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【6月19日 2限 意見・感想】
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授業に出席された方はこちらに意見・感想を書き込んでください。
なお、こちらに書き込むことで出席とみなします。〆切は19日(木曜日)23:59 までとします。
これを過ぎると出席点に加算されませんので、〆切厳守でお願いいたします。
3回生の報告に入りましたので、以下の条件での書き込みをお願いいたします。
*報告者2人分(1コマ分)で1投稿 ・報告順に従い、
①―さんへ
②〜さんへ と宛名を明示してから本文を書き込む。
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報告おつかれさまです。3回の神田です。
①鈴木さん
戦時下の漫画に埋め込まれたプロパガンダということでしたが、漫画を連載する漫画家は、最初から大東亜共栄圏思想などを抱いていたのか、途中から政府等の思想に迎合し作風を転向したのか、また抗ったのか気になりました。
②西出さん
草莽隊はたくさん存在しており、各々異なる思想や考え、目的を持っていたとのことでしたが、各団体に共通していることや、そもそもの草莽隊とは一体何なのかあまりよくわからなかったので、草莽隊の定義を示していただけるとその後の理解がすすんだと思いました。
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報告お疲れさまでした。4回生の橋本です。
①鈴木さん
プロパガンダの定義づけを、先行研究に目を通した上で自分なりにできていた点が良いと思いました。戦時下に中断された数々の漫画が、どのような基準で中断されていったのか気になりました。そこの背景を踏まえた上で初めて『ナマリン王城物語』の意義やプロパガンダ的な意図が見いだせてくるのかなと思いました。
②西出さん
幕末史を研究している人がこのゼミでは少ないので、すごく興味深く聞かせてもらいました。「はじめに」にも書いてある研究の方向性・テーマの部分で、やりたいことはすごく共感できました。もう少し先行研究を丁寧にして、自分のしたいことが既にされていないか、自分のオリジナリティをどこから見い出せるかを明確に見出してみると、その後の研究もしやすいと思います。がんばってください!
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報告お疲れ様でした、4回生の石山です。
・鈴木さん
プロパガンダの中でも漫画に着目されている点は非常に面白いと感じました。戦時下の中でもどの地域や政策を対象にするのかを絞る必要があると思います。また、質疑の部分でも触れましたが南方の放送局と南洋庁の関わり等を調査されると何か手がかりが得られるかもしれません。引き続き頑張りましょう。
・西出さん
報告の様子から幕末期と草莽隊研究への熱意が感じられました。先行研究において馬塚氏が東京に移住した報国隊の特性が説明されていましたが、遠州地域でのそれはどのような特性を有していたのか、また報国隊は御師集団とは違うのか疑問に感じました。
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報告お疲れさまでした。4回生の小林です。
①鈴木さん
3回生初めの発表なのに史料もあってすごいなと思っていました!授業中にも言わせていただいたのですが、国際文化学域の文化交流論の須藤先生の講義で戦時中のアニメーションから考察する内容があったのでよかったら参考にしてみてください!
