- 1 名前: キャプテンヤマト 投稿日: 2002/08/02(金) 15:54
- 1.大和共和国
「やっと女の子になれる...」 健太は、まさにその切断を目の前にした瞬間、歓喜に溢れていた。 薄暗い手術室。両脚は金属溶接で開錠できない開脚台に固定され、大きなチェーンソーがそのモーター始動の音をコダマし始めていた。 男権放棄契約書が手術室で最後通告として読み上げられる。 「辻元健太は、大和共和国の法律に従い、男性としての権利並びにそのすべてを、永遠かつ永久に放棄することに同意する。依存ないか?」 執刀女医が高らかに契約書を読み上げると、健太はうっすらと笑顔を浮かべながら、コクンと頷いた。 「生まれ変われるんだ...全く違う人生がまた始まるんだ...」 すべてを放棄し、これからは自分のすべてを神に捧げる人生... 緊張と共に、興奮と小さな喜びがこみ上げてくる。 このすべては、1ヶ月前、そう、1ヶ月前が始まりだったのだ。 執刀女医の手に収まったチェーンソーはゆっくり、健太の大事なところに向かって行った...
1ヶ月前の4月4日。大和共和国第一中級学校3年の辻元健太は何時も通りに朝7時50分に登校していた。校庭の桜は、まさに満開といった体で、その春独特の希望と夢を抱かせるに十分な美しさであった。 辻元健太、15歳。決して美少年といった雰囲気ではないが、引き締まった腹筋と広い肩幅を持ち、日に焼けた顔は、彼の健康を象徴していた。 だが、学業の面では決して十分なものとは言えなかった。むしろ下位グループに属しているだろう。 もし彼が500年前のこの国に生まれていれば、その社会状況のなか、十分に男性として その一生を、何の疑いもなく、過ごしていただろう。 大和共和国。今から100年前の新世紀革命により成立。知的エリート組織、新世紀党が、革命を起こし、哲人政治を題目に、個人の知的水準により階級を定める「序列国家」を建国したのだった。 最高級は「最高級知性男子」であり、国家の中枢を担う。それに続き、「最高級知性女子」であり、最高級知性男子の国家行政をサポートする。その後に、「高級知性男子」「高級知性女子」「中級知性男子」 「中級知性女子」「下級知性男子」「下級知性女子」という階級である。 男性が、女性より上位に属するのは、最新の遺伝子学により、男性の優秀性が科学的に説明され、その為、新世紀党女性幹部も、その政策に同意していたのであった。 だが、この政策により、多くの女性達が男性に性転換することを望みはじめるという結末を招いたのだった。 既にこの時代、男性側の性器提供さえあれば、女性も、完全な男性に、性転換できる技術があり、一部の女性達は、全財産をもって、非合法に性器購入に力を入れ始めるありさまだった。 また、社会的に男の子を欲しがる夫婦が激増し、男女に比率が大きく歪になっていた。 そうした社会情勢の中、鉱山、建設現場で生計を立てる「下級知性男子」の強姦事件が,連日新聞に掲載される状況にまで陥った。 無理もない。彼ら「下級知性男子」は貧民層で、一生結婚は期待できず、ただ毎日むさ苦しい仕事現場で肉体労働を強いられているのだ。 そして、終に、大和共和国政府は性転換を望む「上級知性女子」に限り、合法的に性器購入を認め、その性器は、中級学校3年生時の階級確定試験時に選び出し、性器を提供した男性は、完全に女性、に性転換し「下級知性男子」に体を捧げることとする法案を議会で可決させたのだった。 施行後10年が過ぎたが、性転換した男性は、国家管理の下、「下級知性階級」に、その女体を提供し、慰安するという状況になったが、強姦発生率は激減し、性転換男性は「女神」と呼ばれるようになった。 そして、階級確定試験は、今日この第一中級学校で行なわれるのであった。
