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【場】『自由の場』 その1
1
:
『自由の場』
:2016/01/18(月) 01:47:01
特定の舞台を用意していない場スレです。
他のスレが埋まっている時など用。
町にありえそうな場所なら、どこでもお好きにどうぞ。
521
:
夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』
:2019/09/18(水) 22:06:12
まだまだアツさキビシーまいにちですが、
みなさまいかがおすごしでしょうか??
ジブンとしては、いいカンジにナツをしめくくれたとおもってる。
だけど、こじんてきに『やりのこしたコト』があったのだ。
「――――よし!!いくか!!」
夜の闇を前にして、気合いを入れ直す。
いま、わたしは『でる』とウワサされている
『しんれいスポット』にきております!!
まだ『オバケ』ってみたコトないしイッカイくらいみておきたい。
そんなこんなで、いまからタンケンするコトにするぜ!!
ホラーのくにのアリス・
ウワサのバショでカノジョがモクゲキしたものとは!?
カチッ
用意してきた懐中電灯のスイッチを入れて、人気のない道を歩き出す。
場所は分かってる。
色んな場所で、『ドクター』の『超人的聴覚』を使って聞き耳を立ててきた。
事前の情報収集はバッチリ。
『アリス』は、リューコーにビンカンなのだ。
「このヘンで『みた』って、さいきんウワサになってるらしいからな〜〜〜」
ザッ ザッ ザッ
もちろん、『ドクター』は今も出している。
『超人的四感』を駆使して、怪しい気配を察知するためだ。
では、ココでモクゲキシャのインタビューをごらんいただこう…………。
あのトキはトモダチにさそわれてカルいキモチでいったんですが、
まさか『あんなコト』になるなんて……。(T.Yさん、だいがくせい)
きもだめしちゅうのワカモノたちにおきた、
みのけもよだつキョーフのエピソード…………つづきはCMのあとで!!
522
:
リカオン『アタランテ・オーバーチュア』
:2019/09/19(木) 22:07:43
>>521
君『夢見ヶ崎』が懐中電灯片手に向かう先は人通りも少ない
草むらが歩道もはみ出る場所だ。真夏なら薮蚊も舞いそうながら
今の季節だと既に飛んでる虫も程ほどと言うところだろう。
すると、ぼんやりと人魂のような光がぼんやり見えてくる・・・
「ヤブカンゾウ、それと芹か」 ガサガサ
近くへ行くと、その草むらの中を屈んで何かしている怪しい人影が
電灯の下に映った。幽霊と言う感じでは無さそうだ
腰に提げてるランタンタイプの懐中電灯が人魂らしき正体だ。
「んっ、なに? 眩しいな」
屈んだ人影が立ち上がる。17、8程度の女性だ。
眩しそうに懐中電灯より先の貴方に、目を細めよく見ようとしている。
523
:
夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』
:2019/09/19(木) 23:06:04
>>522
ピクッ
「――――おん??」
草葉が揺れる物音を、『ドクター』の『超聴覚』が素早く捉える。
そこにダレかがいる。
コレは、ついに『でた』か!!
「ワレワレしゅざいはんがモクゲキしたモノとは!?
いま、ウワサのショータイがあきらかになる!!」
バッ
その方向に懐中電灯を向けた。
ユーレイにはみえない。
みえないっつっても、みたコトないんだけど。
ココは、たしかめてみるヒツヨウがあるな!!
すぐにあきらめてしまっては、『アリス』はつとまらないのだ。
「みたところ、おなじくらいのトシらしいぞ。
はたして、『ウワサのユーレイ』はニンゲンだったのか??
