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管理人さん、寂しかった?
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>それでは当時、若山研究室で若山自身は何を研究していたのだろうか。セル誌の姉妹誌であるCell Stem Cell誌に2012年8月2日に投稿、同年11月20日に改訂され、2013年1月4日に受理された若山研究室の論文[35]には、共著に小保方が名を連ねている[36]。若山としては、STAP研究よりもむしろこちらの方が「本業」であり、若山が10年以上にわたって取り組んできた核移植技術の到達点が示されている。
実験の概要を述べよう。まず、BD系統と129系統を掛け合わせた雌マウスを用意する(nuclear donor)。このマウスの体細胞の核を、BD系統の雌マウスの卵に移植し、クローンマウスを作製する(G1)。このマウスの体細胞の核を、別のクローンマウス(G1)の雌の卵に移植し[37]、クローンマウスを作製する(G2)。これを25回にわたって、成功率を落とさずに続けるという、職人的な技術である。クローン動物では一般に、胎盤の肥大やエピジェネティックな異常が見られる。ところが、クローンのクローンを作り続けても異常は蓄積せず、体重やライフスパンは正常なマウスとほとんど変わらず、生殖機能も失われなかった。ただし、反対に胎盤の肥大やエピジェネティックな異常にも大きな変化はなく、コントロールとしてその都度作り直したクローンマウス(CC)とクローンを20回繰り返したマウス(G20)を比較するとほとんど同じ異常が認められた(ただし、胎盤の異常は軽減する)。つまり、クローンに伴う異常はゲノムに変異が生じたためではなく、核移植技術そのもの、具体的には核と一緒に部分的に挿入されてしまう細胞質などに起因すると考えられる。また、体細胞のゲノムのテロメアは核移植とともに修復されるようだ。
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