- 37 名前: キャプテンヤマト 投稿日: 2002/08/02(金) 16:07
- 37.去勢手術2
手術準備室。以前健太が「破瓜儀式」で逃げ出そうとした場所だ。以前と同じく、これと言った設備もない、殺風景な部屋だ。 手術で健太を固定する開脚台のみ、その存在感をアピールしていた。 開脚台は、破瓜儀式で用いられたそれより、さらに強度を増した構造になっており、鋼鉄でくみ上げられた土台と、太い鎖。開脚台というより、何かの拷問に用いるような姿に見える。 栄美子、英愛、明日香、菜穂が手術の手順について、打ち合わせを始めた。 10分もせずに、打ち合わせは終わった。菜穂が明日香に健太の固定を命令した。 健太は、自ら開脚台に上り、足首を開脚部に載せた。明日香が手早く鎖で固定し、さらに両膝、両腕、両手首、両肘、首、胴部を、鎖で固定していく。がっちりと固められた状態で開脚台に載せられたまま、健太は手術室に搬入された。
そして、ついに、その運命の時がきた。 健太がまさに生まれ変わる場所は、消毒液の匂いの漂う、白と銀の世界、去勢手術室。 ガラス製のシリンダーやイルリガートルに薬品瓶。ステンレス製のトレーに聴診器、内視鏡...ステンレス製のトレーの中には、今から健太と、その象徴を切断すべく準備された各大きさのメス、はさみ、ニードル、そして携帯用チェーンソーが綺麗に並べられ、その健太のペニスを切り裂く時を、じっと待っているように見えた。 菜穂が、その用具を丹念に再確認し、最後にチェーンソーを手に取った。スイッチを入れ、モーターの回転する重い音が響き始める。 真向かいにいる菜穂の姿が、一歩一歩近づくたび、モーター音も近づいてくる。 もう、逃げることも出来ない。もう、すべての運命を受け入れるしかない。 しかし、健太の心には、まだわずか1パーセント程度の未練が残っていた。未練で、健太の目から涙が頬に伝わる。英愛はそれを見て、 「健太君...私もあなたの手術に協力するわ...」 といって、タイトスカートを捲り上げ、パンティーを膝の位置まで下ろした。 「健太君、ほらこっちを見なさい。私も...女の子だから、ほら、おちんちんないんだから、何も怖がる必要はないんだよ.私達と同じ身体になるだけなんだから!」 それをみて、明日香もコクンと頷き、そして、白衣の下から、パンティーを膝の位置まで下ろし、スカートの大きく捲った。 「健太さん...わたしのも見て...!女の子はみんなないんだよ。全然怖がる必要ないよ」 さらに栄美子も同調した。健太に自分の秘所を見せつけ 「英愛さんも明日香さんも、そしてわたしも...みんなおんなじよ。健太君も同じ身体になるだけじゃない?全然怖くないよ!...さあ、がんばろうね!」 3人の陰部が、健太の周りを取り囲んでいる。 その瞬間、健太の脳裏から、全ての未練は霧が晴れるようになくなっていった。 英愛、明日香、栄美子の3人がお互いを確認するかのように頷く。菜穂もゆっくり頷いた。 そして、菜穂は、片手で、健太のペニスと睾丸を掴み、ぐいっと引っ張った。根元から引きちぎられるほど強い力で。
- 38 名前: キャプテンヤマト 投稿日: 2002/08/02(金) 16:07
- 男権放棄契約書が手術室で最後通告として読み上げられる。
