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永遠の女神

1 キャプテンヤマト :2002/08/02(金) 15:54
1.大和共和国

「やっと女の子になれる...」
健太は、まさにその切断を目の前にした瞬間、歓喜に溢れていた。
薄暗い手術室。両脚は金属溶接で開錠できない開脚台に固定され、大きなチェーンソーがそのモーター始動の音をコダマし始めていた。
男権放棄契約書が手術室で最後通告として読み上げられる。
「辻元健太は、大和共和国の法律に従い、男性としての権利並びにそのすべてを、永遠かつ永久に放棄することに同意する。依存ないか?」
執刀女医が高らかに契約書を読み上げると、健太はうっすらと笑顔を浮かべながら、コクンと頷いた。
「生まれ変われるんだ...全く違う人生がまた始まるんだ...」
すべてを放棄し、これからは自分のすべてを神に捧げる人生...
緊張と共に、興奮と小さな喜びがこみ上げてくる。
このすべては、1ヶ月前、そう、1ヶ月前が始まりだったのだ。
執刀女医の手に収まったチェーンソーはゆっくり、健太の大事なところに向かって行った...

1ヶ月前の4月4日。大和共和国第一中級学校3年の辻元健太は何時も通りに朝7時50分に登校していた。校庭の桜は、まさに満開といった体で、その春独特の希望と夢を抱かせるに十分な美しさであった。
辻元健太、15歳。決して美少年といった雰囲気ではないが、引き締まった腹筋と広い肩幅を持ち、日に焼けた顔は、彼の健康を象徴していた。
だが、学業の面では決して十分なものとは言えなかった。むしろ下位グループに属しているだろう。
もし彼が500年前のこの国に生まれていれば、その社会状況のなか、十分に男性として
その一生を、何の疑いもなく、過ごしていただろう。
大和共和国。今から100年前の新世紀革命により成立。知的エリート組織、新世紀党が、革命を起こし、哲人政治を題目に、個人の知的水準により階級を定める「序列国家」を建国したのだった。
最高級は「最高級知性男子」であり、国家の中枢を担う。それに続き、「最高級知性女子」であり、最高級知性男子の国家行政をサポートする。その後に、「高級知性男子」「高級知性女子」「中級知性男子」
「中級知性女子」「下級知性男子」「下級知性女子」という階級である。
男性が、女性より上位に属するのは、最新の遺伝子学により、男性の優秀性が科学的に説明され、その為、新世紀党女性幹部も、その政策に同意していたのであった。
だが、この政策により、多くの女性達が男性に性転換することを望みはじめるという結末を招いたのだった。
既にこの時代、男性側の性器提供さえあれば、女性も、完全な男性に、性転換できる技術があり、一部の女性達は、全財産をもって、非合法に性器購入に力を入れ始めるありさまだった。
また、社会的に男の子を欲しがる夫婦が激増し、男女に比率が大きく歪になっていた。
そうした社会情勢の中、鉱山、建設現場で生計を立てる「下級知性男子」の強姦事件が,連日新聞に掲載される状況にまで陥った。
無理もない。彼ら「下級知性男子」は貧民層で、一生結婚は期待できず、ただ毎日むさ苦しい仕事現場で肉体労働を強いられているのだ。
そして、終に、大和共和国政府は性転換を望む「上級知性女子」に限り、合法的に性器購入を認め、その性器は、中級学校3年生時の階級確定試験時に選び出し、性器を提供した男性は、完全に女性、に性転換し「下級知性男子」に体を捧げることとする法案を議会で可決させたのだった。
施行後10年が過ぎたが、性転換した男性は、国家管理の下、「下級知性階級」に、その女体を提供し、慰安するという状況になったが、強姦発生率は激減し、性転換男性は「女神」と呼ばれるようになった。
そして、階級確定試験は、今日この第一中級学校で行なわれるのであった。

2 キャプテンヤマト :2002/08/02(金) 15:54
2.運命の選抜試験1

元来、この国は、不完全ながらも、男尊女卑を国策としている部分がある。
さらに、排尿作業は小さいうちから子供達の興味を引くことになるが、昔からこの国家では、普通女はしゃがむのが習慣であり、立位は男の特権であると見られていた。この相違が、女の子にとって一番目立つ性差別に映る。
小便をするには、彼女達は屈んで、肌を剥き出しにする。これにより屈辱感が高まる。
そうして、多くの少女達は、「子供はみんなペニスを持って生まれるが、両親がすぐさまその何人かを切り取って女の子にするのだ」と考えるのだという。
そして、その男尊女卑の社会の中、女の子の目にペニスがその威信と権力の象徴に映りだし、切断されたに対して自分を責め始めたりしているのだった。
だが、そうしたコンプレックスは、最上級知性女子の性転換を認めたことにより、改善されつつある。
少女達の中には、自ら男になることを夢見て勉強に励み、最上級知性女子階級になることを目標にしているという。
だが.男性を中心にこの法律に反対する者も多い。勿論、健太もその一人である。

辻元健太は、「男尊女卑」的な思想を持っていた。時間があれば、男性の肉体美を表現したギリシャ、ローマ時代の彫刻を研究し、自らもそれを実現しようと体を鍛えていた。
性行為により、女を屈服させ、男性は肉体的機能の優秀さの優越感に浸り、女性はその渇望しても手の届かない「男性」に嫉妬し、自身の劣等性を自覚し、男性に尽くしたくさせるものだと考えていた。
男性器は、まさに「優秀たる男子」の象徴であり、女性はそれを持たない故劣等である、という思想である。
勿論、経験はまったくないのだが。

彼には、夢があった。
大和共和国のような、知性による序列ではなく、男性を無条件上位にし、女性をすべて男性の下位に組み入れる古典的な男尊女卑国家を建国すること。
その為にも、今日の選抜試験では、少なくとも「中級知性男子」の水準に達することが必要だ。
大人になれば、何時かは、己の腕力で革命を起こそう、今日の試験は絶対だ...
健太は教室の自分の机の前でそうしたことを考えていた。
担任が、教室に入室してきた。無言。すぐに試験用紙を配布し始めた。教室にはさすがに緊張感が漂っている。
この試験結果で自分の序列が決定するのだ。「中級知性男子」のレベルなら、高級学校の入学は許可される。
肉体改造に熱中し、学業を怠ってきた健太にとっては、人生の天王山とも言える試験だった。
担任の教師が、試験用紙がすべて行き渡ったのを確認し、低い声で「試験始め!」と叫んだ。
「いくら悪くても「下級知識男子」...性器提供の「女神」などありえない...」
健太は、何の心配もなく、試験用紙に挑み始めたのだった。

3 キャプテンヤマト :2002/08/02(金) 15:54
3.運命の選抜試験2

試験はマル一日費やされた。試験科目は「国語」「数学」の他に「国民序列思想」及び「大和共和国史」である。健太は「国民序列思想」が苦手だった。むしろ憎しみを持っていた。彼には彼の哲学があり、決して受け入れることの出来ないものだった。
試験終了と同時に帰宅することになる。試験が終わるや否や、健太は荷物を整理し、教室を後にしようとした。
「辻元、ちょっと待て!」
担任の鈴木が健太を呼び止めた。
「何ですか?」
健太は面倒くさそうに答えた。健太は鈴木が嫌いだ。学校教員をしている以上、鈴木は「高級知性男子」の階級に属しているのだろう。鈴木は、勉強を全くしない健太を心から馬鹿にしていた。
また、健太も当然それを感じていた。
「お前、今までの成績じゃあ良くても「下級知性男子」の水準に成る筈だが、少しは試験勉強したのかね?」
鈴木の言葉には、若干の侮蔑が含まれている。
「勿論勉強しましたよ。俺は夢があるからね。中級知性男子の同志を集めて、いずれこの国をぶっ潰してやる!」
「君は、自分が中級知性男子の階級に合格してると思えるのかね?」
「まあ、結果は1週間後でしょう?馬鹿にするなら結果が出た後にしてくださいよ」
健太は踵を返して、教室を後にした。
帰宅後、健太はすぐさまシャワーを浴びた。
バスルームに備え付けてある大きな鏡は、一糸纏わぬ健太の体を映し出していた。
その姿は、まるで、ダビデ像を連想させる。彼のペニスもまた、ダビデ像のように、皮を被っている。
健太は自らの姿を、暫し眺めていた。自分が求めていた、ダビデ像の身体がそこにあった。

4 キャプテンヤマト :2002/08/02(金) 15:55
4.運命の結果

1週間後、いよいよ試験結果の発表の時が来た。
登校時間は、夕方の4時。結果の発表のみ行なわれる。
この試験結果は点数により、階級が厳然と決定され、それぞれの進路が決定するという、人生で一番重い発表になっていた。健太を含め、他のクラスメートも既に着席して、その運命の結果を待っている。
4時のベルが鳴り、担任の鈴木が教室に入って来た。
「では、階級決定試験の結果を発表する。すべて、成績順だ。名前を呼ばれたら、前に出てきなさい。階級証明証を各個人に渡します。受け取ったら、その場で帰宅して宜しい」
相変わらずの、無表情な声で言った。
「先ずは...山崎君!君がトップだ」
鈴木はニンマリと笑いながら、山崎の名前を呼んだ。
「山崎...」健太は山崎が大嫌いだった。
山崎は、身体を鍛えるのとは、全く無縁といった、タプタプに肥満した身体を持ち、恐ろしく分厚い銀縁眼鏡をかけ、健太のような勉強嫌いを全く相手にもしないような奴だ。無論、担任の鈴木からはえらく愛されている
ようだが...
「山崎君!君は、本校で唯一の「最高級知性男子」の合格者だ。私のクラスから君のようなエリートを輩出することが出来、先生も嬉しく思う。」
山崎は,肥満で小さくなった目をもっと細めて、はにかんだ。
(いずれ俺が革命を起こせば、真っ先にお前をぶち殺してやるぜ...)
健太は、微笑みながら教室を出て行く山崎を見ながら、そんなことを考えていた。

...成績の結果発表は、引き続き行なわれる。小泉、土井、石原といった秀才組3人は若干成績が足らず、「高級知性男子」に、そして残りのクラスメートも順順に読み上げられ、教室を後にしていった。
残り10人になっても、健太の名前は読み上げられなかった。8人...3人と教室の中は、閑散として来た。
とうとう最後のクラスメートが教室を後にし、残ったのは、担任の鈴木と健太だけだった。
「先生...俺、下級知性男子の階級なんですねえ...」
健太は力のない声で呟いた。下級知性の階級が決定すると、1年後の卒業と同時に、炭鉱や建設現場での肉体労働に従事しなければならない。
(いや、労働者の連中の方が、革命に参加する奴が多いかも知れんな)
そのような考えが浮かんだ途端、鈴木は低い声で、
「いや、君は下級知性の階級ではない。」と言った。
「先生...じゃあ?」
「全く...残念だが君は「女神」の階級だな。まあ、政府から「女神」決定者には「おめでとう」と言うように指示されているんだが...君は...もう男でもなくなるんだな。本校では君一人だった...」
健太は、一瞬、全身の血液が下がるのを感じた。何だって?俺が女の子になるんだって?そんな馬鹿な話があるか!今まで築いて来たこの身体を全て差し出せって言うのか?
女の子になんてなれるか!そこまで自分を貶めれるか...
「先生...俺逃げますよ...そんな無茶な命令には従えない。」
「辻元君。それは無理だろう。もう政府機関から君を収容する為、軍人が学校に来ている...」
「今、飛び出せば間に合うでしょう?」
と言って、健太は急いで教室を飛び出ようとした、が、その瞬間、教室の扉が大きな音と共に開き、そこには女性軍人が立っていた。女性用の軍の制服を着た、背の高い女性軍人が言った。
「大和共和国女性教化収容所を管轄している李田英愛です。本日、辻元健太君を引き取りに参りました」
軍人だが、その身体は一般の女性と全く変わらない。健太との腕力の差は、かなりあるように見えた。
健太は、決心するや否や、英愛に猛烈なタックルを浴びせようとした。が、英愛はひらりと健太のタックルをかわし、すぐさま健太の手首を捩じ上げた。
(こいつ)
すぐに空いた片方の手で顔面に一撃を食らわそうとしたが、その時には既に、強烈な拳が健太の腹部に炸裂した。意識が遠のいて行く...健太はその場で、大きく倒され、意識を失った。

5 キャプテンヤマト :2002/08/02(金) 15:55
5.最初の女性教化

どれくらい、時間が経ったのだろうか?そして...今、俺は何処に?
朦朧とする意識の中で、健太は自分の状況を把握しようとしていた。
「気が付いた?」
英愛の声がする。はっとして、健太は身体を起こした。毛布に包まれ、今まで気を失っていたことを思い出したのだ。
英愛はにこっと微笑んだ。学校では分からなかったが、優しい顔立ちをした美人である。20代後半に見える。
大きい瞳、目鼻立ちのスッキリと整った顔立ちで、艶のあるセミロングの黒髪が良く似合って、知らなければ到底、軍人だとは想像もつかない。
「ゴメンね。少し手荒にやりすぎちゃったかな?」
健太は周囲を見回した。自分が寝ているベッドの他に、英愛が座っているパイプ椅子、そして簡単な洗面台と便器の他には、特に大した設備もない。部屋の窓も小さい窓が、3つあるだけで、少し薄暗い。
「あのう...ここは何処ですか?」
健太は、普段滅多に使わない敬語に直して、英愛に尋ねた。
「辻元君...だったよね。おめでとう。」
英愛は、健太の質問を無視するように、話を続けた。
「おめでとう。あなたは、神様から選ばれたんです。これから、あなたは、女の子として、生まれ変わるのです。まだ、運命を受け入れることが出来なくて、いろいろ大変なのは分かるけど、この教化収容所で訓練と、教育を受ければ、すべては解決する筈よ」
(おめでとう...ってなにがめでたいんだ...?)
英愛は話を続ける。
「ほら、君は腿と腿の間に、こういう邪魔なものがあるでしょ?」
そういって、英愛は、健太の股間のものをズボンの上から、ぎゅっと握り締めた。
健太はどぎまぎした。健太は女性経験はなく、このように自分の敏感なところを女性に触られたことなど一度もなかったからだ。男尊女卑思想があっても、勿論健太にも肉欲はある。
更に、英愛は健太のペニスをヤワヤワと揉み始めた。細い指が、ズボンの上から健太のペニスに絡みつく。
「こういうものがあったら、いろいろ不便なこと多いでしょ?」
英愛は同意を求めるような口調で尋ね、更に
「辻元君、これ見て!」
と言って、自ら自分のタイトスカートをめくり上げ始めた。
健太は目を背けられない。さすがに女の子に興味を持つ年頃だ。英愛の姿を凝視していた。
捲り上げられたスカートの中から、英愛が身につけた、フリルのついたパンティーが現れた。
ぴっちりと密着した女性用のパンティーは、健太に、それを剥いだ姿を想像させるに十分なほどだった。
「ほら、よく見てみて...女の子はこんな風に、ここにはなにもないでしょ?男の子は大変ね。そんな、窮屈になるようなでっぱりがあって。でも辻元君、君も直ぐにこういう風になれるからね」
健太は,ただ英愛の股間を食い入るように見つめていた。

6 キャプテンヤマト :2002/08/02(金) 15:56
6.最初の女性教化2

「ほら、触ってごらんよ」
英愛は健太の手を掴み、自らのその場所に手を招き触らした。
英愛のパンティーのフリルの感触以外、その場所なんらものがないのが感じ取れる。
女性経験のない健太にとって、股の間になにも付いていないというのは、まるで、全く違う生物に触れている感覚だった。
英愛は優しい目をしながら、ゆっくり健太の手を持って、自分の股間を摩らせている。
「ほら...女はこの場所になにもないのよ...便利だと思わない?」
健太は、ただ無言で、英愛のなされるままに、英愛のその場所を摩り続けている。
「ほらね、男の子は、この場所に変なものがぶら下がってて...不便だよね。ほんと早く切り取っちゃったら?」
健太は答えない。というより、まだ何も考えられなかった。
「ともかく...君はこれから暫くの間、いろいろ大変な検査や訓練が待っているけど、頑張るのよ」
そう言って、英愛は静かに微笑んだ。
健太はまだ、納得の行かない様子だった。自分が今、いったいどうなっているのか、そして、これからどうなるのか?

