

コンコン

璃緒「ミザエル、起きてますか?お話がしたいのだけど・・・」

ミザエル「メラグか、悪いが今は忙しい、急ぎで無いなら明日にしてくれ」

璃緒「そう、それならいいわ・・・ただ、もうあなたに無理はさせないから」スタタタ

ミザエル「ん?何か言ったかメラグ?・・・・・気のせいか?」

璃緒(待っていて、ミザエル)ピポパポ

璃緒「もしもし、キャッシーさんですか?ちょっと頼みたい事があるんですけど・・・・・」


947 : 立派なゴミ :2015/02/02(月) 22:23:54 8hpSwdck
翌日


凌牙「ドルベ、璃緒を見なかったか?」

ドルベ「ああ、メラグなら朝から出かけている、何でもキャッシーの家でお泊り会をするらしい」

凌牙「お泊りだぁ?じゃあ明日まで帰ってこないのか?」

ドルベ「いや、帰るのは一週間後だそうだ」

凌牙「は?」


948 : 立派なゴミ :2015/02/02(月) 22:24:45 8hpSwdck
キャッシー邸

璃緒「おはようございます」

キャッシー「いらっしゃい、待ってたわ」

璃緒「ごめんなさい、急にこんな事・・・」

キャッシー「いいのいいの、猫嫌いを克服したいニャんて素晴らしいわ!でも本当に大丈夫?私の家はあなたが思っている以上に猫だらけよ?」

璃緒「っ・・・・か、覚悟の上ですわ!」

キャッシー「そう、ニャら上がって頂戴、今日から一週間、一緒に暮らす猫ちゃん達を紹介してあげるから」

璃緒(こうして私の猫克服生活は始まった・・・・・)


949 : 立派なゴミ :2015/02/02(月) 22:25:40 8hpSwdck
三日後


小鳥「キャットちゃん、この間借りた本返しに来たわよ」ピンポーン

璃緒「あら小鳥さん、いらっしゃい」

小鳥「えっ、璃緒さん!?ちょっとキャットちゃん、どういう事?璃緒さん、猫が苦手なんじゃ・・・」

キャッシー「だからよ、今璃緒さんは特訓中ニャの、猫嫌いを治す為のね」

小鳥「特訓?」

璃緒「いつまでも猫から逃げていてはダメだと思いまして、春休みを使って猫を克服しようと」

小鳥「へぇー流石璃緒さん、努力家ですね」

璃緒「もう三日間ここで生活していますけど、キャッシーさんのおかげで大分猫にも慣れてきましたわ」

キャッシー「璃緒さんの希望でかなりハードな特訓をしたから」

小鳥「ハードって?」


950 : 立派なゴミ :2015/02/02(月) 22:26:18 8hpSwdck
キャッシー「そりゃもう常に猫と一緒に生活するのよ、お風呂も寝る時も常に猫を連れて、食事は毎日ねこまんま」

小鳥「いや、ねこまんまは猫関係無いでしょ」

キャッシー「とにかく、これニャら猫嫌いを完全に克服する日も近いわ」

小鳥「でも璃緒さん頑張ってるんだ、やっぱり凄いなぁ」

キャッシー「そりゃそうよ、恋する女はいくらでも努力するもの」ヒソヒソ

小鳥「え、恋?」

キャッシー「ええ、璃緒さんのあの頑張りようは向上心だけではニャいわ!あれは愛の力ね」

小鳥「でもそれと猫嫌いと何の関係があるのよ?」

キャッシー「好きになった相手が猫好きとかそんニャんじゃニャいの?」

小鳥「そんな適当な・・・・・」

キャッシー「とにかく、私はそんな璃緒さんに全力で協力するわ!璃緒さん、あと四日間、キャットびんぐニャ!」

璃緒「はい、よろしくお願いします!」

小鳥(璃緒さんが恋って・・・うーん、ホントかな・・・・・)


951 : 立派なゴミ :2015/02/02(月) 22:26:54 8hpSwdck
さらに四日後

璃緒「それじゃあキャッシーさん、お世話になりました」

キャッシー「璃緒さん、よく頑張ったニャね。あなたはもう立派な猫愛好家よ」

小鳥(なんで私もいるんだろ・・・・・)

