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銀魂小説

5あおりんご:2017/10/22(日) 16:51:36 ID:GnH0yXqg0
山崎side

副長が突然姿を消した。
おかげで屯所は緊張モードまっしぐらだ。
最近局長が姉さんを追っかけなくなったのも恐らく今回の件が原因。
沖田隊長も普通に振舞っているようだけど
瞳に光がない。
そう、俺らはいつも副長に厳しく指導されてきたんだ。
マガジン以外読んだら切腹
化けで出れば切腹
ほとんど副長の好き嫌いで決まった局中法度。

だけど俺らには不満に思うことなんてなかった。

なぜなら、今1番充実しているから。
もし副長が『土方十四郎』じゃなかったら真選組もここまで大きくなっていなかっただろうし
毎日毎日敵陣に狙われていたかもしれない

額も身分もない俺らを拾ってくれた局長と
そんな俺達を武士としての引き締めを行ってくれた副長

俺らにはその二人が決してかけてはいけないのだ


だからこそ
俺らは今対策を練っている
だからこそ
俺らは今 副長を必死に探している
だからこそ
俺は今 万事屋の旦那の所へ向かっている




そう、俺は全て知っているんだ


俺は真選組唯一の密偵。
だこら今回の件も実は知っている。

密偵の俺だからこそ、副長は俺だけに伝えてくれた

そして最後に
『近藤さんの傍から離れるな。なにかあればお前がすぐ守ってくれ』


そう、それは副長から俺への最初で最後の重要任務。

絶対果たして見せます。

そして、絶対副長を助けてみせます。





だからこれでさよならなんて言わんといて下さいよ。


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