「辻元健太は、大和共和国の法律に従い、男性としての権利並びにそのすべてを、永遠かつ永久に放棄することに同意する。依存ないか?」 菜穂が高らかに契約書を読み上げると、健太はうっすらと笑顔を浮かべながら、コクンと頷いた。 菜穂はそれを確認した後、手に取っているチェーンソーの方向を健太の陰茎の根元に向けた。 健太は,目を閉じた。チェーンソーの音がますます大きく聞こえてきた。 チェーンソーの回転で、陰部に風を感じた。それを感じた瞬間、健太の陰部にチェーンソーの刃が荒々しく食い込み始めた。 鮮血が飛び散った。後続するかのようにドクドクと血液が溢れ出す。陰茎の血色が、死に行くかのように、みるみる悪くなる。 「ぐああああ!!!」 健太は,悲鳴を上げた。目を開け、自分の陰部を確認しようとした。既に健太の陰茎は半分まで、切断されていた。 蘇ってくる喪失感。寂しさ、恐怖感、後悔... 英愛、明日香、栄美子の3人は祈るような顔をして、喪失の恐怖に耐える健太に自分の陰部を見せようとしている。 健太は、3人の、その姿を見つめて、懸命に恐怖感を払拭しようと努力していた。 健太は、自分の物が離れていく最後の姿を目に焼き付けておきたかった。それが健太の最後の望みだった。 チェーンソーは、ますます健太の陰部の奥まで差し込まれた。組織が猛烈な勢いで破壊される。 健太は、懸命に痛みに耐えた。そして、ついに健太の陰茎は、完全に健太の身体から離れ、自分のものでなくなった。 ポトンっと健太の身体から離れ落ち、菜穂はすぐさま、特殊保存液が入っているビンに移しいれ、ビンのふたを閉じた。 健太の切断の断面からは、恐ろしい勢いで、血が噴出している。 一方、特殊保存液の中で、健太の陰茎は、まるで別の生き物になったかのように、その血色を取り戻していった。 (さようなら...) 健太が、心のなかで呟いた途端、気が緩んだ。堰を切ったかのように、激痛が脳天にまで走った。 出血のせいで、意識が朦朧としていた。それが健太の限界だった。健太は、自分の物の最後を見送って、暗黒の世界に落ちていった。
- 39 名前: キャプテンヤマト 投稿日: 2002/08/02(金) 16:07
- 38.卒業1
そして,1週間の日が流れた。 健太は、まどろみの中にいる。一体どれくらい時間が流れたのか、健太はまだ知らない。 健太は、寝返りをうった。パサリと髪の毛が頬にあたる。 (えっ!) と、健太は飛び起きた。なにが起こったのか、一瞬分からなかった。どうやら裸で寝かされているようだった。部屋は自分の独居房ではないことまでは分かる。 「目が醒めた?美紀さん」 と,英愛の声がした。 健太はまだ、状況が掴めない。一体何があったんだっけ?...それに美紀って...? 「健太君...あなたは、ついに本当の女の子になれたのよ。だから改名することになったの。明日香さんと相談して、あなたの新しい名前は酒見美紀っていうことにしたの。いい名前でしょ?美紀さん」 英愛は、微笑んでいる。今までの厳しさを、すべて忘れてしまうほどの優しい微笑みだった。 美紀は、頬に当たっている髪の毛が気になった。手を頭に伸ばす。美紀の髪の毛はちょうどセミロングの長さになっているようだった。 (あ...!) 美紀は,全てを思い出した。去勢手術、そして遺伝子療法... 美紀はすぐさま自分に掛けられているタオルケットを捲った。自分の全裸が顕になる。 美紀は息を呑んだ。自分の股間に釘付けになる。 (やっぱり...!) そこには、何もなかった。 以前の自分の、存在感を誇っていたペニスは跡形なく消えていて、その場所には、まるで壮絶な切断を記録するかのように、寂しく割れ目が開き、穴が肉に埋もれるかのように開いているだけだった。 (本当に...切断されちゃったんだ...) 美紀の頬に涙が伝う。 喪失感?後悔?悔しさ?...わからない。自分でもわけがわからず涙が溢れている。 「鏡で...自分の姿...見てみなよ」 英愛は,そう言って、部屋に設置されている鏡を指差した。美紀はゆっくりベッドから身体を起こし、鏡の前に立ってみた。 そこには.... 