璃緒「ありがとうございます、これでミザエルもきっと・・・」

小鳥「えっ、ミザエルって・・・」

キャッシー「猫嫌いを克服したいって、ミザエルの為に!?」


952 : 立派なゴミ :2015/02/02(月) 22:29:26 8hpSwdck
璃緒「ええ・・・彼、猫が好きだったのにずっと私に気を遣って我慢してたみたいなんです、それが申し訳なくて・・・」

小鳥「なんだ、キャットちゃん、やっぱり恋なんかじゃ無かったじゃない」ヒソヒソ

キャッシー「ニャに言ってるの小鳥、違うでしょ!璃緒さんが好きな相手はミザエルって事よ!」

小鳥「ええーっ!」

璃緒「どうしました小鳥さん?」

小鳥「い、いや、何でも無いです・・・」

キャッシー「喜んでもらえるといいですね璃緒さん、これからもニャにかあったら言ってください、私達に出来る事があればニャんでも協力するニャ!」

璃緒「本当ですか!じゃあ、最後に一つだけキャッシーさんにお願いがあるんですけど・・・・・」


953 : 立派なゴミ :2015/02/02(月) 22:30:10 8hpSwdck
神代邸

ドルベ「ナッシュ!大変だナッシュ!」

アリト「くっそー、中々一位が取れねぇなー」

ギラグ「アリト、お前キャラ変えた方がいいんじゃねぇか?マックだけだとステージの有利不利がデカいだろ?」

アリト「俺はマックが好きなんだ!お前だってドンキーばっかじゃねぇか」

ギラグ「俺だってドンキーが好きなんだよ!」

ミザエル「そんな事より、何故私のリザードンは翼があるのにこんなに復帰力が低いんだ」

凌牙「それを言ったらなんで俺のゲッコウガはカエルのクセに溺れんだよ」

ドルベ「ゲームをしている場合ではないぞ!」


954 : 立派なゴミ :2015/02/02(月) 22:31:29 8hpSwdck
アリト「あー、ちょっと待ってろよドルベ、これ終わったらまたミザエルが変わっから」

ミザエル「なんだと!貴様、また私がビリになるとでも思っているのか?」

ギラグ「だってさっきからお前とドルベしか変わってねーだろ」

アリト「ホントデュエル以外のゲームはヘッポコだよな、アッハッハッハ!」

ミザエル「貴様ァ、メガリザードンの餌食にしてやる!」

ドルベ「メラグが帰って来たんだ!」

凌牙「やっとか、だがまた一番風呂は当分お預けだな」

アリト「ちぇっ、今日は俺が一番だったのになー」

ギラグ「つーかそれの何が大変なんだよ?」

ドルベ「メラグが猫を抱えている!!」

四人「・・・は?」


955 : 立派なゴミ :2015/02/02(月) 22:32:22 8hpSwdck
璃緒「ただいま、あらテレビゲーム?楽しそうですね、私も混ぜてくれる?」

凌牙「いや、それよりも璃緒、それは・・・・・」

璃緒「ああ、この子?可愛いでしょ、キャッシーさんに子猫を一匹譲って貰ったんです」

凌牙「そ、それはいいんだが・・・平気なのか?」

璃緒「何が?」

凌牙「いや、だから猫・・・嫌いだっただろ?」

璃緒「何を言ってるの凌牙、嫌いな訳無いでしょ、こんなに可愛いのに」

ギラグ「どうなってんだ?」

アリト「猫屋敷に長く居すぎて慣れちまったんじゃねぇか?」


956 : 立派なゴミ :2015/02/02(月) 22:32:57 8hpSwdck
璃緒「それでこの子まだ名前が無いんだけど、ミザエル、あなたが付けてくれない?」

ミザエル「私が?何故だ?」

璃緒「いいから、あなたにもこの子を存分に可愛がって欲しいのよ!」

ミザエル「そ、そうか、ならばそうだな・・・・・」

子猫「ニャー」

ミザエル「よし、この猫の名前は・・・・・」




こうして、バリアン家に新しい家族、「ケンタッキー」が増えたのであった


957 : 立派なゴミ :2015/02/02(月) 22:34:29 8hpSwdck
以上です
ZEXALⅢがあったら璃緒とキャットちゃんの絡みは絶対あるはず・・・


