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ライトノベル総合

672あまんちゅ:2014/10/15(水) 00:54:59 ID:NPlsBEDg
●ABERRATIONS(アベラシオン)
神代教授(建築探偵シリーズの登場人物)の姪(藍川芹)が
イタリアの五角形のパラッツォ(巨大な建物)に招かれて、
奇妙でオカルティックな事件に巻き込まれる話。チート探偵はでません。

読み応えがありすぎて途中で挫折しそうになったw参考文献を見ると、
ルネッサンス・グロテクス・マニエリスム・フィレンチェ貴族・天使の美術から
ナチスドイツ・ダンテの神曲・旧新約聖書と重厚壮大すぎるのである。

少し話が進んだかと思うと、学校の授業の様に歴史や美術や建物の薀蓄が入って小難しすぎます。
挿絵や図形をもっと入れて欲しかった。想像力が追いつかんw
それに、ボッテッチェリの「春」がカラー挿絵で入ってるのだが、その絵の一番右に描かれてる不気味な西風くんを見るたびに背筋がぞっとする。

内容は、題名を観たときああそういう話かってピンときました。また男か女かわからない奇形の人がでてくるのだなって。
でも体に障害がある人ってやっぱり心が曲がってしまうのはしょうがない気がする。
健常者にはわからない心の闇って感じかな。なぜ自分はこんなに辛い思いをしなければってやつ。
それでいて、自分一人では生きていけないから、いやな相手でも」感謝しながら生きなければいけない。
読むのが大変だったけど楽しく読ませて頂きました。
あと、豊臣秀吉って六本指だったんだね。驚き。




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