男だった時、1ヶ月前まで普通に生活していた時、自慢していた鍛え上げられた骨格、張り裂ける勢いの筋肉はすべて、失わされていた。 鏡に映った美紀の姿は、か細い腕と、白く透き通る肌、男を欲情させるに十分な肉感的な腿、緩やかにくびれた腰、胸は華奢な身体に合って小粒で、緩やかな曲線を持ち、おしりもしなやかに丸みを帯びていた。その身体は、何かを恐れているかのように静かで、優しく、華奢で、弱々しさのみ表現されたものだった。男だった時、常に求めていた力強さなど一切感じられなかった。 「美紀ちゃん!ほんと可愛くなったよね...そう思わない?」 英愛が尋ねる。 (省略されました・・全てを読むにはここを押してください)
- 40 名前: キャプテンヤマト 投稿日: 2002/08/02(金) 16:08
- 39.卒業2
卒業式の当日、美紀は部屋で英愛から振袖を着せられている。 その振袖は、紅色をベースにして、生地には四季の様々な草花が描かれている。 「英愛さん...着物の着付けまで出来るんですね?」 美紀が感心したような声で英愛に尋ねた。 英愛は、微笑んだまま、せわしく美紀に振袖を着付けしていた。美紀の落ち着いた顔立ちにこの振袖はとても似合っていた。 さらに英愛は、美紀の唇に紅を塗り、髪の毛も綺麗にアップさせた。まるで成人式に出席する女の子のようだ。 「ほんと...美紀さん、すごく可愛いわよ!」 英愛が美紀の姿に見惚れながら言った。 振袖を着せられた美紀は、英愛に案内され、卒業式の会場となる部屋に導かれた。 その途中、前から、1台の台車が押され運ばれてくるのが目に入った。台車の上には、統一された大きさのガラス瓶が並べられている。 そのガラス瓶の中には、大小さまざまな大きさのペニスが特殊保存液の中で保存されており、瓶の外側には、名前が記載されていた。 すれ違い様、美紀は、「菊川様」と書かれた瓶を発見した。中には、見慣れたペニスが保存液の中で揺れている。 つい1週間前まで、それは自分の身体に付いていたもの...1ヶ月前までは、何の疑問も持たず、所有していることが当たり前だったもの... それが、今、自分の身体から離れ、人様に捧げるものになってしまった。 「今日...配達日なのよ」 英愛は短く言った。美紀はその台車が見えなくなるまで、ずっと見続けていた。 卒業式の部屋は、変わっていた。教卓が部屋の前方にあり、何故か、和式便器が、部屋のど真ん中に設置されている。 暫く待っていると、部屋に菜穂、明日香、栄美子が入って来た。英愛を合わせて4人の出席者で卒業式は行なわれるらしい。 栄美子が教卓の前に立ち、残りの3人は壁際に並んで立っている。 栄美子が、卒業証書を読み上げる。 「酒見美紀、本日をもって、この大和共和国女性化訓練所の卒業を認める」 美紀は、卒業証書を受け取ると、英愛、菜穂、栄美子、明日香が大きく拍手をした。 英愛が,前に出てくる。 「おめでとう!美紀さん。今日で卒業よ!それで...これがホントに最後の儀式なの。部屋の中に便器があるでしょう?その振袖の姿でおしっこして下さい。振袖でおしっこするのって、本当の女の人でも大変なの。だからこれで、服を汚さずにおしっこして、こんなにうまくなりました。ちゃんと女の子のようにおしっこ出来るんですって、お世話になった人の前で証明するの!じゃ、やってみて!」 美紀は,英愛を見てはにかんだ。くるりと背を向け、部屋の真中に設置された便器に向かう。 様々な記憶が蘇る。鑑定検査、商談、破瓜儀式、そして去勢手術... 美紀は、訓練で習ったとおり、長い袂に手を掛け、袂の中間あたりをつまみ帯締めにはさみ込んで留め、ゆっくりパンティを下ろした。 英愛、菜穂、明日香、栄美子は、美紀のその姿を凝視している。部屋の中に、美紀の小便が流れる音が響く。そして、全てを流し終えたあと、紙で拭き、パンティを引き上げ、振袖を元に戻した。 (省略されました・・全てを読むにはここを押してください)