納得のいかない様子の健太を見ながら、英愛は静かに微笑んでいる。

実のところ、これが、訓練の始まりだったのだ。最初は、大抵、自分の運命を受け入れることができず、教官に反抗するものが多い。また、手術後、彼ら「女神」候補者には、地獄のような日々が待っている。
性転換手術後、彼らは、遺伝子的な医学療法を通じて、完全な女性になることができる。
ただ、彼らはその肉体を捧げる労働ゆえ、二つ本当の女性と違う部分がある。
1つは、「女神」たちは、外見上、老化しないこと。もうひとつは、「女神」たちの処女膜は、性交後、すぐさま再生され、成功時には、常に破瓜の痛みを味わなければならないこと。
そうした状況に中で、英愛の教官に課せられた使命は、ただ男に尽くすことのみを喜びとする「女神」にする洗脳をすることなのだった。
最初に男性器喪失に対する恐怖感を減らすこと。それが今日の英愛に課せられた仕事だった。
英愛は捲り上げたタイトスカートを元に戻し、
「明日からいよいよ女性教化収容所本棟での生活が始まります。明日は身体検査があるので、ゆっくり休んでください」
と、静かに伝え、病室を後にした。

7 キャプテンヤマト :2002/08/02(金) 15:56
7.男性器鑑定身体検査

翌日、健太は、英愛に連れられ、建物の外に出ることが出来た。
健太が驚いたのは、建物の周りは、3メートル以上の高壁に囲まれ、正門では常に入場者の確認を厳重なまでに行い、まるで、刑務所や、捕虜収容所を連想させる施設だった。
無論、健太も、この施設の中におり、到底脱出など不可能なものだった。
施設内の、一番大きな建物には、大きく「大和共和国女性教化訓練所」と大きく文字が描かれ、どの建物の窓にも鉄格子が嵌められている。
健太は,当にその「女性教化訓練所」と書かれた建物に、英愛に連れられて入った。
10メートルおきに、警備員が配置されており、厳重な体制で管理されているようだった。
しかし、不思議なのは、この施設の内、外にかかわらず、全く男の姿が見えないことだ。いや、正しくは、さっき建物に入る直前に同世代と思われる男の子が、英愛のような教官に連れられて歩いているのを、何人か見ただけだった。
健太は英愛に尋ねた。
「どうしてこの施設にはほとんど男性はいないんですか?」
英愛は健太の目を見つめて、にっこり微笑みながら答えた。
「ほとんど、じゃなくて全くいないのよ。ここの職員は全員女性だしね。」
「そうじゃなくて...僕とか、さっきすれ違った同い年位の男の子がいるじゃないですか?」
「あら...」
英愛は以外そうな顔をして
「あなたも、ここにいる以上、女の子よ。勿論不完全だけれども。だから、今日から、訓練を通じて完全な女の子になるんじゃないの」
そんな会話をしているうちに、「身体検査室」と書かれた部屋に案内された。
消毒液のにおいが、ぷんっと鼻を突く。
さまざまな金属製の医療器具がトレーにきちんと並べられており、ちょうど、病院の診察室を連想させる部屋だった。
部屋の中には、女医と思われる20代後半の女性と、看護婦と思われる20代前半の女性がいた。
女医に見える女性は、英愛に簡単に挨拶した後、ニコリともせずに「鑑定検査担当の戸口菜穂です。そしてこっちが看護婦の柳沢明日香」
と、看護婦の姿の女性を指差しながら、静かに名前を名乗った。
菜穂は非常に利発そうな顔立ちをしている。少しきつい目元は、白衣のせいなのか、際立って見える。
白衣の下はベージュのブラウス、黒のタイトミニのスカート姿。スカートの裾から伸びる脚は肉感的で、思春期の健太を魅惑するする大人の色気を持っている。
それに対し、明日香は、クリッと丸い目の、おっとりとした雰囲気を持っていた。
「じゃ、辻元君、私は検査が終わるまで外で待っているから」
と,英愛は、検査室を退出した。

8 キャプテンヤマト :2002/08/02(金) 15:57
8.男性器鑑定身体検査2

菜穂と明日香、そして健太が、検査室にいる訳だが、菜穂は机の前で熱心にカルテに見入っており、明日香は、緊張した表情でじっと立っている。健太も、何をどうすれば良いのか、分からず、部屋の真中で突っ立ている。
「ちょっと!」突然、菜穂は責めるような声で叫んだ。
「辻元君...だっけ?わたしは時間がないの。早く検査始めさせてくれる?」
「でも...いったいどうすればいいんですか?」
「そこでズボンを脱げばいいの!早くしてくれる?」
だったら早く言えば良いのにとブツブツ呟きながら、健太はズボンを脱ぎ終えた。
「ちょっと!なにしてるの?早くパンツの脱ぎなさい!」
(えっ...なんでそんなことしなきゃならないんだ!ここで、チンチン晒せろって?)
さすがの健太も羞恥心が沸いてきた。また、彼のコンプレックスでもある包茎を晒すのは、健太にとって最高の屈辱だ。
「早く!」
菜穂は金切り声を上げる。
厳しく急き立てる菜穂の言葉に逆らえない。健太は、戸惑いながら、自分のパンツに手を掛け、ゆっくりとずりおろした。
健太の脱衣を確認した後、菜穂は明日香に向かって
「明日香さん、検査お願いします。私が記録しますので」
明日香は
「ハイ!」
と答え、健太の陰茎がよくみえるよう健太の目の前で屈んで、健太のペニスに手を伸ばした。明日香の視線がペニスに集中する。
健太は恥ずかしくて声も出ない。自分のコンプレックスである包茎を若い看護婦の目の前で晒しているとは。
明日香は、そうした健太の羞恥心を察したのか、
「大丈夫!恥ずかしがらないで!」
とにっこり笑って言った。
「では、正常時の長さを測ります!」
と,菜穂の向かって言い、ポケットから金属製の物差しを取り出し,ペニスの根元にあてがい,長さを測り始めた。
明日香は熱心に物差しの目盛りと健太のペニスを比べながら、その長さを測ろうとしているが、時折り、首を傾げたり、フーンとか、えっと...など小声で呟くのだった。一体何を考えながら測っているのか、健太は、気になって仕方がなかった。そして、明日香は最終確認するような素振りをして、「正常時3.2センチ、その内皮余り分は1センチになります」と菜穂に伝えた。すぐさま、菜穂はカルテに書き込む。
「仮性包茎か、真性包茎か調べてくれる?」
菜穂は感情のない声で明日香に命令した。
すぐに明日香は反応した。視線が再び健太のペニスに集中した。明日香はピンセットをポケットから取り出し、そして
「痛かったらゴメンね」
と健太に言った。
明日香は、ピンセットを健太のペニスの先端にぴたりとあてがい、一気にぐいっと根元まで伸ばした。
ずるっと、包皮が大きく反転したが、勢い余ってピンセットの先端が大きく包皮に突き刺さった。
(い...痛い!)
健太は一瞬足元がふらついたが、それを見て明日香は
「ゴメン、検査だから我慢してちょうだい...」と謝るように言った。そして暫く角度を変えながらペニスを見て
「仮性包茎です!」
と菜穂に伝えた。
健太はもう恥ずかしさで、何も考えれなくなっていた。自らのコンプレックスである包茎も、宣言するかのように若い女性の間で情報が渡りあっているのだ。

検査は更に続く。

9 キャプテンヤマト :2002/08/02(金) 15:57
9.男性器鑑定身体検査3

正常時の長さの他に、勃起時の長さも測られる。
先ほどと同じく、明日香は物差しを当て、測りやすいよう片手でペニスを固定しながら、凝視している。
「勃起時、9.2センチです」
と言い、さらに、ノギスを取りだし、太さの検査が行なわれた。
また、虫眼鏡で、陰茎の皮膚の状況の検査まで綿密に行なわれた。
明日香は健太に密着しながら、検査を進めるので、たまに明日香の大きな胸が、ペニスにぶつかることもある。
さらに明日香によって、虫眼鏡で、その細部まで、1つ1つ検査されていく、時に
「ペニス包皮下方部にホクロ2つ確認しました!」

「亀頭下方部に1mm程度の突起を確認しました」
など、健太ですら知らない事実が、若い看護婦の明日香によってその形,大きさが確認され、暴露されていくのであった。
そして、確認と同時に写真が一枚一枚、撮られていく。角度、大きさを変えながら、

パシャ...ウイーン...パシャ...ウイーン

とシャッター音と写真をプリントする鈍い音が検査室に響き渡った。
そして、最後に、色度検査というものが行なわれた。
暫く、明日香は、健太のペニスの色と、手元の判断表を見比べていたが、ウンと確認したかのような素振りをして、
「色度ピンク4級です!」
と菜穂の伝えた。
「4級?!」
それまで、黙って明日香の報告を書き込んでいただけの菜穂が驚いたような声をあげた。
「明日香さん.4級の色なんて幼稚園児の亀頭の色じゃない。そんなことあり得る?」
「でも...」
菜穂に責められたように感じて、明日香は言い返せない。
「私が調べてみます」
と椅子から立ち上がり、健太のペニスの色を検査表と比較し始めた。
暫くした後、菜穂は、驚きと、軽蔑を込めたような表情でちらりと健太の顔を見、そして
「明日香さん、貴方の言うとおり、4級ね」と呟くように言った。菜穂はすぐに椅子に戻り、カルテを手にとったがフーと息をして、
「15歳で、4級の色なんて...初めて見た」
と、独り言を言った。
「これじゃ...亀頭膜検査も必要ね」
と言うや、菜穂は机の引出しから、金属製の道具を取り出した。
その道具は、ちょうど物体を挟み込む万力を小さくしたようなもので、左右両方からものを挟む形状をしており、道具の柄の部分は、幅を調整するアジャスターが取り付けられている。
ただ、万力と違うのは、物を挟み込むバーの片側にニードルが備え付けられており、アジャスターを絞める方向に回すと、ニードルが物体を突き刺すようになっていた。
菜穂は、指で健太のペニスを掴み、バーの両側をピタリとペニスに当てて固定した。ニードルの先端が、亀頭の部分に当たっていて、軽くくぼみをつくっている。
「少し、ちくっとするけど動かないでね」
と菜穂が言い、ゆっくりとアジャスターを締め上げる方法に巻き始めた。
ニードルが少しずつ、亀頭の表皮を沈めていく。
アジャスターを2周ほど回した時だろうか、ニードルはプスリと、亀頭の表皮を突き破り、中に突き刺さった。
「い...痛い!!」
思わず健太は声をあげた。針が敏感な部分を突き破ったのだ。当たり前の行動だった。
だが、菜穂は、全く気にしない様子で、アジャスターの目盛りを確認し、
「やっぱり、亀頭表皮の皮が薄いのね」
とあきれたように呟いた。

10 キャプテンヤマト :2002/08/02(金) 15:57
10.男性器鑑定身体検査4

健太のペニスの全ての構造、状況が記録され、検査は終了した。最後に菜穂が
「全ての検査は終わりました。明日香さん、英愛さんを呼んできて下さい」
と言った。健太はパンツとズボンを急いで穿き始めた。
5分もしないうちに、英愛は検査室にやって来た。健太の方を見て、一言
「お疲れ様」
と言うと同時に、菜穂に検査結果を尋ね始めた。
「菜穂先生。大体鑑定価格の見積もりは、概ね幾らになりますでしょうか?」
健太に聞こえないよう、小さい声で尋ねたが、すぐ傍で話している以上、耳のいい健太は十分聞き取れるのだった。
「とりあえず...検査はしてみましたが、英愛さん...なにせ身体の割には物がちっちゃいんですよ。あまり形も良くはない上に...」と言って、ちらっと健太を見た。恥ずかしさで顔を真っ赤にしている。
菜穂は、さらに声を小さくして
...ピンク4級なんて初めて見ました」
英愛は、その言葉を聞いた瞬間、思わずプッと噴出し、目を大きくして健太の顔を見てしまった。
が、健太は何を話しているか凡そ推測が付いている,といった表情をしているので、直ぐに目を逸らし,再び菜穂と話し始めた。
「では、あまり高値ではないということですね?」
「まあ、1000万程度が妥当でしょうね」
健太は、恥ずかしさと、怒りで身体を震わせていた。自分の大事なものを全て晒され、暴かれ、その価格まで査定されたのだ。
「とりあえず,辻元君にこれからのことを説明してあげてください。では次の査定が待っていますので」
菜穂はそう言って、再び机の上のカルテに目を通し始めた。
健太は英愛に連れられ、検査室から退室した。

「これから...まずあなたがここで住む部屋に案内するわね」
英愛は静かな声で健太に言った。
健太は何も答えない。余りにも屈辱的な検査を受け、ある種の放心状態に陥っているようだった。
部屋に到着した。部屋は、まるで刑務所の独居房のようだった。
英愛の案内の元、健太一人部屋に入った。直ぐに英愛が部屋の扉の鍵をかけた。
「じゃ、今日はお疲れ様でした」
といい、少し間を置いてから、
「そして...明日は商談がありますから、ペニスをしっかり洗っておいて下さい」
(商談...?)
健太は、一瞬何のことか分からなかった。いや、自分で分からない振りをしたかった。既に、自分の中で、最悪の状況を想像したからだ。
二人の間で、暫く沈黙が続いた。そしてついに英愛が口を開いた。
「勿論あなたの男性器の販売の商談です。明日購買希望者がこちらに来て、商品の確認を行ないます。
少しでも高値で売らないといけないから...綺麗にして明日の商談に臨むようにして下さい」
そう言い残し、英愛は去っていった。
英愛のヒールの音が、コンクリートの床に響いているのを聞きながら、健太は呆然と英愛の後姿を見つづけていた。

11 キャプテンヤマト :2002/08/02(金) 15:58
11.男性器売買商談

翌日、健太は英愛に連れられ、訓練所の商談室に案内された。健太は両手が利かない。
なぜなら、この商談では、女神候補者が乱心して、顧客に暴力をふるう事件が多発したため、商談時には、両手を後手錠で固定して両手の自由を奪って行なわれることになっていたのであった。
「辻元君、服をすべて脱いでください」
英愛は落ち着いた声で、健太に命令した。
健太はただ無言で、そそくさと服を脱ぎ始めた。全裸になると同時に、
「前を露出したままじゃね」
と英愛は小さなエプロンを健太の陰茎の前に垂らし,腰に紐で結んだ。風が吹いて翻れば、十分にものが露出してしまう程の粗末なものだった。
健太は、英愛に手錠をかけられる時も、素直に応じた。健太は英愛に反抗できない。
学校から訓練所に連行された時、英愛に負けたことが、彼の抵抗心を抑えてしまったようだった。
健太の部屋から、商談室に移動する時、英愛は商談相手について、詳しく説明し始めた。
「購買希望者の方は...政府の外務部の官僚をしている菊川玲子さんという人なのよ」
健太は黙って聞いている。
「歳は25歳。来年外務部の次官試験を受けるために、性転換したいとのことで、商談に来たらしいわ。次官試験は、最上級知性男子しか受験資格がないからとか言うからね」
英愛と健太は商談室に入った。商談室は、他のどの部屋よりも明るく、整然としていた。白いソファーにその高さに合わせた低いテーブル、会社のオフィスの商談室を連想させるものだった。
部屋の中では既に、購入希望者である菊川玲子と、その友人が、ソファーに座って待っていた。
「お待たせしました」
英愛は,深深と頭を下げ、玲子に挨拶した。
健太はちらりと玲子を見た。
スレンダーな身体には少し不似合いな丸顔だが、比較的シャープな目をしていて、知性の溢れる表情をしている。
黒のスーツで身を固め、スカートはかなり短いタイトミニだ。付き添いの友人も、似たような格好だが、少しのどかな雰囲気がある。
「とりあえず,こんなに早く性転換の機会を得ることが出来て大変嬉しいですわ」
玲子は喜びに溢れた口調で、英愛に言った。
「玲子さん、性転換は最近になって希望されるようになったんですか?」
と、英愛は玲子尋ねた。玲子は口元を緩め、
「いいえ、男の子になるのは、少女の時からの夢でした。自分にペニスが付いていないことを恨んでいました。いっぱい勉強して、偉くなって、いつか男の子になるんだって、いつか男の子みたいに立ってオシッコするんだって、そう思って勉強してたんです」
玲子は、喜びに溢れたの声でそう話し、そして
「では、商品の方、確認させてもらってもよろしいでしょうか?」
と言った。
英愛は
「はい」
と短く答え、健太のエプロンの紐に手を掛け、一気に解いた。ハラリと前掛けが床に落ちた。

