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【4月24日4限 意見・感想】

1 : 三浦光太郎 :2025/04/24(木) 16:15:55
授業に出席された方はこちらに意見・感想を書き込んでください。
なお、こちらに書き込むことで出席とみなします。〆切は25日(金曜日)23:59 までとします。これを過ぎると出席点に加算されませんので、〆切厳守でお願いいたします。


2 : 内藤貴也 :2025/04/24(木) 17:24:05
報告お疲れ様です。4回生の内藤です。
かなりまとまった報告であったように感じましたし、今後の方針が明確であったと思います。
皇民化政策が台湾において実施されたことに関して、真意は不確かではあるものの、好意的に
受け入れていたというのは驚きでした。一方でその皇民化政策が、不徹底で浸透していたとは
言い難いというような面があり、政府側も困惑していたことがわかりました。
お疲れ様でした。一緒に研究頑張りましょう!


3 : 宮島夏音 :2025/04/24(木) 17:39:38
報告お疲れ様です。4回生の宮島です。

非常にまとまりが良く、問題提起から結論まですんなり頭に入ってくる構成で大変感服しました。
質疑応答でも質問させていただきましたが、神宮大麻奉斎の普及率と、教化を受けている台湾原住民の宗教観は
もう一考できる余地があるのかなと感じました。
「台湾人にとって神社が単なる公共空間の一つ」や「教理や教義などが喪失され、宗教ではなく民間信仰と評価するべき」等
発表内でも、台湾人の宗教観・信仰の度合いに対しては言及されている点が多くありました。
それを踏まえると、1930年代初期に神宮大麻に対する不信感があったことは納得出来もしますが、逆に結果的に普及されるのであれば
なぜ最初から奉斎しなかったのかという疑問に置き換えることも出来るかと思います。
これ以上深堀り出来るかは分かりかねますが…。
次回への課題も妥当で、自分の研究の現在地と着地点が想定出来ていそうで尊敬します。
お互い頑張りましょう!


4 : 西村時宇 :2025/04/24(木) 17:54:18
報告お疲れ様です。3回生の西村です。
レジュメの体裁、内容含め、ものすごくまとまりの良い発表で、中身も入ってきやすかったです。
私自身、台湾ではないのですがこの分野には興味があり、皇民化政策も実は研究してみようかなー気になるなーと思っている分野の一つなので、すごく面白く興味を持って聞いていました。
割と日本の植民地統治(朝鮮然り台湾然り)に見られる傾向だと思うのですが、「統治する中でそこに合ったやり方に柔軟に変えていく」という部分があるのかなと思いました。韓国は日本が統治していたからここまで発展したんだという言説も、これに似たようなものなのかなと思ったりします。
今現在、日本と台湾は友好国ですが、こういう背景も、実は友好国になった背景の一つとしてあるのではないか?と私は考えています。植民地支配は当たり前ですがいけないことです、ただその上でも、悪い側面だけ見すぎて、研究の視野が狭まることは避けたいなと、自分の中で改めて思い直すきっかけになった時間でした。


5 : 中川美祈 :2025/04/24(木) 18:49:11
報告お疲れ様です、4回生の中川美祈です。
私は全く知識がない分野なので、内容についてはあまり言及できないですが、考察の部分で〈〉を用いて区切られていたので分かりやすかったです。忙しい時期だと思いますが、卒業論文に向けた方向性を決めて、卒論、お互いに頑張りましょう!


6 : 渡辺結大 :2025/04/24(木) 22:46:05
報告お疲れ様です。3回生の渡辺です。
台湾の皇民化政策に関して、民衆がどのように動いていたのか、総督府はどのような政策をとり、皇民化を効率的かつ幅広く進めていたのかについてわかりやすくまとめられていて非常に興味深かったです。日本の宗教的感覚と台湾の人々の宗教的感覚の違いを踏まえて研究されていて勉強になりました。これからも頑張ってください。


7 : 小林希颯 :2025/04/25(金) 11:48:20
報告おつかれさまです。4回生の小林です。
実際に台湾にも史料調査に行かれて、とても充実した報告だったと思います。
レジュメもとても見やすかったので参考にさせていただきます!!難しい研究だとは思いますが、一緒に頑張りましょう!!


