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管理人さん、寂しかった?
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>核内には、DNAのシトシン・グアニンの二塩基の配列(CpG)を認識して、シトシンの5位の炭素をメチル化する酵素が存在する。CpG配列は特に遺伝子の転写を調節する領域(プロモーター)に集中しており、このメチル化は転写を抑制する。ただし、転写抑制はメチル化そのものというよりは、DNAのメチル化とともにヒストンの脱アセチル化などが相互作用する[25]ことの結果のようだ。メチル化に伴うDNAとヒストンの複合体は、凝集してヘテロクロマチンと呼ばれる構造を取ることで転写因子や複製酵素と反応しない状態となり、不要な遺伝子を「しまい込む」ような働きをする。DNAのメチル化部位は、細胞分裂のゲノム複製のときも一緒に複製され、娘細胞に伝えられる。ただし哺乳類の生殖細胞では、DNAのメチル化はすべて消去される。つまり、DNAのメチル化は細胞分化の生化学的な基礎なのである。
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