- 1 :神って誰 :2023/06/28(水) 20:17:06 ID:MYbuQkng
- 進化論と創造論の正否を論じる掲示板 -1-の内容をそのまま引き継ぎます。
ダーウィン進化論が何ら実証されていない単なる空想に過ぎない事。 その上に成立している現代の総合説も全く同様である事。 さらに存在する全てのこの世界の事実は極めて明確に設計者の存在を示唆している事。 これらを議論の余地のない程度まで繰り返し論証して来ました。 この周辺問題は膨大です。 引き続きその話を続けます。
立場の如何にかかわらず書き込みは基本的に自由ですが、これまで同様単なる荒らし行為や無意味な付き纏いの迷惑行為の書き込みは規制します。
- 398 :神って誰 :2024/03/26(火) 18:47:23 ID:MYbuQkng
- つまり、
「大量 の機能的に特定された情報が純粋に化学的・物理的先行条件から確かに生ずる」 事があり得ない事が証明されれば、背理法に依ってその情報に知性が介在することが証明されます。
それを否定するためには逆に上記条件の下にその結果が生じる事が証明できればいい訳です。
どうしてもID論を否定したければ、それをやってもらいましょう。
- 399 :神って誰 :2024/03/29(金) 00:08:32 ID:MYbuQkng
- テネシー州議会下院は今日、学問の自由に関する法案を72対23で可決した。この法案は、生物学的進化、気候変動、ヒト・クローンなど論争の多い科学的問題について、批判的思考と客観的議論を奨励しようとする教師や学区を保護するものだ。
「この法案は、科学教師の学問の自由を保護して進化論のような論争の多い科学的テーマを十分かつ客観的に議論できるようにすることで、健全な科学教育を促進します」とディスカヴァリー研究所のCasey Luskinは述べた。ラスキン氏はさらに次のように述べた。
この法案が科学ではなく宗教を奨励していると批判する人々は、法案を読んでいないか、あるいは異なる科学的意見を検閲するという彼らの目的から注意を逸らすために、煙幕を張ろうとしているのです。
法案は次のように明白に述べている。この法案は
いかなる宗教的または非宗教的教義をも奨励するものではない。
本項は科学情報の教育活動を保護しているに過ぎず、いかなる宗教的または非宗教的教義をも奨励せず、特定の宗教的信条または非信条、宗教または非宗教に対して賛成または反対の立場で差別を奨励するものではない。
テネシー州議会上院はすでに超党派の圧倒的支持でこの法案を可決していた。テネシー州の法案は、2008年にルイジアナ州で採択され「ルイジアナ科学教育法」(Louisiana Science Education Act)として知られる学問の自由政策と類似している。
進化理論の科学的長所と短所の両方を教える教師を保護するため、今年四つの州が学問の自由に関する法律の制定を検討した。その法案の多くが、オンラインでwww.academicfreedompetition.comに掲載されたモデル法令を含め、ディスカヴァリー研究所が起草した法律サンプルを参考にしている。
現在少なくとも九つの州の州政府や自治体が、ダーウィン進化論を支持または支持しない科学的証拠について教師が議論することを擁護し、奨励し、場合によっては義務付ける政策をとっている。
- 400 :神って誰 :2024/03/29(金) 00:12:21 ID:MYbuQkng
- 自然選択論に基づいたダーウィン進化論が完全に証明された科学であると信じ込む頑迷なダーウィン教徒でなければ、上記法案は妥当であると考えるのが極めて常識的な判断でしょう。
それに反対するのは、つまり頑迷固陋のダーウィン教の信徒という事です。
- 401 :神って誰 :2024/03/30(土) 22:16:38 ID:MYbuQkng
- ID論が声高に叫ばれているのは米国です。