8 : 西出匡希 :2025/04/25(金) 12:18:02
報告お疲れ様です。西出匡希です。
報告を聞かせていただきましたが、台湾の日本によって植民地にされた時代の実態の一端を知ることができ、特に総督府によって信仰も対策されていたことが印象に残りました。なぜなら、信仰に対して干渉することは現代日本を基準に考えると、ありえないことだと考えたからです。


9 : 清水爽翔 :2025/04/25(金) 15:48:44
発表お疲れ様です。3回生の清水爽翔です。
日本が進めた皇民化政策と台湾の民間信仰との関わりは非常に興味深かったです。
また、民間信仰となると台湾だけではなく、日本各地にも様々な民間信仰があったり、もしかしたら朝鮮半島なんかにもあるのかもしれないので、そういった植民地における民間信仰の存続などを比較することも何か意義があるのではないかと思いました。


10 : 白川凜太朗 :2025/04/25(金) 16:54:36
報告お疲れ様です。3回生の白川です。
台湾で皇民化政策を行う上で総督府が宗教的教養を重要視し、台湾の寺廟を神社に変えたが、台湾の人々もそれに対して大きく反対をせず表面上とはいえ、受け入れていたことが意外で興味深かったです。
また、総督府は台湾の人々が皇民化政策をそのまま受け入れていたと思っていたのか、それとも表面上のものだと気づいていたのか気になりました。


11 : 三浦光太郎 :2025/04/25(金) 16:55:07
報告お疲れ様です。4回の三浦です。
レジュメから報告まで非常にきれいにまとまっていて理解しやすかったです。
質問させていただいた、熟蕃と生蕃の信仰心や教化政策の差異に関してですが、日本人からの視点で「文明度」的に差をつけられていた以上、何かヒントになることがあると思います。また、台湾植民地に関して、関係ないように思えるかもしれませんが日清戦争の論理も踏まえておくべきだと思います。そこでも「文明」と「野蛮」の対立という視点が重要になってくると思います。


12 : 岡田翔瑠 :2025/04/25(金) 17:30:12
報告お疲れ様です。3回生の岡田です。
まとまった発表で感動しました。
宗教関係の政策について、他の書き込みにもありますが、私も【資料6】の解釈では「台湾人にとって神社が単なる公共空間のひとつであった」とありますが、その後奉斎や寺廟の整理など、強制力のある宗教政策が取られています。
台湾人の宗教観が軽いもの(神社は単なる公共空間として感じるような)であれば強制力のある宗教政策をしても反発は少ないとは思いますが、文字史料だけから宗教観を読み取るのは想像の域からなかなか出られないと思います。暴動事件の件数など、数字が残っていれば、宗教政策がまだ緩かった時期と強制力のある政策を行い始めた時期で比べたら、より具体的に台湾人の宗教観について読み取れると思いました。


13 : 三好瑠斗 :2025/04/25(金) 18:31:35
発表お疲れ様でした。3回生の三好瑠斗です。
全体的に民間宗教と皇民化運動の構図がわかりやすく記述されていて理解しやすかったです。
自発的気分の発生ということがこの時代から意識されていたことは、重要な史料であると思いました。ただ、それに伴っての過程として、真に内部まで根付いたのか、またそれをどれほどまで重視して改革を進めたのかは、今後の課題にもある通り、考察の余地があると感じました。
また、真っ向から反発運動が起こらなかったことに対して、支配される立場であるということを受け入れ、同化に乗っかった方がより良い待遇を得られるという先住民の志向を理解すると、穏やかな皇民化運動にも納得が行きました。一方でそうした人々の独立意識の芽が芽吹く瞬間があれば、考察のしがいがあると考えました。