12 キャプテンヤマト :2002/08/02(金) 15:58
12.男性器売買商談2

わぁ...という感嘆の声を出し、視線は健太のペニスに集中した。
前を覆いたくても覆うことも出来ない。後ろ手錠で両手が利かないのだ。
「触っても良いでしょうか?」
玲子は英愛に尋ねた。
「どうぞ」
と英愛が言うや、直ぐに玲子の手が、にゅっと健太のペニスに伸び、荒々しく掴んだ。
暫くの間、力強く掴んでから、指で包皮を反転し、根元までぎゅっと引っ張る。さらに上下に動かし始めたので、健太のペニスもゆっくり反応し始めた。細い指が健太のそれを刺激する。それでも玲子は動きを止めない。
(あ...)
10秒もせずに、健太のペニスは玲子の目の前で完璧に勃起してしまった。
3人の若い女性の前で、明るい部屋で勃起する瞬間を目撃されてしまったのだ。健太は恥ずかしくて声も出ない。
玲子は、勃起したペニスを手でぎゅっと掴み左右にゆっくり振り始め、さまざまな角度から、健太のペニスを調べていた。
しばらくして、玲子はペニスから手を離し、眼鏡を取り出しそそくさと眼鏡をかけ、机の上の資料を読み始めた。
「資料どおり、すこし小さいようですね」
玲子は英愛に尋ねる。
「はい、しかし,これを見てください」
と言って、健太のペニスを指で掴み、玲子に良く見える角度に直して
「見ての通り、この商品は短いですが、亀頭の傘は十分大きくひらいていて、堅さも申し分ないですよ」
と、説明した。
「包皮に黒子があるとのことですが、特に問題はありませんか?」
「ええ、病的なものではないので。それに特に大きな傷などもありませんし、十分綺麗で性転換後も自慢できますよ」
英愛は常に営業的に答える。
「でも...やっぱり少し長さがなぁ...」
玲子は片手を顎に軽く添えながら考えるような素振りで資料とペニスを見比べながら、小声で呟いている。
「ねえ、かおり!」
玲子は、横に座っている友人の名前を呼んだ。
「かおり、このおちんちんどう思う?やっぱり小さくない?」
かおりとよばれた女は暫しペニスを観察した後、フウーとため息をついて
「うん、これ...とてもちっちゃいと思うよ。ほんと、私だったら...こんな粗悪品は不合格ね」
といって、吹き出して笑い始めた。それにつられて玲子も
「そうよねえ...やっぱりちっちゃすぎるよね」
と言って、再び健太のペニスをちらりと見て笑い出した。2人で向かい合って大笑いしている。
笑いが収まった後、かおりは少し真面目な顔に戻して言った。
「...でもまあ使えるんだから、これぐらいで妥協したら?時間もないんでしょ?」
玲子は、暫く考え、そして
「決めました。購入します。価格は...資料どおり1000万で宜しいでしょうか?」
「結構です」
と英愛は一言で答え、さらに
「こちらの商品は、見ての通り仮性包茎ですけれども、破瓜儀式はご希望されますか?」
と、玲子に尋ねた。
「勿論です。やっぱり...私も今までの自分を整理したいので、これで気持ちも変えれると思いますし」
「分かりました。儀式は...3日後に行ないますが宜しいでしょうか?」
英愛は玲子に確認する。
「結構です。3日後またこちらにお伺いします」
と玲子は英愛に向かって言い、
「商談成立ですね」
とニコっと笑って英愛と握手し、商談室を後にした。
健太は悔しくて、身体をぶるぶる震わせていた。後ろ両手で手錠を掛けられ、素っ裸で陳列させられ、今この場で、健太の意思を無視した商談が行なわれ、商品として、自分の性器が売られたのだ。
この3日間で、あっという間に自分の運命が変わってしまったのだ。
しかし、健太が1つ気になっていることがある。さっきの商談で、「破瓜儀式」という単語が出てきたが、いったいなんなのか?また、自分の自尊心を傷つけるようなものなのか...?
「破瓜儀式」とは、いったい...?

13 キャプテンヤマト :2002/08/02(金) 15:58
13.破瓜儀式1

健太は英愛に連れられ、自分の部屋にやって来た。ここでの生活は、全て英愛の管理の下
動かなければならない。
「英愛さん...さっき言ってた破瓜儀式っていったい...?」
部屋に鍵をかけられる前に、健太は、気になっていたこのことを英愛に尋ねた。
英愛は少し戸惑った表情をしたが、直ぐに落ち着いた表情をして、
「分かった。教えてあげる...でも落ち着いて聞いてね」
と前置きして、話を始めた。

元来、破瓜儀式は、この性転換法が施行された当時は行なわれておらず、5年前から実施されはじめた通過儀礼の一種であった。
性転換の女性側の対象者は、「最高級知性女子」に限られており、彼女達は、この手術を通じ、大和共和国最高の地位である「最高級知性男子」に生まれ変わることが出来るわけだが、彼女達が購入した男性器が、必ずしも完全なものとは言えず、特に包茎の男性器に対する不満は大きいものであった。
購入したものの包茎であった場合、性転換後、自ら包茎手術を受けなければならなかったが、「最高級知性男子」の階級に属している以上、仕事をむやみに休むわけにもいかず、彼女(?)達にとって大きな時間的、精神的負担になっていたのだった。
また、この手術の女性側の対象者は満25歳以上であり、多くの場合、男性との性経験を済ましている場合が多い。
しかし、彼女達の考えでは、本来自分達は男として生まれてくる筈だったのが、何かの間違いで女として生まれ、さらに、処女喪失時の破瓜の痛みなど、本来味わう必要などなかったのに、味わうはめになったのは不当でありなんらかの代償が必要である、と考えたのだった。
そこで、政府は、男性器購入者の女性自らが、包茎の「女神」候補者に対して、無麻酔で包茎手術させるという方法を推進した。女性達は、本来味わう必要のなかった処女喪失時の破瓜の痛みを、「女神」候補者の男に
女性自ら無麻酔で執刀することにより痛みを与え、代償とすることができるようになったのだ。
女性達は、嫌がる男性のペニスにメスをあてがい、メスで裂かれる疼痛で苦しむ男性の顔と流れ落ちる血を見ながら、自分の物になる
ペニスを完全体にするのだった。この儀式こそ、破瓜儀式とよばれるものであった。

健太は、じっと英愛の顔を見つめている。
「俺に...そんな酷いことしようって言うのかい...?」
健太は,今にも英愛に飛びかからん程に紅潮して、英愛に言った。
英愛は無言で、バタン!と大きく扉を閉めると、すぐさまガチャリと鍵をかけた。
「チクショー!てめえ...こっから出しやがれ!」
鉄製の扉をガンガン叩きながら英愛に訴えた。しかし英愛は無言のまま背を向け、離れていった。
英愛のヒールの音が、コンクリートの床に響いている。

14 キャプテンヤマト :2002/08/02(金) 15:59
14.破瓜儀式2

3日後いよいよ「破瓜儀式」の日がやって来た。健太は目を真っ赤に腫らし、目の下にはくすんだ隈があった。
英愛が部屋の扉越しから声をかける。
「とりあえずは、落ち着いたみたいだけど、あまり眠れなかったみたいね?」
英愛は静かに健太に向かって言う。健太は何も聞こえないふりをしていた。
「じゃあ,今から手術室に移動しますから。執刀は購入者の菊川玲子さん。そして,手術の指導は菜穂先生がやるので、間違いはないはずよ」
英愛は鍵を開錠し、扉を開けた。無言のまま健太は部屋から出てくる。
英愛に連れられて、「手術準備室」と書かれた部屋に案内された。建物の出口のすぐ傍で、明るい陽光が入ってくる。
中には既に菜穂と看護婦の明日香が椅子に座って待機していた。

「健太君の方は大丈夫なの?」
菜穂は不安そうな顔で英愛に尋ねた。英愛は、3日間の出来事を菜穂に話し始めた。
手術準備室。名前だけで、部屋の中は、これと言った設備もない。菜穂、明日香の座っている椅子と開脚台を除いては。

開脚台。
準備された開脚台は、産婦人科で見るそれとは違って、太いステンレスパイプで土台が作られ、さらに固定する部分も
両足首だけではなく、両膝、両手首、両肘、そして腰部と首まで動かないよう固定できるようになっており、全て鎖で縛るようになっていた。一度、この開脚台に上がれば、身動きひとつ出来なくなるだろう。
英愛は菜穂との会話に夢中になっているようだ。明日香は、すご近くで直立して会話が終わるのをじっと待っている。
健太から見れば、歳も近いせいか、明日香に一番親しみを感じていた。それに後の二人は大人すぎて、距離感を感じる。
健太は思い切って明日香に声をかけてみた。
「こんなにしっかり固定しなければならないの?」
明日香は、最初自分に向けられた言葉だと思わなかったせいか、一瞬反応が遅れたが、にこっと笑って、
「ええ。あまり動かれると危険ですし」
と答え、さらに
「これでも、まだ強度が足らないことがあるんですよ。やっぱり麻酔なしですから。凄く痛いみたいですよ。傍で見ててもホント痛そうですし。それで、激痛のあまり鎖を引きちぎる男の子もいるんです」と口を滑らし、思わずハっと口を抑えたが、その途端菜穂が
「変なこと言うのはやめて頂戴!」
と明日香を叱りつけた。
菜穂に叱られた明日香は泣き出しそうな顔で、肩をすぼめて、しゅんとしている。
そこに
「菜穂先生!」
と菜穂の名前を呼びながら、若い看護婦が準備室に入って来た。
「ああ、来栖さん、何のようかしら?」
看護婦は明るい声で菜穂に尋ねた。
「すいません。明日香さんと次の検査についてなんですけど、少し確認したいことがあって...」
「まだ,手術まで時間があるから、手短に明日香さんと話してくれる?」
「何なの?厚美。確認したいことって?」
明日香は、怪訝そうな顔で厚美と話しはじめた。
明日香と厚美は、最初は仕事についてだったが、それは30秒程度で、すぐにおしゃべりに変わっていった。
「ところでね...」と明日香は一言言うと、笑いながら健太をちらちら見ながら手を厚美の耳に当てて、ヒソヒソ話し始めた。
はっきりとは聞こえないが、会話の中に「短小」とか「包皮」などの単語が入っているような気がする。
厚美も、明日香の話を聞きながら、次第に健太をちらちら見始め、ニヤニヤ笑っている。
そして厚美は
「4級!?ウソー!?」
とはっきりした声を上げ、「プッ」と吹き出してしまった。
「だめじゃない厚美...患者さんの目の前よ!」
そう言いながらも、明日香もクスクス笑っている。
「分かってる。分かってる、だけど...だけど信じられない」
と言いながら、また健太の顔をちらっと見て「プッ」と吹き出した。笑いが止まらない。
菜穂が厚美を咎めた。
「来栖さん。おしゃべりはあとにしてくれる?」
「ハハ..ハイ!」
と,厚美は、懸命に笑いを堪えつつ準備室を退室した。
絶えがたい屈辱感...健太は懸命に怒りを抑えていた。

15 キャプテンヤマト :2002/08/02(金) 15:59
15.破瓜儀式3

健太は、暫く開脚台を見つめていた。その瞬間、今までなかった恐怖感が一気に湧き上がってきた。
菜穂と英愛は再び話し込んでいる。手術の手順について、打ち合わせしているようだ。
一瞬、健太の脳裏に
(逃げるか?)
という言葉が浮かんだ。この部屋は建物の出口から近い。英愛をうまくかわせば、後はなんとか逃げ切れんじゃないだろうか?菜穂も英愛も打ち合わせに夢中になっていて、こちらに注意が行っていないし、明日香はおっとりしているから危険はないだろう。健太は暫く様子を覗った。
(今だ!)
健太はタイミングを見計らって、一気に明日香を突き飛ばし、出口に向かって駈け始めた。突き飛ばされた明日香は床に倒され、呆然としている。
菜穂は異変に気付き、「あっ!」という声を上げたが、行動にでるのが、少し遅れた。だが、英愛は考えられない速さで健太の前に立ち塞がった。
「どきやがれ!」
響くような大声で叫び、そして英愛の顔をめがけて殴りかかった。
まさに殴りかからんとしたその瞬間、英愛の顔がスッと健太の視界から消えた。一瞬迷いが生じた。
「うっ...」
健太は英愛が自分の真横にいることが分かった時には、既に英愛の拳が腹に炸裂していた。
健太はその場にうずくまった。息もろくに出来ない。
「軽く見ないで頂戴!!」
英愛は見下しと軽蔑の混ざった怒りの表情で健太を睨みつけている
「いい加減...ふざけるのはやめて!」
床にへたり込んでる健太は何も答えられない。
「何...?あなた...?なにしようとしたの?ホント情けないわよね」
さらに英愛は健太に向かって罵る。
「ほんと、あなたって最悪。ホント立っておしっこする資格なんてないよね。しゃがんで、パンティ下ろして、お尻剥き出しにして
シャーシャーおしっこしてさ、紙で拭って、一生そうするのがお似合いよ!」
英愛は罵るのをやめない。
「切断されてさ、綺麗なフリルつきのパンティとか穿いてさ、しゃがんでおしっこする度に自分の情けなさを十分味わって、後悔しなさい!」
健太は、やっと、一言口から出すことが出来た。
「だって...だって俺男の子だもん...」
健太は泣き出しそうな顔をしている。
「男?」
英愛は予想もしなかった答えを受け取ったかのようにハアーと大きくため息を吐いて、
「あなた...男だ、男だって言うけど...」
英愛は一息おいて、
「あなたは...男なんてもんじゃない..」
不思議そうな顔をする健太に向かって、はっきりした口調で答えた。
「あなたは...辻元君...君は女の私にまで負けたじゃない!」
英愛は話を続ける。
私も...女なのよ...あなたが死ぬほど嫌がっている座りおしっこなんて...生まれた時からずーっとやってるのよ」
健太の頬に涙がつたわっている。英愛は健太の気持ちが分かったのか、少し語調を緩めて
「でも...あなたは、15年間、男の子でいれたんじゃない?羨ましいよほんと。それにあなたのオチンチンはこの国の指導者になられる方に捧げることになるのよ。凄い事じゃない!嫌がるんじゃなくて喜ばないとね。自分のオチンチンを優秀な女の人に捧げることが出来たってことをね」
一息おいて、英愛は
「もし...君が男だって言うんだったら、怖がらずに破瓜儀式受けてよね...こんなことせずに...」
「分かったよ...」
健太はぶっきらぼうに答え、自ら開脚台に上がった。
「英愛さん...宜しいんでしょうか?」
菜穂が不安そうな声で尋ねた。
英愛は、ゆっくりコクンと頷いた。
明日香が菜穂の指示を受け、固定鎖を健太の四肢に絞め始めた。