ワレワレは、さっそくカガクテキなケンショウをこころみた!!」
ザッ ザッ ザッ
『カガクテキなケンショウ』――つまり、『近付いて確かめる』というコト。
眩しそうにしているから、懐中電灯は下ろした。
そういうワケで、傍らに人型スタンドを連れた少女が歩いてくる。
524
:
リカオン『アタランテ・オーバーチュア』
:2019/09/19(木) 23:19:42
>>523
「やぁ、こんばんわ。・・・元気だなぁ」 フフ
ユーチューバーとか、そう言ったノリを彷彿とさせるけど
カメラは見当たらない。代わりに独特なものを隣に引きつけてる。
人によっては物騒に感じるだろうけど、殺気立った『餓え』は感じない。
どちらかと言えば、月夜に浮かれて散歩する中型犬と言う感じだね。
「そちらも、こんばんわ。私は尾月
尾月 李下と言う名前なんだ。けど、リカオンって呼んで欲しいな」
彼女の片割れ『ドクター・ブラインド』にも挨拶。そして
「そして、こちらは私の片割れ」 ズッ・・・
『アタランテ・オーバーチュア』を数秒程発現させて挨拶しておく。
彼女は啓蒙深いが、余り社交的では無いからね。ガールズトークが
出来るようなら私も願ったり叶ったりなんだけど。
「こんな夜更けに散歩かい? まぁ、その子がいれば安心だろうけど」
「私はルーチンワークの野草チェックで此処にいるんだけどね」
525
:
夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』
:2019/09/19(木) 23:47:33
>>524
「『リカオン』??じゃあ――――」
『リカちゃん』だな。
そう言おうかと思ったが、止めた。
何かコダワリがありそうだし、そういうキモチは分かる。
「まぁいいや。『リカオン』かぁ〜〜〜。
わたしは『アリス』というモノ!!はじめまして、どうぞヨロシク」
「ほうほう!!『リカオン』も『スタンドつかい』なのかね。
なんだかたのしくなってきた!!なかよくしようぜ!!」
『ミチ』とのファーストコンタクト。
アイサツは、しっかりしておく。
ダイイチインショウがダイジだからな!!
「いやいや、さんぽってほどじゃないな。
このヘンでウワサされてる『ナゾのユーレイ』をしらべにきたのだ!!」
「そのショウタイは『リカオン』だった!!これはスクープだな!!」
キョロ キョロ キョロ
キョロ キョロ キョロ
「――――で、ナンか『おもしろいショクブツ』とかはえてんの??
『ウサギ』みたいなカタチしてるとか、『フランスこっき』みたいなイロしてるとか、
『ブルーチーズ』みたいなニオイしてるとか??」
526
:
リカオン『アタランテ・オーバーチュア』
:2019/09/20(金) 00:10:08
>>525
「アリス、アリスね。スナーク狩り」 ヒュ〜ッ
「良い名だ」
口笛一つ。こんな夜更けに少々毛色の異なる少女が二人。
蛇もブージャムも誘われる事は無いだろうけど。
>『おもしろいショクブツ』とかはえてんの??
「生えていたら面白いけどね。ただ、私のしてる事は他の人には
酷く退屈に見える作業だよ。オオバコとか犬麦とか、ありふれた物が
何処に咲いてるか確認して地図に印すだけだから。
なんでそんな事するかって?
植物は、私達の支えだからね。タンポポだって根を乾燥して粉末状にして
飲めば快便開通 ウンの字もさっぱりっ! てね」
少々下品な話だったかなと、軽く笑いつつ告げる。
「昔はずっと山に祖父と入り浸って、茸なり何なり味見してたもんだよ。
今でも時間が許せば行くけど・・・・・・日常生活を送ると、どうしても
行く機会が少なくなって参っちゃうよ。だから、少しでも山の気配って言うのかな。
慣れ親しんだ自然を都会の中で見つけて憩いたいんだ」
変かも知れないけどねと呟きつつ微笑む。
けど、私は根っからの『狩り』に生きる者だから。
山と生きて山と共に死したいから。そこは譲りたくない。
「因みにアリスさんは、不思議とは縁があるのかい?」
幽霊を追い求めるアリス。中々斬新だ
鏡や不思議の国でも地下室でもない。
527
:
夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』
:2019/09/20(金) 00:33:12
>>526
「ほうほう。オモシロいな、『リカオン』は!!
