したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

ぶれますスレwwww

338ヤマチ:2007/05/18(金) 14:18:20 ID:aar7Y8oo

実は、表紙のこと聞いたんだ・・・。
すごく嬉しかった。
―――でも、苦しかった。

あの日、キミの気持ちを断ったことを・・・後悔している。
でもあの時は、みんなが幸せでいるためには、どっちかを選ぶなんてできなくて・・・

それでも、仲間として側にいてくれるのなら・・・それで良かった。
みんなが一緒にいられて、もどかしくも、今までどおりの関係を続けられるなら、それで俺は満足だったんだ。

だけど、キミのそばに彼が現れた。
彼は俺なんかより、ずっとキミと長い付き合いで・・・俺の知らないこと知っていて・・・。

俺がキミの闇に立ち入ろうとするのを、彼が阻んだ。
別に人間的に優れていたわけじゃない。
独占欲と執着心の塊だった。
だけど、確かに彼はキミのことを知っていた。
そして、その好意は本物だった。

俺は嫉妬していたのだろう。
どの道、キミの気持ちに応えるわけには行かないというのに―――。

その後、ご存知の通り、俺は大失態を犯した。
二人を応援しようとしながらも、未練を捨て切れなかった俺の弱さ。
そのために、リング全体を脅かした。

―――こんなことでは何も守れない。
そればかりか、自分でリングを壊しかけたのが許せなかった。
だって、それじゃあ・・・何のためにキミの気持ちを拒んだのか、分からなくなる。

だから殺した―――弱い自分を。

こんな感情はいらない。
こんな弱さはいらない。
こんな・・・辛い思いだけをするなら・・・誰かを『好き』と思う感情なんて無くなってしまえばいい。

俺は守るんだ。
キミも“彼”もひっくるめて・・・全て守ってやるんだ。

誰一人欠けることなく、みんなが笑いあえる場所を―――。
・・・それこそが俺の求める『幸せ』なのだから。


欲したのは、全てを救い出すための答え。
求めたのは、それを導き出す客観的視野。

代償に差し出したのは、自身の感情。
芽生え始めていた、誰かを特別に思う『好き』という醜い執着心。

・・・これが俺が感情を殺した日の、真相だ。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板