16 キャプテンヤマト :2002/08/02(金) 15:59
16.破瓜儀式4

健太は股を大きく開いた状態で、四肢をがっちり鎖で固定され手術室に運搬された。
手術室。そこは一般の手術室と同じようにガラス製のシリンダーやイルリガートルに薬品瓶。そしてステンレス製のトレーやメス、はさみが準備され人工的で無機質な世界をつくっていた。
すでに菊川玲子は手術室で待機していた。黒いブラウスにグレーのタイトスカート。手術室にはあまり似つかわしくないが、この儀式で女性側は普段着で行なうことになっていた。手術室と言う非日常的な空間の中で、玲子一人、日常の世界の人間だった。
「なにか、あったんでしょうか?」
玲子は英愛に尋ねた。予定時間を30分も遅れたからだ。
「いいえ,大したことじゃありません。準備に少し時間がかかりまして」
と玲子に言った。身動きひとつ取れない健太は何も気にしないふりをしている。
「では、そろそろ儀式のほうを始めても宜しいでしょうか?」
菜穂は健太が固定されている開脚台をくるりと玲子の方向に向ける。
大きく股を開いた健太の真向かいに玲子が仁王立した状況になった。
菜穂が手術の手順について説明する。
「とりあえず、私の指示に従って切り込んでください。切り込みが終われば,後は縫合などは技術的に難しいのでわたくしと、明日香さん2人で処理します。あくまでも儀式なので、切り込みをいれる処までお願いします」
菜穂の指示を受けて、明日香が包皮に手術位置のマーキングを始めた。特殊なマジックで線が描かれていく。
菜穂の手によって、銀色に光るメスが玲子に渡された。刃物を渡され、玲子もいよいよ緊張しているようだった。
「マーキング、終わりました」
明日香が元気良く答え、ついに「破瓜儀式」が始まることになったのだ。
健太の陰茎の真下には、純白のハンカチが敷かれる。執刀による鮮血で、このハンカチに血痕をつけるためだ。
このハンカチは「破瓜の血のハンカチ」と呼ばれ、性器購入者が「破瓜儀式」の記念として持ち帰るのだった。
「ほら、緊張しないで下さい」
と菜穂は玲子に言った。
「ええ!」
と玲子は笑顔で答えたが、その笑顔にはどこか、サディスティックな表情が含まれている。期待と、サディスティックが混ざった微笑のまま、一歩一歩健太の前に向かってくる。
健太が、ちょうど玲子を見上げるような位置まで近づいた時、菜穂が手術の開始を告げた。

17 キャプテンヤマト :2002/08/02(金) 16:00
17.破瓜儀式5

「玲子さん、マーキングした部分の何処からでもいいですから、メスで切り込みを始めてください。 あまり深く切り込まないで下さいね」
玲子は、もう一度メスの刃の方向を確認し、

「よしっ」
と決心したかのような素振りをして、フウと大きく息をして、そのメスを健太の包皮にあてがった。金属独特のヒヤリとした感触が包皮を通じて伝わってきた。
玲子はゆっくり力をいれ始めている。健太は目を閉じた。メスが包皮に徐々に食い込んでいくのが感じられる。
そして,メスの刃に最後まで抵抗していた包皮も、ついにその限界に達した。スパリと裂口が表われ、プチプチと細胞を裂き始めた。
赤い血が溢れ出し、ぽたぽたと鮮血が流れ落ち、ハンカチに血痕をつけ始めた。その瞬間、健太は脳天を突き破るような激痛を感じた。
「うぎゃーー痛い!!!」
健太はあらん限りの力で大声で叫び声を上げた。
健太の身体は、無意識に両手、両脚、五体全ての力で、この拷問から逃げ出そうとした。固定した鎖がギシギシ引っ張られ、開脚台が大きく揺れた。
思った以上の迫力ある大声に驚いた玲子は、思わず、メスをパッと包皮から外そうとしたが、抜いた時に勢い余って、マーキングされていない部分までスパッと切り裂いてしまった。
「ぐあっ...!」
健太は人間とは思えない声を上げた。
「大丈夫ですよ。この子は少し力が強いだけですから」
と菜穂が玲子を諌めた。
玲子は少し離れた場所で、菜穂から再度説明を受け始めた。
健太は目を開けてみた。
英愛は少し離れた場所で、怒ったような表情で立ったまま腕組みをしてじっとこちらを見ている。だが、明日香はすぐ横で「ゴメンね...」とでも言いたげな、申し訳なさそうな目をしてこちらを覗っている。
菜穂の説明を聞き終わった玲子が、メス片手にサディスティックな笑顔をしながら、また一歩一歩健太の前に近づいてきた。
健太の目には、玲子が悪魔のように映っていた。悪魔の拷問から必死に逃れようと、まるで処女喪失の少女のように後ろへ、後ろへと逃げようと身体を捻る。が、鎖で完全に固定され、全く動くことが出来ない。
健太の抵抗は空しく、再び玲子は定位置に戻り、鋭く光るメスをペニスに向かわせた。
玲子は、緊張が解れたのか、まるでおもちゃでも扱うかのようにペニスを掴み、鮮血溢れる包皮にグサリとメスと突き入れ、
ゆっくりと切り始めた。組織がプチプチと破断され、股間全体に激痛が走る。
健太は再び手術室が響くような声で叫び声をあげたが、玲子は冷血なまでに、微笑みながら続けるのだった。
玲子の両手は、すでに血で真っ赤に染まっている。が、全く気にしていないかのように、黙々と作業に従事していた。
「もう...もうだめです。許してください...お願い」
と健太も訴え始めた。が、誰も耳を傾けようとはしない。明日香も見ることに耐え切れなくなったのか、目を背け両手で顔を覆っている。
玲子は切り込みをいれていたが、メスが引っかかって、うまく切れないのに苛立ちを覚え始めた。
最後に玲子はエィと思い切りメスを包皮に突き入れた。
それが健太の精神の限界だった。脳天にまで激痛が走った。そして健太は、そのまま暗黒の世界に落ちていった。

18 キャプテンヤマト :2002/08/02(金) 16:00
18.手術後日1

健太は、まどろみの中にいる。何か凄い衝撃を受けた記憶はあるのだが、なかなか思い出せない。
ハっと破瓜儀式のことを思い出した。そうだ...あの時気を失ったんだ。
目を開けてみる。自分の独居房。
毛布に囲まれ、傍には英愛が優しい目で健太を見つめている。
「大丈夫?」
英愛が、大きく包み込むような優しい声で尋ねた。健太がガバっと身体を起こす。
「とりあえず...お疲れ様でした」
英愛は微笑みながら健太に向かって言った。英愛の話によると、健太は3日間眠っていたとの事だった。
そして、英愛は健太に気を失ってからの一部始終を説明し始めた。
手術は成功し、玲子が切り込みを入れてから、菜穂と明日香が縫合などのオペを行い、さらに、特殊快速再生法で傷口の細胞はすぐに癒着させ、まだ手術から3日しか経っていないが、傷口は完全に塞がっていて、もう大丈夫だということ。そして、菊川玲子も大変満足して帰ったと言うこと...
「一度、出来上がり具合、確認してみたら?」
と英愛は,明るい声で言った。
健太は、パンツに手を突っ込み、自分のペニスをゆっくり触ってみた。
それまで、大きくだぶついて、亀頭を覆っていた包皮が見事になくなっている。
亀頭が擦れて、少し痛い感じがするが、いずれ慣れるだろう。
「あのう...自分の目で見ても良いでしょうか?」
「もちろんいいよ」
健太は、英愛に見えないよう、英愛に背を向けて、ゆっくりパンツをずらし、自分のペニスを確認しようとした。
だが、そこには、信じられないものがあった。確かに、醜く余っていた包皮はなくなり、亀頭が大きく露出した逞しいペニスがそこにあった。しかし亀頭の上に

「菊川様」

とマジックで大きく書かれていた。
健太は指で、その場所を擦った。マジックなら少し擦れば消えるはず。だが、文字は少しもにじまない。
(おかしい...なんで...? )
さらに強く擦り始めた。摩擦で痛くなる。でも健太は手を止めない。
(おかしいよ...)
ついには、健太の亀頭が赤く腫れ始めた。
「その文字...」
健太の背後から、英愛の静かな声がした。
「その文字は特殊インクで書いたの。擦ったぐらいじゃ落ちないわ」
英愛は話を続ける。
「少し...難しいかもしれないけど...一応大和共和国の法律では、男性器の売買契約が締結されたその日をもって、所有権は女性側に移転する、とあるの。厳密に言えば、もうそのオチンチンはあなたのものじゃなくて、玲子さんのもので、あなたは単なる善意の保管者扱いになるの。もう他人様の物なんだから丁寧に扱うようにしてね」
健太は大きく息を吐いた。何も言い返さない。言い返しても何を言われるか察しが着く。
「まだ...運命を受け入れれないのね?」
英愛は優しく尋ねた。でも健太は何も答えない。

19 キャプテンヤマト :2002/08/02(金) 16:00
19.手術後日2

「ねえ健太君?」
少し弾んだ英愛の声に健太は驚き、英愛の目を見た。優しい目で笑っている。
「ホントは...ダメなんだけど...30分だけ男の子に戻っていいよ!」
健太は英愛が何をいっているのか分からなかった。
「実は...健太君に付き添えるのは、今日の午前中が最後。即ちあと1時間だけなのよ...」
健太は思わず、エっという声を漏らした。
「今日の午後からは違う人があなたの女性化教育係として付き添うことになるの...後1時間しか一緒にいれないから...だから...」
と,言ってから少し沈黙したが、すぐに弾むような声で
「ねえ,健太君、ここに来てから、一度もオナニー出来なかったでしょ?」
と尋ねた。
健太も、そういえば...という顔をした。余りにも多くのことが起こりすぎて、そんなことは忘れていた。
「だから...これが私からのプレゼント...」
と言い、スクっと立ち上がりタイトスカートを捲り上げ、ゆっくりとパンティを下ろし始めた。
「でも...見せるだけだからね!」
とキっとした表情でいったが、目元は微笑んでいる。
英愛はペタンと床に座り、自分の秘所が健太に見やすいよう脚を大きく開き、さらに身体を後ろに大きく逸らした。健太の目の前で、英愛の秘所が顕になった。
健太にとって、女性のその部分を見るのは、生まれて初めてだった。血液があっという間に股間に集中する。
健太のペニスは手術の効果もあって、以前のものより、遥かに立派になっていた。
巨大な亀頭が張りつめ、陰茎は天を突くかのように屹立している。
「さあ...健太君。早くオナニーしなよ。時間なくなっちゃうよ」
健太は、パンツに手を掛け急いでずり降ろした。途中でペニスが引っかかって片手で押さえながら。
顕になった健太のペニスは、以前のものより一回りも二回りも大きく、激しく鼓動していた。
「凄い...立派だわ。ほんと大きい...」
思わず英愛も我を忘れて、感嘆の言葉を滑らしてしまい、はっと口を押さえた。健太の運命を考えれば言ってはいけない言葉だった。
だが,健太はそんな言葉は全く聞いていなかった。目が英愛の股間に釘づけになっており、激しくペニスを上下に摩り始めた。健太の荒々しい鼻息が聞こえる。
自分の股間から目を離さずに、自慰行為に励む健太を見ながら、英愛は思った。
これが、彼にとって一生で最後の自慰になるだろうと。そして、立位での小便も、次が最後になるだろうと...
彼はまだ分かってない...次は「見て」楽しむ立場ではなく、私のように「見せて」楽しませる立場になることを...
うっ!という喚声を上げ、健太は白濁した情液をぶち撒いた。液は激しく散乱し、暫く健太は恍惚とした表情でじっとしていた。

健太は、自分が発した液を拭い、そそくさとパンツを穿いた。同じくその間に、英愛もパンティを穿き、スカートを戻した。
暫くの間、沈黙が続いた。沈黙を破るかのように,英愛が口を開いた。
「もう...時間よ。私もう行かなきゃ...」
健太は、名残惜しそうな目で英愛を見つめる。
「健太君、女の子になったら、色々分からないことも多いと思うの...なんか、相談事があったら何時でも連絡してね」
といって、手を差し出した。握手。健太もぎゅっと英愛の手を握り締める。
英愛は扉を開け、部屋から退出した。何時も通り、鍵を架ける。扉の格子越しから英愛は健太に言った。
「頑張ってね...そして綺麗な女の子に生まれ変わってね」
踵を返し,健太の独居房から離れていく。振り向きもしなかった。

20 キャプテンヤマト :2002/08/02(金) 16:01
20.最終立位小便

英愛が去った後、健太は急に尿意を催した。さっきのマスターベーションのせいで、前立腺が刺激されたのだろう。
独居房に備え付けてある便器に向かって、勢い良く小水を放ち始めた。
比較的背の高い健太が小便をすると、その落差のせいで、重い音がする。
ここに来てから、女の子にならなければならないと、散々言われてきたが、やはり立って小便すると、自分が男であると実感する。さらに包茎手術のせいで、勢いも増し、ますます自分が男であると確信した。
だが...健太はまだ知らなかった。これが彼の人生で最後の立位での小便だということを。

暫くして、昼食が運ばれてきた。独居房で1人での食事。昨日までは、英愛の付き添いのもとで昼食を食べていた。
それが、今日は1人。少し寂しい気がする。
だが、今日の昼食は味がおかしい。やたらに濃い味付けだ。殆ど代わり映えしないここの食事にしては、えらく風変わりな味付けだ。辛いので、つい水をがぶ飲みしてしまう。

ちょうど、健太が食べ終えた頃、誰かが扉の鍵を開け始めた。新しい付き添いか?
扉が開き、そこに細身の女が入ってきた。ただ痩せているだけではなく、顎もシャープな陰を作っており、鋭そうな性格に見えるが、それに反して目は大きく、逆に穏やかな顔立ちになっている。
「辻元さん、今日から女性教化教育訓練官として、貴方を担当することになった和久井栄美子です。」
と,高貴さを漂わす声で挨拶した。
健太はただ、ぼうっと栄美子を見ている。栄美子は少し焦るような口調で続けた。
「辻元さん、今から新しい独居房に移ります。すぐに部屋を変わる準備をして下さい」
と言った。
健太は、軽蔑するような目で栄美子を見た。何せ学校からそのまま連行されてきたのだ。身に付けていた学ラン以外特に何もない。第一、服もずっと制服のままだし、移動するとすれば、学ランを上に羽織れば終わりだ。
「はいはい,分かりました」
健太は、畳んである学ランを手に取り、すぐさま着込んだ。健太はだるそうに栄美子に言う。
「で...何処に行くんですか?」
「案内します。ついて来てください」
といい、健太を独居房から出した。
健太は、栄美子に案内され、シャワー室に連れて行かれた。

21 キャプテンヤマト :2002/08/02(金) 16:01
21.服飾離別1

「ここでシャワーを浴びてください。着替えも用意しているので、シャワーが終わったら服を着ずに出てきてください」
まだ、健太に慣れていないのか、栄美子は敬語調だ。
健太は、シャワー室の脱衣所で服を脱ぎ始める。
学ランは必ず畳む。この学ランは、健太が一番気に入っている服だった。
健太が尊敬する先輩から卒業時に譲り受けた学ランだった。一緒に他校の生徒と激しく喧嘩もし、共に夢を語り合った。
卒業式の時、永遠の友情を誓い合い、手渡された。健太はこの学ランを一生の宝物のように考えている。
ふと、一緒に過ごした頃のことを思い出した。先輩は試験の結果中級知性男子の階級になり、高級学校に通っているはず。
(...なのに...今の俺は奴隷になったようなもんか...?)
健太は、半ば自嘲を込めて思った。ふと自分が、ひどく情けなく思えてくる。
学ラン,Yシャツ、シャツ、ズボン、パンツ、靴下をかごの中に放り込んで、浴室に進入した。
1週間ぶりのシャワーは気持ち良い。隅々まで洗ってシャワー室を出た。
脱衣所で、栄美子が待っていた。
「じゃ、健太君。服の入ったかごを持ってこちらに来て下さい」
と、健太を誘導する。
健太は、シャワー室の隣の部屋に案内された。
しかしこの部屋はかなり以上な雰囲気だ。部屋の端には暖炉、いや暖炉と言うより焼却炉と言ったほうがより正確な表現だ。
焼却炉の扉は開いており、炉の中はメラメラと炎が立っている。また、部屋の真中には洋服売り場によくあるよな簡易マネキン、いわゆる手,足、頭のないマネキンがどんっ、と置いてあり、セーラー服の夏物と、紺色のギャザースカートが着せられている。
普通の女子中、女子高の制服そのままだと言ってよい。
「じゃ,健太君、着替えてください」
「へ?着替えるって?」
「何言ってるの?君の着替えはあれでしょう」
と指で方向を示した。指の方向には、まさにそのセーラー服があった。
「そんな...俺に女物の服を着れというんですか?」
栄美子はあきれたような顔をして
「当たり前じゃない。あなたはこれから女の子になる訓練を受けなきゃならないんだから。今日からは女物の服で過ごすのよ、だからこのセーラー服で十分練習するの!」
健太は声が出なかった。ついに恐れていたことが本格的に始まる予感がして来た。
何も答えない健太を見て、栄美子は話を続ける。
「それと...今まで着ていた服は、男物だからもう要らないからね」
「要らないって?どうしたらいいですか?この学ランは?」
恐る恐る健太は栄美子に尋ねた。
栄美子は無言のまま、ある方向を指差した。
その方向には、焼却炉があった。