クサとかキノコとかさがしてるのか。『アリス』とにてるな!!
『アリス』も、フダンから『フシギなモノ』をさがしてるからな〜〜〜」
まさか、こんなトコロでユカイなヤツにであえるとは。
ひょっとすると、ユーレイをみつけるよりもオモシロいかもしれない。
コレは、きゅうきょ『ばんぐみさしかえ』だな!!
「まぁな!!ソコソコけいけんしてるほうだとおもうぞ!!たぶん!!」
「えっと〜〜〜」
「『アンダーグラウンドなセカイ』でなぐりあったり、
『ユメのセカイ』でイロイロやったり、
『しろいホンをもったナゾのショーネン』をおいかけたり、
『サイバーなセカイ』のテストにさんかしたり、
コドモたちのセワしつつ『キョーボーなニワトリやワルモノ』とやりあったり??」
頭の中で思い出しながら、指を折って数える。
まだまだ物足りない。
なにしろ、この世には星の数ほどの『まだ見ぬ不思議』が溢れているのだから。
「あ!!あと、このまえはじめてオトコノコと『デート』したしな!!
シャシンみる??」
スマホを取り出して、浴衣姿で写っている写真を見せた。
背景には屋台が並んでいる。
少し前にあった、夏祭りの様子らしい。
528
:
リカオン『アタランテ・オーバーチュア』
:2019/09/20(金) 01:03:57
>>527
「へ〜〜ぇ! いや、凄いな。そんなに良く色々経験出来るよ」
素直な感嘆と感想しか出ない。いや、実際よくそこまで色んな出来事に
巡り合える。そう言う女神に彼女は愛されてるのかも知れない。
「ほぅほぅ、デートねぇ。・・・・・・! こ、これは」
「まさか・・・・・・!」
「そ そんなぁ」
目を見開き、肩を震わせて。
「――全くの見ず知らずの他人だ」
うん、少しだけ溜めて法螺を吹いてみた。この娘なら
オーバーリアクションにも良い反応を返してくれそうと言う期待こめて。
「はは、御免。お詫びに私の彼氏の写真見る?」
そう、財布にお守り代わりに同封している写真を差し出す。
自然公園で撮ったものだ。余り写りは良くない 彼は写真嫌いなんだ。
因みにヴァージンも既にプレゼントはしている。
私の内緒の一つかな。
529
:
夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』
:2019/09/20(金) 01:18:53
>>528
「なんだよなんだよ〜〜〜、ミョーなキタイもたせやがって〜〜〜。
てっきりリカオンのオトウトかとおもったぜ〜〜〜」
まぁ、いいや。
ショウくんがリカオンのオトウトなワケねーしな。
いや、たぶんだけど。
だって、いかにも『ひとりっこ』ってカンジだし。
アリスも『ひとりっこ』だから、そこらヘンはなんとなくわかる。
「せっかくだから、みてやろうじゃないか!!
『くるものこばまず』が『アリス』のモットーだからな!!
なんかオモシロイものでもうつってるかもしれないし!!」
素直に写真を覗き込む。
そのカレシがオモシロイってカノウセイもある。
カレシが『ニンゲン』だとはヒトコトもいってないしな。
もしかすると、かわったイキモノってコトもかんがえられる。
アレはいつだったか、『ミズウミ』でのチョウサでみつけられなかった『ほしみUMA』のサイライか!?