背景には多くのプロテスタントの存在があります。 米国大統領もID論に言及しています。 従って、裁判でその教育問題が取り上げられるような事態になる訳ですね。 ここで一つの誤解と混同があります。 ID論は別に進化自体を否定していないんですね。 その様に主張しているのは聖書原理主義者たちです。 従って、進化論vsID論と言う対決構図は誤解を招くものです。 ID論は謂わば有神論的進化論です。 進化の事実は認める、科学的な知見は全て受け容れる、それがID論者の姿勢です。 つまりID論が非科学的と言われる根拠は何処にもありません。 知性ある設計者の想定は、逆に科学的な知見からロジカルに導かれるものです。 それは背理法であり消去法です。 そのロジックが非科学的だと言ったら、数学の証明は成り立ちませんね。 ドーバー裁判の判事の判断は、それらが全く理解出来ない偏見に基づいています。 彼の論拠はID論批判者のID論は宗教であると言う一般的な見解をそのまま口移しにしているだけで、彼自身が思考して判断したものではありません。 元より科学的な知見の乏しいこの判事にはこの裁判を裁く資格はありません。 鞭毛モーターの問題も全く検証できずにID論教育違憲の判決を下します。 それをあたかもID論裁判のスタンダードであるかのように見做すのはとんでもない誤謬ですね。
- 402 :神って誰 :2024/03/30(土) 23:01:32 ID:MYbuQkng
- 進化論vsID論と言う対決構図は、より正確に言い換えれば進化の過程に設計者が介在するかしないかと言う議論になります。
設計者が介在するかしないか、これ以外の選択肢はないですね。 1かゼロかです。 従って、その設計者の実体が一体何のか、その介在の方法がどんなものか、それらは議論の論点ではありません。 介在したかどうか、その判断が問題の核心であり、議論すべき論点です。 それを実体は何だ、どの様な方法で介在した、それを示せなければID論は成立しない、この様に主張するのは論点のすり替えでしかありません。 ID論の本質は、設計者の存在を示す事であり、その実体や介在方法を示すものではありません。 ソレに関して言えばそれは不可知論の範疇です。 重力の本質が示せないのと全く同様の話です。 言い換えれば、知性の本質が不可知であるのと同様の事です。 ID論否定論者は知性に対する理解自体が不足していますね。
- 403 :神って誰 :2024/04/01(月) 20:25:07 ID:MYbuQkng
- 日本は均一性国家ですが、アメリカは分断国家です。
大統領選でも見事に分断されますね。 そもそもがプロテスタントの国ですからその影響力が強く、それが進化論にも反映します。 進化論に宗教がなだれ込み、ただでさえ整合性の採れない議論が更に混乱します。 未だに若い地球説を唱え、それが信じられたり、一方で勿論それを排撃する人たちもいます。 イギリスはダーウィンの国ですからアメリカに比べて実際の所宗教的な意識は低く、英国国教会は世俗的ですね。 それぞれの立場から様々な主張がなされますが、未だにアカデミズムの中心で唱えらているダーウィン進化論自体が科学に立脚していないので、進化論自体がカオス的な状態にあります。 その辺りの整理が付けられないでいる人たちが専門家も含めて極めて多い。 科学と宗教が入り乱れ、更に空想と現実が混同される。 現在日本の教科書は進化論の説明にやや及び腰です。 ある意味それは妥当な態度と言えなくもないですね。 ID論に踏み込む勇気はとてもないでしょうから。 そこが正面衝突しているアメリカとの大きな違いです。 創造論、ID論に関しても行きつ戻りつしています。 アメリカでそれが決着できない理由は科学信仰と宗教信仰が共に信仰である事です。
- 404 :神って誰 :2024/04/01(月) 20:49:03 ID:MYbuQkng
- 学術分野にも色々ありますが、進化論に関して最も大きな問題は科学では無いものが科学だと信じられている事です。