22 キャプテンヤマト :2002/08/02(金) 16:01
22.服飾離別2

健太は呆然と焼却炉の方向を見つめていた。
自分が、今何を命令されたか、一瞬理解できなかった。
はっと我にかえるや否や、健太は裸のままその場で土下座して、栄美子に訴え始めた。
「お願いです。セーラー服でもなんでも着ます。言うことなんでも聞きます。だから...だからこの学ランだけは見逃してください!」
健太は,頭が床につけて、栄美子に頼み込んだ。自分の宝物だ。男の友情なんだ。これだけは絶対手放せない。
しかし、栄美子は顔を曇らして
「まだ、自分の運命を分かっていないのね...」
と、呆れるように言い、さらに
「だから、いっそのこと全部燃やしてしまいなさい。すっきりして諦めがつくわよ!」
と,健太に言い、はあとため息をついた。
健太は動かない。それを見て栄美子は自ら服の入ったかごを抱え、焼却炉の方向に歩き出した。
「なにしやがる!」
健太は栄美子の身体をがっしり抱え込んだ。栄美子は落ち着いて叫ぶ。
「焼却炉室で、騒動です!」
すぐさま数人の女性兵士が部屋に駆け込んで来て、健太を栄美子から引き離した。
健太はがっちり羽交い絞めにされ、動くことが出来ない。
栄美子は再びかごを抱え込み、ゆっくりとした足並みで、焼却炉の方向に歩き始めた。
「やめろー!...やめてくれ!」
健太は、羽交い絞めにされながらも、懸命に抵抗し、叫んだ。
栄美子は既に、焼却炉の前に来ていた。ゆっくり炉の中の炎の様子を確認し、ちらりと健太を見た。
栄美子は、かごの中が健太に見えるように傾けて、そして
「じゃ、これ、処分するからね」
と言うや、最初に靴下をポイッと無造作に放り込んだ。炎が更に大きく揺れる。
さらに、ズボン、Yシャツ、パンツそしてTシャツを放り込み、最後、きちんと畳まれた健太の学ランを払ってから、勢い良く焼却炉に放り投げた。一気に炉の中の炎が力づよく燃え上がった。
栄美子は服が燃え上がるのを確認し、大笑いしながら健太に向かって言った。
「あははは、これであなたも女の子になる決心がついたんじゃない?もう服もないんだし」
(チ...畜生!!)
健太は心の中で叫んだ。が、その時女性兵士の気が少し緩んだ。その途端、健太は一気に焼却炉の前に飛んでいった。焼却炉のなかで、学ランの生地は大きく穴を開けながら炎にくるまれていった。ボタンは熱で溶け、変形し始めていた。その後目の前に大きな炎が現れ、健太の学ランは見えなくなってしまった。
(先輩...ごめんな...ほんとゴメンな...)
心の中で健太は、何度も謝っていた。

23 キャプテンヤマト :2002/08/02(金) 16:02
23.座位小便訓練1

「一体いつまで素っ裸でそこにへたれこんでるつもりなの?」
栄美子は厳しい口調で責めたてた。
健太は力のない顔でへらへら笑い
「分かりましたよ...服はこのセーラー服しかないんでしょ?」
ふらふらと立ち上がって、セーラー服に手を掛けた。
「ちょっと、下着はつけない気なの?」
栄美子は呆れた口調で言い、はいっと女性用のパンティーとブラジャーを手渡した。
白く、レースのついた下着で、パンティーはかなり切れ上がっている。
健太は、その女性用パンティーを手にとり、ゆっくりと穿き始めた。一番上までパンティーをずり上げたが、女性用であるため、ペニスがパンティーの真中で窮屈そうにしている。
さらに、健太は、ブラジャーを手に取った。自分で身に付けようとするが、うまく分からない。
「ほおら、なにやってんのよ。先に腕から通してそれから...」
栄美子の指導を受けながらかろうじて、ブラジャーを身に着けた。
健太は、まだ身体は完全に男だ。可愛らしい女性用下着と、逞しい健太の身体は余りにもアンバランスだった。
栄美子は上下の下着をつけた健太の姿を暫く眺め少し首を傾げ、そして
「まあ、変だけど今は仕方ないよね。早くその下着が似合う本当の女の子になろうね」
といった。健太はさっきのショックで何も答えられない。
健太はセーラー服の上衣を身に付けたがスカーフの結び方が分からない。また栄美子の手を借りることになった。
更に,スカートを穿く時には、ホックの位置が分からなかった。全て身に付けるのに、普段の3倍は時間がかかっただろうか?
それに追い討ちを駆けるように、栄美子はいう
「わかった?女の子の服を着るのも慣れなきゃね?」
さっきまで気付かなかったが、部屋には大きな鏡があった。女装した自分の姿が情けなく映っていた。
鏡を見ているうちに、自分は尿意を催していることに気が付いた。
昼食が辛くて水分は多く取ったからだろう。
「あのう...トイレ行きたいんですが」
健太はゆっくりした口調で栄美子に尋ねた。
「ちょうど今から、あなたの新しい独居房に移るから、そこですればいいわ」
と言った後、暫く間を置いて
「でも、簡単にはできないでしょうけど...」
と、何か思い出し笑いをするような表情で健太に話した。
健太は、栄美子に率いられ、新しい独居房に案内される。
歩きながら、健太は下半身の違和感に慣れないでいる。それまでトランクス派だった健太は
脚ぐりが深くVの字になっている女性用パンティなど穿いたことなどない。
そのぴったりした密着感は窮屈な感じがする。
更に、生まれてはじめて穿くスカートの、太腿に「スー」と風が抜ける感覚は気持ち悪い。未だに、ぞっとする。
それよりも、健太は先ほどから、トイレに行きたくて仕方がなかった。
スカートの上からふぐりを抑える。今にも漏れそうな勢いだ。
「あの...部屋に行く前にトイレ行ったらダメでしょうか?」
健太は訴えるように栄美子に言った。
「すぐにあなたの新しい部屋の着くわ。そこでしなさい。ちゃんと教えてあげるわよ」
(教えてあげる...?)
栄美子のわけの分からない言葉に戸惑ったが、そうしている内に二人は新しい独居房に到着した。
「はい、ここがあなたの新しい独居房よ」
と、栄美子が部屋の扉の前で言った。
「ト...トイレ!」
正直、健太はもう他事は考えられない。
「はいはい」
と、栄美子は赤ん坊をあやすように答えながら、扉の鍵を開錠した。
扉を開けるや否や、健太は独居房に跳び入った。
新しい独居房。部屋の構造は、以前過ごしていた独居房に瓜二つだ。何故部屋を変える必要があったのか?
しかしそれは、トイレが目に入った瞬間、健太はすべてを理解した。
「こ...これは...?」
健太は驚きのあまり、声も出ない。
確かに、トイレは備え付けてある。鈍い銀色の、ステンレス製の和式便器。そこまでは同じだ。しかし...
(何なんだ?これは?)
いや、健太も既に心の奥底では全て理解していた。ただそれを受け入れるのが余りに怖かったのだ。
「気に入った?このトイレ?」
栄美子が、勝ち誇ったような笑い顔を浮かべている。

24 キャプテンヤマト :2002/08/02(金) 16:02
24.座位小便訓練2

新しい独居房も、以前と同じく和式タイプで、壁際に備え付けられている。
ただ、1つ大きく異なっていることがある。
便器の位置から、約1メートルの高さから、大きく壁が迫り出しており、丁度その部分だけ
天井が1メートルしかないような構造になっているのだ。
即ち、このトイレは、便器から天井までの幅が1メートルしかないのである。
到底、立った状態で、トイレに入ることは出来ない。必然的に座位で、小便しなくてはならないことになる。
「一体...何なんですか...このトイレ?」
健太は栄美子に尋ねる。
栄美子は微笑しながら答えた。
「凄いでしょう...このトイレ?立っておしっこ出来ないように設計されたの」
栄美子は話を続ける。
「あなたは毎日このトイレを使って座りおしっこの練習するの。まあ、このトイレじゃ、頭がつかえるから、立っておしっこなんて不可能だけど」
それに、これからは女の子になるまで、ここでしかおしっこは出来ないわ。良かったわねえ健太君。毎日の日常生活で、座りおしっこの訓練が受けられるのよ」
(そ...そんな...)
すべてが、自分の自由が利かない。健太は絶えがたい喪失感を感じた。
栄美子は、冷たい声で話を続ける。
「さっきの部屋では、何時おしっこしたの?昼食前?昼食後?まあどっちにしろ...」
栄美子は一息おき、そしてしばらくの沈黙の後
「それが、あなたにとっての、人生最後の立ち小便だったの。ホントに最後のね」
と,宣告するように健太に言った。
「それより...おしっこしたかったんじゃなかったの?早くすれば?」
と、栄美子はぶっきらぼうに尋ねる。
それまで、健太は驚きのあまり、自分の尿意を忘れていた。が、栄美子の言葉を聞いて、猛烈に尿意が蘇って来る。
健太は,便器に向かって歩き出した。便器の手前から天井は1メートル少ししかない。
健太は、蹲踞の姿勢で、潜り込み、便座を跨ぎ、排尿の体制をとった。スカートがすごく邪魔だ。
天井が頭のすぐ真上にある。健太はかなり窮屈に感じた。
尿意は最高潮に達している。健太は勢い良く、排尿を開始した。

(チィーーーーチュルチュルチュル.....)

低位置から水面を突き破る独特な高音が部屋にこだまし始めた。
健太は、小さく身体を屈ませ、ひたすら、尿が身体から抜けきるのを待っている。
「あっ...」
身体の姿勢を少し変えた時、スカートがハラリとずれて、小便の方向に垂れてしまった。小便がスカートのすそを汚す。
この上ない屈辱感。絶えがたい喪失感。すべてが健太を絶望へ導く。
傍で見ている栄美子はニヤニヤ笑いながら
「あらあら、スカート汚しちゃったわね。座りおしっこも結構大変なこと、わかったでしょう?毎日練習してうまくなろうね」
健太は,大量の小便を流し終えた。すぐにパンティを戻そうとする。
「ちょっと!」
栄美子は金切り声を上げた。
「あなたは、女の子でしょう。ちゃんと拭きなさい。これも訓練よ!」
健太は素直にしたがって、ホルダーからカラカラと紙を取った。
先端部を軽く拭き、便器に放り投げる。
「よし、じゃ、パンティ穿いてもいいよ」
栄美子の許可を受けて、健太はゆっくりパンティを引き上げる。屈んだ格好ではうまく穿きにくい。
(ち...畜生!)
健太は心の中で叫んだ。
栄美子は、健太の排尿作業が全て終わったのを確認し、そして、
「では、今日の勉強を始めるわ!今日は女の子の身体の構造について学びましょう」
と言った。

25 キャプテンヤマト :2002/08/02(金) 16:03
25.快楽喪失1

健太と栄美子は、独居房に据え置かれたパイプ椅子に向かい合って座った。
栄美子が口を開く。
「とりあえず、本当の女の子になる前、ウウンはっきり言うわ、去勢手術の前までに、色々女の子の身体について勉強しないといけないの。何も知らないで女の子になったら戸惑うから」
健太は虚空を見つめながら聞いている。返事もしない。いずれにせよ栄美子の意思のままに従わねばならないからだ。
「じゃあ、とりあえず、身体について一つ一つ確認していきましょう...明日香さん!」
と、明日香の名前を呼んだ。
「ハイ!」
と,独居房の扉の向こうから、元気な明日香の声がして、部屋に入って来た。看護婦の明日香。健太のお気に入りだ。
明日香は、健太の方をちらりと見て、ニコっと笑って軽く手を振って挨拶し、栄美子と話し始めた。
「健太さんの教育で、わたしが必要なんですって?」
明日香は無邪気な声で、栄美子に尋ねる。明日香は、少し無神経なところがあるが、天真爛漫な雰囲気で、つい許してしまうところがある。健太は明日香に見惚れていた。
「ええ、健太君に女の子の身体についていろいろ教えないといけないので。この仕事は以前菜穂先生にお願いしてたんですが、菜穂先生が、そろそろ明日香さんに任せようと私に伝えてきたんですよ」
と、栄美子は誉めるように明日香に言った。
「それで...私は何をしたらいいんでしょう?」
「まず...そこで服を脱いでくれる?」
明日香は「えっ」という声をあげ、そして
「でも...」
と健太の方をちらりと見た。
「健太君?健太君なら大丈夫よ。もう女の子になるんだから。なにも恥ずかしがる必要はないわよ」
「ええ...じゃ分かりました」
と、明日香はまだ少し納得できない声で了解した。
明日香は自分の白衣に手をかけ、ゆっくりと脱ぎ始めた。
(明日香さんが、服を脱いでいる...)
健太は、どぎまぎした。15歳の健太からすれば、女の子の裸など写真やビデオを除いて見たことがない。
(ハハ...こりゃ役得かな...?)
明日香が部屋にいて、緊張感が少し解れたせいか、健太はのんきにそんなことを考えていた。
明日香が,白衣を脱ぎ終え、パサリと床に服を落とした。下着姿の明日香がそこにいる。
健太は、明日香の下着姿を凝視した。
想像していた以上に大きい胸が、窮屈そうに白いブラジャーに納まっている。それに反し、ウエストはしなやかにくびれ、白く透き通った肌が身体全体を覆っていた。
健太の全神経が股間に集中する、が、それを感じた瞬間、健太は股間に猛烈な激痛を感じた。
「うがぁ...!」
と、叫び声を上げ、股間を抑え、パイプ椅子から転げ落ちた。明日香はそれを見て、思わずビクッと後ずさりした。
栄美子は、落ち着いた表情でそれを見ている。
健太は、床に蹲って、動けない。健太の顔に冷や汗がだらだらと流れ始めた。
栄美子は静かな口調で語り始める。
「今日の昼食...」
(ちゅ...昼食...?)
「味がおかしいと思わなかった?」
健太は、その日の昼食が、いつもと違い、濃い味付けだったことを思い出した。

一体、今日の昼食に何があったのか...?