- 41 名前: キャプテンヤマト 投稿日: 2002/08/02(金) 16:08
- 40.別れ
美紀は、美紀の身体に合わせて採寸された、新しいセーラー服を着ている。 新しい旅立ちに備えて、英愛が準備したものだった。セーラー服姿の美紀は、どこからみても普通の15歳の女の子だ。 美紀は、荷物をまとめた。鞄ひとつ。身の回りの物以外、特になにも所有物はなかった。 鞄を抱え、もう一度自分の独居房を見回した。本当に、夢を見ていたような気持ちがする。 美紀は訓練所の建物から出る。何日ぶりだろうか?陽光が目にまぶしい。 訓練所の前には、既に政府機関からの迎えの車が来ていた。 英愛、栄美子、明日香、菜穂が見送りに建物から出てきた。美紀にとって、4人ともいろいろな思い出がある。 最後のお別れだ。美紀はそれぞれに挨拶した。 「菜穂先生...いろいろ有難うございました」 菜穂はいつもの怖い顔と違い、微笑んでいる。 「栄美子さん...あの時...暴力ふるっちゃって...すいませんでした!」 栄美子は脇腹に手を当てて笑っている。 「明日香さん...ほんとありがとう」 明日香はいつもの笑顔だ。そして美紀にむかって 「美紀ちゃん...なんか、わたしより綺麗になったみたい」 と美紀に向かって言った。その微笑につられ、美紀も笑う。そして英愛に...美紀は英愛に挨拶した。 「英愛さん...ほんとご迷惑おかけしました...それと...男の子だった時、喧嘩は3回とも負けちゃったけど...」 と,言って、暫く間を置いてから、 「...女の子の魅力では、絶対負けないようにしますからね!」 と言った。英愛は微笑みながら 「望むところよ!」と言った。 時間がやって来た。美紀は車に乗る。車はゆっくりと走り始めた。美紀は4人に向かって手を振る。 そして、4人の姿が見えなくなるまで、美紀はその方向を見つづけていた。
- 42 名前: キャプテンヤマト 投稿日: 2002/08/02(金) 16:08
- 41.永遠の女神
2日後、女性化訓練所の昼休み。 英愛、明日香、菜穂、栄美子は4人で集まって紅茶を飲んでいる。もう美紀はいない。 美紀は今頃、政府指定の場所に配属されているだろう。 明日香が英愛に尋ねる。 「あのぅ...英愛さん、美紀ちゃんって何処に配属されたかご存知ですか?」 英愛は静かに答える 「たしか...九州の第一鉱山の男性寮に配属されるって聞いたけど...」 「第一鉱山?!」 明日香は、驚いたような声で言った。 「第一鉱山って、たしか物凄く過酷なところじゃないですか?労働者があまりにも荒々しくて、ついこの間も「女神」の女の子が苦痛のあまりショック死したところでしょ?」 「ショック死したから補充で美紀さんが配属されたの」 と、栄美子が答える。明日香は話を続けた。 「それに...「女神」の女の子って、するたびに処女喪失の痛みを感じるんでしょ?それが毎日30人も40人もするって...」 そう言って、明日香は、顔をしかめて、白衣のスカートの上から、ぎゅっと股間のあたりを掴んだ。その状況を想像したかのように。 「でも...美紀ちゃん、そんなところでちゃんと仕事できるでしょうか?」 菜穂は、心配そうに呟く。 「大丈夫よ...きっと...美紀ちゃんなら絶対耐えれるはずよ...」 英愛は呟くようにそう言って、視線を窓の外に向け、遠くの景色を眺めた。そして紅茶カップをゆっくり口元に運んだ。
