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管理人さん、寂しかった?
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>もう一つ重要な点は、Article論文でSTAP現象を起こすために、弱酸性溶液による処理の後にDMEM/F12にB27(Invitrogen)とLIF(Sigma)を添加した培地が用いられていることである。ところでTissue論文では、物理的処理の後にDMEM/F12にB27(Invitrogen)、FGF・EGF(R&D Systems)を加えた培地でスフェア細胞が培養される[11]。さらに、この培地ではES細胞のマーカー遺伝子の発現が失われ、遺伝子の発現パターンは神経幹細胞に近いものになったという。ところで、B27培地については、サイエンス誌の査読(Reviewer 2)で次のような疑問が寄せられている。
B27培地の実体が説明されなかった。そこに血清は含まれるのか、含まれないのか?これらの詳細はきわめて重要だ、なぜなら、「B27培地」はマウスのES細胞・iPS細胞の増殖のためにふつう使われる条件ではなく、むしろ原始神経幹細胞の誘導や増殖のために使われるものだから。
これはTissue論文との連続性を見事に言い当てている。いったいB27培地とは何なのか、どうしてそれを使ったのか、と問われたら、それはTissue論文で使っていたもので、そのまま使い続けたからだ、と答えられるだろう。
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