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【5月29日 4時  意見・感想】

1 : 三浦光太郎 :2025/05/29(木) 15:33:46
授業に出席された方はこちらに意見・感想を書き込んでください。
なお、こちらに書き込むことで出席とみなします。〆切は29日(木曜日)23:59 までとします。
これを過ぎると出席点に加算されませんので、〆切厳守でお願いいたします。


2 : 西村時宇 :2025/05/29(木) 16:52:57
報告お疲れ様です。3回生の西村です。
非常に内容の重厚な発表で、聴いていて面白く圧倒されました。
特に、これまでの研究発表で、オーラルヒストリーを実際に取り入れられた研究を目にする機会がなかったので、その点でも非常に勉強になった時間でした。
一つ発表を聴いていて気になったのが、終わりにで述べられていた、「呉らしさ」という市民アイデンティティの形成という言葉です。確かに、戦艦大和に対する誇りというのは理解が出来ます。が、戦後、平和産業港湾都市を目指す中で、
国連軍の方針や情勢に振り回され、海上自衛隊の整備が進んでいったなかで、「経費が落ちるから」「繁華街で遊べる」といったように、海上自衛隊を受容していく過程があったと思います。「受け入れざるをえなかった」という捉え方もできると思うのですが、
異なる姿を目指している過程において、恩恵があり受け入れている以上、それは「呉らしさ」という市民アイデンティティが形成されたと言ってよいのか?というのは気になりました。
その時その時で自分たちの良い方向に動いたように見え、むしろアイデンティティとはかけ離れたものではないのか?と思ってしまいました。


3 : 岡田翔瑠 :2025/05/29(木) 17:17:24
報告お疲れ様です。3回生の岡田です。
研究手法にオーラルヒストリーを取り入れた発表者の方が今まで聞いた中では居なかったので、このように研究に組み込むことが出来るのかと思い、勉強になりました。
ここから、授業中にできなかった質問です。
レジュメ11ページの「日米講和と朝鮮特需の実情」の部分で、【史料18】にあった「〜軍艦マーチも〜人気を取り戻した。〜客筋はもっぱら30歳前後の会社員」という内容から、「旧海軍ものが大衆に好まれる様相」に繋げていたと思います。僕はレジュメの「大衆」というところにモヤモヤしました。史料では、レコード屋さんで旧海軍ものの音楽が流れており、その客の大半は「30歳前後の会社員」とあります。レコード屋という特定の人しか来ない空間でのことだと思ったので、「大衆」が旧海軍ものを好んだとまで言えるのでしょうか?現代でもメディアの報道で「世間の声」などといった形で「みんながそう考えている」と思わせるような手法をとることもあるので、戦後のメディアの報道も、印象操作的な効果があるのかもしれないと思いました。


4 : 大西知明 :2025/05/29(木) 17:35:35
報告お疲れ様です。三回生の大西です。
研究手法としてオーラルヒストリ―をやられていたので、参考にしたいと思いました。特に、質問形式に関して一問一答形式をとっているのが良かったと思いました(雑談形式になってしまう)。史料提供にはなってしまうのですが、呉では戦中戦後あたりに「呉新聞」というものが発行されており、時代が若干違うところはあるかと思うのですが、参考になれば幸いです。


5 : 坂井野乃花 :2025/05/29(木) 18:20:31
報告お疲れ様です。3回生の坂井です。
報告の中で、オーラルヒストリーが史料として挙げられており、その中で当時の状況や県議会の人たちとのやりとりの様子もわかって非常に興味深かったです。また、史実整理から報告を始められていたので、呉の変遷がよくわかりました。そのような背景を説明してから、本題に入るという形は大変参考になりました。
4章で、新聞記事を用いて市民感情の動態を考察されていましたが、新聞記者が当時の状況を市民にインタビューして実際の声を聞いた記事はないのかが気になりました。


