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ゲームの物語紹介スレ

225ウォーシップガンナー2 後日談:2009/11/03(火) 19:09:46 ID:Ld1WGMII0
深夜、真暗闇からの通信も慣れた手つきで
通信士のナギがその電波を解析し、艦内に流す。
「発信源は小笠原諸島のようです …通信、流します」
『ちゃーんちゃーんちゃんちゃか
  ちゃんちゃんちゃんちゃんちゃんちゃんちゃん!』
その声は低く、けれど大きく、何かの歌を歌っているようなそんな感じであった。

ナギは困り果てたように艦長であるシュルツにこれは何かと聞いたが、
シュルツにこの歌が理解できるわけがない。
するとブラウン大尉が知っているらしく、ぼそりと答えた。
「これは軍用のBGMですね 日本のパチンコ屋で聞いたことがあります。」
ブラウン大尉が知っているのにさほど驚きはしなかった。
むしろ驚いたのはパチンコ屋で聞いたことがある、ということだ。
「行かれるんですか?パチンコ」
シュルツはすぐさま聞き返す。
するとブラウン大尉は舌打ちをし、その場をなんとかごまかそうとした。
そんなブラウンを無視し、ナギは話を進める。
「近所迷惑ですよね、こんな時間に 誰かわからないけど、しょっぴいて来ましょう」
シュルツは彼女のその発言に対し、「いや、近所ってどこだよ」と言った。
だが確かに迷惑だ、そう思って一応注意しに行くことにはした。
「よぉ〜し、行くかぁ〜 出撃準備〜、急がなくていいぞぉ〜」
シュルツもこんな任務は時間をかける必要はないと、やる気のない声で準備を促した。

そして、いよいよ小笠原諸島へ向けシュルツ一行を乗せた艦が動き出した。


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