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ライトノベル総合

917めんたい:2018/02/01(木) 22:13:14 ID:gVk8kjHE
◆バビロンⅢー終ー

堅実な検事ミステリー物と思わせて、実は哲学めいたオカルトサイコホラー物だったというストーリーと衝撃のラストを迎えた第二巻、この後どうこの話の後始末をつけるのか、またどう続けるのか続けられるのか?って事が一番の関心で興味津々の第3巻でした。関心で

内容は、東京の町田、八王子と神奈川の相模原を合併して、ある種の条例の実験都市「新域」を作り、そこの域長となった齋氏は最初の条例として「自由に死ぬ権利(自殺法)」を発令する。それにより「新域」では自殺する者が増加する。事態を憂いだ日本政府は齋氏の確保に乗り出すが、謎の超能力女「曲世愛」の能力により彼に近づこうとする者は次々と自殺した。
そして話は世界へと肥大する。世界の六カ所(アメリカ・ドイツ・カナダ・イタリアなど)の地方都市が「新域」に誘発され「自殺法」を発令した。一方主人公「正崎善」は「曲世愛」に部下や友人を次々に催眠自殺させられて、復讐のためFBIの力を借りることにした。奇しくも七カ国サミットが行われ、当然「自殺法」についても話し合いが持たれようとしていた。
そこへ、齋氏は同時期に六カ国の六つの地方都市地方に「自殺サミット」を呼びかける。齋氏は何を画策してるのか・・というサスペンスホラーな内容でした。

奇才って言葉がぴったりな内容でした。まさかワールドワイドに展開しようとは。面白い面白くないを問われれば、読んでいて面白いんだけど、二巻とほぼ展開が同じじゃね?曲世愛の能力は強すぎでやり過ぎではないか?って冷静に考えると素直に面白いって言いたくないんだよなあw
最初、凄く堅実で納得いく検事の捜査に感心して読んだあと、急にホラーのなんでもあり感が受け入れられなくて、それでも主人公が機転を利かせて解決するんだろうなって思ったら、事態は世界中を巻き込んで最悪な方へ。主人公は無力という・・。
主人公が主人公たらしめてるのって曲世愛の超能力は効かない?免疫がある?って事だけなんだよなあ。もう少し、曲世愛や齋氏の対して頭脳戦でも一矢報いる展開があれば嬉しいんだけど、今のところ「やられるがまま」ってのがストレスたまりますw

あと、終って書いてあったので、この第三巻で完結するのかと思ったら、曲世愛=悪=終わりの使者って事で、まだまだ続くみたいだ。
今後はサスペンスホラー物として頭を切り換えて読みたいと思います。
色々書いたけど、続きは読みたいです!また絶望と大量自殺で締めそうだけどw




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