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聖典引用 板

755金木犀:2012/05/31(木) 11:04:37 ID:cELyeFjs
『生長の家』誌昭和52年8月号から、
【八月の法語】 谷口雅春先生 より(3)

二十六日の法語  普賢菩薩のみ、釈尊の説法の真意を理解す

けれども、なんの素養もなく、準備教育もなんにもなしに、而も、日本人に対してではなく、古代のインドの人に対して、こういう重大な問題を対機説法でなしに、そのままズバリと演説されたのでは、どんな頭のいい人でも、訳がわからないで呆然としているほかはないの無理がないのであります。だから聴衆のうちたった一人だけ、普賢菩薩一人だけ、お釈迦さんの演説の意味がわかったと伝えられています。

他の聴聞せる大衆はただ茫漠として、何のことだかわからなかった。それでお釈迦さんは、この『華厳経』の演説を――わたしは仮に現代人にアッピールするために、“演説”という現代語を使うけれど、実は“説法”されたのであります。――普賢菩薩以外の誰にも意味のわからない話をしても無駄でありますので、釈尊は此の重大な説法を今後話さないことにして、そのとき説かれたる真理の説法である『華厳経』を竜宮海に秘めておかれたのであります。


二十七日の法語  “竜宮”の象徴的意義について

“竜宮”というのは、住吉大神の本地のまします実相世界のことを象徴的神話の形で表現された語であるわけです。という理由は、“竜宮”というのは、“海の底”―― 一切の物を産゜み゜出゜す゜根゜底゜の゜世゜界゜すなわち言いかえると実相世界です。実相世界へ宇宙の中心座に毘盧遮那如来が在すという真理を極秘に宝蔵せしめることになったわけです。これを称して「華厳経は久しく竜宮海に秘められておった」というのであります。

では、その竜宮海に秘められていた『華厳経』というお経は、どのくらいの語数が書かれている大部のお経であるかというと、『聖光録』の283頁に次の如く書かれてあります。

「華厳経の言葉の数は、華厳蔵世界海の言葉の数に等し、無限数なり」
と、これは上本、中本、下本と分冊されていまして、下本は略本であります。竜宮に秘沈されている真理を略さずに一番詳しく書いたのが華厳経の上本で、いくらか圧縮してあるが、半ば詳しく書いてあるのが中本であります。

下本とか、略本とかいうのが、簡略本ですが、これらの華厳経は創造(うみ)の根底世界なる竜宮に、ある時代まで秘められておったのであります。


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