現在主流とされる総合説もダーウィン進化論がベースになっています。 それを科学だと主張している訳ですから、それはつまりダーウィン進化論を科学だと信じている訳ですね。 この空想と科学の区別が付けられない致命的な誤謬を長年にわたって犯し続けています。 かれらはID論を非科学的だ、宗教だと言って排撃する訳ですが、では彼らの信じているダーウィン進化論の一体どこが科学なのか。 自然選択が観察されたとする数少ない実例であるダーウィンフィンチにしても工業暗化にしても、全く厳密に自然選択を説明できるものではありあません。 繰り返し説明してきた通り、それは単に都合の良い変異が起こりさえすればそれを自然選択と極め付ける、自然選択の工程に対する完全な無理解が生むものです。 自分達が科学でなく癖に相手を非科学と論難する。 それが彼ら進化論者の採っている態度です。 科学の方法論に対する無知、無自覚。 長くアカデミズムで科学的と主張されてきたからと言って、それが科学である根拠にはなりません。 科学であるためには、どうしても科学と主張したいなら、科学の方法論に則って、事実に依る証明を行ってもらいましょう。
- 405 :神って誰 :2024/04/01(月) 21:03:08 ID:MYbuQkng
- ID論の証明は、従来の科学的証明とは異なります。
その理由は「知性」を証明する必要があるからです。 この知性の存在自体が従来の科学の方法論には馴染みません。 知性の定義自体が科学的には中々説明しづらいものだからです。 だからと言ってそれを非科学的と非難するのはお門違いですね。 では、人間の持つ知性は一体どう説明するんでしょう。 我々は人間の持つ知性に対してさえその実体に十分な説明を与えることは出来ません。 しかし「知性」が無ければ文明が成り立たない事は誰でも理解できる紛れもない事実です。 逆にこの文明を成り立たせているものが知性であると定義することも出来るでしょう。 ではその知性の由来は一体何処から来てるのか、それを完全に説明することが出来る人は誰もいないでしょう。 しかし「知性」が存在するのは紛れもない事実ですね。 それを否定する人は誰もいないでしょう。 それを理解するのがID論の理解にとっても極めて重要な事です。
- 406 :神って誰 :2024/04/06(土) 19:07:54 ID:MYbuQkng
- ビッグバンを起点とするこの宇宙の生成、生命の誕生、生命の進化、これらの過程に関しては、現在その概要はかなり明らかになっています。
宇宙誕生時の極小時間単位のモデルも示されています。 しかしその根本原因に関しては全く未解明、謎のまま残されています。 宇宙誕生前が完全に無であったのかどうかも全く不明、何故極小空間が突然膨張を始めたのかも不明です。 更にその後原子とそれによる物質が生成され、星が誕生しこの宇宙が出来上がったメカニズムに関しても、解明されているのはごく一部に過ぎません。 更に生物に関して言えば、その誕生の過程は全く謎に包まれいます。 提唱されているRNAワールド仮説にしても、とてもその全体像を説明し得るものではありません。 進化の過程も全く同様、何故個々の種が誕生したのか、その正確なメカニズムは全く未知です。 つまり、この宇宙の生成原因、生物誕生と進化、それらの根本原因は現在科学においては全くお手上げの状況にある訳です。 誤った科学主義とは、それをそうではない、現代科学は既に十分な事象を解明しておりそれで説明出来ない事象は殆ど存在しない、こんな思い上がりによって生み出されます。 従ってその様な誤った科学主義者たちは現代科学で説明のつかない事象を何とか既成の科学で説明を付けようとする、更にはその様な事象は事実として存在しないとまで主張するトンデモナイ暴論に走る訳です。
- 410 :神って誰 :2024/04/07(日) 09:12:29 ID:MYbuQkng
- Irreducible complexityは還元できない複雑さと和訳されますが、これは完全に誤訳です。
このことも繰り返し説明して来ましたね。 大体複雑さを還元する、って一体何のことですか? 還元とは元の状態に戻すと言う意味です。 なんですか、元の状態って? 全く意味が分かりませんね。 Irreducibleのreduceは減らす、削減する、と言った意味です。 従って、Irreducibleは減らせない、削減できない、complexity(複雑性)と組み合わされた場合それ以上簡略化できないと言う意味になります。 つまりそれ以上簡略化できない複雑性(組み合わせ)と言う意味です。 reduceが還元を意味するのは化学反応の場合を指す時のみで、この場合は勿論化学反応の話ではありません。 この化学用語として使わるときにのみ持つ還元の意味を誤ってその訳語に当てている訳で、誰が最初にこの訳語を使いだしたのか知りませんが、全くの誤訳な訳です。 