958 : 名無しの決闘者 :2015/02/03(火) 02:03:50 9qkuhKc.
>>957
タキ脳ワロタw
璃緒とミザエルってすごく珍しいなぁと面白かった


959 : あああああ :2015/02/03(火) 12:39:11 P1qJfzjY
節分だ


960 : 節分サティスファクション :2015/02/03(火) 12:40:44 P1qJfzjY
遊星「みんな…今日はどうしたんだ」

龍亞「何言ってんだよ遊星!今日は節分だろ!」

龍可「もう龍亞ったらはしゃぎすぎよ」

アキ「ちゃんと豆まき用の植物族のカードも持ってきたわ足りなかったら言って」

ジャック「ははは!このジャック・アトラスがいるからには鬼など恐るるに足りん!」

ブルーノ「ちょ!やめてってば!僕は鬼じゃないよ!」

遊星「…」

アキ「どうしたの遊星?」

遊星「いや何か忘れているようなそんな気がしてな」

ジャック「…お前もか」

ブルーノ「そういえばクロウはどうしたの?」

アキ「クロウなら予約してた恵方巻きを引取りに…」

バァン!(ドアが蹴破れる音)

クロウ「ぐぁああああ!!!」


961 : 節分サティスファクション :2015/02/03(火) 12:41:44 P1qJfzjY
遊星「クロウ!」

クロウ「た、大変だぜ!遊星、ジャック!」

ジャック「どうしたというのだBFが豆鉄砲を食らったような顔をして」

クロウ「あいつがこの街に来たんだよ!」

遊星「あいつ?」

クロウ「俺もすっかり忘れてたぜ。そういえばこの季節はあいつの…」

???「ひゃあっはっはっは!!」

ジャック「…!この声は」

遊星「まさか…」


962 : 節分サティスファクション :2015/02/03(火) 12:42:43 P1qJfzjY
鬼柳「おらどうした!?さっさと豆を構えなぁ!」

通りすがりの子供「ひ…」

鬼柳「来ないなら…こっちから行くぜぇ!」じりじり

通りすがりの子供「ひ!お、鬼は外ォオオ!!」

鬼柳「半端な覚悟で入ってくるなよ!節分の世界によぉ!」

通りすがりの子供「う…うわああああん!!」


963 : 節分サティスファクション :2015/02/03(火) 12:43:37 P1qJfzjY
龍亞「え…えぇ!?あの人どうしちゃったの!?遊星たちのおかげで元に戻ったんじゃなかったの!?」

遊星「やはりあの時と変わらないのか鬼柳は」

アキ「どういうこと…?」

ジャック「昔の話だ。俺たちがチームサティスファクションとして活躍していた頃の話


964 : 節分サティスファクション :2015/02/03(火) 12:44:13 P1qJfzjY
〜〜〜

鬼柳「節分だぁ?何言ってんだ!そんなもんやってる場合じゃねえだろ」

遊星「そう言うな鬼柳。たまにはこういうのもいいだろう」

クロウ「ほらよ豆なら拾ってきたぜ」

ジャック「よし。では鬼柳。お前が鬼をやれ」

鬼柳「はぁ!?何言ってんだジャック!」

クロウ「まあそう言うなってやってみれば案外楽しいかもしれねえぜ」

鬼柳「…はぁ…しょうがねえ付き合ってやるか」

数時間後

鬼柳「ひゃあっはっはっは!」

遊星「はぁ…はぁ…なあ鬼柳もう止めにしないか?」

鬼柳「何言ってんだ遊星!こんなんじゃぁ満足できねえぜ!ひゃあっはっはっは!」


965 : 節分サティスファクション :2015/02/03(火) 12:44:54 P1qJfzjY
〜〜〜
遊星「以来、鬼役にはまった鬼柳は毎年この季節になるとああやって俺達を誘うようになったものだ」