6 : 白川凜太朗 :2025/05/29(木) 19:12:43
報告お疲れ様です。3回生の白川です。
発表の中に地誌や、オーラルヒストリーなどオリジナリティに溢れており、地域に密着したものとなっていて、当時の詳しい出来事や、当時生きていた人の見かたがリアルに伝わってきて分かりやすかったです。授業内でも言われていましたが、今回調査された2人がどちらも行政側にたっている人であり、反対とは言わずとも2人とは異なる見かたがあると、当時の呉の様子を俯瞰できるようになり、面白くなるのではないかなと思いました。
昭和11年のキリンビール工場の誘致で、海軍航空隊の側にタンクを設置できないため誘致に失敗したとありましたが、なぜ側である必要があったのか、その場所にこだわったのか疑問に思いました。


7 : 山中彩葉 :2025/05/29(木) 21:11:04
ご報告お疲れ様です。3回生の山中と申します。
先行研究では、多く用いられていない広島県呉市民の反応について「中国日報」を用いて、また「中国日報」の新聞の特性を理解した上で、実際の地元の人が自衛隊受容についてどう思っているのか聞き取り(オーラルヒストリー)をしているところはオリジナリティがあっていいと思いました。今後、自分もオーラルヒストリーを用いて、自分の研究テーマを考察していこうと思っているため、やり方を参考にしたいなと思いました。


8 : 下山菜々子 :2025/05/29(木) 21:42:30
報告お疲れ様です。4回生の下山です。
まず、レジュメがとても見やすかったです。
私も作例の時には参考にさせていたただこうと思います。
聞き取り調査の部分に関して、対象者が政府寄りの人だったので、調査結果に偏りが出てましまうと思いました。
一般人からの聞き取りなども行いながら、フラットな視点からの論文作成ができると更に良いと思いました。頑張ってください!


9 : 渡辺結大 :2025/05/29(木) 21:50:54
報告お疲れ様です。3回生の渡辺です。今回の報告で、オーラルヒストリーを用いて、呉の政策に関する人々の意識やその意識が政策に与えた影響と言った具合に行政と市民の両方のベクトルからの考察がなされていたところが興味深かったです。質疑応答の中で、中国新聞はリベラル色が強いとおっしゃっていたと思います。そして、オーラルヒストリーの対象者はどちらかというとリベラル的な左寄りの思想には否定的な印象を受けました。バイアスがかかっている史料をどのように客観的な事実としての卒論に活用するのかは難しいと思いますが、これからも頑張ってください。


10 : 山内葵生 :2025/05/29(木) 22:04:06
報告お疲れ様です。4回生の山内です。
聞き取り調査なども行われていて、研究活動に励まれているんだなと感じました。
この分野に明るくないため、質疑応答に参加出来ず歯がゆいですが、オーラルヒストリーに頼ってしまうことの危険性や、ヒアリング調査対象の人の立場を見る必要性を感じました。
なかなか当事者を見つけるのは難しいと思いますが、これからも頑張ってください。後期の報告や卒論も楽しみにしています。


11 : 鈴木琴葉 :2025/05/29(木) 22:06:52
発表お疲れ様でした。4回生の鈴木です。
オーラルヒストリーが取り入れられており、新しい視点として非常に重要な発表だと思いました。金銭的な視点からも市民が自衛隊を受容しているということがさらに浮き彫りになっており、呉市民の立場が明確になっていると思います。一方で、授業内でも指摘があった点ではありますが、今回の取材対象の方は呉市に深く関係する人でありながら、大和ミュージアムの設立に携わったり、軍事史学学会員であったりと目立つ立場にあり、市民が受容的であるのは事実としても、ここまでのニュアンスが市民に反映されていたのか気になりました。聴き取り調査を行う場合、「一般の人」の括りが非常に難しい点ではあるのでかなり難しいと思いますが、何かしら良い方法があるとさらに良くなると思います。


