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銀魂小説

7あおりんご:2017/10/22(日) 21:49:08 ID:GnH0yXqg0
山崎side


それから新八君達は屯所内にいるスパイが誰なのかを陰で調べてくれていた。

やはり腐れ縁とは どの関係よりも情の深いものなのかもしれない。
切っても切れない。どんなに喧嘩しようが殴り合いしようが必ずや最後はまた隣でいがみ合いながら盃を交わしている。
そんな素晴らしい縁なんてそうあるもんじゃない。
そんな素晴らしい縁ということを教えてくれたのは
紛れもないお互いの上司だ。
あのお二方は最初から会うたび口喧嘩が達者で、いっつも比べ合いばかりしてるなんだかんだ言って仲がいい。
幽霊が怖い所も考え方が同じ所も歯医者が嫌いな所も強がる所も何も言わずに1人でどこかへ行くところも似ている。
だからこそ2人にしかわからないなにかがあるんだ。
だからこそ旦那は1人で向かったんだ。


俺ら真選組も早く副長の所へ向かわなきゃならない。
そのためにはまず、屯所内のスパイ共をたたっ斬ることが最優先。
そのためにはまず、沖田隊長に話した方が話が早い。



__________

____

沖田side

遂に土方の野郎が姿を消した

その後から隊士が次々と退職届を出しに近藤さんの所へと集り寄ってきた。
理由はみんな一緒「副長がいなきゃ真選組なんてやってられない」

まるで元からある台詞のように_。



それも、退職届を出しに来た奴らはみんな新入りだ。だからこそ、新入りがこの少しの時間で土方さんの重みをわかるような言い方するのがすげぇムカついた。
テメーらにアイツの何がわかるんだよ。

最初はそんなイラつきしかなかったが


徐々に気づいてきた


退職届を出した野郎らはもしかすると

土方を拉致った奴らの仲間(スパイ)だったんじゃねぇかって______。


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