アキ「………ごめんなさいどういうこと?」

龍可「みんな子供みたい」

遊星「とにかく鬼柳を止めるには豆をぶつけて満足させてやるしかない」

ジャック「全く…世話の焼ける」

龍亞「俺も行くよ」

クロウ「バカ野郎!遊びじゃねえんだぞ!」

龍可「お願い!」

遊星「…俺たちのそばを離れないようにな」


966 : 節分サティスファクション :2015/02/03(火) 12:45:29 P1qJfzjY
それから俺たちは鬼柳との激しい戦いに身を投じた

遊星「行け!クイックシンクロン!」

鬼柳「まだだ…まだ満足しちゃいない!」

アキ「行け!ビーンソルジャー!」

ジャック「喰らえ!ブルーアイズマウンテン!」

クロウ「ジャック!?そのコーヒー豆どこに隠してやがった!?」

そして…

牛尾「またお前たちか…で、何でこんなことしたの」

遊星「…節分だからな」

終わり


967 : あああああ :2015/02/03(火) 12:47:35 P1qJfzjY
鬼っていったら誰だろうな…は!鬼柳さん!位のネタです


968 : 名無しの決闘者 :2015/02/03(火) 18:39:58 Jn677r3U

見た目だけならアポリアさんも鬼やれそうな気がする(八重歯的感想)


969 : 名無しの決闘者 :2015/02/03(火) 23:00:30 QzID9Lyk
前お二人共乙です

短いですが投下します
荒野の女戦士とG・B・ハンターの<ブロークン・ブロッカー>についての会話


970 : 名無しの決闘者 :2015/02/03(火) 23:01:26 QzID9Lyk
荒野「G・Bちゃん!私ふと…いや、ずっと前から思ってたんだけどさ…」

GB「な、なんだ…?」

荒野「私…G・Bちゃんとさぁ…」

GB「お、おい…顔が近いぞ…//」

荒野「…」

GB「…//」

荒野「…<ブロークン・ブロッカー>について話してみたかったんだよねぇ!」

GB「…ふーん。」

荒野「ちょ、ちょっと!なんで急にそんな素っ気ないのさ。」

GB「いやなんか、酷い茶番だと思ってな。」

荒野「まあまあ、たまにはいいじゃない?」

GB「まったく…。」


971 : 名無しの決闘者 :2015/02/03(火) 23:02:17 QzID9Lyk
荒野「<ブロークン・ブロッカー>って面白いカードだと思うんだよね。」