分かり易く言い直せば、それ以上簡略化(省略)できない複数の要素の組み合わせという事です。 省略してしまうとその機能が失われる、と言う意味です。 この明らかな誤訳が現在も使用し続けられている事には正直驚きます。 それで分かった気になっている人たちは自身の不明を恥じなければいけません。 そしてこのIrreducible complexityはベーエの指摘を待つまでもなく極めて当然の事であり、それは生命誕生の当初から進化の各段階においても、また細胞で構成された生命体の構造と機能においても常に全ての場面で当て嵌まる話です。 それはつまり必要な要素の同時性と言い換えることも出来ます。 そしてこの同時性が現代科学ではまだ全く説明が付けられていない事象なのです。 同時性が強く要請される典型的な例が生命誕生です。 生命誕生、言い換えれば原初の生命体が生命体として成立し得るには最低限の生命としての条件を備えていなければならない、その生命要素、生命体の定義の話です。 その生命と定義される複数の要素は何れを欠いても生命体として存在することは有り得ない、これは同時にもたらせる必要がある、そうでなければ生命体として機能しない、そういう話です。 これはそのままIrreducible complexityであり、生命活動、進化のどの場面においても確認され検証される事象です。
- 411 :神って誰 :2024/04/12(金) 17:42:28 ID:MYbuQkng
- ID論を正確に理解するためには、いくつかの基本的な事項の理解が前提になります。
先ず、IDを神と称してID論を宗教と極め付ける、この様な態度を取り続ける人たちには先ずID論を理解する資格はありません。 ID論が宗教であるなら、科学的な知見も不用、ロジックも顧みる必要はありあません。 逆にID論は科学的な知見に立脚しロジックによって証明されるものですから、全くその逆を行っている訳でそもそも話になりません。 更に、自然選択論に基づく総合説に代表される現代進化論が実際の進化のメカニズムを何一つい説明出来ていない事を十分に理解する必要があります。 現代進化論は基本を偶然性に置いています。 それはつまり現代進化論を認める事は進化が偶然の産物であると理解することです。 完全な偶然では如何なる進化も起らない、それを理解出来なければ矢張りID論を理解することは出来ません。 それが十分に理解できたなら、自ずと進化にはそれを必然たらしめる何らかの要因が存在する、と言う結論になります。 その進化を必然たらしめる要因の存在が承認出来たなら、それは何らかの設計の存在に帰着します。 つまりID論は極めて自然な思考の流れの中で示されるものなのです。 そして何らかの設計が介在するとした場合、それは宇宙生成のビッグバンにまで遡り、その初期設定まで行ったと考える必要があります。 それは時空、物質、あらゆる物理法則、物理定数を含みます。 それをIDは生物的な何者かだ、等と言ってるようでは全く話になりませんね。 ID論について何一つ理解できていない、と言う話です。
- 412 :神って誰 :2024/04/13(土) 21:44:33 ID:MYbuQkng
- 生物の進化と多様化の科学なる番組を現在もBS232で放送していますが、同番組講師の主張は相変わらず古色蒼然たる自然選択論に軸足を置いており、全く無意味です。
同講師は他の自然選択論支持者と同様自然選択論の工程を全く理解していません。 つまり自然選択論に無知でありながら、それを正しいと信じ込む例の不明の態度を取り続けます。 同講師も他の自然選択論者と同様自然選択論のセントラルドグマである「選択」の概念を理解していません。 ダーウィンは少なくとも自然選択が膨大な敗者を生むシステムであることまでは理解していましたが、彼の追随者たちの多くはその事実すら理解していません。 しかしダーウィンが理解できていたのはそこまでで、その形質の優位性が生存率にどれだけの差異をもたらすのかについてまでは想像力が及びませんでした。 これは致命的な見落としです。 自然が行使できる唯一の力が生存の制限、つまり生存率に関してであることに対する理解が不足している訳です。 その点を多くの自然選択論支持者たちは極めて安易な態度でに見過ごしています。 有性生殖で言うなら繁殖年齢における生存率の差異が現実にどれほどのものなのか。 その具体的な考察を行って自然選択論を検証しようとした自然選択論者は皆無です。 それが自然選択論を科学として検証する核心です。 それが言い出せない、それを認識するだけの知能が無い、勇気が無い、目を背ける、権威に隷属する、それらがないまぜになって自然選択論の悪夢は続きます。