26 キャプテンヤマト :2002/08/02(金) 16:03
26.快楽喪失2

栄美子は暫くの沈黙の後、再び語り始めた。
「今日の昼食の中に薬を入れたのよ」
(く...薬だって...?)
「あなたの体質を完全に変えてしまう薬よ。はっきり言うわ。この薬の服用すると、あなたの勃起中枢を完全に破壊して、性的な興奮を受けると、猛烈な痛みを感じるようになるの」
栄美子は,じっと健太を見つめながら、話を続ける。
「だって、もうあなたは女の子になるのよ。女の人の裸を見て興奮なんかしたら可笑しいし、あり得ないことだわ。まあ、そういっても15年間男だったわけだから、すぐにはそう思えないでしょうけど...だから、こうやって薬で痛みを感じるようにして、何も興奮しないようトレーニングするの」
さらに栄美子は話を続ける。
「ちなみに、薬の効果は1ヶ月間。1ヶ月後にはもう去勢手術が終わっているから、もう2度と普通の男の人のように女の人の裸を見たり,触ったりして快楽を感じることは出来ないわね」
(そ...そんな...)
激しく呼吸しながら、再び健太に絶望感が蘇った。健太の性的快楽は一切奪われたのだ。
「健太君、最後に自慰したのはいつ?」
健太はつい数時間前の英愛の股間を見ながらの自慰を思い出した。数時間前にもかかわらず、ずいぶん昔のことのように思われる。
そして、栄美子は冷たく言い放った。
「いつだったかなんて、別に言わなくても良いんだけど...それがあなたの最後の自慰だったわけ。最後のね!」
栄美子は急かせるようにして、
「さあ、勉強を続けましょう!」
と,健太に向かって言った。
健太は,股間を押さえながら、ゆっくりパイプ椅子に座りなおす。
栄美子はぐいっと健太の頭を掴み、明日香の方向に頭を向けさした。明日香はどうすればいいのか戸惑った表情で、下着姿のまま、立ちすくんでいる。
「ほら、よく見なさい!明日香さんの姿」
健太は,感じないよう、必死に耐えていた。が、自分好みの女性が、目の前で下着姿で立っているのだ。自分の意志とは無関係に気持ちが動く。再び、股間に痛烈な痛みが走る。
「うわぁ!」
再び健太は床に転がり倒れた。動けない。
「またなの?」
栄美子は呆れた口調で言う。

27 キャプテンヤマト :2002/08/02(金) 16:03
27.女性化教育1

少し時間を置き、再び座りなおす。少しは落ち着いたようだ。
「落ち着いた?じゃ、もう一度明日香さんを見て、そして彼女の身体と男の子との違いを言って見て!」
健太は、明日香の身体を見る。あまりにも綺麗な身体だ。
「彼女の身体と...男の子の身体の違いは...」
と,言って、しばし蹲った。股間に痛みが走ったのだ。
「彼女の身体と、男の子の身体の違いは何なの?」
栄美子が健太を急かせる。
「ええと...まず、明日香さんは...男の人と違って...」
と言って、ちらりと明日香を見た。豊満な胸元が眩しすぎた。
「明日香さんは...男の人と違い胸が膨らんでいます」
栄美子はにっこり笑って
「ハイ、良く出来ました。他には何が違うの?」
と、まるで子供に尋ねるような口調で言った。
「そ...それと...」
健太は、忠実に栄美子の質問に答えようとする。が、痛みの恐怖で気が散って神経を集中できない。
「さあ!早く答えなさい...!他に何が違う?」
「えっと...胸が大きいから、ブラジャーをしています...」
「健太君、凄いわね。他にもあるでしょ?さあ答えてみて!」
健太は、視界から明日香の姿を外そうとした。とても怖くて、明日香の下着姿など見ることが出来ない。
「健太君、どっちを向いてるの?明日香さんを見ないと、違いが分かんないじゃないの!」
と,語気を強めて言った。そして
「明日香さん。もう少し近くに来てくれないかしら?健太君,あんまり見えないみたいだから」
明日香がゆっくり健太に向かって歩き出した。明日香の身体がますます鮮明に見えてくる。
健太は,必死に顔を背けようとした。が、明日香は、健太のまさに目の前まで迫っていた。嫌でも視界に入ってくる。
「ほら!ちゃんと見るの!」
栄美子は、ぐいっと健太の頭を掴み、えいっと明日香の方に顔を向けさした。
まさに目の前に明日香の肌が見える。透き通るような肌。引き込まれそうな気持ちにさせられる。
「えっと?それと...ハイ!明日香さんは男の人と違い、腰がくびれてて、そして...おしりが大きくて...」
健太は、焦る気持ちを整理しながら賢明に答える。
大きい胸から、しなやかな曲線を描く腰。そこからまた緩やかなカーブを描くお尻。男なら誰しもため息の出る美しさだ。
拍動性の痛みが、波のように健太に押し寄せる。その痛みは徐々に大きくなってきた。
「ぐわぁ...!」
健太は床に転がり落ちて,悶え苦しみ出した。床に這いつくばり、歯を食いしばっている。
栄美子は、冷めた目で床に這いつくばっている健太の眺めていた。そして明日香に向かって
「明日香さん、今日はこれくらいにしておきましょう。また明日、朝9時にここに来て下さい」
と,静かに言った。
明日香は白衣を手にして服を着た。そして、栄美子と一緒に健太の独居房から退出した。
健太は、床に這ったまま動かなかった。目から涙が溢れ出す。そして健太はそのまま深い眠りに落ちていった。

28 キャプテンヤマト :2002/08/02(金) 16:03
28.女性化教育2

翌日、健太は猛烈な痛みを股間に覚え、飛び起きた。
朝立ちが、彼の勃起中枢を刺激したのだ。
股間を押さえ、床に這いつくばる健太。
扉越しから、栄美子がその様子を観察していた。
「朝立ちしたのね?」
そういいながら健太の朝食を持って部屋に入ってくる。
「大丈夫。3日もすれば身体が自然に覚えて朝立ちしなくなるわ」
と、栄美子は感情のない声で言った。
朝食を食べ終え、9時になった。明日香が部屋にやって来た。
昨日と同じく、明日香は服を脱いで下着姿になった。昨日と違い、ブルーのブラジャーとパンティを身につけている。
健太は暫く明日香の姿を見ていた。しかし不思議となにも感じない。
「健太君。昨日の訓練で、かなり良くなったようね」
と、栄美子は微笑みながら健太に言った。
健太自身も不思議だった。身体が興奮を拒否するようになったのだろうか?ともかく、健太はほっとした。
あんな痛みはもう御免だ。
「じゃあ、今日の勉強始めましょうか?」
と,栄美子は元気よく言った。そして、なにか意地悪なことを考えついたような顔をして
「健太君。昨日明日香さんは男の人と違って胸が大きいといったけど、明日香さんの胸は硬いの?柔らかいの?」
健太は思わず「えっ」という声を漏らし、そして
「それは...柔らかいと思います...」
と答えた。健太は女性の胸など、触れたことはない。
「思うってことは、確認したことはないってことよね?」
健太は答えない。栄美子の目がギラリと光った。

29 キャプテンヤマト :2002/08/02(金) 16:04
29.女性化教育3

「じゃ,触って確認してみましょう!明日香さんブラ外してくれる?それで、こっちに来て!」
明日香は後ろに手を回し、ブラジャーのホックを外した。ワイヤーをゆっくり肩から外し、ブラジャーを床に落とした。
健太の目が明日香の胸に釘付けになる。明日香の乳房はその他の肌より更に透き通っているように見え、淡いピンクいろの乳首はつんと天の方向を向いている。
明日香が、健太の目の前にやって来た。
「さあ,健太君。触ってみようね」
と,栄美子は健太の腕を掴み、無理矢理、明日香の胸に押し付けた。柔らかい感触が手のひらを通じて伝わってくる。
その途端、今まで忘れていたかのように思えていた興奮が一気に蘇った。痛みは、凄い勢いで股間に達した。
「ぐあぁ!」
健太は手を払い除け、昨日と同じように、その場に蹲った。
「ハイハイ、大丈夫になったら言ってね」
と,栄美子は馬鹿にしたような声で健太に言う。
暫くして、健太は顔を上げた。しかしまだ意識が朦朧としている。
「健太君。これで柔らかいのが確認できましたね。じゃあ次は...」
と、言い、暫く考えるしぐさをした後
「昨日、あなたが言っていた他に、見てない所で、まだ明日香さんと男の人の違う部分があるでしょ?」
(違う部分?)
「君はまだ、明日香さんのあそこの部分を確認していないわよね?」
と、いうや、またギラリと目を光らせ、そして明日香に向かって言った。
「明日香さん。パンティ脱いで、テーブルの上に上がって下さい」
明日香は、するするとブルーのパンティを脱ぎ、健太の座る椅子の前のテーブルに這い上がった。
テーブルの上で、健太の真正面に全裸の明日香が体育座りで、テーブルに座っている。
「明日香さん、健太君に良く見えるよう脚を大きく開いてください」
栄美子がそう言うと、それまで体育座りで閉じられていた明日香の両腿が大きく開脚され、明日香のその部分が大きく晒された。
明日香のその場所は綺麗なピンク色であったが、形は少し歪な形状をしていた。しかし彼女の顔とのギャップで、より一層興奮を沸き起こす。
健太は懸命に我慢していた。しかし痛みは緩やかに増してくる。
「ほらぁ、もっとよく見なさいよ!」
栄美子は健太の頭を掴み、ぐいっ、と栄美子のその場所のまん前まで引っ張った。まさに目の前に、明日香のその場所がある。
「うぅ...」
健太はテーブルに伏せた。痛みに耐える。朦朧とした意識のまま顔を上げた。明日香と目が合った。
明日香は今にも謝りだしそうな、申し訳なさそうな表情で、
「健太さん...頑張ろうよ...もう少しだよ...」と小さな声で健太に言った。

このような訓練が数日間続いた。
さらに、栄美子による講義もスタートした。講義内容は、「男と女の肉体的差異について」以外に「生理対処論」であった。実習も合わせて始まった。
「ブラジャートレーニング」では、ブラジャーを女性と同じ速度でつけれるよう訓練され、「ウエアトレーニング」では、ワンピース、スーツなど、女性物衣服の着用の速さと扱い方がトレーニングされる。この訓練では、明日香も協力し、二人でストップウォッチで服の着替えの速さを測定し、お互い競う合う形で行なわれた。
「ヘアトレーニング」では、髪の毛の手入れの仕方、可愛く見せる結び方などを実習を通じて学び、「トイレトレーニング」は、日常生活の訓練だけではなく、座位による小便法、それも様々な衣服を着用してトレーニングを行う。
このようなトレーニングを通じて女性化を促進し、そしてすべてのトレーニングにおいて試験も行なわれた。

こうして2週間後、健太は全ての面で、合格基準に達したのであった。

30 キャプテンヤマト :2002/08/02(金) 16:04
30.逃亡計画1

訓練所に来て3週間が過ぎた。この日も何時も通り、栄美子と明日香は9時に教育を開始した。
席に着くなり、栄美子は笑顔で口を開いた。
「今日は嬉しいニュースを持ってきたのよ!」
栄美子が弾んだ声で健太に言う。
「あなたの手術日が決まったの!4日後の朝9時オペ開始よ!やったよね。ついに健太君、ホントの女の子になれるんだ」
「そ...そうですか...」
と、とりあえず答える。
「おめでとうございます...凄くガンバリましたもんねえ!」
と,明日香はいつも通りの明るい声で言った。明日香も嬉しそうだ。
(ついに...手術なんだ...)
健太はここに来てからの出来事を思い出していた。実のところ、健太は自分が男なのか女なのか、自分でも分からなくなってきている。ここに来て3週間しか経っていないが、常に女性でいることを強いられていたため、自分が男だということに疑いを持ち始めていたのだった。
栄美子と明日香は椅子から立ち上がった。
「あの...今日の勉強は...?」
健太は恐る恐る尋ねた。
栄美子はニコッと笑って
「もう授業はないの...今までおつかれさま!今日は11時に最後の身体検査があるわ。その時迎えに来ますね」
そういって、栄美子と明日香は部屋から退出した。部屋には健太1人しかいない。
健太は、がばっとベッドに横になった。色々なことが頭を過ぎる。暫くして、健太はベッドから起き上がりトイレに向かった。蹲踞の姿勢で便器の場所に潜り込み、パンティをずらす。
もう既に、健太はこの体勢での排尿に慣れていた。勢い良く小便が流れ出る。
何時もの訓練どおり、紙を取り、陰茎の先端部分を拭う。そして、健太は暫く自分のペニスを見つめていた。
そして、ぎゅっと自分の物を掴み、
(これも...あと4日でお別れか...!)
そう思った瞬間、健太は、心の奥底に眠っていた恐怖感、喪失感が一気に蘇ってきた。
「い...嫌だ!」
一度口に出すと、その感情は、一気に身体を駆け巡った。自分がペニスを失って女の子になるなんて...切断しちゃうなんて...一生座っておしっこするなんて...
(また...男になりたい...俺はまた立っておしっこ出来るようになりたい...!)
(逃げよう!)
心の中で、健太は呟いた。あと4日しかない。チャンスは...そうだ!今日の検査で部屋から出れる!その時に...!
健太は,部屋の中で一人逃亡を決心したのであった。

31 キャプテンヤマト :2002/08/02(金) 16:04
31.逃亡計画2

11時になり、栄美子が健太を迎えにきた。検査を受けるときは、全裸で検査室に向かうことになっている。
むしろ好都合だ。女物の動きにくい服を着ているより、裸のほうが動きやすい。
栄美子が扉を開け、健太を外に出るよう導く。健太は服をすべて脱ぎ捨て、全裸になった。
健太は、ちらりと栄美子の顔を見た。栄美子は完全に油断している。
二人並んで、検査室に向かう。廊下の角を曲がった。正面からまぶしい光がこちらを照らしている。そのまままっすぐ行けば建物の出口だ。警備はかなり厳重だが、そこは賭けに出るつもりだった。横目で再度、栄美子の様子を確認する。気を許している。
(いまだ!)
健太は拳をぎゅっと握り締め、栄美子の脇腹に向かって強烈なパンチを浴びせた。
(うっ...)
と、一言嗚咽を上げ、栄美子はその場で蹲った。息が出来ず、声が出せない。
健太は、栄美子を殴った瞬間には、全速力で駆け出していた。
運良く、廊下には健太と栄美子を除いて誰もいない。出口が目前にまで迫ってくる。陽の光が目に眩しい。
(逃げ切れる!俺は元の生活に戻れるんだ!)
その時、目前の柱の陰から、すっと人影が現れた。そして廊下を断ち塞ぐよう廊下の真中に立った。英愛だった。(英愛さん...)
しかし、今の健太にとっては、英愛のことなどかまう余裕などない。
「どけー!」
と,大声で叫び拳を握り締める。今度は負けられない。
健太は、走り込みながら英愛の顔めがけて拳を放った。
が、英愛は、すばやく健太の拳を見切った。手刀でパシッと健太の拳を捌き、そして強烈な膝蹴りを健太の腹に食らわした。
健太の走り込む勢いで、衝撃は倍増する。健太はその場で腹を押さえ、へたり込んだ。
騒ぎを聞きつけ、菜穂、明日香をはじめ、多くの人が集まり始めた。取り囲むようにして健太を見ている。
健太は、かろうじて顔を上げて、英愛を見た。
英愛は、今まで見たことのない程恐ろしい形相で、健太を睨みつけている。

32 キャプテンヤマト :2002/08/02(金) 16:05
32.プラズマトレーニング1

「あきれた...」
英愛は,怒りで声が震えている...
「...あなたって、ほんと...最低ね」
怒りと、侮蔑と、軽蔑をありありと浮かべた目で健太を見下している。
健太は、何も言い返せない。
「ほんと、何考えてるの?...あなた?」
厳しい口調で更に続ける。
「最後の最後で凄い事しでかしてくれたわね!どう責任取るつもり?」
健太は、やっと口を開いた。
「だって...だって俺、自分の切断したくないんだもん...」
半ば涙声だ。英愛はその言葉を聞いて、呆れたように頭を抱え、ヒールでガンッと健太の太腿を踏み蹴った。
「うあぁ!」
と声をあげ、床に仰向けに倒れた。健太のペニスがだらんっと顕になる。
英愛は、屈んで荒々しく健太のペニスを掴んだ。英愛の長い爪がペニスに食い込む。
「ははーん、これがあなたのご自慢のペニスですか?ん?ははは!...こんなの自慢してるんだ?...切断されたくないって?...なによこれ?ホント呆れるわ」
「鑑定検査受けたらさあ、サイズが小さいだの形が悪いだの言われちゃってさ!それにピンクの4級だって?...4級よ!4級!ははは!幼稚園児並の色してたくせに!よく今まで恥ずかしくもなく、こんなみっともないものぶら下げて生きて来れたわね?」
英愛は止まらない。
「こんなにひどいペニス初めてって看護婦の間でゲラゲラ笑いものになってさ!商談じゃ商談で短いだの、粗悪品だの不合格だの大笑いされてたくせに!それで...ん?それがこのご自慢のペニスですか?」
英愛は更に語気を強めて
「なにが自慢のペニスよ...ははは、こっちは玲子さんに売り込むため少しでも良いところをアピールしようと思ったけど、あはははは、ほんと、何もいい所がなくて、ホント困ってたのよ。良く買ってくれたわ。あの人。私が売ってあげただけでも感謝しなさい!」
さらに英愛は続ける。
「破瓜儀式の時はさ!怖くて逃げ出そうとしたくせに!受けたら受けたでびーびー泣いちゃってさ!ははは!よく男の子なんて言えるわね?だいたいあなたが包茎ちんちんだったから受けることになったんでしょ!ほんと呆れるわ」
健太はうなだれたまま、涙をぽろぽろ流している。それを見て,英愛は、はっとして、
「ごめん...言い過ぎた」
と,申し訳なさそうに言った。そこに脇腹を押さえながら栄美子がやって来た。まだ痛むせいか顔がゆがんでいる。
「英愛さん。とにかく健太君はプラズマ・トレーニングも必要のようですね。予定外でしたけど...」
と、栄美子は,声を震わせながら言った。軽蔑の目で健太を見ている。英愛が栄美子に答える。
「プラズマトレーニングは、私が付き添います。栄美子さん、構いませんでしょうか?」
栄美子は、目を閉じ、考え込むようなポーズを暫く取った後
「分かりました。英愛さんにお任せしますわ...でもご存知の通り、あれは付添い人も恐怖感を感じますので、覚悟しておいて下さい」
と,言った。英愛は、情けなくへたり込んでいる健太の腕を取り、そして
「立ちなさい。一緒にトレーニングを受けに行きましょう。これが最後の訓練になるわ」
と言って、健太の腕を引き上げた。健太は素直に立ち上がり、英愛に導かれ「プラズマトレーニング室」と書かれた部屋に案内されたのであった。