14 : 鈴木琴葉 :2025/04/25(金) 20:03:11
発表お疲れ様です。4回生の鈴木です。
信仰という部分に触れているため、史料から詳細が分からないことが多い中で、丁寧にまとめられている発表だったと思います。
もぐり者の札配りに関するものは、史料に書かれていない情報も込みで考察されていて良いと思いました。


15 : 山中彩葉 :2025/04/25(金) 20:34:22
ご報告お疲れ様です。3回生の山中です。
先行研究では、日本が台湾に侵攻し、皇民化政策が行われる中で、当時の台湾の民間信仰の在り方や漢民族と先住民族に分けてそれぞれに行われた皇民化政策、台湾原住民の女性呪術師について考察されていた中で、1930年代以降の総力戦体制に信仰の秩序がどのように変化したのか、その背景にあった統治者や学者らは現地の信仰に対してどのような姿勢をとったのかを考察されていなかったことについて着目していたのはとても面白いなと思いました。近年、台湾有事で台湾が注目されているが、どちらかというと親日よりな人が多いなという印象を受けるため、今の大人たちの世代(当時は未就学児だった世代)の人達があまり未発達の段階で日本語を強制された事や台湾統治のために現地の民間信仰を「迷信」と捉えて検挙された事があったがゆえに、親日の人が今は多いのではないかと思いました。


16 : 大西知明 :2025/04/25(金) 21:26:36
報告お疲れ様です。三回生の大西です。
レジュメの6頁の神宮大麻奉斎の項目に書かれていた107万5498戸という部分が講義内で指摘されていましたが、当時の台湾の人口から考えると、世帯数はおおよそそれぐらいなのではないかと思いました(昔は一世帯当たりの人口が今よりもずっと多かったと思います)。内容に関しては、何を明らかにしたいのかが明確でわかりやすかったと思います。


17 : 下山菜々子 :2025/04/25(金) 21:46:37
報告お疲れ様です。4回生の下山です。
国内の情勢から、台湾へ目を向けることで、非常に理解しやすい報告でした。
台湾の信仰が統制される中で、反発であったり、国内のナショナリズムの勃興という様な動きがないのか気になりました。
引き続き頑張ってください!


18 : 溝口当子 :2025/04/25(金) 22:06:27
報告お疲れ様でした。4回生の溝口です。
様々な観点からなぜ台湾において民間信仰が残り続けることができたのかを捉えられていて、厚みのある報告であったように思います。
当時から本島人の間では民間信仰が根強く存在していたようですが、台北帝国大学などで内地式の学問を修めた本島人の学者、研究者が民間信仰を「迷信」と表現している点が興味深いと思いました。
台湾をテーマにする者同士、お互い頑張って卒論書きましょう!


19 : 榊原宏紀 :2025/04/25(金) 22:17:59
報告お疲れ様です。3回生の榊原です。今回の内容は日本占領統治下における台湾の宗教についてという面白いものでした。ただ、発表後に質問させていただきましたが、意味がよく分からない単語が出てきたので、用語解説があればもっと良い内容になると思いました。


20 : 塩野崎日菜 :2025/04/25(金) 22:37:22
報告お疲れ様でした。3回生の塩野崎です。
全体的にとてもまとまりがあり、ほとんど知識がない分野だったのですが要点が分かりやすく、大変興味深くお聞きすることができました!
皇民化政策については、個人的には朝鮮で行われたという印象が強かったのて、現地で受け入れられたというイメージがあまりないのですが、台湾においては、色々な立場の人の思惑はありつも、大きな反対運動が起こらなかったというのは驚きました。
また、皇民化政策は現代とはまったく異なる価値観の中で行われたものであるため、当時の人々と同じ温度感で問題に向き合うべきなのか、それとも現代の価値観をある程度踏まえて考えるべきなのかという点について、今回の報告をお聞きして、どのテーマで研究を進めるにしても、自分の中で深く考えさせられました。


