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アメリカ、その他海外情報、見通し その6

180江草乗(管理者)★:2013/08/24(土) 11:11:16 ID:???
マイクロソフトCEO退任、市場は変革の決意評価
米州総局・杉本貴司公開日時2013/8/24
 23日のダウ工業株30種平均は前日比46ドル77セント高となり、1万5千ドル台に戻した。相場をけん引したのはマイクロソフト(MS)。スティーブ・バルマー最高経営責任者(CEO)が12カ月以内に退任すると表明したことで買いが集中。7.3%高の34ドル75セントで引けた。
 在任中に売上高を3倍に引き上げながら、いまいち株式市場関係者からの人気がなかったバルマー氏。退任発表と同時に買いが入ったのは皮肉だが、バルマー氏が「長期的に変革に取り組める人材」を後任のイメージとして明言したことで、MSが進める「デバイス(端末)とサービスの会社」への変革に対する本気度を感じ取った市場関係者も多いだろう。
 かつて盟友米インテルとともに世界のパソコン市場を牛耳ったMS。最近ではスマートフォン/dx/async/async.do/ae=P_LK_ILTERM;g=96958A90889DE2E6E3E5E2E3E1E2E3E4E2E1E0E2E3E29BE0E2E2E2E2;dv=pc;sv=NXやタブレットの台頭に押され、IT(情報技術)業界での存在感はじわり低下している。腰を据えて未来のメシの種を育てようとする今、功労者の退場は悪くないタイミングかもしれない。
 そのバルマー氏が現在、力を入れているのが「ワン・マイクロソフト」と呼ぶ社内の組織変革だ。頭脳集団の力をデバイスとサービスに集中させる土台作りといえる。米産業界にもう一人、同じセリフを唱え続ける名物経営者がいる。フォード・モーターのアラン・ムラーリーCEOだ。
 2006年にボーイングから迎え入れられるや「ワン・フォード」を合い言葉に数々の不採算事業から撤退。10年には苦手だった小型車で頼りとしてきたマツダとも実質的に提携を解消した。だが、分散していた経営資源、特に開発陣の目を「ひとつのフォード」に集中させたことでむしろ商品力を高め、米自動車3社で唯一、法的整理を避けて再建に成功した。
 リーマン・ショックからのスピード復活に目が行きがちだが、実は就任時からの地道な種まきが功を奏したといえる。
 ムラーリー氏もまた、来年いっぱいでの退任を表明している。後任と目されるマーク・フィールズ最高執行責任者(COO)は早くも「ワン・フォード」路線を継承すると明言している。多様化する世界の自動車市場で、「ひとつ」の成功モデルをどう進化させるか。まさに10年単位の取り組みとなる。
 そういえば、近年元気がない日本の家電メーカー。経営者が代わる度に判で押したように変革を掲げながら、その方向性がコロコロ変わる感が否めない。MSが気づいた「ひとつ」の威力を体現してみせたフォードの復活劇が示すのは、分かりやすい方向性を示すだけでなく、ぶれない覚悟が必要だということだ。


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