②西出さん
草莽隊について初めて知りました!わたしも先行研究整理を広げてみてみるつもりなのでお互い頑張りましょう!!なるべく早くテーマが決まることを願っています!、
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報告お疲れ様です。3回生の坂井です。
①鈴木さん
先行研究整理が綺麗にまとめられていると思いました。いくつかの項目に分けて整理されているところは、自分自身も見習わなければいけない部分であり、大変参考になりました。また、プロパガンダをご自身で定義して報告されていたので、非常に完成度が高いと思いました。先生方も指摘されていたと思いますが、やはり漫画を解釈するにあたって文言だけではなく、作者がどのような考えのもとで漫画を描いたのか、政府の意向は反映されているのかどうかということも考える必要があると思いました。
②西出さん
草莽隊についてほぼ知識がなかったので、今回の報告を聞いて草莽隊が広範囲で活動していたことが分かり面白かったです。ただ、質疑応答でもあった通り、思想面から見るのか、地域ごとに見るのかというように、どの方向性で研究を進めていくのかが今後の課題になるのではないかと感じました。また、先行研究も今回上げられたもの以外にもあるということだったので、先行研究整理もがんばってください。
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報告お疲れ様です。四回生の山際です。
①鈴木さんへ
実際の漫画を例にとって分析されており、レジュメ自体の構成もわかりやすかったです。戦時下の他の漫画も取り上げて分析することができれば、さらに良い研究になると感じました。また、戦時下の漫画を分析する上で、当時の社会背景(戦況や国内の状況)と照らし合わせて考察する必要があると考えました。
②西出さんへ
草莽隊が地方(地域)ごとにどのような点で異なっていたのかを研究したいとのことでしたので、どの地域を分析するのか定めた方が良いと思いました。どのような方向性で研究をしたいのかあまり伝わってこなかったので、さらに先行研究を調べ、どのようにオリジナリティを打ち出すのか早めに方針を固める必要があると感じました。
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報告お疲れ様です。3回生の吉田です。
①鈴木さんへ
戦時中のメディアについて、戦意高揚のための報道や宣伝が行われていたこと自体は知っていましたが、やはりもっぱら「検閲」というイメージが強かったので、「ただ上から押さえつけるやり方から積極的な宣伝という方針に舵を切った」という捉え方を聞いて、考え方が少し変わりました。
一方で、質疑応答やその後の指摘の中で、漫画における政治性の介在に関連して、レジュメ4ページの下辺に「学生でも戦闘に奉仕することが可能であるという印象を持たせ」と書かれていたのを見て、自分の中では「学徒動員」や「挺身隊」が頭に浮かびました。正直なところ、漫画作品の対象年齢がどの年代に設定されていたのかによるため確実ではありませんが、こう言った学生を巻き込んだ戦時下の政策との絡みが何かあれば、政治性の介在した一例として捉えることも可能ではないかと思いました。
今後もお互い頑張りましょう。
②西出さんへ
自分は赤報隊しか知らなかったので、他にも似たような集団があると知り、テーマとしてはとても興味深いように感じました。
授業中ciniiで「草莽」と打って検索してみましたが、論文だけでもそれなりの数がヒットしたため、論点を絞るのに大変な作業になると思いますが、やはり卒論を書く上では避けて通れないことなので、それらを踏まえてオリジナリティ確立を目指して行ってください。
お互い頑張りましょう。
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報告お疲れ様でした、4回生のお日記です。
自分が実習出立前の最後の3回生報告ということもあり、お2人とも非常に興味深く拝聴させていただきました。
【鈴木さん】
レジュメの作り方がとても上手で、先週報告といい、今年の3回生のレジュメ作成能力はどうなっとるんだと密かに感動しておりました笑。さて、質疑の際にも少しお話したとおり、今後の研究を進めていくにあたっては、如何にオリジナリティの部分を意識しながら漫画とプロバガンダというものを見ていくのかが第一に重要となってくるように感じられました(櫻本氏の研究を如何に超えて行けるかが重要か?)。もちろん描写やセリフの言い回しからプロバガンダ的要素を見出すという点では作品選択的な部分で他の研究と差別化を図ることは可能だと思うのですが、あくまでもそれは主観的な解釈であると言われてしまえばそれまでになってしまうので、それこそ「ナマリン王城物語」の中で特徴的なエピソードがあったとして、それが当時起こっていた事件や社会的動静とどれほどまでに描かれ方がリンクしているのかやその頻度がどれほどのものか、物語の中でのプロバガンダ的要素はどこから来ているのか(作者本人なのか、あるいは政府筋なのか)などといった部分を吟味することは必要になってくるのかと思われます。あとはやはり、プロバガンダというと政府や軍部といった層から求められて作成することになるというのが普通であると思うのでその辺りをもう一度探るか、作者が思想的に強い人物であったのならば同じような思想を持つ人々の集団に属していたりということも考えられるので、その辺りの調査も必要かと思います。些細なことにはなるのですが、この「ナマリン王城物語」が唯一戦時下でも連載を継続していた漫画という点は非常に興味深い部分であり、とても良い題材があったものだなぁということは個人的に感じていましたので、引き続き調査を頑張ってほしいと思います。