21 : 仲澤美桜 :2025/04/25(金) 22:57:33
報告お疲れさまです。3回生の仲澤です。
日本が台湾統治を始め、神社などが建立され日本の神道が、台湾にもたらされるなかで、台湾の民間信仰も残り続けていたことが面白いと思いました。日本によって、神宮大麻の頒布や、寺廟の整理が行われても、台湾の民間信仰が総督府によっても、完全な排除ができなかったことに、現地のひとたちの強い信仰心があったのだろうと思いました。


22 : 貝吹琴子 :2025/04/25(金) 23:01:27
報告お疲れ様です。3回生の貝吹です。
皇民化政策の内容が興味深かったです。用語が難しくわからないところもありましたが、内容はまとまっていてわかりやすかったです。


23 : 貝吹琴子 :2025/04/25(金) 23:02:07
報告お疲れ様です。3回生の貝吹です。
皇民化政策の内容が興味深かったです。用語が難しくわからないところもありましたが、内容はまとまっていてわかりやすかったです。


24 : 三谷駿 :2025/04/25(金) 23:24:06
報告お疲れ様です。4回生の三谷です。
構成や報告を通じた問いなどが非常に明確だったと思います。木多先生のご指摘でもあった通り、総督府が民間信仰を問題視した要因の一つに、病院などの近代的制度・施設よりも病気平癒の為の祈祷が信じられていた事がとても興味深かったと思いました。民間信仰という前近代的なものを如何にして台湾から引き離して近代化させ、総動員体制確立を模索したのか、総督府の苦悩が窺える内容だったように思います。地域は異なりますが、自分も同じく植民地がテーマなので、適宜情報共有ができればと思います。引き続き研究頑張っていきましょう!


25 : 八木宣大 :2025/04/25(金) 23:25:24
報告お疲れ様でした。4回生の八木宣大です。
公民化政策と植民地神社の視点を取り入れたことで、山内さんのテーマとする民間信仰が具体的に位置付けられたのが良かった点だなと思いました。
今回の報告では「タテマエの神社崇拝とホンネとしての民間信仰」という結論に至るまで政治史視点が新たに組み込まれたのだと思いますが、まだ両者に若干の隔たりはあるように感じます。そこは最終的に史料制約との戦いになるのかもしれませんが、さらに検討に値するケースを見つけられたら心強いだろうなと思いました。
国家神道の原理的な部分について何かあったらまた聞いてください。これからも一緒に頑張りましょう。


26 : 渡邉凪紗 :2025/04/25(金) 23:32:38
報告お疲れ様です。4回生の渡邉です。
史料数や文章量もある中で、きれいに整理されていたので、スムーズに内容を理解することができました。呪術というテーマから台湾の民間信仰を捉え、日本の皇民化政策との繋がりや影響を探る視点が興味深く感じました。


27 : 高井結菜 :2025/04/25(金) 23:49:20
報告お疲れ様でした。4回生の高井です。
全体的にレジュメの体裁や内容などまとまっており、多数の史料を用いた説明や方向性が明確であるなど素晴らしく感じました。他の方も言っていましたが、台湾が皇民化政策に対して肯定的な姿勢を示していたのは意外であり、高校までの日本史で学んだ内容が良い意味で覆されました。
改めて全体を通して、レジュメや研究への姿勢など見習いたいと思いました。


28 : 北村曉理 :2025/04/25(金) 23:58:29
報告お疲れ様です。四回生の北村です。
台湾の原住民に注目し、土着信仰についてしっかり論理立てて研究が進められていると思います。総力戦研究では研究対象が内地に限定されているものが多いので、新しい発見が多く勉強になります。私は台湾については本当に無知なので「台湾の原住民と漢民族ってそんなに違うの?」という基本的なことが引っかかっていました。
そして台湾の民間信仰を考えた時、戦後〜現在ついても目を通す必要があるのではないかと思いました。戦間期・戦中の日本の台湾統治を乗り越え、1949年の国民党の統治、そして現代に至る時代の変化の結果、現在は台湾人は原住民の信仰に対してどう考えているのか、という点も研究を進むるうえで大切になってくるのではないかと思いました。


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