12 : 清水爽翔 :2025/05/29(木) 22:07:31
報告お疲れ様です。3回生の清水爽翔です。
広島市と呉市に関しては、確かに位置的な面においては非常に近接しているにも関わらず、広島市が平和都市、そして、呉市のほうは軍事的側面が見受けられ、報告にもあったように、平和都市化をしようとしつつも海上自衛隊が受容されているという指摘は大変興味深かったです。
そのような中で、はじめにの部分で「旧軍港市転換法」の適応について、呉の他に旧軍港三都市として、横須賀、佐世保、舞鶴の三つを挙げられていました。この軍港三都市に関しては、現在では呉と同じく、いずれも自衛隊の基地として度々耳にする有名な都市だと思います。このため、呉市において自衛隊が受容されていった背景や経過と他の旧軍港三都市において自衛隊が受容されていった背景との比較なども面白いのではないかと思いました。
また、呉市としては戦後になってから、朝鮮特需などの影響で大きな恩恵を受けていた一方、戦前においても呉は海軍との関わりが非常に深く、史料30において小笠原氏も海軍との文化について触れられています。このような事から、呉市の自衛隊受容の過程に関しては戦前の海軍時代からの連続性をもう少し踏まえる必要があるのではないかとも思いました。


13 : 下山菜々子 :2025/05/29(木) 22:13:51
報告お疲れ様です。4回生の下山です。
まず、レジュメがとても見やすかったです。
私も作例の時には参考にさせていたただこうと思います。
聞き取り調査の部分に関して、対象者が政府寄りの人だったので、調査結果に偏りが出てましまうと思いました。
一般人からの聞き取りなども行いながら、フラットな視点からの論文作成ができると更に良いと思いました。頑張ってください!


14 : 進藤颯人 :2025/05/29(木) 22:57:09
3回生の進藤です。
呉市が海上自衛隊をどのように受け入れてきたのかを、歴史的な背景や市民の感情に注目して丁寧に考えていて興味深かったです。新聞記事だけでなくオーラルヒストリーを取り入れて、市民の声や地域の思いを掘り下げていた点が印象に残りました。軍港としての過去を地域がどう受け止め直してきたのかを考えるうえで、大切な視点が示されていたと思いました。


15 : 仲澤美桜 :2025/05/29(木) 23:21:20
報告お疲れさまです。3回生の仲澤です。
オーラルヒストリーを使って分析していて、発表の史料も膨大だなと思いました。呉市での海上自衛隊の受容が比較的容易に行われたのだろうかと思いました。


16 : 高井結菜 :2025/05/29(木) 23:33:20
報告お疲れ様でした。4回生の高井です。
まずレジュメの内容の濃さや分量、多角的な視点から研究が成されている点が特に素晴らしく、私も見習わなければならないと感じました。
他の方も言われていたように、オーラルヒストリーという調査方法は独自性があって良いと感じたのですが、特定の人物に偏ってしまっており、他視点の考えを持った人物への調査も今後必要になってくるのではないかと感じました。
一昔前ということもあり、該当人物を探すのは大変かとは思いますが、お互い頑張りましょう。


17 : 溝口当子 :2025/05/29(木) 23:43:01
報告お疲れ様です。4回生の溝口です。
先行研究においてあまり使用されていない『中国日報』や聞き取り調査を通して、呉市民の考えに迫ろうとされていた点が印象深い報告であったように感じました。
今回、聞き取り調査に協力してくださった方々が一般市民として捉えてもよいのかが論点となっていましたが、聞き取り調査の中で大和ミュージアム設立時に行政側からの反発があったという点が明らかになったのは、とても興味深かったです。
当時の一般市民の方々にお話を伺うのはかなり苦労されると思いますが、応援しております!


18 : 進藤颯人 :2025/05/29(木) 23:45:02
報告お疲れ様でした!!


19 : 貝吹琴子 :2025/05/29(木) 23:54:37
報告お疲れ様です。3回生の貝吹です。
オーラルヒストリーを使う調査報告はとても特徴的で、いい方法だと感じました。しかし、意見に偏りも出やすいと思うため、今回聞き取りを行った人物と異なる視点を持っている人物を見つけることができればより良くなると思いました。該当者を見つけることは大変だと思いますが、頑張ってください。


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