33 キャプテンヤマト :2002/08/02(金) 16:05
33.プラズマトレーニング2

英愛と健太はプラズマトレーニング室に入室した。
思った以上に小さい小部屋だが、壁は剥き出しのブロック壁で,真向かいには、鉄格子のついた小窓が備え付けられてある。部屋の壁の両サイドには、それぞれ「X」の形状をした板が貼り付けられてあり、それぞれの4方の先端には、手足を固定する手錠が付けられていた。磔にする設備らしい。
明日香が
「お手伝いします」
と、部屋に入って来た。
英愛は、明日香に健太を磔をするよう命令した。健太は素直に従った。
両手,両足を大きく開いた状態で、健太は壁に磔にされてしまった。手錠で固定され身動きひとつ取れない。
「じゃ、私も準備するわ」
と、英愛は、その場でゆっくり服を脱ぎ始めた。軍の制服のボタンに手をかけ、ゆっくりと外し始める。
シャツを脱ぎ終え、パサッと床に落とす。さらに英愛はスカートのホックに手を伸ばし、プツンと外し、スカートを下に下ろした。上下白に統一したパンティーとブラジャーの、下着姿の英愛は、無駄な脂肪がなく、健康的な美しさを持っていた。英愛は、手を後ろに回し、ブラジャーのホックを外した。英愛の乳房が顕になる。大きいほうではないが、健康的で弾力性がありそうな乳房だった。
最後に英愛はパンティに手をかけ、片足を少し上げて下に降ろした。英愛は全裸になった。
(き...綺麗だ...)
健太は、思わず見惚れてしまった。健太だけではない。明日香ですら、恍惚した表情で英愛の身体に見惚れている。
「じゃ,明日香さん、私のほうもお願い」
英愛は裸の姿で静かな声で明日香に命令した。
英愛の両手両足が大きく開かれた状態で,明日香の手によって手錠が嵌められた。

34 キャプテンヤマト :2002/08/02(金) 16:05
34.プラズマトレーニング3

英愛と健太は、二人とも両手,両足を大きく開いた状態で磔になって、お互いが向かい合っている。

明日香が、2台の機械を運んできた。全く同じ機械のようだった。
その機械の形状は、学校の身体測定で使う身長計のようだが高さはむしろ座高計に近い。
ただ、身長計と違うのは、その頭を押さえて身長を測る部分、その部分の両側から太い針が20センチ程度伸びており、その針の先端は鉤状に大きく内側に曲がり、先端部が10センチ程度の距離をおいて向かい合っている。
明日香が、英愛にボタンが二つ付いたリモコンを手渡した。手錠で固定しているだけなので、ボタン操作などは十分にできる。
「健太君、この装置を見ていなさい」
そう言って英愛は、リモコンの片方のボタンを押した。その瞬間、装置の針の部分の空間に、ガガガガ...と蒼いプラズマが針の間で空中放電した。
健太は驚いた目で、それを見ている。
「これ...スタンガンなのよ」
(ス...スタンガン?)
健太は、驚きを隠せないと言った表情でその様子を凝視していた。
英愛は話を続ける。
「本来は...スタンガンって護身用に使われているけど」
そう言い、少し間を置いて
「明日香さん、その機械を私の前に設定して」
と、明日香に命令した。
明日香は、ガラガラと1台のスタンガン装置を引っ張って行き、磔になっている英愛の足元に据え置いた。
さらに、明日香は、スタンガンを英愛のちょうど股間の高さに設定し、秘所のすぐ手前に据え置いた。
「健太君、もう一度見るのよ」
そう言って英愛は、再度リモコンのボタンを押した。
英愛の秘所の直前で、ガガガガ...とプラズマが空中放電した。
「健太君、このスタンガン装置、見ての通りもう一台あるよね?」
と言い、さらに
「明日香さん、健太君の方のスタンガン装置も設定お願いします」
と、明日香に命令した。英愛は健太に向かって言う。
「さっき見た通り、このスタンガン装置では、私は痛くも痒くもないわ...でも、もう一台のスタンガン装置も私と全く同じ条件で据え置くわ...私はこの部分に何もないから良いけど、健太君、あなたはどうなのかしら?」
健太は、全身の血が下がっていくのを感じた。女の身体違って男の場合、当然ペニスが存在する以上...
案の定、そう通りだった。明日香は、英愛と同じように、健太の股間にスタンガンの高さを設定した。だが、スタンガンの両針は、ちょうど健太のペニスを挟み込むような形になっている。プラズマの当にその通り道に、ペニスがあるのだ。
(そ...そんな)
健太は全身から汗が噴出し始めた。英愛はそんな健太を無視するかのように
「じゃ、健太君、覚悟はできた?」
と、冷たい声で一言言って、健太側の装置のボタンを押した。

35 キャプテンヤマト :2002/08/02(金) 16:05
35.プラズマトレーニング4

英愛が、ボタンを押した瞬間、スタンガンの、ガガガガ...という音が部屋にこだました。
スタンガンの左右の電極は、ちょうど間に健太のペニスを挟み込むような形で据え置かれている。
プラズマが蒼い電光を放ちながら健太のペニスを通り抜け、空中放電した。健太はペニスを裂かれるかのような猛烈な痛みを感じた。
「ぐあぁぁ!!!」
英愛は、ボタンから手を放す。
わずか数秒の放電であったが、健太は、放電が終わるや否や、ガクッと頭を下げた。全身から汗が吹き出ている。
「ほおら、健太君...首を上げてこっちを見てよ!」
と、英愛は冷静な声で健太に向かって言い、今度は自分側のボタンを押した。英愛の股間の直前で蒼い火花が散る。
だが、電極の間に何もない英愛は余裕の表情だ。たまにプラズマが揺れて英愛の陰毛を焦がす程度だった。
「ねぇ...私は全然平気よ。痛くも痒くもないわ。ほんと男のひとって可哀想よね。なんでそんなものつけてるの?私はこの場所に何もないから平気なの!あーホント女の子に生まれて来て良かった!」
そう言って英愛は、再び健太側のボタンを押した。
「ぐあ!!!」
放電と同時に健太が悲鳴をあげる。さっきより長い時間放電したようだ。また英愛は、自分のほうのボタンを押し、健太に向かって
「わぁ...ほんとに健太君痛そう!残念ねぇ...男の子で...わたし...ホント女の子でよかったよ。オチンチン付いていないからね...健太君みたいな苦痛を味わうこともないし...」
しかし、実際のところ、英愛も多少の恐怖感は感じている。プラズマがたまに大きく跳ねて英愛の秘所を攻撃しようとする。微妙な痛みを感じることはあるが、健太に悟られてはいけない。
そして、英愛は、今度は両方のボタンを一度に押した。ガガガガ...とプラズマの音がこだまし、健太が悲鳴を上げる。でも英愛はボタンを押しつづけている。
「さあ!健太君!わたしのあそこを見て!良いでしょう?なにも付いていないのよ!だから全然痛くもないの!羨ましいでしょう...?何もついていないこの身体が!...ほらぁ...私みたいになりたいでしょ!」
健太は、感電する痛みに、懸命に耐えながら英愛のその場所と、顔を見比べた。障害物のない英愛のその場所では、放電が綺麗に一直線に行なわれており、英愛の顔も余裕に満ち溢れている。
その途端、健太の心の奥底から、ひとつの言葉が思い浮かんだ。
(う...羨ましい...!)
「さぁ健太君!さっさと言ってしまいなよ...英愛さんの身体が羨ましいです。英愛さんのようにおちんちんのない身体になりたいです。早くオチンチン切断して下さいって...そう言ったら、あなた、一生の快楽を得れるのよ!」
健太は、懸命に痛みに耐えながら、薄目の状態で英愛の姿を見つづけている。英愛のその場所には何もない。こんな苦痛を味わうことがないのだ。
その時、健太の心の奥底にあった拒否感が、遥か闇の中に消えていった。
(そうなんだ...俺は英愛さんみたいに女の子になりたいんだ...!)
頭にその言葉が浮かんだ瞬間、もう健太には何の躊躇いもなかった。自然に口が開いた。
「英愛さん!俺のオチンチン切り取ってください!オチンチンのない女の子の身体が羨ましいです!そうなりたいんです!お...お願いします...!」
英愛はボタンから指を外した。2台のスタンガンの放電がストップする。英愛が落ち着いた静かな声で健太に尋ねる。
「健太君...もう大丈夫だよね?自分の運命を受け入れることができるよね?」
健太は恍惚とした表情でコクンと頷いた。
英愛が、二人を磔の状態から開放させるよう明日香に命令した。
明日香は、先に英愛の手錠を外し、英愛の身体を開放した。そして健太の手錠を外したが、外したと同時に、健太は前にのけぞるように、ふらふらと大きく倒れた。英愛がそれを抱きしめるようにキャッチする。
健太の身体をぎゅっと抱きしめる。そして
「健太君...ほんとよくがんばったよ...あと4日間たっぷり休んでね」
と言った。英愛の頬に涙が伝っている。英愛に包まれ、健太も泣いている。

36 キャプテンヤマト :2002/08/02(金) 16:06
36.去勢手術1

4日後、ついに健太の手術の日がやって来た。
オペの前に、明日香が事前説明のため、健太の独居房にやって来た。
「健太さん...あと1時間で去勢手術が始まります...この去勢手術も前の破瓜儀式と同じく、無麻酔で行なわれるわ...」
明日香が話を続ける。
「この手術...別名「出産儀式」とも呼ばれるの...女神の人って、普通の女の子と同じく生理は来るけど子供は生めない身体だから...それで、去勢手術も出産の苦しみを事前に味わうって言う意味で無麻酔でやるの...でも痛みは破瓜儀式とは比べ物にならないわ!いままで、いろんな人の手術を見てきたけど、痛みのあまり、ショック死する人もいた...」
明日香は、暫く沈黙し、そして再び口を開いた。
「それで...あなたのペニスは特殊保存液の中で保存されて...後日玲子さんの指定する大学病院に搬入されるの...それと...健太さんは、痛みで気を失った後、遺伝子療法に入ることになるの...遺伝子療法は健太さんを完全な女の子にする手術よ...でも気を失っている時にするから全く自覚はないんだけど」
また、明日香は沈黙した。
「...それで...遺伝子療法で、あなたの身体は全て変わってしまうわ...身長、体重はもちろんだけど、顔、骨格、髪の長さや、声も変わってしまうの...それに...言語中枢にも手を加えるから、しゃべり方も完全に女の子の話し方になってしまうわ...たぶん...どこかであなたの友達に会っても...絶対同一人物とは思わないでしょうね」
さらに明日香は話を続ける。
「それと...手術が終わったら...なんだけど、健太さんは、政府の指定した鉱山や、トンネルなんかの建設現場に派遣されて、そこで働く肉体労働者...この人達は「神」って呼ぶんだけど...その人達を対象に、性的な奉仕をすることになるの...」
明日香は、そう言い終えるとフーと大きく息を吐き、安心したかのような表情をして
「これで、私の説明は終わり...じゃ、健太さん、手術がんばってください!」
明日香は、義務を終えて落ち着いたのかにっこり笑っている。
「明日香さん...今までいろいろありがとう」
健太も笑顔でそう答えた。
明日香はにっこり笑って
「こちらこそ...まだまだダメな看護婦だからいろいろ失敗もあったし...でも健太さん?」
そういって、少し怖い顔を作って
「今日は逃げたりしちゃ、ダメですよ!」
と言った。
健太はそれに答えるかのように、力強く頷いた。

時間がやって来た。健太は明日香に率いられ、全裸で手術準備室に案内されたのだった。

37 キャプテンヤマト :2002/08/02(金) 16:07
37.去勢手術2

手術準備室。以前健太が「破瓜儀式」で逃げ出そうとした場所だ。以前と同じく、これと言った設備もない、殺風景な部屋だ。
手術で健太を固定する開脚台のみ、その存在感をアピールしていた。
開脚台は、破瓜儀式で用いられたそれより、さらに強度を増した構造になっており、鋼鉄でくみ上げられた土台と、太い鎖。開脚台というより、何かの拷問に用いるような姿に見える。
栄美子、英愛、明日香、菜穂が手術の手順について、打ち合わせを始めた。
10分もせずに、打ち合わせは終わった。菜穂が明日香に健太の固定を命令した。
健太は、自ら開脚台に上り、足首を開脚部に載せた。明日香が手早く鎖で固定し、さらに両膝、両腕、両手首、両肘、首、胴部を、鎖で固定していく。がっちりと固められた状態で開脚台に載せられたまま、健太は手術室に搬入された。

そして、ついに、その運命の時がきた。
健太がまさに生まれ変わる場所は、消毒液の匂いの漂う、白と銀の世界、去勢手術室。
ガラス製のシリンダーやイルリガートルに薬品瓶。ステンレス製のトレーに聴診器、内視鏡...ステンレス製のトレーの中には、今から健太と、その象徴を切断すべく準備された各大きさのメス、はさみ、ニードル、そして携帯用チェーンソーが綺麗に並べられ、その健太のペニスを切り裂く時を、じっと待っているように見えた。
菜穂が、その用具を丹念に再確認し、最後にチェーンソーを手に取った。スイッチを入れ、モーターの回転する重い音が響き始める。
真向かいにいる菜穂の姿が、一歩一歩近づくたび、モーター音も近づいてくる。
もう、逃げることも出来ない。もう、すべての運命を受け入れるしかない。
しかし、健太の心には、まだわずか1パーセント程度の未練が残っていた。未練で、健太の目から涙が頬に伝わる。英愛はそれを見て、
「健太君...私もあなたの手術に協力するわ...」
といって、タイトスカートを捲り上げ、パンティーを膝の位置まで下ろした。
「健太君、ほらこっちを見なさい。私も...女の子だから、ほら、おちんちんないんだから、何も怖がる必要はないんだよ.私達と同じ身体になるだけなんだから!」
それをみて、明日香もコクンと頷き、そして、白衣の下から、パンティーを膝の位置まで下ろし、スカートの大きく捲った。
「健太さん...わたしのも見て...!女の子はみんなないんだよ。全然怖がる必要ないよ」
さらに栄美子も同調した。健太に自分の秘所を見せつけ
「英愛さんも明日香さんも、そしてわたしも...みんなおんなじよ。健太君も同じ身体になるだけじゃない?全然怖くないよ!...さあ、がんばろうね!」
3人の陰部が、健太の周りを取り囲んでいる。
その瞬間、健太の脳裏から、全ての未練は霧が晴れるようになくなっていった。
英愛、明日香、栄美子の3人がお互いを確認するかのように頷く。菜穂もゆっくり頷いた。
そして、菜穂は、片手で、健太のペニスと睾丸を掴み、ぐいっと引っ張った。根元から引きちぎられるほど強い力で。