- 43 名前: キャプテンヤマト 投稿日: 2002/08/02(金) 16:08
- 美紀を乗せた車は、町を通り抜け、山間部へと向かった。山を越え、更に山を越える。車は曲がりくねった道をひたすら走っていった。
人里離れた山奥。人も、車も見ることは珍しくなっていっていく。 配属先の鉱山に近づくにつれ、山の草花が枯れているのに気が付いた。鉱山から排出される鉱毒が原因らしい。 車は、草木がまったく生えていない禿げ上がった土と、岩だけが存在する地域に入って行った。砂埃が中に舞い上がる。 そして、車は、鉱山の入り口の傍にある建物の前で停車した。「第一鉱山寮」と書かれている。 寮とは名ばかりの、倉庫を改良したような建物だった。壁は煤で黒く汚れ、幾つかの窓ガラスは割れたままだ。 美紀は、車からゆっくり降りた。草木のない岩にかこまれた世界。風が吹いた。 美紀のセミロングの髪と,スカートが風に揺らいだ。 美紀は,彼女の唯一の所持品である鞄を手に持って、鉱山寮の建物の中に入った。汗臭い匂いと、酒臭い匂いが入り混じって美紀の鼻をつく。 寮の広間には、既に30人とも40人とも言える鉱夫たちが、美紀を待っていた。 鉱夫達は、酒焼けした赤ら顔で、美紀を凝視した。目が充血している。だが、それは、決して酒によるものだけではなかった。 「待ってたぜ!姉ちゃん!」 1人の鉱夫が言うや、そのすべての鉱夫がいっせいに美紀の身体に襲い掛かった。荒くゴツゴツした無数の手が、美紀の胸、尻、腕、腹ににゅっと伸びていく。 美紀は、その手を懸命にどけようとした。しかし美紀の華奢な身体では抵抗など全く無意味だった。 新しいセーラー服は、その無数の手によってビリビリと破かれていく。美紀のブラジャーが顕になった。更にスカートが乱暴に引きちぎられその無数の手が、美紀の下着の中に伸びていく。 そこに,1人の鉱夫が耐え切れずにズボンを脱いだ。 「あ!...」 美紀は思わず声を漏らした。鉱夫のそれは、見事なまでに、天に向かって逞しく屹立していた。興奮したそれは、荒々しく脈打っている。 露出した鉱夫が美紀に近づいた。吐き気を招くような悪臭がプンと臭って来る。しかし美紀は何の迷いもなかった。美紀はそれを暫し眺めた後、ゆっくりと口の中に収めた。 (す...すごい...) 美紀は口の中でゆっくり舌を動かし、その振動、舌ざわり、そして熱を感じていた。自分が失ってしまい、二度と手に入れることができないもの...自分には付いていないもの...腕力と権力の象徴... 「すげえぜ!こいつ、自分から咥えやがった!」 美紀にしゃぶられている鉱夫は弾んだ声でそういった。 鉱夫達は次々と裸になっていく。そして、美紀の身体の穴と言う穴に、それを突き刺していく。その中の一本がメリメリっと美紀の陰部に突き刺さった。 美紀の陰部に破瓜の痛みが走った。引き裂かれるような痛み。痛みで顔が歪む。だが、美紀は嬉しかった。自分が失ったものに囲まれているのだ。 その時、美紀は何故自分達が「女神」と呼ばれるのか、気が付いた。鉱夫たちの荒々しい要求に喜んで奉仕する女神達... 焦っている鉱夫達は既に、美紀の犯される姿を見ながら自慰をしている。逞しく勃起したペニス。白濁した精液が次から次えへと美紀の身体を汚していった。 (そうよ...わたし、おちんちんの傍にいれるだけで嬉しいの...) 口、肛門、性器、そして全身に精液を浴びながら、美紀は全身を弄ばれながら、恍惚とした表情で鉱夫たちに奉仕していくのだった。
(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)
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