- 413 :神って誰 :2024/04/15(月) 13:18:16 ID:MYbuQkng
- 自然選択の各工程の詳細な検証が何故行われてこなかったのか、それにも拘らず自然選択論を何故平然と科学と称して来たのか。
その理由がよく理解できません。 恐らくは単純に信じ込んでいる。 検証せずに信じ込むわけですから、それは宗教です。 それを科学であると信じ込めるその背景は権威ですが?アカデミズムですか?常識ですか? その無能ぶりは目を覆うばかりですね。 再現可能性が大変低いが故に実験的な検証観察が困難。 その隙間に入り込んで繁殖する宗教的な思い込み。 それが自然選択論に立脚した現代進化論です。
- 414 :神って誰 :2024/04/15(月) 17:15:54 ID:MYbuQkng
- ダーウィンは宗教嫌い、唯物論嫌いです。
彼のターゲットは宗教的創造論であり、有神論的進化論ではありません。 言いたかったのはただ一つ、種は変異する、です。 そしてその変異の原因を自然選択に求めます。 そもそも進化と言う言葉も最初は使っていませんでした。 自然選択のアイデアを得たマルサスの人口論も稚拙、とても一般論に敷衍できる代物ではありません。 何故ダーウィンがこれ程までに自然選択論に固執したのかも不明。 その自説の正当化しようとする異常な情熱の出所も不明です。 科学と言う用語を殆ど使わない彼が科学をどこまで意識していたかも不明です。 少なくとも科学的方法論には関心があったとは思えません。 従って全ては彼の想像の世界の中で語られており、事実による検証は皆無です。 ダーウィン自身が自然選択の工程に対する理解が不足しているので、検証の仕様もありませんね。 その自然選択論を無検証に金科玉条の如く信じ奉る。 未だにそれをやっているのが総合説に代表される現代進化論です。
- 415 :神って誰 :2024/04/16(火) 19:56:42 ID:MYbuQkng
- 「生命は最初創造によってそのいくつかの能力とともに吹き込まれ」
これはダーウィンが「種の起源」の巻末結びの文章で述べている言葉です。 創造と言う言葉を使っていますね。 これには主語が必要です。 つまり何者かによって創造された、と言う事になります。 創造する主体が存在しなければ、創造物は誕生しません。 これは自然発生と対極にあります。 創造者と被創造物はペアです。 単独では存在し得ません。 種の起源の最後で語られたこのダーウィンの生物観は殆ど突然の様に出現します。 そしてその生物観はほぼ正しく、ダーウィンの文章としてはとても美しいものです。 最後の最後に書かれたこの文章が彼の真情からかけ離れているという事はないでしょう。 従ってこの生命観は彼が実際に抱いていたものだと考えられます。 しかしこの生命観は種の起源の他の部分では殆ど書かれていません。 自然選択はそもそも創造の否定、対極に存在します。 それが何を物語るのか。 致命的な自家撞着ではないですか。 彼は創造の主体を一体どう考えていたんでしょうね。
- 416 :神って誰 :2024/04/26(金) 00:10:11 ID:MYbuQkng
- ダーウィンは自らを不可知論者と称します。
