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ライトノベル総合

902まほろ:2017/10/23(月) 17:55:45 ID:gVk8kjHE
◆ベイビー、グッドモーニング
「サクラダリセット」で有名な作者の短編連作小説。可愛い死神が月に4個の魂ノルマ達成のため、死期の近い4人の主人公の人生にかかわる4つ物語です。

読み終えて、鈴木光司氏の「仄暗い水の底から」(映画の影響でみんなホラー小説だと思っているようですが、実は短編集で・・)と同じような感動がありました。うまく4つの物語が繋がっていてエピローグでさわやかな感動があるって感じでした。
文章に関しては読みやすくスッと感情が頭に入ってきて、「サクラダ」から少し上手くなってる気がしました。初期の上遠野浩二作品(ブギーポップとかブギーポップとか・・)みたいの透明感も感じました。
そうですねぇ一番印象に残ってるシーンは「馬鹿みたいで夢みたいな何かを一つ、最後まで諦めないでいることに決めたんです」から「馬鹿みたいで、夢みたいな何かを一つ、諦めないで死にたいだけだ。までのヘリコプター内のハラダとヒカリの会話ですね。

ゲームシナリオライターって聞いたから、ゲーム的な表現の文章だったらいやだなあって思ってたけれど、結構好きな文章を書くので、これから「階段島シリーズ」とか「北野坂探偵舎シリーズ」とかにも手を出してみようかと思いました(何時になるかは未定っす)。




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