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ライトノベル総合
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◆凍
凍えと闘かう。また凍傷と闘う。山と闘う。自分と戦う。といろんな意味で捉えられるのだが、
ふと手にとった本が、こんな内容だとは思わなかった。
実際に山に登った登山家夫妻のノンフィクションを筆者は自分が体験してるように書いてあるのだ。
そこには緻密な取材があったに違いない。こういうのをジブリとかにアニメ化して欲しい気もする。
まず、ノンフィクションをフィクションみたいに書いてあるので読みやすい。冒険小説みたいである。
登山用語や登山道具、登り方が分かりやすく書いてあって、知的好奇心が刺激される。
主人公の生い立ちや、奥さんの生い立ちが面白く、かつ奥さんが手足18本の指を失ってもまだ山に登れるってどんな感じなんだろうって想像力も刺激される。
だってよ、健常人だってロッククライミングなんて相当訓練しなければ無理なのに。
あと、エベレストの横にひっそり立ってる幻の山に登るってのもロマンがあっていい感じ。
ロープ3本で7000メートル山壁でビバークするってもうゾッとする。
登るより降りる方が難しいって初めて知りました。この本はお勧めです。
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