GB「ふむ。攻撃力より守備力の高い守備表示が戦闘で墓地に行くと発動でき、同名を2体守備表示で場に特殊召喚するカードだな。」

荒野「条件はちょっときついけど、デッキから2体のモンスターを呼べるってなかなかいい効果じゃない?」

GB「そうだな、ちょうど私もお前も対応しているな。」

荒野「そこに気づくとは、さすがG・Bちゃん!特に私みたいなリクルーターだと相性もいいんだよね!」

GB「<ブロークン・ブロッカー>によって<荒野の女戦士>2体、そして<荒野の女戦士>によって召喚されるモンスターで合計3体戦

士族が並ぶわけか。」

荒野「そうそう、一応ボードアド+1になるんだよ!私の効果で星4呼べば<H‐Cクサナギ>くんX召喚できるよ、やったね!」

GB「…まあ<クサナギ>はともかく、悪くないかもな。」

荒野「といっても属性リクルーターで対応するの、私たちと同じ属性の<巨大ネズミ>しかいないけどね。」

GB「守備力高い方がリクルーターとしての役目果たしにくいし、別に。」

荒野「ま、まあそれはともかく、リクルーターとかのモンスターを場に残せるカードと相性がいいわけよ。」

GB「それは分かったが、リクルーター以外となるとどんな奴がいいんだ?」

荒野「そうだね、<オーロラ・ウィング>みたいな自己蘇生するモンスターもいいよ!」

GB「ほう、なるほど。」

荒野「展開力のあまりない璃緒(メラグ)さんデッキで使ってみるのもいいかもね、というか自分は使ってました。」

GB「ア、ハイ」

荒野「(正直これが一番言いたかったみたいだから許してあげて)」

GB「(こいつ、脳内に直接!?)」


972 : 名無しの決闘者 :2015/02/03(火) 23:02:58 QzID9Lyk
荒野「ここまで話してきたけど、他に面白い組み合わせ方ないかな?」

GB「そうだな、攻撃後とかに自力で守備表示にできるカードとかいいかもな。」

荒野「でもそういうモンスターって攻撃力高くない?」

GB「確かに<ゴブリン突撃部隊>やら<アックス・ドラゴニュート>みたいなのは多いが、全部がそういうわけでもない。」

荒野「そうだっけ。」

GB「<リトル・ウィンガード>とか、最近だと<幻奏の音女カノン>とかがいるな。」

荒野「そういえば確かに!」

GB「<リトル・ウィンガード>は風属性だから次のターンに<電光千鳥>をX召喚可能だし、<カノン>は光属性だから<輝光子パラディ

オス>とかをX召喚できる。」

荒野「いいねぇ!」

GB「まあ、いずれも追撃がなければの話しだけどな。」

荒野「そうだね、デメリットに関しては最後に話そう!」

GB「うむ。」


973 : 名無しの決闘者 :2015/02/03(火) 23:03:57 QzID9Lyk
GB「あとは<アルケミー・サイクル>を使えば大抵のモンスターは<ブロークン・ブロッカー>に対応できるようになるな。」

荒野「さっきの守備表示になる効果持ちとの相性もいいね!」

GB「ああ、イラスト通り<リトル・ウィンガード>に使ってもいいしな。」

荒野「ふむふむ。」

GB「後は<ガガガガードナー>とか<ジャンク・ディフェンダー>みたいに手札から特殊召喚する奴とかもいいんじゃないか。」

荒野「耐えつつ展開する、ちょっとカッコいいかも!」

GB「それから<E・HEROフォレストマン>だったら、次のターンに<融合>2枚加えつつ展開できるのもいいかもな。」

荒野「結構色々いるもんだね!」

GB「そうだな。さてと、まあこんなものか?」

荒野「かな?じゃあ最後にデメリット挙げていこうか!」


974 : 名無しの決闘者 :2015/02/03(火) 23:04:27 QzID9Lyk
GB「デメリットか…ディスアドしないように対応する同名を3枚入れないといけない、手札に2枚以上来てしまうと効力が薄くなる。」

荒野「うんうん。狙って使うとなると、対応モンスターと<ブロークン・ブロッカー>を揃えないといけないのは至難かなぁ。」

GB「そうだな。それと結局発動できるかは相手依存になる、戦闘前にどちらかが効果破壊されたら目も当てられないな。」

荒野「となると、一応戦術の一つではあるけど序盤に揃っていればラッキーみたいな運用がいいのかな?」

GB「それくらいの心構えで使う方が、決まった時に爽快感とかはあるかもしれないな。」

荒野「なるほどねぇ。」

GB「挙げた以外にも対応するのは色々いるだろうから、気が向けば探してみてもいいかもな。」

荒野「みんなも<ブロークン・ブロッカー>を使おう!」

GB「随分ダイレクトだこと。」

荒野「だって好きなんだもん、仕方ないじゃない!」

GB「まあ、それだけカードに思い入れる気持ちは悪いことではないけどな。」

荒野「でしょー?」

GB「カード1枚について語るのは今回が初めてだから、どこまで魅力を引き出せただろうか…。」

荒野「そうだねぇ、もっといい使い方を考える人もたくさんいるだろうし。でもこういうのは考えることに意味があるよ、きっと!」

GB「ふっ、そうかもな。」

荒野「そうそう!っと、今日はもうお開きにしようか!」

GB「ああ、今日も楽しかったぞ。またな。」

荒野「私もだよ!それじゃあまたねー!」


END


975 : 名無しの決闘者 :2015/02/03(火) 23:06:18 QzID9Lyk
オチ?そんなもんねえよ!(逆ギレ)
いや本当に、どうにかならなかったのか…


976 : 名無しの決闘者 :2015/02/05(木) 22:42:28 6pqzWy/o
そろそろ次スレだから話題になってたテンプレの相談しようと思ってたら、>>937がまとめてくれててワロタ

自分はこれに賛成


977 : 名無しの決闘者 :2015/02/06(金) 10:29:40 txVMez8w
自分も賛成


978 : ビックリボー ◆6lM76zkyEU :2015/02/07(土) 21:01:36 xdBHOFBw
投下します。

璃緒「コタツでゴロゴロ」


979 : ビックリボー ◆6lM76zkyEU :2015/02/07(土) 21:02:20 xdBHOFBw
毎度お馴染み神代家……

凌牙「やっぱり冬はコタツだな」

璃緒「そしてお供のみかん」

ドルベ「最高の組み合わせだ」

3人(幸せだな〜)


980 : ビックリボー ◆6lM76zkyEU :2015/02/07(土) 21:03:26 xdBHOFBw
璃緒「何かコタツに入っていると何もしたくなくなりますわよね」