つまり最終的には知り得ない。 その観点から言えば創造の主体は知り得ないという事になります。 この基本的な構想はIDとほぼ同一です。 そしてダー^ウィンは無神論者ではなくて不可知論者だと主張します。 不可知論と言うのも宗教的な不可知論から非宗教的な不可知論まで内容はかなり錯綜しています。 ラッセルは不可知論者であり更に言えば無品論者だと名乗ります。 彼の根本はむしろ無神論者です。 様々な立場から不可知論は語られますが、要は最終的には決して知り得ないものがあると言う認識は一致しています。 不可知論を完全に否定するのは不可能でしょう。 完全に全てを知り得る事が出来ない事はロジカルにも証明出来そうです。 何処まで行ってもその先があります。 その存在理由の追求は止むことなく無限に連鎖します。 IDの実体も最終的には不可知です。 不可知が不存在の理由にならないことは見てきた通り明らかですね。 つまりIDの実体が不明であることはIDの存在自体を否定する理由にはならないのです。 それを混同して、論拠にしようとする人たちもいますが、それは論点のすり替えです。 IDの存在はあらゆる事象の観察から極めて簡明にロジカルに証明されます。
- 418 :神って誰 :2024/04/29(月) 13:22:34 ID:MYbuQkng
- ID論は一種の認識論と見做すことが出来ます。
つまりこの世界をどのように認識するか、という事です。 世界観ですね。 この世界を何者も介在することのない完全な自然状態にある、その自然状態の結果がこの様な宇宙と生物が存在している、と考えるか或いはこの世界は設計されている、それは何らかの知性による設計だ、と考えるのかその何れか、2択の話です。 そのどちらの世界観を選ぶか、という事です。 2者択一ですから、それ以外の選択肢はありません。 どちらの世界観を選ぶかによって、この世界の認識は全く異なるものになります。
認識論ですから、それが直ちに科学体系をもたらすことはありません。 ID論は勿論設計されていると言う立場です。 設計されているという事はその設計を行った主体が存在するという事ですから、それをIDと称する訳です。 設計とはそもそも知的な作業ですが、敢えてそれを強調してIDを呼ぶわけですね。
ID論はその様な認識論ですから、それを体系的な科学として成立させようと本格的に取り組むとあらゆる科学分野を網羅するトンデモナイ体系を構築する必要がります。 それは全く現実的ではありませんから、ID論を科学的な体系として示せと言うのは直ちには到底無理な話です。 だからと言ってID論が非科学的であると言うのは極めて不当な極め付けです。 ID論、つまりこの世界は設計されていると言う世界認識はあらゆる科学的知見によってロジカルに導かれるものですから、それは少なくとも科学的な推論である訳です。 それを科学では無い、宗教に過ぎない、言って非難するのは、偏見、無理解、或いは特定の立場からその様に規定しないと都合が悪い、そういう話になります。
ID論自体は科学の方法論ではありませんが、どちらの世界観を選ぶかによって科学に対するアプローチの方法論は全く異なるものになります。 設計を前提とするかしないかです。 それは科学の方法論の効率化の問題でもあります。
- 421 :神って誰 :2024/05/07(火) 16:27:31 ID:MYbuQkng
- 科学史上の評価と実態の乖離の最も激しい人物は恐らくダーウィンでしょう。
ダーウィンはニュートン等と共にウエストミンスター寺院に埋葬されています。 何らかの毀誉褒貶はあるにせよ、大勢としてはダーウィンは科学史を塗り替えた偉大な科学者である、というのが通り相場です。 では、実態はどうでしょう? ダーウィンはソモソモ科学者とは呼べません。 まして科学史を塗り替えるどころか、進化論を大きく迂回させた重大な戦犯です。 余り悪くは言いたくありませんが、残念ながらそれが真実です。
自然選択論を批判する人たちでも、ダーウィンは誠実な科学者であったと評価する人がいます。 実は私も最初はその様にダーウィンを見做していました。 自説の弱点を包み隠さず語る。 それに反する事実があれば何時でも受け入れる準備がある。 彼は著書の中でその様に述べます。 一見するととても誠実な態度ですね。 これに多くの人たちが騙されます。 しかし注意深く読み進めるとそれは見せかけだけに過ぎないことに気付きます。 ダーウィンは結論において1ミリも譲りません。 そもそも全く譲歩するつもりが無いんですね。 自説の難点をあからさまに示して見せながら、「しかしこのように考えれば」「説明は十分可能である」この様に必ず反論に転じて議論を逆転させます。 これは彼のロジックの常套手段です。 そしてこれも驚くべき事ですが多くの人々がそのロジックを易々と受け容れてしまいます。 それは科学的手法とは程遠いものです。