【西出さん】
専門としている時期や人々が非常に近いということもあり少々厳しい物言いにはなってしまいましたが、何よりもまず先行研究を早急に調べ直すことか肝要です。質疑の際に対象としている部分の先行研究が少ないとのことでしたがそんなことは本当に全くなく、「草莽」にしろ「諸隊」にしろ相当の数の先行研究は出てくると思います。また、レジュメ中において「尊王攘夷論」の話も挙げられていたかと思いますが、この「尊王攘夷論」に関するものだけでも腐るほどの先行研究が出てきます。途中途中の書き方的におそらく思想的な部分(まだわからないとのことでしたが)を見ようとしているように感じられたのですが、ともするとこの時期の思想というものは非常に深く入り組んでいるため(例えば「草莽崛起論」は単に下級の民が寄せ集まって団結するというだけの話ではなく、その背後には諸侯や公卿などの既成勢力との関わり合いがありますし、松蔭門下生によっても考え方はまちまちな部分があります)、尚のこと先行研究整理は喫緊の問題だと言えます。思想でなく地域に着目して草莽隊を研究するのであればその地域に深く根ざした考え方(国学的なものをイメージするとわかりやすいかも)やその地域における藩政事情を知る必要がありますし、人物的な部分に焦点を当てるのであれば或る種の民衆研究になるかと予想されますので史料的な制約に頭を抱えることもあるかと思います。そうした事態を少しでも回避・軽減するためにも自分の研究上の立ち位置を明確にする必要があるので、明日と言わず今日からでも探し出すことをお勧めします。この時期の研究書や文献については一応ある程度は知っている(つもりです笑)ので、実習中はアレですがまた帰ってきた時にでも相談してくれたらお教えできる限りは提供できますので頑張ってほしいと思います。(同じ時期や人々を扱う者として期待しておりますので頑張って!)
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コメ9番、お日記ではなく鬼木です、失礼しました笑
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報告お疲れさまでした。4回生の愛葉です。
鈴木さん
戦時下の漫画に関しては、知識が乏しいので興味深く拝聴させていただきました。この時代なら、当時漫画の読者だった方が存命している可能性もあり、聞き取り調査を行うのも選択肢の一つかなと思いました。
西出さん
草莽隊に関して、赤報隊しか知らなかったので初めて知ることが多かったです。今回の報告はかなり抽象的だったと感じたので、もう少し具体的に何をやりたいかテーマを絞ればより良い研究になるのではと思いました。
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お二人とも報告お疲れ様です。4回生の山内です。
①鈴木さんへ
プロパガンダと漫画の研究との事で
レジュメも見やすく分かりやすかったです。
1つ思ったこととしては、現実の状況をある程度デフォルメして漫画作品に落とし込むこと、はよく行われていることなのでそれを全てプロパガンダと捉えるのは違うのかも?と思いました。
情報統制や思想の植え付け、扇動などをするのが私のプロパガンダのイメージだったのでそう思ってしまったのかもしれません。
これから夏以降様々な史料にあたると思うので、ひとつに絞りすぎず頑張ってください。
②西出さん
自分のやりたいことが明確に示されていて、方針が固まっているのはいい事だと思いました。私自身が幕末にあまり明るくないので理解出来たかどうかは分かりません。すみません。
ただみんなも言っているように先行研究整理をもう少し丁寧にしてみるのはありだと思いました。夏以降も頑張ってください。
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報告お疲れ様です。4回生の下山です。
鈴木さん
報告お疲れ様です。4回生の下山です。
ナマリン王城物語を引用しており、櫻本さんとの差異が質疑応答の中で明確になったので、自身の研究の立ち位置を踏まえられていたので、良かったと思いました。
桂さんからお話がありましたが、ナマリン王城物語の話を聞いた時に、アンパンマンも似たような勧善懲悪もので、今も変わらないって批判ができるんじゃないかな?っと思いました。
今後この点をクリアにできると良いと思います。頑張ってください。
西出さん
先行研究整理から、何がしたいのかを明確にできたら良いなと思いました。
頑張ってください。
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報告お疲れさまです3回生の清瀧です
①鈴木さんへ
先行研究の整理が丁寧にされており、ご自身のプロパガンダの定義もしっかりと示されている点から、自分の考えを持って取り組まれているのが伝わってきました。授業内でも話がありましたが、プロパガンダを扱う際に子ども向けの漫画に注目するには、その必要性や意義を明確にすることが求められるため、大変な作業かと思いますが、頑張ってください!