凌牙「同感だ」

ドルベ「私は初めて入ったがこのままコタツと同化しても構わない」

璃緒「準備する時と仕舞う時だけは少し面倒ですけどね」

凌牙「準備したのも仕舞うのも毎年やっているのは俺だけどな」

ドルベ「うむ、ナッシュには本当に感謝している。そして準備のやり方が分からず手伝えなかった私を許してくれ」


981 : ビックリボー ◆6lM76zkyEU :2015/02/07(土) 21:07:44 xdBHOFBw
璃緒「でも本当、こたつとみかんの組み合わせって最高ですわ。ついついみかんを食べ過ぎてしまうのが難点ですけどね」

ドルベ「メラグはもう3個目だな」

凌牙「もうそんなに食べてたのか? このまま豚になりそう……って痛っ! いきなり無言で蹴るんじゃねえよ!?」

璃緒「凌牙がデリカシーの無い事言うからでしょ? まったく……ドルベ、新しいみかん取って」

ドルベ「御意」

凌牙「本当によく食うな、お前」


982 : ビックリボー ◆6lM76zkyEU :2015/02/07(土) 21:09:32 AcSBab2M
璃緒「ところでドルベ知ってます? コタツにはみかんも良いけどアイスも最高ですのよ」

ドルベ「何と。冬にアイスを食べるのか?」

璃緒「コタツで温まった状態であえて冷たいアイスを食べる……これが何とも言えない贅沢な気持ちになれますのよ」

凌牙「安い贅沢だけどな」

ドルベ「成る程、コタツがあれば冬でもアイスが美味しいのか。だからアイスは季節を問わず1年中売られているのだな、ナッシュ」

凌牙「別にそういう訳でもないが……ただまあアイスがこたつにとってみかんに匹敵するくらいの組み合わせの良さだって事は否定しねえよ」


983 : ビックリボー ◆6lM76zkyEU :2015/02/07(土) 21:10:27 xdBHOFBw
璃緒「あー自分で言い出した事ですけど話をしていたら無性にアイスが食べたくなって来ましたわ」

凌牙「俺もだ。家にアイスあったけ?」

ドルベ「確か雪見だいふくがあった気がする。ちょうど3個」

璃緒「雪見だいふく……こたつ用のアイスとしては最高ですわね」

ドルベ「しかしそれを取りに行くにはこのコタツから出なければならないぞ」

凌牙「まあそうなるよな」

3人「…………」


984 : ビックリボー ◆6lM76zkyEU :2015/02/07(土) 21:11:49 xdBHOFBw
璃緒「どうします? 最初に言っておきますけど私はここから出たくありませんわよ」

凌牙「俺だって出たくねえよ」

ドルベ「私も君達と同じ気持ちだ。ここから出たくはないがアイスは食べたい」

璃緒「ならデュエリストらしくデュエルで決めます?」

凌牙「面白い。バトルロイヤルでもするか」

ドルベ「私も異論は無い……だがそれだと1つだけ問題があるぞ」

璃緒「問題って?」

ドルベ「我々のデッキは部屋の中だ。取りに行くならコタツから出なければならない」

3人「…………」


985 : ビックリボー ◆6lM76zkyEU :2015/02/07(土) 21:13:38 xdBHOFBw
璃緒「普通にジャンケンで決めましょうか」

凌牙「そうだな」

ドルベ「うむ、考えてみれば何でもデュエルで決めるのもおかしな話だ」

璃緒「じゃあちゃっちゃとやりましょう。私のジャジャン拳、じゃない、ジャンケンの腕を見せてあげますわ」

凌牙「ちなみに最初はグーからか? それと負けた奴が取りに行くんだよな?」

璃緒「それで良いですけど……何か細かいですわね」

凌牙「この辺りちゃんと決めとかないと後から何言われるか分からないからな」

ドルベ「ではルールも決まった所で早速始めよう。恨みっこは無しだからな」

3人「…………」

3人「……最初はグー! ジャンケン・ポン!!」


986 : ビックリボー ◆6lM76zkyEU :2015/02/07(土) 21:14:41 xdBHOFBw

…………

3人「…………」

雪見だいふく×1

ドルベ「すまない、私の記憶違いだった様だ。確か3個あった気がしたのだが……」

璃緒「何時の間にか食べちゃってたのかしら? 凌牙、ちゃんと冷凍庫の奥まで探したの?」

凌牙「探したよ。仮に見逃してても俺はもう取りには行かないからな、くそ!」←ジャンケンに負けた人


987 : ビックリボー ◆6lM76zkyEU :2015/02/07(土) 21:15:37 xdBHOFBw
璃緒「どうします? 一応1箱に2個入ってますから2人は食べられますけど……」