実際ダーウィン自身科学と言う言葉を殆ど使っていません。 科学的な検証と言うこと自体に関心が無いように見受けられます。 それを後の追随者たちは、ダーウィンは優れた科学者だ、更には自然選択論は厳密に検証された科学だなどと極めて的外れな主張を展開します。 ダーウィン自身、実験もしくは観察事実による仮説の証明と言うプロセスには無関心です。 「種の起源」でも勿論その様な証明は一切なされていません。 全ては、こう考えれば説明できると言う彼の想像の世界の中で完結しています。
(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)
- 422 :神って誰 :2024/05/10(金) 12:41:30 ID:MYbuQkng
- 果たしてこの世界は設計されたものなのか。
或いは設計など全く存在しない完全な自然状態の中で成立しているものなのか。 世界認識はこの2択になります。 中間形態のモデルとしては、一部は設計されている、と言う考え方もあるでしょう。 しかし、一部にしろ設計されていると言うその一部とは何を意味するのか。 一部でも設計を成し得る設計者が存在するとすれば、その設計者が全体の設計を成し得ない理由が何処にあるのか。
ID論名は理神論とニアイコールです。 つまりIDとはこの世界全体の設計者です。 生物を設計し得るという事はひいてはこの世界を設計したことになります。 この辺りの概念が整理できないとID論の基本が理解できません。 理神論は初期設定にすべてを委ねますが、そこは異論のあるところですね。 敢えて中間関与の可能性を否定する理由は見当たりません。 その方法に関しては、初期設定と同様不明と言う他ありません。 自己組織化が大きな役割を果たしているのは容易に想像できますが、自己組織化も初期設定が必要です。
初期設定に依らない中間関与があり得るとしたら、それはどの様な形で行使されるのか。 進化における有り得ない奇跡群にそれは適用されたのか。 生命誕生、真核生物誕生、多細胞生物誕生、有性生殖、カンブリア爆発、それ以降の有り得ない奇跡が中間関与なしに可能なのか。 可能であればそこには驚くべき初期設定が存在したことになります。
先ずは、ゲノムの変異に関して地道な研究を続けるしかありません。 そのアプローチの仕方の話です。
- 423 :神って誰 :2024/05/10(金) 19:12:48 ID:MYbuQkng
- アプローチの方向性が間違っている為に徒労を重ねている良い例が有性生殖の誕生です。
生存に有利になるように進化した、進化とは生存の優位性の追求の結果である。 生物が獲得した形質は何らかの生存における優位性によってもたらされたものだ。 これは自然選択の原理が進化のエンジンとして刷り込まれた思考によって生じたものです。 つまり何らかの生存における優位性が存在しないと進化する筈がないと言う思い込みです。 その思い込みにより、有性生殖の誕生も必ず何らかの生存における優位性が存在した筈だと考える訳です。
有性生殖は最も単純に考えても雌雄同数存在するとして繁殖における効率は1/2になります。 雌しか出産できないですからね。 更に雌雄の出会いの機会の問題や減数分裂における効率の問題があります。 それでも進化における生存における優位性を信じ込んでいる研究者たちはその優位性を探し求めて四苦八苦します。 これが長年研究者たちを悩ませるパラドクスと呼ばれています。
しかし、進化における多様化も複雑化も明らかに繁殖効率に反しているんですよ。 それに気付かない。 進化は繁殖効率を追い求めた結果ではありません。 そう信じ込むのは自然選択と言うダーウィン進化論の刷り込みがあるからです。 唯一の解は設計の結果と考える事です。 極めて単純明快な解です。 それが受け容れられないのは、既成概念に捕らわれた排他的思考です。 そしてそれが科学とは対極にあることに何時まで経っても気付けず言いる訳です。 結果として無駄な研究労力を費やし続けることになります。
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