530
:
リカオン『アタランテ・オーバーチュア』
:2019/09/20(金) 18:29:26
>>529
(次レスで〆させて頂きます)
>てっきりリカオンのオトウトかとおもったぜ
「……ぁ〜 うん」 ポリポリ
耳下腺のある場所の皮膚を小指の爪で掻きつつ、曖昧に同意する。
――おとうと か……。
「そうだったら、奇妙な面白さがあったかもね。
けど、現実はそこまで愉快じゃないかなぁ」
夢見ヶ崎が見た写真には、軽く手を振るリカオン 横向きで億劫そうな顔つきの
『ウツボカズラ』のヘアバンドをした大体成人なり立てか未満に見える男が居る。
「出会いはフッツ―なんだけどね。てきとーに今日見たいに野草探しして
てきとーに休んでる時に知り合って。誰かに迷惑なナンパされたのを助けられたとかの
ラブロマンスは一切無いから」
手を軽く振りつつ苦笑い。私が理想とする『群れ』とはズレている。
「けど、まあ傍にいても煩わしくないし。隣が寂しい時に居てくれると
しっくり来るんだ。アリスも、そー言う男を捕まえて囲まないとね」
それでも惚気は聞いて頂こう。これ位、奇妙に知り合った使い手に対し
ちょっと馴れ馴れしくしても罰当たらないだろう。
それに恋バナ出来るスタンド仲間とか、結構希少な気がするし。
531
:
夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』
:2019/09/20(金) 22:12:34
>>530
「ほうほう、まぁなかなかイイんじゃない??
ワルくないワルくない。リッパなもんだ」
自分から話を振ったワケだが、正直『顔の良し悪し』はよく分からない。
そういった価値観は、幼少期に養われる部分が大きいと思う。
自分は、ごく最近まで『見えない』人間だった。
だから、『その手の審美眼』が足りないというか欠けている。
そのせいで、どう返事していいものか困ったというのは事実だ。
「その『ヘアバンド』はイケてるな!!スゲーおもしろいセンスだ。
うんうん、コレはイイな」
むしろ、顔よりもヘアバンドの方に興味を引かれた。
こんなのつけてるヤツみたコトない!!
コレ、どこにうってんの??
「でも、『わたしのカレシ』もイケてるんだけどね!!
いつもいつも『ちがうカオ』をみせてくれるんだ!!
ソレをみつけるのがサイコーにタノシイよ。
『フシギのくに』っていうナマエのカレシでさぁ〜〜〜」
この世界は『見たことのないもの』で溢れている。
見えるようになった時から、私はそれに『恋』している。
だから、私の恋人は『この不思議な世界』そのものだ。
「イマは、『ヒトリのオトコ』にしばられてるヒマないんだよね。
だって、わたしは『アリス』だから!!
いろんな『フシギ』が、わたしのきをひこうとしてくるからさぁ〜〜〜。
ソッチのあいてをするだけで、『ていっぱい』!!」
だから、カレシを作るとかいう気はない。
『見てみたいモノ』が『星の数ほど』あるから。
『アリス』は、いそがしいのだ。
532
:
リカオン『アタランテ・オーバーチュア』
:2019/09/21(土) 21:59:49
>>531
「『ちがう顔』・・・アリスは私に似てるね」
御山もそうだ。入る度に私の愛する場所は違うものを見せてくれる。
だからこそ『群れ』を作りたくなる。もっと違う獣と巡り合いたくなる。
『飢え』は未だない。『狩り』をするには何て穏やかな月光だろうか。
「私もこれから『色んなモノ』に出逢って、見て 感じて
出来ればそれを味わったりしたいんだ」 二ヤッ
「だからアリス。もし、その道中で再び会う時は私もご同伴させてよ。
リカオンは帽子屋程に盛り上げるのは上手くなくとも白の騎士程には
手助け出来る筈だからさ」
「それじゃあアリス また夜の散歩道や それ以外で」
(彼女は『群れ』には入らぬだろう)
(リカオンは女王に関心ない。多くの兵隊達も要らない。
ただ、心から寄り添える 手の指で数えられる程度の『群れ』があれば良い)
リカオンは月を見る
何時かの晩に起き得るだろう『狩り』を想い
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