ドルベ「なら君達2人が食べると良い。私が数を間違えたのが悪いのだし……」

凌牙「そう言われると逆に食べ辛いんだよな。しかし早くどうするか決めないと溶けちまうし……」

<ピンポーン

璃緒「あら、誰かしら?」

凌牙「ほっとけ。どうせ新聞か宗教の勧誘だろ」

ドルベ「ん、今玄関のドアが開いた様な音が……?」


988 : ビックリボー ◆6lM76zkyEU :2015/02/07(土) 21:17:44 xdBHOFBw
IV「何だ、やっぱり居るんじゃねえか」

ドルベ「おお、トーマスではないか」

璃緒「あら、いらっしゃい」

凌牙「お前何勝手に人の家に上り込んでんだよ?」

IV「固い事言うなよ、凌牙。つーか玄関普通に開いてたぞ、危ねえな」

ドルベ「おや、戸締りを忘れていたか。これはうっかりしていたな」

凌牙「それでお前は何しに来たんだ?」

IV「近く通ったから顔見せに来ただけだ。お前らこそ何難しい顔してコタツに入ってんだよ?」

凌牙「お前には関係ねえよ。放っておいてくれ」


989 : ビックリボー ◆6lM76zkyEU :2015/02/07(土) 21:21:17 xdBHOFBw
IV「ん? そこにあるのはもしかして雪見だいふくか?」

璃緒「そうですけど?」

IV「そうか。だったら被っちまったな」

ドルベ「被った?」

IV「いや、手ぶらで来るのも何だと思ってな。ファンサービスにこれ買って来たんだよ、コンビニで」

雪見だいふく×4

IV「俺は食べた事無いんだが冬に食べると美味しいって親父が……って、どうしたお前ら?」

3人「…………」b←無言のサムズアップ


990 : ビックリボー ◆6lM76zkyEU :2015/02/07(土) 21:22:00 xdBHOFBw

…………

凌牙「やっぱり冬はコタツだな」

璃緒「そしてお供のみかん」

IV「さらに雪見だいふく」

ドルベ「最高の組み合わせだ」

4人(幸せだな〜)

<おわり>


991 : ビックリボー ◆6lM76zkyEU :2015/02/07(土) 21:22:51 xdBHOFBw
読んでくれた人ありがとうございました。

ちなみに今回のSSはこたつで雪見だいふく食べながら書きました。


992 : 名無しの決闘者 :2015/02/07(土) 21:25:36 xdBHOFBw
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/game/57512/1423310733/

次スレです


993 : 名無しの決闘者 :2015/02/07(土) 21:31:30 9Ji/k9S6
>>992乙! そしていい話だった。平和っていいのう。


994 : 名無しの決闘者 :2015/02/07(土) 21:37:41 6dNiZ.nI
>>992
乙です
ほのぼのしてて平和っていいな……コタツ


995 : 名無しの決闘者 :2015/02/07(土) 21:42:56 fevo0oUo
乙…だが、雪見だいふく食べたくなったじゃねーか!


996 : 名無しの決闘者 :2015/02/07(土) 22:09:15 QRJSayv2
乙。なんだIVっていい奴じゃん!


997 : 名無しの決闘者 :2015/02/07(土) 23:09:16 wEJKCHvg

>考えてみれば何でもデュエルで決めるのもおかしな話だ
(遊戯王の世界のお約束を根底から覆すような事を言うのは)やめろドルベ


998 : 名無しの決闘者 :2015/02/08(日) 08:56:35 mHyx3L6w
>>1000なら次スレはお祭り


999 : 名無しの決闘者 :2015/02/08(日) 09:00:37 G/JwUNbU
>>1000ならドルベが優秀になる。


1000 : 名無しの決闘者 :2015/02/08(日) 09:14:52 QAlKVoGk
>>1000ならドルベもお祭り


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