②西出さんへ
草莽隊について全然知らなかったので今日の報告で草莽隊がどういったものだったのか、興味深かったです。先行研究がまだまだたくさんあるようなので、テーマを絞ることが大変だと思いますが、頑張ってください。
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報告お疲れ様です。4回生の片岡です。
①鈴木さん
私が質問で最初に「『ナマリン王城物語』について今後もやるのか」について確認したのは、おそらく直感的につながりが見えづらく違和感を感じたからだと思います。うまく言葉にできなくて申し訳ないです。後の方々が補足していただいてよかったです。
『週刊少国民』本体も見るのは重要ですが、『週刊少国民』に関する研究や本もいくつか出ていそうなので、『ナマリン王城物語』に直接関係していなくても、雑誌全体としてどのような意向を持っていたのかは把握してもいいのではと個人的に思っています。その辺りは政治方面に持って行くのか、研究の方向性を決めて取捨選択してください。他の方もおっしゃっていると思いますが、レジュメが綺麗で見やすかったです。今後も頑張ってください。
②西出さん
やはり少し調べたところ、似たような研究が挙がっていたため、差別化が難しい印象を受けました(KAKENにあがっていたため、金銭の補助を受けてやっている研究だと思われます)。草莽崛起論に絞るにしても、『草莽論』(村上一郎)など、見るべき史料、先行研究はたくさんあると思われます。
指摘でも出ていましたが、地域に絞って考えるか、人物史の一部として取り入れるか、他の方針にするか、先行研究整理を再度行いつつ、考えてみてください。やることは多いと思いますが、まだ3回生のこの時点で言われているのでやる気次第で全然なんとかなると思います(私のような者からの励ましで申し訳ないです...)。今後も頑張ってください。
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報告お疲れ様です。4回生の渡邉です。
①鈴木さんへ
3回生の春から研究の方向性やレジュメの丁寧さ、漫画の内容に言及するというオリジナリティを持っていたりと完成度が高い報告で、鈴木さんの研究に対する熱意が伝わってきました。質疑の際にもあったかもなのですが、「ナマリン王城物語」の連載が中断されなかった理由やこの漫画の物語を描こうと思った背景にも着目していくと、よりプロパガンダとの結びつきがみえてくるのかなと思いました。
②西出さんへ
報告を聞かせていただいて、赤報隊や赤心隊の名前は聞いたことがあったのですが、それらが「草莽隊」と総称されるということを初めて知りました。各地域を調査していく中で、草莽隊同士の思想のズレがみえたら面白いなと思いました。分厚い先行研究や史料の壁があるかもしれませんが、西出さんなりの視点を見つけられるように応援しています。
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報告お疲れ様でした。4回生の三谷です。
①鈴木さん
レジュメの構成、問いやテーマ、方向性など、3回生初回報告としては極めて明確に示されていた報告内容だったと思います。太平洋戦争下におけるプロパガンダの中でも、児童向け漫画に着目されたという点については、先行研究にない分野を突き詰める以外にも、もう少し動機付けを加えると問題意識として形成されるのではないかと思いました。今回取り上げられた「ナマリン王城物語」の他にも、敵国である欧米列強への憎悪を助長させる漫画は数多くあると思うので、満遍なく調査に当たることで、ひいては戦時下当時の規制が厳しい出版界の実態がより鮮明になる研究になってくると思います。引き続き史料調査頑張ってください!
②西出さん
テーマ設定するにあたり、改めて先行研究の総浚いが必要になると思います。個人的には、西出さんが提示された草莽隊の中でも、特に赤心隊はテーマとして良さそうなのではないかと思いました。先行研究もですが、史料自体も探し方が適切でない余り見落としていたといったケースはしばしばあるので、見落としが無いように徹底した調査をしていただきたいと思います。NDLデジコレなどで探す場合、是非全文検索機能を十分に活用してください。史料集めでまた分からない事があればアドバイスさせていただくので、また個別で聞きに来ていただければと思います。めげずに頑張っていきましょう!
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