38 キャプテンヤマト :2002/08/02(金) 16:07
男権放棄契約書が手術室で最後通告として読み上げられる。
「辻元健太は、大和共和国の法律に従い、男性としての権利並びにそのすべてを、永遠かつ永久に放棄することに同意する。依存ないか?」
菜穂が高らかに契約書を読み上げると、健太はうっすらと笑顔を浮かべながら、コクンと頷いた。
菜穂はそれを確認した後、手に取っているチェーンソーの方向を健太の陰茎の根元に向けた。
健太は,目を閉じた。チェーンソーの音がますます大きく聞こえてきた。
チェーンソーの回転で、陰部に風を感じた。それを感じた瞬間、健太の陰部にチェーンソーの刃が荒々しく食い込み始めた。
鮮血が飛び散った。後続するかのようにドクドクと血液が溢れ出す。陰茎の血色が、死に行くかのように、みるみる悪くなる。
「ぐああああ!!!」
健太は,悲鳴を上げた。目を開け、自分の陰部を確認しようとした。既に健太の陰茎は半分まで、切断されていた。
蘇ってくる喪失感。寂しさ、恐怖感、後悔...
英愛、明日香、栄美子の3人は祈るような顔をして、喪失の恐怖に耐える健太に自分の陰部を見せようとしている。
健太は、3人の、その姿を見つめて、懸命に恐怖感を払拭しようと努力していた。
健太は、自分の物が離れていく最後の姿を目に焼き付けておきたかった。それが健太の最後の望みだった。
チェーンソーは、ますます健太の陰部の奥まで差し込まれた。組織が猛烈な勢いで破壊される。
健太は、懸命に痛みに耐えた。そして、ついに健太の陰茎は、完全に健太の身体から離れ、自分のものでなくなった。
ポトンっと健太の身体から離れ落ち、菜穂はすぐさま、特殊保存液が入っているビンに移しいれ、ビンのふたを閉じた。
健太の切断の断面からは、恐ろしい勢いで、血が噴出している。
一方、特殊保存液の中で、健太の陰茎は、まるで別の生き物になったかのように、その血色を取り戻していった。
(さようなら...)
健太が、心のなかで呟いた途端、気が緩んだ。堰を切ったかのように、激痛が脳天にまで走った。
出血のせいで、意識が朦朧としていた。それが健太の限界だった。健太は、自分の物の最後を見送って、暗黒の世界に落ちていった。

39 キャプテンヤマト :2002/08/02(金) 16:07
38.卒業1

そして,1週間の日が流れた。
健太は、まどろみの中にいる。一体どれくらい時間が流れたのか、健太はまだ知らない。
健太は、寝返りをうった。パサリと髪の毛が頬にあたる。
(えっ!)
と、健太は飛び起きた。なにが起こったのか、一瞬分からなかった。どうやら裸で寝かされているようだった。部屋は自分の独居房ではないことまでは分かる。
「目が醒めた?美紀さん」
と,英愛の声がした。
健太はまだ、状況が掴めない。一体何があったんだっけ?...それに美紀って...?
「健太君...あなたは、ついに本当の女の子になれたのよ。だから改名することになったの。明日香さんと相談して、あなたの新しい名前は酒見美紀っていうことにしたの。いい名前でしょ?美紀さん」
英愛は、微笑んでいる。今までの厳しさを、すべて忘れてしまうほどの優しい微笑みだった。
美紀は、頬に当たっている髪の毛が気になった。手を頭に伸ばす。美紀の髪の毛はちょうどセミロングの長さになっているようだった。
(あ...!)
美紀は,全てを思い出した。去勢手術、そして遺伝子療法...
美紀はすぐさま自分に掛けられているタオルケットを捲った。自分の全裸が顕になる。
美紀は息を呑んだ。自分の股間に釘付けになる。
(やっぱり...!)
そこには、何もなかった。
以前の自分の、存在感を誇っていたペニスは跡形なく消えていて、その場所には、まるで壮絶な切断を記録するかのように、寂しく割れ目が開き、穴が肉に埋もれるかのように開いているだけだった。
(本当に...切断されちゃったんだ...)
美紀の頬に涙が伝う。
喪失感?後悔?悔しさ?...わからない。自分でもわけがわからず涙が溢れている。
「鏡で...自分の姿...見てみなよ」
英愛は,そう言って、部屋に設置されている鏡を指差した。美紀はゆっくりベッドから身体を起こし、鏡の前に立ってみた。
そこには....
男だった時、1ヶ月前まで普通に生活していた時、自慢していた鍛え上げられた骨格、張り裂ける勢いの筋肉はすべて、失わされていた。
鏡に映った美紀の姿は、か細い腕と、白く透き通る肌、男を欲情させるに十分な肉感的な腿、緩やかにくびれた腰、胸は華奢な身体に合って小粒で、緩やかな曲線を持ち、おしりもしなやかに丸みを帯びていた。その身体は、何かを恐れているかのように静かで、優しく、華奢で、弱々しさのみ表現されたものだった。男だった時、常に求めていた力強さなど一切感じられなかった。
「美紀ちゃん!ほんと可愛くなったよね...そう思わない?」
英愛が尋ねる。
美紀は暫くその姿を見つづけた後
「ええ」
と短く答えた。
美紀が英愛に尋ねる。
「英愛さん...トイレ行ってもよろしいでしょうか?」
「ええ、もう部屋には鍵はかかってないから。部屋を出て左にまっすぐ行った所にトイレがあるわ」
美紀は英愛に準備された服を着て、トイレに向かった。トイレのドアを開ける。
そのトイレは、この訓練所で、唯一男性用の小便用便器も備え付けられているトイレだった。
美紀は、暫くの間、その男性用便器を見つめていた。ペニスのあるものにしか使用が許されない便器...
(もう一生...この便器を使うことができなくなったんだ...)
美紀はパンティーを下ろし、和式便器に跨り、勢い良く排尿を開始した。

「...切断されてさ、綺麗なフリルつきのパンティとか穿いてさ、しゃがんでおしっこする度に自分の情けなさを十分味わって、後悔しなさい!」

英愛の言った言葉が、現実になった。切断してはじめて、失ったものの大きさを知った。美紀の目から涙が溢れている。涙は止まらない。
一頻り泣き終えた後、美紀は心に誓った。
(もう...私泣かない!新しい人生でがんばるの...)
美紀は部屋に戻った。そして、英愛からあと3日で訓練所を卒業することになることを聞かされたのだった。

40 キャプテンヤマト :2002/08/02(金) 16:08
39.卒業2

卒業式の当日、美紀は部屋で英愛から振袖を着せられている。
その振袖は、紅色をベースにして、生地には四季の様々な草花が描かれている。
「英愛さん...着物の着付けまで出来るんですね?」
美紀が感心したような声で英愛に尋ねた。
英愛は、微笑んだまま、せわしく美紀に振袖を着付けしていた。美紀の落ち着いた顔立ちにこの振袖はとても似合っていた。
さらに英愛は、美紀の唇に紅を塗り、髪の毛も綺麗にアップさせた。まるで成人式に出席する女の子のようだ。
「ほんと...美紀さん、すごく可愛いわよ!」
英愛が美紀の姿に見惚れながら言った。
振袖を着せられた美紀は、英愛に案内され、卒業式の会場となる部屋に導かれた。
その途中、前から、1台の台車が押され運ばれてくるのが目に入った。台車の上には、統一された大きさのガラス瓶が並べられている。
そのガラス瓶の中には、大小さまざまな大きさのペニスが特殊保存液の中で保存されており、瓶の外側には、名前が記載されていた。
すれ違い様、美紀は、「菊川様」と書かれた瓶を発見した。中には、見慣れたペニスが保存液の中で揺れている。
つい1週間前まで、それは自分の身体に付いていたもの...1ヶ月前までは、何の疑問も持たず、所有していることが当たり前だったもの...
それが、今、自分の身体から離れ、人様に捧げるものになってしまった。
「今日...配達日なのよ」
英愛は短く言った。美紀はその台車が見えなくなるまで、ずっと見続けていた。
卒業式の部屋は、変わっていた。教卓が部屋の前方にあり、何故か、和式便器が、部屋のど真ん中に設置されている。
暫く待っていると、部屋に菜穂、明日香、栄美子が入って来た。英愛を合わせて4人の出席者で卒業式は行なわれるらしい。
栄美子が教卓の前に立ち、残りの3人は壁際に並んで立っている。
栄美子が、卒業証書を読み上げる。
「酒見美紀、本日をもって、この大和共和国女性化訓練所の卒業を認める」
美紀は、卒業証書を受け取ると、英愛、菜穂、栄美子、明日香が大きく拍手をした。
英愛が,前に出てくる。
「おめでとう!美紀さん。今日で卒業よ!それで...これがホントに最後の儀式なの。部屋の中に便器があるでしょう?その振袖の姿でおしっこして下さい。振袖でおしっこするのって、本当の女の人でも大変なの。だからこれで、服を汚さずにおしっこして、こんなにうまくなりました。ちゃんと女の子のようにおしっこ出来るんですって、お世話になった人の前で証明するの!じゃ、やってみて!」
美紀は,英愛を見てはにかんだ。くるりと背を向け、部屋の真中に設置された便器に向かう。
様々な記憶が蘇る。鑑定検査、商談、破瓜儀式、そして去勢手術...
美紀は、訓練で習ったとおり、長い袂に手を掛け、袂の中間あたりをつまみ帯締めにはさみ込んで留め、ゆっくりパンティを下ろした。
英愛、菜穂、明日香、栄美子は、美紀のその姿を凝視している。部屋の中に、美紀の小便が流れる音が響く。そして、全てを流し終えたあと、紙で拭き、パンティを引き上げ、振袖を元に戻した。
完璧だった。全く汚さずに排尿行為をすべてを終えた。
「凄い!完璧だわ」
明日香が驚きの声をあげ、手を叩いた。のこりの3人も拍手する。
「美紀さん...完全な女の子になりましたね」
と、英愛が言った。涙が頬に伝っている。

美紀は明日、政府機関からの職員に連れられ、指定された場所に搬送されることになる。

41 キャプテンヤマト :2002/08/02(金) 16:08
40.別れ

美紀は、美紀の身体に合わせて採寸された、新しいセーラー服を着ている。
新しい旅立ちに備えて、英愛が準備したものだった。セーラー服姿の美紀は、どこからみても普通の15歳の女の子だ。
美紀は、荷物をまとめた。鞄ひとつ。身の回りの物以外、特になにも所有物はなかった。
鞄を抱え、もう一度自分の独居房を見回した。本当に、夢を見ていたような気持ちがする。
美紀は訓練所の建物から出る。何日ぶりだろうか?陽光が目にまぶしい。
訓練所の前には、既に政府機関からの迎えの車が来ていた。
英愛、栄美子、明日香、菜穂が見送りに建物から出てきた。美紀にとって、4人ともいろいろな思い出がある。
最後のお別れだ。美紀はそれぞれに挨拶した。
「菜穂先生...いろいろ有難うございました」
菜穂はいつもの怖い顔と違い、微笑んでいる。
「栄美子さん...あの時...暴力ふるっちゃって...すいませんでした!」
栄美子は脇腹に手を当てて笑っている。
「明日香さん...ほんとありがとう」
明日香はいつもの笑顔だ。そして美紀にむかって
「美紀ちゃん...なんか、わたしより綺麗になったみたい」
と美紀に向かって言った。その微笑につられ、美紀も笑う。そして英愛に...美紀は英愛に挨拶した。
「英愛さん...ほんとご迷惑おかけしました...それと...男の子だった時、喧嘩は3回とも負けちゃったけど...」
と,言って、暫く間を置いてから、
「...女の子の魅力では、絶対負けないようにしますからね!」
と言った。英愛は微笑みながら
「望むところよ!」と言った。
時間がやって来た。美紀は車に乗る。車はゆっくりと走り始めた。美紀は4人に向かって手を振る。
そして、4人の姿が見えなくなるまで、美紀はその方向を見つづけていた。

42 キャプテンヤマト :2002/08/02(金) 16:08
41.永遠の女神

2日後、女性化訓練所の昼休み。
英愛、明日香、菜穂、栄美子は4人で集まって紅茶を飲んでいる。もう美紀はいない。
美紀は今頃、政府指定の場所に配属されているだろう。
明日香が英愛に尋ねる。
「あのぅ...英愛さん、美紀ちゃんって何処に配属されたかご存知ですか?」
英愛は静かに答える
「たしか...九州の第一鉱山の男性寮に配属されるって聞いたけど...」
「第一鉱山?!」
明日香は、驚いたような声で言った。
「第一鉱山って、たしか物凄く過酷なところじゃないですか?労働者があまりにも荒々しくて、ついこの間も「女神」の女の子が苦痛のあまりショック死したところでしょ?」
「ショック死したから補充で美紀さんが配属されたの」
と、栄美子が答える。明日香は話を続けた。
「それに...「女神」の女の子って、するたびに処女喪失の痛みを感じるんでしょ?それが毎日30人も40人もするって...」
そう言って、明日香は、顔をしかめて、白衣のスカートの上から、ぎゅっと股間のあたりを掴んだ。その状況を想像したかのように。
「でも...美紀ちゃん、そんなところでちゃんと仕事できるでしょうか?」
菜穂は、心配そうに呟く。
「大丈夫よ...きっと...美紀ちゃんなら絶対耐えれるはずよ...」
英愛は呟くようにそう言って、視線を窓の外に向け、遠くの景色を眺めた。そして紅茶カップをゆっくり口元に運んだ。

43 キャプテンヤマト :2002/08/02(金) 16:08
美紀を乗せた車は、町を通り抜け、山間部へと向かった。山を越え、更に山を越える。車は曲がりくねった道をひたすら走っていった。
人里離れた山奥。人も、車も見ることは珍しくなっていっていく。
配属先の鉱山に近づくにつれ、山の草花が枯れているのに気が付いた。鉱山から排出される鉱毒が原因らしい。
車は、草木がまったく生えていない禿げ上がった土と、岩だけが存在する地域に入って行った。砂埃が中に舞い上がる。
そして、車は、鉱山の入り口の傍にある建物の前で停車した。「第一鉱山寮」と書かれている。
寮とは名ばかりの、倉庫を改良したような建物だった。壁は煤で黒く汚れ、幾つかの窓ガラスは割れたままだ。
美紀は、車からゆっくり降りた。草木のない岩にかこまれた世界。風が吹いた。
美紀のセミロングの髪と,スカートが風に揺らいだ。
美紀は,彼女の唯一の所持品である鞄を手に持って、鉱山寮の建物の中に入った。汗臭い匂いと、酒臭い匂いが入り混じって美紀の鼻をつく。
寮の広間には、既に30人とも40人とも言える鉱夫たちが、美紀を待っていた。
鉱夫達は、酒焼けした赤ら顔で、美紀を凝視した。目が充血している。だが、それは、決して酒によるものだけではなかった。
「待ってたぜ!姉ちゃん!」
1人の鉱夫が言うや、そのすべての鉱夫がいっせいに美紀の身体に襲い掛かった。荒くゴツゴツした無数の手が、美紀の胸、尻、腕、腹ににゅっと伸びていく。
美紀は、その手を懸命にどけようとした。しかし美紀の華奢な身体では抵抗など全く無意味だった。
新しいセーラー服は、その無数の手によってビリビリと破かれていく。美紀のブラジャーが顕になった。更にスカートが乱暴に引きちぎられその無数の手が、美紀の下着の中に伸びていく。
そこに,1人の鉱夫が耐え切れずにズボンを脱いだ。
「あ!...」
美紀は思わず声を漏らした。鉱夫のそれは、見事なまでに、天に向かって逞しく屹立していた。興奮したそれは、荒々しく脈打っている。
露出した鉱夫が美紀に近づいた。吐き気を招くような悪臭がプンと臭って来る。しかし美紀は何の迷いもなかった。美紀はそれを暫し眺めた後、ゆっくりと口の中に収めた。
(す...すごい...)
美紀は口の中でゆっくり舌を動かし、その振動、舌ざわり、そして熱を感じていた。自分が失ってしまい、二度と手に入れることができないもの...自分には付いていないもの...腕力と権力の象徴...
「すげえぜ!こいつ、自分から咥えやがった!」
美紀にしゃぶられている鉱夫は弾んだ声でそういった。
鉱夫達は次々と裸になっていく。そして、美紀の身体の穴と言う穴に、それを突き刺していく。その中の一本がメリメリっと美紀の陰部に突き刺さった。
美紀の陰部に破瓜の痛みが走った。引き裂かれるような痛み。痛みで顔が歪む。だが、美紀は嬉しかった。自分が失ったものに囲まれているのだ。
その時、美紀は何故自分達が「女神」と呼ばれるのか、気が付いた。鉱夫たちの荒々しい要求に喜んで奉仕する女神達...
焦っている鉱夫達は既に、美紀の犯される姿を見ながら自慰をしている。逞しく勃起したペニス。白濁した精液が次から次えへと美紀の身体を汚していった。
(そうよ...わたし、おちんちんの傍にいれるだけで嬉しいの...)
口、肛門、性器、そして全身に精液を浴びながら、美紀は全身を弄ばれながら、恍惚とした表情で鉱夫たちに奉仕していくのだった。

「永遠の女神」 完

制作/著作 キャプテンヤマト


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